JP2021527697A - ボーラス用量での経静脈メロキシカムの投与方法 - Google Patents

ボーラス用量での経静脈メロキシカムの投与方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、痛みの治療のためのメロキシカムのボーラス処方およびその静脈内投与方法に関し、急性の中度から重度の痛みの管理に適切な鎮痛の速やかな発現を提供することができる。

Description

[関連出願の相互参照]
この出願は、2018年3月8日に出願された米国仮特許出願第62/640,232号;2018年4月4日に出願された米国仮特許出願第62/652,656号;および2018年10月23日に出願された米国仮特許出願第62/749,407号の特許法第119条(e)項に基づく利益を請求する。これらの出願は、すべての目的のため、それら全体が参照として本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、静脈内ボーラス投与を含む痛みの治療のためにメロキシカムを投与する方法に関する。
メロキシカム(4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(5−メチル−2−チアゾリル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシド)は、抗炎症活性、鎮痛活性および解熱活性を有する長時間作用型非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)であり、シクロオキシゲナーゼ(COX)の阻害およびそれに続くプロスタグランジン生合成の低下に関連すると考えられている。メロキシカムは、ベーリンガーインゲルハイムファーマシューティカルズインクによって1990年代から経口剤、Mobic(登録商標)として上市されている。Mobicは、変形性関節症およびリウマチ性関節炎の症状の治療に使用されている。
しかしながら、経口メロキシカムは、主に水溶性に乏しいことから、ゆっくりとした作用発現を示す。経口剤形は、最大観測血漿濃度(tmax)となる時間が経口投与後約5〜7時間である持続的な吸収時間を示し、それはその低い水溶性と一致している。そのゆっくりとした作用発現のため、経口メロキシカムは、急性の痛みの治療には使用されない。
NSAIDであるイブプロフェンの静脈内(IV)投与が痛みの管理に対して2009年に承認されたが、30分の注入時間が必要とされ、6時間ごとに投与しなければならない。CALDOLOR(登録商標)の処方情報参照。さらに、NSAIDsのIV投与を受けた患者は、相対的に高い比率で注射部位の痛みと不快感を報告しており(例えば、16%〜24%が報告)、より早い投与時間を禁じている。非特許文献1参照。したがって、現在承認されているIV NSAID製剤は重大な欠点を有する。
Bergese, S. G., et al., Clinical Therapeutics, 2015, 37, 368-375.
よって、作用のより速い発現、1日に複数回の注射の必要がないより長い治療ウィンドウを提供することのできるメロキシカムの投与方法が必要とされる。そのような方法は、急性かつ軽度から中度または中度から重度の痛みなどの痛みの迅速な治療の提供に有利である。
本開示の一実施形態において、痛みの治療を必要とする患者におけるメロキシカムによる痛みの治療方法であって、メロキシカムのボーラス用量を患者に静脈内投与することを含み、メロキシカムが約30mg/mLの濃度である治療方法が開示される。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムはメロキシカムナノ結晶の形態である。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約1〜約60秒にわたって患者に投与される。別の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約5〜約45秒にわたって患者に投与される。他の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約15〜約30秒にわたって患者に投与される。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、約15mg〜約180mgの範囲にある。いくつかの実施形態において、メロキシカムの用量は、約30mgである。別の実施形態において、メロキシカムの用量は、約60mgである。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、約0.5mL〜約4mLの容量で存在する。別の実施形態において、メロキシカムの用量は、約1mLの容量で存在する。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、治療される痛みは、手術後の痛みである。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、患者が外科手術を受けた後に投与される。一実施形態において、外科手術は直視下外科手術(open surgical procedure)である。別の実施形態において、外科手術は腹腔鏡手術である。他の実施形態において、外科手術は硬組織に実施された。いくつかの実施形態において、外科手術は軟組織に実施された。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、治療される痛みは中度から重度の痛みである。別の実施形態において、治療される痛みは軽度から中度の痛みである。
腹部形成手術後の中度から重度の痛みを有する対象において最初の24時間(SPID24)にわたって合計した痛みの強度差の変化量を示す図である。 腹部形成手術後の中度から重度の痛みを有する対象における経時的な痛みの強度の変化量を示す図である。 腹部形成手術後の中度から重度の痛みを有する対象について時間0〜48のレスキュー鎮痛服用の数を示す図である。
本開示は、痛みの治療を必要とする患者におけるメロキシカムによる痛みの治療方法に関する。一実施形態において、メロキシカムはボーラス用量で患者に静脈内投与される。いくつかの実施形態においては、メロキシカムは約30mg/mLの濃度のボーラス用量で患者に静脈内投与される。
[定義]
本明細書において使用される専門用語は、ただ具体的な実施形態を説明する目的のためのものであり、限定を意味するものではないことが理解されるべきである。
別段の定めがない限り、本明細書において使用されるすべての技術的および科学的用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有するものに共通して理解されるのと同じ意味を有する。本明細書に説明されるものと同様または等価の任意の方法および材料が本願の実施または試験において使用することができるが、代表的な方法および材料は本明細書において説明される。
長年にわたる特許法の慣習に従い、用語、「a」、「an」および「the」は、特許請求の範囲を含め、本願で使用される場合、「1または2以上」を意味する。したがって、例えば「担体(a carrier)」への言及は、1つまたは2つ以上の担体、2つまたは3つ以上の担体などの混合物を含む。
別段の指摘がない限り、本明細書および特許請求の範囲において使用される成分、反応条件、およびその他の量を表現するすべての数は、すべての場合、用語「約」により修飾されるものであることが理解されるべきものである。そのため、反対の指摘がない限り、本明細書および添付の特許請求の範囲に示される数値パラメータは、本願により得ようとする所望の性質により変化可能な近似値である。一般に、本明細書において重さ、時間、用量など測定可能な値に関して使用される用語「約」は、当技術分野における許容可能な変動の程度内の値を包含することを意味する。いくつかの実施形態においては、変動の程度は、FDAガイドラインに基づく。
本明細書において使用されるように、「メロキシカム」は、4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(5−メチル−2−チアゾリル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシドを意味し、以下に描く構造を有する。分子量は351.4である。その分子式は、C1413342である。
Figure 2021527697
本明細書において使用されるように、用語「ボーラス用量(bolus dose)」は、医薬または薬物、例えばメロキシカムの、特定の時間内に投与される個別の量を意味する。ボーラス用量が投与される特定の時間(本明細書において注入速度とも言う)は、約10分未満の血漿Tmaxにより測定される作用の速やかな発現(すなわち、痛みの軽減)を提供し、かつ著しいしゃく熱感などのかなりの注射部痛を引き起こすことのない任意の適切な時間とすることができる。いくつか実施形態において、注入時間は、約1分以下であってもよい。
本明細書において使用されるように、用語「AUCinf」または「AUC1-∞」は、時間ゼロから無限大までまたは時間ゼロから定量可能な最終の濃度の時間までの血漿濃度時間曲線下の面積をいう。
[治療用途]
メロキシカムの経口投与は、炎症(例えば、変形性関節症およびリウマチ性関節炎)を治療するために承認されているが、メロキシカムの現在入手可能な経口製剤は、メロキシカムの乏しい溶解性のため作用のゆっくりとした発現を示すことが知られている。経口メロキシカムの作用のゆっくりとした発現により、メロキシカムは急性の痛み管理(例えば、軽度〜中度の痛みおよび/または中度〜重度の痛み)に不適切なものとなっている。
本発明者らは、メロキシカムの静脈内処方はが、急性の痛みの治療に重要であるメロキシカムの作用の迅速な発現を提供するためにボーラス用量で投与できることを発見した。メロキシカムナノ結晶は、メロキシカムの溶解性を顕著に改善し、メロキシカムがナノ結晶として製造されない他の同様な処方と比較してメロキシカムのより高濃度の静脈内投与を可能とする。具体的には、本発明者らは、約30mg/mLの濃度でのボーラス用量が、急性の痛み(例えば、軽度から中度の痛みおよび/または中度から重度の痛み)の治療に有効かつ安全でありながら、メロキシカムの作用の迅速な発現を達成するのに重要であることを見出した。驚くべきことに、イブプロフェンおよびアセトアミノフェンなどの他の静脈内NSAIDと比較し、メロキシカムナノ結晶は注射部痛を引き起こすことなくボーラス用量で安全に投与することができる。加えて、本発明者らは、約60秒(例えば、約1〜約60秒、約1〜30秒、約15〜約30秒など)かけて投与されるボーラス用量が、約24時間まで痛みの治療に安全かつ効果的であることを見出した。本発明者らはまた、約60秒(例えば、約1〜約60秒、約1〜30秒、約15〜約30秒など)かけて投与されるボーラス用量のための総容量約1mLが痛みの治療に安全かつ効果的であることを見出した。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される方法は、メロキシカムが約30mg/mLの濃度であるメロキシカムのボーラス用量を患者に静脈内投与することを含む。
一実施形態において、メロキシカムはメロキシカムナノ結晶の形態である。別の実施形態において、メロキシカムナノ結晶は、Alkermes NanoCrystal(商標)テクノロジーを用いて形成される。米国特許第8,512,727号明細書参照。これは、すべての目的のためその全体が参照として本明細書に組み込まれる。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約1〜約60秒(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)にわたって患者に投与される。すなわち、メロキシカムのボーラス用量は、患者に、約1秒、約2秒、約3秒、約4秒、約5秒、約6秒、約7秒、約8秒、約9秒、約10秒、約11秒、約12秒、約13秒、約14秒、約15秒、約16秒、約17秒、約18秒、約19秒、約20秒、約21秒、約22秒、約23秒、約24秒、約25秒、約26秒、約27秒、約28秒、約29秒、約30秒、約31秒、約32秒、約33秒、約34秒、約35秒、約36秒、約37秒、約38秒、約39秒、約40秒、約41秒、約42秒、約43秒、約44秒、約45秒、約46秒、約47秒、約48秒、約49秒、約50秒、約51秒、約52秒、約53秒、約54秒、約55秒、約56秒、約57秒、約58秒、約59秒、または約60秒、またはこれらの値の間の任意の範囲で投与してもよい。
例えば、いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約5〜約45秒にわたって患者に投与される。他の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約10〜約40秒にわたって患者に投与される。なお別の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約15〜約35秒にわたって患者に投与される。いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約10〜約30秒にわたって患者に投与される。特定の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約15〜約30秒にわたって患者に投与される。一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約15秒かけて患者に投与される。
とりわけ、本開示の注入速度は、少なくとも30分は必要とするCALDOLOR(登録商標)(NSAID、イブプロフェンの静脈内処方)のFDAに承認された注入時間よりも顕著により速い。CALDOLOR(登録商標)の処方情報参照。同様に、本開示の注入速度はまた、15分の注入速度を必要とするOFIRMEV(登録商標)(アセトアミノフェンの静脈内処方)に関する注入速度よりも顕著により速い。OFIRMEV(登録商標)の処方情報参照。イブプロフェンおよびアセトアミノフェンの静脈内処方は、それぞれ15分および30分よりも速い速度で投与された場合に注射部位痛を引き起こすが、本処方は、驚くべきことにボーラス用量で投与された場合にそのような注射部位痛を引き起こさないことを発見した。
さらに、本発明者らは、本明細書において開示された方法により、メロキシカムのボーラス用量での秒内での注射が、手術後の痛みなどの急性の痛みの管理に重要である鎮痛の速やかな発現を達成することを発見した。例えば、一実施形態において、患者に静脈内投与されたメロキシカムのボーラス用量は、約10分以内に痛みの軽減を提供することができる。本開示の方法により提供されたこの痛みの軽減の速やかな発現は、痛みの軽減の発現に最大30分かかるケトロラクなどの入手可能な静脈内NSAIDsからの実質的な改善を表す。ケトロラクトロメタミン注射処方情報参照。
さらに、高い注射部位痛副作用を生じる先に報告されたNSAID注射(例えば、16%〜24%が報告)とは異なり、本発明者らは、静脈内メロキシカムのボーラス用量を投与されている患者の2%のみが注射部位痛を報告したように、本明細書において開示されるメロキシカムの投与のためのボーラス注射法が安全かつ効果的であることを見出した。
本明細書に開示される方法の一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約15mg〜約180mgの範囲(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)にある。すなわち、メロキシカムのボーラス用量は、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、約60mg、約65mg、約70mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約95mg、約100mg、約105mg、約110mg、約115mg、約120mg、約125mg、約130mg、約135mg、約140mg、約145mg、約150mg、約155mg、約160mg、約165mg、約170mg、約175mg、または約180mg、またはこれらの値の間の任意の範囲にあってもよい。
いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約15mg〜約100mgの範囲にある。他の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約15mg〜約80mgの範囲にある。いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約20mg〜約70mgの範囲にある。いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約30mg〜約60mgの範囲にある。いくつかの実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約30mgである。別の実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は約60mgである。
いくつかの実施形態において、静脈内メロキシカムは、約10mg/mL〜約50mg/mL、例えば、約10mg/mL、約15mg/mL、約20mg/mL、約25mg/mL、約30mg/mL、約35mg/mL、約40mg/mL、約45mg/mL、約50mg/mL、約55mg/mL、および約60mg/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の濃度で処方される。特別な実施形態において、静脈内メロキシカムは、約30mg/mLの濃度で処方される。
一実施形態において、本明細書に開示されるメロキシカムのボーラス用量は、1日1回、1日2回、1日3回、1日おき、または医師が適当と認める頻度で投与される。一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、1日1回静脈内に投与される。いくつかの実施形態において、メロキシカムは、患者がもはやそれを必要としなくなるまで、約16〜26時間(例えば、約16、約17、約18、約19、約20、約21、約22、約23、約24、約25、または26時間(その間のすべての値およびサブ範囲を含む))ごとに投与される。本明細書において使用される場合、痛みが弱くなっているかまたは患者が退院する場合、「患者がもはやそれを必要としなくなる」。いくつかの実施形態において、メロキシカムは、約6時間ごとに1回、約8時間ごとに1回、約12時間ごとに1回、約18時間ごとに1回、約24時間ごとに1回、約36時間ごとに1回、約48時間ごとに1回、または医師が適当と認める頻度で投与される。特別な実施形態において、メロキシカムは、約18〜24時間ごとに1回投与される。
いくつかの実施形態において、方法は、対象に投与されたメロキシカムの最初の用量の後、約18時間、約24時間、約36時間、約48時間、約54時間、約72時間、約96時間、約5日、約6日などでメロキシカムを対象に投与することを含む。
一実施形態において、本明細書に開示されるメロキシカムのボーラス用量は、1日間、2日間、3日間、4日間、5日間、6日間、7日間、8日間、9日間、10日間、11日間、12日間、13日間、14日間のあいだ、約16時間〜26時間ごとに(例えば、約18〜24時間ごとに)、または医師が適当と認める期間および頻度で投与することができる。
一実施形態において、本明細書において開示された単回ボーラス用量は、約12時間から約48時間持続する迅速な治療を提供することができる。一実施形態において、本明細書において開示された単回ボーラス用量は、約24時間持続する迅速な治療を提供することができる。現在開示されたメロキシカム処方の約24時間持続する治療を提供する能力は、6時間ごとの注入を必要とするCALDOLOR(登録商標)などの先に承認されたNSAID IV治療に対して顕著な改善を表す。CALDOLOR(登録商標)の処方情報参照。
本明細書に開示された方法のいずれかにおいて、メロキシカムは、痛みの治療または痛みの管理のために投与することができる。一実施形態において、メロキシカムは、急性の痛みの治療または管理のために投与することができる。一実施形態において、メロキシカムは、中度から重度の痛みの治療または管理のために投与することができる。一実施形態において、メロキシカムは、軽度から中度の痛みの治療または管理のために投与することができる。一実施形態において、メロキシカムは、急性の中度から重度の痛みの治療または管理のために投与することができる。一実施形態において、メロキシカムは、急性の軽度から中度の痛みの治療または管理のために投与することができる。一実施形態において、痛みの管理はヒトの患者のためである。一実施形態において、ヒトの患者は成人(例えば、17歳以上)である。
本明細書に開示された方法の一実施形態において、治療される痛みは手術後の痛みである。手術後の痛みは、2つの臨床的に重要な局面、すなわち安静時の痛み、つまり患者が動いていないときに起こる痛み、および動き(咳/くしゃみ、ベッドからの起き上がり、理学療法など)により悪化される機械的な痛みを含み得る。いくつかの実施形態においては安静時の痛みが治療され、いくつかの実施形態においては機械的に誘発された痛み(動きにより生じた痛みなど)が治療され、そしていくつかの実施形態においては熱により誘導された痛みが治療される。いくつかの実施形態において、アロディニア(すなわち、普通は有害でない刺激に対する増加した反応(すなわち、増加した有害な感覚))が治療される。いくつかの実施形態において、痛覚過敏(すなわち、普通に有害なまたは不快な刺激に対する増加した反応)が治療される。いくつかの実施形態において、アロディニアおよび/または痛覚過敏は、本来は熱的または機械的(触覚の)であるか、または安静時の痛みである。いくつかの実施形態において、痛みは切開、創傷または外傷の部位、および/または切開、創傷および/または外傷の部位の近位、部位、部位の近くと関係がある。いくつかの実施形態においては、痛みは、身体の表面の痛み、身体の深部の痛みおよび内蔵の痛みなどの侵害受容性疼痛(nociceptive)であり;いくつかの実施形態においては、痛みは中枢神経痛、および末梢神経痛などの神経痛である。
いくつかの実施形態において、外科手術は硬組織および/または軟組織に実施される。いくつかの実施形態において、外科手術は軟組織に実施される。いくつかの実施形態において、軟組織手術は、再生手術、腹部手術、胸部手術、上気道手術、頭頚部手術、脳神経外科(neurosurgery)、外科腫瘍学および創傷部ケアおよび再建などが含まれ得るが、それらに限定されるものではない。いくつかの実施形態において、軟組織は、腱、靭帯、筋膜、皮膚、線維組織、脂肪および滑膜(これらは結合組織)、および筋肉、神経および血管(これらは非結合組織)などを含むが、それらに限定されるものではない。他の実施形態において、外科手術は、硬組織に実施される。硬組織または石灰化組織は、石灰化した組織および堅い細胞間マトリクスを有する組織を含む。硬組織の非限定的な例は、骨、歯のエナメル質、象牙質およびセメント質である。
いくつかの実施態様において、手術は、直視下外科手術(open surgery)であり、これは執刀医が関係する構造または器官の全景が見えるように皮膚および組織の切開を伴う手技を意味する。直視下外科手術の非限定的な例は、胆嚢または腎臓などの臓器摘出、臓器移植、脳腫瘍摘出、損傷した腎臓の摘出、または心臓切開手術を含む。
いくつかの実施態様において、手術は、低侵襲手術であり、これは通常大きな切開を作成することを伴わない手技を意味する。低侵襲手術の非限定的な例は、腹腔鏡手術、内視鏡手術、関節鏡手術、気管支鏡手術、膀胱鏡手術、胃カメラ手術、子宮鏡手術、咽頭鏡手術、およびS状結腸鏡手術を含む。いくつかの実施形態において、外科手術は腹腔鏡手術である。典型的には、腹腔鏡は、腹部の壁に小さな切開(切れ目)を作製し、切開の1つの中に腹腔鏡(細くライト付きのチューブ)を挿入することを伴う外科手術である。いくつかの実施形態において、腹腔鏡手術のあいだ、他の器具が、臓器を摘出または疾患の兆候を顕微鏡下で検査するための組織サンプルを採取するために同じまたは他の切開を通して挿入されてもよい。腹腔鏡手術の非限定的な例は、婦人科手術、リンパ節切除術、腎臓手術、前立腺全摘出術、肝臓手術、胆嚢摘出手術(胆嚢摘出術(cholecystectomy))、虫垂切除、ヘルニアの修復、結腸の部分切除(結腸切除)または小腸の部分切除、酸逆流病の手術(噴門形成術)、副腎摘出、および脾臓摘出を含む。いくつかの実施態様において、手術は、典型的には手術領域を拡大するために特別な機器や顕微鏡に依存し、かつとても小さな手術器具を用いて非常に小さな体構造での繊細な作業のために使用されるマイクロサージェリーであってもよい。マイクロサージェリーの非限定的な例は、パイプカットを戻すことまたは切断された指の再付着である。いくつかの実施形態において、手術は、ロボットによる支援された手術であり、そこでは執刀医が手技の間より正確な動きができるようにロボットアームを動かす。ロボット手術の非限定的な例は、頭頚部の手術、子宮摘出や前立腺がん治療などの婦人科および泌尿器科の手術を含む。
いくつかの実施形態において手術は結腸直腸手術であり、一方、他の実施形態において手術は整形外科手術である。いくつかの実施形態において手術は関節置換手術である。いくつかの実施形態において手術は片側の全膝関節成形術である。
本明細書に開示された方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、患者が外科手術を受けた後に投与される。一実施形態において、外科手術は、直視下外科手術(open surgical procedure)である。別の実施形態において、外科手術は、腹腔鏡による外科手術である。他の実施形態において、外科手術は硬組織に行われた。いくつかの実施形態において、外科手術は軟組織において行われた。
[処方]
一実施形態において、本明細書に開示されたボーラス用量は、1つまたは2つ以上の当業者に既知の薬学的に許容され得る賦形剤または担体を含むことができる。
一実施形態において、IV注射のためのボーラス用量のための薬学的に許容され得る賦形剤には、アラビアゴム、アルギン酸ベントナイト、カルボマー、カルボキシメチルセルロースカルシウムもしくはナトリウム、セトステアリルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、ゼラチングァーガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、ポリビニルアルコール、ポビドン、プロピレンカーボネート、アルギン酸プロピレングリコール、アルギン酸ナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウム(デオキシコール酸)、トラガカントデンプン、スクロースおよびキサンタンガムを含むことができる。
一実施形態において、注射のための本明細書に開示されたボーラス用量は、限定されるものではないが、例えば水、水中デキストロース、水中グルコース、植物油、アルコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、またはグリセリンなどの液状担体に処方することができる。一実施形態において、注射のための本明細書に開示されたボーラス用量は、滅菌水に処方される。
一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は水性ディスパージョンの形態である。
本明細書に開示された方法の一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、約0.5mL〜約4mLの容量(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)に存在する。つまり、メロキシカムのボーラス用量は、約0.5mL、約0.6mL、約0.7mL、約0.8mL、約0.9mL、約1.0mL、約1.1mL、約1.2mL、約1.3mL、約1.4mL、約1.5mL、約1.6mL、約1.7mL、約1.8mL、約1.9mL、約2.0mL、約2.1mL、約2.2mL、約2.3mL、約2.4mL、約2.5mL、約2.6mL、約2.7mL、約2.8mL、約2.9mL、約3.0mL、約3.1mL、約3.2mL、約3.3mL、約3.4mL、約3.5mL、約3.6mL、約3.7mL、約3.8mL、約3.9mL、または約4.0mL、またはこれらの値の間の任意の範囲の容量に存在する。別の実施形態において、メロキシカムの用量は、約1mLの容量に存在する。
本明細書に開示された方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、約15mg/mL〜約30mg/mLの濃度で存在する。
本明細書に開示された方法の一実施形態において、メロキシカムの用量は、約30mg/mLの濃度で存在する。すなわち、メロキシカムのボーラス用量は、28.5mg/mLおよび31.5mg/mLの間、またはこれら2つの値の間の任意の範囲の濃度で存在することができる。いくつかの実施形態においてメロキシカムの用量は、例えば、約15mg/mL、約16mg/mL、約17mg/mL、約18mg/mL、約19mg/mL、約20mg/mL、約21mg/mL、約22mg/mL、約23mg/mL、約24mg/mL、約25mg/mL、約26mg/mL、約27mg/mL、約28mg/mL、約29mg/mL、約30mg/mL、約31mg/mL、約32mg/mL、約33mg/mL、約34mg/mL、約35mg/mL、約36mg/mL、約37mg/mL、約38mg/mL、約39mg/mL、および約40mg/mLなど、その間のすべての値およびサブ範囲を含む約10mg/mL〜約40mg/mLの濃度で存在することができる。
一実施形態において、メロキシカムのボーラス用量は、単回使用バイアルとして約30mg/mL濃度で存在する。
先述のとおり、メロキシカムは水溶性に乏しく、このことが、経口投与が急性の痛みの治療に適切でない主な理由の1つである。さらに、メロキシカムの低い水溶性のために、注射部位痛を引き起こすことなく痛みの軽減の迅速な発現を達成するために、秒単位で患者に投与することのできるように十分に濃縮された注射可能な処方を提供することは困難なことである。しかしながら、本発明者らは、メロキシカムの濃度を30mg/mLに増加させることができた。これは、メロキシカムがナノ結晶として製造されていない以外同様の処方と比較してメロキシカムの濃度で20%の増加であり、メロキシカムが水にほとんど溶けないということを考慮するとかなりなものである。本明細書において開示されるメロキシカムの濃度は、ボーラス用量を提供し、注射部位痛を引き起こすことなく痛みの軽減の迅速な発現を達成するために重要である。本明細書において開示された濃度よりも高いメロキシカムの濃度では、薬物は溶液から晶出する可能性があり、製剤の注射可能性(injectability)および/または注射針通過性(syringeability)を妨げるであろう。本明細書において開示された濃度よりも低いメロキシカムの濃度では、担体の容量がより多くなり、本明細書において特定された時間内に投与できず、したがって、痛みの軽減の迅速な発現を達成することができない可能性がある。
一実施形態において、本明細書において開示されたメロキシカムのボーラス用量は希釈することなく使用される。一実施形態において、メロキシカムの30mg/mLボーラス用量は希釈することなく使用される。一実施形態において、メロキシカムの30mg/mLボーラス用量はIV溶液またはIV液体バッグには加えられない。すなわち、本明細書において開示されたメロキシカムの30mg/mLのボーラス用量は、30mg/mLとして必要とする患者に投与される。
[薬物動態]
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約4000ng/mL〜約11000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均最高血漿濃度(Cmax)を提供する。すなわち、単回30mg/mLボーラス用量は、患者において約3000ng/mL、約3100ng/mL、約3200ng/mL、約3300ng/mL、約3400ng/mL、約3500ng/mL、約3600ng/mL、約3700ng/mL、約3800ng/mL、約3900ng/mL、約4000ng/mL、約4100ng/mL、約4200ng/mL、約4300ng/mL、約4400ng/mL、約4500ng/mL、約4600ng/mL、約4700ng/mL、約4800ng/mL、約4900ng/mL、約5000ng/mL、約5100ng/mL、約5200ng/mL、約5300ng/mL、約5400ng/mL、約5500ng/mL、約5600ng/mL、約5700ng/mL、約5800ng/mL、約5900ng/mL、約6000ng/mL、約6100ng/mL、約6200ng/mL、約6300ng/mL、約6400ng/mL、約6500ng/mL、約6600ng/mL、約6700ng/mL、約6800ng/mL、約6900ng/mL、約7000ng/mL、約7100ng/mL、約7200ng/mL、約7300ng/mL、約7400ng/mL、約7500ng/mL、約7600ng/mL、約7700ng/mL、約7800ng/mL、約7900ng/mL、約8000ng/mL、約8100ng/mL、約8200ng/mL、約8300ng/mL、約8400ng/mL、約8500ng/mL、約8600ng/mL、約8700ng/mL、約8800ng/mL、約8900ng/mL、約9000ng/mL、約9100ng/mL、約9200ng/mL、約9300ng/mL、約9400ng/mL、約9500ng/mL、約9600ng/mL、約9700ng/mL、約9800ng/mL、約9900ng/mL、約10000ng/mL、約10100ng/mL、約10200ng/mL、約10300ng/mL、約10400ng/mL、約10500ng/mL、約10600ng/mL、約10700ng/mL、約10800ng/mL、約10900ng/mL、約11000ng/mL、約11100ng/mL、約11200ng/mL、約11300ng/mL、約11400ng/mL、約11500ng/mL、約11600ng/mL、約11700ng/mL、約11800ng/mL、約11900ng/mL、約12000ng/mL、約12100ng/mL、約12200ng/mL、約12300ng/mL、約12400ng/mL、約12500ng/mL、約12600ng/mL、約12700ng/mL、約12800ng/mL、約12900ng/mL、約13000ng/mL、約13100ng/mL、約13200ng/mL、約13300ng/mL、約13400ng/mL、および約13500ng/mL、または上記値の間の任意の値または範囲の血漿Cmaxを提供することができる。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、メロキシカムの静脈内投与後の患者において、5642.9±1009.0ng/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、メロキシカムの静脈内投与後の患者において、約3707.1ng/mL〜約8314.9ng/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約4000ng/mL〜約7000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、単回30mg/mLボーラス用量は、メロキシカムの静脈内投与後の患者において、約4600ng/mL〜約6700ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、単回30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約5000ng/mL〜約6000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、7972.5±2579.0ng/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約4312.1ng/mL〜約13190.5ng/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約5000ng/mL〜約11000ng/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約5500ng/mL〜約10500ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の1mLは、メロキシカムの静脈内投与後の患者において、約7000ng/mL〜約9000ng/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量(例えば1日1回投与される)は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約10632.5±4729.8ng/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約4722.2ng/mL〜約19202.9ng/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿Cmaxを提供する。すなわち、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、患者において、約4500ng/mL、約4600ng/mL、約4700ng/mL、約4800ng/mL、約4900ng/mL、約5000ng/mL、約5100ng/mL、約5200ng/mL、約5300ng/mL、約5400ng/mL、約5500ng/mL、約5600ng/mL、約5700ng/mL、約5800ng/mL、約5900ng/mL、約6000ng/mL、約6100ng/mL、約6200ng/mL、約6300ng/mL、約6400ng/mL、約6500ng/mL、約6600ng/mL、約6700ng/mL、約6800ng/mL、約6900ng/mL、約7000ng/mL、約7100ng/mL、約7200ng/mL、約7300ng/mL、約7400ng/mL、約7500ng/mL、約7600ng/mL、約7700ng/mL、約7800ng/mL、約7900ng/mL、約8000ng/mL、約8100ng/mL、約8200ng/mL、約8300ng/mL、約8400ng/mL、約8500ng/mL、約8600ng/mL、約8700ng/mL、約8800ng/mL、約8900ng/mL、約9000ng/mL、約9100ng/mL、約9200ng/mL、約9300ng/mL、約9400ng/mL、約9500ng/mL、約9600ng/mL、約9700ng/mL、約9800ng/mL、約9900ng/mL、約10000ng/mL、約10100ng/mL、約10200ng/mL、約10300ng/mL、約10400ng/mL、約10500ng/mL、約10600ng/mL、約10700ng/mL、約10800ng/mL、約10900ng/mL、約11000ng/mL、約11100ng/mL、約11200ng/mL、約11300ng/mL、約11400ng/mL、約11500ng/mL、約11600ng/mL、約11700ng/mL、約11800ng/mL、約11900ng/mL、約12000ng/mL、約12100ng/mL、約12200ng/mL、約12300ng/mL、約12400ng/mL、約12500ng/mL、約12600ng/mL、約12700ng/mL、約12800ng/mL、約12900ng/mL、約13000ng/mL、約13100ng/mL、約13200ng/mL、約13300ng/mL、約13400ng/mL、約13500ng/mL、約13600ng/mL、約13700ng/mL、約13800ng/mL、約13900ng/mL、約14000ng/mL、約14100ng/mL、約14200ng/mL、約14300ng/mL、約14400ng/mL、約14500ng/mL、約14600ng/mL、約14700ng/mL、約14800ng/mL、約14900ng/mL、約15000ng/mL、約15100ng/mL、約15200ng/mL、約15300ng/mL、約15400ng/mL、約15500ng/mL、約15600ng/mL、約15700ng/mL、約15800ng/mL、約15900ng/mL、約16000ng/mL、約16100ng/mL、約16200ng/mL、約16300ng/mL、約16400ng/mL、約16500ng/mL、約16600ng/mL、約16700ng/mL、約16800ng/mL、約16900ng/mL、約17000ng/mL、約17100ng/mL、約17200ng/mL、約17300ng/mL、約17400ng/mL、約17500ng/mL、約17600ng/mL、約17700ng/mL、約17800ng/mL、約17900ng/mL、約18000ng/mL、約18100ng/mL、約18200ng/mL、約18300ng/mL、約18400ng/mL、約18500ng/mL、約18600ng/mL、約18700ng/mL、約18800ng/mL、約18900ng/mL、約19000ng/mL、約19100ng/mL、約19200ng/mL、約19300ng/mL、約19400ng/mL、約19500ng/mL、約19600ng/mL、約19700ng/mL、約19800ng/mL、約19900ng/mL、または約12000ng/mL、または上記値の間の任意の値または範囲の血漿Cmaxを提供する。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量(例えば1日1回)は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約5000ng/mL〜約20000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約7000ng/mL〜約18000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約8000ng/mL〜約13000ng/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Cmaxを提供する。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約55000ng*hr/mL〜約190000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。すなわち、1mLの30mg/mLボーラス用量は、患者において、約40000ng*hr/mL、約45000ng*hr/mL、約50000ng*hr/mL、約55000ng*hr/mL、約60000ng*hr/mL、約65000ng*hr/mL、約70000ng*hr/mL、約75000ng*hr/mL、約80000ng*hr/mL、約85000ng*hr/mL、約90000ng*hr/mL、約95000ng*hr/mL、約100000ng*hr/mL、約105000ng*hr/mL、約110000ng*hr/mL、約115000ng*hr/mL、約120000ng*hr/mL、約125000ng*hr/mL、約130000ng*hr/mL、約135000ng*hr/mL、約140000ng*hr/mL、約145000ng*hr/mL、約150000ng*hr/mL、約155000ng*hr/mL、約160000ng*hr/mL、約165000ng*hr/mL、約170000ng*hr/mL、約175000ng*hr/mL、約180000ng*hr/mL、約185000ng*hr/mL、約190000ng*hr/mL、約195000ng*hr/mL、約200000ng*hr/mL、約205000ng*hr/mL、約210000ng*hr/mL、約215000ng*hr/mL、約220000ng*hr/mL、約225000ng*hr/mL、約230000ng*hr/mL、約235000ng*hr/mL、および約240000ng*hr/mL、または上記値の間の任意の値または範囲の平均血漿AUCinfを提供することができる。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約107508.7±34443.0ng*hr/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約58452.6ng*hr/mL〜約177440.0ng*hr/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約121437.6±64505.6ng*hr/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約45545.6ng*hr/mL〜約232429.0ng*hr/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約70000ng*hr/mL〜約190000ng*hr/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約70000ng*hr/mL〜約140000ng*hr/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約75000ng*hr/mL〜約130000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約85000ng*hr/mL〜約120000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約55000ng*hr/mL〜約190000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約80000ng*hr/mL〜約160000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約100000ng*hr/mL〜約140000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量(例えば1日1回)は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約297771.6±241604.01ng*hr/mLの約80%〜約125%の範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約44934.1ng*hr/mL〜約674219.5ng*hr/mLの範囲内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約55000ng*hr/mL〜約540000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約80000ng*hr/mL〜約500000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約100000ng*hr/mL〜約450000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。1mLの一実施形態において、30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約150000ng*hr/mL〜約400000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約200000ng*hr/mL〜約350000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量の繰り返し用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、約250000ng*hr/mL〜約325000ng*hr/mLの範囲の約80%〜約125%内(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿AUCinfを提供する。
一実施形態において、定常状態は、7日間の1日1回の静脈投与された30mgボーラス用量の繰り返し用量で達成することができる。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラスIV用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、の約0.05h〜約0.20h(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Tmaxを提供する。すなわち、単回30mg/mLボーラスIV注射は、患者において、約0.05h、約0.06h、約0.07h、約0.08h、約0.09h、約0.10h、約0.11h、約0.12h、約0.13h、約0.14h、約0.15h、約0.16h、約0.17h、約0.18h、約0.19h、または約0.20h、または上記値の間の任意の値または範囲の平均血漿Tmaxを提供することができる。
一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、の約0.08h〜約0.16h(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Tmaxを提供する。一実施形態において、1mLの30mg/mLボーラス用量は、30mgのメロキシカムの静脈内投与後の患者において、の約0.10h〜約0.14h(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の平均血漿Tmaxを提供する。
経口投与されたメロキシカムは、吸収が遅く、投与後約5〜7時間の平均血漿Tmaxを有する。本明細書において開示された方法は、例えば投与後約0.08h〜約0.16hの有意に速いTmaxを提供し、迅速な発現と速い吸収を示す。
一実施形態において、本明細書において開示された方法は、約30分〜約60分以内のメロキシカムのピーク鎮静作用を提供することができる。すなわち、メロキシカムの30mg/mLボーラスIV注射の投与は、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、または約60分、または上記値の間の任意の値または範囲のピーク鎮静作用を提供することができる。一実施形態において、メロキシカムの30mg/mLボーラスIV注射の投与は、約40分のピーク鎮静作用を提供することができる。
本明細書に開示されたメロキシカム投与は痛みの軽減の速い発現を提供するのみならず、他の既知のIV NSAIDs(ケトロラクは最大効果までに1〜2時間かかる)よりも早くピーク鎮静作用に達し、少なくとも約24時間のより長い治療ウィンドウを有する(ケトロラクの鎮静作用の持続時間は4〜6時間である)。ケトロラクトロメタミン注射剤処方情報参照。
一実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約30分で患者において、4160±1020ng/mLの約80%〜約125%(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。一実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約30分で患者において、約2512ng/mL〜約6475ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約30分で患者において、約3000ng/mL〜約6000ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。他の実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約30分で患者において、約3500ng/mL〜約5500ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約30分で患者において、約3500ng/mL〜約5000ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。
一実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約60分で患者において、3590±708ng/mLの約80%〜約125%(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。一実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約60分で患者において、約2305ng/mL〜約5373ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約60分で患者において、約2500ng/mL〜約5000ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。別の実施形態において、1mLのメロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約60分で患者において、約2750ng/mL〜約4500ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約60分で患者において、約3000ng/mL〜約4000ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。
一実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約120分で患者において、2660±394ng/mLの約80%〜約125%(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。一実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約120分で患者において、約1812ng/mL〜約3818ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約120分で患者において、約1900ng/mL〜約3800ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。別の実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約120分で患者において、約2100ng/mL〜約3600ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約120分で患者において、約2200ng/mL〜約3400ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。
一実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約4時間で患者において、2190±262ng/mLの約80%〜約125%(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。一実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約4時間で患者において、約1542ng/mL〜約3065ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約4時間で患者において、約1600ng/mL〜約3000ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。別の実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約4時間で患者において、約1800ng/mL〜約2800ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。いくつかの実施形態において、単回メロキシカム30mg/mLボーラス用量は、静脈内投与後約4時間で患者において、約1900ng/mL〜約2600ng/mL(その間のすべての値およびサブ範囲を含む)の範囲にメロキシカムの平均血漿濃度を提供する。
実施例1:メロキシカム30mgIV注射処方
IV注射処方は、30mgのNanoCrystal Colloidal Dispersion(登録商標)メロキシカム、ポビドン、デオキシコール酸ナトリウム(デオキシコール酸)、ショ糖、および注射用水を即時使用可能な(ready-to-use)バイアルに総量1mLで含む即時使用可能な処方として製造する。
実施例2:腹部形成術後の30mg/mLメロキシカムボーラスIV注射による急性の中度から重度の痛みの治療
この多施設、無作為、二重盲式、プラシーボ制御臨床試験は、腹部形成術後の中度から重度の痛みを有する219人の被験者において、メロキシカムの有効性と安全性を評価した。被験者は、登録され、無作為に選択され、メロキシカム30mg(30mg/mLを1mL投与)またはプラシーボで24時間ごとにIVプッシュにより最大3用量まで投与され治療された(1:1比)。参加は、スクリーニング訪問、手術および入院患者の評価、ならびに最後の試験用量後7日および28日で2回のホローアップ訪問から構成された。
腹部形成術の後、被験者は、治療に無作為に選ばれる権利を有するまでIVフェンタニルの使用により保たれた。試験用量は、24時間ごとにおおよそ15秒かけて最低2回の用量でIV注入として投与され、退院前に任意で3回目の容量が投与された。
ベースライン特性は、平均痛みの強度(数値の痛みの評価尺度、0〜10)がメロキシカム群で7.2、そしてプラシーボ群で7.4と群間で同様であった。一次有効性評価において、メロキシカム群は、プラシーボ群と比較して投与1の後の24時間までの合計痛みの強度の変化量(SPID)の統計学的に有意な減少(SPID24;p=0.0145)を示した(図1)。SPID24の感度分析は、各々、IVメロキシカム30mg処置被験者がプラシーボ処置被験者と比較して数値的に大きい総痛み減少(すなわち、より小さいSPID値)を有することを示した。
SPIDの統計学的に有意な減少は、プラシーボと比較して投与1の後12時間まで(SPID12;p=0.0434)および48時間まで(SPID48;p=0.0040)でも観察された(表1)。他の投与後インターバルで評価したSPID(SPID6、SPID12、SPID48、およびSPID24-48)は、すべてのインターバルでIVメロキシカムを支持し、SPID6インターバルを除くすべてで統計学的有意に達した(p<0.05)。投与インターバル(SPID12-24、SPID18-24、SPID36-48、およびSPID42-48)の終わりは、各インターバルでプラシーボに対してIVメロキシカム30mgを数値的に支持し、SPID18-24を除くすべてで統計学的に有意に達したため、IVメロキシカム30mgは24時間の投与間隔をとおして意味のある鎮静を維持するということを示唆した。
Figure 2021527697
痛みの強度の変化量(PID)は、ベースラインと比較した各投与後時点での痛みの強度の変化量として算出した(図2)。PIDは、投与後30後のすべての時点でプラシーボと比較してIVメロキシカム30mg群で低かった。PID値は投与後30分前は同じであった。
試験は、認知可能な痛みの軽減までの時間の統計学的な有意差(p=0.0050)、24時間での痛みの減少の≧30%の改善を示す被験者の数の統計学的有意差(p=0.0178)、最初の24時間に被験者がレスキュー鎮静を要求した回数の統計学的有意差(p=0.0275)および24〜48時間に被験者がレスキュー鎮静を要求した回数の統計学的有意差(p=0.0009)や他の痛みの評価項目などとともに多数の他の二次的評価項目を達成した。
レスキュー鎮静(オキシコドン5mgPO)は、治療フェーズのあいだ痛みの制御が不十分である被験者が利用可能であった。被験者ごとに利用されたレスキュー服用の数は、プラシーボと比較してIVメロキシカム30mg群における各評価試験インターバル(時間0−24、時間24−48、および時間0−48)において有意に低かった(p<0.05)。各評価試験インターバル(時間0−24、時間24−48、および時間0−48)においてレスキューを利用した被験者の数は、プラシーボと比較してIVメロキシカム30mg群において数値的に低かった(図3)。最初のレスキュー使用までの時間に差は観察されなかった。
安全性の結果は、メロキシカムが群間での副作用(AE)の報告に違いはなくよく許容されたということを証明した。出血に関連した2つの深刻なAE(SAE)が報告され(各治療群で1事象)、2つの追加的なSAEがプラシーボ群で報告された。メロキシカム治療被験者において最も共通した(≧2%)治療により発現したAEは、むかつき(nausea)、頭痛、嘔吐、および目まいであり、これらはプラシーボ群よりも低い発生率で観察された。TEAEの大半は軽度であり、一人の被験者が術後出血のSAEにより治療を中止した(プラシーボ)。創傷治癒および種々の創傷特性に対する満足度についての試験者の評価は、メロキシカム群とプラシーボ群との間で同等であった。バイタルサイン、ECGsまたは臨床検査評価に処置群間で意味のある相違はなかった。とりわけ、注射部位痛を報告したのは、メロキシカム群でたった2人の被験者(1.8%;n=110)のみであった。
この試験のデータは、メロキシカムが腹部形成術の後の中度から重度の痛みを有する被験者において有意な痛みの軽減を提供し、SPID24結果およびオピオイドレスキュー使用の現象により証明されるように、好ましい安全性および寛容性プロファイルも提供することを証明した。この試験はまた、IVメロキシカムによる1日1回の投与が、24時間の投与インターバルを超えて鎮静を維持したことを証明した。
実施例3:30mgメロキシカムボーラス用量の薬物動態
この試験は、18〜55歳の正常な腎機能(GFR≧90mL/min/1.73m2)を有する6人の被験者(3人男性、3人女性)を含む。
登録された被験者は、投与前日(−1日目)に試験センターに戻った。治療訪問の間(−1日目〜3日目まで)被験者は単回IV用量30mg(25mg/mLの濃度で投与された)メロキシカムを15〜30秒の注入時間をかけて投与された。全血試料を薬物動態(PK)分析のために、投与前、投与後5分、10分、20分、30分、45分、1時間、2時間、4時間、6時間、12時間、18時間、24時間、36時間および48時間で採取した。
被験者は、PK試料採取のために時間72(4日目)、時間96(5日目)、時間120(6日目)および時間144(7日目)に毎日試験センターに戻るように求められた。
薬物動態
メロキシカム血漿濃度およびPKパラメータが観測され、Tmaxはすべての被験者で0.08時間、血漿Cmax幾何平均は5580ng/mL、そして平均t1/2は17.5時間であった(表2)。血漿AUC0-∞(時間0から無限大までの濃度−時間曲線の下の面積)幾何平均は65100hr・ng/mLであった(表2)。血漿AUC0-t(時間0から測定可能な濃度を有する最後の時点までの濃度−時間曲線の下の面積)の結果はAUC0-∞と同様であった。
Figure 2021527697
表2に示すように、15〜30秒の注入時間をかけて投与されたメロキシカムの30mgIV用量は、Tmax0.08h(4.8分)により証明されるように、迅速な発現と速い吸収を示した。経口メロキシカム(例えばMobic(登録商標))が投与後Tmaxに到達するまで約5〜7時間必要としたように、観測されたPKパラメータ、特に最初の数時間のパラメータは、メロキシカムのIVボーラス用量に特有のものである。各時点でのメロキシカムの平均血漿濃度を表3に示す。
Figure 2021527697
さらに、30mgのメロキシカムの単回用量IV投与(注入時間1分)を受けた7人の健常な被験者を含む追加試験からのまとめを表4に示す。
Figure 2021527697
最後に、30mgのメロキシカムの静脈内投与の単回および繰り返し投与(7日間連続投与、1日1回)後の健常被験者におけるPKパラメータを比較するまた別の試験からのまとめを表5に示す。
Figure 2021527697
特定する言及により本明細書において引用されたすべての刊行物、特許、特許出願および公開特許出願の開示は、これによりそれら全体として参照により本明細書に組み込まれる。
引用された文献と本明細書との間に矛盾がある場合は、明細書が優先するものとする。本出願の実施形態を説明する場合、具体的な用語が明確性のために用いられる。しかしながら、本発明は、そのように選択された具体的な用語に限定されることを意図するものではない。本明細書におけるいかなるものも、本発明の範囲を限定するものとみなされるべきではない。提示するすべての例は、代表的なものであり、非限定的なものである。上記教示に照らして当業者により十分理解されるように、上述の実施形態は、本発明から逸脱することなく、修飾または変更することができる。したがって、特許請求の範囲およびそれらの等価物のなかで、本発明は、具体的に説明されている以外のもので実施することができる。

Claims (20)

  1. 痛みの治療を必要とする患者におけるメロキシカムによる痛みの治療方法であって、(a)メロキシカムのボーラス用量を患者に静脈内投与することを含み、メロキシカムが約30mg/mLの濃度である治療方法。
  2. メロキシカムがメロキシカムナノ結晶として存在する請求項1記載の治療方法。
  3. メロキシカムのボーラス用量が約1〜約60秒にわたって患者に投与される請求項1または2記載の治療方法。
  4. メロキシカムの用量が約5〜約45秒にわたって患者に投与される請求項1〜3のいずれか1項に記載の治療方法。
  5. メロキシカムの用量が約15〜約30秒にわたって患者に投与される請求項1〜4のいずれか1項に記載の治療方法。
  6. メロキシカムの用量が約15mg〜約180mgの範囲にある請求項1〜5のいずれか1項に記載の治療方法。
  7. メロキシカムの用量が約30mgである請求項1〜6のいずれか1項に記載の治療方法。
  8. メロキシカムの用量が約60mgである請求項1〜6のいずれか1項に記載の治療方法。
  9. メロキシカムの用量が約0.5mL〜約4mLの容量で存在する請求項1〜8のいずれか1項に記載の治療方法。
  10. メロキシカムの用量が約1mLの容量で存在する請求項1〜9のいずれか1項に記載の治療方法。
  11. 痛みが手術後の痛みである請求項1〜10のいずれか1項に記載の治療方法。
  12. メロキシカムの用量が患者が外科手術を受けた後に投与される請求項1〜11のいずれか1項に記載の治療方法。
  13. 外科手術が直視下外科手術である請求項12記載の治療方法。
  14. 外科手術が腹腔鏡手術である請求項12記載の治療方法。
  15. 外科手術が硬組織に実施された請求項12記載の治療方法。
  16. 外科手術が軟組織に実施された請求項12記載の治療方法。
  17. 痛みが中度から重度の痛みである請求項1〜16のいずれか1項に記載の治療方法。
  18. 痛みが軽度から中度の痛みである請求項1〜16のいずれか1項に記載の治療方法。
  19. 段階(a)の後かつ患者が治療を必要としなくなるまで、約16時間ごと〜約26時間ごとにメロキシカムを患者に投与することをさらに含む請求項1〜18のいずれか1項に記載の治療方法。
  20. 段階(a)の後かつ患者が治療を必要としなくなるまで、約18時間ごと〜約24時間ごとにメロキシカムが患者に投与される請求項1〜19のいずれか1項に記載の治療方法。
JP2020571332A 2018-03-08 2019-03-08 ボーラス用量での経静脈メロキシカムの投与方法 Pending JP2021527697A (ja)

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