JP2021180788A - 検知部品の保護構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、上記炊飯器の構造に類する構造を有する電気機器を上述の絶縁耐圧試験に合格させるべく、食塩水等の液体からセンターセンサ等の検知部品の充電部を保護する構造を提供することにある。【解決手段】 本発明に係る検知部品の保護構造SE,SE’は、第1開口EP,EP’,EXを有する外底壁部111y,211bと、第2開口OC,OC’有し、前記外底壁部の上側に配設される受け部材111d,211dと、前記第2開口を通じて前記受け部材の上側に突出するように配設される検知部品114,214と、を備え、前記受け部材の下側において前記検知部品の外側に通路PNを形成する少なくとも一つの通路形成部113bと、前記通路形成部と連続するように形成されており、前記検知部品の下方において下側に延びるリブ部RWとをさらに備える。【選択図】図4

Description

本発明は、炊飯器等に採用されているセンターセンサ等の検知部品を保護する構造に関する。
現在、通常使用時に液体がこぼれる恐れのある家庭用電気機器を海外で販売するためには、国際電気標準会議(IEC)規格の溢水試験に合格する必要がある。この溢水試験では、対象の家庭用電気機器に対して規定の処置を施した後、機器容器に約1%の食塩水を一杯入れ、次いで容器容量の15%又は0.25リットルのいずれか多い方の食塩水を1分間常時一定量注ぎ入れてから、その家庭用電気機器に対して規定の絶縁耐圧試験を行って、浸水箇所の絶縁構造(空間距離等)に対する影響を確認する。そして、絶縁耐圧試験を満足し、かつ、浸水の形跡が絶縁構造(絶縁距離)の規定の要求を満たしていれば、合格とされる。
ところで、上述の「通常使用時に液体がこぼれる恐れのある家庭用電気機器」の一例として炊飯器が挙げられる。近年製造される多くの炊飯器では、内鍋を収容する保護枠の底壁中央に開口が形成されており、その開口から突出するようにセンターセンサが配設されている(例えば、特開平6−343545号公報等参照)。このため、このような炊飯器に対して上述の溢水試験が実施されると、センターセンサと開口の縁との隙間から食塩水が浸入することになる。したがって、このような炊飯器を上述の絶縁耐圧試験に合格させるためには、食塩水の浸入時にセンターセンサの充電部(電圧が印加される導体および導電性の部分)に食塩水が接触しないようにする必要がある。
特開平6−343545号公報
本発明の課題は、上記炊飯器の構造に類する構造を有する電気機器を上述の絶縁耐圧試験に合格させるべく、食塩水等の液体からセンターセンサ等の検知部品の充電部を保護する構造を提供することにある。
(1)
本発明に係る検知部品の保護構造は、
第1開口を有する外底壁部と、
第2開口を有し、前記外底壁部の上側に配設される受け部材と、
前記第2開口を通じて前記受け部材の上側に突出するように配設される検知部品と、を備え、
前記受け部材の下側において前記検知部品の外側に通路を形成する少なくとも一つの通路形成部と、
前記通路形成部と連続するように形成されており、前記検知部品の下方において下側に延びるリブ部と、をさらに備える。
上記構成によれば、国際電気標準会議規格の溢水試験において検知部品と第2開口の縁との隙間から食塩水が浸入してきた際、その食塩水は、検知部品の外壁に接するように形成される通路、あるいは、検知部品のから外方に向かって離れるように形成される通路に流れ込み、外底壁部の第1開口から外へ排出される。ところで、通常、検知部品では、充電部は、人体と接触しないように検知対象に対向する側の逆側に配設されると共にカバー等で覆われている。このため、通路が前者の通りに形成される場合であっても溢水試験において食塩水から検知部品の充電部を保護することができる。一方、通路が後者の通りに形成される場合、溢水試験において食塩水を、検知部品の充電部から遠ざけることができる。このため、溢水試験において食塩水から検知部品の充電部を保護することができる。
また、上記構成では、通路形成部に沿って検知部品の下側に移動してくる食塩水をリブ部によって積極的に外底壁部に落とし、外底壁部の第1開口から外へ排出することができる。このため、溢水試験において食塩水から検知部品の充電部を保護することができる。
(2)
上記(1)に記載の発明において、
前記検知部品は、少なくとも一部が前記受け部材の上側に突出するように付勢部材によって上側に向かって付勢されていると好適である。
上記構成によれば、検知部品を、受け部材に載置される物体(例えば、鍋等)の有無を検知することができる。
(3)
上記(1)または(2)に記載の発明において、
前記外底壁部は、下側に向かって凹む受皿部を有し、
前記第1開口は、前記受皿部に形成されており、
前記通路の出口は、平面透視において前記受皿部の内側に位置すると好適である。
上記構成によれば、通路から排出される食塩水等を効率的に外に排出することができる。
(4)
上記(1)から(3)のいずれか一つに記載の発明において、
前記リブ部は、平面透視において前記受皿部の内側に位置すると好適である。
上記構成によれば、リブ部から滴り落ちる食塩水等を効率的に外に排出することができる。
(5)
上記(1)から(4)のいずれか一つに記載の発明において、
前記受皿部は、皿底壁部と、前記皿底壁部の外縁から上側に延びる皿側壁部とを有し、
前記第1開口は、前記皿底壁部および前記皿側壁部に跨るように形成されていると好適である。
上記構成によれば、食塩水等をより効率的に外に排出することができる。
(6)
上記(1)から(5)のいずれか一つに記載の発明において、
前記通路形成部は、前記検知部品の側面に対向する対向壁部と、前記対向壁部の外側に位置し上下方向に延びる外側壁部と含み、
前記検知部品の外周に取り付けられ、全周で前記対向壁部の内面に密接する第1シール部材をさらに備え、
前記通路は、前記対向壁部と前記外側壁部との間を通っていると好適である。
上記構成によれば、上述の溢水試験において検知部品と第2開口の縁との隙間から食塩水が浸入してきた際、第1シール部材によって食塩水を検知部品の下部に流すことなく、検知部品の充電部から遠ざけることができる。また、この検知部品の保護構造では、対向壁部と前記外側壁部との間に通路が通っているため、食塩水を外底壁部に向かって導き、外底壁部の第1開口から外へ排出することができる。
(7)
上記(6)に記載の発明において、
前記外底壁部から上側に向かって延びる立ち壁部をさらに備え、
前記立ち壁部は、前記外側壁部の外側に位置していると好適である。
上記構成によれば、外側壁部の下端が外底壁部にまで達していない場合において立ち壁部の外側に食塩水が流入することを抑制することができる。
(8)
上記(1)から(5)のいずれか一つに記載の発明において、
前記検知部品の外周に取り付けられる第2シール部材をさらに備え、
前記通路形成部は、前記検知部品の側面に対向する対向壁部を含み、
前記第2シール部材は、前記対向壁部の内面に部分的に密接し、
前記通路は、前記検知部品と前記対向壁部との間を通っていると好適である。
上記構成によれば、溢水試験において食塩水から検知部品の充電部を保護することができると共に、食塩水を短距離で効率よく排出することができる。
(9)
上記(8)に記載の発明において、
前記通路の出口は、前記第1開口の直上に位置していると好適である。
上記構成によれば、通路の出口から出てくる食塩水を効率的に外へ排出することができる。
本発明の第1実施形態に係る炊飯器の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る炊飯器の底面図である。 図2のI−I断面図である。 本発明の第1実施形態に係る炊飯器を構成する支持台の裏側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る炊飯器を構成する支持台の底面図である。 図6のII−II断面図である。 図3のP箇所の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る炊飯器の縦断面図である。 図8のQ箇所の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る炊飯器を構成するセンターセンサユニットの外観斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る炊飯器を構成するセンターセンサユニットの下側斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る炊飯器を構成するセンターセンサユニットの平面図である。 図12のIII−III断面図である。
−第1実施形態−
<本発明の第1実施形態に係る炊飯器の構造>
本発明の第1実施形態に係る炊飯器100は、誘導加熱式の圧力炊飯器であって、図1〜図3に示されるように、主に、本体110、内鍋130および蓋体140から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
1.本体
本体110は、図1〜図3に示されるように、主に、筐体111、誘導加熱コイル112、断熱材(図示せず)、支持台113、フェライトコア(図示せず)、センターセンサ114、保温ヒータ115、送風ファンユニット116、電源回路基板117および自動巻取式電源コードユニット118から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)筐体
筐体111は、図1〜図3に示されるように、主に、収容体111a、肩部材111cおよび保護枠111dから構成されており、断熱材(図示せず)、支持台113、フェライトコア(図示せず)、誘導加熱コイル112、センターセンサ114、保温ヒータ115、送風ファンユニット116、電源回路基板117および自動巻取式電源コードユニット118等を収容している。以下、筐体111の各構成要素について詳述する。
収容体111aは、図1〜図3に示されるように、主に、側壁部111xおよび底壁部111yから形成されている。側壁部111xは、平面視において略角丸長方形を呈する角筒状の囲い壁部位である。底壁部111yは、図2に示されるように底面視において略角丸長方形の角皿状部位であって、図2および図3に示されるように側壁部111xの下側に形成されている。そして、図2に示されるように、底壁部111yの後側には、筐体111の外部の空気を内部に吸い込むための吸気口SOが形成されており、底壁部111yの前側には、筐体111の内部の空気を外部に排出するための排気口EOが形成されている。なお、図3に示されるように、吸気口SOの上方には、送風ファンユニット116が配設されている。この送風ファンユニット116が駆動されると、外部の空気が吸気口SOを通って筐体111の内部に吸い込まれ、それによって生じる空気流れにより内部の加熱空気が排気口EOから系外に排出される。また、この底壁部111yには、図2および図7に示されるように受皿部RDおよび立ち壁部WTが形成されている。この受皿部RDは、図2に示されるように、奥行方向および幅方向の中心付近において、下方に膨らんでいる(凹んでいる/窪んでいる)。受皿部RDは、図7に示されるように、主に、略円盤状の皿底壁部RBおよび皿側壁部RSから形成されている。そして、図2および図7に示されるように、この受皿部RDでは、皿底壁部RBの中心周囲に中心を挟んで対抗する2つの中央排液口EPが形成されている共に、皿底壁部RBおよび皿側壁部RSに跨るように形成される周辺排液口EXが等間隔で4つ形成されている。立ち壁部WTは、円筒形状を呈する囲み壁であって、平面透視において受皿部RDを囲むように形成されている。
肩部材111cは、平面視において略角丸長方形状を呈する枠体であって、図3に示されるように収容体111aの側壁部111xの上側に嵌合されており、収容体111aの上側の開口の縁部を覆っている。この肩部材111cには、内鍋130を挿通させるための略円形の開口が形成されている。また、この肩部材111cの前側には爪受け部(図示せず)が形成されており、その後側には蓋体連結部(図示せず)が形成されている。爪受け部は、蓋体140に配設されるレバー部材の爪部(図示せず)を受けて蓋体140を係止するための部位である。また、蓋体連結部は、蓋体140に設けられる本体連結部(図示せず)と共にヒンジ機構を構成する部位であって、本体110に対して蓋体140を開閉可能に支持している。そして、図3に示されるように、この肩部材111cの下側には、保護枠111dが取り付けられている。なお、図3に示されるように、保護枠111dは保護枠フランジ部FP(後述)で肩部材111cに取り付けられている。
保護枠111dは、内鍋130の外周を保護すると共に肩部材111cの形状を保つ役目を担う部材であって、図3に示されるように、主に、内鍋収容部PAおよび保護枠フランジ部FPから形成されている。内鍋収容部PAは、内鍋130の外周を覆う椀状の部位である。なお、この内鍋収容部PAの底壁部中央には開口OCが形成されており、この開口OCからセンターセンサ114の先端部が突出している。また、図7に示されるように、この保護枠111dの内鍋収容部PAの底壁部の下側には、平面透視において開口OCを囲むように蛇行路形成部SKが形成されている。蛇行路形成部SKは、同心の二重円筒リブであって、後述する支持台113に形成されている蛇行路形成部SNと一定の隙間を以て噛み合うように形成されている(図7参照)。また、保護枠フランジ部FPは、上述の通り、肩部材111cの下側に位置しており、肩部材111cを外側に向かって張ることにより肩部材111cの形状を維持している。
(2)誘導加熱コイル
誘導加熱コイル112は、内鍋130を誘導加熱するためのものであって、図3に示されるように、保護枠111dの内鍋収容部PAの底部の下面および側部下側の外周面に取り付けられている。
(3)断熱材
断熱材は、保護枠111dの内鍋収容部PAの外周および誘導加熱コイル112の外周に巻き付けられており、炊飯時において内鍋130から生じる熱が内鍋収容部PAの外側に流出するのを抑制する役割を担っている。
(4)支持台
支持台113は、主に、センターセンサ―114およびフェライトコアを保持すると共に、センターセンサ―114と保護枠111dの開口OCとの間から侵入してくる食塩水等の液体を排液するための排液路を形成する役目を担う部材であって、図4〜図6に示されるように、主に、センターセンサ支持部113a、排液路形成部113b、翼部113dおよびフェライトコア収容部113eから形成されている。なお、この支持台113は、収容体111aの底壁部111yに対してビス固定されている。以下、各部位について詳述する。
センターセンサ支持部113aは、図4〜図6に示されるように、主に、内側筒壁部WI、外側円筒壁部WOおよび橋部BRから形成されている。内側筒壁部WIは、図4〜図6に示されるように円筒形状を呈する壁部である。なお、この内側筒壁部WIのうち橋部BRよりも上側の部分がセンターセンサ114の座部ZPとして機能し、下側の部分が導液リブRWとして機能する。外側円筒壁部WOは、図4〜図6に示されるように内側筒壁部WIの外側において、その筒軸が内側筒壁部WIの筒軸と一致するように配設されている。また、図6に示されるように、外側円筒壁部WOの下端は、内側筒壁部WIの高さ方向略中央の高さ位置に位置しており、外側円筒壁部WOの上端は、内側筒壁部WIの上端とほぼ同じ高さ位置に位置している。橋部BRは、図4〜図6に示されるように内側筒壁部WIの高さ方向略中央から外方に向かって放射状に延びており、外側円筒壁部WOの下端部に繋がっている。
排液路形成部113bは、図6に示されるようにセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOの上端から外方に向かって延びている。この排液路形成部113bは、図4〜図6に示されるように、主に、基体部BP、蛇行路形成部SN、外周壁部WSおよび橋部BDから形成されている。基体部BPは、センターセンサ支持部113aの上端部から外周に向かって延びる円環部位である。蛇行路形成部SNは、図6に示されるように、同心の二重円筒リブであって、基体部BPの上側に形成されている。外周壁部WSは、蛇行路形成部SNの外周側に形成されている略円筒形状の部位であって、図6に示されるように蛇行路形成部SNの二重円筒リブの上端位置からセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIの下端近傍の位置まで上下方向に延びている。橋部BDは、図4〜図6に示されるように基体部BPの外周面から外方に向かって放射状に延びており、外周壁部WSの高さ方向略中央部に繋がっている。
翼部113dは、図4〜図6に示されるように排液路形成部113bの外周面の下端付近の部位から外周側に向かって延びる段付き部位であって、図6に示されるように外側が一段高くなっている。
フェライトコア収容部113eは、フェライトコアを収容するための部位であって、図4および図5に示されるように周方向4箇所に形成されている。
(5)フェライトコア
フェライトコアは、誘導加熱コイル112への通電時に生じる磁束を外部に出さないようにするための部材であって、上述の通り、支持台113のフェライトコア収容部113eに差し込まれている。
(6)センターセンサ
センターセンサ114は、内鍋130の底部の温度を検知すると共に内鍋130の有無を検知するためセンサであって、図7に示されるように、主に、本体部114a、検知端114b、リード線114eおよび円環パッキンPKから構成されている。なお、このセンターセンサ114は、支持台113のセンターセンサ支持部113aにより上下移動自在に支持されており、支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間に配設されるコイルバネによって上方に向かって付勢されている。本体部114aは、図7に示されるように、主に、基体部MB、鍔部ZA、円筒壁部WC、一対の脚部GLおよび内側保護壁部WPから形成されている。基体部MBは、略円柱形状を呈する部位であって、図7に示されるように、この基体部MBの頭部には、検知端114bが被せられている。そして、この基体部MBの軸芯に沿って熱電対(図示せず)が挿通されている。なお、この熱電対の先端は、検知端114bに接触している。また、図7に示されるように、この基体部MBは、支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIの上方に位置している。鍔部ZAは、基体部MBの下端部から外方に向かって延びる円環状の部位である。なお、この鍔部ZAは、図7に示されるように支持台113のセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOの内側に位置している。円筒壁部WCは、鍔部ZAから下方に向かって延びている。なお、この円筒壁部WCには、円環パッキンPKを装着するための円環溝が形成されている。また、この円筒壁部WCは、図7に示されるように支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間に位置している。脚部GLは、図7に示されるように円筒壁部WCの下面から下方に向かって延びている。なお、ここで、脚部GLは、図7に示されるように基体部MBの軸を挟むように一対形成されている。また、脚部GLは、図7に示されるように支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間を通っており、橋部BR間の開口に挿通されている。すなわち、この脚部GLは、センターセンサ114の上下動を案内している。内側保護壁部WPは、略円筒形状を呈する部位であって、図7に示されるように脚部GLの内側において基体部MBの下端面から下方に延びている。また、この内側保護壁部WPは、支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIの内側に位置している。
検知端114bは、図7に示されるように金属製の被覆体であって、本体部114aの上端部に被せられている。なお、上述の通り、この検知端114bには、熱電対の先端が接触している。そして、図7に示されるように、検知端114bの頭部は、保護枠111dの内鍋収容部PAの開口OCから内鍋収容部PAの内側空間に突出している。
リード線114eは、本体部114aの基体部MBの下面の充電部から下方に向かって延びており、蓋体140に配設されている制御回路基板に通信接続されている。そして、リード線114eは、熱電対からの検知信号を送信したり、センターセンサ114が押し下げることによって生成される検知信号を送信したりする。
円環パッキンPKは、図7に示されるように円筒壁部WCの円環溝に嵌め込まれている。そして、この円環パッキンPKは、図7に示されるように支持台113のセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOの内周面全周に亘って密接している。
(7)保温ヒータ
保温ヒータ115は、炊飯後の炊きあがったご飯を保温するためのヒータであって、図3に示されるように肩部材111cの内部に配設されている。
(8)送風ファンユニット
送風ファンユニット116は、軸流ファンおよびヒートシンク等から構成されるものであって、上述の通り、筐体111の収容体111aの底壁部111yの吸気口SOの上方に、ファンの回転軸が略上下方向に沿うようにして配設されている。すなわち、この送風ファンユニット116中の送付ファンが駆動されると、外部の空気が吸気口SOから吸い込まれて筐体111内に流入し、そのまま上方に向かって送られる。上方に向かって送られた外部の空気は、ヒートシンクを通って電源回路基板117などに供給されて、それらの部材等を冷却する。
(9)電源回路基板
電源回路基板117は、電源回路を構成する基板であって、いくつかの発熱部品を実装している。なお、この電源回路基板117は、図3に示されるように筐体111の後側空間Srに収容されている。
(10)自動巻取式電源コードユニット
自動巻取式電源コードユニット118は、電源コードおよび自動巻取機構(図示せず)等から構成されており、図3に示されるように筐体111の後側の空間に収容されている。電源コードは、差込プラグおよび電気線(図示せず)から構成されている。差込プラグは、電気線の先端に配設されている。電気線は、伸展自在に自動巻取機構に巻回されている。
2.内鍋
内鍋130は、上方に開口する椀状の鍋であって、肩部材111cの開口に挿通されると共に、保護枠111dの内鍋収容部PAに所定の隙間をもって収容される。なお、ここで、内鍋130は、種々のアルミニウム合金およびステンレス合金の多層体(クラッド材)であって、誘導加熱コイル112によって誘導加熱され得る。
3.蓋体
蓋体140は、図1および図3に示されるように、主に、外装体141、開ボタン142、操作ボタン群143、圧力調整機構144、補強部材(図示せず)、レバー機構145、本体連結部(図示せず)、蒸気処理ユニット147、制御回路基板(図示せず)および内蓋146から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)外装体
外装体141は、図1および図3に示されるように、略直方体状の部材であって、開ボタン142、操作ボタン群143、圧力調整機構144、補強部材(図示せず)、レバー機構145および制御回路基板等を収容している。なお、ここで、開ボタン142および操作ボタン群143は、図1および図2に示されるように、上面が外装体141の上側に露出するように外装体141に配設されている。また、この外装体141は、使用時の内圧に耐えることができるように補強部材によって補強されている。また、この外装体141の下面後端には一対の本体連結部が配設されており、本体110の筐体111の肩部材111cに形成されている蓋体連結部と共にヒンジ機構を構成している。そして、このヒンジ機構により、本体110に対して蓋体140が開閉可能となっている。なお、このヒンジ機構では、ねじりバネによって蓋体140が開方向に向かって付勢されている。さらに、この外装体141の下面には、着脱自在に内蓋146が配設されている。
(2)開ボタン
開ボタン142は、蓋体140を開くための角丸長方形状のボタンであって、上述の通り、上面が外装体141の上側に露出するように配設されている。また、この開ボタン142は、外装体141の内部においてレバー機構145の上側に配設されており、コイルバネ(図示せず)によって上方に向かって付勢されている。
(3)操作ボタン群
操作ボタン群143は、例えば、発停ボタンや、炊飯方法の選択ボタン等から成るものであって炊飯器100の運転方法を使用者に選択させるためのものである。そして、この操作ボタン群143中の各操作ボタンは、上述の通り、上面が外装体141の上側に露出するように配設されている。また、各操作ボタンは、操作基板に実装されており、コイルバネ(図示せず)によって上方に向かって付勢されている。
(4)圧力調整機構
圧力調整機構144は、蓋体140が閉状態とされ圧力炊飯運転されている状態において、内鍋130の内部の圧力を1.03〜1.3気圧に調整する。また、この圧力調整機構144は、圧力炊飯運転中、蓋体140を開状態としないようにレバー機構145のレバー部材(図示せず)の回動を規制する。なお、本実施の形態において、この圧力調整機構としては、特に限定されず、従前のものが採用されてもかまわない。
(5)補強部材
補強部材は、蓋体140の強度を高めるためのものである。なお、本実施の形態において、補強部材は、特に限定されず、金属板そのものであってもよいし、金属板を複雑形状にしたものであってもよい。
(5)レバー機構
レバー機構145は、レバー部材(図示せず)およびコイルバネ等から構成されている。レバー部材は、当接板部(図示せず)と、当接板部の前側から下方に延びる左右一対の延設板部(図示せず)と、各延設板部の下部から後方に向かって延びる爪部(図示せず)とから形成される金属板部材であって、外装体141に軸支されていると共に、当接板部の後端でコイルバネ(図示せず)によって上方に向かって付勢されている。なお、ここで、使用者によって開ボタン142が押し下げられると、開ボタン142は、レバー部材の当接板部のうち回動軸の後側の部位に当接する。そして、使用者が蓋体140を閉状態としようとするとき、使用者は開ボタン142を操作する必要がなく、そのまま蓋体140を本体110に向かって倒し込めばよい。このとき、レバー部材の爪部が、肩部材111cに形成される傾斜面(図示せず)に接触しながら下方に移動していく。この間、レバー部材は、コイルバネの付勢力に逆らって前方に向かって回動する。そして、爪部が、肩部材111cに形成される爪受け部まで達すると、コイルバネの付勢力により爪部がその爪受け部の孔に嵌り込む。このようにして蓋体140が閉状態となる。一方、蓋体140を開状態とするとき、使用者は、開ボタン142を押し下げる。すると、開ボタン142の下端部位がレバー部材の当接部に当接し、レバー部材がコイルバネの付勢力に逆らって前方に向かって回動する。このとき、爪受部の孔に嵌り込んでいた爪部が爪受け部の孔から引き出される。そして、ねじりバネ(後述)の付勢力によって蓋体140が上方に持ち上げられ、蓋体140が開状態となる。
(6)蒸気処理ユニット
蒸気処理ユニット147は、炊飯時に内鍋130から上昇してくる水蒸気をトラップして内鍋130に戻すものであって、図1および図3に示されるように蓋体140の後側に着脱自在に配設されている。
(7)制御回路基板
制御回路基板は、制御回路を構成する基板であって、マイクロコンピュータ等の電子部品を実装しており、本体110の誘導加熱コイル112や、保温ヒータ115、送風ファンユニット116、電源回路基板117、蓋体140の操作ボタン群143等に通信接続されている。
(8)内蓋
内蓋146は、図3に示されるように内鍋130の上部を覆って密閉するための部材であって、外装体141の下側に着脱自在に取り付けられている。
<本発明の第1実施形態に係る炊飯器のセンターセンサ―周りの排液構造>
以下、センターセンサ114を食塩水等の液体から保護する排液構造SEについて説明する。この排液構造SEは、図7に示されるように、主に、収容体111aの底壁部111y、保護枠111d、支持台113およびセンターセンサ114の円環パッキンPKから構築されている。
上述の通り、センターセンサ114は、支持台113のセンターセンサ支持部113aおよびコイルバネにより上下移動自在に支持されている。なお、ここで、コイルバネは、支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間に配設されており、センターセンサ114を上方に向かって付勢している(図7参照)。なお、センターセンサ114の配設態様を、図7に示しながらより詳細に説明すると以下の通りである。
図7に示されるように、センターセンサ114の検知端114bの頭部は、保護枠111dの内鍋収容部PAの開口OCから内鍋収容部PAの内側空間に突出している。そして、ここで、センターセンサ114の検知端114bが上下方向に引っ掛からず滑らかに移動することができるように、検知端114bと開口OCの縁との間には一定の隙間が設けられている。また、センターセンサ114の本体部114aの基体部MBは支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIの上方に位置しており、鍔部ZAは支持台113のセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOの内側に位置しており、円筒壁部WCは支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間に位置しており、脚部GLは、支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIと外側円筒壁部WOとの間において下方に向かって延びると共に橋部BR間の開口に挿通されており、内側保護壁部WPは支持台113のセンターセンサ支持部113aの内側筒壁部WIの内側に位置している。また、上述の通り、センターセンサ114の円環パッキンPKは、支持台113のセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOの内周面全周に亘って密接している。
また、図7に示されるように、蛇行路形成部SNの両円筒リブの間に蛇行路形成部SKの外周側の円筒リブが隙間をもって配設されると共に、蛇行路形成部SKの両円筒リブの間に蛇行路形成部SNの内周側の円筒リブが隙間をもって配設されるように保護枠111dと支持台113とが配設されている。このように保護枠111dと支持台113とを配設することによって、蛇行路形成部SNと蛇行路形成部SKとの間に、断面視において方形波状の蛇行路PNが形成される(図7参照)。
また、図7に示されるように、支持台113の排液路形成部113bの外周壁部WSが、収容体111aの底壁部111yの立ち壁部WTの内側に位置するように支持台113と収容体111aとが配設されている。なお、ここで、外周壁部WSの下端部と立ち壁部WTの上端部とは、隙間を介して対向している。
以上のように、排液構造SEが構築されていることによって、内鍋130と保護枠111dとの間の隙間に食塩水等の液体が浸入してくると、その液体は、以下の通りに流れていくことになる。
図7において太線矢印で示されるように、内鍋130と保護枠111dとの間の隙間に浸入した液体は、センターセンサ114の検知端114bと開口OCの縁との隙間に浸入し、センターセンサ114の本体部114aの鍔部ZAおよび円環パッキンPKの上の空間を通った後に、蛇行路形成部SNと蛇行路形成部SKとの間に形成された蛇行路PNに流入し、蛇行路PNを通過した液体は、蛇行路形成部SNの外周側の円筒リブと外周壁部WSとの間に形成される縦通路PVを通って収容体111aの底壁部111yの受皿部RDに落下していく。そして、受皿部RDに落下した液体は、受皿部RDに形成されている中央排液口EPおよび周辺排液口EXを通って筐体111の外へ排出される。また、蛇行路PNを通過した液体が、蛇行路形成部SNの外周側の円筒リブおよびセンターセンサ支持部113aの外側円筒壁部WOおよび橋部BRを伝って内側筒壁部WIの導液リブRWまで達した場合、その液体は、導液リブRWによってその下側の受皿部RDに落とされる。
ところで、液体の浸入量が多い場合、蛇行路PNを通過した液体の一部は、外周壁部WSを伝って下方に移動し、最終的に受皿部RDまで導かれる。この際、外周壁部WSの下端に達した液体が外周壁部WSの外周面に回り込むことも想定されるが、かかる場合であってもその液体は立ち壁部WTによって受皿部RDに導かれることになる。このため、液体が立ち壁部WTの外周側まで浸入するおそれは極めて低くなっている。
<本発明の第1実施形態に係る炊飯器の特徴>
(1)
本発明の第1実施形態に係る炊飯器100では、上述の排液構造SEが構築されている。このため、排液路の通路面積等を適正に決定することによって、国際電気標準会議規格の溢水試験において食塩水がセンターセンサ114の充電部にまで達することを防止することができる。このため、この炊飯器100は、上記溢水試験中の絶縁耐圧試験に合格することができる。
(2)
本発明の第1実施形態に係る炊飯器100では、蛇行路形成部SNの外周側の円筒リブと外周壁部WSとの間に形成される縦通路PVの下方に受皿部RDが位置していると共に、受皿部RDにおいて皿底壁部RBおよび皿側壁部RSに跨るように周辺排液口EXが形成されている。このため、この炊飯器100では、内鍋130と保護枠111dとの間の隙間から浸入する食塩水等の液体を効率よく筐体外に排出することができる。
(3)
本発明の第1実施形態に係る炊飯器100では、センターセンサ114に円環パッキンPKが取り付けられると共に蛇行路PNおよび縦通路PVが形成されることによって、食塩水等の液体がセンターセンサ114の円筒壁部WCや一対の脚部GLに伝って下方に流れることを防ぐと共に、その液体をセンターセンサ―114から遠ざけつつ、受皿部RDに導くことができる。
(4)
本発明の第1実施形態に係る炊飯器100では、支持台113の排液路形成部113bの外周壁部WSが、収容体111aの底壁部111yの立ち壁部WTの内側に位置するように支持台113と収容体111aとが配設されている。このため、この炊飯器100では、食塩水等の液体が外周壁部WSの外へ漏れ出ることを抑えることができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る炊飯器100では保護枠111dと支持台113との間に蛇行路PNが形成されたが、蛇行路PNに代えて、水平路(円盤状路)や、斜上路(逆切頭円錐筒状路)、斜下路(切頭円錐筒状路)等が形成されてもよい。
(B)
先の実施の形態に係る炊飯器100ではセンターセンサ114は上下動可能であったが、センターセンサは固定されていてもよい。かかる場合、センターセンサは温度検知機能のみを有していてもよい。
(C)
先の実施の形態に係る炊飯器100では、温度検知機能を有するセンターセンサ114が採用されたが、圧力等、他の物理量を検知するセンターセンサが採用されてもよい。
(D)
先の実施の形態では本発明が炊飯器100に適用されたが、本発明は、先の発明の実施形態に係る排液構造SEを必要とする他の調理器に適用されてもよい。
−第2施形態−
<本発明の第2実施形態に係る炊飯器の構造>
本発明の第2実施形態に係る炊飯器200は、ヒータ加熱式の炊飯器であって、図8に示されるように、主に、本体210、内鍋230および蓋体240から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
1.本体
本体210は、図8に示されるように、主に、筐体211、メインヒータ212、断熱材(図示せず)、支持台213、センターセンサ214、保温ヒータ(図示せず)、送風ファンユニット216、電源回路基板217、制御回路基板(図示せず)、操作パネル219および開レバー220から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)筐体
筐体211は、図8に示されるように、主に、側壁部材211a、底壁部材211b、肩部材211cおよび保護枠211dから構成されており、断熱材(図示せず)、支持台213、メインヒータ212、センターセンサ214、保温ヒータ、送風ファンユニット216、電源回路基板217、制御回路基板(図示せず)および操作パネル219等を収容している。以下、筐体211の各構成要素について詳述する。
側壁部材211aは、平面視において略角丸長方形を呈する角筒状の囲い壁部位である。
底壁部材211bは、底面視において略角丸長方形の角皿状部位であって、図8に示されるように側壁部材211aの下側に取り付けられている。そして、底壁部材211bの後側には、筐体211の外部の空気を内部に吸い込むための吸気口SO’が形成されており、底壁部材211bの前側には、図8に示されるように筐体111の内部の空気を外部に排出するための排気口(図示せず)が形成されている。なお、図8に示されるように、吸気口SO’の上方には、送風ファンユニット216が配設されている。この送風ファンユニット216が駆動されると、外部の空気が吸気口SO’を通って筐体211の内部に吸い込まれ、それによって生じる空気流れにより内部の加熱空気が排気口から系外に排出される。また、この底壁部材211bには、図8および図9に示されるように受皿部RD’が形成されている。この受皿部RD’は、奥行方向および幅方向の中心付近において、下方に膨らんでいる(凹んでいる/窪んでいる)。受皿部RD’は、図9に示されるように、主に、略円盤状の皿底壁部RB’および皿側壁部RS’から形成されている。そして、図8および図9に示されるように、この受皿部RD’では、皿底壁部RB’の中心周囲に中心を挟んで対抗する2つの排液口EP’が形成されている。
肩部材211cは、平面視において略角丸長方形状を呈する枠体であって、図8に示されるように側壁部材211aの上側に嵌合されており、側壁部材211aの上側の開口の縁部を覆っている。この肩部材211cには、内鍋230を挿通させるための略円形の開口が形成されている。また、この肩部材211cの後側には蓋体連結部(図示せず)が形成されている。蓋体連結部は、蓋体240に設けられる本体連結部(図示せず)と共にヒンジ機構を構成する部位であって、本体210に対して蓋体240を開閉可能に支持している。そして、図8に示されるように、この肩部材211cの下側には、保護枠211dが取り付けられている。なお、図8に示されるように、保護枠211dは保護枠フランジ部FP’(後述)で肩部材211cに取り付けられている。
保護枠211dは、内鍋230の外周を保護すると共に肩部材211cの形状を保つ役目を担う部材であって、図8に示されるように、主に、内鍋収容部PA’および保護枠フランジ部FP’から形成されている。内鍋収容部PA’は、内鍋230の外周を覆う椀状の部位である。なお、この内鍋収容部PA’の底壁部中央には開口OC’が形成されており、この開口OC’からセンターセンサ214の先端部が突出している。また、図9に示されるように、この保護枠211dの内鍋収容部PA’の底壁部の下側には、平面透視において開口OC’を囲むように円筒リブSK’が形成されている。円筒リブSK’は、図9に示されるように内鍋収容部PA’の下面から下方に向かって延びる円筒状のリブであって、後述する支持台113に形成されているセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の外側において外側円筒壁部WO’と対向するように形成されている(図9参照)。また、保護枠フランジ部FP’は、上述の通り、肩部材211cの下側に位置しており、肩部材211cを外側に向かって張ることにより肩部材211cの形状を維持している。
(2)メインヒータ
メインヒータ212は、内鍋230を加熱するためのものであって、図8に示されるように、保護枠211dの内鍋収容部PA’の底部の下面および側部下側の外周面に取り付けられている。
(3)断熱材
断熱材は、保護枠211dの内鍋収容部PA’の外周およびメインヒータ212の外周に巻き付けられており、炊飯時において内鍋230から生じる熱が内鍋収容部PA’の外側に流出するのを抑制する役割を担っている。
(4)支持台
支持台213は、主に、センターセンサ―214を保持すると共に、センターセンサ―214と保護枠211dの開口OC’との間から侵入してくる食塩水等の液体を排液するための排液路を形成する役目を担う部材であって、図8および図9に示されるように、主に、センターセンサ支持部213aおよび翼部213dから形成されている。以下、各部位について詳述する。
センターセンサ支持部213aは、図9に示されるように、主に、内側筒壁部WI’、外側円筒壁部WO’および橋部BR’から形成されている。内側筒壁部WI’は、円筒形状を呈する壁部である。なお、この内側筒壁部WI’のうち橋部BR’よりも上側の部分がセンターセンサ214の座部ZP’として機能し、下側の部分が導液リブRW’として機能する。外側円筒壁部WO’は、図9に示されるように内側筒壁部WI’の外側において、その筒軸が内側筒壁部WI’の筒軸と一致するように配設されている。また、図9に示されるように、外側円筒壁部WO’の下端は、内側筒壁部WI’の高さ方向中央部の高さ位置に位置しており、外側円筒壁部WO’の上端は、内側筒壁部WIの上端とよりも高い位置に位置している。橋部BR’は、図9に示されるように内側筒壁部WI’の高さ方向中央部から外方に向かって放射状に延びており、外側円筒壁部WOの下端部に繋がっている。
翼部213dは、図9に示されるようにセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の外周面の中央付近の部位から外周側に向かって延びる部位である。
(5)センターセンサ
センターセンサ214は、内鍋230の底部の温度を検知すると共に内鍋230の有無を検知するためセンサであって、図10〜図13に示されるように、主に、本体部214a、検知端214b、リード線214eおよび部分円環パッキンPK’から構成されている。なお、このセンターセンサ214は、支持台213のセンターセンサ支持部213aにより上下移動自在に支持されており、支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間に配設されるコイルバネによって上方に向かって付勢されている。本体部214aは、図10〜図13に示されるように、主に、基体部MB’、鍔部ZA’、円筒壁部WC’、一対の脚部GL’および内側保護壁部WP’から形成されている。基体部MB’は、略円柱形状を呈する部位であって、図13に示されるように、この基体部MB’の頭部には、検知端214bが被せられている。そして、この基体部MB’の軸芯に沿って熱電対(図示せず)が挿通されている。なお、この熱電対の先端は、検知端214bに接触している。また、図9に示されるように、この基体部MB’は、支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’の上方に位置している。鍔部ZA’は、図10〜図13に示されるように基体部MB’の下端部から外方に向かって延びる円環状の部位である。なお、この鍔部ZA’は、図9に示されるように支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の内側に位置している。円筒壁部WC’は、図10〜図13に示されるように鍔部ZA’から下方に向かって延びている。なお、図10〜図13に示されるように、この円筒壁部WC’には、部分円環パッキンPK’を装着するための円環溝が形成されている。また、この円筒壁部WC’は、図9に示されるように支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間に位置している。脚部GL’は、図10〜図13に示されるように円筒壁部WC’の下面から下方に向かって延びている。なお、ここで、脚部GL’は、図9に示されるように基体部MB’の軸を挟むように一対形成されている。また、脚部GL’は、図9に示されるように支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間を通っており、橋部BR’間の開口に挿通されている。すなわち、この脚部GL’は、センターセンサ214の上下動を案内している。内側保護壁部WP’は、略円筒形状を呈する部位であって、図11および図13に示されるように脚部GL’の内側において基体部MB’の下端面から下方に延びている。また、この内側保護壁部WP’は、支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’の内側に位置している。
検知端214bは、図13に示されるように金属製の被覆体であって、本体部214aの上端部に被せられている。なお、上述の通り、この検知端214bには、熱電対の先端が接触している。そして、図9に示されるように、検知端214bの頭部は、保護枠211dの内鍋収容部PA’の開口OC’から内鍋収容部PA’の内側空間に突出している。
リード線214eは、本体部214aの基体部MB’の下面の充電部から下方に向かって延びており、制御回路基板に通信接続されている。そして、リード線214eは、熱電対からの検知信号を送信したり、センターセンサ214が押し下げることによって生成される検知信号を送信したりする。
部分円環パッキンPK’は、図13に示されるように円筒壁部WC’の円環溝に嵌め込まれている。そして、この部分円環パッキンPK’は、図9に示されるように支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の内周面に部分的に密接している。すなわち、部分円環パッキンPK’の一部は外側円筒壁部WO’の内周面に接することなく、その部分は開口となっている。
(6)保温ヒータ
保温ヒータは、炊飯後の炊きあがったご飯を保温するためのヒータであって、図8に示されるように肩部材211cの内部に配設されている。
(7)送風ファンユニット
送風ファンユニット216は、軸流ファンおよびヒートシンク等から構成されるものであって、上述の通り、筐体211の底壁部材211bの吸気口SO’の上方に、ファンの回転軸が略上下方向に沿うようにして配設されている。すなわち、この送風ファンユニット216中の送付ファンが駆動されると、外部の空気が吸気口SO’から吸い込まれて筐体211内に流入し、そのまま上方に向かって送られる。上方に向かって送られた外部の空気は、ヒートシンクを通って電源回路基板217および制御回路基板などに供給されて、それらの部材等を冷却する。
(8)電源回路基板
電源回路基板217は、電源回路を構成する基板であって、いくつかの発熱部品を実装している。なお、この電源回路基板217は、図8に示されるように筐体211の前側空間Sf’に収容されている。
(9)制御回路基板
制御回路基板は、制御回路を構成する基板であって、マイクロコンピュータ等の電子部品を実装している。この制御回路基板も、筐体211の前側空間Sf’に収容されており、ヒートシンクの上方に配設されている。
(10)操作パネル
操作パネル219には、主に、情報表示パネル(図示せず)や操作ボタン群が配設されている。情報表示パネルには、メニュー情報等の各種情報が表示される。操作ボタン群には、例えば、発停ボタンや、炊飯方法の選択ボタン等が含まれている。そして、この操作パネル219は、上面が筐体211の前部の上側に露出するように配設されている。また、各操作ボタンは、操作基板に実装されており、コイルバネ(図示せず)によって上方に向かって付勢されている。
(11)開レバー
開レバー220は、蓋体240を開くためのレバーであって、本体210の操作パネル219のすぐ後ろ側に前後方向に揺動可能に取り付けられている。なお、この開レバー220は、図示しないコイルバネによって後側に付勢されている。なお、この開レバー220が前側に倒されると、蓋体240の被係止部242との係止が解除されて蓋体240が開状態となる。
2.内鍋
内鍋230は、上方に開口する椀状の金属製鍋であって、肩部材211cの開口に挿通されると共に、保護枠211dの内鍋収容部PA’に所定の隙間をもって収容される。
3.蓋体
蓋体240は、図8に示されるように、主に、外装体241、被係止部242、蒸気処理ユニット243、本体連結部(図示せず)および内蓋246から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)外装体
外装体241は、図8に示されるように、略直方体状の部材であって、被係止部242および蒸気処理ユニット243等を収容している。また、この外装体241の前側には被係止部242が配設されており、この外装体241の下面後端には一対の本体連結部が配設されている。さらに、この外装体241の下面には、着脱自在に内蓋246が配設されている。
(2)被係止部
被係止部242は、本体210の開レバー220に係止可能な部位であって、図8に示されるように外装体141の前側に露出するように外装体241に配設されている。
(3)蒸気処理ユニット
蒸気処理ユニット243は、炊飯時に内鍋230から上昇してくる水蒸気をトラップして内鍋230に戻すものであって、図8に示されるように蓋体240の略中央に着脱自在に配設されている。
(4)本体連結部
本体連結部は、上述の通り、外装体241の下面後端に配設されており、本体210の筐体211の肩部材211cに形成されている蓋体連結部と共にヒンジ機構を構成している。そして、このヒンジ機構により、本体210に対して蓋体240が開閉可能となっている。なお、このヒンジ機構では、ねじりバネによって蓋体240が開方向に向かって付勢されている。
(5)内蓋
内蓋246は、図8に示されるように内鍋230の上部を覆って密閉するための部材であって、外装体241の下側に着脱自在に取り付けられている。
<本発明の第2実施形態に係る炊飯器のセンターセンサ―周りの排液構造>
以下、センターセンサ214を食塩水等の液体から保護する排液構造SE’について説明する。この排液構造SE’は、図9に示されるように、主に、底壁部材211b、保護枠211d、支持台213、円環パッキンPQおよびセンターセンサ214の部分円環パッキンPK’から構築されている。
上述の通り、センターセンサ214は、支持台213のセンターセンサ支持部213aおよびコイルバネにより上下移動自在に支持されている。なお、ここで、コイルバネは、支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間に配設されており、センターセンサ214を上方に向かって付勢している(図9参照)。なお、センターセンサ214の配設態様を、図9に示しながらより詳細に説明すると以下の通りである。
図9に示されるように、センターセンサ214の検知端214bの頭部は、保護枠211dの内鍋収容部PAの開口OC’から内鍋収容部PA’の内側空間に突出している。そして、ここで、センターセンサ214の検知端214bが上下方向に引っ掛からず滑らかに移動することができるように、検知端214bと開口OC’の縁との間には一定の隙間が設けられている。また、センターセンサ214の本体部214aの基体部MB’は支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’の上方に位置しており、鍔部ZA’は支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の内側に位置しており、円筒壁部WC’は支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間に位置しており、脚部GL’は、支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’と外側円筒壁部WO’との間において下方に向かって延びると共に橋部BR’間の開口に挿通されており、内側保護壁部WP’は支持台213のセンターセンサ支持部213aの内側筒壁部WI’の内側に位置している。また、上述の通り、センターセンサ214の部分円環パッキンPK’は、支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の内周面に部分的に密接している。
また、図9に示されるように、保護枠211dの内鍋収容部PA’の底壁部の下面から下方に向かって円筒リブSK’が延びており、この円筒リブSK’は、支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’の外側において外側円筒壁部WO’と対向している(図9参照)。そして、図9に示されるように、円筒リブSK’と外側円筒壁部WO’の間には円環パッキンPQが挟みこまれており、センターセンサ214の検知端214bと開口OC’の縁との隙間に液体が流れ込んできた際に、その液体が円環パッキンPQの外側に移動しないようになっている。
以上のように、排液構造SE’が構築されていることによって、内鍋230と保護枠211dとの間の隙間に食塩水等の液体が浸入してくると、その液体は、以下の通りに流れていくことになる。
図9において太線矢印で示されるように、内鍋230と保護枠211dとの間の隙間に浸入した液体は、センターセンサ214の検知端214bと開口OC’の縁との隙間に浸入した後、センターセンサ214の本体部214aの鍔部ZA’に沿って外側に流れいき、部分円環パッキンPK’と支持台213のセンターセンサ支持部213aの外側円筒壁部WO’との間に形成される隙間、および、橋部BR’間の開口を通って底壁部材211bの受皿部RD’に落下していく。そして、受皿部RD’に落下した液体は、受皿部RDに形成されている排液口EP’を通って筐体211の外へ排出される。また、橋部BR’間の開口を通過した液体が、橋部BR’を伝って内側筒壁部WI’の導液リブRW’まで達した場合、その液体は、導液リブRW’によってその下側の受皿部RD’に落とされる。
<本発明の第2実施形態に係る炊飯器の特徴>
(1)
本発明の第2実施形態に係る炊飯器200では、上述の排液構造SE’が構築されている。このため、排液路の通路面積等を適正に決定することによって、国際電気標準会議規格の溢水試験において食塩水がセンターセンサ214の充電部にまで達することを防止することができる。このため、この炊飯器200は、上記溢水試験中の絶縁耐圧試験に合格することができる。
(2)
本発明の第2実施形態に係る炊飯器200では、支持台213のセンターセンサ支持部213aの橋部BR’間の開口の真下に、底壁部材211bの受皿部RD’の排液口EP’が形成されている。このため、この炊飯器200では、センターセンサ214の検知端214bと開口OC’の縁との隙間に浸入した液体を速やかに外に排液することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る炊飯器200ではセンターセンサ214は上下動可能であったが、センターセンサは固定されていてもよい。かかる場合、センターセンサは温度検知機能のみを有していてもよい。
(B)
先の実施の形態に係る炊飯器200では、温度検知機能を有するセンターセンサ214が採用されたが、圧力等、他の物理量を検知するセンターセンサが採用されてもよい。
111d,211d(受け部材)
111y 底壁部(外底壁部)
113b 排液路形成部(通路形成部)
114,214 センターセンサ(検知部品)
211b 底壁部材(外底壁部)
EP 中央排液口(第1開口)
EP’ 排液口(第1開口)
EX 周辺排液口(第1開口)
OC,OC’ 開口(第2開口)
PK 円環パッキン(第1シール部材)
PK’ 部分円環パッキン(第2シール部材)
PN 蛇行路(通路)
RB,RB’ 皿底壁部
RD,RD’ 受皿部
RS,RS’ 皿側壁部
RW,RW’ 導液リブ(リブ部)
SE,SE’ 排液構造(検知部品の保護構造)
WO,WO’ 外側円筒壁部(対向壁部)
WS 外周壁部(外側壁部)
WT 立ち壁部

Claims (9)

  1. 第1開口を有する外底壁部と、
    第2開口を有し、前記外底壁部の上側に配設される受け部材と、
    前記第2開口を通じて前記受け部材の上側に突出するように配設される検知部品と、を備え、
    前記受け部材の下側において前記検知部品の外側に通路を形成する少なくとも一つの通路形成部と、
    前記通路形成部と連続するように形成されており、前記検知部品の下方において下側に延びるリブ部と、をさらに備える、検知部品の保護構造。
  2. 前記検知部品は、少なくとも一部が前記受け部材の上側に突出するように付勢部材によって上側に向かって付勢されている、
    請求項1に記載の検知部品の保護構造。
  3. 前記外底壁部は、下側に向かって凹む受皿部を有し、
    前記第1開口は、前記受皿部に形成されており、
    前記通路の出口は、平面透視において前記受皿部の内側に位置する
    請求項1または2に記載の検知部品の保護構造。
  4. 前記リブ部は、平面透視において前記受皿部の内側に位置する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の検知部品の保護構造。
  5. 前記受皿部は、皿底壁部と、前記皿底壁部の外縁から上側に延びる皿側壁部とを有し、
    前記第1開口は、前記皿底壁部および前記皿側壁部に跨るように形成されている
    請求項1から4のいずれか1項に記載の検知部品の保護構造。
  6. 前記通路形成部は、前記検知部品の側面に対向する対向壁部と、前記対向壁部の外側に位置し上下方向に延びる外側壁部と含み、
    前記検知部品の外周に取り付けられ、全周で前記対向壁部の内面に密接する第1シール部材をさらに備え、
    前記通路は、前記対向壁部と前記外側壁部との間を通っている
    請求項1から5のいずれか1項に記載の検知部品の保護構造。
  7. 前記外底壁部から上側に向かって延びる立ち壁部をさらに備え、
    前記立ち壁部は、前記外側壁部の外側に位置している
    請求項6に記載の検知部品の保護構造。
  8. 前記検知部品の外周に取り付けられる第2シール部材をさらに備え、
    前記通路形成部は、前記検知部品の側面に対向する対向壁部を含み、
    前記第2シール部材は、前記対向壁部の内面に部分的に密接し、
    前記通路は、前記検知部品と前記対向壁部との間を通っている
    請求項1から5のいずれか1項に記載の検知部品の保護構造。
  9. 前記通路の出口は、前記第1開口の直上に位置している
    請求項8に記載の検知部品の保護構造。
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