JP2021503005A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2021503005A5
JP2021503005A5 JP2020544380A JP2020544380A JP2021503005A5 JP 2021503005 A5 JP2021503005 A5 JP 2021503005A5 JP 2020544380 A JP2020544380 A JP 2020544380A JP 2020544380 A JP2020544380 A JP 2020544380A JP 2021503005 A5 JP2021503005 A5 JP 2021503005A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound according
alkyl
compound
formula
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020544380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021503005A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2018/060849 external-priority patent/WO2019099412A1/en
Publication of JP2021503005A publication Critical patent/JP2021503005A/ja
Publication of JP2021503005A5 publication Critical patent/JP2021503005A5/ja
Priority to JP2023071478A priority Critical patent/JP2023099069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

前述の発明は、理解を明確にすることを目的とするため、例示および実施例によっていくらか詳細に記載されているが、上記の教示に照らし合わせて、ある種の変更および修正がなされることが当業者に明白であろう。したがって、以下の合成実施例および生物学的実施例は、本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって正確に記述される。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
式(I):
F−[W−L −L −L −D] (I)
[式中、
Dは、TLR7/8アゴニスト部分であり、
は、結合または自己脱離性リンカーであり、
は、切断可能なリンカーであり、
は、コンジュゲーションリンカーであり、
Wは、O、SまたはNR 10 であり、
10 は、HまたはC 〜C アルキルであり、
xは、1〜500の整数であり、
Fは、コンジュゲーション部分であり、
TLR7/8アゴニスト部分は、1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体である]
の化合物。
(項目2)
Dが、式(D−1):
Figure 2021503005

[式中、
1A は、C 〜C アルキル、C 〜C ヒドロキシアルキルまたはC 〜C シクロアルキルであり、
は、NHR 2a であり、R 2a は、HまたはC 〜C アルキルであり、
35 はそれぞれ、独立して、ハロゲンまたはC 〜C アルキルであり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲンまたはC 〜C アルキルであり、
pおよびqは、独立して、0、1、2、3または4であり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載化合物。
(項目3)
Dが式(D−2):
Figure 2021503005

[式中、
nは、4〜21の整数であり、
Xは、−NH−または−NH(C=O)−であり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載化合物。
(項目4)
Dが式(D−2a)または(D−2b):
Figure 2021503005

[式中、
nは、4〜21の整数であり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
20 は、NHR 20a であり、R 20a は、H、OH、NH またはメチルであり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載の化合物。
(項目5)
Xが−NH−である、項目3に記載の化合物。
(項目6)
nが4〜15の整数である、項目3から5のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
nが、4、5、6または7である、項目3から6のいずれか一項に記載の化合物。
(項目8)
Xが、−NH(C=O)−である、項目3に記載の化合物。
(項目9)
nが、11、12、13または14である、項目4または8に記載の化合物。
(項目10)
が、C 〜C アルキルである、項目3から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目11)
がn−ブチルである、項目10に記載の化合物。
(項目12)
が−(CH OR 1a である、項目3から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目13)
が、−(CH NHR 1b である、項目3から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目14)
が、−(CH 1c である、項目3から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目15)
qが0である、項目3から14のいずれか一項に記載の化合物。
(項目16)
qが1であり、R がC 〜C アルキルである、項目3から14のいずれか一項に記載の化合物。
(項目17)
4a およびR 4b がそれぞれ、Hである、項目3から16のいずれか一項に記載の化合物。
(項目18)
Dが式(D−3):
Figure 2021503005

[式中、
は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C 21 ヒドロカルビルであり、
Xは、−NH−または−NH(C=O)−であり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載化合物。
(項目19)
Dが、式(D−3a)または(D−3b):
Figure 2021503005

[式中、
は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C 21 ヒドロカルビルであり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
20 は、NHR 20a であり、R 20a は、H、OH、NH またはメチルであり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載の化合物。
(項目20)
Xが、−NH(C=O)−である、項目18に記載の化合物。
(項目21)
Xが、−NH−である、項目18に記載の化合物。
(項目22)
が、1〜2個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C 14 ヒドロカルビルである、項目18から21のいずれか一項に記載の化合物。
(項目23)
が、分岐状C 〜C 14 アルキル、−(CH (C(CH )R または−(CH であり、mが、0、1、2または3であり、zが、1または2であり、R が、独立して、C 〜C アルキル、C 〜C アルキレンおよびハロゲンからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているC 〜C シクロアルキルである、項目18から22のいずれか一項に記載の化合物。
(項目24)
が、分岐状C 〜C 14 アルキルである、項目18から23のいずれか一項に記載の化合物。
(項目25)
が、−(CH である、項目18から23のいずれか一項に記載の化合物。
(項目26)
mが2である、項目25に記載の化合物。
(項目27)
mが1である、項目25に記載の化合物。
(項目28)
が、−(CH (C(CH )R である、項目18から23のいずれか一項に記載の化合物。
(項目29)
zが1である、項目28に記載の化合物。
(項目30)
が、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロペンチルである、項目25から29のいずれか一項に記載の化合物。
(項目31)
が、独立して、メチル、メチレンおよびハロゲンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているC 〜C シクロアルキルである、項目25から29のいずれか一項に記載の化合物。
(項目32)
が、C 〜C シクロアルキルである、項目25から29のいずれか一項に記載の化合物。
(項目33)
が、独立して、メチルおよびメチレンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているシクロプロピルである、項目32に記載の化合物。
(項目34)
mが0であり、R が、独立して、メチルおよびメチレンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているシクロヘキシルである、項目25に記載の化合物。
(項目35)
が、
Figure 2021503005

からなる群から選択される、項目18または19に記載の化合物。
(項目36)
Dが式(D−4):
Figure 2021503005

[式中、
は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C 21 ヒドロカルビルであり、
Lは、Xまたは−CH −X−であり、
Xは、−NH−または−NH(C=O)−であり、
Aは、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているC 〜C 14 アリーレンであるか、または独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている5〜14員のヘテロアリーレンであり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載化合物。
(項目37)
Dが、式(D−4a)または(D−4b):
Figure 2021503005

[式中、
は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C 21 ヒドロカルビルであり、
Aは、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているC 〜C 14 アリーレンであるか、または独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている5〜14員のヘテロアリーレンであり、
は、C 〜C アルキル、−(CH OR 1a 、−(CH NHR 1b または−(CH 1c であり、R 1a およびR 1b は、独立して、C 〜C アルキルであり、R 1c は、C 〜C シクロアルキルであり、pは、1または2であり、
20 は、NHR 20a であり、R 20a は、H、OH、NH またはメチルであり、
はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C 〜C アルキル、−(C 〜C アルキレン)−NH または−CH −フェニレン−CH NH であり、
qは、0、1、2、3または4であり、
4a およびR 4b は、独立して、HまたはC 〜C アルキルであり、
波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
を有する、項目1に記載の化合物。
(項目38)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているC 〜C 10 アリーレンである、項目36または37に記載の化合物。
(項目39)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているフェニレンである、項目36から38のいずれか一項に記載の化合物。
(項目40)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている1,4−フェニレンである、項目36から39のいずれか一項に記載の化合物。
(項目41)
Aが、独立して、F、Cl、CF およびメチルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている1,4−フェニレンである、項目36から40のいずれか一項に記載の化合物。
(項目42)
Aが、2,6−ジメチル−1,4−フェニレン;2,3−ジメチル−1,4−フェニレン;2,6−ジフルオロ−1,4−フェニレン;2,3−ジフルオロ−1,4−フェニレン;2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン;2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン;2,3,5,6−テトラメチル−1,4−フェニレン;または2,3,5,6−テトラフルオロ−1,4−フェニレンである、項目41に記載の化合物。
(項目43)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている1,3−フェニレンである、項目36から39のいずれか一項に記載の化合物。
(項目44)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されている5〜10員のヘテロアリーレンである、項目36または37に記載の化合物。
(項目45)
Aが、独立して、ハロゲン、および1〜8個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC 〜C アルキルからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているナフチレンである、項目36から38のいずれか一項に記載の化合物。
(項目46)
Aが、1,4−ナフチレン、1,3−ナフチレン、2,6−ナフチレンまたは2,7−ナフチレンである、項目45に記載の化合物。
(項目47)
Aが、1,4−ナフチレンである、項目46に記載の化合物。
(項目48)
Aが、4,7−ベンゾ[b]チオフェンである、項目36、37または44のいずれか一項に記載の化合物。
(項目49)
Aが、2,5−1H−ベンゾ[d]イミダゾールである、項目36、37または44のいずれか一項に記載の化合物。
(項目50)
Lが、−CH −X−である、項目36、または38から49のいずれか一項に記載の化合物。
(項目51)
LがXである、項目36、または38から49のいずれか一項に記載の化合物。
(項目52)
Xが−NH−である、項目50または51に記載の化合物。
(項目53)
Xが−NH(C=O)−である、項目50または51に記載の化合物。
(項目54)
が、(シクロプロピル)メチル、2−(シクロプロピル)エチル、2−(シクロブチル)エチル、2−(シクロペンチル)エチルまたは2−(シクロヘキシル)エチルである、項目36から53のいずれか一項に記載の化合物。
(項目55)
Dが、表1〜3に列挙された化合物から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目56)
が、式(L−1):
Figure 2021503005

[式中、Y は、S、OまたはNHであり、Ar は、必要に応じて置換されているアリーレンであり、R 11 およびR 12 は、独立して、Hまたは必要に応じて置換されているC 〜C アルキルである]
を有する、項目1から55のいずれか一項に記載の化合物。
(項目57)
Ar が、必要に応じて置換されている1,4−フェニレンまたは必要に応じて置換されている1,2−フェニレンである、項目56に記載の化合物。
(項目58)
11 およびR 12 がそれぞれ、Hである、項目56または57に記載の化合物。
(項目59)
がNHである、項目56から58のいずれか一項に記載の化合物。
(項目60)
が、
Figure 2021503005

である、項目59に記載の化合物。
(項目61)
がSである、項目56〜58のいずれか一項に記載の化合物。
(項目62)
が、
Figure 2021503005

である、項目61に記載の化合物。
(項目63)
が、結合である、項目1から55のいずれか一項に記載の化合物。
(項目64)
−Dが、
Figure 2021503005

Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目65)
−Dが、
Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目66)
−Dが、
Figure 2021503005

Figure 2021503005

である、項目1、64または65のいずれか一項に記載の化合物。
(項目67)
が、式(L−2):
Figure 2021503005

[式中、Y は、NR 30 、OまたはSであり、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 およびR 34 は、独立して、H、C 〜C アルキルまたはC 〜C シクロアルキルである]を有する、項目1から66のいずれか一項に記載の化合物。
(項目68)
が、
Figure 2021503005

である、項目67に記載の化合物。
(項目69)
が、ペプチドリンカーである、項目1から66のいずれか一項に記載の化合物。
(項目70)
が、腫瘍微小環境において細胞により発現される、1つまたは複数のエンドソームまたはリソソームペプチダーゼまたはプロテアーゼ、あるいは1つまたは複数の細胞周囲ペプチダーゼまたはプロテアーゼによって切断可能なペプチドリンカーである、項目69に記載の化合物。
(項目71)
が、エンドソームカテプシンまたは細胞周囲プロテアーゼによって切断可能なペプチドリンカーである、項目70に記載の化合物。
(項目72)
前記エンドソームカテプシンまたは細胞周囲プロテアーゼが、カテプシンB、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子(uPA)、膜型セリンプロテアーゼ1(マトリプターゼ)、マトリプターゼ−2およびレグマインからなる群から選択される、項目71に記載の化合物。
(項目73)
カテプシンBによって切断可能な前記ペプチドリンカーが、アミノ酸配列AA −AA −AA −AA を含み、ここで
AA が、存在しないか、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシン、バリンまたはグリシンであり、
AA が、存在しないか、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシンまたはバリンであり、
AA が、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシンまたはバリンであり、
AA が、アルギニン、セリン、アラニン、β−アラニン ロイシン、オルニチンまたはシトルリンである、項目72に記載の化合物。
(項目74)
が、
Figure 2021503005

である、項目73に記載の化合物。
(項目75)
が、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子(uPA)、膜型セリンプロテアーゼ1(マトリプターゼ)、マトリプターゼ−2および/またはレグマインによって切断可能なペプチドリンカーである、項目72に記載の化合物。
(項目76)
が、
Figure 2021503005

Figure 2021503005

である、項目75に記載の化合物。
(項目77)
が、−L 3a −Y −L 3b −であり、Y 、L 3a およびL 3b が、独立して、必要に応じたスペーサー断片である、項目1から76のいずれか一項に記載の化合物。
(項目78)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目79)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目80)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目81)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目82)
3a が存在しない、項目77から81のいずれか一項に記載の化合物。
(項目83)
3a が、
Figure 2021503005

である、項目77から81のいずれか一項に記載の化合物。
(項目84)
3a が、
Figure 2021503005

である、項目77から81のいずれか一項に記載の化合物。
(項目85)
3a が、
Figure 2021503005

である、項目77から81のいずれか一項に記載の化合物。
(項目86)
3b が、式:
Figure 2021503005

のアシルスペーサー断片、または式:
Figure 2021503005

[式中、nは、0〜200である]
のPEG−アシルスペーサー断片である、項目77から85のいずれか一項に記載の化合物。
(項目87)
3b が、式:
Figure 2021503005

のアシルスペーサー断片または式:
Figure 2021503005

[式中、nは、0〜200である]
のPEG−アシルスペーサー断片である、項目86に記載の化合物。
(項目88)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目89)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目90)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目91)
が、
Figure 2021503005

である、項目77に記載の化合物。
(項目92)
−L −L −L −D部分が、
Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目93)
−L −L −L −D部分が、
Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目94)
−L −L −L −D部分が、
Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目95)
−L −L −L −D部分が、
Figure 2021503005

である、項目1に記載の化合物。
(項目96)
Fが、腫瘍標的剤である、項目1から95のいずれか一項に記載の化合物。
(項目97)
前記腫瘍標的剤が、腫瘍細胞表面抗原、腫瘍微小環境細胞外基質の特有の構造要素または腫瘍血管の特有の構造要素に優先的に結合する、抗体または結合性リガンドである、項目96に記載の化合物。
(項目98)
Fが、腫瘍微小環境への優先的な分布および/または腫瘍微小環境での保持をもたらすよう設計されている物理特性または表面の化学修飾を有する、項目96または97のいずれかに記載の化合物。
(項目99)
Fが、IgG1、2もしくは4のクラスの抗体、またはそれらの誘導体もしくは断片である、項目96から98のいずれか一項に記載の化合物。
(項目100)
Fが、二価一特異的抗体、二価二特異的抗体、または単鎖可変断片(ScFv)、タンデム二価scFv、ダイアボディ、タンデム三価scFv、トリアボディおよび二特異的タンデム二価scFvからなる群から選択されるFc領域を含まない誘導体であり、式(I)中のxが、1〜10の間の整数である、項目99に記載の化合物。
(項目101)
Fが、前記式(I)の化合物の局所保持を容易にする薬剤である、項目1から95のいずれか一項に記載の化合物。
(項目102)
Fが、リポソーム、ウイルス様粒子、ナノ粒子、マイクロ粒子、マクロ分子もしくは超分子、デンドリマー、またはポリペプチドである、項目101に記載の化合物。
(項目103)
Fが、約100,000〜約700,000ダルトンの分子量を有する、スクロースおよびエピクロロヒドリンの分岐状コポリマーである、項目101または102に記載の化合物。
(項目104)
前記分子量が、約300,000〜約500,000ダルトンである、項目103に記載の化合物。
(項目105)
式(I)中、WがOであり、xが3〜500の整数である、項目103または104に記載の化合物。
(項目106)
xが、約30〜150の整数である、項目105に記載の化合物。
(項目107)
(i)項目1から106のいずれか一項に記載の化合物、および(ii)薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
(項目108)
前記化合物が、哺乳動物の白血球によるサイトカイン産生を刺激することができる、医薬組成物であって、以下:
ヒト末梢血単核細胞によるIFNαの産生を刺激すること
ヒト単球によるIL−6およびTNFαの産生を刺激すること、および
マウス脾臓細胞によるIL−12p40およびIL−6の一方または両方の産生を刺激すること
からなる群のうちの1つまたは複数を含む、項目107に記載の医薬組成物。
(項目109)
免疫応答を刺激することを必要とする哺乳動物対象における、免疫応答を刺激する方法であって、前記哺乳動物対象に、前記哺乳動物対象において免疫応答を刺激するのに十分な量の項目107または108に記載の医薬組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目110)
抗原特異的抗体または抗原特異的T細胞応答を誘発することを必要とする哺乳動物対象における、抗原特異的抗体または抗原特異的T細胞応答を誘発する方法であって、前記哺乳動物対象に、前記哺乳動物対象において抗原特異的抗体応答および/または抗原特異的T細胞応答を誘発するのに十分な量の項目107または108に記載の医薬組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目111)
がんを処置することを必要とする哺乳動物対象における、がんを処置する方法であって、前記哺乳動物対象に、前記哺乳動物対象においてがんを処置するのに十分な量で、項目107または108に記載の医薬組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目112)
式(A)の化合物:
F−[W−L 3a −Y 3a (A)
を、式(B)の化合物:
3b −L 3b −L −L −D (B)
[式中、yは、1〜500の整数であり、W、L 、L およびDは、項目1に定義されている通りであり、Fは、粒子をベースとするコンジュゲーション部分であり、L 3a およびL 3b は、必要に応じたスペーサー断片であり、Y 3a およびY 3b は、互いに反応して、スペーサー断片Y を形成する前駆体部分であり、L 3a 、Y およびL 3b は、一緒になって、L を形成する]と反応させて、
前記式(I)の化合物を形成するステップ
を含む、項目1に記載の化合物を調製する方法。
(項目113)
3a が、アルキン基であり、Y 3b が、アジド基であり、Y が、1,4−[1,2,3]トリアゾリレン部分である、項目112に記載の方法。
(項目114)
3a が、アミドスペーサー断片であり、L 3b が、アシルスペーサー断片またはPEG−アシルスペーサー断片である、項目112に記載の方法。
(項目115)
式(C)の化合物:
F−[W’] (C)
を、式(D)の化合物:
−L −L −D (D)
[式中、xは、1〜50の整数であり、L 、L 、L およびDは、前記式(I)の化合物に関して定義されている通りであり、Fは、抗体をベースとするコンジュゲーション部分であり、W’は、N、O、S、N またはアルキンである]と反応させて、
前記式(I)の化合物を形成するステップ
を含む、項目1に記載の化合物を調製する方法。
(項目116)
式(I−a):
F−[W−L −L −L −D] (I−a)
[式中、
Dは、TLR7/8アゴニスト部分であり、
は、自己脱離性リンカーであり、
は、切断可能なリンカーであり、
は、コンジュゲーションリンカーであり、
Wは、O、SまたはNR 10 であり、
10 は、HまたはC 〜C アルキルであり、
xは、1〜500の整数であり、
Fは、コンジュゲーション部分であり、
前記TLR7/8アゴニスト部分は、1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体である]
の化合物。

Claims (101)

  1. 式(I):
    F−[W−L−L−L−D] (I)
    [式中、
    Dは、TLR7/8アゴニスト部分であり、
    、自己脱離性リンカーであり、
    は、切断可能なリンカーであり、
    は、コンジュゲーションリンカーであり、
    Wは、O、SまたはNR10であり、
    10は、HまたはC〜Cアルキルであり、
    xは、1〜500の整数であり、
    Fは、コンジュゲーション部分であり、
    TLR7/8アゴニスト部分は、1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体である]
    の化合物。
  2. Dが、式(D−1):
    Figure 2021503005

    [式中、
    1Aは、C〜Cアルキル、C〜CヒドロキシアルキルまたはC〜Cシクロアルキルであり、
    は、NHR2aであり、R2aは、HまたはC〜Cアルキルであり、
    35はそれぞれ、独立して、ハロゲンまたはC〜Cアルキルであり、
    4aおよびR4bは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり、
    はそれぞれ、独立して、ハロゲンまたはC〜Cアルキルであり、
    pおよびqは、独立して、0、1、2、3または4であり、
    波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
    を有する、請求項1に記載化合物。
  3. Dが式(D−2):
    Figure 2021503005

    [式中、
    nは、4〜21の整数であり、
    Xは、−NH−または−NH(C=O)−であり、
    は、C〜Cアルキル、−(CHOR1a、−(CHNHR1bまたは−(CH1cであり、R1aおよびR1bは、独立して、C〜Cアルキルであり、R1cは、C〜Cシクロアルキルであり、pは、1または2であり、
    はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、−(C〜Cアルキレン)−NHまたは−CH−フェニレン−CHNHであり、
    qは、0、1、2、3または4であり、
    4aおよびR4bは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり、
    波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
    を有する、請求項1に記載化合物。
  4. Dが式(D−2a)または(D−2b):
    Figure 2021503005

    [式中、
    nは、4〜21の整数であり、
    は、C〜Cアルキル、−(CHOR1a、−(CHNHR1bまたは−(CH1cであり、R1aおよびR1bは、独立して、C〜Cアルキルであり、R1cは、C〜Cシクロアルキルであり、pは、1または2であり、
    20は、NHR20aであり、R20aは、H、OH、NHまたはメチルであり、
    はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、−(C〜Cアルキレン)−NHまたは−CH−フェニレン−CHNHであり、
    qは、0、1、2、3または4であり、
    4aおよびR4bは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり、
    波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
    を有する、請求項1に記載の化合物。
  5. Xが−NH−である、請求項3に記載の化合物。
  6. nが4〜15の整数である、請求項3から5のいずれか一項に記載の化合物。
  7. nが、4、5、6または7である、請求項3から6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. Xが、−NH(C=O)−である、請求項3に記載の化合物。
  9. nが、11、12、13または14である、請求項3、4または8に記載の化合物。
  10. が、C〜Cアルキルである、請求項3から9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. がn−ブチルである、請求項10に記載の化合物。
  12. が−(CHOR1aである、請求項3から9のいずれか一項に記載の化合物。
  13. が、−(CHNHR1bである、請求項3から9のいずれか一項に記載の化合物。
  14. が、−(CH1cである、請求項3から9のいずれか一項に記載の化合物。
  15. qが0である、請求項3から14のいずれか一項に記載の化合物。
  16. qが1であり、RがC〜Cアルキルである、請求項3から14のいずれか一項に記載の化合物。
  17. 4aおよびR4bがそれぞれ、Hである、請求項3から16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. Dが式(D−3):
    Figure 2021503005

    [式中、
    は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC〜C21ヒドロカルビルであり、
    Xは、−NH−または−NH(C=O)−であり、
    は、C〜Cアルキル、−(CHOR1a、−(CHNHR1bまたは−(CH1cであり、R1aおよびR1bは、独立して、C〜Cアルキルであり、R1cは、C〜Cシクロアルキルであり、pは、1または2であり、
    はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、−(C〜Cアルキレン)−NHまたは−CH−フェニレン−CHNHであり、
    qは、0、1、2、3または4であり、
    4aおよびR4bは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり、
    波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
    を有する、請求項1に記載化合物。
  19. Dが、式(D−3a)または(D−3b):
    Figure 2021503005

    [式中、
    は、1〜4個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC〜C21ヒドロカルビルであり、
    は、C〜Cアルキル、−(CHOR1a、−(CHNHR1bまたは−(CH1cであり、R1aおよびR1bは、独立して、C〜Cアルキルであり、R1cは、C〜Cシクロアルキルであり、pは、1または2であり、
    20は、NHR20aであり、R20aは、H、OH、NHまたはメチルであり、
    はそれぞれ、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、−(C〜Cアルキレン)−NHまたは−CH−フェニレン−CHNHであり、
    qは、0、1、2、3または4であり、
    4aおよびR4bは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり、
    波線は、式(I)中のDの結合点を表す]
    を有する、請求項1に記載の化合物。
  20. Xが、−NH(C=O)−である、請求項18に記載の化合物。
  21. Xが、−NH−である、請求項18に記載の化合物。
  22. が、1〜2個のハロゲン原子によって必要に応じて置換されているC〜C14ヒドロカルビルである、請求項18から21のいずれか一項に記載の化合物。
  23. が、分岐状C〜C14アルキル、−(CH(C(CH)Rまたは−(CHであり、mが、0、1、2または3であり、zが、1または2であり、Rが、独立して、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレンおよびハロゲンからなる群から選択される1〜4つの基によって必要に応じて置換されているC〜Cシクロアルキルである、請求項18から22のいずれか一項に記載の化合物。
  24. が、分岐状C〜C14アルキルである、請求項18から23のいずれか一項に記載の化合物。
  25. が、−(CHである、請求項18から23のいずれか一項に記載の化合物。
  26. mが2である、請求項25に記載の化合物。
  27. mが1である、請求項25に記載の化合物。
  28. が、−(CH(C(CH)Rである、請求項18から23のいずれか一項に記載の化合物。
  29. zが1である、請求項28に記載の化合物。
  30. が、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロペンチルである、請求項25から29のいずれか一項に記載の化合物。
  31. が、独立して、メチル、メチレンおよびハロゲンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているC〜Cシクロアルキルである、請求項25から29のいずれか一項に記載の化合物。
  32. が、C〜Cシクロアルキルである、請求項25から29のいずれか一項に記載の化合物。
  33. が、独立して、メチルおよびメチレンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているシクロプロピルである、請求項32に記載の化合物。
  34. mが0であり、Rが、独立して、メチルおよびメチレンからなる群から選択される1〜3つの基によって必要に応じて置換されているシクロヘキシルである、請求項25に記載の化合物。
  35. が、
    Figure 2021503005

    からなる群から選択される、請求項18または19に記載の化合物。
  36. Dが、表1〜3に列挙された化合物から選択される、請求項1に記載の化合物。
  37. が、式(L−1):
    Figure 2021503005

    [式中、Yは、S、OまたはNHであり、Arは、必要に応じて置換されているアリーレンであり、R11およびR12は、独立して、Hまたは必要に応じて置換されているC〜Cアルキルである]
    を有する、請求項1から36のいずれか一項に記載の化合物。
  38. Arが、必要に応じて置換されている1,4−フェニレンまたは必要に応じて置換されている1,2−フェニレンである、請求項37に記載の化合物。
  39. 11およびR12がそれぞれ、Hである、請求項37または38に記載の化合物。
  40. がNHである、請求項37から39のいずれか一項に記載の化合物。
  41. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項40に記載の化合物。
  42. がSである、請求項3739のいずれか一項に記載の化合物。
  43. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項42に記載の化合物。
  44. −Dが、
    Figure 2021503005
    である、請求項1に記載の化合物。
  45. −Dが、
    Figure 2021503005
    である、請求項1に記載の化合物。
  46. −Dが、
    Figure 2021503005
    Figure 2021503005
    Figure 2021503005
    である、請求項1、4または5のいずれか一項に記載の化合物。
  47. が、式(L−2):
    Figure 2021503005

    [式中、Yは、NR30、OまたはSであり、R30、R31、R32、R33およびR34は、独立して、H、C〜CアルキルまたはC〜Cシクロアルキルである]を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
  48. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  49. が、ペプチドリンカーである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
  50. が、腫瘍微小環境において細胞により発現される、1つまたは複数のエンドソームまたはリソソームペプチダーゼまたはプロテアーゼ、あるいは1つまたは複数の細胞周囲ペプチダーゼまたはプロテアーゼによって切断可能なペプチドリンカーである、請求項9に記載の化合物。
  51. が、エンドソームカテプシンまたは細胞周囲プロテアーゼによって切断可能なペプチドリンカーである、請求項0に記載の化合物。
  52. 前記エンドソームカテプシンまたは細胞周囲プロテアーゼが、カテプシンB、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子(uPA)、膜型セリンプロテアーゼ1(マトリプターゼ)、マトリプターゼ−2およびレグマインからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  53. カテプシンBによって切断可能な前記ペプチドリンカーが、アミノ酸配列AA−AA−AA−AAを含み、ここで
    AAが、存在しないか、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシン、バリンまたはグリシンであり、
    AAが、存在しないか、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシンまたはバリンであり、
    AAが、アラニン、β−アラニン、イソロイシン、ロイシンまたはバリンであり、
    AAが、アルギニン、セリン、アラニン、β−アラニン ロイシン、オルニチンまたはシトルリンである、請求項2に記載の化合物。
  54. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項3に記載の化合物。
  55. が、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子(uPA)、膜型セリンプロテアーゼ1(マトリプターゼ)、マトリプターゼ−2および/またはレグマインによって切断可能なペプチドリンカーである、請求項2に記載の化合物。
  56. が、
    Figure 2021503005

    Figure 2021503005

    である、請求項5に記載の化合物。
  57. が、−L3a−Y−L3b−であり、Y、L3aおよびL3bが、独立して、必要に応じたスペーサー断片である、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
  58. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  59. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  60. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  61. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  62. 3aが存在しない、請求項7から1のいずれか一項に記載の化合物。
  63. 3aが、
    Figure 2021503005

    である、請求項7から1のいずれか一項に記載の化合物。
  64. 3aが、
    Figure 2021503005

    である、請求項7から1のいずれか一項に記載の化合物。
  65. 3aが、
    Figure 2021503005

    である、請求項7から1のいずれか一項に記載の化合物。
  66. 3bが、式:
    Figure 2021503005

    のアシルスペーサー断片、または式:
    Figure 2021503005

    [式中、nは、0〜200である]
    のPEG−アシルスペーサー断片である、請求項7から5のいずれか一項に記載の化合物。
  67. 3bが、式:
    Figure 2021503005

    のアシルスペーサー断片または式:
    Figure 2021503005

    [式中、nは、0〜200である]
    のPEG−アシルスペーサー断片である、請求項6に記載の化合物。
  68. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  69. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  70. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  71. が、
    Figure 2021503005

    である、請求項7に記載の化合物。
  72. −L−L−L−D部分が、
    Figure 2021503005

    である、請求項1に記載の化合物。
  73. −L−L−L−D部分が、
    Figure 2021503005

    である、請求項1に記載の化合物。
  74. −L−L−L−D部分が、
    Figure 2021503005

    である、請求項1に記載の化合物。
  75. −L−L−L−D部分が、
    Figure 2021503005

    である、請求項1に記載の化合物。
  76. Fが、腫瘍標的剤である、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
  77. 前記腫瘍標的剤が、腫瘍細胞表面抗原、腫瘍微小環境細胞外基質の特有の構造要素または腫瘍血管の特有の構造要素に優先的に結合する、抗体または結合性リガンドである、請求項6に記載の化合物。
  78. Fが、腫瘍微小環境への優先的な分布および/または腫瘍微小環境での保持をもたらすよう設計されている物理特性または表面の化学修飾を有する、請求項6または7のいずれかに記載の化合物。
  79. Fが、IgG1、2もしくは4のクラスの抗体、またはそれらの誘導体もしくは断片である、請求項6から8のいずれか一項に記載の化合物。
  80. Fが、二価一特異的抗体、二価二特異的抗体、または単鎖可変断片(ScFv)、タンデム二価scFv、ダイアボディ、タンデム三価scFv、トリアボディおよび二特異的タンデム二価scFvからなる群から選択されるFc領域を含まない誘導体であり、式(I)中のxが、1〜10の間の整数である、請求項9に記載の化合物。
  81. Fが、前記式(I)の化合物の局所保持を容易にする薬剤である、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
  82. Fが、リポソーム、ウイルス様粒子、ナノ粒子、マイクロ粒子、マクロ分子もしくは超分子、デンドリマー、またはポリペプチドである、請求項1に記載の化合物。
  83. Fが、約100,000〜約700,000ダルトンの分子量を有する、スクロースおよびエピクロロヒドリンの分岐状コポリマーである、請求項1または2に記載の化合物。
  84. 前記分子量が、約300,000〜約500,000ダルトンである、請求項3に記載の化合物。
  85. 式(I)中、WがOであり、xが3〜500の整数である、請求項3または4に記載の化合物。
  86. xが、約30〜150の整数である、請求項5に記載の化合物。
  87. (i)請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物、および(ii)薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
  88. 前記化合物が、哺乳動物の白血球によるサイトカイン産生を刺激することができる、医薬組成物であって、以下:
    ヒト末梢血単核細胞によるIFNαの産生を刺激すること
    ヒト単球によるIL−6およびTNFαの産生を刺激すること、および
    マウス脾臓細胞によるIL−12p40およびIL−6の一方または両方の産生を刺激すること
    からなる群のうちの1つまたは複数を含む、請求項7に記載の医薬組成物。
  89. 免疫応答を刺激することを必要とする哺乳動物対象における、免疫応答を刺激するための請求項7または8に記載の医薬組成物。
  90. 抗原特異的抗体および/または抗原特異的T細胞応答を誘発することを必要とする哺乳動物対象における、抗原特異的抗体および/または抗原特異的T細胞応答を誘発するための請求項7または8に記載の医薬組成物。
  91. がんを処置することを必要とする哺乳動物対象における、がんを処置するための請求項7または8に記載の医薬組成物。
  92. 式(A)の化合物:
    F−[W−L3a−Y3a(A)
    を、式(B)の化合物:
    3b−L3b−L−L−D (B)
    [式中、yは、1〜500の整数であり、W、L、LおよびDは、請求項1に定義されている通りであり、Fは、粒子をベースとするコンジュゲーション部分であり、L3aおよびL3bは、必要に応じたスペーサー断片であり、Y3aおよびY3bは、互いに反応して、スペーサー断片Yを形成する前駆体部分であり、L3a、YおよびL3bは、一緒になって、Lを形成する]と反応させて、
    前記式(I)の化合物を形成するステップ
    を含む、請求項1に記載の化合物を調製する方法。
  93. 3aが、アルキン基であり、Y3bが、アジド基であり、Yが、1,4−[1,2,3]トリアゾリレン部分である、請求項2に記載の方法。
  94. 3aが、アミドスペーサー断片であり、L3bが、アシルスペーサー断片またはPEG−アシルスペーサー断片である、請求項2に記載の方法。
  95. 式(C)の化合物:
    F−[W’] (C)
    を、式(D)の化合物:
    −L−L−D (D)
    [式中、xは、1〜50の整数であり、L、L、LおよびDは、前記式(I)の化合物に関して定義されている通りであり、Fは、抗体をベースとするコンジュゲーション部分であり、W’は、N、O、S、Nまたはアルキンである]と反応させて、
    前記式(I)の化合物を形成するステップ
    を含む、請求項1に記載の化合物を調製する方法。
  96. Dが、
    Figure 2021503005
    である、請求項19に記載の化合物。
  97. が、
    Figure 2021503005
    からなる群から選択される、請求項19に記載の化合物。
  98. Dが、式(D−2a)を有する、請求項4に記載の化合物。
  99. Dが、式(D−2b)を有する、請求項4に記載の化合物。
  100. Dが、式(D−3b)を有する、請求項19に記載の化合物。
  101. Dが、式(D−3a)を有する、請求項19に記載の化合物。
JP2020544380A 2017-11-14 2018-11-13 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用 Pending JP2021503005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023071478A JP2023099069A (ja) 2017-11-14 2023-04-25 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762586110P 2017-11-14 2017-11-14
US62/586,110 2017-11-14
PCT/US2018/060849 WO2019099412A1 (en) 2017-11-14 2018-11-13 Cleavable conjugates of tlr7/8 agonist compounds, methods for preparation, and uses thereof

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023071478A Division JP2023099069A (ja) 2017-11-14 2023-04-25 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021503005A JP2021503005A (ja) 2021-02-04
JP2021503005A5 true JP2021503005A5 (ja) 2021-12-23

Family

ID=64607318

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020544380A Pending JP2021503005A (ja) 2017-11-14 2018-11-13 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用
JP2023071478A Pending JP2023099069A (ja) 2017-11-14 2023-04-25 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023071478A Pending JP2023099069A (ja) 2017-11-14 2023-04-25 Tlr7/8アゴニスト化合物の切断可能なコンジュゲート、その調製方法および使用

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10722591B2 (ja)
EP (1) EP3710059A1 (ja)
JP (2) JP2021503005A (ja)
WO (1) WO2019099412A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115317603A (zh) 2016-07-07 2022-11-11 小利兰·斯坦福大学托管委员会 抗体佐剂缀合物
ES2951817T3 (es) 2017-08-22 2023-10-25 Dynavax Tech Corp Derivados de imidazoquinolina de cadena alquílica modificada como agonistas de TLR7/8 y usos de los mismos
KR20220004634A (ko) 2019-03-15 2022-01-11 볼트 바이오테라퓨틱스 인코퍼레이티드 Her2를 표적으로 하는 면역접합체
EP3980080A1 (en) 2019-06-10 2022-04-13 Sutro Biopharma, Inc. Immunomodulator antibody drug conjugates and uses thereof
WO2020257235A1 (en) * 2019-06-17 2020-12-24 Sutro Biopharma, Inc. 1-(4-(aminomethyl)benzyl)-2-butyl-2h-pyrazolo[3,4-c]quinolin-4-amine derivatives and related compounds as toll-like receptor (tlr) 7/8 agonists, as well as antibody drug conjugates thereof for use in cancer therapy and diagnosis
WO2021067644A1 (en) * 2019-10-01 2021-04-08 Silverback Therapeutics, Inc. Combination therapy with immune stimulatory conjugates
JP2023514727A (ja) 2020-02-21 2023-04-07 シルバーバック セラピューティックス インコーポレイテッド ネクチン-4抗体コンジュゲートおよびその使用
EP4146204A1 (en) * 2020-05-05 2023-03-15 Virovax LLC Vaccine adjuvants
CA3183993A1 (en) 2020-07-01 2022-01-06 Peter R. Baum Anti-asgr1 antibody conjugates and uses thereof
EP4194006A1 (en) * 2020-08-04 2023-06-14 Progeneer Inc. Mrna vaccine comprising adjuvant capable of kinetic control
WO2022031011A1 (ko) * 2020-08-04 2022-02-10 성균관대학교산학협력단 동력학적으로 작용하는 아주번트 앙상블
CN112336852A (zh) * 2020-10-14 2021-02-09 深圳大学 全细胞疫苗及其制备方法与应用
CA3206244A1 (en) * 2021-02-03 2022-08-11 Kung-Pern WANG Immunostimulatory compounds and conjugates
EP4301417A1 (en) * 2021-03-02 2024-01-10 The Research Foundation for The State University of New York Tlr7 and tlr8 agonists for the treatment of cancer and/or infectious diseases
CN113967256B (zh) * 2021-10-26 2022-09-30 山东大学 一种具有光热-化疗-免疫功能的纳米粒及其制备方法和应用
WO2023086890A1 (en) * 2021-11-10 2023-05-19 The University Of Chicago Small molecule immunopotentiator conjugates of nfkb activators as adjuvants with enhanced efficacy and reduced toxicity
CN117417429A (zh) * 2022-07-18 2024-01-19 亚飞(上海)生物医药科技有限公司 肿瘤微环境激活的细胞因子及其应用

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL73534A (en) 1983-11-18 1990-12-23 Riker Laboratories Inc 1h-imidazo(4,5-c)quinoline-4-amines,their preparation and pharmaceutical compositions containing certain such compounds
JPH09500128A (ja) 1993-07-15 1997-01-07 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー イミダゾ〔4,5−c〕ピリジン−4−アミン
JPH1180156A (ja) 1997-09-04 1999-03-26 Hokuriku Seiyaku Co Ltd 1−(置換アリール)アルキル−1h−イミダゾピリジン−4−アミン誘導体
UA67760C2 (uk) 1997-12-11 2004-07-15 Міннесота Майнінг Енд Мануфакчурінг Компані Імідазонафтиридин та тетрагідроімідазонафтиридин, фармацевтична композиція, спосіб індукування біосинтезу цитокінів та спосіб лікування вірусної інфекції, проміжні сполуки
US6180095B1 (en) 1997-12-17 2001-01-30 Enzon, Inc. Polymeric prodrugs of amino- and hydroxyl-containing bioactive agents
US6110929A (en) 1998-07-28 2000-08-29 3M Innovative Properties Company Oxazolo, thiazolo and selenazolo [4,5-c]-quinolin-4-amines and analogs thereof
EP1880736A1 (en) 1999-04-23 2008-01-23 Alza Corporation Releasable linkage and composition containing same
US7238368B2 (en) 1999-04-23 2007-07-03 Alza Corporation Releasable linkage and compositions containing same
US6677349B1 (en) 2001-12-21 2004-01-13 3M Innovative Properties Company Sulfonamide and sulfamide substituted imidazoquinolines
CN1671412B (zh) 2002-08-15 2010-05-26 3M创新有限公司 免疫刺激组合物及刺激免疫反应的方法
WO2004028539A2 (en) 2002-09-26 2004-04-08 3M Innovative Properties Company 1h-imidazo dimers
NZ540826A (en) 2002-12-20 2008-07-31 3M Innovative Properties Co Aryl / hetaryl substituted imidazoquinolines
AU2003300184B8 (en) 2002-12-30 2009-12-03 3M Innovative Properties Company Immunostimulatory combinations
EP1592302A4 (en) 2003-02-13 2007-04-25 3M Innovative Properties Co METHODS AND COMPOSITIONS ASSOCIATED WITH IMMUNE RESPONSE MODIFIER COMPOUNDS AND TOLL-LIKE RECEPTOR 8
US20040265351A1 (en) 2003-04-10 2004-12-30 Miller Richard L. Methods and compositions for enhancing immune response
AU2004244962A1 (en) 2003-04-10 2004-12-16 3M Innovative Properties Company Delivery of immune response modifier compounds using metal-containing particulate support materials
US7799800B2 (en) 2003-08-14 2010-09-21 3M Innovative Properties Company Lipid-modified immune response modifiers
PL1687305T3 (pl) 2003-11-21 2008-12-31 Novartis Ag Pochodne 1H-imidazochinolin jako inhibitory kinaz białkowych
CA2571360C (en) 2004-06-18 2014-11-25 3M Innovative Properties Company Substituted imidazoquinolines, imidazopyridines, and imidazonaphthyridines useful in inducing cytokine biosynthesis in animals
WO2007079086A1 (en) 2005-12-28 2007-07-12 Coley Pharmaceutical Group, Inc. Pyrazoloalkyl substituted imidazo ring compounds and methods
WO2007100634A2 (en) 2006-02-22 2007-09-07 3M Innovative Properties Company Immune response modifier conjugates
US8728486B2 (en) 2011-05-18 2014-05-20 University Of Kansas Toll-like receptor-7 and -8 modulatory 1H imidazoquinoline derived compounds
WO2013166110A1 (en) * 2012-05-02 2013-11-07 Yale University Tlr-agonist-conjugated antibody recruiting molecules (tlr_arms)
EP2674170B1 (en) 2012-06-15 2014-11-19 Invivogen Novel compositions of TLR7 and/or TLR8 agonists conjugated to lipids
EP2732825B1 (en) * 2012-11-19 2015-07-01 Invivogen Conjugates of a TLR7 and/or TLR8 agonist and a TLR2 agonist
WO2014113634A1 (en) 2013-01-17 2014-07-24 University Of Kansas Toll-like receptor 2-agonistic lipopeptides, and method of making the same
EP2769738B1 (en) 2013-02-22 2016-07-20 Invivogen Conjugated TLR7 and/or TLR8 and TLR2 polycationic agonists
US10471139B2 (en) 2013-08-15 2019-11-12 The University Of Kansas Toll-like receptor agonists
GB201321242D0 (en) 2013-12-02 2014-01-15 Immune Targeting Systems Its Ltd Immunogenic compound
WO2015103989A1 (en) * 2014-01-10 2015-07-16 Shanghai Birdie Biotech, Inc. Compounds and compositions for immunotherapy
EA032487B1 (ru) 2014-05-01 2019-06-28 Новартис Аг Соединения и композиции в качестве агонистов toll-подобного рецептора 7
GB201418004D0 (en) 2014-10-10 2014-11-26 Isis Innovation Polymer adjuvant
EP3347047A1 (en) * 2015-09-09 2018-07-18 The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Expression vector delivery system and use thereof for inducing an immune response
MA44334A (fr) 2015-10-29 2018-09-05 Novartis Ag Conjugués d'anticorps comprenant un agoniste du récepteur de type toll
CA3046790A1 (en) 2016-12-13 2018-06-21 Bolt Biotherapeutics, Inc. Antibody adjuvant conjugates
AR111651A1 (es) 2017-04-28 2019-08-07 Novartis Ag Conjugados de anticuerpos que comprenden agonistas del receptor de tipo toll y terapias de combinación
US20180311334A1 (en) * 2017-04-29 2018-11-01 Yale University Compositions and Methods for Inducing an Immune Response
ES2951817T3 (es) 2017-08-22 2023-10-25 Dynavax Tech Corp Derivados de imidazoquinolina de cadena alquílica modificada como agonistas de TLR7/8 y usos de los mismos

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021503005A5 (ja)
US10722591B2 (en) Cleavable conjugates of TLR7/8 agonist compounds, methods for preparation, and uses thereof
CA2582668C (en) Nanoparticles comprising antigens and adjuvants, and immunogenic structures
EP2413964B1 (en) Vaccine compositions and methods of use thereof
Li et al. Copolymer of poly (ethylene glycol) and poly (L-lysine) grafting polyethylenimine through a reducible disulfide linkage for siRNA delivery
Balza et al. Targeted Delivery of Tumor Necrosis Factor-α to Tumor Vessels Induces a Therapeutic T Cell–Mediated Immune Response that Protects the Host Against Syngeneic Tumors of Different Histologic Origin
Xia et al. Low molecular weight heparin-coated and dendrimer-based core-shell nanoplatform with enhanced immune activation and multiple anti-metastatic effects for melanoma treatment
Chen et al. STING activator c-di-GMP-loaded mesoporous silica nanoparticles enhance immunotherapy against breast cancer
US20130052130A1 (en) Branched Discreet PEG Constructs
JP5808254B2 (ja) 癌の診断および治療のための方法および組成物
WO2017002979A1 (ja) 薬剤送達用キャリア及びこれを含む組成物
Yang et al. Biorecognition: A key to drug-free macromolecular therapeutics
KR20100129749A (ko) 치료, 진단과 실험적 혼합물들의 운반을 위한 공학적으로 가변된 나노입자 및 치료용 관련 조성물
JP2011523669A (ja) 生分解性金属キレート化ポリマーおよびワクチン
EP2200932A1 (en) Nanotherapeutic colloidal metal compositions and methods
JPH0672895A (ja) 免疫調節能を有する物質及び組成物
Kratz et al. In vitro and in vivo efficacy of acid-sensitive transferrin and albumin doxorubicin conjugates in a human xenograft panel and in the MDA-MB-435 mamma carcinoma model
JP2024016040A (ja) 去勢抵抗性前立腺癌
WO2023155861A1 (zh) 一种铝纳米晶复合免疫药物及其制备方法和应用
CA2360382C (en) Use of antibodies for the vaccination against cancer
CN111432843A (zh) 可逆接头及其用途
Lu et al. Folate-targeted dinitrophenyl hapten immunotherapy: effect of linker chemistry on antitumor activity and allergic potential
JP2002531531A (ja) 循環している抗体を減少させるための方法および処方物
Hudecz et al. Carrier design: cytotoxicity and immunogenicity of synthetic branched polypeptides with poly (L-lysine) backbone
WO2021129112A1 (zh) 一种针对密蛋白6的抗体偶联药物及应用