JP2022006363A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022006363000001
【課題】被保険者が勤務する複数の事業所について選択事業所と非選択事業所とを容易に登録できるようにすることである。
【解決手段】情報処理装置は、所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の被保険者情報登録画面を表示部に表示させ(ステップS31)、一の事業所以外に健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを第1の被保険者情報登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する。情報処理装置は、健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の被保険者情報登録画面を表示させる(ステップS39)。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、健康保険組合に属する被保険者の情報を管理するものとして健康保険組合システムが知られている。このような健康保険組合システムでは、被保険者が勤務する事業所(会社)から当該被保険者に対して支払われる給与(賞与も含む)に基づいて健康保険料を導出し、当該事業所に健康保険料の請求処理を行うことができるように構成されている。
また、このような健康保険組合システムでは、被保険者が勤務する事業所に関する情報を編集可能に構成されている。例えば、転勤などの理由により被保険者が勤務する事業所が変更になった場合には、事業所情報を変更させるとともに保険者番号を重複することなく付与する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2004-272418号公報
しかし、従来の健康保険組合システムは、事業所の変更には対応できるものの、例えば兼業などの理由により被保険者が複数の事業所に勤務することになった場合の情報の登録、編集などには対応できなかった。また、被保険者が複数の事業所に勤務する場合には、健康保険証に事業所名として記載される選択事業所と、それ以外の非選択事業所と、を指定した上で各々に対し必要とされる情報を登録しなければならないが、従来の健康保険組合システムでは選択事業所と非選択事業所を容易に指定することができなかった。
本発明の課題は、被保険者が勤務する複数の事業所について選択事業所と非選択事業所とを容易に登録できるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の登録画面を表示部に表示させる表示制御手段と、前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを前記第1の登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する設定手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に当該他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、被保険者が勤務する複数の事業所について選択事業所と非選択事業所とを容易に登録できる。
本発明の実施の形態の健保組合システムを示すブロック図である。 健保組合サーバの機能構成を示すブロック図である。 端末装置の機能構成を示すブロック図である。 健康保険組合、事業所、被保険者の関係の一例を示す図である。 (a)は、被保険者(選択事業所)情報管理テーブルの構成を示す図である。(b)は、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブルの構成を示す図である。 業務処理を示すフローチャートである。 被保険者情報登録処理を示すフローチャートである。 メニュー画面を示す図である。 選択事業所の被保険者情報登録画面を示す図である。 二以上事業所登録要否問合せ画面を示す図である。 非選択事業所の被保険者情報登録画面を示す図である。 二以上事業所被保険者条件入力画面を示す図である。 二以上事業所被保険者一覧表を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、図1~図4を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の健保組合システム1を示すブロック図である。図2は、健保組合サーバ10の機能構成を示すブロック図である。図3は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。図4は、健康保険組合、事業所、被保険者の関係の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の健保(健康保険)組合システム1は、ある1つの健保組合に設けられ当該健保組合に関する情報を管理するサーバ・クライアントの情報処理システムである。
健保組合は、とある企業(ここでは、グループ会社などの複数の事業所(会社)を有するものとする)に勤務する勤務者(従業員)の給与や賞与などの情報と健康保険の保険料とを管理している。この勤務者が、健康保険の被保険者となる。また、健保組合システム1は、1つの事業所に所属する被保険者(一事業所勤務者)と、2つ以上の事業所に所属(掛け持ち)する被保険者(二以上事業所勤務者)と、の情報を管理する。
図4に示すように、一例として、健保組合X,Yが存在するケースを考える。健保組合Xには、事業所A,B,Cが所属している。健保組合Yには、事業所D,E,Fが所属している。事業所Aには、被保険者I1,I2,I3が所属(勤務)している。事業所Bには、被保険者I3,I4が所属している。事業所Cには、被保険者I5,I6,I7が所属している。事業所Dには、被保険者I7,I8,I9が所属している。
被保険者I3は、同じ健保組合Xに所属する事業所A,Bに所属している。この掛け持ちパターンを掛け持ちタイプT1とする。被保険者I3は、事業所A,Bのいずれか一方(例えば事業所A)を選択事業所に設定し、選択事業所でない他方(例えば事業所B)を非選択事業所に設定する。
また、被保険者I7は、異なる健保組合Xに所属する事業所Cと健保組合Yに所属する事業所Dとに所属している。この掛け持ちパターンを掛け持ちタイプT2とする。被保険者I7も、事業所C,Dのいずれか一方(例えば事業所C)を選択事業所に設定し、選択事業所でない他方(例えば事業所D)を非選択事業所に設定する。
健保組合システム1は、例えば、健保組合Xに設けられた情報処理システムとする。健保組合Xの健保組合システム1は、健保組合Xに関する情報を管理するため、事業所A,B,Cに所属される被保険者I1~I7に関する情報を管理する。また、掛け持ちタイプT2の被保険者I7の情報は、いずれか1つの健保組合が管理するため、例えば、健保組合Xが管理するものとする。よって、健保組合Yの健保組合システムは、健保組合Yの事業所D,E,Fに関する情報を管理し、所属される被保険者I8,I9に関する情報を管理する。
図1に示すように、健保組合システム1は、情報処理装置としての健保組合サーバ10と、端末装置20と、印刷装置30と、を備える。健保組合システム1の各装置は、通信ネットワークNを介して通信接続されている。なお、健保組合システム1において、端末装置20、印刷装置30は、各1台ずつとするが、それぞれ複数台としてもよい。通信ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)であるが、WAN(Wide Area Network)など、他のネットワークを含むものとしてもよい。
健保組合サーバ10は、健保組合に関する情報を管理し、その情報の変更などに関する処理を行う情報処理装置である。端末装置20は、健保組合サーバ10に対応するクライアント装置であり、所属する健保組合のユーザ(オペレータ)が操作する。印刷装置30は、ネットワークプリンタであり、健保組合サーバ10又は端末装置20からの印刷指示に応じて、画像を用紙に印刷する。
図2に示すように、健保組合サーバ10は、表示制御手段、設定手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、通信部16と、を備える。健保組合サーバ10の各部は、バス17を介して互いに接続されている。
CPU11は、健保組合サーバ10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム、アプリケーションプログラムのうち指定されたプログラムを読み出してRAM13のワークエリアに展開し、当該展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
操作部12は、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスを有し、所属する保険組合の管理者などからのキー入力や位置の入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)や、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどで構成され、CPU11からの指示に応じて各種表示情報を表示する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などで構成され、各種データ及び各種プログラムを読み出し及び書き込み可能に記憶する記憶装置である。特に、記憶部15には、後述する業務処理を実行するための業務プログラムP1と、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40と、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60と、保険料(選択事業所)管理テーブル80と、保険料(非選択事業所)管理テーブル90と、を記憶するものとする。
通信部16は、ネットワークカードなどを有し、外部機器とデータの送受信を行う。CPU11は、通信部16を介して、外部機器としての端末装置20、印刷装置30と通信を行う。
図3に示すように、端末装置20は、CPU21と、操作部22と、RAM23と、表示部24と、記憶部25と、通信部26と、を備える。端末装置20の各部は、バス27を介して互いに接続されている。
CPU21、操作部22、RAM23、表示部24、記憶部25、通信部26は、健保組合サーバ10のCPU11、操作部12、RAM13、表示部14、記憶部15、通信部16と同様の構成であり、異なる部分を主として説明する。
CPU21は、端末装置20の各部を制御する。操作部22は、所属する保険組合のユーザからのキー入力や位置の入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。また、CPU21は、通信部26を介して、外部機器としての健保組合サーバ10、印刷装置30との通信を行う。
つぎに、図5を参照して、健保組合サーバ10の記憶部15に記憶されている情報を説明する。図5(a)は、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40の構成を示す図である。図5(b)は、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の構成を示す図である。
記憶部15に記憶されている被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40は、選択事業所及びその被保険者に関する情報(被保険者情報)を有するテーブルである。図5(a)に示すように、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40は、選択事業所番号41、選択事業所名42、選択事業所証番号43、勤務区分44、氏名(カナ)45、選択事業所給与総額46、選択事業所月額47…、扶養者有無48…などの項目(カラム)を有する。被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40のレコードは、被保険者単位の情報とする。
選択事業所番号41は、選択事業所の識別番号である。選択事業所名42は、選択事業所番号41の選択事業所の名称である。選択事業所証番号43は、選択事業所番号41の選択事業所に勤務する被保険者各々に割り当てられる健康保険証の識別番号である。勤務区分44は、選択事業所番号41の選択事業所の被保険者の勤務区分を示し、具体的には、被保険者が一事業所勤務者である勤務区分を「0」とし、被保険者が二以上事業所勤務者である勤務区分を「1」とする。
氏名(カナ)45は、選択事業所番号41及び選択事業所証番号43により一意的に決まる被保険者のカナの氏名である。選択事業所給与総額46は、選択事業所番号41の選択事業所において氏名(カナ)45の被保険者に支払われる月の給与総額のそのままの金額であり、例えば[円]単位である。選択事業所月額47は、選択事業所番号41の選択事業所において氏名(カナ)45の被保険者に支払われる標準報酬月額であり、例えば[千円]単位である。標準報酬月額は、給与総額ではなく、都道府県ごとに規定された保険料額表に基づき給与のレンジごとに割り出される月額の値である。標準報酬月額は、同一レンジ内では同じ値に丸められる。
選択事業所番号41~選択事業所月額47…は、選択事業所及び非選択事業所に共通の種類の情報とし、氏名(カナ)45の被保険者の性別、生年月日、氏名(漢字)などを含む。扶養者有無48は、氏名(カナ)45の被保険者の扶養者の有無を示す情報である。扶養者有無48…は、選択事業所のみで管理される種類の情報とする。
記憶部15に記憶されている被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60は、非選択事業所及びその被保険者に関する情報(被保険者情報)を有するテーブルである。図5(b)に示すように、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60は、選択事業所番号61、選択事業所証番号62、非選択事業所番号63a、非選択事業所名64a、非選択事業所証番号65a、氏名(カナ)66a、非選択事業所給与総額67a、非選択事業所月額68a…、健保外事業所69a…、非選択事業所番号63b、非選択事業所名64b、非選択事業所証番号65b、氏名(カナ)66b、非選択事業所給与総額67b、非選択事業所月額68b…、健保外事業所69b…の項目(カラム)を有する。被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60のレコードも、被保険者単位の情報とする。
選択事業所番号61は、選択事業所の識別番号である。選択事業所証番号62は、選択事業所番号61の選択事業所に勤務する被保険者各々に割り当てられる健康保険証の識別番号である。
非選択事業所番号63aは、選択事業所番号61及び選択事業所証番号62で一意的に決まる被保険者が所属する第1の非選択事業所の識別番号である。非選択事業所名64aは、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所の名称である。非選択事業所証番号65aは、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所に勤務する被保険者各々に割り当てられる健康保険証の識別番号である。
氏名(カナ)66aは、選択事業所番号61及び選択事業所証番号62(非選択事業所番号63a及び非選択事業所証番号65a)により一意的に決まる被保険者のカナの氏名である。非選択事業所給与総額67aは、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所において氏名(カナ)66aの被保険者に支払われる月の給与総額のそのままの金額である。非選択事業所月額68aは、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所において氏名(カナ)66aの被保険者に支払われる標準報酬月額である。
非選択事業所番号63a~非選択事業所月額68a…は、選択事業所及び非選択事業所に共通の種類の情報とし、氏名(カナ)66aの被保険者の性別、生年月日、氏名(漢字)などを含む。
健保外事業所69aは、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所が選択事業所番号61の健保組合に所属するか否かを示す情報である。健保外事業所69a…は、非選択事業所番号63aの第1の非選択事業所のみで管理される情報であり、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40の扶養者有無48…よりも数が少ない。
非選択事業所番号63b~健保外事業所69b…は、選択事業所番号61及び選択事業所証番号62で一意的に決まる被保険者(氏名(カナ)66a)が所属する第2の非選択事業所に関する情報であり、非選択事業所番号63a~健保外事業所69a…の第1の非選択事業所を第2の非選択事業所に対応させた情報である。氏名(カナ)66bは、氏名(カナ)66aと同様である。
このように、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60は、氏名(カナ)66aの被保険者が所属する非選択事業所分の事業所番号~健保外事業所…の被保険者情報を有する。
記憶部15に記憶される保険料(選択事業所)管理テーブル80は、健保組合システム1の健保組合に所属する選択事業所及びその被保険者に対応する健康保険の保険料などの情報を有するテーブルである。記憶部15に記憶される保険料(非選択事業所)管理テーブル90は、健保組合システム1の健保組合に所属する非選択事業所及びその被保険者に対応する健康保険の保険料などの情報を有するテーブルである。
また、図示を省略するが、記憶部15には、健保組合システム1の健保組合に勤務するユーザをログイン認証するための、各ユーザのユーザID及びパスワードの組合せを有するユーザ管理テーブルも記憶されているものとする。
つぎに、図6~図13を参照して、健保組合システム1の動作を説明する。図6は、業務処理を示すフローチャートである。図7は、被保険者情報登録処理を示すフローチャートである。図8は、メニュー画面100を示す図である。図9は、選択事業所の被保険者情報登録画面110を示す図である。図10は、二以上事業所登録要否問合せ画面120を示す図である。図11は、非選択事業所の被保険者情報登録画面130を示す図である。図12は、二以上事業所被保険者条件入力画面140を示す図である。図13は、二以上事業所被保険者一覧表150を示す図である。
まず、被保険者が掛け持ちタイプである場合の、所属する事業所の情報を含む被保険者の情報(被保険者情報)の登録から健康保険料の請求までの業務の流れを説明する。さきに、図4の掛け持ちタイプT1の被保険者I3について説明する。被保険者I3についての業務の流れは、次のようになる。
(1-1).被保険者I3が、健保組合Xに申請書(選択届)を提出する。申請書(選択届)の内容は、事業所Aを選択事業所とするものとする。
(1-2).健保組合Xが、申請書(選択届)の内容を事業所Aに通知する。また、健保組合Xが、申請書(選択届)の内容を事業所Bに通知する。
(1-3).事業所Bが、健保組合Xに申請書(取得届)を提出する。申請書(取得届)の内容は、事業所Bを非選択事業所にするものとする。
(1-4).健保組合Xが、事業所A及び事業所Bからの通知に基づき、被保険者I3の被保険者情報を入力する。
(1-5).健保組合Xが、事業所A及び事業所Bに対して、被保険者I3の健康保険料を按分して請求する。
ついで、図4の掛け持ちタイプT2の被保険者I7について説明する。被保険者I7についての業務の流れは、次のようになる。
(2-1).被保険者I7が、健保組合Xに申請書(選択届)を提出する。申請書(選択届)の内容は事業所Cを選択事業所とし、事業所Dの存在を通知するものである。
(2-2).健保組合Xが、申請書(選択届)の内容を事業所Cに通知する。また、健保組合Xが、申請書(選択届)の内容を事業所Dに通知する。
(2-3).事業所Dが、健保組合Xに申請書(取得届)を提出する。申請書(取得届)の内容は、事業所Dを非選択事業所にするものである。
(2-4).健保組合Xが、申請書(取得届)の内容を健保組合Yに通知する。
(2-5).健保組合Xが、事業所C及び事業所Dからの通知に基づき、被保険者I7の被保険者情報を入力する。
(2-6).健保組合Xが、事業所C及び事業所Dに対して被保険者I7の健康保険料を按分して請求する。
本実施の形態では、上記(1-4)、(2-5)に対応して、被保険者情報の登録を含む業務処理を健保組合システム1で実行する。
ついで、図6~図13を参照して、健保組合システム1の健保組合サーバ10で実行される業務処理を説明する。
あらかじめ、ある被保険者の申請書(選択届)、申請書(取得届)が、健保組合システム1に対応する健保組合(健保組合Xとする)に提出され、健保組合Xのユーザが、申請書(選択届)、申請書(取得届)などに応じて、当該被保険者(登録対象の被保険者)に関する被保険者情報を入力する準備をするものとする。
健保組合システム1において、端末装置20の操作部22を介して健保組合のユーザから業務処理の実行指示が入力され、CPU21は、通信部26を介して、入力された業務処理の実行指示を健保組合サーバ10に送信する。そして、健保組合サーバ10において、通信部16を介して業務処理の実行指示を端末装置20から受信したことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶されている業務プログラムP1に従い、業務処理を実行する。
図6に示すように、まず、CPU11は、健保組合のログイン画面情報を生成し、通信部16を介して端末装置20に送信し、表示部24に表示させる(ステップS11)。端末装置20のCPU21は、通信部26を介して、ログイン画面情報を健保組合サーバ10から受信して表示部24に表示する。
以下、説明を簡単にするために、健保組合サーバ10から端末装置20への表示情報の送信及び表示部24への表示について、CPU11が、表示情報を表示部24に表示させる記載とし、端末装置20側の表示情報の受信及び表示の記載を省略するものとする。また、端末装置20の操作部22を介するユーザからの操作情報の入力及び健保組合サーバ10への操作情報の送信において、CPU11が、操作部22を介して操作情報の入力を受け付ける記載とし、端末装置20側の操作情報の送信の記載を省略するものとする。
そして、CPU11は、操作部22を介して、ユーザからのユーザID及びパスワードの入力を受け付ける(ステップS12)。そして、CPU11は、ステップS12で入力されたユーザID及びパスワードの組合せが、記憶部15に記憶されているユーザ管理テーブルにあるか否かにより、ユーザのログイン認証を行い、ログイン認証が成功であるか否かを判別する(ステップS13)。
ログイン認証が失敗である場合(ステップS13;NO)、ステップS12に移行される。ログイン認証が成功である場合(ステップS13;YES)、CPU11は、業務処理のメニュー画面情報を作成し、表示部24に表示させる(ステップS14)。メニュー画面情報は、後述する被保険者情報登録、二以上事業所被保険者出力と、保険料算出などのその他の処理と、のメニュー項目を選択入力可能な画面情報とする。
ステップS14のメニュー画面情報は、例えば、階層構造の複数のメニュー画面を表示するためのメニュー画面情報である。具体的には、図8に示す最上層のトップメニュー画面としてのメニュー画面100とその下層の複数のメニュー画面とを含むメニュー画面情報である。メニュー画面100は、各種のメニュー項目101と、終了ボタン102と、を有する。メニュー項目101は、各種のメニュー項目を表示し選択入力を受け付ける操作要素である。終了ボタン102は、業務処理の終了の指示入力を受け付けるボタンである。
例えば、メニュー画面100において、「3 適用・徴収業務(適用)」のメニュー項目101が選択入力されると、適用・徴収業務(適用)のメニュー画面(図示略)が表示され、適用・徴収業務(適用)のメニュー画面で被保険者情報登録に対応する「被保険者 資格取得・喪失届入力」のメニュー項目が選択入力可能であるものとする。また、メニュー画面100において、「4 適用・徴収業務(徴収・他)」のメニュー項目101が選択入力されると、適用・徴収業務(徴収)のメニュー画面(図示略)が表示され、適用・徴収業務(徴収)のメニュー画面で二以上事業所被保険者出力に対応する「二以上事業所一覧表」のメニュー項目や、「保険料算出」のメニュー項目などが選択入力可能であるものとする。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、被保険者情報登録に対応するメニュー項目が選択入力されたか否かを判別する(ステップS15)。被保険者情報登録に対応するメニュー項目が選択入力された場合(ステップS15;YES)、CPU11は、被保険者情報登録処理を実行し(ステップS16)、ステップS14に移行する。
ここで、図7を参照して、ステップS16の被保険者情報登録処理を説明する。まず、CPU11は、選択事業所の被保険者情報登録画面情報を生成して表示部24に表示する(ステップS31)。ステップS31では、例えば、図9に示す被保険者情報登録画面110が表示される。被保険者情報登録画面110は、選択事業所の事業所番号入力欄111、選択事業所の証番号入力欄112、勤務区分入力欄113と、その他の被保険者情報入力欄114と、確定ボタン115などのファンクションキーと、を有する。
事業所番号入力欄111は、登録対象の被保険者の選択事業所番号の入力欄である。証番号入力欄112は、登録対象の被保険者の選択事業所の証番号の入力欄である。勤務区分入力欄113は、登録対象の被保険者の勤務区分の入力欄である。その他の被保険者情報入力欄114は、登録対象の被保険者の選択事業所に対応する他の被保険者情報の入力欄である。その他の被保険者情報入力欄114は、登録対象の被保険者の生年月日などの属性情報、選択事業所の給与総額、(標準報酬)月額、扶養者の有無、健康保険証の喪失年月日、再交付年月日、住所など、比較的数多くの種類の被保険者情報の入力欄を有する。確定ボタン115は、登録対象の被保険者の選択事業所の被保険者情報の確定入力を受け付けるボタンである。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、表示中の被保険者情報登録画面情報に対応する選択事務所の各種の被保険者情報の入力を受け付ける(ステップS32)。そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、確定ボタン115のクリック入力があり、選択事業所の被保険者情報の入力を確定するか否かを判別する(ステップS33)。入力を確定しない場合(ステップS33;NO)、ステップS32に移行される。
入力を確定する場合(ステップS33;YES)、CPU11は、ステップS32で入力された選択事業所の被保険者情報を記憶部15に記憶された被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40に記憶する(ステップS34)。例えば、選択事業所の事業所番号入力欄111、選択事業所の証番号入力欄112、勤務区分入力欄113、その他の被保険者情報入力欄114の氏名(カナ)入力欄、給与総額入力欄、月額入力欄に入力された被保険者情報は、それぞれ、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40の選択事業所番号41、選択事業所証番号43、勤務区分44、氏名(カナ)45、選択事業所給与総額46、選択事業所月額47に、1レコードで格納される。
そして、CPU11は、ステップS32で勤務区分入力欄113に入力された勤務区分が0(被保険者が一事業所勤務者)であるか否かを判別する(ステップS35)。勤務区分が0である場合(ステップS35;YES)、被保険者情報登録処理が終了する。
勤務区分が1(被保険者が二以上事業所勤務者)である場合(ステップS35;YES)、CPU11は、選択事業所の被保険者情報を入力した登録対象の被保険者について2以上の事業所の被保険者情報(非選択事業所の被保険者情報)の登録を行うか否かの問合せを示す非選択事業所の被保険者情報登録要否問合せ画面情報を作成し、表示部24に表示させる(ステップS36)。ステップS36では、例えば、図10に示す非選択事業所の被保険者情報登録要否問合せ画面120が表示される。
非選択事業所の被保険者情報登録要否問合せ画面120は、メッセージ121と、はいボタン122と、いいえボタン123と、を有する。メッセージ121は、選択事業所に続けての非選択事業所の被保険者情報登録の要否を問い合わせるメッセージである。はいボタン122は、非選択事業所の被保険者情報登録要の入力を受け付けるボタンである。いいえボタン123は、非選択事業所の被保険者情報登録不要の入力を受け付けるボタンである。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザからはいボタン122又はいいえボタン122のクリック入力を受け付ける(ステップS37)。そして、CPU11は、ステップS37ではいボタン122のクリック入力による非選択事業所の被保険者情報登録要であるか否かを判別する(ステップS38)。いいえボタン123のクリック入力による非選択事業所の被保険者情報登録不要である場合(ステップS38;NO)、被保険者情報登録処理を終了する。
非選択事業所の被保険者情報登録要である場合(ステップS38;YES)、CPU11は、非選択事業所の被保険者情報登録画面情報を生成して表示部24に表示する(ステップS39)。ステップS39では、例えば、図11に示す被保険者情報登録画面130が表示される。被保険者情報登録画面130は、選択事業所の事業所番号入力欄131、選択事業所の証番号入力欄132、非選択事業所の健保外事業所入力欄133、非選択事業所の事業所番号入力欄134、非選択事業所の証番号入力欄135、その他の被保険者情報入力欄136と、確定ボタン137、終了ボタン138などを含むファンクションキーと、を有する。
事業所番号入力欄131は、登録対象の被保険者の選択事業所番号の入力欄である。証番号入力欄132は、登録対象の被保険者の選択事業所の証番号の入力欄である。事業所番号入力欄131、証番号入力欄132は、被保険者について選択事業所の被保険者情報登録画面110にて入力済の選択事業所の情報が表示され、変更入力はできないものとする。
健保外事業所入力欄133は、登録対象の非選択事業所が健保組合システム1の健保組合に所属する事業所(自健保)であるか否か(他健保)の入力欄である。事業所番号入力欄134は、登録対象の被保険者の登録対象の非選択事業所の事業所番号の入力欄である。証番号入力欄135は、登録対象の被保険者の登録対象の非選択事業所の証番号の入力欄である。
その他の被保険者情報入力欄136は、登録対象の被保険者の登録対象の非選択事業所に対応する他の被保険者情報の入力欄である。その他の被保険者情報入力欄136は、登録対象の被保険者の生年月日などの属性情報、非選択事業所の給与総額、(標準報酬)月額など、比較的数が少ない種類の被保険者情報の入力欄を有する。確定ボタン137は、登録対象の被保険者の登録対象の非選択事業所の被保険者情報の確定入力を受け付けるボタンである。終了ボタン138は、登録対象の被保険者の非選択事業所の被保険者情報の登録の終了入力を受け付けるボタンである。
業務の性質上、非選択事業所の管理に必要な情報は、選択事業所のものほど多くない。非選択事業所の被保険者情報登録画面130を、選択事業所の被保険者情報登録画面110とは別画面とし、登録可能とする項目数を最小限とすることで、選択事業所と非選択事業所とで画面の差別化ができ、登録中のものが選択と非選択でどちらのものかをユーザが容易に目視で区別できるようになる。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、表示中の被保険者情報登録画面情報に対応する登録対象の非選択事業所の各種の被保険者情報の入力を受け付ける(ステップS40)。そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、確定ボタン137のクリック入力があり、選択事業所の被保険者情報の入力を確定するか否かを判別する(ステップS41)。入力を確定しない場合(ステップS41;NO)、ステップS40に移行される。
入力を確定する場合(ステップS41;YES)、CPU11は、ステップS40で入力された選択事業所の被保険者情報を記憶部15に記憶された被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60に記憶する(ステップS42)。1番目の非選択事業所について、例えば、選択事業所の事業所番号入力欄131、選択事業所の証番号入力欄132、非選択事業所の健保外事業所入力欄133、事業所番号入力欄134、証番号入力欄135、その他の被保険者情報入力欄136の氏名(カナ)入力欄、給与総額入力欄、月額入力欄に入力された被保険者情報は、それぞれ、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の選択事業所番号61、選択事業所証番号62、健保外事業所69a、非選択事業所番号63a、非選択事業所証番号65a、氏名(カナ)66a、非選択事業所給与総額67a、非選択事業所月額68aに、1レコードで格納される。
2番目の非選択事業所について、例えば、非選択事業所の健保外事業所入力欄133、事業所番号入力欄134、証番号入力欄135、その他の被保険者情報入力欄136の氏名(カナ)入力欄、給与総額入力欄、月額入力欄に入力された被保険者情報は、それぞれ、被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の健保外事業所69b、非選択事業所番号63b、非選択事業所証番号65b、氏名(カナ)66b、非選択事業所給与総額67b、非選択事業所月額68bに、1番目の非選択事業所のレコードと同じレコードで格納される。3番目以降の非選択事業所の被保険者情報の記憶も、1、2番目の非選択事業所の被保険者情報の記憶と同様である。
そして、CPU11は、非選択事業所の被保険者情報登録画面130の選択事業所の事業所番号入力欄131及び選択事業所の証番号入力欄132以外の入力済の非選択事業所の被保険者情報の入力欄の入力内容をクリアし、事業所番号入力欄134にフォーカスを移動する(ステップS43)。これにより、選択事業所の選択事業所番号及び選択事業所証番号は前回入力したものを保持し、非選択事業所の非選択事業所番号、非選択事業所証番号などについて、2番目以降の非選択事業所の被保険者情報の登録を行いたい場合、続けて入力作業を行うことができるため、効率的に登録処理を行うことができる。なお、その他の被保険者情報入力欄136の登録対象の被保険者の氏名(カナ)などの被保険者情報も保持する構成としてもよい。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザから、終了ボタン138のクリック入力があり、非選択事業所の被保険者情報の入力を終了するか否かを判別する(ステップS44)。入力を終了しない場合(ステップS44;NO)、ステップS40に移行される。入力を終了する場合(ステップS44;YES)、被保険者情報登録処理が終了する。
図6に戻り、被保険者情報登録に対応するメニュー項目が選択入力されていない場合(ステップS15;NO)、CPU11は、操作部22を介してユーザから、二以上事業所被保険者出力に対応するメニュー項目が選択入力されたか否かを判別する(ステップS17)。二以上事業所被保険者出力に対応するメニュー項目が選択入力された場合(ステップS17;YES)、CPU11は、二以上事業所被保険者条件入力画面情報を生成し、表示部24に表示する(ステップS18)。ステップS18では、例えば、図12に示す二以上事業所被保険者条件入力画面140が表示される。
二以上事業所被保険者条件入力画面140は、条件情報入力欄141と、入力終了ボタン142などのファンクションキーと、を有する。条件情報入力欄141は、二以上の事業所に所属する被保険者の一覧表の作成に要する条件として、作表の項目の順序、作表対象の被保険者、対象期間、事業所番号の範囲などの条件情報の入力欄である。入力終了ボタン142は、条件情報入力欄141の条件情報の入力終了の入力を受け付けるボタンである。
そして、CPU11は、操作部22を介してユーザからの条件情報入力欄141への条件情報入力と、入力終了ボタン142のクリック入力とを受け付ける(ステップS19)。そして、CPU11は、ステップS19で入力された条件情報に応じて、記憶部15に記憶されている選択事業所の被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40、非選択事業所の被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60から条件情報に適合する被保険者情報を抽出し、抽出した被保険者情報から、二以上の事業所に所属する被保険者の一覧を示す二以上事業所被保険者一覧表情報を作成して表示部24に表示し、通信部16を介して、当該二以上事業所被保険者一覧表情報を印刷装置30に送信して用紙に印刷させ(ステップS20)、ステップS14に移行する。
ステップS20では、例えば、図13に示す二以上事業所被保険者一覧表150が表示及び印刷される。二以上事業所被保険者一覧表150は、少なくとも1つの被保険者情報表示欄151を有する。被保険者情報表示欄151は、二以上事業所に所属する被保険者の被保険者情報の表示欄であり、例えば、選択事業所A及び非選択事業所Bに所属する氏名(カナ)がヤマダタロウの被保険者の一部の被保険者情報を含む。
図6に戻り、二以上事業所被保険者出力に対応するメニュー項目が選択入力されていない場合(ステップS17;NO)、CPU11は、操作部22を介してユーザから、他の処理に対応するメニュー項目が選択入力されたか否かを判別する(ステップS21)。他の処理に対応するメニュー項目が選択入力された場合(ステップS21;YES)、CPU11は、選択入力された他の処理を実行し(ステップS22)、ステップS14に移行する。
ステップS22の他の処理は、例えば、ステップS16で登録された選択事業所の被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40、非選択事業所の被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の被保険者情報のうち、被保険者の各事業所の給与情報の変更処理や、賞与情報の登録処理である。CPU11は、操作部22を介するユーザからの選択事業所及び非選択事業所の少なくとも一つにおける異動年月日に対応する変更後の給与情報(給与総額、(標準報酬)月額)の入力に応じて、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40、非選択事業所の被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の給与情報を変更(例えば、変更後の給与情報の項目及び内容を追加)する。異動年月日は、給与の変更が発生する年月日を意味する。また、CPU11は、操作部22を介するユーザからの選択事業所及び非選択事業所の少なくとも一つにおける支払年月日に対応する賞与情報の入力に応じて、被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40、非選択事業所の被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60に賞与情報を登録(例えば、賞与情報の項目及び内容を追加)する。支払年月日は、賞与を支払う年月日を意味する。
また、ステップS22の他の処理は、例えば、被保険者の事業所ごとの健康保険料の保険料算出処理である。保険料算出処理において、CPU11は、ステップS16で登録された選択事業所の被保険者(選択事業所)情報管理テーブル40、非選択事業所の被保険者(非選択事業所)情報管理テーブル60の被保険者情報のうち、被保険者の各事業所の給与情報及び賞与情報に基づき、被保険者の選択事業所、非選択事業所の保険料の按分計算を行い、計算した被保険者の選択事業所の保険料を記憶部15の保険料(選択事業所)管理テーブル80に格納し、計算した被保険者の非選択事業所の保険料を記憶部15の保険料(非選択事業所)管理テーブル90に格納する。健保組合サーバ10の健保組合(の担当者)は、選択事業所の保険料(選択事業所)管理テーブル80、非選択事業所の保険料(非選択事業所)管理テーブル90に格納された保険料に基づき、各事業所に対し、保険料の請求を行う(上記(1-5)、(2-6)に対応)。
他の処理に対応するメニュー項目が選択入力されていない場合(ステップS21;NO)、CPU11は、操作部22を介してユーザから、メニュー画面100の業務処理の終了指示に対応する終了ボタン102の入力があるか否かを判別する(ステップS23)。終了ボタン102の入力がない場合(ステップS23;NO)、ステップS14に移行される。終了ボタン102の入力がある場合(ステップS23;YES)、業務処理が終了する。
以上、本実施の形態によれば、健保組合サーバ10は、所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための被保険者情報登録画面110を表示部24に表示させ、一の事業所以外に健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを被保険者情報登録画面110におけるユーザ操作に基づいて設定するCPU11を備える。CPU11は、健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に、当該他の事業所を非選択事業所として登録するための被保険者情報登録画面130を表示部24に表示させる。
このため、選択事業所の被保険者情報登録画面110と、非選択事業所の被保険者情報登録画面130とを別面画とし、異なるタイミングで表示させることで、入力中の事業所番号を含む被保険者情報が事業所と非選択事業所のどちらのものであるかをユーザが確実に認識でき、被保険者が勤務する複数の事業所について選択事業所と非選択事業所とを容易に登録できる。
また、CPU11は、一の事業所以外に健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを設定するための操作子としての勤務区分入力欄113を被保険者情報登録画面110に含めて表示させる。このため、他の事業所が存在するか否かをユーザが容易に設定操作できる。
また、CPU11は、健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に被保険者情報登録画面110の表示に引き続いて被保険者情報登録画面130を表示させる。このため、選択事業所の被保険者情報登録画面110により選択事業所の被保険者情報を先に確実に登録できる。さらに、入力した選択事業所の被保険者の被保険者情報の一部を被保険者情報登録画面130に保持することで、同じ被保険者に対し複数の非選択事業所の情報を登録する際、続けて入力することが可能となるため、入力作業を効率化できる。
また、CPU11は、健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に被保険者情報登録画面110の表示に引き続いて、被保険者情報登録画面130を表示させるか否かをユーザに問い合わせる二以上事業所登録要否問合せ画面120を表示部24に表示させる。このため、非選択事業所の登録をするか否かをユーザが自在に設定できる。
また、CPU11は、被保険者情報登録画面110よりも被保険者情報登録画面130の方が被保険者に関する登録可能な被保険者情報の項目数を少なくして表示させる。このため、被保険者情報の項目数に応じて、選択事業所の被保険者情報登録画面110と非選択事業所の被保険者情報登録画面130とをユーザがより容易に識別できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、CD-ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、健保組合サーバ10と、端末装置20と、を別の装置として構成したが、これに限定されるものではない。例えば、健保組合サーバ10と端末装置20との機能を1台で実現する情報処理装置として構成してもよい。
また、上記実施の形態における健保組合システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の登録画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを前記第1の登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する設定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に当該他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを設定するための操作子を前記第1の登録画面に含めて表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に前記第1の登録画面の表示に引き続いて前記第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に前記第1の登録画面の表示に引き続いて、前記第2の登録画面を表示させるか否かをユーザに問い合わせる問合せ画面を表示させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記第1の登録画面よりも前記第2の登録画面の方が前記被保険者に関する登録可能な情報の項目数を少なくして表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項6>
コンピュータを、
所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の登録画面を表示部に表示させる表示制御手段、
前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを前記第1の登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する設定手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に当該他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とするプログラム。
1 健保組合システム
10 健保組合サーバ
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 通信部
17 バス
20 端末装置
21 CPU
22 操作部
23 RAM
24 表示部
25 記憶部
26 通信部
27 バス
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の登録画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを前記第1の登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する設定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に当該他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを設定するための操作子を前記第1の登録画面に含めて表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に前記第1の登録画面の表示に引き続いて前記第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に前記第1の登録画面の表示に引き続いて、前記第2の登録画面を表示させるか否かをユーザに問い合わせる問合せ画面を表示させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1の登録画面よりも前記第2の登録画面の方が前記被保険者に関する登録可能な情報の項目数を少なくして表示させる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    所定の被保険者に係る健康保険料の請求先として一の事業所を選択事業所として登録するための第1の登録画面を表示部に表示させる表示制御手段、
    前記一の事業所以外に前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在するか否かを前記第1の登録画面におけるユーザ操作に基づいて設定する設定手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記設定手段により前記健康保険料を請求すべき他の事業所が存在する旨の設定がなされていた場合に当該他の事業所を非選択事業所として登録するための第2の登録画面を表示させる、ことを特徴とするプログラム。
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