JP2021174617A - 二次粒子生成装置、放射性同位体生成装置、二次粒子生成方法、及び放射性同位体生成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記中空荷電粒子ビームをターゲットの断面に照射させて放射性同位体を生成する工程と、を含む。
一実施形態に係る二次粒子生成装置1の全体構成の概要について、図2乃至図5を参照しつつ説明する。図2は、一実施形態に係る二次粒子生成装置1の構成を示す概略図である。図3は、図2に示された二次粒子生成装置1におけるターゲット7と、当該ターゲット7に照射される中空荷電粒子ビームBmを拡大して示す概略図である。図4A乃至図4Cは、ターゲット7の形状の一例を示す概略図である。図5は、一実施形態に係る4極電磁石30及び多重極電磁石50が形成する磁場の磁束密度分布を示す図である。なお、本明細書において、「上流」「下流」の語は、出射する荷電粒子ビームの上流(加速器5側)、下流(搬送電磁石8側)をそれぞれ意味している。また、本明細書において、「水平方向」及び「垂直方向」とは、荷電粒子ビームの輸送方向に直交する平面(荷電粒子ビームの断面)上において互いに直交する方向であって、輸送方向に対して左右方向に延びる方向を「水平方向」とし、輸送方向に対して上下方向に延びる方向を「垂直方向」とする。
ビーム源3としては、陽子等の荷電粒子を放出することが可能なものであればよく、例えば、マルチカスプイオン源、デュオプラズマトロンイオン源、及び電子サイクロトロン共鳴イオン源等を用いることができる。なお、一実施形態に係る二次粒子生成装置1において、ビーム源3は陽子ビームを放出するものが用いられる。また、一実施形態に係る二次粒子生成装置1を放射性同位体生成装置1として用いる場合、ビーム源3としては、例えばヘリウムビームを放出するものが用いられる。
加速器5としては、荷電粒子を加速することが可能なものであれば、いかなるものも用いることができる。例えば、一般的なリングサイクロトンやAVF(Azimuthally Varying Field)サイクロトン等を用いることができ、その詳細な構成の説明は省略する。
ターゲット7としては、ターゲット7から回収する所望の生成物の種類(二次粒子や三次粒子、又は放射性同位体)に応じて、適宜に選択すればよい。ターゲット7からパイオン等の二次粒子を生成する場合には、ターゲット7としては、例えば炭素成分(グラファイト)からなる公知且つ一般的なものを用いることができる。また、ターゲット7から放射性同位体であるアスタチンを回収する場合には、ターゲット7としては、例えばビスマスを用いることができる。
集束電磁石8は、ターゲット7が含まれる所定空間M(図2参照)の内部に、第2磁場を形成して、ターゲット7の表面から飛び出すパイオン等の二次粒子や二次粒子の崩壊によって生成されるミューオン等の三次粒子を、その第2磁場に集束させるために設けられる。具体的には、一実施形態において、集束電磁石8は、ターゲット7の表面から飛び出したパイオンやミューオンを、第2磁場に巻き付けることでパイオン及びミューオンを収集しつつ、第2磁場を介してパイオン及びミューオンをターゲット7から離間する方向(具体的には、第2輸送ライン20の方向)へ搬送することができる。
第1輸送ライン10は、荷電粒子ビームが通るビームダクト(図示せず)を有し、当該ビームダクト内は真空状態に維持されることで、輸送中の荷電粒子ビーム中の各荷電粒子が散乱することを抑制している。また、第1輸送ライン10は、図2に示すように、後述する偏向電磁石40が含まれており、この偏向電磁石40によって、荷電粒子ビームの進行方向を適宜に調整することができる。以下、第1輸送ライン10に含まれる、4極電磁石30、偏向電磁石40、及び多重極電磁石50について説明する。
4極電磁石30は、図2に示すように、加速器5からターゲット7までの間に複数(例えば、図2においては3つ)設けられる。4極電磁石30は、一般的に知られる構造のものを用いることができる。すなわち、軸対称に配置された4極の磁極にコイルを巻回して、N極及びS極が互い違いとなるような構成とし、巻回されたコイルに電流を通電することで、4極電磁石30は、その中心軸においては磁場強度が極小化し、中心軸から離れる位置においては次第に磁場強度が増加するような線形の磁束密度分布を有する磁場を形成する(図5の点線参照)。このような4極電磁石30を複数配置し、各4極電磁石30内に荷電粒子ビーム(一実施形態においては陽子ビーム)を通過させることで、4極電磁石30が形成する磁場は、荷電粒子ビームを集束(例えば、水平方向に対してビーム半径を集束)、又は発散(例えば、垂直方向に対してビーム半径を発散)するよう作用する。したがって、加速器5からターゲット7までの間に複数の4極電磁石30を適宜に配置することによって、水平方向及び垂直方向において、荷電粒子ビームのビーム半径を適切に集束させて、荷電粒子ビームのビーム強度を落とすことなく、荷電粒子ビームを多重極電磁石50まで輸送することが可能となる。
偏向電磁石40は、荷電粒子ビーム(一実施形態においては陽子ビーム)の進行方向を調整するために配置されるものであって、一実施形態に係る二次粒子生成装置1においては、図2に示すように、第1輸送ライン10において2つ設けられるが、この数に限定されるものではない。偏向電磁石40は、一般的に知られる構造のものを用いることができるため、その構造の詳細な説明は省略する。
多重極電磁石50は、荷電粒子ビーム(一実施形態においては陽子ビーム)のビーム強度分布(荷電粒子密度分布であり、一実施形態においては陽子密度分布)を、ガウス状から中空状(ビーム強度分布が、ビーム中心軸付近で低強度、ビーム外縁で高強度であること)へと可変させて中空荷電粒子ビーム(中空陽子ビーム)Bmを生成するために設けられる。具体的には、図2に示すように、一例として、多重極電磁石50は、荷電粒子ビームの進行経路上において、前述した4極電磁石30よりも下流側であって、ターゲット7の直前に少なくとも1つ以上配置される。なお、多重極電磁石50は、4極電磁石30よりも上流側に配置されてもよい。このように、多重極電磁石50を用いて、ガウス上のビーム強度分布を有する荷電粒子ビームから、中空状のビーム強度分布を有する中空荷電粒子ビームBmを生成して、この中空荷電粒子ビームBmを前述のターゲット7に照射させることで、パイオン等の二次粒子、及び二次粒子が崩壊することで生成されるミューオン等の三次粒子を効率的に生成することが可能となる。なお、荷電粒子ビームを中空荷電粒子ビームBmへと変化させて、後述のとおり、中空荷電粒子ビームBmをターゲット7の表面付近に照射すると、ターゲット7はその表面付近のみで発熱することとなるので、内部で発熱する場合に比して、ターゲット7の除熱効果を高めることが可能となる。
次に、前述の多重極電磁石50によって実行される中空荷電粒子ビームBmの生成の概要について、図6乃至図8を参照しつつ説明する。図6は、中空荷電粒子ビームBmの断面形状と大きさを示す概略図である。図7は、二次粒子生成装置1によって生成された中空荷電粒子ビームBmにおける、断面水平方向のビーム強度分布を示す図である。図8は、任意の荷電粒子の初期位置x0に対する当該任意の荷電粒子のターゲット上での位置xtとの関係、及びターゲットにおけるビーム強度分布を示す図である。なお、一実施形態においては、中空荷電粒子ビームBmとして中空陽子ビームBmが用いられる。したがって、図6乃至図8における荷電粒子は、一実施形態においては陽子に読み替えられる。
次に、前述のとおり生成された中空陽子ビームBmのターゲット7への照射により生成されるパイオン及びミューオンについて、図9乃至図18を参照しつつ説明する。図9は、ターゲットの円形断面(半径20.0mm)に対して、外径半径の大きさが異なる様々な種類の陽子ビームBm1(外径半径0mm)、中空陽子ビームBm2(外径半径10.0mm)、及び中空陽子ビームBm3(外径半径19.5mm)を照射させた場合を模式的に示した概略断面図である。図10Aは、陽子ビームBm1をターゲット7に照射した場合における、ターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成されたミューオンの強度分布を示す図である。図10Bは、図10Aにて示されたミューオンのうち、ターゲット7より下流側に設置された検出器D(図2参照)によってもさらに検出されたミューオンの強度分布を示す図である。図11Aは、中空陽子ビームBm2をターゲット7に照射した場合における、ターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成されたミューオンの強度分布を示す図である。図11Bは、図11Aにて示されたミューオンのうち、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによってもさらに検出されたミューオンの強度分布を示す図である。図12Aは、中空陽子ビームBm3をターゲット7に照射した場合における、ターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成されたミューオンの強度分布を示す図である。図12Bは、図12Aにて示されたミューオンのうち、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによってもさらに検出されたミューオンの強度分布を示す図である。図13は、108個の中空陽子ビームBmをターゲット7に入射したときに、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによって検出されたミューオンの数と、中空陽子ビームBmの外径半径Rとの関係を示す図である。図14は、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによって検出されたミューオン数をターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成された全ミューオン数で除した値と、中空陽子ビームBmの外径半径Rとの関係を示す図である。図15は、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによって検出されたものであって、ターゲット7内部又は表面で生成されたミューオン数をターゲット7周辺で生成されたミューオン数で除した値と、中空陽子ビームBmの外径半径Rとの関係を示す図である。図16Aは、ターゲット7の円形断面(半径1.0mm)に対して、陽子ビームBm1(外径半径0mm)を照射させた場合を模式的に示す概略断面図である。図16Bは、ターゲット7の円形断面(半径10.0mm)に対して、中空陽子ビームBm4(外径半径9.0mm)を照射させた場合を模式的に示す概略断面図である。図16Cは、ターゲット7の円形断面(半径20.0mm)に対して、中空陽子ビームBm5(外径半径19.0mm)を照射させた場合を模式的に示す概略断面図である。図17は、108個の中空陽子ビームBmをターゲット7の表面近傍に照射させた場合(例えば、図16A乃至図16Cに示す場合)であって、ターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成された各ミューオン数と、中空陽子ビームBmの外径半径Rとの関係を示す図である。図18は、108個の中空陽子ビームBmをターゲット7の表面近傍に照射させた場合(例えば、図16A乃至図16Cに示す場合)であって、ターゲット7より下流側に設置された検出器Dによって検出されたミューオン数を、ターゲット7内部、ターゲット7表面、及びターゲット7周辺で生成された全ミューオン数で除した値と、中空陽子ビームBmの外径半径Rとの関係を示す図である。
3 ビーム源
5 加速器
7 ターゲット
8 集束電磁石
10 第1輸送ライン
20 第2輸送ライン
30 4極電磁石
40 偏向電磁石
50 多重極電磁石
Bm、Bm1、Bm2、Bm3、Bm4、Bm5 中空荷電粒子ビーム、中空陽子ビーム
M 所定空間
Claims (14)
- ビーム源において生成される荷電粒子ビームを加速して出射する加速器と、
ターゲットと、
前記加速器と前記ターゲットとの間であって、前記加速器から出射される前記荷電粒子ビームの進行経路上に少なくとも1つ以上設けられ、6極以上の磁極を有し非線形の磁束密度分布を有する第1磁場を形成する多重極電磁石と、
を具備し、
前記多重極電磁石内に、前記荷電粒子ビームを通過させて中空状のビーム強度分布を有する中空荷電粒子ビームを生成し、前記中空荷電粒子ビームを前記ターゲットの断面に照射させて少なくとも二次粒子を生成する、二次粒子生成装置。 - 前記ターゲットは、柱状、錘状、及び中空状からなる群から選ばれる少なくとも一の形状を呈する、請求項1に記載の二次粒子生成装置。
- 前記中空荷電粒子ビームは、前記中空荷電粒子ビームの少なくとも一部の外縁が、前記ターゲットの前記断面の外縁の一部と略一致するように前記ターゲットに照射される、請求項1又は2に記載の二次粒子生成装置。
- 前記中空荷電粒子ビームは、前記ターゲットの断面に対して垂直となる方向から、前記ターゲットに対して同心上に照射される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二次粒子生成装置。
- 前記中空荷電粒子ビームの外径は、前記ターゲットの前記断面の直径よりも小さい、請求項4に記載の二次粒子生成装置。
- 前記ターゲットを含む所定空間内に第2磁場を形成して、生成された前記二次粒子を集束させる集束電磁石をさらに含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の二次粒子生成装置。
- 前記多重極電磁石は、8極の磁極を有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の二次粒子生成装置。
- 前記二次粒子を崩壊させて、前記二次粒子に由来する三次粒子をさらに生成する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の二次粒子生成装置。
- 6極以上の磁極を有し非線形の磁束密度分布を有する第1磁場を形成する多重極電磁石内に、加速器から出射される荷電粒子ビームを通過させて、中空状のビーム強度分布を有する中空荷電粒子ビームを生成する工程と、
前記中空荷電粒子ビームをターゲットの断面に照射させて少なくとも二次粒子を生成する工程と、
を含む、二次粒子生成方法。 - 前記ターゲットは、柱状、錘状、及び中空状からなる群から選ばれる少なくとも一の形状を呈する、請求項9に記載の二次粒子生成方法。
- 前記中空荷電粒子ビームは、前記中空荷電粒子ビームの少なくとも一部の外縁が、前記ターゲットの前記断面の外縁の一部と略一致するように、前記ターゲットに照射される、請求項9又は10に記載の二次粒子生成方法。
- 前記ターゲットを含む所定空間内に第2磁場を形成して、生成された前記二次粒子を集束電磁石によって集束させる工程をさらに含む、請求項9乃至11のいずれか一項に記載の二次粒子生成方法。
- ビーム源において生成される荷電粒子ビームを加速して出射する加速器と、
ターゲットと、
前記加速器と前記ターゲットとの間であって、前記加速器から出射される前記荷電粒子ビームの進行経路上に少なくとも1つ以上設けられ、6極以上の磁極を有し非線形の磁束密度分布を有する第1磁場を形成する多重極電磁石と、
を具備し、
前記多重極電磁石内に、前記荷電粒子ビームを通過させて中空状のビーム強度分布を有する中空荷電粒子ビームを生成し、前記中空荷電粒子ビームを前記ターゲットの断面に照射させて放射性同位体を生成する、放射性同位体生成装置。 - 6極以上の磁極を有し非線形の磁束密度分布を有する第1磁場を形成する多重極電磁石内に、加速器から出射される荷電粒子ビームを通過させて、中空状のビーム強度分布を有する中空荷電粒子ビームを生成する工程と、
前記中空荷電粒子ビームをターゲットの断面に照射させて放射性同位体を生成する工程と、
を含む、放射性同位体生成方法。
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