JP2021505660A - ベンゾキサボロール化合物およびその配合物 - Google Patents
ベンゾキサボロール化合物およびその配合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021505660A JP2021505660A JP2020548880A JP2020548880A JP2021505660A JP 2021505660 A JP2021505660 A JP 2021505660A JP 2020548880 A JP2020548880 A JP 2020548880A JP 2020548880 A JP2020548880 A JP 2020548880A JP 2021505660 A JP2021505660 A JP 2021505660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzoxabolol
- group
- formulation
- composition according
- plant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F5/00—Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic System
- C07F5/02—Boron compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/02—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/02—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
- A01N25/04—Dispersions, emulsions, suspoemulsions, suspension concentrates or gels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/08—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing solids as carriers or diluents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N55/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, containing organic compounds containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen and sulfur
- A01N55/08—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, containing organic compounds containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen and sulfur containing boron
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/69—Boron compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K45/00—Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
- A61K45/06—Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F5/00—Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic System
- C07F5/02—Boron compounds
- C07F5/025—Boronic and borinic acid compounds
Abstract
Description
本出願は、2017年11月30日に出願された米国仮特許出願第62/593,226号の優先権を主張する。本出願はまた、2018年10月9日に出願された米国仮特許出願第62/743,489号の優先権も主張する。
式中、
Wは、水素、ハロゲン、CH3、CF3、エチル、OCH3、OCF3、OCF2H、CFH2、Oエチル、O−n−プロピル、O−n−ブチル、O−イソ−プロピル、O−sec−ブチル、O−イソ−ブチル、O−シクロプロピル、O−シクルブチル、C(O)H、CN、CH2OH、SR1、およびS(O)R1からなる群から選択され、式中、R1はC1−C3ヒドロカルビルから選択され、
Xは、水素、R2、OR2、OCF2H、NR2 2、NHR2、NH2、ハロゲン、CO2R2、CN、OH、CH2OH、NO2、C(O)H、SR2、およびS(O)R2からなる群から選択され、式中、各R2は、独立して、C1−C7ヒドロカルビルおよびC3−C6シクロヒドロカルビルから選択されるか、または各R2は、一緒になって、環を形成することができ、
Yは、水素、ハロゲン、CH3、NO2、C(O)H、およびCO2R3からなる群から選択され、式中、R3は、C1−C4ヒドロカルビルおよびC3−C4シクロヒドロカルビルから選択され、
Zは、水素、ハロゲン、R4、NR4 2、NHR4、NH2、NO2、CO2R4、OR4、OH、OCF2H、SR4、およびS(O)R4からなる群から選択され、式中、R4は、C1−C3ヒドロカルビルおよびC3シクロヒドロカルビルから選択され、かつ
VおよびV’は、独立して、水素およびCH3からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である。
式中、
R1は、R2と同じであるか、またはR1は、R2と同じではなく、
R1および/またはR2は、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、およびペンチルからなる群から選択されるか、あるいは
R1およびR2は、一緒になって、3〜6員環を形成し、
各Xaは、独立して、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である。
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカビル、−CH2C≡CR4 a、−CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成し、
各Xaは、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
各Yaは、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である。
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である。
「少なくとも1つ(at least one)」、「1つ以上(one or more)」、および「および/または(and/or)」という句は、作用において接続語および離接語の双方である制限がない表現(open−ended expressions)である。例えば、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ(at least one of A,B and C)」、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ(at least one of A,B,or C)」、「A、B、およびCのうちの1つ以上(one or more of A,B,and C」)、「A、B、またはCのうちの1つ以上(one or more of A,B,or C」)、ならびに「A、B、および/またはC(A,B,and/or C)」という表現の各々は、A単独、B単独、C単独、AとBとを一緒にしたもの、AとCとを一緒にしたもの、BとCとを一緒にしたもの、またはAとBとCとを一緒にしたものを意味する。
ベンゾキサボロール化合物およびベンゾキサボロール化合物を使用する方法が、本明細書に記載されている。下でさらに詳細に考察されるように、化合物の例示的な実施形態は、農業または治療への応用(例えば、植物病原性および/または感染性薬剤制御、成長増大または制御)において特に有用である。
式中、
Wは、水素、ハロゲン、CH3、CF3、Et、OCH3、OCF3、OCF2H、CFH2、OEt、O−n−プロピル、O−n−ブチル、O−イソ−プロピル、O−sec−ブチル、O−イソ−ブチル、O−シクロプロピル、O−シクルブチル、C(O)H、CN、CH2OH、SR1、およびS(O)R1からなる群から選択され、式中、R1はC1−C3ヒドロカルビルから選択され、
Xは、水素、R2、OR2、OCF2H、NR2 2、NHR2、NH2、ハロゲン、CO2R2、CN、OH、CH2OH、NO2、C(O)H、SR2、およびS(O)R2からなる群から選択され、式中、各R2は、独立して、C1−C7ヒドロカルビルおよびC3−C6シクロヒドロカルビルから選択されるか、または各R2は、一緒になって、環を形成することができ、
Yは、水素、ハロゲン、CH3、NO2、C(O)H、およびCO2R3からなる群から選択され、式中、R3は、C1−C4ヒドロカルビルおよびC3−C4シクロヒドロカルビルから選択され、
Zは、水素、ハロゲン、R4、NR4 2、NHR4、NH2、NO2、CO2R4、OR4、OH、OCF2H、SR4、およびS(O)R4からなる群から選択され、式中、R4は、C1−C3ヒドロカルビルおよびC3シクロヒドロカルビルから選択され、
VおよびV’は、独立して、水素およびCH3からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、
R1は、R2と同じであるか、またはR1は、R2と同じではなく、
R1および/またはR2は、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、およびペンチルからなる群から選択されるか、あるいは
R1およびR2は、一緒になって、3〜6員環を形成し、
各Xaは、独立して、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカビル、−CH2C≡CR4 a、CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成してもよく、
Xaは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Yaは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカルビル、−CH2C≡CR4 a、CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は、一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成してもよく、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカルビル、−CH2C≡CR4 a、CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成してもよく、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカルビル、−CH2C≡CR4 a、CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成してもよく、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、ベンゾキサボロール、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体を含む。
表A.ベンゾキサボロール化合物の例示的な実施形態
式中、Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、Yが、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、Raは、メチル、エチル、トリメチルシリル、イソプロピル、およびn−プロピルからなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、Yはハロゲンであり、Wは、OMe、OEt、O−n−プロピル、O−n−ブチル、OCHF2からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、R5は、C1−C15ヒドロカルビル、CH2Ph、メチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、イソ−ペンチル、およびn−デシルからなる群から選択され、
Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
式中、R5は、C1−C15ヒドロカルビル、CH2Ph、メチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、イソ−ペンチル、およびn−デシルからなる群から選択され、
Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体とすることができる。
ベンゾキサボロール化合物および本明細書に記載のベンゾキサボロール化合物を含む配合物は、病原体による侵入を低減、防止、改善、または阻害するための方法を提供するのに有用とすることができる。病原体は、昆虫、線虫、細菌、微生物、真菌、原生動物、ウイルス、寄生生物またはこれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
ベンゾキサボロール化合物を含む配合物も、本明細書に記載されている。以下により完全に記載されるように、ベンゾキサボロール配合物は、いくつかの利益および利点を有する。
式中、Yが、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物を含む。
式中、Yが塩素である、化合物を含む。
式中、
Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、化合物を含む。
式中、置換基は、上記に示されるように定義される、化合物を含む。
式中、置換基は、上記に示されるように定義される、化合物を含む。
。
本発明の別の態様において、上記の配合物で処理された種子が、提供される。
実施例1:エマルジョン濃縮配合物および適用された配合物の安定性
エマルジョン濃縮物のサンプルを、9.0mgのオクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル(Triton X−45、界面活性剤)、9.0mgのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、12mgのポリエチレングリコール40水素化ヒマシ油、90mgのシクロヘキサノン、150mgのキシレン、および30mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを含有する混合物を調製することによって調製して、エマルジョン濃縮物を得た。次いで、エマルジョン濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(サンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、20分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、そしてこの間、初期の白色エマルジョンは、即座に白色沈殿物および透明な溶液を形成した。希釈された(適用された)配合物の不安定性を考えて、この混合物は、粒子サイズ分析に供されなかった。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、まず、9.0mgのオクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル(Triton X−45)、18.0mgのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、12mgのポリエチレングリコール40水素化ヒマシ油、90mgのシクロヘキサノン、150mgのキシレン、および30mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを含有する混合物を調製することによって調製した。次いで、エマルジョン濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(サンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、20分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、この間、初期の白色エマルジョンは、即座に白色沈殿物および透明な溶液を形成した。篩過するとき、材料の大きい塊が、各篩上に捕獲され、これらは297μm超の粒子サイズを示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、0.4gのベンジルアルコール、0.2gのイソホロン、0.2gのキシレン、80mgのTween 20、および30mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、20分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、#50、#100、および#325の篩を通して連続的に篩過して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、20分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであり、各篩を通過し、44μm未満の粒子サイズを有する安定した配合物を示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、0.4gのイソホロン、0.4gのキシレン、80mgのTween 20、および30mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、20分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、#50、#100、および#325の篩を通して連続的に篩過して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、20分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであった。篩過するとき、材料が、各篩上に捕獲され、これは297μm超の粒子サイズを示した。実施例3と比較して、このエマルジョンは、はるかに大きな粒子サイズを有し、プロトン性溶媒(ベンジルアルコール)の組み込みがエマルジョンに対してより小さな粒子サイズをもたらしたことを示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、0.4gのイソホロン、80mgのTween 20、および30mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであった。分析したとき、エマルジョンは、111μmのD50および146μmのD90を示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、1.6gのn−ブタノール、0.8gのクロロベンゼン、0.32gのTween 20、0.16gのSpan 20、0.14gのATLOX 4838、および0.12gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、80gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであった。分析したとき、エマルジョンは、1.31μmのD50および4.36μmのD90を示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、0.8gのベンジルアルコール、0.4gのイソホロン、0.4gのキシレン、0.16gのポリエチレングリコール40水素化ヒマシ油、0.12gのSpan 20、68mgのATLOX 4838、および60mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、40gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであった。分析するとき、エマルジョンは、0.578μmのD50および3.78μmのD90を示した。
懸濁濃縮物のサンプルを、0.4gのAtlas G−5002L、0.4gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、40mgのキサンタンガム、20mgの抗菌剤、74.09gの水、および20gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、150mgのこの懸濁濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって白色懸濁液のままであった。分析するとき、溶液は、10.70μmのD50および25.50μmのD90を示した。
懸濁濃縮物のサンプルを、0.4gのAtlas G−5002L、0.4gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、40mgのキサンタンガム、20mgの抗菌剤、74.09gの水、および20gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。配合物を、10日間にわたって5℃、20℃、および50℃で安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。視覚的には、50℃のサンプルは、硬質沈殿物および活性成分の沈降を示したが、他の温度条件では変化がほとんどなかった、ないしまったくなかった。分析するとき、適用された配合物は、下記の表で示されている粒子サイズを示した
懸濁濃縮物のサンプルを、0.4gのAtlas G−5002L、0.4gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.24gのキサンタンガム、0.12gの抗菌剤、73.79gの水、および20gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、150mgのこの懸濁濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって白色懸濁液のままであった。分析したとき、懸濁液は、6.10μmのD50および15.50μmのD90を示した。
懸濁濃縮物のサンプルを、0.4gのAtlas G−5002L、0.4gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、40mgのキサンタンガム、20mgの抗菌剤、73.79gの水、および20gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。配合物を、10日間にわたって5℃、20℃、および50℃で安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。視覚的に、サンプルは、3つの温度条件で10日間にわたってほとんど変化がない、ないし変化なしを示した。分析したとき、希釈した配合物は、下記の表1で示されている粒子サイズを示した。
懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、150mgのこの懸濁濃縮物を、20gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって白色懸濁液のままであった。分析したとき、溶液は、4.57μmのD50および16.1μmのD90を示した。
懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。配合物を、10日間にわたって5℃、20℃、および50℃で安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。視覚的に、サンプルは、3つの温度条件で10日間にわたってほとんど変化がない、ないし変化なしを示した。分析したとき、適用された配合物は、下の表2で示されている粒子サイズを示した。
種子処理のための懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、23mgのこの懸濁濃縮物を、0.26gの水、78mgのFlorite 1706、36mgの着色剤に添加し、穏やかに振とうした(種子を処理するのに好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。配合物を、タンブラー種子処理機中の100gの大豆種子に添加した。処理した種子を、発芽を試験するために小さなポットの土中に植えた。発芽の結果は、以下に示すように7日後に記録し、処理した種子は、98%の発芽率を有した対照と比較して、90%の割合で発芽した。
種子処理のための懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、46mgのこの懸濁濃縮物を、0.26gの水、78mgのFlorite 1706、36mgの着色剤に添加し、穏やかに振とうした(種子を処理するのに好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。配合物を、タンブラー種子処理機中の100gの大豆種子に添加した。処理した種子を、発芽を試験するために小さなポットの土中に植えた。発芽の結果は、以下に示すように7日後に記録し、処理した種子は、98%の発芽率を有した対照と同様に、95%の割合で発芽した。
種子処理のための懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、70mgのこの懸濁濃縮物を、0.26gの水、78mgのFlorite 1706、36mgの着色剤に添加し、穏やかに振とうした(種子を処理するのに好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。配合物を、タンブラー種子処理機中の100gの大豆種子に添加した。処理した種子を、発芽を試験するために小さなポットの土中に植えた。発芽の結果は、以下に示すように7日後に記録し、処理した種子は、対照の発芽率(98%)と同様に、95%の割合で発芽した。
種子処理のための懸濁濃縮物のサンプルを、0.8gのAtlas G−5002L、0.8gのATLOX 4913、5gのグリセリン、50mgの消泡剤化合物、0.178gのキサンタンガム、89mgの抗菌剤、53.08gの水、および40gの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、0.14gのこの懸濁濃縮物を、0.26gの水、78mgのFlorite 1706、36mgの着色剤に添加し、穏やかに振とうした(種子を処理するのに好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。配合物を、タンブラー種子処理機中の100gの大豆種子に添加した。処理した種子を、発芽を試験するために小さなポットの土中に植えた。発芽の結果は、以下に示すように7日後に記録し、処理した種子は、対照の発芽率(98%)と同様に、95%の割合で発芽した。
湿潤性粉末剤のサンプルを、5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オール(30%)、カオリン(60%)、Morwet D−425(8%)、およびMorwet EFW(2%)をジェットミルすることによって調製した。0.50gの湿潤性粉末配合物を、メスシリンダー中の50mLの水に添加し、得られた懸濁液を、5日間にわたって視覚的にモニタリングした。適用された配合物は、24時間にわたってゆっくりと沈殿したが、メスシリンダーの底の微粒子は、混合すると容易に再懸濁した。分析したとき、適用された配合物は、2.93μmのD50および6.97μmのD90を示した。
エマルジョン濃縮物のサンプルを、0.8gのベンジルアルコール、0.4gのイソホロン、0.4gのキシレン、0.16gのポリエチレングリコール40水素化ヒマシ油、28mgのATLOX 4838、および42mgの5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールを混合することによって調製した。次いで、このエマルジョン濃縮物を、40gの水に添加し、穏やかに振とうした(生物学的試験に好適なサンプルが適用された配合物を生成するために)。適用された配合物を、30分間にわたって安定性について視覚的にモニタリングし、次いで、Malvern 3000Eで分析して、粒子サイズを決定した。適用された配合物は、30分間にわたって乳白色のエマルジョンのままであった。分析したとき、エマルジョンは、6.70μmのD50および15.4μmのD90を示した。
上の実施例に加えて、さらなるBAG8エマルジョン濃縮物を、調製した。配合物は、表7に示す成分を混合することによって調製した。表中のすべての成分は、w/w%(重量パーセント−総EC重量の各物質の割合重量)として提供される。
BAG8配合物サンプルを、5℃、20℃、または50℃で保管し、またサンプルの安定性は、0日および10日の時点で視覚的外観によって決定された。粒子サイズはまた、粒子サイズ分析器(Malvern 3000E)を使用して各時点で水に希釈した後の各サンプルについても決定された。D90粒子サイズの値は、各サンプルおよび各時点について記録された。各サンプルのpHもまた、0日目および10日目に各温度で記録された。
5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールの貯蔵液を、DMSO−d6中に調製し、得られた溶液を、5つのNMRチューブ(下の表11のサンプル1〜5)へとアリコートした。配合物の実施例の項の目的のために、5−クロロベンゾ[c][1,2]オキサボロール−1(3H)−オールは、BAG8と称される。次いで、表11に示されたn−ブタノールの量を、サンプル1〜5に添加した。DMSO−d6中のn−ブタノールのさらなるサンプルもまた、参照目的のために調製した(サンプル番号6)。
実施例10および実施例12に記載される20%BAG8 SCおよび40%BAG8 SCを、それぞれ、様々なタンク混合アジュバントとの相溶性について試験した。
実施例10(BAG8 20%SC)および実施例12(BAG8 40%SC)に記載されるBAG8 SC配合物ならびに実施例23に記載される選択されたBAG8 SC−tank混合配合物を、温室条件下で試験した。データは、大豆/白カビ(Sclerotinia sclerotiorum)、小麦/セプトリア(Mycosphaerella graminicola)、およびスイカ/べと病について得られた。各実験のために、BAG8は、0.25ポンド/エーカーの用量で、20ガロン/エーカーのスプレー流量で適用された。
様々なBAG8 EC配合物、実施例18に記載されるBAG8 WP配合物、および実施例23に記載される選択されたBAG8 SC−tank混合配合物を、温室条件下で試験した。データは、大豆/白カビ(Sclerotinia sclerotiorum)、小麦/セプトリア(Mycosphaerella graminicola)、およびキュウリ/べと病について得られた。各実験のために、BAG8は、0.25ポンド/エーカーの用量で、20ガロン/エーカーのスプレー流量で適用された(40mLのスプレー溶液が調製された)。すべての接種材料は、BAG8スプレーから24時間後に適用した。
この実施例のために使用されるBAG8 EC配合物を、下記の表16に示す。実施例25に記載されるプロトコルは、このアッセイに対して使用された。
BAG8 EC 2:19.1%デシルアルコール、57.3%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 22、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
BAG8 EC 3:19.1%デシルアルコール、57.3%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 22、1.6%Span 20、9.6%BAG8
BAG8 EC 4:57.3%デシルアルコール、19.1%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 20、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
この実施例のために使用されるBAG8 EC配合物を、下記の表17に示す。実施例25に記載されるプロトコルは、このアッセイに対して使用された。
BAG8 EC 2:38.2%イソホロン、19.1%デシルアルコール、19.1%キシレン、4.5%ATLOX 4838B、9.6%BAG8、9.6%Tween 60
BAG8 EC 3:9.5%イソホロン、66.7%デシルアルコール、4.4%ATLOX 4838B、9.8%BAG8、9.5%Tween 20.
BAG8 EC 4:57.3%デシルアルコール、19.1%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 20、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
BAG8 EC 5:38.2%イソホロン、19.1%デシルアルコール、19.1%リモネン、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 22、9.6%BAG8
BAG8 EC 6:4.8%イソホロン、71.7%デシルアルコール、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 60、9.6%BAG8
BAG8 EC 7:19.1%イソホロン、38.2%デシルアルコール、19.1%リモネン、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 85、9.6%BAG8
BAG8 EC 8:19.1%イソホロン、38.2%デシルアルコール、19.1%キシレン、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 60、9.6%BAG8
この実施例のために使用されるBAG8 EC配合物を、下記の表18に示す。実施例25に記載されるプロトコルは、このアッセイに対して使用された。
BAG8 EC 2:19.1%デシルアルコール、57.3%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 22、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
BAG8 EC 3:19.1%デシルアルコール、57.3%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 22、1.6%Span 20、9.6%BAG8
BAG8 EC 4:57.3%デシルアルコール、19.1%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 20、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
この実施例のために使用されるBAG8 EC配合物を、下の表19に示す。実施例25に記載されるプロトコルは、このアッセイに対して使用された。
BAG8 EC 2:38.2%イソホロン、19.1%デシルアルコール、19.1%キシレン、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 60、9.6%BAG8
BAG8 EC 3:9.6%イソホロン、66.9%デシルアルコール、4.5%ATLOX 4838B、9.6%Tween 20、9.6%BAG8
BAG8 EC 4:57.3%デシルアルコール、19.1%イソホロン、4.5%ATLOX 4838B、8.0%Tween 20、1.6%ATLOX 4916、9.6%BAG8
図2は、合成が以下の実施例に記載されているもののいくつかを含む、多くの例示的なベンゾキサボロール化合物に対する化学的特性評価データを提供する表を含む。図2は、各化合物に対する化学構造、式、IUPAC化学名、MS、およびHPLC純度データを含む。
DMF(2mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(0.2g、629.01umol、1当量)の混合物に、NaH(75.47mg、1.89mmol、60%純度、3当量)を0℃で少量ずつ添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、MeI(89.28mg、629.01umol、39.16uL、1当量)を、混合物に0℃で添加し、得られた混合物を、0℃で0.5時間撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl水溶液(10mL)の添加によって反応停止させ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(10mL×3)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(カラム:Nano−micro Kromasil C18 100*30mm 5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:35%〜65%、10分)によって精製して、白色固体としてtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)−N−メチル−カルバメート(130mg、391.58umol、収率62.25%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.36(m,1H),7.64(s,1H),5.05−4.94(m,2H),3.04−3.00(m,3H),1.47−1.26(m,9H)。MS(ESI):C13H16BCl2NO4に対する質量計算値331.05、m/z 実測値276.0[M−56+H]+。HPLCによる純度:99.18%(220nm)、100.00%(254nm)。
DMF(3mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(0.2g、629.01umol、1当量)の混合物に、NaH(75.47mg、1.89mmol、60%純度、3当量)を0℃で少量ずつ添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、CH3CH2I(117.72mg、754.81umol、60.37uL、1.2当量)を添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl水溶液(10mL)の添加によって反応停止させ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(10mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(カラム:Xtimate C18 150*25mm*5um;移動相:[水(0.04%NH3H2O+10mM NH4HCO3)−ACN];B%:22%〜52%、10.5分)によって精製して、白色固体としてtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)−N−エチル−カルバメート(100mg、289.01umol、収率45.95%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.30(s,1H),7.63(s,1H),5.04−4.94(m,2H),3.58−3.46(m,2H),1.46−1.26(m,9H),1.11−1.01(m,3H)。MS(ESI):C14H18BCl2NO4に対する質量計算値345.07、m/z 実測値290.0[M−56+H]+。HPLCによる純度:99.83%(220nm)、100.00%(254nm)。
DMF(4mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(200mg、629.01umol、1当量)の混合物に、NaH(75.48mg、1.89mmol、60%純度、3当量)を0℃で少量ずつ添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、1−ヨードプロパン(160.39mg、943.51umol、92.18uL、1.5当量)を0℃で添加した。得られた混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl水溶液(10mL)の添加によって反応停止させ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(10mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Nano−micro Kromasil C18 100*30mm 5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:50%〜75%、10分)によって精製した。化合物tert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)−N−プロピル−カルバメート(110mg、305.52umol、収率48.57%)を、白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.33(s,1H),7.63(s,1H),5.05−4.95(m,2H),3.45−3.36(m,2H),1.53−1.26(m,11H),0.87−0.81(m,3H)。MS(ESI):C15H20BCl2NO4に対する質量計算値359.09、m/z 実測値304.0[M−56+H]+。HPLCによる純度:97.9%(220nm)、100.00%(254nm)。
DMF(4mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(200mg、629.01umol、1当量)の混合物に、NaH(75.48mg、1.89mmol、60%純度、3当量)を0℃で少量ずつ添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、1−ヨードブタン(173.63mg、943.51umol、107.18uL、1.5当量)を、0℃で添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl水溶液(10mL)の添加によって反応停止させ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(10mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Nano−micro Kromasil C18 100*30mm 5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:55%〜80%、10分)によって精製して、黄色固体としてtert−ブチルN−ブチル−N−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(120mg、320.80umol、収率51.00%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.32(s,1H),7.62(s,1H),5.04−4.94(m,2H),3.48−3.41(m,2H),1.49−1.22(m,13H),0.87−0.81(m,3H)。MS(ESI):C16H22BCl2NO4に対する質量計算値373.10、m/z 実測値318.0[M−56+H]+。HPLCによる純度:98.83%(220nm)、100.00%(254nm)。
DMF(3mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(200mg、629.01umol、1当量)の混合物に、NaH(75.47mg、1.89mmol、60%純度、3当量)を0℃で少量ずつ添加した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌し、次いで、KI(10.44mg、62.90umol、0.1当量)およびブロモメチルシクロブタン(140.61mg、943.51umol、105.72uL、1.5当量)を0℃で添加した。混合物を、20℃で12時間撹拌した。完了後、反応混合物を、飽和NH4Cl水溶液(10mL)の添加によって反応停止させ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(10mL×3)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Nano−micro Kromasil C18 100*30mm 5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:55%〜85%、10分)によって精製して、白色固体としてtert−ブチルN−(シクロブチルメチル)−N−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(34mg、88.07umol、収率14.00%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.35(s,1H),7.61(s,1H),5.04−4.94(m,2H),3.60−3.52(m,2H),2.51−2.40(m,1H),1.89−1.87(m,2H),1.74−1.73(m,2H),1.57−1.54(m,2H),1.46−1.25(m,9H)。MS(ESI):C17H22BCl2NO4に対する質量計算値385.10、m/z 実測値330.0[M−56+H]+。HPLCによる純度:99.48%(220nm)、97.18%(254nm)。
DMF(6mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(0.3g、943.51umol、1当量)の溶液に、NaH(67.93mg、1.70mmol、60%純度、1.8当量)を0℃で添加した。添加後、混合物を、この温度で30分間撹拌し、次いで、2−ヨードプロパン(240.58mg、1.42mmol、141.52uL、1.5当量)を0℃で添加した。得られた混合物を、0℃で30分間撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl水溶液(20mL)に0℃で注ぎ入れ、3分間撹拌した。水相を、EtOAc(15mL×3)で抽出した。合わせた有機相を、ブライン(10mL×1)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:x−charge150*25mm*5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:45%〜70%、10分)によって精製して、白色固体としてtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)−N−イソプロピル−カルバメート(0.125g、347.18umol、収率36.80%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.34(s,1H),7.62(s,1H),5.07−4.93(m,2H),4.09−3.97(m,1H),1.49−1.24(m,9H),1.18−1.16(m,6H)。
DMF(6mL)中のtert−ブチルN−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(0.3g、943.51umol、1当量)の溶液に、NaH(71.70mg、1.79mmol、60%純度、1.9当量)を0℃で添加し、30分間撹拌し続け、次いで、KI(15.66mg、94.35umol、0.1当量)およびブロモメチルシクロプロパン(191.06mg、1.42mmol、135.51uL、1.5当量)を反応混合物に0℃で添加した。得られた混合物を、0℃で30分間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl水溶液(20mL)に0℃で注ぎ入れ、3分間撹拌した。水相を、EtOAc(15mL×3)で抽出した。合わせた有機相を、ブライン(10mL×1)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:x−charge150*25mm*5um;移動相:[水(0.1%TFA)−ACN];B%:50%〜65%、10分)によって精製して、白色固体としてtert−ブチルN−(シクロプロピルメチル)−N−(5,7−ジクロロ−1−ヒドロキシ−3H−2,1−ベンゾキサボロール−6−イル)カルバメート(0.095g、255.34umol、収率27.06%)を得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz)δ9.34(s,1H),7.62(s,1H),5.05−4.96(m,2H),3.47−3.28(m,2H),1.47(s,3H),1.27(s,6H),0.96−0.89(m,1H),0.36−0.30(m,2H),0.02−−0.06(m,2H)。
実施例1.真菌および卵菌の分離株
Aspergillus flavus NRRL 3518およびRhizoctonia solani NRRL 66082の分離株は、USDA Agricultural Research Service Culture Collectionから入手した。Colletotrichum sublineolum FSP270の収集は、USDA−ARS Crop Germplasm Research(College Station,TX)のDr.Louis Promから寄贈された。Botrytis cinerea B16、Botrytis cinerea B17、Candida albicansの分離株は、The Pennsylvania State University(University Park,PA)の植物病理学および環境微生物学部から入手した。Alternaria solani分離株は、North Carolina State UniversityのMountain Research Station(Waynesville,NC)の昆虫学および植物病理学部のDr.Inga Meadowsから快く寄贈された。Mycosphaerella fijiensis 11CR−33の収集は、North Carolina State University(Raleigh,NC)の植物病理学部のDr.Jean Ristainoから寄贈された。Botrytis cinerea B05.10、Fusarium oxysporum f.sp.cubense TR4、およびPhytophthora capsiciの分離株は、Texas A&M Agrilife Research(College Station,TX)から入手した。
特に明記しない限り、ほとんどの生物は、ジャガイモデキストロース寒天(PDA)上で維持され、胞子は、室温(20〜22℃)で、12時間の蛍光灯(Philips,F40LW)および12時間のブラックライト(Philips,F40T12)の光周期で、インキュベーションから1〜2週間後に培養物から単離することができる。すべての接種材料の最終濃度は、1×105CFU/mLであった。
いくつかのホウ素ベースの化合物は、5000μg/mLの濃度でDMSO内に保存した(−20℃で貯蔵した)。貯蔵液は、インビトロアッセイにおいて無菌半強度ブロス培地へとさらに希釈され、DMSOの最終濃度は、1%(v/v)以下である。
いくつかのホウ素ベースの化合物は、5000μg/mLの濃度でDMSO内に保存した(−20℃で貯蔵した)。貯蔵液は、インビトロアッセイにおいて無菌半強度ブロス培地にさらに希釈され、DMSOの最終濃度は、1%(v/v)以下である。
式中、
Wは、水素、ハロゲン、CH3、CF3、Et、OCH3、OCF3、OCF2H、CFH2、OEt、O−n−プロピル、O−n−ブチル、O−イソ−プロピル、O−sec−ブチル、O−イソ−ブチル、O−シクロプロピル、O−シクルブチル、C(O)H、CN、CH2OH、SR1、およびS(O)R1からなる群から選択され、式中、R1はC1−C3ヒドロカルビルから選択され、
Xは、水素、R2、OR2、OCF2H、NR2 2、NHR2、NH2、ハロゲン、CO2R2、CN、OH、CH2OH、NO2、C(O)H、SR2、およびS(O)R2からなる群から選択され、式中、各R2は、独立して、C1−C7ヒドロカルビルおよびC3−C6シクロヒドロカルビルから選択されるか、または各R2は、一緒になって、環を形成することができ、
Yは、水素、ハロゲン、CH3、NO2、C(O)H、およびCO2R3からなる群から選択され、式中、R3は、C1−C4ヒドロカルビルおよびC3−C4シクロヒドロカルビルから選択され、
Zは、水素、ハロゲン、R4、NR4 2、NHR4、NH2、NO2、CO2R4、OR4、OH、OCF2H、SR4、およびS(O)R4からなる群から選択され、式中、R4は、C1−C3ヒドロカルビルおよびC3シクロヒドロカルビルから選択され、
VおよびV’は、独立して、水素およびCH3からなる群から選択される、化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体を含む。
列挙された実施形態
1.ベンゾキサボロール配合組成物であって、
ベンゾキサボロールと、
非イオン性界面活性剤、または非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物と、
担体と、を含み、
非イオン性界面活性剤、非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物、ならびに担体のうちの少なくとも1つが、ルイス塩基またはN−HもしくはO−H結合を含み、かつ担体が、固体または液体である、ベンゾキサボロール配合組成物。
2.ベンゾキサボロールが、構造(Ib):
式中、
Yは、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、列挙された実施形態1の組成物。
3.非イオン性およびイオン性界面活性剤が、独立して、高分子量ポリマー、エチレンオキシドと脂肪アルコールまたは脂肪酸または脂肪アミンとの重縮合物、置換されたフェノール(特にアルキルフェノールまたはアリールフェノール(モノ−およびジ−(ポリオキシアルキレンアルキルフェノールなど)、エチレンオキシドとリン酸トリスチリルフェノールとの重縮合物およびエチレンオキシドとアルコールまたはフェノールのリン酸エステルとの重縮合物、アミンエトキシレート、ヒマシ油エトキシレートおよび水素化ヒマシ油のポリエチレングリコール誘導体、ソルビタン脂肪酸エステルエトキシレート、ソルビタン脂肪酸エステル、非イオン性エトキシレート、分岐および非分岐の第2級アルコールエトキシレート、ノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェノールエトキシレート、脂肪アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、ヒマシ油ベースのエトキシレート、脂肪酸エトキシレート、EO−POブロックコポリマー、アクリルコポリマー、スチレンアクリルポリマー、ソルビタン(オール)エステルエトキシレート、サルコシネート、アルキルポリサッカリド、アルキルアミンエトキシレート、アミンオキシド、シリコニックス、エトキシル化グラフトおよび櫛形ポリマー、ならびにプロポキシル化および非エトキシル化グラフトおよび櫛形ポリマー、アルキルエーテルホスフェート、アルキルフェノールエーテルホスフェート、アルキルフェノールエーテルスルフェート、縮合ナフタレンスルホネートおよび塩、ナトリウムアルキルナフタレンスルホネートブレンド、ナフタレンスルホン酸ナトリウム縮合物、芳香族炭化水素スルホン酸、芳香族炭化水素スルホン酸塩、芳香族炭化水素スルホニックブレンド、脂肪アルコールスルフェート、アルキルエーテルカルボン酸、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルスルフェート、モノスルホスクシネート、ポリスルホスクシネート、アルキルホスフェート、アルキルベンベンゼンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグノスルホネートおよび塩、アルキルアリールスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、およびアルファオレフィンスルホネート、からなる群から選択される、列挙された実施形態1または2の組成物。
4.ベンゾキサボロールのpKaが、6〜10である、列挙された実施形態1〜3のいずれか1つの組成物。
5.ベンゾキサボロールのpKaが、7〜10である、列挙された実施形態1〜4のいずれか1つの組成物。
6.担体が液体である場合、ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/容量%は、10w/v%〜60w/v%であり、また担体が固体である場合、ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/容量%は、10w/v%〜80w/v%である、列挙された実施形態1〜5のいずれか1つの組成物。
7.ベンゾキサボロール配合物中の界面活性剤の濃度が、0.1w/v%〜20w/v%である、列挙された実施形態1〜6のいずれか1つの組成物。
8.酸化防止剤をさらに含む、列挙された実施形態1〜7のいずれか1つの組成物。
9.担体が、液体であり、アルコールおよびグリコールならびにそれらのエーテルおよびエステル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ベンジルアルコール、ケトン、シクロヘキサノン、およびイソホロンからなる群から選択される、列挙された実施形態1〜8のいずれか1つの組成物。
10.担体が、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、置換芳香族炭化水素、キシレン混合物、置換ナフタレン、置換脂肪族炭化水素、およびリモネンからなる群から選択される第2の液体をさらに含む、列挙された実施形態9の組成物。
11.ベンゾキサボロールが、構造II:
式中、
Yは、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Lは、ヒドロキシル、ハロゲン、および直鎖もしくは分岐アルキルグリコールからなる群から選択されるか、またはLが、一緒になって、環を形成し得、かつ
Mは、金属である、列挙された実施形態1の組成物。
12.Lが、水酸化物であり、Mは、第1族金属または第2族金属である、列挙された実施形態11の組成物。
13.Lが、水酸化物であり、Mは、K、Mg、Mn、Ca、Na、Zn、Al、Cu、およびFeからなる群から選択される、列挙された実施形態11の組成物。
14.Lが、水酸化物であり、n=1であり、かつMが、K、Na、およびCuからなる群から選択される、列挙された実施形態13の組成物。
15.Lが、水酸化物であり、n=2であり、かつMが、Cu、Mg、Mn、Ca、およびZnからなる群から選択される、列挙された実施形態11の組成物。
16.Lが、水酸化物であり、n=3であり、かつMが、Cu、Mn、およびAlからなる群から選択される、列挙された実施形態11の組成物。
17.Lが、水酸化物であり、Mが、第1族金属または第2族金属である、列挙された実施形態11の組成物。
18.Lが、フッ化物であり、Mが、K、Na、およびNH4からなる群から選択される、列挙された実施形態11の組成物。
19.水性希釈剤をさらに含む、列挙された実施形態1〜18のいずれか1つの組成物。
20.水性希釈剤が、約5.5〜9.5のpHを有する、列挙された実施形態19の組成物。
21.水性希釈剤が、約6〜8のpHを有する、列挙された実施形態20のいずれか1つの組成物。
22.有効量で当該組成物に適用することを含む、列挙された実施形態1による植物またはその植物繁殖材料における植物病原性疾患を制御する方法。
Claims (41)
- ベンゾキサボロール配合組成物であって、
ベンゾキサボロールと、
非イオン性界面活性剤、または非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物と、
担体と、を含み、
前記非イオン性界面活性剤、前記非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物、ならびに前記担体のうちの少なくとも1つが、ルイス塩基またはN−HもしくはO−H結合を含み、前記担体が、固体または液体である、ベンゾキサボロール配合組成物。 - 前記ベンゾキサボロールが、構造(Ib):
式中、
Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
Wは、水素、メチル、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、ベンゾキサボロール、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である、請求項1に記載の組成物。 - 前記ベンゾキサボロールが、構造(Ic):
式中、Yは、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、ベンゾキサボロール、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体である、請求項1または請求項2に記載の組成物。 - Yが、フッ素、塩素、および水素からなる群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- Yが、フッ素、塩素、および水素からなる群から選択される、請求項3に記載の組成物。
- 前記ベンゾキサボロールが、
- 前記非イオン性およびイオン性界面活性剤が、独立して、高分子量ポリマー、エチレンオキシドと脂肪アルコールまたは脂肪酸または脂肪アミンとの重縮合物、置換されたフェノール(特にアルキルフェノールまたはアリールフェノール(モノ−およびジ−(ポリオキシアルキレンアルキルフェノールなど)、エチレンオキシドとリン酸トリスチリルフェノールとの重縮合物およびエチレンオキシドとアルコールまたはフェノールのリン酸エステルとの重縮合物、アミンエトキシレート、ヒマシ油エトキシレートおよび水素化ヒマシ油のポリエチレングリコール誘導体、ソルビタン脂肪酸エステルエトキシレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンソルビタンモノラウレート、非イオン性エトキシレート、分岐および非分岐の第2級アルコールエトキシレート、ノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェノールエトキシレート、脂肪アルコールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレート、ヒマシ油ベースのエトキシレート、脂肪酸エトキシレート、EO−POブロックコポリマー、アクリルコポリマー、スチレンアクリルポリマー、ポリアルキレンオキシドブロックコポリマー、ソルビタン(オール)エステルエトキシレート、サルコシネート、アルキルポリサッカリド、アルキルアミンエトキシレート、アミンオキシド、シリコニックス、エトキシル化グラフトおよび櫛形ポリマー、プロポキシル化および非エトキシル化グラフトおよび櫛形ポリマー、アルキルエーテルホスフェート、アルキルフェノールエーテルホスフェート、アルキルフェノールエーテルスルフェート、縮合ナフタレンスルホネートおよび塩、ナトリウムアルキルナフタレンスルホネートブレンド、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンホルムアルデヒドナトリウム縮合物、ナフタレンスルホン酸ナトリウム縮合物、芳香族炭化水素スルホン酸、芳香族炭化水素スルホン酸塩、芳香族炭化水素スルホニックブレンド、脂肪アルコールスルフェート、アルキルエーテルカルボン酸、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルスルフェート、モノスルホスクシネート、ポリスルホスクシネート、アルキルホスフェート、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグノスルホネートおよび塩、アルキルアリールスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、カルシウムアルキルアリールスルホネート、およびアルファオレフィンスルホネート、からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ベンゾキサボロールのpKaが、6〜10である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ベンゾキサボロールのpKaが、6〜8である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記担体が液体である場合、前記ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/重量%が、5w/w%〜60w/w%であり、前記担体が固体である場合、前記ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/重量%が、20w/w%〜99.9w/w%である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記担体が液体である場合、前記ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/重量%が、10w/w%〜50w/w%であり、前記担体が固体である場合、前記ベンゾキサボロール配合物中のベンゾキサボロールの重量/重量%が、20w/w%〜80w/w%である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ベンゾキサボロール配合物中の前記界面活性剤の濃度が、0.1w/w%〜35w/w%である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
- 酸化防止剤をさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記担体が、液体であり、かつプロトン性溶媒、水、C1−C15分岐アルコール、C1−C15直鎖アルコール、ベンジルアルコール、オレイルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、2−プロパノール、メタノール、n−デカノール、1−プロパノール、エタノール、1−ヘキサノール、イソブチルアルコール、n−オクタノール、1−ブタノール、ペンタノール、シクロヘキサノール、およびそれらの混合物、アルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、またはそれらの混合物、からなる群から選択される溶媒を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記担体が、非プロトン性溶媒、ケトン、シクロヘキサノン、イソホロン、またはN−メチル−2−ピロリドンからなる群から選択される第2の液体担体をさらに含む、請求項14に記載の組成物。
- 前記担体が、プロトン性溶媒および非プロトン性溶媒の混合物を含み、好ましくは前記非プロトン性溶媒が極性である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記担体が固体である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ベンゾキサボロール配合物が、エマルジョン濃縮物(EC)、懸濁濃縮物(SC)、湿潤性粉末(WP)、水分散性顆粒(WDG)、または種子処理剤である、請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物。
- 水性希釈剤をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記水性希釈剤が、約5.5〜9.5のpHを有する、請求項19に記載の組成物。
- 前記水性希釈剤が、約6〜8のpHを有する、請求項19に記載の組成物。
- カルベンダジム、チアベンダゾール、チオファネート、チオファネート−メチル、ジエトフェンカルブ、ゾキサミド、エタボクサム、ペンシクロン、フルピコリド、フルトラニル、フルオピラム、フルキサピロキサド、ペンチオピラド、ベノダニル、メプロニル、イソフェタミド、フェンフラム、カルボキシン、オキシカルボキシン、チフルザミド、ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、フラメトピル、イソピラザム、ペンフルフェン、セダキサン、ボスカリド、ベノミル、フベリダゾール、ジフルメトリム、トルフェンピラド、アゾキシストロビン、クモキシストロビン、エノキサストロビン、フルフェノキシストロビン、ピコキシストロビン、ピラオキシストロビン、マンデストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、トリクロピリカルブ、クレソキシム−メチル、トリフロキシストロビン、ジモキシストロビン、フェナミストロビン、メトミノストロビン、オリサストロビン、ファモキサドン、フルオキサストロビン、フェンアミドン、ピリベンカルブ、シアゾファミド、アミスルブロム、ビナパクリル、メプチルジノキャップ、ジノキャップ、フルアジナム、塩化フェンチン、酢酸フェンチン、水酸化フェンチン、シルチオファム、アメトクトラジン、シプロジニル、メパニピリム、ピリメタニル、カスガマイシン、キノキシフェン、プロキナジド、フェンピクロニル、フルジオキソニル、クロゾリネート、ジメタクロン、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、トリフォリン、ピリフェノックス、ピリソキサゾール、フェナリモール、ヌアリモール、イマザリル、オクスポコナゾール、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール、アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾール、エタンコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメフォン、トリアジメノール、トリチコナゾール、プロチオコナゾール、アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、ピペラリン、スピロキサミン、フェンヘキサミド、フェンピラザミン、ピリブチカルブ、ナフチフィン、テルビナフィン、バリダマイシン、ポリオキシン、ジメトモルフ、フルモルフ、ピリモルフ、ベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、バリフェナレート、マンジプロパミド、フェルバム、マコゼブ、マネブ、メチラム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム、キャプタン、キャプタフォール、フォルペット、ジクロフルアニド、トリルフルアニド、およびクロロタロニル、からなる群から選択される少なくとも1つの殺真菌剤をさらに含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の組成物。
- アベルメクチン系(アバメクチンなど)、カルバメート系(アルジカルブ、チオジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、オキサミル、アルドキシカルブ、エトプロプ、メトミル、ベノミル、アラニカルブなど)、および有機リン系(フェナミホス、フェンスルホチオン、テルブホス、ホスチアゼート、ジメトエート、ホスホカルブ、ジクロフェンチオン、イサミドホス、フォスチエタン、イサゾホス エトプロホス、カズサホス、テルブホス、クロルピリホス、ジクロフェンチオン、ヘテロホス、イサミドホス、メカルホン、ホレート、チオナジン、トリアゾホス、ジアミダホス、フォスチエタン、ホスファミドン、およびジクロロプロペンなど)、からなる群から選択される少なくとも1つの殺虫剤/殺線虫剤をさらに含む、請求項1〜22のいずれか一項に記載の組成物。
- フェニルピラゾール系(エチプロールおよびフィプロニルなど)、ピレスロイド系(アクリナトリン、アレスリン、ビフェントリン、ビオアレントリン、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シペルメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、エスフェンバレレ−ト、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリナート、フルメトリン、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、カデトリン、ペルメトリン、プラレスリン、ピレトリン、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン、トラロメトリン、およびトランスフルトリンなど)、およびネオニコチノイド系(アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、およびチアメトキサムなど)、およびスピノシン系(スピネトラムおよびスピノサドなど)、からなる群から選択される少なくとも1つの殺虫剤をさらに含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の組成物。
- 作物、種子、植物、植物部位、または植物繁殖材料における植物病原性疾患を制御する方法であって、有効量の請求項1〜24のいずれか一項の組成物を、前記作物、種子、植物、植物部位、または植物繁殖材料に適用することを含む、方法。
- 作物、種子、植物、植物部位、または植物繁殖材料における植物病原性疾患を制御する方法であって、有効量の請求項1〜24のいずれか一項の組成物を適用することを含み、前記適用が、局所、土壌へ、葉面、葉面スプレー、全身、種子コーティング、土壌灌水、直接畝間浸漬、灌注、土壌灌注、スプレー、噴霧、灌漑、蒸発、散粉、霧化、ばらまき、発泡、塗布、広域散布、散水(灌注)、および/または細流灌漑、である、方法。
- 式(I):
式中、
Wは、水素、ハロゲン、CH3、CF3、エチル、OCH3、OCF3、OCF2H、CFH2、Oエチル、O−n−プロピル、O−n−ブチル、O−イソ−プロピル、O−sec−ブチル、O−イソ−ブチル、O−シクロプロピル、O−シクルブチル、C(O)H、CN、CH2OH、SR1、およびS(O)R1からなる群から選択され、式中、R1はC1−C3ヒドロカルビルから選択され、
Xは、水素、R2、OR2、OCF2H、NR2 2、NHR2、NH2、ハロゲン、CO2R2、CN、OH、CH2OH、NO2、C(O)H、SR2、およびS(O)R2からなる群から選択され、式中、各R2は、独立して、C1−C7ヒドロカルビルおよびC3−C6シクロヒドロカルビルから選択されるか、または各R2は、一緒になって、環を形成することができ、
Yは、水素、ハロゲン、CH3、NO2、C(O)H、およびCO2R3からなる群から選択され、式中、R3は、C1−C4ヒドロカルビルおよびC3−C4シクロヒドロカルビルから選択され、
Zは、水素、ハロゲン、R4、NR4 2、NHR4、NH2、NO2、CO2R4、OR4、OH、OCF2H、SR4、およびS(O)R4からなる群から選択され、式中、R4は、C1−C3ヒドロカルビルおよびC3シクロヒドロカルビルから選択され、
VおよびV’は、独立して、水素およびCH3からなる群から選択される、ベンゾキサボロール化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体。 - 式IaI:
式中、
R1は、R2と同じであるか、またはR1は、R2と同じではなく、
R1および/またはR2は、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、およびペンチルからなる群から選択されるか、あるいは
R1およびR2は、一緒になって、3〜6員環を形成し、
各Xaは、独立して、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択される、ベンゾキサボロール化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体。 - 式IaII:
式中、
各R12またはR13は、独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、C1−C7ヒドロカルビル、C3−C6シクロヒドロカビル、−CH2C≡CR4 a、−CH2C≡CPh、CH2C≡CCH2Ph、および1〜15個のR4 a置換基を有するC1−C7ヒドロカルビルからなる群から選択されるか、またはR12およびR13は一緒になって、それらが結合する窒素原子とともに3〜6員環を形成し、
各Xaは、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
各Yaは、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択され、
各R4 aは、独立して、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、ベンゾキサボロール化合物、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体。 - 以下、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体。 - R12およびR13のうちの少なくとも1つが−CH2C≡CR4 aであり、式中、R4 aが、アルキル、置換アルキル、シクロプロピル、およびシクロブチルからなる群から選択される、請求項29に記載のベンゾキサボロール化合物。
- R12およびR13のうちの少なくとも1つが、−CH2C≡CPhまたはCH2C≡CCH2Phである、請求項29に記載のベンゾキサボロール化合物。
- 以下、
またはその塩、立体異性体、エナンチオマー、もしくは互変異性体。 - エマルジョン濃縮配合組成物であって、
ベンゾキサボロールと、
非イオン性界面活性剤、または非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物と、
液体担体と、を含み、
前記非イオン性界面活性剤、前記非イオン性およびイオン性界面活性剤の混合物、ならびに前記液体担体のうちの少なくとも1つが、ルイス塩基またはN−HもしくはO−H結合を含む、エマルジョン濃縮配合組成物。 - 前記ベンゾキサボロールが、
- 前記液体担体が、プロトン性溶媒を含む、請求項34または35に記載の組成物。
- 前記液体担体が、プロトン性溶媒および非プロトン性溶媒の混合物を含む、請求項34〜36のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記非プロトン性溶媒が、極性非プロトン性溶媒である、請求項37に記載の組成物。
- 非極性非プロトン性溶媒をさらに含む、請求項38に記載の組成物。
- 病原体による侵入を低減、防止、改善、または阻害するための方法であって、請求項1〜39のいずれか一項に記載の化合物を適用することを含み、前記病原体が、昆虫、線虫、細菌、微生物、真菌、原虫、ウイルス、および寄生生物、またはこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、方法。
- 前記化合物が、動物、植物、植物部位、種子、または植物繁殖材料に適用される、請求項40に記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201762593226P | 2017-11-30 | 2017-11-30 | |
US62/593,226 | 2017-11-30 | ||
US201862743489P | 2018-10-09 | 2018-10-09 | |
US62/743,489 | 2018-10-09 | ||
PCT/US2018/063389 WO2019108982A1 (en) | 2017-11-30 | 2018-11-30 | Benzoxaborole compounds and formulations thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021505660A true JP2021505660A (ja) | 2021-02-18 |
JP2021505660A5 JP2021505660A5 (ja) | 2021-12-23 |
Family
ID=66665262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020548880A Withdrawn JP2021505660A (ja) | 2017-11-30 | 2018-11-30 | ベンゾキサボロール化合物およびその配合物 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11834466B2 (ja) |
EP (1) | EP3716766A4 (ja) |
JP (1) | JP2021505660A (ja) |
CN (1) | CN111655035A (ja) |
AU (1) | AU2018375795A1 (ja) |
BR (1) | BR112020010927A2 (ja) |
CA (1) | CA3120976A1 (ja) |
MX (1) | MX2020005464A (ja) |
WO (1) | WO2019108982A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111655035A (zh) | 2017-11-30 | 2020-09-11 | 博瑞金股份有限公司 | 苯并氧杂硼杂环戊烯化合物和其制剂 |
AU2019325436B2 (en) | 2018-08-18 | 2023-10-26 | 5Metis, Inc. | Solid forms of substituted benzoxaborole and compositions thereof |
Family Cites Families (99)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512401B1 (ja) | 1969-03-15 | 1980-04-02 | ||
US4672065A (en) | 1982-11-19 | 1987-06-09 | Chevron Research Company | N-substituted phenoxyacetamide fungicides |
US4936901A (en) | 1986-07-09 | 1990-06-26 | Monsanto Company | Formulations of water-dispersible granules and process for preparation thereof |
DE4038741A1 (de) | 1990-12-05 | 1992-06-11 | Bayer Ag | Mittel zum schutz von pflanzen gegen befall durch mikroorganismen |
GB9411587D0 (en) | 1994-06-09 | 1994-08-03 | Zeneca Ltd | Compound, composition and use |
AU683177B2 (en) | 1994-06-20 | 1997-10-30 | Premacs International Pty Limited | Method for the treatment of seeds with betaines |
AUPN229595A0 (en) | 1995-04-12 | 1995-05-04 | Eastman Kodak Company | Integrated drive circuitry in lift print heads |
DE69712331T2 (de) | 1996-03-11 | 2002-11-28 | Syngenta Participations Ag | Pyrimidin-4-on derivate als pestizidesmittel |
ATE364705T1 (de) | 1997-04-03 | 2007-07-15 | Dekalb Genetics Corp | Verwendung von glyphosat-resistente maislinien |
WO2000026356A1 (en) | 1998-11-03 | 2000-05-11 | Aventis Cropscience N. V. | Glufosinate tolerant rice |
US6333449B1 (en) | 1998-11-03 | 2001-12-25 | Plant Genetic Systems, N.V. | Glufosinate tolerant rice |
EP1366070A2 (en) | 2000-10-25 | 2003-12-03 | Monsanto Technology LLC | Cotton event pv-ghgt07(1445) and compositions and methods for detection thereof |
US6818807B2 (en) | 2001-08-06 | 2004-11-16 | Bayer Bioscience N.V. | Herbicide tolerant cotton plants having event EE-GH1 |
KR100454531B1 (ko) | 2002-05-25 | 2004-11-05 | 기영상 | 미끄럼 방지용 타포린 및 그 제조방법 |
EP1532247A4 (en) | 2002-07-29 | 2006-08-30 | Monsanto Technology Llc | PAVING THE EVENT PV-ZMIR13 (MON863) AND COMPOSITIONS AND METHODS FOR DETECTING THEREOF |
GB0225129D0 (en) | 2002-10-29 | 2002-12-11 | Syngenta Participations Ag | Improvements in or relating to organic compounds |
JP2006508680A (ja) | 2002-12-05 | 2006-03-16 | モンサント テクノロジー エルエルシー | コヌカグサ事象asr−368ならびにその検出のための組成物および方法 |
US7381861B2 (en) | 2003-02-12 | 2008-06-03 | Monsanto Technology Llc | Cotton event MON 88913 and compositions and methods for detection thereof |
WO2004074492A1 (de) | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Kws Saat Ag | Glyphosat-tolerante zuckerrübe |
WO2005054480A2 (en) | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Syngenta Participations Ag | Insect resistant cotton plants and methods of detecting the same |
US7157281B2 (en) | 2003-12-11 | 2007-01-02 | Monsanto Technology Llc | High lysine maize compositions and event LY038 maize plants |
HUE025703T2 (en) | 2003-12-15 | 2016-04-28 | Monsanto Technology Llc | MON88017 corn plant and compositions, and a method for detecting them |
JP2007530036A (ja) | 2004-03-25 | 2007-11-01 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | Mir604系統トウモロコシ |
EP2333082B1 (en) | 2004-03-26 | 2015-01-07 | Dow AgroSciences LLC | Cry1F and Cry1AC transgenic cotton lines and event-specific identification thereof |
US7767657B2 (en) | 2005-02-16 | 2010-08-03 | Anacor Pharmaceuticals, Inc. | Boron-containing small molecules |
HUE054365T2 (hu) | 2005-02-16 | 2021-09-28 | Anacor Pharmaceuticals Inc | Bór-ftalidok terápiás alkalmazásra |
MX2007012383A (es) | 2005-04-08 | 2007-11-07 | Bayer Bioscience Nv | Evento elite a2704-12 y metodos y equipos para identificar dicho evento en muestras biologicas. |
DK1871901T3 (da) | 2005-04-11 | 2011-10-17 | Bayer Bioscience Nv | Elitebegivenhed A5547-127 samt fremgangsmåder og sæt til identifikation af en sådan begivenhed i biologiske prøver |
WO2006128569A2 (en) | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Syngenta Participations Ag | 1143-14a, insecticidal transgenic cotton expressing cry1ab |
US20100024077A1 (en) | 2005-06-02 | 2010-01-28 | Syngenta Participations Ag | Ce44-69d insecticidal cotton |
EP1917359A2 (en) | 2005-06-02 | 2008-05-07 | Syngeta Participations AG | Ce43-67b, insecticidal transgenic cotton expressing cry1ab |
WO2006128570A1 (en) | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Syngenta Participations Ag | 1143-51b insecticidal cotton |
BRPI0614338B1 (pt) | 2005-08-08 | 2018-01-02 | Bayer Cropscience Nv | Processos para a identificação de um evento elite em amostras biológicas, para a confirmação da pureza das sementes, para a seleção de sementes em relação à presença do dito evento elite, para a determinação do status de zigosidade de uma planta, material de planta ou semente que compreende o dito evento elite, para detecção da presença do dito evento elite, e para a produção de uma planta ou de uma semente de algodão que compreende o dito evento elite, bem como kits para a identificação do dito evento elite, par de iniciadores adequado para uso na detecção específica do mesmo, e sonda específica para a identificação do dito evento elite |
BRPI0615088A2 (pt) | 2005-08-24 | 2009-07-14 | Pioneer Hi Bred Int | composições que fornecem toleráncia a herbicidas múltiplos e métodos de uso das mesmas |
ES2400809T3 (es) | 2005-08-31 | 2013-04-12 | Monsanto Technology Llc | Secuencias de nucleótidos que codifican proteínas insecticidas |
WO2011066360A1 (en) | 2009-11-24 | 2011-06-03 | Dow Agrosciences Llc | Detection of aad-12 soybean event 416 |
CN101421404A (zh) | 2006-02-10 | 2009-04-29 | 马哈拉施特拉杂交种子有限公司 | 表达cry1ac基因的转基因茄子(solanum melongena) |
RU2642628C2 (ru) | 2006-02-16 | 2018-01-25 | Анакор Фармасьютикалз, Инк. | Бор-содержащие малые молекулы в качестве противовоспалительных средств |
JP2009536660A (ja) | 2006-05-02 | 2009-10-15 | アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | 加水分解耐性ホウ素含有治療剤及びその使用方法 |
EP2021476B1 (en) | 2006-05-26 | 2014-07-09 | Monsanto Technology, LLC | Corn plant and seed corresponding to transgenic event mon89034 and methods for detection and use thereof |
EA021187B1 (ru) | 2006-06-03 | 2015-04-30 | Зингента Партисипейшнс Аг | Хромосомный целевой сайт кукурузы и способ получения трансгенной кукурузы |
US20070286822A1 (en) | 2006-06-12 | 2007-12-13 | Anacor Pharmaceuticals Inc. | Compounds for the Treatment of Periodontal Disease |
FR2905195B1 (fr) | 2006-08-23 | 2008-10-10 | Dav Sa | Module de commande, en particulier pour vehicule automobile |
EP2066789A4 (en) | 2006-09-29 | 2009-12-30 | Anacor Pharmaceuticals Inc | CRYSTAL STRUCTURE OF A TRNA SYNTHETASE |
US7928296B2 (en) | 2006-10-30 | 2011-04-19 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Maize event DP-098140-6 and compositions and methods for the identification and/or detection thereof |
JO3396B1 (ar) | 2007-06-20 | 2019-10-20 | Anacor Pharmaceuticals Inc | جزيئات صغيرة تحتوي على البورون |
EP2209897A1 (en) | 2007-11-15 | 2010-07-28 | Monsanto Technology, LLC | Soybean plant and seed corresponding to transgenic event mon87701 and methods for detection thereof |
WO2009100188A2 (en) | 2008-02-08 | 2009-08-13 | Dow Agrosciences Llc | Methods for detection of corn event das-59132 |
KR101597376B1 (ko) | 2008-02-15 | 2016-02-26 | 몬산토 테크놀로지 엘엘씨 | 트랜스제닉 계통 mon87769에 상응하는 대두 식물 및 종자, 및 그의 검출 방법 |
PL2247736T3 (pl) | 2008-02-29 | 2013-10-31 | Monsanto Technology Llc | Zdarzenie MON87460 rośliny kukurydzy oraz kompozycje i sposoby do jego wykrywania |
EP2187893A4 (en) | 2008-03-06 | 2012-02-22 | Anacor Pharmaceuticals Inc | SMALL BORON-CONTAINING MOLECULES AS ANTI-INFLAMMATORY AGENTS |
KR20150065941A (ko) | 2008-03-06 | 2015-06-15 | 아나코르 파마슈티칼스 인코포레이티드 | 소염제로써 붕소가 함유된 소분자 |
BRPI0910402A2 (pt) | 2008-04-08 | 2015-07-28 | Basf Se | Formulação de concentrado emulsificável, processo para preparar um concentrado emulsificável, uso de um concentrado emulsificável, e, método para controlar fungos nocivos. |
WO2010024976A1 (en) | 2008-08-29 | 2010-03-04 | Monsanto Technology Llc | Soybean plant and seed corresponding to transgenic event mon87754 and methods for detection thereof |
CA2738474C (en) | 2008-09-29 | 2020-05-12 | Monsanto Technology Llc | Soybean transgenic event mon87705 and methods for detection thereof |
MX346321B (es) | 2008-12-16 | 2017-03-15 | Syngenta Participations Ag | Evento 5307 del maiz. |
WO2010110400A1 (ja) | 2009-03-26 | 2010-09-30 | 武田薬品工業株式会社 | 複素環化合物 |
WO2010117737A1 (en) | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Monsanto Technology Llc | Rice transgenic event17053 and methods of use thereof |
WO2010117735A1 (en) | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Monsanto Technology Llc | Transgenic rice event17314 and methods of use thereof |
CA2771538C (en) | 2009-08-19 | 2019-06-04 | Dow Agrosciences Llc | Aad-1 event das-40278-9, related transgenic corn lines, and event-specific identification thereof |
CN102596984A (zh) | 2009-09-17 | 2012-07-18 | 孟山都技术公司 | 大豆转基因事件mon 87708及其使用方法 |
WO2011060199A1 (en) | 2009-11-11 | 2011-05-19 | Anacor Pharmaceuticals, Inc. | Boron-containing small molecules |
UA115762C2 (uk) | 2009-11-23 | 2017-12-26 | Монсанто Текнолоджи Ллс | Рекомбінантна молекула днк, яка вказує на присутність трансгенної події mon 87427 маїсу |
UA113610C2 (xx) | 2009-11-24 | 2017-02-27 | Рослина трансгенної сої, яка включає подію 416 сої aad-12 | |
US20110154525A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Maize event DP-040416-8 and methods for detection thereof |
WO2011075595A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Maize event dp-043a47-3 and methods for detection thereof |
HRP20211762T1 (hr) | 2010-09-07 | 2022-02-18 | Anacor Pharmaceuticals, Inc. | Derivati benzoksaborola za liječenje bakterijskih infekcija |
BR112014008186A2 (pt) * | 2011-10-07 | 2017-04-11 | Syngenta Participations Ag | método para proteção de plantas úteis ou material de propagação de plantas |
US11039617B2 (en) | 2013-01-30 | 2021-06-22 | Agrofresh Inc. | Large scale methods of uniformly coating packaging surfaces with a volatile antimicrobial to preserve food freshness |
US9585396B2 (en) | 2013-01-30 | 2017-03-07 | Agrofresh Inc. | Volatile applications against pathogens |
US11766043B2 (en) | 2013-01-30 | 2023-09-26 | Agrofresh Inc. | Vaporized administration of pesticides |
US8669207B1 (en) | 2013-01-30 | 2014-03-11 | Dow Agrosciences, Llc. | Compounds and compositions |
US10070649B2 (en) | 2013-01-30 | 2018-09-11 | Agrofresh Inc. | Volatile applications against pathogens |
JP5927686B1 (ja) | 2013-01-30 | 2016-06-01 | アグロフレッシュ インコーポレイテッド | 食肉、植物または植物の一部分に対する揮発性抗菌剤としてのベンゾオキサボロールの使用 |
AR094961A1 (es) | 2013-03-15 | 2015-09-09 | Lilly Co Eli | 1-hidroxi-benzooxaboroles como agentes antiparasitarios |
WO2014173880A1 (en) | 2013-04-22 | 2014-10-30 | Syngenta Participations Ag | Novel microbiocides |
AU2014202928B1 (en) | 2013-06-05 | 2014-09-11 | Agrofresh Inc. | Compounds and compositions |
US20170000133A1 (en) | 2013-12-23 | 2017-01-05 | Syngenta Participations Ag | Benzoxaborole fungicides |
JP2015212249A (ja) | 2014-05-05 | 2015-11-26 | アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | 化合物および爪光沢剤 |
AU2015259744B2 (en) | 2014-05-12 | 2020-04-30 | Agrofresh Inc. | Volatile applications against pathogens |
EP2982247A1 (en) | 2014-08-07 | 2016-02-10 | Omya International AG | Antiseptic product, process for preparing same and its use |
LT3221308T (lt) | 2014-11-21 | 2018-12-27 | F2G Limited | Priešgrybeliniai agentai |
AR103397A1 (es) | 2015-01-13 | 2017-05-10 | Syngenta Participations Ag | Oxoborazoles microbicidas |
BR112017014839A2 (pt) | 2015-01-13 | 2018-06-19 | Syngenta Participations Ag | novos microbicidas |
BR112017017197B1 (pt) | 2015-02-12 | 2022-07-19 | Agrofresh Inc. | Composto e seus métodos de preparação e de uso contra patógenos que afetam carnes, plantas, ou partes de plantas, bem como mistura ou composição compreendendo o dito composto |
MA41494B1 (fr) | 2015-02-12 | 2020-10-28 | Glaxosmithkline Ip No 2 Ltd | Composés benzoxaborole substitués en position 4 et utilisations associées |
EP3280262B1 (en) * | 2015-04-09 | 2022-07-06 | The Penn State Research Foundation | Synergistic benzoxaborole-containing anti-fungicidal composition |
US10160867B2 (en) | 2015-08-06 | 2018-12-25 | The Penn State Research Foundation | Benzoxaborole-containing coating resistant to cellulose-supportable fungus |
CN105712969B (zh) | 2016-01-27 | 2018-07-27 | 杭州科巢生物科技有限公司 | 维帕他韦中间体的合成方法 |
US10435419B2 (en) | 2016-04-18 | 2019-10-08 | Biophore India Pharmaceuticals Pvt. Ltd. | Process for the preparation of tavaborole, its novel polymorphic forms and the polymorphs thereof |
BR122023022427A2 (pt) | 2016-05-12 | 2023-12-26 | Anacor Pharmaceuticals, Inc. | Ésteres de oxaborol e usos dos mesmos |
US20180009831A1 (en) | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Apicore Us Llc | Process for the preparation of novel polymorphic forms of 5-fluoro-1,3-dihydro-1-hydroxy-2,1- benzoxaborole |
WO2019108879A1 (en) | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Boragen, Inc. | Combinatorial compositions of benzoxaboroles and biologic agents |
CN111655035A (zh) | 2017-11-30 | 2020-09-11 | 博瑞金股份有限公司 | 苯并氧杂硼杂环戊烯化合物和其制剂 |
WO2019152641A1 (en) | 2018-02-01 | 2019-08-08 | Boragen, Inc. | Benzoxaborole compositions having a growth enhancing effect |
AU2019325436B2 (en) * | 2018-08-18 | 2023-10-26 | 5Metis, Inc. | Solid forms of substituted benzoxaborole and compositions thereof |
WO2020123881A1 (en) | 2018-12-12 | 2020-06-18 | Boragen, Inc. | Boron containing compounds and their uses |
CN111233908A (zh) | 2019-02-21 | 2020-06-05 | 南京农业大学 | 苯并氧杂硼-1-醇类化合物及其制备方法和应用 |
WO2021021932A1 (en) | 2019-07-30 | 2021-02-04 | Boragen, Inc. | Flow reaction process for manufacture of boron-containing agrochemicals |
-
2018
- 2018-11-30 CN CN201880088201.8A patent/CN111655035A/zh active Pending
- 2018-11-30 WO PCT/US2018/063389 patent/WO2019108982A1/en unknown
- 2018-11-30 AU AU2018375795A patent/AU2018375795A1/en not_active Abandoned
- 2018-11-30 JP JP2020548880A patent/JP2021505660A/ja not_active Withdrawn
- 2018-11-30 MX MX2020005464A patent/MX2020005464A/es unknown
- 2018-11-30 CA CA3120976A patent/CA3120976A1/en active Pending
- 2018-11-30 BR BR112020010927-4A patent/BR112020010927A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2018-11-30 EP EP18883841.1A patent/EP3716766A4/en not_active Withdrawn
- 2018-11-30 US US15/733,157 patent/US11834466B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US11834466B2 (en) | 2023-12-05 |
EP3716766A4 (en) | 2021-12-22 |
WO2019108982A1 (en) | 2019-06-06 |
US20200385409A1 (en) | 2020-12-10 |
BR112020010927A2 (pt) | 2020-12-01 |
EP3716766A1 (en) | 2020-10-07 |
CN111655035A (zh) | 2020-09-11 |
MX2020005464A (es) | 2020-12-03 |
AU2018375795A1 (en) | 2020-07-02 |
CA3120976A1 (en) | 2019-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5502493B2 (ja) | 農薬の組合せ剤 | |
JP5048650B2 (ja) | 殺虫組成物 | |
JP5443176B2 (ja) | 組み合わせ殺病害虫剤 | |
JP2012505170A (ja) | スルホキサフロール(sulfoxaflor)を含む、殺虫剤の組み合わせ | |
TW200803724A (en) | Improved methods for control of soil-dwelling pests and/or soil-borne diseases | |
JP2010520865A5 (ja) | ||
WO2015062353A1 (en) | Fungicidal composition and the use thereof | |
US20100173959A1 (en) | Method of protecting a plant propagation material, a plant, and/or plant organs | |
UA125047C2 (uk) | Біциклічні пестицидні сполуки | |
KR20100124259A (ko) | 농약 배합물 | |
JP2007529435A (ja) | 種子処理のための殺虫組成物及び殺虫方法 | |
TW200917964A (en) | Fungicidal active compound combination | |
JP7061180B2 (ja) | 殺線虫性複素環式アミド | |
WO2018224914A1 (en) | Novel pesticidal combinations | |
JP2023533554A (ja) | 殺菌・殺カビ性混合物 | |
US11834466B2 (en) | Benzoxaborole compounds and formulations thereof | |
CN112136825A (zh) | 一种杀菌组合物 | |
JP2013518075A (ja) | 殺虫剤の併用物 | |
WO2015135422A1 (zh) | 一种保护植物免于植物病害的方法 | |
WO2022040157A1 (en) | Boron containing compounds and their uses | |
JP2019026616A (ja) | ベンゾオキサジノン化合物を有効成分とする農園芸用殺菌剤 | |
CN112042661A (zh) | 一种杀菌组合物 | |
CN112056316A (zh) | 一种杀菌组合物 | |
CN112244034A (zh) | 一种杀菌组合物 | |
WO2023135535A1 (en) | Fungicidal mixtures comprising combination containing phthalimide fungicides |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20201007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20201007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211112 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211112 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20220621 |