JP2022007445A - 固形水彩絵具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時の水溶け性と非使用時の保存性に優れた固形水彩絵具を提供する。【解決手段】少なくとも顔料を含む固形水彩絵具であって、水の含有割合が2重量%以上であり、DE値が7~40である酵素変性デキストリンを含み、前記DE値と前記酵素変性デキストリンの含有割合の重量%値との積Pが90~140である固形水彩絵具が提供される。酵素変性デキストリンのDE値が7~19であることが好ましい。【選択図】なし
Description
本発明は固形水彩絵具に関する。本発明の固形水彩絵具は、初期の水溶け性が高く、かつ高湿度下でのベタツキが防止された保存性の高いものである。
絵具の一形態として、固形水彩絵具と称されるものがある(例えば、特許文献1~3)。固形水彩絵具は、通常、水を含ませた筆でその表面を擦ることにより、筆に顔料成分を含ませて使用される。そして、顔料成分を含ませた筆を用いて、画用紙等の描画対象に描画する。
固形水彩絵具においては、含まれる顔料の種類等によっては、水を含ませた筆で表面を擦っても溶けにくく、色が出にくいことがある。そのため、使用時においては、固形水彩絵具の水溶け性は高い方がよい。一方、保存時(非使用時)においては、特に高湿度下での溶解やベタツキの発生をできるだけ防止すべきである。しかし、固形水彩絵具において、前記した高い水溶け性と保存性を両立する技術開発が十分に行われているとはいえない。
そこで本発明は、初期の水溶け性が高く、かつ高湿度下でのベタツキが防止された保存性の高い固形水彩絵具を提供することを目的とする。
本発明者は、固形水彩絵具に含ませる成分として、水溶性高分子である酵素変性デキストリンに着目し、上記課題を解決するための検討を行った。その結果、特定範囲のデキストロース当量値(DE値)を有する酵素変性デキストリンを使用し、かつ当該DE値に応じて前記酵素変性デキストリンの含有割合を設定することで、高い水溶け性と保存性を備えた固形水彩絵具が得られることを見出した。
本発明の一つの態様は、少なくとも顔料を含む固形水彩絵具であって、水の含有割合が2重量%以上であり、DE値が7~40である酵素変性デキストリンを含み、前記DE値と前記酵素変性デキストリンの含有割合の重量%値との積Pが90~140である、固形水彩絵具である。
本態様の固形水彩絵具は、水の含有割合が2重量%以上であり、かつDE値が7~40(7以上40以下)の特定範囲である酵素変性デキストリンを含んでいる。そして本態様では、酵素変性デキストリンのDE値に応じてその含有割合を規定しており、具体的には、当該DE値と酵素変性デキストリンの含有割合の重量%値との積Pを90~140の範囲(90以上140以下)としている。そのため、本態様の固形水彩絵具では、使用時においては高い水溶け性を確保しつつ、保存時には不要の溶解やベタツキを防止することができる。
上記した態様において、前記酵素変性デキストリンのDE値が7~19であることが好ましい。
上記した態様において、前記酵素変性デキストリンのDE値が7~10であることが好ましい。
本発明によれば、初期の水溶け性が高く、かつ高湿度下でのベタツキが防止された保存性の高い固形水彩絵具を提供することができる。
本発明の固形水彩絵具は、少なくとも顔料を含むものであり、特定範囲のDE値を有する酵素変性デキストリンを含むものである。
デキストリンは、デンプンを化学的あるいは酵素的方法により低分子化したものである。
酵素変性デキストリンは、デンプンを酵素的方法により低分子化したものである。
DE値は、還元糖をブドウ糖として表し、その還元糖の固形分に対する割合(百分率)として求めたものである。DE値が「0」に近いほどデンプンに近い特性を示し、「100」に近づくほどブドウ糖に似た特性となる。DE値は、例えば、ウィルシュテッターシューデル法で測定することができる。
そして本発明の固形水彩絵具は、DE値が7~40である酵素変性デキストリンを含む。前記酵素変性デキストリンのDE値は7~40であるが、好ましくは7~19、より好ましくは7~10である。
酵素変性デキストリンは、デンプンを酵素的方法により低分子化したものである。
DE値は、還元糖をブドウ糖として表し、その還元糖の固形分に対する割合(百分率)として求めたものである。DE値が「0」に近いほどデンプンに近い特性を示し、「100」に近づくほどブドウ糖に似た特性となる。DE値は、例えば、ウィルシュテッターシューデル法で測定することができる。
そして本発明の固形水彩絵具は、DE値が7~40である酵素変性デキストリンを含む。前記酵素変性デキストリンのDE値は7~40であるが、好ましくは7~19、より好ましくは7~10である。
本発明の固形水彩絵具では、前記酵素変性デキストリンのDE値と前記酵素変性デキストリンの含有割合(重量%)との積Pが90~140の範囲である。これにより、前記酵素変性デキストリンの含有割合をそのDE値に応じて設定することとなり、固形水彩絵具の高い水溶け性と保存性を両立することが可能となる。積Pの上限について、通常は140以下であるが、135以下、130以下、等としてもよい。積Pの下限について、通常は90以上であるが、95以上、100以上、等としてもよい。
なお、DE値が異なる複数の前記酵素変性デキストリンを用いる場合は、各々の酵素変性デキストリンについて算出される積Pの合計を採用する。
前記酵素変性デキストリンの含有割合は、そのDE値と目標とする積Pの範囲に応じて適宜選択すればよいが、例えば、3~20重量%、3~17重量%、等とすることができる。
なお、本発明の固形水彩絵具では、DE値が上記特定範囲外の酵素変性デキストリンをさらに含むことを妨げないが、そのような酵素変性デキストリンは「他の成分」として扱い、積Pの算出には用いない。また、酵素変性デキストリン以外のデキストリン(例えば、白色デキストリン、黄色デキストリン等の焙焼デキストリン)も「他の成分」として扱う。
本発明の固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%以上である。すなわち、本発明の固形水彩絵具は、ある程度の水分を含んでいる。水の含有割合の上限については、固形形状を保持できる限りにおいて特に限定はないが、例えば5重量%、6重量%、7重量%、8重量%、等に設定してもよい。上記水の含有割合(2重量%以上)は、例えば、後述する混練、押出成型、切断、及び乾燥の各工程を含む製造方法を採用することにより、実現することができる。
本発明の固形水彩絵具は、少なくとも顔料を含むものである。顔料としては特に限定はなく、例えば、固形水彩絵具の着色材として通常用いられているものを採用することができる。具体例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、鉄黒、アニリンブラック、ボーンブラック、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、タートラジンレーキ、パーマネントイエロートナー、カドミウムイエロー、ベンジジンオレンジ、クロムバーミリオン、カドミウムオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ファーストオレンジレーキ、レーキレッドC、弁柄、ワッチングレッド、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッドF5R、パーマネントレッド2B、パーマネントレッドFRLL、カーマインレーキ、キナクリドンレッド、メチルバイオレットレーキ、ファーストバイオレットB、キナクリドンバイオレット、インダスレンバイオレット、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、紺青、群青、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニングリーン、マーカライトグリーンレーキ、ピグメントグリーンB、ビリジアン、シェンナー、アンバー、アルミニウム粉末、ブロンズ粉末、等の有機顔料、無機顔料及び金属粉顔料が挙げられる。さらに、染料や顔料を樹脂粉体と組み合わせた着色加工粉体及び蛍光顔料、天然マイカの表面を金属酸化物で被覆したもの、合成マイカの表面を金属酸化物で被覆したパール顔料、等が挙げられる。前記顔料の含有割合は、例えば、10~40重量%、10~35重量%、等とすることができる。
本発明の固形水彩絵具には、必要に応じて他の成分を含有させてもよい。他の成分としては、体質顔料、上記酵素変性デキストリン以外の結合剤、湿潤剤、界面活性剤、防腐剤・防カビ剤、等が挙げられる。
体質顔料は、主に、着色材たる顔料を分散させ、成型性を向上させるために用いられる。体質顔料としては、カオリン、クレー、ベントナイト、ジークライト等の珪酸アルミニウム塩;タルク等の珪酸マグネシウム塩;硫酸バリウム;炭酸カルシウム;等が挙げられる。体質顔料の含有割合は、例えば、0~60重量%、5~55重量%、等とすることができる。
結合剤は、主に、顔料を定着させる目的や、顔料を分散させる目的で使用される。結合剤としては、各種の水溶性高分子化合物、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、焙焼デキストリン、アラビアゴム、等が挙げられる。結合剤の含有割合は、例えば、5~30重量%、10~25重量%、等とすることができる。
湿潤剤は、主に、凍結防止、乾燥遅延、ひび割れ防止、等を目的として使用される。湿潤剤としては、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、等が挙げられる。湿潤剤の含有割合は、例えば、0.1~20重量%、0.5~10重量%、等とすることができる。
界面活性剤は、主に、顔料の分散や、非吸収面での塗描を可能にすること、等を目的として使用される。界面活性剤の例としては、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ナフタレンスルフォン酸ソーダホルマリン縮合物、特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤、等が挙げられる。界面活性剤の含有割合は、例えば、0.01~10重量%、0.1~3重量%、等とすることができる。
防腐剤・防カビ剤としては、フェノール、クロロアセトアミド、1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、2-ピリジンチオール-1-オキサイド・ナトリウム塩、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、チアベンダゾール、等が挙げられる。
本発明の固形水彩絵具は、例えば、以下のようにして製造することができる。まず所定量の、顔料、上記酵素変性デキストリン、体質顔料、結合剤、湿潤剤、界面活性剤、水、等の材料を準備する。ニーダを用いてこれらの材料を混練する。次に、得られた混練物を土練機で成型する。例えば、円柱状、四角柱状、等の形状に成型する。この時点の水の含有割合は、例えば、5重量%以上となるように調整する。次に、成型物を所望の大きさに切断する。最後に、得られた切断物を乾燥して固形水彩絵具とする。乾燥の条件としては、乾燥品たる固形水彩絵具の水の含有割合が2重量%以上となる条件であればよい。
その他、所望の水分含量を達成できる限りにおいて、混練物を乾燥粉砕したものを圧縮成型する方法で製造してもよい。
1.固形水彩絵具の作製
表1~3に示す配合(単位:重量部)からなる混練物をニーダで調製した。各混練物を土練機で成型し、棒状の成型物を得た。得られた成型物を所定の大きさに切断した。各切断物を乾燥し、24種の固形水彩絵具を作製した(実験例1~24)。
得られた各固形水彩絵具の水分含量を測定し、水の含有割合(重量%)を算出した。
得られた各固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合(重量%)を算出した。
以下、実験例ごとに詳述する。
表1~3に示す配合(単位:重量部)からなる混練物をニーダで調製した。各混練物を土練機で成型し、棒状の成型物を得た。得られた成型物を所定の大きさに切断した。各切断物を乾燥し、24種の固形水彩絵具を作製した(実験例1~24)。
得られた各固形水彩絵具の水分含量を測定し、水の含有割合(重量%)を算出した。
得られた各固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合(重量%)を算出した。
以下、実験例ごとに詳述する。
(実験例1)
表1に示す配合(合計:100重量部)で、タイペークR-830(顔料)、硫酸バリウム(体質顔料)、ベントナイト(モンモリロナイト)(体質顔料)、KAOLIN ASP#170(体質顔料)、DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリン、インスタントガムBA(水溶性樹脂)、グリセリン(湿潤剤)、ポイズ530(界面活性剤)、サンアイバックSA(防腐剤)、及びイオン交換水を混ぜて、混練物を調製した。得られた混練物を土練機で成型し、所定の大きさ(縦135mm、横155mm、厚み84mmの直方体)に切断した。成型時の水の含有割合は7重量%であった。各切断物を乾燥し、固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
乾燥により水の含有割合が7重量%から2重量%に減少したので、固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した(13.0/0.949)。
積Pは110であった(8×13.7)。
表1に示す配合(合計:100重量部)で、タイペークR-830(顔料)、硫酸バリウム(体質顔料)、ベントナイト(モンモリロナイト)(体質顔料)、KAOLIN ASP#170(体質顔料)、DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリン、インスタントガムBA(水溶性樹脂)、グリセリン(湿潤剤)、ポイズ530(界面活性剤)、サンアイバックSA(防腐剤)、及びイオン交換水を混ぜて、混練物を調製した。得られた混練物を土練機で成型し、所定の大きさ(縦135mm、横155mm、厚み84mmの直方体)に切断した。成型時の水の含有割合は7重量%であった。各切断物を乾燥し、固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
乾燥により水の含有割合が7重量%から2重量%に減少したので、固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した(13.0/0.949)。
積Pは110であった(8×13.7)。
(実験例2)
DE=9(規格値:9±1)の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは123であった。
DE=9(規格値:9±1)の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは123であった。
(実験例3)
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を6.85重量%と算出した(6.5/0.949)。
積Pは123であった。
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を6.85重量%と算出した(6.5/0.949)。
積Pは123であった。
(実験例4)
DE=40の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を3.37重量%と算出した(3.2/0.949)。
積Pは135であった。
DE=40の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を3.37重量%と算出した(3.2/0.949)。
積Pは135であった。
(実験例5)
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
(実験例6)
DE=11の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは151であった。
DE=11の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは151であった。
(実験例7)
DE=18の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは246であった。
DE=18の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは246であった。
(実験例8)
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは246であった。
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは246であった。
(実験例9)
DE=25の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは342であった。
DE=25の酵素変性デキストリンを用い、表1に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは342であった。
(実験例10)
DE=40の酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは548であった。
DE=40の酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を13.7重量%と算出した。
積Pは548であった。
(実験例11)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例12)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例13)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例14)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例15)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例16)
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例17)
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリン(DE=8)の含有割合を4.53重量%と算出した(4.3/0.949)。
積Pは36であった。
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリン(DE=8)の含有割合を4.53重量%と算出した(4.3/0.949)。
積Pは36であった。
(実験例18)
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリン(DE=18)の含有割合を5.16重量%と算出した(4.9/0.949)。
積Pは93であった。
DE=18まで分解された後、水素添加した酵素変性デキストリンを用い、表2に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリン(DE=18)の含有割合を5.16重量%と算出した(4.9/0.949)。
積Pは93であった。
(実験例19)
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を15.6重量%と算出した(14.8/0.949)。
積Pは125であった。
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を15.6重量%と算出した(14.8/0.949)。
積Pは125であった。
(実験例20)
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を17.3重量%と算出した(16.4/0.949)。
積Pは138であった。
DE=8(規格値:8±1)の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を17.3重量%と算出した(16.4/0.949)。
積Pは138であった。
(実験例21)
酵素変性デキストリンを用いず、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例22)
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を15.6重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてBAYFERROX 180Mを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を15.6重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
(実験例23)
酵素変性デキストリンを用いず、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
酵素変性デキストリンを用いず、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した(積P=0)。
成型時の水の含有割合は7重量%であった。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
(実験例24)
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
各固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を17.3重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
DE=4の酵素変性デキストリンを用い、顔料としてタイペークR-830に代えてPaliogen Red L3885を用い、界面活性剤としてポイズ530に代えてデモールEPを用い、表3に示す配合で、実験例1と同様にして固形水彩絵具を作製した。
得られた固形水彩絵具における水の含有割合は2重量%であった。
各固形水彩絵具における酵素変性デキストリンの含有割合を17.3重量%と算出した。
DE値が上記特定範囲の酵素変性デキストリンを含まないので、積Pは0とした。
2.水溶け性の評価
各固形水彩絵具について、以下の試験方法にて水溶け性を評価した。
(試験方法)
水を十分に含ませた平型デザイン筆で固形水彩絵具の表面を5回擦り、画用紙に塗布する。下記3段階で評価する。
A:色がはっきり判別できる程度に着色する。
B:着色するが、薄くて色を判別できない。
C:着色しない。
各固形水彩絵具について、以下の試験方法にて水溶け性を評価した。
(試験方法)
水を十分に含ませた平型デザイン筆で固形水彩絵具の表面を5回擦り、画用紙に塗布する。下記3段階で評価する。
A:色がはっきり判別できる程度に着色する。
B:着色するが、薄くて色を判別できない。
C:着色しない。
3.耐湿度性の評価
各固形水彩絵具について、以下の試験方法にて耐湿度性を評価した。
(試験方法)
固形水彩絵具を温度20℃、湿度100%の条件で1週間保存する。下記3段階で評価する。
A:変化なし。
B:水溶性樹脂等の成分の溶け出しはあるが、固形水彩絵具の原型は保たれている。
C:固形水彩絵具が溶け出し、変形する。
各固形水彩絵具について、以下の試験方法にて耐湿度性を評価した。
(試験方法)
固形水彩絵具を温度20℃、湿度100%の条件で1週間保存する。下記3段階で評価する。
A:変化なし。
B:水溶性樹脂等の成分の溶け出しはあるが、固形水彩絵具の原型は保たれている。
C:固形水彩絵具が溶け出し、変形する。
4.評価結果
結果を表1~3に示す。すなわち、実験例1~4、18~20の固形水彩絵具は、水溶け性と耐湿度性がいずれも評価Aであり、高い水溶け性と保存性を備えていた。これに対し、他の実験例の固形水彩絵具は、水溶け性と耐湿度性の少なくともいずれかが評価B又はCであり、高い水溶け性と保存性を両立できておらず、実用性において問題を有すると考えられた。
結果を表1~3に示す。すなわち、実験例1~4、18~20の固形水彩絵具は、水溶け性と耐湿度性がいずれも評価Aであり、高い水溶け性と保存性を備えていた。これに対し、他の実験例の固形水彩絵具は、水溶け性と耐湿度性の少なくともいずれかが評価B又はCであり、高い水溶け性と保存性を両立できておらず、実用性において問題を有すると考えられた。
以上の結果から、DE値が7~40の酵素変性デキストリンを用い、かつ積Pが90~140となるように前記酵素変性デキストリンの配合割合を設定することにより、水溶け性と耐湿度性の両方に優れた固形水彩絵具が得られることが示された。
実験に用いた主な材料を以下にまとめた。
<顔料>
・タイペークR-830(酸化チタン)
・BAYFERROX 180M(酸化鉄)
・Paliogen Red L3885(ペリレンレッド)
<顔料>
・タイペークR-830(酸化チタン)
・BAYFERROX 180M(酸化鉄)
・Paliogen Red L3885(ペリレンレッド)
<体質顔料>
・ベントナイト(モンモリロナイト)(ベントナイト)
・KAOLIN ASP#170(クレー)
・ベントナイト(モンモリロナイト)(ベントナイト)
・KAOLIN ASP#170(クレー)
<水溶性樹脂>
・インスタントガムBA(アカシアガム)
・デキストリンS-102(黄色デキストリン)
・モールドNo.1(冷水糊化澱粉)
・PENON PKW(ヒドロキシプロピルデンプン)
・ハイデックス(白色デキストリン)
・インスタントガムBA(アカシアガム)
・デキストリンS-102(黄色デキストリン)
・モールドNo.1(冷水糊化澱粉)
・PENON PKW(ヒドロキシプロピルデンプン)
・ハイデックス(白色デキストリン)
<界面活性剤>
・ポイズ530(特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤)
・デモールEP(特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤)
・ポイズ530(特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤)
・デモールEP(特殊ポリカルボン酸型高分子界面活性剤)
Claims (3)
- 少なくとも顔料を含む固形水彩絵具であって、
水の含有割合が2重量%以上であり、
DE値が7~40である酵素変性デキストリンを含み、
前記DE値と前記酵素変性デキストリンの含有割合の重量%値との積Pが90~140である、固形水彩絵具。 - 前記酵素変性デキストリンのDE値が7~19である、請求項1に記載の固形水彩絵具。
- 前記酵素変性デキストリンのDE値が7~10である、請求項1に記載の固形水彩絵具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110434A JP2022007445A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 固形水彩絵具 |
CN202110703828.3A CN113845790A (zh) | 2020-06-26 | 2021-06-24 | 固体水彩颜料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110434A JP2022007445A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 固形水彩絵具 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2020110434A Pending JP2022007445A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 固形水彩絵具 |
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CN (1) | CN113845790A (ja) |
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2020
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