JP2021164108A - 光送信装置 - Google Patents

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Shota Ishimura
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【課題】シンボル間の遷移の際においても信号の振幅を一定に保ちつつ、位相変調光のスペクトル広がりを抑える技術を提供する。【解決手段】光送信装置は、送信データに基づき第1パルス振幅変調信号を生成する第1生成手段と、前記第1パルス振幅変調信号のデュオバイナリ符号化を行って第2パルス振幅変調信号を出力する出力手段と、連続光を生成する第2生成手段と、前記連続光を前記第2パルス振幅変調信号に基づき位相変調して位相変調光を出力する位相変調手段と、を備え、前記位相変調光の振幅は一定である。【選択図】図1

Description

本発明は、光送信装置に関する。
非特許文献1は、実軸(I軸)方向の振幅変調器と、虚軸(Q軸)方向の振幅変調器を使用して位相変調するのではなく、1つの位相変調器により位相変調を行う構成を開示している。実軸(I軸)方向の振幅変調器と、虚軸(Q軸)方向の振幅変調器を使用して位相変調する構成においては、シンボル間を遷移する際、信号はIQ平面における遷移前後の信号点間を直線状に移動する。つまり、シンボル間の遷移の際、信号の振幅は変化する。一方、1つの位相変調器により位相変調を行う構成においては、シンボル間を遷移する際、信号は、IQ平面の原点を中心とした円周上を移動する。つまり、シンボル間の遷移の際においても信号の振幅は一定に保たれる。非特許文献1によると、シンボル間の遷移の際においても信号の振幅を一定に保つことで、光受信装置における信号間のビート成分を抑圧し、光受信装置に必要なフォトダイオードの数を削減している。
石村他,"ストークスベクトル送受信器を応用した低コストコヒーレント伝送システム",電子情報通信学会,ソサイエティ大会2019,C−3−18,2019年
しかしながら、非特許文献1の構成では、位相変調の非線形性により位相変調光のスペクトルが広がり、よって、周波数の利用効率が低下する。
本発明は、シンボル間の遷移の際においても信号の振幅を一定に保ちつつ、位相変調光のスペクトル広がりを抑える技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、光送信装置は、送信データに基づき第1パルス振幅変調信号を生成する第1生成手段と、前記第1パルス振幅変調信号のデュオバイナリ符号化を行って第2パルス振幅変調信号を出力する出力手段と、連続光を生成する第2生成手段と、前記連続光を前記第2パルス振幅変調信号に基づき位相変調して位相変調光を出力する位相変調手段と、を備え、前記位相変調光の振幅は一定であることを特徴とする。
本発明によると、シンボル間の遷移の際においても信号の振幅を一定に保ちつつ、位相変調光のスペクトル広がりを抑えることができる。
一実施形態による光送信装置の構成図。 一実施形態による変換部の構成図。 一実施形態によるデュオバイナリ部の構成図。 N=2の場合の信号点の配置例を示す図。 N=4の場合の信号点の配置例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態による光送信装置の構成図である。なお、光送信装置は、連続光の位相変調を行い、1つのシンボルでPビット(Pは1以上の整数)を送信するものとする。パルス振幅変調(PAM)信号生成部1には送信データ列が入力される。送信データ列は、2値データ列である。PAM信号生成部1は、送信データ列をPビット単位に区切り、送信するPビットのデータ値に対応する振幅のパルスを送信する。例えば、1シンボルで2ビットを送信する場合(P=2の場合)、連続する2つのビットのデータ値のパターンは、"00"、"01"、"10"、"11"のいずれかである。PAM信号生成部1は、例えば、パターンが"00"の場合には振幅0のパルスを出力し、パターンが"01"の場合には振幅X(Xは所定値)のパルスを出力し、パターンが"10"の場合には振幅2Xのパルスを出力し、パターンが"11"の場合には振幅3Xのパルスを出力する。つまり、P=2の場合、PAM信号生成部1は、2ビットのデータ値のパターンに基づき4つのレベル(0、X、2X、3X)の内の1つのレベルのパルスを出力する。一般的には、PAM信号生成部1は、Pビットのデータ値のパターンに基づき、N=2個のレベル(0〜(N−1)X)の内の1つのレベルのパルスを出力する。以下では、N=2のレベルのそれぞれを、その振幅が小さい方から順にレベル#0〜レベル#(N−1)と表記する。また、PAM信号生成部1が出力するパルス列をNレベルPAM信号と表記する。なお、Pビットのデータ値のパターンと、パルスのレベルとの関係については、予め決定してPAM信号生成部1に格納しておく。
変換部2は、NレベルPAM信号に基づき変調信号を生成して光位相変調器4に出力する。なお、変換部2での処理の詳細については後述する。光源3は、連続光を生成して光位相変調器4に出力する。光位相変調器4は、連続光の位相を変調信号に基づき変調して位相変調光を出力する。
光位相変調器4は、通過する連続光の振幅を一定に保ちながら、その位相のみを変調信号の振幅に応じて変化させる。したがって、光位相変調器4が出力する位相変調光をIQ平面(複素平面)で表示すると、信号は、所定半径の円周上を移動する。
図2は、変換部2の構成図である。デュオバイナリ部21は、NレベルPAM信号のデュオバイナリ符号化を行い(2N−1)レベルPAM信号を出力する。図3は、デュオバイナリ部21の具体的な構成を示している。レジスタ211は、NレベルPAM信号のパルスを1パルス期間だけ遅延させる。したがって、加算部212は、NレベルPAM信号の、あるパルスが入力されると、当該パルスと、当該パルスより時間的に1つ前のパルスを加算したパルスを出力する。よって、デュオバイナリ部21は、2N−1個のレベル(0〜2(N−1)X)内の1つのレベルのパルスを出力する。このパルス列が(2N−1)レベルPAM信号である。なお、2N−1レベルのそれぞれを、その振幅が小さい方から順にレベル#0〜レベル#2(N−1)と表記する。
調整部22は、(2N−1)レベルPAM信号の各パルスの振幅(レベル#0〜レベル#2(N−1))を、光位相変調器4の特性に応じて調整し、変調信号として光位相変調器4に出力する。具体的には、光位相変調器4は、変調信号の振幅が大きくなる程、連続光の位相変化量を大きくする。したがって、調整部22は、光位相変調器4による位相変化量が、(2N−1)レベルPAM信号の各パルスのレベルに応じたものとなる様にその振幅値を調整する。なお、調整部22は、(2N−1)レベルPAM信号の波形シェイピングを更に行うこともできる。
図4は、P=1の場合、したがって、N=2の場合の位相変調光の信号点を示している。通常の位相変調の場合、P=1であると、信号点は、2つである。しかしながら、本実施形態では、デュオバイナリ符号化を行うため、信号点は3つなる。例えば、各信号点は、隣接する信号点との位相差が2π/3となる様に配置することができる。例えば、信号点51はレベル#0に対応し、信号点52はレベル#1に対応し、信号点53はレベル#3に対応する。この場合、信号は、入力されるパルスのレベルに応じて、信号点51から信号点52を介して信号点53に至るまでの円周上を移動する。
また、図5は、P=2の場合、したがって、N=4の場合の位相変調光の信号点を示している。通常の位相変調の場合、P=2であると、信号点は、4つである。しかしながら、本実施形態では、デュオバイナリ符号化を行うため、信号点は7つなる。例えば、各信号点は、隣接する信号点との位相差が2π/7となる様に配置することができる。例えば、信号点61〜信号点67は、それぞれ、レベル#0〜レベル#6に対応する。この場合、信号は、入力されるパルスのレベルに応じて、信号点61から信号点62〜66を介して信号点67に至るまでの円周上を移動する。
なお、本実施形態による光送信装置が送信する位相変調光を受信する光受信装置は、まず、位相変調光の位相に基づき、パルスのレベルを判定することで、(2N−1)レベルPAM信号を出力する。そして、(2N−1)レベルPAM信号のパルス列に基づきNレベルPAM信号を出力し、NレベルPAM信号の各パルスに対応するデータ値を出力する。
以上、本実施形態では、NレベルPAM信号に対してディオバイナリ符号を適用して(2N−1)レベルPAM信号を生成し、(2N−1)レベルPAM信号に基づき位相変調を行う。ディオバイナリ符号化により、信号の帯域幅が減少するため、位相変調光のスペクトル広がりを抑えることができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:PAM信号生成部、2:変換部、3:光源、4:位相変調器

Claims (2)

  1. 送信データに基づき第1パルス振幅変調信号を生成する第1生成手段と、
    前記第1パルス振幅変調信号のデュオバイナリ符号化を行って第2パルス振幅変調信号を出力する出力手段と、
    連続光を生成する第2生成手段と、
    前記連続光を前記第2パルス振幅変調信号に基づき位相変調して位相変調光を出力する位相変調手段と、
    を備え、
    前記位相変調光の振幅は一定であることを特徴とする光送信装置。
  2. 前記位相変調手段は、位相変調器であることを特徴とする請求項1に記載の光送信装置。
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