JP2021189670A - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Kohei Arai
和尊 本間
Kazutaka Homma
秀亮 東原
Hideaki Tohara
善将 櫻木
Yoshimasa Sakuragi
彩主紀 珊瑚
Mizuki Sango
佑介 紫藤
Yusuke Shido
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Abstract

【課題】電子商取引プラットフォームにおいて取引成立の可能性がある商品を含む画像をユーザに通知することで、ユーザビリティを向上させること。【解決手段】プログラムであって、記情報処理装置に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定し、特定された画像の少なくとも一部を情報処理装置の画面に表示し、表示された一部の画像に対するユーザ操作に応じて、画像に含まれ、商品に対応するオブジェクトに関するオブジェクト情報を、情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する、ことを情報処理装置に実行させる。【選択図】図5

Description

本開示は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
近年、インターネットや通信回線を利用した個人間の電子商取引が行われている。例えば、ユーザは、所定の電子商取引プラットフォームに商品を登録して出品を行い、また、所定の電子商取引プラットフォームに出品されている商品に対して購入申請を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−167163号公報
ここで、従来技術において、ユーザが商品を出品する際に、その商品を撮影装置で撮影し、撮影された画像を用いて出品を行うことが一般的に行われている。この場合、例えば携帯端末などを用いて過去に撮影され、保存された画像群の中から、出品予定の画像を選択することは、ユーザにとって煩雑な処理となる。
また、ユーザは、どの商品が電子商取引プラットフォームにおいて取引が成立しているかを把握するために、出品中の商品を検索して、売れ行きの動向を調査するのに手間がかかってしまうという問題が指摘されていた。
本開示は、情報処理装置に保存された画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引成立の可能性がある商品を含む画像をユーザに通知することで、ユーザビリティを向上させることが可能なプログラム、情報処理方法、及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理装置に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定し、特定された前記画像の少なくとも一部を前記情報処理装置の画面に表示し、表示された前記一部の画像に対するユーザ操作に応じて、前記画像に含まれ、前記商品に対応するオブジェクトに関するオブジェクト情報を、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する、ことを情報処理装置に実行させる。
実施形態の一態様に係る通信システムの構成の一例、開示に係るサーバのハードウェア構成の一例、本開示に係る端末のハードウェア構成の一例、及び実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子商取引プラットフォームにおける商品情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る画像データ1222の一例を示す図である。 第1実施形態に係るモデルデータ1223の一例を示す図である。 第1実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。 第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例1を示す図である。 第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例2を示す図である。 第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例3を示す図である。 第1実施例に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正をもって実施される。
本開示に係るプログラム、情報処理方法、及び情報処理装置を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の実施形態に係る通信システム1の構成を開示する。通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続されるサーバ110の数は限定されない。
端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される端末120の数は限定されない。
サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセージングサービスを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。サーバ110は、単独で1以上の所定のサービスを提供してもよいし、複数で1以上の所定のサービスを提供してもよい。サーバ110が1以上の端末120に所定のサービスを提供することで、ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することができる。
決済サービスは、1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを含む。決済サービスは、限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ(支払者)の端末120が二次元コード等を読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、支払いを行うユーザの端末120が二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、代金を請求する店舗側等のユーザ(販売者、請求者)の端末120が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。なお、MPMおよびCPMは、動的であってもよいし、静的であってもよい。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザに対応付けられた情報をユーザ情報Xと表現する。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)等を含むことができる。
ネットワーク130は、2以上のサーバ110、又は2以上の端末120を接続する。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する。
ネットワーク130の1以上の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
サーバ110、端末120は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
サーバ110、又は端末120は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホーム等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
<各情報処理装置のハードウェア構成>
(1)サーバのハードウェア構成
図1を用いて、通信システム1に含まれるサーバ110のハードウェア構成について説明する。
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、入出力インタフェース(入出力I/F)114と、入力装置115と、出力装置116と、送受信部117とを有する。サーバ110のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、入出力I/F114と、送受信部117との協働により、本開示に記載される処理、機能、または、方法を実現する。
プロセッサ111は、ストレージ113に記憶されるプログラムに含まれるコード、または、命令によって実現する処理、機能、または、方法を実行する。プロセッサ111は、限定でなく例として、1又は複数の中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示されるそれぞれの、処理、機能、または、方法を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ112は、ストレージ113からロードしたプログラム1121を一時的に記憶し、プロセッサ111に対して作業領域を提供する。メモリ112には、プロセッサ111がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ112は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。 ストレージ113は、プログラムや各種データを記憶する。ストレージ113は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
入出力I/F114は、サーバ110に対する各種操作を入力する入力装置115、および、サーバ110で処理された処理結果を出力する出力装置116に接続する。
入力装置115は、ユーザからの入力を受け付けて、入出力I/F114を介し、当該入力に係る情報をプロセッサ111に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
出力装置116は、入出力I/F114を介し、プロセッサ111で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置116は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置116は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンター等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
なお、入力装置115と出力装置116が一体化していてもよいし、入力装置115と出力装置116とは分離していてもよい。
送受信部117は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。送受信部117は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。送受信部117は、各種データをプロセッサ111からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、送受信部117は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ111に伝達する。
(2)端末120のハードウェア構成
図1を用いて、通信システム1に含まれる端末120のハードウェア構成について説明する。
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127と、撮影部128とを有する。端末120のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127と、撮影部128との協働により、本開示に記載される処理、機能、または、方法を実現する。
プロセッサ121は、ストレージ123に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する処理、機能、または、方法を実行する。プロセッサ121は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示されるそれぞれの、処理、機能、または、方法を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ122は、ストレージ123からロードしたプログラム1221を一時的に記憶し、プロセッサ121に対して作業領域を提供する。メモリ122には、プロセッサ121がプログラム1221を実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ122は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
ストレージ123は、プログラムや各種データを記憶する。ストレージ123は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
入出力I/F124は、端末120に対する各種操作を入力する入力装置125、および、端末120で処理された処理結果を出力する出力装置126に接続する。
入力装置125は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ121に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
出力装置126は、プロセッサ121で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンター等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
なお、入力装置125と出力装置126が一体化していてもよいし、入力装置125と出力装置126とは分離していてもよい。
送受信部127は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。送受信部127は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。送受信部127は、各種データをプロセッサ121からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、送受信部127は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ121に伝達する。
撮影部128は、外付け又は内蔵の撮影装置(例えばカメラ)であり、撮影した画像をメモリ122に保存する。画像は、静止画像又は動画像を含む画像データである。
(3)その他
1以上の情報処理装置で構成されるクラウドコンピューティングが、サーバ110、または、端末120における処理、機能、または、方法の少なくとも一部を実現してもよい。
他の情報処理装置が、サーバ110または端末120における処理、機能、または、方法の少なくとも一部を実現してもよい。この場合、他の情報処理装置のプロセッサが、プロセッサ111またはプロセッサ121により実現される処理のうち少なくとも一部の処理を実現してもよい。
本開示の各実施形態の処理を実行するプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラム等であってよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。記憶媒体は、揮発性、不揮発性、または、揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ110、または、端末120に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装されてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBのうち少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、特許請求の範囲対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<第1実施形態>
第1実施形態は、例えば、ユーザが利用する情報処理装置に保存された画像の中から、電子商取引プラットフォームにおいて取引成立の可能性があるオブジェクトを含む画像を端末画像の処理で特定し、ユーザに通知する実施形態である。
第1実施形態により、情報処理装置に保存された画像を他の装置に送信することなく、電子商取引プラットフォームにおいて取引成立の可能性があるオブジェクトを含む画像をユーザに通知することで、ユーザビリティを向上させることが可能になるという効果が得られる。
<第1実施形態の構成>
図1及び2を用いてサーバ110、端末120の各構成を説明する。
(1)サーバの構成
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112,ストレージ113と、入出I/F114と、入力装置115と、出力装置116と、送受信部117とを有する。
プロセッサ111により実行されて構成されうる各処理部における機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)などにより実現されてもよい。
入出力I/F 114は、入力装置115または出力装置116から、サーバ110により提供される各種のサービスを運営する事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部117は、プロセッサ111の指示に従い、端末120とのデータの送受信を行う。なお、送受信部117は、例えば、端末120等からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120等のユーザが認証された際、端末120等とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120等の通信用のアドレス、及びユーザID等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120等にデータを送信する。
プロセッサ111は、所定のサービスを、端末120のユーザ又は端末150の店舗の店員に提供する処理を行う。
メモリ112は、ある実施形態において、次のプログラム1121、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
プログラム1121は、上述したとおり、ストレージ113からロードされたプログラムであって、開示の実施形態等に関する命令等が含まれる。
商品情報1122は、例えば、電子商取引プラットフォームで取引される商品のデータを含み、取引に関するユーザのデータやその他取引に関するデータを含んでいてもよい。商品情報1122の詳細は、図2を用いて後述する。
取引管理モジュール1123は、電子商取引プラットフォームにおける取引に関する情報を商品情報1122へ記録し、また、商品情報1122から要求された情報を出力する。例えば、取引管理モジュール1123は、電子商取引プラットフォームにおける商品のデータ、ユーザ間の取引に関するデータ、及び取引に関するユーザのデータ等を商品情報1122へ記録する。
また、取引管理モジュール1123は、商品情報1122の各商品の各画像データを参照し、第1商品を含む第1画像に類似する第2画像に含まれる第2商品を抽出する。例えば、取引管理モジュール1123は、第1画像の特徴量と、商品情報1122の各商品を含む各画像の特徴量と、を比較することで、類似判定を行い、第2画像を特定し、第2画像に含まれる第2商品を抽出する。この際、取引管理モジュール1123は、例えば、この特徴量の差分が所定の閾値以下である場合に、2つの画像が類似するものと判定する。
なお、取引管理モジュール1123は、特定の期間内の商品情報1122を参照し、第2商品を抽出してもよい。例えば、取引管理モジュール1123は、過去3月分の商品情報1122を参照し、第2商品を抽出する。これにより、過去の全期間の商品情報1122を参照する場合と比較して、サーバ110の処理負担を軽減することができる。また、このように特定の期間内の商品情報1122を参照する場合には、得られる取引予想情報も、直近の商品の値動きが反映されたものとなり、販売価格の参考情報としてより有用となる傾向にある。
取引予想モジュール1124は、第2商品に関連付けられる出品情報を用いて、第1商品を電子商取引プラットフォームで出品した場合の売却に関する取引予想情報を作成する。例えば、取引予想モジュール1124は、商品情報1122を参照して、抽出した第2商品のリストを取引予想情報として作成する。
取引予想情報は、各第2商品の価格のほか、販売状況、カテゴリなど、商品IDに関連付けられた情報を含んでもよいし、類似度に関する情報を含んでもよい。また、取引予想情報は、第2商品全体の平均価格や、第2商品のうち販売済の商品の平均価格、第2商品のうち出品中の商品の平均価格を含んでもよい。さらに、取引予想情報は、第2商品全体における販売済の商品の割合や出品中の商品の割合を含んでもよい。
このように、取引予想情報が作成される際に、画像情報の類似性に関する情報を利用することで、製品番号が付されてカタログ化されていないような商品についても、適切に販売価格の参考情報を取得し、この参考情報を取引予想情報に含めることができる。これにより、例えば、子供の夏休みの課題で使用される牛乳パックの空き箱や、アクアリウムで使用される石や流木など、製品番号が付されてカタログ化されていないような商品についても、適切に価格設定を行うことができる。
取引予想モジュール1124は、取引予想情報を、第1商品を保有するユーザが利用する端末120に出力するよう送受信部117に指示する。
取引管理モジュール1123は、例えば、ユーザが利用する端末120から、第1商品のチェック要求を受け付ける。この際、端末120は、第1商品を含む画像データ、商品カテゴリなど出品に必要な情報をチェック要求とともにサーバ110に送信する。取引管理モジュール1123及び取引予想モジュール1124における処理を、「売れるかチェック」とも称する。
なお、1つ又は複数のプロセッサ111は、メモリ112から、必要に応じて各モジュールを読み出して実行する。例えば、1つ又は複数のプロセッサ111は、取引管理モジュール1123、取引予想モジュール1124を実行することで、取引管理部、取引予想部をそれぞれ構成してもよい。
(2)端末120の構成
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127と、撮影部128とを有する。
プロセッサ121により実行されて構成されうる各処理部における機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)などにより実現されてもよい。
入力装置125は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部127は、制御部121の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部127は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
撮影部128は、例えばカメラであり、風景や物品などが撮影され、静止画像又は動画像を含む画像データを生成し、この画像データをメモリ122に保存する。なお、メモリ122には、撮影部128以外のウェブページ等から取り込まれた画像データが保存されてもよい。
プロセッサ121は、サーバ110により提供される所定のサービスを利用する処理を行う。
メモリ122は、ある実施形態において、次のプログラム1221、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
プログラム1221は、上述したとおり、ストレージ123からロードされたプログラムであって、各実施形態に関する命令等が含まれる。
画像データ1222は、撮影部128により撮影された画像や、ウェブページ等から取り込まれた画像を含む画像データである。各画像には、メタデータが付与されており、例えばExif情報が付与される。
モデルデータ1223は、メモリ122に含まれる画像が、所定の商取引プラットフォームにおいて特定のカテゴリの出品画像にどれだけ類似するかを出力する学習済みモデルを含む。学習は、例えばサーバ110等で学習用のデータセットを用いて、学習済みモデル(推論モデル)が生成される。例えば、画像同士の特徴量を用いて類似度が求められ、この類似度が一番大きいカテゴリが特定され、特定されたカテゴリや類似度を出力する学習済みモデルが生成される。学習済みモデルは、学習済みパラメータが組み込まれた推論プログラムである。
また、学習済みモデルは、画像に含まれる商品の取引が成立する確率などを出力するようなプログラムでもよい。なお、モデルデータ1223は、データサイズを削減するため、また、処理を高速化するため、量子化されていてもよい。また、モデルデータ1223は、サーバ110側で更新された最新のモデルデータが所定のタイミングで端末120に送信されることで更新されるようにしてもよい。
特定モジュール1224は、メモリ122に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームで取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定する。例えば、特定モジュール1224は、エッジAIにより、メモリ122に保存されている画像を、モデルデータ1223に含まれる学習済みモデルに入力して推論し、出品画像に類似する画像として出力された画像を特定する。特定された画像には、出品画像に含まれる商品に対応するオブジェクトが含まれうる。
また、特定モジュール1224は、画像に対してオブジェクト抽出を行ってから、このオブジェクトが、電子商取引プラットフォームにおける出品画像に類似するか否かを判定するようにしてもよい。
表示制御モジュール1225は、特定モジュール1224により特定された画像の少なくとも一部を、端末120の出力装置126の画面に表示するよう制御する。例えば、表示制御モジュール1225は、特定された画像の中から、オブジェクトを含む部分画像を切り出し、この部分画像を画面に表示するよう制御する。
取引制御モジュール1226は、画面に表示された一部の部分画像に対するユーザ操作に応じて、部分画像に含まれるオブジェクトに関するオブジェクト情報を、端末120とは異なる情報処理装置(例えばサーバ110)に送信する。例えば、取引制御モジュール1226は、後述する所定のタイミングでオブジェクト情報を他の情報処理装置に送信する。
これにより、情報処理装置に保存された画像を用いて、電子商取引プラットフォームにおいて取引成立の可能性があるオブジェクトを含む画像を特定し、ユーザに通知することで、ユーザビリティを向上させることが可能になる。また、保存された画像の全て又は大部分を他の装置に送信せずに自装置内で完結して処理を実行するため、セキュリティ面やプライバシー面に配慮することができる。また、サーバ110による売れるかチェックが実行される前に、端末120が、保存された画像を用いて簡易的に売れるかチェックに相当する処理を実行することができる。
また、オブジェクト情報は、電子商取引プラットフォームへの出品に利用される情報を含んでもよい。例えば、オブジェクト情報は、オブジェクトを含む画像や、推論プログラムにより特定されている場合はカテゴリ、商品名などを含んでもよい。また、オブジェクト情報とともに出品リクエストが送信されてもよい。
これにより、電子商取引プラットフォームを管理するサーバ110は、オブジェクト情報に基づいて、このオブジェクトに対応する商品を出品することが可能になる。また、サーバ110は、オブジェクト情報に基づいて商品を特定し、この商品に関する詳細な情報を取得し、取得された商品の情報を出品情報に利用してもよい。この結果、サーバ110での「売れるかチェック」を省略することができ、サーバ110の処理負荷を軽減することができる。
また、オブジェクト情報は、前記電子商取引プラットフォームでの取引予想に用いられる情報を含んでもよい。例えば、オブジェクト情報は、少なくともオブジェクトを含む画像を含んでもよい。サーバ110での取引予想にかかる処理は、例えば「売れるかチェック」を含む。
これにより、端末120は、電子商取引プラットフォームで取引される画像に類似した画像を簡易的に特定し、この画像を、電子商取引プラットフォームを管理するサーバ110に送信することで、サーバ110は、その画像に含まれるオブジェクトの取引予想について、より詳細なチェックを行うことができるようになる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、取引制御モジュール1226は、異なる情報処理装置(例えばサーバ110)から、商品の取引実績に基づく情報を含む取引予想情報を取得してもよい。例えば、取引制御モジュール1226は、サーバ110の取引予想モジュール1124により作成された取引予想情報を、送受信部127を介して取得する。取引予想情報は、例えば取引成立の確率、例えば、その商品の出品数に対するその商品の取引成立数の割合を含む。
これにより、端末120は、画像に含まれるオブジェクトに対応する商品の取引予想のより詳細な情報を取得し、ユーザに通知することが可能になる。また、端末120側では、他の装置に送信する画像を絞ることができるため、不必要な画像を外部に出力しないですむため、セキュリティ面やプライバシー面に配慮することができる。
また、取引実績に基づく情報は、予想価格又は取引期間を少なくとも含んでもよい。サーバ110は、過去の取引実績を用いて、その商品が取引成立した場合の最低価格、最高価格、平均価格などを算出し、少なくとも一つの価格を予想価格として端末120に送信してもよい。また、取引期間は、商品が出品されてから取引が成立されるまでの期間などであり、この取引期間が端末120に送信されてもよい。また、取引実績に基づく情報は、その商品の取引が最も行われる季節を含んでもよい。
これにより、端末120は、商品の取引実績に基づく、より詳細な情報を取得し、ユーザに通知することができ、ユーザは、これらの情報を基に出品するか否かを判断することができる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、オブジェクト情報は、電子商取引プラットフォームにおいて管理される保有物リストであって、情報処理装置を利用するユーザの保有物を含む保有物リストへの登録に用いられる情報を含んでもよい。例えば、オブジェクト情報は、オブジェクトを含む画像や、推論プログラムにより特定されている場合はカテゴリ、商品名などを含んでもよい。
これにより、端末120は、電子商取引プラットフォームで取引の可能性があるオブジェクトを、サーバ110において管理されるユーザの保有物リストに登録することが可能になる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、表示制御モジュール1225は、プログラム1221により実行されるアプリケーション(以下、「本アプリ」ともいう。)が画面上で起動している場合に、アプリケーションの画面にオブジェクトを表示するよう制御してもよい(例えば、後述する図8を参照)。例えば、このアプリケーションが画面上で実行している際に、画像の特定処理を行って、特定された画像がある場合は、表示制御モジュール1225は、アプリケーションの画面に、特定された画像に含まれるオブジェクトを、バナーや所定の領域などに表示するよう制御してもよい。
これにより、ユーザは、アプリケーションの実行中に、保存された画像の中に、電子商取引プラットフォームにおいて取引可能なオブジェクトを含む画像があることを把握することができる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、表示制御モジュール1225は、プログラム1221により実行されるアプリケーションが端末120のバックグラウンドで起動している場合に、アプリケーションとは異なる、端末120が実行する他のアプリケーション(以下、「他のアプリ」ともいう。)の画面に重畳する態様でオブジェクトを表示するよう制御してもよい(例えば、後述する図7参照)。例えば、所定のタイミングで、バックグラウンドにおいて画像の特定処理が実行される。
バックグラウンドでの処理について、例えばiOS(登録商標)では、以下のタイミングで発動しうる。
・本アプリを開いている状態でホーム画面に戻ったとき
・本アプリを開いている状態で、他のアプリが起動したとき
また、例えばAndroid(登録商標)では、iOS(登録商標)同様、以下のタイミングで、バックグラウンド処理を発動させうる。
・他のアプリ/アクティビティが起動した時(メッセージのポップアップ、アプリ内での電話アクティビティなど)
・ホームボタンを押したとき
・戻るボタンを押したとき
・時間が経って画面が消えたとき
バックグラウンドでの処理が発動されると、指定された処理を端末120内で実行させることができる。本実施形態では、指定された処理は、少なくとも、エッジAIを用いて画像の特定処理を実行することである。
これにより、バックグラウンドにおいて、画像の特定処理を少なくとも実行させることで、電子商取引プラットフォームを管理するサーバ110は、このアプリケーションにおける管理コストや通信コストを軽減することが可能になる。
また、取引制御モジュール1226は、商品の情報の少なくとも一部の情報を取得するようにしてもよい。例えば、引制御モジュール1226は、サーバ110により抽出された商品の出品情報の一部を、送受信部127を介して取得する。出品情報の一部は、例えば商品名、型番、商品説明、状態、価格、サイズなどのうち少なくとも一つを含む。
これにより、端末120は、サーバ110から出品に関する情報を取得することで、その商品の出品時に、取得した情報を流用することができる。例えば、端末120は、取得した出品情報を自動的に設定し、ユーザの出品処理をアシストすることができる。
また、特定モジュール1224は、画像に関連付けられたメタデータに基づいて、情報処理装置で撮影された画像を検出すること、検出された画像の中から、オブジェクトを含む画像を特定することを含んでもよい。例えば、特定モジュール1224は、Exif情報を用いて、撮影機器のメーカー、モデルが、自装置とは異なることを示す場合は、その画像は自装置で撮影された画像ではないと判定する。また、自装置で撮影されていない画像は、ウェブページなどから取り込まれた画像である可能性が高いと判定されてもよい。
なお、自装置を用いて撮影されていない画像に含まれるオブジェクトは、そのユーザが保有するオブジェクトではない可能性が高い。よって、自装置を用いて撮影されていない画像は、画像特定の対象から排除される。
これにより、ユーザが保有するオブジェクトを含む画像の特定確率を高めることができ、これにより、特定された画像に含まれるオブジェクトが出品される可能性を高めることができる。また、推論対象の画像を絞ることで、端末120の処理負荷を軽減し、端末120の処理効率を向上させることができる。
また、特定モジュール1224は、電子商取引プラットフォームで取引される商品に類似するオブジェクトを含む画像(推論された画像)のうち、端末120を用いて出品された商品を含む第1リストの中の当該商品に類似するオブジェクトを含む画像をさらに特定してもよい。例えば、ユーザが過去に電子商取引プラットフォームに商品を出品したことがあるとする。
この場合に、プログラム1221により実行されるアプリケーションは、商品が出品された際に、出品された商品のカテゴリを第1リストに登録しておく。第1リストは、そのユーザが過去に出品した商品のカテゴリを記録するリストであり、メモリ122に記憶される。
特定モジュール1224は、特定された画像について、そのオブジェクトのカテゴリについても推論アルゴリズムにより特定される場合に、特定されたカテゴリが第1リストに含まれるか否かを判定する。
また、第1リストは、そのユーザが過去に出品した商品の画像を記録するリストであってもよい。この場合、特定モジュール1224は、推論された画像と、第1リストに含まれる画像との類似度が所定値以上の場合に、その画像を特定するようにしてもよい。
これにより、特定された画像に含まれるオブジェクトのカテゴリと、過去に出品したことがある商品のリストとを照合することで、そのユーザが過去の出品履歴を容易に認識できるため、特定された画像に含まれるオブジェクトが出品される可能性を高めることができる。
また、特定モジュール1224は、電子商取引プラットフォームで取引される商品に類似するオブジェクトを含む画像のうち、第2リストの中に含まれない商品に類似するオブジェクトを含む画像をさらに特定してもよい。第2リストは、端末120を利用するユーザにより設定された商品又はユーザにより設定されたカテゴリに含まれる商品を含むリストであり、例えば、ユーザが出品したくない商品又はカテゴリが登録されたリストであり、メモリ122に記憶される。
これにより、ユーザが出品したくないオブジェクトを含む画像を表示することを減少させることができ、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
表示制御モジュール1225は、オブジェクトを所定期間経過後に表示するよう制御してもよい。例えば、表示制御モジュール1225は、オブジェクトを表示する際に、所定期間経過後に再度表示することを示すUI部品を合わせて表示してもよい。ユーザがこのUI部品を操作した場合には、表示制御モジュール1225は、この画像を保存しておき、所定期間経過後に表示するようにする。
これにより、ユーザは、表示された画像に含まれるオブジェクトを今は出品したくないが、所定期間後に出品を検討したい場合に、このユーザの希望を実現する機能を提供することができる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、取引制御モジュール1226は、特定モジュール1224により特定された画像に含まれるオブジェクトの取引成立確率が所定値以上の場合、自動で出品する処理をサーバ110に対して行ってもよい。例えば、特定モジュール1224は、画像を入力して、その画像に含まれるオブジェクトの取引成立確率やカテゴリを出力するような学習済みモデルを使用する。この場合、取引制御モジュール1226は、出力結果の取引成立確率が所定値以上の場合は、オブジェクト情報(画像、カテゴリ等)を出品情報に設定し、この出品情報を含む出品リクエストをサーバ110に送信する。なお、この自動で出品する処理は、ユーザにより予め設定されている場合に実行されるようにしてもよい。
これにより、例えば、取引成立確率が所定値以上の場合、自動で出品することが可能になり、ユーザの出品に係る負荷を軽減することができる。この結果、ユーザビリティをさらに向上させることができる。
また、特定モジュール1224は、一度推論に用いた画像は、次回以降の推論に用いないようにしてもよい。例えば、特定モジュール1224は、最新の推論時の日時情報を記憶しておき、記憶された日時情報が示す日時以降に保存された画像を、新たな推論時に用いるとする。これにより、推論処理に用いる画像の重複を避け、効率的な処理を可能にすることができる。
なお、1つ又は複数のプロセッサ121は、メモリ122から、必要に応じて各モジュールを読み出して実行する。例えば、1つ又は複数のプロセッサ121は、特定モジュール1224、表示制御モジュール1225、取引制御モジュール1226それぞれを実行することで、特定部、表示制御部、取引制御部を構成してもよい。
<データ例>
図2〜4を用いて第1実施形態に用いられるデータの例を説明する。図2は、第1実施形態に係るサーバ110のストレージ113またはメモリ112に格納される商品情報の一例を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る電子商取引プラットフォームにおける商品情報の一例を示す図である。「商品ID」には、取引に係る商品をサーバ110が一意に識別するための商品識別情報が含まれる。
「取引状態」には、購入済や出品中など商品の取引の状態に関する情報が含まれる。また、「取引状態」は、商品の出品日時、商品の発送日時、商品の到着日時、支払の完了日時など取引のトラッキングに関する情報を含んでもよい。
「出品ユーザID」及び「購入ユーザ」には、所定の商品IDに係る取引の出品者及び購入者であるユーザをサーバ110が一意に識別するためのユーザ識別情報が含まれる。ユーザ識別情報は、ユーザ情報を管理する他のデータと関連付けられていてもよい。この場合、他のデータは、各ユーザの氏名、住所、及び電話番号などの、所定のユーザIDに係るユーザの個人情報を含む。また、この他に、他のデータは、ユーザプリファレンスに関する情報や、取引におけるユーザの評価に関する情報等を含んでもよい。
「画像データ」には、所定の商品IDに係る商品の写真データが含まれる。「販売価格」には、所定の商品IDに係る商品の販売価格についての情報が含まれる。「商品名」、「商品カテゴリ」、「商品説明」、「商品状態」には、所定の商品IDに係る商品についての情報が含まれる。ここで、商品説明には、商品のサイズなどの情報が含まれてもよい。また、商品状態には、新品未開封や中古など商品の状態に関する情報が含まれてもよい。
図3は、第1実施形態に係る画像データ1222の一例を示す図である。画像データ1222には、画像ID、画像データ、日時情報、位置情報、メーカー、モデルなどのデータが含まれうる。
画像IDには、所定の画像を一意に識別するための識別情報が含まれる。画像データには、静止画像や動画像のデータが含まれる。日時情報には、画像の撮影日時を示すデータが含まれる。位置情報には、画像の撮影位置を示すデータが含まれる。メーカーには、端末120を製造又は販売したメーカーのデータが含まれる。モデルには、端末120の機種名が含まれる。
図4は、第1実施形態に係るモデルデータ1223の一例を示す図である。モデルデータ1223には、モデルデータ、バージョン情報が含まれうる。
モデルデータには、サーバ110側で生成された、学習済みモデルのデータが含まれる。学習済みモデルは、学習済みパラメータが組み込まれた推論プログラムである。この推論プログラムの入力パラメータは画像であり、出力パラメータは、例えば取引可能性のある画像や、その画像に含まれるオブジェクトのカテゴリ、そのオブジェクトの取引成立確率などである。出力パラメータは、学習データや学習のロジックにより決定される。バージョン情報には、モデルデータのバージョンを示すデータが含まれる。バージョン情報は、モデルデータが更新される度に、更新されたモデルデータのバージョンが記憶される。
<第1実施形態の動作処理>
図5を参照し、第1実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図5は、第1実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す。
(ステップS102)
端末120の特定モジュール1224は、ユーザの操作に応じて、上述した画像の特定、表示処理を行うチェック機能をONにする。
(ステップS104)
端末120の特定モジュール1224は、所定のタイミングで推論処理を実行する。所定のタイミングは、例えば、予め設定された所定の時間や、本アプリの起動時、バックグラウンド処理の発動時などである。
(ステップS106)
端末120の特定モジュール1224は、推論処理を実行することで、所定の電子商取引プラットフォームにおいて出品された画像に類似する画像を特定する。
(ステップS108)
端末120の表示制御モジュール1225は、特定された画像の少なくとも一部を画面に表示するよう制御する。表示される部分画像には、オブジェクトが含まれるとよい。
(ステップS110)
端末120の取引制御モジュール1226は、表示された部分画像に対するユーザ操作を検知する。例えば、取引制御モジュール1226は、部分画像に含まれるオブジェクトと共に表示されたUI部品をユーザが押下したときなどに、表示された部分画像に対するユーザ操作として検知する。
(ステップS112)
端末120の取引制御モジュール1226は、オブジェクト情報を、送受信部127を介して、サーバ110に送信する。オブジェクト情報は、少なくともオブジェクトの画像を含み、必要に応じて、その他の情報(カテゴリなど)が含まれる。
(ステップS114)
サーバ110の取引管理モジュール1123及び/又は取引予想モジュール1124は、オブジェクト情報に基づいて、所定の処理を実行する。所定の処理は、例えば取引予想処理や、出品処理、保有物リストへの登録処理などである。
(ステップS116)
サーバ110の取引管理モジュール1123及び/又は取引予想モジュール1124は、所定の処理の結果情報を、送受信部117を介して端末120に送信する。結果情報は、所定の処理に応じて異なり、例えば取引予想情報や、出品完了通知や、保有物リストへの登録完了通知などの少なくとも一つを含む。
なお、開示技術は、上述した実施形態に限定されるものではなく、開示技術の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
<第1実施形態の端末120の画面の表示態様>
図6は、第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例1を示す図である。図6に示す例では、初回に本アプリを起動する際に、表示制御モジュール1225により制御される表示態様を示す。
画面D10は、初期起動時に、機能の概要説明のビューを表示する例を示す。画面D10内の「次へ」ボタンが押下されると、画面D12が表示される。画面D12は、セキュリティの内容を表示する例を示す。画面D12内の「次へ」ボタンが押下されると、画面D14が表示される。
画面D14は、本機能をONにするかの確認画面を表示する例を示す。画面D14に表示されるように、本機能の使用の可否選択をユーザから受け付ける(例えば、図5に示すステップS102)。画面D14内に表示される「いますぐONにする」ボタンが押下されると、画面D16が表示される。
画面D16は、機能がONにされた場合、特定された画像が表示される例を示す。所定個数又は所定期間中に保存された端末120の最新の画像データを用いて、商品らしい画像があった場合はそれをリストとして表示する(例えば、図5に示すステップS108)。具体的には、特定モジュール1224が推論処理を実行して、商品らしい画像を特定する。
画面D16内の「売れるかチェックする」ボタンが押下されると(例えば、図5に示すステップS110)、画像がサーバ110に送信され(例えば、図5に示すステップS112)、サーバ110により「売れるかチェック」が行われ(例えば、図5に示すステップS114)、サーバ110から「売れるかチェック」の結果情報が送信され(例えば、図5に示すステップS116)、結果情報が画面D18に表示される。なお、特定された画像の全てを1の操作によってサーバ110に送信するようにしてもよい。
画面D18は、「売れるかチェック」の結果情報が表示される例を示す。画面D18には、「売れるかチェック」の結果の内容が表示される。この表示は、サーバ110から送信された結果情報を、表示制御モジュール1225が画面に表示するよう制御することで実現する。
画面D18に示す例では、結果情報としての取引予想情報には、平均価格、取引成立確率、取引が成立する場合の価格の範囲、販売中の価格の範囲などのデータが含まれる。また、画面D18には、「出品に進む」ボタンが表示され、ユーザがこのボタンを押下した場合には、取引制御モジュール1226により、オブジェクト情報と共に出品リクエストがサーバ110に送信される。
図7は、第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例2を示す図である。図7に示す例では、バックグラウンドで処理が実行される際に、表示制御モジュール1225により制御される表示態様を示す。
画面D20は、本アプリが、バックグラウンド状態に遷移すると、保存された画像の中から、商品らしい画像を特定する処理が特定モジュール1224により実行され、特定された画像があることを示す通知が行われる例を示す(例えば、図5に示すステップS108)。この通知は所定のタイミングで行われてもよい。例えば以下のタイミングで通知が行われる。
・画像が特定された場合
・バックグラウンドに遷移して所定時間が経過した場合
・固定の時間(毎日22時など)
・ユーザ行動に基づく時間や曜日(22時に出品が多ければ22時など)
・位置情報を取得することを前提として、位置情報がよく出品するエリア(例えば家など)内の場合
画面D20に示す通知がユーザにより押下されると、端末120でアプリケーションが起動され、画面D22が表示される。画面D22は、本アプリのホーム画面を示す。ホーム画面には、「お知らせ」に新しいメッセージがあることをユーザに知らせる。ユーザがこの「お知らせ」を押下すると、画面D24が表示される。
画面D24は、お知らせ一覧を示す。画面D24内の「写真から売れそうな商品が見つかりました!さっそくチェックしてみよう」のエリアが押下されると、画面D16が表示される。画面D16は、図6に示す画面D16と同じであり、その後の挙動についても同じである。
図8は、第1実施形態に係る端末120の画面の表示態様の遷移例3を示す図である。図8に示す例では、2回目以降で本アプリが実行される際に、表示制御モジュール1225により制御される表示態様を示す。
画面D30は、本アプリにおける出品時のホーム画面を示す。画面D30には、バナーなどに商品らしいと判断された画像が表示される(例えば、図5に示すステップS108)。バナーが選択されると、画面D16が表示される。画面D16は、図6に示す画面D16と同じであり、その後の挙動についても同じである。
<<第1実施例>>
第1実施例は、推論された画像の中から、自装置で撮影された画像以外の画像(以下、
「取込画像」ともいう。)がある場合には、その取込画像に含まれるオブジェクトに対応
する商品についての購入を問い合わせる通知を行う実施例である。
<<第1実施例の効果>>
第1実施例によれば、ユーザにとって興味がある又は購入を検討していると思われるオブジェクトであって、ウェブページや他の情報処理装置等から取得した取込画像に含まれるオブジェクトに対応する商品の出品情報をユーザに通知することで、ユーザの出品情報の検索処理を軽減するという効果が得られる。
<<第1実施例の構成>>
第1実施例に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等は、基本的に第1実施形態に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等と同様である。第1実施例と第1実施形態とで異なる点は、端末120の特定モジュール1224が、推論された画像であって、画像のメタデータに基づいて検出された、自装置で撮影された画像以外の画像を特定する点である。
例えば、特定モジュール1224は、画像に関連付けられたメタデータに基づいて、端末120で撮影された画像以外の画像(取込画像)を検出すること、検出された取込画像の中から、オブジェクトを含む画像を上述した推論処理により特定することを含む。これにより、推論処理に用いる画像の数を減少させることができ、処理負荷を軽減することができる。なお、特定モジュール1224は、推論された画像の中から、取込画像を特定するようにしてもよい。
また、表示制御モジュール1225は、サーバ110から受信され、オブジェクトに対応する商品の出品情報を画面に表示するよう制御する。サーバ110は、端末120からオブジェクト情報を受信し、このオブジェクト情報に基づいて、対応する商品の出品情報を抽出する。出品情報には、出品中の商品に関する画像、価格、状態、配送方法などの情報が含まれる。表示制御モジュール1225は、サーバ110から取得した出品情報のうち、少なくとも1つを画面に表示するように制御する。
<<第1実施例の動作処理>>
図9を参照し、第1実施例に係る通信システム1の処理について説明する。図9は、第1実施例に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す。
(ステップS202)
端末120の特定モジュール1224は、所定のタイミングで、保存された画像に関連付けられるメタデータに基づいて、自装置で撮影された画像以外の画像(取込画像)を検出する。また、特定モジュール1224は、取込画像に対して、推論処理を実行し、所定の電子商取引プラットフォームにおいて出品された画像に類似する画像を特定する。
(ステップS204)
端末120の表示制御モジュール1225は、特定された画像の一部(例えばオブジェクト)を画面に表示するよう制御する。
(ステップS206)
端末120の取引制御モジュール1226は、表示された部分画像に対するユーザ操作を検知する。例えば、取引制御モジュール1226は、部分画像に含まれるオブジェクトと共に表示されたUI部品をユーザが押下したときなどに、表示された部分画像に対するユーザ操作として検知する。
(ステップS208)
端末120の取引制御モジュール1226は、オブジェクト情報を、送受信部127を介して、サーバ110に送信する。オブジェクト情報は、少なくともオブジェクトの画像を含み、必要に応じて、その他の情報(カテゴリなど)が含まれる。
(ステップS210)
サーバ110の取引管理モジュール1123は、オブジェクト情報に基づいて、出品情報を抽出する。出品情報は、例えば、出品中の商品の画像や価格、状態、サイズなどの情報を含む。
(ステップS212)
サーバ110の取引管理モジュール1123は、抽出した出品情報を、送受信部117を介して端末120に送信する。
(ステップS214)
端末120の表示制御モジュール1225は、取得された出品情報の少なくとも1つの情報を画面に表示するよう制御する。
なお、第1実施例において、ステップS204及びS206の処理は、省略されてもよい。例えば、ユーザにとって興味のある商品を含む画像が特定されると、画像は表示されずに、電子商取引プラットフォームにおいて、その商品の出品情報が表示されてもよい。
1 通信システム
110 サーバ
111 プロセッサ
112 メモリ
113 ストレージ
114 入出力I/F
115 入力装置
116 出力装置
117 送受信部
120 端末
121 プロセッサ
122 メモリ
123 ストレージ
124 入出力I/F
125 入力装置
126 出力装置
127 送受信部
128 撮影部
1123 取引管理モジュール
1124 取引予想モジュール
1224 特定モジュール
1225 表示制御モジュール
1226 取引制御モジュール

Claims (16)

  1. 情報処理装置に、
    前記情報処理装置に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定し、
    特定された前記画像の少なくとも一部を前記情報処理装置の画面に表示し、
    表示された前記一部の画像に対するユーザ操作に応じて、前記画像に含まれ、前記商品に対応するオブジェクトに関するオブジェクト情報を、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する、ことを実行させるプログラム。
  2. 前記オブジェクト情報は、前記電子商取引プラットフォームへの出品に利用される情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記オブジェクト情報は、前記電子商取引プラットフォームでの取引予想に用いられる情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記異なる情報処理装置から、前記商品の取引実績に基づく情報を含む取引予想情報を取得することを前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記取引実績に基づく情報は、予想価格又は取引期間を少なくとも含む、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記オブジェクト情報は、前記電子商取引プラットフォームにおいて管理される保有物リストであって、前記情報処理装置を利用するユーザの商品を含む前記保有物リストへの登録に用いられる情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記表示することは、
    前記プログラムにより実行されるアプリケーションが画面上で起動している場合に、前記アプリケーションの画面に前記オブジェクトを表示することを含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記表示することは、
    前記プログラムにより実行されるアプリケーションが前記情報処理装置のバックグラウンドで起動している場合に、前記アプリケーションとは異なる、前記情報処理装置が実行する他のアプリケーションの画面に重畳する態様で前記オブジェクトを表示することを含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記商品の情報の少なくとも一部の情報を取得することを前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記画像を特定することは、
    前記画像に関連付けられたメタデータに基づいて、前記情報処理装置で撮影された画像を検出し、
    検出された前記画像の中から、前記オブジェクトを含む前記画像を特定することを含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 前記画像を特定することは、
    前記商品に類似するオブジェクトを含む画像のうち、前記情報処理装置を用いて出品された商品を含む第1リストの中の当該商品に類似するオブジェクトを含む画像をさらに特定する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 前記画像を特定することは、
    前記商品に類似するオブジェクトを含む画像のうち、前記情報処理装置を利用するユーザにより設定された商品又は前記ユーザにより設定されたカテゴリに含まれる商品を含む第2リストの中に含まれない商品に類似するオブジェクトを含む画像をさらに特定する、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記表示することは、
    前記オブジェクトを所定期間経過後に表示することを含む、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のプログラム。
  14. 前記画像を特定することは、
    前記画像に関連付けられたメタデータに基づいて検出された、前記情報処理装置で撮影された画像以外の画像であって、前記オブジェクトを含む前記画像を特定することを含み、
    前記表示することは、
    前記異なる情報処理装置から受信された、前記オブジェクトに対応する商品の出品情報を前記画面に表示することを含む、請求項10に記載のプログラム。
  15. 情報処理装置が、
    前記情報処理装置に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定し、
    特定された前記画像の少なくとも一部を前記情報処理装置の画面に表示し、
    表示された前記一部の画像に対するユーザ操作に応じて、前記画像に含まれ、前記商品に対応するオブジェクトに関するオブジェクト情報を、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する、ことを実行する情報処理方法。
  16. 1又は複数のプロセッサを含む情報処理装置であって、
    前記1又は複数のプロセッサが、
    前記情報処理装置に保存されている画像のうち、電子商取引プラットフォームにおいて取引される商品を含む出品画像に類似する画像を特定し、
    特定された前記画像の少なくとも一部を前記情報処理装置の画面に表示し、
    表示された前記一部の画像に対するユーザ操作に応じて、前記画像に含まれ、前記商品に対応するオブジェクトに関するオブジェクト情報を、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する、ことを実行する情報処理装置。
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