JP2021187131A - 樹脂製パイプの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(樹脂製パイプ1の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る製造方法により製造された樹脂製パイプ1を示すものである。樹脂製パイプ1は、パイプ本体2と、該パイプ本体2から分岐する分岐管部3とが一体成形されたものであり、例えば自動車の吸気系やブローバイガス導入系の配管部材や温水、冷却水等の配管部材等として用いることが可能である。樹脂製パイプ1は自動車の配管部材以外にも、住宅や工場設備の配管部材として用いることも可能である。樹脂製パイプ1を流れる流体の流通方向は特に限定されるものではなく、流体が図1の上から下へ向けて流れてもよいし、下から上へ向けて流れてもよい。また、流体が分岐管部3から流入してもよいし、分岐管部3から流出してもよい。樹脂製パイプ1を構成する樹脂材は、特に限定されるものではなく、補強用ガラス繊維が混入した樹脂材であってもよい。
次に、図3に基づいて実施形態に係る樹脂製パイプ1の製造方法で用いられる成形装置10について説明する。成形装置10は、溶融状態の樹脂を所定圧力で射出する射出機(図示せず)と、成形型11と、成形時のガスを所定圧力で供給するガス供給機(図示せず)と、制御装置(図示せず)とを備えている。射出機は、樹脂を混練して加熱し、溶融状態とするとともに一定量を所定速度で射出する射出シリンダを備えている。ガス供給機は、溶融状態の樹脂内を流動可能な高圧ガス(例えば空気等)を圧送するための装置である。射出機及びガス供給機は、制御装置に接続されている。射出機は制御装置によって制御され、溶融樹脂の射出開始、射出終了、射出時の流量等がコントロールされる。また、ガス供給機も制御装置によって制御され、ガスの圧送開始、終了、圧送時の流量等がコントロールされる。
次に、実施形態1の成形装置10を用いて樹脂製パイプ1を製造する製造方法について説明する。まず、成形型11を型閉じ状態にするとともに、第1スライド型31を第1駆動装置34によって進出状態にし、第2スライド型32を第2駆動装置35によって進出状態にし、第3スライド型33を第3駆動装置36によって進出状態にする。成形型11を型閉じするタイミングと、第1〜第3スライド型31〜33を進出状態にするタイミングとは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
以上説明したように、この実施形態によれば、第1工程で成形型11の内部に射出された溶融樹脂と、第2工程で成形型11の内部に射出された溶融樹脂とが成形型11の内部で合流するとともに、溶融樹脂を中空状に成形する。これによりパイプ本体2及び分岐管部3が成形される。また、成形型の内部では、パイプ本体2と共に一端側フランジ部4及び他端側フランジ部5が一体成形され、分岐管部3と共に分岐管フランジ部6が一体成形される。これらフランジ部4〜6の成形後、スライド型31〜33を移動させると、フランジ部4〜6に溝4a、5a、6a及び挿通孔4b、5b、6bが形成される。これにより、溝4a、5a、6a及び挿通孔4b、5b、6bを機械加工によることなく形成することができる。
図8〜図10は、本発明の実施形態2に係る製造方法で使用される成形装置の一部(実施形態1の第2スライド型の周辺)を示すものである。実施形態2では、実施形態1の図7に示した不要樹脂部100〜102を成形型11の内部で切断できるようにした点で実施形態1のものと異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
2 パイプ本体
3 分岐管部
4 一端側フランジ部(第1フランジ部)
5 他端側フランジ部(第1フランジ部)
6 分岐管フランジ部(第2フランジ部)
4a、5a、6a 溝
4b、5b、6b 挿通孔
7 リブ
11 成形型
31〜33 第1〜第3スライド型
32c トリミング型
101 他端側不要樹脂部
Claims (9)
- パイプ本体(2)の一端部と他端部の少なくとも一方に、溝(4a、5a)と孔(4b、5b)の少なくとも一方が形成された第1フランジ部(4、5)を有する樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記パイプ(1)を成形する成形型(11)の内部における前記パイプ本体(2)の一端部に対応する部分に溶融樹脂を流入させるとともにガスを圧送し、溶融樹脂を前記成形型(11)の内部における前記パイプ本体(2)の他端部に対応する部分へ向けて流動させる第1工程と、
前記成形型(11)の内部における前記パイプ本体(2)の一端部に対応する部分から前記パイプ本体(2)の長手方向に離れた部分に溶融樹脂を流入させ、前記パイプ本体(2)の長手方向に流動させる第2工程と、
前記第1工程でガスを圧送することにより流動させた溶融樹脂と、前記第2工程で流動させた溶融樹脂とを前記成形型(11)の内部で合流させるとともに、前記ガスを前記成形型(11)の内部における前記パイプ本体(2)の他端部へ向けて流しながら前記両溶融樹脂を中空状に成形するとともに、前記第1フランジ部(4、5)を前記パイプ本体(2)に一体成形して溶融樹脂を固化させた後、前記第1フランジ部(4、5)に対応するように配置されたスライド型(31、32)を移動させることによって前記溝(4a、5a)と前記孔(4b、5b)の少なくとも一方を形成する第3工程とを備えていることを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項1に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記第3工程では、前記ガスを前記成形型(11)の内部において樹脂製パイプ(1)が有する分岐管部(3)に対応する部分へ向けて流入させた後、溶融樹脂を固化させることを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項2に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記第3工程では、前記成形型(11)の内部で前記分岐管部(3)の先端部に第2フランジ部(6)を一体成形して溶融樹脂を固化させた後、前記第2フランジ部(6)に対応するように配置されたスライド型(33)を移動させることによって前記第2フランジ部(6)に溝(6a)と孔(6b)の少なくとも一方を形成することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項2または3に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記成形型(11)の内部における前記分岐管部(3)の基端部に対応する部分から溶融樹脂を射出することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項4に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記成形型(11)の内部において、前記分岐管部(3)の基端部と前記パイプ本体(2)とに連なるリブ(7)に対応する部分から溶融樹脂を射出することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記第3工程では、前記パイプ本体(2)の他端部から突出するように不要樹脂部を一体成形し、前記成形型(11)の内部でトリミング型(32c)を移動させて前記不要樹脂部を切断することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項6に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記第3工程では、前記パイプ本体(2)の他端部の内径よりも小径な筒状の前記不要樹脂部(101)を、前記パイプ本体(2)の他端部から突出するように一体成形しておき、前記不要樹脂部(101)の外周面に沿う筒状に形成された前記トリミング型(32c)を前記不要樹脂部(101)の基端部に押し当てて切断することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項7に記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記パイプ本体(2)の他端部に前記第1フランジ部(5)を一体成形し、当該他端部の前記第1フランジ部(5)に対応するように配置されたスライド型(32)に内蔵された前記トリミング型(32c)を前記不要樹脂部(101)の基端部に押し当てて切断することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。 - 請求項1から8のいずれか1つに記載の樹脂製パイプ(1)の製造方法において、
前記第1工程での溶融樹脂の射出開始と同時、または前記第1工程での溶融樹脂の射出開始から所定時間経過後に、前記第2工程の溶融樹脂の射出を開始することを特徴とする樹脂製パイプ(1)の製造方法。
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