JP2022001978A - 画面要素補完装置、画面要素補完方法および画面要素補完プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態に係る画面要素補完装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、画面要素補完装置100の構成の一例を示すブロック図である。
親要素取得部102aは、前記要素識別データ(要素のタイプ)と前記親要素識別データ(親要素のタイプ)とを含む要素設定マスタ106aから、画面上に配置された要素を現在の要素として(図12のステップSA1)、当該現在の要素についての前記要素識別データと紐付く親要素識別データ(親要素のタイプ)を取得する(図12のステップSA2)。
存在子要素数取得部102dは、前記要素識別データ(要素のタイプ)と前記親要素識別データ(親要素のタイプ)と前記存在子要素数とを含む要素設定マスタ106aを参照して、移動の対象となった前記要素または削除の対象となった前記要素が元々属していた要素である元要素を現在の親要素として(図14のステップSB1)、当該現在の親要素についての要素識別データ(要素のタイプ)と紐付く存在子要素数を取得する(図14のステップSB2)。
本項目では、まず、従来における画面作成および本実施形態に係る画面作成の概要を説明する。次に、従来におけるレイアウト変更および本実施形態に係るレイアウト変更の概要を説明する。なお、図2〜図8において、白抜きの矢印を付した操作は、オペレータが行う手動操作であることを意味している。
図3の「スタート地点」の画面(コンテンツパネルのみの画面)から、図2に示す画面を作成したい場合、以下の要件1〜6を満たす必要がある。
1.デザイン規約を満たす要素をグルーピングする(グループパネルを配置)。
2.ラベルと入力項目のペアを等間隔にする(入力パネルを配置)。
3.ラベルを2つ配置する。
4.テキストボックスを1つ配置する。
5.ラジオボタンを2つ配置する。
6.その他の画面要素を一つ配置する。
図6に示すように、二つのグループを一つにするレイアウト変更を行う場合について説明する。ここでいう二つのグループを一つにするとは、図6の左図におけるグループパネルMA1およびグループパネルMA2のうち、グループパネルMA1に含まれる2つの入力パネルをグループパネルMA2へと移動し、その後、空白となったグループパネルMA1を削除することにより、図6の右図に示すように、グループパネルMA2のみの状態とすることをいう。
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。まず、自動補完の処理について[3−1]で説明し、次に、自動削除の処理について[3−2]で説明する。なお、本項目においては、要素設定マスタ106aは図9に示す内容で設定されているものとして説明をする。
本項目では、自動補完の処理について、図9〜図12を用いて説明をする(図10は参考)。自動補完は、各要素に予め設定している親要素と配置先の要素が一致するかをチェックしながら行う。以下、1個目のラベルを配置する場合の自動補完の処理について[3−1−1]で説明し、2個目のラベルを配置する場合の自動補完の処理について[3−1−2]で説明する。
まず、図11の(A)に示す「コンテンツパネル」のみの画面をスタート地点としたときに、図11の(B)に示すように、ユーザ操作により「ラベル」が「コンテンツパネル」に配置されたとする(図12の「ユーザ操作」)。
次に、図11の(E)に示すように、ユーザ操作により「ラベル」が「グループパネル」に配置されたとする(図12の「ユーザ操作」)。
本項目では、自動削除の処理について、図9、図10、図13および図14を用いて説明をする(図10は参考)。自動削除は、各要素に予め設定している自身が存在するための子要素数と現在の子要素数を比較することで、自身を消滅させるべきかを判断することにより行う。以下、1個目の入力パネルMB1を移動する場合の自動削除の処理について[3−2−1]で説明し、2個目の入力パネルMB2を移動する場合の自動削除の処理について[3−2−2]で説明する。
まず、図13の(A)に示す画面をスタート地点としたときに、図13の(B)に示すように、ユーザ操作により「入力パネル」MB1が移動されたとする(図14の「ユーザ操作」)。この場合、移動元の親要素である「グループパネル」MB3が、「現在の親要素」として格納される(図14のステップSB1)。
次に、図13の(C)に示すように、ユーザ操作により「入力パネル」MB2が移動されたとする(図14の「ユーザ操作」)。この場合、移動元の親要素である「グループパネル」MB3が、「現在の親要素」として格納される(図14のステップSB1)。
以上説明してきたように、本実施形態に係る画面要素補完装置100によれば、画面上の要素を(N階層の場合においても)自動で補完および削除することができる。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a 親要素取得部
102b チェック部
102c 親要素生成部
102d 存在子要素数取得部
102e 比較部
102f 要素削除部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 要素設定マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
Claims (4)
- 制御部を備える画面要素補完装置であって、
前記制御部は、
画面上の要素を識別するための要素識別データと前記要素の親の要素である親要素を識別するための親要素識別データとを含む要素設定マスタを参照して、画面上に配置された要素を現在の要素として、当該現在の要素についての前記要素識別データと紐付く親要素識別データを取得する親要素取得手段と、
前記親要素取得手段で取得した親要素識別データと、前記画面上に配置された要素の配属先となる要素である配属先要素についての前記要素識別データと、が一致するかしないかをチェックするチェック手段と、
前記チェック手段で一致しないと判断した場合、前記親要素取得手段で取得した親要素識別データで特定される親要素を、前記画面上に生成するとともに新たな前記現在の要素とする親要素生成手段と、
を備え、
前記親要素取得手段、前記チェック手段および前記親要素生成手段は、前記チェック手段において一致すると判断するまで処理を繰り返すこと、
を特徴とする画面要素補完装置。 - 前記要素設定マスタは、自身が存在するために前記要素が持つべき子の要素の数である存在子要素数を更に含み、
前記制御部は、
前記要素設定マスタを参照して、移動の対象となった前記要素または削除の対象となった前記要素が元々属していた要素である元要素を現在の親要素として、当該現在の親要素についての要素識別データと紐付く存在子要素数を取得する存在子要素数取得手段と、
前記現在の親要素が持つ前記要素の数が、前記存在子要素数取得手段で取得した存在子要素数を満たすか満たさないかを比較して判断する比較手段と、
前記比較手段で満たさないと判断した場合、前記現在の親要素を削除するとともに、前記現在の親要素の親要素を新たな前記現在の親要素として更新する要素削除手段と、
を更に備え、
前記存在子要素数取得手段、前記比較手段および前記要素削除手段は、前記比較手段において満たすと判断するまで処理を繰り返すこと、
を特徴とする請求項1に記載の画面要素補完装置。 - 制御部を備える情報処理装置で実行される画面要素補完方法であって、
前記制御部で実行される、
画面上の要素を識別するための要素識別データと前記要素の親の要素である親要素を識別するための親要素識別データとを含む要素設定マスタを参照して、画面上に配置された要素を現在の要素として、当該現在の要素についての前記要素識別データと紐付く親要素識別データを取得する親要素取得ステップと、
前記親要素取得ステップで取得した親要素識別データと、前記画面上に配置された要素の配属先となる要素である配属先要素についての前記要素識別データと、が一致するかしないかをチェックするチェックステップと、
前記チェックステップで一致しないと判断した場合、前記親要素取得ステップで取得した親要素識別データで特定される親要素を、前記画面上に生成するとともに新たな前記現在の要素とする親要素生成ステップと、
を含み、
前記親要素取得ステップ、前記チェックステップおよび前記親要素生成ステップにおける処理が、前記チェックステップにおいて一致すると判断するまで繰り返されること、
を特徴とする画面要素補完方法。 - 制御部を備える情報処理装置に実行させるための画面要素補完プログラムであって、
前記制御部に実行させるための、
画面上の要素を識別するための要素識別データと前記要素の親の要素である親要素を識別するための親要素識別データとを含む要素設定マスタを参照して、画面上に配置された要素を現在の要素として、当該現在の要素についての前記要素識別データと紐付く親要素識別データを取得する親要素取得ステップと、
前記親要素取得ステップで取得した親要素識別データと、前記画面上に配置された要素の配属先となる要素である配属先要素についての前記要素識別データと、が一致するかしないかをチェックするチェックステップと、
前記チェックステップで一致しないと判断した場合、前記親要素取得ステップで取得した親要素識別データで特定される親要素を、前記画面上に生成するとともに新たな前記現在の要素とする親要素生成ステップと、
を含み、
前記親要素取得ステップ、前記チェックステップおよび前記親要素生成ステップにおける処理が、前記チェックステップにおいて一致すると判断するまで繰り返されること、
を特徴とする画面要素補完プログラム。
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