JP2021178441A - 液体吐出装置、配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷を中断しなければならない期間が生じる虞を低減できる液体吐出装置、配送システムを提供する。【解決手段】媒体16に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッド24と、液体吐出ヘッド24に供給する液体を収容する液体収容体25と、ネットワークNTを介してサーバー13と通信可能な制御部14と、を備え、液体収容体25は、液体を収容する収容室と、補充容器から収容室に液体を補充するための注入口と、を有し、制御部14は、液体収容体25への液体の補充が必要な補充タイミングにおいて、新しい補充容器の配送状況をサーバー13に確認し、新しい補充容器が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンターなどの液体吐出装置、液体吐出装置を備える配送システムに関する。
例えば特許文献1のように、液体の一例である色材を消費して印刷する液体吐出装置の一例である画像形成装置がある。画像形成装置は、カートリッジの交換時期を予測し、交換用カートリッジを発注する。
特開2016−224155号公報
液体吐出装置では、例えば印刷量が急に増えた場合など、液体収容体への液体の補充もしくは液体収容体の交換が必要になるときまでに、液体収容体に液体を補充するための補充容器もしくは交換用の新しい液体収容体が届かない虞がある。補充容器もしくは新しい液体収容体が届くより前に、液体の補充もしくは液体収容体の交換が必要になると、液体吐出装置は、印刷を中断しなければならなかった。
上記課題を解決する液体吐出装置は、媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体と、ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、を備え、前記液体収容体は、前記液体を収容する収容室と、補充容器から前記収容室に前記液体を補充するための注入口と、を有し、前記制御部は、前記液体収容体への前記液体の補充が必要な補充タイミングにおいて、新しい前記補充容器の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記補充容器が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。
上記課題を解決する液体吐出装置は、媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部と、ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記液体収容体の交換が必要な交換タイミングにおいて、新しい前記液体収容体の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記液体収容体が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。
配送システムの第1実施形態の模式図。 液体収容体と補充容器の模式断面図。 複数の液体収容体の斜視図。 注入口カバーの斜視図。 注入口カバーと保持部の断面図。 補充ルーチンを示すフローチャート。 補充ルーチンを示すフローチャート。 補充催促画面を表示する表示部の模式図。 発送確認画面を表示する表示部の模式図。 継続選択画面を表示する表示部の模式図。 配送システムの第2実施形態の模式図。 交換ルーチンを示すフローチャート。 交換ルーチンを示すフローチャート。 交換催促画面を表示する表示部の模式図。 発送確認画面を表示する表示部の模式図。 継続選択画面を表示する表示部の模式図。 変更例の補充ルーチンを示すフローチャート。 変更例の交換ルーチンを示すフローチャート。
(第1実施形態)
以下、液体吐出装置、液体吐出装置を備える配送システムの第1実施形態を、図面を参照して説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、配送システム11は、液体を吐出して印刷を行う液体吐出装置12と、液体吐出装置12と通信可能なサーバー13と、を備える。配送システム11は、1つのサーバー13に対して接続される複数の液体吐出装置12を備えてもよい。
液体吐出装置12は、ネットワークNTを介してサーバー13と通信可能な制御部14を備える。制御部14は、例えばコンピューター及びメモリーを含む処理回路等から構成され、メモリーに記憶されたプログラムに従って液体吐出装置12で実行される各種処理を実行する。
図面では、液体吐出装置12が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。
液体吐出装置12は、媒体16に印刷する印刷ユニット17と、図示しない原稿の画像を読み取る読取ユニット18と、を備えてもよい。液体吐出装置12は、複数の媒体16を収容可能な媒体収容部19と、印刷された媒体16が排出される排出部20と、を備えてもよい。液体吐出装置12は、液体吐出装置12の各種の操作を行うためのボタンなどにより構成される操作部21と、情報を表示する表示部22と、を備えてもよい。表示部22は、タッチパネルであってもよい。
液体吐出装置12は、媒体16に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッド24と、液体吐出ヘッド24に供給する液体を収容する液体収容体25と、を備える。液体吐出装置12は、液体収容体25から液体吐出ヘッド24に液体を供給する液体供給流路26と、液体吐出ヘッド24を移動可能に保持するキャリッジ27と、を備えてもよい。液体供給流路26の一部は、移動するキャリッジ27に追従して変形する例えばチューブにより構成してもよい。
液体吐出装置12は、液体収容体25の一部を外部に露出させる窓部29が形成された筐体30と、液体収容体25の上方に設けられる筐体カバー31と、を備えてもよい。筐体カバー31は、図1に示す閉位置と、図2に示す開位置とに移動可能に設けられる。
液体吐出装置12は、筐体30内に固定される複数の液体収容体25を備えてもよい。本実施形態の筐体30は、4つの液体収容体25を収容し、筐体30には、各液体収容体25と個別に対応する4つの窓部29が形成されている。液体収容体25は、透明もしくは半透明の例えば樹脂により形成すると、収容する液体の液面のレベルを窓部29から視認可能になる。液体収容体25には、窓部29から露出する位置に目盛り33を設けてもよい。
図2に示すように、液体吐出装置12は、複数の液体収容体25をX軸方向に並んだ状態に保持する保持部35と、液体収容体25に収容される液体の量を検出する残量検出部36と、を備えてもよい。残量検出部36は、例えば反射型光学センサー、透過型光学センサー、電極ピン、及び静電容量センサーなどを用いてもよい。
液体収容体25は、液体を収容する収容室38と、補充容器39から収容室38に液体を補充するための注入口40と、を有する。液体収容体25は、注入口40が開口する筒部41を有してもよい。本実施形態の保持部35は、注入口40を塞ぐ栓42を備える。栓42は、注入口40を塞ぐ図3に示す閉塞位置と、注入口40を開放する図2に示す補充位置との間を移動可能に設けられる。液体収容体25への液体の補充は、筐体カバー31が開位置に位置するとともに、栓42が補充位置に位置した状態で、補充容器39が筒部41に挿し込まれることで行われる。
液体吐出装置12でカラー印刷を可能とする場合、複数の液体収容体25は、それぞれ異なる種類の液体を収容する。例えば、4つの液体収容体25は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローのうち、対応する色の液体を収容する。
図3に示すように、本実施形態の液体吐出装置12は、複数の注入口40を覆う注入口カバー44を備え、単色印刷を専用で行う。注入口カバー44は、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応するカラー用の液体収容体25の注入口40を覆う。注入口カバー44に覆われない注入口40を有する1つの液体収容体25は、例えばブラックの液体を収容する。
図4に示すように、注入口カバー44は、保持部35に係合するフック45と、筒部41に被さるキャップ46と、保持部35に対して注入口カバー44を位置決めするための位置決め部47と、を有する。
図5に示すように、保持部35は、筒部41を通す複数の貫通孔49を有する。注入口カバー44は、フック45が貫通孔49の縁に引っ掛かることで、保持部35に取り付けられる。保持部35は、注入口カバー44が取り付けられた状態で、複数の液体収容体25に固定されると共に、注入口カバー44は、キャップ46が筒部41の先端に嵌ることで、X軸方向及びY軸方向への移動が制限される。
次に、図6,図7に示すフローチャートを参照し、制御部14が実行する補充ルーチンについて説明する。制御部14は、液体吐出装置12の電源が投入されたタイミングで、補充ルーチンを実行する。
図6に示すように、ステップS101において、制御部14は、補充フラグがオンであるか否かを判断する。補充フラグがオフである場合は、ステップS101がNOになり、制御部14は、処理をステップS104に移行する。補充フラグがオンである場合は、ステップS101がYESになり、制御部14は、処理をステップS102に移行する。ステップS102において、制御部14は、液体収容体25への液体の補充が必要な補充タイミングであるか否かを判断する。
残量検出部36の検出結果に基づいて、液体収容体25に収容される液体の残量が残量閾値より多い場合、制御部14は、液体収容体25の補充タイミングではないと判断し、ステップS102がNOになる。制御部14は、補充タイミングになるまで待機する。
残量が残量閾値以下である場合、制御部14は、補充タイミングであると判断し、ステップS102がYESになる。制御部14は、処理をステップS103に移行する。ステップS103において、制御部14は、補充フラグをオンにする。
ステップS104において、制御部14は、新しい補充容器39の配送状況をサーバー13に確認する。ステップS105において、制御部14は、新しい補充容器39が発送済みであるか否かを判断する。新しい補充容器39が発送済みである場合、ステップS105がYESになり、制御部14は、処理をステップS106に移行する。
ステップS106において、制御部14は、新しい補充容器39がユーザーの元に到着済みであるか否かを判断する。制御部14がサーバー13から送信された配送完了連絡を受信している場合、制御部14は、新しい補充容器39が到着済みであると判断し、ステップS106がYESになる。制御部14は、処理をステップS107に移行する。
ステップS107において、制御部14は、印刷を禁止する。ステップS108において、制御部14は、表示部22に液体の補充を促す表示を行う。ステップS109において、制御部14は、液体収容体25への補充が完了したか否かを判断する。補充が完了していない場合は、ステップS109がNOになり、制御部14は、補充が完了するまで待機する。補充が完了すると、ステップS109がYESになり、制御部14は、処理をステップS110に移行する。ステップS110において、制御部14は、補充フラグをオフにし、処理をステップS102に移行する。
ステップS105において、新しい補充容器39が未発送である場合、ステップS105がNOになる。制御部14は、処理をステップS111に移行する。ステップS111において、制御部14は、サーバー13に対して新しい補充容器39の発送要求を行い、処理をステップS112に移行する。
ステップS106において、制御部14が配送完了連絡を受信していない場合、制御部14は、新しい補充容器39が未到着であると判断し、ステップS106がNOになる。制御部14は、処理をステップS112に移行する。
ステップS112において、制御部14は、印刷を継続する場合の注意を表示部22に表示する。ステップS113において、制御部14は、新しい補充容器39の到着予定日を表示部22に表示する。ステップS114において、制御部14は、印刷の継続を選択できる画面を表示部22に表示する。
ステップS115において、制御部14は、印刷を継続するか否かを判断する。ユーザーにより、印刷の継続が選択されなかった場合は、ステップS115がNOになり、制御部14は、処理をステップS107に移行する。ユーザーにより印刷の継続が選択された場合は、ステップS115がYESになり、制御部14は、処理をステップS201に移行する。
図7に示すように、ステップS201において、制御部14は、サーバー13から送信された配送完了連絡を受信したか否かを判断する。配送完了連絡を受信していない場合、ステップS201がNOになる。制御部14は、処理をステップS202に移行する。ステップS202において、制御部14は、補充タイミングになってから所定期間が経過したか否かを判断する。所定期間が経過した場合には、ステップS202がYESになり、制御部14は、処理をステップS203に移行する。
ステップS203において、制御部14は、印刷を禁止する。ステップS204において、制御部14は、サーバー13から送信された配送完了連絡を受信したか否かを判断する。配送完了連絡を受信していない場合、ステップS204がNOになり、制御部14は、配送完了連絡を受信するまで待機する。配送完了連絡を受信した場合、ステップS204がYESになり、制御部14は、処理をステップS108に移行する。
ステップS202において、所定期間が経過していない場合、ステップS202がNOになり、制御部14は、処理をステップS205に移行する。ステップS205において、制御部14は、液体の消費量に応じた注意を表示部22に表示し、処理をステップS201に移行する。
ステップS201において、配送完了連絡を受信した場合、ステップS201がYESになり、制御部14は、処理をステップS206に移行する。ステップS206において、制御部14は、表示部22に液体の補充を促す表示を行う。
ステップS207において、制御部14は、液体収容体25への液体の補充が完了したか否かを判断する。補充が完了した場合、ステップS207がYESになり、制御部14は、処理をステップS208に移行する。ステップS208において、制御部14は、補充フラグをオフにし、処理をステップS102に移行する。
ステップS207において、補充が完了していない場合は、ステップS207がNOになり、制御部14は、処理をステップS209に移行する。ステップS209において、補充タイミングになってから所定期間が経過した場合には、ステップS209がYESになり、制御部14は、処理をステップS107に移行する。補充タイミングになってから所定期間が経過していない場合には、ステップS209がNOになり、制御部14は、処理をステップS210に移行する。ステップS210において、制御部14は、液体の消費量に応じた注意を表示部22に表示し、処理をステップS206に移行する。
本実施形態の作用について説明する。
制御部14は、液体収容体25への液体の補充が必要な補充タイミングにおいて、新しい補充容器39の配送状況をサーバー13に確認する。
図8に示すように、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39が発送済みであって且つ到着済みである場合、制御部14は、印刷を禁止するとともに、表示部22に液体の補充を促す補充催促画面の表示を行ってもよい。制御部14は、ユーザーにより操作部21が操作され、補充を完了した情報が入力されると、液体の補充が完了したと判断してもよい。制御部14は、液体収容体25に収容される液体の残量が、残量閾値より多くなると、補充が完了したと判断してもよい。
図9に示すように、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39が未発送である場合、表示部22は、新しい補充容器39の発送を確認する発送確認画面を表示部22に表示してもよい。ユーザーにより操作部21が操作され、新しい補充容器39の発送が選択された場合、制御部14は、サーバー13に対して発送要求を行う。新しい補充容器39の発送が選択されない場合、制御部14は、液体収容体25に液体の補充が完了する、もしくは新しい補充容器39の発送が選択されるまで、印刷を禁止する。
図10に示すように、補充容器39の発送要求を行った制御部14は、継続選択画面を表示部22に表示することで、制御部14は、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。継続選択画面は、印刷の継続を選択した場合の注意と、新しい補充容器39の到着予定日と、を含んでもよい。すなわち、制御部14は、新しい補充容器39の到着予定日を表示部22に表示させてもよい。制御部14は、ユーザーにより継続が選択された場合には、一時的に印刷を継続する。制御部14は、ユーザーにより停止が選択された場合には、印刷を禁止する。
図10に示すように、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39が発送済みであって且つ未到着である場合も、制御部14は、継続選択画面を表示部22に表示してもよい。すなわち、制御部14は、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。
図2に示すように、補充タイミングにある液体収容体25は、例えば収容する液体の液面レベルが、一番下の目盛り33にあり、液体が残っている。補充タイミングにおいて、一時的に印刷の継続が選択されると、液体吐出装置12は、液体収容体25に残った液体で印刷を行う。
一時的に印刷の継続が可能な状態において、制御部14は、補充タイミングの後に消費された液体の消費量に応じて注意の内容を変えてもよい。例えば、制御部14は、消費量が増加するほど、注意の色及び文言等を変化させることで、注意の度合いを徐々に強くしてもよい。具体的には、液体収容体25内の液体が空になり、液体供給流路26に空気が入る虞がある場合、制御部14は、注意の度合いを強めてもよい。液体供給流路26内の液体も空になり、液体吐出ヘッド24内に空気が入る虞がある場合、制御部14は、注意の度合いをさらに強めてもよい。制御部14は、印刷ジョブを実行するごとに、注意の度合いを強くしてもよい。
サーバー13は、ユーザーの元に新しい補充容器39が到着すると、液体吐出装置12に対して配送完了連絡を送信する。一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい補充容器39の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、制御部14は、液体収容体25へ液体の補充が行われるまで表示部22に液体の補充を促す表示を行ってもよい。具体的には、制御部14は、図8に示す補充催促画面を表示部22に表示する。
制御部14は、サーバー13から配送完了連絡を受信した後、液体の補充が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止してもよい。所定期間とは、例えば印刷を実行している最中に配送完了連絡を受信した場合には、実行している印刷ジョブが終了するまでとしてもよいし、所定量の液体を消費する期間としてもよい。
補充タイミングにおいて印刷の継続が選択されると共に、印刷が実行された場合、制御部14は、液体収容体25に液体が補充されると、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24内に液体を充填する。液体の充填は、例えば、液体吐出ヘッド24内の液体に負圧もしくは加圧を作用させ、図示しないノズルから液体を強制的に排出させるクリーニングにより行ってもよい。
本実施形態の効果について説明する。
(1)液体収容体25に液体の補充が必要になる補充タイミングでは、液体収容体25、液体収容体25と液体吐出ヘッド24とを接続する液体供給流路26、及び液体吐出ヘッド24に少量の液体が残っている。しかし、この液体を使用して印刷を行うと、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24に空気が入る虞があり、後に、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24に液体を充填する作業が必要になる。その点、制御部14は、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39の配送状況をサーバー13に確認し、補充容器39が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促したうえで一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。そのため、ユーザーは、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39の配送状況を確認できると共に、新しい補充容器39が未到着である場合でも一時的に印刷を継続できる。したがって、印刷を中断しなければならない期間が生じる虞を低減できる。
(2)制御部14は、補充タイミングにおいて、新しい補充容器39が未発送である場合に、サーバー13に対して発送要求を行う。したがって、新しい補充容器39を手配するユーザーの手間を省くことができる。
(3)制御部14は、新しい補充容器39の到着予定日を表示部22に表示させる。したがって、ユーザーは、一時的に印刷を継続するか、新しい補充容器39の到着を待つかの判断に、到着予定日を利用することができる。
(4)例えば、液体吐出ヘッド24内の液体が空になるまで印刷を継続してしまった場合、液体吐出ヘッド24に液体を充填した後も吐出不良が生じる虞がある。その点、制御部14は、新しい補充容器39の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、液体収容体25へ液体の補充が行われるまで表示部22に液体の補充を促す表示をし続ける。したがって、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞を低減できる。
(5)制御部14は、新しい補充容器39の配送完了連絡を受信した後、液体の補充が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止する。制御部14が、サーバー13から配送完了連絡を受信したとき、新しい補充容器39はユーザーに届けられ、ユーザーは補充容器39から液体収容体25に液体を補充可能な状態にある。したがって、補充容器39が到着した後も液体の補充がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(6)補充タイミングで一時的に印刷の継続が選択された場合、液体の消費量が増えるほど、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞が高くなる。その点、制御部14は、液体の消費量に応じて注意の内容を変える。したがって、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる可能性の高さをユーザーに知らせることができる。
(7)制御部14は、補充タイミングにおいて新しい補充容器39が発送済みであって且つ到着済みである場合、印刷を禁止するとともに、表示部22に液体の補充を促す表示を行う。したがって、液体の補充がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(第2実施形態)
次に、液体吐出装置、液体吐出装置を備える配送システムの第2実施形態を、図面を参照して説明する。なお、この第2実施形態は、液体収容体が着脱可能である点で第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図11に示すように、配送システム11は、液体吐出装置12と、液体吐出装置12と通信可能なサーバー13と、を備える。液体吐出装置12は、媒体16に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッド24と、ネットワークNTを介してサーバー13と通信可能な制御部14と、を備える。液体吐出装置12は、液体吐出ヘッド24に供給する液体を収容する液体収容体の一例であるカートリッジ51が着脱可能に装着される装着部52を備える。装着部52は、液体供給流路26の一部を構成する供給針53と、制御部14に電気的に接続される電気接続部54と、を備えてもよい。
カートリッジ51は、カートリッジ51に関する情報を記憶する記憶媒体56を備えてもよい。記憶媒体56は、例えばICチップである。記憶媒体56は、カートリッジ51が収容する液体の種類、収容する液体の量、カートリッジ51の識別子などを記憶していてもよい。制御部14は、記憶媒体56に記憶される情報に基づいて、カートリッジ51が収容する液体の量を算出し、記憶媒体56が記憶する情報を書き換えてもよい。
装着部52に装着されたカートリッジ51は、記憶媒体56が電気接続部54に電気機的に接続されると共に、供給針53を介して収容する液体を導出可能になる。カートリッジ51に収容される液体は、供給針53及び液体供給流路26を介して液体吐出ヘッド24に供給される。
制御部14は、電気接続部54が記憶媒体56に接続することで、記憶媒体56に記憶された情報を読み出したり、記憶媒体56に情報を書き込んだりできる。電気接続部54は、記憶媒体56に接触することで通信を可能とするコネクターとしてもよいし、記憶媒体56に対して無線で情報を読み書きする無線機としてもよい。
次に、図12,図13に示すフローチャートを参照し、制御部14が実行する交換ルーチンについて説明する。制御部14は、液体吐出装置12の電源が投入されたタイミングで、交換ルーチンを実行する。
図12に示すように、ステップS301において、制御部14は、交換フラグがオンであるか否かを判断する。交換フラグがオフである場合は、ステップS301がNOになり、制御部14は、処理をステップS304に移行する。交換フラグがオンである場合は、ステップS301がYESになり、制御部14は、処理をステップS302に移行する。ステップS302において、制御部14は、カートリッジ51の交換が必要な交換タイミングであるか否かを判断する。
カートリッジ51に収容される液体の残量が残量閾値より多い場合、制御部14は、カートリッジ51の交換タイミングではないと判断し、ステップS302がNOになる。制御部14は、交換タイミングになるまで待機する。
残量が残量閾値以下である場合、制御部14は、交換タイミングであると判断し、ステップS302がYESになる。制御部14は、処理をステップS303に移行する。ステップS303において、制御部14は、交換フラグをオンにする。
ステップS304において、制御部14は、新しいカートリッジ51の配送状況をサーバー13に確認する。ステップS305において、制御部14は、新しいカートリッジ51が発送済みであるか否かを判断する。新しいカートリッジ51が発送済みである場合、ステップS305がYESになり、制御部14は、処理をステップS306に移行する。
ステップS306において、制御部14は、新しいカートリッジ51がユーザーの元に到着済みであるか否かを判断する。制御部14がサーバー13から送信された配送完了連絡を受信している場合、制御部14は、新しいカートリッジ51が到着済みであると判断し、ステップS306がYESになる。制御部14は、処理をステップS307に移行する。
ステップS307において、制御部14は、印刷を禁止する。ステップS308において、制御部14は、表示部22にカートリッジ51の交換を促す表示を行う。ステップS309において、制御部14は、カートリッジ51の交換が完了したか否かを判断する。交換が完了していない場合は、ステップS309がNOになり、制御部14は、交換が完了するまで待機する。交換が完了すると、ステップS309がYESになり、制御部14は、処理をステップS310に移行する。ステップS310において、制御部14は、交換フラグをオフにし、処理をステップS302に移行する。
ステップS305において、新しいカートリッジ51が未発送である場合、ステップS305がNOになる。制御部14は、処理をステップS311に移行する。ステップS311において、制御部14は、サーバー13に対して新しいカートリッジ51の発送要求を行い、処理をステップS312に移行する。
ステップS306において制御部14が配送完了連絡を受信していない場合、制御部14は、新しいカートリッジ51が未到着であると判断し、ステップS306がNOになる。制御部14は、処理をステップS312に移行する。
ステップS312において、制御部14は、印刷を継続する場合の注意を表示部22に表示する。ステップS313において、制御部14は、新しいカートリッジ51の到着予定日を表示部22に表示する。ステップS314において、制御部14は、印刷の継続を選択できる画面を表示部22に表示する。
ステップS315において、制御部14は、印刷を継続するか否かを判断する。ユーザーにより、印刷の継続が選択されなかった場合は、ステップS315がNOになり、制御部14は、処理をステップS307に移行する。ユーザーにより印刷の継続が選択された場合は、ステップS315がYESになり、制御部14は、処理をステップS401に移行する。
図13に示すように、ステップS401において、制御部14は、サーバー13から送信された配送完了連絡を受信したか否かを判断する。配送完了連絡を受信していない場合、ステップS401がNOになる。制御部14は、処理をステップS402に移行する。ステップS402において、制御部14は、交換タイミングになってから所定期間が経過したか否かを判断する。所定期間が経過した場合には、ステップS402がYESになり、制御部14は、処理をステップS403に移行する。
ステップS403において、制御部14は、印刷を禁止する。ステップS404において、制御部14は、サーバー13から送信された配送完了連絡を受信したか否かを判断する。配送完了連絡を受信していない場合、ステップS404がNOになり、制御部14は、配送完了連絡を受信するまで待機する。配送完了連絡を受信した場合、ステップS404がYESになり、制御部14は、処理をステップS308に移行する。
ステップS402において、所定期間が経過していない場合、ステップS402がNOになり、制御部14は、処理をステップS405に移行する。ステップS405において、制御部14は、液体の消費量に応じた注意を表示部22に表示し、処理をステップS401に移行する。
ステップS401において、配送完了連絡を受信した場合、ステップS401がYESになり、制御部14は、処理をステップS406に移行する。ステップS406において、制御部14は、表示部22にカートリッジ51の交換を促す表示を行う。
ステップS407において、制御部14は、カートリッジ51の交換が完了したか否かを判断する。交換が完了した場合、ステップS407がYESになり、制御部14は、処理をステップS408に移行する。ステップS408において、制御部14は、交換フラグをオフにし、処理をステップS302に移行する。
ステップS407において、交換が完了していない場合は、ステップS407がNOになり、制御部14は、処理をステップS409に移行する。ステップS409において、交換タイミングになってから所定期間が経過した場合には、ステップS409がYESになり、制御部14は、処理をステップS307に移行する。交換タイミングになってから所定期間が経過していない場合には、ステップS409がNOになり、制御部14は、処理をステップS410に移行する。ステップS410において、制御部14は、液体の消費量に応じた注意を表示部22に表示し、処理をステップS406に移行する。
本実施形態の作用について説明する。
制御部14は、カートリッジ51の交換が必要な交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51の配送状況をサーバー13に確認する。
図14に示すように、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51が発送済みであって且つ到着済みである場合、制御部14は、印刷を禁止するとともに、表示部22にカートリッジ51の交換を促す交換催促画面の表示を行ってもよい。制御部14は、ユーザーにより操作部21が操作され、交換を完了した情報が入力されると、カートリッジ51の交換が完了したと判断してもよい。制御部14は、記憶媒体56が記憶する情報に基づいて、交換が完了したと判断してもよい。
図15に示すように、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51が未発送である場合、表示部22は、新しいカートリッジ51の発送を確認する発送確認画面を表示部22に表示してもよい。ユーザーにより操作部21が操作され、新しいカートリッジ51の発送が選択された場合、制御部14は、サーバー13に対して発送要求を行う。新しいカートリッジ51の発送が選択されない場合、制御部14は、カートリッジ51の交換が完了する、もしくは新しいカートリッジ51の発送が選択されるまで、印刷を禁止する。
図16に示すように、新しいカートリッジ51の発送要求を行った制御部14は、継続選択画面を表示部22に表示することで、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。継続選択画面は、印刷の継続を選択した場合の注意と、新しいカートリッジ51の到着予定日と、を含んでもよい。すなわち、制御部14は、新しいカートリッジ51の到着予定日を表示部22に表示させてもよい。制御部14は、ユーザーにより継続が選択された場合には、一時的に印刷を継続する。制御部14は、ユーザーにより停止が選択された場合には、印刷を禁止する。
図16に示すように、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51が発送済みであって且つ未到着である場合も、制御部14は、継続選択画面を表示部22に表示してもよい。すなわち、制御部14は、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。交換タイミングにおいて、一時的に印刷の継続が選択されると、液体吐出装置12は、カートリッジ51に残った液体で印刷を行う。
一時的に印刷の継続が可能な状態において、制御部14は、交換タイミングの後に消費された液体の消費量に応じて注意の内容を変えてもよい。例えば、制御部14は、消費量が増加するほど、注意の色及び文言等を変化させることで、注意の度合いを徐々に強くしてもよい。
例えば、収容する液体の液面が空気と接するカートリッジ51では、液体収容体25と同様に、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24内に空気が入る虞がある。そのため、第1実施形態と同様に注意の度合いを強くしてもよい。
カートリッジ51は、可撓性を有する収容袋に液体を収容してもよい。収容袋は、液体を供給するにつれて潰れる。収容袋は、収容する液体の量が減るにつれ、潰れにくくなり、液体が供給されにくくなる。そのため、カートリッジ51は、残量が少なくなるほど、液体を供給可能な速度が遅くなることがある。カートリッジ51から液体が供給される供給速度より、印刷で液体を消費する消費速度の方が早い場合、図示しないノズルから空気が侵入し、吐出不良が生じる虞がある。したがって、制御部14は、消費量が増加して残量が少なくなるほど、消費速度を遅くするよう注意の度合いを強くしてもよい。
サーバー13は、ユーザーの元に新しいカートリッジ51が到着すると、液体吐出装置12に対して配送完了連絡を送信する。一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しいカートリッジ51の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、制御部14は、カートリッジ51へ液体の交換が行われるまで表示部22に液体の交換を促す表示を行ってもよい。具体的には、制御部14は、図14に示す交換催促画面を表示部22に表示する。
制御部14は、サーバー13から配送完了連絡を受信した後、液体の交換が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止してもよい。所定期間とは、例えば印刷を実行している最中に配送完了連絡を受信した場合には、実行している印刷ジョブが終了するまでとしてもよいし、所定量の液体を消費する期間としてもよい。
交換タイミングにおいて印刷の継続が選択されると共に、印刷が実行された場合、制御部14は、カートリッジ51が交換されると、液体吐出ヘッド24のクリーニングを行ってノズルから液体を強制的に排出させる。
本実施形態の効果について説明する。
(8)カートリッジ51の交換が必要になる交換タイミングでは、カートリッジ51、カートリッジ51と液体吐出ヘッド24とを接続する液体供給流路26、及び液体吐出ヘッド24に少量の液体が残っている。しかし、この液体を使用して印刷を行うと、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24に空気が入る虞があり、後に、液体供給流路26及び液体吐出ヘッド24に液体を充填する作業が必要になる。その点、制御部14は、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51の配送状況をサーバー13に確認し、カートリッジ51が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促したうえで一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。そのため、ユーザーは、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51の配送状況を確認できると共に、新しいカートリッジ51が未到着である場合でも一時的に印刷を継続できる。したがって、印刷を中断しなければならない期間が生じる虞を低減できる。
(9)制御部14は、交換タイミングにおいて、新しいカートリッジ51が未発送である場合に、サーバー13に対して発送要求を行う。したがって、新しいカートリッジ51を手配するユーザーの手間を省くことができる。
(10)制御部14は、新しいカートリッジ51の到着予定日を表示部22に表示させる。したがって、ユーザーは、一時的に印刷を継続するか、新しいカートリッジ51の到着を待つかの判断に、到着予定日を利用することができる。
(11)制御部14は、新しいカートリッジ51の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、カートリッジ51の交換が行われるまで表示部22に交換を促す表示をし続ける。したがって、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞を低減できる。
(12)制御部14は、新しいカートリッジ51の配送完了連絡を受信した後、新しいカートリッジ51への交換が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止する。制御部14が、サーバー13から配送完了連絡を受信したとき、新しいカートリッジ51はユーザーに届けられ、ユーザーはカートリッジ51を交換可能な状態にある。したがって、新しいカートリッジ51が到着した後もカートリッジ51の交換がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(13)交換タイミングで一時的に印刷の継続が選択された場合、液体の消費量が増えるほど、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞が高くなる。その点、制御部14は、液体の消費量に応じて注意の内容を変える。したがって、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる可能性の高さをユーザーに知らせることができる。
(14)制御部14は、交換タイミングにおいて新しいカートリッジ51が発送済みであって且つ到着済みである場合、印刷を禁止するとともに、表示部22に交換を促す表示を行う。したがって、新しいカートリッジ51への交換が行われないまま印刷が継続される虞を低減できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図17に示すフローチャートのように、図6,図7に示す補充ルーチンにおいて、ステップS206〜ステップS210を省略してもよい。すなわち、ステップS201において、配送完了連絡を受信した場合、ステップS201がYESになり、制御部14は、処理をステップS107に移行してもよい。一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい補充容器39の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、制御部14は、すぐに印刷を禁止するとともに、液体収容体25への液体の補充が行われるまで表示部22に補充を促す表示を行ってもよい。これにより、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞を低減できる。
・図18に示すフローチャートのように、図12,図13に示す交換ルーチンにおいて、ステップS406〜ステップS410を省略してもよい。すなわち、ステップS401において、配送完了連絡を受信した場合、ステップS401がYESになり、制御部14は、処理をステップS307に移行してもよい。一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しいカートリッジ51の配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、制御部14は、すぐに印刷を禁止するとともに、新しいカートリッジ51への交換が行われるまで表示部22に交換を促す表示を行ってもよい。これにより、液体吐出ヘッド24内の液体が空になる虞を低減できる。
・保持部35には、収容する液体の種類を示すラベルを設けてもよい。ラベルは、液体収容体25ごとに対応して設けてもよい。注入口カバー44は、使用しない液体収容体25の注入口40と共に、使用しない液体収容体25に対応するラベルを覆ってもよい。
・液体吐出装置12は、複数の液体収容体25にそれぞれ異なる種類の液体を収容してもよい。この場合、制御部14は、何れか1つの液体収容体25の補充タイミングにおいて、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にしてもよい。
・装着部52には、複数のカートリッジ51を装着可能としてもよい。この場合、制御部14は、何れか1つのカートリッジ51の交換タイミングにおいて、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にしてもよい。
・液体吐出装置12は、カートリッジ51が装着部52に装着されたことを検知する装着検知部を備えてもよい。制御部14は、装着検知部の検知結果に基づいて、カートリッジ51が交換されたか否かを判断してもよい。
・制御部14は、補充タイミングもしくは交換タイミングにおいて、一時的に印刷可能な状態が選択された場合の印刷速度を、通常印刷時より遅くしてもよい。例えば、制御部14は、一時的に印刷可能な状態が選択された場合のキャリッジ27の移動速度を、通常印刷時より遅くしてもよい。液体吐出ヘッド24が、媒体16の幅方向に亘って設けられるラインヘッドの場合、一時的に印刷可能な状態が選択された場合の媒体16の搬送速度を、通常印刷時より遅くしてもよい。制御部14は、単位時間当たりに液体吐出ヘッド24が吐出する液体の量を少なくしてもよい。
・制御部14は、制御部14は、補充タイミングもしくは交換タイミングにおいて、一時的に印刷可能な状態が選択された場合の注意の内容を、印刷するデータに応じて変更してもよい。例えば、制御部14は、印字率が高い場合には、印字率が低い場合より強い注意を行ってもよい。制御部14は、印刷する媒体16の大きさが大きい場合には、小さい場合より強い注意を行ってもよい。制御部14は、印刷する媒体16の数が多い場合には、少ない場合より強い注意を行ってもよい。
・補充タイミングが補充容器39の到着より早まった場合、もしくは交換タイミングがカートリッジ51の到着より早まった場合、サーバー13は、早まった期間を記憶してもよい。使用する期間に応じて料金が発生するサブスクリプションタイプの液体吐出装置12の場合、補充タイミングになってから補充容器39が到着するまでの期間、及び交換タイミングになってからカートリッジ51が到着するまでの期間は、正しい状態での印刷ができない期間である。そのため、配送システム11は、サーバー13が記憶する期間に応じて、返金、プレゼント、プラン内容の変更などのサービスでユーザーに還元するようにしてもよい。
・液体吐出装置12は、所定期間あたりの液体の消費量と、補充容器39に充填されていた液体の量と、に基づいて、補充タイミングを推測する推測部を備えてもよい。液体吐出装置12は、推測部が推測する補充タイミングより、補充容器39の配送に要する配送期間だけ前にサーバー13に補充容器39の発送要求を行う発送要求部を備えてもよい。推測部は、補充タイミングにおいて新しい補充容器39が未到着である場合、次回の補充タイミングが早くなるように補正し、発送要求を前倒ししてもよい。
・液体吐出装置12は、所定期間あたりの液体の消費量と、新しいカートリッジ51に収容されていた液体の量と、に基づいて、交換タイミングを推測する推測部を備えてもよい。液体吐出装置12は、推測部が推測する交換タイミングより、カートリッジ51の配送に要する配送期間だけ前にサーバー13にカートリッジ51の発送要求を行う発送要求部を備えてもよい。推測部は、交換タイミングにおいて新しい補充容器39が未到着である場合、次回の交換タイミングが早くなるように補正し、発送要求を前倒ししてもよい。
・制御部14は、一時的に印刷の継続が可能な状態において、液体の消費量に関係なく注意を表示してもよい。
・制御部14は、配送完了連絡を受信した後、補充もしくは交換が行われない期間が所定期間を越えた場合でも、印刷の継続を選択できる状態にしてもよい。
・制御部14は、一時的に印刷の継続が可能な状態において、配送完了連絡をサーバー13から受信した場合、補充もしくは交換を促す表示を連続して表示してもよいし、断続的に表示してもよいし、一時的に表示してもよい。
・制御部14は、新しい補充容器39もしくは新しいカートリッジ51の到着予定日を表示部22に表示させなくてもよい。制御部14は、例えば音声により到着予定日を報知してもよい。
・制御部14は、補充タイミングもしくは交換タイミングにおいて、補充容器39もしくはカートリッジ51が未発送である場合、ユーザーの操作によらず自動的に補充容器39もしくはカートリッジ51の発送要求を行ってもよい。制御部14は、補充タイミングもしくは交換タイミングとは異なるタイミングで補充容器39もしくはカートリッジ51の発送要求を行ってもよい。制御部14は、補充タイミングもしくは交換タイミングとは関係なく補充容器39もしくはカートリッジ51の配送状況を確認してもよい。
・液体吐出装置12は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体吐出装置であってもよい。液体吐出装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。ここでいう液体は、液体吐出装置から吐出させることができるような材料であればよい。例えば、液体は、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属、金属融液、のような流状体を含むものとする。液体は、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体吐出装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を吐出する装置がある。液体吐出装置は、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。液体吐出装置は、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ、光学レンズ、などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する装置であってもよい。液体吐出装置は、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する装置であってもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)液体吐出装置は、媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体と、ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、を備え、前記液体収容体は、前記液体を収容する収容室と、補充容器から前記収容室に前記液体を補充するための注入口と、を有し、前記制御部は、前記液体収容体への前記液体の補充が必要な補充タイミングにおいて、新しい前記補充容器の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記補充容器が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。
液体収容体に液体の補充が必要になる補充タイミングでは、液体収容体、液体収容体と液体吐出ヘッドとを接続する液体供給流路、及び液体吐出ヘッドに少量の液体が残っている。しかし、この液体を使用して印刷を行うと、液体供給流路及び液体吐出ヘッドに空気が入る虞があり、後に、液体供給流路及び液体吐出ヘッドに液体を充填する作業が必要になる。その点、この構成によれば、制御部は、補充タイミングにおいて、新しい補充容器の配送状況をサーバーに確認し、補充容器が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促したうえで一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。そのため、ユーザーは、補充タイミングにおいて、新しい補充容器の配送状況を確認できると共に、新しい補充容器が未到着である場合でも一時的に印刷を継続できる。したがって、印刷を中断しなければならない期間が生じる虞を低減できる。
(B)液体吐出装置は、前記補充タイミングにおいて新しい前記補充容器が未発送である場合、前記制御部は、前記サーバーに対して発送要求を行うとともに、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にしてもよい。
この構成によれば、制御部は、補充タイミングにおいて、新しい補充容器が未発送である場合に、サーバーに対して発送要求を行う。したがって、新しい補充容器を手配するユーザーの手間を省くことができる。
(C)液体吐出装置は、表示部を備え、前記制御部は、新しい前記補充容器の到着予定日を前記表示部に表示させてもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい補充容器の到着予定日を表示部に表示させる。したがって、ユーザーは、一時的に印刷を継続するか、新しい補充容器の到着を待つかの判断に、到着予定日を利用することができる。
(D)液体吐出装置は、表示部を備え、一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記補充容器の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、前記液体収容体へ前記液体の補充が行われるまで前記表示部に前記液体の補充を促す表示を行ってもよい。
例えば、液体吐出ヘッド内の液体が空になるまで印刷を継続してしまった場合、液体吐出ヘッドに液体を充填した後も吐出不良が生じる虞がある。その点、この構成によれば、制御部は、新しい補充容器の配送完了連絡をサーバーから受信した場合、液体収容体へ液体の補充が行われるまで表示部に液体の補充を促す表示をし続ける。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞を低減できる。
(E)液体吐出装置において、前記制御部は、前記サーバーから前記配送完了連絡を受信した後、前記液体の補充が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止してもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい補充容器の配送完了連絡を受信した後、液体の補充が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止する。制御部が、サーバーから配送完了連絡を受信したとき、新しい補充容器はユーザーに届けられ、ユーザーは補充容器から液体収容体に液体を補充可能な状態にある。したがって、補充容器が到着した後も液体の補充がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(F)液体吐出装置は、表示部を備え、一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記補充容器の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、すぐに印刷を禁止するとともに、前記液体収容体への前記液体の補充が行われるまで前記表示部に補充を促す表示を行ってもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい補充容器の配送完了連絡を受信した後、すぐに印刷を禁止し、液体収容体への液体の補充が行われるまで表示部に液体の補充を促す表示を行う。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞を低減できる。
(G)液体吐出装置は、一時的に印刷の継続が可能な状態において、前記制御部は、前記液体の消費量に応じて注意の内容を変えてもよい。
補充タイミングで一時的に印刷の継続が選択された場合、液体の消費量が増えるほど、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞が高くなる。その点、この構成によれば、制御部は、液体の消費量に応じて注意の内容を変える。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる可能性の高さをユーザーに知らせることができる。
(H)液体吐出装置は、表示部を備え、前記補充タイミングにおいて、新しい前記補充容器が発送済みであって且つ到着済みである場合、前記制御部は、印刷を禁止するとともに、前記表示部に前記液体の補充を促す表示を行ってもよい。
この構成によれば、制御部は、補充タイミングにおいて新しい補充容器が発送済みであって且つ到着済みである場合、印刷を禁止するとともに、表示部に液体の補充を促す表示を行う。したがって、液体の補充がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(I)配送システムは、上記構成の液体吐出装置と、前記液体吐出装置と通信可能な前記サーバーと、を備える。
この構成によれば、上記液体吐出装置と同様の効果を奏することができる。
(J)液体吐出装置は、媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部と、ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記液体収容体の交換が必要な交換タイミングにおいて、新しい前記液体収容体の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記液体収容体が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。
液体収容体の交換が必要になる交換タイミングでは、液体収容体、液体収容体と液体吐出ヘッドとを接続する液体供給流路、及び液体吐出ヘッドに少量の液体が残っている。しかし、この液体を使用して印刷を行うと、液体供給流路及び液体吐出ヘッドに空気が入る虞があり、後に、液体供給流路及び液体吐出ヘッドに液体を充填する作業が必要になる。その点、この構成によれば、制御部は、交換タイミングにおいて、新しい液体収容体の配送状況をサーバーに確認し、液体収容体が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促したうえで一時的に印刷の継続を選択できる状態にする。そのため、ユーザーは、交換タイミングにおいて、新しい液体収容体の配送状況を確認できると共に、新しい液体収容体が未到着である場合でも一時的に印刷を継続できる。したがって、印刷を中断しなければならない期間が生じる虞を低減できる。
(K)液体吐出装置は、前記交換タイミングにおいて新しい前記液体収容体が未発送である場合、前記制御部は、前記サーバーに対して発送要求を行うとともに、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にしてもよい。
この構成によれば、制御部は、交換タイミングにおいて、新しい液体収容体が未発送である場合に、サーバーに対して発送要求を行う。したがって、新しい補充容器を手配するユーザーの手間を省くことができる。
(L)液体吐出装置は、表示部を備え、前記制御部は、新しい前記液体収容体の到着予定日を前記表示部に表示させてもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい液体収容体の到着予定日を表示部に表示させる。したがって、ユーザーは、一時的に印刷を継続するか、新しい液体収容体の到着を待つかの判断に、到着予定日を利用することができる。
(M)液体吐出装置は、表示部を備え、一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記液体収容体の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、新しい前記液体収容体への交換が行われるまで前記表示部に交換を促す表示を行ってもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい液体収容体の配送完了連絡をサーバーから受信した場合、液体収容体の交換が行われるまで表示部に交換を促す表示をし続ける。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞を低減できる。
(N)液体吐出装置において、前記制御部は、前記サーバーから前記配送完了連絡を受信した後、新しい前記液体収容体への交換が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止してもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい液体収容体の配送完了連絡を受信した後、新しい液体収容体への交換が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止する。制御部が、サーバーから配送完了連絡を受信したとき、新しい液体収容体はユーザーに届けられ、ユーザーは液体収容体を交換可能な状態にある。したがって、新しい液体収容体が到着した後も液体収容体の交換がされないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(O)液体吐出装置は、表示部を備え、一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記液体収容体の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、すぐに印刷を禁止するとともに、新しい前記液体収容体への交換が行われるまで前記表示部に交換を促す表示を行ってもよい。
この構成によれば、制御部は、新しい液体収容体の配送完了連絡を受信した後、すぐに印刷を禁止し、新しい液体収容体への交換が行われるまで表示部に交換を促す表示を行う。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞を低減できる。
(P)液体吐出装置は、一時的に印刷の継続が可能な状態において、前記制御部は、前記液体の消費量に応じて注意の内容を変えてもよい。
交換タイミングで一時的に印刷の継続が選択された場合、液体の消費量が増えるほど、液体吐出ヘッド内の液体が空になる虞が高くなる。その点、この構成によれば、制御部は、液体の消費量に応じて注意の内容を変える。したがって、液体吐出ヘッド内の液体が空になる可能性の高さをユーザーに知らせることができる。
(Q)液体吐出装置は、表示部を備え、前記交換タイミングにおいて、新しい前記液体収容体が発送済みであって到着済みである場合、前記制御部は、印刷を禁止するとともに、前記表示部に交換を促す表示を行ってもよい。
この構成によれば、制御部は、交換タイミングにおいて新しい液体収容体が発送済みであって且つ到着済みである場合、印刷を禁止するとともに、表示部に交換を促す表示を行う。したがって、新しい液体収容体への交換が行われないまま印刷が継続される虞を低減できる。
(R)配送システムは、上記構成の液体吐出装置と、前記液体吐出装置と通信可能な前記サーバーと、を備える。
この構成によれば、上記液体吐出装置と同様の効果を奏することができる。
11…配送システム、12…液体吐出装置、13…サーバー、14…制御部、16…媒体、17…印刷ユニット、18…読取ユニット、19…媒体収容部、20…排出部、21…操作部、22…表示部、24…液体吐出ヘッド、25…液体収容体、26…液体供給流路、27…キャリッジ、29…窓部、30…筐体、31…筐体カバー、33…目盛り、35…保持部、36…残量検出部、38…収容室、39…補充容器、40…注入口、41…筒部、42…栓、44…注入口カバー、45…フック、46…キャップ、47…位置決め部、49…貫通孔、51…液体収容体の一例であるカートリッジ、52…装着部、53…供給針、54…電気接続部、56…記憶媒体、NT…ネットワーク。

Claims (18)

  1. 媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体と、
    ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、
    を備え、
    前記液体収容体は、
    前記液体を収容する収容室と、
    補充容器から前記収容室に前記液体を補充するための注入口と、
    を有し、
    前記制御部は、前記液体収容体への前記液体の補充が必要な補充タイミングにおいて、新しい前記補充容器の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記補充容器が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にすることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記補充タイミングにおいて新しい前記補充容器が未発送である場合、前記制御部は、前記サーバーに対して発送要求を行うとともに、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にすることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 表示部を備え、
    前記制御部は、新しい前記補充容器の到着予定日を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 表示部を備え、
    一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記補充容器の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、前記液体収容体へ前記液体の補充が行われるまで前記表示部に前記液体の補充を促す表示を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記制御部は、前記サーバーから前記配送完了連絡を受信した後、前記液体の補充が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 表示部を備え、
    一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記補充容器の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、すぐに印刷を禁止するとともに、前記液体収容体への前記液体の補充が行われるまで前記表示部に補充を促す表示を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  7. 一時的に印刷の継続が可能な状態において、前記制御部は、前記液体の消費量に応じて注意の内容を変えることを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  8. 表示部を備え、
    前記補充タイミングにおいて、新しい前記補充容器が発送済みであって且つ到着済みである場合、前記制御部は、印刷を禁止するとともに、前記表示部に前記液体の補充を促す表示を行うことを特徴とする請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  9. 請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の液体吐出装置と、
    前記液体吐出装置と通信可能な前記サーバーと、
    を備えることを特徴とする配送システム。
  10. 媒体に液体を吐出して印刷を行う液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドに供給する前記液体を収容する液体収容体が着脱可能に装着される装着部と、
    ネットワークを介してサーバーと通信可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記液体収容体の交換が必要な交換タイミングにおいて、新しい前記液体収容体の配送状況を前記サーバーに確認し、新しい前記液体収容体が発送済みであって且つ未到着である場合、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にすることを特徴とする液体吐出装置。
  11. 前記交換タイミングにおいて新しい前記液体収容体が未発送である場合、前記制御部は、前記サーバーに対して発送要求を行うとともに、注意を促した上で一時的に印刷の継続を選択できる状態にすることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
  12. 表示部を備え、
    前記制御部は、新しい前記液体収容体の到着予定日を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の液体吐出装置。
  13. 表示部を備え、
    一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記液体収容体の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、新しい前記液体収容体への交換が行われるまで前記表示部に交換を促す表示を行うことを特徴とする請求項10〜請求項12のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  14. 前記制御部は、前記サーバーから前記配送完了連絡を受信した後、新しい前記液体収容体への交換が行われない期間が所定期間を超えた場合に印刷を禁止することを特徴とする請求項13に記載の液体吐出装置。
  15. 表示部を備え、
    一時的に印刷の継続が可能な状態において、新しい前記液体収容体の配送完了連絡を前記サーバーから受信した場合、前記制御部は、すぐに印刷を禁止するとともに、新しい前記液体収容体への交換が行われるまで前記表示部に交換を促す表示を行うことを特徴とする請求項10〜請求項12のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  16. 一時的に印刷の継続が可能な状態において、前記制御部は、前記液体の消費量に応じて注意の内容を変えることを特徴とする請求項10〜請求項15のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  17. 表示部を備え、
    前記交換タイミングにおいて、新しい前記液体収容体が発送済みであって到着済みである場合、前記制御部は、印刷を禁止するとともに、前記表示部に交換を促す表示を行うことを特徴とする請求項10〜請求項16のうち何れか一項に記載の液体吐出装置。
  18. 請求項10〜請求項17のうち何れか一項に記載の液体吐出装置と、
    前記液体吐出装置と通信可能な前記サーバーと、
    を備えることを特徴とする配送システム。
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