JP5868271B2 - 光送信装置および光送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は光送信装置および光送信方法に関し、特に、光アクセスネットワークを介して光信号を送信するための光送信装置および光送信方法に関する。
インターネットの普及に伴い、光アクセスネットワークに求められる伝送レートは年々増加する傾向にある。現在の日本では、最大伝送容量1Gbpsの光通信が広くサービスされているが、その伝送レートを拡大化する研究がなされている。例えば、非特許文献1では、伝送レートを現在のサービスシステムの10倍の10Gbpsにした光アクセスネットワーク及びその送受信器に関する研究開発が示されており、さらには、10Gbpsを超える超高速光アクセスシステムの研究も進められている。
従来の10Gbps以下のアクセスシステムでは、光の強弱(ON/OFF)で信号の‘0’と‘1’の1ビットを判別するOOK(On Off Keying)変調方式が用いられてきた。一方で、10Gbpsを超える伝送レートの実現には、光の強弱に加え、位相状態も用いることで、一度に2〜4ビットのデータを送るQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)といった多値信号の適用が期待されている。
これら多値光信号では、多値度の上昇に従ってPAPR(Peak To Average Power Ratio:ピーク電力対平均電力比)が大きくなることで平均パワーが劣化することが知られている。また、一般的に用いられる光I/Q変調器の損失も過大であるため、多値光信号を用いた光送信器ではブースタアンプとしての光増幅器が必要となる。一方、アクセスネットワークの光送受信器には低消費電力化や装置設置コストの低下を実現するために、装置の小型高密度化が恒常の要求として存在しており、ブースタアンプとして使用する光増幅器は、半導体光増幅器(Semiconductor Optical Amplifier:SOA)が選択される。しかし、多値光信号のようにPAPRが大きい場合には、SOAの非線形応答であるパタン効果により入力信号パワー範囲が制限され、それにより送信パワー(SOA出力)が実効的に増加できないといった課題がある。
多値変調信号は、コンスタレーションマップのシンボル間遷移をピーク強度の包絡線上を描くように遷移させることで、同一強度線上でのシンボル遷移を可能としPAPRを低減することができる。従来の無線通信分野では、実数軸(Ich)と虚数軸(Qch)出力信号に対し、シンボル遷移時間の1/2だけオフセットをつけることで、IQベクトルの合成であるコンスタレーションマップ上で、ピーク強度の包絡線に近い遷移のみを実現する。これによりPAPRの低減が可能となるオフセットQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)が提案されている。また、例えば、非特許文献2では、シンボル遷移タイミング毎に現在のQPSKコンスタレーションマップからπ/4だけシフトさせたマップを利用する、π/4シフトQPSKも提案されている。
Masaki Noda, et al., "Technology Progress of High-Speed Burst-Mode 3R Receiver for PON Applications," OFC/NFOEC2012, OTh4G.6. Sandeep Chennakesh, et al., "Differential Detection of π/4-Shifted-DQPSK for Digital Cellular Radio," IEEE TRANSACTIONS ON VEHICULAR TECHNOLOGY, VOL. 42, NO. 1, FEBRUARY 1993.
これら従来の方式を光アクセス系で実現するにはいくつかの問題が生じる。オフセットQPSKを光通信へ適用する場合には、光通信の数10GHzもの高速信号に対し、正確にシンボル遷移時間(シンボル時間)の1/2のオフセットを生成する必要があり、受信側でのクロック・タイミング抽出が困難になるという問題が生じる。また、π/4シフトQPSKの実現のためには、シンボル時間に対応して8つの異なるコンスタレーションマップを持つ必要があり、デジタル信号処理回路規模の増大や処理の複雑化による消費電力の増加につながるという問題が生じる。また、SOAを適用した光通信では、全シンボル点で同じ信号電力を得ることのできる従来方式のQPSK信号よりも、より多値度の高いQAM信号の方がパタン効果の影響を強く受けてしまう問題がある。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、QPSK以上のQAM多値信号において、PAPRの低減を図ることが可能な光送信装置および光送信方法を得ることを目的としている。
本発明は、送信電気信号を生成するデジタル信号処理回路と、前記送信電気信号から送信光信号を生成する光送信器とを備え、前記デジタル信号処理回路は、ビットデータを生成するビットデータ生成回路と、前記ビットデータを、Ich信号とQch信号の多値信号へと変換するマッパ回路と、前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換し、前記送信電気信号として出力するデジタル/アナログ変換器とを有し、前記光送信器は、送信キャリアとなる光を出力する光源と、前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力された前記送信電気信号で変調する光I/Q変調器と、前記光I/Q変調器から出力される光信号を増幅する半導体光アンプとを有し、前記マッパ回路が、第1のマップと第2のマップの2種類のマップを持ち、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に当該2種類のマップを交互に切り替えて変調を行い、前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップで、前記第2のマップは、前記第1のマップの各シンボルをπ/4だけ位相シフトしたマップである、ことを特徴とする光送信装置である。
本発明は、送信電気信号を生成するデジタル信号処理回路と、前記送信電気信号から送信光信号を生成する光送信器とを備え、前記デジタル信号処理回路は、ビットデータを生成するビットデータ生成回路と、前記ビットデータを、Ich信号とQch信号の多値信号へと変換するマッパ回路と、前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換し、前記送信電気信号として出力するデジタル/アナログ変換器とを有し、前記光送信器は、送信キャリアとなる光を出力する光源と、前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力された前記送信電気信号で変調する光I/Q変調器と、前記光I/Q変調器から出力される光信号を増幅する半導体光アンプとを有し、前記マッパ回路が、第1のマップと第2のマップの2種類のマップを持ち、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に当該2種類のマップを交互に切り替えて変調を行い、前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップで、前記第2のマップは、前記第1のマップの各シンボルをπ/4だけ位相シフトしたマップである、ことを特徴とする光送信装置であるので、QPSK以上のQAM多値信号において、PAPRの低減を図ることができる。
本発明の実施の形態1及び2に係る光送信装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(a)を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(b)を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(a),(b)における各シンボルの座標を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る光送信装置の効果を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(a)を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(b)を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(b)におけるシンボル配置の決定方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(b)におけるシンボル配置の決定方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いるマップ(b)におけるシンボル配置の決定方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光送信装置に設けられたマッパ回路が用いる2つのマップにおける各シンボルの座標を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光送信装置の構成を示す構成図である。本実施の形態においては、光送信装置として、SOA適用光送信器を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
図1において、実施の形態1に係る光送信装置は、デジタル信号処理回路1と、これに接続された光送信器2とから構成されている。
デジタル信号処理回路1は、送信するデータ(デジタル信号)に所定の処理を施し、送信電気信号(アナログ信号)を生成するものである。図1に示すように、デジタル信号処理回路1は、大きく分けて3つの回路で構成されている。すなわち、デジタル信号処理回路1は、送信するデータから、‘0’,‘1’の2値から構成されるビットデータを生成するビットデータ生成回路11と、当該ビットデータをI/Q平面の任意の点(シンボル)に割り当てて多値信号(Ich信号とQch信号)に変換するマッパ回路12と、マッパ回路12で生成される多値信号(デジタル信号)をアナログ信号へと変換するDAC(Digital Analog Converter)13とから構成されている。
光送信器2は、デジタル信号処理回路1のDAC13から出力された送信電気信号(アナログ信号)を、送信キャリアである光へ乗せるための光信号を生成する。光送信器2は、送信電気信号を増幅する電気増幅回路21と、送信キャリアとなる光を出力する光源22と、光源22から出力されたキャリア光を、DAC13から出力された送信電気信号で変調する光I/Q変調器23と、光I/Q変調器23から出力された光信号を増幅するSOA(Semiconductor Optical Amplifier:半導体光アンプ)24とから構成されている。なお、図1では図示されていないが、光送信器2は、さらに、光I/Q変調器23を駆動する電気ドライバ増幅器も有している。
次に、本実施の形態1に係る光送信装置の動作について説明する。
まず、デジタル信号処理回路1により、送信電気信号が生成される。具体的には、デジタル信号処理回路1では、まず、ビットデータ生成回路11により、送信するデータから、ビットデータが生成される。図1では、例として‘0100’,‘1110’,‘0110’の4ビットずつの連続するビット列が生成された場合を考える。マッパ回路12は、4ビットから構成されるそれらの各ビット列毎にIQ平面への割り当てを行う。ここでは、例えば、16階調のマップを用いる。こうして、ビットデータ生成回路11から出力されたビットデータは、4ビット毎に、マッパ回路12により、16階調の任意のIQ平面に割り当てられ、Ich信号とQch信号に変換される。マッパ回路12から出力されたIch信号とQch信号のデジタル信号は、それぞれに対して設けられた2つのDAC13に入力され、当該DAC13よって、それぞれ、アナログ信号へと変換され、光送信器2へと渡される。
光送信器2では、Ich信号とQch信号のアナログ信号が、それぞれに対して設けられた2つの電気増幅回路21によって、それぞれ、光I/Q変調器23を駆動する所望の出力振幅まで増幅される。光I/Q変調器23には、例えば、IQ平面での変調が可能な2並列マッハツェンダー光変調器などを用いる。また、マッハツェンダー光変調器などにおいて、適切な駆動バイアスを得るためのバイアス回路なども、必要に応じて、光I/Q変調器23内に含む。一方、光源22が送信キャリアとなる光を出力する。光源22から出力された光は、光I/Q変調器23によって、電気増幅回路21から出力された電気信号で変調されて、光信号となる。光I/Q変調器23から出力された光信号は、SOA24によって所望の平均光出力パワーへと増幅されて光送信器2より出力され、光送信器2に接続された光アクセスネットワークを介して、送信先の光受信器(図示せず)まで伝送される。
次に、本実施の形態におけるマッパ回路12の動作についてより詳細に説明する。
本実施の形態1において、マッパ回路12は、入力されるビットデータに対し2つのマップをもつ。図1の例を用いて、2つのマップを、それぞれ、マップ(a)とマップ(b)とする。マップ(a)として用いる16階調のマップを図2に示し、マップ(b)として用いるマップを図3に示す。図2および図3において、横軸がIch、縦軸がQch、白丸(○)が16階調の各シンボルを示す。いま、マッパ回路12に入力されるビットデータは、4ビットずつに分割されたビット列であるため、当該ビット列は、図2および図3に示される16通り(=2通り)のうちのいずれかになる。従って、図2および図3の各マップには、16通りのシンボルが配置されている。図2に示されたマップ(a)は、一般的に用いられる16QAMのマップである。図2のマップ(a)においては、Ich信号とQch信号からなる16個のシンボルは、それぞれ、マトリックス状に等間隔に配置されている。図2のマップ(a)に対し、図3に示すマップ(b)は、マップ(a)の各シンボルの座標をπ/4だけ位相シフトした位置の座標のシンボルを有するマップとなっている。マッパ回路12は、入力される4ビットのビットデータ毎に、図2のマップ(a)と図3のマップ(b)とを交互に用いた変調を行う。図1において、ビットデータ生成回路11から出力されるビットデータ‘010011100110’を、(1)‘0100’、(2)‘1110’、(3)‘0110’と3つの4ビットずつのビット列に分割した場合、奇数番目、すなわち、(1)番目と(3)番目のビット列にはマップ(a)を用いたIQ変調がなされる。一方、偶数番目、すなわち、(2)番目のビット列にはマップ(b)を用いたIQ変調がなされる。
図4に、マップ(a)とマップ(b)の各シンボルの座標を示す。なお、図4の数値はそれぞれ小数第3位までを示し、それ以下は四捨五入した値である。図4を用いて、マッパ回路12におけるIQ変調について簡単に説明すると、例えば、上記ビット列の(1)‘0100’が入力された場合、この場合はマップ(a)を用いるので、Ich信号は「−0.949」となり、Qch信号は「0.949」となる。従って、ビット列の(1)‘0100’は、マッパ回路12により、Ich信号「−0.949」、Qch信号「0.949」の多値信号に変換される。また、上記ビット列の(2)‘1110’についてみると、この場合はマップ(b)を用いるので、Ich信号は「−0.447」となり、Qch信号は「−0.894」となる。同様に、上記ビット列の(3)‘0110’についてみると、この場合は、(1)と同様にマップ(a)を用いるので、Ich信号は「−0.949」となり、Qch信号は「0.316」となる。こうして、マッパ回路12のIQ変調により得られた、Ich信号およびQch信号が、各ビット列に対するマッパ回路12からの出力となる。
図5は、本実施の形態に係る光送信装置の効果を示す説明図である。図5において、白丸(○)はマップ(a)のシンボルの座標を示し、黒丸(●)はマップ(b)のシンボルの座標を示す。本実施の形態1で示した方式においては、図5の直線の矢印で示されるように、マップ(a)の任意の1つのシンボル(○)から、マップ(b)の任意の1つのシンボル(●)への直線遷移を考えた場合、いずれの白丸からいずれの黒丸への直線遷移を選んでも、そのいずれもが原点を通らない遷移となる。このように、マップ(b)は、シンボルの直線遷移が原点を通らない遷移のみで構成されている。本実施の形態1で示した方式を用いることにより、従来の単純な16QAM方式に比べて、図5の曲線の矢印で示すように、ピーク強度包絡線に近い遷移を可能とすることから、PAPRの低減が期待できる。また、PAPRの低減によって、SOAを適用した図1の光送信器2のSOA24に対する入力パワーの改善(=SOA光出力パワーの改善)が期待される。さらに、従来のπ/4シフトQPSKの延長では、位相シフトに伴い、8つのマップもしくは8つの位相状態を持つ必要があったが、本実施の形態1では2つのマップを持つのみでよいため、回路規模の削減が期待できる。
なお、本実施の形態1では、4ビット毎にマッピングを行う16QAMのマップ(図2)とそれをπ/4だけシフトしたマップ(図3)とを用いる場合を例として説明した。しかしながら、本実施の形態1では、3ビット毎にマッピングを行う8QAMやそれ以上の多値度をもつQAMに対しても同様に適用できることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態1に係る光送信装置は、ビットデータを生成するビットデータ生成回路11、生成したビットデータをIch信号とQch信号とからなる多値信号へと変換するマッパ回路12、および、Ich信号とQch信号からなるデジタル信号をアナログ信号に変換するDAC13をもつデジタル信号処理回路1と、キャリアとなる光を出力する光源22、キャリア光をDAC13からの電気信号で変調する光I/Q変調器23、および、光信号を増幅するSOA24を有する光送信器2とを備え、マッパ回路12が、2種類のマップ(マップ(a),マップ(b))を持ち、シンボル遷移タイミング毎に2種類のマップを交互に切り替えて変調を行うことを特徴とするので、単純な16QAM方式に比べて、ピーク強度包絡線に近い遷移を可能とすることから、PAPRの低減が期待できる。また、PAPRの低減によって、SOA24の非線形特性による波形の劣化が抑制できるので、SOA24を適用した図1の光送信器2のSOA24に対する入力パワーの改善(=SOA光出力パワーの改善)が期待される。さらに、従来のπ/4シフトQPSKの延長では、位相シフトに伴い、8つのマップもしくは8つの位相状態を持つ必要があったが、本実施の形態1では、2つのマップデータを持つのみでよいため、回路規模の削減が期待できる。
また、本実施の形態1においては、マッパ回路12が有する2種類のマップ(マップ(a),マップ(b))において、一方のマップのマップ(a)が多値QAM信号のマップ(16階調のマップ)で、もう一方のマップのマップ(b)が、当該多値QAM信号のマップをπ/4だけ位相シフトしたマップとしたので、容易に、マップ(b)を生成することができる。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、マップ(a)とマップ(b)の平均パワーの期待値が等しくなるように規格化した場合についての実施形態であったが、本実施の形態2では、マップ(a),(b)を、DAC13の出力振幅の最大値で規定した場合の実施の形態を示す。実施の形態2に係る光送信装置を示す構成は、実施の形態1と同じく図1となる。従って、送信する‘0’,‘1’からなるビットデータを生成するビットデータ生成回路11、送信されるビットデータをI/Q平面の任意の点(シンボル)に割り当てるマッパ回路12、および、マッパ回路12で生成されるデジタル信号をアナログ信号へと変換するDAC13で構成されるデジタル信号処理回路1と、電気信号を増幅する電気増幅回路21、キャリアとなる光を出力する光源22、キャリア光を電気信号で変調する光I/Q変調器23、および、光信号を増幅するSOA24から構成される光送信器2によって構成される。なお、図1では、図示されていないが、光送信器2は、さらに、光I/Q変調器23を駆動する電気ドライバ増幅器も有している。
次に、動作について説明する。動作についても、基本的に、実施の形態1と同様である。すなわち、本実施の形態2においても、デジタル信号処理回路1により、送信電気信号が生成される。具体的には、デジタル信号処理回路1において、まず、ビットデータ生成回路11により、送信されるビットデータが生成される。図1では、例として‘010011100110’のビットデータが生成された場合を考える。さらに、マッパ回路12は、ビットデータを分割した4ビットのビット列毎にIQ平面への割り当てを行う。この際に、マッパ回路12は、16階調のマップを用いる。マッパ回路12から出力されるIch信号とQchの信号のデジタル信号は、DAC13によってアナログ信号へと変換され、光送信器2へと渡される。光送信器2では、Ich信号とQchの信号のアナログ信号は、電気増幅回路21によって、光I/Q変調器23を駆動する所望の出力振幅まで増幅される。光I/Q変調器23としては、例えば、IQ平面での変調が可能な2並列マッハツェンダー光変調器などを用いる。また、マッハツェンダー光変調器などにおいて、適切な駆動バイアスを得るためのバイアス回路なども、必要に応じて、光I/Q変調器23内に含む。光源22から出力された光は、光I/Q変調器23によって、電気増幅回路21から出力された電気信号で変調され、光信号となる。光I/Q変調器23から出力された光信号は、SOA24によって所望の平均光出力パワーへと増幅されて光送信器2より出力される。
次に、本実施の形態2におけるマッパ回路12の動作についてより詳細に説明する。
本実施の形態2においては、DAC13のIch信号とQch信号の出力最大振幅を2Vpp(0V中心電圧)に設定したと仮定した例を挙げて、以下の説明を行う。実施の形態1と同様に、実施の形態2においても、マッパ回路12は、入力されるビットデータに対し2つのマップをもつ。図1の例を用いて、2つのマップをそれぞれマップ(a)とマップ(b)とする。但し、本実施の形態2で用いるマップは、実施の形態1で示したマップとは異なるものである。本実施の形態においてマップ(a)として用いる16階調のマップを図6に示し、マップ(b)として用いる16階調のマップを図7に示す。マッパ回路12は、入力される4ビットのビットデータ毎に、図6のマップ(a)と図7のマップ(b)を交互に用いた変調を行う。図1において、ビットデータ生成回路11から出力されるビットデータ‘010011100110’を、(1)‘0100’、(2)‘1110’、(3)‘0110’の3つの4ビットずつのビット列に分割した場合、奇数番目、すなわち、(1)番目と(3)番目のビット列にはマップ(a)を用いたIQ変調がなされ、偶数番目、すなわち、(2)番目にはマップ(b)を用いたIQ変調がなされる。
以下、マップ(a)とマップ(b)について説明を行う。
マップ(a)は、図6に示す通り、16QAMのマップである。但し、本実施の形態2では、Ich信号とQch信号の出力振幅を最大2Vpp(0V中心電圧)にするという仮定から、Ich信号とQch信号は、それぞれ、図6に示すように、最大1V、最小−1Vとなるように規格化したシンボルの配置となる。すなわち、Ich信号とQch信号からなる16個のシンボルは、それぞれ、−1Vから1Vまでの範囲で、マトリックス状に等間隔に配置されている。
マップ(b)の作成において、実施の形態1と同様にマップ(a)のπ/4位相シフトを単に実施した場合には、DAC13の最大出力振幅の2Vppを超えた振幅(約±1.34V出力)となってしまうため、本実施の形態2における最大出力振幅2Vppという仮定を満たさない。従って、本実施の形態2では、図7に示すように、最大出力振幅2Vppを超えずに、シンボル間の遷移についてピーク強度包絡線に近い遷移を可能とし、かつ、シンボル間の距離を確保できるマップ(b)を作成する。マップ(b)は、図8〜図10に示すような手順で、シンボル配置を決定して作成されるものである。以下、図8〜図10を用いて、シンボル配置の決定方法について説明する。
図8(a)は、マップ(a)の16個のシンボルのうちの、最大出力(=1または−1)を持つ4点を示しており、図8(b)は、マップ(b)におけるそれら4点に対応するシンボルの各配置を示す。図8(b)は、図8(a)の4つのシンボルをそれぞれπ/4だけ位相シフトし、そのままでは、Ich信号およびQch信号の出力振幅が+1Vまたは−1Vを超えているので、さらに、それらの出力振幅を+1Vまたは−1Vまで縮小している。
図9(a)には、マップ(a)の16個のシンボルのうちの、平均出力をとる8シンボルを示しており、図9(b)は、図9(a)のそれらの8シンボルに相当する、マップ(b)における8シンボルの各配置を示す。マップ(b)では、図9(a)の8シンボルが、それぞれπ/4だけ位相シフトされ、さらに、Ich/Qch軸上で最大振幅(1Vおよび−1V)を取る外周(図9の最大振幅の外周)上に配置されるように正規化されている。このとき、図8(b)に示した4シンボル(図9(b)では白丸のシンボル)も含めた合計12シンボルで、全ての隣接シンボル間距離が最大となるように配置される。図9(b)の例では、当該12シンボルの隣接シンボル間距離は、すべて、約0.59となっている。
図10(a)には、マップ(a)の16個のシンボルのうちの、最も低い出力を持つ4シンボルを示しており、図10(b)は、図10(a)の4シンボルをシフトした、マップ(b)におけるそれら4シンボルの配置を示す。図10(a)の4シンボルは、図10(b)ではπ/4シフトされた位相に配置されるが、SOAを適用した本実施の形態2では、パワーの高くなる外周に配置されるシンボルは波形劣化の影響が強くなり(逆にいえば、内周への影響が小さい)、さらに外周と内周では通常グレイ符号化されていないため、図10(b)の4シンボル間の距離は約0.55とし、さらに、図10(b)の4シンボルと図8(b)に示す最大出力の4シンボル間のシンボル間距離が最小約0.61となるように配置する。
図11に、本発明の実施の形態2に係るマップ(a),(b)における各シンボルの座標を示す。なお、図11の数値は小数第3位までを示し、それ以下は四捨五入した値である。図11を用いて、マッパ回路12におけるIQ変調について簡単に説明すると、例えば、上記ビット列の(1)‘0100’が入力された場合、この場合はマップ(a)を用いるので、Ich信号は「−1.000」となり、Qch信号は「1.000」となる。従って、ビット列の(1)‘0100’は、マッパ回路12により、Ich信号「−1.000」、Qch信号「1.000」の多値信号に変換される。また、上記ビット列の(2)‘1110’についてみると、この場合はマップ(b)を用いるので、Ich信号は「−0.586」となり、Qch信号は「−1.000」となる。同様に、上記ビット列の(3)‘0110’についてみると、この場合は、(1)と同様にマップ(a)を用いるので、Ich信号は「−1.000」となり、Qch信号は「0.333」となる。こうして、マッパ回路12のIQ変調により得られた、Ich信号およびQch信号が、各ビット列に対するマッパ回路12からの出力となる。
以上のように、本実施の形態2においては、マッパ回路12が有する2種類のマップにおいて、一方のマップであるマップ(a)が、16QAM信号のマップであって、かつ、マップのIch信号とQch信号のそれぞれがDAC13の出力の最大振幅を超えないように各シンボルが割り当てられているマップである場合、もう一方のマップであるマップ(b)が、マップ(a)の任意の1つのシンボルからマップ(b)の任意の1つのシンボルへの直線遷移を考えた場合、いずれの直線遷移も原点を通らない遷移のみで構成され、かつ、Ich信号とQch信号のそれぞれがDAC13の出力の最大振幅を超えないように、各シンボルが割り当てられている。なお、直線遷移については図5を参照されたい。
また、本実施の形態2におけるマップ(b)は、さらに以下の特徴を持つ。
(i)マップ(a)の16QAM信号をπ/4位相シフトしてマップ(b)を生成する。このときに、マップ(b)の各シンボルのIch信号とQch信号とが、それぞれ、DAC13の最大振幅を超えないように、各シンボルを配置する。
(ii)従って、マップ(b)は、最大出力位置の4シンボルとして、マップ(a)の16QAM信号のうちの、最大出力位置にあった4シンボルをπ/4位相シフトさせた後に、それらの4シンボルのIch信号とQch信号の出力振幅をDAC13の最大振幅まで縮小させた位置の座標を有する4シンボルを有する。
(iii)マップ(b)においては、平均出力位置の8シンボルとして、マップ(a)の16QAM信号のうちの、平均出力位置にあった8シンボルをπ/4位相シフトさせた後に、それらの8シンボルのIch信号とQch信号の出力振幅をDAC13の最大振幅となるように正規化し、当該8シンボルと上記(ii)の最大出力位置の4シンボルとを合わせた合計12シンボルの隣接シンボル間距離が等間隔(約0.59)となるように配置させた位置の座標を有する8シンボルを有する。
(iV)マップ(b)においては、最小出力位置の4シンボルとして、マップ(a)の16QAM信号のうちの、最小出力位置にあった4シンボルをπ/4位相シフトさせた後に、当該4シンボルの隣接シンボル間距離(約0.55)が、当該4シンボルと上記(ii)の最大出力位置の4シンボルとの隣接シンボル間距離(約0.61)よりも小さく、かつ、当該4シンボルの隣接シンボル間距離(約0.55)が、DAC13の最大振幅の1/4以上(約0.5以上)となる値に配置された位置の座標を有する4シンボルを有する。
(V)上記(iV)の4シンボルの隣接シンボル間距離(約0.55)が、上記(iii)の最大出力位置の4シンボルと平均出力位置の8シンボルとを合わせた合計12シンボルの隣接シンボル間距離(約0.59)よりも小さい値となるように配置する。
本方式を用いることにより、単純な16QAM方式に比べて、ピーク強度包絡線に近い遷移を可能とすることから、PAPRの低減が期待できる。PAPRの低減によって、SOAを適用した図1の光送信装置のSOAに対する入力パワーの改善(=SOA光出力パワーの改善)が期待される。また、実施の形態1や従来のπ/4シフトに比較して、DAC13の出力振幅を有効に利用できるため、バジェット拡大に期待ができる。
以上のように、本実施の形態においては、上記の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、本実施の形態においては、マップ(a),(b)の16シンボルのそれぞれがDAC13の出力の最大振幅を超えないように各シンボルが割り当てられているように配置したので、実施の形態1や従来のπ/4シフトに比較して、DAC13の出力振幅を有効に利用できるため、バジェット拡大に期待ができる。
1 デジタル信号処理回路、2 光送信器、11 ビットデータ生成回路、12 マッパ回路、13 DAC、21 電気増幅回路、22 光源、23 光I/Q変調器、24 SOA。

Claims (5)

  1. 送信電気信号を生成するデジタル信号処理回路と、
    前記送信電気信号から送信光信号を生成する光送信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理回路は、
    ビットデータを生成するビットデータ生成回路と、
    前記ビットデータを、Ich信号とQch信号の多値信号へと変換するマッパ回路と、
    前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換し、前記送信電気信号として出力するデジタル/アナログ変換器と
    を有し、
    前記光送信器は、
    送信キャリアとなる光を出力する光源と、
    前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力された前記送信電気信号で変調する光I/Q変調器と、
    前記光I/Q変調器から出力される光信号を増幅する半導体光アンプと
    を有し、
    前記マッパ回路が、第1のマップと第2のマップの2種類のマップを持ち、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に当該2種類のマップを交互に切り替えて変調を行い、
    前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップで、
    前記第2のマップは、前記第1のマップの各シンボルをπ/4だけ位相シフトしたマップである、
    ことを特徴とする光送信装置。
  2. 送信電気信号を生成するデジタル信号処理回路と、
    前記送信電気信号から送信光信号を生成する光送信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理回路は、
    ビットデータを生成するビットデータ生成回路と、
    前記ビットデータを、Ich信号とQch信号の多値信号へと変換するマッパ回路と、
    前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換し、前記送信電気信号として出力するデジタル/アナログ変換器と
    を有し、
    前記光送信器は、
    送信キャリアとなる光を出力する光源と、
    前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力された前記送信電気信号で変調する光I/Q変調器と、
    前記光I/Q変調器から出力される光信号を増幅する半導体光アンプと
    を有し、
    前記マッパ回路が、第1のマップと第2のマップの2種類のマップを持ち、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に当該2種類のマップを交互に切り替えて変調を行い、
    前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップであって、かつ、各シンボルのIch信号とQch信号のそれぞれが前記デジタル/アナログ変換器の出力の最大振幅以内となるように割り当てられているマップであり、
    前記第2のマップは、前記第1のマップのシンボルからの直線遷移が原点を通らない遷移のみで構成され、かつ、各シンボルのIch信号とQch信号のそれぞれが前記デジタル/アナログ変換機の出力の最大振幅以内となるように割り当てられているマップである
    ことを特徴とする光送信装置。
  3. 前記第2のマップが、
    前記第1のマップの複数のシンボルのうちの、最大出力位置にある4シンボルをπ/4位相シフトさせ、シフト後の4シンボルのIch信号とQch信号の出力振幅を前記デジタル/アナログ変換機の最大振幅まで縮小させた位置の4シンボルを有し、
    前記第1のマップの複数のシンボルのうちの、平均出力位置にある8シンボルをπ/4位相シフトさせ、シフト後の8シンボルのIch信号とQch信号の出力振幅を前記デジタル/アナログ変換機の最大振幅となるように正規化し、当該8シンボルと前記最大出力位置の4シンボルとを合わせた12シンボルの隣接シンボル間距離が等間隔となるように配置させた8シンボルを有し、かつ、
    前記第1のマップの複数のシンボルのうちの、最小出力位置にある4シンボルをπ/4位相シフトさせた後に、当該4シンボルの隣接シンボル間距離が、当該4シンボルと前記最大出力位置の4シンボルとの隣接シンボル間距離よりも小さく、かつ、当該4シンボルの隣接シンボル間距離が、前記デジタル/アナログ変換機の最大振幅の1/4以上となる値に配置された4シンボルを有する
    ことを特徴とする請求項に記載の光送信装置。
  4. ビットデータを生成するビットデータ生成ステップと、
    前記ビットデータを、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に第1のマップと第2のマップの2種類のマップを交互に切り替えて変調し、Ich信号とQch信号からなる多値信号へと変換するマッパ変調ステップと、
    前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換するデジタル/アナログ変換ステップと、
    送信キャリアとなる光を出力する光出力ステップと、
    前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力される信号で変調する光IQ変調ステップと、
    前記光IQ変調ステップで出力される光信号を増幅する増幅ステップと
    を備え、
    前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップで、
    前記第2のマップは、前記第1のマップの各シンボルをπ/4だけ位相シフトしたマップである、
    ことを特徴とする光送信方法。
  5. ビットデータを生成するビットデータ生成ステップと、
    前記ビットデータを、前記ビットデータを構成するビット列の送信タイミング毎に第1のマップと第2のマップの2種類のマップを交互に切り替えて変調し、Ich信号とQch信号からなる多値信号へと変換するマッパ変調ステップと、
    前記Ich信号およびQch信号をデジタル/アナログ変換するデジタル/アナログ変換ステップと、
    送信キャリアとなる光を出力する光出力ステップと、
    前記光を、前記デジタル/アナログ変換器から出力される信号で変調する光IQ変調ステップと、
    前記光IQ変調ステップで出力される光信号を増幅する増幅ステップと
    を備え、
    前記第1のマップは、複数のシンボルを有する多値QAM信号のマップであって、かつ、各シンボルのIch信号とQch信号のそれぞれが前記デジタル/アナログ変換器の出力の最大振幅以内となるように割り当てられているマップであり、
    前記第2のマップは、前記第1のマップのシンボルからの直線遷移が原点を通らない遷移のみで構成され、かつ、各シンボルのIch信号とQch信号のそれぞれが前記デジタル/アナログ変換機の出力の最大振幅以内となるように割り当てられているマップである、
    ことを特徴とする光送信方法。
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