JP2021173321A - 弁及び流体圧システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オーバーライド特性を向上させると共に、装置構成を小型化することができる弁及び建設機械を提供する。【解決手段】弁室を有するハウジング201と、弁室Tに移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面211を有し、受圧面の径が弁室に通じる高圧ポート202の径よりも大きく受圧面の外周に沿って形成された角部213を備え角部が弁室の高圧ポートの内壁側に接触可能な弁体210と、を備える弁である。【選択図】図3
Description
本発明は、オーバーライド性能を向上させる弁及び流体圧システムに関する。
建設機械は、油圧回路を有し油圧で駆動されるものが多い。油圧回路には、作動油の流路内の圧力が所定の値を超えた場合に圧力を開放するリリーフ弁が設けられている。リリーフ弁は、流路を開閉する弁体と弁体を移動自在に収容するハウジングとを備える。従来のリリーフ弁は、例えば、弁体が円筒状に形成されており、弁体の一端側は閉塞されたシート面が形成されている。
そして、シート面は、角部がテーパ状に形成されている。ハウジング側は、シート面の角部が接触する弁座にテーパ面が形成されおり、弁体が弁座側に接触した状態では、弁体と弁座が密着してリリーフ用のリリーフ流路を閉塞している。作動油は、流路内の圧力により弁体のシート面を押圧している。弁体に所定以上の圧力が加わった場合、作動油がシート面を押圧して弁体が移動(オーバーライド)し、リリーフ用の流路を開放し、作動油はリリーフ流路に流入し、流路の圧力が解放される。
図7に示されるように、従来のリリーフ弁300は、弁体310の角部313にテーパ面315が形成されている。従来のリリーフ弁300は、作動油の流体力を受ける受圧面311が高圧ポート302の径よりも小さく形成されている。そして、弁体310の受圧面311は、高圧ポート302に挿入されて受圧面311の角部313に形成されたテーパ面315と高圧ポート302の後端部302Aに接触するように形成されている。
図8(A)に示されるように、弁体310の移動前と移動後とで比較すると、移動前の弁体310の受圧面積は、高圧ポート302の径に応じた面積である。図8(B)に示されるように、弁体310が移動すると作動油は、弁体310と高圧ポートとの間に生じた隙間から弁室Tに流れる。そうすると、弁体310の移動後の受圧面積は、高圧ポート302の径よりも減少した受圧面311の面積となる。従って、弁体310に加わる力は、作動油の圧力に高圧ポートの面積を乗じた値から作動油の圧力に受圧面311の面積を乗じた値となり、減少する。
このように、従来のリリーフ弁は、弁体の移動量が増加するに従ってシート面に加わる一次受圧径が減少するので、まだ改良の余地があった。リリーフ弁のオーバーライド特性が向上すると、建設機械の作業能力も向上する。発明者らは、リリーフ弁のオーバーライド特性を向上させつつも装置を小型化するために鋭意研究を重ねてきた。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、オーバーライド特性を向上させると共に、装置構成を小型化することができる弁及び流体圧システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る弁は、弁室を有するハウジングと、前記弁室に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの内壁側に接触可能な弁体とを備える。
本発明の一態様に係る弁は、高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、前記弁室に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の外周に沿って形成され前記ハウジングに接触可能な角部を有する弁体とを備える。
本発明の一態様に係る弁は、高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、前記弁室に収容され前記高圧ポートを開閉し前記高圧ポートの開放時に一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記高圧ポートの径よりも大きい弁体とを備える。
このように構成することで、弁体の受圧面に高圧ポートから流入する作動流体の流体力を受けて移動した場合、移動前と移動後で弁体に加わる作動流体による流体力は、受圧面の面積に作用し一定とし、弁体のオーバーライド特性を向上することができる。
前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されていてもよい。
このように構成することで、弁体が高圧ポート側に押し付けられている状態において、角部がテーパ面に接触して密着するので、高圧ポートの密閉性を向上することができる。
前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されていてもよい。
このように構成することで、スライド面とハウジングとの間から作動流体が漏れ、高圧ポートから低圧ポートに漏出する作動流体がある場合でも、受圧面の径がスライド面の径よりも小さくなるように形成することで作動流体の圧力により生じる弁体に加わる力を調整し、作動流体の圧力が予め設定された所定値よりも小さい値で弁体が移動することを防止することができる。
前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有するように構成されていてもよい。
このように構成することで、作動流体の圧力が予め設定された所定値よりも小さい値で弁体が移動することを防止することができる。
前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備えるように構成されていてもよい。
このように構成することで、作動流体の性状に応じてスライド面とシリンダとの間から作動流体が漏れることを防止することができる。
前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備えるように構成されていてもよい。
このように構成することで、弁体がリターンスプリングにより高圧ポート側に押し付けられ、角部がテーパ面に接触して密着するので、高圧ポートの密閉性を向上することができる。
本発明の一態様に係る弁は、弁室を有するハウジングと、前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの開口が形成された内壁側に接触可能な弁体と、を備え、前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える。
本発明の一態様に係る弁は、弁室を有するハウジングと、前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の外周に沿って形成され前記ハウジングに接触可能な角部を有する弁体と、を備え、前記角部は前記弁室に通じる高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える。
本発明の一態様に係る弁は、高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、前記弁室に移動自在に収容され前記高圧ポートを開閉し前記高圧ポートの開放時に一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記高圧ポートの径よりも大きい弁体と、を備え、前記弁体に形成され前記ハウジングに接触可能な角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える。
本発明の一態様に係る弁は、弁室を有するハウジングと、前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する端面を有し、前記端面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記端面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの内壁側に接触可能な弁体と、を備え、前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記端面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、前記端面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える。
本発明の一態様に係る流体圧システムは、作動流体により流体圧を発生させる流体圧ポンプと、前記作動流体の出力先を切替える流体圧バルブ装置と、前記流体圧バルブ装置から供給される前記作動流体により駆動されるアクチュエータと、弁室を有するハウジングと、前記弁室に収容され一端側に前記作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの開口が形成された内壁側に接触可能な弁体とを備え、前記作動流体の圧力を調整する弁と、を備える。
このように構成することで、流体圧システムの弁のオーバーライド特性を向上させると共に、装置を小型化することができる。
本発明によれば、弁のオーバーライド特性を向上させると共に、装置構成を小型化することができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(建設機械)
図1に示されるように、建設機械100は、例えば油圧ショベルである。建設機械100は、旋回体101と、走行体102とを備えている。旋回体101は、走行体102の上に旋回自在に設けられている。旋回体101には、油圧システム1が設けられている。本実施形態では、流体圧の1例として油圧を例示するが、作動流体は、作動油だけでなく他の流体であってもよい。
図1に示されるように、建設機械100は、例えば油圧ショベルである。建設機械100は、旋回体101と、走行体102とを備えている。旋回体101は、走行体102の上に旋回自在に設けられている。旋回体101には、油圧システム1が設けられている。本実施形態では、流体圧の1例として油圧を例示するが、作動流体は、作動油だけでなく他の流体であってもよい。
旋回体101は、操作者が搭乗可能なキャブ103と、キャブ103に一端が揺動自在に連結されているブーム104と、ブーム104のキャブ103とは反対側の他端(先端)に揺動自在に一端が連結されているアーム105と、アーム105のブーム104とは反対側の他端(先端)に揺動自在に連結されているバケット106と、を備えている。また、キャブ103内には、油圧システム1が設けられている。この油圧システム1から供給される作動油によって、キャブ103、ブーム104、アーム105、及びバケット106が駆動される。
(油圧システム)
図2に示されるように、油圧システム1(流体圧システム)は、駆動源となるエンジン120と、エンジン120に駆動される油圧ポンプ130(流体圧ポンプ)と、建設機械100の各部を動作させる複数のアクチュエータ140と、複数のアクチュエータ140の動作を切り替える油圧バルブ装置150(流体圧バルブ装置)と、作動油を貯蔵するタンク160と、圧力調整のためのリリーフ弁200(弁)とを備える。本実施形態では、油圧システム1は、建設機械に適用されるものを例示しているが、これに限らず、油圧プレス等他の流体圧装置に適用してもよい。
図2に示されるように、油圧システム1(流体圧システム)は、駆動源となるエンジン120と、エンジン120に駆動される油圧ポンプ130(流体圧ポンプ)と、建設機械100の各部を動作させる複数のアクチュエータ140と、複数のアクチュエータ140の動作を切り替える油圧バルブ装置150(流体圧バルブ装置)と、作動油を貯蔵するタンク160と、圧力調整のためのリリーフ弁200(弁)とを備える。本実施形態では、油圧システム1は、建設機械に適用されるものを例示しているが、これに限らず、油圧プレス等他の流体圧装置に適用してもよい。
エンジン120は、ガソリンやディーゼル燃料を用いた内燃機関である。エンジン120は、出力軸121を備え、出力軸121は、油圧ポンプ130に連結されている。油圧ポンプ130には、配管Qが接続されている。油圧ポンプ130は、出力軸121に駆動されて配管Qに作動油を流通させ流体圧を発生させる。配管Qには油圧バルブ装置150が接続されている。
油圧バルブ装置150は、作動流体の出力先を切替える。油圧バルブ装置150には、複数のアクチュエータ140が分岐した配管Qを介して接続されている。油圧バルブ装置150は、複数個設けられており、配管Qに流通する作動油の油圧を複数のバルブで切り替えて複数のアクチュエータ140に作動油を供給する。複数のアクチュエータ140は、キャブ103、ブーム104、アーム105、及びバケット106等を駆動する。また、油圧システム1の油圧回路内には、適宜、流路の圧力が予め設定された所定値以上となった場合に圧力を開放するためのリリーフ弁200が設けられている。
図3に示されるように、リリーフ弁200は、円筒状に形成されたハウジング201と、ハウジング201内に移動自在に収容された弁体210と、弁体210を押圧するリターンスプリング220とを備える。
ハウジング201は、建設機械等の固定対象物に固定される筐体である。ハウジング201は、油圧回路の高圧側に接続された高圧ポート202と、油圧回路の低圧側に接続された低圧ポート205とを備える。高圧ポート202は、ハウジング201の一端側に形成された円形の開口穴に形成されている。高圧ポート202は、ハウジング201の軸線Lに沿って形成されている。高圧ポート202の内壁側には、作動油が流通する。
高圧ポート202の後端部の開口には、断面視して後端に向かうほど高圧ポート202の直径よりも大きく開口の径が拡大するようにテーパ面202A(弁座)が形成されている。ここで、高圧ポート202の後端部とは、軸線Lに沿ってハウジング201内部側に向かう方向の端部である。
テーパ面202Aの後端202B(端部)から高圧ポート202側に若干近位した位置には、角部213が接触する。テーパ面202Aの後端(最大径部分)の径は、後述の弁体210の角部213の径よりも若干大きくなるように形成されている。即ち、角部213の径は、テーパ面202Aの後端202Bの径よりも若干小さく形成されている。高圧ポート202に連通して低圧ポート205が形成されている。低圧ポート205は、高圧ポート202の直交方向に形成されている。低圧ポート205は、円形の貫通孔に形成されている。高圧ポート202、低圧ポート205の配置はこの限りでなく、軸線L方向に配置されているものであってもよい。
ハウジング201内には、高圧ポート202に連通するシリンダ203が軸線Lに沿って形成されている。シリンダ203は、円形の穴に形成されている。シリンダ203には、弁体210が軸線L方向に沿って摺動自在に挿入されている。シリンダ203の前縁203Aとテーパ面202Aの後端との間の空間には弁室Tが形成されている。弁室Tには、高圧ポート202が通じている。
弁体210は、円筒状に形成されたピストンである。弁体210は、高圧ポート202を開閉する。弁体210は、例えば、シリンダ203の後部側が別体に形成されることにより、シリンダ203の後部側から挿入される。弁体210は、高圧ポート202の部分が別体に形成されることにより、シリンダ203の前部側から挿入されてもよい。
弁体210は、高圧ポート202側が閉塞され、受圧面211(端面)が形成されている。受圧面211の中心には、貫通孔に形成された弁オリフィス212を有する。受圧面211の周囲には、角部213が形成されている。角部213は、高圧ポート202の径よりも大きくなるように受圧面211の外周に沿って形成されている。受圧面211は、高圧ポート202が閉じた場合、一端側に作動油の静圧の圧力により生じる力が作用し、高圧ポート202が開放時に一端側に作動油の動圧の圧力により生じる力が作用する。
角部213は、弁体210を断面視して側面と受圧面211とが略直角となるように形成されている。角部213は、R面取りやC面取りの加工がされていてもよい。受圧面211の径は、高圧ポート202の径φ3よりも大きく、テーパ面202Aの後端202Bよりも若干小さい径φ2に形成されている。弁体210の側面において、シリンダ203とのスライド面217の径φ1は、シリンダ203の径よりも若干小さい略同一の径に形成されている。スライド面217は、シリンダ203に対してスライドする。
図4に示されるように、角部213をテーパ面202Aの途中に接触するように、即ち、角部213が弁室Tの高圧ポート202の内壁側に接触して開口を塞ぐように構成すると、弁体210が同じ移動量の状態で弁室Tに通じる開口幅がリリーフ弁200の角部213をテーパ面202Aの後端202B近傍に接触させる場合に比して小さくなる。このように、角部213がテーパ面202Aの後端202B近傍に接触可能なように構成することにより、リリーフ弁200は、弁体210が少ない移動量で弁室Tに通じる開口幅を大きくすることができる。
図3に戻り、弁体210の側面において、スライド面217の径が縮小するように段差216が形成されている。段差216は、スライド面217から角部213に向かうほど径が縮小するように形成されたテーパ面であってもよい。段差216は、形成されていなくてもよい。
段差216が設けられているのは、スライド面217からリークする作動油の量が多い場合、弁オリフィス212に流入する作動油の流量が増加し、リークした作動油が低圧ポート205に抜け、弁体210に予め設定された作動油の圧力よりも低い圧力が作用した際に弁体210が移動することを防止するためである。
弁体210の内側(受圧面211の反対側)には、リターンスプリング220が設けられている。リターンスプリング220は、弁体210を高圧ポート202側に押圧している。弁体210は、リターンスプリング220が弁体210を高圧ポート202側に押圧することにより、角部213が高圧ポート202に形成されたテーパ面202Aに接触している。リターンスプリング220は、作動油が所定の圧力となった場合に弁体210が移動するようにバネレートが設定されている。
次に、リリーフ弁200の動作について説明する。
作動油の油圧が所定値未満である場合、受圧面211が高圧ポート202のテーパ面202Aの後端202Bの近傍に密着する。この状態では、弁体210は、作動油が高圧ポート202から低圧ポート205に流入することを防止する。このとき、弁体210には、作動油の圧力に受圧面211の面積を乗じた力がリターンスプリング220の押圧方向と反対側の方向に作用する。
図5に示されるように、作動油Gの油圧が所定値以上である場合、弁体210には、作動油Gの圧力に受圧面211の面積を乗じた力Fがリターンスプリング220の押圧方向と反対側の方向に作用する。そうすると、リターンスプリング220が縮み、弁体210は、軸線L(図3参照)に沿って高圧ポート202から離間するように移動する。作動油Gは、テーパ面202Aと角部213との間に生じた隙間から弁室T内に流入し、低圧ポート205に流入する。
このとき、作動油Gは、慣性力を有して流れており、受圧面211に衝突した作動油Gの流線方向が弁体210の角部213側に略直角に曲げられ、作動油Gは受圧面211に対して放射状に流れる。従って、受圧面211の面積が弁体210に作用する作動油Gの流体力の受圧面積となる。弁体210が移動すると、弁体210の内部に溜まった作動油Gの一部が弁オリフィス212(図3参照)から排出される。
作動油Gが低圧ポート205に流入し続けると、作動油の圧力が所定値未満に下がる。そうすると、リターンスプリング220の押圧力が受圧面211に作用する作動油の流体力よりも大きくなり、弁体210がリターンスプリング220に押圧されて元の位置に移動し、角部213がテーパ面202Aに接触する。弁体210が移動中、弁体210の内部には負圧が生じ、弁オリフィス212(図3参照)から作動油Gが流入する。
リリーフ弁200によれば、受圧面211の面積が弁体210に作用する作動油の流体力の受圧面積となり、弁体210が移動しても受圧面積を常に一定として、作動油の流体力を大きく受けることができ、弁体210のオーバーライド特性を向上することができる。更に、リリーフ弁200によれば、構成を簡略化することで装置を小型化することができる。
[変形例]
図6に示されるように、高圧ポート202の後端は、テーパ面202Aが形成されていなくてもよい。例えば、高圧ポート202の後端には、弁体210の受圧面211において角部213から中心に向かって所定幅の領域が重なるように、軸線Lに直交方向の角部202Cが形成されていてもよい。
図6に示されるように、高圧ポート202の後端は、テーパ面202Aが形成されていなくてもよい。例えば、高圧ポート202の後端には、弁体210の受圧面211において角部213から中心に向かって所定幅の領域が重なるように、軸線Lに直交方向の角部202Cが形成されていてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1…油圧システム、100…建設機械、101…旋回体、102…走行体、103…キャブ、104…ブーム、105…アーム、106…バケット、120…エンジン、121…出力軸、130…油圧ポンプ、140…アクチュエータ、150…油圧バルブ装置、160…タンク、200…リリーフ弁(弁)、201…ハウジング、202…高圧ポート、202A…テーパ面、202B…後端、202C…角部、203…シリンダ、203A…前縁、205…低圧ポート、210…弁体、211…受圧面(端面)、212…弁オリフィス、213…角部、216…段差、217…スライド面、220…リターンスプリング
Claims (13)
- 弁室を有するハウジングと、
前記弁室に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの開口が形成された内壁側に接触可能な弁体と、を備える弁。 - 高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、
前記弁室に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の外周に沿って形成され前記ハウジングに接触可能な角部を有する弁体と、を備える弁。 - 高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、
前記弁室に収容され前記高圧ポートを開閉し前記高圧ポートの開放時に一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記高圧ポートの径よりも大きい弁体と、を備える弁。 - 前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されている、
請求項1又は2に記載の弁。 - 前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されている、
請求項1から3のうちいずれか1項に記載の弁。 - 前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有する、
請求項5に記載の弁。 - 前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備える、
請求項5又は6に記載の弁。 - 前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える、
請求項1から7のうちいずれか1項に記載の弁。 - 弁室を有するハウジングと、
前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの開口が形成された内壁側に接触可能な弁体と、を備え、
前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、
前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、
前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、
前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、
前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える弁。 - 弁室を有するハウジングと、
前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の外周に沿って形成され前記ハウジングに接触可能な角部を有する弁体と、を備え、
前記角部は前記弁室に通じる高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、
前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、
前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、
前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、
前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える弁。 - 高圧ポートに通じる弁室を有するハウジングと、
前記弁室に移動自在に収容され前記高圧ポートを開閉し前記高圧ポートの開放時に一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記高圧ポートの径よりも大きい弁体と、を備え、
前記弁体に形成され前記ハウジングに接触可能な角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、
前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記受圧面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、
前記受圧面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、
前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、
前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える弁。 - 弁室を有するハウジングと、
前記弁室に移動自在に収容され一端側に作動流体の圧力により生じる力が作用する端面を有し、前記端面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記端面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの内壁側に接触可能な弁体と、を備え、
前記角部は前記高圧ポートの開口に形成されたテーパ面に接触するように形成されており、
前記弁体は前記ハウジングに対してスライドするスライド面を有し前記端面の径が前記スライド面の径よりも小さく形成されており、
前記端面と前記スライド面との間に形成された段差又はテーパ面を有し、
前記弁体は前記弁室に形成されたシリンダの径と略同一に形成された前記スライド面を備え、
前記弁体を前記高圧ポートの方向に押圧するリターンスプリングを備える弁。 - 作動流体により流体圧を発生させる流体圧ポンプと、
前記作動流体の出力先を切替える流体圧バルブ装置と、
前記流体圧バルブ装置から供給される前記作動流体により駆動されるアクチュエータと、
弁室を有するハウジングと、前記弁室に収容され一端側に前記作動流体の圧力により生じる力が作用する受圧面を有し、前記受圧面の径が前記弁室に通じる高圧ポートの径よりも大きく前記受圧面の外周に沿って形成された角部を有し前記角部が前記弁室の前記高圧ポートの開口が形成された内壁側に接触可能な弁体とを備え、前記作動流体の圧力を調整する弁と、
を備える流体圧システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020076875A JP2021173321A (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 弁及び流体圧システム |
KR1020210035777A KR20210131228A (ko) | 2020-04-23 | 2021-03-19 | 밸브 및 유체압 시스템 |
CN202110300426.9A CN113550945A (zh) | 2020-04-23 | 2021-03-22 | 阀和流体压系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020076875A JP2021173321A (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 弁及び流体圧システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021173321A true JP2021173321A (ja) | 2021-11-01 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020076875A Pending JP2021173321A (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 弁及び流体圧システム |
Country Status (3)
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KR (1) | KR20210131228A (ja) |
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2020
- 2020-04-23 JP JP2020076875A patent/JP2021173321A/ja active Pending
-
2021
- 2021-03-19 KR KR1020210035777A patent/KR20210131228A/ko active Search and Examination
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Publication number | Publication date |
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KR20210131228A (ko) | 2021-11-02 |
CN113550945A (zh) | 2021-10-26 |
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