JP2021169439A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】感触上のべたつきを軽減させ、更には肌の柔軟性も良好となる化粧料の提供。【解決手段】成分(a)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸、成分(b)塩基性アミノ酸、(c)塩基性中和剤を配合することを特徴とする化粧料。更には、成分(c)がアルカリ金属の水酸化物であることを特徴とする化粧料。また成分(b)がアルギニン、ヒスチジン、リシンであることを特徴とする化粧料。また、成分(a)の配合量が1〜5質量%であり、成分(b)の配合量が0.1〜2質量%であり、さらに成分(c)の配合量が0.001〜0.8質量%であることを特徴とし、成分(a)と成分(b)の配合質量比が、(a):(b)=30:1〜1:1であることを特徴とする化粧料。【選択図】なし
Description
本発明は、化粧料に関する。
L−アスコルビン酸(ビタミンC)は美白効果などが知られ化粧品材料として有用であるが、不安定で酸化されやすいため、種々のL−アスコルビン酸誘導体の研究開発がなされており、1990年代には安定でかつ体内で分解吸収される誘導体として2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸(L−アスコルビン酸−2−グルコシド)が開発された(特許文献1〜3)。
2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸はL−アスコルビン酸よりも酸化されにくく安定性に優れる一方で、体内では容易に加水分解されL−アスコルビン酸と同等の生理活性を有することが知られており(特許文献2及び3)、化粧品、食品及び医薬品など、広い応用が期待される。また、さらに保湿性を高めたL−アスコルビン酸誘導体として、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸中のL−アスコルビン酸残基の6位の位置のヒドロキシル基にアシル基が導入された、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸が開発された(特許文献4)
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸と塩基性中和剤を配合した化粧料に、塩基性アミノ酸を配合することにより、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン配合化粧料の、感触上のべたつきを軽減させ、更には肌の柔軟性も良好となることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、成分(a)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸、成分(b)塩基性アミノ酸、(c)塩基性中和剤を配合することを特徴とする化粧料である。更には、成分(c)がアルカリ金属の水酸化物であることを特徴とする化粧料である。また成分(b)がアルギニン、ヒスチジン、リシンであることを特徴とする化粧料であり、また、成分(a)の配合量が1〜5質量%であり、成分(b)の配合量が0.1〜2質量%であり、さらに成分(c)の配合量が0.001〜0.8質量%であることを特徴とする化粧料である。そして、成分(a)と成分(b)の配合質量比が、(a):(b)=30:1〜1:1であることを特徴とする化粧料である。
本発明によれば、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を安定に配合できるのみならず、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸に由来する感触上のべたつきを軽減させることができ、更には肌に柔軟性を付与することができ、スキンケア効果にも優れた化粧料を提供することができる。
以下、本発明の構成について説明する。
(a)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸
本発明の一つの実施形態において、(A)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の6位にアシル基を有している下記一般式(1):
本発明の一つの実施形態において、(A)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の6位にアシル基を有している下記一般式(1):
(式中、Rは炭化水素基を示す。nは前記と同じ。)
で示される化合物である。
前記一般式(1)中のRで示される炭化水素基は、直鎖、分岐又は環状の、飽和又は不飽和の炭化水素基であってよく、好ましくはアルキル基、アルケニル基、又はアルキニル基であり、より好ましくは直鎖のアルキル基である。前記炭化水素基の炭素数は、アシル基すなわち−C(=O)R基の炭素数として数えたときに、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18であることが好ましく、14〜16であることが特に好ましい。
で示される化合物である。
前記一般式(1)中のRで示される炭化水素基は、直鎖、分岐又は環状の、飽和又は不飽和の炭化水素基であってよく、好ましくはアルキル基、アルケニル基、又はアルキニル基であり、より好ましくは直鎖のアルキル基である。前記炭化水素基の炭素数は、アシル基すなわち−C(=O)R基の炭素数として数えたときに、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18であることが好ましく、14〜16であることが特に好ましい。
本発明の一つの実施形態において、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、不純物として未アシル化体の2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を含んでいてもよい。6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は90モル%以上、95モル%以上、98モル%以上、99モル%以上、99.5モル%以上、99.9モル%以上の純度であることが好ましい。不純物としての、未アシル化体である2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は10モル%以下、5モル%以下、2モル%以下、1モル%以下、0.5モル%以下、0.1モル%以下であることが好ましく、実質的に含まないことが好ましい。
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の6位にアシル基を置換させる方法によって製造することができ、6位にアシル基を置換させる方法としては、公知の方法によることができる。
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の製造方法としては2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸に有機酸、酸ハライド、酸無水物、酸エステルなどのアシル化剤を用いて化学反応させる方法が挙げられる。前記アシル化剤としては、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18、好ましくは14〜16である飽和若しくは不飽和の脂肪酸又はその無水物が好ましく、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸及びリシノレイン酸並びにその無水物などが好ましい。
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の製造方法としては2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸に有機酸、酸ハライド、酸無水物、酸エステルなどのアシル化剤を用いて化学反応させる方法が挙げられる。前記アシル化剤としては、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18、好ましくは14〜16である飽和若しくは不飽和の脂肪酸又はその無水物が好ましく、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸及びリシノレイン酸並びにその無水物などが好ましい。
本発明の一実施形態では、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は遊離酸又は塩のいずれであってよく、塩は無機又は有機陽イオンの塩であってよい。無機陽イオンは、ナトリウムイオン、カリウムイオンのような第一族元素の金属イオン;マグネシウムイオン、カルシウムイオンのような第二族元素の金属イオン;鉄イオン、銅イオンのような遷移金属イオン;及び亜鉛イオン、アルミニウムイオンなどのその他の金属イオンからなる群より選ばれる金属イオン又はその組み合わせであってよい。6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を塩とすることにより、pHが中性となり、他の物質と混合したときに他の物質を分解しにくくすることができる。
本発明に用いられる成分(a)の6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の配合量は、特に限定されるものではないが、0.01〜10質量%(以下%と略す)が好ましく、さらに好ましくは1〜5%である。この範囲にあると美白効果に優れ、良好な経時安定性が得られることから好ましい。
本発明に用いられる成分(b)の塩基性アミノ酸は、成分(a)を配合した化粧料のべたつきを軽減し、化粧料を塗布した後の肌の柔軟性を良好なものとする、更には経時安定性を良好なものとする目的で配合されるものである。
成分(b)の塩基性アミノ酸としては、アルギニン、ヒスチジン、リシン等が挙げられる。
成分(b)の配合量は化粧料のべたつきを更に軽減し、化粧料を塗布した後の肌の柔軟性を更に良好なものとするために、0.01〜10%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜2%である。
成分(c)の塩基性中和剤は、成分(a)の部分中和または完全中和を目的とし配合するものであり、経時安定性を良好なものとするために本願において必須の成分である。
成分(c)の塩基性中和剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール等が挙げられる。中でも、更に経時安定性を良好なものとするためには、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が好ましい。
成分(c)の配合量は0.0001〜3%が好ましく、さらに好ましくは0.001〜0.8%である。この範囲にあると、良好な経時安定性が得られることから好ましい。
本発明に用いられる成分(a)と成分(b)の配合質量比が、50:1〜2:3であることが好ましく、更に好ましくは30:1〜1:1である。この範囲であれば、べたつきが抑制され、良好な経時安定性が得られることから好ましい。
油分や水溶性高分子を多量に配合しない液状化粧料において、本発明の効果はより顕著に発揮される。6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸に由来するべたつきは、油分や水溶性高分子を多量に配合しない液状化粧料においては、より顕著に感じられ、特許文献1のような従来技術を用いたとしても、べたつきを軽減させることは十分なものではなかったためである。ここでいう液状化粧料とは、25℃の粘度がブルックフィールド型回転粘度計による測定値で25℃における粘度が1〜2000mPa・sのものを指す。この範囲の粘度であると、べたつきのないみずみずしい使用感を得ることができる。また、本発明では、油分の配合量が1%未満であることが好ましい。
本発明において、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の安定性の観点から、化粧料のpHが25℃で5〜8であることが好ましい。
本発明の化粧料の剤型は、特に限定されるものではなく、水系、可溶化系、水中油系、油中水系、油系のいずれの剤型においても、適用できる。中でも、本発明の効果を顕著に得られるのは、水系、可溶化系、水中油系の水性剤型である。
本発明の化粧料には、上記必須成分の他に、油剤、界面活性剤、水溶性高分子、酸化防止剤、pH調整剤、香料、抗菌剤、防腐剤、美容成分等を、本発明の効果を損なわない範囲にて配合することができる。
本発明の化粧料の用途は、化粧水、美容液、ボディローション、乳液、クリーム、パック、マッサージ料、日焼け止め、クレンジング料、ファンデーション、下地、ポイントメーキャップ化粧料等を例示することができ、その使用法は、手で使用する方法、不織布に含浸させて使用する方法、エアゾールに充填して使用する方法等が挙げられる。
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
実施例1、2:化粧水表1に示す組成の化粧水を下記製造方法にて調製した。得られた化粧水の(1)美白効果、(2)安定性(変色のなさ)、(3)使用感(べたつきのなさ)、(4)肌の柔軟性について下記の方法により評価し結果を示した。
(評価方法)
実施例1、2の各試料について、(1)美白効果、(2)経時安定性(変色のなさ)、(3)使用感(べたつきのなさ)、(4)肌の柔軟性について、下記の方法により評価を行った。
実施例1、2の各試料について、(1)美白効果、(2)経時安定性(変色のなさ)、(3)使用感(べたつきのなさ)、(4)肌の柔軟性について、下記の方法により評価を行った。
〔美白効果;試験方法、評価方法〕
各試料を顔面に1日2回(朝晩)1ヶ月間塗布した後の美白効果を、下記基準にて各試料につき化粧料専門評価パネル5名が5段階評価し、さらにその平均点から判定した。
各試料を顔面に1日2回(朝晩)1ヶ月間塗布した後の美白効果を、下記基準にて各試料につき化粧料専門評価パネル5名が5段階評価し、さらにその平均点から判定した。
[評価基準]
5点:明らかに美白効果がある
4点:美白効果がある
3点:やや美白効果が見られる
2点:ほとんど美白効果が見られない
1点:まったく美白効果がみられない
[判定基準]
○:平均点4.5点以上
×:平均点4.5点未満
5点:明らかに美白効果がある
4点:美白効果がある
3点:やや美白効果が見られる
2点:ほとんど美白効果が見られない
1点:まったく美白効果がみられない
[判定基準]
○:平均点4.5点以上
×:平均点4.5点未満
〔経時安定性評価;試験方法、評価方法〕
50℃の恒温槽に試料をセットし、1ヶ月間放置後、各試料の色の変化を目視にて観察し、下記基準にて評価を行った。
50℃の恒温槽に試料をセットし、1ヶ月間放置後、各試料の色の変化を目視にて観察し、下記基準にて評価を行った。
[判定基準]
◎:変色は全く見られない
○:ほとんど変色がみられない
△:若干黄色に変化した
×:明らかに黄色に変化した
◎:変色は全く見られない
○:ほとんど変色がみられない
△:若干黄色に変化した
×:明らかに黄色に変化した
〔使用感;試験方法、評価方法〕
化粧料専門評価パネル10名により、顔面に塗布した際の使用感(べたつきのなさ)、使用後の肌の柔軟性を下記基準にて5段階評価し、さらにその平均点から判定した。
化粧料専門評価パネル10名により、顔面に塗布した際の使用感(べたつきのなさ)、使用後の肌の柔軟性を下記基準にて5段階評価し、さらにその平均点から判定した。
[評価基準]
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
[判定基準]
◎:平均点4.5点以上
○:平均点3.5点以上4.5点未満
×:平均点3.5点未満
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
[判定基準]
◎:平均点4.5点以上
○:平均点3.5点以上4.5点未満
×:平均点3.5点未満
実施例1:化粧水
(成分)(%)
1.イソステアリン酸ポリオキシエチレン(50)水添ヒマシ油0.5
2.セスキオレイン酸ソルビタン0.1
3.テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット0.6
4.エタノール10
5.香料適量
6.精製水残量
7.クエン酸0.1
8.クエン酸ナトリウム0.1
9.6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸2.0
10.アルギニン(注2)0.5
11.ヒスチジン(注2)0.5
12.水酸化ナトリウム0.12
13.エデト酸二ナトリウム0.1
14.グリセリン10
(成分)(%)
1.イソステアリン酸ポリオキシエチレン(50)水添ヒマシ油0.5
2.セスキオレイン酸ソルビタン0.1
3.テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット0.6
4.エタノール10
5.香料適量
6.精製水残量
7.クエン酸0.1
8.クエン酸ナトリウム0.1
9.6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸2.0
10.アルギニン(注2)0.5
11.ヒスチジン(注2)0.5
12.水酸化ナトリウム0.12
13.エデト酸二ナトリウム0.1
14.グリセリン10
(製法)
A:成分(1)〜(5)を均一に溶解する。
B:成分(6)〜(14)を均一に溶解する。
C:AをBに添加し、化粧水を得た。
A:成分(1)〜(5)を均一に溶解する。
B:成分(6)〜(14)を均一に溶解する。
C:AをBに添加し、化粧水を得た。
実施例2:化粧水
(成分)(%)
1.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン1.0
2.セスキオレイン酸ソルビタン0.5
3.トリオクタン酸グリセリル0.5
4.ホホバ油0.5
5.スクワラン0.5
6.精製水残量
7.エデト酸二ナトリウム0.1
8.メチルパラベン0.2
9.フェノキシエタノール0.5
10.グリセリン5.0
11.乳酸ナトリウム0.5
12.6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸1.0
13.アルギニン(注2)0.2
14.リシン(注2)0.3
15.水酸化カリウム0.2
16.キサンタンガム0.05
17.精製水10.0
18.エタノール3.0
19.香料適量
(成分)(%)
1.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン1.0
2.セスキオレイン酸ソルビタン0.5
3.トリオクタン酸グリセリル0.5
4.ホホバ油0.5
5.スクワラン0.5
6.精製水残量
7.エデト酸二ナトリウム0.1
8.メチルパラベン0.2
9.フェノキシエタノール0.5
10.グリセリン5.0
11.乳酸ナトリウム0.5
12.6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸1.0
13.アルギニン(注2)0.2
14.リシン(注2)0.3
15.水酸化カリウム0.2
16.キサンタンガム0.05
17.精製水10.0
18.エタノール3.0
19.香料適量
(製法)
A:成分(16)を70℃に加熱した成分(17)で膨潤する。
B:成分(1)〜(5)を70℃で加熱溶解する。
C:成分(6)〜(15)を70℃で加熱溶解後、Bに添加し、乳化する。
D:Cを室温まで冷却後、成分(18)、(19)とAを添加し、化粧水を得た。
A:成分(16)を70℃に加熱した成分(17)で膨潤する。
B:成分(1)〜(5)を70℃で加熱溶解する。
C:成分(6)〜(15)を70℃で加熱溶解後、Bに添加し、乳化する。
D:Cを室温まで冷却後、成分(18)、(19)とAを添加し、化粧水を得た。
実施例1の化粧水は、25℃でpH7であり、美白効果が高く、経時安定性に優れたべたつきのない化粧水であった。
実施例2の化粧水は、25℃でpH6.5であり、美白効果が高く、経時安定性に優れたべたつきのない化粧水であった。
実施例2の化粧水は、25℃でpH6.5であり、美白効果が高く、経時安定性に優れたべたつきのない化粧水であった。
Claims (5)
- 次の成分(a)〜(c);
(a)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸
(b)塩基性アミノ酸
(c)塩基性中和剤
を配合することを特徴とする化粧料。 - 成分(c)がアルカリ金属の水酸化物であることを特徴とする請求項1記載の化粧料。
- 成分(b)がアルギニン、ヒスチジン、リシンから選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の化粧料。
- 成分(a)の配合量が1〜5質量%であり、成分(b)の配合量が0.1〜2質量%であり、さらに成分(c)の配合量が0.001〜0.8質量%であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の化粧料。
- 成分(a)と成分(b)の配合質量比が、(a):(b)=30:1〜1:1であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の化粧料。
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---|---|---|---|
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