JP2021172187A - 車両用サイドガード - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間又は暗所にあっても、車両の周囲にいる歩行者又は二輪車等の運転手がサイドガードと車輪との間に存在する隙間を容易に認識することができる、新規のサイドガードを提供する。【解決手段】サイドガード2の前後方向の端部を車両の外側に向かって発光させる。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の左右方向に見た外側縁の下部に配設されたサイドガードに関するものである。
所謂キャブ(「キャビン」ということもある)を備えたトラック又はキャブを備えていないトレーラの如き車両にあっては、全長(前後方向長さ)が長く複数の車輪が前後方向に間隔をおいて配置され、また車高も高いことから、車両の下方における車輪の前方又は後方には、左右方向に開放した比較的大きな空間部が存在する。車両走行中、上記空間部に歩行者又は二輪車等が進入すると、進入した歩行者又は二輪車等の運転手は後方(又は前方)の車輪に轢かれて重大事故となるため、上記のような車両にあっては、歩行者又は二輪車等が上記空間部へ進入することを防止するためのサイドガード(巻込防止装置とも称される)を設置することが要求されている。サイドガードは通常、車両の左右方向に見た外側縁の下部に配設される。
かようなサイドガードの一例として、下記特許文献1には、車両の前後方向に延びてその前後方向の両側の端部が左右方向の内側に向かって屈曲し且つ上記両側の端部が車輪に対向するサイドガードが開示されている。
また、下記特許文献2で開示されたサイドガードにあっては、車両の左右方向に見た外側の側面に発光体が付設されている。
特開平8−26050号公報 実用新案登録第3178800号公報
上記特許文献1及び2で開示されたサイドガードは、これが車両の所要位置に配設されることで歩行者又は二輪車等が上記空間部へ進入することを可及的に防止するが、下記の点で未だ不充分である。即ち、サイドガードが車両の所要位置に配設されると、サイドガードの上記端部は車輪に対向するものの、車輪は回転体であることから、サイドガードと車輪との間に存在する隙間を完全に消去する(隙間を零とする)ことはできず、かかる隙間から上記空間部へ歩行者又は二輪車等が進入してしまう可能性は依然として存在する。夜間又は暗所等にあっては特に、歩行者又は二輪車等の運転手が上記隙間を認識することは困難であり、かかる隙間から上記空間部へ進入してしまう危険性はより一層増大する。上記特許文献2に開示されたサイドガードには発光体が付設されているものの、かかる発光体は、これが装着された自らの車両を運転する運転手に自車の車幅を認識させる所謂車幅灯として使用されるものであり、前後方向に延びるサイドガードの主部の側面に配置されている。そのため、上記発光体の存在によって、歩行者又は二輪車等の運転手が上記隙間を認識できるようになることはない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、夜間又は暗所にあっても、車両の周囲にいる歩行者又は二輪車等の運転手がサイドガードと車輪との間に存在する隙間を容易に認識することができる、新規且つ改良されたサイドガードを提供することである。
上記の課題に鑑み、本発明者は、鋭意検討の結果、サイドガードの前後方向の端部を車両の外側に向かって発光させることで、上記主たる技術的課題が解決されることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を解決するサイドガードとして、車両の左右方向に見た外側縁の下部に配設され、車両の前後方向に延びて前記前後方向の両側の端部が前記左右方向の内側に向かって屈曲し、両側の前記端部のいずれか一方又はその両方が車輪に対向するサイドガードにおいて、
前記端部は車両の外側に向かって発光する、ことを特徴とするサイドガードが提供される。
好ましくは、両側の前記端部が車両の外側に向かって発光する。前記端部は透明又は透光性を有する合成樹脂製であって内側には発光体が設けられており、前記端部を除く主部とは嵌合手段によって嵌合されているのが好適である。前記主部は金属製であり、前記端部の表面は透光性を有する金属調フィルムにより覆われているのが好都合である。
本発明のサイドガードにあっては、車輪と対向する前後方向の端部が車両の外側に向かって発光することで、夜間又は暗所にあっても車両の周囲にいる歩行者又は二輪車等の運転手にサイドガードと車輪との間に存在する隙間を認識させることができ、歩行者又は二輪車等が上記隙間から車両の下方において車輪の前方又は後方に存在する空間部へ進入することをより一層確実に防止することができる。
なお、本願の特許請求の範囲及び明細書で使用する「前後方向」及び「左右方向」は共に、特に指定しない限り車両の進行方向を基準とする。
本発明に従って構成されたサイドガードを備えた車両を示す斜視図。 図1に示す車両の概略左側面図。 図1に示す車両の概略底面図。 本発明に従って構成されたサイドガードの構造を示す図。 図1に示す車両の変形例を示す右側面図。 本発明に従って構成されたサイドガード備えた車両の他の形態を示す右側面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成されるサイドガードの好適実施形態について、更に詳述する。
図1乃至図3には、本発明に従って構成されたサイドガード2を備えた車両の典型例が番号100で示されている。便宜上、サイドガード2に先行して車両100について説明すると、車両100はキャブ102を備えたトラックである。キャブ102には後方に延びるフレーム104が接続されており、フレーム104の上面には箱型荷台106が固定されている。図示の実施形態においては、箱型荷台106は、左右方向の側面が大きく開口するウィングルーフタイプと称されるものであるが、所望ならば左右方向の側面が開口しないバンタイプと称されるものであってもよい。フレーム104には左右方向に平行に延びる車軸108が前後方向に間隔をおいて少なくとも2つ配設されており、かかる車軸108の左右方向端部に車輪110が接続されている。図示の実施形態においては、上記車軸108は3つ配設されており、前方に1つ、後方に2つ夫々配置されている。前方に配置された車軸108aはキャブ102の下方に位置し、車軸108aに接続された車輪110aは運転手のハンドル操作によって左右方向に旋回可能な操舵輪である。後方に配置された2つの車軸108b及び108cは前後方向の間隔が比較的短く設定され、これら2つの車軸108b及び108cに接続された車輪110b及び110cは左右方向に旋回することはない。なお、車軸108bは車軸108cの前方に位置し、従って車軸108bに接続された車輪110bは車軸108cに接続された車輪110cの前方に位置する。
サイドガード2は車両100の左右方向に見た外側縁の下部、図示の実施形態においては、車輪110aと車輪110bとの間に配設されている。図2に示すとおり、サイドガード2は左右方向の両側に配設されている。サイドガード2は車両100の前後方向に延びてその両側の端部4が左右方向の内側に向かって屈曲し、両側の端部4が車輪110に対向している。図示の実施形態においては、かようなサイドガード2が上下方向に間隔をおいて3つ配設されており、3つのサイドガード2は共通して前後方向に間隔をおいて配設された4つのL字形状の支持部材6(図4も参照されたい)を介して箱型荷台106の下面に固定されている(フレーム104に固定される場合もある)。サイドガード2と車輪110との間には番号7で示される隙間が存在し、前方の端部4aは車輪110aと、後方の端部4bは車輪110bと夫々対向する。端部4aと前輪110aとの間の間隔及び端部4bと前輪110bとの間の間隔(上記隙間7)は共に、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(2006.03.27)<第二節>第101条により400mm以下と規定されている。
図1乃至図3と共に図4を参照して説明すると、サイドガード2における上記端部4を除く主部8は金属製であって、断面は中空の所要形状である。サイドガード2の端部4は合成樹脂製であって、前後方向に見た内側端部には上記所要形状と対応した断面を有する嵌合突起10が形成されている。サイドガード2の主部8と端部4とは、端部4の嵌合突起10を主部8の前後方向端部の内側に挿入することで嵌合され(嵌合手段)、図示しない適宜の固定具によって固定される。所望ならば、主部8の前後方向の端部に適宜の嵌合突起を設けると共に、端部4に上記嵌合突起が嵌入される嵌合凹部を設けるようにしてもよい。
本発明に従って構成されたサイドガード2にあっては、端部4が車両100の外側に向かって発光することが重要である。図示の実施形態においては、端部4は透明であって内側には発光体12が設けられており(端部4は必ずしも透明である必要はなく透光性を備えていればよい)、両側の端部4が車両の外側に向かって発光する。発光体12はLED素子であって可撓性を備えたシート14の表面に複数配設されている。シート14は端部4の内側面に沿う形状の薄板カバー16によって裏面側から支持されて、発光体12が配設された表面側が端部4の内側面と対向した状態で端部4にボルトの如き適宜の固定具で固定される。発光体12には図示しないケーブルによって車両100が備える図示しないバッテリーから電力が供給され、発光体12は図示しないスイッチによって操作される。
本発明のサイドガード2にあっては、車輪110と対向する前後方向の端部4が車両100の外側に向かって発光することで、夜間又は暗所にあっても車両100の周囲にいる歩行者又は二輪車等の運転手にサイドガード2と車輪110との間に存在する隙間7を認識させることができ、歩行者又は二輪車等が上記隙間7から車両100の下方において車輪110の前方又は後方に存在する空間部へ進入することをより一層確実に防止することができる。端部4の表面は透光性を有する金属調フィルムにより覆われているのが好ましい。端部4の表面に透光性を有する金属調フィルムで覆うことで、合成樹脂製の端部4は金属製の主部8と外観上の一体感を生じて見栄えが良く、また、金属調であるが故に光を反射することから、端部4が発光していないときであっても車両100の周囲にいる歩行者又は二輪車等の運転手にサイドガード2と車輪110との間に存在する隙間7を認識させることができる。かような透光性を有する金属調フィルムとしては、例えば東レ株式会社が製造する商品名ナノ積層フィルムピカサス(「ピカサス」は登録商標)を使用することができる。
本願発明に従って構成されたサイドガードは、図1乃至図3に示すとおり、車輪110aと車輪110bとの間に配設されている場合に限定されず、図5に示すとおり、車輪110cの後方にも配設されていてよい(車輪110cの後方に配設されたサイドガードを番号2´で示す)。この場合には、サイドガード2´の前後方向の両側の端部の内、前方に位置する端部4a´のみが車輪110cと対向する。また、本発明に従って構成されたサイドガードは、キャブを備えたトラックの如き車両に限定されず、図6に示されるような、キャブを備えていないトレーラの如き車両100´´に適用することもできる。この場合には、サイドガード2´´の前後方向の両側の端部の内、後方に位置する端部4b´´のみが車輪110b´´と対向する。前方に位置する端部4a´´は、車両100´´が図6において二点鎖線で示されるキャブ102´´に連結された際に、キャブ102´´が備える車輪110a´´と対向する。
2:サイドガード
4:(サイドガード)の端部
12:発光体
100:車両
110:車輪

Claims (4)

  1. 車両の左右方向に見た外側縁の下部に配設され、車両の前後方向に延びて前記前後方向の両側の端部が前記左右方向の内側に向かって屈曲し、両側の前記端部のいずれか一方又はその両方が車輪に対向するサイドガードにおいて、
    前記端部は車両の外側に向かって発光する、ことを特徴とするサイドガード。
  2. 両側の前記端部が車両の外側に向かって発光する、請求項1に記載のサイドガード。
  3. 前記端部は透明又は透光性を有する合成樹脂製であって内側には発光体が設けられており、前記端部を除く主部とは嵌合手段によって嵌合されている、請求項1又は2に記載のサイドガード。
  4. 前記主部は金属製であり、前記端部の表面は透光性を有する金属調フィルムにより覆われている、請求項3に記載のサイドガード。
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