JP2021504004A - 飲料を調製するための装置およびその制御方法 - Google Patents

飲料を調製するための装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

飲料を調製するための装置は、抽出される芳香混合物(11)を収容するのに適した濾過容器(13)に回路(22)によって流体的に接続された水用の少なくとも1つのタンク(12)と、前記タンク(12)から前記回路(22)に水を供給するポンプ(30)と、輸送中の水を加熱する加熱装置(21)と、調製する飲料の特性を選択するのに適したコマンド(51、52、53、54)を含むユーザーインタフェース(35)に機能的に接続された制御およびコマンドユニット(34)とを備える。

Description

本発明は、コーヒー、紅茶、種々の浸出液、または単に水などの、有利には熱い飲料を調製するのに適した自動または半自動の装置、および装置の機能を制御するための方法に関する。
アメリカンスタイルのコーヒーを作る装置としては、定量のコーヒーパウダーを熱水で抽出することによって得られる、「ドリップコーヒー」とも呼ばれるロングコーヒーのものが知られている。
出願人は、これらの装置を改良して、冷たいものであろうと、有利には、熱いものであろうと、幅広い飲料を提供するのに適したものにするという課題を自ら設定した。
現在の装置は、水用のタンクと、水を加熱するための装置と、または熱水が通過するコーヒー粉末または他の芳香混合物(aromatic mixture)用の濾過要素を配置するのに適した容器と、エンドユーザー用の一定数のカップまたはグラスを充填するのに十分な最大容量を収容するのに通常適した容器、例えば、ジャグとを有することが知られている。
ジャグは通常、ジャグに注がれたコーヒー飲料を高温に保つための独自の加熱手段と関連付けられている。
加熱装置は、一般に、タンクと協働して配置されるか、または、例えば、タンクの出口を濾過容器に接続するパイプに沿ってタンクの下流に配置される。
加熱装置が作動すると、加熱された水は、対流運動によって、またはポンプ要素のいずれかによって、既知の方法でタンクから濾過容器に流れるようにされる。
混合物は、手動で、または自動的に濾過要素に導入または装填することができる。粉末混合物を含有させるための手段、および/または計量手段および自動装填手段が存在し得る。
そのような装置は一般に、濾過容器に有用かつ/または必要な量の熱水を提供するか、またはタンクを空にするように構造化および構成されることも知られている。
これらの装置には、いくつかの制限や欠点がある。
最初の欠点は、一定量の抽出飲料を供給することである。
別の欠点は、それらが一般にコーヒーベースの抽出飲料のみを供給するように構成されているため、紅茶ベースの抽出飲料または他の植物性成分を供給するように構成されていないか、供給しないように構成されていることである。
実際、既知の解決策では、異なる種類の芳香混合物に適合させるために、出口で供給される水の温度を正確に変更することができない。
実際、紅茶または他の植物性成分、または他のものに基づく飲料を調製するために、コーヒーに必要とされるものとは異なる浸出(infusion)温度が一般に必要であることが知られている。さらに、異なる種類の成分は異なる浸出時間および温度を必要とする。
さらに、これらの既知の装置は、熱水のみを供給するのには適していない。ユーザーが熱水のみを取得したい場合は、濾過容器に芳香混合物を充填することを避けることができる。しかしながら、いずれにせよ、熱水は濾過容器を通過するので、濾過容器内に保持されている芳香性成分または他のものをわずかに吸収して、汚染された状態に維持される可能性がある。
加熱された水の一部を分流して、粉末混合物を通過せずに、飲料を収容する容器に直接送達されるようにする、抽出飲料を調製するための装置が知られている。この解決策は、部分的には、抽出飲料の供給時間を短縮するために、そして部分的には、そうでなければ過剰となり得るその味感の強さを希釈するために実施される。
しかしながら、上記のような既知の装置では、いずれにしても、加熱された水の流れの一部が濾過容器を通過することになり、上記したような問題がある。
例えば、特許文献1から、エスプレッソコーヒーを調製するための装置が知られており、この装置は、アメリカーノタイプのコーヒー飲料を作成するための装置の抽出機構と関連して水を供給することができる二次給水システムを有するように構成され、かつプログラムされている。特許文献1に記載されている解決策は、挽いたコーヒーを含むフィルタホルダーに第1の量の熱水を供給する第1の回路と、第2の量の熱水を供給する第2の回路とを含み、各回路にはそれぞれバルブが設けられている。この解決策では、アメリカーノタイプのコーヒーを自動的に調製することが可能であるが、熱水のみを供給することはできず、また、多数のバルブやその他の部品を必要とするため、組み立ておよび制御が複雑である。
特許文献2には、香料成分を通して水を供給する第1の香料回路と、香料水と未香料水とを混合する第2の希釈回路とを含む飲料を調製するための装置が開示されている。第2の希釈回路を開閉するために設けられるバルブは1つのみである。この文献に記載されている解決策は、香料成分の過剰抽出を回避するような方法でアメリカーノタイプのコーヒーを調製することを目的としているが、例えば、紅茶、浸出飲料またはその他のものを調製するために、熱水のみを供給することができない。その理由は、香料回路は常に開いたままであり、水の一部がどのような場合でも香料回路を通過する可能性があり、従って、残留する香料および/または残留する成分によって汚染されるからである。
特許文献3は、コーヒー粉末用のフィルタホルダーを備え、飲料容器内に水を供給するための共通の出口に接続された熱水用のパイプと冷水用のパイプが設けられた飲料調製装置が記載されている。特許文献3に記載された解決策は、飲料の調製の最後に、熱水または冷水、あるいはその両方を飲料に加えるかどうかをユーザーが選択できるようにしているが、温度、量、および/または感覚強度(intensity)の特定の特性を有する飲料の種類を最初に選択することはできない。
特許文献4には、ミルクなどの泡立ち飲料を製造するための装置および方法が記載されている。
従って、本出願人は、このタイプの装置の機能および機能性を拡張し、上記で特定された欠点およびその他を回避する目的を自ら設定した。
これは、ユーザーの要求に応じて、異なる種類の飲料および/または異なる量の飲料を供給することが第一の目的である。
本発明の別の目的は、使用される芳香混合物の種類およびユーザーの選択に従って、供給される水の温度を調節することができる装置を提供することである。
本発明の別の目的は、ユーザーの選択に従って供給される水の温度を動的に調整することができる装置を提供することである。
本発明の別の目的は、選択された飲料に要求される感覚刺激特性(organoleptic characteristics)に従って、送達される水の温度を調整することができる装置を提供することである。
本発明の別の目的は、水加熱の効率を最適化することである。
別の目的は、ユーザーが選択した正確な温度で熱水を供給することである。
別の目的は、特定のエッセンスの所望の感覚強度および所望の濃度で抽出飲料を供給することである。
ユーザーによるこの装置の使用を容易にし、かつ簡素化することも別の目的である。
出願人は、最新技術の欠点を克服し、これらおよび他の目的および利点を得るために、本発明を考案し、試験し、具体化した。
国際公開第2014/032110号 欧州特許出願公開第2353469号明細書 米国特許出願公開第2011/0252976号明細書 欧州特許出願公開第2127567号明細書
本発明は、独立請求項に記載され、かつ特徴付けられているが、従属請求項は、本発明の他の特徴または主要な発明思想の変形を記載している。
上記の目的に従って、本明細書で説明する実施形態は、ユーザーが調製する飲料の種類、例えば、正確な感覚刺激特性により抽出飲料、または熱水のみを選択することができる飲料を調製するための装置に関する。
いくつかの実施形態によれば、装置は、飲料の種類、即ち、浸出飲料または熱水のみを選択するために、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で駆動可能であるセレクタ装置を備える。
いくつかの実施形態によれば、ユーザーは、ユーザーインタフェース上で利用可能な適切なコマンドによって、供給される飲料の特性を選択することもできる。
いくつかの実施形態によれば、ユーザーは、使用される容器のサイズ、例えば、異なるサイズのジャグ、カップ、マグカップ、ガラス、または容器を選択して、供給される飲料の量を選択することができる。
いくつかの実施形態によれば、ユーザーは、例えば、薄い(light)、普通の(normal)、または濃い(strong)、抽出飲料の濃度を選択することができる。
他の実施形態によれば、ユーザーは、選択された飲料の供給温度を選択することができる。
装置は、既知のタイプの水タンクを備えており、この水タンクは、定期的にまたは継続的に随時充填することができ、あるいは場合によっては連続的な水源にアクセスすることができる。
水の量を示す手段は、タンク内に存在する可能性があり、この手段は、タンク内への水の送達を制御するための信号伝達手段および/または手段と関連する可能性がある。
タンクは、抽出飲料を得るために、浸出される芳香混合物を含むのに適した濾過容器と、少なくとも1つの回路によって流体連通状態に置かれる。
いくつかの実施形態によれば、濾過容器は標準であることができ、即ち、随時所望の量の芳香混合物を収容するのに適したものとすることができる。
いくつかの実施形態によれば、装置は、タンクから水を取り出して、水を濾過容器に供給するのに適したポンプを備える。
水路に沿って輸送中の水を加熱する加熱装置も設けられている。
いくつかの実施形態によれば、加熱装置は、ポンプによって供給される水が通過する流体のためのパイプに沿って配置されたボイラーを備える。
いくつかの実施形態によれば、本発明による装置は、濾過容器と協働する抽出飲料用の第1の出口と、濾過容器から分離された分流チャネルと協働する熱水用の第2の出口とを備える。
いくつかの実施形態によれば、第1および第2の出口は、前記出口の一方または他方を開放および/または閉鎖するように構成された個々の選択的供給手段と関連付けられる。
いくつかの実施形態によれば、本発明による装置は、水の流れを濾過容器に向けて、または分流チャネルに向けて選択的かつ交互に分流するように構成された分流要素を備える。
いくつかの実施形態によれば、分流要素は、両方の出口と共通の回路のセグメントに沿って配置される。
可能な解決策によれば、分流要素は加熱装置の下流に配置される。
いくつかの解決策によれば、分流要素は、セレクタ装置の位置に応じて、少なくとも第1および第2の動作状態をとることができる。
例えば、第1の動作状態において、分流要素は水を濾過容器に送給し、分流チャネルに向かう輸送を防止し、第2の動作状態において、水を分流チャネルに送給して、濾過容器に向かう輸送を防止することができる。
他の実施形態によれば、セレクタ装置は、第1および第2の出口に関連付けられた選択的供給手段に関連付けられ、個々の出口の開放/閉鎖に関連して、その機能を直接的または間接的に調整することができる。
いくつかの実施形態によれば、本発明による装置は、ユーザーインタフェースを介してユーザーが行った飲料の特定の選択に応じて、1つまたは複数の部品を対象として、それらの機能を調整するように構成された制御およびコマンドユニットを備える。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニットは、ユーザーインタフェースおよびセレクタ装置とインタラクトして、出口においてユーザーによって選択された飲料を供給する。
他の実施形態によれば、セレクタ装置の位置に応じて、制御およびコマンドユニットは、場合によっては規定された時間の間、ユーザーインタフェースの1つまたは複数のコマンドを有効および/または無効にすることができる。
本明細書で説明する実施形態は、飲料を調製するための装置を制御する方法に関し、方法は、
少なくとも第1の位置と第2の位置との間で駆動可能なセレクタ要素によって、抽出飲料または熱水のみから選択された、調製される飲料の種類に関するコマンドを入力において受信するステップと、
受信したコマンドに応じて、回路に沿って配置された分流要素を第1の動作状態または第2の動作状態に位置させて、タンクから来る水の流れを、抽出飲料用の第1の出口と協働する濾過容器に向けて、または濾過容器から分離され、熱水専用の第2の出口と協働する分流チャネルに向けて選択的または交互に分流するステップと、
選択された飲料の種類に関連するセレクタ要素の位置に応じて、調製する飲料の他の特性のユーザーによる選択をそれぞれ許可または禁止するために、ユーザーインタフェースの特定のコマンドをそれぞれ有効または無効にするステップと、
受信したコマンドおよび選択した特性に基づいて、選択した飲料を供給するためのポンプおよび加熱装置の機能を調整するステップとを含む。
飲料の特性は、例えば、溶解固形成分の濃度、温度、またはその他などの感覚刺激特性を含むことができる。
いくつかの実施形態によれば、調製される飲料の種類に関するコマンドを受信することは、位置センサによるセレクタ要素の位置の検出を含む。
他の実施形態によれば、調製される飲料の種類が抽出飲料である場合、本発明による方法は、調製される飲料の濃度を選択するのに少なくとも適した選択コマンドを有効にすることを提供する。
可能な変形形態によれば、調製される飲料の種類が熱水である場合、本発明による方法は、水を加熱する温度を選択するのに少なくとも適した選択コマンドを有効にすることを提供する。
本発明のこれらおよび他の特徴は、添付の図面を参照して非限定的な例として与えられる、いくつかの実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
本明細書に記載の実施形態による、飲料を調製するための装置の概略図である。 図1の飲料調製装置の構成要素の詳細な概略図である。 本明細書で説明される実施形態による飲料調製装置の制御システムの概略図である。
理解を容易にするために、図面内の同一の共通要素を識別するために、可能な場合、同じ参照番号が使用されている。1つの実施形態の構成要素および特性は、さらに明確にすることなく他の実施形態に都合よく組み込むことができることが理解される。
図1を参照して本明細書で説明される実施形態は、ユーザーが行った選択に従って熱い飲料または冷たい飲料を調製するための装置10に関する。
いくつかの実施形態によれば、本発明による装置10により、ユーザーは、調製される飲料の種類、および飲料の個々の感覚刺激特性および量的特性を選択することができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、抽出飲料または熱水の間で選択される飲料の種類を選択するためにユーザーによって駆動可能なセレクタ装置40を備える。
いくつかの実施形態によれば、装置10はまた、例えば、押しボタン、選択ノブ、および/またはタッチスクリーンなどの適切なコマンド51、52、53を備えたユーザーインタフェース35を備え、それによって、ユーザーは、調製される飲料の特性を選択することができる。
変形形態によれば、セレクタ装置40は、ユーザーインタフェース35に統合される。
いくつかの実施形態によれば、飲料の選択は、飲料の種類の選択と、量、濃度、温度を含む1つまたは複数の特性の選択とを含む。
いくつかの実施形態によれば、ユーザーインタフェース35は、供給される飲料の量51、すなわち、使用される容器15(例えば、ジャグ、ハーフジャグ、カップ、マグカップ、ガラス、同様もの)のサイズを選択するためのコマンドを含むことができる。
さらに、ユーザーインタフェース35は、抽出飲料の濃度53、例えば、薄い、普通の、または濃い、または他の値を選択するためのコマンドを含むことができる。
変形形態によれば、ユーザーインタフェース35は、温度52を選択するためのコマンドも含み、前記コマンドは、別の変形形態によれば、水自体の送達にも影響を与えることができる。
装置10は、抽出飲料を得るために浸出される芳香混合物11を収容するのに適した濾過容器13に流体接続された水用のタンク12を備える。
例えば、芳香混合物11は、コーヒー、紅茶、または他の植物性成分、またはその他の粉末混合物および/または所望の粒度の粉末混合物、葉付きの粉末混合物または葉の一部を有する粉末混合物とすることができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、濾過容器13と協働する第1の出口14を備え、抽出飲料が第1の出口14を通過して容器15に送達される。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、熱水用の第2の出口16を備え、熱水のみが、濾過容器13を通過することなく、第2の出口16を通過して容器15内に供給される。
可能な解決策によれば、第1の出口14および第2の出口16は有利には互いに隣接して配置され、抽出飲料または熱水を同じ領域に供給することを可能にし、ユーザーによる容器15の位置決めが容易となる。例えば、第1の出口14および第2の出口16は、濾過容器13の下に配置された、ハウジング20を閉塞するフランジ50内に形成することができる。
いくつかの実施形態によれば、第1の出口14および第2の出口16は、出口14、16を開放および/または閉鎖するか、または場合によっては第1の出口14および第2の出口16を通過する流れを調整するように構成された個々の選択的供給手段41、42と関連付けられる。
いくつかの実施形態によれば、選択的供給手段41、42は、1つまたは複数の弁48、49を備えることができる。
変形形態によれば、第1の出口14および第2の出口16の両方は、少なくとも1つの回路22、23によってタンク12に流体的に接続される。
いくつかの実施形態によれば、第1の出口14および第2の出口16は、同じ回路22の少なくとも1つのセグメントを部分的に共有する。
他の実施形態によれば、第2の出口16は、濾過容器13から分離された分流チャネル23によって回路22と流体連通する。
いくつかの実施形態によれば、分流チャネル23は、水の経路に沿って回路22の第1の部分22aに接続される。換言すると、第1の部分22aは、タンク12と、それぞれ第1の出口14または第2の出口16との間の水用の共通経路のセグメントを形成する。
いくつかの実施形態によれば、分流チャネル23は、芳香混合物11が配置される区画から分離された、濾過容器13の周辺部分に設けることができる。
他の実施形態によれば、分流チャネル23は、独立したチャネルとすることができる。
タンク12は、概して、飲料を調製するために特定の量の水を収容するように構成された容器とすることができる。例えば、タンク12の容量は、少なくともジャグを充填するのに必要な水の容量に等しくすることができる。
タンク12には、蓋60に関連する導入開口12aを設けることができ、導入開口12aから水をタンク12内に導入することができ、かつ選択された飲料を調製するために随時所望の量の水を取り出すことができる出口開口17を設けることができる。
いくつかの実施形態によれば、タンク12は、装置10のハウジング20の内側に配置されるか、または洗浄および/または充填のために、場合によっては、ハウジング20に取り外し可能に装着される。
いくつかの実施形態によれば、混合物用の濾過容器13は漏斗形状を有し得、芳香混合物11の固形分を保持するのに適した濾過要素18が濾過容器13内に挿入されて、固形分が抽出飲料と共に供給されることを防止する。
いくつかの実施形態によれば、所望の量の芳香混合物11をその都度導入し、かつ/または調製された飲料の供給の終了時に可能な濾過要素18とともに芳香混合物11を除去するために、濾過容器13へのアクセスを可能にするように構成されたアクセス手段61および/または移動手段を設けることができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、濾過容器13の上に配置され、かつ芳香混合物11上にタンク12から到達する水を供給して、水を芳香混合物11上に分配するように構成される拡散ヘッド19を備える。
いくつかの実施形態によれば、拡散ヘッド19は、シャワー、ジェット、ミスト、または場合によっては連続流で水を供給するように構成することができる。
装置10はまた、タンク12と濾過容器13との間に配置され、輸送中の水を所望の温度に加熱するように構成された加熱装置21を含む。
いくつかの実施形態によれば、加熱装置21は、タンク12を拡散ヘッド19に接続する油圧回路22に沿って配置される。特に、加熱装置21は、回路22の共有された第1の部分22aに配置することができる。
いくつかの実施形態によれば、加熱装置21は、加熱される水のための輸送チャネル25aを形成する導管25を少なくとも有するボイラー24と、ボイラー24に関連付けられ、かつ導管25内部の水を加熱するように構成される少なくとも1つの加熱要素26とを備える。
いくつかの実施形態によれば、輸送チャネル25aを有するボイラー24は、回路22のセグメントを形成する。
他の実施形態によれば、ボイラー24は、少なくとも1つの第1のより小さい分岐24aおよび第2のより大きい分岐24bを含む。
第2のより大きい分岐24bは、熱損失を最小限に低減するように、垂直方向に配置される。
いくつかの実施形態によれば、ボイラー24は、より小さな分岐24aが少なくとも部分的に水平に配置された状態で、L字型とすることができる。
可能な実施形態によれば、ボイラー24は、ボイラー24内に存在する可能性のある水残留物を水の供給の終了時に収集することができる蓄積領域24cを含む。
蓄積領域24cは、好ましくは、水の経路に沿ってより大きな垂直分岐24bの上流に配置される。
可能な変形実施形態によれば、ボイラー24は、U字形またはJ字形とすることができる。
水が垂直セグメントにおいて流れるとき、実際には、水は輸送チャネル25aの全ての内壁と直接接触しているので、熱交換面が最大となる。
反対に、水平セグメントでは、供給された水の圧力および/または流量が十分に高くない場合、供給された水の量が輸送チャネル25aのセクションを充填するのに不十分であり、従って、使用可能な熱交換面が減少する。
いくつかの実施形態によれば、加熱装置21は、2つ以上の加熱要素26、27を含む。
他の実施形態によれば、加熱要素26、27は、ボイラー24の長手方向の展開に沿って、直線状に、または螺旋状に配置された電気抵抗であり得る。
いくつかの実施形態によれば、加熱要素26、27は、自律的であり、互いに独立している。特に、加熱要素26、27は、輸送中の水が加熱されるべき温度に応じて、および/または飲料調製作業の進行状態に応じて、選択的に供給することができる。
いくつかの実施形態によれば、加熱要素26、27は同じ電力を有する、即ち、それぞれが加熱装置21の全体的な電力の50%に対応する。
可能な変形形態によれば、加熱要素26、27は、互いに異なる電力を有し、それにより、加熱温度のさらなる変調を可能にする。
例えば、可能な実施形態によれば、加熱要素26、27は、例えば、60%〜40%、70%〜30%、75%〜25%、80%〜20%、または中間値などの比例出力を有することができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、回路22に沿って配置され、かつ輸送中の水の温度を検出するように構成された温度センサ手段28も備える。
いくつかの実施形態によれば、温度センサ手段28は、水が芳香混合物11と接触する領域の近傍で輸送中の水の温度を検出するようにボイラー24の下流に配置される。
可能な変形形態によれば、温度センサ手段28は、ボイラー24の内部に、おそらく輸送チャネル25aの出口端に対応して配置することができる。
他の変形形態によれば、温度センサ手段28は、ボイラー24または加熱装置21に一体化して提供することもでき、かつその下流および場合によっては上流にも配置されて、加熱装置21の上流および下流で検出された水温の差にも応じて1つまたは複数の加熱要素26、27の供給を調整することが可能となるようにすることができる。
可能な解決策によれば、温度センサ手段28は、回路22のセグメントを形成するパイプの内側に配置された負温度係数(NTC:Negative Temperature Coefficient)抵抗を含むことができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、回路22に沿って配置され、かつタンク12から水を引き出して、ボイラー24を介して濾過容器13に向けて水を供給するように構成されたポンプ30を備える。
いくつかの実施形態によれば、ポンプ30は、ユーザーが選択した量の飲料を調製するのに適した量の水を随時出すように選択的に作動される。
いくつかの実施形態によれば、ポンプ30は、流量が調節可能であるタイプのものであり、そのため、ボイラー24および芳香混合物11を通過する水の速度を調整することが可能である。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、タンク12内および/または回路22に沿って配置され、タンク12および/または回路22を通過する輸送中の水の量を測定する流量計32または他の流量検出手段を備える。
いくつかの実施形態によれば、流量計32は、ポンプ30の上流に配置され、それにより、流量のより高速かつより効率的な検出を可能にし、従って、ポンプ30の動的かつリアルタイムの調整が可能となる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、回路22に沿って配置され、かつ水の流れを濾過容器13または分流チャネル23に選択的に分流するように構成された分流要素44を備える。
特に、分流要素44は、回路22を2つの部分22a、22bに分離し、その第1の部分22aは分流要素44の上流に配置され、かつ回路22の共有セグメントを形成し、第2の部分22bは分流要素44の下流に配置され、かつ拡散ヘッド19まで延在する。
変形実施形態によれば、分流要素44は、加熱装置21および温度センサ手段28の下流に配置される。
このようにして、ユーザーが抽出飲料の調製を選択した場合、水は芳香混合物11を介して濾過容器13内を通過し、ユーザーが熱水のみの調製を選択した場合、加熱された水は濾過容器13を通過しないように分流されて、可能性のある汚染のリスクを防止する。
他の実施形態によれば、分流要素44は、分流チャネル23を閉鎖して水が濾過容器13に向けて通過することを可能にする第1の状態と、濾過容器13に向かう回路22を閉鎖して水が分流チャネル23を介して輸送されることを可能にする第2の状態とを少なくともとることができる。
可能な解決策によれば、分流要素44は、三方弁を備えることができ、三方弁の2つの経路は、入口および第1の出口としてそれぞれ回路22に関連付けられ、1つの経路は、分流チャネル23への第2の出口としての関連する経路である。
他の実施形態によれば、分流要素44は、セレクタ装置40の位置に応じて、第1または第2の動作状態をとる。
例えば、セレクタ装置40の第1の位置が抽出飲料の選択に対応して、分流要素44の第1の状態を決定し、第2の位置が熱水のみの選択に対応して、分流要素44の第2の状態を決定するようにすることができる。
他の実施形態によれば、セレクタ装置40は、第1の出口14および第2の出口16に関連付けられ、第1および第2の出口14、16の開閉に関して、その機能を直接的または間接的に調整することができる選択的供給手段41、42に接続される。
いくつかの実施形態によれば、セレクタ装置40の位置に応じて、選択的供給手段41、42の一方がその出口14、16を閉鎖/開放し、選択的供給手段41、40の他方がその出口16、14を開放/閉鎖するようにすることができる。
例えば、セレクタ装置40が第1の位置にあるとき、選択的供給手段41、42は、第1の出口14を開放し、第2の出口16を閉鎖するように配置され、逆に、セレクタ装置40が第2の位置にあるとき、選択的供給手段41、42は、第1の出口14を閉鎖し、第2の出口16を開放することができる。
可能な変形形態によれば、セレクタ装置40は、選択的供給手段40、41が個々の弁48、49により両方の出口14、16を閉鎖する第3の位置を有する3つの異なる位置をとることができる。
弁48、49を閉鎖することにより、特に、飲料の供給中に、滴下の危険性なしに、容器15を取り外すことができる。これは、抽出飲料を供給するときに特に有用である。実際、水のみを供給する場合、ポンプ30をオフにすることは、供給を停止することを意味するが、抽出飲料を供給する場合、ポンプ30がオフになった後、芳香混合物11を通過する水の輸送に起因する遅延により、一定期間の間、供給が継続される。
可能な解決策によれば、装置10は、1つまたは他の出口14、16に対応して容器15の存在を検出するように構成された存在検出手段(図示せず)を備えることができる。存在検出手段は、選択的供給手段41、42の機能を調整するために、選択的供給手段41、42に接続することができる。
いくつかの実施形態によれば、セレクタ装置40は、レバー、スライドバー、または同様の要素など、ユーザーが手動で移動させることができる機械的装置とすることができる。
これらの実施形態によれば、セレクタ装置40は、選択的供給手段41、42を直接的に駆動することができる。
変形実施形態によれば、セレクタ装置40は、ユーザーによって、または機能プログラムに従って作動され得る電気的コマンドまたは電子的コマンドであり得る。この場合、セレクタ装置40は、選択的供給手段41、42を間接的に駆動することができる。
他の実施形態によれば、セレクタ装置40の位置を検出するように構成された位置センサ手段45、46を設けることができる。
いくつかの実施形態によれば、位置センサ手段45、46は、場合によってはセレクタ装置40に関連する嵌合要素と協働する光学センサ、近接センサ、または他の類似もしくは同等の要素の1つまたは複数を含むことができる。
いくつかの実施形態によれば、装置10は、ユーザーの選択に従って装置10の動作を調整して、選択された飲料を随時調製するように構成された制御およびコマンドユニット34を備える。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、各選択可能な飲料の調製のための動作パラメータに関する情報を記憶することができるメモリユニット33を備えるか、またはメモリユニット33に接続することができる。
変形実施形態によれば、情報は、ユーザーが選択可能な各飲料について、即ち、飲料の種類、量、濃度、温度などによって定義される各組み合わせについて、水温および/または速度の最適値を含むことができる。
温度の調節により、コーヒーに加えて、一般にコーヒーに必要な温度よりも低い浸出温度を必要とする紅茶または他の植物性成分に基づく飲料を調製することが可能になる。
例として、コーヒー飲料の場合、好ましくは約92°C〜約96°Cの間に含まれる水温が必要であるが、紅茶を調製するには、使用する紅茶の品質に応じて、約70°C〜約90°Cの間に含まれる水温が好ましい。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、位置センサ45、46に接続されて、セレクタ装置40の位置の指示を受信することができる。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、分流要素44に接続され、かつ位置センサ45、46から受信した指示に従って分流要素44の状態を変更するように構成される。
可能な変形実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、浸出飲料を希釈し、例えば、「ウルトラライト」飲料を調製するために、飲料の調製中であっても、分流要素44の状態を変更するようにすることができる。この場合、供給される飲料の浸出中、制御およびコマンドユニット34は、個々の選択的供給手段41、42に作用して、両方の出口14、16を開放した状態に維持し、場合によっては濾過容器13内の水が芳香混合物11を通過するのに必要な時間を活用して、水の一部を芳香混合物11を通過して輸送することなく容器15に直接供給するように分流要素44の状態を交互に変更することができる。
他の実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、選択的供給手段41、42に作用して、個々の出口14、16を開放および閉鎖することができる。
いくつかの実施形態によれば、セレクタ装置40は、制御およびコマンドユニット34によって実行される機能プログラムに従う。そのような実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、選択的供給手段41、42の機能を命令するようにセレクタ装置40に作用することができる。
選択的供給手段41、42の自動化された作動/非作動を提供することはまた、所望の量の水で濾過容器13を充填し、飲料を容器15に供給する前に第1の出口14を一定時間閉鎖した状態に維持することを可能にする。これにより、所望の程度の浸出で飲料を調製することが可能になり、例えば、低温芳香混合物11の長浸出時間、場合によっては、数時間を必要とする一般に低温抽出と呼ばれる低温抽出飲料を調製することができるか、または芳香混合物11の熱浸出による紅茶、またはハーブティーを調製することができる。
変形形態によれば、飲料の種類に必要な感覚刺激特性に応じて、浸出に関連するバルブ48の閉鎖時間を決定する手段が提供される。
他の実施形態によれば、セレクタ装置40の位置に応じて、制御およびコマンドユニット34は、ユーザーインタフェース35の1つまたは複数のコマンドを有効および/または無効にすることもできる。
このようにして、抽出飲料または熱水の選択に応じて、ユーザーは、調製される飲料の追加の特性を選択することができる。
いくつかの実施形態によれば、抽出飲料が選択される場合、制御およびコマンドユニット34は、量51、濃度52、および/または温度53を選択するのに適したユーザーインタフェース35のコマンドを有効にすることができる。
いくつかの実施形態によれば、抽出飲料が選択された場合、制御およびコマンドユニット34はまた、浸出飲料を氷54に供給する機能のためのコマンドを有効にすることができる。
可能な変形形態によれば、熱水が選択された場合、制御およびコマンドユニット34は、量51および/または温度53を選択するためのユーザーインタフェース35のコマンドを有効にし、濃度52の選択のためのコマンドを無効にすることができる。
他の変形形態によれば、飲料の各種類毎に、量51を選択するためのコマンドがアクティブとなるようにすることができる。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34はまた、温度センサ手段28および流量計32に接続され、温度センサ手段28および流量計32によって検出されたデータを受信する。
制御およびコマンドユニット34はまた、受信したデータを、メモリユニット33に記憶された値と比較するように構成される。
調製される飲料の種類に関してユーザーが行った選択および/または選択された特性に応じて、かつ温度センサ手段28および流量計32から受信したデータに基づいて、制御およびコマンドユニット34は、選択された飲料を得るためにポンプ30の流量および/または加熱装置21のオン/オフの切り替えを調整することができる。
いくつかの実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、水の流量および温度に関するデータをリアルタイムで受信し、フィードバック制御により、ポンプ30および加熱装置21を動的に調整する。
変形形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、PIDタイプの調整システムによって、または他の適切な手段によって、ポンプ30の流量を調整し、かつ加熱装置21を作動させることができる。
これらの実施形態によれば、例えば、PID調整システムは、流量計32によって検出された水の流量および温度センサ手段38によって検出された水の温度を入力として受信し、ポンプ30の流量および加熱装置21の加熱要素26、27の電源を出力として提供することができる。
特に、加熱水の温度が同じ場合、制御およびコマンドユニット34は、芳香混合物11からより多くの成分またはより少ない成分を抽出して、飲料の感覚強度を調整するために、ポンプ30の流量、従って水の速度を減少または増加させることができる。
例えば、制御およびコマンドユニット34が、流量を変更するために、ポンプのモーターの回転数を増加または減少させるようにポンプ30の供給電力に作用するようにすることができる。
他の実施形態によれば、「注ぎ込み」浸出を実行するために、即ち、芳香混合物11からの成分の特に遅い抽出を得るために、ポンプ30は、水をパルス状に送達するように選択的に作動/非作動にされる。
他の実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、特定のデューティサイクルに従って少なくとも1つの加熱要素26、27を選択的にオンおよびオフにして、少なくとも1つの加熱要素26、27を適切な温度に維持することができる。
他の実施形態によれば、制御およびコマンドユニット34は、実行される動作に従って加熱装置21の温度を適切に変調するように、各加熱要素26、27を自律的かつ独立してオンおよびオフを切り替える。
例えば、加熱装置21の温度は、遅い予熱処理、温度維持、高温供給、またはその他に基づいて変調される。
ポンプ30の流量および加熱装置21の温度(従って、水の温度)の両方を動的に変更する可能性は、事前浸出ステップを必要とすることなく、芳香混合物11の成分の抽出を最適化して、ユーザーが選択した飲料の所望の感覚強度を得て、高品質に対する要件を満たすことを可能にする。
しかしながら、可能な変形形態によれば、抽出飲料を供給する前に、芳香混合物11の事前浸出ステップを実行するようにすることができる。
他の実施形態によれば、ハウジング20は、容器15のための支持ベース37を備える。
可能な変形形態によれば、支持ベース37は、容器15に供給された飲料を保温するために、制御およびコマンドユニット34によって選択的に作動される追加の加熱手段38を備えることができる。
例えば、追加の加熱手段38は、正係数温度(PCT:Positive Coefficient Temperature)抵抗を含むことができる。
図示されていない可能性のある実施形態によれば、使用される容器15がカップまたはガラスのいずれかである場合、飲料の飛沫を防止するために、容器15を飲料14の出口に近接するように移動させるように構成された、場合によっては折り畳み式または可動式の他の支持ベースを設けることができる。
本明細書で説明される実施形態はまた、装置10を制御するための方法に関し、方法は、
少なくとも第1の位置と第2の位置との間でユーザーによって駆動可能なセレクタ装置40によって、浸出飲料または熱水からそれぞれ選択される調製される飲料の種類を選択するコマンドを制御およびコマンドユニット34の入力で受信するステップと、
受信したコマンドに応じて、給水経路に沿って配置された分流要素44の状態を決定して、タンク12を、濾過容器13と協働する、抽出飲料用の第1の出口14と、分流チャネル23と協働する、熱水用の第2の出口16とに選択的かつ流体的に接続するステップと、
受信したコマンドに基づいて、調製される飲料の他の特性をユーザーにより選択することをそれぞれ許可または禁止するためにユーザーインタフェース35の特定のコマンド51、52、53、54をそれぞれ有効および/または無効にするステップと、
受信したコマンおよびと選択した特性に基づいて、選択した飲料を供給するためのポンプ30および加熱装置21の機能を調整するステップとを含む。
特に、抽出飲料が選択される場合、方法は、濾過容器13内の水を芳香混合物11を通過するように輸送するが、熱水が選択される場合、水は、濾過容器13を通過せず、容器15に直接供給されるように分流される。
いくつかの実施形態によれば、調製される飲料の種類に関するコマンドを受信することは、位置センサ45、46によってセレクタ要素40の位置を検出することを含む。
他の実施形態によれば、抽出飲料が選択される場合、方法は、浸出飲料の濃度52を選択するためのコマンドを少なくとも有効にすることを含む。
他の実施形態によれば、抽出飲料が選択される場合、方法は、抽出飲料を氷54に供給する機能のためのコマンドを有効にすることも含む。
可能な変形形態によれば、熱水が選択される場合、本発明による方法は、温度53を選択するためのコマンドを少なくとも有効にすることを含む。
他の実施形態によれば、本発明による方法は、選択された飲料の種類毎に温度53を選択するためのコマンドを有効にすることを含む。
他の実施形態によれば、ユーザーが所望の温度値を独立して入力することができるか、または複数の事前設定値から選択することができるようにすることができる。
本発明の分野および範囲から逸脱することなく、これまでに説明した飲料を調製する装置10および方法に対して変更および/または部品の追加を行うことができることは明らかである。
本発明をいくつかの特定の例を参照して説明してきたが、当業者は、特許請求の範囲に記載された特徴を有し、従って、全てがそれによって定義された保護の分野に含まれる、飲料を調製するための装置10および方法の多くの他の同等の形態を確実に達成することができることも明らかである。

Claims (15)

  1. 飲料を調製するための装置であって、抽出される芳香混合物(11)を収容するのに適した濾過容器(13)に回路(22)によって流体的に接続された水用の少なくとも1つのタンク(12)と、前記タンク(12)から前記回路(22)に水を供給するポンプ(30)と、輸送中の水を加熱する加熱装置(21)と、調製される前記飲料の特性を選択するのに適したコマンド(51、52、53、54)を含むユーザーインタフェース(35)に機能的に接続された制御およびコマンドユニット(34)とを備え、前記装置は、抽出飲料または熱水のみのいずれかの飲料の種類の選択に関して少なくとも第1の位置と第2の位置との間で駆動可能なセレクタ装置(40)と、水の経路に沿って前記濾過容器(13)の下流に配置された抽出飲料用の第1の出口(14)と、前記濾過容器(13)から分離され、かつ前記回路(22)によって前記タンク(12)に接続された分流チャネル(23)と協働する、前記第1の出口(14)の近傍に配置された熱水専用の第2の出口(16)と、前記回路(22)に沿って配置され、かつ前記セレクタ装置(40)の位置に応じた第1または第2の動作状態をとって、前記タンク(12)からの水の流れを前記濾過容器(13)に向けて、または前記分流チャネル(23)に向けて選択的かつ交互に分流するように構成された分流要素(44)とを備えることを特徴とする装置。
  2. 前記分流チャネル(23)が、前記濾過容器(13)に隣接して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記分流チャネル(23)が、濾過容器(13)の周辺部分に形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第1の出口(14)および前記第2の出口(16)は、前記出口(14、16)を開放および/または閉鎖し、かつ/または前記出口(14、16)を通過する流れを調整するように構成された選択的供給手段(41、42)に関連付けられ、前記セレクタ装置(40)は、前記選択的供給手段(41、42)に接続され、かつ前記選択的供給手段(41、42)の機能を直接的または間接的に調整することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記セレクタ装置(40)が3つの異なる位置をとることができ、第1の位置および第2の位置において、前記選択的供給手段(41、42)がそれぞれ前記第1の出口(14)を開放し、かつ前記第2の出口(16)を閉鎖し、またはその逆を行い、第3の位置において、前記選択的供給手段(41、42)は、前記第1の出口(14)および前記第2の出口(16)の両方を閉鎖することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記制御およびコマンドユニット(34)に接続され、前記セレクタ装置(40)の位置を検出するように構成された位置センサ手段(45、46)を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記ユーザーインタフェース(35)が、調製される飲料の量(51)、濃度(52)、温度(53)を選択するためのコマンド、および/または氷(54)上に飲料を供給するためのコマンドを含み、前記コマンド(51、52、53)は、前記セレクタ装置(40)の位置に応じて前記制御およびコマンドユニット(34)によって選択的に有効/無効にされることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 一方または他方の出口(14、16)に対応する容器(15)の存在を検出するように構成された存在検出手段を備え、前記存在検出手段は、前記選択的供給手段(41、42)の機能を調整するように前記選択的供給手段に接続されることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  9. 前記セレクタ装置(40)が、ユーザーによって、または前記制御およびコマンドユニット(34)によって実行される機能プログラムに従って駆動可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 抽出される芳香混合物(11)を収容するのに適した濾過容器(13)に回路(22)によって流体的に接続された水用のタンク(12)を備える飲料を調製するための装置(10)において飲料を調製する方法であって、
    第1の位置と第2の位置との間で駆動可能なセレクタ装置(40)によって抽出飲料または熱水のみからそれぞれ選択される調製される飲料の種類を選択するコマンドを制御およびコマンドユニット(34)の入力で受信するステップと、
    飲料の種類に関連して受信したコマンドに応じて、前記回路(22)に沿って配置された分流要素(44)を第1の動作状態または第2の動作状態に位置させて、前記タンク(12)から来る水の流れを、抽出飲料用の第1の出口(14)と協働する前記濾過容器(13)に向けて、または前記濾過容器(13)から分離され、熱水専用の第2の出口(16)と協働する分流チャネル(23)に向けて選択的または交互に分流するステップと、
    選択された飲料の種類に関連する前記セレクタ装置(40)の位置に応じて、調製される飲料の他の特性のユーザーによる選択を許可または禁止するためにユーザーインタフェース(35)の特定のコマンド(51、52、53、54)をそれぞれ有効または無効にするステップと、
    選択された飲料の種類および特性に基づいて、前記選択された飲料を供給するために、ポンプ(30)および加熱装置(21)の機能を調整するステップとを含むことを特徴とする方法。
  11. 調製される飲料の種類に関する前記コマンドを受信することは、前記制御およびコマンドユニット(34)に接続された位置センサ(45、46)によって前記セレクタ装置(40)の位置を検出することを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 抽出飲料が選択される場合、前記選択された飲料の濃度(52)を選択するのに適したコマンドが少なくとも有効にされることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 抽出飲料が選択される場合、前記抽出飲料(54)を氷上に供給する機能を選択するためのコマンドが有効にされることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 調製される飲料の種類が熱水である場合、水が加熱される温度(53)を選択するのに適したコマンドが少なくとも有効にされることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 調製される飲料の種類が「ウルトラライト」抽出飲料である場合、個々の選択的供給手段(41、42)に作用して、両方の出口(14、16)を開放した状態に維持し、抽出飲料の調製および輸送中に前記分流要素(44)の状態を交互に変更して、芳香混合物(11)を通過するのに必要な時間を活用して、水の一部を前記芳香混合物(11)を通過して輸送することなく濾過容器(15)に直接交互に供給して、抽出飲料を希釈することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の方法。
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