JP2021189345A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方式で収容容器を交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、交換可能に設けられた、消耗材を収容する収容容器と、消耗材を使用して画像形成を行う画像形成部と、消耗材の残量を検知する残量検知部と、残量検知部の検知結果に基づいて消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知する残量状態通知部と、収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換されたか否かを検知する交換状態検知部とを備える。残量状態通知部は、交換状態検知部の検知結果に基づいて、消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知するタイミングを切り替える。【選択図】図6

Description

本開示は、消耗材を収容する収容容器が着脱可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成された静電潜像を、現像器内の消耗材としての現像剤を用いて現像することによって画像を形成する。現像器内に蓄積できる現像剤の量には限りがあるため、画像形成装置に着脱可能な収容容器から現像器へ適宜現像剤が補給される。
収容容器内の現像剤の量にも限りがあるため、収容容器内に現像剤がなくなると、収容容器から現像器へ現像剤が補給できなくなる。そのため、収容容器内の現像剤がなくなった場合、画像形成装置は収容容器を交換するようユーザに通知する。
ところが、収容容器内の現像剤が存在するにも拘わらず、ユーザが収容容器を交換してしまうことがある。そこで、従来の画像形成装置においては、収容容器内の現像剤の量が所定の閾値以下になった時にその旨の警告をするメッセージを画面に表示することが提案されている。
この点で、収容容器を交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することにより、ユーザビリティを向上させることができる。
特許文献1においては、残量に関するメッセージを画面に表示する表示モードを変更することにより、現像剤が残っている収容容器が新しい収容容器と交換されてしまうことを抑止する方式を提案している。
特開2019−144487号公報
しかしながら、上記文献に示されるように、表示モードを変更しても、メッセージの通知を受けると、ユーザーは交換する可能性がある。
本開示は、上述のような背景に鑑みてなされたものであって、簡易な方式で収容容器を交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本開示の画像形成装置は、交換可能に設けられた、消耗材を収容する収容容器と、消耗材を使用して画像形成を行う画像形成部と、消耗材の残量を検知する残量検知部と、残量検知部の検知結果に基づいて消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知する残量状態通知部と、収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換されたか否かを検知する交換状態検知部とを備える。残量状態通知部は、交換状態検知部の検知結果に基づいて、消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知するタイミングを切り替える。
好ましくは、残量状態通知部は、交換状態検知部で収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換されたことを検知した場合には、消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知するタイミングを判断する第1の閾値を第2の閾値に変更する。
好ましくは、第2の閾値を設定する閾値設定部をさらに備える。
好ましくは、第1の閾値は、トナーの残量率であり、記閾値設定部は、収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換された際の残量検知部で検知されたトナーの残量に基づき第2の閾値を設定する。
好ましくは、第1の閾値は、トナーの残量率であり、閾値設定部は、第2の閾値を消耗材の残量が第1の閾値に到達してからの所定の印字枚数に設定する。
好ましくは、閾値設定部は、第2の閾値を収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換された際の消耗材の残量が第1の閾値に到達してからの印字枚数に設定する。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施形態に従う画像形成装置1の外観を説明する図である。 実施形態に従う画像形成装置1の構成を説明する図である。 実施形態に従う画像形成装置1の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に従う制御装置101の機能ブロックを説明する図である。 実施形態に従う交換状態検知部118の処理について説明する図である。 実施形態に従う残量状態通知部116の処理について説明する図である。 実施形態の変形例に従う交換状態検知部118の処理について説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下の実施形態では、画像形成装置としては、たとえばMFP、プリンター、複写機、またはファクシミリなどが挙げられる。
[1.画像形成装置1の構成]
図1は、実施形態に従う画像形成装置1の外観を説明する図である。図1を参照して、画像形成装置1は、カラープリンターとしての画像形成装置1が示されている。以下では、カラープリンターとしての画像形成装置1について説明するが、画像形成装置1は、カラープリンターに限定されない。たとえば、画像形成装置1は、モノクロプリンターであってもよいし、モノクロプリンターまたはカラープリンターとファクシミリとの複合機(所謂MFP(Multi Functional Peripheral))であってもよい。
画像形成装置1は、画像読取部としてのスキャナー20と、画像形成部としてのプリンター25とを備える。スキャナー20には、ADF(Auto Document Feeder)24が設けられている。プリンター25には、用紙を収納するトレイ37が設けられている。画像形成装置1は、画像形成装置1に関する各種の設定操作や情報を表示するための表示パネル105を備える。表示パネル105は、画像形成装置1の正面側に設けられている。
また、画像形成装置1の正面側にはトナー扉8が設けられている。トナー扉8を開閉することにより後述するトナーボトル15の交換が可能となる。トナー扉8には、トナー扉センサー70が設けられている。トナー扉センサー70は、トナー扉8の開閉を検知する。
図2は、実施形態に従う画像形成装置1の構成を説明する図である。図2を参照して、画像形成装置1の上部には、スキャナー20が設けられている。スキャナー20は、カバー21と、用紙台22と、トレイ23と、ADF24とを含む。カバー21の一端は、用紙台22に固定されており、カバー21は、当該一端を支点として開閉可能に構成されている。操作者は、カバー21を開くことで、原稿を用紙台22にセットすることができる。画像形成装置1は、原稿が用紙台22にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、用紙台22にセットされた原稿のスキャンを開始する。また、画像形成装置1は、原稿がトレイ23にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、ADF24によって1枚ずつ自動的に原稿を読み取る。
プリンター25は、画像作成部90Y,90M,90C,90Kと、IDC(Image Density Control)センサー19と、転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、転写駆動機32と、二次転写ローラー33と、トレイ37A〜37Cと、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、タイミングローラー40と、クリーニングユニット43と、定着器60とを備える。
画像作成部90Y,90M,90C,90Kは、転写ベルト30に沿って順に並べられている。画像作成部90Yは、トナーボトル15Yからトナーの供給を受けてイエロー(Y)のトナー像を形成する。画像作成部90Mは、トナーボトル15Mからトナーの供給を受けてマゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像作成部90Cは、トナーボトル15Cからトナーの供給を受けてシアン(C)のトナー像を形成する。画像作成部90Kは、トナーボトル15Kからトナーの供給を受けてブラック(BK)のトナー像を形成する。画像作成部90Y,90M,90C,90Kは、それぞれ、転写ベルト30に沿って転写ベルト30の回転方向の順に配置されている。画像作成部90Y,90M,90C,90Kはそれぞれ、回転可能に構成されている感光体10と、帯電装置11と、露光装置13と、現像器14と、クリーニングユニット17と、トナーセンサー18とを備える。画像作成部90Y,90M,90C,90Kがそれぞれ、上述したように作動した後に、転写駆動機32の転写によって、イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて感光体10から転写ベルト30に転写される。これにより、カラーのトナー像が転写ベルト30上に形成される。
IDCセンサー19は、転写ベルト30上に形成されるトナー像の濃度を検知する。典型的には、IDCセンサー19は、反射型フォトセンサーからなる光強度センサーであり、転写ベルト30の表面からの反射光強度を検知する。転写ベルト30は、従動ローラー38と駆動ローラー39とに張架されている。駆動ローラー39はモーター(図示しない)に接続されている。当該モーターを制御することにより、駆動ローラー39は回転する。転写ベルト30および従動ローラー38は、駆動ローラー39に連動して回転する。これにより、転写ベルト30上のトナー像が二次転写ローラー33に送られる。トレイ37A〜37Cのそれぞれには、異なる大きさの用紙がセットされる。用紙は、記録媒体の一例である。用紙は、トレイ37A〜37Cのいずれかから1枚ずつ給紙機構35を介してタイミングローラー40に搬送される。そして、タイミングローラー40によって搬送経路41に沿って二次転写ローラー33に送られる。用紙が送り出されるタイミングに合わせて、二次転写ローラー33に印加する転写電圧を制御する。
二次転写ローラー33は、トナー像の帯電極性と逆極性の転写電圧を搬送中の用紙に印加する。その結果、トナー像は、転写ベルト30から二次転写ローラー33に引き付けられ、転写ベルト30上のトナー像が転写される。二次転写ローラー33への用紙の搬送タイミングは、転写ベルト30上のトナー像の位置に合わせてタイミングローラー40によって制御される。その結果、転写ベルト30上のトナー像は、用紙の適切な位置に転写される。定着器60は、定着器60を通過する用紙を加圧および加熱する。これにより、トナー像は用紙に定着する。その後、用紙は、トレイ49に排紙される。クリーニングユニット43は、転写ベルト30から用紙へのトナー像の転写後に転写ベルト30の表面に残留するトナーを回収する。回収されたトナーは、搬送スクリュー(図示しない)で搬送され、廃トナー容器(図示しない)に貯められる。
トナーボトル15Y、15M、15C、15K(以下、総称してトナーボトル15とも称する)は、それぞれ交換可能に設けられている。各トナーボトル15Y、15M、15C、15Kに隣接してそれぞれのトナーボトル15Y、15M、15C、15Kの脱着を検知する脱着検知部12Y、12M、12C、12K(以下、総称して脱着検知部12とも称する)が設けられる。また、各トナーボトル15Y、15M、15C、15Kのトナーの残量を検知するトナー残量検知センサー16Y、16M、16C、16K(以下、総称してトナー残量検知センサー16とも称する)も設けられる。脱着検知部12は、トナーボトル15に装着されているトナーIDの情報を取得する。
制御装置101は、脱着検知部12およびトナー残量検知センサー16からの検知結果に基づいて各種の制御を実行する。
[2.ハードウェア構成]
図3は、実施形態に従う画像形成装置1の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図3を参照して、画像形成装置1のハードウェア構成の一例について説明する。
画像形成装置1は、スキャナー20およびプリンター25に加え、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ネットワークインターフェイス104と、表示パネル105と、マイク106と、記憶装置110とを含む。制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。制御装置101は、画像形成装置1の制御パラメーターを調整するためのプログラム112などの各種プログラムを実行することで画像形成装置1の動作を制御する。制御装置101は、プログラム112の実行命令を受け付けたことに基づいて、記憶装置110からRAM103にプログラム112を読み出す。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、プログラム112の実行に必要な各種データを一時的に格納する。ネットワークインターフェイス104には、アンテナ(図示しない)や無線モジュールなどが接続される。画像形成装置1は、アンテナや無線モジュールを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、スマートフォンなどの携帯通信端末、サーバーなどを含む。画像形成装置1は、プログラム112をアンテナを介してサーバーからダウンロードできるように構成されてもよい。
表示パネル105は、ディスプレイとタッチパネルとで構成されている。ディスプレイおよびタッチパネルは互いに重ねられており、画像形成装置1に対する操作をタッチ操作で受け付ける。また、表示パネル105は、設定操作を受け付けるのみならず、ユーザーに各種の情報を提供することが可能である。
記憶装置110は、たとえば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)その他の記憶装置である。記憶装置110は、内蔵式、外付け式のいずれであってもよい。記憶装置110は、本実施形態に従うプログラム112などを格納する。ただし、プログラム112の格納場所は記憶装置110に限定されず、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。プログラム112は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施形態に従う制御処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施形態に従うプログラム112の趣旨を逸脱するものではない。さらに、プログラム112によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーがプログラム112の処理の一部を実行する所謂クラウドサービスのような形態で画像形成装置1が構成されてもよい。マイク106は、音声の入力を受け付ける。
図4は、実施形態に従う制御装置101の機能ブロックを説明する図である。図4を参照して、制御装置101は、トナー残量検知センサー16と、脱着検知部12と、トナー扉センサー70と接続され、そえぞれからのデータの入力を受ける。
制御装置101は、トナー残量検知センサー16からの残量データを取得する残量取得部114と、残量取得部114で取得した残量データに基づいてトナーボトル15のトナーの残量状態が所定状態になったことを通知する残量状態通知部116と、トナーボトル15が以前に所定残量に達しない状態で交換されたか否かを検知する交換状態検知部118と、印字枚数を取得する印字枚数取得部119と、閾値設定部117とを含む。
残量取得部114は、各色毎のトナーボトル15に設けられたトナー残量検知センサー16からの残量データを取得する。残量状態通知部116は、各色毎に残量取得部114で取得した対応する色のトナーボトル15の残量データに基づいて残量状態が所定状態になったことを通知する。交換状態検知部118は、各色毎に対応する色のトナーボトル15が以前に所定残量に達しない状態で交換されたか否かを検知する。
閾値設定部117は、トナーの残量を通知するタイミングを判断するための閾値を設定する。具体的には、閾値設定部117は、第1の閾値と、第2の閾値とを設定する。例えば、第1の閾値は、残量データ20%に設定する。第2の閾値は、残量データ10%に設定する。
図5は、実施形態に従う交換状態検知部118の処理について説明する図である。図5を参照して、交換状態検知部118は、トナー扉センサー70からの開閉信号に基づいてトナー扉8が閉じられたか否かを判断する(ステップS2)。トナー扉8が閉じられていない場合には、ステップS2の状態を維持する。ステップS2において、交換状態検知部118は、トナー扉センサー70からの開閉信号に基づいてトナー扉8が閉じられたと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次にトナーエンプティストップの状態か否かを判断する(ステップS4)。具体的には、交換状態検知部118は、残量取得部114で取得したトナー残量検知センサー16からの残量データが「0」であるか否かを判断する。なお、残量データは「0」に限られず任意の値に設定することが可能である。
ステップS4において、交換状態検知部118は、トナーエンプティストップの状態であると判断した場合(ステップS4においてYES)には、次に、トナーIDを取得したか否かを判断する(ステップS6)。具体的には、交換状態検知部118は、脱着検知部12からトナーIDを取得したか否かを判断する。ステップS6において、交換状態検知部118は、トナーIDを取得しない場合(ステップS6においてNO)には、ステップS2に戻り上記処理を繰り返す。ステップS6において、交換状態検知部118は、脱着検知部12からトナーIDを取得した場合には、前回保存されているトナーIDと、取得したトナーIDが同じであるか否かを判断する(ステップS8)。ステップS8において、交換状態検知部118は、前回保存されているトナーIDと、脱着検知部12から取得したトナーIDが同じであると判断した場合(ステップS8においてYES)には、ステップS2に戻る。すなわち、この場合は、新しいトナーボトル15との交換ではなく、同じ古いトナーボトル15のままであるため交換作業ではない。ステップS8において、交換状態検知部118は、前回保存されているトナーIDと、脱着検知部12から取得したトナーIDが同じでないと判断した場合(ステップS8においてNO)には、取得したトナーIDを記憶する(ステップS10)。すなわち、この場合は、古いトナーボトル15から新しいトナーボトル15の交換である。そして、交換状態検知部118は、処理を終了する(エンド)。
一方、ステップS4において、交換状態検知部118は、トナーエンプティストップの状態でないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、次に、トナーIDを取得したか否かを判断する(ステップS12)。具体的には、交換状態検知部118は、脱着検知部12からトナーIDを取得したか否かを判断する。ステップS12において、交換状態検知部118は、トナーIDを取得しない場合(ステップS12においてNO)には、ステップS2に戻り上記処理を繰り返す。ステップS12において、交換状態検知部118は、脱着検知部12からトナーIDを取得した場合には、前回保存されているトナーIDと、取得したトナーIDが同じであるか否かを判断する(ステップS14)。ステップS14において、交換状態検知部118は、前回保存されているトナーIDと、脱着検知部12から取得したトナーIDが同じであると判断した場合(ステップS14においてYES)には、ステップS2に戻る。すなわち、この場合は、新しいトナーボトル15との交換ではなく、同じ古いトナーボトル15のままであるため交換作業ではない。ステップS14において、交換状態検知部118は、前回保存されているトナーIDと、脱着検知部12から取得したトナーIDが同じでないと判断した場合(ステップS14においてNO)には、エンプティ前交換フラグをオンに設定する(ステップS16)。具体的には、記憶装置110に当該情報を格納する。次に、交換状態検知部118は、取得したトナーIDを記憶する(ステップS10)。すなわち、この場合は、古いトナーボトル15から新しいトナーボトル15の交換である。そして、交換状態検知部118は、処理を終了する(エンド)。
図6は、実施形態に従う残量状態通知部116の処理について説明する図である。図6を参照して、残量状態通知部116は、トナー量を取得する(ステップS20)。具体的には、残量状態通知部116は、残量取得部114で取得したトナーボトル15の残量データを取得する。
次に、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態か否かを判断する(ステップS22)。具体的には、残量状態通知部116は、残量取得部114で取得したトナーボトル15の残量データが第1の閾値に到達したか否かを判断する。すなわち、残量データが第1の閾値(20%)以下になったか否かを判断する。
次に、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態でないと判断した場合(ステップS22においてNO)には、ステップS20に戻る。一方、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態であると判断した場合(ステップS22においてYES)には、エンプティ前交換フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS24)。具体的には、残量状態通知部116は、交換状態検知部118がエンプティ前交換フラグをオンに設定したか否かを判断する。具体的には、残量状態通知部116は、記憶装置110にエンプティ前交換フラグがオンの情報が格納されているか否かを確認する。
ステップS24において、残量状態通知部116は、エンプティ前交換フラグがオンで無いと判断した場合(ステップS24においてNO)には、ニアエンプティ警告を表示する(ステップS26)。具体的には、残量状態通知部116は、表示パネル105にニアエンプティ警告を表示する。例えば、対応するトナーボトル15の交換時期が近づいたことを示すニアエンプティ警告を表示する。ニアエンプティ警告は、警告のマーク等であってもよい。なお、本例においては、表示パネル105にニアエンプティ警告を表示する場合について説明するが、音声や光により報知をするようにしてもよい。そして、残量状態通知部116は、処理を終了する(エンド)。一方、ステップS24において、残量状態通知部116は、エンプティ前交換フラグがオンの場合(ステップS24においてYES)には、ニアエンプティ検出の閾値を第2の閾値(10%)に変更する(ステップS28)。
次に、残量状態通知部116は、トナー量を取得する(ステップS29)。具体的には、残量状態通知部116は、残量取得部114で取得したトナーボトル15の残量データを取得する。次に、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態か否かを判断する(ステップS30)。具体的には、残量状態通知部116は、残量取得部114で取得したトナーボトル15の残量データが第2の閾値に到達したか否かを判断する。すなわち、残量データが第1の閾値(10%)以下になったか否かを判断する。次に、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態でないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、ステップS29に戻る。一方、残量状態通知部116は、ニアエンプティ状態であると判断した場合(ステップS30においてYES)には、ニアエンプティ警告を表示する(ステップS26)。そして、残量状態通知部116は、処理を終了する。
当該方式により、エンプティ交換前フラグがオンの場合には、第2の閾値に基づいてニアエンプティ状態か否かを判断する。
したがって、簡易な方式に従ってトナーボトル15の交換状態に応じてトナーの残量を通知するタイミングを切り替えることが可能である。すなわち、トナーボトル15の交換タイミングが早いユーザには、交換タイミングを促すタイミングを遅くすることにより、交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することが可能である。
(変形例)
上記においては、第2の閾値を固定にする場合について説明したが、ユーザの使用状態に応じて変化させるようにしてもよい。
図7は、実施形態の変形例に従う交換状態検知部118の処理について説明する図である。図7を参照して、図5と比較して、ステップS18を追加した点が異なる。その他の部分については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。具体的には、交換状態検知部118は、交換前の残量データを第2の閾値に設定するように閾値設定部117に指示する(ステップS18)。閾値設定部117は、交換前の残量データに基づいて第2の閾値に設定する。当該方式により、第2の閾値を固定にするのではなく、ユーザのトナーの使用状態に応じて、交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することが可能である。
また、上記においては、第2の閾値をトナーの残量データに設定する場合について説明したが、特に残量データに限られず他のパラメータを用いるようにしてもよい。例えば、印字枚数に設定しても良い。具体的には、閾値設定部117は、第2の閾値として、第1の閾値に到達してからの所定の印字枚数に設定してもよい。すなわち、残量状態通知部116は、エンプティ交換前フラグがオンの場合には、第1の閾値に到達してから所定の印字枚数が印字された場合に、ニアエンプティ警告を表示する。印字枚数にすることにより、ユーザの使用状況に応じたニアエンプティ警告の表示が可能である。また、所定の印字枚数に固定する必要は無く、ユーザの使用状態に応じて変化させるようにしてもよい。具体的には、交換状態検知部118は、第1の閾値に到達してからの交換前の印字枚数を第2の閾値に設定するように閾値設定部117に指示する。交換前の印字枚数は、印字枚数取得部119に指示して、取得したデータを用いるようにすればよい。具体的には、残量状態通知部116は、第1の閾値に到達した際に、印字枚数取得部119に指示して交換前の印字枚数を取得すれば良い。なお、これに限られず他の方式を採用することも可能である。すなわち、残量状態通知部116は、エンプティ交換前フラグがオンの場合には、第1の閾値に到達してから第2の閾値として設定された印字枚数が印字された場合に、ニアエンプティ警告を表示する。当該方式により、第2の閾値を固定にするのではなく、ユーザの使用状態に応じて、交換すべきタイミングを適切にユーザに通知することが可能である。
上述の例においては、消耗材として、トナーなどの現像剤を使用してシートに画像を印刷する場合の画像形成装置を例示したが、特にこれに限られず、例えば、収容容器に収容された金属や樹脂等の消耗材を使用して立体物を作成する3Dプリンタ等の画像形成装置にも同様に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、2 データサーバー、10 感光体、11 帯電装置、13 露光装置、14 現像器、15C,15K,15M,15Y トナーボトル、25 プリンター、30 転写ベルト、31 一次転写ローラー、38 従動ローラー、39 駆動ローラー、40 タイミングローラー、41 搬送経路、60 定着器、101 制御装置、102 ROM、103 RAM、104 ネットワークインターフェイス、105 表示パネル、106 マイク、110 記憶装置、114 残量取得部、116 残量状態通知部、117 閾値設定部、118 交換状態検知部、119 印字枚数取得部。

Claims (6)

  1. 交換可能に設けられた、消耗材を収容する収容容器と、
    前記消耗材を使用して画像形成を行う画像形成部と、
    前記消耗材の残量を検知する残量検知部と、
    前記残量検知部の検知結果に基づいて前記消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知する残量状態通知部と、
    前記収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換されたか否かを検知する交換状態検知部とを備え、
    前記残量状態通知部は、前記交換状態検知部の検知結果に基づいて、前記消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知するタイミングを切り替える、画像形成装置。
  2. 前記残量状態通知部は、前記交換状態検知部で前記収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換されたことを検知した場合には、前記消耗材の残量状態が所定状態になったことを通知するタイミングを判断する第1の閾値を第2の閾値に変更する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の閾値を設定する閾値設定部をさらに備える、請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の閾値は、トナーの残量率であり、
    前記閾値設定部は、前記収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換された際の前記残量検知部で検知されたトナーの残量に基づき前記第2の閾値を設定する、請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の閾値は、トナーの残量率であり、
    前記閾値設定部は、前記第2の閾値を前記消耗材の残量が前記第1の閾値に到達してからの所定の印字枚数に設定する、請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記閾値設定部は、前記第2の閾値を前記収容容器が以前に所定残量に達しない状態で交換された際の前記消耗材の残量が前記第1の閾値に到達してからの印字枚数に設定する、請求項5記載の画像形成装置。
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