JP2022007388A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022007388000001
【課題】混合気を点火する前にラジカルを気筒の側壁面に分布させる。
【解決手段】制御装置は、内燃機関の作動中に(S100にてYES)、点火時期を設定するステップ(S102)と、ラジカル生成時期を設定するステップ(S104)と、空気噴射時期を設定するステップ(S106)と、空気圧力の制御を実行するステップ(S108)と、ラジカル生成制御を実行するステップ(S110)と、空気噴射制御を実行するステップ(S112)と、点火制御を実行するステップ(S114)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図2

Description

本開示は、内燃機関の点火制御に関する。
内燃機関の作動中、気筒内の燃料と空気との混合気を点火する前に、気筒内に設けられる電極を用いて活性酸素の一種であるラジカルを生成することによって混合気の燃焼を促進させて熱効率を向上させる技術が公知である。たとえば、特開2008-240547号公報(特許文献1)には、混合気を点火する前に、気筒内の中心電極と中心電極を円筒状に囲うように設けられる側方電極とを用いてコロナ放電を発生させてラジカルを生成する技術が開示される。
特開2008-240547号公報
上述のような内燃機関においては、熱効率をより向上させるために、生成したラジカルを気筒の側壁面に分布させることが求められる。しかしながら、内燃機関の圧縮行程中の筒内流動は、運転条件やサイクル毎に変化するため、ガス流動が弱くラジカルが気筒の側壁面に到達するまでに要する時間が長くなる運転条件である場合には、気筒の側壁面に到達前にラジカルが消滅する場合がある。
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、混合気を点火する前にラジカルを気筒の側面の内壁に分布させる内燃機関を提供することである。
本開示のある局面に係る内燃機関は、混合気を燃焼させる燃焼室を有する気筒と、気筒の頂部に設けられ、プラズマ放電を発生させることによってラジカルを生成する放電電極と、放電電極とともに気筒の頂部に設けられ、頂部から気筒の側面に向けて放射状に空気を噴射する空気噴射装置と、放電電極を用いた放電動作と空気噴射装置の動作とを制御する制御装置とを備える。制御装置は、混合気を点火させる前に、放電電極を用いてラジカルを生成し、かつ、空気を噴射するように空気噴射装置を制御する。
このようにすると、生成したラジカルを空気噴射によって気筒の側面方向に流動させることができるため、気筒の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることができる。気筒の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることによって、混合気が点火させられたときに燃焼後半の速度を上げて、燃焼期間を短縮し、時間損失を低減することができる。さらに、気筒の側面における未燃ガスの発生量を低減して燃焼効率を向上させることができる。そのため、混合気の燃焼を促進させて熱効率を向上させることができる。
ある実施の形態においては、制御装置は、空気を噴射する場合に、空気の圧力が気筒内の圧力よりも高くなるように空気噴射装置を制御する。
このようにすると、空気の圧力が気筒内の圧力よりも高くなるように空気噴射装置が制御されるので、生成したラジカルを空気噴射によって気筒の側面方向に流動させることができる。
さらにある実施の形態においては、制御装置は、放電電極を用いてプラズマ放電を複数回発生させてラジカルを生成する。
このようにすると、混合気を点火させる前に、気筒内において適切な量のラジカルを発生させることができる。
さらにある実施の形態においては、制御装置は、プラズマ放電を発生させて混合気を点火させる。
このようにすると、気筒の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させた状態で混合気を点火させることができる。
さらにある実施の形態においては、内燃機関は、アーク放電の発生が可能に構成される点火用放電電極をさらに備える。制御装置は、アーク放電を発生させて混合気を点火させる。
このようにすると、気筒の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させた状態で混合気を点火させることができる。
本発明によると、混合気を点火する前にラジカルを気筒の側面の内壁に分布させる内燃機関を提供することができる。
本実施の形態に係る内燃機関の構成の一例を示す図である。 制御装置によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における熱発生率と点火信号と空気噴射信号との変化の一例を示すタイミングチャートである。 空気噴射によるラジアルの流動について説明するための図である。 空気噴射の有無による燃焼期間の差について説明するための図である。 空気噴射の有無による時間損失の差について説明するための図である。 空気噴射の有無による未燃損失の差について説明するための図である。 変形例における熱発生率と点火信号と空気噴射信号との変化の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る内燃機関1の構成の一例を示す図である。本実施の形態において、天然ガスを燃料として用いるガスエンジンである場合を内燃機関1の一例として説明する。
内燃機関1は、気筒2と、ピストン4と、放電電極8と、空気噴射装置10と、吸気バルブ12と、排気バルブ14と、吸気通路16と、排気通路18と、ポンプ20と、制御装置100と、筒内圧センサ102とを備える。
気筒2は、シリンダブロックに形成される。気筒2は、シリンダブロックに複数個形成されてもよい。気筒2内には、ピストン4が摺動可能に収納される。気筒2の頂部3には、吸気通路16の一方端部と、排気通路18の一方端部とが接続される。気筒2の頂部3には、さらに放電電極8と空気噴射装置10とが設けられる。気筒2の頂部3と、ピストン4の上面と気筒2の側面の内壁とによって燃焼室6が形成される。
吸気通路16の途中には、制御装置100からの制御信号に応じて、吸気通路16に天然ガスを供給する供給装置(図示せず)が設けられる。制御装置100は、たとえば、内燃機関1の運転状態や要求出力等に基づいて天然ガスの供給量を設定する。制御装置100は、設定された供給量の天然ガスが供給されるように供給装置を制御する。吸気通路16の他方端部である吸気口から流通する空気は、供給装置から供給される天然ガスと混合され、混合気として気筒2に流通する。
気筒2の頂部3には、放電電極8が設けられる。本実施の形態において、放電電極8は、プラズマ放電を発生させることによって活性酸素の一種であるOHラジカル(ヒドロキシルラジカル、以下単に「ラジカル」と記載する。)を生成するラジカル生成動作と、気筒2の燃焼室6内の混合気を点火する点火動作とを行なう。放電電極8は、プラズマ放電の発生が可能な公知の構成であればよく、その詳細な構造については説明しない。放電電極8を用いて各種放電動作は、制御装置100によって制御される。すなわち、放電電極8は、制御装置100からの制御信号に基づいてラジカル生成動作と、点火動作とのうちの少なくともいずれかを実行可能に構成される。
気筒2の頂部3には、放電電極8とともに空気噴射装置10がさらに設けられる。空気噴射装置10は、たとえば、制御装置100からの制御信号に基づいて空気を噴射する。空気噴射装置10には、頂部3から気筒2内に突出する突出部が設けられる。突出部には、複数の噴射孔が設けられる。複数の噴射孔は、たとえば、頂部3から気筒2の側面の内壁に向けて放射状に空気が噴射可能に設けられる。空気噴射装置10には、たとえば、ポンプ20が接続されている。ポンプ20は、たとえば、制御装置100の制御信号に基づいて空気噴射装置10によって噴射される空気の圧力を調整可能に構成される。空気噴射装置10には、弁体が設けられており、弁体の開弁時間や開度を調整することにより空気の噴射量が制御される。空気噴射装置10の先端から噴射された空気は、図1の矢印に示すように、気筒2の側面の内壁に向けて流通する。
気筒2の頂部3と吸気通路16の一方端部との接続部分には、吸気バルブ12が設けられる。吸気バルブ12は、クランク軸の回転に同期して回転する吸気用カムを用いて1サイクル中の期間のうちの所定期間(たとえば、吸気行程)に開状態になり、その他の期間に閉状態になる。
ピストン4は、コネクティングロッドを介して出力軸であるクランク軸(いずれも図示せず)に連結されている。ピストン4が上死点(TDC:Top Dead Center)に到達するクランク軸の回転角度を含む所定の回転角度区間において放電電極8を用いた点火動作が行なわれると、燃焼室6内の混合気が燃焼する。混合気の燃焼によって生じる燃焼圧(圧力波)によってピストン4が押し下げられ、ピストン4が動作する。クランク軸においてピストンの動作が回転動作に変換されることによって、ピストン4に作用する燃焼圧が、クランク軸の回転トルクとして作用してクランク軸が回転する。
気筒2の燃焼室6で燃焼した気体は、排気として排気通路18を流通する。気筒2と排気通路18の一方端部との接続部分には、排気バルブ14が接続される。排気バルブ14は、クランク軸の回転に同期して回転する排気用カムを用いて1サイクル中の期間のうちの所定期間(たとえば、排気行程)に開状態になり、その他の期間に閉状態になる。排気通路18には、排気処理装置(図示せず)が設けられ、排気に含まれる所定の成分(たとえば、窒素酸化物等)が排気処理装置により浄化される。排気通路18を流通する排気は、排気処理装置を経由して排気通路18の他方端部から外部に排出される。
制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、入力ポートおよび出力ポート(いずれも図示せず)とを含む。CPUは、各種処理を実行する。メモリは、CPUが実行する各種処理を示すプログラムおよび各種処理の実行時に用いられるデータを記憶するROM(Read Only Memory)と、CPUの処理結果等を記憶するRAM(Random Access Memory)とを含む。入力ポートおよび出力ポートを介して、制御装置100と、制御装置100の外部の機器との情報のやり取りが行なわれる。入力ポートには、筒内圧センサ102が接続される。
筒内圧センサ102は、気筒2内の圧力を検出する。筒内圧センサ102は、検出した気筒2内の圧力を示す信号を制御装置100に送信する。
出力ポートには、制御対象となる各種電気機器(たとえば、供給装置、放電電極8の駆動回路、空気噴射装置10およびポンプ20)が接続される。すなわち、制御装置100は、入力ポートに接続された各種センサから信号を受信し、受信した信号に基づいて各種処理結果に従って制御信号を制御対象となる各種電気機器に送信して各種電気機器を制御する。
以上のような構成を有する内燃機関1の作動中、気筒2内の混合気を点火する前に、気筒2内に設けられる放電電極8を用いてラジカルが生成される場合がある。ラジカルを生成することにより、たとえば、内燃機関1の希薄燃焼運転域などの燃焼が緩慢になる運転領域においても混合気の燃焼を促進させて熱効率を向上させることができる。そのため、内燃機関1の運転領域を拡大しても熱効率を向上させつつ安定した燃焼が可能なる。このようなラジカルは、気筒2の側面の内壁に周方向に沿って分布させることが望ましい。これは、気筒2の側面の内壁にラジカルを周方向に分布させることにより、燃焼後半での燃焼速度を高めることができるためである。
しかしながら、内燃機関1の圧縮行程中の筒内流動は、運転条件やサイクル毎に変化するため、ガス流動が弱くラジカルが気筒2の側面の内壁に到達するまでに要する時間が長くなる運転状態になる場合には、気筒2の側面の内壁に到達する前にラジカルが消滅する場合がある。
そこで、本実施の形態においては、制御装置100が、混合気を点火させる前に、放電電極8を用いてラジカルを生成し、かつ、空気を噴射するように空気噴射装置10を制御するものとする。
このようにすると、生成したラジカルを空気噴射によって気筒2の側面方向に流動させることができるため、気筒2の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることができる。気筒2の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることによって、混合気が点火させられたときに燃焼後半の燃焼速度を上げて、燃焼期間を短縮し、時間損失を低減することができる。さらに、気筒2の側面における未燃ガスの発生量を低減して燃料効率を向上させることができる。そのため、混合気の燃焼を促進させて熱効率を向上させることができる。
以下、図2を参照して、制御装置100で実行される処理について説明する。図2は、制御装置100によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、制御装置100により、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、制御装置100は、内燃機関1が作動中であるか否かを判定する。制御装置100は、たとえば、始動要求を受けて内燃機関1が始動した後であって、停止要求を受け付けていない場合に、内燃機関1が作動中であると判定する。内燃機関1が作動中であると判定される場合(S100にてYES)、処理はS102に移される。
S102にて、制御装置100は、点火時期を設定する。制御装置100は、たとえば、内燃機関1の運転状態(たとえば、内燃機関1の回転数や内燃機関1に対する要求出力等)に基づいて基準となる点火時期を設定する。制御装置100は、たとえば、内燃機関1の運転状態とマップ等とを用いて基準となる点火時期を設定する。制御装置100は、さらに、内燃機関1の冷却水の温度やノッキングの有無等によって点火時期の補正値を設定する。制御装置100は、基準となる点火時期を補正値を用いて補正して最終的な点火時期(クランク軸の回転角度)を設定する。
S104にて、制御装置100は、ラジカル生成時期を設定する。制御装置100は、たとえば、最終的な点火時期から予め定められた回転角度だけ前の回転角度をラジカル生成時期として設定する。予め定められた回転角度は、たとえば、クランク軸の回転角度が最終的な点火時期に到達する前に予め定められた回数(本実施の形態においては、3回)の放電電極8を用いたプラズマ放電と、空気噴射装置10を用いた空気噴射とが実施可能な期間を確保できるように設定される。
なお、予め定められた回数は、たとえば、内燃機関1の回転数に応じて設定されてもよいし、内燃機関1の回転数にかかわらず、一定の値に設定されてもよい。また、ラジカル生成時期は、たとえば、プラズマ放電が発生しても混合気が点火しない程度の筒内圧となる回転角度区間に設定される。
S106にて、制御装置100は、空気噴射時期を設定する。制御装置100は、たとえば、ラジカル生成時期と最終的な点火時期との間の時期であって、たとえば、ラジカル生成時期から予め定められた回転角度だけ進んだ回転角度を空気噴射時期として設定する。
S108にて、制御装置100は、空気圧力の制御を実行する。制御装置100は、たとえば、ポンプ20を用いて調整される空気圧力が、現時点までの予め定められた期間における筒内圧センサ102によって検出される筒内圧の履歴のうちの最大値よりも大きくなるように空気圧力を設定する。制御装置100は、設定された空気圧力になるようにポンプ20を制御する。
S110にて、制御装置100は、設定されたラジカル生成時期にラジカル生成制御を実行する。制御装置100は、クランク軸の回転角度がラジカル生成時期に相当する回転角度に到達するときにラジカル生成制御を実行する。本実施の形態において、制御装置100は、たとえば、ラジカル生成時期を始期としてプラズマ放電が3回発生するように放電電極8の放電動作を制御する。プラズマ放電の発生間隔は、たとえば、予め定められた回転角度区間になるように設定されてもよいし、あるいは、内燃機関1の回転数に応じて異なる間隔になるように変更されてもよい。
S112にて、制御装置100は、設定された空気噴射時期に空気が噴射されるように空気噴射装置10を制御する。制御装置100は、クランク軸の回転角度が空気噴射時期に相当する回転角度に到達するときに空気が噴射されるように空気噴射装置10を制御する。
S114にて、制御装置100は、点火制御を実行する。制御装置100は、クランク軸の回転角度が最終的な点火時期に相当する回転角度に到達するときに点火制御を実行する。本実施の形態において、制御装置100は、たとえば、最終的な点火時期を始期としてプラズマ放電が3回発生するように放電電極8の放電動作を制御する。プラズマ放電の発生間隔は、たとえば、予め定められた回転角度区間になるように設定されてもよいし、あるいは、内燃機関1の回転数に応じて異なる間隔になるように変更されてもよい。また、本実施の形態においては、ラジカル生成動作も点火動作もプラズマ放電が発生する回転角度のみが異なるものとして説明したが、ラジカル生成動作と点火動作とでプラズマ放電の発生回数や発生間隔を異なるものとしてもよい。なお、内燃機関1が作動中でないと判定される場合(S100にてNO)、この処理は終了される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る内燃機関1における制御装置100の動作について図3および図4を参照しつつ説明する。
図3は、本実施の形態における熱発生率と点火信号と空気噴射信号との変化の一例を示すタイミングチャートである。図3の横軸は、クランク軸の回転角度(CA)を示す。図3の縦軸は、熱発生率と点火信号の信号レベルと、空気噴射信号の信号レベルとを示す。また、図3のLN1は、空気噴射がない場合の熱発生率の変化(燃焼波形)を示す。図3のLN2は、空気噴射がある場合の熱発生率の変化を示す。図3のLN3は、点火信号の信号レベルの変化を示す。図3のLN4は、空気噴射信号の信号レベルの変化を示す。また、図4は、空気噴射によるラジアルの流動について説明するための図である。図4には、気筒2の下方から頂部3側を視た図が示される。
たとえば、内燃機関1が作動中である場合を想定する。内燃機関1が作動中であるため(S100にてYES)、内燃機関1の運転状態や内燃機関1の状態に基づいて最終的な点火時期が設定され(S102)、設定された最終的な点火時期に基づいてラジカル生成時期が設定される(S104)。さらに、ラジカル生成時期から予め定められた回転角度だけ進んだ回転角度が空気噴射時期として設定されるとともに(S106)、空気圧力の制御が実行される(S108)。そして、図3のLN3に示すように、クランク軸の回転角度がラジカル生成時期に相当する回転角度CA(0)になるとラジカル生成制御が実行され(S110)、3回のプラズマ放電の発生が行なわれる。3回のプラズマ放電の発生が行なわれる場合において、圧縮前の筒内圧が低い状態であるため、燃焼は始まらないが化学反応が起こり、図4の(A)の領域50に示すように、放電電極8の周囲にラジカルが生成されることとなる。
そして、図3のLN4に示すように、空気噴射時期に相当する回転角度CA(1)になると空気噴射制御が実行される(S112)。空気噴射制御によって空気噴射が行なわれると、図4の(B)の領域60に示すように、放電電極8の周囲に生成されたラジカルが空気噴射装置10の先端を中心として一定の厚さを有する環状の領域に分布し、気筒2の側面の内壁に向けて拡大していく。
その後、図3のLN2に示すように、最終的な点火時期に相当する回転角度CA(3)になると点火制御が実行され、3回のプラズマ放電の発生が行なわれる。3回のプラズマ放電の発生が行なわれると、混合気が点火し、図3のLN2に示すように、回転角度CA(3)の時点から熱発生率が上昇することとなる。
放電電極8から燃焼が開始されると、図4の(C)の領域70に示すように、燃焼により生じた燃焼圧(圧力波)が生じる。このとき、火炎伝播初期に火炎前縁とラジカルが分布した領域80までに空間があることで、初期燃焼でラジカルが消費されず、さらに、その後の火炎伝播の圧力により、気筒2の側面の内壁までラジカルが押される。その結果、ラジカルが放電電極8を中心に均一に拡大し、図4の(C)の領域80に示すように、ラジカルが気筒2の側面に沿って周方向に分布した状態になる。
そのため、図3のLN2に示すように、燃焼の後半においてラジカルを含む混合気が燃焼するため、燃焼速度が上がり、早期に燃焼が完了するため、図3のLN1に示す空気噴射がない場合と比較して燃焼期間が短縮する。
図5は、空気噴射の有無による燃焼期間の差について説明するための図である。図5の縦軸は、燃焼期間(CA)を示す。図5の左側の棒グラフが空気噴射なしの場合の燃焼期間の長さを示す。図5の右側の棒グラフが空気噴射ありの場合の燃焼期間の長さを示す。
図5の棒グラフの下方の無地の領域が燃焼前半の予め定められた回転角度区間における燃焼期間を示し、図5の棒グラフの上方の斜線の領域が燃焼後半の予め定められた回転角度区間における燃焼期間を示す。
図5に示すように、燃焼前半の燃焼期間は、空気噴射の有無にかかわらず同じであるのに対して、燃焼後半の燃焼期間は、空気噴射がある方が空気噴射がない方よりも短くなる。これは、上述したように気筒2の側面の内壁に沿ってラジカルが周方向に分布させることによって燃焼後半の燃焼速度が向上することに起因している。
図6は、空気噴射の有無による時間損失の差について説明するための図である。図6の縦軸は、時間損失(%)を示す。図6の左側の棒グラフが空気噴射なしの場合の時間損失の大きさを示す。図6の右側の棒グラフが空気噴射ありの場合の時間損失の大きさを示す。時間損失とは、ピストン4が上死点(TDC:Top Dead Center)となる位置で気筒2内の混合気が完全燃焼する場合と比較したときの損失の割合を示す。
時間損失は、燃焼期間が短くなるほど低減する。そのため、図5に示したように、空気噴射ありの場合の方が空気噴射なしの場合と比較して燃焼期間を短くなるため、図6に示すように、空気噴射ありの場合の方が空気噴射なしの場合と比較して時間損失が低減する。時間損失を低減することによって内燃機関1の熱効率が向上する。
図7は、空気噴射の有無による未燃損失の差について説明するための図である。図7の縦軸は、未燃損失(%)を示す。図7の左側の棒グラフが空気噴射なしの場合の未燃損失の大きさを示す。図7の右側の棒グラフが空気噴射ありの場合の未燃損失の大きさを示す。未燃損失とは、供給された燃料のうち、燃え残った燃料による損失の割合を示す。
空気噴射がない場合には、気筒2の側面の内壁において未燃ガスとなり得る混合気は、空気噴射がある場合には、気筒2の側面の内壁にラジカルが分布されて燃焼するため、未燃ガスの発生量が低減し、未燃損失が低減される。そのため、図7に示すように,空気噴射ありの場合の方が空気噴射なしの場合と比較して未燃損失が低減する。未燃損失が低減することによって燃焼効率が向上するとともに内燃機関1の熱効率が向上する。
以上のようにして、本実施の形態に係る内燃機関1によると、生成したラジカルを空気噴射によって気筒2の側面方向に流動させることができるため、気筒の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることができる。気筒2の側面に沿ってラジカルを周方向に分布させることによって、混合気が点火させられたときに燃焼後半の速度を上げて燃焼期間を短縮することで時間損失を低減することができる。さらに、気筒2の側面における未燃ガスの発生量を低減して燃料効率を向上させることができる。そのため、混合気の燃焼を促進させて内燃機関1の熱効率を向上させることができる。したがって、混合気を点火する前にラジカルを気筒の側面の内壁に分布させる内燃機関を提供することができる。
さらに、空気を噴射する場合に、空気の圧力が気筒2内の圧力よりも高くなるように空気噴射装置10が制御されるので、生成したラジカルを空気噴射によって気筒2の側面方向に流動させることができる。
さらに、放電電極8を用いてプラズマ放電を複数回発生させてラジカルが生成されるので、混合気を点火させる前に、気筒2内において適切な量のラジカルを発生させることができる。
さらに、プラズマ放電を発生させて混合気を点火させるので、気筒2の側面の内壁に沿ってラジカルを周方向に分布させた状態で混合気を点火させることができる。
以下、変形例について記載する。
上述の実施の形態では、内燃機関1は、天然ガスを燃料とするガスエンジンである場合を一例として説明したが、内燃機関1は、火花点火式の内燃機関であればよく、天然ガスを燃料とする内燃機関に特に限定されるものではない。内燃機関1は、たとえば、LPG(Liquefied Petroleum Gas)等の気体燃料を燃料とするガスエンジンであってよいし、あるいは、ガソリンを燃料とするポート噴射式あるいは直噴式のガソリンエンジンであってもよい。
さらに上述の実施の形態では、プラズマ放電を3回実施することによってラジカルを生成するものとして説明したが、特に、ラジカルを生成するためのプラズマ放電の回数は、3回に限定されるものではなく、たとえば、ラジカルの生成量の目標値に応じて設定されてもよい。また、ラジカルの生成量の目標値は、たとえば、内燃機関1の運転状態に基づいて設定されてもよい。
さらに上述の実施の形態では、プラズマ放電を3回実施することによって点火制御を実行するものとして説明したが、特に、混合気を点火するためのプラズマ放電の回数は、3回に限定されるものではなく、1回、2回あるいは4回以上であってもよい。
さらに上述の実施の形態では、空気噴射装置10は、気筒2の中心軸に対して予め定められた角度を有する方向に空気を噴射することによって気筒2の頂部3から気筒2の側面の内壁に向けて放射状に空気を噴射するものとして説明が、たとえは、空気噴射装置10の先端が気筒2の下方に突出し、水平方向であって、かつ、放射状に空気を噴射するように構成されてもよい。
さらに上述の実施の形態では、最終的な点火時期からラジカル生成時期と空気噴射時期とを設定するものとして説明したが、ラジカル生成時期と空気噴射時期とは最終的な点火時期にかかわらず一定の時期(クランク軸の回転角度)に設定されてもよい。
さらに上述の実施の形態では、放電電極8においてプラズマ放電を発生させることによって混合気を点火させるものとして説明したが、内燃機関1は、放電電極8に加えて、混合気を点火させるためのアーク放電を発生させることが可能な点火用放電電極をさらに備えてもよい。なお、この変形例における内燃機関1の構成は、点火用放電電極をさらに備える点を除き、図1に示す内燃機関1の構成と同様である。そのため、その詳細な説明は、繰り返さない。点火用放電電極は、たとえば、気筒2の軸中心であって、かつ、頂部3に設けられる。このような構成によって、気筒2の側面の内壁に沿ってラジカルを周方向に分布させた状態で混合を点火させることができる。
図8は、この変形例における熱発生率と点火信号と空気噴射信号との変化の一例を示すタイミングチャートである。図8の横軸は、クランク軸の回転角度(CA)を示す。図8の縦軸は、熱発生率と点火信号の信号レベルと、空気噴射信号の信号レベルを示す。また、図8のLN5は、空気噴射がない場合の熱発生率の変化を示す。図8のLN6は、空気噴射がある場合の熱発生率の変化を示す。図8のLN7は、点火信号の信号レベルの変化を示す。図8のLN8は、空気噴射信号の信号レベルの変化を示す。
たとえば、内燃機関1が作動中である場合を想定する。図8のLN7に示すように、クランク軸の回転角度がラジカル生成時期に相当する回転角度CA(4)になるとラジカル生成制御が実行され、3回のプラズマ放電の発生が行なわれる。3回のプラズマ放電の発生が行なわれる場合において、圧縮前の筒内圧が低い状態であるため、燃焼は始まらないが化学反応が起こり、放電電極8の周囲にラジカルが生成される。
そして、空気噴射時期に相当する回転角度CA(5)になると空気噴射制御が実行される。空気噴射制御によって空気噴射が行なわれると、放電電極8の周囲に生成されたラジカルが空気噴射装置10の先端を中心として一定の厚さを有する環状の領域に分布し、気筒2の側面の内壁に向けて拡大していく。
その後、図3のLN7に示すように、最終的な点火時期に相当する回転角度CA(6)になると点火制御が実行され、アーク放電の発生が行なわれる。アーク放電の発生が行なわれると、混合気が点火し、図3のLN6に示すように、回転角度CA(7)の時点から熱発生率が上昇することとなる。
放電電極8から燃焼が開始されると、燃焼により生じた燃焼圧(圧力波)が生じる。このとき、火炎伝播初期に火炎前縁とラジカルが分布した領域までに空間があることで、初期燃焼でラジカルが消費されず、さらに、その後の火炎伝播の圧力により、気筒2の側面の内壁までラジカルが押される。その結果、ラジカルが放電電極8を中心に均一に拡大し、ラジカルが気筒2の側面に沿って周方向に分布した状態になる。
そのため、図8のLN6に示すように、燃焼の後半においてラジカルを含む混合気が燃焼するため、燃焼速度が上がり、早期に燃焼が完了するため、図8のLN5に示す空気噴射がない場合と比較して燃焼期間が短縮する。
なお、上記した変形例は、その全部または一部を適宜組み合わせて実施してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 内燃機関、2 気筒、3 頂部、4 ピストン、6 燃焼室、8 放電電極、10 空気噴射装置、12 吸気バルブ、14 排気バルブ、16 吸気通路、18 排気通路、20 ポンプ、50,60,70,80 領域、100 制御装置、102 筒内圧センサ。

Claims (5)

  1. 混合気を燃焼させる燃焼室を有する気筒と、
    前記気筒の頂部に設けられ、プラズマ放電を発生させることによってラジカルを生成する放電電極と、
    前記放電電極とともに前記気筒の頂部に設けられ、前記頂部から前記気筒の側面に向けて放射状に空気を噴射する空気噴射装置と、
    前記放電電極を用いた放電動作と前記空気噴射装置の動作とを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記混合気を点火させる前に、前記放電電極を用いて前記ラジカルを生成し、かつ、前記空気を噴射するように前記空気噴射装置を制御する、内燃機関。
  2. 前記制御装置は、前記空気を噴射する場合に、前記空気の圧力が前記気筒内の圧力よりも高くなるように前記空気噴射装置を制御する、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記制御装置は、前記放電電極を用いて前記プラズマ放電を複数回発生させて前記ラジカルを生成する、請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記制御装置は、前記プラズマ放電を発生させて前記混合気を点火させる、請求項1~3のいずれかに記載の内燃機関。
  5. 前記内燃機関は、アーク放電の発生が可能に構成される点火用放電電極をさらに備え、
    前記制御装置は、前記アーク放電を発生させて前記混合気を点火させる、請求項1~3のいずれかに記載の内燃機関。
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