JP2021185297A - 足場における楔緊結装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図示のように、楔緊結装置は、例えば仮設足場における支柱11と横架材等の連結部材12を着脱自在に連結するための装置であり、支柱11の長手方向に間隔をあけて固設したフランジ13に設けた緊結孔14に対して、連結部材12の端部に固設した連結金具15を楔部材16により緊結するように構成されている。
図2ないし図4に示すように、楔部材16は、頭部24及び脚部25を備えた楔本体部16Aと、枝部16Bを並設一体化しており、楔本体部16Aと枝部16Bは、脚部25と枝部16Bの上端部を相互に連結する横向きの連結部16Cを介して一体化され、楔部材16の全体が鍛造等により成形されている。
前記連結金具15の空所部26には保持手段37が設けられている。図2ないし図6に示すように、保持手段37は、金属板を折曲することにより形成された角筒状の筒体38と、バネ線材を折曲することにより形成された線材折曲体39により構成されている。
図7ないし図9に示すように、楔部材16は、連結金具15の上下顎部18、19に対して、楔本体部16Aの脚部25を上下の挿通孔21、22に挿通自在とされると共に、枝部16Bを上下の案内孔28、29と保持手段37の筒体38に挿通され、該枝部16Bの下端部に挿着されたリベットの頭部等により抜止め手段32を設けている。
このとき、下端部25eは、下顎部19の上面から所定高さ(h)の位置で静止されており、図示実施形態の場合、高さ(h)は、フランジ13の厚さ(T)とほぼ等しく、T≦hとするように構成されているが、h<T<h+tとするように構成しても良い。
以下、上記のように構成された緊結装置の作用を説明する。
連結金具15をフランジ13に接続するに先立ち、楔部材16は、図7及び図8に示すように、待機位置(P1)に位置させられている。この状態で、楔部材16は、自重によりストッパ部36が保持部46に載置された状態で当接することにより静止しており、楔本体部16Aにおける脚部25の下端部25eを載置面30から下向きに距離(t)だけ突出させている。
緊結作業を行うため、連結金具15をフランジ13の側方に臨ませた状態からフランジ13に向けて横方向に移動させ、受入部20にフランジ13を進入させると共に、上顎部18の載置面30をフランジ13に載置する工程を図9ないし図15に示している。
待機位置(P1)で静止している楔部材16は、頭部24をハンマーの殴打等により強く押下すると、図16及び図17に示すように、緊結位置(P2)まで下動され、緊結状態を形成する。
構築された仮設足場の解体に際して、連結金具15をフランジ13から離脱させる場合には、図18及び図19に示すように、下側の案内孔29から下方に突出した枝部16Bの下端部をハンマーの殴打等により強く押上すると、下端部の抜止め手段32が下側の案内孔29の縁部に当接するまで上動し、楔部材16を解体位置(P3)に移動する。これにより、楔本体部16Aの下端部25eがフランジ13の緊結孔14から抜き出され、連結金具15をフランジ13から引き離すことが可能となる。
12 連結部材
13 フランジ
14 緊結孔
14a 接支縁部
15 連結金具
16 楔部材
16A 楔本体部
16B 枝部
16C 連結部
16b 枝部の腹部
17 基部
18 上顎部
19 下顎部
18a、19a 当接部
19b 下顎部の先端傾斜部
20 受入部
21 上側の挿通孔
21a 受縁部
22 下側の挿通孔
22a 受縁部
23 楔部
23a 腹部
23b 背部
24 頭部
25 脚部
25e 下端部
26 空所部
27 開口部
27a、27b 平坦面
28 上側の案内孔
29 下側の案内孔
30 載置面
31 受止め部
32 抜止め手段
33 ガイド部
34 遊動面
34a 上側遊動面
34b 下側遊動面
35 案内リブ
36 ストッパ部
37 保持手段
38 筒体
39 線材折曲体
40 案内通路
41 背面壁
42 固定壁
42a 通口
43 正面壁
44 固定部
45 弾性アーム
45a 第1アーム
45b 第2アーム
46 保持部
46a 突出部
46b 上側傾斜部
46c 下側傾斜部
47 固定手段
47a ファスナ
48 接支手段
49 係止部
Claims (8)
- 支柱に固設されたフランジと連結部材に固設された連結金具を楔部材により連結する緊結装置であり、
前記連結金具(15)は、上顎部(18)と下顎部(19)の間にフランジを進入させる受入部(20)を形成し、
前記楔部材(16)は、それぞれ前記上下顎部(18)(19)に挿通される楔本体部(16A)と枝部(16B)を並設一体化しており、
前記楔本体部(16A)の下端部(25e)を下顎部(19)の上面から所定高さ(h)に位置させた待機位置(P1)から、楔本体部(16A)をフランジの緊結孔(14)に打ち込んで緊結位置(P2)まで下動させることにより緊結する構成において、
前記楔部材(16)の枝部(16B)の遊動面(34)にストッパ部(36)を突設し、前記連結金具(15)に内装した保持手段(37)に保持部(46)を設けており、
前記ストッパ部を保持部に載置したとき、楔部材(16)の自重を支持することにより楔部材を待機位置(P1)に静止させるが、該静止状態から楔部材(16)に下向きの外力を与えたとき、ストッパ部(36)が前記保持部(46)を押動し変位させることにより通過し、楔部材(16)を緊結位置(P2)に向けて下動させるように構成されており、
前記保持手段(37)は、前記枝部(16B)の遊動面(34)に臨む固定壁(42)と、該固定壁に沿って設けられたバネ線材から成る線材折曲体(39)により構成され、
前記線材折曲体(39)は、固定壁(42)の外側面に添接される弾性アーム(45)の先端部を前記遊動面(34)に向けて弓状に屈曲することにより前記保持部(46)を形成し、前記弾性アーム(45)の弾性変形を介して保持部(46)を遊動面(34)から離反する方向に変位させるように構成されて成ることを特徴とする足場における楔緊結装置。 - 前記固定壁(42)の外側面に前記弾性アーム(45)を弾力に抗して受け止める接支手段(48)を形成し、弾性アーム(45)を受け止めることにより、保持部(46)が遊動面(34)を圧接しない位置で保持されるように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の足場における楔緊結装置。
- 前記保持手段(37)は、前記固定壁(42)を含んで構成された周壁により、楔部材(16)の枝部(16B)の上下移動を案内する案内通路(40)を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の足場における楔緊結装置。
- 前記待機位置(P1)において、楔本体部(16A)の下端部(25e)は、上顎部(18)の下面に形成された載置面(30)から受入部(20)の内部に向けて距離(t)だけ突出させられると共に、該下端部(25e)にガイド部(33)を形成しており、
楔部材(16)は、待機位置(P1)とした状態でフランジ(13)を受入部(20)に向けて進入させたとき、前記ガイド部(33)がフランジ(13)の縁部に当接して乗り上げることにより、下端部(25e)を前記載置面(30)と面一にする退避位置(P0)に向けて上動され、下端部(25e)がフランジの緊結孔(14)に臨まされたとき、自重により待機位置(P1)に向けて下動され、下端部(25e)を緊結孔(14)に挿入係止するように構成されており、
前記保持手段(37)の保持部(46)に対して、楔部材(16)の枝部(16B)は、ストッパ部(36)の下側に下側遊動面(34b)を形成しており、
前記保持部(46)と下側遊動面(34b)は、相互に、前記待機位置(P1)と退避位置(P0)の間において楔部材(16)が上下動することを許すように構成されて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の足場における楔緊結装置。 - 前記距離(t)をフランジの厚さ(T)に対してt<Tとするように構成されて成ることを特徴とする請求項4に記載の足場における楔緊結装置。
- 楔部材(16)を待機位置(P1)としたとき、楔本体部(16A)の下端部(25e)と下顎部(19)の間の空間の高さ(h)をフランジの厚さ(T)に対してT≦hとするように構成されており、
前記載置面(30)から下向きに突出する下端部(25e) の突出距離(t)を構成する下側距離(g)と上側距離(e)をe<gとするように構成され、
下端部(25e) のうち、下側距離(g)に含まれる領域に前記ガイド部(38)を形成し、上側距離(e)に含まれる領域に係止部(49)を形成し、
楔部材(16)を待機位置(P1)として上顎部(18)の載置面(30)をフランジ(13)に載置したとき、前記係止部(49)がフランジの緊結孔(14)に係止することにより、上顎部(18)の横向き移動を阻止するように構成して成ることを特徴とする請求項4又は5に記載の足場における楔緊結装置。 - 前記ガイド部(33)は、楔本体部(16A)の下端部(25e)において、下端中心に向かうほぼ円錐状となる円錐面により形成されて成ることを特徴とする請求項4、5又は6に記載の足場における楔緊結装置。
- 前記ガイド部(33)は、楔本体部(16A)の下端部(25e)において、ほぼ球状となる球面により形成されて成ることを特徴とする請求項4、5又は6に記載の足場における楔緊結装置。
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