JP2021525563A - パーソナルケアデバイス用のドライブトレインアセンブリ - Google Patents

パーソナルケアデバイス用のドライブトレインアセンブリ Download PDF

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Abstract

態様に従って、パーソナルケアデバイス(10)のためのドライブトレインアセンブリ(1)が提供される。ドライブトレインアセンブリ(1)は、シャフト(4)と、フレーム(4)であって、フレーム(4)の表面(4a)にある開口を含み、シャフト(2)は、開口を通じて延びる、フレームと、シャフト(2)と協働して提供される当接部(3)とを含む。当接部(3)の係合面(3a)は、閾値距離を超える所与の方向(d)におけるフレーム(4)とシャフト(2)との間の相対的な動きが抑制されるように、フレーム(4)の表面(4a)と係合するように構成される。

Description

本発明の実施形態は、一般的に、例えば、動力歯ブラシ、動力シェーバおよびスキンケアデバイス(skin care devices)のような、パーソナルケアデバイス(personal care devices)のためのモータに関する。
パーソナルケアデバイス内のドライブトレインは、デバイスの必要な動作を作り出す電磁モジュールである。動力歯ブラシにおいて、ドライブトレインは、ブラシヘッドの往復運動を作り出す。ドライブトレインは、ロータとステータとを含むモータと、シャフト(出力シャフト、駆動シャフト)とを含む。
動力歯ブラシのようなパーソナルケアデバイスは、一般的に、落下事象、すなわち、ユーザによって落下されること、または調理台または類似の高い表面から落とされることに敏感である。パーソナルケアデバイスに特に損傷を与えることがあるシナリオは、パーソナルケアデバイスがセラミックの床(または類似の硬い表面)に落下して、ドライブトレインのシャフトがセラミックの床に直接衝突するときである。この場合、シャフトに加えられる落下力は、最大数kNであり、これはパーソナルケアデバイスを激しく損傷させることがある。
上述のように、シャフトは、ドライブトレインの一部として設けられ、パーソナルケアデバイスのドライブトレインは、ドライブトレインがシャフトへの軸方向落下の結果として故障することがあるような落下力に敏感である。
落下保護を備える動力歯ブラシのようなパーソナルケアデバイスを提供することが望ましい。
第1の態様の実施形態によれば、パーソナルケアデバイスのためのドライブトレインアセンブリが提供され、ドライブトレインアセンブリは、シャフトと、フレームと、当接部(アバットメント)とを含み、フレームは、フレームの表面にある開口を含み、シャフトは、開口を通じて延び、当接部は、シャフトと協働して提供され、当接部の係合面は、閾値距離を超える所与の方向におけるフレームとシャフトとの間の相対的な動きが抑制されるように、フレームの表面と係合するように構成される。
よって、本発明の実施形態によれば、当接部は、フレームに対するシャフトの移動が抑制される(妨げられる、阻止される、あるいは妨害される)ように、ドライブトレインのフレームと係合するように設けられる。すなわち、当接部は、シャフト上のある位置に設けられ、それはシャフトが特定の位置(閾値距離)まで所与の方向に動くことを可能にし、その特定の位置で、当接部はフレームと係合して、シャフトが更に動くことを防止/抑制する。より具体的には、当接部の係合面は、シャフトが通じて延びるフレームの表面と係合する。
従って、当接部は、シャフトに加えられる力の経路を方向変更することによってドライブトレインの脆弱な要素を保護する落下保護要素を提供し、シャフトに加えられる力の経路を方向変更することは、シャフトを所与の方向においてドライブトレインの脆弱/感受性要素から離れる方向に移動させる。力の経路は、シャフトがひとたび閾値距離を移動すると、フレームの表面との当接部の係合によって、むしろフレームを通じて方向変更される。シャフトに加えられる力の経路は、ドライブトレインの感受性コンポーネントから離れる方向に方向変更されるので、パーソナルケアデバイスが落下した事態においてコンポーネントの故障が起こる可能性はより少ない。従って、閾値距離は、力の経路が当接部を介してフレームを通じて方向変更される前にシャフトが動くことが許容される距離と考えられてよい。閾値距離は、例えば、0.2mm(+/-0.05mm)であってよい。フレームを通じる経路は、ドライブトレインの脆弱コンポーネントをバイパスするロバスト(堅牢)な経路と考えられてよい。
上述のように、当接部は、フレームに当接して、シャフトが閾値距離を越えて移動するのを抑制する。より具体的には、当接部の係合面は、シャフトが通じて延びるフレームの表面に当接する。当接部は、妨害要素、ストップ、ブロック、抑制体、または妨害体と考えられてもよい。シャフトは、出力シャフトまたは駆動シャフトとして考えられてよい。シャフトは、当接部が係合するように構成されるフレームの表面に設けられる開口(孔、穴、通路、スロット)を通じてシャフトが延びるように、ドライブトレインアセンブリ内に配置される。当接部は、当接部がシャフトと共に移動するように、すなわち、当接部およびシャフトが一緒に、協働して、または一体として移動するように、シャフトと協働して設けられる。
所与の方向は、シャフトの長手軸に沿ってよく、従って、シャフトは、閾値距離に亘って、フレームに対して、長手軸に沿って移動してよい。シャフトの長手軸は、シャフトの軸方向と考えられてもよい。所与の方向におけるシャフトの移動は、シャフトに対する力の適用によって引き起こされることがある。例えば、力は、シャフトが硬い表面と接触して、シャフトをシャフトの長手軸に沿って所与の方向に移動させるように、パーソナルケアデバイスを落とすことによって生じる落下力であってよい。シャフトの動きは、専ら所与の方向でなくてもよいが、それは当接部の係合面とフレームの表面との係合を引き起こす閾値距離を上回る所与の方向における動きである。
好ましい実施形態によれば、当接部は、カラー(環)であり、カラーは、シャフトの直径に対応する内径を備える本体と、本体から突出し、係合面を提供するように構成される、係合部分とを含む。当接部がカラーであるならば、カラーは、シャフトがカラーを通じて延びるように、シャフトおよびカラーの協働を提供するためにシャフトの上に配置されてよい。すなわち、カラーは、シャフトを受け入れるように構成される開口またはコアを含む。従って、カラーの本体の内径は、シャフトがカラーを受け入れ、カラーがシャフトにぴったり嵌合するように、シャフトの直径に対応してよい。従って、シャフトの直径は、カラーの本体の内径よりも僅かに小さくてよい。従って、本体の内径およびシャフトの直径は、本体の内径がシャフトの直径を決定することがあるように或いはその逆であるように、相互依存または相補的であってよい。
シャフトの異なる部分は、異なる直径を有してよい。これが当て嵌まる場合、カラーの本体の内径は、カラーが配置される位置におけるシャフトの直径に対応してよい。カラーの内側形状は、カラーが配置される位置におけるシャフトの外側形状に対応してよい。すなわち、シャフトの断面の形状は、カラーの断面の開口の形状と一致してよい。カラーは、フランジ付きカラー、スリーブまたはベアリングと考えられてもよい。カラーがフランジ付きカラーと考えられるならば、フランジは、係合部分であってよい。
カラーの係合部分は、それがフレームの表面と係合するように構成されるように、本体から延びる。よって、係合部分が表面の開口を越えて突出することは明らかであり、よって、係合部分を含むカラーの総直径または幅は、開口の幅よりも大きい。係合部分は、突起もしくはリップ、または複数の突起もしくはリップと考えられてもよい。
当接部は、リングもしくはワッシャ、またはシャフトと協働し且つフレームと係合することができる任意の他のコンポーネントとして設けられてもよい。当接部は、シャフトの一部として形成されてもよい。例えば、シャフトは、フレームの開口を越えて延び、係合面を提供するようにフレームの表面と係合するように構成される、1つ以上の突起を含んでよい。同様に、シャフトの幅を広げることは、フレームと係合し且つ当接部および係合面を提供するように提示されてよい。当接部がシャフトの一部として設けられるならば、ドライブトレインは、シャフトが通じて延びるフレームの表面と当接部の係合面との間に小さな空隙が設けられるように、ロータアセンブリの前にフレームに対してシャフトを位置決めするように組み立てられてよい。
更に、カラーの本体は、開口の幅に対応する外径を有してよい。すなわち、本体の外径は、摩擦が殆どまたは全くない状態で本体が開口に嵌合することができるように、すなわち、開口が当接部の本体を受け入れるように構成されるように、開口の幅に対応してよい。従って、本体の外径は、本体が開口の縁と係合することなく開口に嵌合するのための隙間を可能にするために、開口の幅よりも僅かに小さくてよい。従って、本体の外径および開口の幅は、本体の外径が開口の幅を決定することがあるか或いはその逆であってよいように、相互依存的または相補的であってよい。
もちろん、開口の幅は、カラーを受け入れる開口の断面を横切る開口のサイズに関係することが理解されるであろう。開口が円形の開口として設けられるならば、開口の幅は、開口の直径を指す。開口にカラーの本体を受け入れることは、1つ以上の方向における開口内のシャフトの横方向の動き、すなわち、所与の方向に対して実質的に垂直な(複数の)方向への動きを防止することがある。開口の形状は、開口がカラーの本体を受け入れるように構成されるように、少なくとも部分的に、カラーの外形と一致してよい。
ドライブトレインアセンブリは、ロータと、ステータとを含む、モータを含んでもよい。ロータは、ロータ面を含んでよく、ステータは、ロータ面の反対側に配置されるステータ面を含んでよく、閾値距離は、ステータ面とロータ面との間の距離未満であってよい。モータのロータおよびステータは、空隙によって分離され、ステータ面とロータ面との間の距離は、モータの空隙を画定することがある。シャフトは、シャフトの移動がステータに向かうロータの移動および空隙の減少も引き起こすように、ロータに取り付けられるか或いは接続されてよい。従って、閾値距離が、ロータ面とステータ面との間の距離よりも短いならば、シャフトおよびロータの移動は、ロータ面がステータ面に接触する前に、当接によって抑制される。よって、当接部およびフレームの係合は、モータの空隙が閉じるのを防止することがある。
閾値距離は、好ましくは、所与の方向においてシャフトに加えられる所定の力に対応してよい。すなわち、閾値距離は、所定の力がシャフトに加えられるときにシャフトが所与の方向に移動する距離に対応するか或いはそれに等しくてよい。従って、当接部は、シャフトに加えられる力に対応して、特定の地点を越えるシャフトの移動を阻止する、シャフト上の位置に設けられてよい。所定の力よりも小さい力がシャフトに加えられるならば、シャフトが移動する距離は、当接部がフレームと係合しないように、閾値距離よりも短くてよい。所定の力よりも大きい力がシャフトに加えられるならば、シャフトは、フレームの表面との当接部の接触によって、閾値距離よりも遠くに移動することが防止される。
所定の力は、ドライブトレイン内の感受性コンポーネントの安全限界と考えられる力に対応してよい。すなわち、所定の力は、コンポーネントの故障がシャフトに対する所定の力の適用に起因する可能性が小さいように、ドライブトレインの感受性コンポーネントに許容可能な力であってよい。所定の力までシャフトに加えられる力について、当接部は、フレームの表面と係合せず、力の経路は、シャフトおよびモータのようなドライブトレインのコンポーネントを通じる。従って、所定の力、および所定の力未満の力は、ドライブトレインのコンポーネントが故障することなく耐えることができる力であってよい。所定の力よりも大きい力について、当接部は、フレームと係合するので、力の経路は、フレームを通じてドライブトレインのコンポーネントから離れる方向に方向変更される。
本発明の実施形態によれば、シャフトおよび当接部は、フレームに対する一次位置と二次位置との間で一緒に移動するように構成されてよい。当接部の係合面およびフレームの表面は、一次位置で係合しなくてよく、当接部の係合面およびフレームの表面は、二次位置で係合してよい。閾値距離は、一次位置における当接部の係合面とフレームの表面との間の距離に対応するか或いはそれと等しくてよい。
一次位置は、通常動作中のシャフトおよび当接部の位置と考えられてよい。この位置では、当接部の係合面とフレームの表面との間に間隙が設けられる。二次位置は、落下力のような所定の力がシャフトに加えられるときのシャフトの位置と考えられてよい。二次位置で、シャフトおよび当接部は、当接部の係合面とフレームの表面との間に間隙がなく、2つの表面が接触するように、所与の方向に移動している。表面の係合は、シャフトおよび当接部の更なる移動を抑制する。
よって、シャフトおよび当接部を所与の方向に移動させる力がシャフトに加えられると、シャフトおよび当接部は一次位置から移動し、当接部の係合面とフレームの表面との間の距離は減少する。力が所定の力以上まで増加させられると、当接部およびシャフトは二次位置に達する。一次位置における当接部の係合面とフレームの表面との間の距離は、閾値距離である。すなわち、閾値距離は、当接部の係合面が一次位置と二次位置との間を移動する距離である。
当接部は、好ましくは、シャフトに固定されてよい。すなわち、シャフトと当接部との協働は、当接部をシャフトに固定することによって達成されてよい。当接部は、例えば、レーザ溶接によるような、任意の適切な手段によって、シャフトに固定されてよい。シャフト上の当接部の位置は、フレームに対するシャフトの位置および閾値距離によって決定されてよい。閾値距離は、0.2mm以下であってよい。
第2の態様の実施形態によれば、本発明の上記態様に従ったドライブトレインアセンブリを含むパーソナルケアデバイスが提供される。例えば、パーソナルケアデバイスは、動力歯ブラシのような口腔ケアデバイス、動力シェーバ、またはスキンマッサージ器のようなスキンケアデバイスであってよい。本発明の実施形態は、例えば、デバイスの落下による落下力のような、比較的有意な力が作用する可能性が高いシャフトを備える、任意のパーソナルデバイスに適用されてよい。
従って、本発明の実施形態は、ドライブトレインアセンブリと、ドライブトレインアセンブリを含むパーソナルデバイスとに拡張される。第1の態様の構成は、第2の態様に準用され、その逆も同様である。
本発明は、装置の態様に対応する方法の態様に及ぶ。
特に、第3の態様の実施形態によれば、パーソナルケアデバイスのためのドライブトレインアセンブリを製造する方法が提供され、方法は、シャフトがフレームの表面にある開口を通じて延びるように、シャフトをドライブトレインアセンブリのフレームに弾性的に取り付けることと、当接部の係合面がフレームの表面と係合するように、当接部をシャフト上の第1の位置でシャフトと可動係合(移動可能な係合)において配置することと、シャフトがシャフトの長手軸に沿う所与の方向においてフレームに対して移動し、当接部が、当接部の係合面およびフレームの表面の係合の故に、シャフト上の第2の位置まで移動するように、シャフトの長手軸に沿う所与の方向においてシャフトに所定の力を加えることと、当接部がシャフト上で第2の位置に留まり、当接部の係合面がフレームの表面ともはや係合しないように、シャフトが所与の方向とは反対の方向においてフレームに対して移動し、当接部がシャフトと共に移動するように、シャフトに加えられる所定の力を解放することと、第2の位置で当接部をシャフトに固定することとを含む。
従って、本発明の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリは、上記方法を使用して製造されてよい。製造方法は、当接部の係合面とフレームの表面との間に精度を伴って小さな所定の距離が設けられることを可能にする。この距離は、シャフトに加えられる所定の力が解放されるときにシャフトが移動する距離に対応し(或いは等しく)、この距離は、上述の閾値距離に等しいと考えられてよい。その距離は、シャフトに加えられる力およびフレーム内に取り付けられるシャフトの弾性に依存する。
製造方法では、所定の力がシャフトに加えられ、それはフレームの表面と係合の故に当接部をシャフト上の第1の位置からシャフト上の第2の位置に移動させる。シャフトは、所定の力がシャフトにもはや加えられないときに、力が加えられる前にシャフトがあった位置に対応する(等しいまたは類似する)位置までシャフトが戻るように、フレーム内に弾性的に取り付けられる。シャフトの動きは、フレームに対する動きである。
当接部がフレームとの係合によってシャフトと一体に移動することが妨げられない限り、2つの要素が一緒に動くように、当接部はシャフトと移動可能に係合される。当接部がフレームの表面と係合するならば、シャフトおよび当接部の可動係合は、力が所与の方向においてシャフトに力が加えられると、当接部がシャフトに沿って移動することを可能にする。すなわち、当接部は、フレームの表面に接触し、フレームの表面にある開口を少なくとも完全には通過しないので、当接部は、シャフトが所与の方向においてフレームに対して移動すると、シャフトに沿って第2の位置に移動する。従って、当接部およびフレームが係合するときに、シャフトが当接部に対して移動することが考えられてもよい。第1の位置から第2の位置への当接部の移動は、所与の方向とは反対の方向にある。何故ならば、シャフトは、所与の方向に移動しているからである。当接部およびシャフトの可動係合は、力がシャフトから解放され、シャフトが所与の方向とは反対の方向に移動するときに、当接部がシャフトと共に移動することを意味する。何故ならば、当接部の移動はフレームによって妨げられない、すなわち、当接部はシャフトと共にフレームから離れる方向に移動するので、当接部はもはやフレームと係合しないからである。
換言すれば、フレームおよび当接部の係合は、力がシャフトに加えられ、シャフトが所与の方向においてフレームに対して移動するときに、当接部を妨げ、当接部がシャフトと共に移動することを防止する。逆に、力がシャフトから解放された後に、シャフトがその開始位置に戻ると、シャフトの移動は、所与の方向とは反対の方向であり、当接部は、シャフトと共に移動する。シャフトは、フレームから離れる方向に移動するので、シャフトと一緒の当接部の移動に対するインピーダンスはない。よって、当接部は、シャフトおよび当接部の係合の故に、第2の位置に留まり、シャフトと共に移動する。
当接部の第1の位置と第2の位置との間の距離は、フレームに対するシャフトの移動の閾値範囲を定義する。ひとたび当接部がシャフトに固定されると、当接部は、力がシャフトの端に加えられるときに、シャフトが閾値距離を越えて所与の方向において移動することを抑制する。
当接部は、シャフトの直径に対応する内径を備える本体と、本体から突出し、係合面を提供するように構成される、係合部分とを含む、カラーであってよい。カラーは、シャフト上でカラーをスライドさせることによって、シャフトと可動係合して配置されてよい。従って、シャフトは、シャフトがカラーの開口を通じて延びるように、カラーを受け入れてよい。シャフトおよび当接部の可動係合を提供するために、カラーの本体の内径は、シャフト上のカラーの止まり嵌め(snug fit)をもたらすよう、シャフトの直径で構成されてよい。従って、本体の内径は、シャフトの直径よりも僅かに大きくてよい。従って、本体の内径およびシャフトの直径は、本体の内径がシャフトの直径を決定することがあるように或いはその逆であるように、相互依存的または相補的であってよい。
更に、当接部がカラーとして設けられるならば、本体は、フレームの表面にある開口の幅に対応する外径を有してよい。開口の幅は、例えば、開口が穴として提供されるならば、開口の直径であると考えられてもよい。従って、カラーの本体の外径は、カラーの本体が開口に受け入れられることがあり、本体と開口との間に止まり嵌めがもたらされることがあるように、フレームの表面にある開口の幅に対応してよい。従って、カラーの本体の外径は、フレームの表面にある開口の幅よりも僅かに小さくてよい。よって、本体の外径および開口の幅は、本体の外径が開口の幅を決定することがあるか或いはその逆であるように、相互依存的または相補的であってよい。
従って、カラーの本体は、フレームの表面にある開口を通じて延び、開口にぴったりと嵌合することで、開口内のシャフトの横方向の動きは、カラーの本体によって抑制されてよい。もちろん、カラーの係合部分は、フレームの表面と係合する当接部の係合面を提供するので、カラーの係合部分が、少なくとも完全には、フレームの開口を通じて延び或いは通過しないことは明らかである。従って、係合部分を含むカラーの総直径は、開口の幅よりも大きいと考えられてよい。
当接部は、任意の適切な手段によって第2の位置でシャフトに固定されてよい。例えば、当接部は、レーザ溶接によって第2の位置でシャフトに固定されてよい。
所定の力は、ドライブトレイン内の感受性コンポーネントのための安全限界と考えられる力に対応してよい。すなわち、所定の力は、感受性コンポーネントが故障または誤作動しないで耐えることができる力であってよい。所定の力は、50N以下であってよい。
従って、本発明の実施形態は、許容可能な距離を越えるフレームに対するシャフトの移動を阻止する手段を提供する場合があることが分かることがある。接触部およびフレームの係合は、例えば、シャフトに対する軸方向落下の事態には、感受性コンポーネントを保護するために、シャフトに加えられる力の経路をドライブトレインの感受性コンポーネントから離れる方向に方向変更してよい。上記で議論したように、本発明の実施形態に従った製造方法は、当接部とフレームとの間の距離が適切な距離に設定されることを可能にすることがある。
本開示の実施形態は、様々なコンポーネントおよびコンポーネントの配置ならびに様々なステップおよびステップの配置の形態を取ることがある。従って、図面は、様々な実施形態を例示する目的のためにあり、実施形態を限定するものと解釈されてならない。図において、同様の参照番号は、同様の要素を指している。加えて、図は、縮尺通りに描かれない場合があることが留意されるべきである。
落下力と軸方向剛性との関係を示すグラフである 衝撃力のモデルの図である。 衝撃力のモデルの図である。 衝撃力のモデルの図である。 従来技術において知られている動力歯ブラシの図である。 従来技術において知られている動力歯ブラシの図である。 従来技術において知られている動力歯ブラシの図である。 従来技術において知られている動力歯ブラシの図である。 本発明の態様の一般的な実施形態に従ったパーソナルケアデバイスのブロック図である。 本発明の態様の実施形態が適用されることがある動力歯ブラシの図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の図である。 本発明の態様の実施形態に従ったシャフトの一部の図である。 本発明の態様の実施形態に従ったフレームの一部の図である。 本発明の態様の実施形態に従った当接部の図である。 本発明の実施形態に従った製造方法のフローチャートである。 本発明の別の態様の実施形態に従った製造方法を説明する際に使用するための一連の図である。 本発明の別の態様の実施形態に従った製造方法を説明する際に使用するための一連の図である。 本発明の別の態様の実施形態に従った製造方法を説明する際に使用するための一連の図である。 本発明の別の態様の実施形態に従った製造方法を説明する際に使用するための一連の図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の図である。 本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の図である。
本開示の実施形態ならびにそれらの様々な構成および有利な詳細は、図面に記載および/または例示するならびに以下の記述で詳述する非限定的な例を参照してより完全に説明される。図面に例示する構成は必ずしも縮尺通りに描かれておらず、1つの実施形態の構成は、たとえ本明細書に明示的に記載されていないとしても、当業者が認識するように、他の実施形態と共に利用されることがあることが、留意されるべきである。周知のコンポーネント(構成要素)および処理技法の記述は、本開示の実施形態を不必要に不明瞭にしないように省略されることがある。本明細書で使用する例は、単に、本発明の実施形態が実施されることがある方法の理解を容易にし、当業者が同じことを実施することを更に可能にすることを意図する。従って、本明細書中の例は、添付の特許請求の範囲および適用法によってのみ定義される、本開示の実施形態の範囲を限定するものと解釈されてならない。
本開示の実施形態は、本明細書に記載しり特定の方法論、プロトコル、デバイス、装置、材料、用途などに限定されないことが理解される。何故ならば、これらは異なることがあるからである。また、本明細書で使用する用語は、特定の実施形態のみを記載する目的で使用され、特許請求される実施形態の範囲を限定することを意図しないことも理解されるべきである。本明細書および添付の特許請求の範囲において使用されるとき、単数形の表現は、文脈が明確に別のものを指示しない限り、複数の参照を含むことが留意されるべきである。
別段の定義がない限り、本明細書で使用する全ての技術用語および科学用語は、本開示の実施形態が属する当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。好ましい方法、デバイス、および材料が記載されるが、本明細書に記載するものと類似または均等な任意の方法および材料が、実施形態の実施または試験において使用されてよい。
上述のように、落下保護(drop protection)を備えるパーソナルケアデバイス(personal care device)を提供することが望ましい。落下力(drop forces)を減少させる手段が当該技術分野において検討されており、そのような方法は、軸方向落下の影響を制限するよう、衝撃を遅らせ、時間の経過と共に衝撃力を平均化するために、ドライブトレインの軸方向剛性を減少させることに依存している。
図1は、落下力と軸方向剛性低下との間の関係をグラフ表現で示している。図1の落下モデルから分かるように、落下力は、ドライブトレインの剛性を低減させることによって減少されることがある。よって、動力歯ブラシのようなデバイスにおけるドライブトレインの軸方向剛性を低減させることによって、ピーク落下力も減少されるが、より長く持続する。より低い落下力は、動力歯ブラシに内部損傷を引き起こす可能性がより少ない。図1の単純化されたモデルにおいて、剛性(stiffness)は、ドライブトレインの(例えば、床の)接触剛性および内部剛性の(逆数)加法((reciprocal) summation)として見られることができる。
図2a〜図2cは、床のような表面にデバイスを落下させることからの衝撃力の例示的なモデルを示している。図2aは、質量mがある高さhから落下するデバイスを示している。ドライブトレインは、k_DTの剛性を有し、床は、k_floorの接触剛性を有し、デバイスは、この時点で速度を持たない。図2bにおいて、デバイスは床と接触している。この時点で、2つのバネは、1つのバネk_totalに(逆数的に)総計され((reciprocally summed)てよい。接触直前の瞬間に、速度は最大である。図2cにおいて、エネルギの全てがバネに吸収されるので、バネのたわみは最大であり、速度はゼロである。バネの力は、全剛性および質量の平方根でスケーリング(増減)される。従って、デバイスの剛性を減少させることは、落下力の大きさを減少させる。
図3aおよび図3bは、軸方向剛性が低下した動力歯ブラシ90を示している。図3aおよび図3bの動力歯ブラシ90では、(図3bの矢印によって示す)衝撃力を低減し、ドライブトレインの壊れやすいコンポーネント91を保護するために、少なくとも1つのバネ92が設けられている。しかしながら、ドライブトレインの軸方向剛性を低減することには多くの欠点がある。第1に、設計の複雑さが増大する。何故ならば、ドライブトレインの主要な機能を保持しながら軸方向における低い剛性に到達するためには、追加的なコンポーネントおよび/またはより複雑なコンポーネントが必要とされるからである。第2に、剛性が低下すると、デバイスの容積要件は増加する。何故ならば、ドライブトレイン要素がスライドして戻るためには、より多くのスペースが必要とされるからである。
軸方向落下の影響を低減するための代替戦略は、衝撃力をドライブトレイン構成内の非感受性部品に伝達することである。これはシャフトハブとドライブトレインのフレームとの間の空隙を閉じることによって達成されることがある。そのような間隙の閉鎖は、ドライブトレイン内の最も脆弱な部分から離れる方向に力経路を効果的に方向変更する。図4aおよび図4bは、そのような構造を含む動力歯ブラシ90を示しており、図4aではシャフトハブ94とフレーム93との間に空隙が設けられ、図4bでは閉じられた空隙が示されている。
しかしながら、そのようなアプローチには多くの欠点がある。ドライブトレインにおける許容差の故に、必要な空隙サイズ、ドライブトレインを通じる力を制限するために可能な限り小さいことが理想的である空隙サイズを製造において達成することは困難である。より大きな空隙は、空隙が閉じられる前により高い力がドライブトレインに加えられることを意味する。よって、より高い力がドライブトレインに加えられ、ドライブトレインの弾性コンポーネントが損傷されることがある。
従って、上述のアプローチの欠点を克服し、落下防止を備えるドライブトレインアセンブリを提供することが望ましい。
図5は、本発明の態様の一般的な実施形態に従ったパーソナルケアデバイスのブロック図である。パーソナルケアデバイス10は、本発明の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリ1を含む。パーソナルケアデバイス10は、例えば、動力歯ブラシのような口腔ケア装置であってよく、あるいは、動力シェーバまたはスキンマッサージ器のようなスキンケアデバイスであってよい。
図6は、本開示の教示が実装されることがある例示的なパーソナルケアデバイス10を示している。図6のパーソナルケアデバイスは、電気歯ブラシ(動力歯ブラシ)の形態であるが、これは限定的でなく、本開示の教示がモータを含む他のデバイスで実装されることがあることが理解されるであろう。例えば、本教示は、舌クリーナ、シェーバ、ヘアクリッパまたはトリマ、脱毛デバイス、またはスキンケアデバイスのようなパーソナルケアデバイスに適用されてよい。パーソナルケアデバイス10は、アタッチメント構造116と、ハンドル部分112とを有する。ハンドル部分112は、モータ11を有する。1つの実施形態において、アタッチメント構造116は、交換可能なアタッチメントを含むか、あるいは、交換可能なアタッチメントである。すなわち、アタッチメント構造116は、パーソナルケアデバイス10から取り外され、別のアタッチメント構造116と交換されてよい。パーソナルケアデバイス10は、好ましくは、動力歯ブラシを含むか、あるいは、動力歯ブラシであり、アタッチメント構造116は、ブラシヘッド118を含んでよい。ハンドル112は、ドライブトレイン1と、駆動シャフト2とを含む。駆動シャフト2は、アタッチメント構造116がハンドル112に取り付けられたときに、ハンドル112の遠位端からアタッチメント構造116内に延びる。
モータ11は、モータコントローラ(すなわち、制御電子機器)を含んでよく、モータコントローラは、本明細書で更に議論するように、様々な機能を実装するための電力および制御信号、またはそれらの任意の組み合わせを提供する、任意の適切なコントローラ、マイクロコントローラ、プロセッサ、電源および/または他の電子機器であってよい。実施形態において、モータ11は、機械的刺激を生成するためにドライブトレイン1の動作または複数の動作を提供および制御するように構成されてよい。機械的刺激は、高周波数、例えば、50Hzよりも大きい周波数、および、例えば、250〜300Hzの範囲内の周波数での振動または他の運動を含んでよい。ドライブトレイン1および駆動シャフト2は、本発明の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部として提供されてよい。
図6を依然として参照すると、アタッチメント116の遠位端は、アタッチメント116の特定の用途の要件に従って構成された動作コンポーネント120を含んでよい。図6の例において、パーソナルケアデバイスは、電気歯ブラシであり、動作コンポーネント120は、歯ブラシヘッドである。しかしながら、動作コンポーネントが異なるタイプのパーソナルケアデバイスについて異なることを理解し得る。動作中、機械的刺激を生成するようドライブトレイン1および駆動シャフト2の作動を制御するように動作するモータ11に応答して、アタッチメント構造116は、動作コンポーネント120の洗浄動作を実行する。
図7aおよび図7bは、本発明の態様の実施形態に従った構成を示している。図7aおよび図7bのパーソナルケアデバイス10は、ドライブトレインアセンブリ1を含む。ドライブトレインアセンブリ1は、シャフト2と、当接部3(アバットメント)と、フレーム4とを含む。当接部3は、当接部3の係合面3aとフレーム4の面4a(フレーム面)との間に空隙9を設けるようにシャフト2と協働して作用する。この実施形態において、空隙9は、シャフト2が空隙9を閉じるために閾値距離だけ所与の方向に移動することがあるような、閾値距離に対応する。すなわち、シャフト2および当接部3は、フレーム4に向かって移動することがある。空隙9が閉じられると、当接部3とフレーム4とが係合し、所与の方向におけるシャフト2の更なる動きが妨げられる。従って、シャフト2を所与の方向に移動させるシャフト2に加えられる力の力の流れは、フレーム4を通じて、ドライブトレインの感受性コンポーネント91から離れる方向に向けられる。
図7aは、シャフト2および当接部3の初期位置を示しており、それは通常動作中の位置、すなわち、一次位置と考えられてよい。図7bでは、力Fがシャフト2に加えられ、それはシャフト2および当接部3を所定の方向に一緒に移動させ、その結果、空隙9は閉じられ、当接部3の係合面3aは、シャフト2が延びるフレーム4の表面4aと係合する。この位置は、ドライブトレインアセンブリ1を含むパーソナルケアデバイス10の落下事象を反映する落下位置、すなわち、二次位置と考えられてよい。
当接部3は、落下保護具として作用するコンポーネントである。当接部3は、力の流れをドライブトレインの内側の感受性部品から離れる方向に効果的に方向変更するように、ドライブトレインシャフト(ロータ)と協働して動作し、パーソナルケアデバイスが落下する場合にドライブトレインフレームと接触するように構成される。当接部、シャフトおよびフレームの構成の故に、当接部(落下保護具)とドライブトレインのフレーム(ドライブトレインフレーム)との間に非常に小さな空隙が提供されることがある。
図8は、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部を示している。当接部3は、シャフト2と協働して設けられている。間隙9が、当接部3の係合面3aとフレーム4の表面4aとの間に設けられている。間隙9は、閾値距離に対応し、シャフトは、更なる動きが当接部3とフレーム4との係合によって抑制される前に、閾値距離に亘って所与の方向Dに動くことができる。
図8に示す実施形態において、当接部3は、シャフト2の上に配置されたカラー(環)として提供されているが、他の構成も可能である。カラーの本体は、カラーの本体が開口4b内に少なくとも部分的に収容されるように、フレーム4の開口4bに対応する。カラーは、カラーの本体から延び、フレーム4の開口4bを越えて延びる、リップ、突起または係合部分を更に含む。係合部分は、フレーム4の表面4aと係合するように構成される係合面3aを提供する。
図9〜図11は、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの個々のコンポーネントを示している。具体的には、図9は、本発明の態様の実施形態に従ったシャフト2の一部の概略図を示しており、図10は、本発明の態様の実施形態に従ったフレーム4の一部の概略図を示しており、図11は、本発明の態様の実施形態に従った当接部3の概略図を示している。図10に示すように、フレーム4は、ドライブトレインアセンブリが構成されるときにシャフト2が貫通して延びる、フレーム4の開口であるフレーム開口4bを含む。フレーム4は、フレーム面4aを更に含む。図11に示すように、当接部3は、本体3bと、係合部分3cとを含む。当接部3は、フレームのフレーム面4aと係合または接触するように構成される係合面3aを更に含み、係合面3aは、係合部分3cの表面である。よって、ドライブトレインコンポーネントが組み立てられるとき、係合面3aは、フレーム面4aとは反対に(すなわち、フレーム面4aに面して)に配置される。図9〜図11のコンポーネントは、図8に示すドライブトレインアセンブリのコンポーネントであってよい。
従って、本発明の実施形態は、ドライブトレインにおける既存の(通常は低い)軸方向コンプライアンス(axial compliance)を利用することがある。当接部は、ドライブトレインのフレームへの非常に小さな間隙が設けられる位置で、シャフト上にアダプタとして配置される。図7(b)に示すように、落下事象の場合、小さな間隙は、閉じられることがある。当接部とフレームとの間の距離は、0.2mm以下であってよい。本発明の実施形態によって提供される空隙は、図4の空隙のように、当該技術分野で知られている代替的なデバイスにおいて提供される空隙よりも小さくてよい。当該技術分野で知られているそのようなデバイスにおける空隙は、通常、互いに対して位置付けられなければならない複数の要素を含む2つのサブアセンブリによって形成される。組立公差の故に、0.5mmよりも小さい空隙を達成することは困難である。すなわち、公称ドライブトレイン設計が0.2mmの空隙を含むならば、ある割合の製造されたデバイスがゼロの空隙(zero airgap)(空隙閉鎖(airgap closure))を有するリスクがある。空隙閉鎖は、デバイスの欠陥につながるドライブトレインとロータとの間の大量の摩擦を生じさせる。
本発明の実施形態に従った製造方法のフローチャートである。先ず、ステップS121では、シャフトがフレームの表面にある開口を通じて延びるように、シャフトがドライブトレインアセンブリのフレーム内に弾性的に取り付けられる。ステップS122では、当接部の係合面がステップでフレームの表面と係合するように、当接部がシャフト上の第1の位置でシャフトと可動係合(移動可能な係合)において配置され、次に、ステップ123において、シャフトが所与の方向においてフレームおよび当接部に対して移動するように、所定の力がシャフトの長手軸に沿う所与の方向においてシャフトに加えられる。ステップS124において、当接部がシャフト上の第2の位置に留まり、当接部の係合面がもはやフレームの表面と係合しないように、シャフトが所与の方向とは反対の方向においてフレームに対して移動し、当接部がシャフトと共に移動するよう、シャフトに加えられる所与の力は解放される。最後に、ステップS125において、当接部は、第2の位置でシャフトに固定される。
図13a〜図13dは、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部を製造する方法を説明する際に使用するための一連の図である。単なる例示として、本方法は、図7に示すドライブトレインアセンブリの一部を参照して記載される。図13a〜図13dに示すドライブトレインアセンブリは、ロータ5とステータ6とで構成されるモータも含む。シャフト2は、(例えば、シャフト2への力の適用からの)シャフト2の動きがロータ5の動きも引き起こすように、ロータ5に接続される。同様に、(例えば、モータの動作に起因する)ロータ5の動きも、シャフト2の動きを引き起こす。ドライブトレインアセンブリのこれらの部品の製造は、ここでは記載されない。
図13aに描くように、当接部(落下保護具)3は、当接部3がシャフトに沿って移動することがあるように、シャフト2と移動可能に係合して配置される。図13a〜図13dに示す実施形態において、当接部3は、シャフト2の上をスライドするカラーである。カラーおよびシャフト2の寸法の故に、カラーがシャフト2を把持するのに十分な摩擦であるが、カラーがシャフト2に沿ってスライドし得ないほど大きな摩擦を伴わずに、シャフト2の上でカラーをスライドさせることが可能である。当接部はカラーとして描かれているが、本発明の実施形態は、そのような構成に限定されない。例えば、当接部は、リングもしくはワッシャ、またはシャフトと移動可能に係合して設けられることがあり且つフレームと係合することがある任意の他のコンポーネントであってよい。
図13bに描くように、当接部3は、当接部3とフレーム4の表面4aとの間に空間または間隙がないように、フレーム4に対して押し付けられる。すなわち、当接部3は、当接部3の係合面3aとフレーム4の表面4a(フレーム面)とが接触/係合するように、フレーム4に対して押し付けられる。この位置は、第1の位置と考えられてよい。
図13cに示すように、次に、所定の予荷重力Fが、所与の方向(軸方向/長手方向)においてシャフト2に加えられる。ドライブトレインのコンプライアンスの故に、シャフトは、軸方向において僅かに後方に移動する。すなわち、シャフト2は、所与の方向において僅かに移動する。当接部3は、フレーム4の表面4aと係合するので、当接部3は、シャフトに対して前方にスライドする。すなわち、当接部3は、所与の方向とは反対の方向においてシャフトに沿って移動する。
当接部3およびフレーム4の構造および係合におけるコンプライアンスの故に、当接部3は、加えられる力に対応する位置にスライドする。この位置は、第2の位置と考えられてよい。一例として、加えられる力Fは、50Nであってよい。
次に、図13dに描くように、シャフト2の軸方向力が解放される。シャフト2は、弾性的に取り付けられるので、シャフト2は、力が解放されると、フレーム4に対して前方に移動する。すなわち、シャフト2は、所与の方向とは反対の方向において移動して、その開始位置またはその開始位置に近い位置に戻る。当接部3は、当接部3が所与の方向とは反対の方向に移動するときに、当接部3がシャフト2と共に移動するように、シャフト2と協働する。従って、当接部(落下防止具)3とフレーム4との間に小さな空隙9が作り出される。シャフト2との協働の故に力が解放されると、当接部3は、シャフト2上の同じ位置に留まる。よって、当接部3は、第2の位置に留まると考えられてよい。
次に、当接部3は、例えば、レーザ溶接部8によって、シャフト2上の場所、すなわち、第2の位置で、シャフト2上の所定の場所に固定される。組立て公差に依存しない小さな空隙9が残る。間隙に影響を与える唯一の要因は、ドライブトレインのコンプライアンスおよびステップ(3)の間に加えられる予荷重力である。一例として、力が解放されたときに、当接部3とフレーム4との間に0.2mmの間隙が生じることがある。
ロータ5は、ロータ面5aを含み、ステータ6は、ロータ面5aとは反対側に配置されたステータ面6aを含む。ロータ面5aとステータ面6aとの間に距離が画定されている。ロータ面5aとステータ面6aとの間の距離がゼロになる前に、フレーム4に対するシャフト2の動きが抑制されるように、この距離は、閾値距離よりも長くてもよい。すなわち、シャフト2は、ロータ5に取り付けられているので、所与の方向におけるシャフト2の動きは、ロータ5をステータ6に向かって移動させ、ロータ面5aとステータ面6aとの間の距離は減少する。当接部3は、閾値距離を越えるシャフト2の移動を妨げるので、(空隙9に対応する)閾値距離がロータ面5aとステータ面6aとの間の距離よりも小さいならば、接触部3は、ロータ5がステータ6と接触することを妨げる。
従って、本方法は、当接部が、所定の力および結果として生じるシャフトの移動に対応する位置に設定および固定されることを可能にする。ドライブトレインの感受性部分を通過する力は、所定の予荷重力Fの大きさを超えない。すなわち、例えば、落下力のように、所定の力を上回る力がシャフトに加えられるとき、当接部は、フレームと係合して、シャフトの更なる動きを防止し、フレームを通じる力を方向変更する。所定の力は、感受性部品の最大荷重限界と比べて比較的小さいことがあるので、ロバスト(堅牢)な保護機構が作り出される。
図14は、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の概略図を示している。図14のドライブトレインアセンブリは、当接部3’がシャフト2の広がりとして設けられた構成を示している。より具体的には、シャフト2の一部は、シャフト2のより広い部分が接触部3’を提供するように、シャフト2が貫通して延びるフレーム4の開口よりも広い。よって、シャフト21のより広い部分は、フレーム4の表面4aと係合するように構成された係合面3’aを含む。間隙が、当接部3’の係合面3’aとフレーム4の表面4aとの間に設けられる。間隙は、閾値距離に対応し、シャフト2は、更なる動きが接触部3’とフレーム4との係合によって抑制される前に、閾値距離に亘って所与の方向dに動くことができる。当接部3’はシャフト2の一部として設けられるので、閾値距離は、フレーム4に対するシャフト2の位置決めによって決定される。よって、シャフト2は、所望の間隙を提供するために製造プロセスの間に位置決めされてよい。
図15は、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の概略図を示している。図15のドライブトレインアセンブリは、当接部3”がシャフト2から延びる突起として設けられた構成を示している。突起は、シャフト2の表面から突出することで、突起は、シャフト2が貫通して延びるフレーム4の開口を越えて延び、シャフト2のより広い部分は、当接部3”を提供する。よって、シャフト2から延びる突起の各々は、フレーム4の表面4aと係合するように構成された係合面3”aを含む。図15には2つの突起が示されているが、シャフト2は、1つだけの突起または2つよりも多くの突起を含んでよい。接触部3”の各突起の係合面3”aとフレーム4の表面4aとの間に間隙が設けられている。間隙は、閾値距離に対応し、シャフト22は、更なる移動が当接部3”とフレーム4との係合によって抑制される前に、閾値距離dに亘って所与の方向に移動することができる。当接部3”はシャフト2の一部として設けられているので、閾値距離は、フレーム4に対するシャフト2位置決めによって決定される。よって、シャフト2は、所望の間隙を提供するために製造プロセスの間に位置決めされてよい。
図16は、本発明の態様の実施形態に従ったドライブトレインアセンブリの一部の概略図を示している。図16のドライブトレインアセンブリは、当接部3”’が、シャフト2の対応するネジ山付き部分2aと係合するように構成されたネジ山付きカラー、ワッシャまたはナットとして設けられた構成を示している。より具体的には、シャフト2の一部2aは、当接部3”’のネジ山付き内面がシャフト2のネジ山2aと係合し且つ当接部3”’がシャフト2上で所望の位置までねじ込まれる(回転される)ことがあるように、ネジ山が付けられる。
当接部3”’は、シャフト2が貫通して延びるフレーム4の開口よりも広く、当接部3”’は、フレーム4の表面4aと係合するように構成された係合面3”’aを含む。
当接部3”’aとフレーム4の表面4aとの間に間隙が設けられている。間隙は、閾値距離に対応し、シャフト2は、更なる移動が当接部3”’とフレーム4との係合によって抑制される前に、閾値距離に亘って所与の方向dに移動することができる。当接部3”’はシャフト2にネジ込まれるので、間隙は、当接部3”’を所定の位置までネジ込む(回転させる)ことによって設定および調整されることがある。よって、シャフト2は、ネジ山付き部分2aがフレーム4の開口と一致することを保証するよう製造プロセスの間に位置決めされてよく、当接部3”’は、シャフト2上で、当接部3”’aとフレーム4の表面4aとの間の距離が所望の間隙に対応する位置までネジ込まれてよい。間隙は、シャフト上の当接部3”’の位置を調整するために、当接部3”’をネジ込むか或いはネジ外しすることによって調整されてよい。
上から分かることがあるように、本発明の実施形態は、落下保護を含むドライブトレインアセンブリおよび製造方法を提供することがある。ドライブトレインアセンブリおよび製造方法は、動力歯ブラシのようなパーソナルケアデバイスにおいて利用されてよい。本発明の実施形態は、上記で議論した先行技術の欠点を克服することがある。
幾つかの例示的な実施形態のみを上述したが、当業者は、本開示の実施形態の新規な教示および利点から実質的に逸脱することなく、例示的な実施形態において多くの修正が可能であることを容易に理解するであろう。本発明の上述の実施形態は、有利には、実施形態のいずれかの他の実施形態から独立して、あるいは実施形態の1つ以上の他の実施形態とのあらゆる実現可能な組み合わせにおいて使用されてよい。
従って、全てのそのような修正は、以下の特許請求の範囲に定義されるような本開示の実施形態の範囲内に含まれることを意図している。特許請求の範囲において、ミーンズ・プラス・ファンクション条項は、列挙された機能を実行するものとして本明細書に記載する構造をカバーすることを意図しており、構造的な均等物のみならず、均等な構造もカバーすることを意図している。
加えて、1つ以上の請求項の括弧内の引用符号は、請求項を限定するものと解釈されてならない。「含む(comprising)」および「含む(comprises)」などの語は、いずれかのクレームまたは明細書全体に列挙されたもの以外の要素またはステップの存在を除外しない。要素の単数参照は、そのような要素の複数参照を除外せず、その逆もまた同様である。実施形態の1つ以上は、幾つかの別個の要素を含むハードウェアによって実装されてよい。幾つかの手段を列挙するデバイスまたは装置の請求項において、これらの手段の幾つかは、1つの同じハードウェア品目によって具現されてよい。特定の手段が相互に異なる従属項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用し得ないことを示さない。

Claims (15)

  1. パーソナルケアデバイスのためのドライブトレインアセンブリであって、
    シャフトと、
    フレームと、
    当接部とを含み、
    前記フレームは、前記フレームの表面にある開口を含み、前記シャフトは、前記開口を通じて延び、
    前記当接部は、前記シャフトと協働して提供され、
    前記当接部の係合面は、閾値距離を超える所与の方向における前記フレームと前記シャフトとの間の相対的な動きが抑制されるように、前記フレームの前記表面と係合するように構成される、
    ドライブトレインアセンブリ。
  2. 前記所与の方向は、前記シャフトの長手軸に沿う、請求項1に記載のドライブトレインアセンブリ。
  3. 前記当接部は、カラーであり、該カラーは、
    前記シャフトの直径に対応する内径を備える本体と、
    該本体から突出し、前記係合面を提供するように構成される、係合部分とを含む、
    請求項1または2に記載のドライブトレインアセンブリ。
  4. 前記本体は、前記開口の幅に対応する外径を有する、請求項3に記載のドライブトレインアセンブリ。
  5. ロータと、ステータとを含む、モータを含み、
    前記ロータは、ロータ面を含み、
    前記ステータは、前記ロータ面の反対側に配置されるステータ面を含み、
    前記閾値距離は、前記ステータ面と前記ロータ面との間の距離未満である、
    請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリ。
  6. 前記閾値距離は、前記所与の方向において前記シャフトに加えられる所定の力に対応する、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリ。
  7. 前記シャフトおよび前記当接部は、前記フレームに対する一次位置と二次位置との間で一緒に動くように構成され、
    前記当接部の前記係合面および前記フレームの前記表面は、前記一次位置において係合せず、
    前記当接部の前記係合面および前記フレームの前記表面は、前記二次位置で係合し、
    前記閾値距離は、前記一次位置での前記当接部の前記係合面と前記フレームの前記表面との間の距離に対応する、
    請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリ。
  8. 前記当接部は、前記シャフトに固定される、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリ。
  9. 前記閾値距離は、0.2mm未満である、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリ。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載のドライブトレインアセンブリを含む、パーソナルケアデバイス。
  11. パーソナルケアデバイスのためのドライブトレインアセンブリを製造する方法であって、
    シャフトがフレームの表面にある開口を通じて延びるように、前記シャフトを前記ドライブトレインアセンブリの前記フレームに弾性的に取り付けることと、
    当接部の係合面が前記フレームの前記表面と係合するように、前記当接部を前記シャフト上の第1の位置で前記シャフトと可動係合において配置することと、
    前記シャフトが前記シャフトの長手軸に沿う所与の方向において前記フレームに対して移動し、前記当接部が、前記当接部の前記係合面および前記フレームの前記表面の係合の故に、前記シャフト上の第2の位置まで移動するように、前記シャフトの前記長手軸に沿う前記所与の方向において前記シャフトに所定の力を加えることと、
    前記当接部が前記シャフト上で前記第2の位置に留まり、前記当接部の前記係合面が前記フレームの前記表面ともはや係合しないように、前記シャフトが前記所与の方向とは反対の方向において前記フレームに対して移動し、前記当接部が前記シャフトと共に移動するように、前記シャフトに加えられる前記所定の力を解放することと、
    前記第2の位置で前記当接部を前記シャフトに固定することとを含む、
    方法。
  12. 前記当接部は、カラーであり、該カラーは、
    前記シャフトの直径に対応する内径を備える本体と、
    該本体から突出し、前記係合面を提供するように構成される、係合部分とを含み、
    前記カラーは、前記カラーを前記シャフトの上でスライドさせることによって、前記シャフトと移動可能に係合して配置される、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記本体は、前記フレームの前記表面にある前記開口の幅に対応する外径を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記当接部は、レーザ溶接によって前記第2の位置で前記シャフトに固定される、請求項11乃至13のうちのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記所定の力は、50N未満である、請求項11乃至14のうちのいずれか1項に記載の方法。
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