オペレーティング・システム等の動作環境に依存せず、端末が宅内にあるか宅外にあるかを判別し、安全な家電機器操作を行なえるリモートコントロールの方法、プログラム、および、システムを提供する。
本願発明は、ネットワークで接続された情報端末とリモコンサーバを含む家電機器操作システム内でコンピューターにより実行される宅内宅外の判別方法であって、前記情報端末が前記ネットワークに対してチェック用パケットをブロードキャストする第一のステップと、前記情報端末が前記リモコンサーバによる前記チェック用パケットの応答パケットの受信を待つ第二のステップと、前記情報端末が所定期間内に前記応答パケットを受信した場合には宅内を示す情報を保存する第三のステップと、前記情報端末が所定期間内に前記応答パケットを受信しなかった場合には宅外を示す情報を保存する第四のステップを含む方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記応答パケットは、前記リモコンサーバの識別子を含み、前記第三のステップは、さらに、前記応答パケットに含まれる前記識別子が所定のものと異なる場合には、宅内を示す情報を保存しないステップを含む段落0008に記載の方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、宅外から禁止される操作を識別する情報を保存する手段を備え、前記情報端末が、前記宅外から禁止される操作を保存する手段に含まれる操作を行なう場合のみに、前記第一のステップ、前記第二のステップ、前記第三のステップ、および、前記第四のステップを実行する段落0008または段落0009に記載の方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、位置情報取得手段を備え、前記位置情報取得手段で取得した前記情報端末の現在位置が予め設定された前記リモコンサーバの位置と所定の距離以内である場合のみに、前記第一のステップ、前記第二のステップ、前記第三のステップ、および、前記第四のステップを実行する段落0008、段落0009、または段落0010に記載の方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、ネットワークで接続された情報端末とリモコンサーバを含む家電機器操作システム内で実行されるコンピューター・プログラムであって、前記情報端末が前記ネットワークに対してチェック用パケットをブロードキャストする第一の命令群と、前記情報端末が前記リモコンサーバによる前記チェック用パケットの応答パケットの受信を待つ第二の命令群と、前記情報端末が所定期間内に前記応答パケットを受信した場合には宅内を示す情報を保存する第三の命令群と、前記情報端末が所定期間内に前記応答パケットを受信しなかった場合には宅外を示す情報を保存する第四の命令群をコンピューターに実行させるプログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記応答パケットは、前記リモコンサーバの識別子を含み、前記第三の命令群は、さらに、前記応答パケットに含まれる前記識別子が所定のものと異なる場合には、宅内を示す情報を保存しない命令群を含む段落0012に記載のプログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、宅外から禁止される操作を識別する情報を保存する手段を備え、前記情報端末が、前記宅外から禁止される操作を保存する手段に含まれる操作を行なう場合のみに、前記第一の命令群、前記第二の命令群、前記第三の命令群、および、前記第四の命令群を実行する段落0012または段落0013に記載の方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、位置情報取得手段を備え、前記位置情報取得手段で取得した前記情報端末の現在位置が予め設定された前記リモコンサーバの位置と所定の距離以内である場合のみに、前記第一の命令群、前記第二の命令群、前記第三の命令群、および、前記第四の命令群を実行する段落0012、段落0013、または段落0014に記載のプログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、端末が宅内に存在することを示す宅内フラグ保存手段を備えた情報端末とリモコンサーバから成る家電リモートコントロール用システムであって、前記情報端末は、チェック用パケットをブロードキャストし、リモコンサーバから送られる応答パケットを待ち、所定の時経過後に前記応答パケットを受信したときは宅内フラグを保存し、所定の時経過後も前記応答パケットを受信したときは宅内フラグを保存しないように構成され、前記リモコンサーバは、前記情報端末がブロードキャストした前記チェック用パケットを受信したときは、応答パケットを送信するよう構成された家電リモートコントロール用システムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記応答パケットは、前記リモコンサーバの識別子を含み、前記情報端末は、さらに、前記応答パケットに含まれる前記識別子が所定のものと異なる場合には、宅内フラグを保存しないよう構成された段落0016に記載の家電リモートコントロール用システムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、宅外から禁止される操作を識別する情報を保存する手段を備え、前記情報端末は、宅外から禁止される操作を行なう場合のみに、チェック用パケットをブロードキャストするように構成された段落0016または段落0017に記載の家電リモートコントロール用システムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記情報端末は、さらに、位置情報取得手段を備え、前記位置情報取得手段で取得した前記情報端末の現在位置が予め設定された前記リモコンサーバの位置と所定の距離以内である場合のみに、チェック用パケットをブロードキャストするように構成された段落0016、段落0017、または段落0018に家電リモートコントロール用システムを提供することで上記課題を解決する。
オペレーティング・システム等の稼働環境に依存せず、端末が宅内にあるか宅外にあるかを判別し、安全な家電機器操作を行なえるリモートコントロールの方法、プログラム、および、システムが提供される。
以下に図を参照しながら本願発明の実施例について説明する。
図1に本発明の実施形態に係るリモートコントロールシステムの概要を示す概要図を示す。携帯端末(101)は、ユーザーの操作に家電機器操作の指令を発行する機器であり、典型的には、スマートフォン、タブレット端末、パーソナル・コンピューター、ウェアラブル端末、カーナビ機器等であるが、必要な機能を提供するアプリ(アプリケーション・プログラム)を稼働できるコンピューターとしての機能を有する機器であればこれらに限定されない。また、「携帯」端末と表現したが、必ずしも携帯性がない機器、たとえば、自動車に備え付けられたカーナビ機器等であってもよい。
リモコンサーバ(102)は、家電機器のリモコンをエミュレートすることで、家電機器の操作を行なうための機器である。通常は家庭内に設置されて使用される。必要な機能を提供するアプリ(アプリケーション・プログラム)を稼働できるコンピューターとしての機能を有する機器であれば、専用機器であってもよく、パーソナル・コンピューターやタブレット端末等であってもよい。
操作対象家電機器(103)は、携帯端末(101)の指令に基づいてリモコンサーバ(102)が操作する対象になる家電機器であり、たとえば、エアコン、暖房機器、扇風機、照明機器、テレビ録画機器、ペット用給餌器、ガレージドア、洗濯機等である。操作対象家電機器(103)は、赤外線インターフェース等の技術的手段により、リモコン操作が可能になっている。
広域ネットワーク(104)は、宅外で機能するネットワークであり、典型的には携帯電話網、および、インターネットであるがこれに限定されない。宅内ネットワーク(105)は、リモコンサーバ(102)と操作対象機器(103)がある同一の宅内で機能するネットワークであり、典型的には無線LANだがこれに限定されない(たとえば、有線LANやPLC等であってもよい)。
ネットワーク中継機器(106)は広域ネットワーク(104)と宅内ネットワーク(105)を接続する機器であり、典型的には無線LAN機能を備えたルーターであるが、宅内ネットワーク(105)と広域ネットワーク(104)とを接続できる機能を備えていれば、物理的構成は任意である(たとえば、光モデムと無線LANアクセスポイントとネットワークスイッチの組み合わせであってもよい)。
携帯端末(101)は、そのユーザーの位置に応じて、広域ネットワーク(104)または宅内ネットワーク(105)のいずれかに接続され、ユーザーの操作に従って、リモコンサーバ(102)に対して指令(操作指示情報)を送信するよう構成されている。加えて、リモコンサーバ(102)から送信された状況(たとえば、室温)を受信するように構成されてもよい。ここで、携帯端末(101)が広域ネットワーク(104)に接続されるとは、直接的な接続に限定されず、たとえば、宅内ネットワーク(105)以外の無線LAN等のネットワークを介して接続されることも含むものとする。
リモコンサーバ(102)は、宅内ネットワーク(105)に直接接続され、携帯端末(101)から受信した操作指示情報に従って、操作対象機器(103)に対する操作(たとえば、電源投入・遮断、録画予約の設定等)を行なうよう構成されている。加えて、操作対象機器(103)のステータスを読み取って携帯端末(101)に送信するよう構成されてもよい。リモコンサーバ(102)は、操作対象家電機器(103)のそれぞれが元々備えていたリモコンとの接続機能をエミュレートすることで操作対象家電機器(103)を操作できるよう構成されている。リモコンサーバ(102)と操作対象家電機器(103)間の通信には、業界標準の赤外線通信インターフェースやBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信機能が使用されるが、これに限定されない。
図2に本願発明の実施例に係る携帯端末(101)の機能的構成要素を示す。本図は論理的構成を表すものであり、それぞれのブロックが物理的構成要素に対応するとは限らない。また、各機能が物理的には携帯端末(101)の外部(たとえば、クラウド上)で実行されてもよい。操作対象機器属性記憶部(1011)は、操作対象家電機器(103)の名称、対象操作(電源投入、電源断、温度調整、録画予約等)、対象操作が宅外から許可されているかどうかのフラグ等を含み、好ましくは携帯端末(101)上の永続的ファイルとして実装されるが、これに限定されない(たとえば、クラウド上に保存されたデータ等であってもよい)。典型的なケースでは、暖房機器の電源投入が宅外から行なわれないような設定が行なわれていることが好ましい。宅内・宅外状況記憶部(1012)は、携帯端末(101)が現時点でリモコンサーバ(102)と同一の宅内にあるか否かを保存するフラグであり、以降で示されるプロセスにより判断された結果が保存される。メモリ上のテンポラリな記憶域であっても外部ファイル上の記憶域であってもよい。操作拒否判断部(1013)は、操作対象機器属性記憶部(1011)と宅内・宅外状況記憶部(1012)との情報から、ユーザーの操作が許されるか否かを判断する構成要素であり、典型的には、携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムにより、以下で示すロジックにより実現される。通信処理部(1014)は、宅外ネットワーク(104)または宅内ネットワーク(105)のいずれかを介して、操作指令等を送受信するための手段であり、典型的には携帯端末(101)のハードウェアとオペレーティング・システムにより提供される。オペレーティング・システムの機能的制限により、宅外ネットワーク(104)と宅内ネットワーク(105)のいずれと接続されているかの情報を携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムが得られない場合でも本願に係る方法は機能し得る。入出力処理部(1015)は、ユーザーからの操作を受け付け、画面への表示を行なう機能であり、典型的には携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラム、オペレーティング・システム、および、入出力ハードウェアにより実現される。
図3に本願発明の実施例に係るリモコンサーバ(102)機能的構成要素を示す。本図は論理的構成を表すものであり、それぞれのブロックが物理的構成要素に対応するとは限らない。また、各機能が物理的にはリモコンサーバ(102)の外部(たとえば、クラウド上)で実行されてもよい。信号情報記憶部(1021)は、操作対象家電機器(103)のそれぞれに対する操作とそれに対応するリモコン信号の情報が保存される記憶手段であり、典型的にリモコンサーバ内の永続的ファイルとして実現される。典型的には、信号情報記憶部(1021)の内容はユーザーの設定作業によって登録される。この場合において、ひとつの設定作業において、信号情報記憶部(1021)と携帯端末(101)の操作対象機器属性記憶部(1011)の両方が設定できることが好ましい。リモコン信号発信部(1022)は、携帯端末(101)から送られた指令と信号情報記憶部(1021)に保存されたリモコン信号の情報に基づいて操作対象家電機器(103)にリモコンをエミュレートする信号(たとえば、赤外線インターフェースによるデータ)を送信する手段である。通信処理部(1023)は、宅内インターフェースへの接続機能を提供する手段である。
図4に、本発明の実施例に係る携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムによる宅内・宅外判別プロセスのフローチャートの例を示す。携帯端末(101)上のアプリケーション・プログラムは、直接接続されたネットワーク(広域ネットワーク(104)であるか広域ネットワーク(105)であるかを問わない)に対して、所定の宅内チェック用パケットをブロードキャスト(同報通信)する(S401)。ここで、ブロードキャストされるパケットは携帯端末(101)と直接接続されたネットワーク上でのみ流れる(ネットワーク中継機器(106)を経由してルーティングされない)パケットである。具体的には、ネットワークがIP(Internet Protocol)であれば、UDP(User Datagram Protocol)を使用して、サブネット内のブロードキャストアドレスに向けてパケットを送信すればこの目的が達成される。この際に使用するポート番号は設計事項として決定してよい。ここで、宅内チェック用パケットはブロードキャストではなく、予め設定されたリモコンサーバ(102)のアドレス(典型的にはIPアドレス)に向けて送信されてもよいが、事前の設定作業が不要になることから、ブロードキャストを行なう方がより好ましい。
リモコンサーバ(102)上で稼働するアプリケーション・プログラムは上記宅内チェック用パケットに応答して所定の応答パケットを返すよう構成されている。携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムは、所定時間(たとえば、100ミリ秒)以内にリモコンサーバ(102)が返信した応答パケットを受信したかどうかを判断する(S402)。応答パケットを受信した場合には、携帯端末(101)がリモコンサーバ(102)と同一のサブネット上にあること、つまり、宅内にあると推定できる。一方、所定時間(たとえば、100ミリ秒)経過しても、応答パケットを受信しない場合(タイムアウトになった場合)には、携帯端末(101)がリモコンサーバ(102)と同一のサブネットに接続されていないこと、つまり、携帯端末(101)が宅外にあることが推定できる。
加えて、応答パケットには、リモコンサーバ(102)の機器ごとに固有のID(たとえば、リモコンサーバ(102)のMACアドレス、MACアドレスから生成したハッシュ値、ネットワークユーザーが登録の際に使用したユーザーID等)が含まれていてもよい。この場合において、応答パケットを受信した携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムが、この固有のコードをチェックする(S403)ことで、応答したリモコンサーバ(102)が、本当に操作対象の機器であることを判断することが好ましい。これは、携帯端末(101)が宅外にあるときに、それが直接接続されていたネットワーク上にたまたま存在した他人のリモコンサーバを誤検知しないようにするためである。
携帯端末(101)が、リモコンサーバ(102)が接続された宅内ネットワーク(105)と直接接続されていると判断された場合には、宅内にあることを示す情報(宅内フラグ)を宅内・宅外状況記憶部(1012)に保存し(S404)、以降の処理の判断材料とする。
本方式により、携帯端末(101)上で稼働しているオペレーティング・システム(たとえば、iOS(登録商標))がネットワーク接続状況をアプリケーション・プログラムに対して提供する機能を備えているか否かに依存せず、また、リモコンサーバ(102)が無線LANを使用しているか否かに依存せず、携帯端末(101)が宅内にあるか宅外にあるかを判断できるという顕著な技術的優位性が得られる。
図5に、本願発明に係る携帯端末(101)により操作対象機器(103)に対する操作を行なった場合の全体的処理プロセスの第一の例を示す。この例では、既に図4の宅内・宅外判別プロセスが実行されており、携帯端末(101)の位置が宅内・宅外状況記憶部(1012)に適切に反映されているものとする。
この例では、図4の宅内・宅外判別の処理プロセスは、携帯端末(101)上で稼働するアプリケーション・プログラムが起動した時、および、アクティブになった時(たとえば、スマートフォンの画面最前面に表示された時)に実行することが好ましい。アクティブになった状態が一定時間以上(たとえば、3分)続いた時は、その間に、ユーザーが宅内から宅外、または、宅外から宅内に移動した可能性もあることから、再度、宅内・宅外判別の処理を行なうことが好ましい。
携帯端末(101)のユーザーは、操作対象機器(103)のひとつを選択し、求める操作(たとえば、電源投入)を指示し、携帯端末(101)はそれを受け取る(S501)。携帯端末(101)は、操作対象機器属性記憶部(1011)を参照することで、当該操作が宅内でのみ許可されているものであるかを判別する(S502)。当該操作が宅内でのみ許可されているものである場合には、宅内・宅外状況記憶部(1012)を参照して携帯端末(101)の位置を把握し(S503)、宅外であるにもかかわらず宅内でのみ許可された操作が要求されている場合には、ユーザーに警告メッセージを表示し、警告に対するユーザーの応答を受信する(S504)。ユーザーが警告を無視する選択を行なった場合(S505)には、当該操作指令がネットワーク(広域ネットワーク(104)か宅内ネットワーク(105)のいずれか)を介して、リモコンサーバ(103)に送信され(S506)、リモコンサーバ(103)が、信号情報記憶部(1021)の内容に従って、当該指令を予め登録されたリモコンの信号に変換し、リモコン信号発信部(1022)を介して操作対象機器(103)のひとつを操作する。当該操作が宅内でも宅外でも実行可能な操作である場合、また、携帯端末(101)が宅内にあると判断された場合にも、同様にS506の処理が行なわれる。ここで、警告メッセージ表示のステップ(S503)を省略してもよい(当該操作を無条件に禁止してもよい)が、ユーザーがリスクを承知で機器操作を行ないたい場合もあるため、ユーザーによる警告オーバーライドの手段を設けておくことが好ましい。
図6に、本願発明に係る携帯端末(101)により操作対象機器(103)に対する操作を行なった場合の全体的処理プロセスの第二の例を示す。この例は、図4に示した宅内・宅外の判別処理(S603)を、宅内からのみ許される操作を行なうことが明らかになったタイミングで行なう点で第一の例と相違する。
さらに、図5または図6に示した方法に加えて、携帯端末(101)が備えるGPS等の位置情報システムで読み取った現在位置が予め自宅として設定した地点から十分に(たとえば、100メートル以上)離れていた場合には、無条件に宅外であるとみなし、宅内・宅外のチェック処理をバイパスして、宅内・宅外情報記憶部(1012)の宅内フラグをリセットする(宅外にあることを示す情報を保存する)ようにしてもよい。
(本願発明による技術的に顕著な効果)
本願発明により、オペレーティング・システムの機能的制限により、ネットワーク接続状況をアプリケーション・プログラムから取得できない場合であっても、適切に携帯端末が宅内にあるか宅外にあるかを判別し、宅外から行なうと安全性上の問題がある操作を防ぎつつ、任意の場所からひとつの携帯端末によって多種多様な家電機器を操作できるという技術的優位性が得られる。