JP2022003751A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法および画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 多種多様な光源すべてに対応したカラープロファイルを予め作成し、プリンタに搭載するとデータ容量が増大してしまう。また、ユーザに専用の測定器を用いて観察光源を測定させ、観察光源に対応したカラープロファイルを作成させるとユーザの負荷が大きくなってしまう。【解決手段】 本発明は、カラープロファイルを用いてデータを色変換することで印刷に用いる画像データを生成する印刷制御手段を有する画像形成装置であって、少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を、ネットワークを介して取得する第1取得手段と、前記光源の特性情報に関する情報から第1特性情報を取得する第2取得手段と、前記画像形成装置の色票に基づいて第2特性情報を取得する第3取得手段と、前記第1特性情報と前記第2特性情報に基づいて、カラープロファイルを作成する作成手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図6
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法および画像処理システムに関する。
商品のポスタや広告などを作成する際に、ユーザは、デザイン用のソフトウェアを使用したデザインを行う。このようなデザイン用のソフトウェアは、背景、文字、コンテンツの色や配置の指定が可能である。そして、ユーザは、カラープリンタなどの出力機器に、最終的なデザインデータを入力して、ポスタや広告をプリント出力させる。
しかし、色の見え方は観察光源によって大きく変化する。そのため、モニタ上で見栄えよくデザインしたとしても、ポスタや広告を観察する場所の光源の下では、必ずしも見栄えがよいとは限らない。例えば、ポスタの展示場所の光源が白熱電球のように赤い色味をもつ場合、ポスタは赤味を帯びて見えてしまう。このような見え方は、ポスタを作成したユーザが意図した色と異なる見え方である可能性がある。
これを解決する方法として、多種多様な光源すべてに対応したカラープロファイルを予め作成し、プリンタに搭載する方法が知られている。
また、これを解決する別の方法として、特許文献1に開示された技術がある。この技術は、対象プリンタが出力した色票の分光データと、観察光源の分光データを測定器によって測定する。そして、色票と観察光源の分光データを用いてカラープロファイルを作成し、これを色変換に適用することで展示場所に適した色変換を行う環境光補正機能が提案されている。この観察光源の分光データはユーザが専用の測定器を用いて測定する必要があった。
ところで、近年あらゆるデバイスをインターネットに接続して情報のやり取りを行うモノのインターネット(IoT:Internet of Things)が、発展している。コンピュータに所定のアプリケーションをインストールすれば、コンピュータは、IoT機器を利用可能となる。IoT機器の種類は、各種センサーやモノなど多種多様である。所定のエリア内に散在配置されているこれらのIoT機器から種々の情報を取得して分析を行うことによって、様々なサービスに利活用することが可能となる。IoT機器から情報を収集する装置は、IoT機器から直接収集してもよいし、情報処理装置を介して収集することもできる。
しかしながら、多種多様な光源すべてに対応したカラープロファイルを予め作成し、プリンタに搭載するとデータ容量が増大してしまう。また、ユーザに専用の測定器を用いて観察光源を測定させ、観察光源に対応したカラープロファイルを作成させるとユーザの負荷が大きくなってしまう。
本発明は、カラープロファイルによるプリンタのデータ容量の増大を抑制することと、ユーザの負荷を減らすことを両立することを目的とする。
本発明は、カラープロファイルを用いてデータを色変換することで印刷に用いる画像データを生成する印刷制御手段を有する画像形成装置であって、少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を、ネットワークを介して取得する第1取得手段と、前記光源の特性情報に関する情報から第1特性情報を取得する第2取得手段と、前記画像形成装置の色票に基づいて第2特性情報を取得する第3取得手段と、前記第1特性情報と前記第2特性情報に基づいて、カラープロファイルを作成する作成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、カラープロファイルによるプリンタのデータ容量の増大を抑制することと、ユーザの負荷を減らすことを両立することが可能である。
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、情報処理システムの一例として、画像処理システムを用い、情報処理装置の一例として携帯装置を用いて説明する。
<第1実施例>
[ネットワークシステム構成]
図1は、第1実施例に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図であり、場所301、ネットワーク302、サーバー装置303、場所304、場所305を備えている。また、本実施形態の場所301は、画像形成装置300、モニタ310、コンピュータ311を備えている。
[ネットワークシステム構成]
図1は、第1実施例に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図であり、場所301、ネットワーク302、サーバー装置303、場所304、場所305を備えている。また、本実施形態の場所301は、画像形成装置300、モニタ310、コンピュータ311を備えている。
本実施形態の場所304は、情報端末装置306、情報タグ307、照明308、印刷物309を備えている。場所305は、情報端末装置312、情報タグ313、照明314を備えている。なお、本実施例におけるネットワークシステムは、3つの場所(場所301、場所304、場所305)を含む構成で説明しているが、上記に限ったものではない。例えば、印刷物309を印刷する場所301と、印刷物309を展示する場所304を同一の場所としてもよいし、さらに多くの場所を含む構成でもよい。
上記構成を詳述すると、場所301は、ユーザが画像形成装置300を用いて印刷物309を印刷する場所である。ネットワーク302は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、イントラネット等であり、有線でも無線でもよい。
サーバー装置303は、例えば、クラウド等であり、インターネットなどのネットワークを経由して、コンピュータ資源やデータ等のサービスを提供する装置である。本実施形態では、各種照明の分光データおよび関連する特性データ(相関色温度、平均演色評価数、光束)が保持されているものとする。
ここで分光データとは、例えば図2に示すように、光を波長成分(横軸)に分け、波長ごとにその成分の量(縦軸)を並べたものである。相関色温度とは、光の色を定量的な数値(K、ケルビン)で表現する尺度であり、色温度が低い時は暗いオレンジ色であり、色温度が高くなるにつれて青みがかった白に近くなる。
平均演色評価数は、光がある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす特性を定量的な数値(Ra)にしたものである。一般的に自然光を基準として、平均演色評価数は、自然光に近いものほど「良い」「優れる」、かけ離れたものほど「悪い」「劣る」と判断される。光束はある面を通過する光の明るさを表す物理量(lm、ルーメン)である。
サーバー装置303は各照明メーカーが照明の分光データを他の通信可能な端末でデータ利活用するために設置した装置を想定しており、各照明の品番に対応する分光データが保持されている。場所304は、印刷物309を展示する場所であり、本実施形態で環境光補正の対象となる場所である。場所305は、本実施形態では環境光補正の対象とならない、場所301や場所304とは異なる場所である。
次に、場所301において、画像形成装置300は、例えばデジタル複写機や、別途スキャナが用意されているレーザープリンタ、ファクシミリといった電子写真式のカラーまたはモノクロの画像形成装置に対応する。モニタ310とコンピュータ311は画像形成装置300と接続し、画像形成装置300のホスト装置を構成する。すなわち、コンピュータ311は、モニタ310に表示される画像などを画像形成装置300で印刷するために、印刷のためのPDLデータを保持し、ネットワーク302を経由して画像形成装置300に入力する。
次に、場所304において、情報端末装置306は、ネットワーク302を介して有線又は無線により画像形成装置300に情報を送信する送信デバイスである。なお、情報端末装置306は、ネットワーク302を介して有線又は無線により画像形成装置300から情報を受信する受信デバイスでもある。通信規格(方式)は、例えば、Wi−Fi(登録商標)通信、第五世代移動通信システム(5G)である。また、情報端末装置306は、情報タグ307と情報の送受信も行う。通信規格(方式)は、赤外線通信、可視光通信、近接無線通信(例えばNFC(Near Field Communication)等)、等である。
近接無線通信としては、Felica(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)等が用いられる。実施形態ではRFIDを用いた場合を説明する。RFIDとは、商品や食品などに電子情報(名称、値段、製造年月日などの情報)が入力された「RFIDタグ」を貼り付け、読み書き装置の「リーダ・ライタ」で電子情報を読み込むシステムである。
第1実施例では、情報端末装置306はRFIDリーダ・ライタを意味する。情報タグ307は、RFIDタグを意味する。RFIDタグとは、メモリが内蔵された記憶媒体であり、電子情報を入力したり消去したり書き換えたりすることが可能である。これらは電波(電磁波の一種)を用いて行われる。RFIDタグはICタグと呼ばれることもある。照明308は、例えば、白熱電球、蛍光灯、LED等であり、多種多様な光(人工光)を発する装置である。印刷物309は、画像形成装置300を用いて、トナーやインキにより、紙などの媒体に文字や絵、写真などの画像が印刷された物である。
次に、場所305において、情報端末装置312は情報端末装置306と同様である。情報タグ313は情報タグ307と同様である。照明314は照明308と同様である。
[画像形成装置300の構成]
図3は、実施形態に係る画像形成装置300の構成を示すブロック図である。画像形成装置300は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、操作部106、スキャナ部107を備えている。さらに画像形成装置300は、レンダラ108、ネットワークI/F109、画像処理部110、プリンタ部111、システムバス112を備えている。
図3は、実施形態に係る画像形成装置300の構成を示すブロック図である。画像形成装置300は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、操作部106、スキャナ部107を備えている。さらに画像形成装置300は、レンダラ108、ネットワークI/F109、画像処理部110、プリンタ部111、システムバス112を備えている。
上記構成を詳述すると、CPU101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う中央処理装置であり、ROM102に格納されたプログラムに基づき後述する各画像処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムやスキャナ部107およびプリンタ部111の制御を行うプログラム、文字データや文字コード情報等の記憶領域である。
RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、様々な処理毎にROM102に格納されているプログラムやデータがCPU101によりロードされ実行される際に利用される。また、スキャナ部107やネットワークI/F109から受信した画像ファイルのデータ記憶領域として利用される。
HDD104は、例えばハードディスク等から構成されており、CPU101の実行する処理の結果や、プログラム、各情報ファイル、印刷画像等の格納に利用される。また、CPU101が処理を実行する際の作業用領域としても利用される。
表示部105は、例えば液晶等によって画面表示を行うものであり、装置の設定状態や、CPU101などの装置各部の処理、エラー状態などの表示に使用される。操作部106は、ユーザが設定の変更やリセット等の各種指令の入力を行う部分である。
操作部106を介して入力された各種指令の情報はRAM103に格納され、CPU101の処理実行時に用いられる。スキャナ部107は、原稿に光を照射して反射光をRGBのカラーフィルタを備えたCCDなどで電気信号に変換し、パラレル(またはシリアル)ケーブルなどを介して原稿に対応したRGBデータを得るものである。
なお、表示部105がタッチパネルである場合、表示部105が、設定の変更やリセット等の各種指令の入力を受け付ける操作部106となる。また、ここでは表示部105と操作部106を分けて説明したが、まとめて操作部としてもよい。
レンダラ108は、後述するインタプリタ201にて生成された中間データ(ディスプレイリスト)に基づいて、色変換を行い、ラスター画像(RGB画像もしくはCMYK画像)を生成する。ネットワークI/F109は、該ネットワークI/F109を介して本装置を図3のネットワーク302に接続するためのものである。
このネットワークI/F109を介して、図1のネットワーク302に接続されたコンピュータ311からPDLデータ(Page Description Language)が画像形成装置300に入力される。PDLとはコンピュータ上で作成された文章や画像などを印刷する際に、プリンタへの出力イメージを記述してプリンタに対して指示する言語のことである。プリンタに対して指示する言語は、例えばAdobe SystemsのPostScriptが挙げられる。
画像処理部110は、レンダラ108で生成された画像データに対して、プリンタに適した画像処理を施す部分である。プリンタ部111は、画像処理部110で処理されたシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4種から成るCMYKデータを露光、潜像、現像、転写、定着の各電子写真プロセスによって紙媒体上に画像形成する部分である。システムバス112は、上述の構成要素を接続し、それぞれの間のデータ通路となるものである。
[CPU101及び画像処理部110の構成]
図4は本実施例に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図である。本実施例のCPU101で動作するプログラムの構成は、インタプリタ201、CMS202、ソースプロファイル保持部207、ディスティネーションプロファイル保持部208、情報端末制御部205、環境光補正部206を備えている。また、画像処理部110の構成は、濃度補正部203、画像形成部204を備えている。
図4は本実施例に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図である。本実施例のCPU101で動作するプログラムの構成は、インタプリタ201、CMS202、ソースプロファイル保持部207、ディスティネーションプロファイル保持部208、情報端末制御部205、環境光補正部206を備えている。また、画像処理部110の構成は、濃度補正部203、画像形成部204を備えている。
なお、本実施例では、CPU101の構成はソフトで各処理を実行し、画像処理部110の構成はハードで各処理を実行するものとして説明するが、上記の全てをソフト処理もしくはハード処理で実行する構成でもよい。
各モジュール部は、例えばネットワークI/F109を介して受信したコンピュータ311からの指示をトリガーとして実行されるものである。つまり、例えばネットワークI/F109を介したプリント動作の指示情報がCPU101に入力された場合、CPU101はプリント動作を開始するためのプログラムをROM102からロードし、プログラムに基づいて各モジュール部が実行される。具体的には、インタプリタ201は、受信した印刷データのPDL(ページ記述言語)部分を解釈し、中間データ(ディスプレイリスト)を生成する。
CMS202は、ソースプロファイル及びディスティネーションプロファイルを用いて色変換を行う。ここでCMSとはColor Management Systemの略であり、後述するカラープロファイルの情報を用いて色変換を行う。また、ソースプロファイルはRGBやCMYK等のデバイスに依存する色空間をCIE(国際照明委員会)が定めたL*a*b*(以下、Lab)やXYZ等のデバイス非依存の色空間に変換する。XYZはLabと同様にデバイス非依存の色空間であり、3種類の刺激値で色を表現する。また、ディスティネーションプロファイルは、指定されたマッチング方法に基づいて、デバイス非依存色空間をプリンタ部111に依存したCMYK色空間に変換するためのカラープロファイルである。なお、色変換の代表的な手法として以下がある。
・色味優先・・・色味をディスプレイなどの画面に近づける
・色差最小・・・指定色をプリンタの色再現範囲内で正確に出力する
・鮮やかさ優先・・・全体的に鮮やかな発色にする
・色味優先・・・色味をディスプレイなどの画面に近づける
・色差最小・・・指定色をプリンタの色再現範囲内で正確に出力する
・鮮やかさ優先・・・全体的に鮮やかな発色にする
また、CMS202ではデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行ってもよい。ここでデバイスリンクプロファイルはRGBやCMYK等のデバイス依存色空間をプリンタ部111に依存したCMYK色空間に直接変換するためのカラープロファイルである。どちらのカラープロファイルを用いて色変換を実行するかは操作部106で設定された設定値に依存する。
本実施例は1つのCMSで複数種類のカラープロファイルを扱っているが、カラープロファイルの種類によってCMSを分ける構成でもよい。また、カラープロファイルの種類は本実施例で挙げた例に限らずプリンタ部111のデバイス依存CMYK色空間を用いるのであればどのような種類のカラープロファイルでもよい。また、色変換は、多次元LUT(多次元ルックアップテーブル)を用いた補間演算を行うことにより実行される構成でもよい。例えば、3次元LUTは、RGBデータをCMYKデータに変換するための対応関係を表す検索表であり、N×N×N個の格子点で構成される。
よって、格子間隔を十分狭くしておけば、原理的には精度良く色変換を行うことが可能である。ただし、実際にはメモリ容量、処理スピード等の問題から、色変換する点が格子点に当たることは極めて稀なことから、3次元補間処理により、CMYKを求めている。CMYKデータをCMYKデータに変換する場合も4次元LUTを用いて同様の方法で色変換することができる。
濃度補正部203は、CMS202等で処理されたCMYKデータに対して、プリンタ部111の濃度特性を一定に保つための補正処理を施す部分である。画像形成部204は、濃度補正部203で補正されたCMYK画像データを、プリンタに適したN(整数)ビットのハーフトーン画像に変換してプリンタ部111へ送る部分である。なお、ハーフトーン処理は濃度パターン法、組織的ディザ法、誤差拡散法等さまざまな手法が提案されているが、本実施形態にはその手法は問わない。
[情報端末制御部205の構成]
図5は情報端末制御部205の構成を説明するブロック図である。情報端末制御部205は、ネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、情報端末装置306を制御する。本実施形態では、情報端末装置306をRFIDリーダ・ライタとして説明するため、情報端末制御部205はRFIDミドルウェアを意味している。RFIDミドルウェアは国際標準団体「EPCグローバル」において標準化されている。機能の役割としてはRFIDリーダ・ライタと接続し、そこから読み取った情報タグ307のデータをフィルタリングする。その後、処理に都合の良い抽象化されたデータに変換し送信する。
図5は情報端末制御部205の構成を説明するブロック図である。情報端末制御部205は、ネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、情報端末装置306を制御する。本実施形態では、情報端末装置306をRFIDリーダ・ライタとして説明するため、情報端末制御部205はRFIDミドルウェアを意味している。RFIDミドルウェアは国際標準団体「EPCグローバル」において標準化されている。機能の役割としてはRFIDリーダ・ライタと接続し、そこから読み取った情報タグ307のデータをフィルタリングする。その後、処理に都合の良い抽象化されたデータに変換し送信する。
本実施例の情報端末制御部205は、デバイス管理部501、データ管理部502、プロセス管理部503、アプリケーション接続部504を備えている。
デバイス管理部501は、ネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、情報端末装置306と接続し、情報端末装置306から送られてくるデータを受信し、デバイスの設定を管理する。具体的には、情報端末制御部205から情報端末装置306の電源のON/OFFや電波出力の変更を行うなどがある。これにより、複数の異機種の情報端末装置306を簡単に接続して管理・データ受信することができる。
データ管理部502は、情報端末装置306から送られてくる情報タグ307のデータに対して、冗長なデータのフィルタリングやデータ保持を行う。例えば、図1の場所304において、情報タグ307が照明308以外のモノにも情報タグが付いている場合(不図示)もある。この場合、後述する環境光補正部206では、照明308の情報のみ知りたいにもかかわらず。情報端末装置306は読み取り範囲内にあるすべての情報タグを読み取ってしまうため、不要なモノの情報も環境光補正部206に送信してしまう。したがって、データ管理部502ではそのような不要なデータは破棄し、必要なデータのみを送信するフィルタリングを行う。詳細な処理フローについては、後述するステップS408で説明する。
プロセス管理部503は、情報端末装置306から送られてくる情報タグ307のデータに基づいて、外部デバイスや他モジュールとの連携を管理する。本実施形態では、情報タグ307に記載されている照明308の品番から色記号を抽出する。その後、色記号から相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(lm)を取得し、ディスティネーションプロファイル保持部208に該当するカラープロファイルが既にあるか否か判定する。該当するカラープロファイルがないと判定された場合は、ネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、サーバー装置303にアクセスし、照明308に対応する分光データを取得する。詳細な処理フローについては、後述するステップS409〜ステップS411で説明する。
アプリケーション接続部504は、上述した501〜503を通してきたデータを、環境光補正部206に提供する。主に環境光補正部206に対して送信するデータのフォーマット変換等を行う。
環境光補正部206は、情報端末制御部205から送信された照明308の分光データと、予めHDD104に保持されているプリンタ部111の色票の分光データを用いて、照明308に対応した環境光補正用のカラープロファイルを作成する。その後、ディスティネーションプロファイル保持部208に登録する。詳細な処理フローについては、後述するステップS415〜ステップS417で説明する。
ソースプロファイル保持部207は、コンピュータ311から入力されたCMYK画像データに対して、デバイスに依存する色空間をLabやXYZ等のデバイス非依存の色空間に変換するためのソースプロファイルを管理する。なお、デバイスに依存する色空間とは、デバイスの機種やトナーの色などによって変化するものである。
ディスティネーションプロファイル保持部208は、デバイス非依存色空間をデバイス(プリンタ部111)に依存したCMYK色空間に変換するためのカラープロファイルを管理する。
[環境光補正のカラープロファイル作成処理]
図6は、第1実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理を示すフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。なお、環境光補正用カラープロファイル作成処理に関連する画面制御の詳細は後述の図13で説明する。
図6は、第1実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理を示すフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。なお、環境光補正用カラープロファイル作成処理に関連する画面制御の詳細は後述の図13で説明する。
ステップS401にて、表示部105は、図7(a)に示す環境光補正の画面を表示する。そして、操作部106はユーザ400からオブジェクト601の選択を受け付ける(作成指示を受け付ける)。
ステップS402にて、表示部105は、図7(b)に示すカラープロファイル作成の画面を表示し、操作部106はユーザ400からオブジェクト603の選択を受け付ける。その後、表示部105は、図7(d)に示す照明の特性設定の画面を表示する。
ステップS403にて、操作部106は、ユーザ400から環境光補正を実施したい場所の番号オブジェクト607の選択を受け付ける。
ステップS404にて、デバイス管理部501は、ステップS403で取得した場所にある情報端末装置306と接続し、情報タグ307に格納されているデータを要求する。
ステップS405にて、情報端末装置306は、電磁界や電場などを用いた近距離(周波数帯によって数cm〜数m)の無線通信によって、情報タグ307に格納されているデータを要求する。
ステップS406にて、情報タグ307は、バッテリー非内蔵の「パッシブ型」の場合、情報端末装置306から発信された電波を動力源として、メモリに入っているデータを電子信号にして反射(発信)する。これを情報端末装置306が受信することで読み取り(スキャン)が完了する。また、バッテリーが内蔵されている「アクティブ型」の場合は、情報タグ307から発信される電波を情報端末装置306が受信することでデータを読み取る。
ステップS407にて、情報端末装置306は、情報タグ307から受信したデータをデバイス管理部501へ送信する。
ステップS408にて、デバイス管理部501は、情報タグ307から受信したデータをデータ管理部502に送信する。データ管理部502は、情報タグ307から受信したデータに対して、不要なデータは破棄し、照明308のデータのみ抽出するフィルタリングを行う。
情報タグ307は製品の品番を受信するため、複数の製品の品番から照明308の品番のみをフィルタリングする。フィルタリングの方法としては、正規表現を用いた文字列抽出がある。正規表現を用いた文字列抽出とは、文字列の集合(パターン)を表す汎用的な記法(正規表現)を用いて、文字列パターンに合致する文字列を探し、抽出することである。正規表現のパターンはメタ文字を用いる。例えば、郵便番号は始めに3桁の数字があり、ハイフンの後に4桁の数字が連なるというルールがあるため、メタ文字によって郵便番号は、「郵便番号= ¥¥d{3}−¥¥d{4}」と表記することが出来る。
これと同様に照明の品番にもメーカー共通のルールがある。図8に示すように、品番の先頭に位置する品番701は照明の点灯形を表している。そして、FLはスタータ形(点灯管が必要)、FLRはラピッドスタート形(点灯管が不要)、FHFはHf型(Hf型照明器具専用)を表す。次に品番702は管長(ワット数)を表している。品番702が、40であれば40W形、110であれば110W形である。次に品番703は管径(太さ)を表している。品番703のSSは28mm、Sは32.5mmである。次に品番704は光色を表している。
品番704は、実施形態で使用する品番(色記号)である。品番704(色記号)は図9に示すように、照明の波長(三波長形、高演色形、普通形)と色温度(電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色)に対応しており、市販蛍光灯の代表的な特性値(相関色温度、平均演色評価数、光束)を色記号から取得することができる。次に品番705はタイプを表している。品番705のMはラピッドスタータ形、Mなしはグロースタータ形である。品番706は消費電力である。以上のルールを用いると照明のメタ文字は「照明品番=“^(FL|FLR|FHF)(40|110)(S|SS)(EX−)?(D|N|W|WW|L|LE)(−EDL)?(/M)?/.*”」と表現できる。この正規表現と合致する品番のみを抽出することで、画像形成装置300は、照明の品番のみをフィルタリングすることができる。
なお、通信エラーや検出エラー等により、照明の品番を検出できなかった場合は、表示部105にて、図7(f)に示す画面を表示し、照明の品番を手動で入力してもらう構成でもよい。その後、データ管理部502はプロセス管理部503に照明の品番を通知する。
ステップS409にて、プロセス管理部503は、ステップS408で抽出した照明の品番から色記号(図7の品番704が該当)を取得する。
ステップS410にて、プロセス管理部503は、ステップS409で抽出した色記号から光源の特性情報を取得する。光源の特性情報は、相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(lm)である。取得方法としては、図10に示す対応テーブルを予めHDD104に保持しておき、プロセス管理部503が対応テーブルを読みだして、取得した色記号と比較することで取得することができる。また、代表値ではなく、各照明の品番に対応した分光データを取得することも可能である。具体的には、デバイス管理部501に通知し、デバイス管理部501がネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、サーバー装置303から照明の品番に対応した分光データを取得する。
ステップS411にて、プロセス管理部503は、ステップS409で取得した相関色温度、平均演色評価数、光束から該当するカラープロファイルがあるか判定する。判定方法としては、図11に示すように、相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(lm)の値に対応したカラープロファイル一覧を予めHDD104に保持しておく。
そして、プロセス管理部503は前期カラープロファイル一覧を読みだして、ステップS409で取得した相関色温度、平均演色評価数、光束の値と比較することで判定することができる。Yesの場合はステップS412に進み、Noの場合はステップS413に進む。
なお、前記カラープロファイル一覧は紙種毎にHDD104に保持しておき、図7(e)に示すプリンタの特性設定の画面を表示し、ユーザ400から受け付けたオブジェクト608の選択に応じて、前記カラープロファイル一覧を読み出す構成にしてもよい。
Yesと判定された場合、ステップS412にて、CPU101はコンピュータ311から入力されたPDLデータを受信する。その後、受信したPDLデータから生成された中間データに対して印刷制御を行う。具体的には、CPU101は、CMS202において、ディスティネーションプロファイル保持部208から該当するカラープロファイルを読み出し、中間データに対して色変換を行い、ラスター画像データを生成する。そしてCPU101は、プリンタ部111に色変換によって生成されたラスター画像データを用紙に印刷させる。
Noと判定された場合、ステップS413にて、デバイス管理部501は、ネットワークI/F109及びネットワーク302を経由して、サーバー装置303と接続し、照明308の品番を通知して該当する照明の分光データを要求する。図2に照明の分光データの例を示す。例えば、照明の品番に記載されている色記号がEX−Nである場合、照明は三波長形であるため、照明の分光データはピークを持った分光データとなる(図2の波長1403参照)。
一方で、照明の品番に記載されている色記号がN−EDLである場合、照明は高演色形であるため、照明の分光データは波長に対してブロードな特性となる(図2の波長1402参照)。なお、太陽光の分光データは図2の波長1401に示す特性となる。
ステップS414にて、サーバー装置303は、照明308の品番に該当する分光データをデバイス管理部501に送信し、デバイス管理部501は分光データを環境光補正部206に通知する。なお、通信エラー等により、照明の分光データを取得できなかった場合は、表示部105にて、図7(g)に示す画面を表示し、照明の分光データを手動で入力してもらう構成でもよい。
もしくは、表示部105にて、図7(h)に示す画面を表示し、Yesの場合は、ステップS409で取得した相関色温度、平均演色評価数、光束が最も近いカラープロファイルを選択する構成でもよい。その場合は、以降のステップS415〜ステップS418をスキップし、カラープロファイルを用いた色変換によるプリントを実行する。
ステップS415にて、環境光補正部206は、HDD104に予め保存されていた色票の分光データを取得する。色票とは混色の信号値で構成されたパッチを配置したチャートである。例えば、図11(a)の1001は色票の例を示しており、色票1001上に印字されたパッチ1002は混色の信号値で構成されている。この色票を画像形成装置300で印刷し、測色器で測色することで機器の特性情報となる分光データを取得する。
図11(b)に混色の信号値が(255,0,0,0)であるパッチの分光データの例を示す。混色の信号値が(255,0,0,0)であるため、パッチはシアン色になっており、短波長(380nm〜500)にピークを持つ分光データとなっている。前記分光データを1001上に印字された各パッチの数だけ、予めHDD104に保持しておく。なお、色票の分光データは紙種に応じて複数保持しておいてもよい。そして、図7(e)の画面において、例えば普通紙が選択されていた場合は、普通紙に対応した色票の分光データを取得する。
図6の説明に戻る。ステップS416にて、環境光補正部206は、ステップS414で取得した照明308の分光データと、ステップS415で取得したプリンタ部111の特性を示す色票の分光データを用いて、環境光補正用のカラープロファイルを作成する。
以降では、図12にて、観察環境を考慮したColor Appearance Model(以降ではCAMと呼ぶ)を用いた詳細な処理フローを説明する。CAMでは、色順応による知覚心理特性を導入して環境光の違いを吸収し、どのような環境でもカラーマッチングを可能にしている。
まず、照明の分光データと色票の分光データを用いて、以下の(式1−1)〜(式1―4)から出力環境光の白色点基準(Xw,Yw,Zw)を算出する。
次に、図12において、入力モデル1101は変換マトリクスまたは変換ルックアップテーブル(LUT)であり、入力デバイスに依存するRGBデータを、入力側の環境光の白色点基準に基づくデバイスに依存しないXYZへ変換する。ここでいう入力デバイスは、ユーザが原稿をデザインする際に使用するモニタである。また、入力環境光の白色点基準とは、例えば国際照明委員会(CIE)により定義された標準光源であるD65が用いられる。D65とは平均的な昼光を表現することを目的としている。
次に、CAM1102は色知覚モデルの順変換部であり、取得したデータを人間の色知覚色空間JChへ変換する。JCh色空間は、環境光の影響を取り除いた色空間であり、この色空間でカラーマッチングを行うことで異環境下での色変換を可能にしている。
GMM1103は、色再現範囲の異なる入出力機器間で同じ色に再現されるように色域圧縮を行う部分である。CAM−11104は色知覚モデルの逆変換部であり、人間の色知覚空間JChの色空間データを出力環境光の白色点基準に基づくデバイスに依存しないXYZへ変換する。ここでいう出力デバイスは画像形成装置300であり、出力環境光の白色点基準は、数式(1)で算出した出力環境光の白色点基準(Xw,Yw,Zw)となる。
出力モデル1105は、出力デバイスに依存する色空間データヘ変換する。上記処理フローにより生成されたモニタRGBをプリンタCMYKに変換する色変換テーブルをカラープロファイルに格納する。なお、図12でもRGB画像をCMYK画像に変換するカラープロファイル生成について説明したが、CMYK画像をCMYK画像に変換するカラープロファイル生成についても同様の処理で生成することができる。
図6の説明に戻る。ステップS417にて、環境光補正部206は、ステップS416で生成したカラープロファイルをディスティネーションプロファイル保持部208に保存する。
ステップS418にて、表示部105は、ユーザにカラープロファイル生成が完了したことを通知する。
ステップS419にて、CPU101はコンピュータ311から入力されたPDLデータを受信する。
ステップS420にて、CMS202は、ディスティネーションプロファイル保持部208から該当するカラープロファイルを読み出して印刷する。
[環境光補正の画面制御]
図13は、第1実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理に関連する画面制御のフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
図13は、第1実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理に関連する画面制御のフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS1501にて、表示部105は、図7(a)に示す環境光補正の画面を表示し、操作部106はオブジェクト601とオブジェクト602のどちらが選択されたか判定する。
オブジェクト601が選択された場合、環境光補正用のカラープロファイルを作成する処理に移行する。オブジェクト602が選択された場合、HDD104に保存されているプロファイル一覧からカラープロファイルを選択する処理に移行する。オブジェクト601が選択された場合はステップS1503に進み、オブジェクト602が選択された場合はステップ1502に進む。
ステップS1502にて、表示部105は、図7(c)に示すプロファイル設定の画面を表示する。そして、操作部106は、プロファイル一覧606の中で、どのカラープロファイルが選択されたかを判定する。環境光補正部206は、ディスティネーションプロファイル保持部208から選択されたカラープロファイルを読み出してCMS202に設定する。
ステップS1503にて、表示部105は、図7(b)に示すプロファイル作成の画面を表示し、操作部106はオブジェクト603、オブジェクト604、オブジェクト605のどれが選択されたか判定する。
オブジェクト604が選択された場合、ステップ1504に進み、画像形成装置300の色票の分光データを取得する処理に移行する。ステップS1504にて、表示部105は、図7(e)に示すプリンタの特性設定の画面を表示し、操作部106は、図7(e)の紙種一覧の中で、どの紙種が選択されたかを判定する。
ステップS1505にて、環境光補正部206は、HDD104に予め保存されていた、紙種に対応した色票の分光データを取得する。ステップS1505を終えるとステップS1503に戻る。
ステップS1503において、オブジェクト605は初期状態では選択不可(グレーアウト)になっている。オブジェクト605は、照明特性データとプリンタ特性データの両方が設定された場合に有効となる。オブジェクト605が選択された場合はステップS1515に進む。S1515では、環境光補正用カラープロファイルの生成処理を行う。環境光補正部206は、照明の分光データと色票の分光データを用いて、環境光補正用のカラープロファイルを作成し、ディスティネーションプロファイル保持部208に保存する。その後、前記作成したカラープロファイルをCMS202に設定する。
ステップS1503に戻る。オブジェクト603が選択された場合はステップS1506に進む。S1503にて、オブジェクト603が選択された場合、ステップS1506に進み、展示したい場所の照明の分光データを取得する処理に移行する。
ステップS1506にて、表示部105は、図7(d)に示す照明の特性設定の画面を表示する。そして、操作部106は、図7(d)の居室一覧の中から、どの居室が選択されたか判定する。デバイス管理部501は、選択された場所にある情報端末装置306と接続し、情報タグ307に格納されているデータ(照明品番)を要求する。
ステップS1507にて、データ管理部502は、照明の品番が取得できたか否か判定する。Yesの場合はステップS1509に進み、Noの場合はステップS1508に進む。
ステップS1508にて、表示部105は、図7(f)に示す照明品番の入力画面を表示し、操作部106は照明品番の入力を受け付ける。
ステップS1509にて、プロセス管理部503は、照明の品番から色記号を抽出し、色記号から相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(lm)を算出する。そして、前記相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(lm)に対応したカラープロファイルがHDD104に保持されているか否か判定する。Yesの場合は、該当するプロファイルをCMS202に設定して終了する。Noの場合はステップS1510に進む。
ステップS1510にて、デバイス管理部501は、サーバー装置303と接続し、照明の分光データを要求する。その後、照明の分光データが取得できたか否か判定する。Yesの場合はステップS1512に進み、Noの場合はステップS1511に進む。
ステップS1511にて、表示部105は、図7(g)に示す照明の分光データの入力画面を表示し、操作部106はYesとNoのどちらが選択されたか判定する。Yesの場合は不図示の画面で照明の分光データを受け付けた後にステップS1512に進む。Noの場合はステップS1513に進む。
ステップS1513にて、表示部105は、図7(h)に示す代替プロファイルの使用画面を表示し、操作部106はYesとNoのどちらが選択されたか判定する。Yesの場合はステップS1514に進む。Noの場合はカラープロファイルを生成できなかった旨をエラーメッセージとして表示部105に表示(不図示)して処理を終了する。
ステップS1514にて、環境光補正部206は、HDD104に保持されているカラープロファイルの中で、照明の特性が最も近いものを選択し、CMS202に設定する。
以上のように、本実施形態によれば、IoT環境を利用して観察光源の特性データを取得し、特性に合わせて動的に生成したカラープロファイルを適用することで、実際の展示場所における環境光に適した成果物作成を可能とする。これにより、カラープロファイルのデータ容量を少なくできて、かつユーザに観測光源の測定をさせることなく、多種多様な観察光源に対応した環境光補正を行うことができる。
<第2実施例>
第1実施例では、IoT環境として情報端末装置306(RFIDリーダー・ライタ)を利用し、情報タグ307から照明308の品番を取得し、サーバー装置303に照明の分光データを取得することで、環境光補正用のカラープロファイルを作成した。これにより、カラープロファイルのデータ容量を少なくできて、かつユーザに観測光源の測定をさせることなく、多種多様な観察光源に対応した環境光補正を行うことができた。
第1実施例では、IoT環境として情報端末装置306(RFIDリーダー・ライタ)を利用し、情報タグ307から照明308の品番を取得し、サーバー装置303に照明の分光データを取得することで、環境光補正用のカラープロファイルを作成した。これにより、カラープロファイルのデータ容量を少なくできて、かつユーザに観測光源の測定をさせることなく、多種多様な観察光源に対応した環境光補正を行うことができた。
第2実施例では、スマート照明と呼ばれる光の明るさや色温度を自由に変更でき、かつWi−Fi通信可能な照明を用いた際の環境光補正について説明する。
[ネットワークシステム構成]
図14は、第2実施例に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図であり、場所1201、ネットワーク1202、場所1205を備えている。また、本実施例の場所1201は、画像形成装置1200、モニタ1203、コンピュータ1204を備えている。本実施例の場所1205は、印刷物1206、照明制御部1207、照明1208、照明制御部1209、照明1210を備えている。
図14は、第2実施例に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図であり、場所1201、ネットワーク1202、場所1205を備えている。また、本実施例の場所1201は、画像形成装置1200、モニタ1203、コンピュータ1204を備えている。本実施例の場所1205は、印刷物1206、照明制御部1207、照明1208、照明制御部1209、照明1210を備えている。
画像形成装置1200、場所1201、ネットワーク1202、モニタ1203、コンピュータ1204、場所1205、印刷物1206、照明1208、照明1210は第1実施例における図3のネットワーク構成と詳細は同じため説明を省略する。
照明制御部1207及び照明制御部1209は、ネットワーク1202と照明1208の無線/有線通信を制御する。また、照明の光の明るさや色温度を調整でき、各調整値に対応した分光データを予め保持するものとする。明るさや色温度は場所1205に備え付けられているスイッチ(不図示)や、スマートフォンまたはスマートスピーカーのアプリから調整することができる。
なお、本実施形態では場所1205に照明が二つあり、各々異なる明るさや色温度が設定されているものとする。照明の数は二つに限ったものではなく、さらに多くの照明があっても以降で説明する方法を用いて処理することができる。また、ネットワーク1202との通信は第五世代移動通信システム(5G)を用いてもよい。
第2実施例に係る画像形成装置300の構成を示すブロック図は、第1実施例と同様であるため説明は省略する。第2実施例に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図は、第1実施例と同様であるため説明は省略する。
第2実施例に係る情報端末制御部205の構成を説明するブロック図は、第1実施例と同様であるため説明は省略する。ただし、情報端末制御部205は、第1実施例では情報端末装置306(RFIDリーダ・ライタ)を制御したが、第2実施例では、照明制御部1207及び照明制御部1209を制御する点が異なる。
[環境光補正のカラープロファイル作成処理]
図15は、第2実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理を示すフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。なお、図6と同様の構成には同様の番号を付して説明を省略する。
図15は、第2実施例における環境光補正用カラープロファイル作成処理を示すフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。なお、図6と同様の構成には同様の番号を付して説明を省略する。
ステップS1301にて、デバイス管理部501は、照明制御部1207と接続し、照明1208の現在の明るさや色温度に対応した分光データ1を要求する。
ステップS1302にて、照明制御部1207は、照明1208の現在の明るさや色温度に対応した分光データ1をデバイス管理部501に通知する。その後、デバイス管理部501は分光データ1をプロセス管理部503に通知する。
ステップS1303にて、デバイス管理部501は、照明制御部1209と接続し、照明1210の現在の明るさや色温度に対応した分光データ2を要求する。
ステップS1304にて、照明制御部1209は、照明1210の現在の明るさや色温度に対応した分光データ2を通知する。その後、デバイス管理部501は分光データ2をプロセス管理部503に通知する。
ステップS1305にて、プロセス管理部503は、以下の(式2−1)を用いてn個の照明の分光データを掛け合わせることで照明の総分光データ(合成情報)を算出する。これにより、場所1205において、複数の照明(例では、照明1208と照明1210の2つ)を用いた環境光の分光データを生成することができる。
ステップS1306にて、プロセス管理部503は、ステップS1305で算出した照明の総分光データから相関色温度(K)、平均演色評価数(Ra)、光束(Φ)を算出する。相関色温度、平均演色評価数、光束の算出方法は既知の算出式を用いて算出することができるが、以降で簡単に説明する。相関色温度は表現しようとする光の色をある温度(高熱)の黒体から放射される光の色と対応させ、その時の黒体の温度をもって色温度と定義している。
したがって、前述した(式1−1)〜(式1−4)を用いて照明光の白色点基準(Xw,Yw,Zw)を算出し、次の(式2−2)を用いてxy色度を算出し、xy色度図上の黒体軌跡と比較することで色温度を決定する。光源の色が黒体軌跡上にない場合は、完全に一致しないが最も近似の黒体の温度を相関色温度として算出する。
平均演色性評価数(Ra)は、光がある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす特性を定量的な数値(Ra)にしたものである。一般的に自然光を基準として、自然光に近いものほど「良い」「優れる」、かけ離れたものほど「悪い」「劣る」と判断する。具体的には、演色性を評価するための試験色が予め定められており、基準光源(一般的に自然光)の分光データと試料光源(例では、ステップS1305で算出した総分光データ)の分光データを使用する。算出方法としては、該2つの分光データからUV色度を算出し、基準光と試料光の色空間上の距離(ΔE)に応じて以下の(式2−3)〜(式2−4)を用いて算出する。
なお、光束(Φ)はある面を通過する光の明るさを表す物理量(単位はlm、ルーメン)であり、人の視覚が感じる度合いによって、波長ごとに重みづけすることで以下の(式2−5)で定義される。
以上のように、本実施形態によれば、IoT環境として複数のスマート照明を利用し、各スマート照明の現在設定されている明るさや色温度に応じた分光データを取得する。その後、特性に合わせて動的に生成したカラープロファイルを適用することで環境光に適した成果物作成を可能とする。これにより、カラープロファイルのデータ容量を少なくできて、かつユーザに観測光源の測定をさせることなく、明るさや色温度を変更できる観察光源に対応した環境光補正を行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。例えば、実施例2において、照明器具が1つであってもよい。また、実施例1において、照明器具が複数あってもよい。実施例1で照明器具が複数ある場合には、1つの情報端末装置が複数の情報タグと通信してもよいし、情報端末装置と情報タグ(照明装置)のペアが複数あってもよい。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。例えば、実施例2において、照明器具が1つであってもよい。また、実施例1において、照明器具が複数あってもよい。実施例1で照明器具が複数ある場合には、1つの情報端末装置が複数の情報タグと通信してもよいし、情報端末装置と情報タグ(照明装置)のペアが複数あってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
110 画像処理部
300 画像形成装置
302 ネットワーク
110 画像処理部
300 画像形成装置
302 ネットワーク
Claims (19)
- カラープロファイルを用いてデータを色変換することで印刷に用いる画像データを生成する印刷制御手段を有する画像形成装置であって、
少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を、ネットワークを介して取得する第1取得手段と、
前記光源の特性情報に関する情報から第1特性情報を取得する第2取得手段と、
前記画像形成装置の色票に基づいて第2特性情報を取得する第3取得手段と、
前記第1特性情報と前記第2特性情報に基づいて、カラープロファイルを作成する作成手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - カラープロファイルを記憶する記憶手段と、
前記第1特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
を更に有し、
前記第1特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶手段に記憶されている場合に、前記作成手段は、カラープロファイルを作成せず、
前記第1特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶手段に記憶されていない場合に、前記作成手段は、カラープロファイルを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記作成手段が作成したカラープロファイルは、前記記憶手段に新たに記憶され、
前記印刷制御手段は、前記記憶手段に新たに記憶されたカラープロファイルを用いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、前記色票を紙種毎に予め記憶し、
前記第3取得手段は、前記紙種毎の色票の各々に基づいて、前記紙種毎の第2特性情報を取得し、
前記作成手段は、前記第1特性情報と前記紙種毎の第2特性情報に基づいて、紙種毎にカラープロファイルを作成することを特徴とすることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 複数の光源の特性情報に関する情報に基づいて合成情報を算出する算出手段を更に有し、
前記第1取得手段は、ネットワークを介して複数の照明装置の光源の特性情報に関する情報を取得し、
前記算出手段は、前記第1取得手段によって取得した前記複数の照明装置の光源の特性情報に関する情報に基づいて合成情報を算出し、
前記第2取得手段は、前記算出手段によって算出した前記合成情報から第3特性情報を取得することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記判定手段は、前記第3特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶されている否かを判定し、
前記第3特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶手段に記憶されている場合に、前記印刷制御手段が前記記憶手段に記憶されたカラープロファイルを用いて画像データの色変換を行い、
前記第3特性情報に対応するカラープロファイルが前記記憶手段に記憶されていない場合に、前記作成手段が前記カラープロファイルを作成する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - カラープロファイルの作成指示を選択できる操作部を有し、
前記操作部によって前記カラープロファイルの作成指示を受け付けることによって、前記第1取得手段がネットワークを介して前記光源の特性情報に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記操作部は、複数の場所を選択でき、
前記第1取得手段は、前記操作部によって選択された場所に設置された照明装置の光源の特性情報に関する情報を、ネットワークを介して取得することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記第1取得手段が光源の特性情報に関する情報が取得できなかった場合に、前記操作部は前記取得できなかったことを示す情報を通知し、前記光源の特性情報に関する情報の入力を促すことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記操作部は、前記作成手段によってカラープロファイルが作成されたことを通知することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1取得手段は、前記ネットワークを介して送信デバイスから前記少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記光源の特性情報に関する情報は、前記少なくとも1つの照明装置の照明品番であり、
前記第2取得手段は照明品番を基に第1特性情報を取得することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記第1取得手段は、前記ネットワークを介して前記少なくとも1つの照明装置から前記少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記光源の特性情報に関する情報は分光データであり、
前記第2取得手段は分光データを基に第1特性情報を取得することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 前記第1特性情報は、分光データ、色温度、演色性、明るさを示す特性であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- PDLデータを受信する受信手段と、
前記PDLデータから中間データを生成する生成手段と、
前記中間データが前記色変換に用いられることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置の制御方法であって、
少なくとも1つの照明装置の光源の特性情報に関する情報を、ネットワークを介して取得する第1取得ステップと
前記光源の特性情報に関する情報から第1特性情報を取得する第2取得ステップと、
前記画像形成装置の色票に基づいて第2特性情報を取得する第3取得ステップと、
前記第1特性情報と前記第2特性情報に基づいて、カラープロファイルを作成する作成ステップと、
カラープロファイルを用いてデータを色変換することで印刷に用いる画像データを生成する印刷制御ステップと、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項17に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項18に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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