JP2021197074A - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ケア対象者の状態に応じて適切なケアスタッフに通報できる情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】複数の検出部10、管理サーバー20、情報管理者端末30及び1つ以上のケアスタッフ端末40が、有線や無線によって、LAN(Local Area Network)、電話網またはデータ通信網等のネットワーク50を介して相互に通信可能に接続される見守りシステム(情報処理システム)1において、管理サーバーの制御部は、候補取得部及びケアスタッフ抽出部を有する。候補取得部は、ケア対象者をケアするケアスタッフの候補を取得する。ケアスタッフ抽出部は、候補取得部で取得されたケアスタッフの候補からケア対象者70をケアするケアスタッフ80を抽出する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムに関する。
我が国は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上、衛生環境の改善、および医療水準の向上等により、長寿命化が顕著となっている。このため、出生率の低下と相まって、高齢化率が高い高齢化社会になっている。このような高齢化社会では、病気、怪我、および加齢等により、介護や看護等を必要とする要介護者および要看護者等(以下、「ケア対象者」と称する)の増加が想定される。病院や老人福祉施設等の施設(以下、単に「施設」と称する)では、介護士や看護師等(以下、「ケアスタッフ」と称する)によってケア対象者へのケア等の対応が行われている。また、ケア対象者に関する情報の共有化や、ケアスタッフ間において申し送りを行うことにより、一人のケア対象者を複数のケアスタッフで交代しながら介護することも行われている。
これに関連して、下記特許文献1には、ケア対象者(患者)−スタッフ対応表において、ケア対象者ごとに対応する複数のケアスタッフ(プライマリスタッフ、アシスタントスタッフ)が予め通報先に設定されている生体情報配信システムが開示されている。
特開2003−319913号公報
しかし、特許文献1の生体情報配信システムでは、予め設定された通報先のケアスタッフに通報が行われるため、日々変化するケア対象者の状態によっては、通報先のケアスタッフがケア対象者に対するケアを適切に行えない場合もありうる。そのため、通報先のケアスタッフが対応できない場合、改めて対応できるケアスタッフに通報する必要が生じるおそれがある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、ケア対象者の状態に応じて適切なケアスタッフに通報できる情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)ケア対象者をケアするケアスタッフの候補を取得する候補取得部と、前記候補取得部で取得された前記ケアスタッフの候補から前記ケア対象者をケアするケアスタッフを抽出するケアスタッフ抽出部と、を有する、情報処理装置。
(2)前記ケアスタッフに関する情報を取得するケアスタッフ情報取得部をさらに有し、前記ケアスタッフ抽出部は、前記ケアスタッフに関する情報に基づいて、ケアに関するスキルレベルが所定レベル以上であるケアスタッフを抽出する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記ケア対象者に関する情報を取得するケア対象者情報取得部をさらに有し、前記ケアスタッフ抽出部は、前記ケア対象者に関する情報に基づいて、前記ケア対象者の要介護度に対応可能なケアスタッフを抽出する、上記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記ケア対象者のケア記録を取得するケア記録取得部をさらに有し、前記ケアスタッフ抽出部は、前記ケア記録に基づいて、前記ケア対象者に対するケアの経験を有するケアスタッフを抽出する、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(5)前記ケアスタッフ抽出部は、前記ケア対象者に対するケアを所定の作業時間以内に完了させたケアスタッフを抽出する、上記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記ケアスタッフ抽出部は、各々のケアスタッフと前記ケア対象者との位置関係に基づいて、ケアスタッフを抽出する、上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)前記ケアスタッフ抽出部は、前記ケア対象者をケアするケアスタッフを除く前記ケアスタッフの候補から、他のケア対象者をケアするケアスタッフを抽出する、上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(8)前記ケア対象者の行動に関する情報を取得する行動情報取得部と、前記行動に関する情報に応じて、前記ケアスタッフ抽出部によって抽出された前記ケアスタッフの行動に関して前記ケアスタッフへ通知する通知内容を決定する通知内容決定部と、前記行動に関する情報に基づく前記ケア対象者の行動内容と、前記通知内容決定部で決定された前記通知内容とを通知する通知部と、をさらに有する、上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)上記(8)に記載の情報処理装置と、表示部を有する端末と、を有し、前記通知部は、前記端末に前記行動内容および前記通知内容を通知し、前記表示部は、前記行動内容および前記通知内容を表示する、情報処理システム。
(10)ケア対象者の行動を認識し、当該行動に関する情報を前記情報処理装置に出力する行動認識部をさらに有する、上記(9)に記載の情報処理システム。
(11)ケア対象者をケアするケアスタッフの候補を取得するステップ(a)と、前記ステップ(a)で取得された前記ケアスタッフの候補から前記ケア対象者をケアするケアスタッフを抽出するステップ(b)と、を含む処理をコンピューターに実行させるための情報処理プログラム。
本発明によれば、ケアスタッフの候補からケア対象者をケアするケアスタッフを抽出するので、患者の状態に応じて適切なケアスタッフに通報できる。したがって、ケアスタッフは、ケア対象者に対して適切なケアを行うことができる。
一実施形態に係る見守りシステムの全体構成を例示する図である。 ケア対象者の居室のベッド周辺に設置された検出部を例示する模式図である。 図1に示す検出部の概略構成を例示するブロック図である。 図1に示す管理サーバーの概略構成を例示するブロック図である。 図4に示す制御部の主要な機能を例示する機能ブロック図である。 図1に示す情報管理者端末の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すケアスタッフ端末の概略構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る情報処理方法の処理手順を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図面において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は一実施形態に係る見守りシステムの全体構成を例示する図であり、図2はケア対象者の居室のベッド周辺に設置された検出部を例示する模式図である。
図1に示すように、見守りシステム(情報処理システム)1は、複数の検出部10、管理サーバー20、情報管理者端末30、および1つ以上のケアスタッフ端末40を備える。これらは、有線や無線によって、LAN(Local Area Network)、電話網またはデータ通信網等のネットワーク50を介して、相互に通信可能に接続される。ネットワーク50は、通信信号を中継するリピーター、ブリッジ、ルーターまたはクロスコネクト等の中継機を備えてもよい。図1に示す例では、検出部10、管理サーバー20、情報管理者端末30、およびケアスタッフ端末40は相互に、アクセスポイント51を含む無線LAN等(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN)のネットワーク50によって、通信可能に接続されている。
見守りシステム1は、ケア対象者70に応じて適宜な場所に配設される。ケア対象者70は、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする患者、高齢による身体能力の低下等によって介護を必要とする被介護者、または一人暮らしの独居者等である。特に、早期発見および早期対処を可能にする観点から、ケア対象者70は、例えば異常状態等の所定の不都合な事象がその者に生じた場合に、その発見を必要としている者であり得る。このため、見守りシステム1は、ケア対象者70の種類に応じて、病院、老人福祉施設および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、見守りシステム1は、複数のケア対象者70が入居する複数の部屋(居室)やケアステーションを含む複数の部屋を備える施設に配置されている。
検出部10は、ケア対象者70の観察領域であるそれぞれの居室に配置される。図1に示す例では、4つの検出部10がケア対象者70であるAさん、Bさん、CさんおよびDさんの居室にそれぞれ配置されている。図2に示すように、検出部10の観察領域にはベッド60が含まれている。ケア対象者70に対して看護または介護等の対応(ケア)を行うケアスタッフ(スタッフ)80は、それぞれ携帯端末であるケアスタッフ端末40を持ち歩いている。ただし、見守りシステム1が備える各構成の位置や個数等は、図1に示す例に限定されない。例えば、管理サーバー20は、ケアステーションに配置されなくてもよく、ネットワーク50に接続されている外部のサーバーユニットであってもよい。
また、ケアには、ケア対象者70に対してケアスタッフ80が行うケアを広く含み、例えば食事、水分摂取、排泄、入浴、掃除等の生活介助、およびバイタルチェック(体温、血圧、脈拍等の測定)を含む。
(検出部10)
図3は、検出部の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、検出部(行動認識部)10は、制御部11、通信部12、カメラ13、ケアコール部14、および音声入出力部15を備え、これらはバスによって、相互に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、およびRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、等のメモリーにより構成され、プログラムにしたがって検出部10の各部の制御および演算処理を行う。なお、制御部11は、メモリーとして、さらにHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)を備えてもよい。
通信部12は、ネットワーク50を介して、例えば、管理サーバー20、情報管理者端末30またはケアスタッフ端末40等の、他の装置と通信するためのインターフェース回路(例えばLANカード等)である。
カメラ13は、例えば居室の天井、または壁の上部に配置され、観察領域として真下にあるケア対象者70のベッド60を撮影し、撮影画像(画像データ)を出力する。この撮影画像には、静止画および動画を含む。カメラ13は近赤外線カメラであるが、これに換えて可視光カメラを用いてもよく、これらを併用してもよい。
制御部11は、カメラ13が撮影した撮影画像から、ケア対象者70の行動を認識する。この認識する行動には、ベッド60から起き上がる「起床」、ベッド60から離れる「離床」、および床面等に転倒する「転倒」が含まれる。
制御部11は、複数の撮影画像(動画像)から画像のシルエット(以下、「人シルエット」と称する)を検出する。人シルエットは、例えば、撮影時刻が前後する画像を差分する時間差分により差分が相対的に大きい画素の範囲を抽出することで検出され得る。人シルエットは、撮影画像から背景画像を差分する背景差分法により検出されてもよい。起床、離床、転倒の認識は、検出した人シルエットからケア対象者70の姿勢(例えば立位、座位、横臥等)、およびベッド60等の居室内の設置物との相対的な位置から起床、離床および転倒(転落)の別を認識する。これらの認識は、制御部11のCPUが処理するプログラムにより行ってもよく、組み込み型の処理回路により行うようにしてもよい。
本実施形態においては、ケア対象者70に関する検出部10が認識した状態の変化であって、起床、離床、転倒、微体動異常、などのケアスタッフ80に発報(報知)を行うべき事象をイベントと称する。またこのイベントには、ケアコール部14によるケアコールを含む。すなわち、検出部10は、観察領域におけるケア対象者70の動きとして、ケア対象者70によるケアコールを検出してもよい。検出部10は、生じたイベントの情報を管理サーバー20に送信する。
ここで、ケアスタッフ80の業務が、ケア対象者70に対する介護業務である場合に、各イベントに関する対応内容について説明する。イベントとして「起床」を判定し、その判定が所定時間内(施設で設定された起床時間(例えば午前7〜8時))であれば、モーニングケアを行う。このモーニングケアには、洗顔、歯磨き介助、義歯装着、着替え介助等が含まれる。また、「離床」のイベントであれば、車椅子移乗、歩行介助が必要となる場合がある。また、検出部10が判定したイベント以外の定期的(定時)なイベントとして、飲料、および食事介助、排泄介助、車椅子移乗、歩行介助、体位変換(褥瘡予防)がある。これらの定期的イベントは、ケアコール部14等により、定時になるとアラートを発生させるようにしてもよい。
ケアコール部14は、押しボタン式のスイッチを含み、スイッチがケア対象者70によって押されることでケアコール(ナースコール)を検出する。押しボタン式のスイッチに換えて、音声マイクによりケアコールを検出してもよい。ケアコール部14のスイッチが押された場合、すなわち、ケアコールを検出した場合、制御部11は、通信部12およびネットワーク50を介して、ケアコールがあった旨の通知を管理サーバー20等に送信する。
音声入出力部15は、例えばスピーカーとマイクであり、通信部12を介して情報管理者端末30との間で音声信号を送受信することで音声通話を可能とする。なお、音声入出力部15は検出部10の外部装置として、通信部12を介して検出部10に接続されてもよい。
また、検出部10は、ベッド60に対してマイクロ波を送受信してケア対象者70の体動(例えば呼吸動)によって生じたマイクロ波のドップラシフトを検出するドップラシフト方式の体動センサーを、さらに備えてもよい。この体動センサーにより、ケア対象者70の呼吸動作に伴う胸部の体動(胸部の上下動)を検出し、その胸部の体動における周期の乱れや予め設定された閾値以下である前記胸部の体動における振幅を検知すると、微体動異常であると認識する。
(管理サーバー20)
図4は、管理サーバーの概略構成を示すブロック図である。また、図5は、図4に示す制御部の主要な機能を例示する機能ブロック図である。管理サーバー20は、制御部21、通信部22、およびデータベース23を備え、情報処理装置として機能する。この管理サーバー20は、ケア対象者70用の居室と同じ建物内に設けられてもよく、遠隔地に設けられてネットワークを介して接続可能であってもよい。例えば、管理サーバー20は、インターネット等のネットワーク上に配置された複数のサーバーによって仮想的に構築されるクラウドサーバーであってもよい。各構成は、バスによって、相互に通信可能に接続されている。
制御部21、および通信部22は、検出部10の各構成と同様の機能を有するため、詳細な説明を省略する。
データベース23は、記憶部として機能し、イベントリスト、ケア対象者70に関する情報、ケアスタッフ80に関する情報、ケア記録、および行動プロファイル等を記憶する。
イベントリストには、ケア対象者70の事故に繋がる可能性がある所定のイベント(例えば転落、転倒のイベント)を含む各種のイベントの情報が含まれる。ケア対象者70に関する情報には、例えば、ケア対象者70の氏名、生年月日、ID番号、部屋番号、普段の食事の量、食事以外の水分の摂取量、既往症、要介護度、現在の通院状況等の情報が含まれる。ケアスタッフ80に関する情報には、例えば、ケアスタッフ80の氏名、スタッフID、生年月日、勤続年数(キャリア年数)、ケアに関するスキルレベル等の情報が含まれる。
ケア記録は、施設のケア対象者70に対するケアに関する情報を記録した文書である。例えば、ケアスタッフ80は、各々のケア対象者70について用意された介護計画書に基づいて、ケア対象者70に対して、食事、水分摂取、排泄、入浴、掃除等の各種の生活介助、およびバイタルチェック(体温、血圧、脈拍等の測定)を行う。ケアスタッフ80がケア対象者70に対して行った介助やバイタルチェック等のケア、およびケア対象者70の行動や様子は、ケア記録に記録される。ケア記録は、ケア対象者70に対するケアの情報がケアスタッフ80により入力されることにより更新される。ケア記録の入力は、例えば、ケアスタッフ端末40の入力部44を通じて行われる。
行動プロファイルは、ケア対象者70ごとの日常的な行動を記録するプロファイルである。下記表1に示すように、行動プロファイルは、「利用者名」、「時間」、「認識行動」、「通知内容」等の項目を含む。
Figure 2021197074
「利用者名」は、介護施設を利用しているケア対象者70の部屋番号および氏名である。また、「時間」はケア対象者70の「認識行動」が発生する時間(帯)であり、「認識行動」は検出部110によって認識されるケア対象者70の行動である。例えば、101号室のAさんの普段の行動パターンとして、5:30〜6:30頃に起床、6:30〜9:00頃に起床、または離床、9:00〜11:00頃に離床することが想定されている。これは、Aさんの普段の行動パターンから、例えば、Aさんが5:30〜6:30の時間帯に起床し、薬を服用した後、もう一度就寝し、6:30〜9:00の時間帯に再び起床することがあるためである。
また、本実施形態では、行動プロファイルは、時間ごとのケア対象者70の認識行動に加えて、認識行動に対応する「通知内容」を保持している。「通知内容」は、ケア対象者70のケアを行うケアスタッフ80へ通知される。「通知内容」は、例えば、ケアスタッフ80がすべき行動の内容であり、ケア対象者70ごとに、ケア対象者70の行動や、行動が発生した時間(帯)に応じて決定される。表1に示す例では、Aさんが5:30〜6:30に起床した場合、「通知内容」は、「薬と水を持参して訪室」であり、これが、Aさんが5:30〜6:30に起床した場合に対して、ケアスタッフ80がすべき行動である。「通知内容」を決定する方法の詳細については後述する。
管理サーバー20は、単独で、または検出部10と協働することで、検出部10が検出した、起床、離床、転倒、ケアコール等のイベントが、どのケア対象者70に関するものであるかを判定(識別)する。この判定は、イベントを検出した検出部10が設置されている部屋番号から、これに対応付けられているケア対象者70(すなわち、部屋の入居者)を判定する。そして、判定したイベントの種類とケア対象者70とを関連付けてデータベース23のイベントリストに追加する。なお、本実施形態では、ケア対象者70の判定は、ケア対象者70がICタグを携帯している場合には、このICタグを各部屋に設けたRFIDリーダーで読み取ることにより、判定してもよい。なお、相部屋等で、1つの部屋に複数のケア対象者70が存在する場合には、ベッド60毎に検出部10を配置することで、ケア対象者70を判定してもよい。
図5に示すように、制御部21は、CPUが情報処理プログラムを実行することにより、行動情報取得部211、ケア記録取得部212、候補取得部213、ケアスタッフ情報取得部214、ケア対象者情報取得部215、ケアスタッフ抽出部216、通知内容決定部217、通知部218、およびプロファイル更新部219として機能する。これらの機能部の機能の詳細については後述する。
(情報管理者端末30)
図6は、情報管理者端末の概略構成を示すブロック図である。情報管理者端末30は、いわゆるPC(Personal Computer)であり、制御部31、通信部32、表示部33、入力部34、および音声入出力部35を備え、これらはバスにより相互に接続される。制御部31は、検出部10の制御部11と同様の構成として、CPU、RAM、ROM等を備える。
通信部32は、イーサネット(登録商標)等の規格による有線通信のネットワークインターフェースや、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11等の規格による無線通信のインターフェース等の各種ローカル接続向けのインターフェースであり、ネットワーク50に接続した各端末との通信を行う。
表示部33は、例えば液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。表示部33は、例えば、検出部10による撮影画像を表示する。
入力部34は、キーボード、テンキー、マウス等を備えており、各種情報の入力を行う。
音声入出力部35は、例えばスピーカーとマイクを備えたヘッドセットである。
本実施形態では、情報管理者端末30は、情報管理者90用の端末として用いられ、情報管理者90へ施設内の各種情報を表示し、指示を受け付ける。また、通信部32を介して検出部10またはケアスタッフ端末40との間で音声信号を送受信することでケアスタッフ80等との音声通話を可能にする。ここで、情報管理者90は、複数のケアスタッフ80を統括する管理者である。情報管理者90は1つの施設だけでなく、複数の施設で働くケアスタッフ80を統括的に管理するようにしてもよい。
また、ケアスタッフ80または技術スタッフ等は、情報管理者端末30を通じて、検出部10を各部屋(居室)に取り付けたときに、部屋番号と検出部10の対応付けをしたり、ベッド60等の居室内の設置物の位置情報、すなわち、天井のカメラ13による上方視の輪郭情報の校正、指定を行ったりする。また、入院または入居しているケア対象者70の氏名、ID番号等の識別情報と、各部屋番号との対応付けも行う。
(ケアスタッフ端末40)
図7は、ケアスタッフ端末の概略構成を示すブロック図である。ケアスタッフ端末40は、制御部41、無線通信部42、表示部43、入力部44、および音声入出力部45を備え、これらはバスにより相互に接続される。制御部41は、検出部10の制御部11と同様の構成として、CPU、RAM、ROM等を備える。無線通信部42により、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)等の規格を用いた無線通信が可能であり、アクセスポイント51を経由して、または直接的に各装置と無線通信する。表示部43、および入力部44は、タッチパネルであり、液晶等で構成される表示部43の表示面に、入力部44としてのタッチセンサーを重畳させたものである。表示部43、入力部44によって、ケアスタッフ80に対して、イベントリストに含まれる複数のイベントを一覧表示した各種の操作画面を表示したり、操作画面を通じて各種の操作を受け付けたりする。また、本実施形態では、表示部43は、通知部218によって通知された、ケア対象者70の行動内容、および通知内容を表示する。また、ケアスタッフ80は、ケア対象者70に対してケアを行った場合、入力部44を通じて、ケア対象者70に対するケアに関する情報をケア記録に入力する。
音声入出力部45は、例えばスピーカーとマイクであり、無線通信部42を介して他のケアスタッフ端末40との間でケアスタッフ80による音声通話を可能にする。ケアスタッフ端末40は、見守りシステム1のユーザーインターフェースとして機能する機器であり、例えば、タブレット型コンピューター、スマートフォンまたは携帯電話等の、持ち運び可能な通信端末機器によって構成できる。
ケアスタッフ80は、業務開始時に、割り当てられたケアスタッフ端末40を通じて、ログイン認証処理を行う。ケアスタッフ80は、ケアスタッフ端末40のタッチパネル(表示部43、入力部44)を通じて、スタッフID、パスワードを入力し、これを管理サーバー20に送信する。管理サーバー20は、データベース23に記憶している認証情報を突き合わせ、ケアスタッフ80の権限に応じた認証結果をケアスタッフ端末40に送信することで、ログイン認証が終了する。
また、ケアスタッフ端末40は、GPS(Global Positioning System)やBluetooth等を使用して、ケアスタッフ端末40がある位置を特定する機能を有する。これにより、管理サーバー20は、ケアスタッフ端末40を携帯しているケアスタッフ80がいる位置を特定できる。
なお、検出部10、管理サーバー20、情報管理者端末30およびケアスタッフ端末40は、上記の構成要素以外の構成要素を含んでもよく、あるいは、上記の構成要素のうちの一部を含まなくてもよい。
(情報処理方法)
次に、図8を参照して、本実施形態の情報処理方法の処理手順の概要について説明する。図8は、本実施形態の制御方法の処理手順を例示するフローチャートである。同図のフローチャートの処理は、制御部21のCPUが情報処理プログラムを実行することにより実現される。
まず、ケア対象者70の行動に関する情報を取得する(ステップS101)。行動情報取得部211は、ケア対象者70の行動に関する情報(以下、「行動情報」という)を検出部10から取得する。行動情報は、例えば、検出部10によって認識されたケア対象者70の行動の内容(例えば、起床、転倒等)、その行動が発生した時刻等を含む。取得された行動情報は、制御部21のRAMに保存される。
次に、ケア対象者70のケア記録を取得する(ステップS102)。ケア記録取得部212は、データベース23から、ケア対象者70のケア記録を読み出して取得する。取得されたケア記録は、制御部21のRAMに保存される。
次に、ケアスタッフの候補を取得する(ステップS103)。候補取得部213は、例えば、ケア対象者70をケアするケアスタッフの候補として、施設内で業務を行っているケアスタッフを特定し、特定されたケアスタッフに関する情報(例えば、名前、ID番号等)を取得する。候補取得部213は、例えば、ケアスタッフ端末40を通じてログイン認証処理が行われたか否かに基づいて、施設内で業務を行っている一人または複数人のケアスタッフを特定する。
次に、ケアスタッフに関する情報を取得する(ステップS104)。ケアスタッフ情報取得部214は、データベース23からケアスタッフの候補に挙がっているケアスタッフに関する情報を読み出して取得する。取得されたケアスタッフに関する情報は、制御部21のRAMに保存される。
次に、ケア対象者70に関する情報を取得する(ステップS105)。ケア対象者情報取得部215は、データベース23からケア対象者70に関する情報を読み出して取得する。取得されたケア対象者70に関する情報は、制御部21のRAMに保存される。
次に、ケア対象者70をケアするケアスタッフ80を抽出する(ステップS106)。ケアスタッフ抽出部216は、所定の抽出情報に基づいて、ケアスタッフの候補からケアスタッフ80の抽出を行う。抽出情報には、例えば、ケア記録、ケア対象者70に関する情報、ケアスタッフに関する情報、各々のケアスタッフとケア対象者70の位置関係、ケア対象者70の行動情報等が含まれうる。
ケアスタッフ抽出部216は、抽出情報に含まれる情報を単独、または複数組み合わせ、これに基づいてケアスタッフを抽出し、最終的に、ケア対象者70のケアに適した一人または複数人のケアスタッフ80を抽出する。また、複数の情報を組み合わせて抽出情報とする場合、一の情報に基づいて、複数のケアスタッフが抽出された後、抽出された複数のケアスタッフの中から、さらに他の情報に基づいてケアスタッフ80が抽出されうる。ケアスタッフ抽出部216は、ケアスタッフ80を抽出する際に、抽出情報のうち、どの情報をどの順序で使用するかを適宜決定できる。
ケアスタッフ抽出部216は、ケア記録に基づいて、ケア対象者70に対するケアの経験を有するケアスタッフを抽出しうる。より好ましくは、ケア対象者70に対するケアを効率的に行ったケアスタッフを抽出しうる。例えば、ケア対象者70に対するケアを所定の作業時間以内に完了させたケアスタッフを抽出しうる。また、ケアスタッフが行ったケアに対して、ケア対象者70の満足度や評価がケア記録に記録されている場合、この満足度や評価を考慮してケアスタッフを抽出するように構成してもよい。
また、ケアスタッフ抽出部216は、ケア対象者70に関する情報に基づいて、ケアスタッフを抽出しうる。例えば、ケア対象者70の要介護度に対応可能なケアスタッフが抽出されうる。
また、ケアスタッフ抽出部216は、ケアスタッフに関する情報に基づいて、ケアスタッフを抽出しうる。例えば、ケアに関するスキルレベルが所定レベル以上であるケアスタッフが抽出されうる。所定レベルは、ケア対象者70のケアに対応できるスキルレベルでありうる。
また、ケアスタッフ抽出部216は、各々のケアスタッフとケア対象者70との位置関係に基づいて、ケアスタッフを抽出しうる。より具体的には、ケアスタッフ抽出部216は、ケアスタッフ端末40の位置情報に基づいて、各々のケアスタッフの位置からケア対象者70の位置までの移動時間(移動距離)を算出し、ケア対象者70の位置までの移動時間(移動距離)が所定時間(所定距離)以下であるケアスタッフを抽出する。あるいは、ケアスタッフ抽出部216は、ケア対象者70の位置までの移動時間(移動距離)が最短であるケアスタッフを抽出するように構成してもよい。また、ケア対象者70がいるフロアと同じフロアで業務を行っているケアスタッフが抽出されるように構成してもよい。
また、ケアスタッフ抽出部216は、ケア対象者70の行動情報に応じて、ケアスタッフを抽出しうる。例えば、ケア対象者70が起床した場合、起床に伴うケアに対応可能なケアスタッフが抽出されうる。また、ケア対象者70が転倒した場合、転倒に対処できるケアスタッフが抽出されうる。
次に、ケアスタッフ80への通知内容を決定する(ステップS107)。通知内容決定部217は、ケア対象者70の行動情報に応じて、ケアスタッフ80の行動に関してケアスタッフ80へ通知する通知内容を決定する。より具体的には、通知内容決定部217は、ケア対象者70の行動プロファイルにおいて、行動情報の行動が発生した時間に基づいて、通知内容を決定する。例えば、上記表1の例では、Aさんが5:30〜6:30に起床した場合、通知内容は「薬と水を持参して訪室」に決定される。一方、Aさんが6:30〜9:00に起床した場合、通知内容は「訪室してリビングに行かれるか確認」に決定される。
また、通知内容は、ケア対象者70ごとに決定されうる。したがって、同じ時間に同じ行動をしてもケア対象者70が異なれば通知内容も異なる可能性がある。例えば、上記表1の例では、通知内容決定部217は、102号室のBさんが6:00に起床した場合、通知内容を「排泄介助の準備をして訪室」に決定するが、この通知内容は、Aさんが6:00に起床した場合と異なる。
また、通知内容は、ケア記録に基づいて決定されうる。通知内容決定部217は、例えば、ケア対象者70の食事量、水分摂取量、排泄の量・質、バイタル値(体温、血圧、脈拍等の値)等のパラメーターを含む生活情報に基づいて、通知内容を決定する。例えば、直近のバイタルチェックで測定したケア対象者70のバイタル値が、所定の範囲(例えば、ケア対象者70の平均的なバイタル値の±α%以内)に収まっているか否かに応じて通知内容が決定されうる。例えば、表1には示されていないが、Aさんの行動プロファイルにおいて、体調に問題が無ければ、午後に20分程度、車いすで庭の散歩を日課にしていることが記録されている場合を想定する。通常であれば、ケアスタッフ80は、午後にAさんと庭に出て散歩をするので、ケアスタッフ80への通知内容は、例えば「飲み物と車いすを持参して訪室」に決定される。しかし、午前中の検温でAさんの体温が37度を超えている場合、通知内容は、通常とは異なり、例えば「飲み物と体温計を持参して訪室」に決定されうる。
また、ケア対象者70の直近のイベントを考慮して通知内容を決定することもできる。例えば、Aさんが転倒した場合、転倒前に介助が必要なかった場合でも転倒後には介助が必要となることがある。また、今後も転倒する可能性があるため、ケアスタッフ80に転倒リスクを通知する必要がある。このように、ケア対象者70の健康状態は日々変化するため、通知内容は、例えば、ケア対象者70のこれまでのイベントによる影響を考慮して決定されうる。
さらに、ケア対象者70の生活情報に加えて、ケア対象者70の生活環境に関連する種々の環境要因を通知内容の決定に考慮することもできる。例えば、Aさんの体調に加えて天候や気候について考慮することができる。雨天時や、庭と室内との寒暖差が大きく、庭に出ずに室内で過ごすことが望ましい場合、通知内容は、例えば「飲み物を持参して訪室」に決定されうる。
なお、通知内容は、ケアスタッフ80のキャリア年数やスキル等に応じて、調整することもできる。例えば、新人のケアスタッフ80には、基本的な事項を含めて通知することが必要となる一方で、スキルが高いケアスタッフ80に基本的な事項を通知しても効果的とは言えない。そこで、ケアスタッフ80のキャリア年数やスキル等に応じて、通知内容を補強したり、あるいは簡素化したりすることで、各々のケアスタッフ80にとって取るべき行動がより明確となりうる。
このように、通知内容決定部217は、ケア対象者70の行動プロファイルにおいて、行動情報の行動が発生した時間に基づいて、ケアスタッフ80への通知内容を決定する。この際、生活情報、イベント、環境要因等による影響が考慮されうる。より具体的には、生活情報は、各パラメーターがそれぞれ所定の閾値と比較され通知内容への影響が評価されうる。また、通知内容に影響のあるイベントや環境要因等の有無が判定され、その影響が評価されうる。環境要因については、例えば気温や湿度等のパラメーターがそれぞれ所定の閾値と比較され通知内容への影響が評価されうる。通知内容の決定には、これらの評価結果が加味されうる。生活情報および環境要因の閾値は、ケア対象者70の健康状態や、これまでのイベントの履歴等に応じて適切な値に適宜更新されうる。
次に、ケアスタッフへ通知内容を通知する(ステップS108)。通知部218は、行動情報に基づくケア対象者70の行動内容と、通知内容決定部217で決定された通知内容とをケアスタッフ80に通知する。例えば、通知部218は、ケアスタッフ端末40に行動内容および通知内容を通知し、ケアスタッフ端末40の表示部43は、ディスプレイにケア対象者70の行動内容と通知内容とを表示させる。あるいは、ケアスタッフ端末40の音声入出力部45は、スピーカーからケア対象者70の行動内容と通知内容とを出力する。
次に、ケア対象者70の行動プロファイルを更新する(ステップS109)例えば、Aさんが、転倒の影響により、これまで行っていたことができなくなった場合、Aさんの現状に適合した行動プロファイルに更新される。行動プロファイルの更新は、ユーザーがケアスタッフ端末40の入力部44を通じて、「時間」、「認識行動」、「通知内容」の各欄のデータを入力し、プロファイル更新部219が、入力されたデータを行動プロファイルに設定することにより実施されうる。また、行動プロファイルの更新は、プロファイル更新部219が行動情報、生活情報、イベント、環境要因等に基づいて、「時間」、「認識行動」、「通知内容」の各欄のデータを変更または生成することにより実施されうる。
このように、図8のフローチャートの処理では、管理サーバー20は、ケア対象者70の行動情報、ケア記録、ケアスタッフに関する情報、およびケア対象者70に関する情報を取得し、抽出情報に基づいてケア対象者70をケアするケアスタッフを抽出する。また、管理サーバー20は、行動情報に応じて、ケア対象者70をケアするケアスタッフ80の行動に関してケアスタッフ80へ通知する通知内容を決定する。そして、管理サーバー20は、行動情報に基づくケア対象者70の行動内容と通知内容とをケアスタッフ80に通知し、ケア対象者70の行動プロファイルを更新する。
また、ケアを必要とするケア対象者が複数いる場合は、ケアスタッフ抽出部216は、図8の処理を繰り返し、ケア対象者70をケアするケアスタッフを除くケアスタッフの候補から、他のケア対象者をケアするケアスタッフを抽出する。これにより、ケアを必要とするケア対象者が複数いる場合において、ケアスタッフを効率良く振り分けることができる。また、ケア対象者に適したケアスタッフが割り振られるので、特定のケア対象者に対してケアの時間がかかり過ぎることが抑制できる。
以上で説明した本実施形態の管理サーバー20によれば、ケアスタッフの候補からケア対象者70をケアするケアスタッフ80を抽出するので、患者の状態に応じて適切なケアスタッフに通報できる。したがって、ケアスタッフ80は、ケア対象者70に対して適切なケアを行うことができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上述の実施形態では、管理サーバー20が情報処理装置として機能する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されず、情報管理者端末30が情報処理装置として機能するように構成されてもよい。また、検出部10の制御部11のCPUが情報処理プログラムを実行することで、検出部10が情報処理装置として機能するように構成されてもよい。
また、情報処理プログラムは、USBメモリー、フレキシブルディスク、CD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリーやストレージ等に転送され記憶される。また、この情報処理プログラムは、例えば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、サーバーの一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
また、実施形態においてプログラムにより実行される処理の一部または全部を回路等のハードウェアに置き換えて実行されうる。
1 見守りシステム、
10 検出部、
11 制御部、
12 通信部、
13 カメラ、
14 ケアコール部、
15 音声入力部、
20 管理サーバー、
21 制御部、
211 行動情報取得部、
212 ケア記録取得部、
213 候補取得部、
214 ケアスタッフ情報取得部、
215 ケア対象者情報取得部、
216 ケアスタッフ抽出部、
217 通知内容決定部、
218 通知部、
219 プロファイル更新部、
22 通信部、
23 データベース、
30 情報管理者端末、
40 ケアスタッフ端末、
41 制御部、
42 無線通信部、
43 表示部、
44 入力部、
45 音声入出力部、
50 ネットワーク、
51 アクセスポイント、
60 ベッド、
70 ケア対象者、
80 ケアスタッフ。

Claims (11)

  1. ケア対象者をケアするケアスタッフの候補を取得する候補取得部と、
    前記候補取得部で取得された前記ケアスタッフの候補から前記ケア対象者をケアするケアスタッフを抽出するケアスタッフ抽出部と、を有する、情報処理装置。
  2. 前記ケアスタッフに関する情報を取得するケアスタッフ情報取得部をさらに有し、
    前記ケアスタッフ抽出部は、
    前記ケアスタッフに関する情報に基づいて、ケアに関するスキルレベルが所定レベル以上であるケアスタッフを抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ケア対象者に関する情報を取得するケア対象者情報取得部をさらに有し、
    前記ケアスタッフ抽出部は、
    前記ケア対象者に関する情報に基づいて、前記ケア対象者の要介護度に対応可能なケアスタッフを抽出する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ケア対象者のケア記録を取得するケア記録取得部をさらに有し、
    前記ケアスタッフ抽出部は、
    前記ケア記録に基づいて、前記ケア対象者に対するケアの経験を有するケアスタッフを抽出する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ケアスタッフ抽出部は、
    前記ケア対象者に対するケアを所定の作業時間以内に完了させたケアスタッフを抽出する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ケアスタッフ抽出部は、
    各々のケアスタッフと前記ケア対象者との位置関係に基づいて、ケアスタッフを抽出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ケアスタッフ抽出部は、
    前記ケア対象者をケアするケアスタッフを除く前記ケアスタッフの候補から、他のケア対象者をケアするケアスタッフを抽出する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ケア対象者の行動に関する情報を取得する行動情報取得部と、
    前記行動に関する情報に応じて、前記ケアスタッフ抽出部によって抽出された前記ケアスタッフの行動に関して前記ケアスタッフへ通知する通知内容を決定する通知内容決定部と、
    前記行動に関する情報に基づく前記ケア対象者の行動内容と、前記通知内容決定部で決定された前記通知内容とを通知する通知部と、をさらに有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置と、
    表示部を有する端末と、を有し、
    前記通知部は、前記端末に前記行動内容および前記通知内容を通知し、
    前記表示部は、前記行動内容および前記通知内容を表示する、情報処理システム。
  10. ケア対象者の行動を認識し、当該行動に関する情報を前記情報処理装置に出力する行動認識部をさらに有する、請求項9に記載の情報処理システム。
  11. ケア対象者をケアするケアスタッフの候補を取得するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)で取得された前記ケアスタッフの候補から前記ケア対象者をケアするケアスタッフを抽出するステップ(b)と、を含む処理をコンピューターに実行させるための情報処理プログラム。
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