JP2021185282A - 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法 - Google Patents

天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021185282A
JP2021185282A JP2021133403A JP2021133403A JP2021185282A JP 2021185282 A JP2021185282 A JP 2021185282A JP 2021133403 A JP2021133403 A JP 2021133403A JP 2021133403 A JP2021133403 A JP 2021133403A JP 2021185282 A JP2021185282 A JP 2021185282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
fiber
eyelashes
support
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021133403A
Other languages
English (en)
Inventor
真 川本
Makoto Kawamoto
真介 奥田
Shinsuke Okuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Priority to JP2021133403A priority Critical patent/JP2021185282A/ja
Publication of JP2021185282A publication Critical patent/JP2021185282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G5/00Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
    • A41G5/02Artificial eyelashes; Artificial eyebrows

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】天然まつ毛に知覚できるボリューム効果、伸長効果および/またはカール効果を与える。【解決手段】天然まつ毛の房毛に繊維を追加するための美容処理のためのアセンブリ(5)であって、- まつ毛に塗布される接着剤組成物(A)と、- 少なくとも1つの基材(11、11a、11b)を含む支持体(10)、および前記支持体(10)によって解放可能に支えられた第1の末端部分(15)を有する繊維(12)を含む、少なくとも1つのデバイス(1)とを含んでなることを特徴とする、アセンブリ。【選択図】図5

Description

本発明は、天然まつ毛につけまつ毛を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法に関する。
まつ毛のメークアップでは、しばしばマスカラが使用されるが、長くし、カールする効果は、一部の人にとっては十分ではない。マスカラは、通常、目に見えるボリューム効果を与えることができるが、不自然な仕上がりをもたらすことがある。
天然まつ毛の長さ、厚み、および豊かさを増強するために、まつ毛エクステンションおよびつけまつ毛が使用される。つけまつ毛およびまつ毛エクステンションは、まつ毛の自然な仕上がりを維持するためにそれらがもたらす成果に起因して、より一般的になっている。
まつ毛エクステンションをつけるいくつかの方法が行われ得る。主な方法は、エクステンションを形成する繊維をまつ毛ラインに1本ずつ個々に接着させ、それによって繊維が互いにくっつくことを防止するものである。まつ毛エクステンションは、約3〜4週間とどまり得る。
つけまつ毛は、一般的に、1、2日というより短い期間の間、装着されるように設計される。つけまつ毛は、一般的に、繊維のストリップ(strip of fibers)として提示され、繊維のフルストリップまたはハーフストリップまたは房である場合がある。つけまつ毛をつけるために、ストリップは、ストリップの基部か、直接まつ毛の根元のいずれかに接着剤を塗布した後、まつ毛の根元に接着される。
しかしながら、知られているまつ毛エクステンションおよびつけまつ毛は、消費者にとってあまり使いやすくなく、ユーザフレンドリでもない。たとえば、従来のつけまつ毛は、パッケージングから持ち上げ、つけまつ毛の根元に接着剤をつけ、まつ毛の根元をまぶたの縁に非常に正確に置くのに時間がかかる、または骨の折れるものである。使用後、再使用するためにつけまつ毛上の接着剤を取り除くこともまた難しい。時には、残留接着剤が残り、これは衛生上の観点から良くない。皮膚(まぶた)への接着剤の塗布は、安全性の観点からまつ毛への塗布よりも悪い。
さらに、使用される接着剤の多くは、安全性の観点から良くないシアノアクリレートである。加えて、まつ毛エクステンションをつけることは、高い費用で、専門家によって行われる必要があり、通常1〜2時間かかる。それはほぼ1カ月間持つので、人々は希望するときにそれを取り除くことができない。
米国特許出願公開第2016/0264334号明細書(特許文献1)は、つけまつ毛の品質、外観、および完全性を維持するためにつけまつ毛との接触が最小限に抑えられる、少なくとも1つのつけまつ毛用のパッケージングを提供する。
残っている問題は、安全性および衛生上良好でありながら、より速く、容易な方法でつけまつ毛およびまつ毛エクステンションによってもたらされる成果などの、目に見える成果から恩恵を受けることである。
米国特許出願公開第2016/0264334号明細書 国際公開第04/055081号 国際公開第2015/091513号 米国特許第3691140号明細書
「Handbook of Pressure Sensitive Adhesive Technology」3rd edition、D. Satas
したがって、天然まつ毛に知覚できるボリューム効果、伸長効果および/またはカール効果を与えるために天然まつ毛につけまつ毛を追加することによるまつ毛美容処理のためのアセンブリおよび方法、良好な衛生状態で可能ならばそれ自体で迅速、容易、安全に行うことができる方法から、恩恵を受ける必要がある。
アセンブリ
本発明は、この要求に応えることを目標とし、それの態様の1つにより、天然まつ毛の房毛(fringe)に繊維を追加するためのアセンブリによってこれを達成し、このアセンブリは、
- まつ毛に塗布される接着剤組成物と、
- 少なくとも1つの基材を含む支持体、および支持体によって解放可能に支えられた第1の末端部分を有する繊維を含む少なくとも1つのデバイスと
を含む。
本発明によるアセンブリは、まつ毛と繊維が美しく揃うこと、まつ毛の視認できる伸長およびボリュームを伴うつけまつ毛効果を作り出す可能性を与える。実際、少なくとも1つのデバイスは、人のまつ毛に近づくように構成され、まつ毛に接着剤組成物を塗布した後、繊維、特に繊維の第2の末端部分をまつ毛と接触させるようにする。次いで支持体は、取り除かれてもよく、繊維の少なくとも一部がまつ毛に残るようにする。
繊維の第1の末端部分は、好ましくは支持体によって平らに支えられる。
支持体の少なくとも1つの基材が、それの接触面に、繊維を結合するための、好ましくは繊維の第1の末端部分を結合するための、少なくとも1つの結合剤を施されてもよい。
支持体は、好ましくは2つの基材、具体的には1つの下の基材および1つの上の基材と、上記2つの基材の間にサンドイッチ断面の構成で保持される繊維とを含む。
デバイスの少なくとも1つの基材、好ましくは下の基材は、繊維を持ち上げることによって繊維をつける際に押す力を発揮するためにいくらかの硬さを有してもよい。基材の少なくとも1つ、好ましくは下の基材は、ユーザが、取り付けられる繊維の部分を見ることができるように透明である。下の基材は、繊維をまつ毛につけるためにデバイスを使用中に著しく曲がらないように十分に硬質の材料で作られてもよい。下の部分は、繊維をまつ毛まで持ち上げるために、支持する部分の第2の末端部の方向に、より厚くおよび/またはより幅広くてもよい。
「下の基材」は、繊維をつけるためにデバイスが使用されるとき、「上の基材」および繊維の下にある支持体の部分を示す。
デバイスの少なくとも1つの基材、具体的には下の基材は、好ましくは少なくとも1つの高分子材料、好ましくはPETまたはPVCフィルムで作られる。
少なくとも1つの基材、具体的には下の基材は、好ましくは少なくとも部分的に透明材料で作られる。「透明材料」は、具体的には取り付けられる繊維の配置のために、ユーザが基材を通して繊維を見ることができるようにする材料を意味する。
少なくとも1つの基材、具体的には下の基材は、硬質材料で作られてもよい。下の基材の曲げ剛性は、Kawabata Evaluation System(KES)で測定される屈曲時の曲げ剛性の平均値に関して、好ましくは0.1mN・cm2/cm、より好ましくは0.5mN・cm2/cmよりも大きい。
上の基材および下の基材は、好ましくは異なる材料で作られる。上の基材は、不透明材料で作られてもよい。上の基材は、可撓性材料で作られてもよく、この材料は、下の基材の硬度よりも低い硬度であってもよい。
一実施形態では、上の基材および下の基材は、同じ形状を示さない。具体的には、下の基材の一部分が、上の基材によって覆われ、下の基材の上記部分は覆われている部分であってもよく、下の基材の別の部分が、上の基材によって覆われず、下の基材の上記別の部分は覆われていない部分であってもよい。覆われていない部分は、繊維の一部分、好ましくは、支持体に結合されない、繊維の第2の末端部分の下に少なくとも部分的に広がってもよい。覆われていない部分は、外向きの凹形状を有する自由端を示してもよい。この外向きの凹形状は、まぶたの凸形状と実質的に同様の湾曲を示してもよい。
別の実施形態では、上の基材および下の基材は、同じ寸法を示し、正確に重なる。
一実施形態では、下の基材は、少なくとも繊維および上の基材と接触している平らな表面を示す。下の基材は、平らな基材であってもよい。別の実施形態では、少なくともデバイスにおいて繊維および上の基材と接触している表面は、安静時に平らではなく湾曲している。
少なくとも上の基材は、少なくとも1つの結合剤を含む接触面を設けられてもよい。この場合、上の基材の接触面は、デバイスにおいて繊維および下の基材に面し、内側表面を構成する。下の基材、具体的にはデバイスにおいて繊維および上の基材と接触している表面は、結合剤を含まなくてもよい。上の基材の接触面上の少なくとも1つの結合剤は、下の基材、繊維、および上の基材の間に、取り外し可能な固定部(removable fixation)をもたらしてもよい。
支持体は、少なくとも1つの把持部分(gripping portion)を含んでもよい。把持部分は、ユーザが具体的には親指と人差し指との間で支持体をつかみ、扱うことができるようにする。把持部分は、繊維で覆われていない、または繊維を保持していない支持体の一部分で作られてもよい。支持体の把持部分は、互いに接触している、上の基材の一部分および下の基材の一部分を含んでもよく、上記一部分には互いの間に実質的に繊維がない。
「接着剤」組成物は、長持ちする接着強度の有無にかかわらず、剥ぎ取られないよう耐えることができるどんな材料も示す。
好ましくは、繊維は、支持体上に少なくとも1列に配置され、繊維は、好ましくは互いに実質的に平行である。
繊維は、好ましくは、第1の末端部分とは反対側の第2の末端部分において、つなぎ部(link)によって束ねられる。そのような場合、繊維およびつなぎ部は、つけまつ毛を構成し得る。つなぎ部は、ワイヤまたはバンドであってもよい。繊維は、有利には、つなぎ部に実質的に垂直に繊維の第1の末端部で連結される。
繊維は、繊維の帯または繊維の房として配置されてもよい。
繊維の少なくとも1列中の繊維は、天然まつ毛の房毛のように湾曲していてもよい。少なくとも1列は、まつ毛の房毛の長さに実質的に等しい長さを有してもよく、またはより短くてもよい。代替として、少なくとも1列は、繊維の少なくとも1房を形成してもよい。繊維は、少なくとも1列内で規則正しく配置されてもよく、されなくてもよい。たとえば、まつ毛により高い密度の繊維を与えるために、繊維の複数の平行な列があってもよい。
「実質的に平行な」によって、繊維は、平行であるか、知られているつけまつ毛の場合のように互いの間に小角度を示す場合があると理解されたい。
アセンブリは、接着剤組成物、およびまつ毛の2つの房毛を処理するための上記少なくとも1つのデバイス、より良くは少なくとも2つのデバイスを入れるためのパッケージングを含んでもよい。少なくとも1つのデバイスは、好ましくはパッケージングから完全に取り外し可能である。
本発明は、その態様の別のものによれば、上記の全部または一部と組み合わせて、天然まつ毛の房毛に繊維を追加するためのアセンブリであって、
- まつ毛に塗布される接着剤組成物と、
- 支持体、および支持体によって解放可能に支えられた第1の末端部分を有する繊維を含む少なくとも1つのデバイスであって、繊維が、第1の末端部分とは反対側の第2の末端部分において、つなぎ部によって束ねられる、少なくとも1つのデバイスと
を含む、アセンブリにもまた関する。
美容処理方法
本発明はまた、上記の全部または一部と組み合わせた、その態様の別のものによれば、特に上記で定義したアセンブリを使用して、天然まつ毛の房毛に繊維を追加するための美容処理方法であって、
a)少なくとも1つの基材を含む支持体によって解放可能に支えられた第1の末端部分を有する繊維を提供するステップであって、特に上記で定義したアセンブリを提供する、ステップと、
b)まつ毛の房毛の少なくとも一部に接着剤組成物を塗布するステップと、
c)第1の末端部分の反対側の、繊維の第2の末端部分を、まつ毛の上記房毛上にある上記接着剤組成物と接触させるステップと、
d)まつ毛の上記房毛に接着する繊維を解放するために支持体を離すステップと
を含む、美容処理方法に関する。
本発明による方法は、まつ毛と繊維が美しく揃うこと、まつ毛の視認できる伸長およびボリュームを伴う、つけまつ毛効果を作り出すことを可能にする。
この方法は、美容センターまたは自宅で実施され得る。
繊維は、容易な仕草で、たとえば、1分以上の場合、10分未満の時間で、まつ毛につけられてもよい。
さらに、支持体に解放可能に取り付けることにより、ピンセットによってまたは指によって繊維を持ち上げる必要がない。支持体は、実際にはピンセットとは異なる。
一実施形態では、支持体は、1つの基材を含み、繊維は基材の表面に保持され、繊維は、好ましくは支持体によって平らに、すなわちそれの接触面に平行に、支えられる。別の実施形態では、支持体は、2つの基材、具体的には1つの下の基材および1つの上の基材を含み、繊維は、上記2つの基材の間にサンドイッチ断面の構成で保持される。
接着剤組成物は、ステップb)において、部分的にまたはまつ毛の全範囲に、まつ毛の根元からまつ毛の長さ全体にわたってまつ毛に塗布され得る。
接着剤組成物をまつ毛の房毛の少なくとも一部に塗布するステップb)は、好ましくは、天然まつ毛の上の房毛(upper fringe)に対してそれの下側に、好ましくはまつ毛の少なくとも根元付近に実施される。ステップc)の間、繊維を、まつ毛の上の房毛の下側と接触させてもよい。
ステップc)は、繊維、特にそれの第2の末端部分を、まつ毛の上の房毛の下側部分と接触させることによって行われてもよく、ある場合は、つなぎ部は、まぶたのまつ毛の根元によって定められる弧に実質的に平行である。
ステップb)は、支持体を持つことによって実施される。したがって、ステップc)の間、ユーザは、たとえばユーザの指を使って、親指と人差し指の間で支持体を持つ。ユーザは、繊維を持つためにピンセットを使用する必要がなく、繊維に触れる必要もない。
支持体は、有利には、繊維を結合するための、好ましくは繊維の第1の末端部分を結合するための、少なくとも1つの結合剤をそれの接触面に施された少なくとも1つの基材を含む。
好ましい特定の実施形態では、支持体は、2つの基材、具体的には下の基材および上の基材を含み、それらの各々でない場合は、少なくとも1つが、接触面に少なくとも1つの結合剤を施され、繊維が、2つの基材の間に保持され、好ましくは繊維の第1の末端部分が、少なくとも1つの結合剤により基材の接触面に結合される。これは、サンドイッチ断面の構成であってもよく、繊維は2つの基材の間に保持される。
支持体が少なくとも1つの把持部分を含むとき、それは透明であってもよい。把持部分は、好ましくは硬質シートを含む。把持部分の曲げ剛性は、Kawabata Evaluation System(KES)で測定される屈曲時の曲げ剛性の平均値に関して、好ましくは0.1mN・cm2/cm、より好ましくは0.5mN・cm2/cmよりも大きい。把持部分では、任意の種類の材料および厚さが、上記の曲げ剛性の範囲で使用されてもよい。把持部分が透明な硬質シートであるとき、それによりユーザは繊維をまつ毛上に正確に配置できるようになる。実際に、把持部分の透明性により、ユーザはステップc)を実施するとき、はっきり見ることができるようになる。把持部分の硬度は、繊維をすばやく移すための十分な押す力を与える。
支持体は、衛生のために使い捨て用であってもよく、また再使用可能であってもよい。再使用可能の場合、基材は、水に強い/耐久性があるものであり、好ましくはPET、PVCであってもよい。
繊維の第1の末端部分は、好ましくは支持体に対して、特に基材の接触面に対して、平らに結合される。そのような場合、基材の接触面と接触している繊維の長さは、0.1mm〜10mm、より良くは0.5mm〜7mm、さらに良くは0.5mm〜3mmの範囲に含まれてもよい。一実施形態では、繊維の全長が、支持体に結合される。
繊維を支持体に保持するための保持力は、好ましくは、まつ毛に塗布された接着剤組成物に繊維を接着するための接着力よりも低い。
具体的には、繊維を支持体に保持するための少なくとも1つの結合剤の接着力は、有利には、まつ毛に塗布された接着剤組成物に繊維を接着するための接着力よりも低い。接着剤組成物に繊維を接着するための接着力は、好ましくは、支持体に繊維を保持するための結合剤の接着力の少なくとも2倍である。
少なくとも1つの基材の接触面は、好ましくは、繊維の少なくとも一部に実質的に平行である。繊維は少なくとも部分的に湾曲している場合があることに留意されたい。後者の場合、接触面もまた、少なくとも部分的に湾曲している場合がある。
一方の基材は、他方の基材に解放可能に取り付けられてもよい。ステップd)において、一方の基材が、引っ張る動作によって他方の基材から剥がされるように構成されてもよい。
本発明はまた、上記の全部または一部と組み合わせた、その態様の別のものによれば、特に上記で定義したアセンブリを使用して、天然まつ毛の房毛に繊維を追加するための美容処理方法であって、
a)支持体によって解放可能に支えられた第1の末端部分を有する繊維を提供するステップであって、繊維が第1の末端部分とは反対側の第2の末端部分において、つなぎ部によって束ねられ、特に上記で定義したアセンブリを提供する、ステップと、
b)まつ毛の房毛の少なくとも一部に接着剤組成物を塗布するステップと、
c)繊維の第2の末端部分を、まつ毛の上記房毛上にある上記接着剤組成物と接触させるステップと、
d)まつ毛の上記房毛に接着する繊維を解放するために支持体を離すステップと
を含む、美容処理方法に関する。
繊維
「繊維」という用語は、本発明によれば、LがDよりも大きく、好ましくはDよりもはるかに大きいような、長さLおよび直径Dの物体を意味すると理解されるべきであり、Dは繊維の断面を内接させる円の直径である。具体的には、L/D比(またはアスペクト比)は、3.5〜2500、好ましくは10〜1000、さらに良くは20〜500の範囲で選ばれる。
本発明で使用することができる繊維は、合成または天然、および鉱物または有機由来の繊維であってもよい。繊維は、短くても長くても、個別でも組織化されていても、たとえば編まれていてもよく、中空でも中実であってもよい。繊維は、任意の形状を有してもよく、たとえば、湾曲していても、真っ直ぐであってもよい。繊維は、特に円形または多角形(四角形、六角形、もしくは八角形)の断面を有してもよい。具体的には、繊維の末端部は、損傷を防ぐために鈍らせても、および/または滑らかにしてもよい。
具体的には、繊維は、2mm〜20mmの範囲の長さを有してもよい。
繊維の断面は、20〜150μm、30〜120μm、さらに良くは40〜120μmの範囲であってもよい。
繊維の重さまたは番手は、しばしば、デニールまたはデシテックスで与えられ、糸9km当たりの重さをグラムで表す。本発明による繊維は、たとえば、0.1〜100デニール、好ましくは1〜70デニール、さらに良くは5〜60デニールの範囲で選択される番手を有する。
繊維は、織物の製造に使用される繊維であってもよく、特に、絹繊維、綿繊維、ウール繊維、亜麻繊維、具体的には木材、野菜、もしくは藻類から抽出されるセルロース繊維、レーヨン繊維、ポリアミド(Nylon(登録商標))繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、特にレーヨンアセテート繊維、アクリルポリマー繊維、特にポリメタクリル酸メチル繊維もしくはポリ(メタクリル酸2-ヒドロキシエチル)繊維、ポリオレフィン繊維、および特にポリエチレンもしくはポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリブチレンテレフタレート(PBT)繊維、ガラス繊維、シリカ繊維、炭素繊維、特に黒鉛形状の炭素の繊維、ポリテトラフルオロエチレン(Teflon(登録商標)など)繊維、不溶性コラーゲン繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニル繊維もしくはポリ塩化ビニリデン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、キトサン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレンフタレート繊維、人毛、または上述のポリマーなどのポリマーの混合物から形成される繊維、たとえば、ポリアミド/ポリエステル繊維であってもよい。
繊維は、人毛であってもよい。
さらに、繊維は、場合によっては表面処理され、場合によっては、保護層または繊維に色を与えることを目的とする層をコーティングされてもよい。
「カネカロン(Kanekalon)」というブランドの難燃性アクリル繊維を使用してもよい。
繊維は、たとえば、Minke-props SKINTEX Flock ref. 590502という参照名の下で販売される繊維である。
同一の繊維、または変形態として、長さ、材料、形状、および/もしくは断面が互いに異なる繊維の混合物を使用することが可能である。様々な長さの繊維の使用は、より自然らしさを与え得る。色の混合も同様であり得る。特定の実施形態では、支持体によって支えられる繊維は、互いに色が異なる。繊維の色は、系統的に、またはランダムに、混合されてもよい。これは、まつ毛に新しい美的効果を作り出すことができる。
つなぎ部
つなぎ部は、一実施形態では、繊維をそれの第2の末端部分で束ねるために使用される。
つなぎ部は、繊維の1つと同じ材料で作られてもよい。
つなぎ部は、ある場合は、繊維の少なくとも1列の長さに等しい長さを有してもよい。
つなぎ部は、無色、透明であってもよく、または黒色、白色であってもよく、または黄色、赤色、青色、緑色、桃色、紫色などの色、もしくは別の色を有する。つなぎ部は、繊維または繊維の一部と同じ色または別の色を有してもよい。自然な仕上がりには、透明なつなぎ部が好ましい。
つなぎ部は、繊維に、好ましくは繊維の第2の末端部に、接着剤によってまたは編むことによって、固定されてもよい。
接着剤組成物
本発明による接着剤組成物は、まつ毛およびまぶたへの塗布に、および化粧用途に好適である。
接着剤組成物は、接着材料を含む、またはそれで構成される。
本発明では、「材料」という用語は、異なる性質の1つまたは複数のポリマーを含む場合があるポリマーまたはポリマー系を意味する。この接着材料は、高分子溶液または溶剤中のポリマー粒子の分散の形態であってもよい。この接着材料は、追加として可塑剤を含んでもよい。この接着材料は、その粘弾性特性によって定義されるいくらかの粘着性を有する必要がある。
本発明による接着材料は、たとえば、感圧接着剤、たとえば「Handbook of Pressure Sensitive Adhesive Technology」3rd edition、D. Satasにおいて引用される感圧接着剤の中から選ばれてもよい。
接着材料は、アクリルポリマーまたはコポリマーの中から選ばれてもよい。
感圧接着材料は、アクリルポリマー、特にアクリレートおよびメタクリル酸塩のコポリマー、ゴムをベースとする、またはスチレンコポリマー、たとえばスチレン-イソプレン-スチレン(SIS)およびスチレン-ブタジエン-スチレン(SBS)コポリマーをベースとする感圧接着剤から選ばれてもよい。
感圧接着材料はまた、ウレタンポリマー、ポリウレタン、Bio-PSAなどのシリコーン、エチレン/酢酸ビニルポリマー、スチレンまたは天然ゴム、クロロプレン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレンなどをベースとするブロックコポリマーであってもよい。
ゴム状ポリマーをベースとする感圧接着剤の非限定的な例として、特に、天然ゴム(ポリ(シス-1,4-イソプレン))、メタクリル酸メチル-イソプレングラフトコポリマー、スチレン-ブタジエンコポリマー、ブチルゴム、アクリロニトリル-ブタジエンゴム、スチレン-イソプレンブロックコポリマー、ポリブタジエン、エチレン-ブチレンブロックコポリマー、およびポリクロロプレンが言及され得る。
極性アクリルポリマーを含む感圧接着剤のうち、アクリル酸、アクリル酸アルキル、およびメタクリル酸アルキルをベースとするブロックまたは統計コポリマー、ならびに、これらのアクリルとエチレンおよび酢酸ビニルとのコポリマーも言及され得る。
非常に部分的に好適であり得る感圧接着剤の一例は、ポリ(アクリル酸2-エチルヘキシル)であり、たとえば、固形分40%の15ミクロンの接着性アクリルマイクロスフェアを含む水分散体として、GEL-TAC 100G(Advanced Polymer International)というブランドで市販されているものである。
好適であり得るアクリルコポリマーの例は、EASTAREZ 2010、2020、および2050(Eastman Chemical Co.)、ACRONAL V210(BASF)、MOWILITH LDM 7255、REVACRYL 491(Clariant)、ならびにFLEXBOND 165(Air Products)というブランドで市販されている。好ましい他のポリマーとして、アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシルコポリマーである、DAITO KASEI KOGYO の Daitosol 5500 GM について言及され得る。接着剤組成物は、たとえば、American International Industriesによって商品化された、DUO(登録商標)と称されるまつ毛用の接着剤組成物、およびDAITO KASEI KOGYO の Daitosol 5500 GM の中から選ばれてもよい。
好適であり得る高分子ゴムの商用例は、RICON 130ポリブタジエン(Atofina Sartomer)、およびISOLENE 40ポリイソプレン(Elementis)というブランドで知られている。
好適であり得るポリウレタンベースの接着剤の例は、SANCURE 2104(Noveon)およびVYLON UR 1400(Toyobo Vylon)というブランドで入手可能である。
好適であり得る酢酸ビニルコポリマーの例は、PVP/VA 6-630(International Specialty Products)およびFLEXBOND 149(Air Products)というブランドで市販されている。
ビニルアルコール/酢酸ビニルコポリマーの例は、CELVOL 107(Celanese)およびELVANOL 50-42(DuPont)というブランドで市販されている。
少なくとも1つのモノマー、またはその結果として生じるポリマーが、周囲温度(25℃)よりも低いガラス転移温度を有するモノマーの組合せを含むブロックまたは統計コポリマーにも言及されてもよく、これらのモノマーまたはモノマーの組合せは、場合によっては、ブタジエン、エチレン、プロピレン、イソプレン、イソブチレン、シリコーン、およびこれらの混合物から選ばれる。そのような材料の例は、スチレン-ブタジエン-スチレン、スチレン-(エチレン-ブチレン)-スチレン、またはスチレン-イソプレン-スチレン型のブロックポリマーであり、たとえば、Kratonから「Kraton」、またはDexco Polymersから「Vector」という商標名で販売されているものである。
本発明による接着材料はまた、ロジンまたは水素化ロジン、ロジンエステル、水素化ロジンエステル、などのロジン誘導体、テルペン、脂肪族または芳香族炭化水素ベースの樹脂、フェノール樹脂、スチレン樹脂、およびクマロン-インデン樹脂など、粘着付与樹脂(tackifying resin)を含んでもよい。セラック、サンダラックゴム、ダマール樹脂、エレミゴム、コーパル樹脂、ベンゾイン、およびゴムマスティック(gum mastic)などの化合物もまた言及される。
架橋ポリオルガノシロキサンポリマーであるシリコーン樹脂もまた言及され得る。
シリコーン樹脂の命名法は、「MDTQ」という名称で知られており、樹脂は、それが含む様々なシロキサンモノマー単位に応じて記述され、M、D、T、およびQの各々が、単位のタイプを特徴づける。
これらの樹脂のうち、特に、化学式 [(CH)XSiXO]xX(SiO4/2)y(MQ単位)の、ここで x および y は50〜80の範囲の整数である、トリメチルシロキシケイ酸であってもよい、シロキシケイ酸樹脂と、NADとして知られる、ポリマー粒子の非水分散の形態の脂質分散性(lipodispersible)皮膜形成ポリマーとに言及され得る。
疎水性皮膜形成ポリマーの非水分散として、グラフト化エチレンポリマー、好ましくはアクリルポリマーの粒子の分散が、液体油相(liquid oily phase)において、たとえば液体脂肪相(liquid fatty phase)において、表面安定化された粒子の分散された形態で、使用され得る。
表面安定化ポリマー粒子の分散は、国際公開第04/055081号において説明されているように製造され得る。
文書WO 2015/091513において説明されているように、アクリル(メタクリル)酸イソボルニル(isobornyl (meth) acrylate)ポリマーから選ばれた安定剤によって安定化されたC〜Cアクリル(メタクリル)酸アルキル(alkyl (meth) acrylate)ポリマー粒子の分散もまた言及され得る。
UV反応型接着剤もまた使用され得る。
例では、Pros-Aide(アクリルラテックス)Cream Blend 331 Adhesive、またはAQ1350 Eastman Chemical(スルホポリエステル可溶性ポリマー)接着剤が使用される。
接着剤組成物は、まつ毛に連続膜として塗布され得る。
変形態では、接着剤組成物は、接着エリア間に非接着エリアを作ることによって塗布され、これは、まつ毛に取り付けられたままの繊維の密度および分布をコントロールする。
まつ毛に接着剤組成物を移すアプリケータが使用され得る。
上記の接着剤組成物は、まつ毛に塗布されるものである。接着剤組成物はまた、ある場合は、支持体の基材の接触面の少なくとも一部を形成してもよい。そのような場合、接着剤組成物に繊維を接着するための接着力は、好ましくは、支持体に繊維を保持するための接着剤組成物の接着力よりも、たとえば少なくとも2倍高い。さらにこの場合、基材の接触面の接着剤組成物およびまつ毛に塗布されるための接着剤組成物は、そのような前提条件を考慮して選ばれる。
結合剤
結合剤は、たとえば、上記のような感圧材料であってもよく、またはこれを含んでもよい。結合剤は、有利には、繊維を支持体上に保持するための少なくとも1つの結合剤の接着力が、まつ毛に塗布された接着剤組成物に繊維を接着するための接着力よりも低いように選ばれる。接着力のそのような範囲において、任意の種類の接着剤を使用してもよい。例では、US 3691140Aにおいて説明されるアクリルポリマー、またはSUMITOMO-3M製のScotch Color Stick Adhesiveが使用される。結合剤はまた、好ましくは感圧接着剤であってもよい。
本発明は、その非限定的例示的実施形態の次の詳細な説明を読むことにより、また添付図面を調べることにより、よりよく理解できよう。
本発明によるアセンブリの一例を概略的に示す図である。 本発明によるアセンブリのデバイスの一例を断面で概略的に示す図である。 図2のデバイスを概略的かつ全体的に示す図である。 本発明による方法の1つのステップを実施中の天然まつ毛の概略図である。 本発明による方法の別のステップを実施中の図4と同様の図である。 本発明による方法を実施後の目に対する、処理されていない他方の目の比較例を示すための人の両目の写真である。 本発明によるアセンブリのデバイスの別の例の概略上面図である。 図7のデバイスの全体的な概略図である。
本発明による美容処理方法は、本発明による、図1に示す、「キット」とも呼ばれるアセンブリ5の助けにより実施され得る。
アセンブリ5は、容器13に入れられた接着剤組成物Aと、支持体10によって支えられたつけまつ毛8を含む少なくとも1つのデバイス1とを含む。つけまつ毛8は、この例では繊維12を含み、繊維12は、一列に配置され、この例ではつなぎ部9によって連結されている。各繊維12が、第1の末端部分15と、第2の末端部分16とを有し、繊維12は、第2の末端部分16でつなぎ部9によって束ねられ、つなぎ部9はこの例ではワイヤである。繊維12の第1の末端部分15は、支持体10によって留められている。
図1の例では、支持体10は、つけまつ毛8を解放可能に結合するために、結合剤17とのそれの接触面6の少なくとも1つのゾーン7に設けられた紙などの少なくとも1つの繊維性材料によって形成された基材11を含む。少なくとも1つのゾーン7は、結合面を形成する。結合剤17は、接着剤組成物Aよりも弱い接着力を有する。
図示の例では、結合剤17は、感圧材料を含む。
支持体10はまた、把持部分18を設けられ、把持部分18は図示以外の他の形状を有する場合がある。この例では一列に配置されている繊維12は、それの第1の末端部分15で支持体10に結合され、基材の接触面6は、繊維に実質的に平行である。繊維12は、基材に対して平らに、すなわちそれに平行に結合される。この例では約3mm〜5mmの長さを有する繊維12の第1の末端部分15のみが、基材11に結合される。
容器13は、ねじ山付きネック21と、ねじ山付きネック21と連携することによって容器13を閉じるためのキャップ25とを含み、キャップ25は、接着剤アプリケータ26を支持している。接着剤アプリケータ26は、シャフト27と、自由端にある塗布要素28とを含む。拭き取り要素29が、この例では、ネック21の内側にはまる。塗布要素28は、フロック加工された支持体であってもよい。塗布要素28は、たとえば、本発明による方法で使用されるために拭き取り要素29を通過する前に、容器13内の接着剤組成物Aを装填される。塗布要素28は、図示していない別の実施形態では、たとえば、マスカラブラシと同様のブラシである。
接着剤組成物Aは、たとえば、American International Industriesによって商品化されたDUO(登録商標)と称されるまつ毛用の接着剤組成物、および DAITO KASEI KOGYO のDaitosol 5500 GM の中から選ばれてもよい。別の便利な接着剤組成物が使用される場合もある。
アセンブリ5は、この例では、図1に点線で示すように、同じパッケージング30に入れられる。パッケージング30には、1つまたは複数のデバイス1、特に両方のまつ毛用の2つのデバイス1(図1には1つのみが示される)があってもよい。
図2に示す例にあるように、繊維12は、2つの基材11aおよび11bの間にそれらの第1の末端部分15で保持され、2つの基材11aおよび11bは、接触面6のゾーン7が、結合剤17で部分的に覆われている。この例では、支持体10は、上の基材11aと、下の基材11bとを含む。基材11aおよび11bは、この例では形状および材料が同様である。基材11aおよび11bは、紙などの、少なくとも1つの繊維性材料によって形成される。基材11aおよび11bは、完全に重なり合う。支持体10と、つけまつ毛8とを含むこのデバイス1はまた、本発明の方法により使用される状態で、図3に示されている。
方法の第1のステップは、図3に示すように、デバイス1、すなわち、つけまつ毛8を形成する繊維12およびつなぎ部9と、支持体10とを提供することである。
本発明による美容処理方法の第2のステップは、図4に示され、天然まつ毛の房毛Fの少なくとも一部に接着剤組成物Aを塗布することにある。接着剤組成物Aを装填された塗布要素28は、図のように、天然まつ毛の上の房毛Fのそれの下側に、少なくともまつ毛の根元付近に塗布される。
次いで、図5に示すように、方法の次のステップは、繊維12を、天然まつ毛上にある接着剤組成物Aと接触させることにある。このステップの間、繊維12の第2の末端部分16およびつなぎ部9を、まつ毛の上の房毛Fの下側と接触させる。このステップにおいて、繊維12、つなぎ部9、および支持体10とともにデバイス1全体がパッケージング30から取り除かれ、目の近くに持って行かれる。ユーザは、把持部分18でユーザの指の2本の間に、たとえば、図5に示すように親指と人差し指との間に支持体10を持つ。
次のステップにおいて、天然まつ毛の上記房毛Fに接着する繊維12を解放するために、支持体10は、繊維12から離される。繊維12を支持体10に保持するための接着力は、まつ毛に塗布された接着剤組成物Aに繊維12を接着するための接着力よりも低い。
支持体10を取り除く前に、デバイス1は、数秒または数分間、たとえば、1〜10分間、まつ毛にある接着組成物Aと接触して維持されてもよい。
支持体10を取り除くために、上の基材11aおよび下の基材11bは、繊維12から連続して取り除かれる。上の基材11aは、最初にまたは次に取り除かれてもよい。一方の基材、この例では上の基材11aが、他方、この例では下の基材11bに、解放可能に取り付けられる。一方の基材、この例では上の基材11aが、他方、この例では下の基材11bから、引っ張る動作によって剥がされるように構成される。
取り除かれると、支持体10は、この例では再使用可能ではなく、捨てられる。
人に関する結果は、図6に示される。この写真では、左側の目は、繊維12を施されているが、右側の目は、未処理である(比較例)。
図7および図8の実施形態は、デバイス1の別の例を示す。この例では、支持体10は、やはり上の基材11aと、下の基材11bとを含む。これらは、図2および図3にあるように、繊維12のためのサンドイッチ断面の支持体を形成する。
この例では、繊維12は、一列の房40として配列され、各房40がいくつかの繊維12を含む。
この例では、下の基材11bは、高分子透明フィルム、この例ではPETフィルムで作られる。したがって下の基材11bは、方法の実施中に、ユーザに繊維全体の可視性を与える。下の基材11bはまた、基材からまつ毛に繊維をすばやく移すための十分な押す力を与える、実質的に硬質シートである。
さらにこの例では、上の基材11aのみが、繊維12および下の基材11bの内側面と接触している接触面6を設けられる。結合材17は、繊維12の第1の末端部分15を、上の基材11aおよび下の基材11bから取り外すことを可能にする。
この実施形態では、上の基材11aおよび下の基材11bは、同じ形状を示さない。下の基材11bの覆われている部分41は、上の基材11aによって覆われている。下の基材11bの覆われていない部分42は、上の基材11aによって覆われていない。覆われていない部分42は、支持体10に結合されていない、繊維の第2の末端部分16の下に部分的に広がる。覆われていない部分42は、この例では外向きの凹形状を有する自由端43を示す。この外向きの凹形状は、まぶたの凸形状と実質的に同様の湾曲を示す。
本発明は、示した実施形態に限定されない。
本発明の変形態では、接着剤組成物Aを入れる容器13は、チューブ、瓶、加圧容器、被覆支持体、ポンプ-ディスペンサーボトルまたはポットなどのどんな容器であってもよく、このリストは限定的ではない。
同じつけまつ毛8の中に、異なる色、形状、材料、長さの繊維12があってもよい。支持体10によって支えられた複数の列の繊維12があってもよい。
つけまつ毛8は、1つまたは複数の基材によって支えられた繊維12の一房または繊維のいくつかの房を含んでもよい。つけまつ毛は、まつ毛の房毛よりも短い長さを有してもよい。
一実施形態では、支持体10は、最初の使用後に捨てられなくてもよい。そのような場合、支持体10は、繊維12を再び保持するために、まつ毛の房毛から繊維12を取り除いた後に使用されてもよい。その場合このデバイス1は、たとえば、それをもう一度使用する前に、パッケージング30に置かれてもよい。
さらに、本発明では以下の例を含むことも好ましい。
[第1項]
天然まつ毛の房毛に繊維を追加するための美容処理のためのアセンブリ(5)であって、
- 前記まつ毛に塗布される接着剤組成物(A)と、
- 少なくとも1つの基材(11、11a、11b)を含む支持体(10)、および、前記支持体(10)によって解放可能に支えられた第1の末端部分(15)を有する繊維(12)を含む、少なくとも1つのデバイス(1)と、
を含んでなることを特徴とする、アセンブリ。
[第2項]
少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、少なくとも1つの結合剤(17)との接触面(6)に設けられ、前記繊維(12)の前記第1の末端部分(15)が、少なくとも1つの前記結合剤(17)によって前記支持体(10)に結合されていることを特徴とする、第1項に記載のアセンブリ。
[第3項]
前記支持体(10)が、2つの基材(11a、11b)を含み、前記繊維(12)が、2つの前記基材(11a、11b)の間にサンドイッチ断面構成で保持されていることを特徴とする、第1または2項に記載のアセンブリ。
[第4項]
少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、少なくとも1つの高分子材料、好ましくは、PET または PVCフィルムで作られていることを特徴とする、第1から3項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第5項]
少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、透明材料で作られていることを特徴とする、第1から4項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第6項]
少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、硬質材料で作られ、曲げ剛性が、Kawabata Evaluation System(KES)で測定される屈曲時の曲げ剛性の平均値に関して、好ましくは0.1mN・cm2/cm、より好ましくは0.5mN・cm2/cmよりも大きいことを特徴とする、第1から5項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第7項]
前記支持体(10)上に少なくとも1列に配置され得る前記繊維(12)が、互いに実質的に平行であることを特徴とする、第1から6項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第8項]
前記繊維(12)が、前記第1の末端部分(15)とは反対側の第2の末端部分(16)において、つなぎ部(9)によって束ねられていることを特徴とする、第1から7項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第9項]
前記接着剤組成物(A)が、感圧接着剤の中から選択された接着材料を含む、或いは、前記接着材料で構成されていることを特徴とする、第1から8項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第10項]
前記接着剤組成物(A)が、アクリルポリマーまたはコポリマーの中から選択された接着材料を含む、或いは、前記接着材料で構成されていることを特徴とする、第1から9項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第11項]
前記接着剤組成物(A)が、American International Industries によって商品化された、DUO(登録商標)と称されるまつ毛用の接着剤組成物、および、DAITO KASEI KOGYO の Daitosol 5500 GM の中から選択されていることを特徴とする、第1から10項のいずれか一項に記載のアセンブリ。
[第12項]
特に、第1から11項のいずれか一項に記載のアセンブリ(5)を使用して、天然まつ毛の房毛(F)に繊維(12)を追加するための美容処理方法であって、
a)少なくとも1つの基材(11、11a、11b)を含む支持体(10)によって解放可能に支えられた第1の末端部分(15)を有する繊維(12)を提供するステップと、
b)まつ毛の前記房毛(F)の少なくとも一部に接着剤組成物(A)を塗布するステップと、
c)前記第1の末端部分の反対側の、前記繊維(12)の第2の末端部分(16)を、まつ毛の前記房毛(F)上にある前記接着剤組成物(A)と接触させるステップと、
d)まつ毛の前記房毛(F)に接着する前記繊維(12)を解放するために前記支持体(10)を移動するステップと、
を含んでなることを特徴とする、方法。
[第13項]
前記支持体(10)が、2つの基材(11a、11b)を含み、前記繊維が、2つの前記基材(11a、11b)の間にサンドイッチ断面構成で保持されていることを特徴とする、第12項に記載の方法。
[第14項]
前記接着剤組成物(A)をまつ毛の前記房毛(F)の少なくとも一部に塗布するステップb)が、まつ毛の上の房毛に対して、その下側で、好ましくは前記まつ毛の少なくとも根元付近に対して実施されることを特徴とする、第12または13項に記載の方法。
[第15項]
ステップc)の間、前記繊維(12)を、前記まつ毛の前記上の房毛の下側と接触させることを特徴とする、第12から14項のいずれか一項に記載の方法。
[第16項]
少なくとも1つの基材(11a、11b)が、その接触面(6)に、前記繊維(12)を結合するための、好ましくは前記繊維(12)の前記第1の末端部分(15)を結合するための少なくとも1つの結合剤(17)が施されていることを特徴とする、第12から15項のいずれか一項に記載の方法。
[第17項]
少なくとも1つの前記基材(11a、11b)の前記接触面(6)が、前記繊維(12)の少なくとも一部に実質的に平行であることを特徴とする、第16項に記載の方法。
[第18項]
前記繊維(12)を前記支持体(10)に保持するための保持力が、前記まつ毛に塗布された前記接着剤組成物(A)に繊維(12)を接着するための接着力よりも低いことを特徴とする、第12から17項のいずれか一項に記載の方法。
[第19項]
前記支持体(10)が、2つの基材(11a、11b)を含み、一方の基材が他方の基材に解放可能に取り付けられ、ステップd)において、一方の基材が引っ張る動作によって他方の基材から剥がされるように構成されていることを特徴とする、第12から18項のいずれか一項に記載の方法。
1 デバイス
5 アセンブリ
6 接触面
7 ゾーン
8 つけまつ毛
9 つなぎ部
10 支持体
11 基材
11a 上の基材
11b 下の基材
12 繊維
13 容器
15 第1の末端部分
16 第2の末端部分
17 結合剤
18 つかみ部分
21 ねじ山付きネック
25 キャップ
26 接着剤アプリケータ
27 シャフト
28 塗布要素
29 拭き取り要素
30 パッケージング
40 房
41 覆われている部分
42 覆われていない部分
43 自由端
A 接着剤組成物
房毛

Claims (14)

  1. 天然まつ毛の房毛(F)に繊維(12)を追加するための美容処理方法であって、
    a)少なくとも1つの基材(11、11a、11b)を含む支持体(10)によって解放可能に支えられた第1の末端部分(15)を有する繊維(12)を設けるステップと、
    b)まつ毛の前記房毛(F)の少なくとも一部に接着剤組成物(A)を塗布するステップと、
    c)前記第1の末端部分の反対側の、前記繊維(12)の第2の末端部分(16)を、まつ毛の前記房毛(F)上にある前記接着剤組成物(A)と接触させるステップと、
    d)まつ毛の前記房毛(F)に接着する前記繊維(12)を解放するために前記支持体(10)を移動するステップと、
    を含んでなり、
    前記繊維(12)を前記支持体(10)に保持するための保持力が、前記まつ毛に塗布された前記接着剤組成物(A)に前記繊維(12)を接着するための接着力よりも低いことを特徴とする、美容処理方法。
  2. 前記支持体(10)が、2つの基材(11a、11b)を含み、前記繊維が、2つの前記基材(11a、11b)の間にサンドイッチ断面構成で保持され、一方の基材が他方の基材に解放可能に取り付けられ、ステップd)において、前記一方の基材が引っ張る動作によって他方の基材から剥がされるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の美容処理方法。
  3. 前記接着剤組成物(A)をまつ毛の前記房毛(F)の少なくとも一部に塗布するステップb)が、まつ毛の上の房毛に対して、その下側で、前記まつ毛の少なくとも根元付近に対して実施されることを特徴とする、請求項1または2に記載の美容処理方法。
  4. ステップc)の間、前記繊維(12)を、前記まつ毛の上の房毛の下側と接触させることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の美容処理方法。
  5. 少なくとも1つの基材(11a、11b)が、その接触面(6)に、前記繊維(12)の前記第1の末端部分(15)を結合するための少なくとも1つの結合剤(17)が施され、少なくとも1つの前記基材(11a、11b)の前記接触面(6)が、前記繊維(12)の少なくとも一部に略平行にされていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の美容処理方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の美容処理方法で使用されるアセンブリ(5)であって、
    - 天然まつ毛に塗布される接着剤組成物(A)と、
    - 少なくとも1つの基材(11、11a、11b)を含む支持体(10)、および、前記支持体(10)によって解放可能に支えられた第1の末端部分(15)と、前記第1の末端部分(15)と反対側で、前記まつ毛上に存在する前記接着剤組成物(A)と接触するようにされた第2の末端部分(16)とを有する繊維(12)を含む、少なくとも1つのデバイス(1)と、
    を含んでなることを特徴とする、アセンブリ。
  7. 少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、少なくとも1つの結合剤(17)を備えた接触面(6)に設けられ、前記繊維(12)の前記第1の末端部分(15)が、少なくとも1つの前記結合剤(17)によって前記支持体(10)に結合されていることを特徴とする、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記支持体(10)が、2つの基材(11a、11b)を含み、前記繊維(12)が、2つの前記基材(11a、11b)の間にサンドイッチ断面構成で保持されていることを特徴とする、請求項6または7に記載のアセンブリ。
  9. 少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、少なくとも1つの高分子材料、PET または PVCフィルムで作られていることを特徴とする、請求項6から8のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  10. 少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、透明材料で作られていることを特徴とする、請求項6から9のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  11. 少なくとも1つの前記基材(11、11a、11b)が、硬質材料で作られ、曲げ剛性が、Kawabata Evaluation System(KES)で測定される屈曲時の曲げ剛性の平均値に関して、0.1mN・cm2/cmよりも大きいことを特徴とする、請求項6から10のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  12. 前記支持体(10)上に少なくとも1列に配置され得る前記繊維(12)が、互いに略平行であることを特徴とする、請求項6から11のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  13. 前記繊維(12)が、前記第1の末端部分(15)とは反対側の第2の末端部分(16)において、つなぎ部(9)によって束ねられていることを特徴とする、請求項6から12のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  14. 前記接着剤組成物(A)が、感圧接着剤の中から、もしくは、アクリルポリマーまたはコポリマーの中から選択された接着材料を含む、或いは、前記接着材料で構成されていることを特徴とする、請求項6から13のいずれか一項に記載のアセンブリ。
JP2021133403A 2017-06-30 2021-08-18 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法 Pending JP2021185282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021133403A JP2021185282A (ja) 2017-06-30 2021-08-18 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/025062 WO2019003454A1 (en) 2017-06-30 2017-06-30 ASSEMBLY FOR ADDING FIBERS TO NATURAL CILS AND CORRESPONDING COSMETIC PROCESSING METHOD
JP2019572237A JP6965375B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法
JP2021133403A JP2021185282A (ja) 2017-06-30 2021-08-18 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019572237A Division JP6965375B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021185282A true JP2021185282A (ja) 2021-12-09

Family

ID=59523212

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019572237A Active JP6965375B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法
JP2021133403A Pending JP2021185282A (ja) 2017-06-30 2021-08-18 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019572237A Active JP6965375B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20200138138A1 (ja)
EP (1) EP3675665B1 (ja)
JP (2) JP6965375B2 (ja)
CN (1) CN110831451A (ja)
ES (1) ES2942623T3 (ja)
WO (1) WO2019003454A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6965375B2 (ja) * 2017-06-30 2021-11-10 ロレアル 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法
US20200138161A1 (en) * 2018-11-06 2020-05-07 Kiesque, Incorporated Apparatus and method for curling eyelashes
CN112120966A (zh) * 2020-05-08 2020-12-25 广州桃花里生物科技有限公司 一种可粘黏假睫毛的可撕拉粘性眼线液及其制备方法和应用
DE102020132207A1 (de) 2020-12-03 2022-06-09 Carmen Kranebitter-Arslan Formstabiles Wimpernband
CN113558323A (zh) * 2021-08-27 2021-10-29 朱莉洁 一种防水假睫毛及其制作方法
FR3130604A1 (fr) 2021-12-17 2023-06-23 L'oreal Compositions de revêtement des cils pour faux cils
WO2023034249A1 (en) 2021-08-31 2023-03-09 L'oreal Eyelash coating compositions for false eyelashes

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059280A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社松風 まつげエクステンションの取り付け方法、および、まつげエクステンション用の施術器具
JP2017502823A (ja) * 2014-01-17 2017-01-26 ジェイ. ハンセン,ハル 付けまつ毛器具及び方法
JP2020530073A (ja) * 2017-06-30 2020-10-15 ロレアル 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2667176A (en) * 1952-03-24 1954-01-26 Wassmer Judy Lund Dispensing applicator for artificial eyelashes and the like
US3691140A (en) 1970-03-09 1972-09-12 Spencer Ferguson Silver Acrylate copolymer microspheres
AU2003301500A1 (en) 2002-12-12 2004-07-09 L'oreal Composition comprising a dispersion of particles of a grafted ethylene polymer and a gelling agent
US8015980B2 (en) * 2007-10-19 2011-09-13 The Procter & Gamble Company Methods and apparatuses for applying eyelash extensions
US8127776B2 (en) * 2008-02-18 2012-03-06 Pamela Green Cosmetic device for application and removal of false eyelashes
FR2968520B1 (fr) * 2010-12-14 2013-08-30 Oreal Element pour l'application de fibres sur des fibres keratiniques humaines
US8424542B1 (en) * 2011-12-19 2013-04-23 Yougho Han Combined tray and applicator for holding and facilitating application of false eyelashes
FR2990604B1 (fr) * 2012-05-15 2015-11-06 Albea Services Dispositif de distribution de cils artificiels
ES2745301T3 (es) * 2013-03-15 2020-02-28 Elc Man Llc Dispensador de pestañas postizas
KR101457873B1 (ko) * 2013-08-06 2014-11-04 제이씨코리아 주식회사 전사가능한 미용부재
FR3014875B1 (fr) 2013-12-17 2016-10-21 Oreal Dispersion de particules de polymere dans un milieu non aqueux et utilisation en cosmetique
KR101672842B1 (ko) * 2014-11-28 2016-11-04 한용호 인조 속눈썹용 어플리케이터
US11312556B2 (en) 2015-03-12 2022-04-26 Kiss Nail Products, Inc. False eyelash packaging
FR3039368B1 (fr) * 2015-07-31 2017-09-08 Oreal Procede de traitement cosmetique
US20220225750A1 (en) * 2020-01-31 2022-07-21 True Perspective LLC False Eyelash Dispensing Device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059280A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社松風 まつげエクステンションの取り付け方法、および、まつげエクステンション用の施術器具
JP2017502823A (ja) * 2014-01-17 2017-01-26 ジェイ. ハンセン,ハル 付けまつ毛器具及び方法
JP2020530073A (ja) * 2017-06-30 2020-10-15 ロレアル 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6965375B2 (ja) 2021-11-10
JP2020530073A (ja) 2020-10-15
ES2942623T3 (es) 2023-06-05
CN110831451A (zh) 2020-02-21
US20200138138A1 (en) 2020-05-07
EP3675665A1 (en) 2020-07-08
EP3675665B1 (en) 2023-01-25
WO2019003454A1 (en) 2019-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6965375B2 (ja) 天然まつ毛に繊維を追加するためのアセンブリおよび対応する美容処理方法
KR102043573B1 (ko) 미용적 처리 방법
AU2017379865A1 (en) Applicators and cases for artificial lash extensions
JP7055823B2 (ja) 美容処理方法およびアセンブリ
US20230000191A1 (en) Modular-segment, tape-in, lash extension apparatus and methods
JP4943268B2 (ja) 付け睫用粘着剤
US20130068242A1 (en) Semi-Permanent Mascara and Method of Applying
KR20180097472A (ko) 가속눈썹 점착부재 및 가속눈썹 키트
US20150230581A1 (en) Nail coating removal pad and retainer
US20220000203A1 (en) Cosmetic applicator for attaching fibers to human keratin materials
CN113226114A (zh) 用于将至少一根纤维施用至人角蛋白材料的施用器
JP6993321B2 (ja) 美容処理方法
US20210145151A1 (en) Eyelash pad for eyelash services
WO2012045992A1 (en) Cosmetics applicator
FR3090282A1 (fr) Procédé de pose de fibres sur une zone des matières kératiniques humaines
JP2007000571A (ja) 化粧補助用品
KR20160120622A (ko) 밴드형 네일아트 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230213