JP2021189761A - 算出装置、算出システム、プログラムおよび算出方法 - Google Patents

算出装置、算出システム、プログラムおよび算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ケア対象者とケア実行者との相性を把握できる算出装置を提供する。【解決手段】ケアサポートシステムにおいて、算出装置の一種である管理サーバの制御部21は、ケア対象者へのケア実行情報またはケア実行者毎のケアの実績データを取得する取得部211と、満取得したケア実行情報またはケアの実績データに基づいて、各ケア実行者が施したケアに対する各ケア対象者の満足度指標を算出する足度算出部212と、算出した満足度指標に基づいて、各ケア対象者と各ケア実行者との相性指標を算出する相性算出部213と、算出した相性指標に基づいて、ケア対象者80各々のケアに適する少なくとも一人のケア実行者を選定する選定部214と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、算出装置、算出システム、プログラムおよび算出方法に関する。
我が国は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上や、衛生環境の改善、医療水準の向上等によって、長寿命化が顕著になっている。これにより、出生率の低下と相まって、総人口に対する65歳以上の人口の割合である高齢化率が21%を超える超高齢社会になっている。このような超高齢社会では、病気や怪我、高齢等によって看護や介護等を必要とする看護対象者や介護対象者等(以下「ケア対象者」と呼ぶ)が多く存在する。
このようなケア対象者は、たとえば、病院や老人福祉施設等のケア施設に入所し、看護や介護等のケアを受ける。ケア施設では、看護師や介護士等(以下「ケア実行者」と呼ぶ)がケア対象者のケアを行う。ケア施設におけるケア対象者の満足度は、物理的な要素だけでなく、対人的な要素にも左右される(たとえば、特許文献1)。
特開2018−5455号公報
したがって、ケア施設におけるケア対象者の満足度を高めるため、対人的な要素を考慮してケア対象者のケアを行うことが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ケア対象者とケア実行者との相性を把握することが可能な算出装置、算出システム、プログラムおよび算出方法を提供することを目的とする。
本発明の上記の目的は、下記の手段によって達成される。
(1)センサーから得られる測定情報を取得する取得部と、前記測定情報に基づき、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出する相性算出部とを備える算出装置。
(2)前記相性算出部は、複数の前記ケア実行者各々と複数の前記対象者各々との前記相性指標を算出する、上記(1)に記載の算出装置。
(3)前記相性指標に基づいて、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定する選定部をさらに有する、上記(2)に記載の算出装置。
(4)前記選定部では、予め規定した前記相性指標の閾値と、前記相性算出部で算出された前記相性指標とを比較することにより、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定する、上記(3)に記載の算出装置。
(5)前記測定情報から、前記ケア実行者の前記ケアに対する前記対象者の満足度に関連する満足度指標を算出する満足度算出部をさらに有し、前記相性算出部は、前記満足度指標に基づいて前記相性指標を算出する、上記(2)〜(4)のいずれかに記載の算出装置。
(6)前記相性算出部は、前記対象者毎に前記満足度指標を基準化することにより前記相性指標を算出する、上記(5)に記載の算出装置。
(7)前記満足度算出部は、前記ケア実行者が前記対象者に施した前記ケアの後の前記対象者のケアコールに関する情報に関連付けて前記満足度指標を算出する、上記(5)または(6)に記載の算出装置。
(8)前記対象者の動きを検知する検知部と、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の算出装置とを備えた、算出システム。
(9)センサーから測定情報を取得するステップ(a)と、前記測定情報に基づいて、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出するステップ(b)とを含む処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
(10)前記ステップ(b)では、複数の前記ケア実行者各々と複数の前記対象者各々との前記相性指標を算出する、上記(9)に記載のプログラム。
(11)前記相性指標に基づいて、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定するステップ(c)を更に含む、上記(10)に記載のプログラム。
(12)前記ステップ(c)では、予め規定した前記相性指標の閾値と、前記ステップ(b)で算出された前記相性指標とを比較することにより、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を出力する、上記(11)に記載のプログラム。
(13)前記測定情報から、前記ケア実行者の前記ケアに対する前記対象者の満足度に関連する満足度指標を算出するステップ(d)をさらに含み、前記ステップ(b)では、前記満足度指標に基づいて、前記相性指標を算出する、上記(10)〜(12)のいずれかに記載のプログラム。
(14)前記ステップ(b)では、前記対象者毎に前記満足度指標を基準化することにより前記相性指標を算出する、上記(13)に記載のプログラム。
(15)前記ステップ(d)では、前記ケア実行者が前記対象者に施した前記ケアの後の前記対象者のケアコールに関する情報に関連付けて前記満足度指標を算出する、上記(13)または(14)に記載のプログラム。
(16)センサーから測定情報を取得するステップ(a)と、前記測定情報に基づいて、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出するステップ(b)とを含む算出方法。
本発明によれば、ケア実行者と対象者との相性に関連する相性指標が算出される。即ち、ケア実行者とケア対象者との相性を把握することができる。これにより、たとえば、比較的相性の良いケア実行者がケア対象者にケアを施すことが可能となり、ケア施設におけるケア対象者の満足度を高めることができる。
ケアサポートシステムの全体構成を示す図である。 ケア対象者の部屋のベッド周辺に設置された検知部の例を示す図である。 検知部の概略構成を示すブロック図である。 管理サーバーの概略構成を示すブロック図である。 携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 管理サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。 満足度指標の一例について説明するための図である。 図7に示した満足度指標に基づいて算出された相性指標の一例を表す図である。 管理サーバーの処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
なお、本明細書において、ケアを受ける対象者であるケア対象者には、異常状態等の所定の不都合な事象がその者に生じた場合に、その発見を必要としている者が広く含まれ、たとえば、要介護者、患者、および要支援者を含む。ケアの種類には、ケア対象者に対してケア実行者が行うケアを広く含み、たとえば排泄ケア、入浴ケア、食事ケア、移動ケア、見守りケア、見回りケア、寝返りケア、および介護記録の作成のほか、食事の準備や掃除などの生活介助を含む。
(ケアサポートシステム)
図1は本発明の一実施形態に係るケアサポートシステム1の構成を示す図である。ケアサポートシステム1は、少なくとも一つの検知部10、管理サーバー20、固定端末30、少なくとも一つの携帯端末40を備える。これらは、有線または無線によって、LAN(Local Area Network)、電話網またはデータ通信網等の網(ネットワーク、通信回線)50を介して、相互に通信可能に接続される。ネットワーク50は、通信信号を中継するリピーター、ブリッジ、ルーターまたはクロスコネクト等の、中継機を備えてもよい。図1に示す例では、検知部10、管理サーバー20、固定端末30および携帯端末40は、アクセスポイント51を含む無線LAN(たとえばIEEE802.11規格に従ったLAN等)のネットワーク50によって、相互に通信可能に接続されている。ここでは、ケアサポートシステム1が本発明の算出システムの一具体例に対応し、検知部10および携帯端末40が本発明のセンサーの一具体例に対応する。
ケアサポートシステム1は、たとえば、病院、老人福祉施設および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、ケアサポートシステム1は、複数のケア対象者80が入居する複数の居室、およびケアステーション(ナースステーション)等の、複数の部屋を備える施設の建物に配置されている。
検知部10は、ケア対象者80の観察領域である、各フロア(フロアA〜C)の居室にそれぞれ配置される。図1に示す例では、フロアAにおいて、4つの検知部10がケア対象者80であるaさん、bさん、cさん、およびdさんの居室にそれぞれ配置されている。なお、図示は省略するが、その他のフロアにおいても、複数の検知部10が、ケア対象者80の居室にそれぞれ配置されている。ケア実行者であるユーザーu001、u002、u003はそれぞれ携帯端末40を携帯している。管理サーバー20はネットワーク50に接続されている外部のサーバーであってもよい。また、固定端末30を省略し、管理サーバー20または携帯端末40がその機能を有してもよい。ここでは、ケア対象者80が本発明の対象者の一具体例に対応し、ユーザーu001、u002、u003が本発明のケア実行者の一具体例に対応する。
次に、各構成の詳細について説明する。
(検知部)
図2は検知部10の設置例を表す図であり、図3は検知部10の概略構成を示すブロック図である。検知部10は、たとえば、ケア対象者80の部屋のベッド90周辺に設置されている(図2)。検知部10は、制御部11、通信部12、カメラ13、およびケアコール部14を含み、これらの構成要素はバスによって、相互に接続されている(図3)。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、およびRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などのメモリにより構成され、プログラムにしたがって検知部10の各部の制御および演算処理を行う。
通信部12は、ネットワーク50を介して、たとえば、管理サーバー20、固定端末30、および携帯端末40を含む他の装置と通信するためのインターフェースであり、たとえばLANカードであり得る。
カメラ13は、たとえば居室の天井、または壁の上部に配置され、観察領域としてケア対象者80のベッド90を含む領域を撮影し、撮影画像(画像データ)を出力する。この撮影画像には、静止画および動画が含まれる。カメラ13は、たとえば可視光カメラまたは近赤外線カメラであり得る。以下、カメラ13により撮影された撮影画像を、単に「撮影画像」とも称する。
制御部11は、撮影画像から、ケア対象者80の行動を認識する。この認識する行動には、たとえば、起床、離床、転倒、転落、歩行、および外出が含まれる。
制御部11は、複数の撮影画像(たとえば動画像)から画像のシルエット(以下、「人シルエット」と称する)を検知する。人シルエットは、たとえば、撮影時刻が前後する画像を差分する時間差分により差分が相対的に大きい画素の範囲を抽出することで検知され得る。人シルエットは、撮影画像から背景画像を差分する背景差分法により検知されてもよい。ケア対象者80の行動は、人シルエットに基づいて認識されるケア対象者80の姿勢(たとえば、立位、座位、および臥位)の時間的変化、およびベッド90などの居室内の設置物との相対的な位置関係から検知され得る。制御部11は、所定の行動を検知した場合、検知された所定の行動、検知部10を特定するユニークなID(たとえばMACアドレス)、および検知時刻を含む情報(以下、「センサー送信情報」と称する)を、通信部12を介して管理サーバー20へ送信する。所定の行動には、たとえばケア対象者80の起床、離床、歩行、および外出等が含まれる。センサー送信情報は、所定の行動が検知されている間、一定の時間間隔で繰り返し送信され得る。
制御部11は、撮影画像から、ケア実行者によるケアの実行を検知し得る。制御部11は、たとえば次のようにケア実行者によるケアの実行を検出し得る。検知されていた2人分のシルエットがトイレに接近して消えたこと等により、居室内のトイレに2人が入ったことを検出することで、排泄ケアの開始を認識し得る。制御部11は、検知されなくなった2人分のシルエットがトイレ付近から再検知されたこと等により、居室内のトイレから2人が出たことを検出することで、排泄ケアの終了を認識し得る。なお、ケア実行者による排泄ケアの実行は、たとえば、携帯端末40が有するビーコン(beacon)の機能を利用して、ケア実行者の、ケア対象者80の居室内のトイレへの入出を検知することで、検知されてもよい。制御部11は、検知したケア実行者によるケアの実行を、ケア実行情報として通信部12を介して管理サーバー20へ送信する。ケア実行情報には、検知部10を特定するユニークなID、ケア実行者(またはケア実行者を特定するユニークなID)、ケアの種類、ケアを開始した時刻およびケアを終了した時刻が含まれ得る。検知部10を特定するユニークなID、およびケア対象者80は、予め制御部11に記憶され得る。ケア実行者は、撮影画像を用いた公知の画像認識技術により検知され得る。
なお、後述するように、携帯端末40によりケア実行者によるケアの実行が検知される場合、たとえば、携帯端末40を特定するユニークなID(たとえば携帯端末40の番号)、ケア対象者80、ケアの種類、ケアを開始した時刻およびケアを終了した時刻が含まれるケア実行情報が携帯端末40から管理サーバー20へ送信される。ケア対象者80は、上述したビーコンの機能を利用する際に携帯端末40により受信される、ケア対象者80の居室内のトイレに設置された発信機から発信される信号に含まれる発信器を特定する情報に基づいて、携帯端末40により検知され得る。
また、後述するように、ケア実行者は、ケアを行う際に、携帯する携帯端末40に、ケア対象者80、ならびにケアを開始する旨およびケアを終了する旨を入力し得る。これにより、携帯端末40から管理サーバー20へ、携帯端末40を特定するユニークなID(たとえば携帯端末40の番号)、ケア対象者80、ケアの種類、ならびにケアを開始した時刻およびケアを終了した時刻、を含むケア実行情報が送信されることで、ケア実行者によりケア対象者80へのケアの実行がされたことが通知される。携帯端末40から管理サーバー20へ送信されるケア実行情報は、ケア記録(介護記録)であってもよい。
なお、ケア対象者80の所定の行動の検知、およびケア対象者80のケアの実行の検知は、管理サーバー20により行われてもよい。この場合、制御部11は、管理サーバー20へ撮影画像の送信を行う。
ケアコール部14は、押しボタン式のスイッチを含み、スイッチがケア対象者80によって押されることでケアコールを検知する。押しボタン式のスイッチに換えて、音声マイクによりケアコールを検知してもよい。ケアコール部14は、ケアコール部14のスイッチが押されることでケアコールを検知した場合、ケアコール部14を特定するユニークなID(たとえばMACアドレス)、および検知時刻を含む情報(以下、「ケアコール情報」と称する)を、ケアコールとして、通信部12を介して管理サーバー20へ送信する。なお、ケアコール部14は、携帯端末40との音声通話用のマイクおよびスピーカーを含んでいてもよい。
検知部10は、ベッド90に対してマイクロ波を送受信してケア対象者80の体動(たとえば、呼吸動)によって生じたマイクロ波のドップラシフトを検出するドップラシフト方式の体動センサーを、さらに含んでいてもよい。この体動センサーにより、ケア対象者80の呼吸動作に伴う胸部の体動(胸部の上下動)を検出し、その胸部の体動における周期の乱れ、および予め設定された閾値以下である胸部の体動における振幅を検知すると、微体動異常であると認識する。この微体動異常は、たとえば、センサー送信情報として管理サーバー20に送信される。
センサー送信情報に含まれる所定の行動、およびケアコール情報によるケアコールは、ケア対象者80のイベントを構成する。以下、イベントに関する情報を、「イベント情報」と称する。
(管理サーバー)
図4は、管理サーバー20の概略構成を示すブロック図である。管理サーバー20は、制御部21、通信部22、および記憶部23を含んでいる。制御部21および通信部22の基本構成は、検知部10の制御部11および通信部12と同様である。各構成要素は、バスによって、相互に接続されている。ここでは、この管理サーバー20が、本発明の算出装置の一具体例に対応する。
管理サーバー20は、センサー送信情報およびケアコール情報等を検知部10から受信したとき、所定の場合に、固定端末30および携帯端末40に通知を行う。管理サーバー20は、たとえば、通信機能を有するコンピューターによって、構成されている。管理サーバー20は、検知部10が配置された建物と同じ建物内に設けられていてもよく、あるいは、検知部10が配置された建物から離れた場所に設けられていてもよい。管理サーバー20は、インターネット等のネットワーク上に配置された複数のサーバーによって仮想的に構成されるクラウドサーバーであってもよい。
制御部21は、センサー送信情報に基づいて、イベント情報として、イベント名、ケア対象者、ならびにイベントの開始時間および終了時間を特定する。イベント名は、検知された所定の行動から特定される。ケア対象者80は、検知部10を特定するユニークなIDから、当該IDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブルが参照されることで特定される。当該テーブルはあらかじめ記憶部23に記憶されている。イベントの開始時刻および終了時刻は、当該イベントに関するセンサー送信情報の受信開始時刻、および当該センサー送信情報が受信されなくなった時刻としてそれぞれ特定され得る。
制御部21は、ケアコール情報に基づいて、イベント情報として、イベント名、ケア対象者、ならびにイベントの開始時刻および終了時刻を特定する。イベント名はケアコール情報の受信によりケアコールと特定される。ケア対象者80は、ケアコール部14を特定するユニークなIDから、当該IDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブルが参照されることで特定される。当該テーブルはあらかじめ記憶部23に記憶されている。イベントの開始時刻および終了時刻は、ケアコール情報の受信開始時刻および受信終了時刻(ケアコール解除時刻)としてそれぞれ特定される。
制御部21は、1つのイベントに関するセンサー送信情報またはケアコール情報を最初に受信したときに、センサー送信情報またはケアコール情報に基づいて特定したイベント情報を、携帯端末40または固定端末30へ送信することでイベントの発生を通知する。
制御部21は、検知部10および携帯端末40からケア実行情報を受信する。ここでは、ケア実行情報が本発明の測定情報の一具体例に対応する。制御部21は、このケア実行情報に基づいて、ケア実行者(ユーザーu001,u002,u003)毎にケアの実績データを記憶部23に記憶させる。このケアの実績データは、たとえば、ケア対象者80、ケアの種類、ケアの回数、ケア開始時刻、ケア終了時刻およびケア時間等に関する情報を含んでいる。ケアの実績データには、ケア実行者がセンサー送信情報およびケアコール情報のどちらに応じてケアを施したのかについての情報が含まれていてもよい。
制御部21のより具体的な機能構成については、後述する。
記憶部23は、各種プログラムおよび各種データを記憶する。記憶部23は、作業領域として一時的に各種プログラムおよび各種データを記憶してもよい。この記憶部23は、ROM、RAM、またはハードディスク等により構成されている。
記憶部23には、検知部10を特定するユニークなIDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブル、携帯端末40を特定するユニークなID(たとえば携帯端末40の番号)とケア対象者80との対応関係が記録されたテーブル、ケアコール部14を特定するユニークなIDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブル、ケア実行者を識別するための情報とケア実行者とを対応づけたテーブル、および対象者に関する情報を含む各種データが記憶されている。
また、記憶部23には、ケア実行者がケア対象者80に施したケアの実績データが記憶されている。このケアの実績データは、たとえば、検知部10および携帯端末40からケア実行情報を受信する度、記憶される。記憶部23には、たとえば、センサー送信情報およびケアコール情報に基づいて特定された情報が記憶されていてもよい。これらの情報は、ケアの実績データに紐づけられて記憶部23に記憶されていてもよい。
(固定端末)
固定端末30は、PC(Personal Computer)であり、CPU、RAM、ROM、HDD、表示部、通信部、および入力部等を備える。入力部は、管理者による各種情報の操作入力を受け付ける。管理サーバー20の記憶部23に記憶される、検知部10を特定するユニークなIDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブルは、入力部から入力されることで、管理サーバー20へ送信され、記憶部23に記憶され得る。同様に、携帯端末40を特定するユニークなIDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブル、およびケアコール部14を特定するユニークなIDとケア対象者80との対応関係が登録されたテーブルも、入力部から入力されることで、管理サーバー20へ送信され、記憶部23に記憶され得る。同様に、ケア実行者を識別するための情報とケア実行者とを対応づけたテーブルも、入力部から入力されることで、管理サーバー20へ送信され、記憶部23に記憶され得る。表示部には、たとえば、管理サーバー20で選出されたケア実行者が、各ケア対象者80に対応づけられて表示される。
(携帯端末)
図5は、携帯端末40の概略構成を示すブロック図である。携帯端末40は、制御部41、無線通信部42、表示部43、入力部44,音声入出力部45、および位置検知部46を備え、これらはバスにより相互に接続される。携帯端末40は、たとえば、タブレット型コンピューター、スマートフォンまたは携帯電話等の、ケア実行者により携帯可能な通信端末機器によって構成できる。制御部41の基本構成は、検知部10の制御部11と同様であるため、詳細な説明を省略する。
無線通信部42は、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)などの規格による無線通信を行う機能を有し、アクセスポイント51を経由して、または直接に各装置と無線通信する。
表示部43、および入力部44は、タッチパネルであり、液晶などで構成される表示部43の表示面に、入力部44としてのタッチセンサーが設けられる。表示部43、入力部44によって、ケア実行者に対して、ケアをこれから実行しようとするケア対象者80、ケアの内容、ならびにケアを開始する旨およびケアを終了する旨を入力するための画面を含む各種操作画面を表示したり、操作画面を通じて各種の操作を受け付ける。制御部41は、ケア実行情報の入力を受け付ける操作画面においてケア実行情報が入力されると、携帯端末40を特定するユニークなID、ケア対象者80、ケアの種類、ならびにケアを開始した時間およびケアを終了した時間、を含むケア実行情報を、無線通信部42により管理サーバー20へ送信する。これにより、ケア実行者によりケア対象者80へのケアの実行がされたことが通知される。なお、ケア対象者80に代えて、位置検知部46により検知されたケア実行者の現在位置が管理サーバー20へ送信されてもよい。ケア実行者の現在位置が管理サーバー20へ送信されることにより、管理サーバー20によりケア実行者の現在位置に対応する施設内の領域が特定され、特定された領域を居室とするケア対象者80が特定される。
音声入出力部45は、たとえばスピーカーとマイクであり、無線通信部42を介して他の携帯端末40との間でケア実行者相互間の音声通話を可能にする。また、音声入出力部45は、無線通信部42を介して検知部10との間で音声通話を可能にする機能を有し得る。
位置検知部46は、たとえば、ビーコンの機能またはGPS機能を有し、携帯端末40を携帯するケア実行者の現在位置を検知する。位置検知部46は、ICタグ機能を有し、各部屋に設けたRFIDリーダーで読み取ることにより、ケア実行者の現在位置を検知してもよい。
(管理サーバーの制御部)
ここで、管理サーバー20の制御部21の機能構成について説明する。
図6は、管理サーバー20の制御部の機能構成を示すブロック図である。制御部21は、プログラムを読み込んで処理を実行することによって、取得部211、満足度算出部212、相性算出部213および選定部214として機能する。
取得部211は、検知部10および携帯端末40からケア実行情報を取得する。取得部211は、各ケア実行者のケアの実績データを取得してもよい。ケア実行情報およびケアの実績データは、たとえば、管理サーバー20の記憶部23に記憶されている。取得部211は、記憶部23ではなく、ネットワーク50および通信部22を介して、外部装置からケア実行情報またはケアの実績データを取得してもよい。
満足度算出部212は、取得部211で取得されたケア実行情報またはケアの実績データから、ケア実行者が施したケアに対する各ケア対象者80の満足度に関連する満足度指標を算出する。満足度指標は、たとえば、施されたケアに対するケア対象者80の反応に関連付けて算出することができる。たとえば、施されたケアに対してケア対象者80が満足しなかったときの反応として、ケアの再要求が挙げられる。したがって、満足度指標は、たとえば、ケアが施された後のケア対象者のケアコールに関する情報に関連付けて算出することができる。このケアコールに関する情報は、たとえば、ケアの再コール率である。ケアの再コール率は、ケア実行者がケア対象者80にケアを施した後、短期間の間に再びこのケア対象者80からケアコールが送信された割合を表す。短期間とは、たとえば、1分〜10分程度である。再コール率は、記憶部23等に記憶されたデータから満足度算出部212が算出してもよく、あるいは、予め算出された再コール率の情報を満足度算出部212が取得してもよい。
図7は、再コール率に関連付けて算出された満足度指標の一例を表している。この満足度指標は、ユーザーu001、u002、u003各々のケアに対するケア対象者aさん、bさん、cさん各々の満足度を表している。たとえば、ユーザーu001、u002、u003各々のケアに対するケア対象者aさんの満足度指標は、0.8、0.5、0.6である。たとえば、ユーザーu001がケア対象者aさんに施した5回のケアのうち、4回について、ケア後5分以内にケア対象者aさんからケアコールが送信されたとき、満足度指標が0.8と算出される。即ち、図7に示した例では、満足度指標の値が大きい程、ケア対象者80の満足度が低いと判断できる。
相性算出部213は、満足度算出部212で算出された満足度指標に基づいて、ケア実行者とケア対象者80との相性に関連する相性指標を算出する。相性算出部213は、たとえば、複数のケア実行者各々と複数のケア対象者80各々との相性指標を算出する。相性算出部213では、ケア対象者80個々の特性に起因するケア対象者80間の満足度指標の偏りが緩和されることが好ましい。これにより、複数のケア対象者80各々に対して相性の良いケア実行者を容易に把握することが可能となる。たとえば、ケア対象者80毎に満足度指標を基準化することにより相性指標を算出することができる。
図8は、図7に示した満足度指標に基づいて算出された相性指標の一例を表している。この相性指標は、再コール率に関連付けて算出された満足度指標をケア対象者80毎に基準化したものである。これにより、比較的再コールの多いケア対象者80と比較的再コールの少ないケア対象者80との間での満足度指標の偏りが緩和され、複数のケア対象者80各々に対して相性の良いケア実行者を容易に把握することができる。
図8に示した例では、相性指標の値が大きい程、ケア対象者とケア実行者との相性が悪いと判断できる。たとえば、比較的大きな値の相性指標としては、ユーザーu001に対するケア対象者aさんの相性指標(相性指標1.091)、ユーザーu003に対するケア対象者bさんの相性指標(相性指標1.091)、ユーザーu001に対するケア対象者cさんの相性指標(相性指標1.141)が挙げられる。したがって、図8から、ケア対象者aさんに対しては、比較的ユーザーu002、u003の相性が良く、ケア対象者bさんに対しては、比較的ユーザーu001、u002の相性が良く、ケア対象者cさんに対しては、比較的ユーザーu002、u003の相性が良いことが容易に把握される。
選定部214は、相性算出部213で算出された相性指標に基づいて、各々のケア対象者80のケアに適する少なくとも一人のケア実行者を選定する。選定部214は、たとえば、予め規定された相性指標の閾値と、相性算出部213で算出された相性指標とを比較することにより、各々のケア対象者80のケアに適するケア実行者を選定する。相性指標の閾値は、たとえば、記憶部23に記憶されている。相性指標の閾値は、携帯端末40の入力部44から入力されてもよく、あるいは、管理サーバー20の通信部22およびネットワーク50を介して外部から入力されてもよい。たとえば、相性算出部213により図8の相性指標が算出されたとき、選定部214は、これらと、予め入力された相性指標の閾値1.0とを比較する。選定部214は、この比較により、たとえば、ケア対象者aさんに対してはユーザーu002、u003の少なくとも一方を選定し、ケア対象者bさんに対してはユーザーu001、u002の少なくとも一方を選定し、ケア対象者cさんに対してはユーザーu002、u003の少なくとも一方を選定する。
各ケア対象者80について選定部214により選定されたケア実行者に関する情報は、たとえば、通信部22を介して固定端末30に送信され、出力される。固定端末30では、たとえば、表示部に各ケア対象者80について選定されたケア実行者に関する情報が表示される。
(管理サーバーの処理手順)
図9は、管理サーバー20の処理の手順を示すフローチャートである。図9のフローチャートに示すアルゴリズムは、管理サーバー20の記憶部23にプログラムとして記憶されており、制御部21によって実行される。
まず、制御部21は、取得部211として、記憶部23等からケア実行情報またはケア実行者毎のケアの実績データを取得する(ステップS101)。
次に、制御部21は、満足度算出部212として、ステップS101で取得したケア実行情報またはケアの実績データに基づいて、各ケア実行者が施したケアに対する各ケア対象者80の満足度指標を算出する(ステップS102)。
続いて、制御部21は、相性算出部213として、ステップS102で算出した満足度指標に基づいて、各ケア対象者80と各ケア実行者との相性指標を算出する(ステップS103)。
続いて、制御部21は、選定部214として、ステップS103で算出した相性指標に基づいて、ケア対象者80各々のケアに適する少なくとも一人のケア実行者を選定する(ステップS104)。
続いて、制御部21は、ステップS104で選定されたケア実行者に関する情報、換言すれば、各ケア対象者80のケアに適するケア実行者に関する情報を出力する(ステップS105)。たとえば、固定端末30の表示部に、相性の良いケア対象者80とケア実行者との組み合わせが表示されることにより出力が行われる。この後、制御部21は処理を終了する。
制御部21は、たとえば、一定期間毎に、この処理を繰り返す。即ち、検知部10および携帯端末40から蓄積されていくケアの実績データに応じて、満足度指標、相性指標および選定されるケア実行者に関する情報が更新される。制御部21は、たとえば、24時間毎に、上記の処理を繰り返してもよい。
(管理サーバーおよびケアサポートシステムの作用効果)
本実施形態の管理サーバー20およびケアサポートシステム1では、ケア対象者80とケア実行者との相性に関連する相性指標が算出される。これにより、ケア対象者80とケア実行者との相性を容易に把握することができる。これにより、比較的相性の良いケア実行者がケア対象者80にケアを施すことが可能となり、ケア施設におけるケア対象者80の満足度を高めることができる。以下、この作用効果について詳細に説明する。
たとえば、ケア実行者とケア対象者との相性を把握する方法として、アンケート調査等の方法を考え得る。しかし、ケア実行者およびケア対象者がアンケート調査を意識すると、忖度および感情等の影響を受け、現実的な相性を把握することが困難であった。また、高頻度でのアンケート調査は現実的でなく、ケア実行者とケア対象者との関係が変化しても、この変化を把握することは困難であった。
これに対し、管理サーバー20およびケアサポートシステム1では、ケア実行者がケア対象者に施したケアの実績データに基づいて満足度指標が算出され、さらに、この満足度指標に基づいて相性指標が算出される。これにより、アンケート調査に比べて、忖度および感情等の影響を受けにくく、より日常的なケア実行者およびケア対象者の関係を評価することができる。したがって、ケア対象者80に対して相性の良いケア実行者を選定し、ケアを行うことが可能となる。
また、ケアの実績データは、検知部10および携帯端末40からケア実行情報を受信することにより、自動的に蓄積される。これにより、満足度指標および相性指標に関する情報を高頻度で更新することができ、ケア実行者とケア対象者との関係の変化にも柔軟に対応することが可能となる。
以上のように、管理サーバー20およびケアサポートシステム1では、ケア実行者とケア対象者80との相性を表す相性指標が算出される。即ち、ユーザーu001,u002,u003と、ケア対象者80各々との相性を把握することができる。これにより、たとえば、ユーザーu001,u002,u003のうち、比較的相性の良いケア実行者がケア対象者80にケアを施すことが可能となり、ケア施設におけるケア対象者80の満足度を高めることができる。
また、管理サーバー20およびケアサポートシステム1では、相性指標に基づいて、ケア対象者80のケアに適する少なくとも一人のケア実行者を選定する。これにより、ケア対象者80各々と相性の良いケア実行者が容易に把握され、複数のケア対象者80各々の満足度を高めることが可能となる。
また、ケアの実績データは、たとえば、検知部10および携帯端末40からケア実行情報を受信する度、自動的に蓄積されていく。したがって、高頻度で満足度指標および相性指標に関する情報を更新することが可能となる。
また、満足度指標は、たとえば、ケア後のケアコールに関する情報に関連付けて算出される。これにより、ケア実行者のケアに対するケア対象者80の満足度を客観的に評価することが可能となる。
また、相性指標は、たとえば、満足度指標をケア対象者80毎に基準化することにより算出される。これにより、各ケア対象者80個々の特性に起因する満足度指標の偏りが緩和され、複数のケア対象者80各々に対して相性の良いケア実行者を容易に把握することができる。
以上に説明したケアサポートシステム1の構成は、上述の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上述の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的なケアサポートシステムが備える構成を排除するものではない。
たとえば、管理サーバー20が有する機能を、検知部10が備えるようにしてもよい。
また、検知部10、管理サーバー20、および携帯端末40は、それぞれ複数の装置により構成されてもよく、いずれか複数の装置が単一の装置として構成されてもよい。
また、上述したフローチャートは、一部のステップを省略してもよく、他のステップが追加されてもよい。また各ステップの一部は同時に実行されてもよく、一つのステップが複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述したケアサポートシステム1における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、USBメモリやDVD(Digital Versatile Disc)−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、一機能としてその検出部等の装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 ケアサポートシステム、
10 検出部、
11 制御部、
12 通信部、
13 カメラ、
14 ケアコール部、
20 管理サーバー、
21 制御部、
211 取得部、
212 満足度算出部、
213 相性算出部、
214 選定部、
22 通信部、
23 記憶部、
30 固定端末、
40 携帯端末、
41 制御部、
42 無線通信部、
43 表示部、
44 入力部、
45 音声入出力部、
46 位置検知部、
50 ネットワーク、
51 アクセスポイント。

Claims (16)

  1. センサーから得られる測定情報を取得する取得部と、
    前記測定情報に基づき、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出する相性算出部と
    を備える算出装置。
  2. 前記相性算出部は、複数の前記ケア実行者各々と複数の前記対象者各々との前記相性指標を算出する、請求項1に記載の算出装置。
  3. 前記相性指標に基づいて、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定する選定部をさらに有する、請求項2に記載の算出装置。
  4. 前記選定部では、予め規定した前記相性指標の閾値と、前記相性算出部で算出された前記相性指標とを比較することにより、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定する、請求項3に記載の算出装置。
  5. 前記測定情報から、前記ケア実行者の前記ケアに対する前記対象者の満足度に関連する満足度指標を算出する満足度算出部をさらに有し、
    前記相性算出部は、前記満足度指標に基づいて前記相性指標を算出する、請求項2〜4のいずれかに記載の算出装置。
  6. 前記相性算出部は、前記対象者毎に前記満足度指標を基準化することにより前記相性指標を算出する、請求項5に記載の算出装置。
  7. 前記満足度算出部は、前記ケア実行者が前記対象者に施した前記ケアの後の前記対象者のケアコールに関する情報に関連付けて前記満足度指標を算出する、請求項5または6に記載の算出装置。
  8. 前記対象者の動きを検知する検知部と、
    請求項1〜7のいずれかに記載の算出装置とを備えた、算出システム。
  9. センサーから測定情報を取得するステップ(a)と、
    前記測定情報に基づいて、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出するステップ(b)と
    を含む処理をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  10. 前記ステップ(b)では、複数の前記ケア実行者各々と複数の前記対象者各々との前記相性指標を算出する、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記相性指標に基づいて、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を選定するステップ(c)を更に含む、請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記ステップ(c)では、予め規定した前記相性指標の閾値と、前記ステップ(b)で算出された前記相性指標とを比較することにより、一の前記対象者の前記ケアに適する少なくとも一の前記ケア実行者を出力する、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記測定情報から、前記ケア実行者の前記ケアに対する前記対象者の満足度に関連する満足度指標を算出するステップ(d)をさらに含み、
    前記ステップ(b)では、前記満足度指標に基づいて、前記相性指標を算出する、請求項10〜12のいずれかに記載のプログラム。
  14. 前記ステップ(b)では、前記対象者毎に前記満足度指標を基準化することにより前記相性指標を算出する、請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記ステップ(d)では、前記ケア実行者が前記対象者に施した前記ケアの後の前記対象者のケアコールに関する情報に関連付けて前記満足度指標を算出する、請求項13または14に記載のプログラム。
  16. センサーから測定情報を取得するステップ(a)と、
    前記測定情報に基づいて、対象者と前記対象者にケアを行うケア実行者との相性に関連する相性指標を算出するステップ(b)と
    を含む算出方法。
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