JP2021513439A - 口腔外科方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

歯根を取り外す装置。装置は、歯根に螺合するためのネジ先、及びネジ付きシャフトを有するリードネジと、リードネジが通過するボアを含む旋回部材であって、リードネジは、リードネジのネジ付きシャフトとのネジ部材の回転係合によってボアを通じて螺退可能である、旋回部材と、リードネジがプラットフォームに対して旋回することが可能であるように旋回部材を支持するためのプラットフォームと、を含む。リードネジは、ネジ付きシャフトとのネジ部材の回転係合の間のリードネジの回転を防止するための係止面を含む。【選択図】図38

Description

本発明は、口腔外科方法、及び口腔外科における使用のための機器に関する。
先行技術の方法、装置、または文書に言及したとしても、それらが一般的な周知事項の一部を形成することの証拠を構成するものでも、それを承認するものでもない。
抜歯は、歯槽堤の寸法変化と関連付けられる。骨吸収は、水平方向及び垂直方向の両方において発生することがある。それらの吸収性変化は、患者の生涯にわたって継続することがある。
固定されたクラウン及びブリッジ技工は、喪失歯の代替のための選択の治療法であることが多い。クラウンは、抜歯に続き実際の歯槽に挿入されたインプラントから支えられることがある。代わりに、ブリッジが使用されることがあり、それによって、喪失歯を交換するためにクラウンが使用され、または隣接した自然歯もしくは隣接した歯科インプラントから懸架される。これは、「ポンティック」クラウンと称される。
喪失歯または喪失歯(複数可)を交換するために、可撤性義歯も使用されることがある。患者は概して、機能において自然歯とより類似するので、喪失歯を交換するために固定された解決策を好む。
固定されたクラウン及びブリッジ技工の周りの骨及び歯肉の継続した吸収は、歯科治療の審美的結果を深刻に悪くすることがある。歯肉が隣接歯間で歯から後退するので、歯に食物が挟まる不快感が生じる。歯を失うことに続くこの必然的な退化は、可撤性義歯の下で特に破壊的であることがある。義歯が減少した軟組織の基部に作用するにつれて痛みが発生することがあり、このプロテーゼの保持は、時間と共に衰えることがある。
硬組織及び軟組織のこの吸収は、現在の抜出技術を使用した抜歯の後では避けられない。長年にわたって、この問題に対処するために、いくつかの異なるアプローチが試みられてきた。長年の間の最高水準は、この吸収工程を相殺するための歯槽への脱蛋白牛骨の追加または歯槽に隣接しての脱蛋白牛骨の追加であった。結合組織移植術も、この退化を隠すよう歯肉の厚みを増大させるために広く使用されてきた。
この問題を克服するより新しい技術は、「ソケットシールド」技術である。ソケットシールド技術は、頬骨及び歯肉の吸収を回避するために、適切な位置に留まる頬側根の部分を残すことを伴う。歯科インプラントは、頬側根の後ろに配置され、歯冠を固定するために使用される。
「ポンティックシールド」技術として知られるこの技術の変形は、歯科ブリッジの下で歯槽堤を保存するために使用されることがある。ポンティッククラウンは、頬側根の保持された部分により抜歯窩にわたって懸架される。
本発明者は、ソケットシールド技術は、典型的には、歯を区分に切断し、次いで、骨から頬側根の部分の後ろでその区分を削り、梃子で動かすことを伴うので、歯科医が行うのに困難であり、患者に対してトラウマになると信じている。そのような手術は、時間を消費し、患者に対してトラウマになることがあり、インプラントのための部位及び取り囲む歯肉組織に対して不用意な破損があることが多い。シールドの移動性は、区分が取り除かれて手順を断念したときに生じることもある。口蓋骨ではなく、頬側骨のみが、歯根によって支えられている。これは、口蓋骨及び歯肉の後の退化につながる。更に、関与する歯に応じて、口腔外科医が頬側根の部分についての所望の幾何学形状を確認することが困難である。この幾何学形状が正確でなく、シールドが根尖の近くに延びるときに感染症を起こすことがある。前歯に対してソケットシールド技術を行うことができるが、アクセスが制限され、根形が複雑であることを理由に、顎の後ろに向かう歯に対して行うことはより困難である。
シールドがインプラント自体に固定されないので、治療の仮段階の間にもシールドの移動及び/または露出が発生することがある。
更に、そのような手順において使用することができる歯根抜出装置による問題は、使用されるときの力が望ましくない方向にネジに加えられることがあり、ネジを曲げもしくは破損させることがあり、または歯根を破損させることがあり、このことは、明らかに望ましくない。
本発明の目的は、上記問題のうちの1つ以上に対処する方法及び装置を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、歯根に螺合するためのネジ先、及びネジ付きシャフトを有するリードネジと、リードネジが通過するボアを含む旋回部材であって、リードネジは、リードネジのネジ付きシャフトとのネジ部材の回転係合によってボアを通じて螺退可能である、旋回部材と、リードネジがプラットフォームに対して旋回することが可能であるように旋回部材を支持するためのプラットフォームと、を含み、リードネジは、ネジ付きシャフトとのネジ部材の回転係合の間のリードネジの回転を防止するための係止面を含む、歯根を取り外す装置が提供される。
一実施形態では、ネジ部材は、旋回部材の少なくとも一部を含み、その結果、リードネジに対する旋回部材の少なくとも一部の回転によって、リードネジがボアを通じて螺退する。
一実施形態では、係止面は、リードネジの端において係止面を含む。係止面は、リードネジのシャフトの対向する平面を含んでもよい。係止面は、結合突出部を含んでもよい。
係止面は、係止具内で受けられ、係止具と係合するように構成されてもよい。
係止面は、リードネジを歯根に螺合するために使用されてもよい。代わりに、リードネジは、リードネジを歯根に螺合するために使用されることになる1つ以上の他の係合面を含んでもよい。リードネジは次いで、歯根を取り外しまたは取り除くために螺退してもよい。
一実施形態では、リードネジのネジ付きシャフトは、リードネジに対するボアの回転によって、リードネジがボアを通じて螺退するように、旋回配置のボア内でネジ山部と係合する。
別の実施形態では、リードネジの係止面は、ネジ付きシャフトの側面上に平面を含む。平面は、対向する面のペアの面を含んでもよい。平面は、ネジ付きシャフトの長さに沿って実質的に延びてもよい。
平面は、リードネジの回転を防止するよう、旋回部材の開孔部と係合するように構成されてもよい。これは、旋回部材に対するリードネジの回転を防止することによって達成されてもよい。旋回部材の少なくとも一部は、プラットフォームに回転可能に係止されてもよい。
装置は、リードネジを歯根に螺合することに続いて、少なくとも部分的に組み立てることができるように構成されてもよい。
一実施形態では、プラットフォームは、湾曲凹部を有し、湾曲凹部は、その下部に開口部を有し、リードネジは、湾曲凹部内の開口部を通過する。旋回部材は、プラットフォーム内で湾曲凹部に相補形状の湾曲領域を含んでもよく、旋回部材の湾曲領域は、プラットフォームの湾曲凹部内で受けられる。リードネジが旋回部材を通じて位置付けられるとき、リードネジも、プラットフォームに対して旋回してもよい。
旋回部材の湾曲領域は、半球状領域を含んでもよい。
旋回部材は、第1の支持部及び第2の支持部を有するジンバル部分を含んでもよく、ジンバル部分は、第1の支持部及び第2の支持部の軸の周りで旋回可能である。
旋回部材は、第1のジンバル部分及び第2のジンバル部分を含んでもよく、第1のジンバル部分及び第2のジンバル部分は、直交する軸の周りで回転可能である。
プラットフォームは、ジンバル部分の支持部が受けられる溝付きチャネルを含んでもよい。溝付きチャネルは、ジンバル部分が支持部の軸に垂直な軸の周りで旋回することを可能にし得る。そのようなケースでは、支持部は、チャネルに沿って縦方向に進行してもよい。
溝付きチャネルは、使用中のときに湾曲凹部の周りのジンバルの回転を防止するように構成されてもよい。
複数の溝付きチャネルは、湾曲凹部の周囲の周りに位置付けられてもよく、溝付きチャネルのうちの1つ以上に支持部を位置付けることによって、ジンバル部分の回転を可能にする。
代替的な実施形態では、プラットフォームは、ジンバル部分の支持部が受けられる保持開孔部を含んでもよい。保持開孔部は、湾曲凹部の周りのジンバルの回転を防止するように構成されてもよい。
複数の保持開孔部は、湾曲凹部の周囲の周りに位置付けられてもよく、保持開孔部のペアに支持部を位置付けることによって、ジンバル部分の回転を可能にする。
旋回部材は、係止された第1の部分、及び回転することができる第2の部分を含んでもよい。係止された第1の部分は、ネジが回転することを防止するよう係止されてもよい。
一実施形態では、クッションを有するプラットフォームが提供される。クッションは、手順の間に患者の歯に置かれてもよい。クッションは、シリコン材料またはゴム製材料または硬質プラスチックを含んでもよい。クッションは、プラットフォームに着脱可能に取り付けられてもよい。クッションは、使い捨て用品を含んでもよい。プラットフォームを水平にするために異なる高さのクッションが使用されてもよい。隣接した歯を失った場合により大きなクッションが使用されてもよい。
プラットフォームは、硬質材料から適切に作成される。プラットフォームは、外科用規格金属もしくは外科用規格ステンレス鋼などの金属から、または硬質プラスチック材料から作成されてもよい。プラットフォームは、単一使用プラットフォームを含んでもよく、またはそれは、再使用可能プラットフォームであってもよい。プラットフォームが再使用可能である場合、各手順の後に減菌される必要があることを認識されよう。
旋回部材は、それを通過するボアを有する単一部材を含んでもよい。他の実施形態では、旋回部材は、共に接合された2つ以上の構成要素から作成されてもよい。旋回部材は、外科用規格金属もしくは外科用規格ステンレス鋼などの金属から、または硬質プラスチック材料から作成されてもよい。旋回部材は、単一使用旋回部材を含んでもよく、またはそれは、再使用可能旋回部材であってもよい。旋回部材が再使用可能である場合、各手順の後に減菌される必要があることを認識されよう。
別の実施形態では、旋回部材を通じたボアは、ネジ領域を有する必要がない。この実施形態では、リードネジは、ボアを通じて単純に挿入されてもよく、歯根と接触するときのリードネジの回転によって、リードネジのネジ先が歯根に螺合される。外科医が納得するようにネジ先が歯根に取り付けられたとき、リードネジは、患者の歯肉から離れて引き出されてもよく、それによって、ネジ部材の回転係合によって歯根を歯肉から取り外しまたは取り除く。
本発明の更なる態様によれば、歯根に螺合するためのネジ先と、ネジ先端から上方に延びるネジ付きシャフトであって、ネジ付きシャフトに対するネジ部材の回転によってネジの抜き出しを可能にするよう、ネジ部材と係合可能である、ネジ付きシャフトと、ネジ付きシャフトに対してネジ部材を回転させる間のネジの回転が防止されることを可能にするように構成された係止面と、を含む、根取り外しネジが提供される。
シャフトは、ネジ先よりも大きい直径を有してもよい。シャフトは、直径において実質的に均一であってもよい。
係止面は、ネジ付きシャフトの平面状側部を含んでもよい。平面状側部は、シャフトの実質的な長さに沿って延びてもよい。
本発明の更なる態様によれば、ネジ部分を含むリードネジであって、ネジ部分の周りで、作動部材、例えば、ナットが、歯根に螺合するためのリードネジ及びネジ先を移動するためにネジ山を付けられる、リードネジと、リードネジによって横断されるボアを有する旋回部材であって、作動部材は、旋回部材の歯冠側面上でネジ山部を捕捉する、旋回部材と、それを通じたポイントの通路に対する開口部を含む、旋回部材を支持するためのプラットフォームと、を含み、リードネジは、リードネジに対して作動部材を回転させる間のネジの回転が防止されることを可能にするように構成された係止面を含む、歯根取り外し機器が提供される。
好ましくは、旋回部材は、半球状部分を含む。旋回部材または半球状部分は好ましくは、硬質材料から作成される。
リードネジに回転を加え、それによって、歯根にポイントを螺合するためにリードネジとの固定した結合形成が設けられてもよい。
発明の好適な実施形態では、機器は、結合形成と嵌合するように配置された回転可能ハンドルを含み、それによって、回転可能ハンドルの回転が結合形成によってリードネジに伝達される。
いくつかの実施形態では、作動部材の回転が旋回部材の回転を生じさせないように、スラストワッシャまたはスラスト軸受が作動部材と旋回部材との間に位置してもよい。
プラットフォームは、前歯、臼歯、または犬歯のうちの1つにわたって位置付けるために形状付けられてもよい。
発明の好適な特徴、実施形態、及び変形は、当業者が発明を実施するために十分な情報を提供する以下の発明を実施するための形態から認識することができる。発明を実施するための形態は、先行する発明の概要の範囲を何ら限定すると見なされない。発明を実施するための形態は、いくつかの図面を参照する。
歯のデコロネーションにおける最初の段階である、歯のクラウンの側面を切断することを示す。 歯のデコロネーションにおける最初の段階である、歯のクラウンの側面を切断することを示す。 歯のデコロネーションにおける最初の段階である、歯のクラウンの側面を切断することを示す。 歯の残りからクラウンを分離し、それによって、歯根を残すレバーの使用を示す。 歯の残りからクラウンを分離し、それによって、歯根を残すレバーの使用を示す。 歯の残りからクラウンを分離し、それによって、歯根を残すレバーの使用を示す。 歯肉線の下で根を縮小させるバーの使用を示す。 歯肉線の下で根を縮小させるバーの使用を示す。 歯肉線の下で根を縮小させるバーの使用を示す。 根管を拡大する根管ファイルの使用を示す。 根管を拡大する根管ファイルの使用を示す。 管を連続して拡大する徐々に大きくなるゲーツグリッデンドリルの使用を示す。 管を連続して拡大する徐々に大きくなるゲーツグリッデンドリルの使用を示す。 管を連続して拡大する徐々に大きくなるゲーツグリッデンドリルの使用を示す。 管を連続して拡大する徐々に大きくなるゲーツグリッデンドリルの使用を示す。 管を連続して拡大する徐々に大きくなるゲーツグリッデンドリルの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する第1の直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する第1の直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する第1の直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、第2のより大きな直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、第2のより大きな直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、第2のより大きな直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、徐々に大きくなる直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、徐々に大きくなる直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、徐々に大きくなる直径のドリルビットの使用を示す。 管の歯冠部分を更に拡大する、徐々に大きくなる直径のドリルビットの使用を示す。 カスタムに先細りしたバー及び歯の歯冠部分に歯リングを残すよう管の周りで歯根をミルアウトする際のその使用を表す。 カスタムに先細りしたバー及び歯の歯冠部分に歯リングを残すよう管の周りで歯根をミルアウトする際のその使用を表す。 カスタムに先細りしたバー及び歯の歯冠部分に歯リングを残すよう管の周りで歯根をミルアウトする際のその使用を表す。 カスタムに先細りしたバー及び歯の歯冠部分に歯リングを残すよう管の周りで歯根をミルアウトする際のその使用を表す。 カスタムに先細りしたバー及び歯の歯冠部分に歯リングを残すよう管の周りで歯根をミルアウトする際のその使用を表す。 歯リングの平面図を示す。 歯リングの矢状断面図を示す。 歯リングから歯根を切り離す「T」形状バーの使用を示す。 歯リングから歯根を切り離す「T」形状バーの使用を示す。 歯リングから歯根を切り離す「T」形状バーの使用を示す。 歯リングから歯根を切り離す「T」形状バーの使用を示す。 「T」形状バーが歯リングの周囲の周りを全て切り通していない状況を示す。 「T」形状バーが歯リングの周囲の周りを全て切り通していない状況を示す。 「T」形状バーが歯リングの周囲の周りを全て切り通していない状況を示す。 切り離された根尖歯根内の孔を削ることを示す。 切り離された根尖歯根内の孔を削ることを示す。 切り離された根尖歯根内の孔を削ることを示す。 切り離された根尖歯根へのポストの挿入を示す。 切り離された根尖歯根へのポストの挿入を示す。 切り離された根尖歯根へのポストの挿入を示す。 切り離された根尖歯根へのポストの挿入を示す。 根抜装置へのポストの固定を示す。 根抜装置へのポストの固定を示す。 根抜装置へのポストの固定を示す。 根抜装置の操作及びポストの除去に続く骨から取り外された根を示す。 根抜装置の操作及びポストの除去に続く骨から取り外された根を示す。 取り外された根尖根の区分化を示す。 取り外された根尖根の区分化を示す。 取り外された根を区分化するための圧電鋸工具の端を示す。 区分化され取り外された歯の矢状断面図である。 歯リングの内腔を通じて区分化された根の除去を示す。 歯リングの内腔を通じて区分化された根の除去を示す。 区分化された根の除去に続いてそのまま残された歯リングを示す。 歯リングを通じて置かれ、下部の骨に固定されたインプラントを示す。 歯リングを通じて置かれ、下部の骨に固定されたインプラントを示す。 本発明の態様の好適な実施形態による根抜機器を表す。 図21の根抜機器のナットの形式にある作動部材を操作するためのレンチを表す。 本発明の更なる実施形態による根抜機器のプラットフォームまたは「トレイ」を表す。 前歯、臼歯、及び犬歯に対する抜歯機器の使用のための更なるトレイを表す。 高さ調節可能ポストを含む根抜機器の更なる実施形態を示す。 歯根を取り外すための本発明の別の実施形態による装置の分解図を示す。 図26に示された組み立てられた装置の斜視図を示す。 リードネジ、及びナットが外科医によって回転することを可能にするようナットにわたって置かれたハンドホイールを有するナットの斜視図を示す。 図27に示された装置の上面図である。 図29に示された装置の正面図である。 図30に示された装置の側面図である。 図31に示された断面J−Jに沿った断面図である。 使用中の図26〜32の装置を示す概略図である。 本発明の更なる実施形態による、歯根を取り外すための装置の斜視図である。 図34の装置の分解図である。 使用中の図34の装置の斜視図を示す。 本発明の更なる実施形態による、歯根を取り外すための装置の斜視図である。 図37の装置の分解図である。 図37の装置のトレイの断面図である。 図37の装置の一部の下部斜視図である。 本発明の更なる実施形態による、歯根を取り外すための装置の斜視図である。 図41の装置の分解図である。 図41の装置の一部の分解図である。 使用中の図41の装置の斜視図である。 本発明の実施形態によるリードネジ、及びハンドルの分解図である。 組み立てられた形式にあるリードネジ及びハンドルの斜視図である。
本発明の好適な実施形態による歯科インプラントを固定する方法が説明される。最初に、図1A、1A.1、及び1Bに示されるように、歯1のクラウン3の側面は、高トルク、水冷却された、高速ハンドピース9によって駆動されるラウンドバーまたは長先細バーなどのバー7によって凹部5を形成するよう切り取られまたは除去される。バーは、歯肉線のやや上で、歯の外周の一部に凹部5を切断するために使用される。
図2A、2B、2B.1を参照して、Luxatorまたは同様の機器などのバール11は、歯1からクラウン3をスナップし、それによって、デコロネーションされた歯1a(図3Aに示されるような)を残すにために使用される。
ここで、図3A、3A.1、及び3Bを参照して、大型ラウンドダイヤモンドバー13は、ハンドピース9に取り付けられ、次いで、歯肉線17の約2ミリメートル下で、または歯周病のケースにおいて更に、デコロネーションされた根1aの根15を縮小させるために使用される。
図4及び4.1に示されるように、従来の根管ファイル19は次いで、歯根1aの根管システム21にアクセスするために使用される。管(複数可)は次いで、拡大されてもよい。止め具23による貫通制御は、異常に短い歯、または下顎における下歯槽神経に近接した歯に対して提案される。
ここで、図5A〜5Dを参照して、ゲーツグリッデンドリル25は次いで、管(複数可)21を更に拡大するために連続して使用されてもよい。サイズ1、3、5は通常、適切な拡大のために十分である。
1.5ミリメートルの直径のドリルビット27は次に、図6A及び6Bに示されるように、管の歯冠部分を7ミリメートルの深さに更に拡大するために使用される。2ミリメートルの直径のドリルビット27は次いで、図7A及び7Bに示されるように、管の歯冠部分を7ミリメートルの深さに更に拡大するために使用される。
図8A〜8C.1に示されるように、連続して大きくなるドリルビット27は次いで、管21の7ミリメートルの歯冠部分28を、歯リングの最小厚みが0.5ミリメートル〜1ミリメートルに近づくまで連続して拡大するために使用される。この段階において、歯根の歯冠部分に略環状の孔21Aが形成されている。しかしながら、略環状の孔21Aと歯の外周との間に著しい量の歯材料が残されたままである。本発明のこの実施形態の方法における次のステップは、歯のリング(すなわち、歯リング)が残され、歯リングがその周囲の周りで高度に均一な壁厚を有するように、略環状の孔21Aと歯の周囲との間で著しい割合のその歯材料を取り除くことを伴う。
図9A〜9Dを参照して、平坦な非切断基部31を有するカスタムに先細りしたバーは、管21の歯冠部分28の拡大を続けるために、高トルク及び高速(最大で毎分80,000回転)で適用される。生成の形状は、デコロネーションされた歯1aの解剖学上の輪郭に沿う必要がある。水冷却は、穿孔が行われないこのポイントにおいては必須ではない。この垂直に広がる深さは、7ミリメートルの深さまで実行される。多根歯について、先細バーを使用した歯髄室全体のデカーリングは、最初のステップである。歯髄床は、その全体において取り除かれ、根は次いで、カスタム「T」バーを使用して根分岐レベルにおいてまたは根分岐レベルを僅かに下回って切り離される。このレベルは、歯リングの4ミリメートル±1ミリメートルが「T」バーによって行われた切断の上に維持されるように計算される。多根歯に対してシールドを穿孔しないよう、根形態の注意深い観察によって注意が払われる必要がある。歯根を接続する歯リングは、ほとんどの穿孔が行われる場所である。歯周病に罹患した臼歯について、骨は、根分岐領域に根尖であってもよい。このケースでは、根は、単根前歯のように別個に準備されてもよい。
図10に示されるように、バー31の適用の終わりでは、最終的に骨の吸収を防止するシールドとしての役割を果たす歯のリング、すなわち、歯リング33が形成される。歯リング33の壁の厚みは、幅においておよそ0.5ミリメートル〜1.0ミリメートルである。歯リングは、約4±1ミリメートルである高さまたは深さを有してもよいが、この測定値からの変動が可能である。本質的に、歯リング33は、歯槽に留まり、歯槽を補強及び強化する歯肉に留まる自然歯材料の表面を提供する。
図11A〜11Cを参照して、水冷却された外科用ハンドピース9内で、長いシャンクの、低速カスタム「T」バー35を使用して、根37の根尖部分が歯リング33から切り離される。これは、7ミリメートルの深さで歯冠に広がる基部において、すなわち、歯リング33の内腔の基部において「T」バー35を位置付け、歯根1aの内部壁を通じて切断部41作成するよう歯根の内部壁の周囲とバーを接触させ、及び周囲の周りにバーを移動させることによって行われる。切断部41は、歯リング33の下部と歯根37の根尖部分の上部との間の隙間を定める。シャンク39は、最大深さの切断を保証するよう壁に反して硬く保持される必要がある。バー35は、直径において3ミリメートルであってもよく、高さにおいて2.5ミリメートルであってもよく、縁及び上部の切断のみに対して適切に構成される。歯根の歯冠部分内の開口部の略平坦な基部は、周辺開口部を切断するときのバーの基部に対するガイドとして使用されてもよい。
カスタム「T」バーが根37を完全に切り離さない場合、壁の厚みを減少させるよう更なる縮小が必要とされる。清潔な切開は、骨の出血、及び色における明白な差によって特徴付けられる。図12A〜12Cに示される状況では、切断バーからの「トラフ」41Aは、明確に視認可能であるが、根の穿孔が行われていない。この状況では、カスタム「T」バーは、壁の厚みを減少させるよう、根まで冠状に引き込まれる(図12B及び12Cを参照)。次いで、カスタム「T」バーは、7ミリメートルの深い生成の基部に位置付けられ、根を切り離すために中心の動きにおいて使用される。
図13A及び13Bに示されるように、適切なドリルビット45は次いで、根管21に沿って、切り離された根37内で孔を削るために使用される。穿孔のリスクを避けるために根管に沿うことが好ましい。5〜7ミリメートルの深さが十分である。
適切なポスト47は次いで、図14A〜14Cに示されるような工具48によって切り離された根37に螺合される。
ポスト47は次いで、図15A(歯肉にわたる支持トレイの配置を示す)、15B、及び15B.1に示されるように、Benexまたは同様の根抜機構46に接続され、それによって、図15B.1に示されるような下層の骨から根37の根尖部分を抜き出す。
図16を参照して、切り離された根37は次いで、垂直の動きにおいて上方及び下方に移動するよう自由になる。ポスト47は次いで、半時計周りにネジを抜くことによって取り除かれる。切り離された根37は通常、多根歯を除き、歯リング33の内腔を通過することができないほど広い。したがって、図17A及び17Bに示されるように、高トルクの、水冷却された外科用ハンドピース上の外科用ラウンドバーは次いで、根を2つの部分49a、49bに区分化するために使用される。代わりに及び好ましくは、図17B.1に示されるような先端を有する、VS3−LED−HPSCなどの圧電切断ドリルは、取り外された根を区分化するために使用されてもよい。これは、峡部において行われる。根部分49a及び49bは次いで、図18及び18.1に示されるような鉗子51またはいずれかの他の適切な工具によって歯リング33の内腔を通じて取り除かれてもよい。結果として、歯リング33は、図19に示されるように、そのまま残され、高さにおいておおよそ4ミリメートル±1ミリメートルであり、壁の厚みにおいて0.5〜1ミリメートルである。
本発明の一実施形態では、インプラント53(必要とされる場合)は次いで、歯リング33を通じて挿入される。インプラントは、シールドの内壁に接触することによって安定性を導出することができる。インプラントクレスト55は、インプラント53の内面への妨げられないアクセスが保たれるように、歯リング33の基部34において、または基部34を僅かに下回って延びることが好ましい。図20及び20.1は、歯リング内のインプラントの臨床図を示す。
説明されたBenexケーブル及びプーリー根抜機構が、前歯に対して十分使用可能であることが発見されているが、発明者は、奥歯に関連してより容易に操作することができる、より小型の装置が好ましいことを発見している。
ここで、図21を参照して、本発明の態様の実施形態による根離脱装置56が表される。装置56は、歯肉にわたって位置し、それらを通じて形成された中心ボア60を有する対応する半球状スイベル59を支持する弧状側面77との中心開口部75を有する、トレイ57の形式にあるプラットフォームを含む。
中心ボア60を通過し、ナット61の形式にある作動部材によって捕捉されるネジ山部67を有するリードネジ65が設けられる。ネジ山部67は、回転ハンドル71の相補凹部72に受けられる六角形結合突出部63において終端する。
リードネジ65の内側端は、ハンドル71の回転によって、使用中に歯根49の管に螺合されるネジ先69において終端する。ネジ先69が根49に十分に螺合されると、ハンドル71が取り除かれる。スパナ73は次いで、ナット61の上に置かれ、リードネジ65のネジ山部67に対してナット61を回転させるために使用される。ナット61を締め付ける動作によって、その下面が半球状トレイ57内で半球状スイベル59の上面と自己整合する。これは、曲げモーメントがリードネジ65に加えられないことをもたらす。よって、リードネジ65は、根49が下層の骨から抜き出されるように、根49が取り付けられた骨から離れて転換される。
そのようにして、半球状スイベル59は、歯根49と整合するようトレイに対して旋回することができる点で、旋回部材として機能する。
図21に示された実施形態では、ナット61は、半球状スイベル59上に直接置かれる。ナット61が半球状スイベル59と接触するように、ナット61がリードネジ65を離脱するよう回転するとき、回転運動が半球状スイベル59またはリードネジ65に加えられるリスクが存在する。半球状スイベル59またはリードネジ65の回転を最小化または回避するために、スラスト軸受(図示せず)がナット61と半球状スイベル59との間に置かれてもよい。ナットの回転は次いで、スラスト軸受の回転を生じさせるが、半球状スイベル59と接触したスラスト軸受の表面の回転はない。
ナット61が回転するにつれて、六角形結合突出部63は、例えば、回転ハンドル71を使用したリードネジ65の回転を防止するために使用されてもよい。
トレイ57は、口の中の異なる位置に収容するために様々な構成において提供されてもよい。例えば、図23は、臼歯により使用されるよう設計されたプラットフォーム57aを表す。図24は、各々が患者の臼歯、前歯、及び犬歯による使用のための異なる形状を有する、トレイ57a、57b、及び57cを示す。図25は、トレイを支持する際に調節可能脚部75を有するポスト74をどのように設けるかを示し、トレイでは、それが歯肉の歯無領域にわたって部分的に位置付けられる。
図26〜32は、歯根を切り離すための本発明の別の実施形態による装置の様々な図を示す。装置200は、リードネジ202を含む。リードネジ202は、ポイントからシャフトまで延びるネジ領域を有するネジ先204を含む。リードネジ202のポイントにおけるネジ山部204は、リードネジのネジ先が歯根に螺合されることを可能にする。これは、いくつかの歯科用機器において一般的であり、いくつかの異なるネジ設計及びテーパを使用することができることを述べることを除き、更に説明する必要はない。リードネジ202の上端は、係合領域205を有してもよく、係合領域205では、ハンドホイールなどの旋削工具は、ネジと係合することができ、それによって、外科医がネジを回転させることを可能にする。リードネジ202はまた、リードネジ202のシャンク上でネジ領域203を含む。
装置は、プラットフォーム206を含む。プラットフォーム206は、ステンレス鋼または硬質プラスチックなどの硬質材料から作成される。プラットフォーム206は、その下部に開口部210を有する湾曲凹部208を含む。プラットフォーム206はまた更に、クッション部材上で突出ラグを受け、それによって、クッション部材216がプラットフォーム206に着脱可能に取り付けられることを可能にする開口部212、214を含む。クッション部材216上の突出ラグ218、220は、図26において部分的に見ることができる。突出ラグ218、220は、それぞれの開口部212、214を通じて圧迫されてもよく、それによって、プラットフォーム206に対する位置にクッション部材を保持することを認識されよう。突出ラグ218、220は、プラットフォーム206内で開口部212、214を通じて移動するにつれて押し込まれる特大頭部を有してもよい。頭部が開口部を通過すると、それらは、それらの標準の大きさに再度スナップし、それによって、クッションを適切な位置に保持することができる。クッションは、図26において最も良く見ることができるように、2つの別個のクッション部品から作成されてもよい。
装置にはまた、旋回部材も備えられる。旋回部材は、開口部を有する本体の形式にある上部部材222または本体を通過する通路223を含む。開口部223は、その下端においてネジ領域224を有する。上部部材222は、プラットフォーム206の湾曲凹部208に形状において全体的に相補的である湾曲外面226を有する。旋回部材はまた、下部部材228を含む。下部部材228は、下部湾曲面230を有する。下部部材228はまた、リードネジ202の外径よりもいくらか大きい直径を有するボア232を含む。ネジ領域234は、下部部材228が上部部材222内の開口部223の下部部品において相補ネジ領域224に螺合されることを可能にする。このようにして、下部部材228は、旋回部材229を組み立てるよう上部部材222に接続されてもよい。
下部部材228を上部部材222に接続する前に、ネジ付きナット236は、下部部材228と上部部材222との間に位置付けられる。これは、ネジ付きナット236が下部部材228と上部部材222との間で捕捉されることをもたらす。ネジ付きナット236は、上部部材222内の開口部223の上部の周りで延びる肩部と下部部材228のネジ山部の上面との間に位置付けられたフランジ238を含む。これは、図32において最良に示される。このようにして、ネジ付きナット236は、旋回部材に対して回転することができるが、旋回部材内で保持される。
ネジ付きナット236には、ハンドホイールまたはスパナなどの回転工具と係合することができ、それによって、外科医によってネジ付きナット236を回転することを可能にする外部係合面240が備えられる。図26〜32は、この領域を正方形頭部領域として示す。しかしながら、六角形形状領域などの他の形状領域も使用されてもよい。更に、スクリュードライバヘッドまたはアレンキーまたは槽に対するスロットまたは開口部など、他の種類の係合サービスも使用されてもよい。図26では、外部係合面240も、回転輪244の中心開口部242を通じて延びるとして描かれている。他の工具もネジ付きナット236の外部係合面240と係合してもよいことが認識されよう。回転輪244も、ネジ付きナット236上で回転輪244を据え付ける際に支援するOリング246を有する。
図32に最良に示されるように、上部部材222及び下部部材228が共に接続されるとき、旋回部材229が形成され、旋回部材229は、湾曲外面を有する。適切に、旋回部材229の外面は、形状において略半球状である。プラットフォームの湾曲凹部208も、形状において適切に略半球状である。このようにして、旋回部材229は、湾曲凹部208に対して旋回することができる。
図26〜32に示される装置の操作は、図21〜23に示された装置の装置と概して同様であり、図33は使用中の装置の概略図を示す。この点について、クッション216は、プラットフォーム206に取り付けられ、プラットフォームは、手術の部位を取り囲む患者の歯に置かれる。特に、プラットフォーム206及びクッション216は、手術の部位のいずれかの側面に位置する歯300、302に置かれる。図33も、歯リング304及び歯根306の根尖を概略的に示す(図33における歯リング304と歯根306との間の空間が拡張した寸法で示される)。リードネジ202は、リードネジ202のネジ領域203がネジ付きナット236上で雌ネジと係合するようにネジ付きナット236に螺合される。それと螺合により係合されたリードネジを有する旋回部材は、プラットフォーム206上で湾曲凹部に置かれる。リードネジ202は、ネジ先204が歯根306と係合するまでネジ付きナット236及び歯リング304を通じて下方に延びるよう回転し、ネジ先204が、歯根306に螺合され、それによって、リードネジ202を歯根306に効果的に取り付ける。それが行われると、回転輪244は次いで、ネジ付きナット236の係合領域240にわたって置かれる。回転輪は次いで、ネジ付きナット236を回転するよう外科医によって操作される。リードネジ202が歯根306に効果的に固定されるにつれて、リードネジは、ネジ付きナット236により回転することを防止される。結果として、ネジ付きナット236の回転によって、リードネジの螺退が生じ、また、歯根306が歯肉/骨から取り外されることをもたらす。結果として、歯根は緩められ、部分的に取り除かれる。
リードネジがプラットフォームに対して旋回することができるので、リードネジは、自己整合することができ、リードネジは、歯根を取り外すよう螺退する。結果として、曲げモーメントがリードネジに加えられず、それが取り付けられた下層の骨から歯根を満足に取り外す保証を支援する。更に、この新規な特徴は、リードネジが曲がり、破損することのリスクを減少させる。
図34〜36は、歯根を取り外すための本発明の更なる別の実施形態による装置300の様々な図を示す。装置300は、装置56及び200と同様であるが、単一の旋回部材305を含む。
装置300は、リードネジ202と同様のリードネジ310を含み、リードネジ310が歯根に螺合されることを可能にする、リードネジ310の下端上にネジ先315を含む。リードネジ310はまた、その上端において係合領域325を有する、リードネジ310の上端に延びるネジ付きシャンク部分320を含む。係合領域325は、以下で更に概説されるように、ハンドホイールなどの旋削工具がネジ310と係合することを可能にし、それによって、外科医がネジ310を回転させることを可能にし、または係止スパナなどの係止具が、外科医がネジ310の回転を防止することを可能にするようネジ310と係合することを可能にする。
装置300は、プラットフォーム206と同様の、手術の部位を取り囲む患者の歯に置かれるように構成されたプラットフォーム330を含む。プラットフォーム330は、その下部において開口部を有する湾曲凹部335を含み、旋回部材305の半球状基部340を受けるように構成される。湾曲凹部335は、半球状基部340に対して形状において全体的に相補的であり、それは、旋回部材305が湾曲凹部335内で回転及び旋回することを可能にする。
旋回部材305は、リードネジ310が旋回部材305に螺合されることを可能にする、旋回部材305の長さに沿って延びるネジ開口部345を含む。特に、旋回部材のネジ開口部345の雌ネジは、ネジ付きナット236と同様に、リードネジ310のネジ付きシャンク部分320と係合する。
旋回部材305は更に、スパナなどの回転工具が旋回部材305と係合することを可能にし、それによって、旋回部材305が外科医によって回転することを可能にする、縦方向に均一な断面を有する本体の形式にある上部係合面350を含む。
使用中、リードネジ310は、ネジ先315が歯根と係合し、歯根に螺合され、それによって、リードネジ310を歯根306に効果的に取り付けるように回転する。これは、係合領域325と係合するスパナまたは回転輪を使用して達成される。
リードネジ310がプラットフォーム330に対して旋回することができるので、リードネジ310は、旋回部材の旋回を通じて装置300に取り付けられる間に歯根と整合され得る。更に、旋回部材は、使用されるときに自己整合するリードネジ310も含んでもよく、そのようにして、曲げモーメントがリードネジに加えられず、次いで、リードネジ310が曲がりまたは破損するリスクを減少させる。
リードネジが歯に固定されると、ラチェットスパナ355は、旋回部材305の上部係合面350にわたって置かれ、上部係合面350と係合する。ラチェットスパナ355は、開放式であり、それは、リードネジ310の係合領域325がそれを通じて延びることを可能にする。係止スパナ360は次いで、リードネジ310の係合領域325にわたって置かれてもよく、係合領域325と係合してもよい。
ラチェットスパナ355は次いで、係止スパナ360がリードネジ310の回転を防止するために使用される間に、旋回部材305を回転させるよう、外科医によって操作されてもよい。リードネジ310に対する旋回部材305の回転によって、リードネジ310の螺退が生じ、それによって、歯根の抜き出しをもたらす。図36は、それに取り付けられたラチェットスパナ355及び係止スパナ360を有する使用中の装置300を示す。
ラチェットスパナ355及び係止スパナ360は、適切な位置に手動で保持されてもよい(例えば、外科医またはアシスタントによって)。代わりに、係止スパナ360は、係止スパナ360が手動での保持を必要とすることなく、リードネジ310の回転を防止するよう、支持部に結合されてもよい。
係止スパナ360の使用を必要としないが、代わりに、以下で概説されるように、リードネジの回転が装置自体によって防止される発明の他の実施形態が提供される。
図37〜40は、歯根を取り外すための本発明の更なる別の実施形態による、装置400、及びその構成要素の様々な図を示す。装置400は、装置56、200、及び300と同様であるが、係止スパナに対する必要性を軽減する、リードネジの回転を防止する旋回機構を含む。
特に、装置400は、リードネジ310と同様のリードネジ405を含み、リードネジ405が歯根に螺合されることを可能にする、リードネジ405の下端上でのネジ先410、リードネジ405の上端に延びるネジ付きシャンク部分415、及びハンドホイールなどの旋削工具がネジ405と係合することを可能にする係合領域420を含む。
ネジ付きシャンク部分415は、以下で更に詳細に概説されるように、ネジ付きシャンク部分415の長さに沿って延び、リードネジ405が、ある位置に係止されることを可能にする、平面状係止面425を含む。
装置400は、トレイ430の形式にあるプラットフォームを含み、トレイ430は、トレイ57と同様に、手術の部位を取り囲む患者の歯に置かれるように構成される。トレイ430は、上部本体を含み、上部本体を通じて、リードネジ405は、旋回機構、並びにそれらから下方に延びる、翼とも称される内部測壁430a及び外部測壁430bによって延びる。
内部測壁430a及び外部測壁430bは、手術の部位に、並びに手術の部位の内側及び外側に位置付けられるように構成され、シリコンバンパを受け及び保持するための開孔部435を含む。特に、使用中のときに歯根を取り囲む患者の歯を保護するために、異なる形状及びサイズのシリコンバンパが基板に組み込まれてもよい。
図38及び39に最良に示されるように、トレイ430の上部本体は、その下部部品に開口部を有する半球状凹部440を含み、旋回機構の半球状基部445を受けるように構成される。
半球状基部445は、半球状凹部440の溝455内で受けられるように構成された、その対向する上縁上に支持部450を含む。支持部450は、半球状基部445が支持部450のペアによって定められた軸の周りで旋回することを可能にし、溝455は、半球状基部445が、支持部が受けられる溝455の方向に沿って旋回することを可能にする。そのようにして、溝455の対向するペアは、それに沿って半球状基部445が旋回することができるチャネルとして共に機能する。
溝455は、半球状基部445が適切な角度において位置付けられることを可能にするよう、半球状凹部440の周りで間隔を空けられる。溝455は、いずれかの適切な増分において位置付けられてもよいが、一実施形態では、おおよそ10個の溝が半球状凹部440の周りに位置付けられ、約36度の増分での回転を可能にする。
ネジ係合部材460は、プレスフィット配置内で半球状基部445の凹部465と係合する。特に、係合部材460のフランジ470は、凹部465のリップ475と係合し、それによって、ネジ係合部材460を凹部465に保持する。
フランジ470及びリップ475は、ネジ係合部材460及び凹部465のそれぞれの周囲の周りを延び、軸方向に対称である。結果として、ネジ係合部材460は、凹部465内で回転することが可能である。
ネジ係合部材460は、ネジ係合部材460の長さに沿って延び、リードネジ405がネジ係合部材460に螺合されることを可能にする、ネジ付き開口部480を含む。特に、ネジ付き開口部480の雌ネジは、ネジ付きナットと同様に、リードネジ405のネジ付きシャンク部分と係合する。
図40に最良に示されるように、半球状基部445は、その基部において溝穴付き開孔部485を含む。溝穴付き開孔部485は、溝穴付き開孔部485の線形側面490がリードネジ405の平面状係止面425と係合し、それによって、半球状基部445に対するリードネジ405の回転を防止し、それによって、トレイ430、次いで歯根に対するリードネジ405の回転を防止するような大きさとされる。
ネジ係合部材460は、スパナなどの回転工具がネジ係合部材460と係合することを可能にし、それによって、ネジ係合部材460が外科医によって回転することを可能にする、縦方向に均一な断面を有する本体の形式にある上部係合面495を含む。
使用中、リードネジ405は、ネジが歯根に効果的に取り付けられるまで、リードネジ405の係合領域420と係合するハンドホイールまたはスパナを使用して歯根に螺合される。これは、旋回機構がトレイから分解される間に有利に行われる。
旋回機構(すなわち、半球状基部445及びネジ係合部材460)は次いで、ネジが半球状基部445の開孔部485を通じて上方に、及びネジ係合部材460内に延びるように、トレイ430内で組み立てられる。このポイントにおいて、半球状基部445は、溝455内で支持部450によってトレイ430に回転可能に係止される。結果として、ネジは、トレイ430に対して回転することができない。
半球状基部445の下面が半球状凹部440の内面に対応するので、半球状基部445及び半球状凹部440のそれらの面は、半球状基部445に加えられた軸力をトレイ430に伝達するよう(例えば、ネジ405の回転から)相互に係合する。そのようにして、支持部450は、支持部450を保護する、この全体的な軸力を運ばない。
スパナまたは同様のものは次いで、係合部材460の上部係合面495にわたって置かれてもよく、上部係合面495と係合してもよい。スパナは次いで、リードネジ405に対してネジ係合部材460を回転させてリードネジ405の螺退を生じさせ、それによって、歯根を抜き出すことをもたらすよう、外科医によって操作されてもよい。
図41〜44は、歯根を取り外すための本発明の更なる別の実施形態による、装置500、及びその構成要素の様々な図を示す。装置500は、装置500と同様であるが、複数の旋回半球状部材を含む。
特に、装置500は、装置400のそれと同一の、平面状係止面425を含むリードネジ405、及びトレイ430と同様の、トレイ505の形式にあるプラットフォームを含む。トレイ505は、それを通じてリードネジ405が旋回機構によって延びる、トレイ430と同様の上部本体、並びにそれらから下方に延びる、内部測壁430a及び外部測壁430bを含む。しかしながら、溝455の代わりに、トレイ505は、半球状凹部515の周囲の周りで複数の保持開孔部510を含む。
半球状凹部515は、下部半球状ジンバル部分520を受けるように構成され、下部半球状ジンバル部分520は次いで、上部半球状ジンバル部分525を受けるように構成される。下部半球状ジンバル部分520は、保持開孔部510のペア内で受けられるように構成された、支持部530を含み、保持開孔部510は、下部半球状ジンバル520が、支持部530のペア及び保持開孔部510のペアによって定められた軸の周りで旋回することを可能にすると共に、下部半球状ジンバル520の回転を防止する。
上部半球状ジンバル部分525はまた、下部半球状ジンバル部分の保持開孔部540内で受けられる、支持部535のペアを含む。保持開孔部540は、支持部530によって定められた軸に対して右の角度において位置付けられる。そのようにして、上部半球状ジンバル部分530及び下部半球状ジンバル部分525は、相互に直交する軸に沿って回転することが可能である。
保持開孔部510は、支持部530が受けられる保持開孔部510の方向に沿って旋回するように、下部半球状ジンバル520が位置付けられることを可能にする。そのようにして、使用される保持開孔部510は、下部半球状ジンバル520がトレイ505に対して適切な角度において位置付けられるように選択されてもよい。保持開孔部510は、いずれかの適切な増分において位置付けられてもよいが、一実施形態では、おおよそ16個の保持開孔部510は、半球状凹部515の周りに位置付けられ、約22.5度の増分での回転を可能にする。
ネジ係合部材545は、ネジ係合部材460と同様に、プレスフィット配置で上部半球状ジンバル部分525の凹部550と係合する。特に、係合部材545のフランジ555は、凹部550のリップと係合し、それによって、ネジ係合部材545を凹部550に保持すると共に、ネジ係合部材545が上部半球状ジンバル部分525に対して回転することを可能にする。更に、ネジ係合部材545は、ネジ係合部材545の長さに沿って延び、リードネジ405がネジ係合部材545に螺合されることを可能にするネジ付き開口部565を含む。
図43に最良に示されるように、上部半球状ジンバル部分525は、その基部において溝穴付き開孔部570を含み、下部半球状ジンバル部分520は、上部半球状ジンバル部分525が旋回することができる方向に沿って細長スロット575を含む。
溝穴付き開孔部570は、溝穴付き開孔部570の線形側面580がリードネジ405の平面状係止面425と係合し、それによって、上部半球状ジンバル部分525に対するリードネジ405の回転を防止するような大きさとされる。上部半球状ジンバル部分525は、下部半球状ジンバル部分520に対して回転することができず、下部半球状ジンバル部分520は、トレイ505、次いで、歯根に対して回転することができず、それによって、リードネジは、回転することが防止される(重要なことに歯根に対して)。
上部半球状ジンバル部分525の下面が下部半球状ジンバル部分520の内面に対応し、下部半球状ジンバル部分520の下面が半球状凹部515の内面に対応するので、上部半球状ジンバル部分525、下部半球状ジンバル部分520、及び半球状凹部515のそれらの面は、上部半球状ジンバル部分525に加えられた軸力をトレイ430に伝達するよう(例えば、ネジ405の回転から)相互に係合する。そのようにして、支持部530、535は、支持部530、535を保護する、この全体的な軸力を運ばない。
ネジ係合部材545は、スパナなどの回転工具がネジ係合部材545と係合することを可能にし、それによって、ネジ係合部材545が外科医によって回転することを可能にする、上部係合面495と同様の上部係合面585を含む。
使用中、リードネジ405は、ネジが歯根に効果的に取り付けられるまで、リードネジ405の係合領域420と係合するハンドホイールまたはスパナを使用して歯根に螺合され、これは、旋回機構がトレイ505から分解される間に有利に行われる。
旋回機構(すなわち、上部半球状ジンバル部分525、下部半球状ジンバル部分520、及びネジ係合部材545)は次いで、ネジ405が下部半球状ジンバル部分520の細長スロット575、上部半球状ジンバル部分525の溝穴付き開孔部570を通じて上方に、及びネジ係合部材545内に延びるように、トレイ505内で組み立てられる。このポイントにおいて、下部半球状ジンバル部分520は、保持開孔部510よってトレイ505に回転可能に係止される。結果として、ネジ405は、トレイ505に対して回転することができない。
ハンドホイール590(または、同様の工具)は次いで、ネジ係合部材545の上部係合面585にわたって置かれてもよく、上部係合面585と係合してもよい。ハンドホイール590は次いで、リードネジ405に対してネジ係合部材545を回転させるよう外科医によって操作されてもよい。ネジ係合部材545がリードネジ405ときつく係合すると、外科医は、更なる力をネジ係合部材545に加えることを可能にして、リードネジ405の螺退を生じさせ、それによって、歯根の抜き出しをもたらすよう、スパナまたはラチェットを変更することができる。ハンドネジ590は、係合面585に嵌るように適合された、調整開孔部595を含む。
上記概説されたように、リードネジ405は、ハンドホイールなどの工具がリードネジ405と係合することを可能にする、係合領域420を含む。図45は、ハンドホイール600を有するリードネジ405の分解図を示し、図46は、取り付けられたハンドホイール600を有するリードネジ405の組み立て図を示す。
ハンドホイール600は、その周囲の周りで複数の把持部605、及びその中心部分に調整開孔部610を含む。調整開孔部610は、係合領域420の平面状側部と係合する平面状側部615を含む。
係合領域420の平面状側部は先細りになり、それは、調整開孔部610内でぴったり嵌ることを保証し、次いで、安定性を改善し、制御を増大させる。
示されるリードネジは、ナットとして機能するネジ係合部材によってネジに加えられる回転力を減少させ、ネジのネジ山への強化をもたらすよう、特にシャフト部分において正方形切断ネジ山を含んでもよいことに留意されよう。
発明は、ネジを係止して回転を防止する能力は、不要な力がネジに加えられる可能性を減少させ、次いで、歯根を破損させる可能性を減少させることができると信じている。
発明者は、抜き出し工具は、臼歯に関連して使用されるように十分に小型に作成されてもよく、Benexなどのライン及びプーリー抜き出し工具は、利用するのが困難である場合があると信じている。更に、発明者は、抜き出し工具は、臼歯についてのケースになることがある、高負荷の下で破損することがあるラインに依存しないので、ラインに基づく抜き出し工具よりも強力であることができると信じている。
発明者は、患者が治療を受ける時間が相対的に短いように、歯科インプラントの配置のための前に説明された方法の実施形態を素早く実施することができることを発見している。更に、歯リングを作成し、その後、リングを通じて抜き出された根を除去するステップは、ソケットシールド及びポンティックシールド技術に関連して前に説明された困難に対処する。すなわち、区分化された歯を骨から梃子で動かす必要がなく、頬側根の部分を残す困難が回避される。
本発明者は、歯肉のソケットに歯リングを残すことは、経時的に歯槽の吸収を減少させまたは防止すると信じている。特に、歯リングは、歯肉のソケット内で自然歯材料のリングを提供する。これは、歯肉のソケットの歯冠部を増強する。更に、吸収は、歯材料が人体の自然材料であるので最小化する可能性が高い。
本発明の実施形態ではまた、歯肉のソケット、次いで、「ソケットシールド」技術に伴うトラウマは十分小さいものとなる。これは、患者へのより少ない痛み及び不快感、並びに外科手術からのより即時的な回復をもたらす。
法律に従って、構造的または方法的特徴によりおおよそ特有の言語で発明が説明されてきた。用語「備える(comprises)」、並びに「備える(comprising)」及び「から構成される(comprised of)」などのその変形は、いずれかの追加の特徴を排除することなく、全体を通じて包括的な意味で使用される。発明は、本明細書で説明される手段が発明を具体化する好ましい形式を含むので、示されまたは説明された特定の特徴に限定されないことが理解されよう。したがって、発明は、当業者によって適切に解釈される添付の請求項の適切な範囲内でのその形式または修正のいずれかにおいて特許請求される。
明細書及び請求項(存在する場合)の全体を通じて、文脈により別に要請される場合を除き、用語「実質的(substantially)」または「約(about)」は、用語によって適格とされた範囲についての値に限定されないと理解されるものである。
発明のいずれの実施形態も、例示的であるにすぎないことを意味しており、発明を限定することを意味しない。したがって、発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な他の変更及び修正が行われてもよいことを認識されるべきである。

Claims (20)

  1. 歯根を取り外す装置であって、
    前記歯根に螺合するためのネジ先、及びネジ付きシャフトを有するリードネジと、
    前記リードネジが通過するボアを含む旋回部材であって、前記リードネジは、前記リードネジの前記ネジ付きシャフトとのネジ部材の回転係合によって前記ボアを通じて螺退可能である、前記旋回部材と、
    前記リードネジが前記プラットフォームに対して旋回することが可能であるように前記旋回部材を支持するためのプラットフォームと、を備え、
    前記リードネジは、前記ネジ付きシャフトとの前記ネジ部材の回転係合の間の前記リードネジの回転を防止するための係止面を含む、前記装置。
  2. 前記ネジ部材は、前記リードネジに対する前記旋回部材の前記少なくとも一部の回転によって、前記リードネジが前記ボアを通じて螺退するように、前記旋回部材の少なくとも一部を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記係止面は、前記リードネジの端において係止面を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記係止面は、前記ネジ付きシャフトの側面上に平面を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記平面は、前記ネジ付きシャフトの長さに沿って実質的に延びる、請求項4に記載の装置。
  6. 前記平面は、前記リードネジの回転を防止するよう、前記旋回部材の開孔部と係合するように構成される、請求項4に記載の装置。
  7. 前記プラットフォームは、湾曲凹部を有し、前記湾曲凹部は、その下部に開口部を有し、前記リードネジは、前記湾曲凹部内の前記開口部を通過し、前記旋回部材は、前記プラットフォーム内で前記湾曲凹部に相補形状の湾曲領域を含み、前記旋回部材の前記湾曲領域は、前記プラットフォームの前記湾曲凹部内で受けられる、請求項1に記載の装置。
  8. 前記旋回部材の前記湾曲領域は、半球状領域を含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記旋回部材は、第1の支持部及び第2の支持部を有するジンバル部分を含み、前記ジンバル部分は、前記第1の支持部及び前記第2の支持部の軸の周りで旋回可能である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記旋回部材は、第1のジンバル部分及び第2のジンバル部分を含み、前記第1のジンバル部分及び前記第2のジンバル部分は、直交する軸の周りで回転可能である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記プラットフォームは、前記ジンバル部分の支持部が受けられる溝付きチャネルを含み、前記溝付きチャネルは、前記支持部が前記チャネルに沿って縦方向に進行することを可能にすることによって、前記ジンバル部分が前記支持部の軸に垂直な軸の周りで旋回することを可能にする、請求項9に記載の装置。
  12. 前記溝付きチャネルは、使用中のときに前記湾曲凹部の周りの前記ジンバルの回転を防止するように構成される、請求項11に記載の装置。
  13. 複数の溝付きチャネルは、湾曲凹部の周囲の周りに位置付けられ、前記溝付きチャネルのうちの1つ以上に前記支持部を位置付けることによって、前記湾曲凹部の周りでの前記ジンバル部分の回転を可能にする、請求項11に記載の装置。
  14. 前記プラットフォームは、前記ジンバル部分の支持部が受けられる保持開孔部を含む、請求項10に記載の装置。
  15. 複数の保持開孔部は、湾曲凹部の周囲の周りに位置付けられ、前記保持開孔部のペアに前記支持部を位置付けることによって、前記湾曲凹部の周りでの前記ジンバル部分の回転を可能にする、請求項14に記載の装置。
  16. 前記旋回部材は、ネジが回転することを防止するよう係止された第1の部分、及び回転することができる第2の部分を含む、請求項1に記載の装置。
  17. 根取り外しネジであって、
    歯根に螺合するためのネジ先と、
    ネジ先端から上方に延びるネジ付きシャフトであって、前記ネジ付きシャフトは、前記ネジ付きシャフトに対するネジ部材の回転によって前記ネジの抜き出しを可能にするよう、前記ネジ部材と係合可能である、前記ネジ付きシャフトと、
    前記ネジ付きシャフトに対して前記ネジ部材を回転させる間の前記ネジの回転が防止されることを可能にするように構成された係止面と、
    を備えた、前記根取り外しネジ。
  18. 前記係止面は、前記ネジ付きシャフトの平面状側部を含む、請求項17に記載の根取り外しネジ。
  19. 前記平面状側部は、前記シャフトの実質的な長さに沿って延びる、請求項18に記載の根取り外しネジ。
  20. 歯根取り外し機器であって、
    ネジ部分を含むリードネジであって、前記ネジ部分の周りで、作動部材、例えば、ナットが、前記歯根に螺合するための前記リードネジ及びネジ先を移動するためにネジ山を付けられる、前記リードネジと、
    前記リードネジによって横断されるボアを有する旋回部材であって、前記作動部材は、前記旋回部材の歯冠側面上で前記ネジ山部を捕捉する、前記旋回部材と、
    それを通じたポイントの通路に対する開口部を含む、前記旋回部材を支持するためのプラットフォームと、を備え、
    前記リードネジは、前記リードネジに対して前記作動部材を回転させる間の前記ネジの回転が防止されることを可能にするように構成された係止面を含む、
    前記歯根取り外し機器。
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