JP2021505576A - 癌を治療するための抗プロガストリン抗体と免疫療法の併用療法 - Google Patents
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Abstract
Description
免疫療法は、癌治療の分野でゲームチェンジャーとなった。ヒト癌は多数の体細胞遺伝子突然変異およびエピジェネティック的に変化した遺伝子を有し、それらの産物は外的抗原として認識され得る可能性がある。腫瘍細胞は腫瘍特異的T細胞に免疫寛容を誘導することによって内在する免疫応答を回避する。免疫炎症性応答が活性化され続けないようにするために、腫瘍抗原がひと度応答を刺激した場合に、複数の制御または「チェックポイント」が配備され、または活性化される。これらの免疫チェックポイントは、周囲の腫瘍微小環境中の細胞上のリガンドに結合するT細胞受容体によって主として提示され、免疫シナプスを形成し、この免疫シナプスは次にT細胞の機能を調節する。
本明細書で使用する場合、「チェックポイント阻害剤」は、免疫チェックポイントを標的とし前記免疫チェックポイントの機能を遮断する分子、例えば、低分子、可溶型受容体、または抗体を指す。より具体的には、「チェックポイント阻害剤」は、本明細書で使用する場合、T細胞などの数種の免疫系細胞およびいくつかの癌細胞によって作られるある特定のタンパク質を遮断する分子、例えば、低分子、可溶型受容体、または抗体である。このようなタンパク質、「免疫チェックポイント」または「免疫チェックポイントタンパク質」は、本明細書で使用する場合、免疫系においてT細胞機能を調節する。特に、それらは免疫応答を阻止する助けをし、T細胞に癌細胞を殺させずにおくことができる。前記免疫チェックポイントタンパク質は、T細胞にシグナルを送り、T細胞機能を本質的にオフにするまたは阻害する特異的リガンドと相互作用することによってこの結果を達成する。これらのタンパク質の阻害は、癌細胞に対するT細胞機能および免疫応答の回復をもたらす。チェックポイントタンパク質の例としては、限定されるものではないが、CTLA−4、PDL1、PDL2、PD1、B7−H3、B7−H4、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4(CD2ファミリーの分子に属し、全てNK、γδ、およびメモリーCD8+(αβ)T細胞で発現される)、CD160(BY55とも呼ばれる)、CGEN−15049、CHK1およびCHK2キナーゼ、IDO1、A2aRおよび種々のB−7ファミリーリガンドが含まれる。
プロガストリン(PG)は、結腸直腸腫瘍細胞により産生され、細胞死をもたらす過程を含め、細胞の正常な分化過程を遮断するシグナル伝達経路を惹起することによりこれらの細胞の増殖を刺激すると思われる。プロガストリンをコードするガストリン遺伝子転写産物の枯渇は、イン ビトロ(in vitro)およびイン ビボ(in vivo)のCRCモデルで、腫瘍細胞において細胞分化およびプログラム細胞死を誘導し、腫瘍細胞の増殖を低減する。いずれの動作理論にも縛られるものではないが、PGの結合を介して、抗hPG抗体はそのシグナル伝達相手と相互作用するその能力を遮断または阻害すると思われる。これは次に、そうでなければ増殖に至る結腸直腸腫瘍細胞においてシグナル伝達経路を阻害する。
・アミノ酸配列が全長プロガストリンのアミノ酸配列、特に、配列番号1の全長ヒトプロガストリンを含んでなる、またはからなるペプチド、
・アミノ酸配列がプロガストリンのアミノ酸配列、特に、配列番号1の全長ヒトプロガストリンの一部に相当するペプチド、
・アミノ酸配列がプロガストリンのN末端部分の部分的または全アミノ酸配列に相当するペプチド、特に、アミノ酸配列:SWKPRSQQPDAPLG(配列番号2)を含んでなる、またはからなるペプチド、および
・アミノ酸配列がプロガストリンのC末端部分の部分的または全アミノ酸配列に相当するペプチド、特に、アミノ酸配列:QGPWLEEEEEAYGWMDFGRRSAEDEN(配列番号3)を含んでなる、またはからなるペプチド
・アミノ酸配列がプロガストリンのC末端部分のアミノ酸配列の一部に相当するペプチド、特に、プロガストリンのアミノ酸71〜80に相当するアミノ酸配列FGRRSAEDEN(配列番号40)を含んでなるペプチド
から選択されるペプチドを含んでなる。
・それぞれ配列番号4、5および6のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号4、5および6の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号7、8および9のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号7、8および9の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体、
・それぞれ配列番号10、11および12のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号10、11および12の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号13、14および15のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号13、14および15の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体、
・それぞれ配列番号16、17および18のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号16、17および18の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号19、20および21のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号19、20および21の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体、
・それぞれ配列番号22、23および24のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号22、23および24の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号25、26および27のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号25、26および27の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体、
・それぞれ配列番号28、29および30のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号28、29および30の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つの、優先的には少なくとも2つ、優先的には少なくとも3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号31、32および33のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号31、32および33の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体、
・それぞれ配列番号34、35および36のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号34、35および36の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号37、38および39のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号37、38および39の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体
からなる群から選択されるモノクローナル抗体である。
・配列番号41のアミノ酸配列の重鎖と配列番号42のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号43のアミノ酸配列の重鎖と配列番号44のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号45のアミノ酸配列の重鎖と配列番号46のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号47のアミノ酸配列の重鎖と配列番号48のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号49のアミノ酸配列の重鎖と配列番号50のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;および
・配列番号51のアミノ酸配列の重鎖と配列番号52のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体
からなる群から選択されるモノクローナル抗体である。
・それぞれ配列番号4、5および6のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号4、5および6の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号7、8および9のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号7、8および9の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体、
・それぞれ配列番号10、11および12のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号10、11および12の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号13、14および15のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号13、14および15の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体、
・それぞれ配列番号16、17および18のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号16、17および18の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号19、20および21のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号19、20および21の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体、
・それぞれ配列番号22、23および24のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号22、23および24の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号25、26および27のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号25、26および27の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体、
・それぞれ配列番号28、29および30のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号28、29および30の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つの、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号31、32および33のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号31、32および33の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体、
・それぞれ配列番号34、35および36のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号34、35および36の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号37、38および39のアミノ酸配列、または最適なアラインメントの後にそれぞれ配列番号37、38および39の配列と少なくとも80%、好ましくは、85%、90%、95%および98%の同一性を有する配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなるヒト化抗体
からなる群から選択されるヒト化抗体であり、
ここで、前記抗体はまた、ヒト抗体由来の軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる。
・配列番号53のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号54のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号55のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号56のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号57、58、および59から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号60、61、および62から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号63、64、および65から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号66、67、および68から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号69および71から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号70および72から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;ならびに
・配列番号75および76から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号77および78から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体
からなる群から選択されるヒト化抗体であり、
ここで、前記抗体はまた、ヒト抗体に由来する軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる。
抗体のフラグメント、特に、その抗原結合フラグメントもまた、本発明に包含される。
本発明の抗hPG抗体は、当技術分野で公知であり、かつ、容易に入手可能な付加的な非タンパク質性部分を含有するようにさらに修飾することができる。特に、本明細書には、診断および治療適用において使用するための、誘導体化された、共有結合的に修飾された、または他の分子にコンジュゲートされた抗hPGモノクローナル抗体が含まれる。例えば、限定されるものではないが、誘導体化抗体としては、例えば、グリコシル化、アセチル化、ペグ化、リン酸化、アミド化、既知の保護基/遮断基による誘導体化、タンパク質分解切断、細胞リガンドまたは他のタンパク質への結合などにより修飾された抗体が含まれる。多くの化学修飾はいずれも、限定されるものではないが、特定の化学的切断、アセチル化、ホルミル化、ツニカマイシンの代謝合成などを含む既知の技術によって行うことができる。加えて、誘導体は1以上の非典型アミノ酸を含み得る。
別の態様では、本発明はまた、本明細書に記載されるような抗hPG抗体を含んでなる免疫複合体(互換的に「抗体−薬物複合体」または「ADC」と呼ばれる)を提供し、前記抗体は、化学療法薬、薬物、成長阻害剤、毒素(例えば、タンパク質毒素、細菌、真菌、植物、または動物起源の酵素的に活性な毒素、もしくはそのフラグメント、または放射性同位体(すなわち、放射性複合体)などの1以上の細胞傷害性薬剤とコンジュゲートされる。
本開示は、抗体、特に、抗hPG抗体の免疫グロブリン軽鎖および重鎖遺伝子をコードするポリヌクレオチド、そのような核酸を含んでなるベクター、および本開示の抗体を生産することができる宿主細胞を包含する。
a)上記宿主細胞を好適な培養条件下で培養培地中で増殖させる工程;および
b)抗体(例えば、抗hPG抗体)を培養培地または前記培養細胞から回収する工程
を含んでなる。
抗hPGモノクローナル抗体と免疫チェックポイント阻害剤の組合せは組成物として処方することができる。場合により、これらの組成物は、下記の第3の治療薬などの1種類以上の付加的治療薬を含んでなり得る。これらの組成物は、通常、典型的には薬学上許容される担体および/または賦形剤を含む無菌医薬組成物の一部として供給される。よって、別の態様では、本発明は、抗hPG抗体、免疫チェックポイント阻害剤、ならびに薬学上許容されるビヒクルおよび/または賦形剤を含んでなる医薬組成物を提供する。
i)1種類の抗hPG抗体および
ii)免疫チェックポイント阻害剤
を含んでなる医薬組成物を対象とする。
・例えば下記のような第3の治療薬;
・中和抗hPG抗体および/または免疫チェックポイント阻害剤を投与するための装置、例えば、ペン、針および/またはシリンジ;ならびに
・抗体および/または阻害剤が凍結乾燥形態であれば、抗体を再懸濁させるための製薬等級水またはバッファー
のうち1種類以上を含んでなるパッケージである。
抗hPG抗体と免疫チェックポイント阻害剤の組合せは一般に、意図される結果を達成するために有効な量、例えば、それを必要とする対象において癌を治療するために有効な量で使用される。抗hPG抗体および/または免疫チェックポイント阻害剤を含んでなる医薬組成物は、患者(例えば、ヒト対象)に治療上有効な用量で投与することができる。
抗hPG抗体と免疫チェックポイント阻害剤の本組合せの、細胞増殖を含むPG依存性応答を遮断し免疫療法に対する応答を改善する能力は、それらを癌の治療に有用なものとする。よって、本発明の態様は、薬剤としての抗hPG抗体と免疫チェックポイント阻害剤の本組合せに関する。
1日目に、マウス1個体当たり0.5MのCT26.WT(ATCC−CRL−2638)細胞をBALB/cAnNRjマウスの側腹部の皮下に移植した。示されたように個々の処置群にマウスを無作為化した(1群につきマウスn=15個体)。
対照群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)+ラットIgG2A(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
抗PG群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)+抗PG(30mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
抗PD−1群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)、+抗PD1(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
第4の抗PG+抗PD1群:マウス15個体の腹膜内に抗PG(30mg/kg〜5mL/kg)+抗PD1(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
1日目に、マウス1個体当たり0.5MのCT26.WT(ATCC−CRL−2638)細胞をBALB/cAnNRjマウスの側腹部の皮下に移植した。示されたように個々の処置群にマウスを無作為化した(1群につきマウスn=15個体)。
対照群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)+ラットIgG2A(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
抗PG群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)+抗PG(30mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
抗PD−1群:マウス15個体の腹膜内にNaCl(5mL/kg)+抗PD1(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
第4の抗PG+抗PD1群:マウス15個体の腹膜内に抗PG(30mg/kg〜5mL/kg)+抗PD1(10mg/kg〜5mL/kg)を週2回注射した。
本発明は以下の通りである。
[1]抗プロガストリン(抗hPG)モノクローナル抗体および免疫チェックポイント阻害剤を含んでなる組合せ。
[2]前記抗hPG抗体が一本鎖抗体、ラクダ化抗体、キメラ抗体、IgA1抗体、IgA2抗体、IgD抗体、IgE抗体、IgG1抗体、IgG2抗体、IgG3抗体、IgG4抗体およびIgM抗体の中から選択される、上記[1]に記載の組合せ。
[3]前記抗hPG抗体がN末端抗プロガストリン抗体およびC末端抗プロガストリン抗体の中から選択される、上記[1]または[2]に記載の組合せ。
[4]前記抗hPG抗体が中和抗体である、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の組合せ。
[5]前記抗hPG抗体が
・それぞれ配列番号4、5および6のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号7、8および9のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号10、11および12のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号13、14および15のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号16、17および18のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号19、20および21のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号22、23および24のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号25、26および27のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号28、29および30のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号31、32および33のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、ならびに
・それぞれ配列番号34、35および36のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号37、38および39のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
からなる群から選択される、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の組合せ。
[6]前記抗hPG抗体が
・配列番号41のアミノ酸配列の重鎖と配列番号42のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号43のアミノ酸配列の重鎖と配列番号44のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号45のアミノ酸配列の重鎖および配列番号46のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号47のアミノ酸配列の重鎖と配列番号48のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号49のアミノ酸配列の重鎖と配列番号50のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;および
・配列番号51のアミノ酸配列の重鎖と配列番号52のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体
からなる群から選択される、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の組合せ。
[7]前記抗hPG抗体がヒト化抗体である、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の組合せ。
[8]前記抗hPG抗体が
・配列番号53のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号54のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号55のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号56のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号57、58、および59から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号60、61、および62から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号63、64、および65から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号66、67、および68から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号69および71から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号70および72から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;ならびに
・配列番号75および76から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号77および78から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体からなる群から選択され、
前記抗体はまた、ヒト抗体由来の軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる、
上記[7]に記載の組合せ。
[9]前記抗hPG抗体が配列番号71のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号72のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなり、前記抗体はまた、ヒト抗体由来の軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる、上記[7]または[8]に記載の組合せ。
[10]前記抗hPG抗体が配列番号73のアミノ酸配列の重鎖と配列番号74のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなる、上記[7]〜[9]のいずれかに記載の組合せ。
[11]前記免疫チェックポイント阻害剤がCTLA−4、PDL1、PDL2、PD1、B7−H3、B7−H4、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4、CD160、CGEN−15049、CHK1およびCHK2キナーゼ、IDO1、A2aRのいずれかならびに種々のB−7ファミリーリガンドのいずれかの阻害剤である、上記[1]〜[10]のいずれかに記載の組合せ。
[12]前記免疫チェックポイント阻害剤がCTLA−4、LAG−3、Tim3、PD−1、PD−L1、VISTA、CD137、OX40、またはIDO1の阻害剤である、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の組合せ。
[13]前記免疫チェックポイント阻害剤がイピリムマブ、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、セミプリマブ、ピディリズマブ、アテゾリズマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、BMS936559、JNJ61610588、ウレルマブ、9B12、PF−04518600、BMS−986016、TSR−022、MBG453、MEDI6469、MEDI6383、およびエパカドスタットからなる群から選択される、[1]〜[12]のいずれかに記載の組合せ。
[14]前記免疫チェックポイント阻害剤がPD−1に対する抗体である、上記[1]〜[13]のいずれかに記載の組合せ。
[15]前記免疫チェックポイント阻害剤がペンブロリズマブ、ニボルマブ、セミプリマブ、またはピディリズマブである、上記[14]に記載の組合せ。
[16]薬剤として使用するための、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の組合せ。
[17]癌の治療において使用するための、上記[1]〜[15]のいずれかに記載の組合せ。
[18]前記癌が結腸直腸癌である、上記[17]に記載の組合せ。
[19]上記[1]〜[15]のいずれかに記載の組合せ、薬学上許容されるビヒクルおよび/または賦形剤を含んでなる医薬組成物。
[20]同時、個別または逐次使用のための上記[19]に記載の医薬組成物。
Claims (20)
- 抗プロガストリン(抗hPG)モノクローナル抗体および免疫チェックポイント阻害剤を含んでなる組合せ。
- 前記抗hPG抗体が一本鎖抗体、ラクダ化抗体、キメラ抗体、IgA1抗体、IgA2抗体、IgD抗体、IgE抗体、IgG1抗体、IgG2抗体、IgG3抗体、IgG4抗体およびIgM抗体の中から選択される、請求項1に記載の組合せ。
- 前記抗hPG抗体がN末端抗プロガストリン抗体およびC末端抗プロガストリン抗体の中から選択される、請求項1または2に記載の組合せ。
- 前記抗hPG抗体が中和抗体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記抗hPG抗体が
・それぞれ配列番号4、5および6のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号7、8および9のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号10、11および12のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号13、14および15のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号16、17および18のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号19、20および21のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号22、23および24のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号25、26および27のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
・それぞれ配列番号28、29および30のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号31、32および33のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、ならびに
・それぞれ配列番号34、35および36のアミノ酸配列のCDR−H1、CDR−H2およびCDR−H3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる重鎖と、それぞれ配列番号37、38および39のアミノ酸配列のCDR−L1、CDR−L2およびCDR−L3のうち少なくとも1つ、優先的には少なくとも2つ、優先的には3つを含んでなる軽鎖とを含んでなる抗体、
からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ。 - 前記抗hPG抗体が
・配列番号41のアミノ酸配列の重鎖と配列番号42のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号43のアミノ酸配列の重鎖と配列番号44のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号45のアミノ酸配列の重鎖および配列番号46のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号47のアミノ酸配列の重鎖と配列番号48のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;
・配列番号49のアミノ酸配列の重鎖と配列番号50のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体;および
・配列番号51のアミノ酸配列の重鎖と配列番号52のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなるモノクローナル抗体
からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組合せ。 - 前記抗hPG抗体がヒト化抗体である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記抗hPG抗体が
・配列番号53のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号54のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号55のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号56のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号57、58、および59から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号60、61、および62から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号63、64、および65から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号66、67、および68から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;
・配列番号69および71から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号70および72から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体;ならびに
・配列番号75および76から選択されるアミノ酸配列の重鎖可変領域と、配列番号77および78から選択されるアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなるヒト化抗体
からなる群から選択され、
前記抗体はまた、ヒト抗体由来の軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる、
請求項7に記載の組合せ。 - 前記抗hPG抗体が配列番号71のアミノ酸配列の重鎖可変領域と配列番号72のアミノ酸配列の軽鎖可変領域とを含んでなり、前記抗体はまた、ヒト抗体由来の軽鎖および重鎖の定常領域も含んでなる、請求項7または8に記載の組合せ。
- 前記抗hPG抗体が配列番号73のアミノ酸配列の重鎖と配列番号74のアミノ酸配列の軽鎖とを含んでなる、請求項7〜9のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記免疫チェックポイント阻害剤がCTLA−4、PDL1、PDL2、PD1、B7−H3、B7−H4、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4、CD160、CGEN−15049、CHK1およびCHK2キナーゼ、IDO1、A2aRのいずれかならびに種々のB−7ファミリーリガンドのいずれかの阻害剤である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記免疫チェックポイント阻害剤がCTLA−4、LAG−3、Tim3、PD−1、PD−L1、VISTA、CD137、OX40、またはIDO1の阻害剤である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記免疫チェックポイント阻害剤がイピリムマブ、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、セミプリマブ、ピディリズマブ、アテゾリズマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、BMS936559、JNJ61610588、ウレルマブ、9B12、PF−04518600、BMS−986016、TSR−022、MBG453、MEDI6469、MEDI6383、およびエパカドスタットからなる群から選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記免疫チェックポイント阻害剤がPD−1に対する抗体である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記免疫チェックポイント阻害剤がペンブロリズマブ、ニボルマブ、セミプリマブ、またはピディリズマブである、請求項14に記載の組合せ。
- 薬剤として使用するための、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組合せ。
- 癌の治療において使用するための、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組合せ。
- 前記癌が結腸直腸癌である、請求項17に記載の組合せ。
- 請求項1〜15のいずれか一項に記載の組合せ、薬学上許容されるビヒクルおよび/または賦形剤を含んでなる医薬組成物。
- 同時、個別または逐次使用のための請求項19に記載の医薬組成物。
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