JP2022006441A - 電子部品、画像形成装置及び実装方法 - Google Patents

電子部品、画像形成装置及び実装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022006441A
JP2022006441A JP2020108661A JP2020108661A JP2022006441A JP 2022006441 A JP2022006441 A JP 2022006441A JP 2020108661 A JP2020108661 A JP 2020108661A JP 2020108661 A JP2020108661 A JP 2020108661A JP 2022006441 A JP2022006441 A JP 2022006441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
terminal
substrate
region
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020108661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022006441A5 (ja
Inventor
秀洋 若宮
Hidehiro Wakamiya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2020108661A priority Critical patent/JP2022006441A/ja
Priority to US17/352,525 priority patent/US20210407898A1/en
Publication of JP2022006441A publication Critical patent/JP2022006441A/ja
Publication of JP2022006441A5 publication Critical patent/JP2022006441A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/48Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
    • H01L23/488Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of soldered or bonded constructions
    • H01L23/498Leads, i.e. metallisations or lead-frames on insulating substrates, e.g. chip carriers
    • H01L23/49838Geometry or layout
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/80Details relating to power supplies, circuits boards, electrical connections
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/14Electronic sequencing control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/02002Arrangements for conducting electric current to or from the device in operations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保すること。【解決手段】基板5と、基板5とは異なる第2の基板に半田付けするための端子2、3と、を備える電子部品1であって、端子2、3は、基板5の中央部から端子2、3に向かう第1の方向(第1の仮想線L1)に略直交する第1の辺2b、3b及び第2の辺2a、3aを有し、第1の辺2b、3bの長さと第2の辺2a、3aの長さとが異なる。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品、画像形成装置及び実装方法に関し、特に、基板上に実装する面実装電子部品の端子形状に関する。
面実装電子部品(以下、電子部品ともいう)には、基板と電子部品とを半田付けするためのリードタイプの端子を備えた部品と、銅箔ランド等で形成されたランドタイプの端子を備えた部品とがある。後者のランドタイプの端子を備えた部品において、基板に電子部品を実装する際には、基板上に設けられた銅箔パターンのランドに半田を載せ、電子部品の端子と基板のランドとが接触するような位置に電子部品を配置し、熱を加えて半田付けを行っている。また、面実装電子部品のランドタイプの端子形状は、例えば特許文献1に記載されているように長方形である。
特開2014-103183号公報
ここで、面実装電子部品の基板への実装後の位置はセルフアライメントで決まる。また、面実装電子部品にはできるだけ実装位置が所定の位置からずれないような安定性が求められる使用方法がある。例えばレーザビームプリンタ等の画像形成装置においては、用紙の端部からの画像書き出しタイミングを決めるためにレーザ光を受光するための受光面を備えた面実装電子部品である受光用電子部品が使用されている。例えば受光用電子部品の実装位置が所定の位置からずれると、画像の書き出し位置が所定の位置からずれてしまい、形成される画像への影響が出てしまう。このため、例えば画像形成装置への使用用途では、面実装電子部品の基板への実装位置の安定が求められている。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)第1の基板と、前記第1の基板とは異なる第2の基板に半田付けするための少なくとも1つの端子と、を備える電子部品であって、前記端子は、前記第1の基板の中央部から前記端子に向かう第1の方向に略直交する第1の辺及び第2の辺を有し、前記第1の辺の長さと前記第2の辺の長さとが異なることを特徴とする電子部品。
(2)感光体と、前記感光体上にレーザ光を走査し静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により形成された静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像手段と、前記感光体上のトナー像を記録材に転写するための転写手段と、前記レーザ光を受光するための受光面を有する前記(1)に記載の電子部品と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することができる。
実施例1の電子部品1を示す上面図、側面図 実施例1の基板10を示す上面図、基板10に実装された電子部品1を示す側面図 実施例1の電子部品1と基板10との関係を示す図、電子部品1と電子部品4がそれぞれ基板10にずれて実装された場合を示す図、セルフアラインメントが生じた場合を示す図 実施例2の電子部品17、20、29、50の端子形状を示す図 実施例3の電子部品34を示す図、実施例4の電子部品37を示す図 実施例4の画像形成装置の概略構成を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[面実装電子部品]
図1は実施例1の面実装電子部品を示した図である。なお、実施例1では基板に半導体素子を避けるための孔をあけて実装するタイプの電子部品を例に説明するが、面実装部品であれば穴無しで実装するタイプでもよく、このタイプの限りではない。図1(a)は電子部品1を上から見た図であり、図1(b)は横から見た図である。電子部品1は、少なくとも1つの半田付け用の端子、第1の基板5(以下、基板5とする)、ICチップ等の半導体素子(不図示)、モールド9を有している。実施例1では、電子部品1は、半田付け用端子2及び半田付け用端子3(以下、端子2、3とする)を有している。端子2、3は、銅箔ランド等で形成されたランドタイプの端子である。
端子2は、基板5の中央部から端子2に向かう第1の方向に略直交する第1の辺2b及び第2の辺2aを有している。実施例1では、端子2の第1の辺2bの長さと第2の辺2aの長さとが異なることを特徴としている。端子3は、基板5の中央部から端子3に向かう第1の方向に略直交する第1の辺3b及び第2の辺3aを有している。辺の長さ(以下、幅ともいう)については端子3についても端子2と同様である。なお、第1の方向は、基板5の短手方向における中心を通る第1の仮想線L1と略平行な方向である。
端子2、3は、電子部品1を基板に実装する際に半田付けするために銅等で生成されている。図1に示すように、端子2と端子3は基板5の長手方向に並んで形成されている。実施例1では、上述した第1の方向は基板5の長手方向と略平行である。また、この端子2及び端子3の形状は、電子部品1の中央部側の第1の辺2b、3bの幅をB、中央部から離れた第2の辺2a、3aの幅をAとすると、幅の関係がA<Bとなるような形状となっている。以下、第1の辺2b、3bを幅Bの辺ということもあり、第2の辺2a、3aを幅Aの辺ということもある。ここで、端子2と端子3とは、基板5の長手方向における中心を通る第2の仮想線L2に対して対称となる1組の端子となっている。
端子2、3の形状は、図1(a)では、例えばA<Bとなるような台形形状となっているが、A<Bの関係を満たせばよく、他の形状であってもよい。更に、実施例1では、短手方向において、端子2の幅Aの辺の中心と幅Bの辺の中心とを結んだ仮想線と、端子3の幅Aの辺の中心と幅Bの辺の中心とを結んだ仮想線とは、第1の仮想線L1と略一致するように、端子2と端子3とが基板5上に形成されている。図1(b)は電子部品1を横から見た図であり、基板5は電子部品1の土台となっている。モールド9は、基板5上に載せられたICチップ(不図示)を封止している。
[電子部品の基板への実装]
図2(a)は電子部品1を実装する第2の基板10(以下、基板10とする)の上面図、図2(b)は電子部品1を基板10に実装した際の断面図をそれぞれ示している。基板10には、電子部品1を実装する際にモールド9を避けるための孔11が設けられている。また、基板10には、電子部品1を半田付けにより基板10上に実装するための銅等で生成された基板ランド12及び基板ランド13が設けられている。電子部品1を基板10に実装する際には、まず基板ランド12、13にクリーム半田14を載せる。その後、図2(b)に示すように、電子部品1の端子2と基板ランド12とが半田付けした際に合うような位置に、また、端子3と基板ランド13とが半田付けした際に合うような位置に電子部品1を配置する。そしてその後、半田を溶融するためにリフロー炉を通して加熱し、その後冷却する。これにより半田を溶融、凝固して電子部品1を基板10に実装する。
[セルフアラインメントの仕組み]
図3(a)は電子部品1を基板10に実装した状態での、端子2、3と基板ランド12、13の位置関係を示した図であり要部を示した図である。電子部品1を基板10に実装すると、リフロー層にて熱が加わり半田が溶けたときに、端子2と基板ランド12、及び、端子3と基板ランド13、にそれぞれ半田の表面張力及び濡れ力が働く。これらの力によって電子部品1が移動し、最終的に安定した位置に固定される。半田の表面張力及び濡れ力によって電子部品1が移動し位置が調整されることをセルフアラインメントという。ここで、端子2、3の幅の関係をA<Bにすることで、セルフアライメントによる電子部品1の位置は、端子2、3の幅の関係がA=Bとなっている場合よりも、より実装後の位置が基板10の中央部に安定的に配置される。
端子2、3の幅の関係について、A=BよりもA<Bの方がより実装後の位置が中央部に安定的に配置される理由について図3(b-1)(b-2)、図3(c-1)(c-2)を用いて説明する。ここで、基板10において、基板ランド12と基板ランド13の短手方向における仮想の中心線を、ランド部の中心線L3という。実施例1では、電子部品1がランド部の中心線L3から下方向にずれて基板10上に載せられた場合を例に説明する。ここで、ランド部の中心線L3から下方向とは、ランド部の中心線L3から短手方向における基板10の2つの端部のうち一方の端部の方向を意味し、図3(b-1)(b-2)等ではランド部の中心線L3よりも下方向である。
図3(b-1)は端子の幅の関係がA=Bである電子部品4の場合を、図3(b-2)は端子の幅の関係がA<Bである電子部品1の場合を、それぞれ基板10に電子部品が載せられた状態を上面から見た図である。図3(c-1)(c-2)は図3(b-1)(b-2)の状態からリフロー炉を通して半田に熱が加えられた後のセルフアライメントが働いた後の、(c-1)電子部品4の位置、(c-2)電子部品1の位置をそれぞれ示した図である。いずれも左図(b-1、c-1)は幅の関係がA=Bとなる端子15、16を有している電子部品4の場合を示しており、右図(b-2、c-2)は幅の関係がA<Bとなる実施例1の端子2、3を有している電子部品1の場合を示している。なお、電子部品4の他の構成は電子部品1と同様である。
基板ランド12、13並びに端子2、3及び端子15、16の材質は主に銅であり、銅は半田に対して濡れ性が高い。この濡れ性の高い基板ランド12、13にクリーム半田14を塗った後に電子部品1及び電子部品4を載せる。この後、リフロー炉を通して半田に熱が加えられることで半田が溶融して液状になる。このとき、基板ランド12、13に対して半田の量が十分多い場合、半田の表面張力及び濡れ力による力が働く。また、半田の表面張力及び濡れ力は基板ランド12、13に対して電子部品1の端子2、3及び電子部品4の端子15、16の対向面積をより大きくするように作用する。対向面積とは、クリーム半田を介して基板ランドと端子とが重なり合う面積をいい、以降単に、端子の対向面積という。また、図4では端子2と基板ランド12及び端子3と基板ランド13(又は端子15と基板ランド12及び端子16と基板ランド13)の両方で対向面積がより大きくなるように作用する。このため、電子部品1及び電子部品4は、対向面積が大きくなる方向、すなわち実施例1では上方向に移動するような力が働き、電子部品1及び電子部品4は上方向Xに移動する。ここで上方向とは、ランド部の中心線L3から電子部品1及び電子部品4の短手方向における2つの端部のうちの他方の端部の方向を意味する。
図3(c-1)(c-2)は電子部品1及び電子部品4が上方向Xに移動し、端子の対向面積が最大になった際の幅の関係がA=Bの場合とA<Bの場合の位置関係を示す。実施例1のように端子の幅の関係がA<Bの場合は、図3(c-2)に示すように基板ランド12、13の中心位置(ランド部の中心線L3の位置)が最大の対向面積となる位置である。このため、電子部品1の中心位置(第1の仮想線L1)とランド部の中心線L3とが一致するように移動する。このとき、端子の上辺と下辺は基板10の基板ランド12、13の上辺と下辺に対して両者が平行になることはない。ここで、端子の上辺とは、幅Bの辺と幅Aの辺とを結ぶ2つの辺のうちの一方の辺であり、端子の下辺とは、幅Bの辺と幅Aの辺とを結ぶ2つの辺のうちの他方の辺である。また、基板ランドの上辺とは、ランド部の中心線L3に平行な2つの辺のうちの一方の辺であり、基板ランドの下辺とは、ランド部の中心線L3に平行な2つの辺のうちの他方の辺である。これは電子部品1の端子2、3の形状が台形形状となっているからである。そのため、端子2、3の上辺及び下辺(長手方向の2つの斜辺でもある)において、常に回転力がかかった状態となる。端子2にかかる回転力の方向は、端子3にかかる回転力の方向とは逆の方向になる。このため、両者(端子2と端子3)の回転力が相拮抗するところで移動が落ち着く。そのため、端子2、3の上辺及び下辺には常に回転力がかかっていて安定しやすい。
一方、電子部品4の幅の関係がA=Bとなっている場合は、(c-1)に示すように半田の表面張力及び濡れ力により基板ランド12、13の中心位置(ランド部の中心線L3)まで移動する。しかし、実施例1の電子部品1の幅の関係がA<Bで端子2、3の台形形状のような斜めの箇所が無く、回転力がかからない。このため、電子部品4では、電子部品1のA<Bの端子2、3の形状の場合に比べて最終的に配置されるときの安定性が下がる。
以上の理由より、電子部品1及び電子部品4が半田の表面張力及び濡れ力によって最終的に落ち着く位置は、A=Bの場合よりもA<Bの場合の方が、より基板10上の基板ランド12、13の中心位置(ランド部の中心線L3)になる。かつ、電子部品1は電子部品4よりも安定して基板10の中心位置に留まることができる。なお、実施例1では、端子2、3の幅の関係がA<Bとなる形状で説明したが、幅の関係がB>Aの関係の形状でもよい。このような構成にすることで電子部品を基板に実装した後の最終的な電子部品の実装位置の安定性を確保することができる。
以上、実施例1によれば、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することができる。
[端子の形状]
実施例2では、実施例1で説明した電子部品1の端子形状の幅の関係がA<Bとなる場合及びA>Bとなる場合のいくつかの形状パターンの例を示す。図4(a)~(d)に端子の形状パターンの例を示す。端子の幅について、図4(a)、(c)、(d)はA<Bとなる場合の例を示し、(b)はA>Bとなる場合の例を示している。
図4(a)に示す電子部品17は、基板5、端子18、端子19、モールド9を有している。図4(b)に示す電子部品20は、基板5、端子21、端子22、モールド9を有している。図4(c)に示す電子部品29は、基板5、端子30、端子31、端子32、端子33、モールド9を有している。図4(d)に示す電子部品50は、基板5、端子51、端子52、モールド9を有している。
図4に示すように、図4(a)~(c)はどの端子も、上辺及び下辺の一部は基板10の基板ランド12、13の上辺及び下辺に対して平行であり、一部は基板ランド12、13の上辺及び下辺に対して平行でないような形状とする。例えば、図4に示すように漏斗の断面形状のような形状(以下、漏斗形状という)である。このような形状にすることで、電子部品17、20、29は、常に回転力がかかった状態となり、端子18(又は端子21等)の回転力と端子19(又は端子22等)の回転力とが相拮抗するところで電子部品17(又は電子部品20等)の移動が落ち着く。両者の力が釣り合った状態においても、端子の斜めの辺(上辺及び下辺)には常に力が働いた状態となり、より実装位置の安定性を確保することができる。なお、図4(a)、(b)は実施例1で説明した通り端子形状が基板ランドに対して斜めとなる形状が含まれているため、実施例1同様、左右方向及び上下方向のバランスがよくなる形状である。
また、図4(c)は図4(a)の1組の端子を基板5の短手方向に複数、例えば2組並べており、左右の各辺の複数の端子形状が同じ構成となっている。このように、基板5の長手方向において線対称となるような1組の端子を、短手方向に並べて配置してもよい。例えば、図4(b)の1組の端子を基板5の短手方向に複数組み並べて配置してもよいし、図4(a)と図4(b)とを基板5の短手方向に複数組み並べて配置してもよい。実施例2の様な形状にすることで、実施例1と同様に、従来の長方形の端子形状よりも、電子部品の位置をより安定した位置に留めることができる。
図4(d)の端子51、52は、図4(a)~(c)とは違いT字型の形状をしている。端子51、52のT字型の形状においては、幅Bの辺の長さと半田付けする基板の端子形状の長さ(基板ランド12、13の短手方向の長さ)とを同じにすることで、A=Bとした端子よりも、より安定するような力が働く。
以上、実施例2によれば、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することができる。
実施例3では、電子部品を基板5の長手方向の辺の二等分線と短手方向の辺の二等分線とにより4つのブロックに分け、このうちの1つを基本ブロックとする。基本ブロックは、少なくとも1つの端子を有している。基本ブロックの端子の形状と他の3つのブロックの端子形状を、電子部品の外形の上述した2つの二等分線に対して線対称とし、かつ二等分線の交点に対して点対称となるような形状として、対称構成にする。これにより、よりセルフアライメントが効果的に働く構成とするものである。
[基本ブロック]
図5(a)に実施例3の電子部品34の端子の形状を示す。電子部品34は、基板5、モールド9を有している。基板5の長手方向の辺の二等分線Aと基板5の短手方向の辺の二等分線Bによって、電子部品34の外形を4つのブロック(4つの領域)B1、B2、B3、B4にわける。二等分線Aは基板5の長手方向における中心を通る第2の仮想線L2(図1参照)であり、二等分線Bは基板5の短手方向における中心を通る第1の仮想線L1(図1参照)であり、第1の仮想線は実施例1で説明した第1の方向に対して略平行である。なお、二等分線Aと二等分線Bとの交点を交点Cとする。
4つのブロックのうち第1の領域であるブロックB1を基本ブロックとする。基本ブロックB1の要部を図1(a)の左下に示す。また、基本ブロックB1において、長手方向の2つの辺のうち、二等分線Bと重なる長辺を長辺B1a、長辺B1aとは異なる他方の長辺を長辺B1bとする。基本ブロックB1において、短手方向の2つの辺のうち、二等分線Aと重なる短辺を短辺B1c、短辺B1cとは異なる他方の短辺を短辺B1dとする。
基本ブロックB1は端子35、端子36を有している。端子35は、例えば実施例2の図4(a)の端子18を二等分線Bで分割した形状となっている。具体的には、端子35は、基本ブロックB1の長辺B1aに接する辺及び長辺B1aには接しないが平行な辺と、短辺B1c、B1dに平行で、幅がA/2の辺及び幅がB/2の辺と、斜辺とを有した、漏斗形状を長手方向に分割した形状となっている。端子36は、基本ブロックB1の長辺B1a、B1bに平行な2つの辺と短辺B1c、B1dに平行な1つの辺と、端子35の斜辺に平行な1つの辺と、を有した、台形形状となっている。
電子部品34は、基本ブロックB1の端子35、36の形状を基本構成として次のように残りのブロックの端子を構成する。まず、第3の領域であるブロックB2は、基本ブロックB1を二等分線Aに対して線対称となるように配置することで、端子35aと端子36aとが配置される。第2の領域であるブロックB3は、基本ブロックB1を二等分線Bに対して線対称となるように配置することで、端子35bと端子36bとが配置される。第4の領域であるブロックB4は、基本ブロックB1の対角線上のブロックであり、基本ブロックB1を交点Cに対して点対称となるように配置することで、端子35cと端子36cとが配置される。
以上のように、基本ブロックB1を線対称及び点対称に配置する。これにより、端子35と端子35bとで、図4の端子18のような形状の端子が形成され、端子35aと端子35cとで、図4の端子19のような形状の端子が形成される。なお、基本ブロックB1を線対称及び点対称に配置した結果、図4(b)の端子21及び端子22のような形状となるように、基本ブロックB1の端子35の形状を設定してもよい。このとき、端子36の形状は、端子35の形状に合わせて変更してもよい。
また、図5(a)に示す様に、電子部品34の端子の少なくとも2つ以上の端子の上辺と下辺の一部が、基板10の基板ランド12、13の上辺及び下辺に対して平行になることが無いような形状とする。このように、あるブロックの端子形状に対して他のブロックの形状を対称にすることで上下方向及び左右方向の力を均一にすることができる。かつ、電子部品の端子の上辺と下辺の一部が基板の基板ランドの上辺及び下辺に対して平行になることが無いような形状とすることで、上辺及び下辺には常に回転力がかかっていて実装位置が安定しやすくなる。この様な端子形状にすることで電子部品を基板ランドのより中心位置に安定して配置することができる。なお実施例3では、基板5上に6つの端子を有している例で説明したが6つ以外の複数の端子に適用しても同様の効果を奏する。
また、図5(c)は、T字型の形状をした端子を有しており、上記で示したように基本ブロックを線対称及び点対称となるような形状とすることで、図5(a)(b)と同様の効果を奏する。なお、図5(c)については後述する。
以上、実施例3によれば、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することができる。
実施例4は、レーザビームプリンタ等の画像書き出しタイミングを決めるために使用しているレーザ光等の光を検知する光検知用の電子部品に関する。まず初めに、電子部品が適用される画像形成装置について説明する。
[レーザビームプリンタの説明]
図6に画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ1000(以下、プリンタ1000という)は、感光ドラム1010、帯電部1020、現像部1030を備えている。感光ドラム1010は、静電潜像が形成される感光体である。帯電部1020は、感光ドラム1010を一様に帯電する。露光手段である光走査装置1025は、レーザ光を発光するための発光素子を有しており、画像データに応じたレーザ光を感光ドラム1010上に走査することにより静電潜像を形成する。現像手段である現像部1030は、感光ドラム1010に形成された静電潜像をトナーにより現像することでトナー像を形成する。感光ドラム1010上(感光体上)に形成されたトナー像はカセット1040から供給された記録材としてのシートPに転写手段である転写部1050によって転写される。シートPに転写された未定着のトナー像は定着器1060によって定着されてトレイ1070に排出される。この感光ドラム1010、帯電部1020、現像部1030、転写部1050が画像形成部である。また、プリンタ1000は、電源装置1080を備え、電源装置1080からモータ等の駆動部と制御部5000へ電力を供給している。
制御部5000は、CPU(不図示)を有しており、画像形成部による画像形成動作やシートPの搬送動作等を制御している。光走査装置1025は、レーザ光を受光するための受光面を有する光検知用の電子部品を有している。この電子部品はビーム検知センサと呼ばれており、レーザ光が感光ドラム1010に照射される前のタイミングでビーム光を検知するために用いられる。ビーム検知センサはレーザ光を検知することにより信号を出力する。出力された信号は制御部5000に入力され、制御部5000は受信した信号に基づき、レーザ光の発光タイミングを調整することができる。これにより感光ドラム1010に静電潜像の形成開始のタイミングを調整することができる。なお、本発明の電子部品を適用することができる画像形成装置は、図6に例示された構成に限定されない。
[光検知用の電子部品]
図5(b)に実施例4の光検知用の電子部品37の形状を示す。光検知用の電子部品37にはレーザ光等の光が走査された際に走査されたレーザ光を検知(受光)して信号を出力するような受光部(受光面)38を有している。また、電子部品37は、基板5、モールド9、更に、例えば実施例3で説明したような形状の端子39、40、41、42、43、44を有している。なお、実施例4では実施例3で示した端子形状を用いて説明したが、実施例1、2で示したような端子形状でもよい。このような端子形状とすることで、電子部品37を基板10に実装する際に基板ランド12、13の中心位置に安定して電子部品37を配置することができる。
また、図5(c)に変形例の光検知用の電子部品60の形状を示す。光検知用の電子部品60は受光面61を有している。また、電子部品60は、基板5、モールド9、端子62、63、64、65、66、67を有している。このような端子形状とすることで、電子部品60を基板10に実装する際に基板ランド12、13の中心位置に安定して電子部品60を配置することができる。
このように光検知用の電子部品37、60において実装位置の安定性を確保する。これにより、プリンタ1000等で使用している光検出用の電子部品37、60の様に実装位置が画像書き出しタイミングに影響するような場合においても、画像書き出し位置を安定させることができ、画像の品質を確保することができる。
以上、実施例4によれば、面実装電子部品の基板への実装位置の安定性を確保することができる。
1 電子部品
2、3 端子
2a、3a 第2の辺
2b、3b 第1の辺
5 基板

Claims (10)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板とは異なる第2の基板に半田付けするための少なくとも1つの端子と、を備える電子部品であって、
    前記端子は、前記第1の基板の中央部から前記端子に向かう第1の方向に略直交する第1の辺及び第2の辺を有し、前記第1の辺の長さと前記第2の辺の長さとが異なることを特徴とする電子部品。
  2. 前記第1の方向において前記第1の辺は前記第2の辺よりも前記中央部に近い辺であり、
    前記第1の辺の長さは前記第2の辺の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記第1の方向において前記第1の辺は前記第2の辺よりも前記中央部に近い辺であり、
    前記第1の辺の長さは前記第2の辺の長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  4. 前記第1の基板の短手方向に複数の前記端子を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子部品。
  5. 前記第1の基板の短手方向における中心を通る第1の仮想線と前記第1の方向とが略平行であり、
    前記第1の基板の長手方向における中心を通る第2の仮想線に対して対称となる1組の前記端子を備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電子部品。
  6. 前記基板を前記第1の仮想線及び前記第2の仮想線により、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域の4つに分割したとき、
    前記第2の領域は、前記第1の領域を前記第1の仮想線に対して線対称とした領域であり、
    前記第3の領域は、前記第1の領域を前記第2の仮想線に対して線対称とした領域であり、
    前記第4の領域は、前記第1の領域を前記第1の仮想線と前記第2の仮想線との交点に対して点対称とした領域であることを特徴とする請求項5に記載の電子部品。
  7. 前記端子は、台形形状又は漏斗形状であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子部品。
  8. 感光体と、
    前記感光体上にレーザ光を走査し静電潜像を形成する露光手段と、
    前記露光手段により形成された静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像手段と、
    前記感光体上のトナー像を記録材に転写するための転写手段と、
    前記レーザ光を受光するための受光部を有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子部品と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記露光手段によって走査される前記レーザ光の発光タイミングを制御するための制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記電子部品の前記受光部で前記レーザ光を受光したタイミングに基づき前記レーザ光の発光タイミングを制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 第1の基板と、少なくとも1つの端子と、を有する電子部品を、前記端子が半田付けされる少なくとも1つのランドを有する第2の基板に実装する際に、前記端子と前記ランドとの間の半田を加熱し溶融するリフロー工程を備える実装方法であって、
    前記端子は、前記第1の基板の中央部から前記端子に向かう第1の方向に略直交する第1の辺及び第2の辺を有し、前記第1の辺の長さと前記第2の辺の長さとが異なり、
    前記リフロー工程において、前記第1の基板は、溶融した前記半田の表面張力によって、前記端子と前記ランドとが対向する面積が最も大きくなるように前記第2の基板に対して移動することを特徴とする実装方法。
JP2020108661A 2020-06-24 2020-06-24 電子部品、画像形成装置及び実装方法 Pending JP2022006441A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020108661A JP2022006441A (ja) 2020-06-24 2020-06-24 電子部品、画像形成装置及び実装方法
US17/352,525 US20210407898A1 (en) 2020-06-24 2021-06-21 Electronic component and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020108661A JP2022006441A (ja) 2020-06-24 2020-06-24 電子部品、画像形成装置及び実装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022006441A true JP2022006441A (ja) 2022-01-13
JP2022006441A5 JP2022006441A5 (ja) 2024-02-26

Family

ID=79031444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020108661A Pending JP2022006441A (ja) 2020-06-24 2020-06-24 電子部品、画像形成装置及び実装方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20210407898A1 (ja)
JP (1) JP2022006441A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3437477B2 (ja) * 1999-02-10 2003-08-18 シャープ株式会社 配線基板および半導体装置
JP6813977B2 (ja) * 2016-07-21 2021-01-13 キヤノン株式会社 部品の実装方法及び電子モジュール
US11545604B2 (en) * 2020-05-15 2023-01-03 Amkor Technology Singapore Holding Pte. Ltd. Semiconductor devices and methods of manufacturing semiconductor devices

Also Published As

Publication number Publication date
US20210407898A1 (en) 2021-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060245009A1 (en) Optical scanning device and image forming apparatus
EP1876871A2 (en) Surface mounting structure for electronic component
JP2007164137A (ja) 光偏向装置、光走査装置及び画像形成装置
CN102248806A (zh) 光源单元、光学扫描装置和成像设备
US11307525B2 (en) Printed circuit board mounting piezoelectric transformer
US11803142B1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP2022006441A (ja) 電子部品、画像形成装置及び実装方法
JPH11227252A (ja) 画像形成装置
JP6813977B2 (ja) 部品の実装方法及び電子モジュール
US10492304B2 (en) Method of mounting electronic part, circuit substrate, and image forming apparatus
JP2019159231A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2010208125A (ja) プリントヘッドおよび画像形成装置
US7079172B2 (en) Clock generating circuit and image-forming apparatus
JP2007149851A (ja) 配線基板、電子部品実装構造、および電子部品実装方法
JP2008076935A (ja) 走査光学装置及び画像形成装置
JP5446031B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2018101806A (ja) 回路基板、光学センサ、画像形成装置及び実装方法
JP6882906B2 (ja) プリント基板、電源装置および画像形成装置
JP2009217152A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US20210212217A1 (en) Method of mounting electronic component, substrate and an optical scanning apparatus
JP2022006441A5 (ja) 電子部品及び画像形成装置
JP2018133367A (ja) 電子部品の実装方法、プリント基板、電源装置および画像形成装置
JP2018014385A (ja) 基板及び画像形成装置
JP2010085963A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2020116833A (ja) 光書き込み装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240514