JP2018503923A - 汎用事業調達 - Google Patents
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Abstract
本発明は、調達ポリシーに関する。調達ポリシーの共通集合を施行しながら多数のネットワークベース小売業者から購買を行う能力を提供するための様々な方法及び技術が説明される。ユーザは、電子市場から入手可能な1つまたは複数の商品に関わる取引を進める要求を提出する。調達ポリシー集合は、ユーザのアカウントに対応付けられ得る。調達ポリシー集合から、取引に適用される調達ポリシーが発見され得る。当調達ポリシーは、それから取引に適用される。【選択図】図3
Description
関連出願の相互参照
本出願は、国際出願であり、2015年2月3日に出願された“UNIVERSAL BUSINESS PROCUREMENT”と題する米国特許出願第14/612,457号に対する優先権を主張し、その開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、国際出願であり、2015年2月3日に出願された“UNIVERSAL BUSINESS PROCUREMENT”と題する米国特許出願第14/612,457号に対する優先権を主張し、その開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれるものとする。
インターネットの利用の増加に伴い、電子小売業者は、それぞれの在庫管理方法、商品可給性、及び出荷実務において大幅な改善を行ってきた。ネットワークベース小売業者によるこれらの改善により、ネットワークベース小売業者は、商品(例えば品物及び/またはサービス)を消費者に提供する効率的かつ安価な方法を作成することが可能となった。しかしながら、このような傾向にもかかわらず、事業は多くの場合、事業または企業レベルで多数のネットワークベース小売業者から購買できないように調達方針を定めているため、結果、商品の可給性及び出荷に対し、在庫管理におけるこれらの改善の利点を生かすことができない。
本開示による様々な実施形態は、図面を参照して説明される。
以下の記述において、様々な実施形態が説明される。実施形態の完全な理解を提供するために、説明の適用上、具体的な構成及び詳細が明らかにされる。しかしながら、実施形態が具体的詳細なしに実行可能であることは、当業者には明らかであろう。さらに、説明される実施形態を不明瞭にしないために、周知の特徴は省略または簡略化され得る。
本明細書において説明される技術は、汎用調達システムを使用して多数のネットワーク小売サイトにわたって一貫した調達ポリシーを施行する手段をユーザに提供することを含む。具体的には、現開示は電子市場に調達ポリシーを施行することに関する。
少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーの共通集合を施行しながら多数のネットワーク小売サイトから購買を行う能力が、ユーザに提供される。ユーザは、購買を行う事業組織または他の実体の代理をする、あるいは購買を行う事業組織または他の実体の権限を伴う、任意の好適な人または実体であり得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、事業組織の調達代理人またはバイヤーといった、事業組織または実体の一員もしくは代理人であり得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、支給品または材料を購買する権限が与えられた実体の従業員または契約者であり得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、実体の代理で購買を行うために、汎用調達システムを提供するサービスプロバイダにより維持されるアカウントにログインする必要があり得る。
少なくとも一実施形態によれば、ユーザのコンピューティングデバイス上で利用されるブラウザを改良または増補するために、ネットワークサイト拡張(またはプラグイン)が用いられ得る。当ネットワークサイト拡張により、ユーザは、ネットワーク小売サイト上で通常購買可能な商品を選択し、サービスプロバイダにより提供されるチェックアウトインターフェイスを使用して選択した商品を購買することが可能となり得る。少なくとも一実施形態によれば、ネットワークサイト拡張は、サービスプロバイダを介した後の購買のために、ネットワーククッキー内の情報、または購買可能な商品を記述するネットワークページ(例えば「商品ページ」)へのリンクを記憶する。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、アフィリエイトネットワーク小売サイトといったネットワーク小売サイトとの関係を保持し得る。少なくとも一実施形態によれば、ネットワーク小売サイトは、サービスプロバイダとアフィリエイト関係でなくてもよい。
ユーザは、調達ポリシーを確立した事業または他の実体を表し得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーは、サービスプロバイダにより保持されるデータストアに記憶される。調達ポリシー(調達規則と調達ワークフローとを含む)は、事業体、ユーザ、支払方法、商品の種類、及び/または多数の他の好適要素に基づいて、ユーザ購買に適用され得る。一旦適用されると、調達ポリシーは、商品が要求通りに実体に対し調達され得るか否かを判定し、及び/またはどのような条件下で商品が要求通りに実体に対し調達され得るかを決定し得る。例えば、調達ポリシーは、最高もしくは最低注文額、利用されるべき支払方法の種類、発注前に必要となる認可、特定のユーザにより注文可能な商品のカテゴリ(例えば事務用品)、または多数の制約を定め得る。例えば、特定のユーザによる所定金額を超える注文は、発注前の承認のために、ユーザのマネージャへ提示され得る。さらなる実施例として、調達ポリシーは、特定ユーザにより行われる全ての購買が会社のクレジットカードで発注されることを要求し得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、ユーザの代理として、第三者的ネットワーク小売りサイトに発注することが可能である。
図1は、少なくとも一実施形態による汎用調達システム100の態様を示すユースケース図である。当説明的実施例において、ブラウザ102は、ネットワークサイト拡張(またはプラグイン)104が有効であることを示すアイコンを含んでいるように描かれる。当実施例におけるブラウザ102は、商品ページ106を表示している。商品ページ106は、サービスプロバイダ110とアフィリエイト関係にあり得るまたはあり得ないネットワーク小売サイト108(商品の提供者)により保持され得る。少なくとも一実施形態によれば、商品ページ106は、商品提案に関する情報を含み得る。商品提案には、消費者に対し商品(デジタル品を含む任意の好適な品物またはサービス)を売るための任意の好適な提示が含まれ得る。商品提案に関わる情報には、価格、出荷予定日、可給性、及び/または任意の他の好適な商品情報が含まれ得る。ブラウザ102は、ネットワーク接続112を介してサービスプロバイダ110とデータを送受信し得る。同様にサービスプロバイダ110は、ネットワーク接続114を介してネットワーク小売サイト108とデータを送受信し得る。サービスプロバイダ110により施行される調達ポリシー機能を提供するために、ネットワークサイト拡張104が使用され得る。当説明的実施例における実施形態は、サービスプロバイダ110により提供される機能を実行するためにネットワークサイト拡張104が使用されていることを示すが、当機能は多数の他のやり方でも実行され得ることが想定される。例えば、少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、サービスプロバイダ110により提供されるポータルを通して、商品ページ106にアクセスし得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーは、使用される支払方法のプロバイダにより施行され得るため、支払方法のプロバイダはサービスプロバイダ110としても機能する。例えば、クレジットカード会社は、支払いを認可して発注を行う前に調達ポリシーを施行することで、サービスプロバイダ110として機能し得る。
図2は、多数のネットワークベース小売業者及び小売サイトにわたって一貫した調達ポリシーを施行する技術が実行され得る少なくとも一実施形態による、例示的アーキテクチャ200の態様を示す概略図である。アーキテクチャ200において、1つまたは複数の消費者及び/またはユーザ202は、ユーザデバイス204を利用し得る。いくつかの実施例において、ユーザデバイス204は、ネットワーク(複数可)208を介して、または他のネットワーク接続を介して、サービスプロバイダ206と通信し得る。
ユーザデバイス204は、携帯電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、サーバコンピュータ、シンクライアントデバイス、またはタブレットPC等が挙げられるがこれに限定されない、任意の好適な種類のコンピューティングデバイスであり得る。加えて、ユーザデバイス204は、時計、イヤピース、眼鏡、または任意の好適な種類のウェアラブル技術デバイスであり得る。ユーザデバイス204は、ユーザ入力を処理可能な1つまたは複数のプロセッサ210を含み得る。ユーザデバイス204は、ユーザ入力を受信する1つまたは複数の入力センサ212も含み得る。当技術分野で周知のように、キーパッド、タッチスクリーン、加速度計、カメラ、マイクロホン、または任意の好適な種類のセンサデバイス等、ユーザ入力を検出可能な様々な入力センサ212が存在する。入力センサにより取得されるユーザ入力は、音声データ、画像データ、または生体データを含むがこれに限定されない様々なデータ入力種類に由来し得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザデバイス204上のアプリケーションは、そのメモリ214に記憶され、そのメモリ214から実行され得る。
メモリ214のコンテンツをより詳しく見てみると、メモリ214は、ブラウザアプリケーション216を含み得る。メモリ214は、サービスプロバイダ206が調達プロトコルを施行可能なように、ブラウザアプリケーション216に対し能力を拡張する拡張モジュール218も含み得る。サンプルアーキテクチャ200は、拡張モジュール218がユーザデバイス204のメモリ214のコンテンツに含まれているように示すが、少なくとも一実施形態によれば、ユーザデバイス204は、拡張モジュール218をユーザデバイス204のメモリ214内に含まなくてもよい。拡張モジュール218がメモリ214に含まれない場合、拡張モジュール218に関して説明される能力は、代わりにサービスプロバイダ206により提供され得る。これは下記にさらに詳しく説明される。
少なくとも一実施形態によれば、拡張モジュール218は、サービスプロバイダ206が調達プロトコルを施行可能なように、ブラウザアプリケーション216に対し能力を拡張するように構成され得る。少なくとも一実施形態によれば、拡張モジュール218は、サービスプロバイダ206による購買が可能となるように、第三者的ネットワーク小売サイトから商品提案(品物またはサービス等)を選択する能力をユーザ202に提供し得る。例えば、拡張モジュール218は、ユーザ202が様々なネットワークサイトから商品を選択し、後の購買のためにそれらを集約することを可能にする「ショッピングカート」アイコンにより表され得る。少なくとも一実施形態によれば、拡張モジュール218は、プラグイン、ウィジェット、またはブラウザ拡張であり得る。少なくとも一実施形態によれば、拡張モジュール218は、ユーザデバイス204上に配置される別個のアプリケーションであり得る。
いくつかの実施例において、ネットワーク(複数可)208は、ケーブルネットワーク、インターネット、無線ネットワーク、セルラーネットワーク、衛星ネットワーク、並びに他の私設及び/または公衆ネットワーク等、多数の異なる種類のネットワークのうちのいずれか1つまたはこれらの組み合わせを含み得る。示される実施例は、ユーザ202がネットワーク(複数可)208上でブラウザアプリケーション216を介してサービスプロバイダ206にアクセスすることを表すが、説明される技術は、例えば固定電話を介して、キオスクを介して、または任意の他の好適な手法で、ユーザ202が、ブラウザアプリケーション216を使用せずにユーザデバイス204を介してサービスプロバイダ206を操作する事例に同様に適用され得る。例えば、拡張モジュール218がブラウザアプリケーション216とは別個のアプリケーションである実施形態において、ユーザ202は、拡張モジュール218を介してサービスプロバイダ206を操作し得る。説明される技術は、他のクライアント/サーバ配置(例えばセットトップボックス)、並びに非クライアント/サーバ配置(例えばローカル格納アプリケーション、ピアツーピアシステム等)にも適用され得ることも留意されたい。
上記に簡単に説明されるように、ブラウザアプリケーション216により、ユーザ202は、データの記憶、アクセス、及び/または管理、コンピュータアプリケーションの開発及び/または展開、及び/または電子コンテンツの提供等、サービスプロバイダ206を操作することが可能となり得る。ブラウザアプリケーション216は、ネットワークサイトとのユーザ操作を支援する任意の好適な種類のクライアント側アプリケーションであり得る。このようなネットワークサイトの実施例には、ソーシャルネットワーキングサイト、ネットワーク小売サイト、情報サイト、ブログサイト、検索エンジンサイト、ニュース及び娯楽サイトが含まれる。前に論述されるように、説明される技術は、ブラウザアプリケーション216の外部でも、例えばユーザデバイス204上で作動している他のアプリケーションと共に、実施可能である。
サービスプロバイダ206は、携帯電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、サーバコンピュータ、シンクライアントデバイス、及び/またはタブレットPC等が挙げられるがこれに限定されない、任意の好適な数及び/または種類のコンピューティングデバイスを含み得る、及び/または利用し得る。サービスプロバイダ206のコンピューティングデバイスは、相互動作を促進するように任意の好適な方法で相互接続され得る(例えば通信可能に相互接続され得る)。あるいは、またはさらに、サービスプロバイダ206は、ホストコンピューティング環境において実施される1つまたは複数の仮想マシンと共に実行され得る。ホストコンピューティング環境は、迅速に用意され公開される1つまたは複数のコンピューティングリソースを含み、当コンピューティングリソースには、コンピューティング、ネットワーク、及び/または記憶デバイスが含まれ得る。ホストコンピューティング環境は、クラウドコンピューティング環境とも称され得る。
一説明的構成において、サービスプロバイダ206は、少なくとも1つのメモリ220と、1つまたは複数の処理ユニット(すなわちプロセッサ(複数可))222とを含み得る。プロセッサ(複数可)222は、ハードウェア、コンピュータ実行可能命令、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで、必要に応じて実行され得る。プロセッサ(複数可)222のコンピュータ実行可能命令またはファームウェアの実施態様は、説明される様々な機能を行うよう任意の好適なプログラミング言語で書かれるコンピュータ実行可能またはマシン実行可能命令を含み得る。
メモリ220は、プロセッサ(複数可)222上でロード可能かつ実行可能であるプログラム命令、並びにこれらのプログラムを実行中に生成されるデータを記憶し得る。サービスプロバイダ206の構成及び種類に応じて、メモリ220は、揮発性(ランダムアクセスメモリ(RAM)等)及び/または不揮発性(読出専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ等)であり得る。サービスプロバイダ206はまた、磁気ストレージ、光ディスク、及び/またはテープストレージを含むがこれに限定されない着脱可能ストレージまたは固定型ストレージ等の追加ストレージ224を含み得る。ディスクドライブとその関連コンピュータ可読媒体は、コンピューティングデバイスに、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、及び他のデータの不揮発性ストレージを提供し得る。いくつかの実施態様において、メモリ220には、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、またはROM等の複数の異なる種類のメモリが含まれ得る。メモリ220のコンテンツをより詳しく見てみると、メモリ220は、オペレーティングシステム226と、多数のネットワークサイトにわたって調達ポリシーを施行するモジュール(調達施行モジュール228)を少なくとも含む、本明細書において開示される特徴を実施する1つまたは複数のアプリケーションプログラムまたはサービスとを含み得る。メモリ220はまた、調達ポリシー/規則に関連するデータを含む調達ポリシーデータ230を含み得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーデータ230は、データベースまたは他のデータ記憶スキーマに記憶され得る。
着脱可能及び着脱不可能の両方のメモリ220及び追加ストレージ224は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体の実施例である。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等の情報を記憶するための任意の好適な方法または技術で実行される揮発性または不揮発性、かつ着脱可能または着脱不可能な媒体が含まれ得る。本明細書において使用されるモジュールは、ユーザデバイス204またはサービスプロバイダ206の一部である、コンピューティングシステム(例えばプロセッサ)により実行されるプログラミングモジュールを指し得る。サービスプロバイダ206はまた、データストア、別のコンピューティングデバイスもしくはサーバ、ユーザ端末、及び/またはネットワーク(複数可)208上の他のデバイスとサービスプロバイダ206が通信することを可能にする通信接続(複数可)232を含み得る。サービスプロバイダ206はまた、例えばキーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、ディスプレイ、スピーカー、プリンタ、または任意の好適な外部デバイスとの接続を可能にする、入出力(I/O)デバイス(複数可)及び/またはポート234を含み得る。
メモリ220のコンテンツをより詳しく見てみると、メモリ220は、オペレーティングシステム226と、調達ポリシーデータ230を含むデータベースと、本明細書に開示される特徴を実施する、調達施行モジュール228を含む1つまたは複数のアプリケーションプログラムまたはサービスとを含み得る。
少なくとも一実施形態によれば、調達施行モジュール228は、拡張モジュール218からデータを受信し、多数のネットワークサイトにわたって調達ポリシーを施行するように構成され得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ206は、ユーザ202ごとのアカウント情報を、各アカウントに対応付けられた調達ポリシーデータ230と共に保持し得る。アカウントは、事業組織、またはその組織内のユーザの役割に対応付けられ得る。サービスプロバイダ206はまた、ユーザ202のアカウントに関する事業階層を保持し得る。例えば、サービスプロバイダ206は、第1ユーザは第2ユーザのマネージャであることを示す情報を記憶し得る。当実施例において、第2ユーザにより購買が行われる前に、第1ユーザによる承認が求められ得る。ユーザ202は、事業関連購買を行う前に、アカウントにログインする必要があり得る。
調達ポリシーデータ230は、事前に決定され得る、あるいは動的に生成され得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーデータ230は、1つまたは複数の調達ポリシー、及び/または1つまたは複数の規則集合を含み得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーデータ230は、特定のアカウントに対応付けられた規則階層を含み得る。例えば、調達ポリシーデータ230には、事業体に特化した調達規則(複数可)、事業体内の役割、支払方法、または特定ユーザが含まれ得る。さらなる実施例として、XYZ法人の調達代理人であるユーザ202は、XYZ法人の従業員により行われる取引を統治する規則集合を遵守し得る。当実施例において、ユーザ202はまた、XYZ法人の調達代理人により行われる取引を統治する第2規則集合も遵守し得る。さらに、ユーザ202は、XYZ法人のクレジットカードを使用して行われる取引を統治する第3規則集合も遵守し得る。当実施例において、これらの規則集合のそれぞれは、サービスプロバイダ206により保持されるアカウントを介して、ユーザ202と対応付けられ得る。
調達ポリシーデータ230は、様々な調達規則を含み得る。調達規則は、購買権限の指定を含み得る、あるいはユーザが購買を認可されている商品または商品の種類を選び得る。例えば、事務管理者の役割のユーザは、事務用品の商品カテゴリ内に入る商品のみを購買することが認可され得る。事務用品のカテゴリは初期設定の商品カテゴリであり得る、あるいはカテゴリを作成する権限を有するユーザにより定義され得る。商品提案のタイトル、商品提案の商品番号、商品提案に対応付けられたメタデータ、及び/または任意の好適な商品情報に基づいて、商品提案に対し商品カテゴリが特定され得る。調達規則には、最低もしくは最高購買額を設定する、または署名権限を必要とする能力が含まれ得る。例えば、規則は、300ドルを超える購買は全て、管理者の承認を必要とすることを示し得る。ユーザがこのような購買を試みる場合、ユーザのマネージャは、承認のために連絡を受け得る。調達規則は、購買及び/または出荷要件を自動で事前設定または設定し得る。例えば、事業体は、調達システムを使用して購買される商品提案は全て、事業体の事務所に直接発送されるように要求する規則を設定し得る。当実施例において、発送先住所は事前に埋められ、または自動で事前設定され、ユーザに発送先住所を入力または更新する能力は与えられ得ない。調達規則のいくつかの実施例が上記に説明されているが、調達ポリシーデータ230に記憶され得る調達規則はより多く存在する。よって、これらの実施例は、非限定的であることが意図される。
調達規則の代わりに、または調達規則に加えて、調達ポリシーデータ230は、様々な調達フローワークを含み得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ワークフローには、調達関連タスク及び/またはトランザクションを作成、進行、更新、削除、終了、及び/または完了するために順番で行われる一連の活動(例えばユーザ実行及び/またはコンピュータ実行活動)が含まれる。少なくとも一実施形態によれば、事業体は、ワークフロー(例えばカスタムワークフロー)を作成、編集、及び/または更新する能力を与えられ得る。少なくとも一実施形態によれば、事業体は(例えば好適な代理人を介して)、ワークフローをカスタマイズ(例えばワークフローに対し調達関連活動を変更、削除、及び/または追加)することが可能である。カスタムワークフローは、事業体の代理として調達関連活動に参加することを認可された1つまたは複数の種類のユーザに対応付けられ得る。一旦確立されると、サービスプロバイダ206は、特定の種類のユーザに対し、カスタムワークフローを施行し得る。少なくとも一実施形態によれば、事業体により設定される調達規則は、特定条件が満たされた時に、ワークフローに対し活動を追加または削除可能である。例えば、事業体は、500ドルを超える全ての購買は追加承認を必要とするという規則を制定し得る。少なくとも一実施形態によれば、500ドルを超える任意の取引を伴う調達ワークフローに、承認(または認可)活動が追加され得る。少なくとも一実施形態によれば、承認活動は、既に調達ワークフローの一部であり、500ドル未満の取引に関しては削除され得る。
図2において調達施行モジュール228及び調達ポリシーデータ230は、サービスプロバイダ206のメモリ220に実装されているように示されるが、調達施行モジュール228及び調達ポリシーデータ230のうちの一方または両方は、ユーザデバイス204のメモリ214にも(拡張モジュール218等により)実装可能であることが想定される。少なくとも一実施形態によれば、多数のベンダーネットワークサイトにわたる調達ポリシーの施行の一部は、サービスプロバイダ206において調達施行モジュール228により、及び/またはユーザデバイス204において拡張モジュール218により行われ得る。本開示は、これらの実施態様の任意の好適な組み合わせを包含するように意図される。
少なくとも一実施形態によれば、ユーザデバイス204は、ネットワーク(複数可)208を介して、または他のネットワーク接続を介して、少なくとも1つのネットワークベース小売業者236と通信し得る。ネットワークベース小売業者236は、少なくとも1つの商品提案を提供する実体である。ユーザ202は、サービスプロバイダ206を介して発注されるネットワークベース小売業者236から購入可能な1つまたは複数の商品を選択し得る。ネットワークベース小売業者236は、多数の商品提案を有する別個の商品カタログ(データベース内等)を保持し得る。ネットワークベース小売業者236は、サービスプロバイダ206とアフィリエイト関係であり得る、あるいは非アフィリエイトの実体であり得る。非アフィリエイトの実体とは、サーバプロバイダ206と財務的または支援的関係を共有しない事業体及び/または組織体である。
図3は、少なくとも一実施形態による例示的調達施行の態様を示すデータフロー図である。説明的実施例300において、ネットワーク小売サイトを介して購入可能な商品提案304を見るために使用されているブラウザ302が表示される。説明的実施例300内のネットワーク小売サイトは、サービスプロバイダ306とアフィリエイト関係であり得る、または対応付けられ得る、あるいは非アフィリエイトのネットワーク小売業者であり得る。サービスプロバイダ306は、図2のサービスプロバイダ206の実施例である。事業体307は、サービスプロバイダ306とのアカウントを有し得る、あるいはサービスプロバイダ306と通信し得る。少なくとも一実施形態によれば、ブラウザ302は、ブラウザ拡張またはプラグインの使用を通して、自身の機能を拡張し得た。ブラウザは、1つまたは複数の拡張アイコン(複数可)308の追加を介して、当追加機能を示し得る。少なくとも一実施形態によれば、購入可能な商品提案304をユーザが見ている時に、ユーザは拡張アイコン308を操作可能であり得る。拡張アイコン308の操作により、商品提案304の識別を有するクッキー内の情報が作成または記憶され得る。拡張アイコン308の操作により、ネットワークハイパーリンク、ネットワークブックマーク(後の検索のために様々な記憶形式のうちのいずれかで記憶されるユニフォームリソース識別子(URI))、または商品提案304の識別を有するユニフォームリソース識別子を含む要求が作成され得る。少なくとも一実施形態によれば、商品提案が購入不可能である、または商品を提案する電子小売業者が非対応である時、ユーザは拡張アイコン308を操作不可能となり得る、または拡張アイコン308は灰色表示となり得る。少なくとも一実施形態によれば、拡張アイコン306は、ユーザが購買を完了できるチェックアウトページ310へユーザを導き得る。
少なくとも一実施形態によれば、ユーザによる商品提案304の購買試行の際、調達ポリシー312が適用され得る。購買ポリシー312は、事業体307により提供され、規則集合としてサービスプロバイダ306により調達ポリシーデータ314に記憶され得る。調達ポリシーデータ314は、図2の例示的調達ポリシーデータ230である。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシーは、ユーザにとって利用可能な状態にされ得る。例えば、適用ポリシーを示す調達施行メッセージ316が、ユーザに提供され得る。さらなる実施例として、最高価格閾値を超えると、購買を試みるユーザは通知を受け、購買は阻止され得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシー312は、ユーザの認識なしに施行され得る。例えば、ユーザが購買を行う度に、ユーザのマネージャは通知を受け得る、あるいは消費レポートが生成され得る。
図4は、少なくとも一実施形態による例示的ユーザ操作の態様を示すユースケース図である。説明的実施例400において、ユーザ402は、ユーザデバイス404を介して、インターネット等のネットワークにアクセス可能である。説明的実施例400において、ユーザ402は、複数のネットワーク小売業者406、408、410にアクセス可能である。ユーザ402は、ネットワーク小売業者406により保持される商品カタログまたはデータベースに記憶された様々な商品を閲覧及び選択可能であり得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ412はネットワーク小売業者としても機能し、ユーザは、サービスプロバイダ412により保持される商品カタログから購入可能な商品を閲覧及び選択し得る。サービスプロバイダ412は、図2のサービスプロバイダ206の実施例である。
ネットワーク小売業者406は、サービスプロバイダ412の外部に存在し得る。外部ネットワーク小売業者406が有効なアカウントまたはログイン情報を要求する少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ412は、外部ネットワーク小売業者406とのアカウントを保持し得る。外部ネットワーク小売業者406が有効なアカウントまたはログイン情報を要求する少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ412は、サービスプロバイダ412により記憶された情報を使用して402のためにアカウントを作成し得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ412はネットワーク小売業者406から配送センターへ商品を発注し、それから商品はユーザ402へ送付され得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダ412は、ユーザ402により提供される支払情報を使用して発注を行い、商品を直接ユーザ402へ出荷させ得る。
一旦ユーザ402がネットワーク小売業者406から少なくとも1つの商品提案を選択すると、ユーザ402は、チェックアウトページの提供を要求することが可能となる。チェックアウトページは、ブラウザインターフェイス上のアイコンを介してアクセスされ得る、あるいはユーザがサービスプロバイダにより保持されるサイトにブラウザを指示する時に(サイトのユニフォームリソースロケータを入力する等して)アクセスされ得る。ユーザ402は、チェックアウトページが提供される前に、アカウントにサインインする必要があり得る。少なくとも一実施形態によれば、チェックアウトページには、ユーザ402が選択した商品の集約リストが含まれ得る。一旦少なくとも1つの商品提案が選択されると、調達ポリシー414が施行され得る。これらの調達ポリシーは、ユーザ402にチェックアウトページが提供される前に施行され得る、あるいは購買要求の提出時にこれらは施行され得る。例えば、ユーザ402は購入を認可されていない商品を選択することが禁止され得る、または商品をショッピングカートに追加するのに通常使用されるアイコンが灰色に表示され得る、あるいは無効にされ得る。調達ポリシー414はまた、ユーザ402が販売取引を完了しようとする時にも施行され得る。
ユーザ402がそれぞれの調達ポリシー414を満たした時、購買指示書416が生成され得る。任意の段階で、サービスプロバイダ412は、特定のユーザ402による特定のネットワーク小売業者406からのある閾値を超える購買、または任意の他の好適な購買情報を詳述するレポート418を生成し得る。レポート418は、自動的に、または要求に応じて、生成され得る。
図5は、少なくとも一実施形態による例示的商品選択の態様を示すユーザインターフェイス図である。説明的実施例500において、第1商品提案502がブラウザ504に提示される。少なくとも一実施形態によれば、有効アイコン506は、ブラウザ504の能力がブラウザ拡張により拡張されたことを示し得る。有効アイコン506はまた、第1商品提案502または第2商品提案504等、現在見ている商品提案がサービスプロバイダを使用して購入可能であることを示し得る。有効アイコン506を選択すると、サービスプロバイダは、閲覧中の商品提案の指示を受信し得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、リンク、ブックマーク、または商品提案ページに関するクッキー内に記憶される情報等、ネットワークサイト情報を受信し得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、ネットワーク小売業者の識別子及び商品の識別子を受信し得る。例えば、サービスプロバイダは、ユーザがwww.businesssupplies.comから購入可能な「商品15243」に関心があるという指示を受信し得る。
少なくとも一実施形態によれば、無効アイコン510が提示され得る。無効アイコン510はまた、第3商品提案512等、現在見ている商品提案がサービスプロバイダを介して購入不可能であることを示し得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシー414により設定される要件をユーザが満たしていないため、商品提案は購入不可能であり得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、商品を提供するネットワーク小売業者と、アフィリエイトまたは購買関係になくてもよい。少なくとも一実施形態によれば、無効アイコン510を操作することにより、サービスプロバイダがネットワーク小売業者と購買関係を確立するよう、サービスプロバイダに対し要求が提出され得る。
例示的チェックアウトページ514も実施例500に示される。少なくとも一実施形態によれば、チェックアウトページ514には、商品提案の集約リスト516が含まれ得る。商品提案の集約リスト516には、タイトル、説明、寸法、価格、または任意の好適な商品情報等、商品提案518に関する情報が含まれ得る。一旦商品提案の集約リスト516をユーザが満たすと、ユーザは、購買要求を提出するよう選択し得る。少なくとも一実施形態によれば、調達ポリシー414は、購買要求の提出時に適用される。
図6は、少なくとも一実施形態による調達ポリシーを実施する例示的方法の態様を示すフローチャートである。一部または全てのプロセス600(あるいは本明細書において説明される任意の他のプロセス、またはそれらの変形形態及び/もしくはそれらの組み合わせ)は、実行可能命令で構成される1つまたは複数のコンピュータシステムの制御の下で実行され、そしてハードウェアまたはそれらの組み合わせにより、1つまたは複数のプロセッサ上で集合的に実行されるコード(例えば実行可能命令、1つまたは複数のコンピュータプログラム、もしくは1つまたは複数のアプリケーション)として、実装され得る。少なくとも一実施形態によれば、図6のプロセス600は、図2に示される少なくとも1つまたは複数のサービスプロバイダ206により行われ得る。コードは、例えば、1つまたは複数のプロセッサにより実行可能な複数の命令を含むコンピュータプログラムの形態で、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的であり得る。
プロセス600は、ユーザがログインした時、サービスプロバイダにより保持されるネットワーク小売サイトを訪問した時、またはネットワーク小売業者により保持されるネットワーク小売サイトにおける商品カタログを閲覧し始めた時、602にて開始され得る。プロセス600内の604にて、ユーザはネットワーク小売サイトから商品提案を見るよう選択し得る。少なくとも一実施形態によれば、606にて、ユーザはアイコンを選択することによりブラウザ拡張を有効化することが可能である。アイコンを選択すると、商品を提供するネットワーク小売業者とサービスプロバイダとの間にアフィリエイト関係があるか否かに関して必ず判定が行われる。アフィリエイト関係がある場合、608にて、商品提案は集約商品リストに追加され得る。しかしながら、サービスプロバイダ206とネットワーク小売業者との間に現行のアフィリエイト関係がない場合、610にて、サービスプロバイダは、商品を注文するのにアフィリエイト関係またはアカウントが必要であるかを判断する必要があり得る。発注するのにアフィリエイト関係またはアカウントが必要ない場合、サービスプロバイダはそれから、商品を集約商品リストに追加し得る。
ネットワーク小売サイトと購買を行うのにアフィリエイト関係またはユーザアカウントが求められる場合、612にて、サービスプロバイダは、アフィリエイト関係またはユーザアカウントの作成を試み得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、自身のために、外部ネットワーク小売業者とのアカウントを作成し、保持し得る。例えば、サービスプロバイダは、自身のユーザごとの発注を行うために使用するネットワーク小売サイトとのアカウントを作成し得る。少なくとも一実施形態によれば、サービスプロバイダは、特定ユーザに代わって発注を行うために使用するユーザのためのアカウントを作成し得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、サービスプロバイダがネットワーク小売サイトと関係を確立するように要求可能である。少なくとも一実施形態によれば、技術者は、ユーザの購買要求を手動で設定し得る。一旦ネットワーク小売サイトとサービスプロバイダとの間にアカウントまたはアフィリエイト関係が作成されると、商品提案は、集約商品リストに追加され得る。
一旦集約商品リストが生成されると、614にて、プロセスをチェックアウトまたは完了する機会がユーザに与えられる。ユーザは、商品選択を続けることを選び得る。少なくとも一実施形態によれば、一旦ユーザがチェックアウトを選択すると、616にて、集約商品リストが表示され得る。少なくとも一実施形態によれば、集約商品リストはまた、各商品提案に関する追加データも含み得る。
少なくとも一実施形態によれば、取引が完了可能となる前に、618にて、調達ポリシーが取引に適用され得る。当ステップにおいて、取引に関わる各商品は、調達ポリシーに照らして確認され得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザ特有、役割特有、または事業体特有の調達ポリシーが存在し、取引に適用される。これらの調達ポリシーに基づいて、いくつかの商品は、集約商品リストから削除され得る、または却下され得る、または認可プロセスに提出され得る。一旦調達ポリシーが取引に適用されると、620にて、取引に関わる各ネットワーク小売業者からのそれぞれの承認済商品に関して発注が行われる。
図7は、少なくとも一実施形態による購買取引を遂行する例示的方法の態様を示すフローチャートである。一部または全てのプロセス700(あるいは本明細書において説明される任意の他のプロセス、またはそれらの変形形態及び/もしくはそれらの組み合わせ)は、実行可能命令で構成される1つまたは複数のコンピュータシステムの制御の下で実行され、そしてハードウェアまたはそれらの組み合わせにより、1つまたは複数のプロセッサ上で集合的に実行されるコード(例えば実行可能命令、1つまたは複数のコンピュータプログラム、もしくは1つまたは複数のアプリケーション)として、実装され得る。少なくとも一実施形態によれば、図7のプロセス700は、図2に示される少なくとも1つまたは複数のサービスプロバイダ206により行われ得る。コードは、例えば、1つまたは複数のプロセッサにより実行可能な複数の命令を含むコンピュータプログラムの形態で、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的であり得る。
プロセス700は、ユーザがログインした時、サービスプロバイダにより保持されるネットワークサイトを訪問した時、またはネットワーク小売業者により保持される商品カタログを閲覧し始めて購買取引において購入する少なくとも1つの商品を選択した時、702にて開始され得る。704にて、購入する商品が特定され得る。少なくとも一実施形態によれば、購入する商品を特定するユニフォームリソースロケータまたはネットワークページリンクが、サービスプロバイダ206へ送信され得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザが商品を選択すると、選択された商品を示すブラウザクッキーが、ユーザマシン上に設定され得る。少なくとも一実施形態によれば、ユーザは、様々なネットワーク小売業者から複数の商品を選択し得る。これらの実施形態において、商品は、チェックアウトページ上でユーザに表示される集約商品リストにまとめられ得る。
706にて、サービスプロバイダ206はそれから、調達規則の集合から、購買取引に適用すべき少なくとも1つの規則を決定し得る。当規則は、購買される商品、購買を行うユーザ、ユーザが属する事業体(例えば図3の事業体307)、利用される支払方法、または任意の他の関連要素に基づいて、適用されるものとして決定され得る。一旦1つまたは複数の規則が購買取引に適用されるものとして決定されると、708にて、規則が適用される。
規則集合は、データベース、テキスト文書、マークアップ言語文書(拡張マークアップ言語(XML)等)、または任意の他の好適な記憶方法で、記憶され得る。例えば、XML文書で記憶された規則集合は、以下の形式を有し得る。
<ABC_Corp>
<limit>
$1000
</limit>
<ProcurementAgent>
<approval>
$500
</approval>
</ProcurementAgent>
</ABC_Corp>
当実施例において、規則集合は、事業体ABC法人に適用され得る。さらに、当実施例は、ABC法人の全従業員に適用されるルールと、その事業体内の特定の担当業務(調達代理人)に適用されるルールの2つのルールに関係する。当実施例において、ABC法人の従業員は、1000ドルを超す金額を費やすことはできない。さらに、事業体ABC法人により雇用される調達代理人は、1000ドルの上限を課せられる以外に、500ドルを超える全ての取引に関して承認を必要とする。取引に対し規則を適用する際、取引に関連する条件が、規則に照らして評価される。トリガ条件、すなわち規則が適用されることを示す条件が満たされる場合には、そのトリガ条件に対応付けられた規則が取引に適用され得る。各規則に活動が対応付けられ得る。例えば、制限規則は「拒否」活動に対応付けられ、そのため制限規則の全てのトリガ条件が満たされた場合、取引は拒否される。上の実施例を使用して説明すると、調達代理人が600ドルの商品の購入を試みた場合、承認規則のトリガ条件は満たされるが、制限規則のトリガ条件は満たされない。当シナリオにおいて、承認規則は、調達代理人のマネージャ(または他の権限を有する実体)が取引を承認するまで、取引を止める。さらなる実施例として、承認規則の適用の結果、購買指示書は認可のために第2ユーザへ送られる。
<ABC_Corp>
<limit>
$1000
</limit>
<ProcurementAgent>
<approval>
$500
</approval>
</ProcurementAgent>
</ABC_Corp>
当実施例において、規則集合は、事業体ABC法人に適用され得る。さらに、当実施例は、ABC法人の全従業員に適用されるルールと、その事業体内の特定の担当業務(調達代理人)に適用されるルールの2つのルールに関係する。当実施例において、ABC法人の従業員は、1000ドルを超す金額を費やすことはできない。さらに、事業体ABC法人により雇用される調達代理人は、1000ドルの上限を課せられる以外に、500ドルを超える全ての取引に関して承認を必要とする。取引に対し規則を適用する際、取引に関連する条件が、規則に照らして評価される。トリガ条件、すなわち規則が適用されることを示す条件が満たされる場合には、そのトリガ条件に対応付けられた規則が取引に適用され得る。各規則に活動が対応付けられ得る。例えば、制限規則は「拒否」活動に対応付けられ、そのため制限規則の全てのトリガ条件が満たされた場合、取引は拒否される。上の実施例を使用して説明すると、調達代理人が600ドルの商品の購入を試みた場合、承認規則のトリガ条件は満たされるが、制限規則のトリガ条件は満たされない。当シナリオにおいて、承認規則は、調達代理人のマネージャ(または他の権限を有する実体)が取引を承認するまで、取引を止める。さらなる実施例として、承認規則の適用の結果、購買指示書は認可のために第2ユーザへ送られる。
調達ポリシーは、事業体により選択及び/または提供後、サービスプロバイダにより記憶され得る。少なくとも一実施形態によれば、初期設定の調達ポリシーは、サービスプロバイダにより提供され得る。例えば、サービスプロバイダは、事業体の新規アカウントの作成の際、初期設定の調達ワークフローを提供し得る。さらに、事業体に、調達ポリシーデータの一部として記憶されるワークフロー、調達活動、及び/または調達規則を、作成、変更、削除、及び/または追加する能力が与えられる。少なくとも一実施形態によれば、事業体は、調達ポリシーの集合をマークアップ言語文書(例えばXML文書)でサービスプロバイダにアップロード及び/または提供し、サービスプロバイダはそれを構文解析し、好適な対応データ構造にマッピングし得る。少なくとも一実施形態によれば、事業体は、サービスプロバイダにより保持されるグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を介して、調達ポリシーを設定し得る。グラフィカルユーザインターフェイスを介して選択及び/または編集される調達ポリシーはそれから、サービスプロバイダ206により、1つまたは複数の好適な形式に変換され得る、及び1つまたは複数の好適な形式で記憶され得る。
少なくとも一実施形態によれば、認可担当者に対し、比較(例えば複数の商品に関する価格設定情報)が提供され得る。例えば、前の実施例におけるABC法人の調達代理人が、ベンダー1から商品を600ドルで購入しようとする場合、管理者からの認可が求められ得る。当実施例において、ベンダー1から600ドルで購入される同一商品(または均等物)は、ベンダー2から500ドルで購入可能であるという通知も、管理者に提供され得る。当実施例は、認可担当者が価格に基づいて比較を行うことを可能にすることに焦点を当てているが、業者評価、地理的位置、業者信頼度、または任意の他の好適な要素等、任意の数の要素に比較は基づき得る。認可担当者はさらに、商品の第三者的販売者を、ベンダー1からベンダー2へ切り替える能力が与えられ得る。少なくとも一実施形態によれば、商品の販売者以外の注文詳細は変わらず、調達代理人は取引に関してさらなる操作を行わない。
一旦調達規則が購買取引に適用されると、710にて、ユーザに代わって注文が行われる。これを行うために、サービスプロバイダ206は、非アフィリエイトネットワーク小売業者とのアカウントを作成し得る。アカウントは、ユーザに関連する情報を提供することにより、ユーザのために作成され得る。アカウントは、実際の顧客がネットワーク小売業者に晒されないように、サービスプロバイダ206のために作成されてもよい。
さらに様々な実施形態は、多種多様な動作環境において実行可能であり、場合によって動作環境は、多数のアプリケーションのうちのいずれかを作動させるのに使用可能な1つまたは複数のユーザコンピュータ、コンピューティングデバイス、または制御デバイスを含み得る。ユーザすなわちクライアントデバイスには、標準のオペレーティングシステムを実行するデスクトップまたはラップトップコンピュータ、並びにモバイルソフトウェアを実行し、多数のネットワーク及びメッセージ通信プロトコルに対応可能なセルラー、無線、及び手持ち型デバイス等、多数のパーソナルコンピュータのうちのいずれかが含まれ得る。このようなシステムはまた、開発及びデータベース管理等のために、様々な市販のオペレーティングシステム及び他の周知のアプリケーションのうちのいずれかを実行する多数のワークステーションを含み得る。これらのデバイスには、ダミー端末、シンクライアント、ゲーム機、及びネットワークを介して通信可能な他のデバイス等、他の電子デバイスも含まれ得る。
伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)、開放型システム間相互接続(OSI)、ファイル転送プロトコル(FTP)、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UpnP)、ネットワークファイルシステム(NFS)、共通インターネットファイルシステム(CIFS)、及びアップルトーク等、様々な市販のプロトコルのうちのいずれかを使用する通信に対応するために、大半の実施形態は、当業者によく知られる少なくとも1つのネットワークを利用する。ネットワークは、例えば、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、仮想プライベートネットワーク、インターネット、イントラネット、エクストラネット、公衆交換電話網、赤外線ネットワーク、無線ネットワーク、及びこれらの任意の組み合わせであり得る。
ウェブサーバを使用する実施形態において、ウェブサーバは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)サーバ、FTPサーバ、共通ゲートウェイインターフェイス(CGI)サーバ、データサーバ、ジャバサーバ、及びビジネスアプリケーションサーバを含む、様々なサーバまたは中間層アプリケーションのうちのいずれかを実行可能である。サーバ(複数可)はまた、JAVA(登録商標))、C、C#、もしくはC++等の任意のプログラミング言語、またはPerl、Python、もしくはTCL等の任意のスクリプト言語、並びにこれらの組み合わせで書かれた1つまたは複数のスクリプトもしくはプログラムとして実装され得る1つまたは複数のウェブアプリケーションを実行すること等により、ユーザデバイスからの要求に応じてプログラムまたはスクリプトを実行可能であり得る。サーバ(複数可)にはデータベースサーバも含まれ、Oracle社、Microsoft社、SAP AG、及びInternational Business Machines Corporation社から市販されるデータベースサーバが非限定的に含まれ得る。
環境には、前に論述されたように、様々なデータストア、並びに他のメモリ及び記憶媒体が含まれ得る。これらは、1つまたは複数のコンピュータのローカルにある(及び/または中に存在する)記憶媒体上、あるいはネットワーク上で任意または全てのコンピュータから遠隔にある記憶媒体上といった、様々な場所に存在し得る。特定集合の実施形態において、当業者によく知られるストレージエリアネットワーク(SAN)に情報は存在し得る。同様に、コンピュータ、サーバ、または他のネットワークデバイスに属する機能を実行するために必要な任意のファイルは、ローカル及び/またはリモートに適宜記憶され得る。システムがコンピュータ化デバイスを含む時、このようなデバイスにはそれぞれ、例えば少なくとも1つの中央処理装置(CPU)と、少なくとも1つの入力デバイス(例えばマウス、キーボード、コントローラ、タッチスクリーン、またはキーパッド)と、少なくとも1つの出力デバイス(例えばディスプレイデバイス、プリンタ、またはスピーカー)とを含む、バスを介して電気的に結合され得るハードウェア要素が含まれ得る。このようなシステムはまた、ディスクドライブ、光学記憶デバイス、及び、ランダムアクセスメモリ(RAM)もしくは読出専用メモリ(ROM)等のソリッドステート記憶デバイス、並びに着脱可能媒体デバイス、メモリカード、フラッシュカード等といった、1つまたは複数の記憶デバイスを含み得る。
このようなデバイスはまた、前述のように、コンピュータ可読記憶媒体リーダ、通信デバイス(例えばモデム、ネットワークカード(無線または有線)、赤外線通信デバイス等)、及び作業メモリを含み得る。コンピュータ可読記憶媒体リーダは、コンピュータ可読情報を一時的及び/またはより永久的に保有、記憶、送信、及び取得するための、リモート、ローカル、固定、及び/または着脱可能の記憶デバイス並びに記憶媒体に相当するコンピュータ可読記憶媒体と接続、または当コンピュータ可読記憶媒体を受けるように構成され得る。システム及び様々なデバイスには通常、クライアントアプリケーションまたはブラウザ等のオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを含む、少なくとも1つの作業メモリデバイス内に配置された多数のソフトウェアアプリケーション、モジュール、サービス、または他の要素も含まれ得る。代替実施形態は、前述の実施形態からの多数の変形形態を有し得ることは理解されよう。例えば、カスタマイズされたハードウェアも使用され、及び/または特定要素がハードウェア、ソフトウェア(アプレット等のポータブルソフトウェアを含む)またはその両方に実装され得る。さらに、ネットワーク入力/出力デバイス等の他のコンピューティングデバイスへの接続が採用され得る。
コードや部分的コードを含む記憶媒体及びコンピュータ可読媒体には、当技術分野において既知または既に使用されている任意の好適な媒体が含まれ得る。任意の好適な媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、ブログラムモジュール、もしくは他のデータといった情報の記憶及び/または送信に関する任意の方法または技術で実行される揮発性及び不揮発性、着脱可能及び着脱不可能媒体が挙げられるがこれに限定されない記憶媒体及び通信媒体が含まれる。記憶媒体及び通信媒体には、RAM、ROM、電気的消去可能プログラム可能読出専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または所望の情報を記憶するために使用され、システムデバイスによりアクセス可能な任意の他の媒体が含まれる。本明細書において提供される開示及び教示に基づいて、当業者は、様々な実施形態を実行する他のやり方及び/または方法を理解するであろう。
明細書及び図面は適宜、制限的な意味ではなく例示的な意味にみなされるべきである。しかしながら、これらに対し、特許請求の範囲に述べられる開示内容のより広い趣旨と範囲から逸脱せずに、様々な修正及び変更を行うことが可能であることは明白である。
他の変形形態も、本開示の趣旨の範囲内である。従って、開示される技術は様々な修正及び代替構造を許容可能であるが、これらのうちの特定の例示的実施形態が、図面に示され、詳しく前述されている。しかしながら、開示される特定の形式(複数可)に開示内容を限定する意図はなく、それとは逆に、添付の請求項において定義される開示内容の趣旨と範囲に入る全ての修正、代替構造、及び均等物を含める意図があることは理解されよう。
開示される実施形態を記述する文脈(特に以下の請求項の文脈)における「a」、「an」、「the」、及び同様の指示物の用語の使用は、本明細書において指示されないか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、単数と複数の両方を対象にすると解釈されるべきである。「comprising(含む)」、「having(有する)」、「including(含む)」、及び「containing(含む)」の用語は、特に断りのない限り、無制限用語(すなわち「含むがこれに限定されない」という意味)として解釈されるべきである。用語「connected(接続)」は、何かが介在しているとしても、部分的または全体的に含まれる、取り付けられる、または接続される、と解釈されるべきである。本明細書における値の範囲の詳述は、本明細書において特に指示のない限り、範囲内に入る個々の値を個別に指す簡略な方法として用いられることを単に意図し、そして個々の値は、本明細書において個別に詳述されているかのように、明細書に組み込まれる。本明細書において説明される全ての方法は、本明細書において特に指示がないか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、任意の好適な順序で行うことが可能である。本明細書において提供される任意及び全ての実施例、または例示語(例えば「such as(例えば)」)の使用は、単に開示の実施形態をより分かり易くすることを意図し、特に請求のない限り開示内容の範囲を限定しない。明細書におけるどの文面も、任意の非請求要素が、開示内容の実行に必須であるかのように解釈されるべきではない。
句「X、Y、またはZのうちの少なくとも1つ」等の選言的言葉使いは、特に明言のない限り、項目、項等がX、またはY、またはZであり得る、あるいはこれらの任意の組み合わせ(例えばX、Y、及び/またはZ)であり得ることを表すために一般に用いられる文脈内で理解されることを意図する。従って、このような選言的言葉使いは、ある実施形態において少なくとも1つのX、少なくとも1つのY、または少なくとも1つのZがそれぞれ存在する必要があることを意味する意図は一般になく、また意味するべきではない。
本明細書において説明される本開示の好ましい実施形態には、本発明者が知る本開示を実行するための最適な形態が含まれる。これらの好ましい実施形態の変形形態は、前述の説明を読むことで、当業者に明らかとなるだろう。本発明者は、当業者がこのような変形形態を好適なものとして採用することを見込み、本発明者は、本開示が本明細書において具体的に説明された以外の方法で実行されることを意図する。従って、本開示は、本明細書に添付される請求項において詳述される主題の全ての修正及び均等物を、適用法令により認可したものとして含む。さらに、これらの全ての可能な変形形態における前述の要素の任意の組み合わせは、本明細書において特に指示がないか、または明らかに文脈と矛盾しない限り、開示内容に含まれる。
本開示の実施形態の実施例は、以下の条項を以って説明され得る。
条項1.特定のコンピュータ実行可能命令を実行する、サービスプロバイダに対応付けられた第1コンピューティングデバイスの制御の下、事業体のための商品の調達に関する要求を第2コンピューティングデバイスから受信することであって、前記要求は、前記第2コンピューティングデバイスにより実行されるブラウザアプリケーションを介して前記第2コンピューティングデバイスによりユーザに提示されるネットワーク小売サイトからの前記商品の提案を特定し、前記ユーザに対応付けられ、前記ブラウザアプリケーションに対する拡張により生成され、前記ユーザは前記事業体に対応付けられ、前記事業体は前記サービスプロバイダとは異なる、受信することと、前記要求に応じて、電子データストアにおける前記サービスプロバイダにより保持される複数の調達ポリシーから、前記商品の前記調達に関する調達ポリシーを特定することであって、前記特定することは前記ユーザの属性に少なくとも部分的に基づき、前記複数の調達ポリシーは、様々な事業体のために前記電子データストアにおける前記サービスプロバイダにより保持される、特定することと、前記事業体のための前記商品の調達を前記調達ポリシーが提供することを判定することと、前記調達ポリシーに従って、前記事業体のために前記ネットワーク小売サイトからの前記商品に関する購買取引を開始することとを含むコンピュータ実施方法。
条項2.前記ユーザは、前記サービスプロバイダに対応付けられたユーザアカウントにログインすることを求められ、前記調達ポリシーは、前記複数の調達ポリシーから、前記ユーザの前記属性、並びに前記調達ポリシーと前記ユーザアカウントとの関連性に少なくとも部分的に基づいて特定される、条項1に記載のコンピュータ実施方法。
条項3.前記ネットワーク小売サイトは前記サービスプロバイダとアフィリエイト関係がない、条項1に記載のコンピュータ実施方法。
条項4.前記要求は、前記商品の前記提案を特定するクッキー、前記商品の前記提案を特定するハイパーリンク、前記商品の前記提案を特定するブックマーク、または前記商品の前記提案を特定するユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、条項3に記載のコンピュータ実施方法。
条項5.特定のコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されるデータストアと、前記データストアと通信する第1コンピューティングデバイスとを備えるシステムであって、前記第1コンピューティングデバイスはプロセッサを含み、前記プロセッサは、前記特定のコンピュータ実行可能命令を実行して少なくとも、ブラウザアプリケーションを実行する第2コンピューティングデバイスから商品の取引の要求を受信することであって、前記取引は事業体のために行われ、前記要求は前記ブラウザアプリケーションに対する拡張とのユーザによる操作に応じて生成され、前記ブラウザアプリケーションは前記第2コンピューティングデバイス上で前記商品に関する情報を提示する、受信することと、前記要求から前記商品を特定することと、複数の調達ポリシーから、前記商品の前記取引に適用される前記事業体に対応付けられた調達ポリシーを特定することであって、前記複数の調達ポリシーから特定される前記調達ポリシーは前記ユーザの属性に少なくとも部分的に基づく、特定することと、前記事業体に対応付けられた前記調達ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記商品の前記取引が実行可能であることを判定することと、前記事業体のために前記商品の前記取引の実行を開始することとを実施するように構成される、前記システム。
条項6.前記調達ポリシーは、前記複数の調達ポリシーから、前記事業体、前記ユーザ、支払方法、または前記商品のカテゴリのうちの少なくとも1つに部分的に基づいて特定される、条項5に記載のシステム。
条項7.前記調達ポリシーは、最高取引額、最低取引額、利用すべき支払方法の種類、前記事業体内の前記ユーザの役割、前記取引を完了する前に必要となる認可、または前記商品のカテゴリのうちの少なくとも1つに関連する規則を含む、条項5に記載のシステム。
条項8.前記要求は、クッキー、ハイパーリンク、ブックマーク、またはユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、条項5に記載のシステム。
条項9.前記要求は、前記商品が取得可能なネットワークサイトを特定する、条項5に記載のシステム。
条項10.前記購買取引を開始することは、前記第2コンピューティングデバイス上に前記ブラウザアプリケーションによりチェックアウトページを提示させることを含み、前記チェックアウトページは、前記商品が取得可能な前記ネットワークサイトのプロバイダとは異なるサービスプロバイダに対応付けられる、条項9に記載のシステム。
条項11.前記プロセッサはさらに、前記事業体のために前記商品の前記取引を実行するために、調達ワークフローを少なくとも実施する前記特定のコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される、条項5に記載のシステム。
条項12.特定のコンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイスであって、プロセッサにより実行されると、コンピュータシステムに少なくとも、ブラウザを実行するコンピューティングデバイスから、第1商品の調達に関する第1要求を受信することであって、前記ブラウザは第1ネットワークサイトから前記第1商品を参照する第1ネットワークページを提示するため、前記第1要求は前記ブラウザに対する拡張とのユーザによる操作に応じて生成される、受信することと、前記第1要求から前記第1商品を特定することと、前記第1ネットワークサイトのプロバイダとは異なるサービスプロバイダにより保持されるデータストアに記憶される複数の調達規則から、前記ユーザまたは前記実体のうちの少なくとも1つに対応付けられる、前記商品に関する調達規則を特定することとを実施させる、前記非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項13.前記命令は、プロセッサにより実行されると、さらに前記コンピュータシステムに少なくとも、前記ブラウザを実行する前記コンピューティングデバイスから、第2商品の調達に関する第2要求を受信することであって、前記ブラウザは第2ネットワークサイトから前記第2商品を参照する第2ネットワークページを提示するため、前記第2要求は前記ブラウザに対する前記拡張との前記ユーザによる操作に応じて生成される、受信することと、前記第2要求から前記第2商品を特定することと、前記調達規則に従って、前記第1商品及び前記第2商品の調達を開始することとを実施させる、条項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項14.前記拡張が有効であることを示すために前記ブラウザによりアイコンが提示される、条項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項15.前記要求は、クッキー、ハイパーリンク、ブックマーク、またはユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、条項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項16.前記特定のコンピュータ実施可能命令は、プロセッサにより実行されると、さらに前記コンピュータシステムに少なくとも、前記調達規則に従って前記第1商品の調達を開始させる、条項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項17.前記第1商品の調達は、前記調達規則により提供される情報を使用して開始される、条項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項18.前記ユーザは前記調達規則により提供される前記情報を変更できない、条項17に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項19.ブラウザ拡張モジュールを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイスであって、前記ブラウザ拡張モジュールは、ユーザコンピューティングデバイスのプロセッサにより実行されると、前記ユーザコンピューティングデバイスに少なくとも、前記ブラウザ拡張モジュールを利用するブラウザが、ネットワークサイトから商品を参照するネットワークページを提示するように、前記ユーザコンピューティングデバイス上にアイコンを提示することと、前記アイコンとのユーザによる操作に応じて、実体のために前記商品を調達する要求を生成することと、複数の調達ポリシーのデータストアを保持するサービスプロバイダコンピューティングシステムへ前記要求を送信することであって、前記サービスプロバイダコンピューティングシステムのプロバイダは前記ネットワークサイトのプロバイダとは異なり、前記サービスプロバイダコンピューティングシステムは、前記ユーザの属性に少なくとも部分的に基づいて前記データストアから前記実体に対応付けられた調達ポリシーを少なくとも特定するように構成される、送信することと、前記サービスプロバイダコンピューティングシステムにより特定された前記調達ポリシーが、前記ネットワークサイトから調達可能な前記商品を提供しないという指示を、前記サービスプロバイダコンピューティングシステムから受信することと、前記アイコンを無効にすることとを実施させる、前記非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項20.前記アイコンが無効にされた後、前記アイコンとの前記ユーザによる操作に起因して、前記ブラウザ拡張モジュールは、ユーザコンピューティングデバイスのプロセッサにより実行されると、さらに前記ユーザコンピューティングデバイスに少なくとも、前記商品が前記ネットワークサイトから調達可能なように、前記サービスプロバイダコンピューティングシステムの前記プロバイダと前記ネットワークサイトの前記プロバイダとの間に関係を確立する要求を生成することと、前記関係を確立する前記要求を前記サービスプロバイダコンピューティングシステムへ送信することとを実施させる、条項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
条項21.前記要求は、クッキー、ハイパーリンク、ブックマーク、またはユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、条項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
本明細書において引用される公報、特許出願及び特許を含む全ての参考文献は、各文献が参照により組み込まれるよう個々に具体的に示され、かつその全体が本明細書において記載されるのと同程度に、参照により本明細書に組み込まれるものとする。
Claims (15)
- 特定のコンピュータ実行可能命令を実行する、サービスプロバイダに対応付けられた第1コンピューティングデバイスの制御の下、
事業体のための商品の調達に関する要求を第2コンピューティングデバイスから受信することであって、
前記要求は、前記第2コンピューティングデバイスにより実行されるブラウザアプリケーションを介して前記第2コンピューティングデバイスによりユーザに提示されるネットワーク小売サイトからの前記商品の提案を特定し、
前記ユーザに対応付けられ、
前記ブラウザアプリケーションに対する拡張により生成され、
前記ユーザは前記事業体に対応付けられ、
前記事業体は前記サービスプロバイダとは異なる、受信することと、
前記要求に応じて、電子データストアにおける前記サービスプロバイダにより保持される複数の調達ポリシーから、前記商品の前記調達に関する調達ポリシーを特定することであって、
前記特定することは前記ユーザの属性に少なくとも部分的に基づき、
前記複数の調達ポリシーは、様々な事業体のために前記電子データストアにおける前記サービスプロバイダにより保持される、特定することと、
前記事業体のための前記商品の調達を前記調達ポリシーが提供することを判定することと、
前記調達ポリシーに従って、前記事業体のために前記ネットワーク小売サイトからの前記商品に関する購買取引を開始することとを含むコンピュータ実施方法。 - 前記ユーザは、前記サービスプロバイダに対応付けられたユーザアカウントにログインすることを求められ、前記調達ポリシーは、前記複数の調達ポリシーから、前記ユーザの前記属性、並びに前記調達ポリシーと前記ユーザアカウントとの関連性に少なくとも部分的に基づいて特定される、請求項1に記載のコンピュータ実施方法。
- 前記ネットワーク小売サイトは前記サービスプロバイダとアフィリエイト関係にない、請求項1に記載のコンピュータ実施方法。
- 前記要求は、前記商品の前記提案を特定するクッキー、前記商品の前記提案を特定するハイパーリンク、前記商品の前記提案を特定するブックマーク、または前記商品の前記提案を特定するユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載のコンピュータ実施方法。
- 特定のコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されるデータストアと、
前記データストアと通信する第1コンピューティングデバイスとを備えるシステムであって、前記第1コンピューティングデバイスはプロセッサを含み、前記プロセッサは、前記特定のコンピュータ実行可能命令を実行して少なくとも、
ブラウザアプリケーションを実行する第2コンピューティングデバイスから商品の取引の要求を受信することであって、前記取引は事業体のために行われ、前記要求は前記ブラウザアプリケーションに対する拡張とのユーザによる操作に応じて生成され、前記ブラウザアプリケーションは前記第2コンピューティングデバイス上で前記商品に関する情報を提示する、受信することと、
前記要求から前記商品を特定することと、
複数の調達ポリシーから、前記商品の前記取引に適用される前記事業体に対応付けられた調達ポリシーを特定することであって、前記複数の調達ポリシーから特定される前記調達ポリシーは前記ユーザの属性に少なくとも部分的に基づく、特定することと、
前記事業体に対応付けられた前記調達ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記商品の前記取引が実行可能であることを判定することと、
前記事業体のために前記商品の前記取引の実行を開始することとを実施するように構成される、前記システム。 - 前記調達ポリシーは、前記複数の調達ポリシーから、前記事業体、前記ユーザ、支払方法、または前記商品のカテゴリのうちの少なくとも1つに部分的に基づいて特定される、請求項5に記載のシステム。
- 前記調達ポリシーは、最高取引額、最低取引額、利用すべき支払方法の種類、前記事業体内の前記ユーザの役割、前記取引を完了する前に必要となる認可、または前記商品のカテゴリのうちの少なくとも1つに関連する規則を含む、請求項5に記載のシステム。
- 前記要求は、クッキー、ハイパーリンク、ブックマーク、またはユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載のシステム。
- 前記要求は、前記商品が取得可能なネットワークサイトを特定する、請求項5に記載のシステム。
- 前記購買取引を開始することは、前記第2コンピューティングデバイス上に前記ブラウザアプリケーションによりチェックアウトページを提示させることを含み、前記チェックアウトページは、前記商品が取得可能な前記ネットワークサイトのプロバイダとは異なるサービスプロバイダに対応付けられる、請求項9に記載のシステム。
- 前記プロセッサはさらに、前記事業体のために前記商品の前記取引を実行するために、調達ワークフローを少なくとも実施する前記特定のコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される、請求項5に記載のシステム。
- 特定のコンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイスであって、プロセッサにより実行されると、コンピュータシステムに少なくとも、
ブラウザを実行するコンピューティングデバイスから、第1商品の調達に関する第1要求を受信することであって、前記ブラウザは第1ネットワークサイトから前記第1商品を参照する第1ネットワークページを提示するため、前記第1要求は前記ブラウザに対する拡張とのユーザによる操作に応じて生成される、受信することと、
前記第1要求から前記第1商品を特定することと、
前記第1ネットワークサイトのプロバイダとは異なるサービスプロバイダにより保持されるデータストアに記憶される複数の調達規則から、前記ユーザまたは前記実体のうちの少なくとも1つに対応付けられる、前記商品に関する調達規則を特定することとを実施させる、前記非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。 - 前記命令は、プロセッサにより実行されると、さらに前記コンピュータシステムに少なくとも、
前記ブラウザを実行する前記コンピューティングデバイスから、第2商品の調達に関する第2要求を受信することであって、前記ブラウザは第2ネットワークサイトから前記第2商品を参照する第2ネットワークページを提示するため、前記第2要求は前記ブラウザに対する前記拡張との前記ユーザによる操作に応じて生成される、受信することと、
前記第2要求から前記第2商品を特定することと、
前記調達規則に従って、前記第1商品及び前記第2商品の調達を開始することとを実施させる、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。 - 前記要求は、クッキー、ハイパーリンク、ブックマーク、またはユニフォームリソース識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
- 前記第1商品の調達は、前記調達規則により提供される情報を使用して開始され、前記ユーザは前記調達規則により提供される前記情報を変更できない、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読記憶メモリデバイス。
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