JP2021190379A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】上側に照明光が照射されるように設置される照明器具であっても、上方からの水の浸入を効果的に抑制することができる照明器具を提供する。【解決手段】上側に照明光が照射されるように設置される照明器具1であって、光源ユニット10と、光源ユニット10を保持するフレーム20と、フレーム20に固定される透光性を有するパネル30と、を備え、パネル30は、当該パネル30の光源ユニット10側において、内側に向けて折り曲げられ凸部33を有し、フレーム20は、凸部33が挿入される凹部(第1凹部24)を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、照明器具に関し、特に、上側に照明光が照射されるように設置される照明器具に関する。
照明光を照射する照明器具は、住宅や施設等の建物に設置されるだけではなく、階段やその手摺り、歩道橋や橋の欄干又は歩道の地中等、屋内外の様々な場所や構造物に設置される。照明器具を設置することで、照明器具が設置された環境を明るくしたり、ユーザの足元を明るくしたり、照明器具や構造物の存在位置を示したりすることができる。
従来、屋外に設置される照明器具として、特許文献1には、地中等に埋設して使用される埋込型照明器具が複数収納されたボックス埋込型照明器具が開示されている。
特開2004−146213号公報
屋外又は水回り設備に設置される照明器具は、水が内部に浸入しないように防水対策が必要になる。特に、特許文献1に開示された照明器具のように、上側に照明光が照射されるように設置される照明器具では、上方からの水が照明器具の内部に浸入しやすい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、上側に照明光が照射されるように設置される照明器具であっても、上方からの水の浸入を効果的に抑制することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、上側に照明光が照射されるように設置される照明器具であって、光源ユニットと、前記光源ユニットを保持するフレームと、前記フレームに固定される透光性を有するパネルと、を備え、前記パネルは、当該パネルの前記光源ユニット側において、内側に向けて突出する凸部を有し、前記フレームは、前記凸部が挿入される凹部を有する。
上側に向けて照明光が照射されるように設置される照明器具であっても、上方からの水の浸入を効果的に抑制することができる。
実施の形態に係る照明器具の斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の断面図である。 実施の形態に係る照明器具の設置例を示す図である。 実施の形態に係る照明器具の他の設置例を示す図である。 図3の破線で囲まれる領域VIの拡大図である。 実施の形態に係る照明器具の防水効果を説明するための図である。 実施の形態に係る照明器具の断面斜視図である。 フレームとボディと取り付けるときの様子を説明するための図である。 エンド部材、固定金具及びエンドパッキンを外した状態における実施の形態に係る照明器具を長手方向から見たときの図である。 実施の形態に係る照明器具における張力止め部材及びその周辺の構造を示す図である。 実施の形態に係る照明器具における張力止め部材及び受け部材を組み合わせたときの斜視図である。 実施の形態に係る照明器具における張力止め部材及び受け部材を組み合わせたときの斜視図(図12Aとは異なる方向からの斜視図)である。 実施の形態に係る照明器具における張力止め部材及び受け部材の分解斜視図である。 実施の形態に係る照明器具における落下防止用のワイヤ及び内部導電線を説明するための図である。 実施の形態に係る照明器具における落下防止用のワイヤを示す図である。 実施の形態に係る照明器具の配線レイアウトを示す模式図である。 従来の照明器具を複数連結するときの連結方法を説明するための図である。 実施の形態に係る照明器具を複数連結するときの連結方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
各図において、X軸、Y軸及びZ軸は、三次元直交座標系の三軸を表しており、本実施の形態では、Z軸方向を鉛直方向とし、Z軸に垂直な方向(XY平面に平行な方向)を水平方向としている。X軸及びY軸は、互いに直交し、かつ、いずれもZ軸に直交する軸である。なお、Z軸方向のプラス方向を鉛直上方とし、Z軸方向のマイナス方向を鉛直下方としている。また、本明細書において、上側とは、鉛直上方側を意味している。
(実施の形態)
実施の形態に係る照明器具1の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具1の斜視図である。図2は、同照明器具1の分解斜視図である。図3は、XY平面における同照明器具1の断面図である。なお、図2において、ネジは省略している。
照明器具1は、LED(Light Emitting Diode)を用いたLED照明である。図1に示すように、照明器具1は、全体として長尺状であり、ライン状の照明光を発する。一例として、照明器具1のサイズは、高さが約106mm、幅が約76mmで、全長が約606mm(2ftタイプ)であるが、照明器具1のサイズは、これに限らない。例えば、高さ及び幅はそのままで、照明器具1の全長は、約906mm(3ftタイプ)又は約1206mm(4ftタイプ)等としてもよい。また、Y軸方向に沿って側面視したときの照明器具1のアスペクト比(縦/横)は、例えば、1以上2以下程度である。つまり、照明器具1は、長手方向から見たときに縦長である。なお、照明器具1は、縦長ではなく、横長であってもよい。
図1〜図3に示すように、照明器具1は、光源ユニット10と、フレーム20と、パネル30と、レンズ40と、ボディ50と、電源ユニット61と、電源取付金具62とを備える。フレーム20とパネル30とボディ50とによって照明器具1の外郭が構成されている。光源ユニット10とレンズ40と電源ユニット61と電源取付金具62とは、フレーム20とパネル30とボディ50とで構成される外郭筐体に収納されている。
本実施の形態において、照明器具1は、複数の光源ユニット10を備える。複数の光源ユニット10は、照明器具1の長手方向に沿って配置されている。具体的には、照明器具1は、2つの光源ユニット10を備える。なお、光源ユニット10は、1つのみであってもよい。
図3に示すように、各光源ユニット10は、光源モジュール11と、光源保持部材12と、ヒートシンク13と、回路基板14とを有する。
光源モジュール11は、所定の色の光を発する。本実施の形態において、光源モジュール11は、照明器具1の照明光として白色光を発する。また、光源モジュール11は、ライン状に発するライン光源である。なお、光源モジュール11は、LEDを用いたLEDモジュールである。
光源モジュール11は、基板11aと、基板11aに配置された発光部11bとを有する。発光部11bは、複数のLED素子によって構成されている。複数のLED素子の各々は、個々にパッケージ化された表面実装(SMD:Surface Mount Device)タイプのLED素子であり、樹脂製等の容器(パッケージ)と、容器内に配置されたLEDチップ(ベアチップ)と、LEDチップを封止する封止部材とを備える。各LED素子が白色光を放出する白色LED素子である場合、LEDチップとしては、例えば、青色光を発する青色LEDチップが用いられ、容器に充填される封止部材としては、黄色蛍光体が含有されたシリコーン樹脂(蛍光体含有樹脂)が用いられる。
発光部11bがSMDタイプのLED素子である場合、複数のLED素子は、基板11aの長手方向に沿って基板11aにライン状に実装される。基板11aは、長尺状の実装基板であり、例えば金属配線が所定のパターンで形成されたプリント配線基板である。基板11aとしては、ガラスエポキシ基板等の樹脂基板、セラミック基板又は絶縁被膜された金属基板等を用いることができる。基板11aは、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在し且つ主面が上下方向(Z軸方向)を向くる姿勢で配置される。基板11aは、リジッド基板であるが、フレキシブル基板又はフィルム基板であってもよい。
なお、光源モジュール11は、COB(Chip On Board)タイプであってもよい。COBタイプの光源モジュールは、発光部11bとして、基板11aに一列に直接実装された複数のLEDチップと複数のLEDチップを個別に又は一括して封止する封止部材(蛍光体含有樹脂)とを有する。
光源保持部材12は、光源モジュール11を保持している。本実施の形態において、光源保持部材12は、ヒートシンク13及び回路基板14も保持している。光源保持部材12は、光源モジュール11を保持する光源モジュール保持部12aと、ヒートシンクを保持するヒートシンク保持部12bと、回路基板14を保持する回路基板保持部12cと、光源モジュール11を覆う光源カバー部12dとを有する。
光源モジュール保持部12aは、光源モジュール11の基板11aの幅方向の両端部を保持している。光源モジュール保持部12aは、光源モジュール11の基板11aがスライド挿入できるように構成されている。
ヒートシンク保持部12bは、ヒートシンク13を支持している。ヒートシンク13は、ヒートシンク保持部12bに載置される。ヒートシンク13は、例えば、金属材料によって構成された金属板である。
回路基板保持部12cは、回路基板14の幅方向の両端部を保持している。回路基板保持部12cは、回路基板14がスライド挿入できるように構成されている。回路基板14には、回路部品が実装されている。
光源カバー部12dは、透光性を有しており、光源モジュール11から出射した光を透過する。つまり、光源モジュール11から出射した光は、光源カバー部12dを透過して光源保持部材12の外部に出射する。本実施の形態において、光源カバー部12dは、透明である。また、光源カバー部12dは、上に向かって凸となるように湾曲している。なお、光源カバー部12dは、光源モジュール11から出射した光の配光を制御するレンズ機能を有していてもよい。
光源保持部材12は、透明性樹脂材料によって一体に構成されている。つまり、光源モジュール保持部12a、ヒートシンク保持部12b、回路基板保持部12c及び光源カバー部12dは、同一の透光性材料によって一体に形成されている。本実施の形態において、光源保持部材12は、透明なポリカーボネート樹脂によって構成されている。また、光源保持部材12は、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の筒形状である。光源保持部材12は、例えばポリカーボネート樹脂を用いた押し出し成形によって作製することができる。なお、光源保持部材12の素材は、透光性を有する材料によって構成されていれば、ポリカーボネート樹脂に限らない。
フレーム20は、光源ユニット10を保持する保持部材である。また、フレーム20は、パネル30及びレンズ40も保持している。
図2及び図3に示すように、本実施の形態において、フレーム20は、第1フレーム20aと第2フレーム20bとの2つの部品によって構成されている。つまり、第1フレーム20aと第2フレーム20bとは分離することができる。
図2に示すように、第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の金属部材である。本実施の形態において、第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、アルミニウム合金を用いて構成されており、例えば押し出し成形によって作製されている。なお、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの素材は、アルミニウム合金に限るものではなく、他の金属材料を用いたものであってもよいし、高い強度を有する樹脂材料によって構成されていてもよい。
図3に示すように、第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、左右対称の形状になっている。本実施の形態において、第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、同じ形状の部品であり、一方の向きを変えて左右対称となるように配置される。
図2及び図3に示すように、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの各々は、第1側板部21と、第2側板部22と、第3側板部23と、第1凹部24と、第2凹部25とを有する。
図2に示すように、第1側板部21、第2側板部22及び第3側板部23の各々は、厚さが一定の長尺な平板状に形成されている。また、第1側板部21、第2側板部22及び第3側板部23の各々は、照明器具1の長手方向に延在している。
図3に示すように、本実施の形態において、第1側板部21及び第3側板部23は、YZ平面と略平行となるように設けられた縦平面部であり、第2側板部22は、XY平面と略平行となるように設けられた横平面部である。具体的には、第1側板部21及び第3側板部23は、鉛直下方に延在しており、水平方向に延在する第2側板部22の主面に立設する姿勢で第2側板部22に接続されている。
したがって、第2側板部22と第3側板部23とは、段差状に形成されている。具体的には、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの各々は、第1凹部24及び第2凹部25よりも下側で段差状に形成された段差部として、第1凹部24の直下の位置から横方向外側に広がる横平面部である第2側板部22と、第2側板部22(横平面部)の外側端部から下側に延在する縦平面部である第3側板部23とを有する。また、第3側板部23は、ボディ50の側板部51を外側から覆っている。
第1凹部24及び第2凹部25は、第1側板部21の上端部分に設けられている。第1凹部24及び第2凹部25は、この順で、下から上に位置している。つまり、第2凹部25は、第1凹部24の上に位置している。
図3に示すように、第1凹部24及び第2凹部25は、フレーム20の長手方向を垂線とする断面(XZ断面)において、フレーム20の一部が略S字状又は略逆S字状に左右に往復して折れ曲がるように形成されている。具体的には、第1凹部24は、フレーム20の一部が内側に向かって突出するように屈曲し、第2凹部25は、フレーム20の一部が外側に向かって突出するように屈曲しており、第1凹部24及び第2凹部25の各々は、略コの字状又は略逆コの字状に形成されている。つまり、第1凹部24は、内側に窪むように凹んでおり、第2凹部25は、外側に窪むように凹んでいる。
第1フレーム20aの第1凹部24と第2フレーム20bの第1凹部24とは、同じ高さの位置に形成されている。同様に、第1フレーム20aの第2凹部25と第2フレーム20bの第2凹部25とは、同じ高さの位置に形成されている。
フレーム20には、パネル30が固定される。パネル30は、透光性を有する透光部材である。パネル30は、光源ユニット10の上方に配置される。つまり、パネル30は、光源ユニット10を覆う透光カバーである。具体的には、パネル30は、光源モジュール11の光出射側において、レンズ40の上方に配置されている。なお、本実施の形態において、パネル30は、照明器具1の外郭を構成する外郭カバーである。
パネル30は、光源ユニット10(光源モジュール11)から出射する光を透過する。パネル30は、例えばアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂材料又はガラス材料等の透光性材料によって構成されている。本実施の形態において、パネル30は、透明カバーであり、透明なアクリル樹脂を用いた押し出し成形によって作製されている。パネル30は、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の形状である。
なお、パネル30は、光拡散性(光散乱性)を有していてもよい。パネル30に光拡散性を持たせることで、光源モジュール11の発光部11bが複数のLED素子によって構成されていても、複数のLED素子の光を散乱させることができるので、複数のLED素子の発光の明暗差によるつぶつぶ感(輝度むら)を抑制できる。
図2及び図3に示すように、パネル30は、本体部31と、側板部32と、凸部33とを有する。本体部31、側板部32及び凸部33の各々は、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の形状である。
本体部31は、パネル30における光源モジュール11に対向する部分である。本体部31は、XZ断面において、上に凸となるように中央で緩やかに屈曲している。つまり、本体部31の外面は、中央から左右横方向に向かって緩やかに下がって傾斜する傾斜面になっている。
側板部32及び凸部33は、パネル30の光源ユニット10側に設けられている。側板部32及び凸部33は、パネル30の幅方向の端部を内側に向けて折り曲げるように形成されている。本実施の形態において、側板部32及び凸部33は、XZ断面において、L字形状に折り曲げられている。側板部32及び凸部33は、本体部31の幅方向の両端部の各々に設けられている。
側板部32は、パネル30の側面を有する側面部である。側板部32は、パネル30の光源ユニット10側において、下側に向けて突出している。具体的には、側板部32は、パネル30の内面から鉛直下方に向かって延在する平面部であり、本体部31に立設するように形成されている。
凸部33は、パネル30の光源ユニット10側において、内側に向けて突出している。具体的には、凸部33は、側板部32から水平方向内側に向かって延在するように形成された平面部である。
フレーム20の第1凹部24には、パネル30の凸部33が挿入されている。具体的には、凸部33は、第1凹部24に係止する係止部であり、第1凹部24と凸部33とは嵌り合っている。
第1フレーム20a及び第2フレーム20bの各々の第1凹部24に、パネル30の一対の凸部33が挿入されることで、パネル30を第1フレーム20a及び第2フレーム20bに固定することができる。
パネル30の凸部33及びフレーム20の第1凹部24は、レンズ40と光源ユニット10との間に位置している。つまり、フレーム20とパネル30との固定部は、レンズ40と光源ユニット10との間に位置している。
また、フレーム20には、レンズ40が固定される。レンズ40は、透光性を有する透光部材である。レンズ40は、光源ユニット10の上方に配置される。具体的には、レンズ40は、光源ユニット10とパネル30との間に配置される。
レンズ40は、光源ユニット10から出射した光の配光を制御する機能を有する。本実施の形態において、レンズ40は、フレネルレンズ機能を有するフレネル構造を有しており、光源ユニット10から出射した光の配光角を狭める光学作用を有する。なお、レンズ40は、光源ユニット10から出射した光の配光角を拡げる光学作用を有するものであってもよい。
レンズ40は、例えばアクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂材料又はガラス材料等の透光性材料によって構成されている。本実施の形態において、レンズ40は、透明なアクリル樹脂を用いた押し出し成形によって作製されている。レンズ40は、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の形状である。
図2及び図3に示すように、レンズ40は、レンズ部41と、つば部42とを有する。レンズ部41とつば部42の各々は、照明器具1の長手方向に延在する長尺状の形状である。
レンズ部41は、レンズ40における光源モジュール11に対向する部分である。レンズ部41は、フレネル構造を有する部分であり、光源ユニット10(光源モジュール11)から出射した光の配光を制御する。
つば部42は、レンズ40の両端部の各々に設けられている。一対のつば部42の各々は、レンズ部41から水平方向外側に向かって延在するように形成された平面部である。つば部42は、フレーム20の第2凹部25に向かって突出している。
フレーム20の第2凹部25には、レンズ40のつば部42が挿入されている。具体的には、つば部42は、第2凹部25に係止する係止部であり、第2凹部25とつば部42とは嵌り合っている。
第1フレーム20a及び第2フレーム20bの各々の第2凹部25に、レンズ40の一対のつば部42が挿入されることで、レンズ40を第1フレーム20a及び第2フレーム20bに固定することができる。
ボディ50(器具筐体)は、フレーム20を下方から支持する支持部材である。ボディ50は、照明器具1の本体であり、照明器具1の外郭を構成するだけではなく、施工面への取付金具としても機能する。ボディ50は、金属材料によって構成されている。本実施の形態において、ボディ50は、ステンレス(例えばSUS304)によって構成されている。ボディ50は、照明器具1の長手方向(Y軸方向)に延在する長尺状の形状である。
ボディ50は、一対の側板部51と、底部52と、エンド金具53とを有する。一対の側板部51と底部52とは一体に構成されている。一対の側板部51は、底部52の幅方向の端部に立設されている。
エンド金具53は、ボディ50の長手方向の端部に取り付けられている。エンド金具53には、2つの貫通孔53aが設けられている。2つの貫通孔53aには、導電線が挿通される。なお、貫通孔53aに導電線が挿通されない場合には、各貫通孔53aには、ケーブルパッキン54が嵌め込まれる。
電源ユニット61は、光源モジュール11を発光させるための電力を生成する電源回路を有する。電源ユニット61は、生成した電力を光源ユニット10に供給する。電源ユニット61は、例えば、複数の電子部品が実装されたプリント回路基板と、プリント回路基板を収納する回路ケースとを有する。プリント回路基板に実装された複数の電子部品によって、電源回路が構成されている。
電源ユニット61の電源回路は、例えば、商用電源等の外部電源からの交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換し、当該直流電力を光源モジュール11に供給する。これにより、光源モジュール11が発光する。つまり、光源モジュール11の発光部11b(具体的には、LED素子)が発光する。
電源回路を構成する回路部品は、例えば、容量素子(電解コンデンサ、セラミックコンデンサ等)、抵抗素子(抵抗器等)、整流回路素子、コイル素子、トランス、ノイズフィルタ、ダイオード、集積回路素子(IC)、又は、半導体素子(FET等)等である。なお、回路ケースは、例えば、金属製又は樹脂製の筐体である。
電源ユニット61と光源ユニット10は、隙間をあけて配置されている。具体的には、電源ユニット61と光源ユニット10との間には、電源取付金具62が設けられている。つまり、電源ユニット61と光源ユニット10とは、電源取付金具62を介して上下に配置されている。光源ユニット10は、電源取付金具62の上に配置され、電源ユニット61は、電源取付金具62の下に配置されている。電源ユニット61は、電源取付金具62にネジによって取り付けられている。
電源取付金具62は、中空の金属部材である。したがって、電源取付金具62の内部には、中空のスペースが存在する。電源取付金具62は、幅方向の端部が略コの字形状に折り曲げられている。電源取付金具62の中空のスペースは、配線スペースとして利用することができる。例えば、電源取付金具62の中空のスペースは、電源ユニット61及び/又は光源ユニット10に接続される内部導電線が配置されている。電源取付金具62の裏側は、内部導電線を引き回して収納しやすいように開口しているが、この開口は、電源ユニット61によって塞がれている。つまり、電源ユニット61は、電源取付金具62の開口を閉じる蓋として機能している。なお、電源取付金具62は、フレーム20の裏側に配置されており、フレーム20にネジによって取り付けられている。
フレーム20の長手方向の端部には、エンド部材71が取り付けられている。エンド部材71は、フレーム20の長手方向の端部を各々に取り付けられている。具体的には、各エンド部材71は、フレーム20の長手方向の端部を覆うように配置されている。エンド部材71の下方の端部には、ボディ50の側板部51の長手方向の端部に対応する位置において凹部71aが設けられている。凹部71aは、エンド部材71の幅方向の下方の端部を切り欠くように形成されている。
エンド部材71とフレーム20の長手方向の端部との間には、固定金具72とエンドパッキン73が挿入されている。具体的には、フレーム20の長手方向の両端部の各々を覆うようにエンドパッキン73が配置され、そのエンドパッキン73を覆うように固定金具72が配置され、その固定金具72を覆うようにエンド部材71が配置されている。エンド部材71と光源ユニット10とに間に固定金具72とエンドパッキン73とが挿入された状態で、エンド部材71は光源ユニット10の光源保持部材12にネジ止めにより固定される。
このように構成される照明器具1は、上側(鉛直上方側)に照明光が照射されるように設置される。つまり、照明器具1は、鉛直方向において下から上に向けて照明光が出射する姿勢で設置される。具体的には、照明器具1は、パネル30の外面が上に向くようにして設置される。
照明器具1は、例えば、歩道の地中等に埋設して使用される。この場合、照明器具1は、地中に設けられた溝空間に配置される。具体的には、図4に示すように、照明器具1は、パネル30の外面が上に向くようにして、地中に配置されたボックス2内に収納される。
また、照明器具1は、地中に埋設するのではなく、図5に示すように、パネル30の外面が上に向くようにして地面3の上に配置されてもよい。なお、図示しないが、照明器具1は、上側に照明光が照射されるように設置されるのであれば、種々の構造物に設置してもよい。また、照明器具は、屋外に設置される場合に限らず、屋外に設置されてもよい。特に、照明器具は、雨に曝される屋外又は水が飛んでくる水回り設備等の水がかかる場所に設置されるとよい。
ここで、フレーム20とパネル30との固定部の詳細な構造について、図6を用いて説明する。図6は、図3の破線で囲まれる領域VIの拡大図である。
図6に示すように、フレーム20は、第1側板部21の上端部における屈曲部として、第1横平面部21a、第2横平面部21b、第3横平面部21c、第1連結部21d及び第2連結部21eを有する。
第1横平面部21a、第2横平面部21b及び第3横平面部21cは、水平方向に延在する平面部である。本実施の形態において、第1横平面部21aの水平方向長さは、第2横平面部21b及び第3横平面部21cの水平方向長さよりも長い。また、第2横平面部21bの水平方向長さと第3横平面部21cの水平方向長さとはほぼ同じである。
第1連結部21dは、第1横平面部21aと第2横平面部21bとを連結している。具体的には、第1連結部21dは、第1横平面部21a及び第2横平面部21bの内側端部同士を連結している。
第2連結部21eは、第2横平面部21bと第3横平面部21cとを連結している。具体的には、第2連結部21eは、第2横平面部21b及び第3横平面部21cの外側端部同士を連結している。
フレーム20の第1凹部24は、第1横平面部21aと第2横平面部21bと第1連結部21dとによって構成されている。また、フレーム20の第2凹部25は、第2横平面部21bと第3横平面部21cと第2連結部21eとによって構成されている。つまり、第1凹部24と第2凹部25とは、第2横平面部21bが共通になっており、第1凹部24と第2凹部25とが連続して形成されている。したって、第1凹部24と第2凹部25とは、XZ断面において、コの字形状と逆コの字形状とが連続する略S字形状となるように左右に折り曲げられた構造になっている。具体的には、フレーム20とパネル30との固定部において、フレーム20の第1凹部24及び第2凹部25は、5回の折曲部を持つラビリンス構造になっている。
そして、第1凹部24には、パネル30の凸部33が挿入される。この第1凹部24は、外側に開口を有するように内側に凹んでいるので、パネル30の凸部33は、第1凹部24内において、外側から内側に向けて突出するように構成されている。具体的には、第1凹部24の上に第2凹部25が存在するので、パネル30は、パネル30の側板部32と凸部33とで第2凹部25を横から挟み込むようにしてフレーム20に固定されている。
このとき、フレーム20とパネル30との固定部において、フレーム20の側面とパネル30の側面とは面一になっている。具体的には、フレーム20の第1側板部21の外側面とパネル30の側板部32の外側面とが面一になっている。
このため、第1凹部24の上に位置する第2凹部25は、当該第2凹部25の外側面が第1側板部21の外側面よりも内側に後退する位置となるように形成されている。つまり、第2連結部21eの外側面は、第1側板部21の外側面よりも内側に位置している。なお、第2凹部25とパネル30の側板部32とは近接している。具体的には、第2連結部21eとパネル30の側板部32とが近接している。
また、フレーム20の第1凹部24とパネル30の凸部33とが近接する面は、少なくとも2つ以上である。具体的には、第1凹部24と凸部33とが近接する面は、第1横平面部21aの上面と第2横平面部21bの下面である。さらに、本実施の形態では、第1凹部24と凸部33とが近接する面として、第1連結部21dの外側の側面(第1凹部24の底面)が存在している。
次に、本実施の形態に係る照明器具1の効果の一つについて、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態に係る照明器具1の防水効果を説明するための図である。
上記のように、本実施の形態に係る照明器具1では、パネル30は、当該パネル30の光源ユニット10側において、内側に向けて突出する凸部33を有しており、フレーム20は、この凸部33が挿入される第1凹部24を有する。
この構成により、上側(鉛直上方側)に照明光が照射されるように照明器具1が設置されたときに、雨水等によって照明器具1に水がかかったとしても、照明器具1にかかった水は、照明器具1の内部に浸入することなく、図7の矢印で示される経路で照明器具1の外表面を伝って排水される。
例えば、図7に示すように、パネル30の上面に水がかかった場合、その水は、パネル30の本体部31の外面を伝って側方に移動し、パネル30の側板部32の外面と、フレーム20の第1側板部21、第2側板部22及び第3側板部23の各々の外面とを順に伝ってボディ50の下方へと流れていく。
このとき、フレーム20の第3側板部23がボディ50の側板部51を外側から覆っているので、フレーム20の第3側板部23の表面を伝って下方に流れる水がフレーム20とボディ50との隙間から内部に浸入することを抑制できる。
このように、本実施の形態に係る照明器具1によれば、上側に照明光が照射されるように設置される照明器具であっても、上方からの水の浸入を効果的に抑制することができる。このため、防水パッキンを用いなくても防水対策が施された照明器具1を実現することができる。
また、本実施の形態では、パネル30の本体部31の外面が傾斜しているので、パネル30の外面に水が溜まることを抑制できる。これにより、パネル30の外面に存在する水によって照明器具1から照射される照明光の配光特性が劣化したり光束が低下したりすることを抑制できる。
また、本実施の形態に係る照明器具1では、図3に示すように、フレーム20の第1凹部24とパネル30の凸部33とは、レンズ40と光源ユニット10との間に位置している。つまり、フレーム20とパネル30との固定部がレンズ40と光源ユニット10との間に位置している。
この構成により、パネル30の取付面よりも下に光源モジュール11が位置することになるので、仮に水がかかる環境で照明器具1が上下逆に設置された場合に(例えば、照明光が下側に照射されるように設置された場合に)水が照明器具1の内部に浸入してレンズ40の表面に溜まったとしても、レンズ40に溜まった水がフレーム20とパネル30との固定部から抜けていく。これにより、水が照明器具1の充電部(電気部品等)にまで浸入することを抑制できる。つまり、照明器具1の逆取付け時の不安全事象を抑制することができる。
しかも、フレーム20とパネル30との固定部がレンズ40と光源ユニット10との間に位置していることで、レンズ40の下部を利用してフレーム20とパネル30とを固定することができるので、照明器具1の低背化を実現することができる。
また、本実施の形態に係る照明器具1では、上記のとおり、フレーム20の第1凹部24とパネル30の凸部33とが近接する面は、少なくとも2つ以上になっている。
この構成により、フレーム20とパネル30との固定部をラビリンス構造にすることができるので、フレーム20とパネル30との固定部から水が内部に浸入することをさらに抑制することができる。
しかも、フレーム20とパネル30との固定部をラビリンス構造にすることで、パネル30とフレーム20との隙間の入口部に光源モジュール11からの光が届きにくくなる。これにより、パネル30とフレーム20との隙間から漏れる光によって虫が誘われて、照明器具1の内部に虫が侵入することを抑制できる。また、フレーム20とパネル30との固定部がラビリンス構造になっているので、フレーム20とパネル30との隙間が迷路のように入り込んだ構造になっている。これにより、フレーム20とパネル30との隙間から虫が入ってきても、フレーム20とパネル30との隙間を通り抜けて照明器具1の内部にまでに虫が侵入してしまうことを抑制できる。
また、本実施の形態に係る照明器具1では、電源ユニット61が光源ユニット10の下方で取り付けられている。
この構成により、仮にフレーム20とボディ50との固定部から水が浸入したとしても、電源ユニット61が浸水経路に存在しないので、浸入した水で電源ユニット61が故障することを抑制できる。
また、電源ユニット61を光源ユニット10の下方で取り付けることで、電源ユニット61をボディ50の底部52から浮いた状態で配置することができ、電源ユニット61をボディ50の底部52から距離をあけて配置することができる。つまり、電源ユニット61とボディ50の底部52との間に空間(隙間)を設けることができる。このように、電源ユニット61とボディ50の底部52との間に距離を確保することで、仮にボディ50の底部52に水が浸入したとしても、電源ユニット61が水没等して故障することを抑制できる。
なお、本実施の形態では、図1に示すように、ボディ50の長手方向の端部に取り付けられたエンド金具53の下端部に水抜き穴55が設けられている。これにより、ボディ50の底部52に水が浸入しても水抜き穴55から排水することができる。例えば、水抜き穴55は、エンド金具53の幅方向の下端部に設けられている。
また、本実施の形態における照明器具1では、図3に示すように、電源ユニット61と光源ユニット10とは隙間をあけて配置されており、この隙間には、電源ユニット61及び/又は光源ユニット10に接続される内部導電線が配置されている。具体的には、電源ユニット61及び/又は光源ユニット10に接続される内部導電線は、電源ユニット61と光源ユニット10との間に配置された電源取付金具62の内部のスペースに配置されている。
この構成により、仮にフレーム20とボディ50との固定部から水が浸入したとしても、電源ユニット61と光源ユニット10との隙間が浸水経路にはならないので、浸入した水で内部導電線の接続部であるコネクタの電気安全性を確保することができる。なお、内部導電線については後述する。
しかも、電源ユニット61と光源ユニット10とを隙間をあけて配置することで、電源ユニット61と熱源となる光源ユニット10(光源モジュール11)とを離すことができ、電源ユニット61を光源ユニット10から遠ざけることができる。これにより、光源ユニット10の熱で電源ユニット61が故障することを抑制することができる。
次に、照明器具1の組み立て方法について、図1〜図3を参照しながら説明する。
まず、第1フレーム20aと第2フレーム20bとによって光源ユニット10及びレンズ40を左右から挟み込み、その後、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの裏側に電源取付金具62を配置し、電源取付金具62を第1フレーム20a及び第2フレーム20bにネジ止めにより固定する。
次に、パネル30をフレーム20に固定する。具体的には、第1フレーム20a及び第2フレーム20bで構成されるフレーム20の長手方向の一方の端部から、フレーム20の第1凹部24にパネル30の凸部33を差し込んで、フレーム20の長手方向に沿ってパネル30をスライドさせていくことで、フレーム20の全域にわたって第1凹部24にパネル30の凸部33を挿入する。これにより、パネル30とフレーム20とを固定することができる。なお、パネル30とフレーム20との固定方法は、これに限るものではない。例えば、パネル30をZ軸方向の上から下に向かってフレーム20に押し込むことで、スナップインによりパネル30の凸部33をフレーム20の第1凹部24に挿入してもよい。
次に、フレーム20に、エンド部材71、固定金具72及びエンドパッキン73を取り付ける。具体的には、フレーム20の長手方向の両端部に固定金具72をネジ止めにより固定し、次いで、フレーム20と固定金具72との間にエンドパッキン73を挿入し、その後、固定金具72からはみ出したエンドパッキン73を押しつぶしながら固定金具72を覆うようにエンド部材71を配置し、エンド部材71を光源ユニット10にネジ止めにより固定する。これにより、光源ユニット10、フレーム20、パネル30及びレンズ40を互いに固定することができる。その後、電源ユニット61を電源取付金具62にネジ止めにより固定する。
次に、エンド金具53をボディ50にネジ止めにより固定するとともに、張力止め部材81を受ける受け部材82をボディ50にネジ止めにより固定する。なお、張力止め部材81及び受け部材82の構造については後述する。
次に、光源ユニット10及び電源ユニット61等が取り付けられたフレーム20とボディ50とをネジ止めにより固定する。ここで、フレーム20とボディ50との具体的な取付方法について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、実施の形態に係る照明器具1の断面斜視図である。図9は、フレーム20とボディ50と取り付けるときの様子を説明するための図である。
図8及び図9に示すように、ボディ50は、側板部51の上端部から内側に向かって突出する突出部51aを有する。突出部51aは、側板部51の一部を折り曲げるように形成されており、一対の側板部51の各々に設けられている。
そして、フレーム20の第2側板部22(横平面部)とボディ50の突出部51aとを固定することで、フレーム20とボディ50とを固定する。具体的には、第2側板部22に設けられたネジ穴22aと突出部51aに設けられたネジ穴51a1とにネジ56をねじ込むことで、図1に示されるように、フレーム20とボディ50とがネジ56により固定される。
このように、フレーム20の第2側板部22(横平面部)とボディ50の突出部51aとを固定することで、ドライバを用いて上から下に向かってネジ56を容易に締め付けることができる。これにより、施工に必要な作業空間を照明器具1の上方にすることができるので、図4に示すように照明器具1が凹状のボックス2に収納される場合でも、フレーム20をボディ50に容易に取り付けて固定することができる。
また、図8に示すように、本実施の形態において、フレーム20の第2側板部22(横平面部)及びボディ50の突出部51aは、鉛直方向における照明器具1の中心よりも上側に位置している。
この構成により、フレーム20とボディ50との固定部を側面上方から観察することができるので、フレーム20をボディ50に挿入して取り付ける際に、フレーム20とボディ50との固定部で内部導電線が噛み込んでしまうことを抑制できる。
また、図9に示すように、本実施の形態において、エンド部材71の下方の端部には、ボディ50の側板部51の長手方向の端部に対応する位置において凹部71aが設けられている。
この構成により、エンド部材71が取り付けられたフレーム20をボディ50に取り付ける際に、エンド部材71の凹部71aがボディ50の側板部51に当たってエンド部材71がガイドされて側板部51の長手方向に端部に嵌まっていくので、フレーム20をボディ50に対して正しい位置に容易に配置することができる。
次に、張力止め部材81及び受け部材82の構造について、図10、図11、図12A、図12B、図12Cを用いて説明する。図10は、エンド部材71、固定金具72及びエンドパッキン73を外した状態における照明器具1を長手方向から見たときの図である。図11は、実施の形態に係る照明器具1における張力止め部材81及びその周辺の構造を示す図である。図12A及び図12Bは、同照明器具1における張力止め部材81及び受け部材82を組み合わせたときの斜視図である。図12Cは、張力止め部材81及び受け部材82の分解斜視図である。なお、図11では、張力止め部材81及び入力用導電線91のみを実線で示し、それ以外の部品は、破線で示している。
張力止め部材81及び受け部材82は、ボディ50の長手方向の両端部の各々に取り付けられている。図11に示すように、ボディ50の長手方向の一方の端部に取り付けられた張力止め部材81は、入力用導電線91を押さえている。
入力用導電線91は、電源電力を照明器具に入力する入力用電源電力線91aと、制御信号を照明器具1に入力する入力用制御信号線91bとを含む。入力用電源電力線91aは、電源ユニット61と電気的に接続され、入力用制御信号線91bは、光源ユニット10と電気的に接続される。入力用電源電力線91a及び入力用制御信号線91bは、例えば、芯線となる導線が絶縁被覆された1本以上のリード線によって構成されている。
なお、図示しないが、ボディ50の長手方向の他方の端部に取り付けられた張力止め部材81は、2つの照明器具1を連結する際に用いられる連結用導電線を押さえている。
張力止め部材81は、金属製の張力止め金具であり、金属板によって構成されている。図10〜図12Cに示すように、張力止め部材81は、2つの凸部81aを有する。2つの凸部81aは、金属板を折り曲げるように形成されている。2つの凸部81aの一方と受け部材82との間に入力用電源電力線91aが挟まれており、2つの凸部81aの他方と受け部材82との間に入力用制御信号線91bが挟まれている。つまり、入力用電源電力線91a及び入力用制御信号線91bは、2つの凸部81aによって受け部材82に押し付けられることで張力止め部材81と受け部材82との間に締め付けられて保持されている。
また、張力止め部材81は、張力止め部材81における2つの凸部81aの並び方向の端部に形成された係止部81bを有する。具体的には、係止部81bは、張力止め部材81における2つの凸部81aの並び方向の一方の端部のみに形成されている。張力止め部材81の係止部81bは、先端がT字形状になっている。
受け部材82は、金属製の張力止め受け側金具であり、金属板によって構成されている。受け部材82は、ボディ50にネジ止めにより固定される。図12A〜図12Cに示すように、受け部材82には、張力止め部材81の係止部81bが挿入されて係止する孔部82aが形成されている。張力止め部材81の係止部81bにおけるT字形状の先端を孔部82aに挿入して張力止め部材81を回転させることで、係止部81bを孔部82aに引っ掛けて係止させることができる。
張力止め部材81は、2つの凸部81aの間で受け部材82に固定される。具体的には、図12A〜図12Cに示すように、張力止め部材81及び受け部材82にネジ穴が形成されており、図10及び図11に示すように、このネジ穴にネジ83をねじ込むことで張力止め部材81と受け部材82とをネジ止めにより固定することができる。
このように、張力止め部材81及び受け部材82では、張力止め部材81の一方の端部に形成された係止部81bが受け部材82の孔部82aに係止されているので、張力止め部材81を受け部材82から取り外すことなく、入力用導電線91及び連結用電線を着脱させることができる。また、本実施の形態では、1つのネジ83で張力止め部材81を固定しているので、入力用導電線91及び連結用導電線を張力止め部材81に固定するときの作業工数を減らすことができる。
なお、本実施の形態では、張力止め部材81は、受け部材82に固定したが、これに限らない。例えば、受け部材82を用いることなく、張力止め部材81をボディ50に直接固定してもよい。この場合、張力止め部材81の係止部81bが係止される孔部は、ボディ50に形成され、ボディ50に形成されたネジ穴にネジ83をねじ込むことで張力止め部材81をボディ50に固定することができる。
次に、照明器具1におけるフレーム20の落下防止構造及び内部導電線92について、図13及び図14を用いて説明する。図13は、実施の形態に係る照明器具1における落下防止用のワイヤ100及び内部導電線92を説明するための図である。図14は、同照明器具1における落下防止用のワイヤ100を示す図である。なお、図13では、ボディ50を省略しているが、ボディ50の底部52を破線で示している。また、図14では、エンド金具53の貫通孔53aにケーブルパッキン54が嵌め込まれた状態を示しているが、貫通孔53aには、入力用導電線91及び連結用導電線が挿通されていてもよい。
上述のように、本実施の形態に係る照明器具1は、上側に照明光が照射されるように設置されるため、基本的には下方に落下する危険性はないが、照明器具1を方向規制なく使用されることも想定されるため、本実施の形態における照明器具1では、落下防止対策が施されている。
具体的には、図13及び図14に示すように、フレーム20とボディ50とは、ワイヤ100で接続されている。具体的には、ワイヤ100の一方端は、フレーム20に取り付けられた電源取付金具62に連結されており、ワイヤ100の他方端は、ボディ50に取り付けられたワイヤ固定部材101に連結されている。つまり、フレーム20とボディ50とは、ワイヤ100によって間接的に接続されている。ワイヤ100は、高い剛性を有する金属線等である。なお、本実施の形態では、2本のワイヤ100が用いられている。
このように、フレーム20とボディ50とをワイヤ100で接続することで、照明器具1が上下逆に設置された場合(例えば、照明光が下側に照射されるように設置された場合)でも、フレーム20がボディ50から落下することを防止することができる。
また、照明器具1は、図13に示すように、一方端が電源ユニット61及び/又は光源ユニット10に接続された内部導電線92を備える。内部導電線92は、一方端が電源ユニット61に接続され且つ他方端が入力用電源電力線91aに接続される内部電源電力線92aと、一方端が光源ユニット10に接続され且つ他方端が入力用制御信号線91bに接続される内部制御信号線92bとを含む。内部電源電力線92a及び内部制御信号線92bは、例えば、芯線となる導線が絶縁被覆された1本以上のリード線によって構成されている。
内部電源電力線92aの端部には、コネクタ92a1が設けられ、入力用電源電力線91aの端部には、コネクタ91a1が設けられている。コネクタ92a1とコネクタ91a1とが連結されることで、内部電源電力線92aと入力用電源電力線91aとが接続される。
また、内部制御信号線92bの端部には、コネクタ92b1が設けられ、入力用制御信号線91bの端部には、コネクタ91b1が設けられている。コネクタ92b1とコネクタ91b1とが連結されることで、内部制御信号線92bと入力用制御信号線91bとが接続される。
そして、本実施の形態において、ワイヤ100の長さは、入力用導電線91における張力止め部材81で押さえられている部分から内部導電線92との連結部分までの長さと内部導電線92の全長との合計の長さより短くなっている。具体的には、2本のワイヤ100の各々の長さは、入力用電源電力線91a又は入力用制御信号線91bにおける張力止め部材81で押さえられている部分から内部電源電力線92a又は内部制御信号線92bとの連結部分までの長さと内部電源電力線92a又は内部制御信号線92bの全長との合計の長さより短くなっている。
この構成により、フレーム20をボディ50に取り付ける際に、ワイヤ100に張力がかかったとしても、入力用導電線91及び内部導電線92には張力がかからないので、入力用導電線91及び内部導電線92が断線することを防止できる。これにより、入力用導電線91及び内部導電線92が断線してユーザが感電するリスクを軽減することができる。
なお、ワイヤ100の長さは、さらに内部導電線92の長さより短くなっているとよい。つまり、ワイヤ100の長さは、内部電源電力線92a又は内部制御信号線92bの長さよりも短くなっているとよい。
次に、実施の形態に係る照明器具1の配線レイアウトについて、図15を用いて説明する。図15は、実施の形態に係る照明器具1の配線レイアウトを示す模式図である。
図15に示すように、入力用導電線91は、内部導電線92に接続されている。具体的には、入力用導電線91の一つである入力用電源電力線91aと、内部導電線92の一つである内部電源電力線92aとが接続され、入力用導電線91の他の一つである入力用制御信号線91bと、内部導電線92の他の一つである内部制御信号線92bとが接続されている。
まず、電力の流れについて説明する。入力用電源電力線91aから電源電力として商用の交流電力が入力されると、その電源電力は、内部電源電力線92aを経由して分岐コネクタ94で分岐されて、各々が内部導電線92の一つである第1分岐内部電源電力線92cと第2分岐内部電源電力線92dとに分岐される。
第1分岐内部電源電力線92cの端部は、電源ユニット61に接続されているので、第1分岐内部電源電力線92cに供給される電源電力は、電源ユニット61に入力されることになる。
第1分岐内部電源電力線92cを経由して電源ユニット61に入力された電源電力は、電源ユニット61で直流電力に変換され、当該直流電力は、内部導電線92の一つである光源供給用内部電源電力線92eを経由して光源モジュール11に供給される。これにより、光源モジュール11が発光する。
光源モジュール11に供給された直流電力は、内部導電線92の一つである送り用内部電源電力線92fを経由して光源モジュール11の隣りの光源モジュール11に供給される。これにより、隣りの光源モジュール11も発光する。
また、複数の照明器具1を連結する場合は、隣り合う2つの照明器具1は、連結用導電線93によって連結される。連結用導電線93は、隣り合う2つの照明器具1の一方から他方に直流電力を供給する送り配線である連結用電源電力線93aと、隣り合う2つの照明器具1の一方から他方に制御信号線を送信する送り配線である連結用制御信号線93bとを含む。連結用電源電力線93aは、当該照明器具1から他の照明器具1に電源電力を供給する。連結用制御信号線93bは、当該照明器具1から他の照明器具1に制御信号を送信する。連結用電源電力線93a及び連結用制御信号線93bは、例えば、芯線となる導線が絶縁被覆された1本以上のリード線によって構成されている。
連結用電源電力線93aの端部には、コネクタ93a1が設けられ、第2分岐内部電源電力線92dの端部には、コネクタ92d1が設けられている。コネクタ93a1とコネクタ92d1とが連結されることで、連結用電源電力線93aと第2分岐内部電源電力線92dとが接続される。
したがって、内部電源電力線92aを経由して分岐コネクタ94で分岐されて第2分岐内部電源電力線92dに供給された直流電力は、連結用電源電力線93aを経由して、当該照明器具1に連結された隣りの照明器具1に供給される。
次に、制御信号の流れについて説明する。入力用制御信号線91bから制御信号が入力されると、その制御信号は、内部制御信号線92bを経由して光源モジュール11に送信される。これにより、制御信号にしたがって、光源モジュール11の発光状態が制御される。
光源モジュール11に供給された制御信号は、内部導電線92の一つである第1送り用内部制御信号線92gを経由して光源モジュール11の隣りの後段の光源モジュール11に送信される。これにより、後段の光源モジュール11についても制御信号にしたがって発光状態が制御される。つまり、前段と後段の2つの光源モジュール11は、同じ制御信号で制御されるので、同じように発光状態が制御される。
また、複数の照明器具1を連結する場合、隣り合う2つの照明器具1は、上記のように、連結用導電線93の一つである連結用電源電力線93aで連結されるだけではなく、連結用導電線93の他の一つである連結用制御信号線93bによっても連結される。
連結用制御信号線93bは、内部導電線92の一つである第2送り用内部制御信号線92hに連結されている。具体的には、連結用制御信号線93bの端部には、コネクタ93b1が設けられ、第2送り用内部制御信号線92hの端部には、コネクタ92h1が設けられている。コネクタ93b1とコネクタ92h1とが連結されることで、連結用制御信号線93bと第2送り用内部制御信号線92hとが接続される。
これにより、後段の光源モジュール11に供給された制御信号は、第2送り用内部制御信号線92h及び連結用制御信号線93bを経由して、連結された隣りの照明器具1に送信される。
また、入力用導電線91である入力用電源電力線91a及び入力用制御信号線91bは、照明器具1の入力部側に設けられた張力止め部材81に押さえられている。同様に、連結用導電線93である連結用電源電力線93a及び連結用制御信号線93bは、照明器具1の出力部側に設けられた張力止め部材81に押さえられている。
そして、本実施の形態では、張力止め部材81に押さえられる入力用導電線91及び連結用導電線93と、内部導電線92とは、張力止め部材81よりも内側で連結されている。
この構成により、張力止め部材81を取り外すことなく、フレーム20だけを取り外すことができる。これにより、照明器具1の修及び部品交換を容易に行うことができる。
ここで、複数の照明器具を連結する場合について、図16及び図17を用いて説明する。図16は、従来の照明器具1Xを複数連結するときの連結方法を説明するための図である。図17は、実施の形態に係る照明器具1を複数連結するときの連結方法を説明するための図である。
図16に示すように、従来の照明器具1Xを複数連結する場合、隣り合う2つの照明器具1Xのうちの一方の照明器具1Xから引き出された入力用導電線91Xを他方の照明器具1Xの内部にまで引き込み、一方の照明器具1Xから引き出された入力用導電線91Xを、他方の照明器具1Xの内部導電線92Xに結線している。
これに対して、図17に示すように、本実施の形態に係る照明器具1を複数連結する場合は、隣り合う2つの照明器具1を連結するための連結用導電線93を別途用意し、隣り合う2つの照明器具1の各々の内部で、内部導電線92と連結用導電線93とを結線している。つまり、各照明器具1の入出力部の各々で結線している。
(変形例)
以上、本発明に係る照明器具1について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、パネル30の凸部33は、側板部32に設けられていたが、これに限らない。例えば、パネル30に側板部32を設けることなく、本体部31を上に凸となるように断面円弧状に湾曲させて、本体部31の端部から内側に突出するように凸部33を設けてもよい。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 光源ユニット
20 フレーム
22 第2側板部(横平面部)
23 第3側板部(縦平面部)
24 第1凹部
30 パネル
33 凸部
40 レンズ
50 ボディ
51 側板部
51a 突出部
61 電源ユニット
71 エンド部材
71a 凹部
81 張力止め部材
81a 凸部
81b 係止部
82 受け部材
82a 孔部
91 入力用導電線(導電線)
91a 入力用電源電力線(導電線)
91b 入力用制御信号線(導電線)
92 内部導電線
92a 内部電源電力線(内部導電線)
92b 内部制御信号線(内部導電線)
92c 第1分岐内部電源電力線(内部導電線)
92d 第2分岐内部電源電力線(内部導電線)
92e 光源供給用内部電源電力線(内部導電線)
92f 送り用内部電源電力線(内部導電線)
92g 第1送り用内部制御信号線(内部導電線)
92h 第2送り用内部制御信号線(内部導電線)
93 連結用導電線(導電線)
93a 連結用電源電力線(導電線)
93b 連結用制御信号線(導電線)
100 ワイヤ

Claims (15)

  1. 上側に照明光が照射されるように設置される照明器具であって、
    光源ユニットと、
    前記光源ユニットを保持するフレームと、
    前記フレームに固定される透光性を有するパネルと、を備え、
    前記パネルは、当該パネルの前記光源ユニット側において、内側に向けて突出する凸部を有し、
    前記フレームは、前記凸部が挿入される凹部を有する、
    照明器具。
  2. さらに、前記光源ユニットと前記パネルとの間に配置されるレンズを有し、
    前記凹部及び前記凸部は、前記レンズと前記光源ユニットとの間に位置している、
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記凹部と前記凸部とが近接する面は、少なくとも2つ以上である、
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. さらに、前記フレームを下方から支持するボディを有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記フレームは、前記凹部よりも下側で段差状に形成された段差部を有し、
    前記段差部は、前記凹部の直下の位置から横方向外側に広がる横平面部と、前記横平面部の外側端部から下側に延在する縦平面部とを有し、
    前記縦平面部は、前記ボディの側板部を外側から覆っている、
    請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記ボディは、前記側板部の上端部から内側に向かって突出する突出部を有し、
    前記横平面部と前記突出部とを固定することで前記フレームと前記ボディとが固定されている、
    請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記横平面部及び前記突出部は、鉛直方向における前記照明器具の中心よりも上側に位置している、
    請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記フレーム及び前記ボディは、長尺状であり、
    さらに、前記フレームの長手方向の端部に取り付けられたエンド部材を備え、
    前記エンド部材の下方の端部には、前記ボディの前記側板部の長手方向の端部に対応する位置において凹部が設けられている、
    請求項5〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. さらに、電源ユニット及び/又は前記光源ユニットと電気的に接続される導電線と、前記ボディに取り付けられ、前記導電線を押さえる張力止め部材と、を備える、
    請求項4〜8のいずれか1項に記載の照明器具。
  10. 前記張力止め部材は、2つの凸部を有し、
    前記張力止め部材は、前記2つの凸部の間で前記張力止め部材を受ける受け部材又は前記ボディと固定され、
    前記張力止め部材は、前記受け部材又は前記ボディに形成された孔部に係止される係止部を有し、
    前記係止部は、前記張力止め部材における前記2つの凸部の並び方向の端部に形成されている、
    請求項9に記載の照明器具。
  11. さらに、一方端が前記電源ユニット及び/又は前記光源ユニットに接続された内部導電線を備え、
    前記張力止め部材に押さえられる前記導電線は、電源電力を前記照明器具に入力する入力用電源電力線、制御信号を前記照明器具に入力する入力用制御信号線、前記電源電力を前記照明器具から他の照明器具に供給する連結用電源電力線、及び、前記制御信号を前記照明器具から他の照明器具に送信する連結用制御信号線の少なくとも一つであり、
    前記張力止め部材に押さえられる前記導電線と前記内部導電線とは、前記張力止め部材よりも内側で連結されている、
    請求項9又は10に記載の照明器具。
  12. 前記フレームと前記ボディとは、ワイヤで接続され、
    前記ワイヤの長さは、前記導電線における前記張力止め部材で押さえられている部分から前記内部導電線との連結部分までの長さと前記内部導電線の全長との合計の長さより短い、
    請求項11に記載の照明器具。
  13. さらに、前記光源ユニットに電力を供給する電源ユニットを備え、
    前記電源ユニットは、前記光源ユニットの下方で取り付けられている、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の照明器具。
  14. 前記電源ユニットと前記光源ユニットは、隙間をあけて配置されている、
    請求項13に記載の照明器具。
  15. 前記隙間には、前記電源ユニット及び/又は前記光源ユニットに接続される導電線が配置されている、
    請求項14に記載の照明器具。
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