JP2021196079A - 冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置 - Google Patents

冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる冷蔵庫制御システム1000を提供する。【解決手段】本開示における冷蔵庫制御システム1000は、冷蔵庫1と、冷蔵庫1と通信可能な冷蔵庫制御サーバー3と、を備え、冷蔵庫制御サーバー3は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから通常運転モードより冷蔵庫1の庫内温度が低い停電予冷運転モードに移行させる移行指示情報を、冷蔵庫1に送信し、冷蔵庫1は、移行指示情報を受信すると、運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させる。【選択図】図2

Description

本開示は、冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置に関する。
特許文献1は、停電時において冷蔵庫内の食品を保存できる建物供給システムを開示する。この建物供給システムは、所定の建物と接続可能な給電車両と、冷蔵庫と、を備え、所定の建物に停電が発生した場合、給電車両により冷蔵庫に給電を行う。
特開2018−078689号公報
本開示は、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫の冷却能力を長期に亘って維持できる冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置を提供する。
本開示における冷蔵庫制御システムは、冷蔵庫と、前記冷蔵庫と通信可能なサーバーと、を備える冷蔵庫制御システムであって、前記サーバーは、前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより前記冷蔵庫の庫内温度が低い第2モードに移行させる移行指示情報を、前記冷蔵庫に送信し、前記冷蔵庫は、前記移行指示情報を受信すると、運転モードを前記第1モードから前記第2モードに移行させる。
本開示における冷蔵庫は、サーバーと通信可能な冷蔵庫であって、前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより前記冷蔵庫の庫内温度が低い第2モードに移行させる移行指示情報を前記サーバーから受信し、前記冷蔵庫の運転モードを前記第1モードから前記第2モードに移行させる冷蔵庫制御部と、を備える。
本開示におけるプログラムは、冷蔵庫と通信可能なサーバーと通信可能な端末装置の制御部を、前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより庫内温度が低い第2モードに移行させるか否かを前記冷蔵庫のユーザーに問い合せさせる問い合せ指示情報を前記サーバーから受信する通信制御部と、前記通信制御部が前記問い合せ指示情報を受信した場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させるか否かを前記ユーザーに問い合せ、問い合せ後、前記ユーザーから前記第2モードに移行させる指示を受け付けた場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させる運転制御部と、して機能させる。
本開示における端末装置は、冷蔵庫と通信可能なサーバーと通信可能な端末装置であって、前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより庫内温度が低い第2モードに移行させるか否かを前記冷蔵庫のユーザーに問い合せさせる問い合せ指示情報を前記サーバーから受信し、前記問い合せ指示情報を受信した場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させるか否かを前記ユーザーに問い合せ、問い合せ後、前記ユーザーから前記第2モードに移行させる指示を受け付けた場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させる制御部を備える。
本開示における冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置は、停電の発生要因に係る警報が発令された場合に冷蔵庫の庫内温度を低下させるため、停電発生前に冷蔵庫の庫内温度を低下させることができる。そのため、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫の冷却能力を長期に亘って維持できる。
冷蔵庫制御システムの構成を示す図 冷蔵庫、冷蔵庫制御サーバー、及び、端末装置の機能的構成を示すブロック図 冷蔵庫制御システムの動作を示すフローチャート 冷蔵庫制御システムの動作を示すフローチャート 運転制御部がタッチパネルに表示させるユーザーインターフェースの一例を示す図 冷蔵庫制御システムの動作を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
上記従来技術では、停電時において冷蔵庫の冷却能力を維持できる一方、給電車両のような外部電源を用いる必要があった。
そこで、本開示は、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫の冷却能力を長期に亘って維持できる冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置を提供する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1−図4を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1は、冷蔵庫制御システム1000の構成を示す図である。
冷蔵庫制御システム1000は、グローバルネットワークGNに接続する機器がグローバルネットワークGNを介して冷蔵庫1を制御するシステムである。グローバルネットワークGNは、インターネット、電話網、その他の通信網を含む。
冷蔵庫制御システム1000は、冷蔵庫1を備える。図1では、冷蔵庫1は、ユーザーPの自宅Hに設置されている。冷蔵庫1は、前面が開口した主箱体10を備え、主箱体10には、冷蔵室11、製氷室12、新鮮凍結室13、冷凍室14、及び、野菜室15の5つの収容室が形成されている。冷蔵室11の前面の開口部には、回転式の左ドア11A及び右ドア11Bが設けられている。製氷室12、新鮮凍結室13、冷凍室14、及び、野菜室15のそれぞれには、食品を収容する引出12A、13A、14A、15Aが設けられている。
本実施形態の冷蔵庫1は、ユーザーPの自宅Hに設置された通信装置2と通信接続し、通信装置2を介して冷蔵庫制御サーバー3と通信する。冷蔵庫制御サーバー3は、「サーバー」の一例に対応する。
通信装置2は、グローバルネットワークGNに接続し、グローバルネットワークGNに接続する冷蔵庫制御サーバー3と通信する。通信装置2は、冷蔵庫1をグローバルネットワークGNに接続するためのインターフェース装置として機能する。また、通信装置2は、端末装置4が通信装置2と通信接続を確立している場合、端末装置4をグローバルネットワークGNに接続するためのインターフェース装置として機能する。通信装置2は、モデムに係る機能や、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能等の機能を有する。通信装置2は、冷蔵庫1と、グローバルネットワークGNに接続する冷蔵庫制御サーバー3との間で送受信されるデータを転送する。また、通信装置2は、通信接続を確立する端末装置4と、グローバルネットワークGNに接続する冷蔵庫制御サーバー3との間で送受信されるデータを転送する。
冷蔵庫制御システム1000は、タッチパネル42を有する端末装置4を備える。端末装置4は、例えばスマートフォンやタブレット端末により構成され、冷蔵庫1のユーザーPに使用される。端末装置4は、冷蔵庫1の運転を制御するためのアプリケーションプログラムがインストールされている。以下の説明では、冷蔵庫1の運転を制御するためのアプリケーションプログラムを、「冷蔵庫制御アプリ」といい「413」の符号を付す。
冷蔵庫制御アプリ413は、「プログラム」と「アプリケーションプログラム」との一例に対応する。
図1では、在宅するユーザーPを点線で示し、自宅Hから外出したユーザーPを実線で示している。端末装置4は、在宅するユーザーPに使用される場合、冷蔵庫制御アプリ413の機能によって、通信装置2を介して、或いは通信装置2を介さずに、グローバルネットワークGNに接続する冷蔵庫制御サーバー3と通信して、冷蔵庫1の運転を制御する。また、端末装置4は、自宅Hから外出したユーザーPに使用される場合、冷蔵庫制御アプリ413の機能によって、通信装置2を介すことなく、グローバルネットワークGNに接続する冷蔵庫制御サーバー3と通信して、冷蔵庫1の運転を制御する。
冷蔵庫制御システム1000は、冷蔵庫制御サーバー3を備える。冷蔵庫制御サーバー3は、冷蔵庫1の運転を制御するサーバー装置であり、グローバルネットワークGNに接続し、冷蔵庫1、端末装置4、及び、気象警報サーバー5と通信する。
なお、各図では、冷蔵庫制御サーバー3を、1つのブロックによって表現するが、これは必ずしも冷蔵庫制御サーバー3が単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、冷蔵庫制御サーバー3は、処理内容が異なる複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよい。また、各図では、冷蔵庫制御サーバー3と気象警報サーバー5とを別体のサーバー装置として例示しているが、冷蔵庫制御サーバー3と気象警報サーバー5とは、同じサーバー装置として構成されてもよい。
気象警報サーバー5は、気象警報発令情報を提供するサーバー装置である。気象警報発令情報は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対する気象警報の発令の有無を示す情報である。気象警報は、例えば、大雨、大雪、高潮、洪水、波浪、暴風、暴風雪等の停電の発生要因に係る警報である。
なお、気象警報サーバー5が提供する気象警報発令情報の区域は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域であればよく、例えば一次細分区域でも二次細分区域でも他の区域でもよい。
また、各図では、気象警報サーバー5を、1つのブロックによって表現するが、これは必ずしも気象警報サーバー5が単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、気象警報サーバー5は、処理内容が異なる複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよい。
次に、冷蔵庫1、冷蔵庫制御サーバー3、及び、端末装置4の機能的構成について説明する。
図2は、冷蔵庫1、冷蔵庫制御サーバー3、及び、端末装置4の機能的構成を示すブロック図である。
まず、冷蔵庫1の機能的構成について説明する。
冷蔵庫1は、冷蔵庫制御部16、冷蔵庫通信部17、冷却部18、及び、センサー部19を備える。
冷蔵庫制御部16は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーである冷蔵庫プロセッサー160、及び、冷蔵庫記憶部161を備え、冷蔵庫1の各部を制御する。冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫プロセッサー160が、冷蔵庫記憶部161に記憶された制御プログラム1611を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。
冷蔵庫記憶部161は、冷蔵庫プロセッサー160が実行するプログラムや、冷蔵庫プロセッサー160により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。冷蔵庫記憶部161は、冷蔵庫プロセッサー160が実行する制御プログラム1611、冷蔵庫1の設定に係る設定データ1612、冷蔵庫1の識別情報である冷蔵庫ID1613、その他の各種データを記憶する。冷蔵庫ID1613としては、冷蔵庫1の製造番号が一例として挙げられる。冷蔵庫記憶部161は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、冷蔵庫記憶部161は、揮発性記憶領域を備え、冷蔵庫プロセッサー160が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
冷蔵庫通信部17は、所定の通信規格に従った通信ハードウェアを備え、冷蔵庫制御部16の制御により、グローバルネットワークGNと接続する機器と所定の通信規格に従って通信する。本実施形態では、冷蔵庫通信部17は、冷蔵庫制御サーバー3と所定の通信規格に従って通信する。冷蔵庫通信部17が使用する通信規格は、無線通信規格(例えばIEEE802.11a/11b/11g/11n/11ac、Bluetooth(登録商標))でもよいし有線通信規格でもよい。
冷却部18は、圧縮機181や、凝縮器182、キャピラリーチューブ183、冷却器184、冷却器184が生成した冷気を各収容室に送る冷却ファン185、及び、冷却ファン185により送られる冷気を分流するダンパー186等の冷蔵庫1の各収容室を冷却する機構を備え、冷蔵庫制御部16の制御に従って、冷蔵庫1の各収容室を冷却する。
センサー部19は、冷蔵庫1の庫内の温度を検出する温度センサー191や、冷蔵庫1に設けられるドア及び引出の開閉を検出する開閉センサー等の各種センサーを備え、センサーごとにセンサーの検出値を冷蔵庫制御部16に出力する。図2に示すように、センサー部19は、温度センサー191として、冷蔵室温度センサー191A、製氷室温度センサー191B、新鮮凍結室温度センサー191c、冷凍室温度センサー191D、及び、野菜室温度センサー191Eを備える。
冷蔵室温度センサー191aは、冷蔵室11の所定の位置に設けられ、冷蔵室11の庫内温度を検出する。
製氷室温度センサー191Bは、製氷室12の所定の位置に設けられ、製氷室12の庫内温度を検出する。
新鮮凍結室温度センサー191Cは、新鮮凍結室13の所定の位置に設けられ、新鮮凍結室13の庫内温度を検出する。
冷凍室温度センサー191Dは、冷凍室14の所定の位置に設けられ、冷凍室14の庫内温度を検出する。
野菜室温度センサー191Eは、野菜室15の所定の位置に設けられ、野菜室15の庫内温度を検出する。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫1の運転モードを、通常運転モードと、通常運転モードより冷蔵庫1の庫内の冷却量を増加させる停電予冷運転モードとのいずれかに移行させる。通常運転モードは、停電予冷運転より冷蔵庫1の庫内の冷却量が少ない通常運転を行う運転モードである。他方、停電予冷運転モードとは、通常運転より冷蔵庫1の庫内の冷却量を増加させる停電予冷運転を行う運転モードである。通常運転モードは、「第1モード」の一例に対応し、停電予冷運転モードは、「第2モード」の一例に対応する。
冷蔵庫1は、停電発生前に停電予冷運転を行うことで、停電発生前に冷蔵庫1の庫内温度を通常運転時よりも下げることができる。よって、冷蔵庫1は、停電時において庫内温度を長期に亘って維持でき、停電時において冷蔵庫1に収容されている食品の鮮度が低下すること抑制できる。
冷蔵庫制御部16は、停電予冷運転において、例えば、圧縮機181の回転数を通常運転時の回転数より上げ、冷蔵庫1の庫内の冷却量を増加させる。また、例えば、冷蔵庫制御部16は、停電予冷運転において、冷却ファン185の回転数を通常運転時の回転数より上げ、冷蔵庫1における冷気の循環量を増やし、冷蔵庫1の庫内の冷却量を増加させる。また、例えば、冷蔵庫制御部16は、停電予冷運転において、圧縮機181の回転数を通常運転時の回転数より上げ、且つ、冷却ファン185の回転数を通常運転時の回転数より上げ、冷蔵庫1の庫内の冷却量を増加させる。これにより、停電予冷運転においては、通常運転と比較して、冷蔵庫1の庫内温度が例えば3℃下がる。なお、停電予冷運転においては、全収容室を対象に庫内温度を下げてもよいし、例えば冷蔵室11のみ等の任意の収容室を対象に庫内温度を下げてもよい。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫通信部17によって、運転モードを停電予冷運転モードに移行させる移行指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信した場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させ、停電予冷運転を開始する。冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫通信部17により、停電予冷運転モードを終了させる終了指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信した場合、停電予冷運転を終了し、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードから通常運転モードに移行させる。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫1の庫内温度を検出する温度検出トリガーが発生した場合、温度センサー191の各々が出力する検出値に基づいて、冷蔵庫1の収容室の各々について庫内温度が所定の温度以下であるか否かを判別する。この所定の温度は、収容される食品の鮮度の低下を抑制する観点に基づいて、収容室ごとに事前のテストやシミュレーションにより予め定められている。この所定の温度は、収容室ごとに、収容室が収容する食品の種類に応じた温度に設定される。冷蔵庫制御部16は、いずれかの収容室について庫内温度が所定の温度を上回ると判別した場合、庫内温度が食品の鮮度に影響し得る温度であることを示す庫内温度通知情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する。一方、冷蔵庫制御部16は、全ての収容室について庫内温度が所定の温度以下であると判別した場合、庫内温度通知情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信しない。
なお、温度検出トリガーは、冷蔵庫1に電源が投入され冷蔵庫1が起動したこと、及び、冷蔵庫1が起動中に庫内温度を検出するタイミングが到来したことの少なくともいずれかである。
次に、冷蔵庫制御サーバー3の機能的構成について説明する。
冷蔵庫制御サーバー3は、サーバー制御部30、及び、サーバー通信部31を備える。
サーバー制御部30は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるサーバープロセッサー300、及び、サーバー記憶部310を備え、冷蔵庫制御サーバー3の各部を制御する。サーバー制御部30は、サーバープロセッサー300が、サーバー記憶部310に記憶された制御プログラム311を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。
サーバー記憶部310は、サーバープロセッサー300が実行するプログラムや、サーバープロセッサー300により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。サーバー記憶部310は、サーバープロセッサー300が実行する制御プログラム311、冷蔵庫制御サーバー3の設定に係る設定データ312、冷蔵庫制御データベース313、その他の各種データを記憶する。サーバー記憶部310は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、サーバー記憶部310は、揮発性記憶領域を備え、サーバープロセッサー300が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
冷蔵庫制御データベース313は、冷蔵庫1の運転制御に係る各種情報を格納するデータベースである。冷蔵庫制御データベース313が格納する1件のレコードRは、ユーザーID3131、冷蔵庫ID1613、冷蔵庫通信情報3132、端末装置通信情報3133、及び、設置場所情報3134を有する。なお、冷蔵庫制御データベース313が格納する1件のレコードRは、さらに1又は複数の別種類の情報を有していてもよい。
ユーザーID3131は、冷蔵庫制御アプリ413を利用するユーザーPを識別する識別情報であり、冷蔵庫制御アプリ413を利用するユーザーPに対して適切に割り当てられる。
上述した通り、冷蔵庫ID1613は、冷蔵庫1の識別情報である。
冷蔵庫通信情報3132は、同じレコードRで対応付く冷蔵庫ID1613の冷蔵庫1と通信するための情報である。冷蔵庫通信情報3132は、例えばアドレス情報やセキュリティ情報等を含む。
端末装置通信情報3133は、同じレコードRで対応付くユーザーID3131のユーザーPが利用する冷蔵庫制御アプリ413がインストールされた端末装置4と通信するための情報である。端末装置通信情報3133は、例えばアドレス情報やセキュリティ情報等を含む。
設置場所情報3134は、冷蔵庫1の設置場所を示す情報である。本実施形態では、冷蔵庫1の設置場所はユーザーPの自宅Hであるため、設置場所情報3134は、自宅Hの住所や郵便番号等を示す。
サーバー通信部31は、所定の通信規格に従った通信ハードウェアを備え、サーバー制御部30の制御により、グローバルネットワークGNと接続する機器と所定の通信規格に従って通信する。本実施形態においてサーバー通信部31は、冷蔵庫1、端末装置4、及び、気象警報サーバー5と通信する。
次に、端末装置4の機能的構成について説明する。
端末装置4は、端末制御部40、端末通信部41、及び、タッチパネル42を備える。端末制御部40は、「制御部」の一例に対応する。
端末制御部40は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーである端末プロセッサー400、及び、端末記憶部410を備え、端末装置4の各部を制御する。端末制御部40は、端末プロセッサー400が、端末記憶部410に記憶された制御プログラム411を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。端末装置4には、冷蔵庫制御アプリ413が事前にインストールされる。冷蔵庫制御アプリ413は、端末プロセッサー400により端末記憶部410から読み出されて実行されることで、端末制御部40を、設定部401、通信制御部402、及び、運転制御部403として機能させる。これら機能部の詳細については後述する。
端末記憶部410は、端末プロセッサー400が実行するプログラムや、端末プロセッサー400により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。端末記憶部410は、端末プロセッサー400が実行する制御プログラム411、端末装置4の設定に係る設定データ412、冷蔵庫制御アプリ413、ユーザーID3131、その他の各種データを記憶する。端末記憶部410は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、端末記憶部410は、揮発性記憶領域を備え、端末プロセッサー400が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
端末通信部41は、所定の通信規格に従った通信ハードウェアを備え、端末制御部40の制御により、グローバルネットワークGNと接続する機器と所定の通信規格に従って通信する。端末通信部41は、冷蔵庫制御アプリ413の機能により、冷蔵庫制御サーバー3と所定の通信規格に従って通信する。端末通信部41が使用する通信規格は、無線通信規格である。
タッチパネル42は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて、或いは一体に設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部40の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部40に出力する。端末制御部40は、タッチセンサーからの入力に基づいて、タッチ操作に対応する処理を実行する。
上述した通り、端末制御部40は、設定部401、通信制御部402、及び、運転制御部403として機能する。
設定部401は、冷蔵庫制御アプリ413の機能に関する各種設定を行う。例えば、設定部401は、冷蔵庫制御アプリ413がアクセス可能な所定の記憶領域に記憶されたアプリ設定データにおいて、設定値を対応する設定項目にセットすることで、冷蔵庫制御アプリ413の機能に関する各種設定を行う。なお、アプリ設定データは、冷蔵庫制御アプリ413の機能の設定に係るデータであり、各種の設定項目を含む。
設定部401は、冷蔵庫1の設置場所を設定する。例えば、設定部401は、タッチパネル42に自宅Hの住所や郵便番号をユーザーPに入力させるためのユーザーインターフェースを表示させ、入力された住所や郵便番号を冷蔵庫1の設置場所として設定する。設定部401により設定された冷蔵庫1の設置場所を示す設置場所情報3134は、通信制御部402に出力される。
通信制御部402は、端末通信部41を制御して冷蔵庫制御サーバー3と各種情報を送受信する。通信制御部402は、設定部401から設置場所情報3134が出力されると、端末記憶部410が記憶するユーザーID3131を付加して、出力された設置場所情報3134を端末通信部41により冷蔵庫制御サーバー3に送信する。冷蔵庫制御サーバー3は、端末装置4から設置場所情報3134を受信すると、冷蔵庫制御データベース313を参照し、受信した設置場所情報3134に付加されたユーザーID3131のレコードRが有する設置場所情報3134を、受信した設置場所情報3134に更新する。
通信制御部402は、終了指示情報を運転制御部403から取得した場合、端末通信部41により終了指示情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する。通信制御部402は、終了指示情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する際、端末記憶部410に記憶されるユーザーID3131を終了指示情報に付加する。
運転制御部403は、停電予冷運転モードの終了指示をユーザーPから受け付けた場合、終了指示情報を生成し、通信制御部402に出力する。運転制御部403は、例えば、タッチパネル42に停電予冷運転モードを終了させるか否かを問い合せるユーザーインターフェースを表示させ、当該ユーザーインターフェースにおいて停電予冷運転モードを終了させる指示を受け付けた場合、終了指示情報の生成及び出力を行う。
[1−2.動作]
次に、実施の形態1における冷蔵庫制御システム1000の動作について説明する。
図3は、冷蔵庫制御システム1000の動作を示すフローチャートである。図3において、フローチャートFAは冷蔵庫制御サーバー3の動作を示し、フローチャートFBは冷蔵庫1の動作を示す。
図3に示すフローチャートFBの開始時点では、冷蔵庫1の運転モードが通常運転モードであるとする。また、図3に示すフローチャートFAでは、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30が、冷蔵庫制御データベース313が格納するレコードRのうち1件のレコードRを処理対象としている。
冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されたか否かを判別する(ステップSA1)。
例えば、ステップSA1において、サーバー制御部30は、サーバー通信部31により気象警報サーバー5に情報送信を行うことで、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを問い合せる。この問い合わせは、所定時間毎(例えば10分毎毎)に実行される。問い合せに際して気象警報サーバー5に送信される情報には、処理対象のレコードRが有する設置場所情報3134が含まれる。気象警報サーバー5は、受信した情報に含まれる設置場所情報3134が示す設置場所を含む区域に対して気象警報が発令されているか否かを、例えば区域と気象警報の発令の有無とが対応付けられた所定のデータベースに基づき判定する。気象警報サーバー5は、気象警報が発令されていると判定した場合、問い合せに対する応答として、気象警報が発令されていることを示す気象警報発令情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する。また、気象警報サーバー5は、気象警報が発令されていないと判定した場合、問い合せに対する応答として、気象警報が発令されていないことを示す気象警報発令情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する。サーバー制御部30は、問い合せに対する応答として受信した気象警報発令情報が、気象警報が発令されていることを示す場合、ステップSA1で肯定判別する。一方、サーバー制御部30は、問い合せに対する応答として受信した気象警報発令情報が、気象警報が発令されていないことを示す場合、ステップSA1で否定判別する。
サーバー制御部30は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されていないと判別した場合(ステップSA1:NO)、本処理を終了する。
一方、サーバー制御部30は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されたと判別した場合(ステップSA1:YES)、処理対象のレコードRに含まれる冷蔵庫通信情報3132に基づいて、移行指示情報をサーバー通信部31により冷蔵庫1に送信する(ステップSA2)。
フローチャートFBを参照して、冷蔵庫1の冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫通信部17により移行指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信したか否かを判別する(ステップSB1)。
冷蔵庫制御部16は、移行指示情報を受信していないと判別した場合(ステップSB1:NO)、再度、ステップSB1の処理を実行する。
冷蔵庫制御部16は、移行指示情報を受信したと判別した場合(ステップSB1:YES)、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させ、停電予冷運転を開始する(ステップSB2)。
フローチャートFAの説明に戻り、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、移行指示情報を冷蔵庫1に送信すると、発令された気象警報が解除されたか否かを判別する(ステップSA3)。
例えば、ステップSA3において、サーバー制御部30は、ステップSA1と同様に、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを、気象警報サーバー5に問い合せる。サーバー制御部30は、問い合せに対する応答として気象警報サーバー5から受信した気象警報発令情報が、気象警報が発令されていることを示す場合、ステップSA3で否定判別し、気象警報が発令されていないことを示す場合、ステップSA3で肯定判別する。
サーバー制御部30は、発令された気象警報が解除されていないと判別した場合(ステップSA3:NO)、再度、ステップSA3の処理を実行する。
一方、サーバー制御部30は、発令された気象警報が解除されたと判別した場合(ステップSA3:YES)、処理対処のレコードRに含まれる冷蔵庫通信情報3132に基づいて、終了指示情報をサーバー通信部31により送信する(ステップSA4)。
フローチャートFBの説明に戻り、冷蔵庫制御部16は、停電予冷運転を開始すると、冷蔵庫通信部17により冷蔵庫制御サーバー3から終了指示情報を受信したか否かを判別する(ステップSB3)。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫制御サーバー3から終了指示情報を受信していないと判別した場合(ステップSB3:NO)、再度、ステップSB3の処理を実行する。
一方、冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫制御サーバー3から終了指示情報を受信したと判別した場合(ステップSB3:YES)、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードから通常運転モードに移行させ、停電予冷運転を終了する(ステップSB4)。
以上のように、冷蔵庫制御システム1000は、気象警報が発令された場合、冷蔵庫1が運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させる。これにより、気象警報が発令された場合に冷蔵庫1の庫内温度を低下させるため、停電発生前に冷蔵庫1の庫内温度を低下させることができる。そのため、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる。
上述した冷蔵庫制御システム1000の動作では、冷蔵庫1が停電予冷運転モードを終了する終了トリガーが、気象警報の解除による冷蔵庫1の終了指示情報の受信である。しかしながら、停電予冷運転モードを終了する終了トリガーは、これに限定されない。
ここで、他の終了トリガーについて複数説明する。
<第1の他の終了トリガー>
第1の他の終了トリガーにより停電予冷運転モードを終了する構成では、冷蔵庫1は、機能部として冷蔵庫操作部を備える。冷蔵庫操作部は、例えば右ドア11Bの前面や、冷蔵室11の庫内等の所定の位置に設けられた操作スイッチ等の操作手段を備え、ユーザーPの操作手段に対する操作を検出し、検出結果を冷蔵庫制御部16に出力する。冷蔵庫操作部は、操作スイッチと共に或いは代えてタッチパネルを備えてもよい。冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫操作部からの入力に基づいて、操作手段に対する操作に対応する処理を実行する。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫操作部が受け付けたユーザーPの操作が、停電予冷運転モードの終了指示を示す操作、或いは、庫内温度の変更を示す操作である場合、終了トリガーが発生したと判別し、停電予冷運転モードから通常運転モードに移行させ、停電予冷運転を終了する。
<第2の他の終了トリガー>
第2の他の終了トリガーにより停電予冷運転モードを終了する構成では、冷蔵庫1は、冷蔵庫制御サーバー3を介して、端末装置4から終了指示情報を受信する。
端末装置4の運転制御部403は、停電予冷運転モードの終了指示、或いは庫内温度の変更指示をユーザーPから受け付けた場合、通信制御部402に終了指示情報を出力する。通信制御部402は、端末記憶部410が記憶するユーザーID3131を付加して、運転制御部403が出力した終了指示情報を端末通信部41により冷蔵庫制御サーバー3に送信する。
冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、サーバー通信部31により端末装置4から終了指示情報を受信すると、冷蔵庫制御データベース313を参照して、終了指示情報に付加されたユーザーID3131を含むレコードRを特定する。次いで、サーバー制御部30は、特定したレコードRに含まれる冷蔵庫通信情報3132に基づいて、端末装置4から受信した終了指示情報をサーバー通信部31により冷蔵庫1に送信する。
冷蔵庫1の冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫通信部17により冷蔵庫制御サーバー3から終了指示情報を受信すると、終了トリガーが発生したと判別し、停電予冷運転モードから通常運転モードに移行させ、停電予冷運転を終了する。
冷蔵庫制御システム1000の動作では、図3に示す終了トリガー、第1の他の終了トリガー、及び、第2の他の終了トリガーのいずれか1の終了トリガーについて発生したか否かを判別してもよし、任意の複数の終了トリガーのいずれかが発生したか否かについて判別してもよい。しかしながら、停電予冷運転モードの終了トリガーには、少なくとも、図3に示す終了トリガー、すなわち発令された気象警報が解除された場合に終了指示情報を受信することを含むのが好ましい。これは、気象警報が解除された場合に冷蔵庫1が確実に停電予冷運転モードを終了でき、不必要な庫内の冷却及び消費電力の増大を抑制できるためである。
図3に示す冷蔵庫制御システム1000の動作は、冷蔵庫1の運転モードに係る動作である。冷蔵庫制御システム1000は、図3に示す動作と並行して、図4に示す動作を実行する。
図4は、冷蔵庫制御システム1000の動作を示すフローチャートである。図4において、フローチャートFCは冷蔵庫1の動作を示し、フローチャートFDは冷蔵庫制御サーバー3の動作を示し、フローチャートFEは端末装置4の動作を示す。
冷蔵庫1の冷蔵庫制御部16は、温度検出トリガーが発生したか否かを判別する(ステップSC1)。上述した通り、なお、温度検出トリガーは、冷蔵庫1に電源が投入され冷蔵庫1が起動したこと、及び、冷蔵庫1が起動中に庫内温度を検出するタイミングが到来したことの少なくともいずれかである。
冷蔵庫制御部16は、温度検出トリガーが発生したと判別した場合(ステップSC1:YES)、全ての収容室について庫内温度が所定の温度以下であるか否かを判別する(ステップSC2)。
冷蔵庫制御部16は、全ての収容室について庫内温度が所定の温度以下であると判別した場合(ステップSC2:YES)、再度、ステップSC1の処理を行う。
一方で、冷蔵庫制御部16は、全ての収容室について庫内温度が所定の温度以下でない、すなわち、いずれかの収容室について庫内温度が所定の温度を上回ると判別した場合(ステップSC2:NO)、庫内温度通知情報を冷蔵庫通信部17により冷蔵庫制御サーバー3に送信する(ステップSC3)。ステップSC3において、冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫記憶部161が記憶する冷蔵庫ID1613を付加して、庫内温度通知情報を送信する。庫内温度通知情報には、庫内温度が所定の温度を上回る収容室を示す情報が含まれていてもよい。
フローチャートFDを参照し、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、サーバー通信部31により、冷蔵庫1から庫内温度通知情報を受信したか否かを判別する(ステップSD1)。
サーバー制御部30は、冷蔵庫1から庫内温度通知情報を受信していないと判別した場合(ステップSD1:NO)、再度、ステップSD1の処理を実行する。
一方、サーバー制御部30は、冷蔵庫1から庫内温度通知情報を受信したと判別した場合(ステップSD1:YES)、冷蔵庫制御データベース313を参照して、庫内温度通知情報に付加された冷蔵庫ID1613を含むレコードRを特定する(ステップSD2)。
サーバー制御部30は、特定したレコードRに含まれる端末装置通信情報3133に基づいて、冷蔵庫1から受信した庫内温度通知情報をサーバー通信部31により端末装置4に送信する(ステップSD3)。
フローチャートFEを参照し、端末装置4の通信制御部402は、端末通信部41により庫内温度通知情報を受信したか否かを判別する(ステップSE1)。
通信制御部402は、庫内温度通知情報を受信していないと判別した場合(ステップSE1:NO)、再度、ステップSE1の処理を実行する。
一方、通信制御部402が、庫内温度通知情報を受信したと判別した場合(ステップSE1:YES)、運転制御部403は、庫内温度が食品の鮮度に影響し得る温度であることをタッチパネル42により通知する(ステップSE2)。なお、ステップSE2における通知態様は、タッチパネル42による表示に限定されず、例えば、端末装置4が備えるスピーカーによる音声出力でもよい。
図4の動作を行うことで以下の効果を奏する。すなわち、停電から復帰した際の庫内温度が食品の鮮度に影響し得る温度である場合、ユーザーPは、この旨を停電復帰後に速やかに認識できる。よって、ユーザーPは、停電復帰後、速やかに、食品の鮮度の低下を抑制する行動をとることが可能となる。以上より、冷蔵庫制御システム1000は、図4に示す動作を実行することで、停電により食品の鮮度の低下をより抑制できることが可能となる。
[1−3.効果等]
以上、説明したように、冷蔵庫制御システム1000は、冷蔵庫1と、冷蔵庫1と通信可能な冷蔵庫制御サーバー3と、を備える。冷蔵庫制御サーバー3は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから通常運転モードより冷蔵庫1の庫内温度が低い停電予冷運転モードに移行させる移行指示情報を、冷蔵庫1に送信する。冷蔵庫1は、移行指示情報を受信すると、運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させる。
また、冷蔵庫制御サーバー3と通信可能な冷蔵庫1は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させる移行指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信し、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させる冷蔵庫制御部16と、を備える。
これにより、気象警報が発令された場合に冷蔵庫1の庫内温度を低下させるため、停電発生前に冷蔵庫1の庫内温度を低下させることができる。そのため、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる。
冷蔵庫制御サーバー3は、気象警報が解除された場合、停電予冷運転モードを終了させる終了指示情報を冷蔵庫1に送信する。冷蔵庫1は、終了指示情報を受信すると、停電予冷運転モードを終了する。
また、冷蔵庫制御部16は、気象警報が解除された場合、停電予冷運転モードを終了させる終了指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信し、停電予冷運転モードを終了する。
気象警報が解除された場合は、気象による停電が発生する可能性が低いため停電予冷運転モードを継続する必要性が低い。そのため、停電予冷運転モードを適切なタイミングで終了できると共に、不必要な庫内の冷却及び消費電力の増大を抑制できる。また、一般に、発令された気象警報は解除されるため、冷蔵庫1が確実に停電予冷運転モードを終了でき、不必要な庫内の冷却及び消費電力の増大をより確実に抑制できる。
冷蔵庫1は、冷蔵庫1のユーザーPから冷蔵庫1の庫内温度を変更する操作を受け付けた場合、停電予冷運転モードを終了する。
冷蔵庫制御部16は、冷蔵庫1のユーザーPから冷蔵庫1の庫内温度を変更する操作を受け付けた場合、停電予冷運転モードを終了する。
冷蔵庫1の庫内温度の変更を受け付けることは、ユーザーPが、停電予冷運転モードを終了させて、冷蔵庫1の庫内温度を停電予冷運転モードの温度から他の温度に変更しようとした可能性が高い。よって、この構成によれば、ユーザーPが所望するタイミングで、冷蔵庫1が停電予冷運転モードを終了できる。
冷蔵庫制御システム1000は、冷蔵庫制御サーバー3と通信可能な端末装置4を備える。端末装置4は、停電予冷運転モードの終了指示を冷蔵庫1のユーザーPから受け付けた場合、停電予冷運転モードを終了させる終了指示情報を冷蔵庫制御サーバー3に送信する。冷蔵庫制御サーバー3は、終了指示情報を受信すると、終了指示情報を冷蔵庫1に送信する。冷蔵庫1は、終了指示情報を受信すると、停電予冷運転モードを終了する。
冷蔵庫1の庫内温度の変更を受け付けることは、ユーザーPが、停電予冷運転モードを終了して、冷蔵庫1の庫内温度を停電予冷運転モードの温度から他の温度に変更しようとした可能性が高い。よって、この構成によれば、ユーザーPが所望するタイミングで、冷蔵庫1が停電予冷運転モードを終了できる。また、ユーザーPは端末装置4を操作することで停電予冷運転モードを終了させることができるため、自宅H等の冷蔵庫1の設置場所にユーザーPが居ない場合でも、ユーザーPは、所望するタイミングで停電予冷運転モードを終了させることができる。
(実施の形態2)
次に、図5−図6を用いて、実施の形態2について説明する。
実施の形態2では、実施の形態1の構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態1では、冷蔵庫制御システム1000は、気象警報が発令された場合に自動で冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる構成である。実施の形態2では、冷蔵庫制御システム1000は、気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せ、問い合せ後、停電予冷運転モードに移行させる指示をユーザーPが行った場合に、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる構成である。
[2−1.構成]
実施の形態2の運転制御部403は、タッチパネル42に各種のユーザーインターフェースを表示させ、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かの問い合せ、及び、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる指示の受け付けを行う。
図5は、運転制御部403がタッチパネル42に表示させるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
運転制御部403は、問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信した場合、タッチパネル42の表示画面が非アプリ画面HAGであると、第1ユーザーインターフェースUI1をプッシュ通知の形式でタッチパネル42に表示させる。なお、問い合せ指示情報については、後述する。非アプリ画面HAGとは、例えばホーム画面等の冷蔵庫制御アプリ413に係るアプリ画面AG以外の画面を示す。
第1ユーザーインターフェースUI1は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せる問い合せ情報J1を含む。運転制御部403は、第1ユーザーインターフェースUI1がユーザーPによってタッチ操作されると、タッチパネル42の表示画面を非アプリ画面HAGから、第2ユーザーインターフェースUI2を表示するアプリ画面AGに遷移させる。なお、運転制御部403は、問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信したときに、タッチパネル42の表示画面がアプリ画面AGである場合、タッチパネル42に、第1ユーザーインターフェースUI1を表示させることなく第2ユーザーインターフェースUI2をアプリ画面AGに重畳して表示させる。
第2ユーザーインターフェースUI2は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せる問い合せ情報J1を含む。また、第2ユーザーインターフェースUI2は、YESボタンB1と、NOボタンB2とを含む。YESボタンB1は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる指示をユーザーPから受け付けるためのソフトウェアボタンである。NOボタンB2は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させない指示をユーザーPから受け付けるためのソフトウェアボタンである。
運転制御部403は、NOボタンB2がユーザーPにタッチ操作されると、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させることなく、第2ユーザーインターフェースUI2の表示を止める。一方、運転制御部403は、YESボタンB1がユーザーPにタッチ操作されると、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させ、且つ、第2ユーザーインターフェースUI2の代わりに第3ユーザーインターフェースUI3をタッチパネル42に表示させる。
第3ユーザーインターフェースUI3は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させ、冷蔵庫1が停電予冷運転を開始したことを示す運転開始情報J2を含む。
[2−2.動作]
次に、実施の形態2の冷蔵庫制御システム1000の動作について説明する。
図6は、実施の形態2に係る冷蔵庫制御システム1000の動作を示すフローチャートである。図6においては、フローチャートFFは端末装置4の動作を示し、フローチャートFGは冷蔵庫制御サーバー3の動作を示し、フローチャートFHは冷蔵庫1の動作を示す。
図6においては、図3に示すフローチャートと同じステップについては同一のステップ番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6が示す各フローチャートの開始時点は、図3と同様、冷蔵庫1の運転モードが通常運転モードである。また、図6に示すフローチャートFGでは、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30が、ある1件のレコードRを処理対象としている。
フローチャートFGを参照して、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、気象警報が発令されていると判別した場合(ステップSA1:YES)、処理対象のレコードRに含まれる端末装置通信情報3133に基づいて、停電予冷運転モードへの移行を問い合せさせる問い合せ指示情報を、サーバー通信部31により端末装置4に送信する(ステップSG1)。
フローチャートFFを参照して、端末装置4の通信制御部402は、端末通信部41により、問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信したか否かを判別する(ステップSF1)。
通信制御部402は、問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信していないと判別した場合(ステップSF1:NO)、再度、ステップSF1の処理を行う。
通信制御部402が、冷蔵庫制御サーバー3から問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信したと判別した場合(ステップSF1:YES)、運転制御部403は、第1ユーザーインターフェースUI1、又は、第2ユーザーインターフェースUI2をタッチパネル42に表示させ、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せる(ステップSF2)。
次いで、通信制御部402は、端末通信部41により、冷蔵庫制御サーバー3から気象警報が解除されたことを示す警報解除情報を受信したか否かを判別する(ステップSF3)。
通信制御部402がステップSF3で否定判別した場合については後述する。
通信制御部402が、冷蔵庫制御サーバー3から警報解除情報を受信していないと判別した場合(ステップSF3:NO)、運転制御部403は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる指示をユーザーPから受け付けたか否かを判別する(ステップSF4)。運転制御部403は、第2ユーザーインターフェースUI2のYESボタンB1がタッチ操作された場合に、ステップSF4において肯定判別する。
次いで、運転制御部403は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる指示をユーザーPから受け付けていないと判別した場合(ステップSF4:NO)、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させない指示をユーザーPから受け付けたか否かを判別する(ステップSF6)。運転制御部403は、第2ユーザーインターフェースUI2のNOボタンB2がタッチ操作された場合に、ステップSF6において肯定判別する。
運転制御部403は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させない指示をユーザーPから受け付けていないと判別した場合(ステップSF6:NO)、処理をステップSF3に戻し、再度、ステップSF3の判別を行う。
一方、運転制御部403は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させない指示をユーザーPから受け付けたと判別した場合(ステップSF6:YES)、第2ユーザーインターフェースUI2の表示を止め、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かの問い合せを終了する(ステップSF7)。
ステップSF4の説明に戻り、運転制御部403は、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる指示を受け付けた場合(ステップSF4:YES)、移行指示情報を、端末通信部41により冷蔵庫制御サーバー3に送信する(ステップSF5)。
フローチャートFGを参照して、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、サーバー通信部31により移行指示情報を端末装置4から受信したか否か判別する(ステップSG2)。
サーバー制御部30は、サーバー通信部31により移行指示情報を端末装置4から受信していないと判別した場合(ステップSG2:NO)、発令された気象警報が解除されたか否かを判別する(ステップSG3)。
サーバー制御部30は、発令された気象警報が解除されたと判別した場合(ステップSG3:YES)、処理対象のレコードRが有する端末装置通信情報3133に基づいて、警報解除情報をサーバー通信部31により端末装置4に送信する(ステップSG4)。
フローチャートFFを参照し、端末装置4の通信制御部402が警報解除情報を受信したと判別すると(ステップSF3:YES)、運転制御部403は、第1ユーザーインターフェースUI1、及び、第2ユーザーインターフェースUI2の表示を止め、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かの問い合せを終了する(ステップSF7)。
フローチャートFGを参照してステップSG3の説明に戻り、冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、発令された気象警報が解除されていないと判別した場合(ステップSG3:NO)、再度、ステップSG2の処理を行う。
ステップSG2の説明に戻り、サーバー制御部30は、サーバー通信部31により移行指示情報を端末装置4から受信したと判別した場合(ステップSG2:YES)、処理対象のレコードRに含まれる冷蔵庫通信情報3132に基づいて、端末装置4から受信した移行指示情報をサーバー通信部31により冷蔵庫1に送信する(ステップSA2)。
実施の形態2でも、冷蔵庫1が停電予冷運転モードを終了する終了トリガーは、気象警報の解除による冷蔵庫制御サーバー3からの終了指示情報の受信に限定されない。実施の形態1と同様に、冷蔵庫制御部16は、図6で示す終了トリガー、上述した第1の他の終了トリガー、及び、上述した第2の他の終了トリガーのいずれか1の終了トリガーについて発生したか否かを判別してもよし、任意の複数の終了トリガーのいずれかが発生したか否かについて判別してもよい。しかしながら、実施の形態1で説明した同じ理由により、停電予冷運転モードの終了トリガーには、少なくとも、図6に示す終了トリガー、すなわち気象警報の解除により終了指示情報を受信することを含むことが好ましい。
また、実施の形態2でも、実施の形態1と同様に、冷蔵庫制御システム1000は、図6に示す動作と並行して、図4に示す動作を実行する。これにより、実施の形態2においても図4の動作によって実施の形態1と同様の効果を奏する。
[2−3.変形例]
次に、実施の形態2の変形例について説明する。
本変形例では、冷蔵庫制御アプリ413の起動時、及び、冷蔵庫制御アプリ413の起動中の所定時間毎、の少なくともいずれかのタイミングで、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを、通信制御部402が冷蔵庫制御サーバー3に問い合せる。以下、この問い合せを行うタイミングを、「発令確認タイミング」という。なお、本変形例において、冷蔵庫制御アプリ413の起動との意味には、バックグランドでの起動も含まれる。
本変形例では、端末記憶部410が設置場所情報3134を記憶する。この設置場所情報3134は、端末装置4にインストールされた冷蔵庫制御アプリ413が制御する冷蔵庫1の設置場所を示す。
通信制御部402は、発令確認タイミングが到来した場合、端末通信部41により冷蔵庫制御サーバー3に情報送信を行うことで、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを冷蔵庫制御サーバー3に問い合せる。問い合せに際して冷蔵庫制御サーバー3に送信される情報には、端末記憶部410が記憶する設置場所情報3134が含まれる。
冷蔵庫制御サーバー3のサーバー制御部30は、実施の形態1のステップSA1で説明したように、サーバー通信部31により気象警報サーバー5に情報送信を行うことで、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを問い合せる。そして、サーバー制御部30は、気象警報サーバー5に対する問い合せの応答として、気象警報が発令されていることを示す気象警報発令情報を受信した場合、問い合せ指示情報を、端末装置4に送信する。一方、サーバー制御部30は、気象警報が発令されていないことを示す気象警報情報を受信した場合、その旨を示す情報を端末装置4に送信する。
端末装置4の通信制御部402は、問い合せ指示情報を受信した場合、図6のフローチャートFFに示すステップSF2以降の処理を実行する。これに伴って、冷蔵庫制御サーバー3は図6のフローチャートFGに示すステップSG2以降の処理を実行し、冷蔵庫1は図6のフローチャートFHの処理を実行する。
本変形例によれば以下の効果を奏する。
冷蔵庫制御アプリ413が起動してなく、且つ、プッシュ通知の設定が行われていない場合、及び、端末装置4や冷蔵庫制御アプリ413等の仕様によってプッシュ通知を行えない場合では、気象警報が発令され冷蔵庫制御サーバー3から問い合せ指示情報を受信しても、停電予冷運転モードへ移行させるか否かの問い合せを行えない可能性がある。つまり、プッシュ通知が行えない場合では、停電発生前に、冷蔵庫1の庫内温度を通常運転モードから低下させておくことができない可能性がある。このことは、停電時において、冷蔵庫1の冷却能力を維持可能な期間の短縮に繋がる。
そこで、本変形例では、冷蔵庫制御アプリ413の起動時、及び、冷蔵庫制御アプリ413の起動中の所定時間毎、の少なくともいずれかのタイミングで、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に気象警報が発令されているか否かを、通信制御部402が冷蔵庫制御サーバー3に問い合せる。そして、端末装置4は、冷蔵庫制御サーバー3から問い合せ指示情報を受信した場合、停電予冷運転モードへ移行させるか否かの問い合せを行う。
これにより、停電予冷運転モードへ移行させるか否かの問い合せをユーザーPに行える可能性を高めることができ、端末装置4がプッシュ通知を行えない場合でも、停電発生前に、冷蔵庫1の庫内温度を通常運転モードから低下させることができる可能性を高めることができる。したがって、端末装置4がプッシュ通知を行えない場合、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる可能性を高めることができる。
[2−4.効果等]
以上、説明したように、冷蔵庫制御アプリ413は、冷蔵庫1と通信可能な冷蔵庫制御サーバー3と通信可能な端末装置4の端末制御部40を、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させるか否かを冷蔵庫1のユーザーに問い合せさせる問い合せ指示情報を、冷蔵庫制御サーバー3から受信する通信制御部402と、通信制御部402が問い合せ指示情報を受信した場合、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せ、問い合せ後、ユーザーPから停電予冷運転モードに移行させる指示を受け付けた場合、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる運転制御部403と、して機能させる。
また、冷蔵庫1と通信可能な冷蔵庫制御サーバー3と通信可能な端末装置4は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が発令された場合、冷蔵庫1の運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行させるか否かを冷蔵庫1のユーザーPに問い合せさせる問い合せ指示情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信し、問い合せ指示情報を受信した場合、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるか否かをユーザーPに問い合せ、問い合せ後、ユーザーPから停電予冷運転モードに移行させる指示を受け付けた場合、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる端末制御部40を備える。
これにより、気象警報が発令された場合に冷蔵庫1の庫内温度を低下させるため、停電発生前に冷蔵庫1の庫内温度を低下させることができる。そのため、外部電源を用いなくても、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる。また、停電予冷運転に移行させる指示を受け付けた場合に冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させるため、冷蔵庫1が開始する停電予冷運転モードの運転が、ユーザーPの意図しない冷蔵庫1の動作となることを防止できる。
通信制御部402は、冷蔵庫制御アプリ413の起動時、及び、冷蔵庫制御アプリ413の起動中の所定時間毎、の少なくともいずれかのタイミングで、気象警報が発令されているか否かを冷蔵庫制御サーバー3に問い合せ、気象警報が発令されている場合、冷蔵庫制御サーバー3から問い合せ指示情報を受信する。
これにより、停電予冷運転モードへ移行させるか否かの問い合せをユーザーPに行える可能性を高めることができ、端末装置4がプッシュ通知を行えない場合、停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる可能性を高めることができる。
通信制御部402は、冷蔵庫1の設置場所を含む区域に対して気象警報が解除された場合、気象警報が解除されたことを示す警報解除情報を冷蔵庫制御サーバー3から受信する。運転制御部403は、通信制御部402が警報解除情報を受信した場合、停電予冷運転モードに移行させるか否かの問い合せを終了する。
気象警報が解除された場合は、気象による停電が発生する可能性が低いため、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる必要性が低い。そのため、停電予冷運転モードへ移行させるか否かの問い合せを、適切なタイミングで終了できる。また、当該問い合せを適切なタイミングで終了できるため、不必要な庫内の冷却及び冷却による消費電力の増大を回避できる。
冷蔵庫制御アプリ413は、端末装置4にインストール可能なアプリケーションプログラムである。
これにより、冷蔵庫1の運転モードを停電予冷運転モードに移行させる機能を有していない端末装置4を、冷蔵庫制御アプリ413のインストールによって、当該機能を有する端末装置4とすることができる。よって、汎用的な端末装置4を、外部電源を用いることなく停電時において冷蔵庫1の冷却能力を長期に亘って維持できる端末装置4とすることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する例示として、実施の形態1及び2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1および2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上述した各実施の形態では、冷蔵庫1が停電予冷運転を開始する際に冷蔵庫1が運転モードを通常運転モードから停電予冷運転モードに移行する場合を例示したが、移行元の運転モードは、通常運転モードに限定されず、停電予冷運転モード以外の運転モードであればよい。また、上述した各実施の形態では、冷蔵庫1が停電予冷運転を終了する際に冷蔵庫1が運転モードを停電予冷運転モードから通常運転モードに移行する場合を例示したが、移行先の運転モードは、通常運転モードに限定されず、停電予冷運転モード以外の運転モードであればよい。ここで、停電予冷運転モード以外の運転モードは、「第1モード」の一例に対応する。
また、上述した各実施の形態では、停電の発生要因に係る警報として気象警報を例示したが、停電の発生要因に係る警報は、地震動警報や、浸水警報、津波警報、噴火警報、火災警報等の気象警報以外の警報でもよい。この場合、停電の発生要因は、気象以外の要因である。また、この場合、グローバルネットワークGNには、気象警報サーバー5に代わって或いは共に、気象警報以外の警報の発令の有無を示す情報を提供するサーバー装置が接続し、冷蔵庫制御サーバー3は、当該サーバー装置に対して警報が発令されたか否かを問い合せる。
また、例えば、上述した各実施の形態において、冷蔵庫制御サーバー3は、移行指示情報を冷蔵庫1に送信する際に冷蔵庫ID1613を付加し、冷蔵庫1は、移行指示情報に付加された冷蔵庫ID1613と冷蔵庫記憶部161が記憶する冷蔵庫ID1613とが一致する場合にのみ、運転モードを停電予冷運転モードに移行させる構成としてもよい。これにより、以下の効果を奏する。仮に、冷蔵庫ID1613に依ることなく停電予冷運転モードに移行する構成であると、冷蔵庫制御データベース313において冷蔵庫ID1613に対応付けられる冷蔵庫通信情報3132が適切な情報でない場合、ユーザーPの意図しない冷蔵庫1が停電予冷運転を開始する可能性がある。例えば、引っ越し等によって冷蔵庫1の設置場所が変わりこれによってネットワーク上のアドレスが変わった場合において、冷蔵庫制御データベース313が適切に更新されていないと、ユーザーPの意図しない冷蔵庫1が停電予冷運転を開始する可能性がある。よって、上述した冷蔵庫のように、移行指示情報に付加される冷蔵庫ID1613が冷蔵庫記憶部161が記憶する冷蔵庫ID1613と一致する場合にのみ、停電予冷運転モードに移行させる構成とすることで、確実に、ユーザーPの意図する冷蔵庫1が停電予冷運転を開始できる。
例えば、冷蔵庫1の主箱体10に形成される部屋の種類は、冷蔵室11、製氷室12、新鮮凍結室13、冷凍室14、及び、野菜室15に限定されず、少なくてもよいし、さらに別の種類の部屋が形成されてもよい。また、冷蔵室11の前面の開口部に設けられるドアの数は、1つでもよい。
例えば、冷蔵庫1の各収容室には1又は複数の温度センサー191が設けられてもよいし、温度センサー191が設けられない収容室があってもよい。
例えば、冷蔵庫制御部16、サーバー制御部30、及び、端末制御部40の機能は、複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。
図2に示した各部は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、冷蔵庫1、冷蔵庫制御サーバー3、及び、端末装置4の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、例えば、図3、図4、及び、図6に示す動作のステップ単位は、冷蔵庫制御システム1000の動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本開示に係る冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、プログラム、及び、端末装置は、停電時において冷蔵庫の冷却能力を維持する用途に利用可能である。
1 冷蔵庫
3 冷蔵庫制御サーバー(サーバー)
4 端末装置
16 冷蔵庫制御部
40 端末制御部(制御部)
402 通信制御部
403 運転制御部
413 冷蔵庫制御アプリ(プログラム、アプリケーションプログラム)
1000 冷蔵庫制御システム
P ユーザー

Claims (12)

  1. 冷蔵庫と、前記冷蔵庫と通信可能なサーバーと、を備える冷蔵庫制御システムであって、
    前記サーバーは、
    前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより前記冷蔵庫の庫内温度が低い第2モードに移行させる移行指示情報を、前記冷蔵庫に送信し、
    前記冷蔵庫は、
    前記移行指示情報を受信すると、運転モードを前記第1モードから前記第2モードに移行させる、
    冷蔵庫制御システム。
  2. 前記サーバーは、前記区域に対して前記警報が解除された場合、前記第2モードを終了させる終了指示情報を前記冷蔵庫に送信し、
    前記冷蔵庫は、前記終了指示情報を受信すると、前記第2モードを終了する、
    請求項1に記載の冷蔵庫制御システム。
  3. 前記冷蔵庫は、
    前記冷蔵庫のユーザーから前記冷蔵庫の庫内温度を変更する操作を受け付けた場合、前記第2モードを終了する、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫制御システム。
  4. 前記サーバーと通信可能な端末装置を備え、
    前記端末装置は、前記第2モードの終了指示を前記冷蔵庫のユーザーから受け付けた場合、前記第2モードを終了させる終了指示情報を前記サーバーに送信し、
    前記サーバーは、前記終了指示情報を受信すると、前記終了指示情報を前記冷蔵庫に送信し、
    前記冷蔵庫は、前記終了指示情報を受信すると、前記第2モードを終了する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫制御システム。
  5. サーバーと通信可能な冷蔵庫であって、
    前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより前記冷蔵庫の庫内温度が低い第2モードに移行させる移行指示情報を前記サーバーから受信し、前記冷蔵庫の運転モードを前記第1モードから前記第2モードに移行させる冷蔵庫制御部と、を備える、
    冷蔵庫。
  6. 前記冷蔵庫制御部は、
    前記区域に対して前記警報が解除された場合、前記第2モードを終了させる終了指示情報を前記サーバーから受信し、前記第2モードを終了する、
    請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵庫制御部は、
    前記冷蔵庫のユーザーから前記冷蔵庫の庫内温度を変更する操作を受け付けた場合、前記第2モードを終了する、
    請求項5又は6に記載の冷蔵庫。
  8. 冷蔵庫と通信可能なサーバーと通信可能な端末装置の制御部を、
    前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより庫内温度が低い第2モードに移行させるか否かを前記冷蔵庫のユーザーに問い合せさせる問い合せ指示情報を前記サーバーから受信する通信制御部と、
    前記通信制御部が前記問い合せ指示情報を受信した場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させるか否かを前記ユーザーに問い合せ、問い合せ後、前記ユーザーから前記第2モードに移行させる指示を受け付けた場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させる運転制御部と、して機能させる、
    プログラム。
  9. 前記通信制御部は、前記プログラムの起動時、及び、前記プログラムの起動中の所定時間毎、の少なくともいずれかのタイミングで、前記警報が発令されているか否かを前記サーバーに問い合せ、前記警報が発令されている場合、前記サーバーから前記問い合せ指示情報を受信する、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記通信制御部は、前記区域に対して前記警報が解除された場合、前記警報が解除されたことを示す警報解除情報を前記サーバーから受信し、
    前記運転制御部は、前記通信制御部が前記警報解除情報を受信した場合、前記第2モードに移行させるか否かの問い合せを終了する、
    請求項8又は9に記載のプログラム。
  11. 前記プログラムは、前記端末装置にインストール可能なアプリケーションプログラムである、
    請求項8から10のいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 冷蔵庫と通信可能なサーバーと通信可能な端末装置であって、
    前記冷蔵庫の設置場所を含む区域に対して停電の発生要因に係る警報が発令された場合、前記冷蔵庫の運転モードを第1モードから前記第1モードより庫内温度が低い第2モードに移行させるか否かを前記冷蔵庫のユーザーに問い合せさせる問い合せ指示情報を前記サーバーから受信し、
    前記問い合せ指示情報を受信した場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させるか否かを前記ユーザーに問い合せ、問い合せ後、前記ユーザーから前記第2モードに移行させる指示を受け付けた場合、前記冷蔵庫の運転モードを前記第2モードに移行させる制御部を備える、
    端末装置。
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