JP2021173346A - 密封構造 - Google Patents

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孝治 佐座
Koji Saza
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【課題】シールリングの損傷を抑える効果が向上した密封構造を実現する。【解決手段】軸2を取り巻くとともにハウジング3の内壁面31に圧接する、環状の弾性材料からなるシールリング5と、シールリング5よりも低圧空間L側において軸2を取り巻く、環状の弾性材料からなるバックアップリング6であって、低圧空間L側のシールリング5の面に当接するとともに、軸の周面の一部である段差部にも当接するバックアップリング6と、シールリング5よりも高圧空間H側において、軸2上に形成された環状の溝部23に嵌め込まれて軸2を取り巻く環状のバッファリング4であって、ハウジング3の内壁面31に向かって突き出しシールリング5とバッファリング4との間の空間の圧力状態に応じてハウジング3の内壁面31からの離間が可能な態様で先端部41aが内壁面31に接触するリップ部41を有するバッファリング4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、軸が挿通される軸孔を有するハウジングの内部に設けられ、軸孔を形成するハウジングの内壁面と軸との間の環状の隙間をシールすることで、その隙間を、圧力が相対的に低い低圧空間と圧力が相対的に高い高圧空間とに分断する密封構造に関する。
軸が挿通される軸孔を有するハウジングの内部に設けられ、軸孔を形成するハウジングの内壁面と軸との間の環状の隙間をシールすることで、その隙間を、圧力が相対的に低い低圧空間と圧力が相対的に高い高圧空間とに分断する密封構造が従来から知られている。こうした密封構造は、たとえば自動車等の内燃機関における燃料噴射ポンプにおいて、プランジャーの往復運動に応じて間欠的に噴射される噴射燃料のような圧力変動の大きい(脈動圧力を持つ)流体の漏れを防ぐのに用いられる。
このような流体の漏れを防ぐ密封構造では、軸を取り巻くとともにハウジングの内壁面に圧接する、環状の弾性材料からなるシールリングを用いることが一般的である。シールリングを配置するため、軸上には、軸の中心軸の側に向かって周面が下がって軸径が相対的に小さくなったシールリング配置用の箇所(たとえば溝部)が形成されている。このようなシールリングを用いた密封構造では、高圧空間と低圧空間との間の圧力差のため、シールリングの一部が上述のシールリング配置用の箇所の低圧空間側の段差(たとえば溝部の低圧空間側の壁面)を超えて低圧空間側にはみ出しハウジングの内壁面と軸との間の小さな間隙に嵌りこんでしまうことがある。この場合、シールリングが損傷してシール性が低下するおそれがある。
こうした事態を防ぐため、シールリングがはみ出すおそれがある上述の小さな間隙が存在する箇所とシールリングとの間に環状の弾性材料からなるバックアップリングを介在させることで、はみ出しによるシールリングの損傷を防ぐ技術が従来から知られている(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
特開平11−315925号公報 特開平10−73163号公報
ところで近年では、内燃機関の性能向上や環境問題への配慮の観点から噴射燃料の低温化と高圧化とが進んでおり、こうした内燃機関で用いられる密封構造に対し、極めて大きな脈動圧力に耐え得ることが要求されるようになっている。極めて大きな脈動圧力の下では、上述したようなシールリングのはみ出し以外にも、繰り返しの圧力印加による摩耗など様々な要因でシールリングの損傷が起きる可能性がある。このため、上述したバックアップリングを用いるだけでは、シールリングの損傷を防ぐのに不十分となるおそれがあり、シールリングの損傷を防ぐにあたってはさらなる工夫の余地がある。
なお、以上では、自動車等の内燃機関における密封構造を例にとって説明したが、同様のことは、ハウジングの内壁面と軸との間の環状の隙間をシールすることで隙間を低圧空間と高圧空間とに分断する密封構造全般に対してあてはまる。
上記の事情を鑑み、本発明では、シールリングの損傷を抑える効果が向上した密封構造を実現する。
上述の課題を解決するため、本発明は、以下の密封構造を提供する。
[1] 軸が挿通される軸孔を有するハウジングの内部に設けられ、前記軸孔を形成する前記ハウジングの内壁面と前記軸との間の環状の隙間をシールすることで、該隙間を、圧力が相対的に低い低圧空間と圧力が相対的に高い高圧空間とに分断する密封構造であって、前記軸の中心軸の側に向かって周面が下がって軸径が相対的に小さくなった前記軸の周面の一部である低周面部において前記軸を取り巻くとともに前記ハウジングの前記内壁面に圧接する、環状の弾性材料からなるシールリングと、前記軸に沿った軸方向について前記シールリングよりも前記低圧空間側において前記軸を取り巻く、環状の弾性材料からなるバックアップリングであって、前記低圧空間側を向いた前記シールリングの面に当接するとともに、前記低周面部の前記低圧空間側の端部と接続し該端部から離れるにつれて軸径が大きくなっていく前記軸の周面の一部である段差部にも当接するバックアップリングと、前記軸方向について前記シールリングよりも前記高圧空間側において、前記軸上に形成された環状の溝部に嵌め込まれて前記軸を取り巻く環状のバッファリングであって、前記ハウジングの前記内壁面に向かって突き出し前記シールリングと前記バッファリングとの間の空間の圧力状態に応じて前記ハウジングの前記内壁面からの離間が可能な態様で先端部が該内壁面に接触するリップ部を有するバッファリングと、を備えた密封構造。
[2] 前記リップ部は、前記高圧空間側に傾いた斜め方向に前記ハウジングの前記内壁面に向かって突き出したものである[1]に記載の密封構造。
[3] 前記バッファリングは、金属材料で構成された環状の金属環と、樹脂材料で構成され前記金属環を覆う環状の樹脂部材と、を備えたものである[1]又は[2]に記載の密封構造。
[4] 前記金属環は、前記軸方向に沿って延びる円筒状の第1部分と、該第1部分の2つの端部のうち前記高圧空間側の端部と接続し、前記軸の前記中心軸から離れる方向に前記ハウジングの前記内壁面に向かって延びるフランジ状の第2部分とで構成されたものである[3]に記載の密封構造。
本発明の密封構造では、バッファリングのリップ部の先端部がハウジングの内壁面に接触してバッファリングが高圧空間からの圧力を直接に受けることで、シールリングに及ぼされる圧力が緩和される。ここで、リップ部の先端部は、ハウジングの内壁面に接触するものの、シールリングとバッファリングとの間の空間の圧力状態に応じて内壁面から離間することができる。このため、たとえば、シールリングとバッファリングとの間の空間の圧力が大きくなって高圧空間の圧力を超えるような事態になった場合には、リップ部の先端部がハウジングの内壁面から離間して、シールリングとバッファリングとの間の空間の圧力を高圧空間側に逃がすことができる。この結果、このような事態においても、シールリングに及ぼされる圧力が緩和される。
このように本発明では、シールリングに及ぼされる圧力をバッファリングが緩和することで、シールリングの損傷を抑える効果が向上した密封構造が実現している。
本発明の一実施形態の密封構造の構成を表す断面図である。 図1に示すバッファリングの拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、適宜設計の変更、改良等が加えられることが理解されるべきである。
以下では、本発明の密封構造が、自動車等の内燃機関における燃料噴射ポンプに適用された場合を例にとって説明を行う。この密封構造は、燃料噴射ポンプにおいて、プランジャーの往復運動に応じて間欠的に噴射されるために圧力変動が大きい(脈動圧力を持つ)噴射燃料の漏れを防ぐのに用いられる。以下では、噴射燃料を単に流体と呼ぶ。
図1は、本発明の一実施形態の密封構造1の構成を表す断面図である。
密封構造1は、軸2が挿通される軸孔31aを有するハウジング3の内部に設けられ、軸孔31aを形成するハウジング3の内壁面31と軸2との間の環状の隙間をシールする。図1では、軸2に沿った軸方向(図のY方向あるいはY方向に反対の方向)および軸2に垂直な方向(図のX方向あるいはX方向に反対の方向)を含む平面内における、密封構造1、軸2、およびハウジング3の断面が示されている。断面図としては、本来ならば軸2の断面を中心としてその両側に分かれて密封構造1およびハウジング3の断面が示されるべきであるが、図1では説明の簡潔さの観点からその片側の断面のみが示されている。
密封構造1による隙間のシールにより、隙間は、圧力が相対的に低い低圧空間Lと圧力が相対的に高い高圧空間Hとに分断される。高圧空間Hは、流体の噴射箇所(不図示)と部材間の隙間等を介してつながった空間であり、このため、噴射された流体による高い圧力を有している。ただし、噴射と噴射の間のように噴射が停止された時等には、その圧力が急に下がることがある。このため、高圧空間Hは、基本的には高い圧力状態にあるものの、圧力変動が大きい(脈動圧力を持つ)圧力状態となっている。
以下、図1を参照しつつ、密封構造1の構成要素について説明する。密封構造1は、バッファリング4、シールリング5、およびバックアップリング6を備えている。
シールリング5は環状の弾性材料からなる部材であり、軸2の不図示の中心軸に向かう方向(図のX方向とは反対の方向)に周面が下がって軸径が相対的に小さくなった軸2の周面の一部である低周面部21において軸2を取り巻いている。さらにシールリング5は、ハウジング3の内壁面31にも圧接している。
このようにシールリング5がハウジング3の内壁面31と軸2との双方に当接することで、内壁面31と軸2の間の環状の隙間がシールされることとなり、シールリング5は、隙間をシールする上で中心的な役割を果たしている。
バックアップリング6は、環状の弾性材料からなる部材であり、軸2に沿った軸方向(図のY方向あるいはY方向に反対の方向)についてシールリング5よりも低圧空間L側において軸2を取り巻いている。また、バックアップリング6は、低圧空間L側を向いたシールリング5の面51に当接している。さらにバックアップリング6は、低周面部21の低圧空間L側の端部21aと接続し端部21aから離れるにつれて軸径が大きくなっていく軸2の周面の一部である段差部22にも当接している。
本実施形態では、図1に示すように、段差部22は、軸2に垂直な方向(たとえば図のX方向)よりも低圧空間L側に傾きテーパー状となっている傾斜面22aと、軸2に垂直な方向(図のX方向)に延びた垂直面22bとで構成されており、バックアップリング6はその双方と当接している。しかしながら、本発明は、バックアップリングが、特許文献1の図1のように、段差部のうち傾斜面に対してのみ当接し垂直面からは離間しているものであってもよい。また、本発明は、特許文献2の図11のように、段差部が垂直面のみから構成されていて傾斜面が存在せず、バックアップリングがその垂直面と当接しているものであってもよい。
バックアップリング6は、シールリング5に対しシールリング5を低圧空間L側に押し出す高い圧力がかかった際にシールリング5の損傷を防ぐ役割を果たしている。より具体的には、段差部22とシールリング5との間にバックアップリング6が介在することで、シールリング5の一部が段差部22(正確には段差部22の垂直面22b)からはみ出して軸2とハウジング3の内壁面31との間の小さい間隙31bに嵌りこむといった事態が回避されている。このように本実施形態では、バックアップリング6により、シールリング5のはみ出しによるシールリング5の損傷が防がれている。
次に、バッファリング4について説明する。
バッファリング4は、軸方向(図のY方向あるいはY方向に反対の方向)について前記シールリング5よりも高圧空間H側において、軸2上に形成された環状の溝部23に嵌め込まれて軸2を取り巻く環状の部材である。バッファリング4は、ハウジング3の内壁面31に向かって突き出したリップ部41を有している。リップ部41の先端部41aは、シールリング5とバッファリング4との間の空間の圧力状態に応じてハウジング3の内壁面31からの離間が可能な態様で内壁面31に接触している。
このようにバッファリング4のリップ部41の先端部41aがハウジング3の内壁面31に接触してバッファリング4が高圧空間Hからの圧力を直接に受けることで、シールリング5に及ぼされる圧力が緩和される。
ここで、リップ部41の先端部41aは、ハウジング3の内壁面31に接触するものの、シールリング5とバッファリング4との間の空間の圧力状態に応じて内壁面31から離間することができる。このため、たとえば、シールリング5とバッファリング4との間の空間の圧力が大きくなって高圧空間Hの圧力を超えるような事態になった場合には、リップ部41の先端部41aがハウジング3の内壁面31から離間して、シールリング5とバッファリング4との間の空間の圧力を高圧空間H側に逃がすことができる。この結果、このような事態においても、シールリング5に及ぼされる圧力が緩和される。
このように本実施形態では、シールリング5に及ぼされる圧力をバッファリング4が緩和することで、シールリング5の損傷を抑える効果が向上した密封構造が実現している。
また、環状の溝部23に嵌め込まれたバッファリング4が、シールリング5よりも高圧空間H側に存在することで、シールリング5が高圧空間H側に位置ずれを起こすことが回避される。すなわち、バッファリング4は、シールリング5に対し、高圧空間H側への位置ずれを防ぐストッパーとしての役割も果たしている。この結果、軸2の表面上に、別途、シールリング5のストッパーを設ける手間が省かれることとなる。
以下では、バッファリング4についてさらに詳しく説明する。
図2は、図1に示すバッファリング4の拡大断面図である。
本発明では、図2に示すようにリップ部41が、高圧空間H側に傾いた斜め方向(図のZ方向)にハウジング3の内壁面31に向かって突き出したものであることが好ましい。
このような形態によれば、リップ部41の先端部41aがハウジング3の内壁面31に接触した状態で高圧空間Hから図のY方向に及ぼされる大きな脈動圧力がリップ部41にかかっても、リップ部41が変形しにくく、内壁面31に対するリップ部41の接触状態が維持される。この結果、バッファリング4により図1のシールリング5に及ぼされる圧力を緩和する効果が向上する。
また、本発明では、図2に示すようにバッファリング4が、金属材料で構成された環状の金属環42と、樹脂材料で構成され金属環42を覆う環状の樹脂部材43と、を備えたものであることが好ましい。
このような形態によれば、バッファリング4の内部の金属環42によりバッファリング4の剛性が高まり、高圧空間からの大きな脈動圧力に対する耐久性が向上する。また、金属環42を樹脂部材43で覆うことで、バッファリング4に対し、ハウジング3との接触に適した十分な柔軟性を持たせることもできる。
また、本発明では、図2に示すように金属環42は、軸方向(図のY方向あるいはY方向に反対の方向)に沿って延びる円筒状の第1部分42aと、第1部分42aの2つの端部のうち高圧空間H側の端部と接続し、軸2の不図示の中心軸から離れる方向(図のX方向)にハウジング3の内壁面31に向かって延びるフランジ状の第2部分42bとで構成されたものであることが好ましい。
このような形態によれば、バッファリング4全体のうち、高圧空間Hからの図のY方向からの脈動圧力を直接受ける高圧空間H側の部分に第2部分42bが存在し、その第2部分42bを、軸方向に延びる第1部分42aが支える構成となる。この結果、図のY方向からの脈動圧力に対する耐久性がさらに向上する。
以上が本実施形態の説明である。
以上の実施形態の説明では、自動車等の内燃機関における燃料噴射ポンプに適用された密封構造を例にとって説明した。しかしながら、本発明は、ハウジングの内壁面と軸との間の環状の隙間をシールすることで隙間を低圧空間と高圧空間とに分断することが要求される機関や装置であれば、自動車等の内燃機関における燃料噴射ポンプ以外にも適用可能である。
本発明は、シールリングの損傷を抑える効果を向上するのに有用である。
1:密封構造、
2:軸、
3:ハウジング、
4:バッファリング、
5:シールリング、
6:バックアップリング、
21:低周面部、
21a:端部、
22:段差部、
22a:傾斜面、
22b:垂直面、
23:溝部、
31:内壁面、
31a:軸孔、
31b:間隙、
41:リップ部、
41a:先端部、
42:金属環、
42a:第1部分、
42b:第2部分、
43:樹脂部材、
51:面、
H:高圧空間、
L:低圧空間、
X:方向、
Y:方向、
Z:方向。

Claims (4)

  1. 軸が挿通される軸孔を有するハウジングの内部に設けられ、前記軸孔を形成する前記ハウジングの内壁面と前記軸との間の環状の隙間をシールすることで、該隙間を、圧力が相対的に低い低圧空間と圧力が相対的に高い高圧空間とに分断する密封構造であって、
    前記軸の中心軸の側に向かって周面が下がって軸径が相対的に小さくなった前記軸の周面の一部である低周面部において前記軸を取り巻くとともに前記ハウジングの前記内壁面に圧接する、環状の弾性材料からなるシールリングと、
    前記軸に沿った軸方向について前記シールリングよりも前記低圧空間側において前記軸を取り巻く、環状の弾性材料からなるバックアップリングであって、前記低圧空間側を向いた前記シールリングの面に当接するとともに、前記低周面部の前記低圧空間側の端部と接続し該端部から離れるにつれて軸径が大きくなっていく前記軸の周面の一部である段差部にも当接するバックアップリングと、
    前記軸方向について前記シールリングよりも前記高圧空間側において、前記軸上に形成された環状の溝部に嵌め込まれて前記軸を取り巻く環状のバッファリングであって、前記ハウジングの前記内壁面に向かって突き出し前記シールリングと前記バッファリングとの間の空間の圧力状態に応じて前記ハウジングの前記内壁面からの離間が可能な態様で先端部が該内壁面に接触するリップ部を有するバッファリングと、を備えた密封構造。
  2. 前記リップ部は、前記高圧空間側に傾いた斜め方向に前記ハウジングの前記内壁面に向かって突き出したものである請求項1記載の密封構造。
  3. 前記バッファリングは、金属材料で構成された環状の金属環と、樹脂材料で構成され前記金属環を覆う環状の樹脂部材と、を備えたものである請求項1又は2記載の密封構造。
  4. 前記金属環は、前記軸方向に沿って延びる円筒状の第1部分と、該第1部分の2つの端部のうち前記高圧空間側の端部と接続し、前記軸の前記中心軸から離れる方向に前記ハウジングの前記内壁面に向かって延びるフランジ状の第2部分とで構成されたものである請求項3記載の密封構造。
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