JP2014216862A - 制御システム、情報機器及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々なニーズを勘案した情報機器の操作を行うことを可能とする情報機器、制御装置、制御システム及び制御方法を提供する。【解決手段】制御システムは、需要家に設けられる情報機器300と、ネットワークを介して情報機器を制御するHEMSとを備える。情報機器は、自機器の動作を指示する操作指示の送信経路がHEMSを含むか否かに応じて、ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、需要家内に設けられる制御システム、情報機器及び制御方法に関する。
近年、複数の情報機器を制御する制御システム(EMS:Energy Management System)が注目を浴びている(例えば、特許文献1)。このような制御システムでは、複数の情報機器を制御する制御装置が設けられる。
制御装置としては、住宅に設けられるHEMS(Home Energy Management System)、ビルに設けられるBEMS(Building Energy Management System)、工場に設けられるFEMS(Factory Energy Management System)、店舗に設けられるSEMS(Store Energy Management System)、コミュニティ単位で設けられるCEMS(Cluster/Community Energy Management System)等が挙げられる。制御装置は、情報機器の動作を指示する操作指示を、制御装置と情報機器とを接続するネットワークを介して情報機器に送信する。
複数の情報機器としては、分散電源、蓄電装置及び蓄熱装置、負荷が挙げられる。分散電源は、太陽電池などのように、太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーを利用して電力を生成する装置である。或いは、分散電源は、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)などの燃料電池のように、燃料ガスを利用して電力を生成する装置である。蓄電装置は、二次電池などのように、電力を蓄積する装置である。蓄熱装置は、給湯器などのように、電力を熱に変換して、熱を蓄積する装置である。負荷は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどである。
特開2010−128810号公報
ところで、スマートフォン等の操作装置の普及に伴って、情報機器が設けられる需要家(住宅、ビル、工場、店舗など)の外部から、情報機器の遠隔操作を操作装置によって行いたいなどのニーズが存在する。
そこで、本発明は、様々なニーズを勘案した情報機器の操作を行うことを可能とする制御システム、情報機器及び制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る制御システムは、需要家に設けられる情報機器と、ネットワークを介して前記情報機器を制御する制御装置とを備える。前記情報機器は、自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する制御部を備える。
第1の特徴において、前記制御部は、前記操作指示の送信経路が前記制御装置を含まない場合には、前記疎通確認を実行しないことを決定する。
第1の特徴において、前記情報機器は、前記操作指示の送信経路が前記制御装置を含む場合に、前記制御部が前記操作指示の送信経路に応じて指定した装置に対して、前記ネットワークを介して疎通確認コマンドを送信する通信部をさらに備える。
第1の特徴において、前記操作指示の送信経路が、前記制御装置と、前記需要家外に設けられたサーバとを含む場合には、前記通信部は、前記サーバに前記疎通確認コマンドを送信する。
第1の特徴において、前記操作指示の送信経路が、前記制御装置を含み、かつ、前記サーバを含まない場合には、前記通信部は、前記制御装置に前記疎通確認コマンドを送信する。
第1の特徴において、前記制御部は、前記疎通確認コマンドの送信先に応じて送信周期を決定する。
第1の特徴において、前記通信部が、前記疎通確認コマンドに対する応答を受信しない場合には、前記制御部は、自機器に所定の動作を実行させる。
第1の特徴において、前記制御装置は、前記操作指示と、前記操作指示の送信経路を示す情報とを含むメッセージを、前記情報機器に送信する送信部を備える。
第1の特徴において、前記情報機器と前記制御装置とは、ECHONET Liteに準拠した方式で通信を行う。
第1の特徴において、前記メッセージは、ECHONET Liteにおいて規定される設定コマンドである。
第2の特徴に係る情報機器は、制御装置によってネットワークを介して制御されており、需要家に設けられる。情報機器は、自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する。
第3の特徴に係る制御方法は、需要家に設けられる情報機器と、ネットワークを介して前記情報機器を制御する制御装置とを備える制御システムで用いる制御方法である。制御方法は、前記情報機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定するステップを備える。
本発明によれば、様々なニーズを勘案した情報機器の操作を行うことを可能とする制御システム、情報機器及び制御方法を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る需要家の詳細を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る制御システムの適用シーンを示す図である。 図3は、第1実施形態に係るHEMSを示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る情報機器を示すブロック図である。 図5は、第1実施形態に係るメッセージフォーマットの一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係るメッセージフォーマットの一例を示す図である。 図7は、第1実施形態に係るメッセージフォーマットの一例を示す図である。 図8は、第1実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 図9は、第1実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 図10は、第1実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 図11は、変更例に係る制御方法を示すシーケンス図である。
以下において、本発明の実施形態に係る制御システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る制御システムは、需要家に設けられる情報機器と、ネットワークを介して前記情報機器を制御する制御装置とを備える。前記情報機器は、自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する。
実施形態では、情報機器が、自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が制御装置を含むか否かに応じて、ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する。従って、様々なニーズを勘案した情報機器の操作を行うことを可能とする制御システム、情報機器及び制御方法を提供することができる。
[第1実施形態]
(需要家)
以下において、第1実施形態に係る需要家について説明する。図1は、第1実施形態に係る需要家10を示す図である。
図1に示すように、需要家10は、分電盤110と、負荷120と、PVユニット130と、蓄電池ユニット140と、燃料電池ユニット150と、貯湯ユニット160と、HEMS200とを有する。
分電盤110は、配電線31(系統)に接続されている。分電盤110は、電力線を介して、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140及び燃料電池ユニット150に接続されている。
分電盤110は、配電線31(系統)から供給される電力を計測する計測部を有していてもよい。計測部は、負荷120の消費電力を計測してもよい。
負荷120は、電力線を介して供給される電力を消費する装置である。例えば、負荷120は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどの装置を含む。負荷120は、単数の装置であってもよく、複数の装置を含んでもよい。
PVユニット130は、PV131と、PCS132とを有する。PV131は、分散電源の一例であり、太陽光の受光に応じて発電を行う装置である。PV131は、発電されたDC電力を出力する。PV131の発電量は、PV131に照射される日射量に応じて変化する。PCS132は、PV131から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。PCS132は、電力線を介してAC電力を分電盤110に出力する。
第1実施形態において、PVユニット130は、PV131に照射される日射量を測定する日射計を有していてもよい。
PVユニット130は、MPPT(Maximum Power Point Tracking)法によって制御される。詳細には、PVユニット130は、PV131の動作点(動作点電圧値及び電力値によって定まる点、又は、動作点電圧値と電流値とによって定まる点)を最適化する。
蓄電池ユニット140は、蓄電池141と、PCS142とを有する。蓄電池141は、電力を蓄積する装置である。PCS142は、蓄電池141から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
燃料電池ユニット150は、燃料電池151と、PCS152とを有する。燃料電池151は、分散電源の一例であり、燃料ガスを利用して電力を生成する装置である。燃料電池151は、例えば、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)又はPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)等である。PCS152は、燃料電池151から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
燃料電池ユニット150は、負荷追従制御によって動作する。詳細には、燃料電池ユニット150は、燃料電池151から出力される電力が負荷120の消費電力に追従するように燃料電池151を制御する。
貯湯ユニット160は、電力を熱に変換して、熱を蓄積する蓄熱装置の一例である。具体的には、貯湯ユニット160は、貯湯槽を有しており、燃料電池151の運転(発電)によって生じる排熱によって、貯湯槽から供給される水を温める。詳細には、貯湯ユニット160は、貯湯槽から供給される水を温めて、温められた湯を貯湯槽に還流する。
HEMS200は、需要家10に設けられた情報機器(負荷、分散電源、蓄電装置又は蓄熱装置)を管理する制御装置である。
第1実施形態では、HEMS200は、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160に信号線を介して接続されており、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を制御する。HEMS200は、負荷120の動作モードを制御することによって、負荷120の消費電力を制御してもよい。HEMS200とこれらの機器とを接続する信号線は、無線であってもよく、有線であってもよい。
HEMS200は、広域ネットワーク60を介して各種サーバと接続される。後述する図2に示すように、広域ネットワーク60は、例えば、インターネット、広域回線網、狭域回線網、携帯電話網等である。各種サーバは、例えば、系統から供給される電力の購入単価、系統から供給される電力の売却単価、燃料ガスの購入単価などの情報(以下、エネルギー料金情報)を格納する。
或いは、各種サーバは、例えば、負荷120の消費電力を予測するための情報(以下、消費エネルギー予測情報)を格納する。消費エネルギー予測情報は、例えば、過去の負荷120の消費電力の実績値に基づいて生成されてもよい。或いは、消費エネルギー予測情報は、負荷120の消費電力のモデルであってもよい。
或いは、各種サーバは、例えば、PV131の発電量を予測するための情報(以下、PV発電量予測情報)を格納する。PV発電予測情報は、PV131に照射される日射量の予測値であってもよい。或いは、PV発電予測情報は、天気予報、季節、日照時間などであってもよい。
(適用シーン)
以下において、第1実施形態に係る制御システムの適用シーンについて説明する。図2は、第1実施形態に係る制御システム100の適用シーンを示す図である。
図2に示すように、第1実施形態に係る制御システム100は、HEMS200、情報機器300、ルータ400、操作装置500及びサーバ600を有する。
HEMS200は、需要家10に設けられる情報機器300を管理する制御装置の一例である。HEMS200は、有線又は無線によってルータ400と接続されており、ルータ400を経由して、情報機器300、操作装置500及びサーバ600と通信を行う。
情報機器300は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150、貯湯ユニット160などのように、HEMS200によって制御される。
ルータ400は、需要家10に設けられた狭域ネットワーク70を構成する。ルータ400は、狭域ネットワーク70として、無線LANを構成してもよく、有線LANを構成してもよい。図2では、HEMS200とルータ400との間が有線で接続されており、情報機器300及び操作装置500とルータ400との間が無線で接続されるケースが例示されている。但し、HEMS200とルータ400との間が無線で接続されてもよく、情報機器300及び操作装置500とルータ400との間が有線で接続されてもよい。
操作装置500は、情報機器300の動作を指示する操作指示(以下、「操作指示」)を送信する操作装置である。操作装置500は、ルータ400又はHEMS200を経由せずに、情報機器300に対して直接的に操作を入力する操作装置(例えば、リモートコントローラ、或いは、情報機器300に設けられる操作ボタン)であってもよい。或いは、操作装置500は、狭域ネットワーク70に接続された操作装置(例えば、ルータ400に無線で接続された携帯端末、或いは、ルータ400に有線で接続されたパーソナルコンピュータ)であってもよい。狭域ネットワーク70に接続された操作装置は、ルータ400及びHEMS200を経由して、情報機器300に対して間接的に操作を入力する。或いは、操作装置500は、広域ネットワーク60に接続された操作装置(例えば、サーバ600にアクセス可能な携帯端末、或いは、サーバ600にアクセス可能なパーソナルコンとピュータ)であってもよい。広域ネットワーク60に接続された操作装置は、ユーザが所持する装置に限定されるものではなく、広域ネットワーク60上に設けられるサーバ(例えば、電力会社が管理するサーバ)であってもよい。このようなサーバから送信される操作指示としては、デマンドレスポンス等が考えられる。
図2においては、操作装置500として、情報機器300に対して直接的に操作を入力する操作装置500A、狭域ネットワーク70に接続された操作装置500B、広域ネットワーク60に接続された操作装置500Cが例示されている。操作指示がデマンドレスポンス等である場合には、操作装置500Cをサーバ600と同一視してもよいことに留意すべきである。
サーバ600は、広域ネットワーク60上に設けられており、広域ネットワーク60を介してHEMS200と接続する。サーバ600は、HEMS200下で管理される情報機器300に対する操作指示を生成し、HEMS200に送信する。あるいは、サーバ600は、広域ネットワーク60に接続された操作装置500Cから送信された操作指示を、HEMS200に中継する。
ここで、操作装置500Cがサーバ600に常時接続されているとは限らないことに留意すべきである。また、セキュリティの観点から、需要家10に設けられる狭域ネットワーク70に接続されたHEMS200とサーバ600とのセッションが常に維持されることは好ましくない。一般的には、狭域ネットワーク70に接続された装置を保護するために、広域ネットワーク60と狭域ネットワーク70との間にファイアウォールが設けられる。従って、サーバ600からHEMS200に対するアクセスを任意に行うことはできない。このような観点から、サーバ600は、HEMS200からサーバ600に対して定期的に実行される問合せに応じて、操作装置500Cから受信した操作指示をHEMS200に送信することが好ましい。
但し、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、ファイアウォールに対してポート解放等を行うことによって、サーバ600からHEMS200に対して、操作装置500Cから受け付ける操作指示を任意のタイミングで送信してもよい。
第1実施形態において、サーバ600は、操作装置500Cから送信された操作指示をHEMS200に中継する場合には、操作指示の送信元が操作装置500Cであることを示す情報を、操作指示とともにHEMS200に送信する。
(制御装置)
以下において、第1実施形態に係る制御装置について説明する。図3は、第1実施形態に係るHEMS200を示す図である。
図3に示すように、HEMS200は、宅内通信部210と、宅外通信部220と、制御部230と、格納部240とを有する。
宅内通信部210は、例えばWiFiなどの近距離無線通信に対応し、狭域ネットワーク70を介して接続された装置と各種信号の送受信を行う。例えば、宅内通信部210は、PV131の発電量を示す情報をPVユニット130から受信する。宅内通信部210は、蓄電池141の蓄電量を示す情報を蓄電池ユニット140から受信する。宅内通信部210は、燃料電池151の発電量を示す情報を燃料電池ユニット150から受信する。宅内通信部210は、貯湯ユニット160の貯湯量を示す情報を貯湯ユニット160から受信する。また、宅外通信部220は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を制御するための信号を各装置に送信する。
第1実施形態において、宅内通信部210は、狭域ネットワーク70を介して、操作装置500Bから操作指示を受信する。
第1実施形態において、宅内通信部210は、狭域ネットワーク70を介して、情報機器300と、例えばECHONET Lite等の所定のプロトコルに準拠したコマンドの送受信を行う。宅内通信部210は、操作指示を含むメッセージ(コマンド)を、情報機器300に送信する。
宅外通信部220は、例えばEthernet(登録商標)などの公衆通信方式に対応し、エネルギー料金情報、消費エネルギー予測情報及びPV発電量予測情報を、広域ネットワーク60を介して各種サーバから受信する。
宅外通信部220は、広域ネットワーク60を介して、例えばサーバ600と通信を行う。第1実施形態において、宅外通信部220は、広域ネットワーク60を介して、サーバ600から操作指示を受信する。サーバ600から受信した操作指示は、サーバ600が生成した操作指示、又は、操作装置500Cからサーバ600に送信され、サーバ600によって中継された操作指示である。また、宅外通信部220は、操作装置500Cからサーバ600に送信され、サーバ600が保持する操作指示の問合せを、サーバ600に送信する。
制御部230は、HEMS200の動作を制御する。また、制御部230は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を制御する。
第1実施形態において、制御部230は、情報機器300の動作を制御する。HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われる場合には、制御部230は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SETコマンド)に、生成した操作指示を含めて、宅内通信部210を介して情報機器300に送信する。ECHONET Lite方式に規定されるメッセージの構成(メッセージフォーマット)については、後述する。
第1実施形態において、制御部230は、以下のように、他の機器から送信された操作指示の送信経路を特定する。他の機器は、操作装置500B、サーバ600、又は操作装置500Cである。
操作装置500Bから送信された操作指示は、ルータ400を経由してHEMS200に送信される。一方で、操作装置500Cから送信された操作指示は、サーバ600及びルータ400を経由して、HEMS200に送信される。従って、制御部230は、操作指示の送信元IPアドレスを確認し、操作指示がサーバ600を経由していない場合には、操作指示の送信元が操作装置500Bであると特定する。
一方、操作指示がサーバ600を経由している場合には、制御部230は、操作指示と併せて受信した操作指示の送信元を示す情報を確認し、操作指示の送信元がサーバ600又は操作装置500Cのいずれであるかを特定する。
第1実施形態において、制御部230は、操作指示と、操作指示の送信経路を示す送信経路特定情報とを含むメッセージを生成し、宅内通信部210を介して情報機器300に送信する。
格納部240は、制御部230が、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を制御するために必要な情報を格納する。また、格納部240は、情報機器300の制御及び管理に必要な情報を格納する。
(情報機器)
以下において、第1実施形態に係る情報機器について説明する。図4は、第1実施形態に係る情報機器300を示す図である。
図4に示すように、情報機器300は、通信部310と、制御部320と、格納部330とを有する。
通信部310は、信号線(無線又は有線)を介して接続された装置から各種信号の送受信を行う。具体的には、通信部310は、赤外線又はBluetooth(登録商標)等を介して、操作装置500Aから操作指示を受信する。あるいは、通信部310は、狭域ネットワーク70を介して、HEMS200と各種信号の送受信を行う。
HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われる場合には、通信部310は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SETコマンド、GETコマンド)をHEMS200から受信する。また、通信部310は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SET応答コマンド、GET応答コマンド、INFOコマンド)をHEMS200に送信する。
制御部320は、情報機器300の動作を制御する。具体的には、制御部320は、通信部310が受信した操作指示に応じて、情報機器300の動作を制御する。
HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われる場合には、制御部320は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SET応答コマンド、GET応答コマンド、INFOコマンド)を生成し、通信部310を介してHEMS200に送信する。
第1実施形態において、格納部330は、通信部310が受信した操作指示の送信経路を示す変数を格納する。詳細については、後述する。
(メッセージフォーマット)
以下において、第1実施形態に係るメッセージフォーマットについて説明する。図5〜図7は、第1実施形態に係るメッセージフォーマットの一例を示す図である。図5〜図7では、HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われる場合におけるメッセージフォーマットについて例示する。
第1実施形態において、HEMS200(宅内通信部210)は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SETコマンド又はGETコマンド)を情報機器300に送信する。図5(A)に示すように、SETコマンドは、情報機器300に対する操作指示を含む設定コマンドである。図6(A)に示すように、GETコマンドは、情報機器300の状態を示す情報の参照を要求する要求コマンドである。
上述したように、SETコマンドに含まれる操作指示は、HEMS200(制御部230)が生成した操作指示、操作装置500Bから送信された指示、サーバ600が生成した操作指示、又は、操作装置500Cからサーバ600を経由して送信された操作指示のいずれかである。
図5(A)に示すように、SETコマンドは、操作指示の送信経路を区別するための送信経路特定情報を含む。送信経路特定情報は、例えば、1bitフラグとすることができる。同様に、図6(A)に示すように、GETコマンドは、送信経路特定情報を含んでもよい。
第1実施形態において、情報機器300(通信部310)は、ECHONET Lite方式に規定されるメッセージ(SET応答コマンド、GET応答コマンド、又はINFOコマンド)をHEMS200に送信する。図5(B)に示すように、SET応答コマンドは、情報機器300に対する操作指示を含む設定コマンド(SETコマンド)に対する応答コマンドであり、設定結果を示す設定応答を含む。図6(B)に示すように、GET応答コマンドは、情報機器300の状態を示す情報の参照を要求する要求コマンド(GETコマンド)に対する応答コマンドであり、参照を要求された情報(状態情報)を含む。図7に示すように、INFOコマンドは、HEMS200から情報機器300に対して送信されるコマンドに依存せずに、情報機器300から自律的に送信されるコマンドであり、情報機器300の状態を示す状態情報を含む。
図5(B)に示すように、SET応答コマンドは、HEMS200から受信したメッセージ(SETコマンド)に含まれる送信経路特定情報に対応する送信経路識別子を含む。同様に、図6(B)及び図7に示すように、GET応答コマンド及びINFOコマンドは、情報機器300の現在の動作を指定した操作指示の送信経路を示す送信経路識別子を含んでもよい。
(情報機器によるネットワークの疎通確認)
以下において、第1実施形態に係る情報機器によるネットワークの疎通確認について説明する。ここでは、HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われるケースについて例示する。
第1実施形態において、通信部310がHEMS200又は操作装置500Aのいずれかから操作指示を受信すると、制御部320は、操作指示の送信経路を特定する。通信部310が、ECHONET Liteに規定されるメッセージ(SETコマンド)に含まれる操作指示を受信した場合は、制御部320は、操作指示がHEMS200から送信されたと判定する。一方、上記以外の場合は、制御部320は、操作指示が、操作装置500Aから送信されたことを特定する。
操作指示がHEMS200から送信された場合、制御部320は、操作指示を含むメッセージに含まれる送信経路特定情報に応じて、操作指示の送信経路を特定する。具体的には、制御部320は、操作経路特定情報により、操作指示の送信元が、HEMS200、サーバ600、操作装置500B又は操作装置500Cのいずれかであるかを特定する。
第1実施形態において、格納部330は、操作指示の送信経路を示す変数を格納する。換言すると、操作経路を示す変数は、操作指示の送信元が、HEMS200、サーバ600、操作装置500A、操作装置500B又は操作装置500Cのいずれかであるかを示す変数である。または、操作経路を示す変数として、サーバ600を経由する場合には、サーバ600のアドレスを含んでも良い。通信部310が新たな操作指示を受信すると、格納部330は、格納した変数を更新する。
第1実施形態において、制御部320は、情報機器300の送信経路がHEMS200を含むか否かに応じて、ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する。具体的には、制御部320は、操作指示の送信経路がHEMS200を含む場合には、疎通確認を実行することを決定し、操作指示の送信経路がHEMS200を含まない場合には、疎通確認を実行しないことを決定する。換言すると、制御部230は、ネットワークの疎通確認を原則として実行するが、情報機器300が操作装置500Aからの操作指示によって動作する場合には、疎通確認を省略することができる。
例えば、疎通確認は、疎通確認コマンド(例えば、pingコマンド)の定期的な送受信によって行われ、情報機器300は、疎通確認コマンドの送信先機器と情報機器300との間のネットワークにおける疎通を確認する。
第1実施形態において、通信部310は、操作指示の送信経路がHEMS200を含む場合に、制御部320が操作指示の送信経路に応じて指定した装置に対して、ネットワークを介して疎通確認コマンドを送信する。
具体的には、送信経路が、HEMS200を含み、かつ、サーバ600を含まない場合には、通信部310は、HEMS200に疎通確認コマンドを送信する。ここで、操作指示の送信元が操作装置500Bである場合には、HEMS200が操作装置500BのIPアドレスを把握することにより、HEMS200と操作装置500Bとの間におけるネットワークの疎通が確認されることに留意すべきである。
あるいは、操作指示の送信経路が、HEMS200とサーバ600とを含む場合には、通信部310は、サーバ600に疎通確認コマンドを送信する。ここで、操作指示の送信元が操作装置500Cである場合には、例えば、操作装置500Cから定期的に送信されるキープアライブ信号等により、サーバ600と操作装置500Cとの間におけるネットワークの疎通が確認されることに留意すべきである。
第1実施形態において、通信部310が、疎通確認コマンドに対する応答を受信しない場合には、制御部320は、情報機器300に所定の動作を実行させる。所定の動作は、例えば、ネットワークが途絶した状態であっても、情報機器300の安全を確保することができるスタンバイ状態等の動作である。
制御部320は、疎通確認コマンドの送信先に応じて送信周期を決定してもよい。例えば、制御部320は、疎通確認コマンドの送信先がHEMS200の場合とサーバ600の場合とで、異なる送信周期を設定してもよい。
(制御方法)
以下において、第1実施形態に係る制御方法について説明する。図8〜図10は、第1実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。図8〜図10では、HEMS200と情報機器300との間の通信がECHONET Lite方式で行われるケースについて例示する。
図8は、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に応じて動作する場合のシーケンス図を示す。ここで、HEMS200から受信した操作指示は、HEMS200が生成した操作指示のみならず、操作装置500Bから送信されてHEMS200によって中継された操作指示である場合も含む。
ステップS110において、HEMS200は、情報機器300に操作指示と、送信経路特定情報とを含むSETコマンドを送信する。
情報機器300は、SETコマンドを受信すると、SETコマンドに含まれる送信経路特定情報に応じて、操作指示の送信経路を示す変数を格納し(ステップS120)、操作指示に応じた動作(指示実行)を行う(ステップS130)。また、情報機器300は、SETコマンドに対応するSET応答コマンドを、HEMS200に送信する(ステップS140)。
ステップS150において、情報機器300は、HEMS200に周期的に疎通確認コマンドを送信する。疎通確認コマンドに対応する応答をHEMS200から受信しない場合、情報機器300は、HEMS200との間でネットワークが途絶していることを検知し(ステップS160)、スタンバイ状態等の所定の動作を実行する(ステップS170)。
ステップS160において、情報機器300は、ルータ400との間でネットワークが途絶していることを検知する。具体的には、情報機器300が送信したネットワーク確認コマンドに対して、ルータ400からの応答を受信しなかった場合に、情報機器300は、ネットワークの途絶を検知する。
以上説明したように、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に従って動作している場合には、情報機器300は、ネットワークの疎通確認、すなわち、疎通確認コマンドの送信を実行する。これにより、情報機器300は、ネットワークの途絶を検知した場合には、所定の動作を実行し、安全性を確保する。
図9は、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に応じて動作する場合に、操作装置500Aから操作指示を受信した場合のシーケンス図を示す。
ステップS210〜ステップS250においては、図8におけるステップS110〜ステップS150と同様の処理を行う。
ステップS260において、操作装置500Aは、情報機器300に操作指示を送信する。
情報機器300は、操作装置500Aから操作指示を受信すると、操作指示の送信経路を示す変数を格納し(ステップS270)、操作指示に応じた動作(指示実行)を行う(ステップS280)。
格納された変数が、操作装置500Aからの操作指示を示す変数に更新されたことにより、情報機器300は、ステップS250における疎通確認コマンドの送信を停止する。換言すると、HEMS200と情報機器300との間においてネットワークの途絶が発生した場合であっても、情報機器300は、操作装置500Aから受信した操作指示に応じた動作を継続する。
以上説明したように、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に従って動作している場合に、操作装置500Aからの操作指示を受信した場合には、ネットワークの疎通確認、すなわち、疎通確認コマンドの送信を実行しない。情報機器300が操作装置500Aからの操作指示を受信したということは、操作者が情報機器300の近傍におり、情報機器300の動作状態を確認しつつ、操作装置500Aを用いて操作指示を送信可能な状態であると推測される。従って、情報機器300は、安全性を確保しつつ、信号の送信回数を抑制することができる。
図10は、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に応じて動作する場合に、サーバ600からの操作指示を受信した場合のシーケンス図を示す。サーバ600からの操作指示は、サーバ600が生成した操作指示、又は、操作装置500Cからサーバ600に送信された操作指示のいずれかである。
ステップS310〜ステップS350においては、図8におけるステップS110〜ステップS150と同様の処理を行う。
ステップS360において、サーバ600は、HEMS200に操作指示を送信する。操作指示を受信したHEMS200は、操作指示と、送信経路特定情報とを含むSETコマンドを生成し、情報機器300に送信する(ステップS361)。
情報機器300は、サーバ600から操作指示を受信すると、操作指示の送信経路を示す変数を格納し(ステップS370)、操作指示に応じた動作(指示実行)を行う(ステップS380)。ここで、情報機器300は、SETコマンドに対するSET応答コマンドをHEMS200に送信することに留意すべきである。
格納された変数が、サーバ600からの操作指示を示す変数に更新されたことにより、情報機器300は、疎通確認コマンドの送信先を、HEMS200からサーバ600に変更する。情報機器300は、疎通確認コマンドをHEMS200に送信し(ステップS390)、疎通確認コマンドを受信したHEMS200は、サーバ600に疎通確認コマンドを送信する(ステップS391)。情報機器300は、ステップS350における疎通確認コマンドの送信周期T1と、ステップS390及びS391における疎通確認コマンドの送信周期T2とを、異なる期間に設定してもよい。
以上説明したように、情報機器300がHEMS200から受信した操作指示に従って動作している場合、情報機器300は、疎通確認コマンドの送信先を、操作指示の送信元に応じて変更する。これにより、情報機器300は、より確実にネットワークの疎通確認を実行することができる。
ここで、情報機器300がサーバ600を送信先として疎通確認コマンドを送信する場合に、操作装置500Aからの操作指示を受信した場合は、図9に示すシーケンス図と同様に、疎通確認コマンドの送信を停止することに留意すべきである。
(変更例)
以下において、第1実施形態の変更例を説明する。図11は、変更例に係る制御方法のシーケンス図を示す。
変更例において、情報機器300は、操作装置500Cからのチェック信号に対する応答信号を送信することにより、ネットワークの疎通確認を実行する。
図11は、情報機器300が操作装置500Cから受信した操作指示に応じて動作する場合に、操作装置500Aからの操作指示を受信した場合のシーケンス図を示す。ステップS410において、操作装置500Cは、サーバ600に操作指示を送信する。操作指示を受信したサーバ600は、操作指示をHEMS200に中継し(ステップS411)、HEMS200は、受信した操作指示を含むSETコマンドを情報機器300に送信する(ステップS412)。ステップS420及びステップS430の処理は、図8に示すステップS120及びステップS130の処理と同様である。また、情報機器300は、SETコマンドに対するSET応答コマンドをHEMS200に送信することに留意すべきである。
ステップS440において、操作装置500Cは、情報機器300との間のネットワークの疎通確認を行うためのチェック信号(例えば、キープアライブ信号)を、サーバ600に送信する。チェック信号を受信したサーバ600は、チェック信号をHEMS200に送信し(ステップS441)、HEMS200はチェック信号を情報機器300に送信する(ステップS442)。
チェック信号を受信した情報機器300は、チェック信号に対する応答信号を、HEMS200に送信し(ステップS450)、HEMS200は、応答信号をサーバ600に送信し(ステップS451)、サーバ600は、応答信号を操作装置500Cに送信する(ステップS452)。このように、情報機器300が操作装置500Cから受信した操作指示に応じて動作する場合、操作装置500Cと情報機器300とは、チェック信号及び応答信号の送受信(ステップS440〜S442及びステップS450〜S452)を周期的に繰り返す。
ステップS460において、操作装置500Aは情報機器300に操作指示を送信する。
情報機器300は、操作指示を受信すると、操作指示の送信経路を示す変数を格納し(ステップS470)、操作指示に応じた動作(指示実行)を行う(ステップS480)。
格納された変数が、操作装置500Aからの操作指示を示す変数に更新されたことにより、情報機器300は、S450〜S452における応答信号の送信を停止する。換言すると、操作装置500Cからのチェック信号を受信した場合であっても、情報機器300は応答信号の送信を省略する。また、操作装置500Cと情報機器300との間においてネットワークの途絶が発生した場合であっても、情報機器300は、操作装置500Aから受信した操作指示に応じた動作を継続する。
以上説明したように、情報機器300が操作装置500Cから受信した操作指示に従って動作している場合は、情報機器300は、操作装置500Cからのチェック信号に対する応答信号を送信することにより、ネットワークの疎通確認を実行する。このようなケースにおいて、情報機器300が、操作装置500Aからの操作指示を受信した場合には、ネットワークの疎通確認、すなわち、チェック信号に対する応答信号の送信を実行しない。情報機器300が操作装置500Aからの操作指示を受信したということは、操作者が情報機器300の近傍におり、情報機器300の動作状態を確認しつつ、操作装置500Aを用いて操作指示を送信可能な状態であると推測される。従って、情報機器300は、安全性を確保しつつ、信号の送信回数を抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、所定の通信プロトコルとして、ECHONET Liteを例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではなく、所定の通信プロトコルとして、ECHONET Lite以外の通信プロトコル(例えば、ZigBee(登録商標)又はKNX等)を用いてもよい。あるいは、所定の通信プロトコルとして、ECHONET Liteと他の通信プロトコルとを組み合わせて用いてもよい。
実施形態では、情報機器300が操作装置500Aからの操作指示を受信した場合に、ネットワークの疎通確認を実行しないものとして説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。情報機器300が、操作装置500Bからの操作装置を受信した場合にも、操作者が情報機器300の近傍にいることが推測されるため、ネットワークの疎通確認を実行しないものとしてもよい。
実施形態では、制御装置がHEMS200であるケースを例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。制御装置は、CEMS(Cluster/Community Energy Management System)に設けられていてもよく、サーバ600に設けられていてもよい。或いは、制御装置は、BEMS(Building Energy Management System)に設けられていてもよく、FEMS(Factory Energy Management System)に設けられていてもよく、SEMS(Store Energy Management System)に設けられていてもよい。
実施形態では、需要家10は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を有する。しかしながら、需要家10は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160のいずれかを有していればよい。
10…需要家、31…配電線、60…広域ネットワーク、70…狭域ネットワーク、100…制御システム、110…分電盤、120…負荷、130…PVユニット、131…PV、132…PCS、140…蓄電池ユニット、141…蓄電池、142…PCS、150…燃料電池ユニット、151…燃料電池、152…PCS、160…貯湯ユニット、200…HEMS、210…宅内通信部、220…宅外通信部、230…制御部、240…格納部、300…情報機器、310…通信部、320…制御部、330…格納部、400…ルータ、500…操作装置、600…サーバ

Claims (12)

  1. 需要家に設けられる情報機器と、ネットワークを介して前記情報機器を制御する制御装置とを備える制御システムであって、
    前記情報機器は、
    自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定する制御部を備えることを特徴とする制御システム。
  2. 前記制御部は、前記操作指示の送信経路が前記制御装置を含まない場合には、前記疎通確認を実行しないことを決定することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記情報機器は、前記操作指示の送信経路が前記制御装置を含む場合に、前記制御部が前記操作指示の送信経路に応じて指定した装置に対して、前記ネットワークを介して疎通確認コマンドを送信する通信部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記操作指示の送信経路が、前記制御装置と、前記需要家外に設けられたサーバとを含む場合には、前記通信部は、前記サーバに前記疎通確認コマンドを送信することを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記操作指示の送信経路が、前記制御装置を含み、かつ、前記サーバを含まない場合には、前記通信部は、前記制御装置に前記疎通確認コマンドを送信することを特徴とする請求項4に記載の制御システム。
  6. 前記制御部は、前記疎通確認コマンドの送信先に応じて送信周期を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の制御システム。
  7. 前記通信部が、前記疎通確認コマンドに対する応答を受信しない場合には、前記制御部は、自機器に所定の動作を実行させることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の制御システム。
  8. 前記制御装置は、前記操作指示と、前記操作指示の送信経路を示す情報とを含むメッセージを、前記情報機器に送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御システム。
  9. 前記情報機器と前記制御装置とは、ECHONET Liteに準拠した方式で通信を行うことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の制御システム。
  10. 前記メッセージは、ECHONET Liteにおいて規定される設定コマンドであることを特徴とする請求項8に記載の制御システム。
  11. 制御装置によってネットワークを介して制御されており、需要家に設けられる情報機器であって、
    自機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定することを特徴とする情報機器。
  12. 需要家に設けられる情報機器と、ネットワークを介して前記情報機器を制御する制御装置とを備える制御システムで用いる制御方法であって、
    前記情報機器の動作を指示する操作指示の送信経路が前記制御装置を含むか否かに応じて、前記ネットワークの疎通確認を実行するか否かを決定するステップを備えることを特徴とする制御方法。
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