JP2021185988A

JP2021185988A - コーナー什器

Info

Publication number: JP2021185988A
Application number: JP2020091224A
Authority: JP
Inventors: 歩松本; Ayumi Matsumoto
Original assignee: Sankyo Tateyama Inc
Current assignee: Sankyo Tateyama Inc
Priority date: 2020-05-26
Filing date: 2020-05-26
Publication date: 2021-12-13

Abstract

【課題】使い勝手のよいコーナー什器の提供。【解決手段】交差するように配置した左右の什器２ａ，２ｂの間に配置されるものであって、左右の什器２ａ，２ｂの間から露出する前面部３と、内部に設けた収納部４ａ，４ｂとを備え、前面部３に収納部４ａ，４ｂに連続する開口部５ａ，５ｂが設けてある。【選択図】図１

Description

本発明は、スーパーマーケットやドラッグストア等において商品を展示・販売するために用いられるコーナー什器に関する。

従来より、コーナー部に設置されるコーナー什器が知られているが、より使い勝手のよいものが求められていた。

本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手のよいコーナー什器の提供を目的とする。

上記の課題を達成するために請求項１記載の発明によるコーナー什器は、交差するように配置した左右の什器の間に配置されるものであって、左右の什器の間から露出する前面部と、内部に設けた収納部とを備え、前面部に収納部に連続する開口部が設けてあることを特徴とする。

請求項１記載の発明によるコーナー什器は、交差するように配置した左右の什器の間に配置されるものであって、左右の什器の間から露出する前面部と、内部に設けた収納部とを備え、前面部に収納部に連続する開口部が設けてあるので、前面部に設けた開口部を通じて内部の収納部に物を出し入れでき、使い勝手がよい。

（ａ）は本発明のコーナー什器の一実施形態を示す平面図、（ｂ）は同右側面図である。（ａ）は同コーナー什器を交差するように配置した左右の什器の間に配置した状態の平面図、（ｂ）は同右側面図、（ｃ）はＸ矢視図である。収納部の使用状態を示す縦断面図であって、（ａ）は収納部にゴミ箱を収納した状態、（ｂ）は他の物（収納箱等）を収納した状態を示す。（ａ）はコーナー什器内部に設置される収納部構成体の平面図、（ｂ）は同側面図、（ｃ）はＡ−Ａ断面図、（ｄ）はＹ矢視図である。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は本発明のコーナー什器１の一実施形態を示しており、図２は同コーナー什器１を交差するように配置した左右の什器２ａ，２ｂの間に配置した状態を示している。これらの什器１，２ａ，２ｂは、ドラッグストア内の壁際に設置され、薬などを陳列・販売するために用いられるものである。

左右の什器２ａ，２ｂは、図２に示すように、床面から約８５０ｍｍの高さ位置にテーブル６が設けてあり、テーブル６より下にはやや大きめの引き出し７が上下及び左右に並べて複数設けてある。テーブル６の上方には、小さな引き出し８が上下及び左右に並べて多数設けられ、そのさらに上方には棚板９が設けてある。

コーナー什器１は、上記した左右の什器２ａ，２ｂと連続するものであって、図１に示すように、左右の什器２ａ，２ｂの間から露出する前面部３と、左右の什器２ａ，２ｂの側面に当接する左右の側面部１０ａ，１０ｂと、左右の背面部１１ａ，１１ｂと、後面部３０とを有する平面視略ダイヤモンド形の六角形となっている。本コーナー什器１は、基台１２と、基台１２の背面側のコーナー部に立設された４本の支柱１３と、支柱１３同士の間に取付けた背板１４を備えている。
各支柱１３は、前面に縦長のスリット状の取付孔１５が多数設けてあり、その取付孔１５に爪１６を引っ掛けてアーム形のブラケット１７を取付け、ブラケット１７に支持してテーブル６を左右の什器２ａ，２ｂと同じ高さ位置に設けている。
テーブル６の上方のスペースには、引き出し支持部材１８が支柱１３の取付孔１５に係止して隣り合う２本の支柱１３に架設して上下方向に複数段設けてあり、各引き出し支持部材１８に小さい引き出し８が３つずつ配置されている。さらにその上方のスペースには、棚板９がブラケット１９に支持して取付けてある。

テーブル６の下方のスペースには、収納部４ａ，４ｂを構成する収納部構成体２０が設置してある。収納部構成体２０は、図４に示すように、複数の木の板を組み合わせて箱状に構成されており、基台１２上に載置される底板２１と、底板２１上に前面部３の横幅いっぱいの間隔をあけて立設した左右の側板２２，２２と、左右の側板２２，２２の下り勾配で傾斜した上端に架設した天板２３と、側板２２，２２間に天板２３と同じ角度で傾斜して設けた中間仕切り板２４及び下仕切り板２５と、天板２３と中間仕切り板２４の間と、中間仕切り板２４と下仕切り板２５の間にそれぞれ設けた後板２６と、下仕切り板２５の前側端部と底板２１間の隙間を塞ぐ前面板２７とを有している。収納部構成体２０は、これらの板を組み合わせることで収納部４ａ，４ｂが上下二段形成され、前面部３には収納部４ａ，４ｂと連続する開口部５ａ，５ｂが設けてある。各収納部４ａ，４ｂは奥側が低くなるように傾斜している。

図３は、収納部４ａ，４ｂの使用状態の例を示している。図３（ａ）は、各収納部４ａ，４ｂにゴミ箱２８を設置してある。収納部４ａ，４ｂが奥側が低くなるように傾斜していることで、前方から収納部４ａ，４ｂにゴミ箱２８を容易に出し入れできるし、ゴミ箱２８にゴミを投げ入れるのも容易であり、入れたゴミがゴミ箱２８から出てくることもない。また、収納部４ａ，４ｂが上下二段設けてあることで、上下の収納部４ａ，４ｂのゴミ箱２８にゴミを分別して入れたりでき、使い勝手がさらに向上する。
図３（ｂ）は、収納部４ａ，４ｂにゴミ箱以外の物２９（例えば紙袋や収納箱等）を収納した状態を示している。この場合もゴミ箱２８を収納した場合と同様に、前方から容易に物２９を出し入れでき、また、収納部４ａ，４ｂが上下二段設けてあることで、各収納部４ａ，４ｂに違う物２９を分けて収納できる。

以上に述べたように本コーナー什器１は、交差するように配置した左右の什器２ａ，２ｂの間に配置されるものであって、左右の什器２ａ，２ｂの間から露出する前面部３と、内部に設けた収納部４ａ，４ｂとを備え、前面部３に収納部４ａ，４ｂに連続する開口部５ａ，５ｂが設けてあるので、前面部３に設けた開口部５ａ，５ｂを通じて内部の収納部４ａ，４ｂに物を出し入れでき、使い勝手がよい。
本コーナー什器１は、前面が開放する箱（収納部構成体）２０を取付けて収納部４ａ，４ｂを構成してあるので、あらかじめ組立てた箱２０を内部に配置するだけで収納部４ａ，４ｂを容易に形成できる。
また、本コーナー什器１は、収納部４ａ，４ｂの底壁（中間仕切り板、下仕切り板）２４，２５が手前側から奥側に向かって下り勾配で設けてあることで、立ったままでも前方から収納部４ａ，４ｂに物を容易に出し入れできる上、入れたものが自然に出てくることもなく、使い勝手が向上する。
さらに本コーナー什器１は、収納部４ａ，４ｂが上下に複数段設けてあるので、収納部４ａ，４ｂに物を区分して入れることができ、使い勝手がより一層向上する。

本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。収納部は、底面が水平であってもよい。収納部が一つだけ設けてあるもの、収納部が上下に三段以上設けてあるものでもよい。収納部の構造、材質は、適宜変更することができる。本発明のコーナー什器は、必ずしも部屋の隅に設置されるものでなくてもよい。コーナー什器自体の基本構成は任意である。

１コーナー什器
２ａ，２ｂ左右の什器
３前面部
４ａ，４ｂ収納部
５ａ，５ｂ開口部

Claims

交差するように配置した左右の什器の間に配置されるものであって、左右の什器の間から露出する前面部と、内部に設けた収納部とを備え、前面部に収納部に連続する開口部が設けてあることを特徴とするコーナー什器。