JP2021177090A - パイプ支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】径の異なる種々のパイプに使用可能なパイプ支持具を提供する。【解決手段】パイプ8を抱持、締め付けするバンド部2と、バンド部を前端側で保持し、後端側が壁9に固定される固定部6とを備えたパイプ支持具1において、バンド部は、可撓性を有する帯状材よりなるバンド本体3と、バンド本体の長手方向の一端部に設けられ、バンド本体を、パイプを抱持、締め付けするように環状にした状態で固定可能とした留め部5とを有しており、バンド本体は、厚み方向に突出する係止片31を有しており、留め部は、バンド本体をその厚み方向の両側より2つの挟持部54A,54Bで挟み込む構造とされ、一方の挟持部に、他方の挟持部側に突出するように設けられた凸部52と、他方の挟持部に凸部に対向するように設けられた係止受部とを備え、凸部が係止片を押さえながら係止受部に係止保持することでバンド本体を固定する。【選択図】図1
Description
本発明は、パイプを抱持、締め付けするバンド部と、該バンド部を前端側で保持し、後端側が壁に固定される固定部とを備えたパイプ支持具に関する。
従来より、特許文献1のような硬質な帯状材によるバンド部によって、パイプを抱持、締め付けするパイプ支持具が知られている。バンド部はヒンジによって開閉することが可能となっており、これによりパイプ支持具はパイプを抱持、締め付けしてパイプを保持する。
ところで、パイプは様々な径の大きさで形成されている。そのため、特許文献1に示すようなパイプ支持具では、径の異なる種々のパイプの大きさに対応するためにパイプの大きさに合わせたバンド部を用意する必要がある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、径の異なる種々のパイプに使用可能なパイプ支持具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のパイプ支持具は、パイプを抱持、締め付けするバンド部と、該バンド部を前端側で保持し、後端側が壁に固定される固定部とを備えたパイプ支持具において、前記バンド部は、可撓性を有する帯状材よりなるバンド本体と、該バンド本体の長手方向の一端部に設けられ、前記バンド本体を、前記パイプを抱持、締め付けするように環状にした状態で固定可能とした留め部とを有しており、前記バンド本体は、厚み方向に突出する係止片を有しており、前記留め部は、前記バンド本体を長手方向に沿って挿通させた状態で、前記バンド本体をその厚み方向の両側より2つの挟持部で挟み込む構造とされ、一方の前記挟持部に、他方の前記挟持部側に突出するように設けられた凸部と、他方の前記挟持部に前記凸部に対向するように設けられた係止受部とを備え、前記バンド本体が前記挟持部に挟み込まれた状態において、前記凸部が前記係止片を押さえながら前記係止受部に係止保持することで前記バンド本体を固定することを特徴とする。
本発明のパイプ支持具は上述した構成とされているため、種々の径のパイプを抱持、締め付けすることができる。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。まず、パイプ支持具1の基本構成について説明する。パイプ支持具1が建物の壁9に固定されている状態を基準にして、前後方向(壁9側を後ろ方向、それとは反対側を前方向)、幅方向、上下方向等を規定する。なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。また、各図面において、係止片31は、バンド本体3の他端部3b側から順に31A,31B,31C,31Dと符号を付し、透孔32も同様にバンド本体3の他端部3b側から順に32A,32B,32C,32Dと符号を付している。また、留め部5の厚み方向の一方側(図1(b)において、パイプ8に接しない側)の挟持部54を54A、留め部5の厚み方向の他方側(図1(b)において、パイプ8に接する側)の挟持部54を54Bと符号を付している。
本実施形態のパイプ支持具1について説明する。
図1〜図3に示すパイプ支持具1は、パイプ8を抱持、締め付けするバンド部2と、バンド部2を前端側で保持し、後端側が壁9に固定される固定部6とを備える。バンド部2は、可撓性を有する帯状材よりなるバンド本体3と、バンド本体3の長手方向の一端部3aに設けられ、バンド本体3を、パイプ8を抱持、締め付けするように環状にした状態で固定可能とした留め部5とを有している。バンド本体3は、厚み方向に突出する係止片31を有している。留め部5は、バンド本体3を長手方向に沿って挿通させた状態で、バンド本体3をその厚み方向の両側より2つの挟持部54で挟み込む構造とされる。一方の挟持部54Aに、他方の挟持部54B側に突出するように設けられた凸部52と、他方の挟持部54Bに凸部52に対向するように設けられた係止受部53とを備え、バンド本体3が挟持部54A,54Bに挟み込まれた状態において、凸部52が係止片31を押さえながら係止受部53に係止保持することでバンド本体3を固定する。
図1〜図3に示すパイプ支持具1は、パイプ8を抱持、締め付けするバンド部2と、バンド部2を前端側で保持し、後端側が壁9に固定される固定部6とを備える。バンド部2は、可撓性を有する帯状材よりなるバンド本体3と、バンド本体3の長手方向の一端部3aに設けられ、バンド本体3を、パイプ8を抱持、締め付けするように環状にした状態で固定可能とした留め部5とを有している。バンド本体3は、厚み方向に突出する係止片31を有している。留め部5は、バンド本体3を長手方向に沿って挿通させた状態で、バンド本体3をその厚み方向の両側より2つの挟持部54で挟み込む構造とされる。一方の挟持部54Aに、他方の挟持部54B側に突出するように設けられた凸部52と、他方の挟持部54Bに凸部52に対向するように設けられた係止受部53とを備え、バンド本体3が挟持部54A,54Bに挟み込まれた状態において、凸部52が係止片31を押さえながら係止受部53に係止保持することでバンド本体3を固定する。
パイプ支持具1は、竪樋や種々の管体であるパイプ8を取り付ける際に用いられる。パイプ8が軒樋から流れてきた雨水を下方に流す竪樋であれば、屋外の壁9に上下方向に並んで設置された複数のパイプ支持具1によってパイプ8が支持される。
以下、パイプ支持具1の構成について詳しく説明する。
以下、パイプ支持具1の構成について詳しく説明する。
本実施形態において、バンド本体3は、可撓性を有する薄板金属材料の帯状材からなる。バンド本体3の他端部3bは、留め部5に挿通させやすいように、角を切り落とした形状となっている。そして、バンド本体3の他端部3b側に係止片31が複数形成されている。また、バンド本体3は、長手方向の他端部3b側に、厚み方向に貫通する複数の透孔32をさらに有する。これら係止片31、透孔32は、バンド本体3の長手方向において等間隔に複数形成されている(図2(a)参照)。
係止片31は、透孔32においてバンド本体3の長手方向の他端部3b側に位置する開口端縁32aより透孔32を覆うように傾斜状に内側(厚み方向の他方側、図1(b)においてパイプ8側)に突出するように切り起こし形成されている。バンド本体3を矩形状に切り起こすことによって、係止片31、透孔32は形成される。また、係止片31は、後述するバンド部2がパイプ8を抱持、締め付けた状態において、パイプ8の外面に接触するように突出して形成されている。
留め部5は、図2(b)の留め部5の展開図に示すように、凸部52と係止受部53とが設けられた金属板材を、図2(b)に示す点線に沿って折曲させた後、接触した端部同士を接着剤や溶接等によって固着させることで、バンド通し孔51を有する角筒状に構成される(図1(a)参照)。凸部52と係止受部53とは挟持部54となる部分にあらかじめ設けられており、凸部52は一方側の挟持部54A、係止受部53は他方側の挟持部54Bに設けられている。留め部5とバンド本体3とはそれぞれ別体に設けられており、留め部5は、留め部5内に位置するバンド本体3の一端部3aにリベット33によって固定されている。リベット33は、留め部5内の空間を圧迫しないように、頭部33aが留め部5の外に位置するように設けられている。
凸部52は、突湾曲形状に形成されている。そして、係止受部53は、挟持部54Bの厚み方向に貫通する開口窓に形成され、留め部5に挿通されたバンド本体3の係止片31を開口窓より突出させた状態でフック状に係り受けする。係止受部53の上下寸法は、バンド本体3の他端部3bの上下寸法より小さく、係止片31の上下寸法と略同じか若干大きく形成されている。これにより、バンド通し孔51に挿通されたバンド本体3の他端部3bが係止受部53から留め部5の外に出るおそれが少なくなる。そして、係止片31の先端部が係止受部53から留め部5の外に出るようになる。
固定部6は、本体部60と取付基部63とからなる。本体部60は、帯板金属材を折曲して形成されており、前端側にパイプ8の周方向に沿って貫通したバンド保持部61を有している。バンド保持部61にバンド本体3が挿通されることで、固定部6はバンド部2を保持する。また、本体部60の後端側には、壁9に固定される取付基部63を挟持して保持する連結部62を有している。
次に、固定部6の本体部60の形状について、図2(c)を参照して説明する。本体部60は、パイプ8の周方向に沿うように湾曲状に形成された湾曲部66が形成されている。湾曲部66の幅方向の両端部66a,66aから後方に延出して保持板部65,65がそれぞれ形成されている。保持板部65には、パイプ8の周方向に沿って貫通した貫通孔であるバンド保持部61が形成されている。バンド保持部61は、バンド本体3が挿通可能な大きさで形成されている。また、保持板部65の後端部65aから後方に傾斜するように延出して傾斜部64が形成されている。傾斜部64は、それぞれ幅方向内側に傾斜している。そして、傾斜部64の後端部64aから後方に直線的に延出して連結部62が形成されている。連結部62は、幅方向に貫通している丸孔62aが形成されている。
取付基部63は、壁9に接する円盤状の基板部63aを有している。基板部63aの前方には、本体部60の連結部62に接続するための長孔63baを有する板状連結部63bが設けられている。そして、基板部63aの後方には、雄ネジを有する打ち込み部63cが設けられている。打ち込み部63cが壁9に打設されることで、固定部6は壁9に固定される(図1(b)参照)。
本体部60の2つの連結部62,62の間に、取付基部63の板状連結部63bを重ね合わせる。これにより、連結部62,62の丸孔62a,62aと板状連結部63bの長孔63baとが重なって形成された挿通孔にボルト67を通し、ナット68で固定することで、本体部60と取付基部63とが固定される。板状連結部63bの長孔63baにより、パイプ8の出具合を調整することが可能となっている。なお、板状連結部63bに丸孔が形成され、連結部62に長孔が形成されてもよい。
次に、バンド部2によるパイプ8の固定について図3を参照して説明する。
バンド保持部61に挿通させたバンド本体3をパイプ8の全周に巻き付かせて、パイプ8を抱持、締め付けるように環状に配する。そして、バンド本体3の他端部3bを、バンド通し孔51から留め部5内に挿通させる(図3(a)参照)。
バンド保持部61に挿通させたバンド本体3をパイプ8の全周に巻き付かせて、パイプ8を抱持、締め付けるように環状に配する。そして、バンド本体3の他端部3bを、バンド通し孔51から留め部5内に挿通させる(図3(a)参照)。
バンド本体3の一部(図3(b)においては他端部3b)が凸部52に接触することで、バンド本体3の凸部52に接触している部位が凸部52の表面形状に沿って係止受部53側に誘導される。そして、バンド本体3は、凸部52に誘導されながら留め部5内をスライド移動し、それに伴い挟持部54Bに接触している係止片31Aが透孔32A内に収容されるように弾性変形する(図3(c)参照)。その後、挟持部54Bとの接触が解除された係止片31Aは弾性復帰するとともに、凸部52によって係止受部53側に押圧されて係止片31Aの先端部が係止受部53から留め部5の外に突出する。このようにして、係止片31Aは係止受部53より突出された状態でフック状に係り受けされる(図3(d)参照)。これにより、バンド本体3が留め部5に係り受けされ、環状に固定されたバンド本体3によってパイプ8を支持することができる。
係止片31は、係止受部53にいったん係り受けされると、逆方向にスライド移動させても係止片31が係止受部53の逆方向側の開口端縁53aに係り受けされ、バンド本体3は逆戻り(引き抜き)ができないようになっている。そのため、一度パイプ8を固定したパイプ支持具1はゆるみにくくなっている。
図3(d)の状態からパイプ8をさらに締め付ける場合には、この状態からさらにバンド本体3をスライド移動させる。そのようにすると、係止片31Aは係止受部53との係り受けが解除され、再び係止片31Aが透孔32A内に収容されるように弾性変形し、バンド通し孔51を通じて留め部5内から外へ出るようにスライド移動する。そして、係止片31Bが留め部5内にスライド移動する(図3(e)参照)。このようにして、所望の係止片31が係止受部53に係り受けすることで、様々な径のパイプ8を抱持、保持することができる。
次に、パイプ支持具1の変形例について、図4(a)、(b)及び図5を参照して説明する。なお、上述の実施形態と共通する部分の構成や効果の説明は省略する。
図4(a)の変形例に係るパイプ支持具1は、係止片31がバンド本体3の略全長に亘って複数形成されている。このバンド本体3がパイプ8を抱持すると、係止片31の先端部がパイプ8に接触して弾性変形し、パイプ8に必要以上の力が作用することを防止し、安定的にパイプ8を抱持することができる。また、パイプ8が風や地震等で振動しても、係止片31が緩衝材として機能し、振動を減衰させることができる。さらに、係止片31が固定部6の本体部60のバンド保持部61,61間に位置する態様になっている。そのため、係止片31がバンド保持部61を通過するためには力を加えなければならないので、バンド本体3が固定部6に対してずれにくくなっている。また、図4(a)において、留め部5と固定部6はそれぞれ対向した位置に設けられているがこれに限定されることはない。パイプ8を保持しているパイプ支持具1を正面視したときに留め部5がパイプ8によって隠されるように、固定部6に近接した位置に留め部5が配置されてもよい。そのような位置に留め部5が配置されても、係止片31がバンド保持部61に引っ掛かるので、バンド本体3と留め部5の位置関係がずれにくくなり、留め部5をバンド本体3の自由な位置に配置することができる。
図4(a)の変形例に係るパイプ支持具1は、係止片31がバンド本体3の略全長に亘って複数形成されている。このバンド本体3がパイプ8を抱持すると、係止片31の先端部がパイプ8に接触して弾性変形し、パイプ8に必要以上の力が作用することを防止し、安定的にパイプ8を抱持することができる。また、パイプ8が風や地震等で振動しても、係止片31が緩衝材として機能し、振動を減衰させることができる。さらに、係止片31が固定部6の本体部60のバンド保持部61,61間に位置する態様になっている。そのため、係止片31がバンド保持部61を通過するためには力を加えなければならないので、バンド本体3が固定部6に対してずれにくくなっている。また、図4(a)において、留め部5と固定部6はそれぞれ対向した位置に設けられているがこれに限定されることはない。パイプ8を保持しているパイプ支持具1を正面視したときに留め部5がパイプ8によって隠されるように、固定部6に近接した位置に留め部5が配置されてもよい。そのような位置に留め部5が配置されても、係止片31がバンド保持部61に引っ掛かるので、バンド本体3と留め部5の位置関係がずれにくくなり、留め部5をバンド本体3の自由な位置に配置することができる。
図4(b)の変形例に係るパイプ支持具1は、係止受部53が開口窓ではなく、凸部52に対して凹湾曲状に形成されている。係止片31は、凸部52と係止受部53との間に位置できるように、図1〜図3の実施形態と比べて短く形成されている。このような構成であっても、係止片31は、係止受部53に係り受けされ、バンド本体3は環状に固定される。
図5の変形例に係るパイプ支持具1は、係止片31が透孔32においてバンド本体3の長手方向の他端部3b側に位置する開口端縁32aより透孔32を覆うように傾斜状に外側(厚み方向の一方側)に突出するように切り起こし形成されている。つまり、上述の実施形態と比べて、係止片31が突出する厚み方向の向きが逆になっている。それに伴い留め部5では、一方側の挟持部54Aに係止受部53、他方側の挟持部54Bに凸部(不図示)が設けられている。
本発明のパイプ支持具1は、上述したものや図面に限定されることはない。パイプ支持具1を構成する各部材の材質は金属に限定されることはなく、例えば、バンド本体3は可撓性を有する軟質な樹脂材料で形成し、その他の部材は硬質な樹脂材料で形成されてもよい。また、各部材の形状や構成は上述したものや図面に限定されることはなく、適宜設計されればよい。例えば、固定部6の取付基部63は本体部60の連結部62,62に挟持されているがこれに限定されることはなく、本体部60は一つの連結部62を有し、取付基部63は、板状連結部63bが連結部62の側面に接している状態でボルト67とナット68によって固定されてもよい。また、固定部6の本体部60と取付基部63は、別体ではなく、一体に形成されてもよい。そして、本実施形態においては、係止片31は、凸部52に押圧されて、係止受部53より先端部が留め部5の外に突出させた状態でフック状に係り受けされているが、係止片31の先端部が留め部5の外に突出しなくてもよい。
また、バンド本体3の一端部3aを平面視において傾斜するように切欠いてもよい。そのようにすれば、バンド本体3の他端部3bや係止片31が、バンド本体3の他端部3bに引っ掛かりにくくなる。また、本実施形態においては、留め部5内にバンド本体3の一端部3aが配されているが、留め部5の外に配されてもよい。また、バンド本体3の一端部3aと留め部5との固定はリベット33に限定されることはなく、溶接や接着剤等で固着されてもよい。また、バンド本体3と留め部5は相互に別体に形成されることに限定されることはなく、一体に形成されてもよい。
1 パイプ支持具
2 バンド部
3 バンド本体
3a 一端部
31(31A〜31D) 係止片
32(32A〜32D) 係止受部
5 留め部
52 凸部
53 係止受部
54,54A,54B 挟持部
6 固定部
8 パイプ
9 壁
2 バンド部
3 バンド本体
3a 一端部
31(31A〜31D) 係止片
32(32A〜32D) 係止受部
5 留め部
52 凸部
53 係止受部
54,54A,54B 挟持部
6 固定部
8 パイプ
9 壁
Claims (5)
- パイプを抱持、締め付けするバンド部と、該バンド部を前端側で保持し、後端側が壁に固定される固定部とを備えたパイプ支持具において、
前記バンド部は、可撓性を有する帯状材よりなるバンド本体と、該バンド本体の長手方向の一端部に設けられ、前記バンド本体を、前記パイプを抱持、締め付けするように環状にした状態で固定可能とした留め部とを有しており、
前記バンド本体は、厚み方向に突出する係止片を有しており、
前記留め部は、前記バンド本体を長手方向に沿って挿通させた状態で、前記バンド本体をその厚み方向の両側より2つの挟持部で挟み込む構造とされ、一方の前記挟持部に、他方の前記挟持部側に突出するように設けられた凸部と、他方の前記挟持部に前記凸部に対向するように設けられた係止受部とを備え、前記バンド本体が前記挟持部に挟み込まれた状態において、前記凸部が前記係止片を押さえながら前記係止受部に係止保持することで前記バンド本体を固定することを特徴とするパイプ支持具。 - 請求項1において、
前記バンド本体は、厚み方向に貫通する透孔をさらに有し、
前記係止片は、前記透孔において前記バンド本体の長手方向の他端部側に位置する開口端縁より前記透孔を覆うように傾斜状に突出するように切り起こし形成されており、
前記係止受部は、開口窓とされ、前記留め部に挿通された前記バンド本体の前記係止片を該開口窓より突出させた状態でフック状に係り受けすることを特徴とするパイプ支持具。 - 請求項1または請求項2において、
前記固定部は、前端側に前記パイプの周方向に沿って貫通したバンド保持部を有していることを特徴とするパイプ支持具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
前記係止片は、前記バンド部が前記パイプを抱持、締め付けた状態において、該パイプに接触するように突出して形成されていることを特徴とするパイプ支持具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記係止片は、前記バンド本体の長手方向において等間隔に複数形成されていることを特徴とするパイプ支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020082448A JP2021177090A (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | パイプ支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020082448A JP2021177090A (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | パイプ支持具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021177090A true JP2021177090A (ja) | 2021-11-11 |
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ID=78409376
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020082448A Pending JP2021177090A (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | パイプ支持具 |
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2020
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