JP4499646B2 - 車両のリヤコンビネーションランプ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のリヤコンビネーションランプに関するものである。
従来の車両のリヤコンビネーションランプとして、光源にLED(発光ダイオード)を用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−203370公報
特許文献1の図1に示される通り、テールランプ18は、上灯火部分20と下灯火部分21とからなり、上灯火部分20にはポジションランプとしてLED24が、下灯火部分21には、ストップランプとして複数のLED211が設けられる。
上記のLED24及びLED211は、指向性が強いために車両後方からの視認性は高いが、車両側方からの視認性は高くない場合がある。
本発明の目的は、リヤコンビネーションランプの車両後方及び車両側方からの視認性を高めることにある。
請求項1に係る発明は、LEDを光源とし、LEDの光を車両後方へ導くために、ランプハウジングの前部から車両後方へ突出する導光体を備えたリヤコンビネーションランプを備える車両において、板状の複数の導光体を上下方向に立てて内側から外側に並べて配置するとともに、複数の導光体は、互いに相似形であり、導光体の後端を斜めに設け、車両後方と車両側方とに指向する発光面を有し、側面視導光体の後端を車体内側から外側に行くにつれ、前方にずらして配置したことを特徴とする。
作用として、LEDの光は、導光体で車両後方へ導かれ、導光体の後部に設けた発光面で車両後方と車両側方に向けて発光する。
また、車体側方から見て、複数の導光体の周縁の発光面はそれぞれ帯状になり、車体外方側の発光面の周りに車体中心側の発光面が位置するため、複数の発光面が重なり合わない。
請求項2に係る発明は、発光面を、導光体の周縁に光拡散処理を施した部分としたことを特徴とする。
作用として、導光体の周縁の発光面に導かれたLEDの光は拡散して車両後方及び車両側方等の各方向に進む。
請求項3に係る発明は、導光体を複数で構成し、一部でテールランプとストップランプを構成し、他でウインカを構成し、テールランプ及びストップランプのための導光体と、ウインカのための導光体とは、異なる色に発光することを特徴とする。
作用として、テールランプ、ストップランプ及びウインカが同一のランプハウジングに設けられるから、これらのランプを別々に設けるのに比べて、本発明では、ランプの占有するスペースが小さくなる。
請求項4に係る発明は、複数の導光体をそれぞれ連結手段で連結し、この連結手段の端部をランプハウジングに取付けたことを特徴とする。
作用として、複数の導光体同士が連結手段で連結されて一体になり、更に、連結手段がランプハウジングに取付けられて、導光体とランプハウジングとが一体になる。
請求項5に係る発明は、導光体の後端を側面視後方に突出するV字状に形成したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、導光体の前端を側面視前方に突出するように湾曲させたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ランプハウジングの基部に導光体の前端を取付け、基部にLED取付部を設け、このLED取付部に貫通穴を設けてこの貫通穴にLEDを取付けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、LEDの光を車両後方へ導くために、ランプハウジングの前部から後方へ突出する導光体を備え、この導光体の前部にそれぞれLEDを配置するとともに、導光体の後部に、車両後方と車両側方とに指向する発光面を設けたので、車両後方と車両側方とに指向する発光面が発光することにより、リヤコンビネーションランプの車両後方及び車両側方からの視認性を向上させることができる。
また、複数の導光体を、互いに相似形で、側面視導光体の後端を車体内側から外側に行くにつれ、前方にずらして配置したので、車体側方から複数の導光体を見たときに各導光体の周縁の発光面が重なり合わず、互いに相似形に発光するので、車両側方からの視認性をより高めることができとともに、より斬新な外観を得ることができる。
請求項2に係る発明では、導光体の周縁に光拡散処理を施して発光面としたので、光拡散処理した発光面で光が拡散することにより、各方向からの視認性を向上させることができる。また、LEDが発光面を介して見えにくくなり、外観性を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、導光体を複数で構成し、一部でテールランプとストップランプを構成し、他でウインカを構成し、テールランプ及びストップランプのための導光体と、ウインカのための導光体とは、異なる色に発光するので、同一のランプハウジングにテールランプ、ストップランプ及びウインカを設けるため、車両のスペースを効率良く利用することができる。
請求項4に係る発明では、複数の導光体をそれぞれ連結手段で連結し、この連結手段の端部をランプハウジングに取付けたので、複数の導光体と連結手段とランプハウジングとが一体化して、導光体を振動しにくくすることができる。
請求項5に係る発明では、導光体の後端を側面視後方に突出するV字状に形成した。
請求項6に係る発明では、導光体の前端を側面視前方に突出するように湾曲させた。
請求項7に係る発明では、ランプハウジングの基部に導光体の前端を取付け、基部にLED取付部を設け、このLED取付部に貫通穴を設けてこの貫通穴にLEDを取付けた。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るリヤコンビネーションランプを備える車両の側面図であり、車両10は、車体カバー11の前部を構成するフロントカバー12に左右一対のヘッドランプ13,14(手前側の符号13のみ示す。)と左右一対のフロントウインカ16,17(手前側の符号16のみ示す。)とを配置し、車体カバー11の後部を構成する後部カバー部材18に左右一対のリヤコンビネーションランプ21,22(手前側の符号21のみ示す。)を配置したスクータ型の自動二輪車であり、ヘッドランプ13,14、フロントウインカ16,17及びリヤコンビネーションランプ21,22に光源としてLED(発光ダイオード)を用いたものである。
図中の31はフロントカバー12の上部に設けたウインドシールド、32はバーハンドル、33はバーハンドル32で操舵されるフロントフォーク、34はフロントフォーク33の下端部に取付けた前輪、36は前輪用ディスクブレーキ、37は運転者が足を載せるフロアステップ、41は乗員シート、42,42(手前側の符号42のみ示す。)は後部カバー部材18の内側に配置した左右一対のグラブレール、43,43(手前側の符号43のみ示す。)はグラブレール42,42に掛ける手を挿入する開口部、44は車体フレーム(不図示)に設けたピボット軸、45はピボット軸44にスイング自在に取付けたスイングアーム、46はスイングアーム45の後端部に取付けた後輪、47はパワーユニット(不図示)側から後輪46へ動力を伝えるドライブシャフト、48は後輪用ディスクブレーキ、51は後輪46の上方を覆うリヤフェンダ、52はスタンドである。
図2は本発明に係る車両の正面図であり、車両10のヘッドランプ13,14は、フロントカバー12の中央に設けた開口61の左右に配置した部分であり、フロントウインカ16,17は、ヘッドランプ13,14よりも上方位置でフロントカバー12の左右に設けた側方突出部62,63に配置した部分である。
図中の66はフロントカバー12の下方に配置した、車体カバー11を構成するフロントロアカバー、67はフロントロアカバー66の前部に開けた開口である。
上記した開口61,67は車体カバー11内に走行風を取り込む部分であり、取り込んだ走行風で、例えば、パワーユニットの放熱を促す。
図3は本発明に係る車両の背面図であり、ウインドシールド31の後方で且つバーハンドル32の前方にメータ71及びEL(Electro−Luminescence)表示器72からなる表示装置73を配置し、バーハンドル32の左右に設けたグリップ74,76の前方を前述の側方突出部62,63で覆い、後部カバー部材18の左右にリヤコンビネーションランプ21,22を配置したことを示す。
リヤコンビネーションランプ21,22は、それぞれが、テールランプ、ストップランプ及びリヤウインカの機能を有するものである。
図中の81はクラッチレバー、82はフロントブレーキレバー、83は排気装置の消音器である。
以上の述べた車両10の詳細構造を次に説明する。
図4は本発明に係る車両の外観図であり、車両10の一部を覆う車体カバー11は、カウル部材を兼ね、車体フレーム(不図示)に取付けられ、その前部から後部を覆う本体部カバー部材202と、運転者が昇降の際、足を通す足通し空間の下方に設ける足通し部カバー部材203と、本体部カバー部材202の後部上方に設けるとともに乗員シート41の下方を覆う後部カバー部材18とからなる。
後部カバー部材18の表面18aと、本体部カバー部材202の後部202cに備える表面202aとは側方から見て滑らかに連続するように形成したので、乗員シート41が閉じているときに、後部カバー部材18と本体部カバー部材202の後部202cとは、一体感をもたせることができ、車両全体としてシートカウル206とみることができる。
従って、後部カバー部材18は上部シートカウル207と見なすことができ、本体部カバー部材202の後部202cは下部シートカウル208と見なすことができる。
ここで、211はフロントフォーク33の摺動部を覆うチッピングガード、212はドライブシャフト47(図1参照)を覆うドライブシャフトカバー、213は前輪34の車軸、214,216は変速ペダルの前端部及び後端部に設けた踏部、217は後輪46の車軸、218はドライブシャフト47(図1参照)と後輪46とを連結する駆動ケースである。
図5は本発明に係る車両の後部側面図であり、乗員シート41は、運転者用シート221と同乗者用シート222とに分割して構成し、同乗者用シート222は、運転者用シート221とは独立して開閉可能に構成することを特徴とする。
また、車体後部に設ける左右のリヤコンビネーションランプ21,22(手前側の符号21のみ示す。)は、上部シートカウル207と下部シートカウル208との間に設けた開口部43,43(手前側の符号43のみ示す。)の後方に配置する。
一般に、リヤコンビネーションランプはリヤーカウルに凹部を設け、この凹部に収納する。そのため、リヤーカウルの形状が複雑化し、高価になる。
この点、本発明では、リヤコンビネーションランプ21,22は、開口部43に配置したので、シートカウル206に凹部を設ける必要が無く、設けたとしても浅い凹部ですませることができる。この結果、シートカウル206の形状が簡単になり、シートカウル206を含む車体カバー11の製造費用を低減することができる。
以上に述べた同乗者用シート222の作用を次に説明する。
図6は本発明に係る同乗者用シートの作用を示す作用図であり、同乗者用シート222は、運転者用シート221とは独立させるとともに、ヒンジ部224で開閉可能に構成した。
仮に、運転用シートに同乗者用シートを連続させた一体型タンデムシートで乗員シートを構成したとすると、この乗員シートは大型になり重くなる。
この点、本発明では運転者用シート221と同乗者用シート222とを分離した乗員シート41を採用した。
同乗者用シート222は必然的に小型になり軽くなるため、開閉は極めて容易になる。
図7は本発明に係る車両の後部斜視図(ただし、同乗者用シート222を開いている。)であり、車両10の後部は、物品を収納するために車体後部に設けた収納部231と、この収納部231を開閉可能に覆う同乗者用シート222と、この同乗者用シート222の下方を覆うシートカウルの一部を構成する下部シートカウル208と、乗員が握るために車体フレームの後部に設けたグラブレール42,42とを備える。
なお、本実施例において、収納部231には2つのヘルメットが収納可能である。
図8は本発明に係る車両を後方からみた外観図であり、同乗者用シート222を開閉させるための開閉スイッチ241を、シートカウル206の後端部206bに備える。
同乗者用シート222を開閉させる開閉スイッチ241を、シートカウル206の後端部206bに備えたので、車両10の両側から同乗者用シート222の開閉操作が可能となる。これにより、同乗者用シート222を開閉する場合の操作性を高めることができる。
図9は本発明に係るリヤコンビネーションランプの側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、リヤコンビネーションランプ21は、光源となるLED(詳細は後述する。)が外部から見えないようにして、発光する部分である複数の透明な板状の導光体101〜105の周縁を、レンズ106を通して側面視ほぼ横向きV字形状の縞模様となるように構成したものである。また、リヤコンビネーションランプ22(図3参照)は、上記のリヤコンビネーションランプ21とは左右対称な形状で基本構造は同一であり、説明は省略する。
図10は本発明に係るリヤコンビネーションランプの要部を示す側面図であり、LEDを前部に取付けたランプハウジング111に板状で相似形の複数の導光体101〜105を取付けた導光体組立体112を示す。図中のクロスハッチングを施した部分は、各導光体101〜105の周縁101a〜105aであり、表面に細かな凹凸を形成する等して光拡散処理を施した部分で、この周縁101a〜105aがLEDから発せられた光によって発光する。
図11は本発明に係る導光体組立体の斜視図であり、ランプハウジング111を、基部115と、この基部115の両端から一体にほぼ平行に延ばした内板116及び外板117とから構成し、基部115に導光体101〜105を等間隔に取付け、これらの導光体101〜105のそれぞれを連結部材118で連結するとともに、この連結部材118を、内板116及び外板117にビス119,119(一方の符号119のみ示す。)で取付けたことを示す。図中のクロスハッチングを施した部分は、導光体101〜105の周縁101a〜105aである。
ランプハウジング111には、各導光体101〜105を囲むように、内板116及び外板117の周縁116a,117a及び基部115にほぼV字状に湾曲したレンズ106(図4参照)を取付ける。
図12は本発明に係る導光体組立体の平面図であり、ランプハウジング111の基部115から後方へ導光体101〜105をそれぞれ延ばし、各導光体101〜105の周縁101a〜105aを、車両後方及び車両側方を指向するように斜めに形成したことを示す。
ランプハウジング111の前部は、各導光体101〜105にそれぞれ光を供給するLEDを取付けるためのLED取付部121〜125を形成した部分である。
図13は本発明に係る導光体を示す断面図(一部側面図)であり、導光体101に隣接する基部115に設けたLED取付部121(複数の取付部121a〜121k,121mを備える。)にそれぞれLED131を取付けたことを示す。
取付部121a〜121k,121mは、それぞれ貫通穴121pを開けた部分であり、LED131から貫通穴121pを通して導光体101に光を供給する。
他の導光体102〜105(図12参照)に隣接する基部115に設けたLED取付部122〜125(図7参照)の構造及びLED131の取付けも、上記LED取付部121と同様である。
図14は本発明に係るリヤコンビネーションランプの背面図であり、導光体101〜105をほぼ上下に立て、導光体101〜105の順に内側から外側へ並べて配置したことを示す。導光体101〜105の周縁101a〜105aに光拡散処理を施してあるため、LED131(図8参照)は周縁101a〜105aを介して外部からは見えない。
5枚の導光体101〜105のうち、内側の3枚の導光体101〜103は、テールランプ及びストップランプとして機能し、外側の2枚の導光体104,105はリヤウインカとして機能する。
図15は本発明に係るリヤコンビネーションランプの平面図であり、導光体101〜105はほぼ車両前後方向に延び、各導光体101〜105の周縁101a〜105aは車幅方向に対して傾斜するので、導光体101〜105の周縁101a〜105aが発光したときに、車体後方及び車体側方の両方から視認することができる。
以上に述べたリヤコンビネーションランプ21,22の作用を次に説明する。
図16は本発明に係るリヤコンビネーションランプの作用を示す第1作用図である。
リヤコンビネーションランプの前部に設けた複数のLED131が発光すると、各LED131の発した光は、矢印で示すように、各貫通穴121pを通じて透明な導光体101内に入り、導光体101中を進んで、導光体101の周縁101aに達する。周縁101aは光拡散処理を施してあるため、光が拡散して周縁101aが発光する。周縁101aは側方からほぼV字形状に見え、他の導光体の周縁の発光と合わせて縞状に見える。
図17(a)〜(c)は本発明に係るリヤコンビネーションランプの作用を示す第2作用図である。
(a)はLEDを点灯させ、導光体101〜103の周縁101a〜103aを赤色に発光させてテールランプとした状態を示す。ここでは、導光体104,105を発光させていない。
(b)はLEDを点灯させ、導光体101〜103の周縁101a,103aを、(a)に示した場合よりも明るく赤色に発光させてストップランプとした状態を示す。ここでは、導光体104,105を発光させていない。
(c)はLEDを点灯させ、導光体101〜103の周縁101a〜103aを(a)に示したテールランプとして赤色に発光させるのに加えて、他のLEDを点滅させ、導光体104,105の導光体104a,105aを橙色に断続的に発光させてリヤウインカとした状態を示す。
以上の(a)〜(c)に示した赤色及び橙色の発光はLED131のレンズの色によるものであり、テールランプとストップランプとの赤色の明るさの違いは、発光させるLED131の数の違いによるものである。
このように、一つのリヤコンビネーションランプ21(又はリヤコンビネーションランプ22でテールランプ、ストップランプ及びリヤウインカの機能を併せ持つため、例えば、これらのテールランプ、ストップランプ及びリヤウインカを別々に設けるのに比べて占有するスペースを小さくすることができる。
以上の図12〜図14に示したように、本発明は第1に、LED131を光源とするリヤコンビネーションランプ21,22(一方の符号22は不図示)を備える車両10(図3参照)において、LED131の光を車両後方へ導くために、ランプハウジング111の前部から車両後方へ突出する導光体101〜105を備え、これらの導光体101〜105の前部にそれぞれLED131を配置するとともに、導光体101〜105の後部に、車両後方と車両側方とに指向する発光面としての周縁101a〜105aを設けたことを特徴とする。
車両後方と車両側方とに指向する周縁101a〜105aが発光することにより、リヤコンビネーションランプ21,22の車両後方及び車両側方の両方からの視認性を向上させることができる。
本発明は第2に、発光面は、導光体101〜105の周縁101a〜105aに光拡散処理を施した部分であることを特徴とする
光拡散処理した発光面で光が拡散することにより、各方向からの視認性を向上させることができる。また、LED131が発光面を介して見えにくくなり、外観性を向上させることができる。
本発明は第3に、導光体101〜105を複数で構成し、一部(導光体101〜103)でテールランプとストップランプを構成し、他(導光体104,105)でウインカを構成し、テールランプ及びストップランプのための導光体101〜103と、ウインカのための導光体104,105とは、異なる色(例えば、テールランプ及びストップランプは赤色、ウインカは橙色)に発光することを特徴とする
同一のランプハウジング111にテールランプ、ストップランプ及びウインカを設けるため、車両10のスペースを効率良く利用することができる。
本発明は第4に、複数の導光体101〜105は、互いに相似形で、車体側方から車体中心側に行くにつれて面積が大きくなることを特徴とする
車体側方から複数の導光体101〜105を見たときに各導光体101〜105の周縁101a〜105aの発光面が重なり合わず、互いに相似形に発光するので、車両側方からの視認性をより高めることができとともに、より斬新な外観を得ることができる。
本発明は第5に、複数の導光体101〜105は、それぞれ連結手段としての連結部材118で連結され、この連結部材118の端部は、ランプハウジング111に取付けられることを特徴とする。
複数の導光体101〜105と連結部材118とランプハウジング111とが一体化して、導光体101〜105を振動しにくくすることができる。
尚、実施形態に示した導光体の枚数、テールランプ、ストップランプ及びウインカに機能する導光体の枚数、LEDの数、発光色は、これに限定するものではない。
本発明のリヤコンビネーションランプは、自動二輪車に好適である。
本発明に係るリヤコンビネーションランプを備える車両の側面図である。 本発明に係る車両の正面図である。 本発明に係る車両の背面図である。 本発明に係る車両の外観図である。 本発明に係る車両の後部側面図である。 本発明に係る同乗者用シートの作用を示す作用図である。 本発明に係る車両の後部斜視図である。 本発明に係る車両を後方からみた外観図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの側面図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの要部を示す側面図である。 本発明に係る導光体組立体の斜視図である。 本発明に係る導光体組立体の平面図である。 本発明に係る導光体を示す断面図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの背面図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの平面図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの作用を示す第1作用図である。 本発明に係るリヤコンビネーションランプの作用を示す第2作用図である。
10…車両、21,22…リヤコンビネーションランプ、101〜105…導光体、101a〜105a…発光面(周縁)、111…ランプハウジング、115…基部、118…連結手段(連結部材)、121〜125…LED取付部、121p…貫通穴、131…LED。

Claims (7)

  1. LED(131)を光源とし、前記LED(131)の光を車両後方へ導くために、ランプハウジング(111)の前部から車両後方へ突出する導光体(101〜105)を備えたリヤコンビネーションランプ(21,22)を備える車両において、
    板状の複数の前記導光体(101〜105)を上下方向に立てて内側から外側に並べて配置するとともに、前記複数の導光体(101〜105)は、互いに相似形であり、導光体(101〜105)の後端を斜めに設け、車両後方と車両側方とに指向する発光面(101a〜105a)有し、側面視前記導光体(101〜105)の後端を車体内側から外側に行くにつれ、前方にずらして配置したことを特徴とする車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)
  2. 前記発光面(101a〜105a)は、前記導光体(101〜105)の周縁に光拡散処理を施した部分であることを特徴とする請求項1記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)
  3. 前記導光体(101〜105)を複数で構成し、一部でテールランプとストップランプを構成し、他でウインカを構成し、前記テールランプ及びストップランプのための導光体(101〜103)と、前記ウインカのための導光体(104,105)とは、異なる色に発光することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)。
  4. 前記複数の導光体(101〜105)は、それぞれ連結手段(118)で連結され、この連結手段(118)の端部は、前記ランプハウジング(111)に取付けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)
  5. 前記導光体(101〜105)の後端を側面視後方に突出するV字状に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)。
  6. 前記導光体(101〜105)の前端を側面視前方に突出するように湾曲させたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)。
  7. 前記ランプハウジング(111)の基部(115)に前記導光体(101〜105)の前端を取付け、前記基部(115)にLED取付部(121〜125)を設け、このLED取付部(121〜125)に貫通穴(121p)を設けてこの貫通穴(121p)にLED(131)を取付けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の車両のリヤコンビネーションランプ(21,22)。
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