JP2022009501A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 血管または筒状体腔内にある閉塞を横切るアクセスを形成するための開通デバイス（１００）であって、前記開通デバイス（１００）は、
   近位端部（１３２）および遠位端部（１５２）との間に延びる可撓性の細長い本体（１１０）であって、前記細長い本体（１１０）は、前記細長い本体を通って延びる管腔（１１４）を有し、前記管腔（１１４）は、内径（１１２）を有する、細長い本体（１１０）と、
   遠位面（１４２）、側面（１４４）から内側に延びる少なくとも１つの開口部（１８０）を有する側面（１４４）、および前記細長い本体（１１０）の遠位端部（１５２）と係合する近位端部（１５４）を有する器具（１４０）であって、前記器具（１４０）の遠位端部は、前記閉塞の一部に作用するように構成されている、器具（１４０）と、
   前記細長い本体（１１０）の前記近位端部（１３２）に配置されたハンドル（１３０）と、
   を備え、
   前記開通デバイス（１００）は、前記ハンドル（１３０）への遠位圧力が前記器具（１４０）を遠位に押し付けて前記閉塞にしっかりと係合するように構成され、
   前記ハンドル（１３０）を作動させると、前記細長い本体（１１０）および前記器具（１４０）が作動して、前記閉塞を通る通路が拡大する、開通デバイス（１００）。
2. 前記器具（１４０）の前記遠位面（１４２）が切断刃を含む、請求項１に記載の開通デバイス（１００）。
3. 前記器具（１４０）の前記遠位面（１４２）が鈍い、請求項１に記載の開通デバイス（１００）。
4. 前記遠位面（１４２）が研磨性である、請求項１または請求項３に記載の開通デバイス（１００）。
5. 前記少なくとも１つの開口部（１８０）が、ある量の研削した物質を除去するための少なくとも１つの溝を含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
6. 前記少なくとも１つの溝（１８０）が半径方向内側に延在し、吸引管腔と流体連絡している、請求項５に記載の開通デバイス（１００）。
7. 前記器具（１４０）の近位部分および前記細長い本体（１１０）の遠位部分を取り囲むスリーブ（１６０）をさらに備える、請求項１～６のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
8. 管腔（１１４）が約０．５０８ｍｍ（０．０２０インチ）から２５．４０ｍｍ（１．００インチ）の内径（１１２）を有する、請求項１～７のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
9. 前記器具（１４０）の前記近位端部（１５４）が、前記細長い本体（１１０）の前記遠位端部（１５２）にわたって配設されている、請求項１～８のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
10. 前記遠位面（１４２）は、概して、前記器具（１４０）の長手方向軸を横切って延びる平面内に配置されている、請求項１～９のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
11. 前記遠位面（１４２）は、近位方向に丸みを帯びるように傾斜している、請求項１～１０のいずれかに記載の開通デバイス（１００）。
12. 前記器具（１４０）および前記細長い本体（１１０）との間の機械的インターフェース（Ｉ）をさらに備え、前記機械的インターフェース（Ｉ）は、前記器具（１４０）および細長い本体（１１０）の一方に凹所（２１２）を、他方に突起を備え、前記突起は、少なくとも部分的に半径方向に、そして凹所（２１２）内に延びる、請求項１～１１のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
13. 前記器具（１４０）が、剛性遠位面（１４２）と、前記遠位面から近位方向に延在し、前記側面（１４４）を含むリング構造を画定する円筒状体とを有する中空円筒として構成される、請求項１～１２のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
14. 前記器具（１４０）の前記近位端部（１５４）が、前記細長い本体（１１０）の前記遠位端部（１５２）にわたって配設され、前記器具（１４０）の前記遠位面（１４２）は、閉塞の一部に作用するように構成される、請求項１～１３のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）。
15. 血管または筒状体腔内にある閉塞を横切るためのシステム（５０）であって、
    請求項１～１４のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）と、
    前記開通デバイス（１００）が血管系に曝されることなく病変に送達され得るように、前記開通デバイス（１００）をスライド可能に受容し、前記開通デバイス（１００）の周方向に配置されるように構成されたシース（５４）と、
    を備える、システム（５０）。
16. 血管または筒状体腔内にある閉塞を横切るためのシステム（５０）であって、
    請求項１～１４のいずれか一項に記載の開通デバイス（１００）と、
    自由な遠位端部および近位端部を有し、閉塞に対して前進するように構成されたガイドワイヤ（６２）であって、前記ガイドワイヤ（６２）は、管腔（１１４）の内径（１１２）よりも小さい外径を有する、ガイドワイヤ（６２）と、
    を備える、システム（５０）。
17. 前記細長い本体（１１０）の内面（１１６）には、ガイドワイヤー（６２）上における前記細長い本体（１１０）の滑りを容易にする裏地（１２０）または他の潤滑構造、コーティングまたは表面改質が設けられている、請求項１６に記載のシステム（５０）。