JP2021177789A - 内視鏡再生処理具 - Google Patents

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Abstract

【課題】起上台付内視鏡に対して内視鏡リプロセッサを用いた再生処理を実行する際に起上台の起上角度を自ずと設定できる内視鏡再生処理具を提供する。【解決手段】内視鏡再生処理具は、内視鏡リプロセッサの流体供給源に接続される流体導入口と、起上台付内視鏡に装着されて、起上レバーを移動可能範囲のうちの所定の範囲内に保持するレバー固定部と、前記レバー固定部に設けられた第1流体導出口と、前記流体導入口および前記第1流体導出口を連通する第1チューブと、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、起上台付内視鏡に再生処理を施すための内視鏡再生処理具に関する。
医療分野において使用される内視鏡および付属品は、使用後に消毒液等の流体を用いた再生処理が施される。また、内視鏡に対して再生処理を自動的に行う内視鏡リプロセッサが知られている。
特開2010−69095号公報に開示されているように、内視鏡には、挿入部に設けられ、挿入部に対して移動する起上台を備えるものがある。
特開2010−69095号公報
内視鏡リプロセッサを用いて起上台を備える起上台付内視鏡に再生処理を施す場合、起上台をメーカー指定の位置に固定した状態で内視鏡リプロセッサ内に配置する必要があるため、使用者は注意を払う必要がある。
本発明は、上述した問題点を解決するものであって、起上台付内視鏡に対して内視鏡リプロセッサを用いた再生処理を実行する際に起上台の起上角度を自ずと設定できる内視鏡再生処理具を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡再生処理具は、内視鏡リプロセッサの流体供給源に接続される流体導入口と、起上台付内視鏡に装着されて、起上レバーを移動可能範囲のうちの所定の範囲内に保持するレバー固定部と、前記レバー固定部に設けられた第1流体導出口と、前記流体導入口および前記第1流体導出口を連通する第1チューブと、を含む。
本発明によれば、起上台付内視鏡に対して内視鏡リプロセッサを用いた再生処理を実行する際に起上台の起上角度を自ずと設定できる内視鏡再生処理具を提供することができる。
内視鏡リプロセッサの構成を示す図である。 起上台付内視鏡の挿入部の先端部および内視鏡再生処理具の部分断面図である。 起上台付内視鏡の操作部および内視鏡再生処理具を示す部分拡大図である。 起上台付内視鏡の操作部および内視鏡再生処理具を示す部分拡大図である。 内視鏡再生処理具の構成を示す図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
以下に、本発明の実施形態の一例を説明する。図1は、内視鏡リプロセッサの構成を示す図である。図2は、起上台付内視鏡の挿入部の先端部および内視鏡再生処理具の部分断面図である。図3および図4は、起上台付内視鏡の操作部および内視鏡再生処理具を示す部分拡大図である。図3は、ユニバーサルコードの基部の長手軸に沿う方向から操作部を見た図であり、図4は、ユニバーサルコードの基部の長手軸と、起上レバーの回動軸と、に直交する方向から操作部を見た図である。
内視鏡リプロセッサ1は、起上台付内視鏡100に対して、再生処理を施す装置である。なお、ここでいう再生処理とは特に限定されるものではなく、水によるすすぎ処理、有機物等の汚れを落とす洗浄処理、所定の微生物を無効化する消毒処理、全ての微生物を排除もしくは死滅させる滅菌処理、またはこれらの組み合わせ、のいずれであってもよい。
なお、以下の説明において、上方とは比較対象に対してより地面から遠ざかった位置のことを指し、下方とは比較対象に対してより地面に近づいた位置のことを指す。また、以下の説明における高低とは、重力方向に沿った高さ関係を示すものとする。
まず、起上台付内視鏡100の概略的な構成について説明する。なお、起上台付内視鏡100の構成は公知であるため、詳細な説明は省略する。
起上台付内視鏡100は、挿入部101、操作部110およびユニバーサルコード109を含む。図2に示すように、挿入部101の先端部101aには、先端部101aに対して移動する起上台102が配設されている。起上台102は、先端部101aに形成された収容空間103内に収容されている。
収容空間103内には、処置具挿通チャンネル104に連通する処置具導出口103aが開口している。処置具挿通チャンネル104は、処置具導出口103aと図示しない開口である処置具導入口とを連通する管路である。処置具導入口は、操作部110に設けられている。処置具導入口から処置具挿通チャンネル104内に挿入された処置具は、処置具導出口103aおよび収容空間103を通って先端部101a外に突出する。
起上台102は、収容空間103内において、回動軸102a周りに回動可能である。起上台102は、回動軸102aから1方向に延出する腕状の部材である。起上台102は、後述する操作部110に設けられた起上レバー112の動きに応じて回動する。
起上台102は、処置具導出口103aから突出する処置具に当接する位置に配置されている。処置具に当接している起上台102が回動することにより、先端部101a外に突出する処置具の姿勢が変化する。以下では、起上台102の回動方向の位置を、起上角度と称する。
図3および図4に示すように、操作部110は、筐体111および起上レバー112を含む。筐体111には、挿入部101およびユニバーサルコード120が接続されている。また、筐体111には、湾曲操作ハンドル114が設けられている。湾曲操作ハンドル114は、挿入部101の湾曲操作を行うための部材である。
筐体111は、略四角柱状の外形を有しており、長軸に沿った一方の端部111eに挿入部101が結合されている。
以下では、端部111eを下方に向け、使用者から見て湾曲操作ハンドル114が筐体111の右側に位置するよう使用者が筐体111を保持した場合において、筐体111の使用者に対向する面を第1面111aと称する。またこの場合において、筐体111の、使用者から見て右に向く面を第2面111bと称し、使用者から見て左に向く面を第3面111cと称する。なお、第1面111a、第2面111bおよび第3面111cは、曲面であってもよい。
以下の説明では、筐体111の第1面111aが向く方向を手前方向、第2面111bが向く方向を右方向、第3面111cが向く方向を左方向と称する。また、筐体111の長軸に沿って端部111eに向かう方向を下方向と称し、その反対の方向を上方向と称する。
湾曲操作ハンドル114は、第2面111bから右方向に突出するよう配置されている。湾曲操作ハンドル114は、筐体111に対して回動軸113周りに回動可能である。回動軸113は、第2面111bに対して略直交している。図3に示すように、湾曲操作ハンドル114の一部は、第1面111aよりも手前方向に突出している。
第2面11bとは反対側の第3面111cには、ユニバーサルコード120の基部120aが接続されている。ユニバーサルコード120の基部120aの長手軸120bは、回動軸113に直交する平面に沿っている。図3に示すように、ユニバーサルコード120の基部120aは、第1面111aよりも手前方向に突出している。
起上レバー112は、筐体111に対して回動軸113周りに回動可能である。起上レバー112の先端部112aは、第1面111aよりも手前方向に突出している。起上レバー112の先端部112aは、使用者が起上レバー112を操作する際に触れる箇所である。起上レバー112の先端部112aは、第1面111aよりも手前側において、筐体111に対して上方向および下方向に移動する。
また、起上レバー112の先端部112aは、図4に示すように筐体111を上から見た場合において、湾曲操作ハンドル114とユニバーサルコード120の基部120aとの間に位置している。
起上レバー112の先端部112aの筐体111に対する上方向および下方向の移動に伴い、起上台102の起上角度が変化する。本実施形態では、起上レバー112の先端部112aが、移動可能範囲のうちの上方向の端に位置している場合に、起上台102の全体が、図2に示すように、収容空間103内に収容される。
次に、内視鏡リプロセッサ1の構成を説明する。図1に示すように、内視鏡リプロセッサ1は、内視鏡リプロセッサ1は、制御部5、電源部6、処理槽2、流体供給源59および内視鏡再生処理具60を含む。
制御部5は、演算装置(CPU)、記憶装置(RAM)、補助記憶装置、入出力装置および電力制御装置等を具備して構成することができ、使用者からの指示に従って所定のプログラムを実行し、内視鏡リプロセッサ1を構成する各部位の動作を制御する構成を有している。以下の説明における内視鏡リプロセッサ1に含まれる各構成の動作は、特に記載がない場合であっても制御部5によって制御される。
操作部7および表示部8は、制御部5と使用者との間の情報の授受を行うユーザインターフェースを構成する。操作部7は、例えばプッシュスイッチやタッチセンサ等の、使用者からの動作指示を受け付ける操作部材を含む。使用者からの動作指示は、操作部7により電気信号に変換され、制御部5に入力される。使用者からの動作指示とは、例えば再生処理の開始指示等である。なお、操作部7は、制御部5との間で有線通信または無線通信を行う内視鏡リプロセッサ1の本体部1aと分離した電子機器に備えられる形態であってもよい。
また、表示部8は、例えば画像や文字を表示する表示装置、光を発する発光装置、音を発するスピーカ、振動を発するバイブレータ、またはこれらの組み合わせ、を含む。表示部8は、制御部5から使用者に対して情報を出力する。なお、表示部8は、制御部5との間で有線通信または無線通信を行う内視鏡リプロセッサ1の本体部1aと分離した電子機器に備えられる形態であってもよい。
電源部6は、内視鏡リプロセッサ1の各部位に電力を供給する。電源部6は、商用電源等の外部から得た電力を各部位に分配する。なお、電源部6は、発電装置やバッテリーを備えていてもよい。
処理槽2は、開口部を有する凹形状であり、内部に液体を貯留することが可能である。処理槽2内には、起上台付内視鏡100を配置することができる。処理槽2内には、複数の起上台付内視鏡100を配置可能であってもよい。
処理槽2の上部には、処理槽2の開口部を開閉する蓋3が設けられている。処理槽2内において内視鏡に再生処理を施す場合には、処理槽2の開口部は蓋3によって閉じられる。
処理槽2には、洗浄液ノズル15、薬液ノズル12、水ノズル14、排液口11、循環口59b、および吐出部59aが設けられている。
洗浄液ノズル15は、洗浄液管路51を介して洗浄液タンク50に連通する開口部である。洗浄液タンク50は、洗浄液を貯留する。洗浄液は、洗浄処理に用いられる。洗浄液管路51には、洗浄液ポンプ52が設けられている。洗浄液ポンプ52は制御部5に接続されており、洗浄液ポンプ52の動作は制御部5によって制御される。洗浄液ポンプ52を運転することにより、洗浄液タンク50内の洗浄液が、処理槽2内に移送される。
薬液ノズル12は、薬液管路26を介して薬液タンク20に連通する開口部である。薬液タンク20は、薬液を貯留する。薬液タンク20が貯留する薬液の種類は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、薬液は消毒処理に用いられる消毒液、または滅菌処理に用いられる滅菌液である。消毒液または滅菌液としては、過酢酸水溶液が挙げられる。
薬液管路26には、薬液ポンプ27が設けられている。薬液ポンプ27を運転することにより、薬液タンク20内の薬液が、薬液管路26および薬液ノズル12を経由して、処理槽2内に移送される。なお、薬液が再利用可能である場合には、内視鏡リプロセッサ1は、処理槽2内の薬液を回収して薬液タンク20内に戻す構成を備えていてもよい。
水ノズル14は、給水管路43を介して水供給源接続部46に連通する開口部である。水供給源接続部46は、例えばホース等を介して、水を送出する水道設備等の水供給源49に接続される。給水管路43には、給水管路43を開閉する水導入バルブ45および水を濾過する水フィルタ44が設けられている。水導入バルブ45は、制御部5に接続されており、水導入バルブ45の動作は制御部5によって制御される。
水導入バルブ45を開状態とすれば、水供給源49から供給された水が水ノズル14を経由して、処理槽2内に導入される。水は、処理槽2内に配置された内視鏡等をすすぐためのすすぎ水等として用いられる。
排液口11は、処理槽2内の最も低い箇所に設けられた開口部である。排液口11は、排出管路21に接続されている。排出管路21はバルブ22が設けられている。バルブ22は、排出管路21を開閉する。バルブ22は制御部5に接続されており、バルブ22の動作は制御部5によって制御される。
バルブ22を閉状態とすれば、処理槽2内に液体を貯留することができる。また、処理槽2内に薬液が貯留されている時に、バルブ22を開状態とすれば、処理槽2内の液体が排出管路21を経由して処理槽2外に排出される。
循環口59bおよび吐出部59aは、流体供給源59に含まれる。流体供給源59は、吐出部59aから流体を送出する。なお、流体供給源59の構成や流体供給源59が送出する流体の種類は特に限定されるものではない。本実施形態では一例として、流体供給源59は、循環口59b、吐出部59a、循環管路59cおよびポンプ59bを含む。
循環口59bは、処理槽2の底面付近に設けられた開口部である。吐出部59aは、処理槽2内に配置され、流体を送出する開口を有する。吐出部59aは、後述する内視鏡再生処理具60の流体導入口61に接続することができる。
循環管路59cは、循環口59bおよび吐出部59aを連通している。循環管路59cには、ポンプ59dが設けられている。ポンプ59dは制御部5に接続されており、ポンプ59dの動作は制御部5によって制御される。処理槽2内に液体が貯留されている場合においてポンプ59dを運転することにより、処理槽2内の液体が吐出部59aから送出される。詳しくは後述するが、吐出部59aから送出された液体は、吐出部59aに接続されている内視鏡再生処理具60内を経由して処理槽2内に戻る。
循環管路59cのポンプ59dから吐出部59aの間の区間には、センサ59eが配設されている。センサ59eは、圧力センサまたは流量センサである。センサ59eは、制御部5に接続されており、センサ59eの測定結果は制御部5に入力される。
なお、流体供給源59は、空気および内視鏡リプロセッサ1内に貯留されているアルコールを吐出部59から送出する構成を含んでいてもよい。内視鏡リプロセッサ1において、空気やアルコールを吐出部59から送出する流体供給源59の構成は公知であるため、詳細な説明は省略する。
次に、内視鏡再生処理具60の構成について説明する。図5は、内視鏡再生処理具60の構成を示す図である。
図5に示すように、内視鏡再生処理具60は、流体導入口61、レバー固定部70、第1チューブ63および第1流体導出口71を含む。また、内視鏡再生処理具60は、保持部80および第2チューブ84を含む。
流体導入口61は、流体供給源59の吐出部59aに接続される。流体導入口61は、コネクタ62に配設されている。コネクタ62は、吐出部59aに着脱可能である。コネクタ62が吐出部59aに装着されている場合に、流体導入口61と吐出部59aとが接続される。流体導入口61と吐出部59aとが接続された状態では、流体供給源59から送出される流体の少なくとも一部が、流体導入口61内に導入される。
コネクタ62には、第1チューブ63の基端63aが結合されている。第1チューブ63内の管路は、流体導入口61に連通している。第1チューブ63の他端63bには、レバー固定部70が結合されている。第1チューブ63内の管路は、後述するレバー固定部70に設けられた開口である第1流体導出口71に連通している。すなわち、流体導入口61と第1流体導出口71とは、第1チューブ63の管路を介して連通している。
レバー固定部70は、起上台付内視鏡100の起上レバー112の移動範囲を所定の範囲内に規制し、先端部101aに対する起上台102の位置(起上角度)を所定の範囲内に保持する。前述のように、本実施形態では、起上レバー112は操作部110に対して移動可能な部材である。本実施形態のレバー固定部70は、操作部110に装着可能であり、操作部110に装着された状態において、起上レバー112の動きに干渉する。
より具体的に、図3および図4に示すように、レバー固定部70は、本体部70aおよび本体部70aから延出する一対の腕部70bを備える。一対の腕部70bは、ユニバーサルコード120の基部120aを間に挟み込むことができる。一対の腕部70bによりユニバーサルコード120の基部120aを挟み込むことにより、レバー固定部70は操作部110に装着される。
レバー固定部70が操作部110に装着された状態において、本体部70aは、筐体111の第1面111aの手前側であって、湾曲操作ハンドル114とユニバーサルコード120の基部120aとの間に配置される。また、レバー固定部70が操作部110に装着された状態において、本体部70aは、起上レバー112の先端部112aの下に配置される。
本体部70aは、起上レバー112の先端部112aの下に配置されることにより、起上レバー112の動きに干渉する。具体的には、レバー固定部70が操作部110に装着された状態において、本体部70aは、起上レバー112の先端部112aを、移動可能範囲のうちの上方向の端に保持する。
なお、レバー固定部70が操作部110に装着された状態における、レバー固定部70の操作部110と接触する部位には、突起70cが形成されている。具体的には、突起70cは、一対の腕部70bのユニバーサルコード120の基部120aと接触する箇所に設けられている。また、突起70cは、本体部70aの起上レバー112の先端部112aと接触する箇所に設けられている。また、突起70cは、本体部70aの筐体111と接触する箇所に設けられている。また、突起70cは、本体部70aの湾曲操作ハンドル114と接触する箇所に設けられている。
突起70cは、例えば円錐形状や半球形状であり、レバー固定部70と起上台付内視鏡100との接触を点接触とする。レバー固定部70と起上台付内視鏡100との接触を点接触とすることにより、起上台付内視鏡100の表面全体に再生処理に用いられる流体を接触させることができる。
第1流体導出口71は、レバー固定部70に形成された開口部である。第1流体導出口71は、レバー固定部70が操作部110に装着された状態において、起上台付内視鏡100の外表面に近接して対向する箇所に配置されている。本実施形態では一例として、第1流体導出口71は、本体部70aのユニバーサルコード120の基部120aの外表面に対向する箇所に配置されている。
前述のように、第1流体導出口71は、第1チューブ63の管路を介して流体導入口61に連通している。したがって、流体供給源59から流体導入口61内に送り込まれた流体は、第1流体導出口71から導出される。
保持部80は、第2流体導出口81を備える。第2流体導出口81は、第2チューブ84の管路を介して流体導入口61に連通している。本実施形態では一例として、第2チューブ84は、第1チューブ63から分岐している。なお、第2チューブ84は、コネクタ62に結合される形態であってもよい。
流体供給源59から流体導入口61内に送り込まれた流体は、第2流体導出口81から導出される。なお、図示する実施形態では保持部80は、複数の第2流体導出口81を有するが、保持部80は、1つの第2流体導出口81を有する形態であってもよい。
図2に示すように、保持部80は、挿入部101の先端部101aに装着可能である。保持部80が先端部101aに装着された状態において、第2流体導出口81は収容空間103内に向かって開口する。
具体的には、保持部80は、台座部82およびレバー83を含む。台座部82には、第2チューブ84が結合されている。また、台座部82には、第2流体導出口81が形成されている。レバー83は、バネ機構により、台座部82との間に先端部101aを挟持する。
第2流体導出口81から導出された流体は、先端部101aの収容空間103内に送り込まれる。したがって、本実施形態の内視鏡再生処理具60を用いれば、流体供給源59から送出される再生処理に用いられる流体を、収容空間103内に配置されている起上台102の周囲に流し込むことができる。このため、本実施形態の内視鏡再生処理具60によれば、収容空間103の内周面と起上台102の外表面に対して、効果的に再生処理を施すことができる。
そして、本実施形態の内視鏡再生処理具60は、起上レバー112の位置を移動可能範囲のうちの所定の範囲内に保持するレバー固定部70を備える。本実施形態の内視鏡再生処理具60は、レバー固定部70を操作部110に装着することにより、収容空間103内における起上台102の位置を所定の範囲内に確実に保持することができる。このため、起上台付内視鏡100に対して内視鏡リプロセッサ1を用いた再生処理を実行する際において、本実施形態の内視鏡再生処理具60を用いれば、使用者が起上台102をメーカーにより指定された位置(起上角度)に固定する作業が不要となる。以上に説明したように、本実施形態の内視鏡再生処理具60によれば、起上台付内視鏡100に対して内視鏡リプロセッサ1を用いた再生処理を実行する際に、起上台102の起上角度を自ずと設定することができる。このため、内視鏡再生処理具60を用いれば、内視鏡リプロセッサ1を用いた再生処理を実行する際における省力化が可能である。
また、本実施形態の内視鏡再生処理具60は、レバー固定部70を操作部110に装着した状態において、起上台付内視鏡100の外表面に近接して対向する第1流体導出口71を備える。このような本実施形態では、第1流体導出口71から流体を送出するため抵抗が、レバー固定部70が操作部110に装着されている場合に対して、レバー固定部70が操作部110に装着されていない場合の方が低くなる。
すなわち、本実施形態の内視鏡再生処理具60では、レバー固定部70が操作部110に装着されている場合と、レバー固定部70が操作部110に装着されていない場合と、の間で、センサ59eによって測定される圧力または流量に差が生じる。
例えば、センサ59eが圧力センサである場合には、制御部5は、センサ59eによる圧力の測定結果が所定の閾値以上である場合に、レバー固定部70が操作部110に装着されていると判定する。また、制御部5は、センサ59eによる圧力の測定結果が所定の閾値未満である場合に、レバー固定部70が操作部110に装着されていないと判定する。
このように、本実施形態の内視鏡再生処理具60によれば、内視鏡リプロセッサ1によるレバー固定部70の操作部110への装着の有無の自動判定が可能である。
なお、例えば、センサ59eが流量センサである場合には、制御部5は、センサ59eによる流量の測定結果が所定の閾値以下である場合に、レバー固定部70が操作部110に装着されていると判定する。また、制御部5は、センサ59eによる流量の測定結果が所定の閾値を超えている場合に、レバー固定部70が操作部110に装着されていないと判定する。
本発明は、前述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う内視鏡再生処理具もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 内視鏡リプロセッサ、
1a 本体部、
2 処理槽、
3 蓋、
5 制御部、
6 電源部、
7 操作部、
8 表示部、
11 排液口、
12 薬液ノズル、
14 水ノズル、
15 洗浄液ノズル、
20 薬液タンク、
21 排出管路、
22 バルブ、
26 薬液管路、
27 薬液ポンプ、
43 給水管路、
44 水フィルタ、
45 水導入バルブ、
46 水供給源接続部、
49 水供給源、
50 洗浄液タンク、
51 洗浄液管路、
52 洗浄液ポンプ、
59 流体供給源、
59a 吐出部、
59b 循環口、
59c 循環管路、
59d ポンプ、
59e センサ、
60 内視鏡再生処理具、
61 流体導入口、
62 コネクタ、
63 第1チューブ
63a (第1チューブの)基端、
63b (第1チューブの)先端、
70 レバー固定部、
70a 本体部、
70b 腕部、
70c 突起、
71 第1流体導出口、
80 保持部、
81 第2流体導出口、
82 台座部、
83 レバー、
84 第2チューブ、
100 起上台付内視鏡、
101 挿入部、
101a 先端部、
102 起上台、
103 収容空間、
103a 処置具導出口、
104 処置具挿通チャンネル、
110 操作部、
111 筐体、
111a 第1面、
111b 第2面、
111c 第3面、
111e 端部、
112 起上レバー、
112a (起上レバーの)先端部、
113 回動軸、
114 湾曲操作ハンドル、
120 ユニバーサルコード、
120a 基部、
120b 長手軸。

Claims (3)

  1. 内視鏡リプロセッサの流体供給源に接続される流体導入口と、
    起上台付内視鏡に装着されて、起上レバーを移動可能範囲のうちの所定の範囲内に保持するレバー固定部と、
    前記レバー固定部に設けられた第1流体導出口と、
    前記流体導入口および前記第1流体導出口を連通する第1チューブと、
    を含むことを特徴とする内視鏡再生処理具。
  2. 前記レバー固定部は、前記起上台付内視鏡に装着可能であって、
    前記第1流体導出口は、前記レバー固定部が前記起上台付内視鏡に装着された状態において、前記起上台付内視鏡の外表面に近接して対向するよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡再生処理具。
  3. 前記起上台付内視鏡の挿入部の先端部を保持する保持部と、
    前記保持部に設けられた第2流体導出口と、
    前記流体導入口および前記第2流体導出口を連通する第2チューブと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡再生処理具。
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