JP2021177308A - 空調機管理システム、管理装置、空調機、空調機管理方法及びプログラム - Google Patents

空調機管理システム、管理装置、空調機、空調機管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに空調機のメンテナンスの必要性を認識させる。【解決手段】空調機管理システムにおいて、クラウドサーバ2は、空調機3の動作に関する動作情報から、空調機3を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出部205と、算出された損失額を含む通知情報をユーザ端末4に送信する通知情報送信部207とを備える。ユーザ端末4は、クラウドサーバ2から受信した通知情報を表示する通知情報表示部405を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、空調機管理システム、管理装置、空調機、空調機管理方法及びプログラムに関する。
一般に、空調機は、その構成物である、フィルタ、ファン、熱交換器の汚れにより運転効率は低下する。運転効率が低下すると、その分、消費電力が増え、結果として、電気料金の上昇を招くことになる。このため、空調機のメーカ、販売会社等は、ユーザに対して、フィルタの掃除等の空調機のメンテナンスを定期的に行うことを推奨している。
例えば、特許文献1には、冷却能力の低下を検知すると、警告ランプを点灯してユーザに点検や掃除を促すための警告を発する空調装置が開示されている。
特開平07−110170号公報
上述したように、フィルタ、ファン、熱交換器の汚れは、空調機の運転効率に大きく関わる。フィルタの掃除は、ユーザ自らが行うのが一般的であるが、掃除を億劫に感じるユーザは少なくない。また、ファン、熱交換器の点検、掃除等は、専門知識のないユーザでは難しいため、専門業者に依頼することになり、ユーザにとっては、さらに煩わしい事態となり得る。
このようなことから、単に警告ランプを点灯してユーザに点検あるいは掃除を促すだけでは、ユーザは、そのメリットが判然とせず、放置してしまうという懸念がある。このため、ユーザに空調機の掃除等のメンテナンスの必要性を認識してもらうための新たな技術の提案が望まれているのが実情である。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、空調機のメンテナンスの必要性をユーザに認識させることが可能な空調機管理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る空調機管理システムは、
空調機の動作に関する動作情報から、当該空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出手段と、
前記損失額を含む通知情報をユーザに通知する通知手段と、を備える。
本開示によれば、空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を含む通知情報をユーザに通知するため、ユーザに空調機のメンテナンスの必要性を認識させることが可能となる。
実施形態における空調機管理システムの全体構成を示す図 実施形態におけるクラウドサーバのハードウェア構成を示すブロック図 実施形態における室内機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態における室外機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態におけるユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態におけるクラウドサーバ及びユーザ端末の機能構成を示すブロック図 実施形態における通知情報の表示例を示す図 実施形態における空調機管理処理の手順を示すフローチャート 実施形態の変形例について説明するための図 実施形態の変形例における通知情報の表示例を示す図
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本開示の実施形態における空調機管理システム1の全体構成を示す図である。空調機管理システム1は、住宅Hに設置される空調機3を管理するためのシステムであり、クラウドサーバ2と、空調機3と、ユーザ端末4とを備える。
<クラウドサーバ2>
クラウドサーバ2は、管理装置の一例である。クラウドサーバ2は、空調機3のメーカ、販売会社等によって設置され、運用されるサーバコンピュータであり、インターネットに接続される。クラウドサーバ2は、図2に示すように、通信インタフェース20と、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、二次記憶装置24とを備える。これらの構成部は、バス25を介して相互に接続される。
通信インタフェース20は、インターネットを介して他の装置と通信するためのインタフェースである。CPU21は、クラウドサーバ2を統括的に制御する。CPU21によって実現されるクラウドサーバ2の機能の詳細については後述する。ROM22は、複数のファームウェア及びこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM23は、CPU21の作業領域として使用される。
二次記憶装置24は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD(Hard Disk Drive)を含んで構成される記憶装置である。二次記憶装置24は、空調機3を管理するための管理プログラムを含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとを記憶する。
<空調機3>
空調機3は、住宅Hにおける室内の空調を行う家庭用のエアコンである。空調機3は、室内に設置される室内機30と、室外に設置される室外機31とを備える。室内機30と室外機31は、通信線32と、冷媒を循環させるための冷媒配管33とを介して接続される。
室内機30は、図3に示すように、第1通信インタフェース300と、第2通信インタフェース301と、第3通信インタフェース302と、メインユニット303と、複数のセンサ304と、制御回路305とを備える。
第1通信インタフェース300は、室外機31と通信線32を介して通信するためのハードウェアである。第2通信インタフェース301は、室内に設置される空調リモコン5と有線又は無線にて通信するためのハードウェアである。第3通信インタフェース302は、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)ルータであるルータ6と無線にて通信接続し、ルータ6を介して他の装置と通信するためのハードウェアである。
メインユニット303は、一般的な室内機の本来的な機能を実現するための構成部であり、例えば、フィルタ、ファン、ルーバ、熱交換器等を備える。
各センサ304は、例えば、ファンにより取り込まれた空気の温度を計測する温度センサ、ファンにより取り込まれた空気の湿度を計測する湿度センサ、ファンの図示しないモータの動作電流を計測する電流センサ等である。各センサ304は、周期的(例えば、1分毎)に計測結果を示す信号を制御回路305に出力する。
制御回路305は、CPU、ROM、RAM、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリなど(何れも図示せず)を含んで構成され、室内機30を統括制御する。
室外機31は、図4に示すように、通信インタフェース310と、メインユニット311と、複数のセンサ312と、制御回路313とを備える。通信インタフェース310は、通信線32を介して室内機30と通信するためのハードウェアである。
メインユニット311は、一般的な室外機の本来的な機能を実現するための構成部であり、圧縮機、熱交換器、膨張弁、四方弁等で構成される冷媒回路、ファン等を備える。
各センサ312は、例えば、圧縮機の動作電流を計測する電流センサ、外気温を計測する温度センサ等である。
制御回路313は、CPU、ROM、RAM、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリなど(何れも図示せず)を含んで構成され、室外機31を統括制御する。
以上のように構成された空調機3に対し、ユーザは、空調リモコン5を操作することで、例えば、冷房運転、暖房運転、送風運転又は除湿運転の開始又は停止を指示することができ、また、設定温度(即ち、空調の目標温度)、風速、風向き等の変更を指示することができる。
また、室内機30は、周期的に空調機3の動作に関する動作情報をルータ6を介してクラウドサーバ2に送信する。例えば、室内機30は、1分周期で動作情報をクラウドサーバ2に送信する。動作情報には、室内機30の各センサ304の計測結果と、室外機31の各センサ312の計測結果と、運転モード、設定温度、風速等の運転状態に関するデータとが含まれる。
<ユーザ端末4>
ユーザ端末4は、端末装置の一例であり、スマートフォン、タブレット端末等の携帯可能な電子機器である。ユーザ端末4は、図5に示すように、ディスプレイ40と、操作受付部41と、第1通信インタフェース42と、第2通信インタフェース43と、CPU44と、ROM45と、RAM46と、二次記憶装置47とを備える。これらの構成部は、バス48を介して相互に接続される。
ディスプレイ40は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ40は、CPU44の制御の下、ユーザ操作に応じた各種の画面等を表示する。
操作受付部41は、押しボタン、タッチパネル、タッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作に係る信号をCPU44に送出する。
第1通信インタフェース42は、予め定めた近距離無線方式で通信するためのハードウェアである。第1通信インタフェース42は、例えば、ユーザ端末4が住宅Hに在宅するユーザに所持されている場合、ルータ6に接続し、インターネットを介してクラウドサーバ2と通信する。また、ユーザ端末4が外出中のユーザに所持されている場合、第1通信インタフェース42は、図示しないAP(アクセスポイント)に接続し、インターネットを介してクラウドサーバ2と通信する。
第2通信インタフェース43は、予め定めた広域無線方式で通信するためのハードウェアである。第2通信インタフェース43は、ユーザ端末4が外出中のユーザに所持されている場合であって、APとの接続ができない場合、図示しない基地局に接続し、インターネットを介してクラウドサーバ2と通信する。
CPU44は、ユーザ端末4を統括的に制御する。CPU44によって実現されるユーザ端末4の機能の詳細については後述する。ROM45は、複数のファームウェア及びこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM46は、CPU44の作業領域として使用される。
二次記憶装置47は、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等を含んで構成される。二次記憶装置47には、クラウドサーバ2によって提供される空調機3の管理サービスを受けるためのアプリケーションプログラム(以下、空調機アプリという。)を含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。空調機アプリは、クラウドサーバ2、その他のプログラム配布サーバ等からユーザ端末4にダウンロードすることができる。
<クラウドサーバ2及びユーザ端末4の機能構成>
図6は、クラウドサーバ2及びユーザ端末4の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、クラウドサーバ2は、登録情報取得部200と、電気料金情報取得部201と、動作情報取得部202と、運転効率算出部203と、通知要否判定部204と、損失額算出部205と、通知情報生成部206と、通知情報送信部207とを備える。クラウドサーバ2のこれらの機能部は、CPU21が二次記憶装置24に記憶されている上述した管理プログラムを実行することで実現される。
ユーザ端末4は、登録受付部400と、登録情報送信部401と、電気料金情報入力受付部402と、電気料金情報送信部403と、通知情報受信部404と、通知情報表示部405とを備える。ユーザ端末4のこれらの機能部は、CPU44が二次記憶装置47に記憶されている上述した空調機アプリを実行することで実現される。
ユーザ端末4において、登録受付部400は、ユーザから、クラウドサーバ2に対してユーザ登録を行うための必要な情報の入力を受け付ける。詳細には、登録受付部400は、図示しないユーザ登録画面を表示し、ユーザはかかるユーザ登録画面を介して、ユーザID(identification)、パスワード等を入力する。また、登録受付部400は、当該ユーザ登録画面を表示する際、ルータ6を介した通信により、室内機30の制御回路305から、空調機3の製品情報を取得する。製品情報には、例えば、製造番号、機種名称、型番等が含まれる。
登録情報送信部401は、ユーザにより入力された、ユーザID、パスワード等と、空調機3から取得した製品情報とを含む登録情報をクラウドサーバ2に送信する。
クラウドサーバ2の登録情報取得部200は、ユーザ端末4から送信された登録情報を受信して取得する。登録情報取得部200は、取得した登録情報(ユーザID、パスワード、製品情報等)を顧客DB240に保存する。顧客DB240は、空調機3のユーザであって、ユーザ登録を行ったユーザ(即ち、顧客)についての情報を管理するためのデータベースであり、二次記憶装置24に記憶される。
ユーザ端末4の電気料金情報入力受付部402は、ユーザから、住宅Hに電力を供給する電気事業者との間で約定された電気料金に関する電気料金情報の入力を受け付ける。詳細には、電気料金情報入力受付部402は、図示しない電気料金情報入力画面を表示し、ユーザはかかる電気料金情報入力画面を介して、電気料金情報を入力する。電気料金情報には、例えば、時間帯毎の電気料金単価が含まれる。
電気料金情報送信部403は、ユーザにより入力された電気料金情報をクラウドサーバ2に送信する。
クラウドサーバ2の電気料金情報取得部201は、ユーザ端末4から送信された電気料金情報を受信して取得する。電気料金情報取得部201は、取得した電気料金情報を顧客DB240に保存する。
クラウドサーバ2の動作情報取得部202は、動作情報取得手段の一例である。動作情報取得部202は、空調機3から周期的に動作情報を取得する。例えば、動作情報取得部202は、空調機3から1分周期で動作情報を取得する。詳細には、動作情報取得部202は、ユーザ登録が完了すると、当該顧客の住宅Hに設置されている空調機3に対して周期的に動作情報を要求する。動作情報取得部202は、かかる要求に応答して空調機3から送られてきた動作情報を受信して取得する。動作情報取得部202は、取得した動作情報を顧客DB240に保存する。
運転効率算出部203は、顧客DB240に保存されている動作情報の履歴に基づいて、空調機3の現在の運転効率を算出する。本実施形態では、運転効率は、空調機3の冷房運転時の運転効率又は暖房運転時の運転効率であり、詳細には、空調機3の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化について、空調機3に汚れが存在しない場合に推定される値と、現在の動作情報に基づく値との相対値で示される。吸い込み温度は、室内機30の温度センサにより計測された空気温度であり、吸い込み温度の時間変化とは、例えば1分当たりの吸い込み温度の変化量(℃)を意味する。
ここで、空調機3に汚れが存在しない場合とは、空調機3を構成する構成物(フィルタ、熱交換器等)において、運転効率に影響を及ぼす程度の汚れが存在しないことを意味する。また、空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化は、現在と状況が類似する過去の最も古い動作情報に基づいて算出される。現在と状況が類似するとは、現在の運転状態及び外気温と類似するという意味であり、具体的には、運転モード(冷房運転又は暖房運転)及び風速が、それぞれ現在の運転モード及び風速と一致し、設定温度及び外気温が、それぞれ現在の設定温度及び外気温と±1℃の差で一致することを意味する。
先ず、運転効率算出部203は、顧客DB240に保存されている動作情報の履歴から、現在と状況が類似し、且つ、最も古い動作情報を取得する。そして、運転効率算出部203は、取得した最も古い動作情報から、室内機30におけるファンのモータ(以下、ファンモータという。)の動作電流値と、室外機31における圧縮機の動作電流値と、吸い込み温度とを抽出し、ファンモータの動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化と、圧縮機の動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化とをそれぞれ算出する。
その際、運転効率算出部203は、当該動作情報に対応する日から現在までの経過日数に応じた経年劣化係数を使用して、ファンモータの動作電流値及び圧縮機の動作電流値を補正し、補正後のファンモータの動作電流値及び圧縮機の動作電流値を使用して、それぞれに対する吸い込み温度の時間変化を算出する。クラウドサーバ2の二次記憶装置24には、予め空調機3の機種毎に、ファンモータ及び圧縮機のそれぞれにおける日数と経年劣化係数との関係を示すデータテーブルが記憶されている。このようにして、運転効率算出部203は、空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を算出する。
次に、運転効率算出部203は、最新の動作情報から、現状の空調機3の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を算出する。即ち、運転効率算出部203は、最新の動作情報から、現状のファンモータの動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化と、現状の圧縮機の動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化とをそれぞれ算出する。なお、運転効率算出部203は、現状の空調機3の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を算出した後に、上述した空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を算出してもよい。
運転効率算出部203は、空調機3に汚れが存在しない場合のファンモータの動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化の値と、現状のファンモータの動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化の値との相対値(%)と、空調機3に汚れが存在しない場合の圧縮機の動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化の値と、現状の圧縮機の動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化の値との相対値(%)とをそれぞれ算出する。そして、運転効率算出部203は、算出した2つの相対値の平均を取ることで、空調機3の現在の運転効率を算出する。運転効率算出部203は、算出した現在の運転効率を通知要否判定部204に供給する。
通知要否判定部204は、空調機3の現在の運転効率に基づいて、ユーザに対して電気料金の損失額を含む情報の通知が必要であるか否かを判定する。通知要否判定部204は、現在の運転効率が予め定めた閾値を下回る場合、ユーザに対して電気料金の損失額を含む情報の通知が必要であると判定し、現在の運転効率が閾値以上の場合、当該情報の通知が必要でないと判定する。この閾値は、例えば、50%等の固定値であってもよいし、ユーザが、ユーザ端末4を介して適宜所望の値に設定できるようにしてもよい。通知要否判定部204は、電気料金の損失額を含む情報の通知が必要であると判定した場合、現在の運転効率を損失額算出部205に供給する。
損失額算出部205は、損失額算出手段の一例である。損失額算出部205は、顧客DB240に保存されている当該顧客に対応する電気料金情報と、現在の運転効率とに基づいて電気料金の損失額を算出する。本実施形態では、電気料金の損失額は、空調機3の過去1日分の運転に係る電気料金から、汚れが存在しない場合の空調機3の過去1日分の運転に係る電気料金の推定額を差し引いた額を、電気料金の損失額とみなしている。なお、何日分の損失額を算出するかは任意の設計事項である。損失額算出部205は、算出した損失額を通知情報生成部206に供給する。
通知情報生成部206は、損失額算出部205によって算出された電気料金の損失額を含む情報をユーザに通知するための通知情報を生成する。通知情報には、例えば、空調機3の掃除を促すメッセージ情報(例えば、フィルタの掃除を促すメッセージ情報)と、掃除によって削減可能な電気料金(即ち、損失額)を示したメッセージ情報とが含まれる。通知情報生成部206は、生成した通知情報を通知情報送信部207に供給する。
通知情報送信部207は、通知情報送信手段の一例である。通知情報送信部207は、通知情報生成部206によって生成された通知情報を、当該通知情報を通知すべき顧客(即ち、空調機3のユーザ)が所持するユーザ端末4に送信する。
ユーザ端末4の通知情報受信部404は、クラウドサーバ2から送信された通知情報を受信する。通知情報受信部404は、受信した通知情報を通知情報表示部405に供給する。
通知情報表示部405は、通知手段の一例である。通知情報表示部405は、通知情報受信部404によって受信された通知情報を予め定めた態様でディスプレイ40に表示する(図7参照)。
図8は、空調機管理システム1が実行する空調機管理処理の手順を示すフローチャートである。空調機管理処理は、毎日の予め定めた時刻になると実行される。
ステップS101では、クラウドサーバ2が、上述した手法により空調機3の現在の運転効率を算出する。
ステップS102では、クラウドサーバ2が、空調機3の現在の運転効率と予め定めた閾値とを比較することで、ユーザに対して電気料金の損失額に基づく情報の通知が必要であるか否かを判定する。
現在の運転効率が閾値以上の場合(ステップS102;NO)、ユーザに対して電気料金の損失額に基づく情報の通知が必要でない場合、本周期での空調機管理処理は終了する。一方、現在の運転効率が閾値を下回る場合(ステップS102;YES)、ステップS103の処理が実行される。
ステップS103では、クラウドサーバ2が、電気料金の損失額を算出する。ステップS104及びステップS105では、クラウドサーバ2が、算出した電気料金の損失額に基づく情報をユーザに通知するための通知情報を生成し、ユーザ端末4に送信する。
ステップS106では、ユーザ端末4が、クラウドサーバ2からの通知情報を受信し、受信した通知情報を予め定めた態様で表示する(図7参照)。
以上説明したように、本実施形態の空調機管理システム1によれば、運転効率が閾値を下回ると、電気料金の損失額を含む情報をユーザに通知する。
これにより、ユーザは掃除することのメリットが判り、結果として、ユーザに空調機3のメンテナンスの必要性を認識させることが可能となる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、クラウドサーバ2が、熱交換器の汚れが運転効率の低下に影響しているか否かを判定し、熱交換器の汚れが運転効率の低下に影響していると判定した場合には、通知情報として、熱交換器の掃除を促すための情報をユーザに通知するようにしてもよい。この場合、ユーザ端末4は、ユーザからフィルタの掃除が完了した旨の入力を受け付けるフィルタ掃除完了受付部(フィルタ掃除完了受付手段の一例)と、フィルタの掃除が完了した旨を示す情報(以下、フィルタ掃除完了情報という。)をクラウドサーバ2に送信するフィルタ掃除完了情報送信部とをさらに備え(何れも図示せず)、クラウドサーバ2は、ユーザ端末4からのフィルタ掃除完了情報を受信する図示しないフィルタ掃除完了情報受信部をさらに備える。
上記の構成において、ユーザによって、ユーザ端末4が操作され、フィルタの掃除が完了した旨が入力されると、ユーザ端末4は、フィルタ掃除完了情報をクラウドサーバ2に送信する。クラウドサーバ2は、フィルタ掃除完了情報を受信した後の空調機管理処理(図8参照)において、現在の運転効率が閾値を下回る場合(ステップS102;YES)、熱交換器の汚れが運転効率の低下に影響していると判定する(図9参照)。そして、クラウドサーバ2は、熱交換器の掃除を促すメッセージ情報が含まれた通知情報を生成し(ステップS104)、生成した通知情報をユーザ端末4に送信する(ステップS105)。ユーザ端末2はかかる通知情報を受信し、受信した通知情報を予め定めた態様で表示する(ステップS106)。この場合の通知情報の表示例を図10に示す。
また、クラウドサーバ2は、図示しない気象サーバから、住宅Hを含む地域の外気温情報をインターネットを介して通信により周期的に取得し、取得した外気温情報を顧客DB240に保存して、運転効率の算出の際に使用してもよい。住宅Hを含む地域に関する情報(例えば、郵便番号、住所等)は、ユーザ登録の際にユーザによりユーザ端末4を操作して入力されるようにすればよい。
また、クラウドサーバ2は、上記の気象サーバから、今後の一定期間(例えば1週間)の気象予報(例えば、天気、日射量、日照時間、外気温等が含まれる。)を含む気象予報情報をインターネットを介して通信により取得する気象予報情報取得部(気象予報情報取得手段の一例)と、取得された気象予報情報と、顧客DB240に保存されている動作情報の履歴とに基づいて、空調機3の今後の一定期間における動作状況を予測する予測部(予測手段の一例)とをさらに備え、損失額算出部205は、予測された動作状況に基づいて、今後の一定期間における電気料金の損失額を算出してもよい。このようにすることで、今後の一定期間における電気料金の損失額を含む情報をユーザに通知することが可能となる。
また、ユーザに通知する通知情報に、メーカのサービスセンター、メンテナンス業者等の連絡先(例えば、電話番号、ホームページのURL(Uniform Resource Locator)、メールアドレス等)が含まれるようにしてもよい。このようにすると、ユーザは、直ちに、メンテナンス業者等に空調機3の掃除を依頼することができる。
また、ユーザに通知する通知情報に、空調機3を掃除することで、臭気、カビの飛散防止の効果がある旨のメッセージ情報が含まれるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、運転効率算出部203は、空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を算出する際、過去の動作情報に対応する日から現在までの経過日数に応じた経年劣化係数を使用して、当該過去の動作情報におけるファンモータ及び圧縮機のそれぞれの動作電流値を補正したが、さらに、空調機3の導入時から当該過去の動作情報に対応する日までの経過日数に応じた経年劣化係数を使用してファンモータ及び圧縮機のそれぞれの動作電流値を補正してもよい。
また、運転効率算出部203は、空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を、空調機3の導入時の動作情報(現在と状況が類似するか否かは問わない。)から抽出した、ファンのモータ及び圧縮機のそれぞれの動作電流値と、吸い込み温度とに基づいて算出してもよい。
また、運転効率算出部203は、空調機3に汚れが存在しない場合の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化を、実際の過去の動作情報に基づいて算出するのではなく、予めメーカが空調機3の機種毎に用意した、積算運転時間と、ファンモータ及び圧縮機のそれぞれの動作電流値に対する吸い込み温度の時間変化との関係が示されたテーブルから取得してもよい。この場合の当該テーブルは、クラウドサーバ2に保持されるようにしてもよいし、他のサーバに保持されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、空調機3の現在の運転効率が、空調機3に汚れが存在しない場合に推定される空調機3の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化と、現在の空調機3の消費電流に対する吸い込み温度の時間変化との相対値で示されていたが、これはあくまで一例であり、空調機3の運転効率が様々な周知の手法に基づいて定義され、算出されるようにしてもよい。
また、空調機3の室内機30とクラウドサーバ2との間の通信が、5G(第5世代移動通信システム)におけるLPWA(Low Power Wide Area)に基づいて行われる構成であってもよい。
また、ユーザによる登録情報の入力及び電気料金情報の入力の少なくとも何れかが、空調リモコン5を介して行われるようにしてもよい。この場合、空調リモコン5は、入力された情報を室内機30に送信し、室内機30がクラウドサーバ2に送信してもよいし、空調リモコン5が、ルータ6と無線にて通信接続し、ルータ6を介してクラウドサーバ2に送信してもよい。
また、空調リモコン5が通知情報を予め定めた態様で表示してもよい。この場合、空調リモコン5は、クラウドサーバ2からの通知情報を室内機30経由で受信してもよいし、室内機30を経由することなく、ルータ6から受信してもよい。
また、ユーザ端末4にインストールされる空調機アプリの実行によって、ユーザ端末3を介して空調機3を操作、監視できるようにしてもよい。
また、ユーザは、電気事業者名と電気料金プランとを電気料金情報として入力し、ユーザ端末4を介してクラウドサーバ2に登録してもよい。この場合、損失額算出部205は、二次記憶装置24に保存されている当該電気料金プランに対応する単価テーブルから、損失額の算出対象期間に対応する電気料金単価を取得して使用する。なお、損失額算出部205は、当該電気事業者等によって運用されるサーバから、当該電気料金プラン及び当該損失額の算出対象期間に対応する電気料金単価を取得してもよい。
また、住宅Hに設置されたHEMS(Home Energy Management System)コントローラ等の制御装置(図示せず)が、クラウドサーバ2と同様の機能(図6参照)を備えるようにしてもよい。この場合、当該制御装置は、管理装置の一例となる。また、空調機3及び空調リモコン5の何れか、あるいは、双方が分担して、クラウドサーバ2と同様の機能(図6参照)を備えるようにしてもよい。
また、空調機3の運転効率が短期間(例えば1日)で大きく低下した場合、クラウドサーバ2は、「ドア、窓が開いていませんか?」等のようなユーザに注意を促すメッセージ情報が含まれた通知情報をユーザ端末4に送信してもよい。
また、クラウドサーバ2の機能部(図6参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらの組み合わせである。
また、上記実施形態における管理プログラム及び空調機アプリは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。
また、管理プログラム及び空調機アプリをインターネット上の図示しないサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバからクラウドサーバ2及びユーザ端末4に対して、それぞれ管理プログラム及び空調機アプリがダウンロードされるようにしてもよい。
また、本開示は、家庭用のエアコンのみならず、ビル用マルチ空調システムにも適用することが可能である。
上記の各変形例に係る技術思想は、それぞれ単独で実現されてもよいし、適宜組み合わされて実現されてもよい。
1 空調機管理システム、2 クラウドサーバ、3 空調機、4 ユーザ端末、5 空調リモコン、6 ルータ、20,310 通信インタフェース、21,44 CPU、22,45 ROM、23,46 RAM、24,47 二次記憶装置、25,48 バス、30 室内機、31 室外機、32 通信線、33 冷媒配管、40 ディスプレイ、41 操作受付部、42,300 第1通信インタフェース、43,301 第2通信インタフェース、200 登録情報取得部、201 電気料金情報取得部、202 動作情報取得部、203 運転効率算出部、204 通知要否判定部、205 損失額算出部、206 通知情報生成部、207 通知情報送信部、302 第3通信インタフェース、303,311 メインユニット、304,312 センサ、305,313 制御回路、400 登録受付部、401 登録情報送信部、402 電気料金情報入力受付部、403 電気料金情報送信部、404 通知情報受信部、405 通知情報表示部

Claims (9)

  1. 空調機の動作に関する動作情報から、当該空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出手段と、
    前記損失額を含む通知情報をユーザに通知する通知手段と、を備える、空調機管理システム。
  2. 前記動作情報には、前記空調機が備える1又は複数のセンサの各計測結果と、前記空調機の運転状態とが含まれる、請求項1に記載の空調機管理システム。
  3. 前記通知情報には、フィルタの掃除を促すメッセージ情報が含まれる、請求項1又は2に記載の空調機管理システム。
  4. ユーザからフィルタの掃除が完了した旨の入力を受け付けるフィルタ掃除完了受付手段をさらに備え、
    前記フィルタ掃除完了受付手段が前記入力を受け付けた場合、その後にユーザに通知される前記通知情報には、熱交換器の掃除を促すメッセージ情報が含まれる、請求項3に記載の空調機管理システム。
  5. 今後の一定期間の気象予報を含む気象予報情報を取得する気象予報情報取得手段と、
    前記気象予報情報と、前記動作情報の履歴とに基づいて、前記空調機の前記一定期間における動作状況を予測する予測手段と、をさらに備え、
    前記損失額算出手段は、前記予測された動作状況に基づいて、前記一定期間おける電気料金の損失額を算出する、請求項1から4の何れか1項に記載の空調機管理システム。
  6. 空調機の動作に関する動作情報を取得する動作情報取得手段と、
    前記動作情報から、当該空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出手段と、
    前記損失額を含む通知情報を端末装置に送信する通知情報送信手段と、を備える、管理装置。
  7. 自機の動作に関する動作情報から、自機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出手段と、
    前記損失額を含む通知情報を端末装置に送信する通知情報送信手段と、を備える、空調機。
  8. 空調機の動作に関する動作情報から、当該空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出し、
    前記損失額を含む通知情報をユーザに通知する、空調機管理方法。
  9. コンピュータを、
    空調機の動作に関する動作情報を取得する動作情報取得手段、
    前記動作情報から、当該空調機を構成する構成物の汚れを起因とした電気料金の損失額を算出する損失額算出手段、
    前記損失額を含む通知情報を端末装置に送信する通知情報送信手段、として機能させる、プログラム。
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