JP2021183926A - 測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書開示の発明は、測定器が備える表示部を通じて種々の情報を得やすくすることを目的とする。【解決手段】測定器は、測定値取得部と、前記測定値取得部によって取得された測定値を表示する表示部と、前記表示部に向かって光を照射する照明部と、前記測定値取得部によって測定値が取得される状況に関する情報を取得する測定状況取得部と、前記測定状況取得部によって取得された測定状況に応じて前記光の色を変更する照明色変更部と、を備えている。【選択図】図2

Description

本件は、測定器に関する。
従来、ノギス、マイクロメータ、デジタルインジケータ等の測定器は、測定値を始めとする種々の情報を表示する表示部と、その表示部を背面側から照射するバックライトとを備えていることがある(例えば、特許文献1参照)。バックライトによって表示部を照射することで、暗所においても表示部に表示された情報を読み取り易くなる。
特開2008−111706号公報
しかしながら、従来の測定器では、バックライトによって表示部を照射したとしても、例えば、測定器を使用する測定者の視力状態等、表示部から情報を得る際の諸条件によっては、表示部に表示されている情報を読み取ることが困難である場合が想定される。
1つの側面では、本明細書開示の発明は、測定器が備える表示部を通じて種々の情報を得やすくすることを目的とする。
本明細書開示の発明の1つの態様は、測定値取得部と、前記測定値取得部によって取得された測定値を表示する表示部と、前記表示部に向かって光を照射する照明部と、前記測定値取得部によって測定値が取得される状況に関する情報を取得する測定状況取得部と、前記測定状況取得部によって取得された測定状況に応じて前記光の色を変更する照明色変更部と、を備えた測定器である。
上記構成において、前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部によって前記測定値を取得するときに選択される測定モードに関する測定モード情報を取得し、前記照明色変更部は、選択された前記測定モード情報に応じて前記光の色を変更するようにすることができる。
ここで、前記測定状況取得部は、前記測定モード情報として、測定対象に対する測定結果が所定の公差内に収まっているか否かを判定する公差判定モードが選択されているか否かの情報を取得するようにすることができる。また、前記測定状況取得部は、前記測定モード情報として、測定対象の測定値における少なくとも最大値または最小値を取得する最大最小測定モードが選択されているか否かの情報を取得するようにすることができる。
さらに、上記構成において、前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部が前記測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報を取得し、前記照明色変更部は、取得された前記操作状況情報に応じて前記光の色を変更するようにすることができる。
ここで、前記測定値取得部に含まれる移動子の移動速度を検出する移動速度検出部をさらに備え、前記測定状況取得部は、前記操作状況情報として、前記移動速度検出部によって検出された前記移動子の移動速度に関する情報を取得するようにすることができる。また、前記測定値取得部に含まれる接触子に働く力を検出する力検出部をさらに備え、前記測定状況取得部は、前記操作状況情報として前記力検出部によって検出された前記接触子に働く力に関する情報を取得するようにすることができる。
さらに、上記構成において、前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部の利用履歴に関する利用履歴情報を取得し、前記照明色変更部は、取得された前記利用履歴情報に応じて前記光の色を変更するようにすることができる。
ここで、前記測定値取得部に加えられた衝撃を検出する衝撃検出部をさらに備え、前記測定状況取得部は、前記利用履歴情報として、前記衝撃検出部によって検出された前記測定値取得部に加えられた衝撃に関する情報を取得するようにすることができる。また、前記照明色変更部は、前記測定値取得部に加えられた衝撃の大きさに応じて前記光の色を段階的に変更するようにしてもよい。さらに、前記測定値取得部に含まれる移動子の移動距離を測定する移動距離測定部をさらに備え、前記測定状況取得部は、前記利用履歴情報として、前記移動距離測定部によって測定された前記移動子の移動距離に関する情報を取得するようにすることができる。また、前記照明色変更部は、前記移動子の移動距離の長さに応じて前記光の色を段階的に変更するようにしてもよい。
本明細書開示の発明によれば、測定器が備える表示部を通じて種々の情報を得やすくなる。
図1は第1実施形態のデジタルインジケータの正面図である。 図2は第1実地形態のデジタルインジケータの内部構造の概略構成を示す説明図である。 図3(A)は通常測定モードが選択されているときの表示部の表示例を示す説明図であり、図3(B)は公差判定モードが選択されているときの表示部の表示例を示す説明図であり、図3(C)は最大最小測定モードが選択されているときの表示部の表示例を示す説明図である。 図4は第2実施形態のデジタルインジケータの内部構造の概略構成を示す説明図である。 図5(A)はデジタルインジケータが備えるスピンドルの移動速度が遅すぎるときの表示部の表示例を示す説明図であり、図5(B)はデジタルインジケータが備えるスピンドルの移動速度が適正速度であるときの表示部の表示例を示す説明図であり、図5(C)はデジタルインジケータが備えるスピンドルの移動速度が速すぎるときの表示部の表示例を示す説明図である。 図6はスピンドルの移動速度を段階的に変化するバックライトの色で表示する表示部の表示例を示す説明図である。 図7は第3実施形態のノギスの一部を示す説明図である。 図8は第3実施形態のノギスのスライダの内部構造の概略構成を示す説明図である。 図9(A)はノギスが備える接触子が測定対象を挟持する前の状態のときの表示部の表示例を示す説明図であり、図9(B)はノギスが備える接触子が適正な力で測定対象を挟持している状態のときの表示部の表示例を示す説明図であり、図9(C)はノギスが備える接触子が強すぎる力で測定対象を挟持している状態のときの表示部の表示例を示す説明である。 図10は第4実施形態のノギスのスライダの内部構造を示す説明図である。 図11(A)はノギスが衝撃を受けていないときの表示部の表示例を示す説明図であり、図11(B)はノギスが衝撃を受けたときの表示部の表示例を示す説明図である。 図12(A)はノギスの衝撃履歴の累積評価を示す説明図であり、図12(B−1)はノギスが受けた衝撃が小さいときの表示部の表示例を示す説明図であり、図12(B−2)はノギスが衝撃を受けた履歴はあるが測定に影響を及ぼさないときの表示部の表示例を示す説明図であり、図12(B−3)はノギスが測定に影響がある衝撃を受けた履歴がある状態のときの表示部の表示例を示す説明図である。 図13は第5実施形態のノギスのスライダの内部構造を示す説明図である。 図14(A)はノギスのメンテナンスが不要であるときの表示部の表示例を示す説明図であり、図14(B)はノギスのメンテナンスが必要であるときの表示部の表示例を示す説明図である。 図15(A)はスライダの移動距離履歴の評価を示す説明図であり、図15(B−1)はノギスのメンテナンスが不要である状態のときの表示部の表示例を示す説明図であり、図15(B−2)はノギスのメンテナンスが推奨される状態であるときの表示部の表示例を示す説明図であり、図15(B−3)はノギスのメンテナンスが必要である状態のときの表示部の表示例を示す説明図である。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態として、図1から図3を参照して、測定器の一例であるデジタルインジケータ1について説明する。図1は第1実施形態のデジタルインジケータ1の正面図である。図2は第1実地形態のデジタルインジケータ1の内部構造の概略構成を示す説明図である。図3(A)は通常測定モードが選択されているときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図であり、図3(B)は公差判定モードが選択されているときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図であり、図3(C)は最大最小測定モードが選択されているときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図である。
デジタルインジケータ1は、デジタル式の測定器であり、筐体2と、先端部に測定子3aを備えた移動子としてのスピンドル3を備えている。スピンドル3は、筐体2に対して摺動可能に設けられている。測定子3aは、測定対象の表面に当接される。筐体2には、スイッチ4と操作ボタン5が設けられている。図2を参照すると、筐体2内には、メイン制御部6、エンコーダ7、バックライト制御部8、照明部としてバックライト9及び液晶部10が設けられている。エンコーダ7は、スピンドル3とともに測定値取得部に含まれる。
筐体2は、窓部2aを備えている。窓部2aには、透明の板体である見切板2bが装着されている。筐体2内に設けられた液晶部10は、見切板2bに対向させて配置されている。この液晶部10と見切板2bは、表示部に含まれる。液晶部10の背面側、すなわち、筐体2の液晶部10よりも内側には、液晶部10をその背面側から照らすバックライト9が配置されている。
メイン制御部6は、操作ボタン5やバックライト制御部8からの信号に従って、エンコーダ7にスピンドル3の変位量を検出させる。また、メイン制御部6は、検出された変位量を元に算出した測定値やその他の情報を液晶部10にデジタル表示させる。メイン制御部6は、測定状況取得部6aと測定モード設定部6b1とを備えている。
測定モード設定部6b1は、操作ボタン5の操作によって、デジタルインジケータ1を各種の測定モードに設定する。本実施形態にあっては、「通常測定モード」、「公差判定モード」及び「最大最小測定モード」を選択し、設定することができる。ここで、「通常測定モード」とは、測定対象に測定子3aを接触させたスピンドル3の変位を測定値とし、その値を表示させるモードである。「公差判定モード」とは、測定対象に対する測定結果が所定の公差内に収まっているか否かを判定するモードである。公差判定モードでは、例えば、測定対象に測定子3aを接触させながら走査させるスピンドル3の変位量が予め設定された公差範囲内に入っているか否かを判定し、その結果を液晶部10に表示させる。「最大最小測定モード」とは、測定対象の測定値における少なくとも最大値または最小値を測定するモードである。最大最小測定モードは、例えば、測定対象に測定子3aを接触させながら走査させるスピンドル3の変位量に基づく最大値及び最小値を記録して液晶部10に表示させる。また、最大最小測定モードは、場合によっては、最大値と最小値との差を振れ幅として記録し、液晶部10に表示させる。
測定モード設定部6b1は、測定状況取得部6aに対し、測定値が取得される状況に関する情報として、いずれの測定モードが選択されているのかの測定モード情報を提供する。デジタルインジケータ1において、いずれの測定モードが選択されているかの測定モード情報は、測定値が取得される状況に関する情報の一例である。
エンコーダ7は、筐体2内に、スピンドル3に設けられた検出ヘッド7aと、スピンドル3の摺動方向に沿って配置された電磁誘導式のスケールとを含む。スケールと検出ヘッド7aとは、協働してスピンドル3の筐体2に対する移動変位量を検出する。検出ヘッド7aは、メイン制御部6と電気的に接続されている。
バックライト制御部8は、メイン制御部6と電気的に接続されている。また、バックライト制御部8は、バックライト9と電気的に接続されている。バックライト制御部8は、スイッチ4の操作によって、バックライト9への電力供給状態を切り替え、バックライト9の点灯及び消灯の制御を行う。なお、デジタルインジケータ1は、筐体2内に図示しない電池を内蔵しており、バックライト9は、その電池から電力供給を受けて点灯することができる。また、バックライト9は、メイン制御部6と電気的に接続されている。
バックライト制御部8は、バックライト9の色を変更する照明色変更部としてのバックライト色変更部8aを備える。バックライト色変更部8aは、測定モード設定部6b1で設定された測定モードに応じて、バックライト色を変更する。
ここで、図3(A)から図3(C)を参照して、選択され、設定された測定モードと、バックライト色との組み合わせの一例について説明する。なお、図3(A)から図3(C)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図3(A)は、「通常測定モード」が選択されているときの液晶部10の様子を示している。「通常測定モード」が選択されているとき、液晶部10は、図2に示すバックライト9によって白色に照らされ、白色に光っている。これに対し、図3(B)は、「公差判定モード」が選択されているときの液晶部10の様子を示している。「公差判定モード」が選択されているとき、液晶部10は、図2に示すバックライト9によって緑色に照らされ、緑色に光っている。また、図3(C)は、「最大最小測定モード」が選択されているときの液晶部10の様子を示している。「最大最小測定モード」が選択されているとき、液晶部10は、図2に示すバックライト9によって青色に照らされ、青色に光っている。
このように、選択されている測定モードに応じて、バックライト9の色が変化することで、測定者は、バックライト9の色さえ判別することができれば、現在、どの測定モードが選択されているのかを瞬時に知ることができる。すなわち、液晶部10に表示されている文字やアイコンを読み取らなくても、どの測定モードが選択されているのかを知ることができる。
本実施形態では、各測定モードに応じてバックライト9の色が特定の3色の中で変更されるように予め設定されているが、測定者は、操作ボタン5を操作して、自己の選択によって各測定モードに応じたバックライト9の色を任意に設定することができる。
なお、第1実施形態では、デジタルインジケータ1について説明したが、表示部を照射する照明部を備えるとともに、複数の測定モードを備えた他の測定器についても測定モード毎に照明部の色を変更するようにできる。他の測定器としては、例えば、ノギスや、マイクロメータ等、従来公知の測定器を挙げることができる。
(第2実施形態)
つぎに、図4から図6を参照して、第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態のデジタルインジケータ1の内部構造の概略構成を示す説明図である。図5(A)はデジタルインジケータ1が備えるスピンドル3の移動速度が遅すぎるときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図であり、図5(B)はデジタルインジケータ1が備えるスピンドル3の移動速度が適正速度であるときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図である。また、図5(C)はデジタルインジケータ1が備えるスピンドル3の移動速度が速すぎるときの表示部(液晶部10)の表示例を示す説明図である。図6はスピンドル3の移動速度を段階的に変化するバックライトの色で表示する表示部の表示例を示す説明図である。
以下の説明では、第2実施形態において、第1実施形態と異なっている点を中心に説明する。第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成要件については、図面中、同一の参照番号を付して説明する。また、図4から図6に描かれていない構成要素についても、第1実施例と共通する構成要件については、第1実施形態と同一の参照番号を用いて説明する。第1実施形態と第2実施形態において共通するこれらの構成要素についての詳細な説明は省略する。
第2実施形態は、第1実施形態のデジタルインジケータ1が備える測定モード設定部6b1に加えて、移動速度演算部6b2を備える。移動速度演算部6b2は、エンコーダ7とともに、移動速度検出部11に含まれる。移動速度検出部11は、測定値取得部に含まれるスピンドル3の移動速度を検出する。なお、図4では、測定モード設定部6b1は省略されている。また、移動速度演算部6b2は、測定モード設定部6b1に代えて装備されてもよい。
具体的に、移動速度検出部11は、エンコーダ7で検出されたスピンドル3の変位量を所定時間毎にサンプリングし、そのサンプリングした値に基づいてスピンドル3の移動速度を算出する。移動速度検出部11は、予め設定された第1の閾値と、この第1の閾値よりも大きい第2の閾値と比較することで、算出したスピンドル3の移動速度が遅すぎるのか、適正速度であるのか、または、速すぎるのかを判定する。すなわち、移動速度検出部11は、スピンドル3の移動速度が第1の閾値よりも低い場合には、その移動速度は遅すぎると判定し、スピンドル3の移動速度が第1の閾値以上であり、第2の閾値よりも低い場合には、その移動速度は適正速度であると判定する。また、移動速度検出部11は、スピンドル3の移動速度が第2閾値以上であるときは、その移動速度は速すぎると判定する。
移動速度検出部11は、測定状況取得部6aに対し、測定値が取得される状況に関する情報として、算出したスピンドル3の移動速度に関する情報を提供する。スピンドル3の移動速度に関する情報は、測定値が取得される状況に関する情報の一例であり、また、スピンドル3を含む測定値取得部が測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報の一例である。
スピンドル3の移動速度が高速であると適切なピーク測定ができない可能性がある。また、デジタルインジケータ1が、使用されていない状態のときに電源を自動的にオフにするオートオフ機能を搭載しており、これを作動させている場合に、スピンドル3の移動速度が遅すぎると、この機能が働いてしまうことがある。また、スピンドル3の移動速度が遅すぎると測定効率が低下する。そこで、本実施形態では、スピンドル3の移動速度に関する情報を取得し、スピンドル3が適切な移動速度で移動しているか否かを判定して、これを液晶部10に表示する。
ここで、図5(A)から図5(C)を参照して、スピンドル3の移動速度と、バックライト色との組み合わせの一例について説明する。なお、図5(A)から図5(C)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図5(A)は、スピンドル3の移動速度が遅すぎるときの液晶部10の様子を示している。スピンドル3の移動速度が遅すぎるとき、液晶部10は、図4に示すバックライト9によって緑色に照らされ、緑色に光っている。これに対し、図5(B)は、スピンドル3の移動速度が適切であるときの液晶部10の様子を示している。スピンドル3の移動速度が適切であるとき、液晶部10は、図4に示すバックライト9によって青色に照らされ、青色に光っている。また、図5(C)は、スピンドル3の移動速度が速すぎるときの液晶部10の様子を示している。スピンドル3の移動速度が速すぎるとき、液晶部10は、図4に示すバックライト9によって赤色に照らされ、赤色に光っている。
このように、スピンドル3の移動速度に応じて、バックライト9の色が変化することで、測定者は、バックライト9の色さえ判別することができれば、デジタルインジケータ1を用いた測定が適切に行うことができているか否かを瞬時に知ることができる。測定者は、バックライト9の色に応じて、例えば、デジタルインジケータ1の操作の仕方を変え、バックライト9が青色となるようにスピンドル3の移動速度を調整することができる。これにより、デジタルインジケータ1を用いた正確な測定を行うことができる。
このように、本実施形態では、バックライト9の色によってスピンドル3の移動速度域を表しているが、図5(A)から図5(C)に示す例では、液晶部10の全域を単一色で照らしている。これに対し、例えば、図6に示すように、スピンドル3の移動速度に応じて、バックライト9の色を徐々に変化させるようにしてもよい。例えば、図6に示すように、液晶部10を幅方向にいくつかの領域に区切っておき、図6において最も左側に位置している領域を白色で照らされる領域としておく。そして、右側に移動するに従って、緑色で照らされる領域、青色で照らされる領域、赤色で照らされる領域としておく。
スピンドル3の移動速度が遅い場合は、液晶部10の全域が白色で照らされ、移動速度が速くなるにしたがって、順に緑色の領域は緑色で照らされ、青色の領域は青色で照らされ、そして、赤色の領域は赤色で照らされる。このように、表示色によるグラデーションによってスピンドル3の移動速度を表すようにしてもよい。
本実施形態では、スピンドル3の移動速度に応じてバックライト9の色が特定の4色の中で変更されるように予め設定されているが、測定者は、操作ボタン5を操作し、自己の選択で任意のバックライト9の色に設定できる。
なお、第2実施形態では、デジタルインジケータ1について説明したが、表示部を照射する照明部を備えるとともに、測定時に測定子を移動させる測定器についても測定子の移動速度に応じて照明部の色を変更するようにできる。他の測定器としては、例えば、ノギスや、マイクロメータ等、従来公知の測定器を挙げることができる。また、移動速度は、加速度センサを用いて検出するようにしてもよい。
(第3実施形態)
つぎに、図7から図9を参照して、第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態のノギス20の一部を示す説明図である。図8は第3実施形態のノギス20のスライダ22の内部構造の概略構成を示す説明図である。図9(A)はノギス20が備える接触子2111、2211が測定対象を挟持する前の状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図9(B)はノギス20が備える接触子2111、2211が適正な力で測定対象を挟持している状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。図9(C)はノギス20が備える接触子2111、2211が強すぎる力で測定対象を挟持している状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明である。
ノギス20は、デジタル式の測定器であり、本尺21と、この本尺21に対して移動可能に構成された移動子としてのスライダ22と、このスライダ22の本尺21に対する変位量を検出するエンコーダ23を備えている。これらは、測定値取得部に含まれる。本尺21は、長手方向の一端側に設けられた第1測定ジョー211を備える。第1測定ジョー211の先端部には、測定対象に接触する接触子2111が設けられている。スライダ22は、筐体24を備えるとともに、その筐体24の一端側に設けられ、本尺21の第1測定ジョー211と対向する第2測定ジョー221を備える。第2測定ジョー221の先端部には、第1測定ジョー211が備える接触子2111と対向させた接触子2211が設けられている。
第1測定ジョー211の根元部分には、第1歪ゲージ211aと第2歪ゲージ211bが設けられている。第1歪ゲージ211aは、第2測定ジョー221と対向する側の面に設けられている。第2歪ゲージ211bは、第1歪ゲージ211aが設けられた面と反対側の面に設けられている。第2測定ジョー221の根元部分には、第3歪ゲージ221aと第4歪ゲージ221bが設けられている。第3歪ゲージ221aは、第1測定ジョー211と対向する側の面に設けられている。第4歪ゲージ221bは、第3歪ゲージ221aが設けられた面と反対側の面に設けられている。なお、図7に描かれた第1歪ゲージ211a、第2歪ゲージ211b、第3歪ゲージ221a及び第4歪ゲージ221bの取り付け位置は、例示であり、これらの取り付け位置は、図示された位置に限定されるものではなく、適宜変更できる。
エンコーダ23は、本尺21の長手方向に沿って設けられた電磁誘導式のスケール231と、スライダ22に設けられた検出ヘッド232とを含む。スケール231と、検出ヘッド232とは、協働してスライダ22の本尺21に対する移動変位量を検出する。エンコーダ23は、接触子2111、2211とともに測定値取得部の一部として機能する。
図8を参照すると、スライダ22の筐体24は、スイッチ25と操作ボタン26を備える。また、筐体24内には、メイン制御部27、エンコーダ23の一部である検出ヘッド232、バックライト制御部28、照明部としてバックライト29及び液晶部30が設けられている。
筐体24は、窓部24aを備えている。窓部24aには、透明の板体である見切板24bが装着されている。筐体24内に設けられた液晶部30は、見切板24bに対向させて配置されている。この液晶部30と見切板24bは、表示部に含まれる。
メイン制御部27は、操作ボタン26やバックライト制御部28からの信号に従って、エンコーダ23にスライダ22の本尺21に対する移動変位量を検出させる。また、検出した変位量を元に算出した測定値やその他の情報を液晶部30にデジタル表示させる。メイン制御部27は、測定状況取得部27aと力演算部27b1を備えている。力演算部27b1には、第1歪ゲージ211a、第2歪ゲージ211b、第3歪ゲージ221a及び第4歪ゲージ221bが電気的に接続されている。
力演算部27b1は、第1歪ゲージ211a、第2歪ゲージ211b、第3歪ゲージ221a及び第4歪ゲージ221bとともに、力検出部31に含まれる。力検出部31は、測定値取得部に含まれる接触子2111、2211に働く力を検出する。
すなわち、力検出部31は、接触子2111、2211によって測定対象を挟持したときの第1測定ジョー211及び第2測定ジョー221に生じた歪量から、接触子2111、2211に働く力を検出する。接触子2111、2211に働く力を検出することで、測定対象が適切な力で挟持されているか否かを判定することができる。力検出部31は、接触子2111、2211に働く力を予め設定された閾値と比較することで、接触子2111、2211が測定対象を挟持する力が適正な力であるのか、または、強すぎる力であるのかを判定する。すなわち、力検出部31は、接触子2111、2211に働く力が閾値よりも低い場合には、その力は適正な力であると判定し、接触子2111、2211に働く力が閾値以上である場合には、その力は強すぎると判定する。
力検出部31は、測定状況取得部27aに対し、測定値が取得される状況に関する情報として、力検出部31によって検出された接触子2111、2211に働く力に関する情報を提供する。接触子2111、2211に働く力に関する情報は、測定値が取得される状況に関する情報の一例であり、また、接触子2111、2211を含む測定値取得部が測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報の一例である。
なお、検出ヘッド232は、メイン制御部27と電気的に接続され、バックライト制御部28は、メイン制御部27と電気的に接続されている。また、バックライト制御部28は、バックライト29と電気的に接続されている。バックライト制御部28は、スイッチ25の操作によって、バックライト29への電力供給状態を切り替え、バックライト9の点灯及び消灯の制御を行う。これらの点は、第1実施形態と同様である。
バックライト制御部28は、バックライト29の色を変更する照明色変更部としてのバックライト色変更部28aを備える。バックライト色変更部28aは、接触子2111、2211に働く力に応じて、バックライト色を変更する。
このように接触子2111、2211に働く力に関する情報を取得するのは、接触子2111、2211によって挟持する力が強すぎると、測定対象によっては、変形し、正確な寸法測定ができない可能性があることを考慮したものである。そこで、本実施形態では、接触子2111、2211に働く力が適切であるか否かを判定し、これを液晶部30に表示する。
ここで、図9(A)から図9(C)を参照して、接触子2111、2211に働く力と、バックライト色との組み合わせの一例について説明する。なお、図9(A)から図9(C)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図9(A)は、接触子2111、2211が測定対象を挟持する前の液晶部30の様子を示している。接触子2111、2211が測定対象を挟持する前であるとき、液晶部30は、図8に示すバックライト29によって緑色に照らされ、緑色に光っている。これに対し、図9(B)は、接触子2111、2211が適切な力で測定対象を挟持しているときの液晶部30の様子を示している。接触子2111、2211が適切な力で測定対象を挟持しているとき、液晶部30は、図8に示すバックライト29によって青色に照らされ、青色に光っている。また、図9(C)は、接触子2111、2211が強すぎる力で測定対象を挟持しているときの液晶部30の様子を示している。接触子2111、2211が強すぎる力で測定対象を挟持しているとき、液晶部30は、図8に示すバックライト29によって赤色に照らされ、赤色に光っている。
このように、接触子2111、2211に働く力、言い換えると、接触子2111、2211が測定対象を挟持する力に応じて、バックライト29の色が変化することで、測定者は、バックライト29の色さえ判別することができれば、ノギス20を用いた測定が適切に行うことができているか否かを瞬時に知ることができる。測定者は、バックライト29の色に応じて、例えば、ノギス20の操作の仕方を変え、バックライト29が青色となるようにスライダ22を操作することができる。これにより、ノギス20を用いた正確な測定を行うことができる。
このように、本実施形態では、バックライト29の色によって接触子2111、2211が測定対象を挟持する力(接触子2111、2211に働く力)を表しているが、図9(A)から図9(C)に示す例では、液晶部10の全域を単一色で照らしている。これに対し、接触子2111、2211に働く力に応じて、バックライト29の色を徐々に変化させるようにしてもよい。
本実施形態では、接触子2111、2211に働く力に応じてバックライト29の色が特定の3色の中で変更されるように予め設定されているが、測定者は、操作ボタン26を操作し、自己の選択で任意のバックライト29の色に設定できる。
なお、第3実施形態では、ノギス20について説明したが、表示部を照射する照明部を備えるとともに、測定時に測定対象を接触子で挟持する他の測定器についても接触子に働く力に応じて照明部の色を変更するようにできる。他の測定器としては、例えば、マイクロメータ等、従来公知の測定器を挙げることができる。
(第4実施形態)
つぎに、図10から図12を参照して、第4実施形態について説明する。図10は第4実施形態のノギス20のスライダ22の内部構造を示す説明図である。図11(A)はノギス20が衝撃を受けていないときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図11(B)はノギス20が衝撃を受けたときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。図12(A)はノギス20の衝撃履歴の累積評価を示す説明図であり、図12(B−1)はノギス20が受けた衝撃が小さいときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。図12(B−2)はノギス20が衝撃を受けた履歴はあるが測定に影響を及ぼさないときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図12(B−3)はノギス20が測定に影響がある衝撃を受けた履歴がある状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。
以下の説明では、第4実施形態において、第3実施形態と異なっている点を中心に説明する。第4実施形態において、第3実施形態と共通する構成要件については、図面中、同一の参照番号を付して説明する。また、図10から図12に描かれていない構成要素についても、第3実施例と共通する構成要件については、第3実施形態と同一の参照番号を用いて説明する。第3実施形態と第4実施形態において共通するこれらの構成要素についての詳細な説明は省略する。
図10を参照すると、第4実施形態は、第3実施形態のノギス20が備える力演算部27b1に加えて、衝撃判定部27b2を備える。衝撃判定部27b2は、加速度センサ32とともに、衝撃検出部33に含まれる。衝撃検出部33は、測定値取得部に含まれる本尺21、スライダ22及びエンコーダ23に加えられた衝撃を検出する。衝撃判定部27b2は、衝撃履歴記憶部34と電気的に接続されており、衝撃判定部27b2によって衝撃があったと判定された場合には、そのときの加速度センサ32の検出値が衝撃履歴記憶部34に記憶される。なお、図10では、力演算部27b1は省略されている。また、衝撃判定部27b2は、力演算部27b1に代えて装備されてもよい。
具体的に、衝撃検出部33は、ノギス20を、例えば、壁体などへぶつけたり、落下させたりしたときの衝撃を加速度センサ32によって検知する。検知された衝撃に関する値は、ノギス20が適切な測定を行うことができるか等の判定に用いる。
衝撃検出部33は、測定状況取得部27aに対し、測定値が取得される状況に関する情報として、測定値取得部に含まれるエンコーダ23等に加えられた衝撃に関する情報を提供する。エンコーダ23等に加えられた衝撃に関する情報は、測定値が取得される状況に関する情報の一例であり、また、エンコーダ23を含む測定値取得部が測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報の一例である。
このように測定値取得部に加えられた衝撃に関する情報を取得するのは、例えば、エンコーダ23に衝撃が加えられたような場合に、エンコーダ23が損傷し、正確な測定ができない可能性があることを考慮したものである。また、ノギス20が受けた衝撃によっては、エンコーダ23のみならず本尺21やスライダ22が歪み、正確な測定ができない可能性があるため、これを把握するためである。本実施形態では、加速度センサ32が、ノギス20が受けた所定以上の衝撃を検知したときに、衝撃を受けたことを液晶部30に表示する。
ここで、図11(A)及び図11(B)を参照して、ノギス20が衝撃を受けていない状態のときと、ノギス20が衝撃を受けたときのバックライト色の一例について説明する。なお、図11(A)及び図11(B)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図11(A)は、ノギス20が衝撃を受けていない状態のときの液晶部30の様子を示している。ノギス20が衝撃を受けていない状態のとき、液晶部30は、図10に示すバックライト29によって白色に照らされ、白色に光っている。これに対し、図11(B)は、ノギス20が衝撃を受け、正確には、衝撃判定部27b2が衝撃を受けたと判定したときの液晶部30の様子を示している。衝撃判定部27b2が衝撃を受けたと判定したとき、液晶部30は、図10に示すバックライト29によって赤色に照らされ、赤色に光っている。ここで、バックライト29を赤色に変化させるための衝撃値の閾値が予め設定されている。この閾値は、一回の衝撃であっても、ノギス20の正確な測定に影響を及ぼすと考えられる値に設定されている。
このように、ノギス20が衝撃を受けたときに、バックライト29の色が変化することで、測定者は、バックライト29の色さえ判別することができれば、ノギス20が正確な測定を行うことができる状態であるか否かを瞬時に知ることができる。液晶部30が赤色に光ったとき、測定者は、例えば、スペアとして準備していた他のノギス20によって測定作業を継続し、衝撃を受けたノギス20については、メンテナンスへ出す等の措置を採ることができる。
本実施形態のノギス20は、加速度センサ32を備えており、加速度センサ32の測定値に基づいて、ノギス20が衝撃を受けたか否かを判定することができる。ここで、一回の衝撃であればノギス20の正確な測定が保証される場合であっても、そのような衝撃を複数回受けることで、ノギス20の正確な測定に影響が及ぶことが考えられる。そこで、本実施形態のノギス20は、衝撃履歴に基づき、過去に受けた衝撃履歴を累積評価することで、ノギス20の状態を判定する。そして、その判定結果を、バックライト色で段階的に表示する。
図12(A)を参照すると、衝撃履歴の累積評価に対し、第1閾値と第2閾値が設定されている。衝撃履歴の累積評価は、図10に示す衝撃履歴記憶部34に記憶された履歴に基づいて作成される。衝撃履歴の累積評価は、第1閾値及び第2閾値によって3つの状態に分類されている。
衝撃履歴の累積評価が第1閾値に達していないときは、「衝撃が小さい状態」と評価される。ノギス20を通常使用している場合であっても、わずかな衝突などは起こり得る。このようなわずかな衝突であって、累積評価が第1閾値よりも小さく、測定に支障がないと考えられる場合は、ノギス20を継続して使用することができる。
衝撃履歴の累積評価が第1閾値から第2閾値の間であるとき、「衝撃を受けた履歴はあるが測定に影響を及ぼさない状態」と評価される。ノギス20に対する衝撃が蓄積すると、徐々に測定への影響が出ることが考えられる。第1閾値から第2閾値の間にあるときは、即座に正確な測定ができなくなるわけではないが、例えば、ノギス20のメンテナンスが推奨されるような状態である。
衝撃履歴の累積評価が第2閾値を超えた場合、「測定に影響がある衝撃を受けた履歴がある状態」と評価される。この場合、測定者は、例えば、スペアとして準備していた他のノギス20によって測定作業を継続し、衝撃を受けたノギス20については、メンテナンスへ出す等の措置を採ることができる。
ここで、図12(B−1)から図12(B−3)を参照して、衝撃履歴の累積評価と、バックライト色との組み合わせの一例について説明する。なお、図12(B−1)から図12(B−3)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図12(B−1)は、衝撃履歴の累積評価が第1閾値よりも低いときの液晶部30の様子を示している。衝撃履歴の累積評価が第1閾値よりも低いとき、液晶部30は、図10に示すバックライト29によって白色に照らされ、白色に光っている。これに対し、図12(B−2)は、衝撃履歴の累積評価が第1閾値から第2閾値の間であるときの液晶部30の様子を示している。衝撃履歴の累積評価が第1閾値から第2閾値の間であるとき、液晶部30は、図10に示すバックライト29によって青色に照らされ、青色に光っている。また、図12(B−3)は、衝撃履歴の累積評価が第2閾値よりも高いときの液晶部30の様子を示している。衝撃履歴の累積評価が第2閾値よりも高いとき、液晶部30は、図10に示すバックライト29によって赤色に照らされ、赤色に光っている。
このように、衝撃履歴の累積評価に応じて、バックライト29の色が変化することで、測定者は、バックライト29の色さえ判別することができれば、ノギス20を用いた測定が適切に行うことができるか否かを瞬時に知ることができる。測定者は、バックライト29の色に応じて、適切な措置を採ることができる。
なお、色の設定や他の測定器への適応等については、他の実施形態と同様に任意に行うことができる。
(第5実施形態)
つぎに、図13から図15を参照して、第5実施形態について説明する。図13は第5実施形態のノギス20のスライダ22の内部構造を示す説明図である。図14(A)はノギス20のメンテナンスが不要であるときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図14(B)はノギス20のメンテナンスが必要であるときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。図15(A)はスライダ22の移動距離履歴の評価を示す説明図であり、図15(B−1)はノギス20のメンテナンスが不要である状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図15(B−2)はノギス20のメンテナンスが推奨される状態であるときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図であり、図15(B−3)はノギス20のメンテナンスが必要である状態のときの表示部(液晶部30)の表示例を示す説明図である。
以下の説明では、第5実施形態において、第3実施形態と異なっている点を中心に説明する。第5実施形態において、第3実施形態と共通する構成要件については、図面中、同一の参照番号を付して説明する。また、図13から図15に描かれていない構成要素についても、第3実施例と共通する構成要件については、第3実施形態と同一の参照番号を用いて説明する。第3実施形態と第5実施形態において共通するこれらの構成要素についての詳細な説明は省略する。
図13を参照すると、第5実施形態は、第3実施形態のノギス20が備える力演算部27b1に加えて、移動距離演算部27b3を備える。移動距離演算部27b3は、検出ヘッド232とともに、移動距離測定部35に含まれる。移動距離測定部35は、スライダ22の移動距離を測定する。移動距離演算部27b3は、移動履歴記憶部36と電気的に接続されており、移動距離演算部27b3によって算出されたスライダ22の移動距離が移動履歴記憶部36に記憶される。なお、図13では、力演算部27b1は省略されている。また、移動距離演算部27b3は、力演算部27b1に代えて装備されてもよい。
具体的に、移動距離測定部35は、スライダ22を本尺21に対して摺動させた距離を測定する。スライダ22は、本尺21に対する摺動を繰り返すことで、その摺動部にガタつきが生じる等、メンテナンスが必要な状態となる。スライダ22の移動距離は、ノギス20のメンテンナンスが必要であるか否かの判定に用いる。
移動距離測定部35は、測定状況取得部27aに対し、測定値が取得される状況に関する情報として、測定値取得部に含まれるスライダ(移動子)22の移動距離に関する情報を提供する。スライダ22の移動距離に関する情報は、測定値が取得される状況に関する情報の一例であり、また、スライダ22を含む測定値取得部が測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報の一例である。
このようにスライダ22の移動距離に関する情報を取得するのは、スライダ22の本尺21に対して摺動しながら移動する距離が延びると、摩耗等の影響により、両者間にガタつきが生じる等、正確な測定ができない可能性があるため、これを把握するためである。本実施形態では、スライダ22の移動距離が所定値を超えたときに、移動距離が所定値を超えたことを液晶部30に表示する。
ここで、図14(A)及び図14(B)を参照して、ノギス20のメンテナンスが不要であるときと、ノギス20のメンテナンスが必要であるときのバックライト色の一例について説明する。なお、図14(A)及び図14(B)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図14(A)は、スライダ22の移動距離が延びておらず、ノギス20のメンテナンスが不要であるときの液晶部30の様子を示している。ノギス20のメンテナンスが不要であるとき、液晶部30は、図13に示すバックライト29によって白色に照らされ、白色に光っている。これに対し、図14(B)は、スライダ22の移動距離が延び、ノギス20のメンテナンスが必要であるときの液晶部30の様子を示している。ノギス20のメンテナンスが必要であるとき、液晶部30は、図13に示すバックライト29によって赤色に照らされ、赤色に光っている。ここで、バックライト29を赤色に変化させるための移動距離の閾値が予め設定されている。この閾値は、ノギス20の正確な測定に影響を及ぼすと考えられる値に設定されている。
このように、スライダ22の移動距離が延びたときに、バックライト29の色が変化することで、測定者は、バックライト29の色さえ判別することができれば、ノギス20が正確な測定を行うことができる状態であるか否かを知ることができる。液晶部30が赤色に光ったとき、測定者は、メンテナンスへ出して、例えば、スペアとして準備していた他のノギス20によって測定作業を継続することができる。
スライダ22の移動距離のノギス20の正確な測定への影響は、移動距離が累積するにつれて、徐々に表れるものと考えられる。そこで、本実施形態のノギス20は、移動距離履歴を評価することで、ノギス20の状態を判定する。そして、その判定結果を、バックライト色で段階的に表示する。
図15(A)を参照すると、移動距離履歴の評価に対し、第1閾値と第2閾値が設定されている。移動履歴の評価は、図13に示す移動履歴記憶部36に記憶された履歴に基づいて作成される。移動距離履歴の評価は、第1閾値及び第2閾値によって3つの状態に分類されている。
移動距離履歴の評価が第1閾値に達していないときは、「メンテナンスが不要な状態」と評価される。スライダ22の移動距離が測定に支障がないと考えられる場合は、ノギス20を継続して使用することができる。
移動距離履歴の評価が第1閾値から第2閾値の間であるとき、「メンテナンスが推奨される状態」と評価される。スライダ22の移動距離が延びると、徐々に測定への影響が出ることが考えられる。第1閾値から第2閾値の間にあるときは、即座に正確な測定ができなくなるわけではないが、測定への影響が出る前にノギス20のメンテナンスが推奨される。
移動距離履歴の評価が第2閾値を超えた場合、「メンテナンスが必要な状態」と評価される。この場合、測定者は、メンテナンスへ出して、例えば、スペアとして準備していた他のノギス20によって測定作業を継続する。
ここで、図15(B−1)から図15(B−3)を参照して、移動距離履歴の評価と、バックライト色との組み合わせの一例について説明する。なお、図15(B−1)から図15(B−3)では、描画の都合上、ハッチングの種類によって、色の違いを表現している。
図15(B−1)は、移動距離履歴の評価が第1閾値よりも低いときの液晶部30の様子を示している。移動距離履歴の評価が第1閾値よりも低いとき、液晶部30は、図13に示すバックライト29によって白色に照らされ、白色に光っている。これに対し、図15(B−2)は、移動距離履歴の評価が第1閾値から第2閾値の間であるときの液晶部30の様子を示している。移動距離履歴の評価が第1閾値から第2閾値の間であるとき、液晶部30は、図13に示すバックライト29によって青色に照らされ、青色に光っている。また、図15(B−3)は、移動距離履歴の評価が第2閾値よりも高いときの液晶部30の様子を示している。移動距離履歴の評価が第2閾値よりも高いとき、液晶部30は、図13に示すバックライト29によって赤色に照らされ、赤色に光っている。
このように、移動距離履歴の評価に応じて、バックライト29の色が変化することで、測定者は、バックライト29の色さえ判別することができれば、ノギス20を用いた測定が適切に行うことができるか否かを瞬時に知ることができる。測定者は、バックライト29の色に応じて、適切な措置を採ることができる。
なお、色の設定や他の測定器への適応等については、他の実施形態と同様に任意に行うことができる。
本明細書開示の測定器によれば、測定状況取得部によって取得された測定状況に応じてバックライト(照明部)の光の色を変更するので、測定者は、液晶部(表示部)に表示された文字等を読み取らなくても、測定状況を把握できる。
また、本明細書開示の測定器によれば、選択された測定モード情報に応じてバックライトの光の色を変更するので、測定者は、即座にどの測定モードが選択されているのかを把握することができる。
さらに、本明細書開示の測定器によれば、測定値取得部が測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報に応じてバックライトの光の色を変更するため、測定者は、測定器の操作状況を即座に知ることができ、操作方法を修正できる。
また、本明細書開示の測定器によれば、測定値取得部の利用履歴に関する利用履歴情報に応じてバックライトの光の色を変更するため、測定者は、即座に測定器の状態を知ることができ、測定器のメンテナンス等を行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 デジタルインジケータ 2 筐体
2b 見切板 3 スピンドル(移動子)
6a、27a 測定状況取得部 6b1 測定モード設定部
6b2 移動速度演算部 7、23 エンコーダ
8 バックライト制御部 8a バックライト色変更部(照明色変更部)
9、29 バックライト(照明部)
10、30 液晶部 11 移動速度検出部
21 本尺 22 スライダ(移動子)
27b1 力演算部 27b2 衝撃判定部
27b3 移動距離演算部 31 力検出部
32 加速度センサ 33 衝撃検出部
35 移動距離測定部 211 第1測定ジョー
221 第2測定ジョー 2111、2211 接触子

Claims (12)

  1. 測定値取得部と、
    前記測定値取得部によって取得された測定値を表示する表示部と、
    前記表示部に向かって光を照射する照明部と、
    前記測定値取得部によって測定値が取得される状況に関する情報を取得する測定状況取得部と、
    前記測定状況取得部によって取得された測定状況に応じて前記光の色を変更する照明色変更部と、
    を備えた測定器。
  2. 前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部によって前記測定値を取得するときに選択される測定モードに関する測定モード情報を取得し、
    前記照明色変更部は、選択された前記測定モード情報に応じて前記光の色を変更する請求項1に記載の測定器。
  3. 前記測定状況取得部は、前記測定モード情報として、測定対象に対する測定結果が所定の公差内に収まっているか否かを判定する公差判定モードが選択されているか否かの情報を取得する請求項2に記載の測定器。
  4. 前記測定状況取得部は、前記測定モード情報として、測定対象の測定値における少なくとも最大値または最小値を取得する最大最小測定モードが選択されているか否かの情報を取得する請求項2に記載の測定器。
  5. 前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部が前記測定値を取得するための操作状況に関する操作状況情報を取得し、
    前記照明色変更部は、取得された前記操作状況情報に応じて前記光の色を変更する請求項1に記載の測定器。
  6. 前記測定値取得部に含まれる移動子の移動速度を検出する移動速度検出部をさらに備え、
    前記測定状況取得部は、前記操作状況情報として、前記移動速度検出部によって検出された前記移動子の移動速度に関する情報を取得する請求項5に記載の測定器。
  7. 前記測定値取得部に含まれる接触子に働く力を検出する力検出部をさらに備え、
    前記測定状況取得部は、前記操作状況情報として前記力検出部によって検出された前記接触子に働く力に関する情報を取得する請求項5に記載の測定器。
  8. 前記測定状況取得部は、前記測定値が取得される状況に関する前記情報として、前記測定値取得部の利用履歴に関する利用履歴情報を取得し、
    前記照明色変更部は、取得された前記利用履歴情報に応じて前記光の色を変更する請求項1に記載の測定器。
  9. 前記測定値取得部に加えられた衝撃を検出する衝撃検出部をさらに備え、
    前記測定状況取得部は、前記利用履歴情報として、前記衝撃検出部によって検出された前記測定値取得部に加えられた衝撃に関する情報を取得する請求項8に記載の測定器。
  10. 前記照明色変更部は、前記測定値取得部に加えられた衝撃の大きさに応じて前記光の色を段階的に変更する請求項9に記載の測定器。
  11. 前記測定値取得部に含まれる移動子の移動距離を測定する移動距離測定部をさらに備え、
    前記測定状況取得部は、前記利用履歴情報として、前記移動距離測定部によって測定された前記移動子の移動距離に関する情報を取得する請求項8に記載の測定器。
  12. 前記照明色変更部は、前記移動子の移動距離の長さに応じて前記光の色を段階的に変更する請求項11に記載の測定器。
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