JP2021533431A - 効率的な箱詰めおよび視覚化のためのシステムおよび方法 - Google Patents

効率的な箱詰めおよび視覚化のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

効率的な箱詰めおよび視覚化のためのシステムおよび方法が提供される。一方法は、リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、少なくとも1つのデータストアを検索して、少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することとを含む。この方法は、第1のパッケージを表すデータ構造であって、この第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが選択されたパッケージに梱包されるまで、アイテムの第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、アイテムを選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することとをさらに含むことができる。この方法は、生成された指示を表示のために第2のシステムへと送信することをさらに含むことができ、指示は、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む。

Description

本開示は、広くには、効率的な箱詰めおよび視覚化のためのコンピュータ化されたシステムおよび方法に関する。とくには、本開示の実施形態は、梱包されるアイテムおよびそれらのアイテムの壊れやすさに基づいて梱包の順序およびレイアウトを自動的に決定するための革新的かつ従来にないシステムに関する。
消費者は、多くの場合に、配達される複数の製品をオンラインにて1回の注文で購入する。壊れやすいアイテムがあること、およびコストの制約があることで、消費者の注文について、特別な梱包配置が必要となり得る。例えば、一部のアイテムは壊れやすく、輸送中の保護のために気泡緩衝材を必要とする場合がある。さらに、一部の消費者は、配達に使用される箱の数を減らすことで、コストを節約することを好むかもしれない。
しかしながら、既存のコンピュータ化された梱包方法は、非効率的である。それらは、壊れやすいアイテムの梱包を考慮しない大まかな見積もりを頼りにする。例えば、既存の梱包方法は、梱包配置の大まかな見積もりを提供するときに、気泡緩衝材の場所を含めていない。さらに、既存のコンピュータ化された方法は、箱におけるアイテムの最適な配置の視覚化を提供しておらず、非効率的にもパッカーに選択を任せている。梱包におけるこれらの非効率性ゆえに、(例えば、必要以上に多くの箱が配達に使用されることで)消費者にとって注文が高くつく可能性がある。
したがって、効率的な箱詰めおよび視覚化のためのコンピュータ化されたシステムおよび方法に関して、改善された方法およびシステムが必要である。
本開示の一態様は、梱包を自動的に決定するためのコンピュータ化されたシステムに関する。システムは、少なくとも1つのプロセッサと、命令を含んでいる少なくとも1つの非一時的な記憶媒体とを備えることができ、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサにいくつかのステップを実行させる。これらのステップは、リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、少なくとも1つのデータストアを検索して、少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することとを含むことができる。これらのステップは、第1のパッケージを表すデータ構造であって、この第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが選択されたパッケージに梱包されるまで、アイテムの第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、アイテムを選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することとをさらに含むことができる。これらのステップは、生成された指示を表示のために第2のシステムへと送信することをさらに含むことができ、指示は、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む。
本開示のさらに別の態様は、梱包の指示を生成するための方法に関する。この方法は、リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、少なくとも1つのデータストアを検索して、少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することとを含むことができる。この方法は、第1のパッケージを表すデータ構造であって、この第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが選択されたパッケージに梱包されるまで、アイテムの第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、アイテムを選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することとをさらに含むことができる。この方法は、生成された指示を表示のために第2のシステムへと送信することをさらに含むことができ、指示は、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む。
本開示のさらに別の態様は、梱包を自動的に決定するためのコンピュータ化されたシステムに関する。システムは、少なくとも1つのプロセッサと、命令を含んでいる少なくとも1つの非一時的な記憶媒体とを備えることができ、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサにいくつかのステップを実行させる。これらのステップは、リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、少なくとも1つのデータストアを検索して、少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することとを含むことができる。これらのステップは、第1のパッケージを表すデータ構造であって、この第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが選択されたパッケージに梱包されるまで、アイテムの第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、アイテムを選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することとをさらに含むことができる。これらのステップは、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む生成された指示を、表示のために第2のシステムに送信することをさらに含むことができ、生成された指示は、梱包される各アイテムを配置するための指示、梱包される各アイテムの配置の順序、および梱包される各アイテムを描くコンピュータ生成画像を含む。
他のシステム、方法、およびコンピュータ可読媒体も、本明細書で説明される。
本開示の実施形態による出荷、輸送、および物流作業を可能にする通信のためのコンピュータ化されたシステムを備えるネットワークの例示的な実施形態を示す概略のブロック図である。 本開示の実施形態による検索要求を満たす1つまたは複数の検索結果をインタラクティブなユーザインターフェース要素と共に含む一例の検索結果ページ(SRP)を示している。 本開示の実施形態による製品および製品についての情報をインタラクティブなユーザインターフェース要素と共に含む一例の単一表示ページ(SDP)を示している。 本開示の実施形態による仮想ショッピングカート内のアイテムをインタラクティブなユーザインターフェース要素と共に含む一例のカートページを示している。 本開示の実施形態による仮想ショッピングカートからのアイテムを購入および出荷に関する情報ならびにインタラクティブなユーザインターフェース要素と共に含む一例の注文ページを示している。 本開示の実施形態による本開示のコンピュータ化されたシステムを利用するように構成された例示的なフルフィルメントセンターの概略図である。 本開示の実施形態による効率的な箱詰めおよび視覚化のためのコンピュータ化されたシステムを含むネットワークの例示的な実施形態を示す概略のブロック図である。 本開示の実施形態による荷箱内のアイテムの例示的な視覚化を示している。 本開示の実施形態による荷箱内のアイテムの例示的な視覚化を示している。 本開示の実施形態による荷箱内のアイテムの例示的な視覚化を示している。 本開示の実施形態による荷箱内のアイテムの例示的な視覚化を示している。 本開示の実施形態による荷箱内の回転させたアイテムの例示的な視覚化を示している。 本開示の実施形態による効率的な箱詰めのための指示を生成するためのプロセスを示している。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。可能な限り、図面および以下の説明では、同一または類似の部分を参照するために、同一の参照番号が使用される。いくつかの例示的な実施形態が本明細書で説明されるが、修正、適応、および他の実装が可能である。例えば、置換、追加、または修正が図面に示された構成要素および工程に対して行われてもよく、本明細書に記載された例示的な方法は、開示された方法に対して工程の置換、並べ替え、除去、または追加を行うことによって修正されてもよい。したがって、以下の詳細な説明は、開示された実施形態および実施例に限定されない。むしろ、本発明の適切な範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
本開示の実施形態は、効率的な箱詰めおよび視覚化のために構成されたシステムおよび方法に関する。開示される実施形態は、好都合なことに、顧客によって行われた注文内のアイテムの製品情報および荷箱のパッケージ情報を使用して、指示およびそれらの指示の視覚化を生成することができる。アイテムに関する製品情報および荷箱についてのパッケージ情報を、1つまたは複数のデータベースから取り出すことができる。例えば、製品情報は、関連のアイテムの長さ、高さ、幅などの寸法、体積、重量、製品識別子、または壊れやすさを含むことができる。荷箱についてのパッケージ情報は、荷箱の長さ、高さ、幅などの寸法、容積、重量、またはパッケージ識別子を含むことができる。
一実施形態において、パッキングシステムは、データベースから取り出される決定された寸法に基づいて、各々の注文の最大のアイテムを決定することができる。例えば、最大のアイテムを、アイテムを最長の長さまたは最大の体積によってソートすることによって決定することができる。アイテムの壊れやすさを、「通常」タグまたは「壊れ物」タグで示すことができ、これを使用して、例えば最も効率的な箱詰めの決定において気泡緩衝材を考慮できるように、最大のアイテムの体積を修正することができる。パッキングシステムは、パッケージ内の残りスペースを繰り返し計算し、アイテムのサイズに基づいて各アイテムの最良の配置を決定することにより、最も効率的な箱詰めの指示を生成することができる。生成される指示は、指示の生成時に、配達に使用されるパッケージの数を少なくする、コストを低くする、または充てん率を高くする、のうちの1つのユーザによる選択を使用することができる。
いくつかの実施形態において、パッキングシステムは、生成された指示をネットワークを介して視覚化システムに送信することができる。視覚化システムは、パッキングシステムから受信した指示に従って、最も効率的な箱詰め配置を表示することができる。例えば、視覚化システムは、受信した指示の文章と、指示に従ってアイテムを梱包する方法のアニメーションによるチュートリアルとを同時に表示することができる。アニメーションによるチュートリアルは、アイテムの回転およびパッケージへの配置を含むパッケージおよび梱包される各アイテムのコンピュータによって生成される画像を含むことができる。
図1Aを参照すると、出荷、輸送、および物流動作を可能にする通信のためのコンピュータ化されたシステムを含むシステムの例示的な実施形態を示す概略ブロック図100が示されている。図1Aに示すように、システム100は様々なシステムを含むことができ、その各々は、1つまたは複数のネットワークを介して互いに接続することができる。システムはまた、例えばケーブルを使用して、直接接続を介して互いに接続されてもよい。図示のシステムは、出荷権限技術(SAT)システム101、外部フロントエンドシステム103、内部フロントエンドシステム105、輸送システム107、モバイルデバイス107A、107B、107C、売り手ポータル109、出荷および注文追跡(SOT)システム111、フルフィルメント(履行)最適化(FO)システム113、フルフィルメントメッセージングゲートウェイ(FMG)115、サプライチェーン管理(SCM)システム117、労働力管理システム119、モバイルデバイス119A、119B、119C(フルフィルメントセンタ(FC)200の内部にあるものとして図示)、第三者パーティフルフィルメントシステム121A、121B、121C、フルフィルメントセンタ認証システム(FC認証)123、労働管理システム(LMS)125を含む。
SATシステム101は、いくつかの実施形態では注文状態および配送状態を監視するコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、SAT装置101は注文がその約束配送日(PDD)を過ぎているかどうかを判定し、新しい注文を開始すること、配達されていない注文でアイテムを再出荷すること、配達されていない注文をキャンセルすること、注文カスタマとのコンタクトを開始することなどを含む適切な処置をとることができる。SAT装置101は、出力(特定の期間中に出荷された荷物の数のよう)及び入力(出荷に使用するために受け取った空のボール紙箱の数のよう)を含む他のデータを監視することもできる。また、SATシステム101はシステム100内の異なるデバイス間のゲートウェイとして機能し、外部フロントエンドシステム103およびFOシステム113などのデバイス間の通信(例えば、ストアアンドフォワードまたは他の技術を使用する)を可能にしてもよい。
いくつかの実施形態では、外部フロントエンドシステム103は外部ユーザがシステム100内の1つまたは複数のシステムと対話することを可能にするコンピュータシステムとして実装することができる。例えば、システム100がシステムの提示を可能にして、ユーザがアイテムのための注文を配置することを可能にする実施形態では、外部フロントエンドシステム103が検索リクエストを受信し、アイテムページを提示し、決済情報を要請するウェブサーバとして実装されてもよい。例えば、外部フロントエンドシステム103は、アパッチHTTPサーバ、マイクロソフトインターネットインフォメーションサービス、NGINX等のソフトウェアを実行するコンピュータ又はコンピュータとして実施することができる。他の実施形態では、外部フロントエンドシステム103が外部デバイス(例えば、モバイルデバイス102Aまたはコンピュータ102B)からの要求を受信および処理し、それらの要求に基づいてデータベースおよび他のデータストアから情報を取得し、取得した情報に基づいて受信した要求に対する応答を提供するように設計されたカスタムウェブサーバソフトウェアを実行することができる。
いくつかの実施形態では、外部フロントエンドシステム103がウェブキャッシングシステム、データベース、検索システム、または支払いシステムのうちの1つまたは複数を含むことができる。一態様では外部フロントエンドシステム103がこれらのシステムのうちの1つまたは複数を備えることができ、別の態様では外部フロントエンドシステム103がこれらのシステムのうちの1つまたは複数に接続されたインターフェース(例えば、サーバ間、データベース間、または他のネットワーク接続)を備えることができる。
図1B、図1C、図1D、および図1Eによって示されるステップの例示的な組は、外部フロントエンドシステム103のいくつかの動作を説明するのに役立つことができる。外部フロントエンドシステム103は提示および/またはディスプレイのために、システム100内のシステムまたはデバイスから情報を受け取ることができる。例えば、外部フロントエンドシステム103は、検索結果を含む1つ以上のウェブページをホスティングまたは提供することができる: ページ(SRP)(例えば、図1B)、単一ディテールページ(SDP)(例えば、図1C)、カードページ(例えば、図1D)、または注文ページ(例えば、図1E)。ユーザデバイス(例えば、モバイルデバイス102Aまたはコンピュータ102Bを使用する)は外部フロントエンドシステム103にナビゲートし、サーチボックスに入力することによってサーチをリクエストすることができる。外部フロントエンドシステム103は、システム100内の1つまたは複数のシステムからリクエストすることができる。例えば、外部フロントエンドシステム103は、検索要求を満たす情報をFOシステム113に要求してもよい。また、外部フロントエンドシステム103は検索結果に含まれる商品ごとに、約束配送日または「PDD」を(FOシステム113から)リクエストし、受信することもできる。
PDDはいくつかの実施形態では、特定の期間内に、例えば、その日の最後(午後11時59分)までに注文された場合、製品を含む荷物が、いつユーザの所望の場所に到着するか、または製品がユーザの所望の場所に配送されることを約束される日付かのいずれかの推定値を表すことができる(PDDはFOシステム113に関して以下でさらに説明される)。
外部フロントエンドシステム103がその情報に基づいてSRP(例えば、図1B)を準備することができる。SRPは、検索要求を満たす情報を含むことができる。例えば、これは、検索要求を満たす製品の写真を含むことができる。SRPはまた、各製品についてのそれぞれの価格、または各製品についての強化された配送オプション、PDD、重み、規模、オファー、割引などに関する情報を含んでもよい。外部フロントエンドシステム103は(例えば、ネットワークを介して)要求側ユーザデバイスにSRPを送信することができる。
次いで、ユーザデバイスは例えば、ユーザインターフェースをクリックまたはタップすることによって、または別のインプットデバイスを使用して、SRPから製品を選択して、SRP上に表される製品を選択し得る。ユーザデバイスは選択されたプロダクトに関するリクエストを作成し、それを外部フロントエンドシステム103に送ることができる。これに応じて、外部フロントエンドシステム103は、選択された商品に関する情報をリクエストすることができる。例えば、情報は、それぞれのSRP上の製品について提示される情報を超える追加の情報を含むことができる。これには、例えば、貯蔵寿命、原産国、体重、大きさ、荷物中のアイテムの個数、取扱説明書、または生成物に関する他の事項が含まれ得る。また、情報は(例えば、この製品および少なくとも1つの他の製品を購入した顧客のビッグデータおよび/または機械学習分析に基づく)類似の製品に対する推奨、頻繁に質問される質問に対する回答、顧客からのレビュー、製造業者情報、写真などを含むことができる。
外部フロントエンドシステム103は受信したプロダクトインフォメーションに基づいて、SDP(単一ディテールページ)(例えば、図1C)を準備することができる。SDPはまた、「今すぐ買う」ボタン、「カードに追加する」ボタン、数量欄、アイテムの写真等のような他の対話型要素を含んでもよい。SDPは、製品を提供する売り手のリストをさらに含むことができる。リストは各売り手が提供する価格に基づいて注文されてもよく、その結果、最低価格で製品を販売することを提案する売り手は最上位にリストされてもよい。リストは最高ランクの売り手が最上位にリストされるように、売り手ランキングに基づいて注文されてもよい。売り手ランキングは例えば、約束されたPDDを満たす売り手の過去の実績を含む、複数の要因に基づいて定式化されてもよい。外部フロントエンドシステム103は(例えば、ネットワークを介して)要求側ユーザデバイスにSDPを配信することができる。
依頼元ユーザデバイスは、商品情報を記載したSDPを受け取る場合がある。SDPを受信すると、ユーザデバイスはSDPと対話することができる。例えば、要求ユーザデバイスのユーザは、SDP上の「カートに入れる」ボタンをクリックするか、あるいは他の方法で対話することができる。これは、ユーザに関連付けられたショッピングカートに製品を追加する。ユーザデバイスはこのリクエストを送信して、商品をショッピングカートに追加し、外部フロントエンドシステム103に送ることができる。
外部フロントエンドシステム103はカートページ(例えば、図1D)を生成することができる。カートページはいくつかの実施形態ではユーザが仮想の「買物かご」に追加した商品をリストし、ユーザデバイスは、SRP、SDP、または他のページ上のアイコンをクリックするか、または他の方法で対話することによって、カートページをリクエストしてもよい。いくつかの実施形態では、カートページがユーザがショッピングカートに追加したすべての製品、ならびに各製品の数量、各製品のアイテム当たりの価格、関連する数量に基づく各製品の価格、PDDに関する情報、配送方法、出荷費用、ショッピングカート内の製品を修正するためのユーザインターフェース要素(例えば、数量の削除または修正)、他の製品を注文するかまたは製品の定期的な配送を設定するためのオプション、利息支払いを設定するためのオプション、購入を進めるためのユーザインターフェース要素などのカート内の製品に関する情報を列挙することができる。ユーザデバイスのユーザはショッピングカート内の商品の購入を開始するために、ユーザインターフェース要素(例えば、「今すぐ買う」と読むボタン)をクリックするか、または他の方法でユーザインターフェース要素と対話することができる。そうすると、ユーザデバイスは、このリクエストを送信して、外部フロントエンドシステム103への購入を開始することができる。
外部フロントエンドシステム103は購入を開始するためのリクエストの受信に応じて、注文頁(例えば、図1E)を発生することができる。注文頁はいくつかの実施形態ではショッピングカートからのアイテムを再リストし、支払及び出荷に関するインプットを要求する。例えば、注文ページはショッピングカート内のアイテムの購入者に関する情報(例えば、名前、住所、電子メールアドレス、電話番号)、受取人に関する情報(例えば、名前、住所、電話番号、配送情報)、出荷情報(例えば、配送および/または集荷の速度/方法)、支払情報(例えば、クレジットカード、銀行振込、小切手、記憶クレジット)、現金受領を要求するためのユーザインターフェース要素(例えば、税務目的のための)などを要求する区画を含むことができる。外部フロントエンドシステム103は、注文頁をユーザデバイスへ送信することが可能である。
ユーザデバイスは注文頁に情報を入力し、その情報を外部フロントエンドシステム103に送信するユーザインターフェース要素をクリックするか、または他の方法で対話することができる。そこから、外部フロントエンドシステム103はショッピングカート内の製品との新しい注文の作成および加工を可能にするために、システム100内の様々なシステムに情報を送信することができる。
いくつかの実施形態では、外部フロントエンドシステム103が売り手が注文に関する情報を送受信することを可能にするようにさらに構成されてもよい。
内部フロントエンドシステム105はいくつかの実施形態では内部ユーザ(例えば、システム100を所有し、運営し、またはリースする団体の従業員)がシステム100内の1つまたは複数のシステムと対話することを可能にするコンピュータシステムとして実装することができる。例えば、ネットワーク101がシステムの提示を可能にして、ユーザが注文のための注文を配置できるようにする実施形態では、内部ユーザが注文に関する診断および統計情報を見たり、アイテム情報を修正したり、またはアイテムに関する統計を見直したりできるようにする、内部フロントエンドシステム105をウェブサーバとして実装することができる。例えば、内蔵フロントエンドシステム105は、アパッチHTTPサーバ、マイクロソフトインターネットインフォメーションサービス、NGINX等のソフトウェアを実行するコンピュータ又はコンピュータとして実現することができる。他の実施形態では、内蔵フロントエンドシステム105がシステム100に示されるシステムまたはデバイス(ならびに図示されない他のデバイス)からの要求を受信および処理し、それらの要求に基づいてデータベースおよび他のデータストアから情報を取得し、取得された情報に基づいて受信された要求への応答を提供するように設計されたカスタムウェブサーバソフトウェアを実行することができる。
いくつかの実施形態では、内蔵フロントエンドシステム105がウェブキャッシングシステム、データベース、検索システム、支払いシステム、分析システム、注文監視システムなどのうちの1つまたは複数を含むことができる。一態様では内部フロントエンドシステム105がこれらのシステムのうちの1つまたは複数を備えることができ、別の態様では内部フロントエンドシステム105がこれらのシステムのうちの1つまたは複数に接続されたインターフェース(たとえば、サーバ間、データベース間、または他のネットワーク接続)を備えることができる。
輸送システム107は、いくつかの実施形態ではシステム100内のシステムまたはデバイスとモバイルデバイス107A〜107Cとの間の通信を可能にするコンピュータシステムとして実施することができる。いくつかの実施形態では、トランスポーテーションシステム107が1つまたは複数のモバイルデバイス107A〜107C(例えば、携帯電話、スマートフォン、PDAなど)から受信することができる。例えば、いくつかの実施形態では、モバイルデバイス107A〜107Cが配送作業員によって操作されるデバイスを含んでもよい。配送作業員は、正社員、臨時社員、または交替社員であってもよく、モバイルデバイス107A〜107Cを利用して、ユーザによって注文された製品を含む荷物の配送を行うことができる。例えば、荷物を配信するために、配送作業員は、どの荷物を配信すべきか、およびそれをどこに配信すべきかを示す通知をモバイルデバイス上で受信することができる。配送位置に到着すると、配送作業員は荷物を(例えば、トラックの後ろに、または荷物の箱に)配置し、モバイルデバイスを使用して荷物上の識別子に関連するデータ(例えば、バーコード、イメージ、文字列、RFIDタグなど)を走査または他の方法で捕捉し、荷物を(例えば、前扉に置いたままにし、警備員を置いたままにし、受信者に渡すなどによって)配信することができる。いくつかの実施形態では、配送作業員が荷物の写真をキャプチャすることができ、および/またはモバイルデバイスを使用してシグネチャを取得することができる。モバイルデバイスは例えば、時刻、日付、GPS位置、写真、配送作業員に関連付けられた識別子、モバイルデバイスに関連付けられた識別子などを含む配送に関する情報を含む情報を輸送機関107に送信することができる。輸送システム107はシステム100内の他のシステムによるアクセスのために、この情報をデータベース(図示せず)に記憶することができる。輸送システム107はいくつかの実施形態ではこの情報を使用して、特定の荷物の位置を示す追跡データを準備し、他のシステムに送信することができる。
いくつかの実施形態ではあるユーザが1つの種類のモバイルデバイスを使用することができる(例えば、永久作業員はバーコードスキャナ、スタイラス、および他のデバイスなどのカスタムハードウェアと共に専用のPDAを使用することができる)が他のユーザは他の種類のモバイルデバイスを使用することができる(例えば、一時的または移動作業員は既製の携帯電話および/またはスマートフォンを利用することができる)。
いくつかの実施形態では、交通機関107がユーザをそれぞれのデバイスに関連付けることができる。例えば、輸送システム107はユーザ(例えば、ユーザ識別子、従業員識別子、または電話番号)とモバイルデバイス(例えば、国際移動装置アイデンティティ(IMEI)、国際移動加入識別子(IMSI)、電話番号、汎用一意識別子(UUID)、またはグローバル一意(GUID)によって表される)との間の関連を記憶することができる。トランスポートシステム107はこの関連付けを、配送上で受信されたデータと併せて使用して、とりわけ、作業員の位置、作業員の有効性、または作業員のスピードを決定するために、注文内のデータベースに格納されたデータを分析することができる。
売り手ポータル109は、いくつかの実施形態では売り手または他の外部エンティティがシステム100内の1つまたは複数のシステムと電子的に通信することを可能にするコンピュータシステムとして実装され得る。例えば、売り手は、コンピュータシステム(図示せず)を利用して、売り手が売り手ポータル109を使用してシステム100を通して売りたい製品について、製品情報、注文情報、連絡先情報などをアップロードまたは提供することができる。
出荷および注文追跡システム111はいくつかの実施形態では(例えば、デバイス102A〜102Bを使用するユーザによって)顧客によって注文された製品を含む荷物の位置に関する情報を受信し、記憶し、転送するコンピュータシステムとして実装されてもよい。いくつかの実施形態では、出荷および注文追跡装置111は顧客が注文した製品を含む荷物を配送する出荷会社によって運営されるウェブサーバ(図示せず)からの情報をリクエストまたは記憶することができる。
いくつかの実施形態では、出荷および注文追跡システム111がシステム100に示されたシステムからの情報をリクエストし、記憶することができる。例えば、出荷および注文追跡システム111は、輸送システム107にリクエストすることができる。上述のように、交通機関107はユーザ(例えば、配送作業員)または乗り物(例えば、配送車)のうちの1つまたは複数に関連付けられた1つまたは複数のモバイルデバイス107A〜107C(例えば、携帯電話、スマートフォン、PDAなど)から受信することができる。いくつかの実施形態では、出荷および注文追跡装置111がフルフィルメントセンタ(例えば、フルフィルメントセンタ200)内の個々の製品の位置を決定するために、労働力管理システム(WMS)119にリクエストすることもできる。出荷および注文追跡システム111は輸送システム107またはWMS 119のうちの1つまたは複数からデータを要求し、それを処理し、要求に応じてそれをデバイス(たとえば、ユーザデバイス102Aおよび102B)に提示することができる。
フルフィルメント(履行)最適化(FO)システム113はいくつかの実施形態では他のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103および/または出荷および注文追跡システム111)からのカスタマ注文のための情報を記憶するコンピュータシステムとして実装されてもよい。また、FOシステム113は、特定のアイテムがどこに保持されているか、またはどこに記憶されているかを記述する情報を記憶することもできる。たとえば、特定のアイテムは1つのフルフィルメントセンタにのみ格納でき、他の特定のアイテムは複数のフルフィルメントセンタに格納できる。さらに他の実施形態では、特定のフルフィルメントセンタが特定の組のアイテム(例えば、生鮮食品または冷凍食品)のみを格納するように設計されてもよい。FOシステム113はこの情報ならびに関連する情報(例えば、数量、サイズ、受領日、有効期限など)を格納する。
また、FOシステム113は、商品毎に対応するPDD(約束配送日)を計算してもよい。PDDは、いくつかの実施形態では1つまたは複数の要因に基づくことができる。例えば、FOシステム113は製品に対する過去の需要(例えば、その製品がある期間中に何回注文されたか)、製品に対する予想需要(例えば、来るべき期間中にその製品を注文するために何人の顧客が予想されるか)、ある期間中にいくつの製品が注文されたかを示すネットワーク全体の過去の需要、来るべき期間中にいくつの製品が注文されることが予想されるかを示すネットワーク全体の予想需要、各フルフィルメントセンタ200に格納された製品の1つ以上のカウント、その製品に対する各製品、予想または現行注文などに基づいて、製品に対するPDDを計算することができる。
いくつかの実施形態では、FOシステム113が定期的に(例えば、1時間ごとに)商品ごとにPDDを決定し、それを検索または他のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103、SATシステム101、出荷および注文追跡システム111)に送信するためにデータベースに格納することができる。他の実施形態では、FOシステム113が1つまたは複数のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103、SATシステム101、出荷および注文追跡システム111)から電子要求を受信し、オンデマンドでPDDを計算することができる。
フルフィルメントメッセージングゲートウェイ115はいくつかの実施形態ではFOシステム113などのシステム100内の1つ以上のシステムから1つのフォーマットまたはプロトコルで要求または応答を受信し、それを別のフォーマットまたはプロトコルに変換し、変換されたフォーマットまたはプロトコルで、WMS 119または3パーティフルフィルメントシステム121A、121B、または121Cなどの他のシステムに転送するコンピュータシステムとして実装することができる。
サプライチェーン管理(SCM)システム117は、いくつかの実施形態では予測機能を実行するコンピュータシステムとして実装することができる。例えば、SCMシステム117は例えば、製品に対する過去の需要、製品に対する予想される需要、ネットワーク全体の過去の需要、ネットワーク全体の予想される需要、各フルフィルメントセンタ200に格納された計数製品、各製品に対する予想または現行注文などに基づいて、特定の製品に対する需要の水準を予測することができる。この予測された水準およびすべてのフルフィルメントセンタにわたるそれぞれの製品の量に応じて、SCMシステム117は特定の製品に対する予測された需要を満たすのに充分な量を購入し、ストックするための1つまたは複数の購入注文を生成することができる。
労働力管理システム(WMS)119は、いくつかの実施形態ではワークフローをモニタするコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、WMS 119は個別イベントを示す個別デバイス(例えば、デバイス107A−107Cまたは119A−119C)からイベントデータを受信することができる。例えば、WMS 119は、荷物を走査するためにこれらのデバイスの1つの使用を示すイベントデータを受信してもよい。フルフィルメントセンタ200および図2に関して以下で論じるように、フルフィルメントプロセス中に、荷物識別子(例えば、バーコードまたはRFIDタグデータ)は特定の段階で機械によってスキャンまたは読み取ることができる(例えば、自動またはハンドヘルドバーコードスキャナ、RFIDリーダ、高速カメラ、タブレット119A、モバイルデバイス/PDA 119B、コンピュータ119Cなどのデバイス)。WMS 119は荷物識別子、時刻、日時、位置、ユーザ識別子、または他の情報と共に、荷物識別子の走査または読取りを示す各々の事象を対応するデータベース(図示せず)に記憶することができ、この情報を他のシステム(例えば、出荷および注文追跡システム111)に提供することができる。
WMS 119はいくつかの実施形態では1つまたは複数のデバイス(例えば、デバイス107A〜107Cまたは119A〜119C)を、システム100に関連付けられた1つまたは複数のユーザに関連付ける情報を記憶してもよい。例えば、いくつかの状況では、ユーザ(パートまたはフルタイムの従業員など)は、ユーザがモバイルデバイスを所有する(例えば、モバイルデバイスがスマートフォンである)という点で、モバイルデバイスに関連付けられてもよい。他の状況では、ユーザは、ユーザが一時的にモバイルデバイスの管理下にある(例えば、ユーザは日の始めにモバイルデバイスを借り、日中にそれを使用し、日の終わりにそれを返す)という点で、モバイルデバイスに関連付けられてもよい。
WMS 119は、いくつかの実施形態ではシステム100に関連する各ユーザの作業ログを維持することができる。例えば、WMS 119は任意の割り当てられたプロセス(例えば、トラックのアンローディング、ピックゾーンからのアイテムのピッキング、仕分け装置ワーク、パッキングアイテム)、ユーザ識別子、位置(例えば、フルフィルメントセンタ200内のフロアまたはゾーン)、従業員によってシステム内を移動されたユニットの数(例えば、ピックされたアイテムの数、パックされたアイテムの数)、デバイスに関連付けられた識別子(例えば、デバイス119A〜119C)などを含む、各従業員に関連付けられた情報を記憶することができる。いくつかの実施形態では、WMS 119がデバイス119A〜119C上で動作するタイムキーピングシステムなどのタイムキーピングシステムからチェックインおよびチェックアウト情報を受信することができる。
第三者フルフィルメント(3PL)システム121A〜121Cは、いくつかの実施形態ではロジスティクスおよび製品のサードパーティプロバイダに関連するコンピュータシステムを表す。例えば、(図2に関して以下に説明するように)いくつかの製品がフルフィルメントセンタ200に格納されている間、他の製品は、オフサイトで格納されてもよく、オンデマンドで生産されてもよく、またはフルフィルメントセンタ200に格納するために利用できなくてもよい。3PLシステム121A〜121CはFOシステム113から(例えば、FMG 115を介して)注文を受信するように構成することができ、製品および/またはサービス(例えば、配送または設置)を顧客に直接的に提供することができる。いくつかの実施形態では3PLシステム121A〜121Cのうちの1つまたは複数がシステム100の一部とすることができ、他の実施形態では3PLシステム121A〜121Cのうちの1つまたは複数がシステム100の外部(例えば、サードパーティプロバイダによって所有または運営される)とすることができる。
フルフィルメントセンタ自動システム(FC認証)123は、いくつかの実施形態では様々な機能を有するコンピュータシステムとして実装され得る。例えば、いくつかの実施形態では、FC認証123がシステム100内の1つまたは複数の他のシステムのためのシングルサインオン(SSO)サービスとして動作することができる。例えば、FC認証123はユーザが内部フロントエンドシステム105を介してログインすることを可能にし、ユーザが出荷および注文追跡系111においてリソースにアクセスするための同様の特権を有していることを決定し、ユーザが2回目のログイン処理を必要とせずにそれらの特権にアクセスすることを可能にしてもよい。他の実施形態では、FC認証123は、ユーザ(例えば、従業員)が自分自身を特定の作業に関連付けることを可能にしてもよい。例えば、従業員の中には、電子デバイス(デバイス119A〜119Cなど)を持たない者もいれば、その代わりに、1日の過程中に、フルフィルメントセンタ200内でタスクからタスクへ、およびゾーンからゾーンへ移動してもよい。FC認証123は、それらの従業員は、彼らがどの仕事をしているか、および彼らが様々な時刻にどの区域にいるかを示すことを可能にするように構成されてもよい。
労働管理システム(LMS)125は、いくつかの実施形態では従業員(フルタイムおよびパートタイムの従業員を含む)のための出勤および残業を記憶するコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、LMS 125は、FC認証123、WMA 119、デバイス119A−119C、輸送装置107、及び/又はデバイス107A−107Cから受信することができる。
図1Aに示される特定の構成は単なる例である。例えば、図1AはFOシステム113に接続されたFC認証システム123を示すが、全ての実施形態がこの特定の構成を必要とするわけではない。実際、いくつかの実施形態では、システム100内のシステムがインターネット、イントラネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、MAN(メトロポリタンエリアネットワーク)、IEEE 802.11a/b/g/n規格に準拠する無線ネットワーク、専用線などを含む1つまたは複数の公衆またはプライベートネットワークを介して互いに接続され得る。いくつかの実施形態では、システム100内のシステムの1つ以上がデータセンター、サーバファームなどに実装された1つ以上の仮想サーバとして実装されてもよい。
図2は、フルフィルメントセンタ200を示す。フルフィルメントセンタ200は、注文時に顧客に出荷するためのアイテムを格納する物理的な場所の実例である。フルフィルメントセンタ(FC)200は多数のゾーンに分割することができ、その各々を図2に示す。これらの「ゾーン」はいくつかの実施形態ではアイテムを受け取り、アイテムを保管し、アイテムを取り出し、アイテムを出荷する処理の様々な段階の間の仮想分割と考えることができ、したがって、「ゾーン」は図2に示されているが、ゾーンの他の分割も可能であり、いくつかの実施形態では図2のゾーンを省略、複製、または修正することができる。
インバウンドゾーン203は、図1Aの装置100を使用して製品を販売しようとする売り手からアイテムを受け取るFC 200の領域を表す。例えば、売り手は、台車201を使用してアイテム202A及び202Bを配送することができる。アイテム202Aはそれ自体の出荷パレットを占有するのに十分な大きさの単一のアイテムを表すことができ、アイテム202Bは、空間を節約するために同じパレット上に一緒に積み重ねられた1組のアイテムを表すことができる。
作業員はインバウンドゾーン203でアイテムを受け取り、コンピュータシステム(図示せず)を使用して、アイテムの破損および正当性を任意選択で検査することができる。例えば、作業員は、コンピュータシステムを使用して、アイテム202Aおよび202Bの数量をアイテムの注文数量と比較することができる。数量が合致しない場合、その作業員は、アイテム202Aまたは202Bのうちの1つまたは複数を拒否することができる。数量が一致すれば、作業員はそれらのアイテムを緩衝地帯205まで(例えば、1ドル、ハンドトラック、フォークリフト、手動で)移動させることができる。緩衝ゾーン205は例えば、予測される需要を満たすのに十分な量のアイテムがピッキングゾーンにあるため、ピッキングゾーンで現在必要とされていないアイテムのための一時保管領域であってもよい。いくつかの実施形態では、フォークリフト206が緩衝ゾーン205の周り、および入りゾーン203と落下ゾーン207との間でアイテムを移動させるように動作する。ピッキングゾーンにアイテム202Aまたは202Bが必要な場合(例えば、予想される需要のため)、フォークリフトは、アイテム202Aまたは202Bを落下ゾーン207に移動させることができる。
ドロップゾーン207は、アイテムがピッキングゾーン209に移動される前にそれらを保管するFC 200の領域であってもよい。ピッキングタスクに割り当てられた作業員(「ピッカー」)はピッキングゾーン内のアイテム202Aおよび202Bに接近し、ピッキングゾーンのバーコードをスキャンし、モバイルデバイス(例えば、デバイス119B)を使用してアイテム202Aおよび202Bに関連するバーコードをスキャンすることができる。次いで、ピッカーはアイテムをピッキングゾーン209まで(例えば、それをカート上に置くか、またはそれを運ぶことによって)取り込むことができる。
ピッキングゾーン209は、アイテム208が保管ユニット210に保管されるFC 200の領域であってもよい。いくつかの実施形態では、貯蔵ユニット210が物理的な棚、本棚、箱、運搬箱、冷蔵庫、冷凍庫、冷蔵庫などのうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実施形態では、ピッキングゾーン209が複数のフロアに編成されてもよい。いくつかの実施形態では、作業員または機械が例えば、フォークリフト、エレベータ、コンベアベルト、カート、ハンドトラック、台車、自動ロボットもしくはデバイス、または手動を含む多数の方法で、ピッキングゾーン209内にアイテムを移動させることができる。例えば、ピッカーは、アイテム202Aおよび202Bを降下ゾーン207の手押し車または台車に載せ、アイテム202Aおよび202Bをピッキングゾーン209まで歩くことができる。
ピッカーは、保管ユニット210上の特定の空間のようなピッキングゾーン209内の特定のスポットにアイテムを配置する(又は「収納する」)命令を受け取ることができる。例えば、ピッカーはモバイルデバイス(例えば、デバイス119B)を使用してアイテム202Aを走査することができる。デバイスは例えば、通路、棚、及び位置を示す装置を使用して、ピッカーがアイテム202Aを収納すべき場所を示すことができる。次に、デバイスはアイテム202Aをその位置に格納する前に、その位置でバーコードを走査するようにピッカーを促すことができる。デバイスは(例えば、ワイヤレスネットワークを介して)図1AのWMS 119のようなコンピュータシステムにデータを送信し、アイテム202Aがデバイス119Bを使用してユーザによってその位置に格納されたことを示すことができる。
ユーザが注文を置くと、ピッカーは、保管ユニット210から1つまたは複数のアイテム208を取り出すための命令をデバイス119B上で受け取ることができる。ピッカーはアイテム208を取り出し、アイテム208上のバーコードを走査し、それを搬送メカニズム214上に置くことができる。搬送機構214はスライドとして表されているが、いくつかの実施形態では搬送機構がコンベヤーベルト、エレベータ、カート、フォークリフト、ハンドトラック、台車、カートなどのうちの1つまたは複数として実施することができる。次いで、アイテム208は、充填領域211に到達することができる。
パッキングゾーン211は、アイテムがピッキングゾーン209から受け取られ、最終的に顧客に出荷するためにボックスまたはバッグにパッキングされる、FC 200の領域であってもよい。パッキングゾーン211において、受信アイテム(「リビン(rebin)作業員」)に割り当てられた作業員はピッキングゾーン209からアイテム208を受信し、それがどの注文に対応するかを決定する。例えば、リビン(rebin)作業員はアイテム208上のバーコードを走査するために、コンピュータ119Cなどのデバイスを使用することができる。コンピュータ119Cはどの注文アイテム208が関連付けられているかを視覚的に示すことができる。これは例えば、注文に対応する壁面216上の空間または「セル」を含むことができる。注文が完了すると(例えば、セルが注文のためのすべてのアイテムを含むため)、リビン(rebin)作業員は、注文が完了したことをパッキング作業員(または「パッカー」)に示すことができる。梱包業者はセルからアイテムを回収し、輸送のために箱または袋に入れることができる。その後、パッカーは例えば、フォークリフト、カート、ドリー、ハンドトラック、コンベヤーベルトを介して、又は他の方法で、箱又はバッグをハブゾーン213に送ることができる。
ハブゾーン213は、パッキングゾーン211から全てのボックスまたはバッグ(「荷物」)を受け取るFC 200の領域であってもよい。ハブゾーン213内の作業員および/またはマシンは荷物218を検索し、それぞれの荷物が行こうとする配送領域の一部を決定し、荷物を適切なキャンプゾーン215にルーティングすることができる。例えば、配送領域が2つのより小さいサブ領域を有する場合、荷物は2つのキャンプゾーン215のうちの1つに進む。いくつかの実施形態では、作業員またはマシンが(例えば、デバイス119A〜119Cのうちの1つを使用して)荷物を走査して、その最終的な宛先を決定することができる。荷物をキャンプゾーン215にルーティングすることは、例えば、荷物が向けられている地理的エリアの一部を(例えば、郵便番号に基づいて)決定することと、地理的エリアの一部に関連付けられたキャンプゾーン215を決定することとを含むことができる。
キャンプゾーン215はいくつかの実施形態では1つまたは複数の建物、1つまたは複数の物理的な空間、または1つまたは複数のエリアを備えることができ、荷物は、ルートおよび/またはサブルートに分類するためにハブゾーン213から受け取られる。いくつかの実施形態ではキャンプゾーン215がFC 200から物理的に分離されているが、他の実施形態ではキャンプゾーン215がFC 200の一部を形成することができる。
キャンプゾーン215内の作業員および/またはマシンは例えば、目的地と現存するルートおよび/またはサブルートとの照合、ルートおよび/またはサブルートごとの作業負荷の算出、時刻、出荷方法、荷物220を出荷する費用、荷物220内のアイテムに関連付けられたPDDなどに基づいて、荷物220がどのルートおよび/またはサブルートに関連付けられるべきかを決定することができる。いくつかの実施形態では、作業員またはマシンが(例えば、デバイス119A〜119Cのうちの1つを使用して)荷物を走査して、その最終的な宛先を決定することができる。荷物220が特定のルートおよび/またはサブルートに割り当てられると、作業員および/またはマシンは、出荷される荷物220を移動させることができる。例示的な図2において、キャンプゾーン215は、トラック222、かご226、および配送作業員224Aおよび224Bを含む。いくつかの実施形態では、トラック222が配送作業員224Aによって駆動されてもよく、配送作業員224AはFC 200の荷物を配信する常勤の従業員であり、トラック222はFC 200を所有し、リースし、または運営する同じ企業によって所有され、リースされ、または運営される。いくつかの実施形態では、自動車226が配送作業員224Bによって駆動されてもよく、ここで、配送作業員224Bは必要に応じて(例えば、季節的に)送達する「屈曲」または時折の作業員である。自動車226は、配送作業員224Bによって所有され、リースされ、または操作され得る。
図3を参照すると、効率的な箱詰めおよび視覚化のためのコンピュータ化されたシステムを含むネットワークの例示的な実施形態を説明する概略のブロック図が示されている。図3に示されるように、システム100は、ネットワーク330を介して視覚化システム320と通信することができるパッキングシステム310を含むことができる。さらに、システム100は、図1について上述したとおりのすべての構成要素およびプロセスを含むことができる。いくつかの実施形態において、パッキングシステム310および視覚化システム320は、ネットワーク330を介し、あるいはケーブルなどを用いた直接接続を介して、システム100の他の構成要素と通信することができる。図3においては、パッキングシステム310および視覚化システム320が別個のシステムとして示されているが、いくつかの実施形態において、パッキングシステム310および視覚化システム320は、単一のデバイスまたはシステムとして実装されてもよい。
図3に示されるように、パッキングシステム310は、プロセッサ312、メモリ314、およびデータベース316を備えることができる。プロセッサ312は、Intel(商標)によって製造されたPentium(商標)ファミリーまたはAMD(商標)によって製造されたTurion(商標)ファミリーからのマイクロプロセッサなど、1つまたは複数の既知の処理デバイスであってよい。プロセッサ312は、並列プロセスを同時に実行するシングルコアまたはマルチコアプロセッサを構成することができる。例えば、プロセッサ312は、論理プロセッサを使用して、複数のプロセスを同時に実行および制御することができる。プロセッサ312は、仮想マシン技術または他の既知の技術を実装して、複数のソフトウェアプロセス、アプリケーション、プログラム、などを実行し、制御し、動作させ、操作し、保存する、などの機能を提供することができる。別の例において、プロセッサ312は、パッキングシステム310が複数のプロセスを同時に実行できるように、並列処理機能を提供するように構成されたマルチコアプロセッサ構成を含むことができる。当業者であれば、本明細書に開示される機能を提供する他のタイプのプロセッサ構成を実装できることを、理解できるであろう。
メモリ314は、プロセッサ312によって実行されたときに既知のオペレーティングシステム機能を実行する1つまたは複数のオペレーティングシステムを格納することができる。例として、オペレーティングシステムは、Microsoft Windows、Unix、Linux、Android、Mac OS、iOS、または他のタイプのオペレーティングシステムを含むことができる。したがって、開示される発明の例は、任意のタイプのオペレーティングシステムを実行するコンピュータシステムで動作および機能することができる。メモリ314は、揮発性または不揮発性、磁気、半導体、テープ、光学、リムーバブル、非リムーバブル、あるいは他のタイプの記憶装置または有形のコンピュータ可読媒体であってよい。
データベース316は、例えば、Oracle(商標)データベース、Sybase(商標)データベース、または他のリレーショナルデータベース、あるいはHadoop(商標)シーケンスファイル、HBase(商標)、またはCassandra(商標)などの非リレーショナルデータベースを含むことができる。データベース316は、データベースのメモリデバイスに格納されたデータの要求を受信および処理し、データベースからデータを提供するように構成されたコンピューティングコンポーネント(例えば、データベース管理システム、データベースサーバ、など)を含むことができる。データベース316は、HBase、MongoDB(商標)、またはCassandra(商標)などのNoSQLデータベースを含むことができる。あるいは、データベース316は、Oracle、MySQL、およびMicrosoft SQL Serverなどのリレーショナルデータベースを含むことができる。いくつかの実施形態において、データベース316は、サーバ、汎用コンピュータ、メインフレームコンピュータ、またはこれらのコンポーネントの任意の組み合わせの形態をとることができる。
データベース316は、開示される例に関連する方法およびプロセスを実行するためにプロセッサ312によって使用され得るデータを格納することができる。データベース316は、図3に示されるようにパッキングシステム310内に位置しても、あるいはパッキングシステム310の外部に配置された外部記憶装置に位置してもよい。316に格納されたデータは、荷箱に関する任意の適切なデータ(例えば、種々の利用可能な荷箱についてのデータ構造、パッケージ識別子、など)を含むことができる。
パッキングシステム310は、いくつかの実施形態において、注文内のアイテムの製品情報および荷箱についてのパッケージ情報を使用して効率的な箱詰めのための指示を生成するコンピュータシステムとして実装され得る。パッキングシステム310は、単一のコンピュータを備えることができ、あるいは開示される例に関連するプロセスおよび機能のうちの1つまたは複数を実行するように相互運用する複数のコンピュータを含む分散コンピュータシステムとして構成され得る。いくつかの実施形態において、パッキングシステム310は、リモートシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103)から少なくとも1つのアイテムを含む顧客の注文を受け取ることができる。
パッキングシステム310は、注文の各アイテムに関する寸法を決定するために、少なくとも1つのデータストア(例えば、FOシステム113のデータベース)を検索することができる。例えば、FOシステム113は、各アイテムに関する情報(例えば、長さ、体積、重量、壊れやすさ、製品識別子、など)を格納することができる。したがって、パッキングシステム310は、ネットワーク330を介してFOシステム113から各アイテムに関する情報を取り出すことができる。パッキングシステム310は、FOシステム113から取り出される決定された寸法に基づいて、各注文の最大のアイテムを決定することができる。最大のアイテムは、注文のアイテムを最長の長さまたは最大の体積(すなわち、アイテムの長さ、幅、および高さの数学的積)でソートすることによって決定することができる。
FOシステム113から取り出される製品情報は、各アイテムに関連付けられたタグを含むことができる。各アイテムに関連付けられたタグは、そのアイテムの壊れやすさの程度を示し、したがって、そのアイテムをパッケージングするために必要な気泡緩衝材の量を示す。例えば、枕に1.1という壊れやすさ係数を示す「通常」というタグを付けることができる一方で、ガラスカップに1.3という壊れやすさ係数を示す「壊れ物」というタグを付けることができる(これらの係数は、あくまでも例示の値として意図されており、他の係数も考えられる)。「通常」タグは、該当のアイテムがパッケージにおいて気泡緩衝材のための場所をあまり必要としないことを示し、「壊れ物」タグは、該当のアイテムがパッケージにおいて気泡緩衝材のための場所をより多く必要とすることを示す。パッキングシステム310は、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を、この少なくとも1つの最大のアイテムに関連付けられたタグを使用して修正することができる。例えば、パッキングシステム310は、アイテムの長さ、幅、および高さのそれぞれに、そのアイテムの壊れやすさ係数を掛け算して、修正されたアイテムをもたらすことができる。注文を受け取り、注文の各アイテムについての製品情報を取得すると、パッキングシステム310は、データベース316から荷箱(「パッケージ」)を表すデータ構造を選択することができ、ここでデータ構造は、パッケージのサイズ(すなわち、長さ、幅、高さ、体積)を含む。パッキングシステム310は、注文の各アイテムに関連付けられた寸法およびタグに基づいてデータ構造を選択することができる。すなわち、データ構造を、少なくとも1つのアイテムがデータ構造に適合するように選択することができる。
パッキングシステム310は、修正された最大のアイテムのパッケージへの梱包をシミュレーションし、修正された最大のアイテムの寸法をパッケージの寸法から差し引くことによって、パッケージ内の複数の残りスペースを計算することができる。修正された最大のアイテムの梱包のシミュレーションは、アイテムの最適な向きが決定されるまで、アイテムの最初の向きを繰り返し変更すること(すなわち、アイテムを回転させること)を含むことができる。例えば、パッキングシステム310は、アイテムがパッケージに収まり、パッケージの長さに隣接するパッケージの角に配置されるまで、アイテムを6つの異なる方向に回転させる(すなわち、矩形の角柱状のアイテムを、その6つの面のそれぞれの方向に向ける)ことができる。パッキングシステム310は、アイテムの各回転に関して、向きデータをデータベース316に格納することができる。向きデータは、各回転の後のアイテムの8つの角のそれぞれの座標点を含むことができる。パッキングシステム310は、パッケージ内の計算された残りスペースに対応する少なくとも1つのデータ構造をインスタンス化することができ、ここで、各データ構造は、該当の計算された残りスペースのサイズを含む。パッキングシステム310は、計算された残りスペースのさまざまな組み合わせのデータ構造をインスタンス化して、パッケージ内のアイテムの最も効率的な梱包配置を決定することができる。例えば、残りスペースを、残りスペースがどのように分割されるかに応じて、2つのより大きな矩形の角柱または3つのより小さな矩形の角柱によって表すことができる。パッキングシステム310は、各アイテムの最適な梱包配置を決定するために、パッケージ内の計算された残りスペースに対応する各データ構造について、3次元システムにおける中心点(例えば、データ構造内のX、Y、Z座標系における0,0,0)を決定することができる。例えば、パッキングシステム310は、各々の繰り返しの後に各スペースの中心点を決定することができる。
パッキングシステム310は、それぞれの壊れやすさ係数によって修正された残りのアイテムのサイズに基づいて、注文の残りのアイテムのパッケージの残りスペースへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることができる。パッキングシステム310は、梱包のすべての可能な組み合わせ(例えば、アイテムを最も長い長さから最も短い長さへと繰り返しソートし、アイテムを最も大きい体積から最も小さい体積へとソートするなど、パッケージ内に配置された一連のアイテム)をシミュレーションし、可能な各々の組み合わせをデータベース316に格納することができる。上述したように、繰り返しのシミュレーションは、各アイテムの向きデータを回転させること、および保存することを含むことができる。パッキングシステム310は、いずれかの繰り返しにおいてアイテムが選択されたパッケージに収まらない場合に、より大きなパッケージを選択することができる。パッキングシステム310は、すべてのアイテムがパッケージに梱包されるまで、注文の各アイテムの梱包を繰り返しシミュレーションすることができる。
パッキングシステム310は、計算されたさまざまな組み合わせに基づいて最も効率的な箱詰め配置を選択し、選択されたパッケージにアイテムを梱包するための少なくとも1組の指示を生成することができる。例えば、パッキングシステム310は、最大の体積によるアイテムを梱包するためのパッケージ配置の第1のリスト、および最大の辺(すなわち、最長の一次元)によるアイテムを梱包するためのパッケージ配置の第2のリストを生成することができる。パッキングシステム310は、第1のリストまたは第2のリストの一方を選択し、選択されたリストに基づいて梱包の指示を生成することができる。
パッキングシステム310は、配達に使用されるパッケージの数を少なくする、コストを低くする、または充てん率を高くする(すなわち、充てんされる各パッケージの割合を最高にする)のうちの1つの顧客による選択に基づいて、指示の生成のためのリストを選択することができる。パッキングシステム310は、生成された指示を表示のために視覚化システム320に送信することができ、ここで指示は、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む。
図3に示されるように、視覚化システム320は、プロセッサ322、メモリ324、データベース326、およびデバイス328を備えることができる。上述のプロセッサ312と同様に、プロセッサ322は、Intel(商標)によって製造されたPentium(商標)ファミリーまたはAMD(商標)によって製造されたTurion(商標)ファミリーからのマイクロプロセッサなど、1つまたは複数の既知の処理デバイスであってよい。プロセッサ322は、並列プロセスを同時に実行するシングルコアまたはマルチコアプロセッサを構成することができる。例えば、プロセッサ322は、論理プロセッサを使用して、複数のプロセスを同時に実行および制御することができる。プロセッサ322は、仮想マシン技術または他の既知の技術を実装して、複数のソフトウェアプロセス、アプリケーション、プログラム、などを実行し、制御し、動作させ、操作し、保存する、などの機能を提供することができる。別の例において、プロセッサ322は、視覚化システム320が複数のプロセスを同時に実行できるように、並列処理機能を提供するように構成されたマルチコアプロセッサ構成を含むことができる。当業者であれば、本明細書に開示される機能を提供する他のタイプのプロセッサ構成を実装できることを、理解できるであろう。
上述のメモリ314と同様に、メモリ324は、プロセッサ322によって実行されたときに既知のオペレーティングシステム機能を実行する1つまたは複数のオペレーティングシステムを格納することができる。例として、オペレーティングシステムは、Microsoft Windows、Unix、Linux、Android、Mac OS、iOS、または他のタイプのオペレーティングシステムを含むことができる。したがって、開示される発明の例は、任意のタイプのオペレーティングシステムを実行するコンピュータシステムで動作および機能することができる。メモリ324は、揮発性または不揮発性、磁気、半導体、テープ、光学、リムーバブル、非リムーバブル、あるいは他のタイプの記憶装置または有形のコンピュータ可読媒体であってよい。
上述のデータベース316と同様に、データベース326は、例えば、Oracle(商標)データベース、Sybase(商標)データベース、または他のリレーショナルデータベース、あるいはHadoop(商標)シーケンスファイル、HBase(商標)、またはCassandra(商標)などの非リレーショナルデータベースを含むことができる。データベース326は、データベースのメモリデバイスに格納されたデータの要求を受信および処理し、データベースからデータを提供するように構成されたコンピューティングコンポーネント(例えば、データベース管理システム、データベースサーバ、など)を含むことができる。データベース316は、HBase、MongoDB(商標)、またはCassandra(商標)などのNoSQLデータベースを含むことができる。あるいは、データベース326は、Oracle、MySQL、およびMicrosoft SQL Serverなどのリレーショナルデータベースを含むことができる。いくつかの実施形態において、データベース326は、サーバ、汎用コンピュータ、メインフレームコンピュータ、またはこれらのコンポーネントの任意の組み合わせの形態をとることができる。
データベース326は、開示される例に関連する方法およびプロセスを実行するためにプロセッサ322によって使用され得るデータを格納することができる。データベース326は、図3に示されるように視覚化システム320内に位置しても、あるいはパッキングシステム320の外部に配置された外部記憶装置に位置してもよい。316に格納されたデータは、荷箱に関する任意の適切なデータ(例えば、パッキングシステム310から受信されたデータ、以前の梱包配置および指示の視覚的表示、など)を含み得る。
デバイス328は、タブレット、モバイルデバイス、コンピュータ、などであってよい。デバイス328は、ディスプレイを含むことができる。ディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードスクリーン(LED)、有機発光ダイオードスクリーン(OLED)、タッチスクリーン、および他の既知のディスプレイデバイスを含み得る。ディスプレイは、ユーザにさまざまな情報を示すことができる。例えば、パッキングシステム310によって提供される生成された指示に従って視覚的な梱包配置を表示することができる。デバイス328は、1つまたは複数の入力/出力(I/O)デバイス(すなわち、ユーザインターフェース)を含み得る。I/Oデバイスは、別のデバイスとの情報の送受信をデバイス328にとって可能にする1つまたは複数のデバイスを含み得る。さらに、I/Oデバイスは、例えば、デバイス328とネットワーク330との間に有線または無線接続を確立することによって、視覚化システム320と情報を送信および受信するための1つまたは複数の通信モジュール(図示せず)を含み得る。
視覚化システム320は、いくつかの実施形態において、パッキングシステム310から受信した効率的な箱詰めのための指示に従って梱包配置を表示するコンピュータシステムとして実装され得る。視覚化システム320は、単一のコンピュータを備えることができ、あるいは開示される例に関連するプロセスおよび機能のうちの1つまたは複数を実行するように相互運用する複数のコンピュータを含む分散コンピュータシステムとして構成され得る。いくつかの実施形態において、視覚化システムは、パッキングシステム310から受信した指示と、受信した指示に従ったアニメーションによるチュートリアルとを、デバイス328上に同時に表示することができる。指示は、梱包される各アイテムの配置に関する指示、梱包される各アイテムの配置の順番(すなわち、順序)、または梱包される各アイテムを描くコンピュータ生成画像を含み得る。例えば、デバイス328は、指示の文章を表示することができる。別の例において、デバイス328は、パッケージを表す矩形の角柱と、アイテムを表すより小さな矩形の角柱とを表示することができる。デバイス328は、受信した指示に関連するパッケージ内の位置へと落ち着く前のさまざまな方向に回転するアイテムを表す矩形の角柱をさらに表示することができる。
図4を参照すると、荷箱内のアイテムの例示的な視覚化が示されている。図4に示されるように、視覚化システム320は、デバイス328上に、パッケージ420内の修正されたアイテム410を、3次元座標系(すなわち、X,Y,Z)で表示することができる。修正されたアイテム410は、気泡緩衝材を考慮するための関連の壊れやすさ係数を含む注文における最大のアイテムを表すことができる。
図5を参照すると、荷箱内のアイテムの例示的な視覚化が示されている。図5に示されるように、視覚化システム320は、上述した図4と同様に、デバイス328上に、パッケージ520内の修正されたアイテム510を、3次元座標系(すなわち、X,Y,Z)で表示することができる。修正されたアイテム510は、気泡緩衝材を考慮するための関連の壊れやすさ係数を含む注文における最大のアイテムを表すことができる。図5は、計算された残りスペースを矩形の角柱として示す仕切り522および524も含んでいる。仕切り522および524は、説明の目的で描かれており、必ずしも物理的構造を表すことを意図していない。例えば、仕切り522および524は、図5において3つの残りスペースを示している。残りスペースのうちの1つの残りスペースの中心点526が、点(a,b,c)として示されている。各々の残りスペースの中心点が示されているわけではないが、中心点を、本明細書に開示されるすべての実施形態において、各々の残りスペースについて決定することができる。
図6を参照すると、荷箱内のアイテムの例示的な視覚化が示されている。図6に示されるように、視覚化システム320は、上述した図4および図5と同様に、デバイス328上に、パッケージ620内の修正されたアイテム610を、3次元座標系(すなわち、X,Y,Z)で表示することができる。修正されたアイテム610は、気泡緩衝材を考慮するための関連の壊れやすさ係数を含む注文における最大のアイテムを表すことができる。図6は、計算された残りスペースを矩形の角柱として示す仕切り622および624をさらに含む。仕切り622および624は、説明の目的で描かれており、すべての実施形態において、物理的構造として実装されるわけではない。例えば、図6は、図5のものとは異なるサイズを有する3つの残りスペースを示している。
図7を参照すると、荷箱内のアイテムの例示的な視覚化が示されている。図7に示されるように、視覚化システム320は、上述した図4〜図6と同様に、デバイス328上に、パッケージ720内の修正されたアイテム710を、3次元座標系(すなわち、X,Y,Z)で表示することができる。修正されたアイテム710は、気泡緩衝材を考慮するための関連の壊れやすさ係数を含む注文における最大のアイテムを表すことができる。図7は、計算された残りスペースを矩形の角柱として示す仕切り722および724をさらに含む。仕切り722および724は、説明の目的で描かれており、すべての実施形態において、物理的構造として実装されるわけではない。例えば、図7は、図5または図6のものとは異なるサイズを有する3つの残りスペースを示している。
図8を参照すると、荷箱内で回転させたアイテムの例示的な視覚化が示されている。図8に示されるように、視覚化システム320は、上述した図4〜図7と同様に、デバイス328上に、パッケージ820内の修正されたアイテム810を、3次元座標系(すなわち、X,Y,Z)で表示することができる。修正されたアイテム810は、気泡緩衝材を考慮するための関連の壊れやすさ係数を含む注文における最大のアイテムを表すことができる。パッキングシステム310は、各回転の後の修正されたアイテム810の向きデータを含む各々の修正されたアイテム810の向きデータを保存することができる。向きデータは、修正されたアイテム810の8つの角のそれぞれの座標点を含むことができる。修正されたアイテム810の1つの角について、修正されたアイテム810の座標点(L,W,H)が描かれているが、修正されたアイテム810の8つの角のそれぞれの座標点が、パッケージ820内の修正されたアイテム810の最適な向きを決定するために記録されることに、留意されたい。回転後の修正されたアイテム810’が、修正されたアイテム810の1つの方向(すなわち、1つの面)に描かれているが、修正されたアイテム810を、6つの方向のそれぞれに回転させることができることに、留意されたい。同様に、回転後の修正されたアイテム810’の1つの角について、回転後の修正されたアイテム810’の座標点(L’,W’,H’)が描かれているが、回転後の修正されたアイテム810’の8つの角のそれぞれの座標点が、パッケージ820内の修正されたアイテム810の最適な向きを決定するために記録される。
図9を参照すると、効率的な箱詰めのための指示を生成するためのプロセス900が示されている。
ステップ901において、パッキングシステム310が、リモートシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103)から、少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信する。注文は、顧客によってリモートシステムに提出されてよく、リモートシステムは、提出された注文に注文識別子を割り当てることができる。
ステップ903において、パッキングシステム310は、注文識別子を受け取り、注文の少なくとも1つのアイテムに関する製品情報を求めて少なくとも1つのデータストア(例えば、FOシステム113)を検索して、注文の少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定する。製品情報は、各アイテムのタグおよび各アイテムの寸法を含むことができる。各アイテムに関連付けられたタグは、そのアイテムの壊れやすさの程度を示すことができ、これは、いくつかの実施形態において、そのアイテムを梱包するために必要な気泡緩衝材、または他の梱包資材、余分なスペース、などの量を表す。各アイテムに関連付けられた寸法は、各アイテムの高さ、幅、長さ、または重量を含むことができる。
ステップ905において、パッキングシステム310は、係数を使用して、注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を修正する。パッキングシステム310は、注文のアイテムを最大の体積または最長の長さでソートすることによって最大のアイテムを決定することができる。この係数は、パッケージにおいて使用されるべき気泡緩衝材の量を考慮するための壊れやすさ係数であってよい。「通常」というタグが付けられたアイテムが、1.1という壊れやすさ係数を有することができる一方で、「壊れ物」というタグが付けられたアイテムは、1.3という壊れやすさ係数を有することができる。少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を、アイテムの体積に関連の壊れやすさ係数を掛け算することによって修正することができる。
ステップ907において、パッキングシステム310は、第1のパッケージを表すデータ構造を選択する。パッキングシステム310は、パッケージを表すデータ構造を、寸法および注文の各アイテムに関連付けられたタグに基づいて、データベース316から選択することができる。すなわち、データ構造を、少なくとも1つのアイテムがそのデータ構造に収まり、かつパッケージの数を少なくする、コストを低くする、または充てん率を高くする、のうちの1つのユーザによる選択が満たされるように、選択することができる。データ構造は、第1のパッケージのサイズ(例えば、長さ、幅、高さ、体積、など)を含み得る。
ステップ909において、パッキングシステム310は、修正された寸法に基づいて、すべてのアイテムが選択されたパッケージに梱包されるまで、第1のパッケージへのアイテムの梱包を繰り返しシミュレーションすることができる。繰り返しのシミュレーションは、修正された最大のアイテムの寸法をパッケージの寸法から差し引くことによって、パッケージ内の複数の残りスペースを計算することを含むことができる。パッキングシステム310は、それぞれの壊れやすさ係数によって修正された残りのアイテムのサイズに基づいて、注文の残りのアイテムのパッケージの残りスペースへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることができる。修正された最大のアイテムの梱包のシミュレーションは、アイテムの最適な向きが決定されるまで、アイテムの最初の向きを繰り返し変更することを含むことができる。例えば、パッキングシステム310は、アイテムがパッケージに収まり、パッケージの長さに隣接するパッケージの角に配置されるまで、アイテムを6つの異なる方向に回転させることができる。パッキングシステム310は、アイテムの各回転に関して、向きデータをデータベース316に格納することができる。向きデータは、各回転の後のアイテムの8つの角のそれぞれの座標点を含むことができる。パッキングシステム310は、パッケージ内の計算された残りスペースに対応する少なくとも1つのデータ構造をインスタンス化することができ、ここで、各データ構造は、該当の計算された残りスペースのサイズを含む。パッキングシステム310は、計算された残りスペースのさまざまな組み合わせのデータ構造をインスタンス化して、パッケージ内のアイテムの最も効率的な梱包配置を決定することができる。例えば、残りスペースを、残りスペースがどのように分割されるかに応じて、2つのより大きな矩形の角柱または3つのより小さな矩形の角柱によって表すことができる。パッキングシステム310は、各アイテムの最適な梱包配置を決定するために、パッケージ内の計算された残りスペースに対応する各データ構造について、3次元システムにおける中心点(例えば、データ構造内のX、Y、Z座標系における0,0,0)を決定することができる。例えば、パッキングシステム310は、各々の繰り返しの後に各スペースの中心点を決定することができる。
パッキングシステム310は、それぞれの壊れやすさ係数によって修正された残りのアイテムのサイズに基づいて、注文の残りのアイテムのパッケージの残りスペースへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることができる。パッキングシステム310は、梱包のすべての可能な組み合わせ(例えば、アイテムを最も長い長さから最も短い長さへと繰り返しソートし、アイテムを最も大きい体積から最も小さい体積へとソートするなど、パッケージ内に配置された一連のアイテム)をシミュレーションし、可能な各々の組み合わせをデータベース316に格納することができる。上述したように、繰り返しのシミュレーションは、各アイテムの向きデータを回転させること、および保存することを含むことができる。パッキングシステム310は、いずれかの繰り返しにおいてアイテムが選択されたパッケージに収まらない場合に、より大きなパッケージを選択することができる。パッキングシステム310は、すべてのアイテムがパッケージに梱包されるまで、注文の各アイテムの梱包を繰り返しシミュレーションすることができる。
ステップ911において、パッキングシステム310は、アイテムを選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成する。指示は、最も効率的な箱詰め配置およびパッケージへのアイテムの配置の順序を含むことができる。指示を、配達に使用されるパッケージの数を少なくする、コストを低くする、または充てん率を高くする、のうちの1つのユーザによる選択に基づいて生成することができる。例えば、パッキングシステム310は、最大の体積によるアイテムを梱包するためのパッケージ配置の第1のリスト、および最大の辺によるアイテムを梱包するためのパッケージ配置の第2のリストを生成することができる。パッキングシステム310は、第1のリストまたは第2のリストの一方を選択し、選択されたリストに基づいて梱包の指示を生成することができる。
パッキングシステム310は、配達に使用されるパッケージの数を少なくする、コストを低くする、または充てん率を高くする(すなわち、充てんされる各パッケージの割合を最高にする)のうちの1つの顧客による選択に基づいて、指示の生成のためのリストを選択することができる。
ステップ913において、パッキングシステム310は、生成された指示を表示のために視覚化システム320に送信することができ、ここで指示は、少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む。視覚化システム320は、パッキングシステム310から受信した指示に基づいて、梱包配置およびアイテム配置の順序を表示することができる。視覚化システムは、指示および受信した指示に従ったアニメーションによるチュートリアルを同時に表示することができる。
本開示を、本開示の特定の実施形態を参照して提示および説明してきたが、本開示を、修正を必要とせずに、他の環境において実施できることを、理解できるであろう。以上の説明は、例示の目的で提示されている。以上の説明は、すべてを網羅するものではなく、開示された正確な形態または実施形態に限定されない。本明細書を検討し、開示された実施形態を実施することで、修正および調整が当業者にとって明らかであろう。さらに、本開示の実施形態の態様は、メモリに格納されるものとして説明されているが、これらの態様を、例えばハードディスクまたはCD−ROMなどの二次記憶デバイス、あるいは他の形態のRAMまたはROM、USB媒体、DVD、Blu−ray、または他の光ドライブ媒体などの他の種類のコンピュータ可読媒体に格納してもよいことを、当業者であれば理解できるであろう。
記載された説明および開示された方法に基づくコンピュータプログラムは、熟練した開発者の技術の範囲内である。さまざまなプログラムまたはプログラムモジュールが、当業者に知られた技術のいずれかを使用して作成可能であり、あるいは既存のソフトウェアに関連して設計可能である。例えば、プログラム部分またはプログラムモジュールを、.Net Framework、.Net Compact Framework(および、Visual Basic、C、などの関連の言語)、Java、C++、Objective−C、HTML、HTML/AJAXの組み合わせ、XML、またはJavaアプレットを埋め込んだHTMLにて設計でき、あるいはこれらによって設計することができる。
さらに、例示的な実施形態を本明細書において説明してきたが、本開示に基づいて、同等の要素、修正、省略、(例えば、種々の実施形態にまたがる態様の)組み合わせ、調整、および/または変更を有するあらゆるすべての実施形態の範囲を、当業者であれば理解できるであろう。請求項中の限定事項は、請求項中で使用されている文言に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書に記載され、あるいは本出願の審査の最中に説明される実施例に限定されない。実施例を、排他的であると解釈すべきではない。さらに、開示された方法の各工程は、工程を並べ替えること、および/または工程を挿入または削除することを含む任意のやり方で変更可能である。したがって、本明細書および実施例は、あくまでも例示として考慮されるように意図され、真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲およびそれらの均等物の全範囲によって示される。

Claims (20)

  1. 梱包を自動的に決定するためのコンピュータ化されたシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    命令を含んでいる少なくとも1つの非一時的な記憶媒体と
    を備えており、
    前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
    リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、
    少なくとも1つのデータストアを検索して、前記少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、
    前記注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することと、
    第1のパッケージを表すデータ構造であって、前記第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、
    前記修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが前記選択されたパッケージに梱包されるまで、前記アイテムの前記第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    前記アイテムを前記選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することと、
    少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む前記生成された指示を、表示のために第2のシステムに送信することと
    を含むステップを前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる、コンピュータ化されたシステム。
  2. 梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    前記注文の各アイテムの寸法を決定することと、
    前記決定された寸法に基づいて、前記注文の各アイテムのうちの最大のアイテムを決定することと、
    前記最大のアイテムの前記第1のパッケージへの梱包をシミュレーションすることと、
    前記最大のアイテムの寸法を前記第1のパッケージの寸法から差し引くことによって、前記第1のパッケージ内の複数の残りスペースを計算することと、
    前記計算された残りスペースに対応する少なくとも1つのデータ構造であって、各々のデータ構造が関連の計算された残りスペースのサイズを含んでいるデータ構造を、インスタンス化することと、
    グループ内の少なくとも1つの残りのアイテムの前記計算された残りスペースのうちの少なくとも1つへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることと
    をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    最大の体積を有するアイテムを決定することにより、第1の体積最大アイテムを選択し、ここで体積は、各アイテムの長さ、各アイテムの幅、および各アイテムの高さを掛け算することによって計算されることと、
    前記第1の体積最大アイテムのパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    2番目に大きい体積を有するアイテムを決定することにより、次の体積最大アイテムを選択することと、
    すべてのアイテムが梱包されるまで、前記次の体積最大アイテムの前記パッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    最大体積による梱包のためのパッケージの第1のリストを生成することと、
    最長の一次元を有するアイテムを決定することによって、第1の辺最長アイテムを選択することと、
    前記第1の辺最長アイテムのパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    2番目に長い一次元を有するアイテムを決定することにより、次の辺最長アイテムを選択することと、
    すべてのアイテムが梱包されるまで、前記次の辺最長アイテムの前記パッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    最大体積による梱包のためのパッケージの第2のリストを生成することと
    をさらに含み、
    前記少なくとも1組の指示を生成することは、
    前記第1のリストまたは前記第2のリストの一方を選択することと、
    前記選択されたリストに基づいて前記指示を生成すること
    を含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第1のリストまたは前記第2のリストの一方を選択することは、
    パッケージの数がより少ないこと、
    コストがより低いこと、または
    充てん率がより高いこと
    を要件とするリストを選択することを含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記最大のアイテムの前記第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    前記注文の各アイテムの寸法を決定することと、
    前記決定された寸法に基づいて、前記注文の各アイテムのうちの最大のアイテムを決定することと、
    各アイテムの第1の向きを使用して、各アイテムの前記第1のパッケージへの梱包をシミュレーションすることと、
    前記第1の向きを使用した前記第1のパッケージへの各アイテムの梱包に基づいて、前記第1のパッケージの充てん率を決定することと、
    各アイテムの前記第1の向きを繰り返し修正し、少なくとも1つの修正された第1の向きを使用して各アイテムの梱包をシミュレーションすることにより、前記第1のパッケージの充てん率を決定することと、
    充てん率の最大化に基づいて、前記アイテムの1組の向きを選択することと
    をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 少なくとも1つのデータストアを検索することは、前記アイテムに関連付けられたタグを決定することをさらに含み、前記タグは、通常または壊れ物から選択され、
    各タグに異なる係数が関連付けられており、前記通常タグに関する前記係数は、前記壊れ物タグに関する前記係数よりも小さい、請求項1に記載のシステム。
  7. アイテムの寸法を係数を用いて修正することは、
    アイテムに関連付けられたタグを決定することと、
    前記タグに関連付けられた係数を決定することと、
    前記アイテムの前記寸法を、前記決定された係数に基づいて修正することと
    をさらに含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記シミュレーションによって前記少なくとも1つのアイテムが前記選択されたパッケージに収まらないと判断された場合に、
    より大きなパッケージが選択され、
    すべてのアイテムが前記より大きなパッケージに梱包されるまで、各アイテムの梱包が繰り返しシミュレーションされる
    請求項1に記載のシステム。
  9. 前記生成された指示は、前記第2のシステムによってユーザインターフェース上に情報を表示させるように構成され、
    梱包される各アイテムを配置するための指示、
    梱包される各アイテムの配置の順序、または
    梱包される各アイテムを描くコンピュータ生成画像
    をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  10. 梱包指示を生成するための方法であって、
    リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、
    少なくとも1つのデータストアを検索して、前記少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、
    前記注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することと、
    第1のパッケージを表すデータ構造であって、前記第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、
    前記修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが前記選択されたパッケージに梱包されるまで、前記アイテムの前記第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    前記アイテムを前記選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することと、
    少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む前記生成された指示を、表示のために第2のシステムに送信することと
    を含む、方法。
  11. 梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    前記注文の各アイテムの寸法を決定することと、
    前記決定された寸法に基づいて、前記注文の各アイテムのうちの最大のアイテムを決定することと、
    前記最大のアイテムの前記第1のパッケージへの梱包をシミュレーションすることと、
    前記最大のアイテムの寸法を前記第1のパッケージの寸法から差し引くことによって、前記第1のパッケージ内の複数の残りスペースを計算することと、
    前記計算された残りスペースに対応する少なくとも1つのデータ構造であって、各々のデータ構造が関連の計算された残りスペースのサイズを含んでいるデータ構造を、インスタンス化することと、
    グループ内の少なくとも1つの残りのアイテムの前記計算された残りスペースのうちの少なくとも1つへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることと
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    最大の体積を有するアイテムを決定することにより、第1の体積最大アイテムを選択し、ここで体積は、各アイテムの長さ、各アイテムの幅、および各アイテムの高さを掛け算することによって計算されることと、
    前記第1の体積最大アイテムのパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    2番目に大きい体積を有するアイテムを決定することにより、次の体積最大アイテムを選択することと、
    すべてのアイテムが梱包されるまで、前記次の体積最大アイテムの前記パッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    最大体積による梱包のためのパッケージの第1のリストを生成することと、
    最長の一次元を有するアイテムを決定することによって、第1の辺最長アイテムを選択することと、
    前記第1の辺最長アイテムのパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    2番目に長い一次元を有するアイテムを決定することにより、次の辺最長アイテムを選択することと、
    すべてのアイテムが梱包されるまで、前記次の辺最長アイテムの前記パッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    最大体積による梱包のためのパッケージの第2のリストを生成することと
    をさらに含み、
    前記少なくとも1組の指示を生成することは、
    前記第1のリストまたは前記第2のリストの一方を選択することと、
    前記選択されたリストに基づいて前記指示を生成すること
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のリストまたは前記第2のリストの一方を選択することは、
    パッケージの数がより少ないこと、
    コストがより低いこと、または
    充てん率がより高いこと
    を要件とするリストを選択することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記最大のアイテムの前記第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    前記注文の各アイテムの寸法を決定することと、
    前記決定された寸法に基づいて、前記注文の各アイテムのうちの最大のアイテムを決定することと、
    各アイテムの第1の向きを使用して、各アイテムの前記第1のパッケージへの梱包をシミュレーションすることと、
    前記第1の向きを使用した前記第1のパッケージへの各アイテムの梱包に基づいて、前記第1のパッケージの充てん率を決定することと、
    各アイテムの前記第1の向きを繰り返し修正し、少なくとも1つの修正された第1の向きを使用して各アイテムの梱包をシミュレーションすることにより、前記第1のパッケージの充てん率を決定することと、
    充てん率の最大化に基づいて、前記アイテムの1組の向きを選択することと
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  15. 少なくとも1つのデータストアを検索することは、前記アイテムに関連付けられたタグを決定することをさらに含み、前記タグは、通常または壊れ物から選択され、
    各タグに異なる係数が関連付けられており、前記通常タグに関する前記係数は、前記壊れ物タグに関する前記係数よりも小さい、請求項10に記載の方法。
  16. アイテムの寸法を係数を用いて修正することは、
    アイテムに関連付けられたタグを決定することと、
    前記タグに関連付けられた係数を決定することと、
    前記アイテムの前記寸法を、前記決定された係数に基づいて修正することと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記シミュレーションによって前記少なくとも1つのアイテムが前記選択されたパッケージに収まらないと判断された場合に、
    より大きなパッケージが選択され、
    すべてのアイテムが前記より大きなパッケージに梱包されるまで、各アイテムの梱包が繰り返しシミュレーションされる
    請求項10に記載の方法。
  18. 前記生成された指示は、前記第2のシステムによってユーザインターフェース上に情報を表示させるように構成され、
    梱包される各アイテムを配置するための指示、
    梱包される各アイテムの配置の順序、または
    梱包される各アイテムを描くコンピュータ生成画像
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  19. 梱包を自動的に決定するためのコンピュータ化されたシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    命令を含んでいる少なくとも1つの非一時的な記憶媒体と
    を備えており、
    前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
    リモートシステムから少なくとも1つのアイテムを含む注文を受信することと、
    少なくとも1つのデータストアを検索して、前記少なくとも1つのアイテムに関する寸法を決定することと、
    前記注文の少なくとも1つの最大のアイテムの寸法を係数を用いて修正することと、
    第1のパッケージを表すデータ構造であって、前記第1のパッケージのサイズを含むデータ構造を選択することと、
    前記修正された寸法に基づき、すべてのアイテムが前記選択されたパッケージに梱包されるまで、前記アイテムの前記第1のパッケージへの梱包を繰り返しシミュレーションすることと、
    前記アイテムを前記選択されたパッケージに梱包するための少なくとも1組の指示を生成することと、
    少なくとも1つのアイテム識別子および1つのパッケージ識別子を含む前記生成された指示を、表示のために第2のシステムに送信することと
    を含むステップを前記少なくとも1つのプロセッサに実行させ、
    前記生成された指示は、
    梱包される各アイテムを配置するための指示、
    梱包される各アイテムの配置の順序、および
    梱包される各アイテムを描くコンピュータ生成画像
    を含む、コンピュータ化されたシステム。
  20. 梱包を繰り返しシミュレーションすることは、
    前記最大のアイテムの前記第1のパッケージへの梱包をシミュレーションすることと、
    前記最大のアイテムの寸法を前記第1のパッケージの寸法から差し引くことによって、前記第1のパッケージ内の複数の残りスペースを計算することと、
    前記計算された残りスペースに対応する少なくとも1つのデータ構造であって、各々のデータ構造が関連の計算された残りスペースのサイズを含んでいるデータ構造を、インスタンス化することと、
    グループ内の少なくとも1つの残りのアイテムの前記計算された残りスペースのうちの少なくとも1つへの梱包を、繰り返しシミュレーションすることと
    をさらに含む、請求項19に記載のシステム。
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