JP2022002916A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの外部にロールオーバーバルブが配置されている鞍乗型車両において、鞍乗型車両の大型化を抑えながら、燃料タンクの容量を大きく確保する。【解決手段】キャップは、開位置と閉位置とに移動可能に支持体に取り付けられる。ロールオーバーバルブは、タンク吸気口に接続されるバルブ吸気口を含む。ロールオーバーバルブは、支持体に取り付けられ、支持体と燃料タンクとの間に挟み込まれる。チャージホースは、ロールオーバーバルブに接続され、燃料タンクの外部に配置される。キャニスタは、チャージホースに接続される。【選択図】図26

Description

本発明は、ロールオーバーバルブを備える鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両は、燃料タンクを備えている。例えば、特許文献1の鞍乗型車両では、シートの前方に燃料タンクが配置されている。燃料タンクの上面には給油口が設けられており、給油口はキャップによって開閉される。また、特許文献2の鞍乗型車両では、燃料タンクの上面には、吸気管が接続されている。吸気管は、燃料タンクの上面に溶接されている。吸気管は、燃料タンクの上面から上方に突出しており、側方へ向かって屈曲している。吸気管には、チャージホースを介して、キャニスタに接続されている。チャージホースには、ロールオーバーバルブが接続されている。ロールオーバーバルブは、燃料タンク内の圧力が所定値以上になると開かれる。ロールオーバーバルブは、燃料タンク内の圧力が所定値より小さいときには、閉じられている。ロールオーバーバルブは、車両の転倒時に、燃料タンク内の燃料の流出を防止する。
特開2015−89713号公報 特開2010−179744号公報
上記のように、吸気管が燃料タンクの上面に接続されている場合、燃料タンクと、燃料タンクを覆うカバーとの間に大きな隙間が必要となる。それにより、燃料タンクの近傍において車両が大型化してしまう。或いは、車両の大型化を防止しながら、上述した吸気管のためのスペースを確保するためには、燃料タンクの容量が小さくなってしまう。本発明の目的は、燃料タンクの外部にロールオーバーバルブが配置されている鞍乗型車両において、鞍乗型車両の大型化を抑えながら、燃料タンクの容量を大きく確保することにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、燃料タンクと、カバーと、支持体と、キャップと、ロールオーバーバルブと、チャージホースと、キャニスタとを備える。燃料タンクは、給油口とタンク吸気口とを含む。カバーは、燃料タンクを覆う。支持体は、燃料タンクに取り付けられ、給油口の周囲に配置される。キャップは、開位置と閉位置とに移動可能に支持体に取り付けられる。キャップは、開位置で給油口を開き、閉位置で給油口を閉じる。ロールオーバーバルブは、タンク吸気口に接続されるバルブ吸気口を含む。ロールオーバーバルブは、支持体に取り付けられ、支持体と燃料タンクとの間に挟み込まれる。チャージホースは、ロールオーバーバルブに接続され、燃料タンクの外部に配置される。キャニスタは、チャージホースに接続される。
本態様に係る鞍乗型車両によれば、ロールオーバーバルブは、支持体と燃料タンクとの間に挟み込まれることで、吸気管を介さずに、直接的にタンク吸気口に接続される。従って、燃料タンクの上面に吸気管が設けられる場合と比べて、カバーを燃料タンクに近接して配置することができる。それにより、鞍乗型車両の大型化を抑えながら、燃料タンクの容量を大きく確保することができる。
給油口の軸線方向から見て、ロールオーバーバルブは、タンク吸気口と重なってもよい。この場合、ロールオーバーバルブをタンク吸気口に直接的に接続することができる。それにより、車両の大型化が抑えられる。
給油口の軸線方向から見て、ロールオーバーバルブは、支持体と重なってもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
ロールオーバーバルブは、バルブ本体と接続管とを含んでもよい。バルブ本体は、バルブ吸気口を含んでもよい。接続管は、バルブ本体から突出しており、チャージホースに接続されてもよい。給油口の軸線方向から見て、バルブ本体は、支持体と重なってもよい。給油口の軸線方向から見て、接続管は、支持体から突出していてもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
支持体は、本体部と、第1ボスと、第2ボスとを含んでもよい。本体部は、環状の形状を有してもよい。第1ボスは、本体部から突出しており、燃料タンクに接続されてもよい。第2ボスは、本体部から突出していてもよい。第2ボスは、第1ボスから本体部の周方向に離れて配置されてもよい。第2ボスは、燃料タンクに接続されてもよい。ロールオーバーバルブは、第1ボスと第2ボスとの間に配置されてもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
ロールオーバーバルブは、本体部の下面に固定されてもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
支持体は、給油口と向かい合う円形の開口を含んでもよい。ロールオーバーバルブは、開口の縁に沿って湾曲した内側面を含んでもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
支持体は、円形の外形を有してもよい。ロールオーバーバルブは、支持体の外形に沿って湾曲した外側面を含んでもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
支持体の下面は、上方に向かって凹んだ凹部を含んでもよい。ロールオーバーバルブの一部は、凹部内に配置されてもよい。この場合、ロールオーバーバルブと支持体とがコンパクトに配置される。それにより、車両の大型化が抑えられる。
鞍乗型車両は、シール部材をさらに備えてもよい。シール部材は、タンク吸気口とバルブ吸気口との間に配置されてもよい。シール部材は、支持体が燃料タンクに取り付けられることで、ロールオーバーバルブと燃料タンクとの間で圧縮されてもよい。この場合、支持体の燃料タンクへの取付力を利用して、良好なシール性を得ることができる。
鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、シートと、収納ボックスと、センターカバーと、パワーユニットとを備えてもよい。ヘッドパイプは、燃料タンクの前方に配置されてもよい。シートの少なくとも一部は、燃料タンクの後方に配置されてもよい。収納ボックスは、シートの下方且つ燃料タンクの後方に配置されてもよい。センターカバーは、ヘッドパイプとシートとの間に配置されてもよい。センターカバーは、燃料タンクとヘッドパイプとの間で下方に向かって凹んだ形状を有してもよい。パワーユニットは、燃料タンクの下方に配置されてもよい。
本発明によれば、燃料タンクの外部にロールオーバーバルブが配置されている鞍乗型車両において、鞍乗型車両の大型化を抑えながら、燃料タンクの容量を大きく確保することができる。
鞍乗型車両の左側面図である。 鞍乗型車両の上面図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料タンク及びその周辺の断面図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料キャップユニットの分解図である。 キャップと操作部材との分解図である。 上カバーが省略された燃料キャップユニットの斜視図である。 上カバーとインナーカバーとが省略された燃料キャップユニットの斜視図である。 上カバーとインナーカバーとが省略された燃料キャップユニットの上面図である。 上カバーとインナーカバーとが省略された燃料キャップユニットの上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す拡大上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す斜視図である。 燃料キャップユニットの一部を示す上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す側面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す側面図である。 鞍乗型車両の制御システムを示すブロック図である。 燃料キャップユニットの一部を示す拡大上面図である。 燃料キャップユニットの一部を示す拡大上面図である。 燃料タンクの一部及び燃料キャップユニットの斜視図である。 燃料タンクの一部及び燃料キャップユニットの断面図である。 鞍乗型車両の右側面図である。 ロールオーバーバルブの斜視図である。 ロールオーバーバルブの上面図である。 第1開状態でのロールオーバーバルブの断面図である。 支持体の一部とロールオーバーバルブとの上面図である。 燃料キャップユニットの斜視図である。 支持体の下面図である。 燃料キャップユニットの下面図である。 第2開状態でのロールオーバーバルブの断面図である。 閉状態でのロールオーバーバルブの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。図1は、実施形態に係る鞍乗型車両1の左側面図である。図2は、鞍乗型車両1の上面図である。本実施形態に係る鞍乗型車両1は、スクータである。図1に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4と、シート5と、パワーユニット6と、後輪7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート5に着座した運転者から視たときの方向をいうものとする。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12とを含む。ヘッドパイプ11は、車両の左右方向における中央に配置されている。ヘッドパイプ11は、前方且つ下方に延びている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方に延びている。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪4を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、フロントフォーク16とハンドル部材17とを含む。フロントフォーク16は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。前輪4は、フロントフォーク16に回転可能に支持されている。
ハンドル部材17は、前輪4を回動させるために運転者によって操作可能である。ハンドル部材17は、フロントフォーク16に接続されている。ハンドル部材17は、左右方向に延びている。ハンドル部材17の前方には、メータパネル18が配置されている。メータパネル18は、例えば速度計を含む。メータパネル18の前方には、ウィンドシールド19が配置されている。
シート5は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。シート5は、メインフレーム12の上方に配置されている。シート5の下方には、収納ボックス21が配置されている。パワーユニット6は、シート5の下方に配置されている。パワーユニット6は、収納ボックス21の下方に配置されている。パワーユニット6は、内燃エンジンを含む。パワーユニット6は、メインフレーム12に支持されている。後輪7は、スイングアーム22に回転可能に支持されている。スイングアーム22は、メインフレーム12、或いはパワーユニット6に回転可能に支持されている。
鞍乗型車両1は、燃料タンク23を備えている。燃料タンク23は、ヘッドパイプ11とシート5との間に配置されている。燃料タンク23は、メインフレーム12の上方に配置されている。燃料タンク23は、メインフレーム12に支持されている。ヘッドパイプ11は、燃料タンク23の前方に配置されている。シート5の少なくとも一部は、燃料タンク23の後方に配置されている。車両上面視で、シート5の一部は、燃料タンク23と重なってもよい。収納ボックス21は、燃料タンク23の後方に配置されている。パワーユニット6は、燃料タンク23の下方に配置されている。
鞍乗型車両1は、フロントカバー24と、レッグシールド25と、タンクカバー26と、センターカバー27と、サイドカバー28とを含む。フロントカバー24は、ヘッドパイプ11の前方と左右の側方とに配置されている。フロントカバー24には、ヘッドライト30が配置されている。レッグシールド25は、フロントカバー24の後方に配置される。レッグシールド25の後方には、フットレスト29が配置されている。フットレスト29は、平坦な形状を有しており、レッグシールド25の下部から後方に延びている。
タンクカバー26は、燃料タンク23を上方から覆う。車両上面視で、タンクカバー26は、燃料タンク23と重なる。タンクカバー26は、シート5の前方に配置されている。タンクカバー26は、センターカバー27とシート5との間に配置されている。センターカバー27は、メインフレーム12の上方に配置されている。センターカバー27は、ヘッドパイプ11とシート5との間に配置される。センターカバー27は、ヘッドパイプ11とタンクカバー26との間に配置される。センターカバー27は、燃料タンク23とヘッドパイプ11との間で下方に向かって凹んだ形状を有する。
サイドカバー28は、シート5の下方に配置される。サイドカバー28は、パワーユニット6の少なくとも一部を側方から覆う。フットレスト29は、サイドカバー28の下端に接続されている。フットレスト29は、サイドカバー28から側方に突出している。
鞍乗型車両1は、燃料キャップユニット31を備えている。図3および図4は、燃料キャップユニット31の斜視図である。図5は、燃料タンク23及びその周辺の断面図である。図4および図5に示すように、燃料タンク23は、タンク本体32と給油口33とを含む。タンク本体32は、燃料を貯留する空間を内部に有する。給油口33は、タンク本体32の上面に配置されている。給油口33は、上方に向けて開口している。燃料キャップユニット31は、給油口33の上方に配置される。燃料キャップユニット31は、給油口33を開閉する。
図6から図8は、燃料キャップユニット31の斜視図である。図9は、燃料キャップユニット31の分解図である。図6から図8に示すように、燃料キャップユニット31は、支持体34と、ヒンジ35と、キャップ36と、操作部材37と、パッキン38とを含む。支持体34は、燃料タンク23に取り付けられる。支持体34は、環状の形状を有する。支持体34は、円形の外形を有する。支持体34は、燃料タンク23の上方に配置される。支持体34は、給油口33と向かい合う円形の開口340を有する。支持体34は、給油口33の周囲に配置される。
支持体34は、複数の孔341を有する。複数の孔341は、支持体34の周方向に、互いに間隔をおいて配置されている。なお、図面においては、複数の孔341のうちの1つのみに符号が付されており、他の符号は省略されている。図3および図4に示すように、支持体34は、孔341に通されたボルトなどの固定部材342によって、燃料タンク23に固定される。図2に示すように、タンクカバー26は開口260を含む。支持体34とキャップ36と操作部材37とは、タンクカバー26の開口260に配置されており、タンクカバー26の外部に露出している。
ヒンジ35は、支持体34とキャップ36とに接続されている。ヒンジ35は、ピン状の形状を有しており、車幅方向に延びている。ヒンジ35は、操作部材37の前方に配置されている。ヒンジ35は、キャップ36を回転可能に支持する。キャップ36は、ヒンジ35を介して開位置と閉位置とに移動可能に支持体34に取り付けられる。図3に示すように、キャップ36は、閉位置で給油口33を閉じる。図4に示すように、キャップ36は、開位置で給油口33を開く。
操作部材37は、キャップ36に取り付けられる。操作部材37は、運転者によって操作可能である。操作部材37は、回転可能にキャップ36に支持されている。キャップ36の上面には、凹部361が設けられている。操作部材37は、凹部361内に配置されている。操作部材37は、図6に示す収納位置と、図7に示す展開位置とに移動可能である。キャップ36の底面には、パッキン38が取り付けられている。パッキン38は、例えばゴムなどの弾性材製である。
図10は、キャップ36と操作部材37との分解図である。図10に示すように、操作部材37は、操作部370と、回転軸371と、第1押圧部372と、第2押圧部373とを含む。操作部370は、タブ状の形状を有している。操作部370は、回転軸371から後方に延びている。操作部370は、運転者によって操作可能である。操作部370は、凹部361内に配置される。回転軸371は、操作部370から側方に突出している。操作部材37は、回転軸371回りに回転可能にキャップ36に支持される。第1押圧部372は、回転軸371の一方の端部から、下方に突出している。第2押圧部373は、回転軸371の他方の端部から、下方に突出している。第1押圧部372と第2押圧部373とは、回転軸371と共に回転する。
キャップ36は、上カバー41と、インナーカバー42と、キャップベース43とを含む。上カバー41とインナーカバー42とは、キャップベース43に取り付けられている。上カバー41は、上述した凹部361を含む。上カバー41は、カバー本体410と接続部411とを含む。カバー本体410は、支持体34の開口340に合った円形の形状を有している。カバー本体410は、スリット412を含む。操作部材37の回転軸371と第1押圧部372と第2押圧部373とは、スリット412を通ってキャップ36内に配置されている。接続部411は、カバー本体410から突出している。接続部411は、カバー本体410から後方に延びている。接続部411にはヒンジ35が接続される。
インナーカバー42は、上カバー41とキャップベース43との間に配置される。操作部材37の回転軸371は、インナーカバー42と上カバー41との挟まれることで、キャップ36に支持される。インナーカバー42は、第1孔421と第2孔422とを含む。図11は、上カバー41が省略された燃料キャップユニット31の斜視図である。図11に示すように、第1押圧部372は、第1孔421を通って、キャップベース43内へ延びている。第2押圧部373は、第2孔422を通って、キャップベース43内へ延びている。
図12は、上カバー41とインナーカバー42とが省略された燃料キャップユニット31の斜視図である。図13は、上カバー41とインナーカバー42とが省略された燃料キャップユニット31の上面図である。図12および図13に示すように、燃料キャップユニット31は、スライダ44と、弾性部材45,46とを含む。スライダ44は、キャップベース43に取り付けられている。スライダ44は、キャップベース43に対してスライド可能である。スライダ44は、図13に示す係止位置と、図14に示す非係止位置とに移動可能である。以下、スライダ44の移動方向をスライド方向と呼ぶ。
給油口33の軸線方向から見て、スライダ44は、係止位置において、支持体34と重なる。スライダ44は、係止位置において、支持体34に係止する。給油口33の軸線方向から見て、スライダ44は、非係止位置において、支持体34と重ならない。スライダ44は、非係止位置において、支持体34に係止しない。なお、以下の説明において、上面視とは、給油口33の軸線方向から見ることを意味するものとする。
弾性部材45,46は、キャップベース43に取り付けられている。弾性部材45,46は、キャップベース43とインナーカバー42とによって支持されている。弾性部材45,46は、スライダ44を係止位置に向けて付勢している。弾性部材45,46は、第1弾性部材45と第2弾性部材46とを含む。第1弾性部材45と第2弾性部材46とは、左右方向に互い離れて配置されている。第1弾性部材45と第2弾性部材46とは、例えばスプリングである。第1弾性部材45と第2弾性部材46とは、スライダ44を係止位置に向けて付勢している。
操作部材37が収納位置では、スライダ44は、弾性部材45,46の付勢力によって、被係止位置に保持される。スライダ44は、操作部材37によって押圧されることで、係止位置から非係止位置に移動する。スライダ44は、第1受け部441と第2受け部442とを含む。第1受け部441と第2受け部442とは、左右方向に互いに離れて配置されている。図12に示すように、第1受け部441は、第1押圧部372と向かい合っている。第2受け部442は、第2押圧部373と向かい合っている。第1押圧部372が回転軸371回りに回転することで、第1押圧部372が第1受け部441を押圧する。第2押圧部373が回転軸371回りに回転することで、第2押圧部373が第1受け部441を押圧する。従って、第1受け部441は、操作部材37が収納位置から展開位置に移動することで、第1押圧部372によって押圧される。第2受け部442は、操作部材37が収納位置から展開位置に移動することで、第2押圧部373によって押圧される。それにより、スライダ44が、係止位置から非係止位置に移動する。
キャップ36が閉位置、且つ、スライダ44が係止位置では、図13に示すように、燃料キャップユニット31の上面視で、スライダ44の全体は、支持体34の外形内に位置する。キャップ36が閉位置、且つ、スライダ44が非係止位置では、図14に示すように、上面視で、スライダ44の全体は、支持体34の開口340内に位置する。
スライダ44は、第1スライダ47と、第2スライダ48と、クラッチ部材49と、弾性部材51,52を含む。第1スライダ47は、操作部材37に押圧される。第1スライダ47は、上述した第1受け部441と第2受け部442とを含む。第1スライダ47は、第1受け部441と第2受け部442とにおいて、操作部材37に押圧される。第1スライダ47は、第3受け部471と第4受け部472とを含む。第3受け部471は、第1弾性部材45と接触している。第4受け部472は、第2弾性部材46と接触している。第1スライダ47は、第3受け部471と第4受け部472とにおいて、弾性部材45,46に押圧される。
第2スライダ48は、第1スライダ47と別体である。第2スライダ48は、第1スライダ47に対してスライド可能である。第2スライダ48は、スライダ44が係止位置で支持体34に係止する。第2スライダ48は、スライダ44が非係止位置で支持体34に係止しない。図14に示すように、第1スライダ47は、凹部473を含む。第2スライダ48の一部は、第1スライダ47の凹部473内に配置されている。第1スライダ47は、接触面474を含む。図13に示すように、スライダ44が係止位置で、第2スライダ48は、第1スライダ47の接触面474と接触している。スライダ44が係止位置で、第2スライダ48は、第1スライダ47の接触面474に押圧される。
クラッチ部材49は、第1スライダ47と第2スライダ48とを連結している。クラッチ部材49は、第1スライダ47に対して、スライド方向に固定されている。すなわち、クラッチ部材49は、第1スライダ47に対して、スライド方向に移動不可能である。クラッチ部材49は、第1スライダ47に対して、スライド方向と交差する方向に移動可能である。弾性部材51,52は、例えばスプリングである。クラッチ部材49は、弾性部材51,52によって、スライド方向と交差する方向に、第2スライダ48に向かって押圧されている。
図15及び図16は、燃料キャップユニット31の一部を示す上面図である。図17は、図15の拡大図である。図15及び図17では、スライダ44は、係止位置に位置している。図16では、スライダ44は、非係止位置に位置している。図17に示すように、クラッチ部材49は、第1スライド面491と第1テーパ面492とを含む。第1スライド面491は、スライド方向に延びている。第1スライド面491は、第2スライダ48に接触している。第1テーパ面492は、第1スライド面491に対して、非係止位置へ向かう方向に配置されている。
第2スライダ48の側面は、第2スライド面481と第2テーパ面482とを含む。第2スライド面481は、スライド方向に延びている。第2スライド面481は、第1スライド面491に接触している。第2テーパ面482は、第2スライド面481に対して、非係止位置へ向かう方向に配置されている。第2テーパ面482は、スライド方向において、第1テーパ面492と向かい合っている。
スライダ44が係止位置で、第1テーパ面492は、第2テーパ面482から間隔G1をおいて配置されている。第1スライダ47が係止位置から非係止位置に向かって移動することで、第1テーパ面492は、第2テーパ面482に近づく。第1テーパ面492が第2テーパ面482と接触して第2テーパ面482を押圧することで、第1スライダ47と第2スライダ48とが、一体的に移動する。
図18は、燃料キャップユニット31の一部を示す斜視図である。図15から図18に示すように、燃料キャップユニット31は、ソレノイド53とセンサ54とを含む。ソレノイド53は、第2スライダ48の側方に配置されている。ソレノイド53は、支持体34に固定されている。ソレノイド53は、ロック部材55と、ソレノイド本体56と、電気ワイヤ57とを含む。電気ワイヤ57は、ソレノイド本体56に接続されている。ロック部材55は、ソレノイド本体56から突出している。ロック部材55は、ロック位置と解除位置とに移動可能である。
図15及び図17では、ロック部材55は、ロック位置に位置している。図16では、ロック部材55は、解除位置に位置している。ロック部材55は、ソレノイド本体56から第2スライダ48に向かって移動することで、解除位置からロック位置へ移動する。ソレノイド本体56は、ソレノイドケース58とコイル59とを含む。図18では、ソレノイドケース58が省略されている。コイル59は、ソレノイドケース58内に配置されている。ソレノイド53は、コイル59への通電によって生じる磁力によって、ロック部材55を移動させる。
図17及び図18に示すように、第2スライダ48は、切り欠き483を含む。切り欠き483は、ソレノイド53と向かい合う第2スライダ48の側面に設けられている。切り欠き483は、スライド方向に延びている。図17に示すように、上面視で、ロック部材55は、ロック位置で第2スライダ48と重なる。ロック部材55は、ロック位置で、切り欠き483内に位置している。ロック部材55は、ロック位置で、第2スライダ48に係止することで、非係止位置に向かうスライダ44の移動をロックする。ロック部材55は、第2スライダ48側からソレノイド本体56側へ引っ込むことで、ロック位置から解除位置へ移動する。図16に示すように、上面視で、ロック部材55は、解除位置で第2スライダ48と重ならない。ロック部材55は、解除位置で、切り欠き483の外に位置している。ロック部材55は、解除位置では、第2スライダ48に係止しないことで、スライダ44のロックを解除する。
図13に示すように、上面視で、ソレノイド本体56の全体は、支持体34の外形内に位置する。上面視で、ソレノイド本体56は、支持体34と重なる。上面視で、ソレノイド本体56の一部は、支持体34の開口340内に位置している。従って、キャップ36が閉位置で、上面視で、ソレノイド53は、キャップ36と重なる。
センサ54は、係止位置から非係止位置へ向かうスライダ44の動作を検出する。センサ54は、支持体34に固定されている。図19は、燃料キャップユニット31の一部を示す上面図である。図20及び図21は、燃料キャップユニット31の一部を示す側面図である。図19から図21に示すように、センサ54は、可動体61と、付勢部材62と、スイッチ63と、電気ケーブル64と、図15に示すセンサケース65とを含む。なお、図19から図21では、センサケース65が省略されている。可動体61と、付勢部材62と、スイッチ63とは、センサケース65内に配置されている。センサケース65は、ソレノイドケース58と一体化されている。
可動体61は、スライド方向において、スライダ44と向かい合っている。付勢部材62は、可動体61をスライダ44に向かって付勢している。付勢部材62は、例えばスプリングである。可動体61は、スライド方向に移動可能である。可動体61は、第1スライダ47の動作に応じて移動する。図15及び図20に示すように、スライダ44が係止位置で、可動体61は、第1スライダ47と接触している。図16及び図21に示すように、スライダ44が係止位置で、可動体61は、第1スライダ47から離れている。
図20及び図21に示すように、可動体61は、軸部66と、アーム部67とを含む。軸部66は、スライド方向に延びている。軸部66の先端は、第1スライダ47と向かい合っている。アーム部67は、軸部66から下方に延びている。アーム部67は、スライド方向において、スイッチ63と向かい合っている。
電気ケーブル64は、スイッチ63に接続されている。スイッチ63は、可動体61によって操作される。スイッチ63は、可動体61の下方に配置されている。図19に示すように、上面視で、可動体61はスイッチ63と重なる。詳細には、スイッチ63は、軸部66の下方に配置されている。上面視で、スイッチ63は、軸部66と重なる。スイッチ63は、係止位置での第1スライダ47の下方に配置されている。上面視で、スイッチ63は、係止位置での第1スライダ47と重なる。
図13に示すように、上面視で、センサ54は、支持体34と重なる。上面視で、センサ54の一部は、支持体34の開口340内に位置している。従って、上面視で、センサ54の一部は、キャップ36と重なる。上面視で、スイッチ63の全体は、支持体34の外形内に位置している。上面視で、スイッチ63の一部は、支持体34の開口340内に位置している。スイッチ63は、接触片68を含む。接触片68は、アーム部67と向かい合っている。
図20に示すように、スライダ44が係止位置では、可動体61は、第1スライダ47によって押圧されている。そのため、可動体61のアーム部67は、スイッチ63の接触片68から離れている。スライダ44が係止位置でのアーム部67とスイッチ63との間の隙間G2は、スライド方向において、第1テーパ面492と第2テーパ面482との間の隙間G1よりも小さい。
図21に示すように、スライダ44が非係止位置では、可動体61は、第1スライダ47から離れている。そのため、図21に示すように、可動体61のアーム部67は、付勢部材62の付勢力によって、スイッチ63の接触片68を押圧する。センサ54は、スイッチ63の接触片68が押圧されているか否かに応じて、スライダ44の位置を検出する。
図17に示すように、第2スライダ48は、受け部484を含む。受け部484は、スライド方向において、ロック位置に位置するロック部材55と向かい合う。第2スライダ48が非係止位置に向かって移動すると、受け部484がロック部材55に近づく。そして、受け部484がロック部材55と接触することで、非係止位置へ向かう第2スライダ48の移動が規制される。
図22は、鞍乗型車両1の制御システム10を示すブロック図である。制御システム10は、鞍乗型車両1に搭載されている。図22に示すように、鞍乗型車両1は、受信機71と、電源スイッチ72と、警報装置73と、コントローラ74とを含む。受信機71と、電源スイッチ72と、警報装置73と、コントローラ74とのそれぞれは、鞍乗型車両1のいずれかの場所に配置されればよく、それらの場所は特に限定されない。受信機71は、運転者が携帯する発信機75と無線通信を行う。受信機71は、発信機75に固有の識別コードを示す信号を、発信機75から受信する。
電源スイッチ72は、鞍乗型車両1の電源のオンとオフとを切り換える。電源スイッチ72は、運転者によって操作される。例えば、電源スイッチ72がオンされることで、メータパネルが起動されてもよい。警報装置73は、警報を発報する。警報装置73は、例えばブザーであって、警告音を発してもよい。或いは、警報装置73は、ランプであって、警告灯を点灯させてもよい。或いは、警報装置73は、液晶パネルであって、警告表示を表示してもよい。
コントローラ74は、例えばマイクロコンピュータを含み、鞍乗型車両1を電気的に制御する。コントローラ74は、複数のコントローラによって構成されてもよい。或いは、コントローラ74は、単独のコントローラによって構成されてもよい。コントローラ74は、受信機71が受信した信号により、発信機75の識別コードの認証を行う。コントローラ74は、発信機75の識別コードが適正なものであるときには、発信機75の識別コードを認証する。コントローラ74は、センサ54からの信号により、スライダ44の動作を検出する。コントローラ74は、ソレノイド53を制御させることで、スライダ44のロックと解除とを切り換える。
図6に示すように、キャップ36部材が閉位置にあり、操作部材37が収納位置にあるときには、操作部材37はスライダ44を押圧していない。それにより、スライダ44は、図13に示すように、係止位置に位置している。図20に示すように、スライダ44が係止位置では、センサ54の可動体61はスイッチ63から離れている。コントローラ74は、可動体61がスイッチ63から離れているときには、ロック部材55をロック位置に保持する。
図7に示すように、キャップ36部材が閉位置にあり、運転者が操作部材37を収納位置から展開位置へ向かって移動させたときには、スライダ44は、操作部材37によって押圧されることで、係止位置から非係止位置へ移動する。このとき、受け部484がロック部材55に接触する前に、可動体61がスイッチ63に接触する。コントローラ74は、センサ54の信号から、可動体61がスイッチ63に接触したことを検出し、且つ、発信機75の識別コードを認証するときには、ロック部材55をロック位置から解除位置に移動させる。
詳細には、運転者が操作部材37を展開位置へ向けて移動させると、第1スライダ47は操作部材37によって押圧されて非係止位置へ向かって移動を開始する。クラッチ部材49は、第1スライダ47と共に移動し、クラッチ部材49の第1スライド面491が、第2スライダ48の第2スライド面481に沿って摺動する。そして、図23に示すように、クラッチ部材49の第1テーパ面492が、第2スライダ48の第2テーパ面482に係止する。それにより、第1スライダ47と第2スライダ48とがクラッチ部材49を介して互いに接続され、第2スライダ48が、第1スライダ47と共に、非係止位置に向かって移動する。
なお、上述したように、スライダ44が係止位置に位置している場合、アーム部67とスイッチ63との間の隙間G2は、スライド方向において、第1テーパ面492と第2テーパ面482との間の隙間G1よりも小さい。そのため、第1テーパ面492が第2テーパ面482に係止する前に、アーム部67がスイッチ63に接触する。そのため、第2スライダ48が、第1スライダ47と共に、非係止位置に向かって移動する前に、コントローラ74は、ソレノイド53を制御して、ロック部材55をロック位置から解除位置に移動させる。
その後、図7に示すように、運転者が、展開位置まで操作部材37を移動させると、図14に示すように、スライダ44は非係止位置に移動する。それにより、運転者は、図8に示すように、キャップ36を閉位置から開位置へ移動させることが可能となる。
コントローラ74は、センサ54の信号から、可動体61がスイッチ63に接触したことを検出したが、発信機75の識別コードを認証しないときには、ロック部材55をロック位置に保持する。従って、適正な発信機75を有していない他者が、操作部材37を展開位置へ向かって移動させても、ロック部材55はロック位置に保持される。そのため、スライダ44は、非係止位置まで移動することはできず、キャップ36を閉位置から開位置へ移動させることは不可能である。
ただし、ロック部材55がロック位置に保持されたままであっても、操作部材37は、展開位置に移動可能である。その場合、クラッチ部材49は、第1スライダ47と共に非係止位置へ向かって移動するが、第2スライダ48はロック部材55に係止されることで、係止位置に保持される。そのため、クラッチ部材49は、第2スライダ48の第2テーパ面482によって第2スライダ48から離れる方向に押圧される。それにより、図24に示すように、クラッチ部材49は、第2テーパ面482に係止せずに、第2テーパ面482を乗り越えて、さらに移動する。このように、操作部材37を展開位置に移動させても、第1スライダ47とクラッチ部材49とは、操作部材37の操作に応じて移動するが、第2スライダ48の移動は、ロック部材55によってロックされる。そのため、発信機75の識別コードを認証しないとき操作部材37が操作されても、ロック部材55によるロックを維持しながら、操作部材37の破損が防止される。
なお、コントローラ74は、センサ54からの信号によってキャップ36が閉位置と開位置とのいずれに位置しているかを判定する。コントローラ74は、キャップ36が開位置に位置している状態で電源スイッチ72がオンに切り換えられたときには、警報装置73から警報を発報させる、
図25は、燃料タンク23の一部及び燃料キャップユニット31の斜視図である。図13および図25に示すように、燃料キャップユニット31は、ロールオーバーバルブ80を含む。ロールオーバーバルブ80は、燃料タンク23内の圧力が所定値以上になると開かれる。ロールオーバーバルブ80は、燃料タンク23内の圧力が所定値より小さいときには、閉じられている。ロールオーバーバルブ80は、車両の転倒時に、燃料タンク23内の燃料の流出を防止する。
図26は、燃料タンク23の一部及び燃料キャップユニット31の断面図である。図26に示すように、燃料タンク23は、タンク吸気口39を含む。タンク吸気口39は、燃料タンク23の上面に設けられている。タンク吸気口39は、燃料タンク23内の空間に連通している。タンク吸気口39は、給油口33の側方に配置されている。ロールオーバーバルブ80は、タンク吸気口39の上方に配置されている。
ロールオーバーバルブ80は、タンク吸気口39の上方に配置されている。上面視で、ロールオーバーバルブ80は、タンク吸気口39と重なる。ロールオーバーバルブ80は、バルブ吸気口81を含む。バルブ吸気口81は、タンク吸気口39の上方に配置される。バルブ吸気口81は、タンク吸気口39に接続されている。ロールオーバーバルブ80は、支持体34に取り付けられる。ロールオーバーバルブ80は、支持体34の下方に配置されている。上面視で、ロールオーバーバルブ80は、支持体34と重なる。ロールオーバーバルブ80は、支持体34と燃料タンク23との間に挟み込まれている。
図27は、鞍乗型車両1の右側面図である。図27に示すように、鞍乗型車両1は、キャニスタ76とチャージホース77とを備える。キャニスタ76は、燃料タンク23よりも下方に配置されている。キャニスタ76は、パワーユニット6の前方に配置されている。キャニスタ76は、フットレスト29よりも下方に配置されている。キャニスタ76は、燃料タンク23よりも前方に配置されている。チャージホース77は、ロールオーバーバルブ80とキャニスタ76とに接続されている。チャージホース77は、燃料タンク23の外部に配置されている。
チャージホース77は、ロールオーバーバルブ80から後方へ突出しており、下方へ向かって屈曲している。チャージホース77は、燃料タンク23の側方を通って下方へ延びている。車両側面視で、チャージホース77は、燃料タンク23と重なる。チャージホース77は、フットレスト29よりも下方の位置まで延びている。
図28は、ロールオーバーバルブ80の斜視図である。図29は、ロールオーバーバルブ80の上面図である。図30は、ロールオーバーバルブ80の図29におけるA−A断面図である。図28から図30に示すように、ロールオーバーバルブ80は、バルブ本体82と、接続管83とを含む。
バルブ本体82は、底面820と、上面821と、内側面822と、外側面823とを含む。底面820は、平坦な形状を有している。底面820には、上述したバルブ吸気口81が設けられている。底面820は、燃料タンク23の上面821と向かい合っている。上面821は、平坦な形状を有している。上面821は、支持体34の下面と向かい合っている。
図31は、支持体34の一部とロールオーバーバルブ80との上面図である。図31に示すように、上面視で、バルブ本体82は、支持体34と重なる。内側面822は、支持体34の開口340の縁に沿って湾曲した形状を有している。内側面822は、支持体34の径方向において、開口340の縁の外側に位置している。上面視で、内側面822は、支持体34と重なる。外側面823は、支持体34の外形に沿って湾曲した形状を有している。外側面823は、支持体34の径方向において、支持体34の外形の内側に位置している。上面視で、外側面823は、支持体34と重なる。
接続管83は、バルブ本体82から、後方へ突出している。接続管83には、チャージホース77が接続される。上面視で、接続管83は、支持体34から突出している。上面視で、接続管83の一部は、支持体34と重ならない。上面視で、接続管83の一部は、支持体34の外形の外側に位置している。
ロールオーバーバルブ80は、複数の取付部824−826を含む。ロールオーバーバルブ80は、複数の取付部824−826において、支持体34に固定されている。複数の取付部824−826は、バルブ本体82から突出している。複数の取付部824−826は、第1取付部824と、第2取付部825と、第3取付部826とを含む。第1取付部824は、バルブ本体82から後方へ突出している。第2取付部825は、バルブ本体82から前方へ突出している。第3取付部826は、バルブ本体82から、支持体34の径方向における内側へ突出している。第3取付部826は、第1取付部824及び第2取付部825よりも下方に位置している。
図30に示すように、バルブ本体82は、第1室91と、第2室92と、第3室93と、第1通路94と、第2通路95と、第3通路96と、第4通路97とを含む。第1室91と、第2室92と、第3室93と、第1通路94と、第2通路95と、第3通路96と、第4通路97とは、バルブ本体82内に設けられている。第1室91は、バルブ吸気口81と連通している。第2室92と第3室93とは、第1室91よりも上方に配置されている。
第2室92は、第1通路94を介して、第1室91と連通している。第1通路94には、第1弁体98が配置されている。第1弁体98は、第1室91内の圧力に応じて、第1通路94を開閉する。第1室91内の圧力が小さいときには、第1弁体98は、第1通路94を開く。第1通路94が開かれているときには、第1室91と第2室92との間で、流体の出入りが可能となる。第1通路94において第1弁体98の周囲には溝827が設けられている。流体は、溝827を通って、第1室91と第2室92との間を出入りする。第1室91内の圧力が大きいときには、第1弁体98は、第1通路94を閉じる。その場合、第1室91と第2室92との間で、流体の出入りが防止される。
第3室93は、第2通路95を介して、第1室91と連通している。第2通路95には、第2弁体99が配置されている。第2弁体99は、第1室91内の圧力に応じて、第2通路95を開閉する。第2弁体99は、付勢部材100によって付勢されている。第2弁体99は、第2通路95を閉じる方向に付勢されている。付勢部材100は、例えばスプリングである。第1室91内の圧力が小さいときには、第2弁体99は、付勢部材100の付勢力によって第2通路95を閉じる。その場合、第1室91と第3室93との間で、流体の出入りが防止される。第1室91内の圧力が大きいときには、第2弁体99は、第2通路95を開く。第2通路95が開かれているときには、第1室91と第3室93との間で、流体の出入りが可能となる。第2室92と第3室93とは、第3通路96を介して互いに連通している。第3室93は、第4通路97を介して、接続管83内の空間に連通している。
ロールオーバーバルブ80には、シール部材84が取り付けられている。シール部材84は、ゴムなどの弾性体性である。シール部材84は、タンク吸気口39とバルブ吸気口81との間に配置される。シール部材84は、支持体34が燃料タンク23に取り付けられることで、ロールオーバーバルブ80と燃料タンク23との間で圧縮される。
図32は、燃料キャップユニット31の斜視図である。図32に示すように、ロールオーバーバルブ80は、支持体34の下面に取り付けられる。図33は、支持体34の下面図である。図33に示すように、支持体34は、本体部343と、複数のボス344−348とを含む。本体部343は、環状の形状を有している。本体部343は、上述した開口340を含む。ロールオーバーバルブ80は、本体部343の下面に固定される。
複数のボス344−348は、本体部343から下方に突出している。上述した支持体34の複数の孔341は、複数のボス344−348と本体部343とを通って延びている。複数のボス344−348は、燃料タンク23に接続される。複数のボス344−348は、本体部343の周方向に互いに離れて配置されている。複数のボス344−348は、第1〜第5ボス344−348を含む。第1ボス344と第2ボス345とは、開口340の一側方に配置されている。第4ボス347と第5ボス348とは、開口340の他側方に配置されている。第3ボス346は、開口340の前方に配置されている。
第2ボス345は、第1ボス344から本体部343の周方向に離れて配置されている。図34は、燃料キャップユニット31の下面図である。図34に示すように、ロールオーバーバルブ80は、第1ボス344と第2ボス345との間に配置される。支持体34の下面は、上方に向かって凹んだ凹部349を含む。ロールオーバーバルブ80の一部は、凹部349内に配置される。詳細には、ロールオーバーバルブ80の本体部343の上面821は、凹部349内に配置される。
ロールオーバーバルブ80は、第1取付部824と第2取付部825とにおいて、本体部343に固定される。ロールオーバーバルブ80は、第3取付部826において、第1ボス344に固定される。第1〜第3取付部824−826は、例えばネジによって、支持体34に固定される。なお、第2ボス345と第3ボス346との間には、上述したソレノイド53が配置されている。第3ボス346と第4ボス347との間には、センサ54が配置されている。
鞍乗型車両1のパワーユニット6が停止しているときには、ロールオーバーバルブ80は、図30に示す第1開状態となる。第1開状態では、第1通路94は開かれており、第2通路95は閉じられている。そのため、燃料タンク23と接続管83とは、バルブ吸気口81、第1室91、第1通路94、第2室92、第3通路96、第3室93、第4通路97を介して、互いに連通している。従って、燃料タンク23とキャニスタ76との間で、ロールオーバーバルブ80を通って、流体が流れることができる。従って、燃料タンク23とキャニスタ76との間で、燃料の蒸気が流れることができる。燃料タンク23内が負圧になっているときも、ロールオーバーバルブ80は、第1開状態となる。この場合、キャニスタ76から、ロールオーバーバルブ80を通って、燃料タンク23へ、燃料の蒸気が流れる。
燃料タンク23内において、燃料の蒸気が増大することで、燃料タンク23の内圧が増大すると、ロールオーバーバルブ80は、図35に示す第2開状態となる。第2開状態では、第1通路94は閉じられて、第2通路95は開かれている。そのため、燃料タンク23と接続管83とは、バルブ吸気口81、第1室91、第2通路95、第3室93、第4通路97を介して、互いに連通している。従って、燃料タンク23から、ロールオーバーバルブ80を通って、キャニスタ76へ、燃料の蒸気が流れる。それにより、燃料タンク23の内圧の上昇が抑えられる。
鞍乗型車両1が転倒したときには、ロールオーバーバルブ80は、図36に示す閉状態となる。閉状態では、第1通路94と第2通路95とは、共に閉じられる。図36に示すように、鞍乗型車両1の転倒時には、燃料タンク23からロールオーバーバルブ80の第1室91に、ガソリンなどの燃料101が流入する。この状態では、第1弁体98は、第1室91内の燃料101の圧力によって、第1通路94を閉じる。第2弁体99は、付勢部材100の付勢力によって第2通路95を閉じる。閉状態では、ロールオーバーバルブ80は、第1室91から第2室92および第3室93への燃料の流れを防止する。それにより、ロールオーバーバルブ80は、燃料タンク23とキャニスタ76との間での燃料の流れを防止する。その結果、燃料の外部への流出が防止される。
以上説明した本実施形態に係る鞍乗型車両1では、ロールオーバーバルブ80は、支持体34と燃料タンク23との間に挟み込まれることで、ホースやパイプを介さずに、直接的にタンク吸気口39に接続される。従って、タンクカバー26を燃料タンク23に近接して配置することができる。それにより、鞍乗型車両1の大型化を抑えながら、燃料タンク23の容量を大きく確保することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両1は、スクータに限らず、モペッドなどの他の種類の車両であってもよい。鞍乗型車両1の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。前輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。後輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。車体フレーム2の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、メインフレーム12の形状が変更されてもよい。
燃料キャップユニット31の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、支持体34の形状が変更されてもよい。キャップ36の形状が変更されてもよい。操作部材37の形状が変更されてもよい。スライダ44の形状が変更されてもよい。クラッチ部材49の形状が変更されてもよい。クラッチ部材49は省略されてもよい。第1スライダ47と第2スライダ48との形状が変更されてもよい。第1スライダ47と第2スライダ48とは互いに体であってもよい。
ソレノイド53とセンサ54との構成は、変更されてもよい。或いは、ソレノイド53とセンサ54とは、省略されてもよい。受信機71と、電源スイッチ72と、警報装置73と、コントローラ74との構成は、変更されてもよい。或いは、受信機71と、電源スイッチ72と、警報装置73と、コントローラ74とは、省略されてもよい。
ロールオーバーバルブ80の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、バルブ本体82の外形が変更されてもよい。バルブ本体82の内部構造が変更されてもよい。ロールオーバーバルブ80の配置が変更されてもよい。チャージホース77及びキャニスタ76の配置が変更されてもよい。
本発明によれば、燃料タンクの外部にロールオーバーバルブが配置されている鞍乗型車両において、鞍乗型車両の大型化を抑えながら、燃料タンクの容量を大きく確保することができる。
5・・・シート, 6・・・パワーユニット, 11・・・ヘッドパイプ, 21・・・収納ボックス, 23・・・燃料タンク, 26・・・タンクカバー, 33・・・給油口, 34・・・支持体, 36・・・キャップ, 39・・・タンク吸気口, 80・・・ロールオーバーバルブ, 84・・・シール部材, 77・・・チャージホース, 76・・・キャニスタ, 81・・・バルブ吸気口, 82・・・バルブ本体, 83・・・接続管, 340・・・開口, 343・・・本体部, 344・・・第1ボス, 345・・・第2ボス, 349・・・凹部, 822・・・内側面, 823・・・外側面

Claims (11)

  1. 給油口とタンク吸気口とを含む燃料タンクと、
    前記燃料タンクを覆うカバーと、
    前記燃料タンクに取り付けられ、前記給油口の周囲に配置される支持体と、
    開位置と閉位置とに移動可能に前記支持体に取り付けられ、前記開位置で前記給油口を開き、前記閉位置で前記給油口を閉じるキャップと、
    前記タンク吸気口に接続されるバルブ吸気口を含み、前記支持体に取り付けられ、前記支持体と前記燃料タンクとの間に挟み込まれるロールオーバーバルブと、
    前記ロールオーバーバルブに接続され、前記燃料タンクの外部に配置されたチャージホースと、
    前記チャージホースに接続されるキャニスタと、
    を備える鞍乗型車両。
  2. 前記給油口の軸線方向から見て、前記ロールオーバーバルブは、前記タンク吸気口と重なる、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記給油口の軸線方向から見て、前記ロールオーバーバルブは、前記支持体と重なる、
    請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ロールオーバーバルブは、
    前記バルブ吸気口を含むバルブ本体と、
    前記バルブ本体から突出しており、前記チャージホースに接続される接続管と、
    を含み、
    前記給油口の軸線方向から見て、前記バルブ本体は、前記支持体と重なり、
    前記給油口の軸線方向から見て、前記接続管は、前記支持体から突出している、
    請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  5. 前記支持体は、
    環状の本体部と
    前記本体部から突出しており、前記燃料タンクに接続される第1ボスと、
    前記本体部から突出しており、前記第1ボスから前記本体部の周方向に離れて配置され、前記燃料タンクに接続される第2ボスと、
    を含み、
    前記ロールオーバーバルブは、前記第1ボスと前記第2ボスとの間に配置される、
    請求項1から4のいずれかの記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ロールオーバーバルブは、前記本体部の下面に固定される、
    請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  7. 前記支持体は、前記給油口と向かい合う円形の開口を含み、
    前記ロールオーバーバルブは、前記開口の縁に沿って湾曲した内側面を含む、
    請求項1から6のいずれかの記載の鞍乗型車両。
  8. 前記支持体は、円形の外形を有し、
    前記ロールオーバーバルブは、前記支持体の外形に沿って湾曲した外側面を含む、
    請求項1から7のいずれかの記載の鞍乗型車両。
  9. 前記支持体の下面は、上方に向かって凹んだ凹部を含み、
    前記ロールオーバーバルブの一部は、前記凹部内に配置される、
    請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  10. 前記タンク吸気口と前記バルブ吸気口との間に配置されるシール部材をさらに備え、
    前記シール部材は、前記支持体が前記燃料タンクに取り付けられることで、前記ロールオーバーバルブと前記燃料タンクとの間で圧縮される、
    請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  11. 前記燃料タンクの前方に配置されるヘッドパイプと、
    少なくとも一部が前記燃料タンクの後方に配置されるシートと、
    前記シートの下方且つ前記燃料タンクの後方に配置される収納ボックスと、
    前記ヘッドパイプと前記シートとの間に配置され、前記燃料タンクと前記ヘッドパイプとの間で下方に向かって凹んだ形状を有するセンターカバーと、
    前記燃料タンクの下方に配置されるパワーユニットと、
    をさらに備える、
    請求項1から10のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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