JP2021183997A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高変倍比、小F値、収差補正、小型の点で有利なズームレンズを提供する。【解決手段】ズームレンズは、物体側から正、負、正、負、正の第1、第2、第3、第4および第5レンズ群L1〜L5を有し、変倍のために第1レンズ群は移動せず、少なくとも第2、第4及び第5レンズ群が移動する。像側を正とする広角端から望遠端までの第5レンズ群の移動量をM5、第5レンズ群の焦点距離をf5、ズームレンズの広角端および望遠端での焦点距離をそれぞれfw、ft、第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上における広角端での間隔をL45w、第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上における望遠端での間隔をL45t、第3レンズ群と第4レンズ群の前記光軸上における望遠端での間隔をL34tが、0.016≦(M5/f5)/(ft/fw)≦0.160、1.6≦L45t/L45w≦10.0および0.06≦L34t/L45t≦1.00なる条件式を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズおよび撮像装置に関する。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、TVカメラ等の撮像装置に好適な、小型で変倍比を効率良く得られるズームレンズが知られている。当該ズームレンズとして、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、および正または負の屈折力を有する第3レンズ群を有するものがある。当該ズームレンズにおいては、第3レンズ群よりも像側のレンズ群を移動させて変倍に伴う像面移動を補正(補償)する。
特許文献1には、物体側から像側へ順に、正、負、正、負および正の屈折力をそれぞれ有する第1〜第5レンズ群を有し、変倍のためには第1レンズ群を不動とする変倍比が10程度のズームレンズが開示されている。また、特許文献2には、物体側から像側へ順に、正、負、正、負および正の屈折力をそれぞれ有する第1〜第5レンズ群を有し、変倍のためには第1レンズ群と第5レンズ群とを不動とする変倍比が13程度のズームレンズが開示されている。
特開2009−236973号公報 特開2018−045157号公報
特許文献1のズームレンズでは、望遠側において第3レンズ群が物体側へ移動する変倍のために、像面移動を補正するため第4レンズ群が像側に移動する。このため、第4レンズ群と第5レンズ群との互いの間隔が狭くなる。このズームレンズの焦点距離を長くすると、最短撮影距離を維持するためのフォーカス群としての第4レンズ群の移動量が大きくなるため、第4レンズ群と第5レンズ群との互いの間隔が狭いと、最短撮影距離の維持が困難となる。また、変倍のために第3レンズ群が大きく移動するため、広角端において第2レンズ群と第3レンズ群との互いの間隔が広くなる。このため、第2レンズ群で発散した光を第3レンズ群に入射させるには第3レンズ群の径を大きくする必要があり、この結果、F値を小さく(明るく)したときの収差補正が困難となる。
一方、特許文献2のズームレンズでは、特許文献1のズームレンズと同様に変倍のために第3レンズ群が大きく移動するため、第3レンズ群の径が大きくなるとともに、F値を小さくしたときの収差補正が困難となる。しかも、変倍のためには第5レンズ群が不動であるため、変倍に伴う像面湾曲の補正が困難である。
本発明は、例えば、高変倍比、小F値、収差補正、小型の点で有利なズームレンズを提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのズームレンズは、物体側から像側へ順に配された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とからなる。第1レンズ群は、変倍のためには移動せず、少なくとも第2レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群が変倍のために移動する。像側へ移動する場合を正とする、広角端での位置から望遠端での位置までの第5レンズ群の移動量をM5、第5レンズ群の焦点距離をf5、ズームレンズの広角端での焦点距離をfw、ズームレンズの望遠端での焦点距離をft、第4レンズ群と第5レンズ群との光軸上における広角端での互いの間隔をL45w、第4レンズ群と第5レンズ群との前記光軸上における望遠端での互いの間隔をL45t、第3レンズ群と第4レンズ群との光軸上における望遠端での互いの間隔をL34tとして、
0.016≦(M5/f5)/(ft/fw)≦0.160
1.6≦L45t/L45w≦10.0
0.06≦L34t/L45t≦1.00
なる条件式を満足することを特徴とする。なお、上記ズームレンズを備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、例えば、高変倍比、小F値、収差補正、小型の点で有利なズームレンズを提供することができる。
実施例1(数値例1)のズームレンズの断面図。 実施例1のズームレンズの広角端での収差図。 実施例1のズームレンズの中間ズーム位置での収差図。 実施例1のズームレンズの望遠端での収差図。 実施例2(数値例2)のズームレンズの断面図。 実施例2のズームレンズの広角端での収差図。 実施例2のズームレンズの中間ズーム位置での収差図。 実施例2のズームレンズの望遠端での収差図。 実施例3(数値例3)のズームレンズの断面図。 実施例3のズームレンズの広角端での収差図。 実施例3のズームレンズの中間ズーム位置での収差図。 実施例3のズームレンズの望遠端での収差図。 実施例4(数値例4)のズームレンズの断面図。 実施例4のズームレンズの広角端での収差図。 実施例4のズームレンズの中間ズーム位置での収差図。 実施例4のズームレンズの望遠端での収差図。 実施例5(数値例5)のズームレンズの断面図。 実施例5のズームレンズの広角端での収差図。 実施例5のズームレンズの中間ズーム位置での収差図。 実施例5のズームレンズの望遠端での収差図。 実施例1〜5のいずれかのズームレンズを備えた撮像装置を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、高変倍比を得るのに適した光学構成を有する。なお、レンズ群は、ズーミングまたはフォーカシングにおいての前後のレンズ群との間隔が変化する1又は複数のレンズのまとまりである。
実施例のズームレンズでは、広角端と望遠端との間の変倍のためには第1レンズ群を光軸方向において(理想的には不動の像面に対して)不動(固定)とすることで、変倍に際してのズームレンズの重心の変化を抑制するとともに、望遠端での全長を短縮している。また実施例のズームレンズでは、変倍のために少なくとも第2レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群が光軸方向に移動することで、変倍を行いつつ該変倍に伴う像面移動と像面湾曲の変動を補正する。広角端と望遠端はズーミングにおいてレンズ群が機構上、光軸方向に移動可能な範囲の両端に位置したときの状態(ズーム位置)をいう。
そして実施例のズームレンズは、以下の条件式(1)〜(3)を満足する。
0.016≦(M5/f5)/(ft/fw)≦0.160 (1)
1.6≦L45t/L45w≦10.0 (2)
0.06≦L34t/L45t≦1.00 (3)
条件式(1)〜(3)において、M5は像側へ移動した場合を正とする、広角端での位置から望遠端での位置までの第5レンズ群の移動量、f5は第5レンズ群の焦点距離、fwはズームレンズの広角端での焦点距離、ftはズームレンズの望遠端での焦点距離を示す。L45wは第4レンズ群と第5レンズ群との光軸上における広角端での互いの間隔、L45tは第4レンズ群と第5レンズ群との光軸上における望遠端での互いの間隔、L34tは第3レンズ群と第4レンズ群との光軸上における望遠端での互いの間隔を示す。
条件式(1)は、第5レンズ群の移動量と第5レンズの焦点距離との比を変倍比で正規化した値に関する条件を示す。(M5/f5)/(ft/fw)が条件式(1)の上限を超えると、変倍比に対して第5レンズ群の移動量が大きいために変倍比に対してレンズ全長が長くなり易い。(M5/f5)/(ft/fw)が条件式(1)の下限を下回ると、変倍に際しての像面湾曲の変動を補正することが困難になるので、好ましくない。また、広角端での第3〜5レンズ群の合成焦点距離が長くなり易く、所望のF値にするために第3レンズ群の径が大きくなるので、好ましくない。
条件式(2)は、望遠端での第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上での間隔と広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上での間隔との比に関する条件を示す。L45t/L45wが条件式(2)の上限を超えると、広角端にて第4レンズ群と第5レンズ群を保持する鏡筒を形成するのが困難となったり、レンズ全長が長くなったりするので、好ましくない。L45t/L45wが条件式(2)の下限を下回ると、第4レンズ群もしくは第5レンズをフォーカス群とした際に望遠端にてフォーカス群の移動量を確保することが困難となり、最短撮影距離が長くなり易いので、好ましくない。
条件式(3)は、望遠端での第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上での間隔と望遠端での第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上での間隔との比に関する条件を示す。L34t/L45tが条件式(3)の上限を超えると、第4レンズ群もしくは第5レンズをフォーカス群とした際に望遠端にてフォーカス群の移動量を確保することが困難となり、最短撮影距離が長くなり易いで、好ましくない。L34t/L45tが条件式(3)の下限を下回ると、望遠端にて第3レンズ群と第4レンズ群を保持する鏡筒を形成するのが困難となったり、レンズ全長が長くなったりするので、好ましくない。
実施例のズームレンズは、上記条件式(1)〜(3)を満足することに加えて、以下の条件式(4)〜(12)のうち少なくとも1つを満足することが望ましい。
条件式(4)は、
0.13≦L34w/L45w≦1.70 (4)
である。L34wは広角端での第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上での間隔、L45wは広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上での間隔である。この条件式(4)は、広角端での第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上の間隔と広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上の間隔との比に関する条件を示す。L34w/L45wが条件式(4)の上限を超えたると、第4レンズ群もしくは第5レンズをフォーカス群とした際に広角端にてフォーカス群の移動量を確保することが困難となり、最短撮影距離が長くなり易いので、好ましくない。L34w/L45wが条件式(4)の下限を下回ると、広角端にて第3レンズ群と第4レンズ群を保持する鏡筒を形成するのが困難となるので、好ましくない。
条件式(5)は、
0.80≦L34t/L34w≦5.96 (5)
であり、望遠端での第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上での間隔と広角端での第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上での間隔との比に関する条件を示す。L34t/L34wが条件式(5)の上限を超えると、広角端にて第3レンズ群と第4レンズ群を保持する鏡筒を形成するのが困難となったり、レンズ全長が長くなったりするので、好ましくない。L34t/L34wが条件式(5)の下限を下回ると、望遠端にて第3レンズ群と第4レンズ群を保持する鏡筒を形成するのが困難となったり、レンズ全長が長くなったりするので、好ましくない。
条件式(6)は、
−1.21≦f4/f5≦−0.44 (6)
である。f4は、第4レンズ群の焦点距離である。この条件式(6)は、第4レンズ群の焦点距離と第5レンズ群の焦点距離との比に関する条件を示す。f4/f5が条件式(6)の上限を超えると、第5レンズ群の移動による変倍効果が薄れ、変倍比に対してレンズ全長が長くなるので、好ましくない。f4/f5が条件式(6)の下限を下回ると、変倍に際しての像面湾曲の変動を補正することが困難となるので、好ましくない。
条件式(7)は、
−6.35≦f1/f2≦−2.95 (7)
である。f1は第1レンズ群の焦点距離、f2は第2レンズ群の焦点距離である。この条件式(7)は、第1レンズ群の焦点距離と第2レンズ群の焦点距離との比に関する条件を示す。f1/f2が条件式(7)の上限を超えると、望遠端での球面収差と軸上色収差の補正が困難となるので、好ましくない。f1/f2が条件式(7)の下限を下回ると、変倍に際しての像面湾曲と倍率色収差の変動を補正することが困難となるので、好ましくない。
条件式(8)は、
0.05≦L23t/L12t≦0.55 (8)
である。L23tは望遠端での第2レンズ群と第3レンズ群の光軸上での間隔、L12tは望遠端での第1レンズ群と第2レンズ群の光軸上での間隔である。この条件式(8)は、望遠端での第2レンズ群と第3レンズ群の光軸上での間隔と第1レンズ群と第2レンズ群の光軸上での間隔との比に関する条件を示す。L23t/L12tが条件式(8)の上限を超えると、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を変倍に有効に利用できず、変倍比に対してレンズ全長が長くなり好ましくない。L23t/L12tが条件式(8)の下限を下回ると、第2レンズ群と第3レンズ群の間に絞り等を配するのが困難となるので、好ましくない。
条件式(9)は、
0.15≦D1/f1≦0.41 (9)
である。D1は第1レンズ群のうち最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上での距離である。この条件式(9)は、第1レンズ群のうち最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上の距離と第1レンズ群の焦点距離との比に関する条件を示す。D1/f1が条件式(9)の上限を超えると、レンズ全長が長くなるため、好ましくない。D1/f1が条件式(9)の下限を下回ると、第1レンズ群におけるレンズの厚みが薄くなって該レンズの加工が困難になったり、望遠端での球面収差や軸上色収差の補正に必要な枚数のレンズを第1レンズ群内に設けることが困難になったりするため、好ましくない。
条件式(10)は、
0.14≦M5/f5≦0.75 (10)
であり、広角端から望遠端までの第5レンズ群の移動量と第5レンズ群の焦点距離との比に関する条件を示す。M5/f5が条件式(10)の上限を超えると、レンズ全長が長くなったり、望遠端においてバックフォーカスが短くなったりするので、好ましくない。M5/f5が条件式(10)の下限を下回ると、第5レンズ群の移動による変倍効果が薄れ、変倍比に対してレンズ全長が長くなるので、好ましくない。
条件式(11)は、
0.26≦bkt/M5≦0.62 (11)
である。bktはズームレンズの望遠端でのバックフォーカスである。この条件式(11)は、望遠端でのバックフォーカスと広角端から望遠端までの第5レンズ群の移動量との比に関する条件を示す。bkt/M5が条件式(11)の上限を超えると、第5レンズ群の移動による変倍効果が薄れ、変倍比に対してレンズ全長が長くなるので、好ましくない。bkt/M5が条件式(11)の下限を下回ると、バックフォーカスが短くなり、撮像装置においてローパスフィルタ等の配置が困難となるため、好ましくない。
条件式(12)は、
−0.76≦M3/M5≦0.00 (12)
である。M3は、像側に移動する場合を正とする、広角端での位置から望遠端での位置までの第3レンズ群の移動量である。この条件式(12)は、広角端から望遠端までの第3レンズ群の移動量と第5レンズ群の移動量との比に関する条件を示す。M3/M5が条件式(12)の上限を超えると、所望の変倍比を確保するための第2レンズ群の移動量が大きくなり、広角端から望遠端までの変倍において高速駆動が困難となるため、好ましくない。M3/M5が条件式(12)の下限を下回ると、広角端における第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が広くなり、第2レンズ群で発散した光を第3レンズ群に入射させるために第3レンズ群の径が大きくなるので、好ましくない。また、第3レンズ群の径が大きくなるため、F値を明るくした際の収差補正が困難となるため、好ましくない。なお、変倍に際して移動するレンズ群の数が多いとそれらを駆動するための駆動機構が複雑になるため、第3レンズ群は変倍に際して光軸方向において不動であることが好ましい。
また実施例において、変倍に際して開口絞りが光軸方向において不動であることが望ましい。これは、変倍に際して開口絞りが移動すると、その駆動機構が複雑化やズームレンズの大径化につながるので好ましくないためである。
また実施例において、無限縁物体から至近物体へのフォーカシングのために、第4レンズ群を物体側から像側へ移動させるのが好ましい。第4レンズ群をフォーカス群とすることで、広角端から望遠端までの全変倍域で無限縁物体から至近物体へのフォーカシングのためのフォーカス群の移動量が小さくなり、最短撮影距離を短くし易いからである。
なお、条件式(1)〜(11)の数値範囲を以下のように設定すると、より好ましい。
0.016≦(M5/f5)/(ft/fw)≦0.132 (1a)
1.6≦L45t/L45w≦9.9 (2a)
0.08≦L34t/L45t≦0.95 (3a)
0.15≦L34w/L45w≦1.56 (4a)
0.90≦L34t/L34w≦5.47 (5a)
−1.11≦f4/f5≦−0.49 (6a)
−5.82≦f1/f2≦−3.31 (7a)
0.06≦L23t/L12t≦0.50 (8a)
0.17≦D1/f1≦0.38 (9a)
0.16≦M5/f5≦0.69 (10a)
0.29≦bkt/M5≦0.57 (11a)
−0.69≦M3/M5≦0.00 (12a)
さらに条件式(8)の数値範囲を以下のように設定すると、より好ましい。
0.06≦L23t/L12t≦0.20 (8b)
次に具体的な実施例について説明する。図1、図5、図9、図13および図17はそれぞれ実施例1〜5のズームレンズの広角端かつ無限遠距離に合焦した状態での断面を示している。各実施例のズームレンズは、物体側かの像側に順に配置された正の屈折力を有する第1レンズ群L1と、負の屈折力を有する第2レンズ群L2と、正の屈折力を有する第3レンズ群L3と、負の屈折力を有する第4レンズ群L4と、正の屈折力を有する第5レンズ群L5とを有する。
第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間には、開口絞りSPが設けられている。図中のPは撮像装置の撮像素子のフェースプレートやローパスフィルタ等のガラスブロックであり、Iは像面である。
実施例1、3、4および5のズームレンズでは、変倍に際して第2、第4および第5レンズ群L2,L4,L5が移動する。また実施例2のズームレンズでは、変倍に際して第2、第3、第4および第5レンズ群L2,L3,L4,L5が移動する。各実施例のズームレンズにおいて、第4レンズ群L4は、フォーカシングに際しても移動する。図1、図5、図9、図13および図17においてこれらのレンズ群の下に示した実線矢印は、広角端から望遠端への変倍に際してのそれらのレンズ群の移動軌跡を示している。また第4レンズ群L4の下に示した点線矢印は、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際の該第4レンズ群L4の移動軌跡を示している。
図2、図3および図4はそれぞれ、実施例1のズームレンズの無限遠距離に合焦した状態での広角端、中間ズーム位置および望遠端での収差図である。図6、図7および図8はそれぞれ、実施例2のズームレンズの広角端、中間ズーム位置および望遠端での収差図である。図10、図11および図12はそれぞれ、実施例3のズームレンズの広角端、中間ズーム位置および望遠端での収差図である。図14、図15および図16はそれぞれ、実施例4のズームレンズの広角端、中間ズーム位置および望遠端での収差図である。図18、図19および図20はそれぞれ、実施例1のズームレンズの広角端、中間ズーム位置および望遠端での収差図である。
球面収差図において、FnoはFナンバーを示し、実線はd線(波長587.6nm)に対する球面収差を、二点鎖線はg線(波長435.8nm)に対する球面収差をそれぞれ示している。非点収差図において、実線Sはサジタル像面を、破線Mはメリディオナル像面を示している。歪曲収差はd線に対するものを示している。色収差図はg線における倍率色収差を示している。ωは光線追跡により求めた半画角(°)である。
以下、実施例1〜5に対応する数値例1〜5を示す。各数値例において、riは物体側からi番目の面の曲率半径(mm)、diはi番目と(i+1)番目の面間のレンズ厚または空気間隔(mm)、ndiはi番目の光学部材の材料のd線における屈折率である。νdiはi番目の光学部材の材料のd線を基準としたアッベ数である。アッベ数νdは、フラウンホーファ線のd線(587.6nm)、F線(486.1nm)、C線(656.3nm)における屈折率をNd、NF、NCとするとき、νd=(Nd−1)/(NF−NC)で表される。
BFはバックフォーカス(mm)を表す。「バックフォーカス」は、ズームレンズの最終面(最も像側のレンズ面)から近軸像面までの光軸上の距離を空気換算長により表記したものであり、ガラスブロックPを含まない値である。「レンズ全長」は、ズームレンズの最前面(最も物体側の面)から最終面(最も像側の面)までの光軸上の距離にバックフォーカスを加えた長さである。
面番号に付された「*」は、その面が非球面形状を有する面であることを意味する。非球面形状は、光軸方向での位置をX、光軸に直交する方向での高さをh、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、Kを円錐定数、A4,A6,A8,A10,A3,A5,A7,A9およびA11を非球面係数とするとき以下の式で表される。「e−x」は×10-xを意味する。
Figure 2021183997
数値例(実施例)1〜5における前述した条件式(1)〜(12)に対応する値を表1にまとめて示す。
(数値例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 89.056 1.64 1.91650 31.6
2 46.476 6.73 1.49700 81.5
3 -8102.217 0.17
4 60.506 3.27 1.49700 81.5
5 199.876 0.17
6 39.410 4.95 1.49700 81.5
7 313.379 (可変)
8 773.571 0.89 1.83481 42.7
9 15.076 4.00
10 300.653 0.74 1.76385 48.5
11 39.800 3.29
12 -25.674 0.73 1.53775 74.7
13 150.926 0.17
14 45.538 2.15 1.95906 17.5
15 -203.814 (可変)
16(絞り) ∞ 2.35
17 18.839 4.81 1.63854 55.4
18 152.336 5.55
19 14.921 5.66 1.49700 81.5
20 -41.401 0.63 2.00069 25.5
21 30.476 1.20
22* 42.793 2.42 1.75501 51.2
23* -55.665 (可変)
24 633.364 1.45 1.95906 17.5
25 -40.866 0.38
26 -39.747 0.60 1.89190 37.1
27 17.858 (可変)
28 -11.664 0.71 1.89190 37.1
29 -14.808 2.50
30 -350.059 5.24 1.43700 95.1
31 -19.384 0.17
32 70.042 3.30 1.69680 55.5
33 -66.067 (可変)
34 ∞ 2.00 1.51000 60.0
35 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第22面
K =-1.44291e+000 A 4=-8.00086e-005 A 6=-4.95658e-007 A 8= 9.21343e-009

第23面
K =-6.11305e-001 A 4=-8.26995e-006 A 6=-3.74467e-007 A 8= 9.67755e-009

各種データ
ズーム比 9.70
広角 中間 望遠
焦点距離 17.51 87.85 169.87
Fナンバー 2.27 4.40 4.63
半画角(°) 31.70 7.02 3.64
像高 10.82 10.82 10.82
レンズ全長 129.45 129.45 129.45
BF 21.20 11.01 6.13

d 7 0.95 25.14 31.18
d15 32.44 8.26 2.21
d23 2.21 8.59 2.75
d27 6.79 10.60 21.32
d33 19.38 9.19 4.31

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 56.13
2 8 -14.08
3 16 ∞
4 17 22.03
5 24 -21.45
6 28 31.23
7 34 ∞

(数値例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 184.020 2.18 1.91650 31.6
2 80.291 6.49 1.49700 81.5
3 -1203.401 0.17
4 83.439 3.94 1.49700 81.5
5 453.644 0.17
6 73.683 3.77 1.59522 67.7
7 296.189 (可変)
8 174.062 1.24 1.89190 37.1
9 28.933 5.45
10 -75.781 1.03 1.89190 37.1
11 31.130 5.56
12 -35.806 0.99 1.59522 67.7
13 -224.408 0.17
14 85.590 3.14 1.95906 17.5
15 -82.222 (可変)
16(絞り) ∞ (可変)
17 23.652 3.70 1.58144 40.8
18 319.034 7.80
19 19.405 4.42 1.49700 81.5
20 -76.361 0.94 1.96300 24.1
21 35.454 2.88
22* 48.359 2.36 1.58313 59.4
23* -54.785 (可変)
24 200.946 0.60 2.00069 25.5
25 21.555 0.75
26 27.273 2.94 1.95906 17.5
27 -27.956 0.80 1.85478 24.8
28 23.643 (可変)
29 -19.029 0.80 1.96300 24.1
30 -25.060 4.55
31 395.720 3.97 1.59522 67.7
32 -34.173 0.17
33 50.203 3.65 1.59522 67.7
34 -120.477 (可変)
35 ∞ 1.30 1.51000 60.0
36 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第22面
K =-2.29210e+001 A 4=-2.31625e-005 A 6=-2.49033e-007 A 8=-3.07920e-011

第23面
K =-2.12556e+000 A 4=-1.40719e-005 A 6=-1.21211e-007 A 8=-1.77900e-010

各種データ
ズーム比 19.70
広角 中間 望遠
焦点距離 14.26 117.92 280.89
Fナンバー 2.88 5.38 5.77
半画角(°) 37.19 5.24 2.21
像高 10.82 10.82 10.82
レンズ全長 181.14 181.14 181.14
BF 19.35 10.59 6.46

d 7 0.45 47.80 59.64
d15 60.98 13.63 1.79
d16 10.00 1.89 1.89
d23 5.94 18.26 9.79
d28 9.80 14.35 26.95
d34 17.99 9.23 5.10

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 90.50
2 8 -18.20
3 16 ∞
4 17 29.50
5 24 -25.76
6 29 36.40
7 35 ∞

(数値例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 101.804 2.12 1.91650 31.6
2 53.617 8.42 1.49700 81.5
3 475.261 0.17
4 89.531 3.20 1.49700 81.5
5 250.556 0.17
6 47.319 5.60 1.59522 67.7
7 261.362 (可変)
8 688.704 1.08 1.83481 42.7
9 16.790 5.94
10 -145.926 0.88 2.00069 25.5
11 50.584 4.56
12 -23.459 1.24 1.49700 81.5
13 -145.309 0.17
14 102.863 3.25 1.92286 18.9
15 -53.080 (可変)
16(絞り) ∞ 2.94
17 22.644 5.81 1.67790 55.3
18 163.016 6.32
19 17.575 6.86 1.43700 95.1
20 -50.113 0.75 1.85478 24.8
21 30.036 0.58
22* 37.348 2.69 1.76802 49.2
23* -96.438 (可変)
24 130.292 0.59 1.95375 32.3
25 20.726 0.69
26 34.715 2.88 1.95906 17.5
27 -32.816 0.60 1.85478 24.8
28 32.780 (可変)
29 -15.233 0.96 2.00100 29.1
30 -40.553 0.17
31 -79.654 5.29 1.49700 81.5
32 -17.475 0.17
33 121.004 5.58 1.49700 81.5
34 -31.996 0.17
35 32.840 3.80 1.69680 55.5
36 140.899 (可変)
37 ∞ 2.00 1.51000 60.0
38 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第22面
K =-2.53288e+000 A 4=-3.33518e-005 A 6=-1.88124e-007 A 8= 2.91466e-009

第23面
K = 8.76421e-001 A 4= 6.64448e-006 A 6=-1.21388e-007 A 8= 3.21876e-009

各種データ
ズーム比 9.70
広角 中間 望遠
焦点距離 14.43 75.84 139.93
Fナンバー 1.85 4.80 5.15
半画角(°) 36.86 8.12 4.42
像高 10.82 10.82 10.82
レンズ全長 156.33 156.33 156.33
BF 19.33 8.31 6.13

d 7 1.09 32.55 40.42
d15 41.64 10.18 2.32
d23 2.01 12.71 9.98
d28 8.57 8.90 13.80
d36 17.50 6.48 4.31

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 72.04
2 8 -16.02
3 16 ∞
4 17 25.49
5 24 -29.28
6 29 31.18
7 37 ∞

(数値例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 155.671 1.54 1.91650 31.6
2 43.828 6.23 1.49700 81.5
3 -612.887 0.17
4 48.501 3.87 1.49700 81.5
5 511.716 0.17
6 50.485 2.90 1.80400 46.5
7 207.386 (可変)
8 -271.948 0.73 1.85150 40.8
9 13.103 3.60
10 -92.499 0.61 2.00100 29.1
11 40.068 2.95
12 -17.124 0.62 1.49700 81.5
13 -213.337 0.17
14 66.806 2.50 1.92286 18.9
15 -38.190 (可変)
16(絞り) ∞ 3.59
17 14.672 2.90 1.62588 35.7
18 82.974 3.55
19 15.396 3.66 1.43700 95.1
20 -28.591 0.60 2.00069 25.5
21 26.434 0.68
22* 28.882 2.84 1.58313 59.4
23* -19.787 (可変)
24 53.798 0.59 1.89190 37.1
25 14.190 0.59
26 36.092 1.65 1.95906 17.5
27 -26.604 0.83 1.85478 24.8
28 30.202 (可変)
29 -9.646 0.83 1.91650 31.6
30 -31.572 0.17
31 -33.535 4.12 1.69930 51.1
32 -12.135 0.17
33 75.235 4.02 1.43700 95.1
34 -24.747 0.17
35 22.265 4.05 1.43700 95.1
36 -139.169 (可変)
37 ∞ 1.40 1.55900 70.0
38 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第22面
K =-1.07737e+001 A 4=-1.01960e-004 A 6=-1.24691e-006 A 8= 5.26729e-010

第23面
K =-9.67800e-001 A 4=-3.07189e-005 A 6=-8.97875e-007 A 8= 1.57773e-009

各種データ
ズーム比 14.55
広角 中間 望遠
焦点距離 8.77 65.57 127.58
Fナンバー 2.88 4.90 4.63
半画角(°) 36.33 6.45 3.32
像高 6.45 7.41 7.41
レンズ全長 124.59 124.59 124.59
BF 18.01 6.17 6.17

d 7 1.25 27.71 34.32
d15 34.12 7.66 1.05
d23 2.08 12.94 9.02
d28 8.06 9.04 12.97
d36 16.62 4.77 4.77

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 53.63
2 8 -11.43
3 16 ∞
4 17 19.80
5 24 -22.58
6 29 22.30
7 37 ∞

(数値例)5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 62.166 1.54 1.96300 24.1
2 36.943 6.92 1.49700 81.5
3 -17851.255 0.17
4 33.872 4.58 1.69930 51.1
5 128.051 (可変)
6 223.796 0.95 1.83481 42.7
7 15.789 4.00
8 307.122 0.77 1.77250 49.6
9 26.553 5.78
10 -23.056 0.97 1.51633 64.1
11 -484.811 0.17
12 65.130 2.51 1.92286 18.9
13 -70.066 (可変)
14(絞り) ∞ 2.34
15 20.270 4.07 1.63854 55.4
16 127.188 8.35
17 17.569 5.34 1.49700 81.5
18 -28.894 0.63 2.00069 25.5
19 44.844 0.47
20* 48.785 2.54 1.75501 51.2
21* -35.923 (可変)
22 -191.432 1.74 1.95906 17.5
23 -30.777 0.17
24 -32.560 0.61 1.89190 37.1
25 22.233 5.63
26 -11.258 0.65 1.68893 31.1
27 -12.160 (可変)
28 -14.572 1.08 1.89190 37.1
29 -19.694 0.45
30 -68.890 4.27 1.43700 95.1
31 -18.604 0.17
32 54.421 3.68 1.69680 55.5
33 -72.679 (可変)
34 ∞ 2.00 1.51000 60.0
35 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第20面
K = 9.07990e+000 A 4=-6.69861e-005 A 6=-2.26575e-007 A 8= 2.73525e-010

第21面
K =-1.29921e+000 A 4=-7.91850e-006 A 6=-1.91411e-007 A 8= 4.73290e-010

各種データ
ズーム比 4.60
広角 中間 望遠
焦点距離 17.51 53.31 80.54
Fナンバー 2.27 3.00 3.38
半画角(°) 31.71 11.47 7.65
像高 10.82 10.82 10.82
レンズ全長 129.35 129.35 129.35
BF 24.93 10.99 6.14

d 5 1.08 18.19 22.47
d13 29.28 12.17 7.89
d21 2.06 8.88 9.20
d27 1.46 8.57 13.11
d33 23.11 9.17 4.32

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 55.02
2 6 -14.94
3 14 ∞
4 15 23.12
5 22 -22.58
6 28 34.16
7 34 ∞
Figure 2021183997
以上説明した各実施例のズームレンズは、高変倍比が得られ、明るいF値でも良好な収差補正が行える小型のズームレンズである。
図21は、実施例1〜5のいずれかのズームレンズを撮像光学系として用いた撮像装置としてのビデオカメラを示している。
図21において、10はビデオカメラ本体、11は実施例1〜5のいずれかのズームレンズとしての撮像光学系である。12は撮像光学系11により形成された光学像(被写体像)を撮像(光電変換)するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子である。13は撮像素子12からの撮像信号を用いて生成された映像データを記録する記録部である。14は不図示の液晶パネル等により構成された表示素子に表示された映像データを観察するためのファインダである。
実施例1〜5のズームレンズをビデオカメラに適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現することができる。なお、映像データに対して電子的な収差補正処理を行うことで、より高画質な映像データを生成することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
SP 開口絞り

Claims (13)

  1. 物体側から像側へ順に配された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群からなり、
    前記第1レンズ群は、変倍のためには移動せず、少なくとも前記第2レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群が変倍のために移動するズームレンズであって、
    像側へ移動する場合を正とする、広角端での位置から望遠端での位置までの前記第5レンズ群の移動量をM5、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズの広角端での焦点距離をfw、前記ズームレンズの望遠端での焦点距離をft、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との光軸上における広角端での互いの間隔をL45w、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との前記光軸上における望遠端での互いの間隔をL45t、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との前記光軸上における望遠端での互いの間隔をL34tとして、
    0.016≦(M5/f5)/(ft/fw)≦0.160
    1.6≦L45t/L45w≦10.0
    0.06≦L34t/L45t≦1.00
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との前記光軸上における広角端での互いの間隔をL34wとして、
    0.13≦L34w/L45w≦1.70
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との前記光軸上における広角端での互いの間隔をL34wとして、
    0.80≦L34t/L34w≦5.96
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群の焦点距離をf4として、
    −1.21≦f4/f5≦−0.44
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2として、
    −6.35≦f1/f2≦−2.95
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との前記光軸上における望遠端での互いの間隔をL23t、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との前記光軸上における望遠端での互いの間隔をL12tとして、
    0.05≦L23t/L12t≦0.55
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群における最も物体側の面から最も像側の面までの前記光軸上における距離をD1、前記第1レンズ群の焦点距離をf1として、
    0.15≦D1/f1≦0.41
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  8. 0.14≦M5/f5≦0.75
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  9. 前記ズームレンズの望遠端でのバックフォーカスをbktとして、
    0.26≦bkt/M5≦0.62
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  10. 前記第3レンズ群は変倍のために移動し、
    像側へ移動する場合を正とする、広角端での位置から望遠端での位置までの前記第3レンズ群の移動量をM3として、
    −0.76≦M3/M5<0.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  11. 変倍のためには移動しない開口絞りを有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  12. 前記第4レンズ群は、無限遠物体から至近物体へのフォーカシングのために物体側から像側へ移動することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズからの光を受光する撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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