JP7079750B2 - 遠隔制御システム、遠隔制御システムの通信方法、端末、遠隔制御用サーバ装置、およびプログラム - Google Patents

遠隔制御システム、遠隔制御システムの通信方法、端末、遠隔制御用サーバ装置、およびプログラム Download PDF

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本発明は、遠隔制御システム、遠隔制御システムの通信方法、端末、遠隔制御用サーバ装置、およびプログラムに関する。
従来より、ユーザの端末に対する操作に基づいて住宅における家電を制御する技術が知られている。この種の技術は、いわゆるスマートハウスを実現するための技術である。スマートハウスとは、宅内の家電製品や住宅設備機器をネットワークに接続することにより、快適で省エネなライフスタイルを実現する概念である。スマートハウスを実現するためには、例えば、宅内にHEMS(Home Energy Management System)コントローラと呼ばれる機器が、家庭内LANに接続された家電製品や住宅設備機器の動作状況や消費電力を監視し、制御を行う。
HEMSコントローラは、公衆通信網上のサーバを介してスマートフォンと接続し、スマートフォンに宅内の現在の状況を表示したり、家電製品や住宅設備機器の制御を行うことができる。また、HEMSコントローラは、宅内におけるスマートフォンからの指示のみならず、外出先におけるスマートフォンの指示に基づいて、家電製品や住宅設備機器の遠隔制御も可能である。
一方、電気用品安全法(電安法)は、家電製品の安全性に対する配慮から、遠隔制御可能な家電製品の種別や制御の際の制約事項を明記している。また、電安法以外にも、家電製品の製造者の自主規制により遠隔制御可能な家電製品の種別や制御を制限する場合もある。例えば、宅内におけるスマートフォンの指示に基づいて家電製品等の制御を行うことができるが、宅外におけるスマートフォンの指示に基づいて家電製品等の遠隔制御をすることを制限したいという要望も存在する。
上述した家電製品等の遠隔制御は、例えば、下記の特許文献1などでも知られている。特許文献1に記載された端末は、ユーザが利用する端末から操作対象機器の操作の指示を受け付けた際、当該端末が通信を確立している通信網の種別を判別し、その種別に応じて操作の実行の許否を判別している。通信網の種別は、携帯電話網やインターネット網などの公衆通信網である広域通信網NW1と、無線LANなどの広域通信網よりも規模が小さい構内通信網NW2とが含まれる。
特開2018-160931号公報
特許文献1の端末は、当該端末が構内通信網NW2に接続されていることを識別するために、無線LANルータのSSID(Service Set Identifier)やMACアドレス(Media Access Control address)を用いている。しかしながら、無線LANルータのSSIDやMACアドレスを用いた場合、端末が、特定の構内通信網NW2と接続されていると識別できない場合がある。
例えば、端末が接続しているLANのデフォルトゲートウェイのMACアドレスと、HEMSコントローラが接続しているLANのデフォルトゲートウェイのMACアドレスとが一致した場合に、端末が特定の構内に存在していると判断することができる(第1の方法)。他の例としては、HEMSコントローラがLAN内に特定のパケットを定期的にブロードキャストし、当該特定のパケットを端末で受信した場合に、端末が特定の構内に存在していると判断することができる(第2の方法)。
しかしながら、第1の方法および第2の方法の何れも、特定の構内のLANが複数のLANに分割された場合において、HEMSコントローラが所属するLANと端末が所属するLANとが異なる場合、端末は、実際には特定の構内に存在しても、自身が特定の構内に存在すると判断することができない。
端末具体的には、第1の方法では、HEMSコントローラがルータ#1が所属するLAN#1に接続し、端末がルータ#2が所属するLAN#2に接続した場合、HEMSコントローラが属するLAN#1のデフォルトゲートウェイと、端末が属するLAN#2のデフォルトゲートウェイが異なるため、端末は、自身が特定の構内に存在しないと判断してしまう。また、第2の方法では、HEMSコントローラがブロードキャストした特定のパケットはルータ#1を超えることができず、ルータ#2に接続した端末は、特定のパケットを受信することができないため、端末は、自身が特定の構内に存在しないと判断してしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、端末が宅内に存在するか宅外に存在するかを正確に判定することができる遠隔制御システム、遠隔制御システムの通信方法、端末、遠隔制御用サーバ装置、およびプログラムを提供することを目的としている。
(1)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と中継装置と端末とを含む遠隔制御システムであって、前記端末は、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する通信部を備え、前記遠隔制御用サーバ装置は、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定する判定部と、前記所定の空間内に配置された制御装置から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、前記端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付ける情報処理部とを備え、前記判定部は、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する、遠隔制御システムである。
(2)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と中継装置と端末とを含む遠隔制御システムであって、前記端末は、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する通信部を備え、前記遠隔制御用サーバ装置は、前記中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づいて、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定する判定部と、前記判定部における判定結果に基づく許可情報を送信する送信部と、を備え、前記端末は、前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示する表示部と、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したこと、または所定の空間外から前記所定の空間内に移動したことを検知する検知部と、前記検知部による検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する送信部と、を備える、遠隔制御システムである。
(3)本発明の一態様は、上記の遠隔制御システムであって、前記端末は、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部を更に備え、前記表示部は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記第1の操作画面と、前記第2の操作画面との何れか一方を表示してよい。
(4)本発明の一態様は、上記の遠隔制御システムであって、前記端末が所定の空間内に存在する場合、所定の空間内に配置された前記中継装置を経由して前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットが送信され、前記端末が所定の空間内に存在しない場合、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットが送信してよい。
(5)本発明の一態様は、上記の遠隔制御システムであって、前記遠隔制御用サーバ装置は、前記判定部における判定結果に基づいて、第1の操作画面を前記端末に表示させる第1のコンテンツと、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面を前記端末に表示させる第2のコンテンツとの何れか一方を、前記端末に提供するコンテンツ提供部を更に備え、前記端末は、前記第1のコンテンツが提供された場合には前記第1の操作画面を表示させ、前記第2のコンテンツが提供された場合には前記第2の操作画面を表示させる表示部を更に備えてよい。
(6)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と端末とを含む遠隔制御システムの通信方法であって、前記端末が、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信し、前記遠隔制御用サーバ装置が、所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、前記端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付け、前記遠隔制御用サーバ装置が、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する、遠隔制御システムの通信方法である。
(7)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と端末とを含む遠隔制御システムの通信方法であって、前記端末が、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信し、前記遠隔制御用サーバ装置が、中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づいて、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定し、判定結果に基づく許可情報を送信し、前記端末が、前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示し、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したこと、または所定の空間外から前記所定の空間内に移動したことを検知し、検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する、遠隔制御システムの通信方法である。
(8)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と通信する端末であって、所定の空間内に配置された中継装置に、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第1の通信処理と、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第2の通信処理との何れか一方を行う通信部と、前記第1の通信処理において前記中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づく許可情報を、遠隔制御用サーバ装置から受信する情報受信部と、前記情報受信部により受信された前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示する表示部と、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部と、記検知部による検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する送信部と、を備える、端末である。
(9)本発明の一態様は、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部を更に備え、前記表示部は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記第1の操作画面と、前記第2の操作画面との何れか一方を表示してよい。
(10)本発明の一態様は、所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付ける情報処理部と、 前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する判定部と、
を備える、遠隔制御用サーバ装置である。
(11)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置と通信する端末のプログラムであって、前記端末に、所定の空間内に配置された中継装置に、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第1の通信処理と、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第2の通信処理との間で通信処理を切り替えさせ、前記第1の通信処理において前記中継装置により変換された送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づく許可情報を、遠隔制御用サーバ装置から受信させ、受信された前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示させる、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知させ、検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信させる、プログラムである。
(12)本発明の一態様は、所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付ける情報処理部と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する判定部と、を備える、遠隔制御用サーバ装置である。
(14)本発明の一態様は、遠隔制御用サーバ装置に、所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付けさせ、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定させる、プログラムである。
本発明の一態様によれば、端末が宅内に存在するか宅外に存在するかを正確に判定することができる。
本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムの一例を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおける機能的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により生成されるペアリング情報データベースおよび送信元IPアドレス情報データベースの一例を示す図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置がペアリング情報データベースを更新する処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置が送信元IPアドレス情報データベースを更新する処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置が送信元IPアドレス情報データベースを更新する他の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により端末が宅内または宅外に存在するかを判定する処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて端末が宅内用操作画面または宅外用操作画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。 宅内用操作画面および宅外用操作画面の一例を示す図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る遠隔制御システムの一例を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により端末が宅内または宅外に存在するかを判定する処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態および第2の実施形態の変形例を示す図である。
以下、本発明を適用した遠隔制御システム、遠隔制御システム、遠隔制御システムの通信方法、端末、遠隔制御用サーバ装置、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1の実施形態の遠隔制御システムは、ユーザの操作に基づく指示を制御対象機器130に伝達することで、制御対象機器130の状態を監視したり、制御対象機器130の動作を制御するHEMS(Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム))を実現するサービスを提供する。
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムの一例を示すブロック図である。遠隔制御システムは、例えば、住宅内システム100と、端末200A、200Bと、遠隔制御用サーバ装置300とを備える。住宅内システム100、端末200、および遠隔制御用サーバ装置300は、広域ネットワークNW1に接続される。広域ネットワークNW1に接続される各装置は、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースを備えている(図1では不図示)。広域ネットワークNW1は、例えばインターネットである。なお、図1には、住宅内に存在する端末200Aと、住宅外に存在する端末200Bとを示したが、以下の説明において端末200Aと端末200Bとを総称する場合には単に「端末200」と記載する。
住宅内システム100は、例えば、住宅内ルータ110と、HEMSコントローラ120と、複数の制御対象機器130A、130B、130Cとを備える。住宅内ルータ110、HEMSコントローラ120、複数の制御対象機器130A、130B、130C、端末200Aは、住宅内ネットワークNW2に接続される。住宅内ネットワークNW2に接続される各装置は、NICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースを備えている(図1では不図示)。住宅内ネットワークNW2は、例えば、家庭内のLAN(ローカルエリアネットワーク、Ethernet(有線)やWiFi(無線))である。なお、図1には、3台の制御対象機器130を示したが、以下の説明において制御対象機器130A、130B、130Cを総称する場合には単に「制御対象機器130」と記載する。また、制御対象機器130は、複数台に限らず、1台であってもよい。
図2は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおける機能的な構成の一例を示すブロック図である。
住宅内ルータ110は、例えば、通信部112と、アドレス変換部114とを備える。通信部112は、NICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。通信部112は、広域ネットワークNW1および住宅内ネットワークNW2の双方に接続される。アドレス変換部114は、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスとの間でIPアドレスの変換を行う。アドレス変換部114は、例えば、NAPT(Network Address Port Translation)と称される処理を実行する。アドレス変換部114は、宛先IPアドレスが遠隔制御用サーバ装置300等のIPアドレスであり送信元IPアドレスがプライベートIPアドレスであるパケットを受信した場合、送信元であるプライベートIPアドレスを住宅内ルータ110の広域ネットワークNW1側に割り当てられたグローバルIPアドレスに変換し、アドレス変換テーブルに、宛先IPアドレス(グローバルIPアドレス)と宛先ポート番号の組み合わせと送信元IPアドレス(プライベートIPアドレス)を記録する。アドレス変換部114は、宛先IPアドレスが住宅内ルータ110の広域ネットワークNW1側に割り当てられたグローバルIPアドレスであるパケットを受信した場合、受信したパケットの送信元IPアドレス(グローバルIPアドレス)と送信元ポート番号の組み合わせと、アドレス変換テーブルに記録された宛先IPアドレス(グローバルIPアドレス)と宛先ポート番号の組み合わせとを比較し、一致するIPアドレスとポート番号の組み合わせがある場合、受信したパケットの送信元IPアドレスと送信元ポート番号を、その組み合わせに対するプライベートIPアドレスに変換する。
HEMSコントローラ120は、例えば、通信部122と、送信制御部124と、機器制御部126とを備える。通信部122は、住宅内ネットワークNW2に接続するNICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。送信制御部124および機器制御部126といった機能部は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
送信制御部124は、遠隔制御用サーバ装置300の個体識別番号、制御対象機器130の動作状況を示す情報、および制御対象機器130の制御結果を示す情報を、通信部122に送信させる。個体識別番号は、例えば遠隔制御用サーバ装置300のMACアドレスであるが、これに限定されず、遠隔制御用サーバ装置300の製造番号等であってもよい。機器制御部126は、制御対象機器130の動作状況に関する信号の収集処理、制御対象機器130の制御処理、制御対象機器130の制御結果の取得処理等を行う。
端末200は、例えば、通信部210と、送信制御部220と、表示制御部230と、インターフェース部240とを備える。通信部210は、住宅内ネットワークNW2に接続するNICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。送信制御部220および表示制御部230といった機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
送信制御部220は、端末200の個体識別番号や、制御対象機器130における動作状況の取得命令や、制御対象機器130の制御命令を、通信部210に送信させる。制御対象機器130における動作状況の取得命令には、例えば、制御対象機器130の個体識別番号や、取得したい情報の内容を示す情報が含まれる。制御対象機器130の制御命令には、例えば、制御対象機器130の個体識別番号や、制御の内容を示す情報が含まれる。
表示制御部230は、インターフェース部240における表示部(非図示)に表示させる情報を制御する。表示制御部230は、インターフェース部240に表示させる情報を、宅内用操作画面と宅外用操作画面との間で切り替える。インターフェース部240は、例えば、液晶ディスプレイ(表示部)やタッチパネル(操作部)やスピーカなどである。インターフェース部240は、表示制御部230の制御に従って各種の情報を表示させる。インターフェース部240は、ユーザの操作を受け付け、当該操作に応じた信号を出力する。
遠隔制御用サーバ装置300は、例えば、通信部310と、ペアリング部320と、情報取得部330と、判定部340と、ペアリング情報データベース350と、送信元IPアドレス情報データベース360とを備える。通信部210は、広域ネットワークNW1に接続するNICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。ペアリング部320、情報取得部330、および判定部340といった機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。ペアリング情報データベース350および送信元IPアドレス情報データベース360は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置により実現される。
ペアリング部320は、ペアリング情報データベース350を更新する。情報取得部330は、端末200の送信元IPアドレス、端末200の個体識別番号、制御対象機器130における動作状況の取得命令や、制御対象機器130の制御命令を取得する。また、情報取得部330は、送信元IPアドレス情報データベース360を更新する。判定部340は、送信元IPアドレス情報データベース360に格納された情報に基づいて、端末200が住宅内に存在するか、端末200が住宅外に存在するかを判定する。判定部340は、判定結果に基づく許可情報を、通信部310に送信させる。
図3は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により生成されるペアリング情報データベースおよび送信元IPアドレス情報データベースの一例を示す図である。
住宅内ルータ110には、グローバルIPアドレスとして“11.10.10.10”が割り当てられているものとする。HEMSコントローラ120には、個体識別番号(端末ID)として“A”が割り当てられ、プライベートIPアドレスとして“a”が割り当てられているものとする。端末200Aには、個体識別番号(端末ID)として“Y”が割り当てられ、プライベートIPアドレスとして“y”が割り当てられているものとする。端末200Bには、個体識別番号(端末ID)として“X”が割り当てられ、グローバルIPアドレスとして“20.20.20.20”が割り当てられているものとする。
HEMSコントローラ120、端末200A、および端末200Bは、定期的または所定のトリガ発生時に、遠隔制御用サーバ装置300宛にパケットを送信するものとする。
HEMSコントローラ120から遠隔制御用サーバ装置300宛に送信されたパケットは、住宅内ルータ110により送信元IPアドレスが“a”から“11.10.10.10”に変換されて、遠隔制御用サーバ装置300に送信される。端末200Aから遠隔制御用サーバ装置300宛に送信されたパケットは、住宅内ルータ110により送信元IPアドレスが“y”から“11.10.10.10”に変換されて、遠隔制御用サーバ装置300に送信される。端末200Bから遠隔制御用サーバ装置300宛に送信されたパケットは、送信元IPアドレスが“20.20.20.20”のままで遠隔制御用サーバ装置300に送信される。
遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120および端末200A、200Bから受信したパケットに基づいて、ペアリング情報データベース350を生成する。ペアリング情報データベース350は、端末IDとHEMSコントローラIDとを対応付けた情報である。また、遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120および端末200A、200Bから受信したパケットに基づいて、送信元IPアドレス情報データベース360を生成する。送信元IPアドレス情報データベース360は、送信元IDと、送信元グローバルIPアドレスとを対応付けた情報である。送信元IDとは、パケットの送信元機器に割り当てられた個体識別番号である。
図4は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置がペアリング情報データベースを更新する処理手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からペアリング要求を受信したか否かを判定する(ステップS100)。遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からペアリング要求を受信していない場合には(ステップS100:NO)、当該判定を繰り返す。遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からペアリング要求を受信した場合(ステップS100:YES)、ステップS102に処理を進める。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からのペアリング要求に含まれるHEMSコントローラ120の個体識別番号を記憶する(ステップS102)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120の状態をペアリング待ちに変更する(ステップS104)。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からペアリング要求を受信したか否かを判定する(ステップS106)。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からペアリング要求を受信していない場合には(ステップS106:NO)、当該判定を繰り返す。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からペアリング要求を受信した場合(ステップS106:YES)、ステップS108に処理を進める。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からのペアリング要求に含まれる端末HEMSコントローラ120の個体識別番号を記憶する(ステップS108)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からのペアリング要求に含まれるHEMSコントローラ120の個体識別番号と一致するHEMSコントローラ120の状態を取得する(ステップS110)。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、取得したHEMSコントローラ120の状態が、ペアリング待ちか否かを判定する(ステップS112)。遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120の状態がペアリング待ちではない場合(ステップS112:NO)、当該判定を繰り返し、HEMSコントローラ120の状態がペアリング待ちである場合(ステップS112:YES)、端末200に対してHEMSコントローラ120の個体識別番号を払い出しする(ステップS114)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120の個体識別番号と端末200の個体識別番号とをペアリング情報データベースに登録する(ステップS116)。
図5は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置が送信元IPアドレス情報データベースを更新する処理手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からパケットを受信したか否かを判定する(ステップS120)。遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からパケットを受信していない場合には(ステップS120:NO)、当該判定を繰り返す。遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からパケットを受信した場合(ステップS120:YES)、ステップS122に処理を進める。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120からのパケットから個体識別番号および送信元IPアドレスを抽出し、抽出した個体識別番号および送信元IPアドレスを記憶する(ステップS122)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、HEMSコントローラ120の個体識別番号をキーとして送信元IPアドレス情報データベースを検索する(ステップS124)。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、検索した結果、該当するレコードがあるか否かを判定する(ステップS126)。遠隔制御用サーバ装置300は、該当するレコードがある場合には(ステップS126:YES)、送信元IPアドレス情報データベースに格納されているHEMSコントローラ120の個体識別番号に紐づいている送信元IPアドレスをステップS122で記憶した送信元IPアドレスに更新する(ステップS128)。遠隔制御用サーバ装置300は、該当するレコードがない場合(ステップS126:NO)、HEMSコントローラ120の個体識別番号と送信元IPアドレスを送信元IPアドレス情報データベースに新規登録する(ステップS129)。
図6は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置が送信元IPアドレス情報データベースを更新する他の処理手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信したか否かを判定する(ステップS130)。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信していない場合には(ステップS130:NO)、当該判定を繰り返す。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信した場合(ステップS130:YES)、ステップS132に処理を進める。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からのパケットから個体識別番号および送信元IPアドレスを抽出し、抽出した個体識別番号および送信元IPアドレスを記憶する(ステップS132)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、端末200の個体識別番号をキーとして送信元IPアドレス情報データベースを検索する(ステップS134)。
次に遠隔制御用サーバ装置300は、検索した結果、該当するレコードがあるか否かを判定する(ステップS136)。遠隔制御用サーバ装置300は、該当するレコードがある場合には(ステップS136:YES)、送信元IPアドレス情報データベースに格納されている端末200の個体識別番号に紐づいている送信元IPアドレスをステップS132で記憶した送信元IPアドレスに更新する(ステップS138)。遠隔制御用サーバ装置300は、該当するレコードがない場合(ステップS136:NO)、端末200の個体識別番号と送信元IPアドレスを送信元IPアドレス情報データベースに新規登録する(ステップS139)。
図7は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により端末が宅内または宅外に存在するかを判定する処理手順を示すフローチャートである。なお、図4~6を用いて説明した処理と図7を用いて説明する処理とは、並行して実行される。
遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信したか否かを判定する(ステップS200)。遠隔制御用サーバ装置300は、例えば、受信したパケットに格納された個体識別番号が、端末200の個体識別番号である場合、端末200からパケットを受信したと判定する。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信した場合(ステップS200:YES)、ステップS202に処理を進め、端末200からパケットを受信していない場合(ステップS200:NO)、処理を繰り返す。
遠隔制御用サーバ装置300は、ペアリング情報データベース350を参照して端末200に対応するHEMSコントローラ120を特定し、送信元IPアドレス情報データベース360から特定されたHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスを取得する(ステップS202)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致しているか否かを判定する(ステップS204)。
遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致している場合、ステップS206に処理を進める。遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致していない場合、ステップS210に処理を進める。
遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS206において端末200が宅内に存在すると判定し、許可情報を端末200に送信する(ステップS208)。許可情報は、判定部340における判定結果に基づく情報であって、宅内用操作画面を用いた操作を許可する情報である。遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS210において、端末200が宅内に存在しないと判定し、許可情報を端末200に送信せずに処理を終了する。
図8は、本発明を適用した第1実施形態に係る遠隔制御システムにおいて端末が宅内用操作画面または宅外用操作画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。
端末200は、許可情報を受信したか否かを判定する(ステップS300)。端末200は、許可情報を受信した場合(ステップS300:YES)、ステップS302に処理を進め、許可情報を受信していない場合ステップ(ステップS300:NO)、ステップS304に処理を進める。端末200は、ステップS302において宅内用操作画面を表示し、ステップS304において宅外用操作画面を表示する。
図9は、宅内用操作画面および宅外用操作画面の一例を示す図である。宅内用操作画面200aは、例えば、電動シャッターの状態確認ボタン、電動シャッターの開動作および閉動作ボタンが含まれている。端末200は、例えば、電動シャッターの開動作および閉動作ボタンが選択され、開動作または閉動作の何れか一方を示す制御対象機器130の制御命令を生成することができる。宅外用操作画面200bは、電動シャッターの状態確認ボタン、電動シャッターの閉動作ボタンが含まれている。端末200は、閉動作を示す制御対象機器130の制御命令しか生成することができない。このように、端末200は、宅内用操作画面200a(第1の操作画面)と、宅内用操作画面200aよりも操作が限定された宅外用操作画面200b(第2の操作画面)との何れか一方を表示することができる。
以上説明した第1実施形態の遠隔制御システムによれば、端末200により、所定の空間(住宅)内に配置された住宅内ルータ110(中継装置)を経由して遠隔制御用サーバ装置300にパケットを送信する第1の通信処理と、住宅内ルータ110を経由せずに遠隔制御用サーバ装置300にパケットを送信する第2の通信処理との間で通信処理を切り替え、遠隔制御用サーバ装置300により、第1の通信処理において住宅内ルータ110により変換された送信元アドレス情報と、端末200から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づいて、端末200が住宅内に存在するか否かを判定する。遠隔制御システムによれば、端末200が宅内に存在するか宅外に存在するかを正確に判定することができる。
また、第1実施形態の遠隔制御用サーバ装置300によれば、住宅内に配置されたHEMSコントローラ120から住宅内ルータ110を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末200から住宅内ルータ110を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、HEMSコントローラ120と端末200とを対応付け、端末200から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、HEMSコントローラ120から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、端末200が宅内に存在すると判定し、端末200から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、HEMSコントローラ120から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、端末200が住宅内に存在しないと判定する。これにより、遠隔制御用サーバ装置300によれば、端末200が宅内に存在するか宅外に存在するかを正確に判定することができる。
さらに、第1実施形態の遠隔制御システムによれば、遠隔制御用サーバ装置300により、判定部340における判定結果に基づく許可情報を端末200に送信し、端末200により、許可情報に基づいて、宅内用操作画面200aと、宅内用操作画面200aよりも操作が限定された宅外用操作画面200bとの何れか一方を表示することができる。これにより、遠隔制御システムによれば、端末200が宅外に存在する場合には制御対象機器130の制御が制限されることをユーザに認識させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の遠隔制御システムは、遠隔制御用サーバ装置において生成したコンテンツを端末200に提供することで、端末200に宅内用操作画面200aまたは宅外用操作画面200bを表示させる点で、第1の実施形態の遠隔制御システムとは相違する。以下、当該相違点を中心に説明する。
図10は、本発明を適用した第2実施形態に係る遠隔制御システムの一例を示すブロック図である。
遠隔制御用サーバ装置300は、コンテンツ生成部370を備える。コンテンツ生成部370は、例えば、住宅内システム100ごとに、宅内用操作画面200aを表示するための宅内用コンテンツ、および宅外用操作画面200bを表示するための宅外用コンテンツを生成する。
端末200は、第1の実施形態における表示制御部230を備えない。
図11は、本発明を適用した第2実施形態に係る遠隔制御システムにおいて遠隔制御用サーバ装置により端末が宅内または宅外に存在するかを判定する処理手順を示すフローチャートである。
遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信したか否かを判定する(ステップS200)。遠隔制御用サーバ装置300は、例えば、受信したパケットに格納された個体識別番号が、端末200の個体識別番号である場合、端末200からパケットを受信したと判定する。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200からパケットを受信した場合(ステップS200:YES)、ステップS202に処理を進め、端末200からパケットを受信していない場合(ステップS200:NO)、処理を繰り返す。
遠隔制御用サーバ装置300は、ペアリング情報データベース350を参照して端末200に対応するHEMSコントローラ120を特定し、送信元IPアドレス情報データベース360から特定されたHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスを取得する(ステップS202)。次に遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致しているか否かを判定する(ステップS204)。
遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致している場合、ステップS220に処理を進める。遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS200において端末200から受信したパケットの送信元IPアドレスと、ステップS202において取得したHEMSコントローラ120の送信元IPアドレスとが一致していない場合、ステップS222に処理を進める。
遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS206において端末200が宅内に存在すると判定し、宅内用コンテンツを端末200に送信する(ステップS220)。遠隔制御用サーバ装置300は、ステップS210において、端末200が宅内に存在しないと判定し、宅外用コンテンツを端末200に送信する(ステップS222)。
以上説明した第2の実施形態の遠隔制御システムによれば、遠隔制御用サーバ装置300により、判定部340における判定結果に基づいて、宅内用操作画面200aを表示させる第1のコンテンツと、宅外用操作画面200bを表示させる第2のコンテンツとの何れか一方を端末200に提供するので、端末200により、宅内用操作画面200aと宅外用操作画面200bとを選択的に表示させることができる。また、遠隔制御システムによれば、端末200における画面切替のための負担を軽減することができる。
(変形例)
図12は、第1の実施形態および第2の実施形態の変形例を示す図である。
第1の実施形態において、端末200は、通信状態の変化に基づいて、住宅から外に移動したことを検知し(1)、検知結果に基づいて、宅内用操作画面200aから宅外用操作画面200bに操作画面を切り替えてよい(2A)。通信状態の変化は、例えば、接続先のネットワークが住宅内ネットワークNW2(所定の空間内)から住宅外ネットワークNW1(所定の空間外)に変更したことであるが、これに限定されず、所定の空間外から所定の空間内に移動したことであってよい。通信状態の変化は、通信方式が無線LANからLTE(Long Term Evolution)、5G(第5世代)等の移動体通信方式に変更したことや、無線LANの電波強度や通信速度が閾値以下に低下したことなどであってよい。また、通信状態の変化を検知する検知部は、例えば通信部210である。
第2の実施形態において、端末200は、通信状態の変化に基づいて、住宅から外に移動したことを検知し(1)、検知結果を遠隔制御用サーバ装置300に送信してよい(2B)。これにより、遠隔制御用サーバ装置300は、宅外用コンテンツを端末200に提供することができ、端末200は、検知結果に基づいて、表示制御部230により画面を宅内用操作画面200aから宅外用操作画面200bに切り替えることができる。通信状態の変化を検知する検知部および検知結果の送信部は、例えば通信部210である。
上述した実施形態は、遠隔制御用サーバ装置300が、端末200が住宅内に存在するか住宅外に存在するかを判定することについて説明したが、これに限定されない。遠隔制御用サーバ装置300は、端末200が店舗内に存在するか店舗外に存在するかを判定してもよい。この場合、端末200は、店舗内用画面と店舗外用画面とを切り替えることができる。また、遠隔制御用サーバ装置300は、端末200が所定の施設(執務室)内に存在するか所定の施設外に存在するかを判定してもよい。この場合、端末200は、執務室内用画面と執務室外用画面とを切り替えることができる。
なお、各実施形態および変形例について説明したが、一例であってこれらに限られず、例えば、各実施形態や各変形例のうちのいずれかや、各実施形態の一部や各変形例の一部を、他の1または複数の実施形態や他の1または複数の変形例と組み合わせて本発明の一態様を実現させてもよい。
なお、本実施形態における端末200や遠隔制御用サーバ装置300の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムを、コンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、端末200や遠隔制御用サーバ装置300に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリなどの書き込み可能な不揮発性メモリ、CD-ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic
Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置などに格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネットなどのネットワーク(通信網)や電話回線などの通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計なども含まれる。
100 住宅内システム
110 住宅内ルータ
112 通信部
114 アドレス変換部
120 HEMSコントローラ
122 通信部
124 送信制御部
126 機器制御部
130 制御対象機器
200 端末
200a 宅内用操作画面
200b 宅外用操作画面
210 通信部
220 送信制御部
230 表示制御部
240 インターフェース部
300 遠隔制御用サーバ装置
310 通信部
320 ペアリング部
330 情報取得部
340 判定部
350 ペアリング情報データベース
360 送信元IPアドレス情報データベース
370 コンテンツ生成部

Claims (12)

  1. 遠隔制御用サーバ装置と中継装置と端末とを含む遠隔制御システムであって、
    前記端末は、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する通信部を備え、
    前記遠隔制御用サーバ装置は、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定する判定部と、
    前記所定の空間内に配置された制御装置から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、前記端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付ける情報処理部とを備え、
    前記判定部は、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する、
    遠隔制御システム。
  2. 遠隔制御用サーバ装置と中継装置と端末とを含む遠隔制御システムであって、
    前記端末は、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する通信部を備え、
    前記遠隔制御用サーバ装置は、前記中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づいて、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部における判定結果に基づく許可情報を送信する送信部と、を備え、
    前記端末は、前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示する表示部と、
    通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したこと、または所定の空間外から前記所定の空間内に移動したことを検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する送信部と、を備える、
    遠隔制御システム。
  3. 前記端末は、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部を更に備え、
    前記表示部は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記第1の操作画面と、前記第2の操作画面との何れか一方を表示する、
    請求項に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記端末が所定の空間内に存在する場合、所定の空間内に配置された前記中継装置を経由して前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットが送信され、
    前記端末が所定の空間内に存在しない場合、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットが送信される、
    請求項1または2に記載の遠隔制御システム。
  5. 前記遠隔制御用サーバ装置は、前記判定部における判定結果に基づいて、第1の操作画面を前記端末に表示させる第1のコンテンツと、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面を前記端末に表示させる第2のコンテンツとの何れか一方を、前記端末に提供するコンテンツ提供部を更に備え、
    前記端末は、前記第1のコンテンツが提供された場合には前記第1の操作画面を表示させ、前記第2のコンテンツが提供された場合には前記第2の操作画面を表示させる表示部を更に備える、
    請求項1または2に記載の遠隔制御システム。
  6. 遠隔制御用サーバ装置と端末とを含む遠隔制御システムの通信方法であって、
    前記端末が、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信し、
    前記遠隔制御用サーバ装置が、所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、前記端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付け、
    前記遠隔制御用サーバ装置が、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する、
    遠隔制御システムの通信方法。
  7. 遠隔制御用サーバ装置と端末とを含む遠隔制御システムの通信方法であって、
    前記端末が、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信し、
    前記遠隔制御用サーバ装置が、中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づいて、前記端末が所定の空間内に存在するか否かを判定し、判定結果に基づく許可情報を送信し、
    前記端末が、前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示し、通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したこと、または所定の空間外から前記所定の空間内に移動したことを検知し、検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する、
    遠隔制御システムの通信方法。
  8. 遠隔制御用サーバ装置と通信する端末であって、
    所定の空間内に配置された中継装置に、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第1の通信処理と、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第2の通信処理との何れか一方を行う通信部と、
    前記第1の通信処理において前記中継装置により変換された所定の空間内に存在する制御装置の送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づく許可情報を、遠隔制御用サーバ装置から受信する情報受信部と、
    前記情報受信部により受信された前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示する表示部と、
    通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信する送信部と、
    を備える、端末。
  9. 通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知する検知部を更に備え、
    前記表示部は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記第1の操作画面と、前記第2の操作画面との何れか一方を表示する、
    請求項に記載の端末。
  10. 所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付ける情報処理部と、
    前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定する判定部と、
    を備える、遠隔制御用サーバ装置。
  11. 遠隔制御用サーバ装置と通信する端末のプログラムであって、
    前記端末に、
    所定の空間内に配置された中継装置に、前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第1の通信処理と、前記中継装置を経由せずに前記遠隔制御用サーバ装置宛のパケットを送信する第2の通信処理との間で通信処理を切り替えさせ、
    前記第1の通信処理において前記中継装置により変換された送信元アドレス情報と、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報との比較結果に基づく許可情報を、遠隔制御用サーバ装置から受信させ、
    受信された前記許可情報に基づいて、第1の操作画面と、前記第1の操作画面よりも操作が限定された第2の操作画面との何れか一方を表示させる、
    通信状態の変化に基づいて、自装置が前記所定の空間内から前記所定の空間外に移動したことを検知させ、検知結果を前記遠隔制御用サーバ装置に送信させる、
    プログラム。
  12. 遠隔制御用サーバ装置に、
    所定の空間内に配置された制御装置から中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報と、端末から前記中継装置を経由して送信されたパケットの送信元アドレス情報とに少なくとも基づいて、前記制御装置と前記端末とを対応付けさせ、
    前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致した場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在すると判定し、前記端末から受信したパケットに含まれる送信元アドレス情報が、前記制御装置から送信されたパケットの送信元アドレス情報に一致しない場合に、前記端末が前記所定の空間内に存在しないと判定させる、
    プログラム。
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