JP2021184861A - 清掃具および清掃具用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃シートの交換頻度を少なくすることができる清掃具を提供する。【解決手段】清掃部5は、清掃面7に清掃シート200を着脱可能に装着するとともに、清掃面7には、第1の突出体10が設けられ、第1の突出体10は、清掃面7の下方側に突出するとともに、清掃面7に沿って湾曲させながら水平方向に延びて第1の清掃方向に対し突出するように形成される第1の山部11と凹状に形成される第1の谷部12を有し、第1の山部11は、前方側に位置し、第1の谷部12は、第1の山部11と第1の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせつつ後方側に位置し、第1の突出体10は、第2の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第1の山部11が、凹状に形成される谷部となり、第1の谷部12が、突出するように形成される山部となる。【選択図】図2

Description

本発明は、清掃具に関し、特に清掃面に清掃シートを着脱可能に装着する清掃具および該清掃具に用いられる清掃具用部材に関する。
従来から清掃部と該清掃部に連結された棒状の把手部とを具備した清掃具が家庭等において広く用いられている。このような掃除具は、例えば特許文献1に示すように、長方形状の清掃部の清掃面に清掃シートを装着し、床面等の清掃を行う。清掃シートは、清掃面に着脱可能に装着され、交換可能となっている。
特開2016−195696号
しかしながら、上述した従来の清掃具にあっては、清掃シートが直ぐに汚れてしまいその交換頻度が多くなり、利用者から煩雑かつ不経済であるとの指摘がされていた。このため、清掃シートの交換頻度を少なくすることができる清掃具の開発が強く望まれていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、清掃シートの交換頻度を少なくすることができる清掃具および清掃具用部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、清掃具に係る発明は、清掃部と該清掃部に連結された棒状の把手部とを具備した清掃具であって、清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、清掃面には、突出体が設けられ、突出体は、清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら水平方向に延びて第1の清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、山部および谷部は、清掃面において、清掃方向の前後に位置し、更に突出体は、清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、山部が、凹状に形成される谷部となり、谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする。
上記目的を達成するために、清掃具に係る発明は、清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具であって、清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、清掃面には、突出体が設けられ、突出体は、清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、山部は、清掃面において、清掃方向の前方側に位置し、谷部は、山部と清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら清掃方向の後方側に位置し、更に突出体は、清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、山部が、凹状に形成される谷部となり、谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする。
本発明によれば、清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、清掃面には、突出体が設けられ、突出体は、清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら水平方向に延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、山部および谷部は、清掃面において、清掃方向の前後に位置し、更に突出体は、清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、山部が、凹状に形成される谷部となり、谷部が、突出するように形成される山部となることしたので、より詳しくは、清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、清掃面には、突出体が設けられ、突出体は、清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、山部は、清掃面において、清掃方向の前方側に位置し、谷部は、山部と清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら清掃方向の後方側に位置し、更に突出体は、清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、山部が、凹状に形成される谷部となり、谷部が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃シートの交換頻度を少なくすることができる。
すなわち、本発明によれば、突出体は、清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びることとしたので、突出体の長さを長く設定することができるとともに、清掃面に装着した清掃シートにおいて、突出体における清掃方向の前面側および後面側(反対方向の清掃方向の後面側および前面側)の相当位置の双方に塵や汚れを付着させることができる。
また、突出体は、清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、山部は、清掃面において、清掃方向の前方側に位置し、谷部は、山部と清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら清掃方向の後方側に位置することとしたので、清掃具を清掃方向に進行させたときには、山部および谷部の前面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、谷部に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
更に突出体は、清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、山部が、凹状に形成される谷部となり、谷部が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃具を清掃方向と反対方向に進行させたときには、山部および谷部の後面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、山部の後面側(谷部)に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
これにより、清掃シートを効率よく使用することができ、その交換頻度を少なくすることができる。
山部の終端と山部に隣り合う谷部の始端が連続して形成されるとともに、山部に隣り合う谷部の終端と谷部に隣り合う山部の始端が連続して形成されることとすれば、塵や汚れを突出体に確実に付着させることができる。また、山部において塵が付着し切れない場合にあっても、山部で塵を案内しながら谷部に供給して溜めることもできる。
前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の終端と前記谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記谷部の終端と前記山部の始端が連続して形成されることにより、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部が連続して形成され、前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記連続して形成された稜線部の突出高さよりも低くすることとすれば、床面に対する山部の接地力を小さくすることが可能となり、塵を山部から谷部に効率よく導くことができる。
山部の端部と谷部の端部は、清掃方向に対し交差する方向に離間するとともに、山部の終端と山部に隣り合う山部の始端との間隔が、谷部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、山部の終端と山部に隣り合う山部の始端の位置が、谷部の始端と終端との間隔内に設定され、谷部の終端と谷部に隣り合う谷部の始端との間隔が、山部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、谷部の終端と谷部に隣り合う谷部の始端の位置が、山部の始端と終端との間隔内に設定されることとすれば、山部および谷部の設置数を増加させることができる。また、清掃方向において、山部の位置と谷部の位置に重複部分ができるので、山部を乗り越える塵がある場合にあっても谷部に付着させることができる。
前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間し、前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記山部の稜線部および前記谷部の稜線部の突出高さよりも低くすることとすれば、床面に対する山部の接地力を小さくすることが可能となり、塵を山部から谷部に効率よく導くことができる。
前記突出体は、前記清掃面の位置で突出高さが異なることとすれば、清掃面の位置によって突出体の接地力を異ならせることができる。
前記突出体は、前記清掃方向の前方側の突出高さが相対的に低くなることとすれば、床面に対する清掃方向の前方側の接地力を小さくすることが可能となり、塵を突出体の清掃方向の前方側から後方側に効率よく導くことができる。
前記突出体は、前記清掃面の端部側が前記清掃面の中間部側よりも突出高さが低くなることとすれば、床面に対する清掃面の端部側の接地力を小さくすることが可能となり、塵を突出体の清掃面の端部側から中間部側に効率よく導くことができる。
上記目的を達成するために、清掃具用部材に係る発明は、清掃シートを着脱可能に装着する清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具に用いられる清掃具用部材であって、前記清掃用部材は、前記清掃部に着脱可能に装着されるとともに、前記清掃部に装着される装着面と、前記清掃シートを着脱可能に装着し清掃を行う面となる清掃面と、を有し、前記清掃面には、突出体が設けられ、前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら水平方向に延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部および前記谷部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前後に位置し、更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする。
上記目的を達成するために、清掃具に係る発明は、清掃シートを着脱可能に装着する清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具に用いられる清掃具用部材であって、前記清掃用部材は、前記清掃部に着脱可能に装着されるとともに、前記清掃部に装着される装着面と、前記清掃シートを着脱可能に装着し清掃を行う面となる清掃面と、を有し、前記清掃面には、突出体が設けられ、前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前方側に位置し、前記谷部は、前記山部と前記清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら前記清掃方向の後方側に位置し、更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする清掃用部材。
前記山部の終端と前記山部に隣り合う谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記山部に隣り合う谷部の終端と前記谷部に隣り合う山部の始端が連続して形成されることとすることができる。
前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の終端と前記谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記谷部の終端と前記山部の始端が連続して形成されることにより、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部が連続して形成され、前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記連続して形成された稜線部の突出高さよりも低くすることができる。
前記山部の端部と前記谷部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間するとともに、前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端との間隔が、前記谷部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端の位置が、前記谷部の始端と終端との間隔内に設定され、前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端との間隔が、前記山部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端の位置が、前記山部の始端と終端との間隔内に設定されることとすることができる。
前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間し、前記頂部の突出高さを前記稜線部の突出高さよりも低くすることとができる。
前記突出体は、前記清掃面の位置で突出高さが異なることすることができる。
前記突出体は、前記清掃方向の前方側より詳しくは前端側の突出高さが低くなることとすることができる。
前記突出体は、前記清掃面の端部側が前記清掃面の中間部側よりも突出高さが低くなることとすることができる。
本発明によれば、清掃シートの交換頻度を少なくすることができる。
本発明の第1実施形態における清掃具の全体構成を示す図で、(a)は清掃具用部材を装着する前の状態を示す正面図、(b)は清掃具用部材を装着した後の状態を示す正面図、(c)は平面図(上面図)、(d)は、下面図である。 同清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 同清掃具の使用方法を説明するための下面図である。 同清掃具の使用方法を説明するための図3に続く下面図である。 同清掃具の使用方法を説明するための図4に続く下面図である。 同清掃具の使用方法を説明するための図5に続く下面図である。 同清掃具の使用方法を説明するための図6に続く下面図である。 本発明の第1実施形態における別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第2実施形態における清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第2実施形態における別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第3実施形態における清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第3実施形態における別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第3実施形態における更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第3実施形態におけるまた更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態におけるまた更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における更にまた別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態における更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第4実施形態におけるまた更に別の清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第5実施形態における清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第5実施形態における清掃具の構成を更に拡大して示す図23のA−A側面断面図である。 本発明の第5実施形態における清掃具の構成を拡大して示す正面図である。 本発明の第5実施形態における清掃具の構成を拡大して示す図23のB−B正面断面図である。 本発明の第6実施形態における清掃具の構成を拡大して示す下面図である。 本発明の第5実施形態における清掃具の構成を更に拡大して示す図27のA−A側面断面図である。 本発明の清掃具における突出体の断面構造を拡大して示す側面断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る清掃具1の全体構成を示す図であり、図2は、清掃具1より詳しくは清掃具用部材100における清掃面7の構成を拡大して示す下面図である。これらの図を参照して清掃具1の全体構成の概要を説明すると、清掃具1は、清掃部5と、清掃具用部材100と、清掃部5に連結された棒状の把手部6と、を具備している。
清掃部5は、矩形状より詳しくは長方形状をなしており、下面側に清掃具用部材100を装着している。清掃具用部材100は、清掃部5と同じく矩形状より詳しくは長方形状をなしており、清掃部5に着脱可能に装着されるとともに、清掃部5に装着される装着面7dと、清掃シート200を着脱可能に装着し清掃を行う面となる清掃面7と、を有している。
清掃具用部材100は、両面テープ等の部材により装着面7dを介して清掃部5に容易に装着することができ、容易に交換可能となっている。
清掃面7には、第1の突出体10、第2の突出体20、第3の突出体30が設けられている。清掃面7に装着された清掃シート200には、第1の突出体10乃至第3の突出体30の突出形状に対応する凹凸が形成され、この凹凸に塵や汚れを付着させることができる。
第1の突出体10は、清掃面7の下方側に突出している。第1の突出体10は、清掃面7の中央部に設けられ、清掃面7に沿ってU字状(若しくは頂部11a,12aが円弧形状のV字状)に蛇行しつつ湾曲しながら水平方向に細長い線状に延びており、第1の山部11と第1の谷部12を有している。
第1の突出体10の第1の山部11と第1の谷部12は、湾曲する円弧状の頂部11A,12Aと直線状の傾斜部11B,12Bより詳しくは直線状の稜線部11B,12Bを有している。
第1の山部11は、前方方向つまり第1の清掃方向(長方形状の長辺部8に交差する方向より詳しくは直交する方向若しくは短辺部9に沿った方向)に対し突出するように形成されており、第1の谷部12は、第1の清掃方向に対し窪むように凹状に形成されている。第1の山部11および第1の谷部12は、清掃面7の中央ライン7aを介して前後に位置している。第1の山部11および第1の谷部12は、第1の清掃方向に対し交差する方向より詳しくは直交する方向に沿って一列に複数並んで設けられるとともに、交互に配置されている。
すなわち、第1の山部11は、清掃面7において、第1の清掃方向の前方側に位置し、第1の谷部12は、第1の山部11と第1の清掃方向と交差する方向より詳しくは直交する方向の位置を異ならせながら第1の清掃方向の後方側に位置している。
ここで、第1の山部11と第1の谷部12は、対称な形状となっており、第1の山部11は、第1の清掃方向と反対方向となる第2の清掃方向(長方形状の長辺部8に交差する方向より詳しくは直交する方向若しくは短辺部9に沿った方向)つまり後方方向に対しては、後面側が作用して、凹状に形成される谷部となり、第1の谷部12は、後面側が作用して、突出するように形成される山部となる。
なお、第1の突出体10は、第1の山部11の終端11bと第1の山部11に隣り合う第1の谷部12の始端12aが連続して形成されるとともに、該第1の谷部12の終端12bと該第1の谷部12に隣り合う第1の山部11の始端11aが連続して形成されており、一の線状部材で形成されている。
第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10を挟んで相互に対称に第1の突出体10の反対側に設けられ、清掃面7の下方側に突出するとともに、清掃面7に沿ってU字状に蛇行しつつ湾曲しながら水平方向に細長い線状に延びている。第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10と長方形状の短辺部9との間に設けられている。第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10よりも小さい寸法に設定されている。
第2の突出体20は、第2の山部21と第2の谷部22を有している。第2の山部21および第2の谷部22は、第3の清掃方向に対し交差する方向より詳しくは直交する方向に一列に複数並んで設けられるとともに、交互に配置されている。第2の突出体20の第2の山部21と第2の谷部22は、頂部と傾斜部より詳しくは稜線部を有している。
第2の山部21は、第1の清掃方向に交差より詳しくは直交する第3の清掃方向(長方形状の短辺部9に交差する方向より詳しくは直交する方向若しくは長辺部8に沿った方向)つまり一の側方方向に対し突出するように形成されており、第2の谷部22は、第3の清掃方向に対し窪むように凹状に形成されている。第2の山部21および第2の谷部22は、中央ライン7bを介して第3の清掃方向の前後に位置している。
すなわち、第2の山部21は、清掃面7において、第3の清掃方向の前方側に位置し、第2の谷部22は、第2の山部21と第3の清掃方向と交差する方向より詳しくは直交する方向の位置を異ならせながら第3の清掃方向の後方側に位置している。
ここで、第2の山部21と第2の谷部22は、対称な形状となっており、第2の山部21は、第3の清掃方向と反対方向となる第4の清掃方向(長方形状の短辺部9に交差する方向より詳しくは直交する方向若しくは長辺部8に沿った方向)つまり他の側方方向に対しては、後面側が作用して、凹状に形成される谷部となり、第2の谷部は、突出するように形成される山部となる。
なお、第2の突出体20は、第2の山部21の終端21bと第2の山部21に隣り合う第2の谷部22の始端22aが連続して形成されるとともに、該第2の谷部22の終端22bと該第1の谷部22に隣り合う第2の山部21の始端21aが連続して形成されており、一の線状部材で形成されている。
第3の突出体30は、第3の山部31と第3の谷部32を有している。第3の山部31および第3の谷部32は、第4の清掃方向に対し交差する方向より詳しくは直交する方向に一列に複数並んで設けられるとともに、交互に配置されている。第3の突出体30の第3の山部31と第3の谷部32は、頂部と傾斜部より詳しくは稜線部を有している。
第3の山部31は、第3の清掃方向と反対方向となる第4の清掃方向に対し突出するように形成されており、第3の谷部32は、第4の清掃方向に対し窪むように凹状に形成されている。第3の山部31および第3の谷部32は、中央ライン7cを介して前後に位置している。
すなわち、第3の山部31は、清掃面7において、第4の清掃方向の前方側に位置し、第3の谷部31は、第3の山部31と第4の清掃方向と交差する方向より詳しくは直交する方向の位置を異ならせながら第4の清掃方向の後方側に位置している。
ここで、第3の山部31と第3の谷部32は、対称な形状となっており、第3の山部31は、第4の清掃方向と反対方向となる第3の清掃方向に対しては、後面側が作用して、凹状に形成される谷部となり、第3の谷部32は、突出するように形成される山部となる。
なお、第3の突出体30は、第3の山部31の終端31bと第3の山部31に隣り合う第3の谷部32の始端32aが連続して形成されるとともに、該第3の谷部32の終端32bと該第1の谷部32に隣り合う第3の山部31の始端31aが連続して形成されており、一の線状部材で形成されている。
以上のように構成された清掃具1は、床面等を以下のように清掃することができる。
すなわち、図3に示すように、清掃具1の前方側に塵や汚れがある場合にあっては、清掃具1を第1の清掃方向に進行させる。これにより、図4に示すように、第1の突出体10において、第1の山部11および第1の谷部12の前面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、第1の谷部12に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
続いて、図5に示すように、清掃具1を第2の清掃方向に進行させたときには、清掃具1の後方側にある塵や汚れを第1の山部11および第1の谷部12の後面側に付着させることができるとともに、第1の山部11の後面側(谷部)に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
次いで、図6に示すように、清掃具1を第3の清掃方向に進行させたときには、清掃具1の一の側方側にある塵や汚れを第2の突出体20の第2の山部21および第2の谷部22の前面側に付着させることができるとともに、第2の谷部22に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
次に、図7に示すように、清掃具1を第4の清掃方向に進行させたときには、清掃具1の他の側方側にある塵や汚れを第3の突出体30の第3の山部31および第3の谷部32の前面側に付着させることができるとともに、第3の谷部32に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
以上説明したように、本第1実施形態の清掃具1によれば、清掃部5は、清掃面7に清掃シート200を着脱可能に装着するとともに、清掃面7には、第1の突出体10が設けられ、第1の突出体10は、清掃面7に沿って湾曲しながら水平方向に延びて第1の清掃方向に対し突出するように形成される第1の山部11と凹状に形成される第1の谷部12を有して、第1の山部11および第1の谷部12は、清掃面7において、第1の清掃方向の前後に位置し、更に第1の突出体10は、第1の清掃方向と反対方向となる第2の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第1の山部11が、凹状に形成される谷部となり、第1の谷部12が、突出するように形成される山部となることしたので、より詳しくは、清掃部5は、清掃面7に清掃シート200を着脱可能に装着するとともに、清掃面7には、第1の突出体10が設けられ、第1の突出体10は、清掃面7に沿って湾曲しながら延びて第1の清掃方向に対し突出するように形成される第1の山部11と凹状に形成される第1の谷部12を有して、第1の山部11は、清掃面7において、第1の清掃方向の前方側に位置し、第1の谷部12は、第1の山部11と第1の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせつつ第1の清掃方向の後方側に位置し、更に第1の突出体10は、第2の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第1の山部11が、凹状に形成される谷部となり、第1の谷部が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃シート200の交換頻度を少なくすることができる。
すなわち、第1の突出体10は、清掃面7に沿って湾曲しながら延びることとしたので、第1の突出体10の長さを長く設定することができるとともに、清掃面7に装着した清掃シート200において、第1の突出体10における第1の清掃方向の前面側および後面側(第2の清掃方向の後面側および前面側)の相当位置の双方に塵や汚れを付着させることができる。
また、第1の突出体10は、第1の清掃方向に対し突出するように形成される第1の山部11と凹状に形成される第1の谷部12を有して、第1の山部11は、清掃面7において、第1の清掃方向の前方側に位置し、第1の谷部12は、第1の山部11と第1の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせつつ第1の清掃方向の後方側に位置することとしたので、清掃具1を第1の清掃方向に進行させたときには、第1の山部11および第1の谷部12の前面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、第1の谷部12に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
更に第1の突出体10は、第2の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第1の山部11が、凹状に形成される谷部となり、第1の谷部12が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃具1を第2の清掃方向に進行させたときには、第1の山部11および第1の谷部12の後面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、第1の山部11の後面側(谷部)に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
これにより、清掃シート200を効率よく使用することができ、その交換頻度を少なくすることができる。
また、第1の山部11の終端11bと第1の山部11に隣り合う第1の谷部12の始端12aが連続して形成されるとともに、該第1の谷部12の終端12bと該第1の谷部12に隣り合う第1の山部11の始端11aが連続して形成されることとしたので、塵や汚れを第1の突出体10に確実に付着させることができる。また、第1の山部11において塵が付着し切れない場合にあっても、第1の山部11で塵を案内しながら第1の谷部12に供給して溜めることができる。
更に本第1実施形態の清掃具1によれば、第1の清掃方向に交差する第3の清掃方向を設定し、清掃面7には、第2の突出体20および第3の突出体30が設けられ、第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10を挟んで相互に第1の突出体10の反対側に設けられ、清掃面7に沿って湾曲しながら水平方向に延びて、第2の突出体20は、第3の清掃方向に対し突出するように形成される第2の山部21と凹状に形成される第2の谷部22を有して、第2の山部21および第2の谷部22は、清掃面7において、第3の清掃方向の前後に位置し、第2の谷部22は、第2の山部21と第3の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら位置し、更に第2の突出体20は、第3の清掃方向と反対方向となる第4の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第2の山部21が、凹状に形成される谷部となり、第2の谷部22が、突出するように形成される山部となり、第3の突出体20は、第4の清掃方向に対し突出するように形成される第3の山部31と凹状に形成される第3の谷部32を有して、第3の山部31および第3の谷部32は、清掃面7において、第4の清掃方向の前後に位置し、第3の谷部32は、第3の山部31と第4の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら位置し、更に第3の突出体30は、第4の清掃方向と反対方向となる第3の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第3の山部31が、凹状に形成される谷部となり、第3の谷部32が、突出するように形成される山部となることとしたので、より詳しくは、第1の清掃方向に交差する第3の清掃方向を設定し、清掃面7には、第2の突出体20および第3の突出体30が設けられ、第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10を挟んで相互に第1の突出体10の反対側に設けられ、清掃面7に沿って湾曲しながら水平方向に延びて、第2の突出体20は、第3の清掃方向に対し突出するように形成される第2の山部21と凹状に形成される第2の谷部22を有して、第2の山部21は、清掃面7において、第3の清掃方向の前方側に位置し、第2の谷部22は、第2の山部21と第3の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら第3の清掃方向の後方側に位置し、更に第2の突出体20は、第3の清掃方向と反対方向となる第4の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第2の山部21が、凹状に形成される谷部となり、第2の谷部22が、突出するように形成される山部となり、第3の突出体30は、第4の清掃方向に対し突出するように形成される第3の山部31と凹状に形成される第3の谷部32を有して、第3の山部31は、清掃面7において、第4の清掃方向の前方側に位置し、第3の谷部32は、第3の山部31と第4の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら第4の清掃方向の後方側に位置し、更に第3の突出体30は、第4の清掃方向と反対方向となる第3の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第3の山部31が、凹状に形成される谷部となり、第3の谷部32が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃シート200の交換頻度を更に少なくすることができる。
すなわち、第2の突出体20および第3の突出体30は、第1の突出体10を挟んで相互に第1の突出体10の反対側に設けられ、清掃面7に沿って湾曲させながら延びることとしたので、第2の突出体20および第3の突出体30の長さを長く設定することができるとともに、清掃面7に装着した清掃シート200において、第2の突出体20における第3の清掃方向の前面側および後面側(第4の清掃方向の後面側および前面側)、第3の突出体30における第4の清掃方向の前面側および後面側(第3の清掃方向の後面側および前面側)の相当位置の双方に塵や汚れを付着させることができる。
また、第2の突出体20は、第3の清掃方向に対し突出するように形成される第2の山部21と凹状に形成される第2の谷部22を有して、第2の山部21は、清掃面7において、第3の清掃方向の前方側に位置し、第2の谷部22は、第2の山部21と第3の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら第3の清掃方向の後方側に位置することとしたので、清掃具1を第3の清掃方向に進行させたときには、第2の山部21および第2の谷部22の前面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、第2の谷部22に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
更に第2の突出体20は、第3の清掃方向と反対方向となる第4の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第2の山部21が、凹状に形成される谷部となり、第2の谷部22は、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃具1を第3の清掃方向と反対方向(第4の清掃方向)に進行させたときには、第2の山部21および第2の谷部22の後面側にも塵や汚れを付着させることができるとともに、第2の山部21の後面側(谷部)に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
また、第3の突出体30は、第4の清掃方向に対し突出するように形成される第3の山部31と凹状に形成される第3の谷部32を有して、第3の山部31は、清掃面7において、第3の清掃方向の前方側に位置し、第3の谷部32は、第3の山部31と第4の清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら第4の清掃方向の後方側に位置することとしたので、清掃具1を第4の清掃方向に進行させたときには、第3の山部31および第3の谷部32の前面側に塵や汚れを付着させることができるとともに、第3の谷部32に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
更に第3の突出体30は、第4の清掃方向と反対方向となる第3の清掃方向に対しては、後面側が作用して、第3の山部31が、凹状に形成される谷部となり、第3の谷部32が、突出するように形成される山部となることとしたので、清掃具1を第4の清掃方向と反対方向(第3の清掃方向)に進行させたときには、第3の山部31および第3の谷部32の後面側にも塵や汚れを付着させることができるとともに、第3の山部31の後面側(谷部)に囲まれた領域内には塵を溜めることができる。
これにより、清掃シート200を効率よく使用することができ、その交換頻度を少なくすることができる。
また、第2の山部21の終端21bと第2の山部21に隣り合う第2の谷部22の始端22aが連続して形成されるとともに、第2の山部21に隣り合う第2の谷部22の終端22bと第2の谷部22に隣り合う第2の山部21の始端21aが連続して形成され、第3の山部31の終端31bと第3の山部31に隣り合う第3の谷部32の始端32aが連続して形成されるとともに、第3の山部31に隣り合う第3の谷部32の終端32bと第3の谷部32に隣り合う第3の山部31の始端31aが連続して形成されることとしたので、第2の突出体20および第3の突出体30を隙間なく連続して形成することができ、塵や汚れを第2の突出体20および第3の突出体30に確実に付着させることができる。また、第2の山部21および第3の山部31において塵が付着し切れない場合にあっても、第2の山部21および第3の山部31で塵を案内しながら第2の谷部22および第3の谷部32に供給して溜めることができる。
なお、以上のように構成された本第1実施形態の清掃具1においては、第1の突出体10乃至第3の突出体30(第1の山部11乃至第3の山部31、第1の谷部12乃至第3の谷部32)をU字状に形成することとしているが、図8に示す清掃具1´のように、第1の突出体10´、第2の突出体20´、第3の突出体30´(第1の山部11´,第2の山部21´,第3の山部31´、第1の谷部12´,第2の谷部22´,第3の谷部32´)を清掃面7´に沿って屈曲させながら水平方向に延びるV字状に形成することとしても所要の清掃効果を奏することができる。ただし、第1の突出体乃至第3の突出体をU字状とした方がV字状とするよりも容易に長さを長く設定することができるので、U字状とする方がより好ましい。なお、第1の突出体10´、第2の突出体20´、第3の突出体30´の第1の山部11´、第2の山部21´、第3の山部31´、第1の谷部12´、第2の谷部22´、第3の谷部32´においても頂部と傾斜部より詳しくは稜線部を有している。
ここで、本第1実施形態にあっては、第1の突出体10,10´の第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の高さ寸法は、第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の開口の寸法(幅寸法)よりも大きく設定することとしており、これにより、第1の突出体10の長さを一層長く設定することを可能としている。
また、第2、第3の突出体20,20´,30,30´の第2、第3の山部21,21´,31,31´および第2、第3の谷部22,22´,32,32´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比は、第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比よりも大きく設定することとしており、第1の突出体10,10´と第2の突出体20,20´および第3の突出体30,30´は相互に非相似形であり異形となっている。
すなわち、本第1実施形態にあっては、第2、第3の山部21,21´,31,31´および第2、第3の谷部22,22´,32,32´の開口の寸法(幅寸法)を相対的に大きく設定することとしており、これにより、第1の突出体10、10´に対し小さい寸法に設定される第2、第3の突出体20,20´,30,30´においても塵等により目詰まりすることを極力防止することとしている。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について図9に基づいて詳細に説明する。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第2実施形態の清掃具2は、第1実施形態の清掃具1に対し山部と谷部の位置を変更した構成を示している、より詳しくは、山部と谷部を分離し、離間させた構成を示している。
すなわち、本第2実施形態においては、第1の突出体40における第1の山部11の端部と第1の谷部12の端部は、第1の清掃方向に対し交差する方向に離間し、より詳しくは、第1の清掃方向における位置を同一としつつ第1の清掃方向に対し直交する方向に位置をずらして離間している。
つまり、第1の山部11の終端11bと第1の山部11に隣り合う第1の山部11の始端11aとの間隔が、同一の第1の谷部12の始端12aと終端12bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第1の山部11の終端11bと第1の山部11に隣り合う第1の山部11の始端11aの位置が、同一の第1の谷部12の始端12aと終端12bとの間隔内に設定されている。
そして、第1の谷部12の終端12bと第1の谷部12に隣り合う第1の谷部12の始端12aとの間隔が、同一の第1の山部11の始端11aと終端11bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第1の谷部12の終端12bと第1の谷部12に隣り合う第1の谷部12の始端12aの位置が、同一の第1の山部11の始端11aと終端11bとの間隔内に設定されることとしている。
これにより、第1の山部11および第1の谷部12の設置数を増加させることができる。また、第1の清掃方向において、第1の山部11の位置と第1の谷部12の位置に重複部分ができるので、第1の山部11を乗り越える塵がある場合にあっても第1の谷部12に付着させることができる。
また、本第2実施形態においては、第2の突出体50における第2の山部21の端部と第2の谷部22の端部は、第3の清掃方向に対し交差する方向に離間し、より詳しくは、第3の清掃方向における位置を同一としつつ第3の清掃方向に対し直交する方向に位置をずらして離間している。
つまり、第2の山部21の終端21bと第2の山部21に隣り合う第2の山部21の始端21aとの間隔が、同一の第2の谷部22の始端22aと終端22bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第2の山部21の終端21bと第2の山部21に隣り合う第2の山部21の始端21aの位置が、同一の第2の谷部22の始端22aと終端22bとの間隔内に設定されている。
そして、第2の谷部22の終端22bと第2の谷部22に隣り合う第2の谷部22の始端22aとの間隔が、同一の第2の山部21の始端21aと終端21bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第2の谷部22の終端22bと第2の谷部22に隣り合う第2の谷部22の始端22aの位置が、同一の第2の山部21の始端21aと終端21bとの間隔内に設定されることとしている。
更に、本第2実施形態においては、第3の突出体60における第3の山部31の端部と第3の谷部32の端部は、第4の清掃方向に対し交差する方向に離間し、より詳しくは、第4の清掃方向における位置を同一としつつ第4の清掃方向に対し直交する方向に位置をずらして離間している。
つまり、第3の山部31の終端31bと第3の山部31に隣り合う第3の山部31の始端31aとの間隔が、同一の第3の谷部32の始端32aと終端32bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第3の山部31の終端31bと第3の山部31に隣り合う第3の山部31の始端31aの位置が、同一の第3の谷部32の始端32aと終端32bとの間隔内に設定されている。
そして、第3の谷部32の終端32bと第3の谷部32に隣り合う第3の谷部32の始端32aとの間隔が、同一の第3の山部31の始端31aと終端31bとの間隔よりも小さく設定され、かつ、第3の谷部32の終端32bと第3の谷部32に隣り合う第3の谷部32の始端32aの位置が、同一の第3の山部31の始端31aと終端31bとの間隔内に設定されることとしている。
これにより、第2,第3の山部21,31および第2,第3の谷部22,32の設置数を増加させることができる。また、第3,第4の清掃方向において、第2,第3の山部21,31の位置と第2,第3の谷部22,32の位置に重複部分ができるので、第2,第3の山部21,31を乗り越える塵がある場合にあっても第2,第3の谷部22,32に付着させることができる。
なお、以上のように構成された本第2実施形態の清掃具2においては、上記の如く第1の突出体40乃至第3の突出体60(第1の山部11乃至第3の山部31、第1の谷部12乃至第3の谷部32)をU字状に形成することとしているが、図10に示す清掃具2´のように、第1の突出体40´乃至第3の突出体60´(第1の山部11´乃至第3の山部31´、第1の谷部12´乃至第3の谷部32´)を清掃面7´に沿って屈曲させながら水平方向に細長い線状に延びるV字状に形成することとしても所要の効果を奏することができる。ただし、第1の突出体乃至第3の突出体60をU字状とした方がV字状とするよりも容易に長さを長く設定することができ、U字状とする方がより好ましい。
ここで、本第2実施形態にあっては、第1の突出体40,40´の第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の高さ寸法は、第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の開口の寸法(幅寸法)よりも大きく設定することとしており、これにより、第1の突出体40の長さを一層長く設定することを可能としている。
また、第2、第3の突出体50,50´,60,60´の第2、第3の山部21,21´,31,31´および第2、第3の谷部22,22´,32,32´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比は、第1の山部11,11´および第1の谷部22,22´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比よりも大きく設定することとしており、第1の突出体40,40´と第2の突出体50,50´および第3の突出体60,60´は相互に非相似形であり異形となっている。
すなわち、本第2実施形態にあっては、第2、第3の山部21,21´,31,31´および第2、第3の谷部22,22´,32,32´の開口寸法(幅寸法)を相対的に大きく設定することとしており、これにより、第1の突出体40、40´に対し小さい寸法に設定される第2、第3の突出体50,50´,60,60´においても塵等により目詰まりすることを極力防止することとしている(なお、本第2実施形態においても、第2の突出体50,50´および第3の突出体60,60´は、第1の突出体40,40´よりも小さい寸法に設定されていることは言うまでもない)。なお、本第2実施形態においても第1の突出体40,40´の第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´、第2の突出体50,50´の第2の山部21,21´および第2の谷部22,22´、第3の突出体60,60´の第3の山部31,31´および第3の谷部32,32´は、頂部および傾斜部より詳しくは稜線部を有している。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について図11および図12に基づいて詳細に説明する。なお、これらの図において、上述した第1実施形態および第2実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第3実施形態の清掃具3(3a,3b)は、第1実施形態、第2実施形態の第2の突出体20,50および第3の突出体30,60を変更した構成を示している。
すなわち、本第3実施形態においては、清掃面7には、第1実施形態、第2実施形態の第2の突出体20,50および第3の突出体30,60に代えて第2の突出体70および第3の突出体80が設けられている。
つまり、第2の突出体70および第3の突出体80は、清掃面7の下方側に突出するとともに、清掃面7に沿ってU字状に湾曲しながら水平方向に細長い線状に延びて、第2の突出体70は、第3の清掃方向に対し凹状に形成される第2の谷部22を有し、第3の突出体80は、第4の清掃方向に対し凹状に形成される第3の谷部32を有し、更に第2の突出体70および第3の突出体80は、第1の突出体10,40を挟んで相互に第1の突出体10,40の反対側に設けられている。
そして、第2,第3の谷部22,32は、第3、第4の清掃方向に対し交差する方向より詳しくは直交する方向に端部が相互に隣接するように一列に複数並んで設けられている。
すなわち、本第3実施形態にあっては、第2の突出体70および第3の突出体80は、山部を有さずに谷部のみで構成されることとしているが、第2の突出体70および第3の突出体80は、第1の突出体10,40を挟んで相互に第1の突出体10,40の反対側に設けられているので、第2の突出体70および第3の突出体80の後面側が清掃に作用することは少なく、山部を設けることなく谷部のみとしても十分な清掃効果を得ることができる。
なお、以上のように構成された本第3実施形態の清掃具3(3a,3b)においては、上記の如く第2の突出体70および第3の突出体80(第2の谷部22および第3の谷部32)をU字状に形成することとしているが、図13および図14に示す清掃具3´(3a´,3b´)のように、第2の突出体70´および第3の突出体80´(第2の谷部22´および第3の谷部32´)を清掃面7´に沿って屈曲させながら水平方向に細長い線状に延びるV字状に形成することとしても所要の清掃効果を奏することができる。ただし、第1の突出体乃至第3の突出体をU字状とした方がV字状とするよりも容易に長さを長く設定することができ、U字状とする方がより好ましい。
ここで、本第3実施形態にあっては、第2、第3の突出体70,70´,80,80´の第2、第3の谷部22,22´,32,32´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比は、第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´の高さ寸法に対する幅寸法(開口寸法)の比よりも大きく設定することとしており、第1の突出体10,10´,40,40´と第2の突出体70,70´および第3の突出体80,80´は非相似形であり異形となっている。
すなわち、本第3実施形態にあっては、第2、第3の谷部22,22´,32,32´の幅寸法(開口寸法)を相対的に大きく設定することとしており、これにより、第1の突出体10,10´,40,40´(第1の山部11,11´および第1の谷部12,12´)に対し小さい寸法に設定される第2、第3の突出体70,70´,80,80´(第2、第3の谷部22,22´,32,32´)において塵等により目詰まりすることを極力防止することとしている(なお、本第3実施形態においても、第2の突出体70,70´および第3の突出体80,80´は、第1の突出体10,10´,40,40´よりも小さい寸法に設定されていることは言うまでもない)。なお、本第3実施形態においても第2の突出体70,70´の第2の山部21,21´および第2の谷部22,22´、第3の突出体80,80´の第3の山部31,31´および第3の谷部32,32´は、頂部および傾斜部より詳しくは稜線部を有している。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について図15乃至図22に基づいて詳細に説明する。なお、これらの図において、上述した第1実施形態乃至第3実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第4実施形態の清掃具4,4´(4a,4a´,4b,4b´,4c,4c´,4d,4d´)は、第1実施形態乃至第3実施形態の第2の突出体20,20´,50,50´,70,70´および第3の突出体30,30´,60,60´,80,80´の端部から清掃面7,7´の隅部に延びる第4の突出体90,90´(90a,90a´,90b,90b´,90c,90c´,90d,90d´)を設けた構成を示しており、第4の突出体90,90´は、清掃面7,7´の下方側に突出するとともに、清掃面7,7´に沿って水平方向に細長い線状に延びることとしている。これにより、清掃し難い床の角部等も清掃具4,4´を用いて容易に清掃することができ、その商品価値を高めることができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態について図23乃至図26に基づいて詳細に説明する。なお、同図において、上述した第1実施形態乃至第4実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第5実施形態の清掃具5は、第1の突出体10が、清掃面7の位置で突出高さが異なる例を示している。すなわち、第1の突出体10は、清掃方向の前方側より詳しくは前端側の突出高さが相対的に低くなることとしており、更に詳しくは、第1の突出体10は、清掃面7の端部側が清掃面7の中間部側より詳しくは中央部側よりも突出高さを低くすることとしている(言い換えると、第1の突出体10は、清掃面7の中間部側より詳しくは中央部側が清掃面7の端部側よりも突出高さを高くすることとしている)。
つまり、第1の突出体10は、第1の山部11において湾曲する円弧状の頂部11Aと直線状の傾斜する傾斜部11Bより詳しくは直線状の傾斜する稜線部11Bを有するとともに、第1の谷部12においても湾曲する円弧状の頂部12Aと直線状の傾斜する傾斜部12Bより詳しくは直線状の傾斜する稜線部12Bを有している。
この第1の突出体10においては、第1の山部11Aの終端11bと第1の谷部12の始端12aが連続して形成されるとともに、第1の谷部12の終端12bと第1の山部11Aの始端11aが連続して形成されることにより、第1の山部11の稜線部11Bの端部より詳しくは始端11aおよび終端11bと第1の谷部12の稜線部12Bの端部より詳しく始端11aおよび終端11bが連続して形成されている。
そして、第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aの突出高さを連続して形成された稜線部11B,12Bの突出高さよりも低くすることとしている(言い換えると、第1の山部11および第1の谷部12の連続して形成された稜線部11B,12Bの突出高さを頂部11A,12Aの突出高さをよりも高くすることとしている)。
より詳しくは、連続して形成された稜線部11A,11Bの中間部11C(第1の山部11の始端11a、終端11b、第1の谷部12の始端12a、終端12b)から第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aに行くにしたがって突出高さが漸次低くなり(言い換えると、第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aから連続して形成された稜線部11A,11Bの中間部11Cに行くにしたがって突出高さが漸次高くなり)、連続して形成された稜線部11A,11Bを側方から見たときに該稜線部11A,11Bは上方に突出する山型に形成されている。すなわち、第1の突出体10は、中央ライン7a上で突出高さが最大となる。頂部11A,12Aの突出高さの最小高さhに対する、稜線部11B,12Bの突出高さの中央ライン7a上における最大高さHの増加分ΔHは、頂部11A,12Aの突出高さの最小高さhよりも小さい高さに設定される。
このように本第5実施形態の清掃具5を構成することで、床面に対する第1の山部11の接地力を小さくすることが可能となり、塵を第1の山部11から第1の谷部12に効率よく導くことができる。
なお、第2の突出体20および第3の突出体30については図示していないが上記と同様に第2の突出体20および第3の突出体30の位置で突出高さが異なることとしてもよい。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態について図27および図28に基づいて詳細に説明する。なお、同図において、上述した第1実施形態乃至第5実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第6実施形態の清掃具6は、第1の突出体10が、清掃面7の位置で突出高さが異なる例を示している。すなわち、第1の突出体10は、清掃方向の前方側より詳しくは前端側の突出高さが相対的に低くなることとしており、更に詳しくは、第1の突出体10は、清掃面7の端部側が清掃面7の中間部側より詳しくは中央部側よりも突出高さを低くすることとしている(言い換えると、第1の突出体10は、清掃面7の中間部側より詳しくは中央部7側が清掃面7の端部側よりも突出高さを高くすることとしている)。
つまり、第1の突出体10は、第1の山部11において湾曲する円弧状の頂部11Aと直線状の傾斜する傾斜部11Bより詳しくは直線状の傾斜する稜線部11Bを有するとともに、第1の谷部12においても湾曲する円弧状の頂部12Aと直線状の傾斜する傾斜部12Bより詳しくは直線状の傾斜する稜線部12Bを有している。
この第1の突出体10においては、第1の山部11の稜線部11Bの端部より詳しくは始端11aおよび終端11bと第1の谷部12の稜線部12Bの端部より詳しくは始端12aおよび終端12bは、清掃方向に対し交差する方向に離間している。
そして、第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aの突出高さを第1の山部11の稜線部11Bおよび第1の谷部12の稜線部12Bの突出高さよりも低くすることとしている。(言い換えると、第1の山部11の稜線部11Bおよび第1の谷部12の稜線部12Bの突出高さを第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aの突出高さよりも高くすることとしている)。
より詳しくは、第1の山部11の稜線部11Bにおける第1の谷部12の稜線部12Bと離間する端部より詳しくは始端11aおよび終端11bおよび第1の谷部12の稜線部12Aにおける第1の山部11の稜線部11Aと離間する端部より詳しくは始端12aおよび終端12bから(稜線部11A,11Bの中間部11Cから)第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部12の頂部12Aに行くにしたがって突出高さが漸次低くなることとしている(言い換えると、第1の山部11の頂部11Aおよび第1の谷部の頂部12Aから第1の山部11の稜線部11Bにおける第1の谷部12の稜線部12Bと離間する端部より詳しくは始端11aおよび終端11bおよび第1の谷部12の稜線部12Aにおける第1の山部11の稜線部11Aと離間する端部より詳しくは始端12aおよび終端12bに行くにしたがって突出高さが漸次高くなることとしている)。すなわち、第1の突出体10は、中央ライン7a上で突出高さが最大となる。頂部11A,12Aの突出高さの最小高さhに対する、稜線部11B,12Bの突出高さの中央ライン7a上における最大高さHの増加分ΔHは、頂部11A,12Aの突出高さの最小高さhよりも小さい高さに設定される。
このように本第6実施形態の清掃具6を構成することで、床面に対する第1の山部11の接地力を小さくすることが可能となり、塵を第1の山部11から第1の谷部12に効率よく導くことができる。
なお、第2の突出体20および第3の突出体30については図示していないが上記と同様に第2の突出体20および第3の突出体30の位置で突出高さが異なることとしてもよい。
ここで、以上説明した第1実施形態乃至第6実施形態のいずれにおいても、図29に示すように、突出体10,10´,20,20´,30,30´,40,40´50,50´,60,60´,70,70´,80,80´,90,90´の断面形状は、半円形となっており、床面に対する清掃面7の角度を柔軟に設定することができる(床面に対し清掃面7を水平にしたり傾斜させる等、柔軟に対応することができる)。突出体10,10´,20,20´,30,30´,40,40´50,50´,60,60´,70,70´,80,80´,90,90´は、いずれも弾力性のある材料で形成されており、より詳しくは、ゴム材料や樹脂材料で形成されている。突出体10,10´,20,20´,30,30´,40,40´50,50´,60,60´,70,70´,80,80´,90,90´は、その高さを3mm乃至5mmに設定されている。
また、上述した第1実施形態乃至第6実施形態のいずれにおいても、図から明らかなように第1の突出体と第2の突出体は連結点Aを介して、第1の突出体と第3の突出体は連結点Bを介してそれぞれ連結している。これにより清掃面7,7´において突出部を隙間なく設けることとしている。
更に、上述した第1実施形態乃至第6実施形態のいずれにおいても第1の突出体10,10´,40,40´における複数の第1の山部11,11´の長さの総和は、一の長辺部8の長さよりも長く設定することとしている。同様に第1の突出体10,10´,40,40´における複数の第1の谷部12,12´の長さの総和は、一の長辺部8の長さよりも長く設定することとしている。
なお、本発明は、上述した第1実施形態乃至第6実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内において種々の変形実施が可能であることは勿論である。
すなわち、例えば、上述した第1実施形態乃至第6実施形態においては、第1の突出体10,10´,40,40´、第2の突出体20,20´50,50´,70,70´、および第3の突出体30,30´,60,60´,80,80´のいずれも有することとしているが、第1の突出体10,10´,40,40´のみとしても所要の効果を奏する。
また、上述した第4実施形態においては、第4の突出体90,90´は、第2の突出体20,20´,50,50´,70,70´および第3の突出体30,30´60,60´,80,80´の端部から清掃面7の隅部に延びることとしているが、第1の突出体10,10´,40,40´のみとし、第1の突出体10,10´,40,40´の端部から清掃面7の隅部に延びることとしても所要の効果を奏する。
更に、上述した第1実施形態乃至第6実施形態においては、清掃部5の下面側に清掃具用部材100を装着して、清掃具用部材100の清掃面7に突出体を設け清掃シート200を装着することとしているが、清掃具用部材100を介することなく清掃部5の下面側に突出体を設け清掃シート200を清掃部5に直接装着することとしてもよい。
本発明は、清掃シートの交換頻度を少なくすることができる清掃具を提供し、これにより清掃具の製造・販売を業とする者およびこれに関連する業界の発展に大きく貢献する。
1,2,3,4,1a,2a:清掃具
5:清掃部
6:把手部
7,7´:清掃面
7a,7b,7c:中央ライン
7d:装着面
8:長辺部
9:短辺部
10:第1の突出体
11:第1の山部
11A:頂部
11B:稜線部(傾斜部)
12:第1の谷部
12A:頂部
12B:稜線部(傾斜部)
20:第2の突出体
21:第2の山部
22:第2の谷部
30:第3の突出体
31:第3の山部
32:第3の谷部
40:第1の突出体
41:第1の山部
42:第1の谷部
50:第2の突出体
51:第2の山部
52:第2の谷部
60:第3の突出体
61:第3の山部
62:第3の谷部
70:第2の突出体
72:第2の谷部
80:第3の突出体
82:第3の谷部
90:第4の突出体
100:清掃具用部材
200:清掃シート

Claims (18)

  1. 清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具であって、
    前記清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、
    前記清掃面には、突出体が設けられ、
    前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら水平方向に延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部および前記谷部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前後に位置し、
    更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする清掃具。
  2. 清掃部と該清掃部に連結された棒状の把手部とを具備した清掃具であって、
    前記清掃部は、清掃面に清掃シートを着脱可能に装着するとともに、
    前記清掃面には、突出体が設けられ、
    前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前方側に位置し、前記谷部は、前記山部と前記清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら前記清掃方向の後方側に位置し、
    更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする清掃具。
  3. 前記山部の終端と前記山部に隣り合う谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記山部に隣り合う谷部の終端と前記谷部に隣り合う山部の始端が連続して形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の清掃具。
  4. 前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の終端と前記谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記谷部の終端と前記山部の始端が連続して形成されることにより、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部が連続して形成され、前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記連続して形成された稜線部の突出高さよりも低くすることを特徴とする請求項3に記載の清掃具。
  5. 前記山部の端部と前記谷部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間するとともに、
    前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端との間隔が、前記谷部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端の位置が、前記谷部の始端と終端との間隔内に設定され、
    前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端との間隔が、前記山部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端の位置が、前記山部の始端と終端との間隔内に設定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の清掃具。
  6. 前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、
    前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間し、
    前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記山部の稜線部および前記谷部の稜線部の突出高さよりも低くすることを特徴とする請求項5に記載の清掃具。
  7. 前記突出体は、前記清掃面の位置で突出高さが異なることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の清掃具。
  8. 前記突出体は、前記清掃方向の前方側の突出高さが低くなることを請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の清掃具。
  9. 前記突出体は、前記清掃面の端部側が前記清掃面の中間部側よりも突出高さが低くなることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の清掃具。
  10. 清掃シートを着脱可能に装着する清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具に用いられる清掃具用部材であって、
    前記清掃用部材は、前記清掃部に着脱可能に装着されるとともに、前記清掃部に装着される装着面と、前記清掃シートを着脱可能に装着し清掃を行う面となる清掃面と、を有し、
    前記清掃面には、突出体が設けられ、
    前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら水平方向に延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部および前記谷部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前後に位置し、
    更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする清掃用部材。
  11. 清掃シートを着脱可能に装着する清掃部と該清掃部に連結された把手部とを具備した清掃具に用いられる清掃具用部材であって、
    前記清掃用部材は、前記清掃部に着脱可能に装着されるとともに、前記清掃部に装着される装着面と、前記清掃シートを着脱可能に装着し清掃を行う面となる清掃面と、を有し、
    前記清掃面には、突出体が設けられ、
    前記突出体は、前記清掃面に沿って湾曲または屈曲しながら延びて清掃方向に対し突出するように形成される山部と凹状に形成される谷部を有して、前記山部は、前記清掃面において、前記清掃方向の前方側に位置し、前記谷部は、前記山部と前記清掃方向と交差する方向の位置を異ならせながら前記清掃方向の後方側に位置し、
    更に前記突出体は、前記清掃方向と反対方向となる清掃方向に対しては、後面側が作用して、前記山部が、凹状に形成される谷部となり、前記谷部が、突出するように形成される山部となることを特徴とする清掃用部材。
  12. 前記山部の終端と前記山部に隣り合う谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記山部に隣り合う谷部の終端と前記谷部に隣り合う山部の始端が連続して形成されることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の清掃具用部材。
  13. 前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、前記山部の終端と前記谷部の始端が連続して形成されるとともに、前記谷部の終端と前記山部の始端が連続して形成されることにより、前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部が連続して形成され、前記山部の頂部および前記谷部の頂部の突出高さを前記連続して形成された稜線部の突出高さよりも低くすることを特徴とする請求項12に記載の清掃具用部材。
  14. 前記山部の端部と前記谷部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間するとともに、
    前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端との間隔が、前記谷部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記山部の終端と前記山部に隣り合う山部の始端の位置が、前記谷部の始端と終端との間隔内に設定され、
    前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端との間隔が、前記山部の始端と終端との間隔よりも小さく設定され、かつ、前記谷部の終端と前記谷部に隣り合う谷部の始端の位置が、前記山部の始端と終端との間隔内に設定されることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の清掃具用部材。
  15. 前記突出体は、前記山部において頂部と稜線部を有するとともに、前記谷部において頂部と稜線部を有して、
    前記山部の稜線部の端部と前記谷部の稜線部の端部は、前記清掃方向に対し交差する方向に離間し、
    前記頂部の突出高さを前記稜線部の突出高さをよりも低くすることを特徴とする請求項14に記載の清掃具用部材。
  16. 前記突出体は、前記清掃面の位置で突出高さが異なることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の清掃具用部材。
  17. 前記突出体は、前記清掃方向の前方側の突出高さが低くなることを請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の清掃具用部材。
  18. 前記突出体は、前記清掃面の端部側が前記清掃面の中間部側よりも突出高さが低くなることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか一項に記載の清掃具用部材。
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