JP2017502823A - 付けまつ毛器具及び方法 - Google Patents

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Abstract

付けまつ毛(50)を付けるための付けまつ毛器具及び方法。付けまつ毛を保持するための付けまつ毛ホルダー(10、1510)は、付けまつ毛を支持するための支持部材(14、1514)を有し、付けまつ毛を凸形状から実質的に凹形状に反転させるように調整可能である。反転−装填装置(100、1500、1600)はこのホルダーを受けるよう構成され、付けまつ毛を反転させるようホルダー(10、1510)を調整するように動作可能である。【選択図】 図17

Description

本特許文献の開示の一部には、著作権保護の対象となるものが含まれている。著作権者はこの特許文献又は特許開示の何者かによる複製が、特許商標庁の特許ファイル又は記録にある限り、それに対して異議を唱えないが、そうでなければ、いかなる場合もすべての著作権を留保する。
関連出願の相互参照
本出願は、2014年1月17日出願の米国仮特許出願第61/928,901号の利益を請求しており、上記に識別されるこの特許出願のすべての内容は、参照により、本明細書において完全に記述されているものとして組み込まれる。
連邦の権利に関する陳述
N/A
技術分野
実施形態は、付けまつ毛(false eyelash)器具(apparatus、装置)に関し、特に、付けまつ毛(false eyelashes)を眼瞼(eyelids、まぶた)に付けるための付けまつ毛器具に関するが、これに限定されない。実施形態は、付けまつ毛を保持するための付けまつ毛ホルダーに関する。実施形態は、付けまつ毛を付けまつ毛アプリケータ内に装填(loading、ロードする、装着する)するための装填装置に関する。実施形態は、付けまつ毛を受け、それを眼瞼に付けるための付けまつ毛アプリケータに関する。実施形態は、付けまつ毛を支持するための付けまつ毛の方法に関する。実施形態は、付けまつ毛を眼瞼に付けるための方法に関する。実施形態は、前述の器具を動作する方法に関する。
無声映画の時代から、女性は、その目を魅力的に見えるように人工的な、偽の(fake)、付けまつ毛(false eyelashes)又は複数本の付け睫毛(false lashes)を使用してきた。複数本の付け睫毛を取り付けることの難しさはよく知られている。
付けまつ毛は、取り付けられていないグルーを多く含む区分が眼瞼の不適切な面又は人間の自まつ毛に触れたり、接着したりせずに、区分内に付けなければならない。取り付けられていない区分は、眼瞼及び自まつ毛からほんのミリメートルであり、付けまつ毛を正確で適正な面に付けるのはそれ自体技術である。
付けまつ毛を眼瞼の決まった場所に保持するために付けまつ毛に付けられるグルーが自まつ毛の一部に接触した場合、付けまつ毛は、取り付けが完了する前に、わきへ片付けられなければならず、偶然に塗布されたグルーは、再開前に取り除かなければならない。時間経過後、本来のグルーは付けまつ毛上で硬化し始めることになり、やはり取り除かれなければならず、その後、全く新しく再塗布されなければならない。
多くの場合、眼瞼に予め付けられるあらゆるメークアップは、こうしてグルー除去プロセスにおいて拭き取られ、又は塗りつけられて、そして付けまつ毛を再び付けようとする前に、再塗布されなければならない。
こういうわけで、女性は、プロによる付けまつ毛の取り付けに対して、美容院に$45〜$200を支払う。美容院が広範に使用されるという事実は、手によるアプリケーション及び先行技術がこの課題を解決していないという事実を裏付けている。
様々な装置が、これを達成するのを助けるために使用されてきた。既知のアプリケータは、容易で厳密なアプリケーション手段を提供するという課題を解決していない。
付けまつ毛を付けるのに使用される器具及び方法を改良する必要性が存在する。
一態様によれば、付けまつ毛ホルダーが提供される。付けまつ毛ホルダーは、付けまつ毛を支持するための支持部材(a support member)を有する。支持部材は、第1の構成と第2の構成との間で調整可能に構成される。第1の構成では、付けまつ毛は、支持部材上に凸形状に支持可能である。第2の構成では、付けまつ毛は支持部材上に実質的に凹形状に支持可能である。凸形状の付けまつ毛が支持部材上に第1の構成で支持されるとき、支持部材は、付けまつ毛の形状を凸形状から実質的に凹形状に反転させるように、第1の構成から、支持されたまつ毛が実質的に凹形状である第2の構成に調整可能である。
一アプローチでは、付けまつ毛を取り付ける付けまつ毛ホルダーは、アプリケータ内に挿入できるようにまつ毛を反転できる組み込みポストを有する。装填器/反転器はまつ毛を凸状から凹状に反転する。アプリケータ/クランプが正確で正しい角度にまつ毛を拾い上げるためのポストを有してもよい。
別のアプローチでは、付けまつ毛が例えば、工場設備で予め装填され、かつ予め反転された付けまつ毛ホルダーが設けられ、それによって消費者が反転する必要はない。
別の態様によれば、付けまつ毛アプリケータが提供される。アプリケータは、閉鎖位置と中立位置との間で調整可能に構成されるクランプを有する。閉鎖位置では、クランプは、まつ毛ホルダーによって実質的に凹形状に支持されている付けまつ毛を把持する(gripping)ことができるとともに、凹形状における付けまつ毛をまつ毛ホルダーから引き離すことができる。中立位置では、アプリケータにより、付けまつ毛を長さ方向に眼瞼の上を転動(roll、ロール)し、付けまつ毛をアプリケータから解放することができるように、クランプは、付けまつ毛の把持を解放し、凹形状の付けまつ毛をゆるく運ぶ(loosely carries)。
一アプローチでは、いったんまつ毛がアプリケータ/クランプの内部にあると、付けまつ毛のまつ毛バンドがクランプの縁部から0.25−5mm離れ、まつ毛自体が半剛性であり、容易にグルーイングするため、まつ毛バンドを決まった場所にしっかりと保持するので、グルー又は他の好適な接着媒体は容易に塗布され得る。一実施例において、予め塗布された又はユーザに塗布されたグルーストリップが接着媒体として採用され、それによって、グルーを手動で塗布する必要性が除去される。いったんグルーが適度な粘着性まで乾燥すると、アプリケータ/クランプは、「中立」位置に入り、まつ毛が眼瞼の上で「転動される」につれて、アプリケータ/クランプは、測定可能な制限はなく、まつ毛を解放する、すなわち、グルーはまつ毛バンドを眼瞼の上に保持し、アプリケータクランプは保持しない。
いくつかの例では、アプリケータは、再使用可能又は使い捨てとすることができる。アプリケータは、平坦若しくは屈曲又は両方の組み合わせとすることができる。屈曲したアプリケータは、自まつ毛であるように、保管中、まつ毛を「上に」屈曲したままにする。
一アプローチでは、システムは、凹から凸に曲がり、反転する人工的なまつ毛ホルダーを備える。システムは、特定のリテール保持トレイを備えることができる。システムは、付けまつ毛ホルダーを反転する装置を備えることができ、それは、その後、それを新規かつ容易な方法で眼瞼に付けまつ毛を付ける装置内に挿入する。
本技術の別の態様によれば、
付けまつ毛アプリケータは、
眼瞼に付ける付けまつ毛を解放可能に支持するための付けまつ毛支持体と、
前記付けまつ毛を付けるために前記付けまつ毛支持体を操作するための柄部と、
を備え、
前記支持体は、前記柄部の操作により、付けまつ毛を長さ方向で横方向に眼瞼の上で、かつ前記支持体から離れて転動するための長さ方向のロールオン構成で、前記付けまつ毛を転動可能に支持するように構成されている。
本技術の更に別の態様によれば、
付けまつ毛器具(装置)は、
ベースと複数本の付け睫毛を有する付けまつ毛であって、前記ベースが眼瞼に接着するための内側部と前記複数本の付け睫毛(said false eyelashes)が前記ベースから離れて延在する外側部とを有する、前記付けまつ毛と、
前記付けまつ毛をアプリケータ内に装填するのに使用する付けまつ毛ホルダーであって、実質的に凸形状の外側部を有する支持部材を有する、前記付けまつ毛ホルダーと、
を備え、
前記付けまつ毛が、前記支持部材の外側部に解放可能に支持されるとともに、前記まつ毛バンドの内側部が前記支持部材の外側部に対向し、前記まつ毛バンドの外側部が前記支持部材の外側部から離れて外側に向かって対向するように配向され、
前記付けまつ毛ベースの外側部及び前記ベースの内側部が、前記支持部材の外側部に、かつそれと入れ子状に、それぞれ実質的に凹形状及び凸形状に支持されている。
本技術の更に別の態様によれば、
付けまつ毛を眼瞼に付ける方法は、
付けまつ毛を提供することと、
実質的に凸形状に前記付けまつ毛を第1の構成における支持部材上に支持することと、
前記支持部材を前記第1の構成から前記第2の構成に調整し、前記付けまつ毛を実質的に凹又は直線形状に反転させることと、
接着剤を前記付けまつ毛及び/又は眼瞼に塗布することと、
反転された前記付けまつ毛の前記長さを眼瞼にわたって横方向に、前記支持体から離れて転動させ、前記付けまつ毛を前記眼瞼に接着することと、
を含む。
本技術の更に別の態様によれば、
付けまつ毛を保持する方法は、
付けまつ毛を支持することと、
前記付けまつ毛の形状を凸形状から実質的に凹形状に反転することと、
アプリケータ内に装填するための反転された前記付けまつ毛を支持することと、
を含む。
本技術の更に別の態様によれば、
付けまつ毛を付ける方法は、
まつ毛ホルダーにより凹形状に支持されている付けまつ毛をクランプすることと、
前記付けまつ毛を実質的に前記凹形状にクランプしながら、前記付けまつ毛を前記まつ毛ホルダーから引き離すことと、
実質的に前記凹形状の付けまつ毛を解放し、ゆるく運ぶことと、
前記付けまつ毛を眼瞼の上に転動し、前記付けまつ毛を前記アプリケータから解放することと、を含む。
更に別の態様によれば、本技術は、本明細書に記載する1つ又は複数の構成的、機能的又は装飾的特徴を備える1つ又は複数の装置又は方法を対象とする。
一実施形態に係る可撓バンドの形態における可撓性反転可能な付けまつ毛ホルダーの上面図である。
図1の可撓バンドの後面、底面斜視図である。
図1のホルダーと、一実施例に係る可撓バンドに取り付けるのに準備して配設されている付けまつ毛の上面図である。
一実施形態に係る可撓バンドに解放可能に接着された付けまつ毛の前面図である。 一実施形態に係る可撓バンドに解放可能に接着された付けまつ毛の斜視図である。
一実施形態に係る付けまつ毛ホルダー上に支持された付けまつ毛を保持する付けまつ毛トレイの斜視図である。
一実施形態に係る後退位置における付けまつ毛の反転−装填装置の斜視図である。
一実施形態に係る可撓バンド受け位置に示す図7の反転−装填装置の斜視図である。
反転−装填装置の可撓バンド受け端部と、一実施形態に係る反転−装填器のプラーに挿入される準備ができた図8の可撓バンドの部分後面、上面斜視図である。
一実施形態に係る反転−装填装置の可撓バンド受け端部とその中に挿入された図9の可撓バンドの部分上面斜視図である。
一実施形態に係る装填された可撓バンド及びその上に運ばれた人工付けまつ毛を凹から凸に反転するために、反転−装填器の親指ボタン及びプラーが引き下げられ得る方向を示す部分斜視図である。
反転−装填器のプラーが図11に示す方向に引き下げられた結果、例示的な反転された位置にある装填された可撓バンドを示す、図11に示す反転−装填器の部分斜視図である。
一実施形態に係る、反転される準備ができた、反転−装填器の受け端部に装填された、付けまつ毛を運ぶ可撓バンドの部分上面図である。
一実施形態に係る、例示的な反転された位置で、まつ毛アプリケータ内に装填される準備ができた、装填された可撓バンドとその上に運ばれた付けまつ毛を示す、反転−装填器の受け端部の部分上面図である。
一実施形態に係るまつ毛アプリケータ内に装填される準備ができた、装填された予め反転した可撓バンドとその上に運ばれた付けまつ毛を有する、一実施形態に係る可撓バンドホルダーの上面図である。
一実施形態に係る開放位置にあるアプリケータの斜視図である。
一実施形態に係る閉鎖位置にある図16のまつ毛アプリケータの上平面図である。
一実施形態に係る図16のアプリケータの親指で動作されるラッチの部分の、分離された側面図である。
図16のアプリケータの上半部の分離された側面図である。
図16のアプリケータの下半部の分離された側面図である。
把持位置における図16のアプリケータの側面図である。
中立位置における図16のアプリケータの側面図である。
中立解放モードにおける図21のアプリケータの前部の部分詳細側面図である。
一実施形態に係るヒンジ部の楕円形軸穴及び円形軸穴を示す、図19及び図20に示すヒンジ部の部分拡大斜視図である。
一実施形態に係るアプリケータスペーサ機構を詳細に示す部分拡大側面図である。
一実施形態に係るC字状のヒンジによりヒンジ結合される前のアプリケータの上半部及び下半部の後部斜視図である。
反転−装填器の受け端部に装填された可撓バンドに解放可能に支持された反転された付けまつ毛であって、一実施形態に係る図16の開放まつ毛アプリケータ内に部分的に挿入された反転された付けまつ毛の上面図である。
一実施形態に係る、図25に示すアプリケータの各半部を閉じた結果、反転され、また閉鎖されたまつ毛アプリケータにより保持された付けまつ毛の詳細な上面図である。
一実施形態に係る眼瞼に付けるために配向された、アプリケータ内の反転された付けまつ毛の部分上面図である。
一実施形態に係る付けまつ毛を眼瞼に付けるアプリケータを示す。
アプリケータが反転された付けまつ毛を眼瞼の上で、かつそれにわたって横方向に転動するとき、アプリケーションプロセスを継続する図27のアプリケータを示す。
完了した付けまつ毛のアプリケーションを示す。
一実施形態に係るまつ毛ホルダー及びその上で運ばれる反転された付けまつ毛をアプリケータ内にうまく動かすのに用いられる図15の携帯用ホルダーを示す。 一実施形態に係るまつ毛ホルダー及びその上で運ばれる反転された付けまつ毛をアプリケータ内にうまく動かすのに用いられる図15の携帯用ホルダーを示す。
別の実施形態に係るまつ毛ホルダー反転装置の斜視図である
図33の装置の分解図である。
図33に示す装置の中央長手方向軸Bに沿った長手方向の断面図である。
未装填で後退した図33のまつ毛ホルダー反転装置の上部平面図である。
一実施形態に係る自然に反転されたまつ毛ホルダーとともに装填された図36のまつ毛ホルダー反転装置の上部平面図である。
一実施形態に係るまつ毛ホルダーが第2の構成(反転された又は略平坦な)から第1の構成(凸)に変化した、伸張された構成の装填されたまつ毛ホルダー反転装置の上部平面図である。
図38に示す装置の上部平面図であり、三日月状の付けまつ毛の、装置によって第1の構成に保持されたまつ毛ホルダーへのアプリケーションを示す。
反転装置が後退した結果としてまつ毛ホルダーが第2の構成に戻った、後退した構成の、装填されたまつ毛ホルダー反転装置の上部平面図である。
別の実施形態に係るまつ毛ホルダー反転装置の上部平面図である。
一実施形態に係る、付けまつ毛ホルダー及びデフォルトの第2の構成におけるその上の付けまつ毛の上部平面図である。
一実施形態に係るボックス内に位置可能なトレイホルダーに保持された反転されたまつ毛ホルダー及びその上に運ばれる反転された付けまつ毛の斜視図である。
別の実施形態に係る開放構成におけるアプリケータの斜視図である。
一実施形態に係る部分的に閉鎖構成における図44のアプリケータ及びクランピング部材をともに締結するためのクリップの斜視図である。
一実施形態に係るアプリケータ及び閉鎖構成でクランピング部材をともに保持するクリップの斜視図である。
一実施形態に係るクリップが取り除かれた中立構成におけるアプリケータの斜視図である。
更に別の実施形態に係るアプリケータの側面図を示す。
更に別の実施形態に係るアプリケータの長手方向の断面図を示す。
更に別の実施形態に係るアプリケータの長手方向の断面図を示す。
更に別の実施形態に係るアプリケータの側面図を示す。
更に別の実施形態に係るアプリケータの側面図を示す。
更に別の実施形態に係るアプリケータの斜視図を示す。
一実施形態に係るその上に装填された反転された付けまつ毛を人間の眼瞼に付けるのに使用される図53のアプリケータの図を示す。 一実施形態に係るその上に装填された反転された付けまつ毛を人間の眼瞼に付けるのに使用される図53のアプリケータの図を示す。 一実施形態に係るその上に装填された反転された付けまつ毛を人間の眼瞼に付けるのに使用される図53のアプリケータの図を示す。 一実施形態に係るその上に装填された反転された付けまつ毛を人間の眼瞼に付けるのに使用される図53のアプリケータの図を示す。
別の実施形態に係るアプリケータを中立/開放構成にバイアスする(biasing、バイアスをかける、付勢する、偏らせる)シムクランプを有するアプリケータの斜視図を示す。
別の実施形態に係るアプリケータを閉鎖構成にバイアスするシムクランプを有する図55のアプリケータの斜視図を示す。
オフ中心軸に沿った、図55に示す切断面「C−C」に対して矢印の方向の断面図(断面「C−C」)である。
アプリケータの中央長手方向軸に沿った、図55に示す切断面「D−D」に対する矢印の方向の断面図(断面「D−D)である。
図55に示す切断面「E−E」に対する矢印の方向のアプリケータにわたる断面図(断面「E−E」)である。
更に別の実施形態に係るアプリケータに接着された反転された付けまつ毛を有するアプリケータの斜視図である。
図60に示すアプリケータ及び付けまつ毛の上部平面図である。
アプリケータに付けられた付けまつ毛を有しない図59のアプリケータの斜視図である。
別の実施形態に係る反転装填装置の斜視図である。
一実施形態に係る図21のアプリケータとドッキングされた図63の反転−装填装置の斜視図である。
以下の説明では、限定ではなく、説明の目的上、本発明の完全な理解を与えるために、特定の実施形態、手順、技法などの特定の詳細について述べる。しかしながら、これらの特定の詳細から逸脱する他の実施形態で本発明を実施できることは当業者には明らかであろう。
以下の説明において、特定の専門用語は便宜上使用するものであって、限定的なものではない。「右」、「左」、「上、頂(top)」、「底(bottom)」という語は、参照する図面における方向を示している。特許請求の範囲及び明細書の対応する部分で使用される「a」及び「one」という語は、特に具体的な言及がない限り、1つ又は複数の参照される項目を含むものとして規定される。この用語は上記に特に述べられた用語、その派生語、及び同様の意味の単語を含む。「A,B,又はC」のように2つ以上の項目のリストに続く句「少なくとも1つの」は、A,B,又はCのうち任意の個々並びにそれらの任意の組み合わせを意味する。
本発明を説明する目的上、ここに好ましい実施形態を示す図面がある。しかし、本発明は図示される正確な構成及び手段に限定されるものではないことが理解される。
ここで、図面を参照する。その図面においては、実施形態の様々な要素に符号が付され、当業者が本発明を製造及び使用できるように、実施形態について説明する。構成要素、プロセス工程及び他の要素に関する特定の言及は、限定的であることを意図していない。また、代わりの図面を参照すると、同様の部品には、同一の参照番号が付されていることを理解されよう。また、図面が概略的であり、当業者の読者に対する手引きのために提供され、必ずしも一定の縮尺で示されていないことも留意されよう。むしろ、図面に示す様々な図の縮尺、アスペクト比、及び構成要素の個数は、特定の特徴又は関係を理解しやすくするために、故意に変形されている場合もある。
「付けまつ毛(false eyelash)」又は「(複数の)付けまつ毛(false eyelashes)」という語は、本明細書ではストリップ内に、又はバンド(ここではベースとも呼ばれる)上に配設され、着用されるように設計される任意の(複数本の)付け睫毛(false lashes)を参照する。付けまつ毛は、付けまつ毛を形成するのに好適で、また後述するように付けまつ毛を反転させ(inverted)、眼瞼に付けることが可能な任意の材料から作製され得る。例として、付けまつ毛は、人毛、獣毛、毛皮、合成/人工材料、又はこれらの任意の組み合わせによって作製され得る。いくつかの例では、まつ毛は、短期間着用されるように設計された一時的なまつ毛とすることができる。
ここで、1つ又は複数の実施形態に係る付けまつ毛をアプリケータ内に装填するための付けまつ毛ホルダーについて、添付図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る付けまつ毛ホルダーの上面図である。図2は、図1のホルダーの後面、底面斜視図である。付けまつ毛ホルダー10は、付けまつ毛を支持するための支持部材14を有する。
図3は、一実施例による、付けまつ毛ホルダー10とホルダー10に取り付ける準備ができて配設されている付けまつ毛(a false eyelash)50の上面図である。付けまつ毛50のまつ毛ホルダー10への取り付けは、例えば、付けまつ毛の製造業者及び/又は使用された付けまつ毛を再利用したい人々によって実施され得る。図4及び図5は、それぞれ、付けまつ毛50をそこに取り付けたまつ毛ホルダー10の前面図及び斜視図である。
図3〜図5に最もよく示すように、付けまつ毛50は、ベース51と、そのベースから離れて外側に延在する(複数本の)付け睫毛52(false lashes、付けまつ毛の毛(複数本の毛)、付けまつ毛毛先(複数毛先)、付けまつ毛毛束)とを有する。付けまつ毛ベース51は、眼瞼に接着するための内側部53と、付け睫毛52がベース51から離れて延在する外側部54とを有する。いくつかの実施形態では、付けまつ毛50は、従来型の三日月状の付けまつ毛であり、それは分離されると、ベースの外側部54及びベースの内側部53がそれぞれほぼ(generally)凸及び凹形状である、凸形状を一般に(generally)想定する、又はデフォルトで凸形状になる。凸又は凸形状は、本明細書において、目の外部のように、外側に向かって屈曲する外形又は表面を有することを意味するのに用いられる。凹又は凹形状は、本明細書において、凸部の反対側が、すなわち、内側に屈曲する外形又は表面を有することを意味するのに用いられる。
別の実施形態では、付けまつ毛は、分離されると、他のデフォルトの形状を想定することができる。
詳細に後述するように、まつ毛ホルダー支持部材14は、第1の構成と第2の構成との間で調整可能に構成される。
支持部材14の第1の構成(configuration、コンフィグレーション、構造、配置、形態、形状)では、付けまつ毛50は、支持部材14上に凸形状に支持可能である。例として、第1の構成における支持部材に支持された図3の付けまつ毛50を、一実施形態に係る図4及び図5に示す。第1の構成では、支持部材14は、付けまつ毛取付面として機能する実質的に凸形状の外側部15を有する。付けまつ毛50は、支持部材の外側部15に解放可能に支持され、ベースの内側部53が支持体(support)の外側部15に対向し、それに取り付けられるとともに、ベース外側部54が支持体(support)の外側部15から離れて外側に対向するように配向される(orientated、方向づけられる)。この方法により、付けまつ毛ベースの外側部54及びベースの内側部53は、支持部材の外側部15の上にそれぞれ実質的に凸形状及び凹形状に、かつ支持部材の外側部15と入れ子状に(in nested relation)支持される。付けまつ毛50は、支持部材の外側部15及び/又はベースの内側部53に付けられるグルー又はその他の粘着層21などの好適な接着媒体により、支持部材14に解放可能に接着され得る(図3参照)。別の実施形態では、接着媒体以外の取付手段が採用され得る。他の実施形態では、付けまつ毛を支持部材に取り付けるための取付手段は、まつ毛ベース及び支持部材の両方の上に置かれたクリップ、ラッチ、磁石材料、又は、付けまつ毛を必要な構成で支持部材に解放可能に保持することが可能な任意の他の好適な保持手段とすることができる。
支持部材14の第2の構成では、付けまつ毛50は支持部材14に実質的に凹形状に支持可能である。例として、第2の構成で支持部材14に支持された付けまつ毛50を一実施形態に係る図14に示す。第2の構成では、支持部材の外側部15は実質的に凹形状である。付けまつ毛50は、支持部材の外側部15に解放可能に支持され、ベースの内側部53が支持体(support)の外側部15に対向するとともに、ベースの外側部54が支持体の外側部15から離れて外側に対向するように配向される。この方法により、付けまつ毛のベースの外側部54及びベースの内側部53は、支持部材の外側部15に対して入れ子状にそれぞれ実質的に凹形状及び凸形状に支持される。
図1〜図5に示す実施形態では、支持部材14は、支持部材の形状を第1の構成における実質的に凸形状から、第2の構成における実質的に凹形状に、長さ方向に(lengthwise、縦に)反転できる(invertible)程十分な弾性を有する材料による可撓性ストリップ又はバンドから作製される。かかる可撓性ストリップ又はバンドから作製される支持部材14は、本明細書において「可撓バンド」とも呼ばれる。一実施形態では、材料による可撓性ストリップ又はバンドは、ゴムストリップとすることができる。他の実施形態では、可撓性ストリップ又はバンドは、例えば、限定するものではないが、プラスチック、金属、天然及び/又は合成などの、本実施形態を参照して本明細書に記載する方法で曲げる、かつ反転することができる任意の他の好適な可撓性材料とすることができる。
更に、他の実施形態では、支持部材14は、ストリップ又はバンドの形態をとる必要はないが、外側部15を有する材料による任意に形成された可撓性本体とすることができる。必要なことは、可撓性本体が外側部15を第1の構成における実質的に凸形状に維持するとともに外側部15を第2の構成における実質的に凹形状に変形できるために必要な材料特性を有することだけである。
更に他の実施形態では、支持部材は更に他の形態をとることができる。例えば、支持部材は、凸形状と凹形状との間でその長さに沿って変化することが可能な構造又は機構とすることができ、必ずしも可撓性又は弾力性のある材料から作製される必要はない。更に他の実施形態では、支持部材は、添付図面に示す連続固形材料から作製されることなく、支持部材が第1及び第2の構成をなし、その間で調整可能とされている場合、支持部材14の同じ全体形状を有する、又は支持部材の外側部15の全体形状を有する、ウェブ状又はフレーム構造などの非連続構造とすることができる。いくつかの実施形態では、支持部材は、支持部材を凸形状と凹形状との間で変化させるために互いに対して移動可能な剛性の部品による構造から作製される。
凸形状の付けまつ毛50が第1の構成で支持部材14に支持されるとき、支持部材14は、付けまつ毛50の形状を凸形状から実質的に凹形状に反転させるように第1の構成から第2の構成に調整可能である。以下で一層明らかになるように、第2の構成における付けまつ毛のベースの曲率半径は、本技術の一態様によるアプリケータ(例えばアプリケータ200参照)の外側部の曲率半径にほぼ(generally)対応する半径である。いくつかの実施形態では、アプリケータ内に装填された付けまつ毛をアプリケータによって長さ方向で横方向に眼瞼の上でかつアプリケータから離れて回転可能にすることが可能な任意の曲率半径が、想定される。
いくつかの実施形態では、付けまつ毛の形状は、第2の構成における凹形状に完全に反転される必要はないが、付けまつ毛を、第2の構成で付けた場合、依然としてアプリケータによって眼瞼の上を転動可能にすることができる場合がある。他の実施形態では、支持部材14の第2の構成では、付けまつ毛50は、支持部材14上に凹形状ではなく、実質的に直線又は平坦形状に支持可能である。支持部材14を第1の構成から第2の構成に調整すると、付けまつ毛50の形状は部分的にのみ反転し、それにより、付けまつ毛50を完全に反転することなく、凸状から実質的に直線状に変化する。また更なる実施形態では、第2の構成において、付けまつ毛50は凸形状に支持されたままであるが、眼瞼の曲率半径と比較して非常に、非常に大きな曲率半径を有する。
詳細に後述するように、付けまつ毛50の形状に前述したように変化させるために、支持部材14を第1から第2の構成に調整すると、付けまつ毛50は、付けまつ毛50を眼瞼上で転動するのに必要な形状で、アプリケータ内に容易に装填され得る。
ここで本技術の別の態様を説明する。一アプローチでは、支持部材14は、支持部材反転装置(inverter device)を用いて(with the aid of、の助けをかりて、と協力して)第1の構成から第2の構成に調整可能である。ここで一態様に係る反転装置について、図7〜図14の添付図面を参照して説明する。
図7は、一実施形態に係る後退位置における付けまつ毛反転装置100の斜視図である。図8は、一実施形態に係る可撓バンド受け位置に示す反転装置100の斜視図である。反転装置100は、付けまつ毛ホルダー10を受けるように構成される受け部材105を有する。反転装置100は、機械的に可撓バンド(flex-band、フレックスバンド)を第1の構成から第2の構成に調整し、必要であれば、付けまつ毛を付けまつ毛アプリケータに装填するために、第2の構成で可撓バンドを保持するように構成される反転機構を備える。
一実施形態では、反転機構は、柄ハウジング107と、ハウジング107内にスライド可能に装着された付けまつ毛ホルダー受け部材105により形成されたプラーシステムである。柄ハウジング107は一般に(generally)、柄端部102から柄内に長手方向に延びる開放端の内部空洞109を有する鞘状のケーシング又は構造である。空洞109は、略矩形(a generally rectangular)断面を有する。受け部材105が、空洞109内で柄端部102にスライド可能に装着されるので、受け部材105は空洞内で、受け部材105の遠位端部が柄端部から突出する伸張位置と、受け部材105がハウジングの長手方向軸Aに沿って柄端部102内に後退され又は引かれ、受け部材の遠位端部が柄端部102内に位置する後退位置との間でスライドできる(図7及び図8参照)。受け部材105は、親指ボタン108を動かすのに応じてハウジング空洞内を長手方向にスライドできるように寸法決めされた実質的に平面状のスライダ部材である。
いくつかの実施形態では、スライド可能ボタンは、柄ハウジングから突出し、柄ハウジングの外部において動かすための親指又は指接触表面部を提供する。ボタンは受け部材105に連結されるので、ボタンをスライド移動すると、受け部材は伸張位置と後退位置との間でスライド移動する。伸張位置と後退位置との間で受け部材を動作させるために手動又は自動で動作可能な任意のアクチュエータ機構が想定される。
受け部材105は、可撓バンドが第1の構成をなし、部材105がスライド可能な面に対して直立又は垂直な位置にある受け部材105において、安全に付けまつ毛ホルダー10を保持するように構成される(図9及び図10参照)。付けまつ毛ホルダー10がそのように保持されるとき、受け部材105を柄空洞109内に後退させると、可撓バンドの両端部は柄ハウジング端部に当接し(abut)、可撓バンドは第1の構成から第2の構成に調整される。
受け部材105は、使用される支持部材14のタイプと協働するように適応され、配設される。図7〜図9の実施形態では、受け部材105は、最初に、入れ子状に実質的に凸形状における可撓バンドを支持するための実質的に凸形状の外端側部106を有する。受け部材105及びまつ毛ホルダー10は互いに協働し、係止するように設計されるので、可撓バンドが受け部材105に第1の構成で保持されるとき、可撓バンドの略中央(a generally central)セグメントは、部材105に定位置に保持されるが、残りの可撓バンドは自由に曲がり、湾曲することができる。一実施形態では、これは、ホルダー10に、図7〜図9に示す可撓バンドの内側部16、外側部15の反対側に略中央(generally centrally)に一体化、又は装着された位置合わせポスト(alignment post)11を含めることにより、達成される。図9に最もよく示すように、ポスト11は、ポストの長手方向縁部が内側部16に固定されてバンドの内側部16に沿って上部から底部に延在する。
受け部材105は、ホルダー10を直立して受け部材105に保持するために位置合わせポスト11をその中に受け入れるための、柄長手方向軸に垂直に延在する位置決め穴(locating hole)101を含む。位置決め穴101は、外部から位置決め穴内にアクセス間隙又は開口部を付与するように、受け部材外端側部106の周縁部に連続して形成される。可撓バンドが位置決め穴101に挿入された位置合わせポスト11によって受け部材105に保持されているとき、間隙により、可撓バンドは外端側部106に重なりあうことができる。図面に示す実施形態では、ポスト11はヘッド17を有し、それは、ポスト本体12が位置決め穴101に配置されるとき、受け部材105の上面で着座するため、ポスト本体12より大きな断面を有する。ポスト11は位置決め穴101と一緒に、支持部材14が外端側部106に張り出して、受け部材105上の正しい向き及び高さに可撓バンドを保持及び自己整合するように機能する。例として、図10は、一実施形態に係る、その中に挿入された可撓バンドを示す反転装置100の上面斜視図である。
図面では、ポストヘッド17は、凸状の側部を有する略三角形状(a generally triangular)の断面を有し、ポスト本体12は略円形(generally circular)断面であるが、他の形状の断面も想定される。更に、他の実施形態では、ポスト11はより大きなポストヘッドを有する必要はなく、単に、摩擦嵌め(frictional fit)によって可撓バンドを受け部材105の正しい高さで保持するポストとしてもよい。可撓バンドの筒形端部片は、詳細に後述するスペーサ13である。
図11は、親指を動かす準備として伸張位置において、装填された可撓バンドとその上に運ばれた任意の付けまつ毛を凸から凹に反転するために親指ボタン108及び受け部材105が引き下げられる方向を示す、反転器100の斜視図である。図12は反転器(inverter)100の斜視図であり、それは受け部材105が図11に示す方向に引き下げられた結果、例示的な反転位置における装填された可撓バンドを示す。
図10〜図12に示すように、付けまつ毛ホルダー10が、そのように第1の構成で伸張位置における受け部材105によって保持されるとき、受け部材105を空洞109内に後退させると、実質的に凹形状の可撓バンドはハウジング端部102に向かって引かれ、可撓バンドの遠位両端部13は端部102に当接する。可撓バンドは(ポスト縁部及び遠位両端部13に取り付けられた中央セグメントを除いて)自由に曲がることができるので、受け部材105を更に後退させると、可撓バンドの形状が実質的に凸形状から実質的に凹形状に反転し、それによって可撓バンドが第2の構成に調整される。位置合わせポストヘッド12は、柄ハウジング端部開放切込み110内に受けられ、受け部材105を、反転させるのに十分に後退させることができる。
図7及び図8に示す実施形態では、柄ハウジング107は実質的に平面状であり、受け部材105は実質的に平面状のスライダであり、空洞109は開放端の長手方向スロットの形態である。しかしながら、他の実施形態では、柄ハウジング107、受け部材105及び空洞109は、受け部材及び反転機構に所望の機能を実施させることができる他の形状及び構成とすることができる。
更に、他の実施形態では、柄ハウジング、受け部材及び空洞は、反転器を片手動作できるように配設される必要はない。他の実施形態では両手動作が想定される。また更なる実施形態では、反転装置は自動化される。例えば、電子、磁石及び/又は液圧アクチュエータを、親指作動ボタンに代えて、又はそれに加えて、受け部材を伸張位置と後退位置との間で移動させるために、反転装置に組み込んでもよい。自動アクチュエータは、手動で、又はコンピュータ若しくは電子制御装置を用いて制御され得る。
更に他の実施形態では、プラーシステム(a puller system、引張りシステム)を採用するのではなく、反転装置がプッシャシステム(a pusher system、伸しシステム)として形成される。例えば、一実施形態では、プッシュ型反転装置を採用することができ、それは、可撓バンドを押して可撓バンドを反転するように構成される。実施形態を参照して本明細書に記載するように、可撓バンドの形状を反転、部分的に反転、又は変更することが可能な任意の手段が想定される。
図面のうち図7〜図14に示す実施形態では、反転装置100は、バンド及びその上に装着された任意のまつ毛を反転させるように可撓バンドである支持部材14を調整するように構成される。しかしながら、他の実施形態では、反転装置は、他の実施形態を参照して本明細書に記載するように部分的にのみ反転させる又は形状を変更するように、可撓バンドを調整するよう構成され得ることが理解されることであろう。他の実施形態では、反転装置は本明細書に記載する実施形態の他のタイプの支持部材を調整するように構成されることも想定される。
本実施形態の反転装置及び付けまつ毛ホルダーにより、たやすく付けまつ毛が反転される。ユーザは、図13に示すように、単に確実に普通の三日月状の付けまつ毛50を第1の構成における可撓バンドに接着し、可撓バンドを反転装置100内に装填し、その後、可撓バンドをそれ自体の上で引っ張り、第2の構成にし、そしてその上に装着された付けまつ毛50を凸から凹形状に変化させるように反転装置を動作させる。図14は、反転器100の上面図であり、付けまつ毛50が例示的な反転された位置にあり、一実施例に係るまつ毛アプリケータ内に装填される準備ができている、第2の構成における可撓バンドを示す。
一実施形態では、付けまつ毛50が可撓バンド上に第1の構成で予め支持されているので、エンドユーザは、まつ毛ホルダーを反転装置内に装填し、付けまつ毛50を反転するように反転器を作動することだけが必要となる。この目的を達成するために、付けまつ毛50をその上に解放可能に接着させたまつ毛ホルダー10が、反転させる準備ができたトレイ又は他のホルダーに設けられてもよい。例として、図6は、一実施形態に係る、付けまつ毛50が可撓バンドに解放可能に接着された、第1の構成における付けまつ毛ホルダー10を保持するリテールホルダートレイと、ホルダートレイ62が挿入された関連リテールボックス61の斜視図である。
一態様では、本明細書に記載する実施形態のまつ毛ホルダーの可撓バンド又は他の支持部材は、ポリプロピレンなどの「メモリ」特性を有する材料から製造され、それによって、可撓バンドは、第1又は第2の構成で保持されることから解放されると、自然にデフォルト構成に戻る。いくつかの実施形態では、可撓バンドのデフォルト構成は、可撓バンドが凹状又は半月状形状である第1の構成であり、また可撓バンドが第2の構成から解放されると、自然に戻る第1の構成である。反転装置から可撓バンドを取り除くと、可撓バンドは自然と第1の構成に戻る、又ははね返るようになる。このような場合、反転−装填装置(inverter-loader device)は、まつ毛をアプリケータ内に装填しながら、可撓バンドを反転構成に維持するのに使用され得る。
しかしながら、他の実施形態では、可撓バンドは、かかるメモリタイプのプラスチック又は他の材料から作製される必要はなく、反転−装填装置から解放された後、異なる形状に戻ってもよいし、第2の構成のままでもよい。
一態様によれば、携帯用ホルダーは、可撓バンド又は他の支持部材を第2の構成で、またその上のまつ毛を保持するように設けられる。一実施形態に係る1つのかかるホルダーを図15に示す。携帯用ホルダー1000は、反転器の柄ハウジング端部102と同様の端部を有するが、このような反転機構は何も含んでいない。ホルダー1000は、まつ毛50をアプリケータ内に装填するために、ユーザが第2の構成における可撓バンドを把持することができる柄として機能する。
いくつかの実施形態では、可撓バンドは、可撓バンドが反転又は実質的に直線形状をとる第2の構成であるデフォルト構成を有するように製造される。可撓バンドが自然と反転された又は略平坦形状を維持するように可撓バンドを製造することは、可撓バンドが予め反転されてエンドユーザに配達されることになっている用途には有益である。というのは、そうすると、確実に、可撓バンドが使用に際し予め反転されたままであるからである。これは、例えば、使い捨て用途及び他の一回限りの使用用途では適切である。以下で一層明らかになるように、エンドユーザが可撓バンドを反転し、この可撓バンドを反転された構成で維持するために最初に反転装置を使用する必要はなく、その上で運ばれる反転された付けまつ毛を容易にアプリケータ内に装填できる点で、自然にデフォルトで反転された形状となる可撓バンドはまた有利である。
上述したように、いくつかの実施形態では、可撓バンドは、製造業者又は他のユーザによって予め反転される場合がある。かかる実施形態では、付けまつ毛をその上で運ぶ可撓バンド又は他の支持部材は、反転装置100と同じ又は同様で、自動又は手動で動作される好適な反転装置を用いて、第2の構成(反転又は直線)に調整される。その後、予め反転されたまつ毛ホルダー及び付けまつ毛は、同じユーザによる保管及び後の使用のため、又はエンドユーザへの配達のため、反転装置から取り除かれる。
ここで、一態様に係る付けまつ毛を眼瞼に付けるためのアプリケータを参照する。付けまつ毛アプリケータは、眼瞼に付ける反転された又は略平坦な形状における付けまつ毛を解放可能に支持するための付けまつ毛支持体と、付けまつ毛を付けるために付けまつ毛支持体を操作するための柄部(a handle portion)とを有する。下記の実施形態を参照して明らかになるように、アプリケータ付けまつ毛支持体及び/又は柄部は様々な形態をとることができる。
詳細に後述するように、支持体は、柄部の操作により付けまつ毛を眼瞼の上を長さ方向で横方向に、かつ支持体から離れて転動するための長さ方向のロールオン構成(roll on configuration)で、反転された又は略平坦な付けまつ毛を転動可能に支持するように構成される。いくつかの実施形態では、アプリケータ付けまつ毛支持体は、付けまつ毛を実質的に反転形状(凹形状)で転動可能に支持するために形成された外側部を有し、付けまつ毛のベースの内側部は、アプリケータの外側部の外部上に又はそれを超えて実質的に凸形状に配設可能である。他の実施形態では、アプリケータ付けまつ毛支持体は、付けまつ毛を実質的に直線状又は平坦形状に転動可能に支持するために形成された外側部を有し、付けまつ毛のベースの内側部は、アプリケータの外側部の外部上に又はそれを超えて実質的に直線形状に配設可能である。更に他の実施形態では、アプリケータ付けまつ毛支持体は、目の曲率半径よりもはるかにはるかに大きい曲率半径を有する凸形状で付けまつ毛のベースの内側部を転動可能に支持するために形成された外側部を有する。
一実施形態に係る図17のアプリケータ200を詳細に参照すると、概要として、アプリケータ200は、限定するものではないが、例えば本明細書に記載した反転された付けまつ毛50などの、反転された又は略平坦な付けまつ毛を支持するための支持部201を有する。アプリケータ200はまた、支持部201を操作するための柄部205を有する。図16〜図32に示す実施形態では、支持部は、第1のクランプ部材202及び第2のクランプ部材203を有するクランプである。クランプ部材202、203は、連動可能に連結されており、開放構成(an open configuration)(図16参照)と、実質的な閉鎖構成(a substantially closed configuration)(図21参照)と、中立構成(a neutral configuration)(図22参照)との間で調整可能に構成される。閉鎖構成では、クランプ部材202、203が、付けまつ毛ベース51の外側部54から離れて延在する複数本の付け睫毛52をきつく把持することができるので、ベース51は、図27に最もよく示すように、クランピング部材202、203の外部で、それらと連続して保持される。中立構成では、詳細に後述するように、クランプ部材202、203は、実質的な制限なく付けまつ毛をクランプから転げ落とすことができるように付けまつ毛50を解放可能にしながら、複数本の付け睫毛52をゆるく把持することができる。
図16は、一実施形態に係る開放位置におけるアプリケータ200の斜視図である。この位置により、反転された付けまつ毛50をアプリケータ200内に装填することができる。図17は、一実施形態に係る閉鎖位置におけるまつ毛アプリケータ200の上平面図である。実質的な閉鎖構成及び中立構成の両方では、クランプ部材202、203はともに長さ方向の実質的に凸形状のアプリケータの外側部204を形成する。クランプ部材(Camp members)202、203は、それぞれ補完的な長さ方向に凸形状の外面206及び207を有する平面が略矩形状(generally rectangular)のシェルである(図16参照)。関連するクランプ部材の側部206、207の各対は、閉鎖構成又は中立構成におけるアプリケータの外側部204を形成する。クランピング部材の外側部206、207の長さ方向曲率半径(lengthwise curvature)と反転された付けまつ毛の長さ方向曲率半径は、同様である。こうすると、例えば図25〜図27に示すように、反転されたまつ毛バンドがアプリケータ面204の外部に又はそれを超えて位置し、アプリケータ側部204に沿って長さ方向に屈曲する位置にあるアプリケータ内に、反転された付けまつ毛を配設することができる。他の実施形態では、クランピング部材は、他の形状とすることができ、かつ/又は部材202、203より多い又は少ない凸状の側部206、207を有することができ、これらは、付けまつ毛50を把持するとともに、それと入れ子状とするという同じ目的を果たす。例えば、一実施形態では、クランプ部材202、203は、それぞれ単一の凸形状に屈曲した外側部204をともに形成する単一の凸形状の外側部206、207を有する。
図16に示すように、クランプ部材202、203は、その内部面を互いに対向して配設され、対向する内部面間で、クランプ部材の共通の周縁に近接して置かれたヒンジ213によって枢動可能に(pivotally)相互に連結される。ヒンジ213は伸張可能なヒンジである。他の実施形態では、ヒンジ213は伸長できない。
図18〜図20は、集合的に(collectively、共同で)アプリケータ200の分解図を表す。図18は、図16のアプリケータの開口部に使用されるための、一実施形態に係る親指で動作されるラッチ210の部分の分離された側面図である。図19は、アプリケータ200の上半部の、分離された側面図である。図20は、アプリケータ200の下半部の分離された側面図である。ヒンジの反対前端部は、ドッキングシステムの片側雌(a female half)250を含むことができる。ドックは、2つの部品をより簡単に嵌合するために、インデント、バンプ、磁石又はアプリケータを反転器100に整合させる任意の方法としてもよいし、装置は全くドッキングシステムを持たなくてもよい。
図63及び図64は、一実施形態に係るかかるドッキング(docketing)システムを用いた反転−装填装置(an inveter-loader device)5100及びアプリケータ5200の斜視図を示す。アプリケータ5200は、アプリケータ200と同様である。反転装置5100は、反転装置100と同様であるが、ドッキングシステムの片側雄5150を有する。片側雄5150は、可撓バンドを支持する柄端部に位置し、アプリケータの片側雌5250に差し込む、又はそれとドッキングするように構成される。これらのドッキング(docketing)ガイドは、反転された付けまつ毛をアプリケータに正しく装填及び位置付けるのを助けるために、アプリケータを反転−装填装置と整合するのを助ける。片側雄5150及び片側雌5250の両方は、略矩形(generally rectangular)断面を有する。片側雄5150は常習的(inveterate)装置の底部ハウジングから延在する。片側雄及び片側雌5150及び5250は、ドッキング(docketing)及び位置合わせを達成する他の形状とすることができる。一実施形態では、ドッキングシステムの片側雄及び片側雌は磁性とすることができる。
図21は、一実施例に係るクランプ(claim)部材202、203が把持位置にある閉鎖構成におけるアプリケータ200の側面図である。
図22は、一実施例に係る中立位置におけるアプリケータ200の側面図である。図23は、中立解放モードにおけるアプリケータ200の図22の詳細側面図である。中立位置では、両半片又はクランプ部材202、203は平行にわずかに開いて、アプリケータ200は付けまつ毛50を決まった場所に優しく保持することができ、付けまつ毛(false eylelash)50を付けたとき、眼瞼の上で解放できる。眼瞼及び/又は付けまつ毛に予め付けられたグルー又は他の接着媒体により、付けまつ毛は眼瞼の上に保持される。
一実施形態では、アプリケータは、スペーサ機構を有し、それは、第1及び第2のクランプ部材202、203を実質的な閉鎖構成から中立構成に所定距離211だけ離間し、それらの間に間隙212を形成するように動作可能である(図23)。一実施例において、スペーサ機構は、伸張可能なヒンジ213及びラッチ機構210、218を備え、それらは、第1の及び第2の部材202、203を互いに直線的に離間して、間隙212を形成するように動作可能である。ヒンジ213の例示的な実施形態をより詳細に参照すると、図24Aは、図19及び図20に示すヒンジの部分斜視図であり、楕円形軸穴214及び円形軸穴215を示す。楕円形穴214は、上部クランピング部材203の中間ヒンジ部216を貫いて横方向に延在する。円形軸受け穴215は、底部クランピング部材202のヒンジ部217内に横方向に延在する。中間ヒンジ部216は、底部クランピング部材202のヒンジ部217の中に形成された対応する間隙に受け入れられる。楕円形穴214及び円形穴217は整合してヒンジ軸を受け入れる。楕円形ヒンジ軸穴により、上部部材ヒンジ部216は、軸上を底部クランプに向かって、かつそれから離れて垂直にスライドすることができる。ラッチとともに楕円形ヒンジ穴214により、上部クランプ部材203(アプリケータの上半部)は、底部クランプ202と平行のまま、垂直に上昇及び下降することができ、それによって、クランプは、ともに把持し、その後解放することができる。張力は上向きであるので、上部クランプと底部クランプは平行になる。
他の実施形態では、楕円形ヒンジ軸穴は、完全に閉鎖された穴である必要はなく、例えば、底部クランプヒンジ部内で既に実施された軸にパチンと嵌まる1つ又は複数の細長いC字状のヒンジ部により形成される。図24Cは、一実施形態に係る、上部クランピング部材にC字状部を有するかかる例示的なヒンジを示す。
他の実施形態では、スペーサ機構は、上述したものと異なっていてもよい。例えば、図24Bは、別の実施形態に係るアプリケータ200と同様だが、スペーサ機構224を有するアプリケータの部分側面図を示す。スペーサ機構230は、上部クランプ部材203の下面に取り付けられた一方の端部220及び底部クランプ部材202の下面に取り付けられた他方の端部220を有するばね219を含む。ばね219は、クランプ部材を一緒に閉鎖構成に手動で圧迫(squeezing、スクイーズ、ギュッとつまむ、圧搾する、圧力をかける、握る、絞る)すると、ばねは圧縮されるのに対して、これらの部材を閉鎖構成から手動で解放すると、ばねはクランプ部材を離れて中立構成になるように強く促されるように選択される寸法及びコイル構成を有する。
スペーサ機構224は、クランプ部材を中立構成で平行に配向させるように構成される。スペーサ機構224は、上部クランプ部材203の下面から下方にかつ、実質的に垂直に延在するピン又は軸受けスロット222を有する。ピン又は軸223は、底部クランプ部材202の下面に横配向に固定される。ピン又は軸223は、スロット222内をスライド可能に保持され、ピン又は軸223の長手方向軸は、スロット222に対して横方向に延在する。ピン/軸223及びスロット222は、部材の長手方向面に対して実質的に垂直な面において互いに対してスライド可能である。
ラッチ機構225は、アーム226及び227を有する、解放可能に係止可能な一対のラッチを備え、一方のアーム226は、203の下面から下方に延在し、他方は部材202から上方に延在する。アーム226及び227は、ラッチが互いに解放可能に係止可能であるよう互いに協働するように形成されたアームの遠位端部(distal ends)に、ラッチング突出部228及び227を含む。係止された構成では、ラッチにより、部材203、204は、中立構成と閉鎖構成との間を直線的に上下にスライドすることができるが、部材が中立構成より更に離れて開口するのが防止されるのに対して、係止されない構成では、ラッチにより、部材が、離れて揺れ動き、開放構成になることができる。
ばねが閉鎖構成から中立構成にクランプ部材202、203を別々に押す場合、クランプ間の相対移動は、垂直面における直線移動に対してピン/軸、及びスロット並びにラッチによって制約され、それによって第1の及び第2の部材は離間されて、中立構成で平行に係止される。これらの部材は、スロット223の端部に当接するピン若しくは軸及び/又はラッチ部材によって中立構成で停止する。スロット222及びピン/軸223は、例えば、以上で説明したように、伸張可能なヒンジにより設けられてもよいし、任意のヒンジと別個の機構としてもよい。図24Bに示すように、ばね219は、ラッチ機構とスロットとの間に配置される。しかしながら、例えばラッチ機構がばねとスロットとの間に配置される他の構成が想定される。いくつかの実施形態では、ラッチ機構を省略することができる。別の実施例では、ばねが省略される。更に他の実施形態では、詳細に後述するように、例えばクランピング部材に一体化されたシムクランプ装置によって設けられるように他のタイプのスペーサ機構が使用され得る。
他の実施形態では、前述のヒンジ部、ラッチ機構、及び/又はスペーサは、同様の成果を達成するため、クランピング部材上に入れ替えることができる。
他の実施形態では、1つ又は両方のクランプ部材は、クランピング部材に把持されている反転された付けまつ毛の反転されたまつ毛バンドと入れ子状にするために、長さにわたって凸状に屈曲したクランピング部材の外側部206、207を付与する他の形状とすることができる。いくつかの実施形態では、底部クランプは、上部クランプより厚く、人間の自まつ毛をじゃまにならない所に押すのを助けるので、グルー又は他の接着剤が、偶然に自まつ毛に触れない。しかしながら、他の実施形態では、どちらか一方のクランピング部材は、アプリケータとして機能する任意の厚さとすることができる。更に、上部クランプ及び底部クランプの両方は、機能する必要なアプリケータを提供する合致する又は異なる形状とすることができる。
ここで、一実施形態に係る付けまつ毛アプリケータ200の動作方法を説明する。最初は、アプリケータ200は、図16に示すように開放構成である。反転された付けまつ毛50がアプリケータ200内に反転された構成で装填される(例えば図25参照)。クランプ部材202、203は、移動して閉鎖構成になり、装填され反転された付けまつ毛の複数本の付け睫毛52を把持する(例えば図27参照)。まつ毛ベース51は一緒に閉鎖しているクランプ部材202、203によって形成された外側部204の外部表面と入れ子状のクランプの外部に配置されたままである。付けまつ毛ベースの内側部53は、クランプから離れて対向し、実質的に凸形状を有する。接着剤20は、(予め塗布されていない場合)内側部53に塗布される。アプリケータラッチ210の操作により、クランプ部材は中立構成となる。ここで、反転された付けまつ毛50は、図27〜図30に示すように、アプリケータの柄を手動で操作することにより、まつ毛ベース50が眼瞼500の皮膚の上で、それにわたって横方向に、かつクランプから離れて長さ方向に転動可能な、長さ方向のロールオン構成である。図27は、アプリケータ200における、眼瞼500に付けられる準備ができた付けまつ毛50の上面図である。図28は、付けまつ毛50バンド51の先端部を眼瞼500に付けるアプリケータ200を示す。図29は、アプリケータが付けまつ毛50を眼瞼500の上で、かつクランプから離れて転動するときの付けまつ毛のアプリケーションプロセスを継続するアプリケータ200を示す。図30は、完了した付けまつ毛のアプリケーションを示す。
アプリケータ200の他の実施形態では、第1及び第2のクランプ部材202、203は、クランピング部材202、203の外側に実質的に凸状以外の形状で保持されているまつ毛ベース51の内側部53を支持するように形成され、配設される。まつ毛ベース51は、アプリケータ200が中立構成である場合、支持された反転された付けまつ毛50が眼瞼500の皮膚上で、それにわたって横方向に、かつクランプから離れて長さ方向に転動可能にすることができる任意の構成で支持されてもよい。例として、一実施形態では、第1及び第2のクランプ部材202、203は、長さ方向に実質的に直線状であり、まつ毛バンド51をクランピング部材202、203の外側に実質的に平坦な構成に配置して、付けまつ毛を実質的に直線状に保持するように配設される外側部204を有する。
更に、他の実施形態では、アプリケータ200は、クランプではなく、単一の支持部材を備える。支持部材は実質的に凸状の外側部を有し、アプリケータ200の外側部204と同様に、入れ子状に反転された付けまつ毛50を支持する。反転された付けまつ毛は、好適な接着剤を用いて、ベースの内側部53が支持体(support)の外側部と反対に対向して、解放可能に支持部材の外側部に凹形状に装着され得る。接着剤は、まつ毛50の長さを依然として容易に、眼瞼500の皮膚の上で、それにわたって横方向に、かつ支持部材から離れて転動できるように選定され、塗布される。
いくつかの実施形態では、反転器100は、反転器と、第2の構成で可撓バンドに保持されたまつ毛50をアプリケータ200内に装填するための装填器との両方としての二重機能を有する。普通の付けまつ毛50は、例えば図3及び図5に示すように、接着媒体20を用いて、解放可能に第1の構成における可撓バンドに取り付けられる。その後、可撓バンドは反転−装填器100の受け部材スロット101内に挿入される。その後、付けまつ毛50は、図14に示すように、反転−装填器100で反転される。グルー又は他の接着媒体が、内側部53付けまつ毛に塗布され、あるいは予め塗布されたグルーが存在しない場合は、後で塗布されてもよい。そのとき、反転された付けまつ毛50は、反転−装填装置100及びアプリケータ200を操作することによってアプリケータ200内に装填するための準備ができている。
一実施形態では、アプリケータ200は、反転装置100に第2の構成における可撓バンドによって保持されている付けまつ毛50を把持するのに使用され得る。2つの片側クランプシェル又は部材202、203は、まつ毛(eyelashes)52の周りにきつく閉じられている。いったん複数本の付け睫毛52をクランプされると、アプリケータ200を柄によって操作して、付けまつ毛50を可撓バンドから引き離すことができる。
図25〜図27は、反転−装填装置100を用いて、可撓バンドに支持された、反転された付けまつ毛50をアプリケータ200内に装填するプロセスを詳細に示す。図25は、開放アプリケータ200内に部分的に挿入されている、反転−装填器の受け端部に依然として装填された、反転された付けまつ毛50の上面図である。反転された付けまつ毛は、反転装置を手動で操作することによって、まつ毛バンド51が底部クランプの屈曲した外側部206の外部と長さ方向に整合し、また複数本の睫毛(lashes)がクランピング部材202、203間のアプリケータ内に延在するように配向される。アプリケータ220は、反転された付けまつ毛50を閉じている。図26は、閉鎖したまつ毛アプリケータ200によって反転され、保持された付けまつ毛50の詳細な上面図である。アプリケータクランプの外側部204は、反転−装填器100によって第2の構成に保持された可撓バンド14の実質的に凹形状の外側部15を一般的に(generally)補完する(complimenting)実質的に凸形状を有する。これにより、可撓バンド14上の付けまつ毛50がアプリケータ200に装填されると、可撓バンド14及びアプリケータの外側部204は、その間に挟まれた反転された付けまつ毛バンド50と概ね(generally)入れ子状になる(図26参照)。複数本の付け睫毛52は、アプリケータクランプによって把持される。複数本の睫毛は、付けまつ毛を第2の構成(反転された)で維持しながら、反転された付けまつ毛50を可撓バンドから引き離し、それによって反転装置から除去することができるようにきつく把持されている(図26及び図27参照)。
一実施形態では、可撓バンドの遠位両端部13は、反転された付けまつ毛50をアプリケータの外側部204に整合する(align、整列する)とともに、そこからオフセットし、また反転された付けまつ毛50があまりにまつ毛バンド51に近接して把持されないように、可撓バンドの上部から底部に延在する2つの筒状スペーサ、又は他のタイプのスペーサの形態である(図26参照)。一実施形態では、スペーサが、整合されたバンド51をアプリケータの外側部縁部から約0.25〜5mm離すように構成される。他の実施形態では、本明細書に記載する同様のアプリケータの機能を達成する、整合されたバンド51とアプリケータの外側部縁部との間における他のスペーシングを採用してもよい。まつ毛バンド51がアプリケータの外側部縁部と近接しすぎて、又はそれと同一平面にある場合、まつ毛グルーがまつ毛バンド51とアプリケータの縁部の両方に付着することがあり、それによって効果的に付けまつ毛50がアプリケータ200にグルーで貼り付けられる。加えて、付けまつ毛バンド51を外側部204からオフセットすることにより、ユーザには付けまつ毛の縁部がはっきり見えて、それによってそれが眼瞼500のどこに行くかが見える。
アプリケータ200は、付けまつ毛を把持するために指で圧迫されるが、別の実施形態では、これを行う機械的な方法が使用され得る。
反転された付けまつ毛50を可撓バンド10から取り除いた後、図27に示すように、反転された付けまつ毛は、(グルーストリップが工場などで予め塗布されていない場合)グルー20又は他の接着剤を付ける準備ができる。その後、反転されたまつ毛は、眼瞼に付ける準備ができる。その後、アプリケータ200は、デフォルトで中立位置になることができ、引き続き付けまつ毛50を決まった場所に優しく保持する(まつ毛を有しない中立位置を図22に示す)。いったん、グルー付きの(glued)まつ毛が眼瞼500に接着されると、アプリケータ200を眼瞼500上で、それにわたって横方向に目の一方の隅から他方の隅にうまく動かす(maneuvering)ことにより、まつ毛50が長さ方向に転動されるので、付けまつ毛50はアプリケータ200から流れ出て、眼瞼500にグルーで保持される。
システムの動作方法の別の実施形態では、付けまつ毛50は、工場で予め装填される。
別の実施例では、アプリケータ200は、エンドユーザが所望するときに使用するために、反転されたまつ毛50が予め装填された携帯用又は使い捨てアプリケータとすることができる。
システムの動作方法の更に他の実施形態では、携帯用ホルダー300が、まつ毛50が可撓バンドに反転されて保持されたまつ毛ホルダー10を把持するのに利用される。その後、携帯用ホルダー300が、図31及び図32に示すように反転されたまつ毛50をアプリケータ200に装填するように操作される。更に別の実施形態において、可撓バンド上に反転されたまつ毛50を含むまつ毛ホルダー10が、アプリケータ200内に装填する準備ができた携帯用ホルダー300に予め装着される。
また更なる実施形態では、まつ毛ホルダー10と同様だが、反転された付けまつ毛をアプリケータ内に装填するように可撓バンドを操作するための柄部を含むまつ毛ホルダーが設けられる。こうすると、まつ毛ホルダー10を把持し操るのに、分離した反転装置100又は携帯用ホルダー300を使用する必要性がなくなる。一実施形態では、柄部を含むまつ毛ホルダー10は、使い捨てであり、可撓バンド上に予め反転されたまつ毛50を備えている。これにより、エンドユーザは、反転器装填器100又は携帯用ホルダー300を用いて、まず可撓バンドを反転させる、又はそれを操作する必要はなく、単に可撓バンド上の反転された付けまつ毛50をアプリケータ200に装填するだけにすることができる。
ここで、反転装置の更なる実施形態について説明する。いくつかの実施形態では、まつ毛ホルダー反転装置が、まつ毛ホルダーを反転された又は略平坦な構成から第1の構成に変更するように構成される。例として、図33は、別の実施形態に係るまつ毛ホルダー反転装置の斜視図である。図33の実施形態の反転装置1500は、普通の三日月形状の付けまつ毛を、デフォルトで反転された又は略平坦な構成を有するまつ毛ホルダーに付けるのに有用である。可撓バンドのプラスチック又は他の材料がこのデフォルト位置で成型される。反転装置1500は、ストッパフレーム1507を追加した、図7及び図8を参照して上述した反転装置100を備える。
反転装置100をより詳細に参照すると、柄ハウジング107は、平面スライダ受け部材105を囲む両半片を備える(図34の分解図参照)。既に前述したとおり、他の実施形態では、柄ハウジング107、受け部材105及び空洞109は、受け部材及び反転機構に所望の機能を実行させることができる他の形状及び構成とすることができる。親指ボタン108は、ボタンが受け部材105とともに装置の長手方向軸に沿って前後に移動できるよう配設されるハウジング長手方向の開口部111を介して、受け部材105に取り付けられる。受け部材は、柄ハウジングを片手で保持し、親指を親指ボタンに置いて、受け部材を前後に動かすユーザによって、後退位置と伸張位置との間を片手でスライド可能に作動可能である。
ばね130は、ハウジング後端部と受け部材105の後端部との間でハウジング107の内部に長手方向に配置される。ばね130は、受け部材を伸張位置に移動すると、受け部材105をバイアスし、また、親指ボタンを解放すると、受け部材105を後退位置に引き戻すように構成される。ストッパ120は、受け部材105を一体化した端部と反対のスライド部材遠位端部126に配設される。ストッパ120は、スライダの長手方向面に対してほぼ(generally)垂直に延在するように配設及び形成された突出部であり、スライダを過度に後退又は伸張させないように、このストッパが内部ハウジングに当接する。
フレーム1507は、ハウジングの反対側外部長手方向側部に沿って、かつ柄ハウジングの空洞端部から出て延在する一対のアームを備える。ハウジング空洞端部から外側に延在するフレームアームは、空洞端部109から離れた遠位両端部(distal ends)1520を有する(図34参照)。フレームアームの遠位両端部1520は、可撓バンド14が受け部材が後退した反転装置に装填されるとき、可撓バンドの両端部13を、柄ハウジング107に対して定位置に保持するように構成される。図33の実施形態では、フレームの遠位両端部1520は、一般的に(generally)L字状で、ハウジングの長手方向面において互いに向かって内側に曲がっているので、フレームアーム1507はまつ毛ホルダーの遠位両端部を定位置に保持する。しかし、他の実施形態では、フレームの両端部1520は、環状形状若しくは他の角張った形状又は可撓バンドの両端部13を保持する他の形状などの他の形状とすることができる。更に、フレームアーム以外の他のタイプの保持手段が、可撓バンドの両端部を保持するという同じ機能を付与するのに使用され得る。本明細書に記載した反転装置及び/又はまつ毛ホルダーの他の実施形態を採用することができ、それにより、まつ毛ホルダーの可撓バンド又は他の支持部材の形状を、付けまつ毛のアプリケーション、またそれに続く反転のために変更することができる。
図36〜図40は、付けまつ毛を、自然に反転された又は略平坦な構成を想定する可撓バンドに付与するための反転装置1500の動作方法を示す。図36に示すように、まつ毛ホルダー反転装置1500は、最初、未装填の、かつ後退した構成であり、その構成では、受け部材105は完全に空洞109内に後退され、それによって、受け部材の位置決め穴101に外部からアクセス可能にしている。空の付けまつ毛ホルダー1510は、可撓バンド1514が反転された又は略平坦なデフォルト構成を有することは例外として、まつ毛ホルダー10と同様である。可撓バンド位置合わせポストヘッド12の底端部を受け部材位置決め穴に挿入することによって、可撓バンド1514は、後退した受け部材105内に装填される。可撓バンドの両端部(opposite ends、反対端部、反対両端部)13はフレームアーム1507によって保持される(図37参照)。そのように装填されると、両端部13はフレームアーム1507によって、柄ハウジング端部に、又はそれに隣接して定位置に保持されるのに対し、残りの可撓バンドは自由に曲がる。親指ボタンを前方にスライドさせることによって反転装置1500を作動させると、受け部材105は柄空洞109から出て伸張位置にスライドされる。部材105が伸張するにつれて、受け部材105は可撓バンド1514の中央部を押して、それによって可撓バンドは反転された第2の構成から、可撓バンドが実質的に凸形状である第1の構成に曲げられる(図38と併せて図37参照)。凸形状(普通の三日月形状)における可撓バンド1514を用いると、その後、普通の三日月状の付けまつ毛50は可撓バンドの外側部に付けられる。付けまつ毛50は、例えば接着媒体を用いて付けまつ毛バンドの内側部を可撓バンドの外側部に接着するなどの、他の実施形態を参照して本明細書に上述した方法で付けられる(図39参照)。
可撓バンド1514が凸形状の場合、普通の三日月状の付けまつ毛50を付けることが、製造する工場において有利なのは、装置の運用者がより容易に普通の形状における普通に見える付けまつ毛50を可撓バンド1514に付けることができ、まつ毛ホルダーに付けられた付けまつ毛が消費者にとってすぐに付けたがるものかどうかを判定することができるからである。いったん付けまつ毛50がそのように付けられると、受け部材105は、後退して、可撓バンドを柄107に向かって引っ張り、可撓バンド1514は略平坦又は反転された構成(第2の構成)に戻り、それによって、図40に示すように、そこに付けられた付けまつ毛50が反転される。その後、付けまつ毛50をその上に運ぶ反転された可撓バンド1514は、反転装置1500から取り除かれ、使用のため又はエンドユーザへの販売のため、準備される。可撓バンド1514は自然にデフォルトで略平坦又は反転された構成になるので、可撓バンド1514、及びその上で運ばれる付けまつ毛50は、反転装置から取り除かれた後、略平坦又は反転された構成のままである。図42は、一実施形態に係る反転された可撓バンド1514と、その上で運ばれる反転された付けまつ毛50の上部平面図である。図42のアセンブリは、ボックス61又は他のユニットに保管するため、トレイホルダー60内に装填され得る(図43参照)。
いくつかの他の実施形態では、フレームアーム1504が省略され、その代わりに、反転装置100を動作する人が、その指を用いて、かつ/又は反転装置が作動されると、外部ツール(例えばペンチ)を動作して、まつ毛ホルダーの可撓バンドの両端部は定位置に保持される。
本明細書に記載したアプリケータの実施形態を参照して明らかにしたように、可撓バンド1514はデフォルトで第2の構成になり、派手なまつ毛50は既に第2の構成で可撓バンド1514上に予め組み立てられていたので、アプリケータ200を用いて付けまつ毛を付けるのを希望する消費者又は他のユーザは、可撓バンド1514を反転するのに、又はそれを反転された位置に維持するのに反転装置を用いる必要はなく、単に、可撓バンドに保持された、予め反転された付けまつ毛を、アプリケータ200内に装填することができる。いくつかの実施形態では、反転されたまつ毛50は、任意の装填装置の助けがなくても、可撓バンド1514を直接手で操作することによって、装填され得る。
反転装置100の前述した実施形態と同じように、反転装置1500の動作は、手で動作する代わりに、一部又は全部自動にしてもよい。また、代替的な装置構成を、装置1500と同じ一般的な機能を付与するのに採用してもよい。反転装置の構成及び動作方法は、まつ毛ホルダーのデフォルト構成のタイプに依存する場合がある。例えば、デフォルトで第2の構成(反転された形状)を有する可撓バンドの形状の調整を参照して反転装置実施形態1500を説明してきたが、反転装置1500は、その代わりに又はそれに加えて、デフォルトで第1の構成を有する可撓バンドと組み合わせて使用され得る。この場合、反転装置は最初、伸張位置で装填されることになり(伸張位置の一例として図39参照)、反転は、受け部材105を伸張位置から後退位置に後退させることによって引き起こされることになる。
いくつかの実施形態では、反転装置は、可撓バンドの両端部を定位置に保持し、可撓バンド中央部を押す又は引っ張ることによって可撓バンドが第1の構成と第2の構成との間、又は他の所望な形状間で調整可能なように構成される。
いくつかの他の実施形態では、反転装置は、所望の変化を達成するため、可撓バンドの中央部を定位置に保持しながら可撓バンドの両端部を押す、又は引っ張ることによって、可撓バンドが第1の構成と第2の構成の間又は他の所望な形状間で調整可能なように構成される。例として、反転装置の別の実施形態では、反転装置が動作すると、可撓バンドの形状を略平坦反転されたものから凸状に変化させるように、受け部材が可撓バンドの中央部を定位置に保持しながら、可撓バンドの両端部は柄ケーシングに向かって引っ張られる。図41は、かかる反転装置1600の平面図を示す。この装置では、可撓バンド1514は、柄端部を超えて定位置に保持される反転器の受け部材に装填される。フレームアーム1507は、柄の長手方向面にスライド可能に装着され、可撓バンドの両端部13をハウジングに向かって引っ張るため、アームを後方にスライドすることによって、後退可能である。可撓バンドの中央部が柄ハウジング上に定位置のままであるとき、両端部13を引っ張ると、可撓バンド1514は略平坦又は反転された(第2の構成)から凸形状(第1の構成)に曲げられる。いくつかの他の実施形態では、フレームアーム1507は省略され、その代わりに、まつ毛ホルダーの両端部を移動させるため、反転装置を動作する人がその指を用いて、かつ/又は外部ツール(例えばペンチ)を動作して、可撓バンドの両端部13を移動する。
詳細に後述するように、いくつかの実施形態では、本技術のアプリケータ態様は、図16〜図31を参照して説明したものに対して他の設計を有することができるが、依然として反転された付けまつ毛50を受け入れ、アプリケータの操作により、付けまつ毛を、眼瞼の上に長さ方向で横方向に、かつ支持体から離れて転動するための長さ方向のロールオン構成で、反転された付けまつ毛を転動可能に支持するという一般的なアプリケータの機能を達成することができる。一対のクランピング部材は、それらを一緒に保持するのを助ける様々な方法を用いることができる。特定の例示的な実施形態を参照して詳細に後述するように、リビングヒンジを含む任意のタイプのヒンジが、それらを一緒に保持するのに使用され得る。その代わりに、又はそれに加えて、1つ又は複数のポスト及びポスト受け穴がクランピング部材を一緒に保持するのに使用され得る。いくつかの実施形態では、1つ又は複数の離間されたピン又はポストが、クランプ部材を、ヒンジを用いて、又はヒンジを用いずに自己整合するのに使用される。更に他の実施形態では、部材の側壁においてクリップが使用され得る。クリップは任意の形状、すなわち、正方形、矩形、三角形などとしてもよいし、また指の把持部を有してもよい。クリップは、クランピング部材を一緒にクリップするのにクリップ材料のねじれに依存する場合がある。その代わりに、又はそれに加えて、クリップは、クランプ部材を一緒にクリップするためにばね機構又はいくつかの他のクリッピング機構を含むことができる。例えば、ズボン及び他の衣服ハンガーに用いられるクリップ機構が使用され得る。更に他の実施形態では、クランプ部材がヒンジレスであり、部材の操作は、全部手によるものである。いくつかの実施形態では、シムクランプなどのボタンクランプが、一対のクランピング部材を一緒に圧迫するのに前方に押す、かつ解放するために引き戻すため、アプリケータ上に採用される。更に他の実施形態では、アプリケータは、一対のクランピング部材ではなく、単一の一体構造である。
ここで、アプリケータの別の実施形態のうち一部をより詳細に参照する。一実施形態では、アプリケータはヒンジレスであり、クランピング部材は、クリップによって閉鎖構成に保持可能である。図44〜図47は、一実施形態に係るかかるヒンジレスアプリケータを示す。アプリケータ3000は、底部クランピング部材3202及び上部クランピング部材3203を有する。各クランピング部材3202、3203は、付けまつ毛50を反転された又は略平坦な構成で支持するため、その長さに沿って実質的に凸状に屈曲した外部支持体側部3204を有する。図44に示すように、付けまつ毛50が凹形状(反転された又は略平坦な構成)にあるとき、複数本の睫毛54は凹状にカールする。底部クランピング部材3202は、前部まつ毛受け溝又はチャネル3302及び後部柄部3205を備える上面3331を有する。まつ毛受け溝(lash receiving groove)3302は、凸状の外側部3204に沿って屈曲し、凹状の断面を有する。反転された付けまつ毛50がクランピング部材3202に装填されると、個々の睫毛52はまつ毛受け溝3302に受け入れられ、そして、まつ毛バンド51上の複数本の睫毛52の形状及び構成は、装填されていない反転されたまつ毛に対するのと実質的に同じように維持される。クランピング部材3203は、前部まつ毛受け溝に対応する断面及び形状を含むまつ毛受け部3304を有するので、上部クランピング部材3203が底部クランピング部材3202の上で整合し、クランプが閉鎖構成で部材の一方を他方の上に位置合わせして保持されるとき、クランピング部材3202、3203がともに、まつ毛受け溝3302に入れ子状にされたまつ毛受け部3304と入れ子状になる。一対の離間する位置合わせ穴3222は、上部クランプ柄部3206に配設される。底部クランプ柄部3205の上部側から上方に延在する一対の対応する位置合わせポスト3223は、対応する位置合わせ穴3222とスライド可能に係止するとともに、クランピング部材3202、3203を、それらがともに押し付けられるよう整合させるように構成される。クランピング部材3202、3203は、クランピング部材の長手方向面に垂直な面にスライド可能であり、クランプが別々に、かつ一緒にスライドするとき、位置合わせされたままである。
位置合わせポスト3223及び穴3222は、円形断面を有するが、他の実施形態では、正方形、矩形などの他の断面であってもよい。いくつかの実施形態では、2つより多い位置合わせポスト及びそれに対応する穴が設けられてもよい。他の実施形態では、クランピング部材上の位置合わせポスト及びそれに対応する穴の位置は、異なってもよく、そして、クランピング部材を、それらがともに押し付けられるように整合させる機能を実施する位置合わせポスト及び穴の任意の構成/位置が想定される。例として、一実施形態では、一つの位置合わせ穴及びそれに対応するポストの構成は、位置合わせ穴が底部クランプ上に形成されるとともに、ポストが上部クランプに形成されるようにクランピング部材上で逆にされる場合がある。いくつかの実施形態では、卵形、正方形、矩形又は部材の位置合わせを維持する他の断面を有する、単一の位置合わせポスト及びそれに対応する穴が、使用され得る。
図45に示すように、アプリケータ3000は、クランピング部材3203、3202を閉鎖構成で解放可能に保持するように構成されるクリップ3400を有する。クリップ3400は、クランプをともに把持し、かつ押し付けるように構成された一対のほぼ(generally)平面のタング(planar tongues)3401及び3402を有する。閉鎖構成におけるクランピング部材3203、3202が一対のタング3401、3402間に挿入されると、タングは強制的に離され、タングの湾曲にねじれが引き起こされ、クランプをともに把持し、押し付けることになる。タング3401、3402は、前部溝/部分3304、3204の断面に対応する凹状の断面を有する前部領域3404、3403を有する。この方法により、閉鎖されたクランピング部材3203、3202がともにクリップによって保持されるとき、タング前部領域3404、3403は、対応するクランピング部材溝/部分3304、3302と入れ子状になる。これにより、上部及び底部クランプ前部領域をともに押し付けるのに役立つ。
いくつかの実施形態では、アプリケータ3000は、使い捨てである。反転された付けまつ毛50はアプリケータ内に装填され、クランピング部材は、保管されて出荷の準備ができた閉鎖構成にクリップされる。付けまつ毛50は、本明細書に記載する装置によって反転された普通の付けまつ毛50としてもよいし、手で容易に付けまつ毛を反転された位置に置くことができる方法で製造される付けまつ毛としてもよい。その後、接着媒体を、(装填する前に塗布されていない場合)装填されたまつ毛に塗布することができる。クリップを取り除くと、アプリケータは、眼瞼へのアプリケーションの準備ができた中立構成になることができる。
図45では、クリップタング3401、3402はほぼ(generally)細長い平面部材であるが、クランピング部材をともに押し付けることができる他の形状のタング又は部材が想定される。クリップは、鋼材又はプラスチックなどの任意の好適なクリップ材料から作製される。いくつかの実施形態では、タングの屈曲した前部領域は省略される(例えば図49のクリップ3450参照)。
いくつかの他の実施形態では、上部及び底部クランプ溝並びに/又は曲面部が省略され、前部領域が平坦である。図49は、前部領域を含むクランピング部材が平面状である、別の実施形態に係るアプリケータ3700の長手方向の断面図である。図49に示すように、クリップ3450が、クランプ部材をともに圧迫し、その後、必要に応じてそれらを解放するために設けられる。それに加えて、又はその代わりに、ヒンジを、位置合わせポスト及び穴と合わせて採用してもよい。図50は、位置合わせポスト及び穴並びにリビングヒンジ(クランピング部材の両端部をともに接合する連続材料から形成されたヒンジ)を含むアプリケータ3800の断面側面図を示す。図51は、図50のアプリケータと同様だが、位置合わせポスト及び穴を有しないアプリケータ3900の例示的な実施形態の側面図である。図48は、図51のアプリケータと同様だが、上部クランピング部材上に指の把持部を有するアプリケータ3600の例示的な実施形態の側面図である。図52は、図51のアプリケータと同様だが、クランピング部材上に凹状の受け溝/部分を含むアプリケータ3500の例示的な実施形態の側面図である。
図53は、更に別の実施形態に係るアプリケータ3100の斜視図を示す。アプリケータ3100は、ヒンジレス構成であり、反転された又は略平坦な付けまつ毛を把持及び解放するための3つの外側部204を有する。位置合わせポスト3223及びそれに対応する穴3222がそれぞれ、アプリケータの動作中に手動でクランピング部材をともに位置合わせして保持するために、底部クランピング部材3104及び上部クランピング部材3103に設けられる。
ここで、ヒンジレスアプリケータの動作に関する言及について、いくつかの実施形態に応じて説明する。最初に反転された又は略(near)平坦な付けまつ毛が図53のアプリケータ3100に、アプリケータ200と同様の方法で装填されたと仮定する。反転された又は略平坦なまつ毛は、本明細書に記載する実施形態の反転装置を用いて提供されてもよいし、他の手段により提供されてもよい。グルー又は他の接着媒体が(装填前の又はいったん装填された)まつ毛バンドに塗布される。グルーストリップが工場によって予め塗布されてもよい。アプリケータ3100の運用者は、クランピング部材をともに圧迫し、これらの部材を閉鎖構成にする。クランピング部材3104の位置合わせポスト3223は、クランピング部材3103の穴3222をスライド可能に係止して、クランピング部材がともに装填され反転された付けまつ毛を押し付け、まつ毛バンドを外側部3204の外部に向けて把持するように、クランピング部材を一方を他方の上に位置合わせして維持する(アプリケータ200と同様の原理)。図54Aに示すように、その後、アプリケータ3100は、デフォルトで中立位置になることができる。クランピング部材を閉鎖位置に維持するために、それらをともに押し付けている運用者は、クランピング部材が中立位置までわずかに開放され、付けまつ毛50を決まった場所に優しく保持する程、十分に圧迫圧力を緩和することによってアプリケータを中立位置にする。アプリケータが中立位置にあるとき、位置合わせポストはスライド可能に穴と係止されたままなので、クランピング部材は、運用者が圧迫圧力を緩和したにもかかわらず、中立位置に整合されたままである。いったんグルー付きのまつ毛の先端部が眼瞼500の隅に接着されると(図54B参照)、まつ毛50は、(依然として中立(neural)位置の)アプリケータ3100を眼瞼500の上で、それにわたって横方向に目の一方の隅から他方へうまく動かすことによって長さ方向に転動される(図54C参照)。付けまつ毛50は、アプリケータ3100から流れ出て、グルーによって眼瞼500に保持される。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載したアプリケータは、クリップ又はヒンジではなく、シムアクションクランプ(a shim action clamp)によって、ともに保持されてもよい。シムクランプは、クランプ間のスペースを調整するためのあるタイプのスペーサ機構として機能するバイアス装置(a biasing device、付勢装置)である。図55〜図59は、まとめて、一実施形態に係るクランピング部材4102、4103をともにバイアスするためのシムアクションクランプを含むアプリケータ4000を示す。クランピング部材4102、4103の一般的な形状は、アプリケータ200のクランピング部材の形状と同じである。しかし、クランピング部材4102、4103は、アプリケータ3000の形状又は他の実施形態を参照して本明細書において想定される他の形状などの他の形状を有することができる。クランピング部材4102、4103は、反転された付けまつ毛50を把持するための3つの外側部204を有するが、それより多い又はそれ少ない外側部204が存在してもよい。シムアクションクランプ4200は、アプリケータに設けられる。シム4202は、運用者(operator、オペレータ、操作者)によって、上部クランプ部材4103及び底部クランピング部材4102をともに挟持する(sandwich、サンドイッチする)よう、長手方向にスライド可能に構成される。
図55は、シムクランプ4200が中立/開放構成でアプリケータ4000をバイアスしている位置まで、シム4202が長手方向後方にスライドされたアプリケータ4000の斜視図を示す。図57は、オフ中心軸に沿った、かつ図55に示す切断面「C−C」に対して矢印の方向の断面図(断面「C−C」)である。図58は、アプリケータの中央長手方向軸に沿った、かつ図55に示す切断面「D−D」に対して矢印の方向の断面図(断面「D−D)である。図59は、図55に示す切断面「E−E」に対して矢印の方向にアプリケータにわたる断面図(断面「E−E」)である。
図57〜図59と合わせて図55に最もよく示すように、シムアクションクランプ4200は、底部クランピング部材4102の上部側に組み込まれた、又はそれに固定された本体4210を有する。ヘッド4201は、本体4210の上部に固定され、又はそれに組み込まれている。シム4202は、ヘッド4201と上部クランピング部材4103との間に挟まれた、ほぼ(generally)細長い平面部材である。本体4210は、上方に延在し、上部クランピング部材4103に形成された開口部4205とシム4202に形成された細長い開口部4203の両方を貫通して、かつそれらを超えて突出する。ヘッド4210は、ほぼ(generally)平面の頂面及び傾斜した底面を含む、くさび状の断面を有する。ヘッド4201のより厚い端部は、アプリケータの前部に向かって配向され、より薄い端部は、後部に配向される。傾斜したヘッド底面は、上部クランピング部材4103の上面の上で本体4210によって離間している。ヘッド4201の直径は、本体4210の直径より大きい。したがって、ヘッド4201の外側環状部は、上部クランピング部材4103の上面と重なりあう。このヘッドの外側部は、本体4210及び上部クランピング部材4103とともに、本体4210を囲む環状溝又はチャネル4204を規定する。
シム開口部4203は、本体4210より大きいが、ヘッド4201の幅より狭い。開口部4203の両側におけるシムの左部及び右部は、本体4210のそれぞれ右側及び左側において溝4204の部分内にスライド可能に長手方向に差し入れられる(図59参照)。また、シム開口部4203の後部に対するシム部は、溝4204の一部内においてヘッド4201の後部までスライド可能に受け入れ可能としてもよい。シム4202は、ヘッドのくさび形状を補完するくさび状の長手方向の断面を有する。シム4202は、傾斜した表面を上方に向けて、シムの厚い後端部からシムの薄い前部まで下方に傾斜して配向される。
シム4202を図55及び図58〜図59に示す位置から長手方向前方に押し付けると、シム4202が長手方向に本体4210の両側の溝4204の左部及び右部内に割り込む。開口部の後部に対するシムの部分はまた、溝4204の後部内に更に割り込んでもよい。シムを溝内に割り込ますと、上部及び底部クランピング部材はともに挟まれて図56に示すように閉鎖構成になる。その後、クランピング部材は、シムクランプのバイアス力の一部を解放し、それによってクランピング部材を一方から、それらが中立位置に戻るのに十分に緩和するように、シムくさびを溝からわずかに後方に引き抜くことによって、閉鎖構成から中立構成に戻ることができる。シムを更に引き抜くと、クランピング部材は開放構成まで付けまつ毛がアプリケータ内に装填されるのに十分な程開放する。
いくつかの実施形態では、ヘッドは、くさび状にする必要はなく、より平面構成を有することができる。いくつかの他の実施形態では、ヘッドは、くさび状とすることができ、シムは、くさび状構成ではなく、より多く平面構成を有することができる。ヘッド及び本体は、円形ではなく、矩形、正方形、卵形などの形状である断面を有することができる。
アプリケータの開放構成と、閉鎖構成と、中立構成との間で、アプリケータを調整するために、シムアクションによりクランピング部材をともにバイアスするのに役立つ種々のシムクランプ構成が想定される。例えば、一実施形態では、本体4210は、クランピング部材を開閉するために、ヘッドと上部クランピング部材との間を長手方向に前後にスライド可能なシムの長手方向に貫通する空洞を有する、上部が開放されたシェルとすることができる。更に、本実施形態のシムクランプ装置は、図55〜図58に示すものよりも、種々のサイズ及び形状を有するアプリケータと合わせて使用されてもよい。シムクランプ装置は、本明細書に記載する実施形態の他のタイプのクランピング部材とともに採用され得る。
本技術のまた更なる態様によれば、アプリケータは、一対のクランピング部材ではなく、単一の支持部材が採用されるクランプレス構成で設けられる。
図60〜図62は、一実施形態に係る、かかるアプリケータ2000を示す。いくつかの実施形態では、アプリケータは、使い捨てアプリケータである。他の実施形態では、アプリケータは、再使用可能である。アプリケータ2000は、対向するほぼ(generally)平面状の外面2030を有する、ほぼ(generally)平面状の一体構造である支持部材2014を備える。いくつかの他の記載した実施形態のアプリケータクランプ部材に関し、外面2030は、限定するものではないが、二枚貝のような凸状プロファイルなどの他のプロファイルをとることができる。支持部材2014は、外面2030間に延在する外側部2004を有する。外側部2004は、アプリケータ200、3000....の外側部204と一般的に(generally)同じ方法で入れ子状に付けまつ毛50を支持するように構成される。図60〜図62に示す実施形態では、外側部2014は、(一般的に(generally)シリンダの部分の外側表面のように)実質的に凸状に長さに沿って延在し、外面2030間の幅に沿って実質的に垂直に延在する。記載した方法で付けまつ毛50を眼瞼500に付けることができる外側部2004の長さ及び幅に沿った他の表面プロファイルが想定される。付けまつ毛ベースの外側部54は、好適な接着剤21を用いて、ベースの内側部53を支持体(support)の外側部2004と反対に対向して、支持部材の外側部2004上に凹形状に解放可能に装着され得る。接着剤は、まつ毛50の長さが支持部材2004から解放可能で、容易に眼瞼500の皮膚の上で、それにわたって横方向に、かつ支持部材から離れて転動できるように、選定され、塗布される。
一実施形態では、付けまつ毛ベースの外側部54を支持部材の外側部2004に接着するのに塗布される接着媒体21は、後に付けまつ毛50を眼瞼に接着するためのまつ毛ベースの内側部53に塗布される接着媒体20より脆弱な接着特性を有する。この方法により、付けまつ毛50が眼瞼の上を転動されるにつれて、まつ毛ベースの内側部53の強力な接着媒体20が、まつ毛50を眼瞼に確保できるのに対し、より脆弱な接着媒体21により、まつ毛が支持部材の外側部から解放される。こうすると、まつ毛ベースと外側部との間の接着媒体21にかかわらず、まつ毛の内側部53のより強力な接着媒体20により、転動されたまつ毛を支持体(support)の外側部2004から効果的に引き離すことができる。
いくつかの実施形態では、強力かつ脆弱な接着媒体は、グルー、及び/又は必要な強力及び脆弱な接着剤特性(例えば、それぞれ高tac及び低tacグルー)を付与するのに選択された組成物を有する他の接着媒体である。グルーは、限定するものではないが、グルーペースト、液状及び/又は糸状グルーとすることができる。他の実施形態では、強力かつ脆弱な接着媒体は、より強力な接着を達成するには、より多量の接着剤を塗布することによって、また、より脆弱な接着を達成するには、より少量の接着剤を塗布することによって、達成され得る。更に他の実施形態では、接着は、限定するものではないが、フェルト又はタップなどのグルー以外の媒体又はそれと組み合わせた媒体を用いて達成される。
支持部材は、薄板紙(stiff paper)、厚紙(cardboard)、プラスチック又は付けまつ毛を決まった場所に保持するとともに、アプリケーション中に付けまつ毛を解放し、かつ眼瞼に取り付けることができるのに十分な剛性の任意の他の材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、付けまつ毛を、アプリケータ2000に予め付けることができ、またカバーが、付けまつ毛バンド及び眼瞼に付けられるベースの内側部に予め塗布された任意のグルー又はグルーストリップを保護するのに設けられる。このカバーは、キャップ若しくは一枚の紙又は他の被覆材料とすることができる。紙のカバー片(cover piece of paper)は、アプリケータを用いて付けまつ毛を付けるために準備されているアプリケータから剥がされ得る。更に別の実施形態では、アプリケータは、2つのアプリケータ2000を備えることができ、一方は左目用で、他方は右目用で、それらは一片としてともに接合され、(複数本の)付けまつ毛を一方の後、他方というダブルアクションでそれぞれの眼瞼に付けることができる。
ここで、一実施形態に係るアプリケータの動作方法について説明する。付けまつ毛は、反転された又は略平坦で提供される。その後、反転された付けまつ毛のバンドの外側部54は、脆弱な接着剤21を用いてアプリケータの外側部2005の周縁部に接着される。これは工場で、又は後にエンドユーザによって実施され得る。強力な接着剤20が付けまつ毛バンドの内側部に塗布される(これは、バンドをアプリケータに付けた後、付けまつ毛が反転された後だが、アプリケータに接着する前、又は付けまつ毛が反転される前であっても、実施され得る)。他の実施形態では、接着剤は眼瞼に塗布され得る。その後、付けまつ毛は、本明細書に記載した実施形態の他のアプリケータと同様の方法で支持部材2014を手で操作することによって眼瞼にわたって横方向に転動される。まつ毛は、眼瞼に接着し、また転動アクション中、支持部材2014から解放される。
一部の態様では、付けまつ毛ホルダー、反転装置、反転−装填器、携帯用ホルダー、アプリケータ、アプリケータクリップ、アプリケータシムクランプ、クランピング部材、クランピング部材位置合わせポスト(複数のポスト)/穴(複数の穴)、アプリケータスペース機構、アプリケータヒンジ、付けまつ毛、付けまつ毛ホルダートレイ及び/又はボックス、接着媒体のうち、任意の2つ又はそれ以上などの本明細書に記載した構成要素の実施形態のうち、2つ又はそれ以上の任意の組み合わせを備える付けまつ毛アプリケータシステム又は他のシステムが提供される。このシステムのいくつかの実施形態では、前述の構成要素のうち1つ又はそれ以上は、使い捨てである。
本発明の好ましい実施形態について詳細に説明し図示してきたが、本発明の趣旨を逸脱することなく、多くの変更が本実施形態になされ得ること、及び特徴が実施形態間で交換され得ることが理解されたい。

Claims (59)

  1. 付けまつ毛アプリケータであって、
    眼瞼に付ける付けまつ毛を解放可能に支持するための付けまつ毛支持体と、
    前記付けまつ毛を付けるために前記付けまつ毛支持体を操作するための柄部と、
    を備え、
    前記支持体は、前記柄部の操作により、付けまつ毛を長さ方向で横方向に眼瞼の上で、かつ前記支持体から離れて転動するための長さ方向のロールオン構成で、前記付けまつ毛を転動可能に支持するように構成されている、
    付けまつ毛アプリケータ。
  2. 前記支持体は、少なくとも1つの外側部を有し、
    前記少なくとも1つの外側部は、前記付けまつ毛のベースを前記外側部の外部にそれとともに整合して転動可能に支持するために形成されている、請求項1に記載のアプリケータ。
  3. 前記支持体の外側部は、付けまつ毛をその上に実質的に反転された形状に支持するために、長さ方向で実質的に凸状に屈曲されている、請求項2に記載のアプリケータ。
  4. 前記支持体の外側部は、実質的に直線形状に前記付けまつ毛を支持するために長さ方向で実質的に直線状である、請求項2に記載のアプリケータ。
  5. 前記支持体の外側部は、前記付けまつ毛のベースを支持するために長さ方向で実質的に凹状であり、前記凹状の支持体の外側部の曲率半径は、ヒトの眼の曲率半径よりはるかに大きい、請求項2に記載のアプリケータ。
  6. 前記支持体は一体構造を備える、請求項2に記載のアプリケータ。
  7. 前記付けまつ毛バンドを前記支持体の外側部に解放可能に接着するための接着媒体を更に備える、請求項2に記載のアプリケータ。
  8. 前記支持体は、第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材を有するクランプを備え、
    前記第1及び第2のクランプ部材のうち少なくとも1つは反転された前記付けまつ毛を転動可能に支持するための前記外側部を形成し、
    前記クランプ部材は、前記付けまつ毛のベースから延在する複数本の付け睫毛を把持するために連動可能に連結されている、請求項3に記載のアプリケータ。
  9. 前記第1及び第2のクランプ部材のうち少なくとも1つに形成された少なくとも1つの位置合わせポスト及び関連する穴を更に備え、
    前記1つの若しくは複数の位置合わせポスト及び関連する1つの若しくは複数の穴は、互いにスライド可能に係合するとともに、前記第1及び第2のクランプ部材が一緒に押し付けられるように前記第1及び第2のクランプ部材の一方を他方の上に整合するように、前記1つの若しくは複数の部材上に配設される、請求項8に記載のアプリケータ。
  10. 前記クランプ部材は、実質的に反転された前記付けまつ毛を前記アプリケータに装填するための開放構成と、支持されている実質的に反転された前記付けまつ毛の前記複数本の付け睫毛をきつく把持するための実質的な閉鎖構成と、実質的に反転された前記付けまつ毛を前記クランプ部材から実質的な制限なく、解放可能にしながら、前記複数本の付け睫毛をゆるく把持するための中立構成との間で調整可能に構成されている、請求項8に記載のアプリケータ。
  11. バイアス装置を更に備え、前記バイアス装置が実質的な前記開放構成と、中立構成と、閉鎖構成との間で、前記クランプ部材をバイアスするように構成される、請求項10に記載のアプリケータ。
  12. 前記バイアス装置は、前記アプリケータと一体化されたシムクランプを備える、請求項11に記載のアプリケータ。
  13. 前記バイアス装置は、前記アプリケータから分離された、又は前記アプリケータと一体化されたクリップを備える、請求項11に記載のアプリケータ。
  14. 前記第1のクランプ部材は、前記外側部に沿って長さ方向に延在するまつ毛受け溝を含み、
    前記第2のクランプ部材は、対応する曲面部を含み、前記まつ毛受け溝と対応する曲面部は互いに試験可能であり(testable、テストでき)、前記クランピング部材が前記複数本の睫毛を把持する前記閉鎖構成にあるとき、前記複数本の睫毛がその自然にカールした形状を実質的に維持するようにプロファイルされている、請求項10に記載のアプリケータ。
  15. ヒンジを更に備え、前記第1のクランプ部材及び前記第2のクランプ部材は前記開放構成と、中立構成と、閉鎖構成との間で前記第1及び第2のクランプ部材を調整するために前記ヒンジによって連動可能に連結されている、請求項10に記載のアプリケータ。
  16. 前記第1及び第2のクランプ部材を前記実質的な閉鎖構成から前記中立構成に所定量だけ離間させ、それらの間に間隙を形成するように動作可能に構成されるスペーサ機構を更に備える、請求項15に記載のアプリケータ。
  17. 前記スペーサ機構は前記ヒンジを備え、前記ヒンジは、前記第1及び第2のクランプ部材を枢動可能に相互に連結する伸張可能なヒンジであり、前記伸張可能なヒンジは、伸張されていない構成と伸張された構成との間で動作可能であり、
    前記伸張されていない構成では、前記第1及び第2の部材が前記ヒンジの共通回転軸の周りを枢動し、
    前記伸張された構成では、前記第1の部材の前記ヒンジ回転軸は、前記部材間の前記間隙を形成するように前記第2の部材の前記ヒンジ回転軸から前記所定量だけほぼ(generally)垂直にずらされている、請求項16に記載のアプリケータ。
  18. 前記スペーサ機構は、前記伸張可能なヒンジを前記伸張された構成と伸張されていない構成との間で調整するためのラッチ機構と、
    前記第1及び第2の部材を前記中立構成において互いに実質的に平行に維持するためのガイド部材と、を更に備える、請求項17に記載のアプリケータ。
  19. 前記第1及び第2のクランプ部材を前記実質的な閉鎖構成から前記中立構成に所定量だけ離間させ、それらの間に間隙を形成するように動作可能に構成されるスペーサ機構を更に備える、請求項10に記載のアプリケータ。
  20. 付けまつ毛を更に備え、前記付けまつ毛は前記ロールオン構成で前記アプリケータに予め支持されている(pre-supported)、請求項1に記載のアプリケータ。
  21. 付けまつ毛を更に備え、前記付けまつ毛は、前記実質的に反転された形状で前記アプリケータに予め支持されている、請求項3に記載のアプリケータ。
  22. 付けまつ毛をアプリケータ内に装填するための付けまつ毛ホルダーであって、
    第1の構成と第2の構成との間で調整可能な、付けまつ毛を支持するための支持部材を備え、
    前記第1の構成では、前記付けまつ毛が前記部材の上に実質的に凸形状に支持可能であり、前記第2の構成では、前記付けまつ毛が前記支持部材の上に実質的に凹形状に支持可能であり、
    凸形状の前記付けまつ毛が前記部材の上に支持されているとき、前記支持部材は、前記付けまつ毛の形状を前記実質的に凸形状と前記実質的に凹形状との間で調整させるように前記第1の構成と前記第2の構成との間で調整可能である、
    付けまつ毛ホルダー。
  23. 前記支持部材は、前記第1の構成と前記第2の構成との間で変形可能(deformable)な可撓バンドを備える、請求項22に記載のホルダー。
  24. 前記可撓バンドは、前記第1の構成における凸形状と前記第2の構成における実質的に凹形状とを有する、請求項23に記載のホルダー。
  25. 前記可撓バンドは、前記第1の構成における前記凸形状から前記第2の構成における前記実質的に凹形状に反転可能に構成されている、請求項24に記載のホルダー。
  26. 前記可撓バンドは、自然にデフォルトで前記第1の構成になるように構成されている、請求項25に記載のホルダー。
  27. 前記可撓バンドは、前記第2の構成における前記実質的に凹形状から前記第1の構成における前記凸形状に調整可能に構成されている、請求項24に記載のホルダー。
  28. 前記可撓バンドは、自然にデフォルトで前記第2の構成になるように構成されている、請求項27に記載のホルダー。
  29. 前記実質的に凹形状における前記可撓バンドの外側部を、対応するアプリケータの凸状の外側部に整合させるため、前記可撓バンドの外側部において両端部に位置するスペーサを更に備える、請求項24に記載のホルダー。
  30. 前記可撓バンド(the flexible band)の内面における中心域と一体化された、又はそれに固定された、前記可撓バンドを反転装置に装着するためのポストを更に備える、請求項24に記載のホルダー。
  31. 付けまつ毛器具であって、
    ベースと複数本の付け睫毛を有する付けまつ毛であって、前記ベースが眼瞼に接着するための内側部と前記複数本の付け睫毛(said false eyelashes)が前記ベースから離れて延在する外側部とを有する、前記付けまつ毛と、
    前記付けまつ毛をアプリケータ内に装填するのに使用する付けまつ毛ホルダーであって、実質的に凸形状の外側部を有する支持部材を有する、前記付けまつ毛ホルダーと、
    を備え、
    前記付けまつ毛が、前記支持部材の外側部に解放可能に支持されるとともに、前記まつ毛バンドの内側部が前記支持部材の外側部に対向し、前記まつ毛バンドの外側部が前記支持部材の外側部から離れて外側に向かって対向するように配向され、
    前記付けまつ毛ベースの外側部及び前記ベースの内側部が、前記支持部材の外側部に、かつそれと入れ子状に、それぞれ実質的に凹形状及び凸形状に支持されている、
    付けまつ毛器具。
  32. 支持された前記付けまつ毛は、分離されると、前記ベースの外側部及び前記ベースの内側部がそれぞれほぼ(generally)凸形状及び凹形状である形状を想定する(assumes)付けまつ毛である、請求項31に記載の器具。
  33. 前記支持体は可撓性バンドを備える、請求項32に記載の器具。
  34. 前記付けまつ毛ベースと前記支持部材の外側部との間に、前記付けまつ毛ベースを前記支持部材の外側部に解放可能に接着する接着媒体を更に備える、請求項31に記載の器具。
  35. 前記ホルダーは前記支持された付けまつ毛を前記アプリケータ内に装填するように前記付けまつ毛の支持部材を操作するための柄部を具備する、請求項32に記載の器具。
  36. 付けまつ毛システムであって、
    付けまつ毛を眼瞼に付けるためのアプリケータと、
    付けまつ毛を前記アプリケータ内に装填するための付けまつ毛ホルダーと、
    を備え、
    前記付けまつ毛アプリケータは、
    眼瞼に付ける付けまつ毛を解放可能に支持するための付けまつ毛支持体と、
    前記付けまつ毛を付けるために前記付けまつ毛支持体を操作するための柄部と、
    を備え、
    前記支持体は、前記柄部の操作により、付けまつ毛を長さ方向で横方向に眼瞼の上で、かつ前記支持体から離れて転動するための長さ方向のロールオン構成で、前記付けまつ毛を転動可能に支持するように構成されている、
    付けまつ毛システム。
  37. 前記アプリケータの支持体は、少なくとも1つの外側部を有し、前記少なくとも1つの外側部は、前記付けまつ毛のベースを前記アプリケータの外側部の外部にそれとともに整合して転動可能に支持するために形成されており、
    前記アプリケータの支持体の外側部は、前記つけまつ毛をその上に実質的に反転された形状に支持するために、長さ方向で実質的に凸状に屈曲されている、請求項36に記載のシステム。
  38. 前記付けまつ毛ホルダーは、反転された付けまつ毛を支持するための可撓バンドを備え、
    前記可撓バンドは前記アプリケータの外側部と入れ子状にするための実質的に凹形状の外側部を有する、請求項37に記載のシステム。
  39. 前記アプリケータの付けまつ毛支持体は、クランプを備え、前記クランプが第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材を有し、前記クランプ部材が前記付けまつ毛ホルダー及び前記アプリケータをその間に挟持された前記付けまつ毛バンドと概ね(generally)入れ子状にするための前記可撓バンドの外側部を補完する(complimenting)実質的に凸形状の前記外側部を一緒に形成する、請求項37に記載のシステム。
  40. 可撓バンドは、前記可撓バンドの両端部に装着されたスペーサを備え、
    前記スペーサは、前記可撓バンド及び前記アプリケータがそのように入れ子状になっているとき、前記スペーサが、前記クランプ部材の外側に当接するとともに、前記アプリケータの外部に支持された前記付けまつ毛ベースが前記クランプ部材によって把持されるのを防止し、前記クランプ部材の外側に沿って実質的に整合されるように、所定量だけ前記可撓バンドを前記クランプ部材からオフセットするように構成されている、請求項39に記載のシステム。
  41. 請求項22に記載の付けまつ毛ホルダーを受け、調整するための反転/装填装置であって、
    前記装置は、
    前記付けまつ毛ホルダーを受けるように構成された受け部材と、
    前記まつ毛ホルダーの支持部材を前記第1の構成と前記第2の構成との間で調整するように構成された反転機構とを備える、装置。
  42. 前記支持部材は、前記第1の構成と前記第2の構成との間で変形可能な可撓バンドを備え、
    前記可撓バンドは、前記第1の構成における凸形状と前記第2の構成における実質的に凹形状とを有する、請求項41に記載の装置。
  43. 前記反転機構は、前記可撓バンドの中心領域を定位置に保持するとともに、前記可撓バンドの両端部を引っ張り、前記バンドを前記第1の構成と前記第2の構成との間で曲げる(flex)ように構成されるプラー機構を備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記反転機構は、前記可撓バンドの両端部を定位置に保持するとともに、前記可撓バンドの中心領域を引っ張り、前記バンドを前記第1の構成と前記第2の構成との間で曲げるように構成されるプラー機構を備える、請求項42に記載の装置。
  45. 前記反転機構は、前記可撓バンドの中心領域を定位置に保持するとともに、前記可撓バンドの両端部を押して、前記バンドを前記第1の構成と前記第2の構成との間で曲げるように構成されるプッシャ機構を備える、請求項42に記載の装置。
  46. 前記反転機構は、前記可撓バンドの両端部を定位置に保持するとともに、前記可撓バンドの中心領域を押して、前記バンドを前記第1の構成と前記第2の構成との間で曲げるように構成されるプッシャ機構を備える、請求項42に記載の装置。
  47. 柄を更に備え、前記反転機構は、前記反転機構を手で動かすための前記柄に組み込まれている、請求項44に記載の装置。
  48. 柄を更に備え、前記反転機構は、前記反転機構を手で動かすための前記柄に組み込まれている、請求項42に記載の装置。
  49. 前記可撓バンドは、前記可撓バンドの中心領域と一体化された、又はそれに装着された自己位置合わせポストを備え、前記ポストは、その内側部上の前記バンドの幅に実質的に沿って延在し、前記受け部材は、前記可撓バンドを前記受け部材上に直立して保持するために前記位置合わせポストをその中に受けるための位置決め穴を備え、
    前記受け部材は、可撓バンドの両端部を前記ハウジング端部上で引っ張り、前記バンドを前記第1の構成から前記第2の構成に曲げるように前記ハウジングの端部内及び端部外にスライド可能に構成されている、請求項42に記載の装置。
  50. 前記反転機構が自動化された、請求項41に記載の装置。
  51. 付けまつ毛を眼瞼に付ける方法であって、
    付けまつ毛を提供することと、
    実質的に凸形状に前記付けまつ毛を第1の構成における支持部材上に支持することと、
    前記支持部材を前記第1の構成から前記第2の構成に調整し、前記付けまつ毛を実質的に凹又は直線形状に反転させることと、
    接着剤を前記付けまつ毛及び/又は眼瞼に塗布することと、
    反転された前記付けまつ毛の前記長さを眼瞼にわたって横方向に、前記支持体から離れて転動させ、前記付けまつ毛を前記眼瞼に接着することと、
    を含む、付けまつ毛を眼瞼に付ける方法。
  52. 付けまつ毛を保持する方法であって、
    付けまつ毛を支持することと、
    前記付けまつ毛の形状を凸形状から実質的に凹形状に反転することと、
    アプリケータ内に装填するための反転された前記付けまつ毛を支持することと、
    を含む、付けまつ毛を保持する方法。
  53. 前記付けまつ毛を支持することが、凸形状を有する前記付けまつ毛を可撓性バンド上に支持することを含み、
    前記付けまつ毛の形状を凸形状から実質的に凹形状に反転することが、前記まつ毛を凸形状から実質的に凹形状に反転させるように、前記付けまつ毛を支持する前記可撓性バンドを凸形状から実質的に凹形状に変形することを含む、
    請求項52に記載の方法。
  54. 付けまつ毛を付ける方法であって、
    まつ毛ホルダーにより凹形状に支持されている付けまつ毛をクランプすることと、
    前記付けまつ毛を実質的に前記凹形状にクランプしながら、前記付けまつ毛を前記まつ毛ホルダーから引き離すことと、
    実質的に前記凹形状の付けまつ毛を解放し、ゆるく運ぶことと、
    前記付けまつ毛を眼瞼の上に転動し、前記付けまつ毛を前記アプリケータから解放することと、
    を含む、付けまつ毛を付ける方法。
  55. 付けまつ毛ホルダーであって、
    第1の構成と第2の構成との間で調整可能な、付けまつ毛を支持するための支持部材を備え、
    前記第1の構成では、前記付けまつ毛が前記部材の上に凸形状に支持可能であり、前記第2の構成では、前記付けまつ毛が前記支持部材の上に実質的に凹形状に支持可能であり、
    前記第1の構成において凸形状の前記付けまつ毛が前記部材の上に支持されているとき、前記支持部材は、前記付けまつ毛の形状を前記凸形状から前記実質的に凹形状に反転させるように、前記第1の構成から前記第2の構成に調整可能である、
    付けまつ毛ホルダー。
  56. 前記支持部材は前記第1の構成と前記第2の構成との間で変形可能な可撓性バンドを備える、請求項55に記載の付けまつ毛ホルダー。
  57. 請求項55に記載の付けまつ毛ホルダーを受けるように構成される受け部材と、
    前記付けまつ毛ホルダーを前記第1の構成から前記第2の構成に調整するとともに、前記まつ毛ホルダーが付けまつ毛を支持しており、かつ前記反転/装填装置によって保持されているとき、前記反転/装填装置が、前記第1の構成における前記付けまつ毛ホルダーによって前記凸形状に支持された前記付けまつ毛を保持するように、アプリケータ内に装填するための前記第2の構成に、前記付けまつ毛ホルダーを保持するように構成される反転機構と、
    を備えた、付けまつ毛ホルダーを受けて装填するための反転/装填装置。
  58. 閉鎖位置と中立位置との間で調整可能に構成されたクランプを備え、
    前記閉鎖位置では、前記クランプは、まつ毛ホルダーによって実質的に凹形状に支持されている付けまつ毛を把持することが可能であるとともに、前記凹形状における前記付けまつ毛を前記まつ毛ホルダーから引き離すことが可能であり、
    前記中立位置では、前記アプリケータが前記付けまつ毛を眼瞼の上を長さ方向に転動でき、前記付けまつ毛を前記アプリケータから解放できるように、前記クランプは、前記付けまつ毛の把持を解放し、凹形状の前記付けまつ毛をゆるく運ぶ、付けまつ毛アプリケータ。
  59. 付けまつ毛が凸形状と実質的に凹形状との間で変形可能で、前記第1の構成における請求項55に記載の前記まつ毛ホルダー上に前記凸形状に支持可能で、前記第2の構成における請求項55に記載の前記まつ毛ホルダー上に前記凹形状に支持可能な材料で形成及び作製される、付けまつ毛。
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