JP2021166592A - 壁面固定具 - Google Patents
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Abstract
Description
(特許文献2を参照)。
家具類を壁面に固定するための壁面固定具であって、
前記壁面固定具は、
家具類に固着する係合具と、壁面に固着する被係合具と、前記係合具と前記被係合具との係合をロックするためのロック部材とを、各々別部材として含み、
前記係合具は、
前記家具類へ固着される家具類固着部と、
前記家具類固着部との相対的位置関係が維持されるように前記家具類固着部と一体的に形成され、前記係合具と前記被係合具とが互いの対向方向に離れないように前記係合具を前記被係合具と上下方向に係合させるための係合部と
を備え、
前記被係合具は、
前記壁面へ固着される壁面固着部と、
前記壁面固着部との相対的位置関係が維持されるように前記壁面固着部と一体的に形成され、前記係合部と前記上下方向に係合する被係合部と
を備え、
前記ロック部材は、
前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に移動する又は操作されることにより前記係合部及び前記被係合部との相対的位置関係が変化するように構成され、前記係合部及び前記被係合部との相対的位置関係の変化により、前記係合部と前記被係合部との前記上下方向の係合の解除を阻止するロック状態、又は当該係合を解除可能とする解除状態のいずれかになるように構成されていることを特徴とする。
前記係合部及び前記被係合部の他方は、前記上下方向に延びる部分を受け入れることにより、前記係合部及び前記被係合部を前記上下方向に係合させるように構成すればよい。
前記ロックピンは、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記貫通孔に挿入されることにより前記ロック状態となり、前記貫通孔から抜き出されることにより前記解除状態となるように構成されている。
前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に向けて押込操作が行われることにより一方向に回動して前記ロック状態となるように構成されていてもよい。
さらに、前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記押込操作と同じ向き又は実質的に同じ向きから前記家具類と前記壁面との間隙にアクセスされて前記押込操作と異なる位置に対して別の押込操作が行われることにより、前記一方向と逆方向に回動して前記解除状態となるように構成されていてもよい。
前記ロック部材は、前記進退移動により、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになり、前記進退移動の各々が、互いに同じ向き又は実質的に同じ向きから前記家具類と前記壁面との間隙にアクセスされることにより行われることが可能であるように構成されていてもよい。
なお、この構成において、前記係合具は、横並びに間隔を空けて配置された複数の前記係合部を有し、
前記被係合具は、横並びに間隔を空けて配置され、且つ各々が前記複数の前記係合部と前記上下方向に係合するように構成された前記複数の前記被係合部を有し、
前記ロック部材は、上下方向の延びる先端から互いに横方向に離反する方向に分岐し、さらに、上下方向に折り返された複数のフック形状の先端部を有し、各先端部が前記進退移動することにより、複数組の前記係合部及び前記被係合部の全てについて、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになる。
図1は、本実施形態に係る壁面固定具の分解斜視図である。なお、以後の各実施形態において、被係合部の開口が見える状態で紙面の縦方向を上側または下側と称し、紙面の横方向を左側または右側と称する。
この実施形態は、上記第一実施形態の構成においてロック部材4を取り付ける壁面固着部8およびロック部材4の構成が異なるので、同一構成については同一符号を付すに留め、異なる構成について詳述する。なお、本実施形態は、図6に示すように、家具類固着部5が1個の係合部6を有し、且つ壁面固着部8が1個の被係合部9を備えた構成について説明する。
この実施形態は、第一実施形態のロックピンに換えてフック状のロック部材を備えた構成である。したがって、第一実施形態の壁面固定具1と同一構成については同一符号を付すに留め、異なる構成について詳述する。
2 係合具
3 被係合具
4 ロック部材
5 家具類固着部
6 係合部
8 壁面固着部
9 被係合部
10 釘
14 支持部
15 仮止めピン
16 開口
17 貫通孔
25 枢軸
28 支軸
40 ロック部材
40A 先端部
40B 操作部
400 ロック部材
400A スライドバー
400B 先端部
家具類を壁面に固定するための壁面固定具であって、
前記壁面固定具は、
家具類に固着する係合具と、壁面に固着する被係合具と、前記係合具と前記被係合具との係合をロックするためのロック部材とを、各々別部材として含み、
前記係合具は、
前記家具類へ固着される家具類固着部と、
前記家具類固着部との相対的位置関係が維持されるように前記家具類固着部と一体的に形成され、前記係合具と前記被係合具とが互いの対向方向に離れないように前記係合具を前記被係合具と上下方向に係合させるための係合部と
を備え、
前記被係合具は、
前記壁面へ固着される壁面固着部と、
前記壁面固着部との相対的位置関係が維持されるように前記壁面固着部と一体的に形成され、前記係合部と前記上下方向に係合する被係合部と
を備え、
前記ロック部材は、
前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に移動する又は操作されることにより、係合状態にある前記係合部と前記被係合部の間隙に進退するよう構成され、前記間隙に進入したとき、前記係合部と前記被係合部との前記上下方向の係合の解除を阻止するロック状態になるように構成されていることを特徴とする。
前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に向けて押込操作が行われることにより一方向に回動して前記ロック状態となるように構成されていてもよい。
さらに、前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記押込操作と同じ向きから前記家具類と前記壁面との間隙において前記押込操作と異なる位置に対して別の押込操作が行われることにより、前記一方向と逆方向に回動して前記解除状態となるように構成されていてもよい。
前記ロック部材は、前記進退移動により、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになり、前記進退移動が、前記家具類と前記壁面との間隙において行われることが可能であるように構成されていてもよい。
なお、この構成において、前記係合具は、横並びに間隔を空けて配置された複数の前記係合部を有し、
前記被係合具は、横並びに間隔を空けて配置され、且つ各々が前記複数の前記係合部と前記上下方向に係合するように構成された前記複数の前記被係合部を有し、
前記ロック部材は、上下方向に延びる先端から互いに横方向に離反する方向に分岐し、さらに、上下方向に折り返された複数のフック形状の先端部を有し、各先端部が互いに同じ向きに前記進退移動することにより、複数組の前記係合部及び前記被係合部の全てについて、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになる。
Claims (7)
- 家具類を壁面に固定するための壁面固定具であって、
前記壁面固定具は、
家具類に固着する係合具と、壁面に固着する被係合具と、前記係合具と前記被係合具との係合をロックするためのロック部材とを、各々別部材として含み、
前記係合具は、
前記家具類へ固着される家具類固着部と、
前記家具類固着部との相対的位置関係が維持されるように前記家具類固着部と一体的に形成され、前記係合具と前記被係合具とが互いの対向方向に離れないように前記係合具を前記被係合具と上下方向に係合させるための係合部と
を備え、
前記被係合具は、
前記壁面へ固着される壁面固着部と、
前記壁面固着部との相対的位置関係が維持されるように前記壁面固着部と一体的に形成され、前記係合部と前記上下方向に係合する被係合部と
を備え、
前記ロック部材は、
前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に移動する又は操作されることにより前記係合部及び前記被係合部との相対的位置関係が変化するように構成され、前記係合部及び前記被係合部との相対的位置関係の変化により、前記係合部と前記被係合部との前記上下方向の係合の解除を阻止するロック状態、又は当該係合を解除可能とする解除状態のいずれかになるように構成されている
ことを特徴とする壁面固定具。 - 前記係合部及び前記被係合部の一方は、前記上下方向に延びる部分を有し、
前記係合部及び前記被係合部の他方は、前記上下方向に延びる部分を受け入れることにより、前記係合部及び前記被係合部を前記上下方向に係合させる
ことを特徴とする請求項1に記載の壁面固定具。 - 前記ロック部材は、前記係合具及び前記被係合具の両方と物理的に分離しており、前記係合具又は前記被係合具に形成された貫通孔に挿抜可能に構成されたロックピンであり、
前記ロックピンは、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記貫通孔に挿入されることにより前記ロック状態となり、前記貫通孔から抜き出されることにより前記解除状態となるように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面固定具。 - 前記ロック部材は、折り返しを有するフック形状を有し、前記係合具と前記被係合具との間隙において前記間隙に沿う方向に枢動可能であるように前記係合具又は前記被係合具に支持され、
前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記家具類と前記壁面との間隙に沿う方向に向けて押込操作が行われることにより一方向に回動して前記ロック状態となるように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面固定具。 - 前記ロック部材は、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記押込操作と同じ向き又は実質的に同じ向きから前記家具類と前記壁面との間隙にアクセスされて前記押込操作と異なる位置に対して別の押込操作が行われることにより、前記一方向と逆方向に回動して前記解除状態となるように構成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の壁面固定具。 - 前記ロック部材は、折り返しを有するフック形状を有し、前記係合部と前記被係合部との間隙において前記間隙に沿う方向に進退移動が可能であるように前記係合部又は前記被係合部に支持され、
前記ロック部材は、前記進退移動により、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになり、前記進退移動の各々が、互いに同じ向き又は実質的に同じ向きから前記家具類と前記壁面との間隙にアクセスされることにより行われることが可能であるように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面固定具。 - 前記係合具は、横並びに間隔を空けて配置された複数の前記係合部を有し、
前記被係合具は、横並びに間隔を空けて配置され、且つ各々が前記複数の前記係合部と前記上下方向に係合するように構成された前記複数の前記被係合部を有し、
前記ロック部材は、上下方向の延びる先端から互いに横方向に離反する方向に分岐し、さらに、上下方向に折り返された複数のフック形状の先端部を有し、各先端部が前記進退移動することにより、複数組の前記係合部及び前記被係合部の全てについて、前記ロック状態又は前記解除状態のいずれかになる
ことを特徴とする請求項6に記載の壁面固定具。
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- 2020-04-09 JP JP2020070544A patent/JP6925662B1/ja active Active
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