JP2021523431A - イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステム及び方法に関する。本発明の一態様によれば、イベントに関連付けられた識別子の入力を受信し、コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを生成するように機能するコンピューティングデバイスと、識別子及び第１の検知データを収集し、イベントに関連するスクリーンを表示するようにコンピューティングデバイスに指示するように機能するサーバとを備える、イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステムが存在し、コンピューティングデバイスは、スクリーンを表示し、スクリーンに関連する第２の検知データを生成するように機能し、サーバは、第１の検知データ及び第２の検知データのうちの少なくとも１つに基づいて、イベントの成果を確定するように機能する。
【選択図】 図１

Description

発明の分野

本発明は、イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステム及び方法に関する。

本発明の背景の以下の説明は、本発明のみを理解することを容易にするように意図されている。説明は、参照される材料のいずれもが公開され、知られ、又は本発明の優先日に任意の管轄の当業者の共通一般知識の一部であったことの確認又は承認ではないことが諒解されよう。

スポーツイベント、コンサート、及びミュージカルなどの観客イベントが人気になっている。多くの人々は、ワクワク感を高めようと「雰囲気に浸る」ために、そのようなライブイベントに参加することに対して進んで代金を払う。

ワクワク感をさらに最大化するために、ライブイベントの主催者は、ライブイベント中に賞品又はくじ引きを提供する。慣例的に、各観客は、ライブイベントに入場するときにランダムに生成された番号を示す紙（「チケット」）を与えられる。ランダムに生成された番号は、ライブイベント用の各チケットに示されてもよい。その後、ライブイベントの主催者は、手動で当選者を選択することができる。

しかしながら、ライブイベントの間に、一部の観客はチケットを紛失する可能性があり、そのため当選者は自分が当選者であるかどうかを知らない場合がある。ある状況では、当選者が自分のランダムに生成された番号を覚えていた場合でも、自分が当選者であることを証明することは困難な場合がある。

一方、モバイルフォンなどのコンピューティングデバイスの出現に伴い、ライブイベントに参加するための方法が進化している。しかしながら、現在、コンピューティングデバイスの使用は、チケットの単なる代用品に限定されている。したがって、ライブイベントの観客が、自分のモバイルフォンを使用して、ライブイベント、特に賞品の抽選に積極的に参加する機会を望んでも、現状、ライブイベントに関連する特別なユーザ体験を観客に提供することができる包括的な解決策が存在しない。

加えて、ライブブロードキャスト技術の出現に伴い、ライブイベントは、コンピューティングデバイスを介して生中継されている。したがって、自分のコンピューティングデバイスを使用してライブイベントを視ている観客も、ライブイベントに積極的に参加する機会を望んでいる。

上記を考慮して、言及されたニーズを少なくとも部分的に満たす解決策を提供する必要がある。

本発明は、前述の必要性に少なくとも部分的に対処するシステム及び方法を提供しようと努める。

本明細書全体を通して、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」という単語又は「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」若しくは「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」などの変形形態は、述べられた整数又は整数のグループの含有を意味するが、いかなる他の整数又は整数のグループの排除も意味しないと理解されよう。

さらに、本明細書全体を通して、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、「含む（ｉｎｃｌｕｄｅ）」という単語又は「含む（ｉｎｃｌｕｄｅｓ）」若しくは「含む（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ）」などの変形形態は、述べられた整数又は整数のグループの含有を意味するが、いかなる他の整数又は整数のグループの排除も意味しないと理解されよう。

本発明は、イベントの現場にいる観客、並びに自分のコンピューティングデバイスを使用してイベントを視ている観客に、イベントに関連するユーザ体験を提供しようと努める。

説明全体を通して、イベントは、成果を確定する、たとえば、少なくとも１人の当選者を出す、賞品の抽選、ラッフル及び／又はくじを含んでもよいが、それらに限定されない。ユーザは、イベントの現場にいる観客、及び／又はコンピューティングデバイスを使用してイベントを視聴している観客を含んでもよいが、それらに限定されない。

イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステム及び方法の形式で技術的解決策が提供される。特に、サーバは、ユーザがイベントの現場に位置するかどうかを判定するために、コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを収集し、イベントに関連する画面（screen、スクリーン）を表示するようにコンピューティングデバイスに指示するように機能する。その後、サーバは、第１の検知データ及びスクリーンに関連する第２の検知データのうちの少なくとも１つに基づいて、イベントの成果を確定するように機能する。

したがって、各ユーザは、自分がイベントに物理的に参加しているかどうかにかかわらず、イベントに参加することができる。イベントの成果は、コンピューティングデバイスの位置データとしての第１の検知データ、及び／又はスクリーンに関連付けられた第２の検知データに依存する場合があるので、各ユーザは、自分のコンピューティングデバイスを使用して、イベントの間ワクワク感を体験することができる。

本発明の一態様によれば、イベントに関連付けられた識別子の入力を受信し、コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを生成するように機能するコンピューティングデバイスと、識別子及び第１の検知データを収集し、イベントに関連するスクリーンを表示するようにコンピューティングデバイスに指示するように機能するサーバとを備える、イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステムが存在し、コンピューティングデバイスは、スクリーンを表示し、スクリーンに関連する第２の検知データを生成するように機能し、サーバは、第１の検知データ及び第２の検知データのうちの少なくとも１つに基づいて、イベントの成果を確定するように機能する。

サーバは、ランダム関数、第１の検知データ、及び第２の検知データの組合せを使用して、成果を確定するように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、画像を取り込み、取り込まれた画像に基づいてレンダリングされたスクリーンを表示するように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、拡張現実（ＡＲ）及び仮想現実（ＶＲ）のうちの少なくとも１つの形式でスクリーンを表示するように機能することが好ましい。

スクリーンは、取り込まれた画像と重ね合わされた１つ又は複数のオブジェクトを含むことが好ましい。

オブジェクトは、取り込まれた画像の上に浮かぶか又は落ちる形で表示されることが好ましい。

コンピューティングデバイスは、少なくとも１つのカメラを駆動して画像を取り込むように機能し、取り込まれた画像は、静的画像及び動的画像のうちの少なくとも１つの形式であることが好ましい。

識別子は、個人識別番号（pin numbers、ピンナンバーズ）、英数字コード、ＱＲコード（登録商標）、バーコード、データ行列、及びマキシコードのうちの少なくとも１つの形式であることが好ましい。

コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスが第１の検知データを生成するためにイベントの現場に位置するかどうかを検出するように機能することが好ましい。

サーバは、コンピューティングデバイスがスクリーンを表示する前に、第１の検知データに基づいてイベントの賞に値を割り当てるように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、取り込まれた画像、割り当てられた値、及びユーザの情報のうちの少なくとも１つに基づいて、スクリーンをレンダリングするように機能することが好ましい。

ユーザの情報は、挙動、嗜好、及びプロファイルのうちの少なくとも１つを含むことが好ましい。

コンピューティングデバイスは、複数のオブジェクトの中の少なくとも１つのオブジェクトを賞にリンクするように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、少なくとも１つのセンサを駆動して第２の検知データを生成するように機能することが好ましい。

第２の検知データは、コンピューティングデバイスの方位又は回転、コンピューティングデバイスの加速又は減速、オブジェクトの接触の存在又は不在、タッチ入力及び近接タッチ入力のうちの少なくとも１つに関係することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、オブジェクトに関連付けられた賞を収集するための仮想バスケットとして動作することが好ましい。

収集された賞は、ユーザのアカウントに保存されることが好ましい。

サーバは、サーバ又はパートナーに関連付けられたサービスにおけるアカウントを有する少なくとも１人のアクティブユーザを決定し、賞を商品と引き換える方法に関して利用可能な複数のオプションをアクティブユーザに提供するように機能することが好ましい。

サーバ及びコンピューティングデバイスは、イベントに関連する情報を記録するための分散型台帳又はブロックチェーンの環境に配置されることが好ましい。

サーバ及びコンピューティングデバイスの各々は、分散型台帳又はブロックチェーン上のノードとして実装されることが好ましい。

本発明の別の態様によれば、コンピューティングデバイスにより、イベントに関連付けられた識別子の入力を受信することと、コンピューティングデバイスにより、コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを生成することと、サーバにより、識別子及び第１の検知データを収集することと、サーバにより、イベントに関連するスクリーンを表示するようにコンピューティングデバイスに指示することと、コンピューティングデバイスにより、スクリーンを表示することと、コンピューティングデバイスにより、スクリーンに関連する第２の検知データを生成することと、サーバにより、第１の検知データ及び第２の検知データのうちの少なくとも１つに基づいて、イベントの成果を確定することとを含む、イベントに関連付けられた成果を確定することが存在する。

サーバは、ランダム関数、第１の検知データ、及び第２の検知データの組合せを使用して、成果を確定するように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、画像を取り込み、取り込まれた画像に基づいてレンダリングされたスクリーンを表示するように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、拡張現実（ＡＲ）及び仮想現実（ＶＲ）のうちの少なくとも１つの形式でスクリーンを表示するように機能することが好ましい。

スクリーンは、取り込まれた画像と重ね合わされた１つ又は複数のオブジェクトを含むことが好ましい。

オブジェクトは、取り込まれた画像の上に浮かぶか又は落ちる形で表示されることが好ましい。

コンピューティングデバイスは、少なくとも１つのカメラを駆動して画像を取り込むように機能し、取り込まれた画像は、静的画像及び動的画像のうちの少なくとも１つの形態であることが好ましい。

識別子は、ピンナンバーズ、英数字コード、ＱＲコード、バーコード、データ行列、及びマキシコードのうちの少なくとも１つの形式であることが好ましい。

コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスが第１の検知データを生成するためにイベントの現場に位置するかどうかを検出するように機能することが好ましい。

サーバは、コンピューティングデバイスがスクリーンを表示する前に、第１の検知データに基づいてイベントの賞に値を割り当てるように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、取り込まれた画像、割り当てられた値、及びユーザの情報のうちの少なくとも１つに基づいて、スクリーンをレンダリングするように機能することが好ましい。

ユーザの情報は、挙動、嗜好、及びプロファイルのうちの少なくとも１つを含むことが好ましい。

コンピューティングデバイスは、複数のオブジェクトの中の少なくとも１つのオブジェクトを賞にリンクするように機能することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、少なくとも１つのセンサを駆動して第２の検知データを生成するように機能することが好ましい。

第２の検知データは、コンピューティングデバイスの方位又は回転、コンピューティングデバイスの加速又は減速、オブジェクトの接触の存在又は不在、タッチ入力及び近接タッチ入力のうちの少なくとも１つに関係することが好ましい。

コンピューティングデバイスは、オブジェクトに関連付けられた賞を収集するための仮想バスケットとして動作することが好ましい。

収集された賞は、ユーザのアカウントに保存されることが好ましい。

サーバは、サーバ又はパートナーに関連付けられたサービスにおけるアカウントを有する少なくとも１人のアクティブユーザを決定し、賞を商品と引き換える方法に関して利用可能な複数のオプションをアクティブユーザに提供するように機能することが好ましい。

サーバ及びコンピューティングデバイスは、イベントに関連する情報を記録するための分散型台帳又はブロックチェーンの環境に配置されることが好ましい。

サーバ及びコンピューティングデバイスの各々は、分散型台帳又はブロックチェーン上のノードとして実装されることが好ましい。

本発明の他の態様は、添付の図面とともに本発明の特定の実施形態の以下の説明を確認すると、当業者には明らかになろう。

次に、添付の図面を参照しながら、ほんの一例として本発明が記載される。
図１は、本発明のシステムのブロック図である。 図２は、本発明の一実施形態のフローチャートである。 図３〜７は、本発明のユーザ体験の例を示す図である。 図３〜７は、本発明のユーザ体験の例を示す図である。 図３〜７は、本発明のユーザ体験の例を示す図である。 図３〜７は、本発明のユーザ体験の例を示す図である。 図３〜７は、本発明のユーザ体験の例を示す図である。 図８は、本発明の一実施形態のロジック及びデータフローである。 図９及び１０は、本発明の別の実施形態のフローチャートである。 図９及び１０は、本発明の別の実施形態のフローチャートである。

発明の実施形態の説明

本発明の他の構成も可能であり、その結果、添付図面は、本発明の前述の説明の一般性に取って代わるものと理解されるべきでない。

図１は、本発明の一実施形態によるシステムのブロック図である。システムは、少なくとも１つのコンピューティングデバイス１００及び少なくとも１つのサーバ２００を備えてもよい。

コンピューティングデバイス１００は、ユーザ、たとえば、イベントの参加者に属してもよく、イベントに参加するために使用されてもよい。コンピューティングデバイス１００には、スマートフォン、ラップトップ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、テレビジョン、及びウェアラブルデバイス、特にスマートウォッチ、スマートグラス、又はモバイル仮想現実ヘッドセットなどのインテリジェントウェアラブルデバイスが含まれてもよいが、それらに限定されない。ユーザは、複数のコンピューティングデバイス１００、たとえば、スマートフォンとスマートウォッチを一緒に使用することができることが諒解されよう。いくつかの実施形態では、複数のコンピューティングデバイス１００は、互いに通信することができる。

参加者には、イベントの現場にいる観客、及び／又は別の地理的位置でリモートにコンピューティングデバイスを使用してイベントを視聴している観客が含まれてもよいが、それらに限定されない。イベントは、成果を確定する、たとえば、少なくとも１人の当選者を出す、賞品の抽選、ラッフル及び／又はくじを含んでもよいが、それらに限定されない。

サーバ２００は、成果、たとえば、イベントに対してユーザが当選するチャンスを確定することができる。サーバ２００は、イベントの主催者、たとえば、マーケティング技術サービスプロバイダに属してもよい。別のコンピューティングデバイスがサーバ２００として使用されてもよいことが諒解されよう。別の実施形態では、コンピューティングデバイス１００とサーバ２００は統合されてもよい。以下、説明を容易にするために、イベントの成果、たとえば、イベントに当選するチャンス及び／又はイベントの当選者を確定する任意のデバイスは、「サーバ２００」と呼ばれる。

コンピューティングデバイス１００は、コントローラ１２０、メモリ１３０、入力ユニット１４０、出力ユニット１５０、通信ユニット１６０、及び入出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース（複数可）１７０のうちの少なくとも１つを備える。

コントローラ１２０は、処理ユニット又はファームウェアと呼ばれる場合がある。コントローラ１２０は、コンピューティングデバイス１００の全動作を制御することができる。たとえば、コントローラ１２０は、メモリ１３０、入力ユニット１４０、出力ユニット１５０、通信ユニット１６０、及び入出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース（複数可）１７０などの他の構成要素を駆動及び／又は制御することができる。

メモリ１３０は、入力及び／又は出力されたデータ、たとえば、取り込まれた画像を一時的に記憶することができる。メモリ１３０は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１３１、キャッシュ１３２、ストレージシステム１３３、及び、分散型台帳１３５が格納されたスタンドアロンデータベース又はクラスタデータベース１３４を含んでもよいが、それらに限定されない。コンピューティングデバイス１００は、スタンドアロンデータベースを含んでもよく、並びに分散型台帳システム又はブロックチェーンの環境内のノードとして機能してもよい。ストレージシステム１３３は、スタンドアロンデータベース又はクラスタデータベース１３４及び分散型台帳１３５の集合体を指してもよい。図示されていないが、メモリ１３０は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、ＳＤカードなどのメモリカードタイプ、読取り専用メモリ（ＲＯＭ）のうちの少なくとも１つを含む、任意のタイプの適切な記憶媒体を使用して実装されてもよいことが諒解されよう。メモリ１３０は、コンピューティングデバイス１００の少なくとも１つの内部メモリ、及び／又は少なくとも１つの外部メモリ、たとえば、ウェブストレージを含んでもよい。

図１に示されたように、コンピューティングデバイス１００は、分散型台帳１３５を維持及び／又は更新することができる。コンピューティングデバイス１００は、分散型台帳１３５上のノードのうちの１つとして実装されてもよい。分散型台帳１３５には、ブロックチェーン、ハッシュグラフ、又は非集中化分散型台帳技術の任意の変形形態が含まれてもよいが、それらに限定されない。分散型台帳１３５は、台帳に対する修正で周期的に又は時々更新されてもよい。修正には、たとえば、台帳項目の挿入又は更新が含まれてもよいが、それらに限定されない。

いくつかの実施形態では、台帳は、イベントに関連する情報を記録するために使用されてもよい。イベントに関連する情報は、ユーザ情報、イベント情報、及び成果情報のうちの少なくとも１つを含んでもよい。

複数のコンピューティングデバイスがイベントに参加してもよいことが諒解されるべきである。複数のコンピューティングデバイスは、非集中化プロセッサ並びにデータベースとして利用されてもよい。各コンピューティングデバイスは、システムの「ノード」と呼ばれる場合がある。各ノードに維持及び格納されている台帳のコピーにより、互いのクロス検証が可能になる。たとえば、台帳項目の間で矛盾イベントが発生すると、コンピューティングデバイスは、互いのクロス検証を実施するように機能する。したがって、分散型台帳に記録されたイベントに関連する情報は、矛盾イベントが発生した場合でも保証されてもよい。

入力ユニット１４０は、ユーザ及び／又は外部環境から信号を受信することができる。入力ユニット１４０には、カメラ、マイクロフォン、ユーザ入力ユニット、及び検知ユニットが含まれてもよいが、それらに限定されない。

カメラは、外部環境の画像を取り込ことができる。取り込まれた画像は、拡張現実（ＡＲ）スクリーンをレンダリングするために使用されてもよい。画像は、（静止画像とも呼ばれる）静的画像、及び（動画又はビデオとも呼ばれる）動的画像のうちの少なくとも１つであってもよい。カメラは生データを生成することができる。その後、コントローラ１２０は、カメラから生データを受信し、生データを処理して、たとえば解釈して、画像を取得することができる。取得された画像は、メモリ１３０に記憶されてもよい。複数のカメラが設けられてもよいことが諒解されるべきである。たとえば、コンピューティングデバイス１００は、フロントカメラ及びリアカメラを備えることができる。

マイクロフォンはオーディオ入力を受信することができる。マイクロフォンは、オーディオ入力に関連付けられた生データを生成することができる。その後、コントローラ１２０は、マイクロフォンから生データを受信し、生データを処理して、オーディオファイルを取得することができる。取得されたオーディオファイルは、メモリ１３０に記憶されてもよい。複数のマイクロフォンが設けられてもよいことが諒解されるべきである。

ユーザ入力ユニットは、ユーザからの手動入力を受け取るように実装されてもよい。ユーザ入力ユニットには、キーパッド、キーボード、タッチパッド、タッチスクリーン、及びポインティングデバイスが含まれてもよいが、それらに限定されない。ユーザ入力ユニットは、手動入力に関連付けられた生データを生成することができる。その後、コントローラ１２０は、ユーザ入力ユニットから生データを受信し、生データを処理して入力データを生成して、コンピューティングデバイス１００の動作を制御することができる。

検知ユニットには、動きセンサ、タッチセンサ、近接センサ、及び位置センサが含まれてもよいが、それらに限定されない。検知ユニットはユーザ入力ユニットと統合されてもよいことが諒解されるべきである。動きセンサは、コンピューティングデバイス１００の本体の方位又は回転、及びコンピューティングデバイス１００の本体の加速又は減速のうちの少なくとも１つを検出するように駆動することができる。タッチセンサは、タッチ入力の場所、領域、パターン、及び／又は圧力を検出するように実装されてもよい。近接センサは、任意のオブジェクトの接触及び近接タッチの存在又は不在のうちの少なくとも１つを検出するように駆動することができる。

位置センサは、コンピューティングデバイス１００の位置を検出するように駆動することができる。位置センサは、コンピューティングデバイス１００の位置データを取得するために、ＧＰＳ（全地球測位システム）モジュールを含んでもよいが、それに限定さない。いくつかの実施形態では、位置センサは、ビーコンから信号を受信し、位置データを取得するために、ビーコンリーダーモジュールを含んでもよい。位置センサは、通信ユニット１６０とともに使用されるか、又は通信ユニット１６０と統合されてもよいことが諒解されよう。

出力ユニット１５０は、ビジュアル出力及び／又はオーディオ出力を供給することができる。出力ユニット１５０には、ディスプレイ及びオーディオ出力ユニットが含まれてもよいが、それらに限定されない。

ディスプレイは、コントローラ１２０によって処理された情報を表示するように機能する。ディスプレイは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ（ＴＦＴ−ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイ、アクティブマトリクス有機発光ダイオード（ＡＭＯＬＥＤ）、及びフレキシブルディスプレイのうちの少なくとも１つを含んでよい。複数のディスプレイが設けられてもよいことが諒解されよう。たとえば、コンピューティングデバイス１００は、フロントディスプレイ及びリアディスプレイを備えることができる。

いくつかの実施形態では、タッチセンサとディスプレイは統合されてもよい。これらの実施形態では、ディスプレイは、入力ユニット１４０並びに出力ユニット１５０として使用されてもよい。

オーディオ出力ユニットは、メモリ１３０に記憶された、又は通信ユニット１６０から受信されたオーディオデータを出力するように機能する。オーディオ出力ユニットには、スピーカ及びレシーバが含まれてもよいが、それらに限定されない。複数のオーディオ出力ユニットが設けられてもよいことが諒解されよう。

通信ユニット１６０は、ワイヤレス通信ユニットと呼ばれる場合がある。通信ユニット１６０には、モバイル通信モジュール、ワイヤレスインターネットモジュール、及び短距離通信モジュールが含まれてもよいが、それらに限定されない。これらのモジュールのうちの少なくとも２つ、たとえば、モバイル通信モジュール及びワイヤレスインターネットモジュールは統合することができることが諒解されよう。

モバイル通信モジュールは、モバイル通信ネットワークを介して、基地局、外部デバイス、及びサーバ２００のうちの少なくとも１つと通信することができる。モバイル通信モジュールは、チャネルアクセス方法、たとえば、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）又は時分割多元接続（ＴＤＭＡ）を使用して、無線信号、たとえば、音声通話信号、ビデオ通話信号、テキスト及び／又はマルチメディアメッセージ信号を送信及び／又は受信することができる。

ワイヤレスインターネットモジュールは、外部デバイス及びサーバに対するワイヤレスインターネットアクセスをサポートすることができる。そのようなワイヤレスインターネットアクセスの例には、ワイヤレスＬＡＮ（ＷＬＡＮ）（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ）、ワイヤレスブロードバンド（Ｗｉ−ｂｒｏ）、マイクロ波アクセス用ワールドワイド相互運用性（Ｗｉ−ｍａｘ）、及び高速ダウンリンクパケットアクセス（ＨＳＰＤＡ）が含まれてもよいが、それらに限定されない。

短距離通信モジュールは、短距離通信をサポートすることができる。そのような短距離通信の例には、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、無線自動識別（ＲＦＩＤ）、ウルトラワイドバンド（ＵＷＢ）、及びＺｉｇＢｅｅ（登録商標）が含まれてもよいが、それらに限定されない。

Ｉ／Ｏインターフェース１７０は、コンピューティングデバイス１００を少なくとも１つの外部デバイスとインターフェースするように実装されてもよい。Ｉ／Ｏインターフェース１７０には、外部充電ポート、メモリカードポート、及びイヤフォンポートが含まれてもよいが、それらに限定されない。外部充電ポートとイヤフォンポートは統合されてもよいことが諒解されよう。

サーバ２００は、コントローラ２２０、メモリ２３０、及び通信ユニット２６０のうちの少なくとも１つを備える。

コントローラ２２０は、処理ユニットと呼ばれる場合があり、サーバ２００の全動作を制御することができる。たとえば、コントローラ２２０は、メモリ２３０及び通信ユニット２６０などの他の構成要素を駆動及び／又は制御することができる。

メモリ２３０は、入力及び／又は出力されたデータを一時的に記憶することができる。メモリ２３０は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２３１、キャッシュ２３２、ストレージシステム２３３、及び、分散型台帳２３５が格納されたスタンドアロンデータベース又はクラスタデータベース２３４を含んでもよいが、それらに限定されない。メモリ２３０は、サーバ２００の少なくとも１つの内部メモリ、及び／又は少なくとも１つの外部メモリ、たとえば、ウェブストレージを含んでもよい。

図１に示されたように、サーバ２００は、分散型台帳２３５を維持及び／又は更新することができる。サーバ２００はまた、分散型台帳２３５上の複数のノードの中の１つのノードとして実装されてもよい。分散型台帳２３５は、台帳に対する修正で周期的に又は時々更新されてもよい。いくつかの実施形態では、台帳は、イベントに関連する情報を記録するために使用されてもよい。

通信ユニット２６０は、他のコンピューティングデバイス、たとえばコンピューティングデバイス１００と通信するために使用されてもよい。サーバ２００の通信ユニット２６０は、コンピューティングデバイス１００と通信し、情報を送受信することができる。

図２は、本発明の一実施形態のフローチャートを示す。

イベントの間の所定の時間において、自分のコンピューティングデバイス上で、イベント固有の識別子、たとえばコードを入力するように、ユーザ、たとえば参加者向けの指示を伴うアナウンスが行われる場合がある。単一の識別子がイベントに割り当てられてもよく、そのため、同じイベントに参加するすべてのユーザは同じ識別子を使用してもよいことが諒解されよう。同じ識別子は、イベントに物理的に参加していないが、イベントを視ているか、又はイベントにリモートで参加している他のユーザと共有されてもよいことが諒解されるべきである。

図示されていないが、別の実施形態では、複数の識別子、たとえば第１及び第２の識別子がイベントに割り当てられてもよい。したがって、イベントに物理的に参加しているユーザのグループが第１の識別子を使用してもよく、イベントに物理的にいないユーザの他のグループが第２の識別子を使用してもよい。

識別子は、ピンナンバーズ、英数字コード、ＱＲコード、バーコード、データ行列、及びマキシコードのうちの少なくとも１つの形式であってもよい。

図２に示されたように、コンピューティングデバイス１００は、識別子の入力を受信することができる（Ｓ３１０）。コンピューティングデバイス１００の入力ユニット１４０は、識別子のための入力を受信するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、入力ユニット１４０は、ユーザから識別子のための手動入力を受け取るために使用されるユーザ入力ユニットであってもよい。別の実施形態では、入力ユニット１４０は、識別子を走査するために使用されるカメラ又はＱＲコードスキャナ若しくはバーコードスキャナなどのスキャナであってもよい。別の例では、入力ユニット１４０は、識別子のためのオーディオ入力を受け取るために使用されるマイクロフォンであってもよい。

入力ユニット１４０は、識別子の入力に関連する生データを生成し、コントローラ２２０に生データを送信することができる。コントローラ１２０は、識別子を検出し、通信ユニット１６０、たとえば、ワイヤレスインターネットモジュール、モバイル通信モジュール、及び／又は短距離通信モジュールを介して、サーバ２００に識別子を送信することができる。サーバ２００のコントローラ２２０は、次いで、識別子を検証及び／又は認証することができる。コントローラ２２０は、コンピューティングデバイス１００又はコンピューティングデバイス１００のユーザをイベントの参加者として登録することができる。

コンピューティングデバイス１００は、コンピューティングデバイス１００の位置データとして第１の検知データを生成することができる（Ｓ３２０）。コントローラ１２０は、入力ユニット１４０、たとえば位置センサを駆動して、コンピューティングデバイス１００の位置データを生成するように機能する。たとえば、位置センサは、コンピューティングデバイス１００の位置データを取得するために、ＧＰＳモジュール又はビーコンリーダーモジュールを含んでもよい。コントローラ１２０は、位置データに基づいて、コンピューティングデバイス１００がイベントの現場に位置するかどうかを検出するように機能する。

位置センサは、通信ユニット１６０及び／又は入力ユニット１４０の他の検知ユニットとともに使用されるか、又はそれらと統合されてもよいことが諒解されよう。入力ユニット１４０は、第１の検知データを生成して、コンピューティングデバイス１００の位置を確認することができる。この第１の検知データは、位置、画像、タイムスタンプ、及びソーシャルメディアデータを含んでもよいが、それらに限定されないことが諒解されよう。

サーバ２００は、識別子及び第１の検知データを検索／収集するために、データ通信又は信号通信内で構成される（Ｓ３３０）。サーバ２００の通信ユニット２６０は、イベントの識別子及びコンピューティングデバイス１００の位置データを受信することができる。

サーバ２００は、イベントに関連するスクリーンなどのユーザインターフェースを表示するようにコンピューティングデバイス１００に指示することができる（Ｓ３４０）。上述されたように、識別子を受信した後、サーバ２００のコントローラ２２０は、コンピューティングデバイス１００及び／又はユーザを参加者として登録することができる。いくつかの実施形態では、コントローラ２２０は、スクリーンを表示するようにコンピューティングデバイス１００に指示する前に、コンピューティングデバイス１００の位置データに基づいて、少なくともイベントの各賞に値を割り当てるように機能する。

賞には、サービス、物理的な／デジタルの商品、ギフトカード、景品、クーポン、及びクレジットが含まれてもよいが、それらに限定されない。一実施形態では、賞は、イベントの日まで、サーバ２００、たとえば、マーケティング技術サービスプロバイダのサーバによって保持されたデジタルエスクローアカウントに保持されていてもよい。

コンピューティングデバイス１００は、次いで、スクリーンを表示し、スクリーンに関連する第２の検知データを生成する（Ｓ３５０）。

コンピューティングデバイス１００のコントローラ１２０は、カメラを駆動して少なくとも１つの画像を取り込むように機能する。コンピューティングデバイス１００には複数のカメラが実装されてもよいことが諒解されるべきである。コントローラ１２０は、デフォルトの設定、ユーザの入力、及び／又は外部環境に基づいて、少なくとも１つのカメラを駆動することができる。

取り込まれた画像は、（静止画像とも呼ばれる）静的画像、又は（動画、ライブ画像、若しくはビデオとも呼ばれる）動的画像の形式であってもよい。コントローラ１２０は、取り込まれた画像及び割り当てられた値のうちの少なくとも１つに基づいて、イベントに関連するスクリーンをレンダリングするように機能する。スクリーンは、取り込まれた画像と重ね合わされた１つ又は複数のオブジェクトを含んでもよい。いくつかの実施形態では、コントローラ１２０は、複数のオブジェクトの中の少なくとも１つのオブジェクトを賞にリンクするように機能する。オブジェクトは、コンピューティングデバイス１００の出力ユニット１５０、たとえばディスプレイ上で、取り込まれた画像の上に浮かぶか又は落ちる形で表示される。このようにして、ディスプレイは、拡張現実（ＡＲ）の形式でスクリーンを表示することができる。

コンピューティングデバイス１００のディスプレイ、たとえばモバイル仮想現実ヘッドセットは、仮想現実（ＶＲ）の形式でスクリーンを表示することができることが諒解されよう。コントローラ１２０は、画像を取り込み、仮想現実技術を使用して、画像を処理してスクリーンをレンダリングすることができる。その後、モバイル仮想現実ヘッドセットのディスプレイは、仮想現実（ＶＲ）の形式でオブジェクトを含むレンダリングされたスクリーンを表示することができる。

その後、コンピューティングデバイス１００は、スクリーンに関連する第２の検知データを生成する。コントローラ１２０は、少なくとも１つの検知ユニットを駆動して第２の検知データを生成するように機能する。検知ユニットには、動きセンサ、タッチセンサ、及び近接センサが含まれてもよいが、それらに限定されない。第２の検知データは、コンピューティングデバイスの方位又は回転、コンピューティングデバイスの加速又は減速、オブジェクトの接触の存在又は不在、タッチ入力及び近接タッチ入力のうちの少なくとも１つに関係する。たとえば、コンピューティングデバイス１００のユーザは、出力ユニット１５０に表示されたスクリーンを視ながら、コンピューティングデバイス１００の本体を動かすか、又は傾けて賞を収集することができる。検知ユニット、たとえば動きセンサは、本体の動き又は傾きに従って第２の検知データを生成するために使用されてもよい。第２の検知データは、サーバ２００の通信ユニット２６０に送信されてもよい。

サーバ２００は、第１の検知データ及び第２の検知データのうちの少なくとも１つに基づいて、イベントの成果を確定することができる（Ｓ３６０）。サーバ２００は、ランダム関数、第１の検知データ、及び第２の検知データの組合せを使用して、成果、たとえば賞金の支払い及び／又は当選者を確定するように機能することが諒解されよう。

各賞は、サーバ２００、たとえば、マーケティング技術サービスプロバイダのサーバによって保持されたデジタル又は仮想のエスクローに保持され、所定の時間に公開されてもよい。（「乱数発生器」又は「デジタル支払い乱数発生器」とも呼ばれる）ランダム関数を使用すると、「デジタルドロップ」のすべての既知のアクティブユーザ、すなわち参加者に対する賞プールの公正で公平な分配が保証されてもよい。いくつかの実施形態では、既知のアクティブ参加者は、その位置が知られている登録されたユーザとして、サービスプロバイダ、たとえばマーケティング技術サービスプロバイダによって規定されてもよく、イベントの間のアクティブなログインセッションを有し、有効で期限切れでない識別子を与えられている。

いくつかの実施形態では、サーバ２００は、地理空間位置などの第１の検知データとアクティブセッションログインタイムスタンプを結合するアルゴリズムを使用して、可変の最小値及び最大値を生成することができる。最小値及び最大値は、次いで、サーバ２００のＪａｖａ（登録商標）ベースのランダム関数に入力される。

両方の物理レイヤにおけるランダム化の２つのレイヤ、たとえば、センサデータレベル、並びに、たとえば、熱雑音及び大気雑音の乱数発生に匹敵するソフトウェアレイヤが使用されてもよい。

環境センサデータが多値アレイ［ａ，ｂ］として収集されてもよく、ここで、「ａ」及び「ｂ」は同じ又は同様のタイプの２つの値を表す。たとえば、「ａ」はユーザの最終位置であり、「ｂ」は現在位置であるか、又は「ａ」は現在の大気温度であり、ｂはデバイスの現在の内部ＣＰＵ温度である。これらの値は、ソフトウェアレイヤに送信され、擬似乱数Ｘを生成するために使用されてもよい。

一方、加速度計、ジャイロスコープ、及び磁力計を含むが、それらに限定されないコンピューティングデバイス１００の搭載センサによって記録されたユーザの物理的な動きなどの別のセンサデータも、多値アレイ［ｃ，ｄ］として収集されてもよく、ここで、「ｃ」及び「ｄ」は同じ又は同様のタイプの２つの値を表す。これらの値は、ソフトウェアレイヤに送信され、擬似乱数Ｙを生成するために使用されてもよい。

互いに関連するＸ及びＹの値に応じて、それらは、最小値及び最大値として知られる値と置き換えられてもよい。ソフトウェアによって生成された結果の擬似乱数Ｚは、キー値ペアとして賞の利用可能な在庫と比較される値である。

ソフトウェアレイヤ及び結果として生じる擬似乱数Ｚは、エネルギーが様々な環境を通って移動するにつれて温度及び無線周波数に影響を与える複数の変数に起因して、両方が高水準のエントロピー及び乱数性をもたらす熱雑音及び大気雑音に匹敵することが諒解されよう。それは、ユーザの周囲と結合されたユーザの挙動、たとえば動きを使用するときに適用可能であるはずである。

サーバ２００のコントローラ２２０は、最小値及び最大値を決定することができる。第２の検知データに関連付けられた最小値（「ＭＩＮ」）及び第１の検知データ及び識別子に関連付けられた最大値（「ＭＡＸ」）は、以下の通りであってもよい。
Ｍｉｎ＝センサの動きデータ入力に割り当てられた整数値
Ｍａｘ＝ＧＰＳ及びセッションログインＩＤ入力に割り当てられた整数値

成果、たとえば当選するチャンスは、以下のようにＪａｖａベースのランダム関数を使用して決定されてもよい。
Ｒａｎｄｏｍ ｒ＝ｎｅｗ Ｒａｎｄｏｍ（）
ｉｎｔ ｉ１＝ｒ．ｎｅｘｔＩｎｔ（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）＋Ｍｉｎ
これらは、Ｍｉｎ及びＭａｘを含むＭＩｎとＭａｘとの間のランダムな整数をもたらす。

各賞は、コンピューティングデバイス１００のディスプレイにスクリーンが表示される前に、最小値と最大値との間の整数値を割り当てられてもよい。スクリーンが表示されている間、第２の検知データ、たとえば、一致する整数を生成するユーザの入力及び／又は動きは、成果を確定することができる。上述されたように、各イベントより前に、入手できる賞は整数値を割り当てられてもよく、ソフトウェアレイヤによって生成された結果の擬似乱数Ｚは、「一致」の基礎を形成するユーザに賞をリンクするキー値ペアの中の２次値であってもよい。

たとえば、最大値はコンピューティングデバイス１００の位置データに関係するので、離れて位置するユーザは、イベントの現場に位置する別のユーザと比べてより低い値を有する可能性がある。したがって、離れて位置するユーザが入手できる賞はより少ないはずである。しかしながら、イベントの現場に物理的に存在する別のユーザは、物理的に存在しないユーザよりも大きい賞及び景品を勝ち取る資格があってもよい。

図示されていないが、別の実施形態では、離れて位置するユーザは、イベントの現場に位置する別のユーザと比べてより高い値を有する場合がある。

上述されたように、コンピューティングデバイス１００は、スクリーンに関連する第２の検知データを生成する。たとえば、コンピューティングデバイス１００のユーザは、出力ユニット１５０、たとえばディスプレイに表示されたスクリーンを視ながら、コンピューティングデバイス１００の本体を動かすか、又は傾けて賞を収集することができる。動きセンサは、本体の動き又は傾きに関連する第２の検知データを生成するために使用されてもよい。ディスプレイは、仮想バスケットを表示して、オブジェクトに関連付けられた賞を収集し、及び／又は賞がスクリーンに現れるか、若しくはスクリーンから消えるときに賞と対話することができる。たとえば、賞は、本体の動き又は傾きに関連する第２の検知データを使用して収集されてもよい。

その後、収集された賞は、ユーザのアカウントに保存されてもよい。アカウントは、モバイル／データロードクレジット、デジタル通貨、又はカスタマロイヤリティ報奨ウォレットを含んでもよいが、それらに限定されない。ユーザは、次いで、賞を商品と引き換えることができる。

別の実施形態では、ユーザはスクリーンにタッチして賞を収集することができる。ユーザ入力ユニットは、タッチ入力に関連する第２の検知データを生成するために使用されてもよい。別の実施形態では、ユーザは音を立てて賞を収集することができる。マイクロフォンは、オーディオ入力を受け取り、オーディオ入力に関連する第２の検知データを生成するために使用されてもよい。

図示されていないが、複数の入力ユニット１４０は賞を収集するために使用されてもよいことが諒解されるべきである。たとえば、検知ユニット、たとえば動きセンサ、及びユーザ入力ユニットは、動き入力及びタッチ入力の組合せに関連する第２の検知データを生成するために使用されてもよい。

図示されていないが、別の実施形態では、複数のコンピューティングデバイス、たとえば、スマートフォン及びスマートウォッチは、賞を収集するために一緒に使用されてもよい。たとえば、スマートフォンのユーザ入力ユニット及びスマートウォッチの動きセンサは、スマートフォン向けのタッチ入力及びスマートウォッチ向けの動き入力の組合せに関連する第２の検知データを生成するために使用されてもよい。

イベントは、積極的な参加を促すために、テレビプログラム又はインターネットブロードキャストの間などの、非物理的な領域において発生する可能性もあることが諒解されよう。

図３〜図７は本発明のユーザ体験の例を示す。

コンピューティングデバイス１００は、イベントに参加するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、イベント、たとえば「デジタルドロップサービス」に参加するために、ソフトウェアアプリケーションをダウンロードすることができる。別の実施形態では、このサービスは、プログラムとして、又は既存のプログラムに組み込まれるか若しくは統合されたオーバーレイとして利用可能であってもよい。イベントのサービスプロバイダ、たとえばイベントの主催者は、パートナーシップ契約又はパートナーシップライセンスに署名して、バックエンドＡＰＩ又はソフトウェア開発キット（ＳＤＫ）を介してこのサービスを用意することができる。

図３（ａ）に示されたように、ユーザは、アイコン１０１、たとえばデジタルドロップアイコンを選択することにより、イベントへの参加を要求することができる。

ユーザがアイコン１０１を選択すると、コンピューティングデバイス１００のディスプレイは、イベントに関連付けられた識別子を入力するスクリーンを表示することができる。たとえば、図３（ｂ）に示されたように、スクリーンは、識別子の入力を受け取る入力ウィンドウ１０２を含んでもよい。識別子はイベント固有のコードであってもよい。識別子には、ピンナンバーズ、英数字コード、ＱＲコード、バーコード、データ行列、及びマキシコードが含まれてもよいが、それらに限定されない。たとえば、ユーザは、入力ウィンドウ１０２に４桁のピンナンバーズを入力することができる。

図示されていないが、別の実施形態では、ユーザは、コンピューティングデバイス１００のカメラを使用して、ＱＲコード又はバーコードの形式の識別子を走査することができる。別の実施形態では、ユーザは、コンピューティングデバイス１００のマイクロフォンを使用して、識別子に関連する音声信号を入力することができる。

その後、ユーザは、アイコン１０３を選択して識別子を送出することができる。識別子は、アイコン１０３の選択なしに自動的に送出されてもよいことが諒解されるべきである。コンピューティングデバイス１００の通信ユニット１６０は、サーバ２００の通信ユニット２６０に識別子を送出することができる。サーバ２００のコントローラ２２０は、識別子を分析、検証、及び／又は認証することができる。その後、コントローラ２２０は識別子を受理することができる。図示されていないが、コントローラ２２０は、コンピューティングデバイス１００又はユーザをイベントの参加者として登録することができることが諒解されよう。

コンピューティングデバイス１００のディスプレイは、図３（ｃ）に示されたように、識別子が受理されたことを知らせるためにスクリーンを表示することができる。スクリーンは、他のユーザと識別子を共有するためにボタン１０４を含んでもよい。図示されていないが、ユーザがボタン１０４を選択した場合、識別子は、通信ユニット１６０を介して他のユーザに送信されてもよい。スクリーンは、イベント、たとえば「デジタルドロップ」サービスへの参加を開始するためにボタン１０５を含んでもよい。

その後、図４（ａ）及び図４（ｂ）に示されたように、コンピューティングデバイス１００のディスプレイは、イベントに関連するスクリーンを表示することができる。スクリーンは１つ又は複数のオブジェクトを備えてもよい。スクリーンの背景は、コンピューティングデバイス１００のカメラによって取り込まれた画像（複数可）であってもよい。カメラは、周期的、非周期的、又はリアルタイムに画像を取り込むことができる。取り込まれた画像は、静的画像及び動的画像、たとえばビデオのうちの少なくとも１つであってもよい。このようにして、スクリーンは拡張現実（ＡＲ）の形式で表示されてもよい。

複数のオブジェクトの中の少なくとも１つのオブジェクトは賞にリンクされてもよいことが諒解されるべきである。いくつかの実施形態では、すべてのオブジェクトは賞にリンクすることができる。コンピューティングデバイス１００のコントローラ１２０は、スクリーンを表示する前に、オブジェクトを賞とリンクすることができる。別の実施形態では、サーバ２００のコントローラ２２０は、オブジェクトを賞とリンクし、そのような情報をコンピューティングデバイス１００に提供することができ、その結果、コンピューティングデバイス１００のディスプレイは、それに応じて表示することができる。

いくつかの実施形態では、オブジェクトの複数のグループ（以下、「オブジェクトＡ」及び「オブジェクトＢ」と呼ばれる）がスクリーンに表示されてもよい。オブジェクトＡ１０８及びオブジェクトＢ１０９は、異なるタイプ又は量の賞にリンクされてもよい。たとえば、オブジェクトＡ１０８はクーポンにリンクされてもよく、オブジェクトＢ１０９は景品にリンクされてもよい。オブジェクトＢ１０９のみが賞にリンクされてもよいことも諒解されるべきである。

イベントの成果、たとえば当選者及び／又は賞は、ランダム関数、コンピューティングデバイス１００の位置データとしての第１の検知データ、及びスクリーンに関連付けられた第２の検知データの組合せを使用して決定されてもよい。第２の検知データは、コンピューティングデバイス１００によって生成されてもよい。

図４（ａ）に示されたように、オブジェクト１０８、１０９は、外部環境の取り込まれた画像と重ね合わされてもよい。このようにして、オブジェクト１０８、１０９は、拡張現実（ＡＲ）の形式で表示されてもよい。スクリーンはまた、オブジェクト１０８、１０９を収集し、及び／又はそれらがスクリーンに現れるか、若しくはスクリーンから消えるときにオブジェクト１０８、１０９と対話するために、仮想バスケット１０６を含んでもよい。ユーザは、スクリーンを視ながら、コンピューティングデバイス１００の本体を動かすか、又は傾けて、仮想バスケット１０６に賞を収集することができる。

たとえば、図４（ｂ）に示されたように、ユーザは、コンピューティングデバイス１００の本体を右側に動かして、賞に関連付けられたより多くのオブジェクトを収集することができる。ユーザが収集した賞の情報が表示されてもよい。たとえば、イベントの間にユーザが収集した賞及び／又はオブジェクトの数がスクリーンの下部１０７に表示される。図示されていないが、イベントの間にユーザが収集した賞の値及び／又は量を表示することができる。

図４（ｃ）及び図４（ｄ）に示されたように、ユーザは、本体を連続的に動かして、賞に関連付けられたより多くのオブジェクトを収集することができる。ユーザが収集した賞及び／又はオブジェクトの数もそれに応じて更新される。

いくつかの実施形態では、イベントは所定の時間後に終了する場合がある。別の実施形態では、イベントは、ユーザ又はすべてのユーザがすべての賞及び／又はオブジェクトを収集すると終了する場合がある。図５（ａ）及び図５（ｂ）に示されたように、ユーザが収集した賞及び／又はオブジェクトの数が表示される。

その後、ユーザは賞を商品と引き換えることができる。たとえば、ユーザは、ボタン、たとえば「引換ボタン」１１０を選択した後、複数の賞の中の少なくとも１つの賞を商品と引き換えることができる。サーバ２００のコントローラ２２０は、引換を支援することができる。コントローラ２２０は、ユーザのプロファイルに基づいて、賞を商品と引き換える方法に関して利用可能な少なくとも１つのオプションをユーザに提供するように機能することが諒解されよう。オプションは、賞を商品と引き換える方法及び／又は場所を含んでもよい。オプションは、コンテンツ、当選、並びに賞の適格性及び制限を共有できることをさらに含んでもよいが、それに限定されない。

サーバ２００のコントローラ２２０は、システムのサービス又はパートナーのサービスを有するユーザのアカウントステータスと関連するユーザのプロファイルを分析することができる。たとえば、コントローラ２２０は、システムのサービス又はパートナーのサービスにおけるアカウントを有する少なくとも１人のアクティブユーザを認識し、賞を商品と引き換える方法に関して利用可能な複数のオプションをアクティブユーザに提供することができる。

別の実施形態では、コンピューティングデバイス１００のコントローラ１２０は、ユーザの情報をさらに利用してスクリーンをレンダリングする。ユーザの情報は、挙動、嗜好、及びプロファイルのうちの少なくとも１つを含んでもよい。ユーザの情報は、ウェブ、たとえばソーシャルネットワークサービス、又はオンラインコミュニティから収集されてもよい。この点に関連して，各ユーザは、ユーザの挙動、嗜好、又はプロファイルに応じて様々なユーザ体験を楽しむことができる。

いくつかの実施形態では、ユーザはユーザが収集した賞を確認することができる。イベントが終了した後、図６（ａ）に示されたように、ユーザが収集した賞の数が表示される。ユーザは、ボタン、たとえば「オープンギフト」ボタン１１１を選択することができる。その後、図６（ｂ）に示されたように、ユーザが収集した賞に関連付けられた情報及び／又はアイコンが表示される。ユーザは、次いで、複数の賞の中の少なくとも１つの賞を商品と引き換え、及び／又は使用することができる。たとえば、賞がクーポンである場合、ユーザは、ユーザが賞に関連付けられたアイコンを選択すると、電子クーポンをダウンロードすることができる。

図７を参照すると、離れて位置するユーザは、イベントの現場に位置する別のユーザと比べて当選するチャンスが少ない場合があることが諒解されよう。したがって、離れて位置するユーザが入手できる賞はより少ない可能性がある。しかしながら、イベントの現場に物理的に存在する別のユーザは、物理的に存在しないユーザよりも当選するチャンスが多い可能性がある。

たとえば、図７（ａ）に示されたように、ユーザがイベントの現場に物理的に位置する場合、賞に関連付けられたオブジェクト、たとえばオブジェクトＢ１０９は、大きいサイズで表示されてもよい。図７（ｂ）に示されたように、ユーザが離れて位置する場合、賞に関連付けられたオブジェクト、たとえばオブジェクトＢ１０９は、小さいサイズで表示されてもよい。したがって、離れて位置する別のユーザと比べて、イベントの現場に位置するユーザが自分の仮想バスケット１０６に賞を収集することは容易であり得る。

図３〜図７に示されたように、イベントに関連するユーザ体験が用意されてもよい。ユーザ体験により、ユーザがバックエンドメタデータと対話して、タスクを実行し、及び／又はユーザのプロファイルを更新することが可能になってもよい。図３（ａ）に示されたように、ユーザはソフトウェアアプリケーションをダウンロードし、ソフトウェアアプリケーションを実行してイベントに参加することができる。ソフトウェアアプリケーションは、画像認識、テキスト認識、ＱＲコード及び／又はバーコードリーダー、並びに手動ユーザ入力認識のうちの少なくとも１つなどの、様々な機能を実行することができる。手動ユーザ入力は、拡張現実（ＡＲ）の形式であるスクリーンと組み合わされてもよいことが諒解されよう。このようにして、コンピューティングデバイス１００又はサーバ２００は、スクリーンに表示されたオブジェクトに関する不可欠な情報にアクセスし、それを検索することができる。オブジェクトは、広範囲のプログラマブルイベントに対する対話トリガとして実装されてもよい。

ユーザ体験を用意するために、コンピューティングデバイス１００又はサーバ２００は、様々なレイヤ、たとえば３つの基本レイヤを備えてもよい。これらのレイヤは、（「ユーザインターフェースレイヤ」とも呼ばれる）プレゼンテーションレイヤ、インテリジェンスサービスレイヤ、及び（「メタデータレイヤ」とも呼ばれる）メタデータデータベースレイヤを含んでもよい。

インテリジェンスサービスレイヤは、軽量サービス指向アーキテクチャ（ＳＯＡ）フレームワークを含んでもよいが、それに限定されない。インテリジェンスサービスレイヤは、選択された実装形態に応じてソフトウェアアプリケーションに組み込むことができることが諒解されるべきである。

インテリジェンスサービスレイヤは、アプリケーション、データソース、ビジネスロジック及びサービス接続を連結するインターフェースレイヤ及び／又は通信ハブであってもよい。さらに、インテリジェンスサービスレイヤは、様々なエンドポイント及びソースからのデータを結合することができるコア処理及び集約エンジンとして機能することができる。インテリジェンスサービスレイヤは、様々なレイヤ内で個別にインターフェースする通信を維持する必要を取り除く固有のハードウェア解決策に関連することもできるので、ソフトウェアアーキテクチャに限定されない。

インテリジェンスサービスレイヤは、単一のレイヤ内のすべてのコア処理ロジック及びビジネスルールを抽象化することにより、将来の更新及び追加を単純化することができることが諒解されるべきである。いくつかの実施形態では、インテリジェンスサービスレイヤは、親子ＡＰＩモデルとして集中化及び実装されてもよい。他の実施形態では、インテリジェンスサービスレイヤは非集中化されてもよく、分散台帳及び／又はメッシュネットワーク技術は、コンピューティングデバイスが中央サーバと通信する必要なしに同じイベント内の他のノードの状態及び値を知ることが可能なノードとして動作することを可能にするために使用される。さらに、インテリジェンスサービスレイヤは技術不可知論的なレイヤである。したがって、インテリジェンスサービスレイヤは、サービスコネクタを使用するだけで、既存又は将来の技術に接続することができる。サービスコネクタには、ＭｕｌｅＳｏｆｔ、ＡＷＳ、ＷＳＯ２、ＳＤＫ、及びＡＰＩが含まれてもよいが、それらに限定されない。

メタデータデータベースレイヤのメタデータデータベースは、ユーザ（たとえば、顧客）、企業、及びサービスプロバイダのデータにリンクする少なくとも１つのデータベースを指すことができる。メタデータデータベースには、リレーショナルデータベース、ビッグデータデータベース、及びＮｏＳＱＬデータベースが含まれてもよいが、それらに限定されない。メタデータデータベースは、スタンドアロン構成、クラスタ構成、又は分散台帳技術を含む分散構成のいずれかにおいて、これらのタイプの任意の組合せを使用することができる。

イベント時間の間、インテリジェンスサービスレイヤは、ユーザに拡張現実（ＡＲ）体験を提供するようにプレゼンテーションレイヤを制御することができる。ウェブ及び／又はモバイルユーザインターフェースは、検知データの組合せを使用してメタデータデータベースに問合せを行うインテリジェンスサービスレイヤからの応答を表示するために、プレゼンテーションレイヤとして機能することができる。プレゼンテーションレイヤは、任意のウェブ対応デバイス内で実行されてもよい。

図８は、本発明の一実施形態のロジック及びデータフローを示す。

図８を参照すると、イベント４０１は、イベントコードアルゴリズムをトリガするための任意の触媒であってもよい。エスクロー４０６は、イベントの前及び／又は間に、分配用の賞及び／又は資産が格納される少なくとも１つのアカウントを保持することができる。規定４０３は、ユーザ、たとえば参加者にフレームワークを提供する一組のロジック、ルール、ガイドラインを格納することができる。これには、賞の配分、参加者の適格性、引換基準、及びコード検証が含まれてもよいが、それらに限定されない。コード４０２は、ユーザがイベントに参加するために使用される識別子であってもよい。

オンサイトサービス４０４は、増大したしきい値を選択して位置ベースのバイアスを容易にするように設計された検知データに対して入力コードを分析するサービスであってもよい。この技術は、ユーザが自分の周囲に移動し探検する気にさせる効果的なマーケティング及び／又は広告ツールであるように実装されてもよい。各コードは、指定された位置マーカ、たとえばＧＰＳタグを有することができる。ユーザの現在の位置及び近接性をイベントコードのＧＰＳタグと比較することにより、システムは、ユーザを対象のイベントに駆り立て向かわせる際のツールの有効性を判定することができる。いくつかの実施形態では、イベントの位置の近くにいるユーザは、自分の物理的な存在のために大きい賞を受けることができる。たとえば、それらのユーザの場合、１つのコインは２０ポイントに等しくてもよい。

オフサイトサービス４０５は、限定的なしきい値を選択して位置ベースのバイアスを導入するように設計された検知データに対して入力コードを分析するサービスであってもよい。いくつかの実施形態では、イベント位置の近傍にいないユーザは、より大きい賞に当選することを望む場合、困難な旅行をしてイベント位置にある他のイベントに参加するように促されてもよい。たとえば、それらのユーザの場合、１つのコインは１ポイントに等しくてもよい。

通常の機能４０７は、ユーザ及び最適なユーザ体験を用意する機能をもたらす検知データ入力によって開始されたシステムの主要機能に関係してもよい。修正された機能４０８は、ユーザ及びイベント／ユーザ固有の環境／条件変数に関係する検知データ入力によって修正されたシステムの主要機能に関係してもよい。

収集４０９は、ユーザの選択による拡張現実（ＡＲ）グラフィカルインターフェースからの賞の収集を容易にする行動又は一組の動作に関係してもよい。システムは、キャッシュ及び／又はリモートメタデータデータベースを使用することができる。引換４１０は、収集された賞の様々なバックエンドシステム及びメタデータデータベースへの引換、転送、又は連結を容易にする行動又は一組の動作に関係してもよい。

図９及び図１０は、本発明の別の実施形態のフローチャートを示す。

図９に示されたように、イベントの主催者、たとえばゲームマスタはイベントを創出することができる。イベントは、成果を確定する、たとえば、少なくとも１人の当選者を出す、賞品の抽選、ラッフル及び／又はくじを含んでもよいが、それらに限定されない。イベントの主催者は、イベントに１つ又は複数の賞を割り当て、識別子、たとえばイベント固有のコードを生成することができる。その後、主催者は、イベントに参加することを望むユーザとコードを共有することができる。

ユーザは、個人又は個人のグループを含んでもよいが、それらに限定されない。ユーザは、他のユーザとコードを共有することができる。ユーザは、コードを使用してイベントに参加するために、ユーザのコンピューティングデバイス１００にソフトウェアアプリケーションをダウンロードすることができることが諒解されよう。

ソフトウェアアプリケーションを実行した後、ユーザはスクリーン上でコードを入力することができる。サーバ２００は、コードを検証し、ユーザがイベントに参加することを許可することができる。その後、コンピューティングデバイス１００は、イベントに関連するスクリーンを表示することができる。ユーザは、自分のコンピューティングデバイス１００を使用して賞を収集することができる。

サーバ２００は、次いで、賞品の引換を支援することができる。サーバ２００は、ユーザのプロファイルに基づいて、賞を商品と引き換える方法に関して利用可能な少なくとも１つのオプションをユーザに提供するように機能することが諒解されよう。オプションは、賞を商品と引き換える方法及び／又は場所を含んでもよい。

図１０に示されたように、システムは、企業イベント管理モジュール、支払いプラットフォーム、及び支払いチャネルのうちの少なくとも１つを備えてもよい。企業イベント管理モジュールは、イベントの主催者によって使用されてもよい。主催者は、企業イベント管理モジュールを使用して、イベントに１つ又は複数の賞を割り当て、イベントに関連付けられた識別子を生成することができる。その後、主催者は、イベントに参加することを望むユーザとコードを共有することができる。

企業イベント管理モジュールは、イベント及び／又はゲーム並びに関連する賞を創出及び管理するための、イベントの主催者、たとえばゲームマスタ又はイベントマネージャによって使用されるインターフェースであってもよい。それはまた、主催者が以前のイベントからのキーメトリクスを見直すことができる場所である。

ユーザは、イベントに参加し、イベントに関連するスクリーンとの対話を通して賞を収集することができる。ユーザは、少なくとも１つのコンピューティングデバイス１００を使用して賞を収集することができる。支払いプラットフォーム及び支払いチャネルは、賞の収集を支援することができる。

代替又は代用ではなく、上述された機能の変形形態及び組合せは、本発明の意図された範囲に入るさらに別の実施形態を形成するために組み合わされてもよいことは、当業者なら諒解されよう。

Claims (20)

1. イベントに関連付けられた成果を確定するためのシステムであって、
   前記イベントに関連付けられた識別子の入力を受信し、コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを生成するように機能する前記コンピューティングデバイスと、
   前記識別子及び前記第１の検知データを収集し、前記イベントに関連するスクリーンを表示するように前記コンピューティングデバイスに指示するように機能するサーバと
   を備え、
   前記コンピューティングデバイスが、前記スクリーンを表示し、前記スクリーンに関連する前記コンピューティングデバイスの本体の動きに関連付けられた第２の検知データを生成するように機能し、
   前記サーバが、前記第１の検知データ及び前記第２の検知データの組合せに基づいて、前記イベントの前記成果を確定するように機能する、
   システム。
2. 前記サーバが、ランダム関数、前記第１の検知データ、及び前記第２の検知データの組合せを使用して、前記成果を確定するように機能する、請求項１に記載のシステム。
3. 前記コンピューティングデバイスが、画像を取り込み、取り込まれた前記画像に基づいてレンダリングされた前記スクリーンを表示するように機能する、請求項２に記載のシステム。
4. 前記コンピューティングデバイスが、拡張現実（ＡＲ）及び仮想現実（ＶＲ）のうちの少なくとも１つの形式で前記スクリーンを表示するように機能する、請求項３に記載のシステム。
5. 前記スクリーンが、取り込まれた前記画像と重ね合わされた１つ又は複数のオブジェクトを含む、請求項４に記載のシステム。
6. 前記オブジェクトが、取り込まれた前記画像の上に浮かぶか又は落ちる形で表示される、請求項５に記載のシステム。
7. 前記コンピューティングデバイスが、少なくとも１つのカメラを駆動して前記画像を取り込むように機能し、
   取り込まれた前記画像が、静的画像及び動的画像のうちの少なくとも１つの形式である、
   請求項３に記載のシステム。
8. 前記識別子が、ピンナンバーズ、英数字コード、ＱＲコード、バーコード、データ行列、及びマキシコードのうちの少なくとも１つの形式である、請求項１に記載のシステム。
9. 前記コンピューティングデバイスは、前記コンピューティングデバイスが前記第１の検知データを生成するために前記イベントの現場に位置するかどうかを検出するように機能する、請求項５に記載のシステム。
10. 前記サーバは、前記コンピューティングデバイスが前記スクリーンを表示する前に、前記第１の検知データに基づいて前記イベントの賞に値を割り当てるように機能する、請求項９に記載のシステム。
11. 前記コンピューティングデバイスが、取り込まれた前記画像、割り当てられた前記値、及びユーザの情報のうちの少なくとも１つに基づいて、前記スクリーンをレンダリングするように機能する、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記ユーザの情報が、挙動、嗜好、及びプロファイルのうちの少なくとも１つを含む、請求項１１に記載のシステム。
13. 前記コンピューティングデバイスが、前記複数のオブジェクトの中の少なくとも１つのオブジェクトを前記賞にリンクするように機能する、請求項１１に記載のシステム。
14. 前記コンピューティングデバイスが、少なくとも１つのセンサを駆動して前記第２の検知データを生成するように機能する、請求項１３に記載のシステム。
15. 前記第２の検知データが、前記コンピューティングデバイスの方位又は回転、前記コンピューティングデバイスの加速又は減速、オブジェクトの接触の存在又は不在、タッチ入力及び近接タッチ入力のうちの少なくとも１つに関係する、請求項１４に記載のシステム。
16. 前記コンピューティングデバイスが、前記オブジェクトに関連付けられた前記賞を収集するための仮想バスケットとして動作する、請求項１４に記載のシステム。
17. 前記収集された賞が前記ユーザのアカウントに保存される、請求項１６に記載のシステム。
18. 前記サーバ及び前記コンピューティングデバイスが、前記イベントに関連する情報を記録するための分散型台帳又はブロックチェーンの環境に配置される、請求項１に記載のシステム。
19. 前記サーバ及び前記コンピューティングデバイスの各々が、前記分散型台帳又は前記ブロックチェーン上のノードとして実装される、請求項１８に記載のシステム。
20. イベントに関連付けられた成果を確定するための方法であって、
    コンピューティングデバイスにより、前記イベントに関連付けられた識別子の入力を受信するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにより、前記コンピューティングデバイスの位置データとして第１の検知データを生成するステップと、
    サーバにより、前記識別子及び前記第１の検知データを収集するステップと、
    前記サーバにより、前記イベントに関連するスクリーンを表示するように前記コンピューティングデバイスに指示するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにより、前記スクリーンを表示するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにより、前記スクリーンに関連する前記コンピューティングデバイスの本体の動きに関連付けられた第２の検知データを生成するステップと、
    前記サーバにより、前記第１の検知データ及び前記第２の検知データの組合せに基づいて、前記イベントの前記成果を確定するステップと
    を含む、方法。

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