JP2021163054A - 状態判定装置、状態判定方法、及び状態判定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】状態判定装置50は、加工装置10の状態を判定する制御部51を備える。制御部51は、加工装置10の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得し、複数のデータ項目のうち加工装置10が既知モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された単位空間において、原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出し、マハラノビス距離が単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に加工装置10の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力する。
【選択図】図1
Description
[1]加工装置の状態を判定する制御部を備え、
前記制御部は、
前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得し、
前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知の故障モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力する、状態判定装置。
[2]前記単位空間は、少なくとも、第1原因データ項目に基づいて生成された第1単位空間と、第2原因データ項目に基づいて生成された第2単位空間とを含み、
前記第1原因データ項目に含まれるデータ項目の少なくとも一部は、前記第2原因データ項目に含まれず、
前記第2原因データ項目に含まれるデータ項目の少なくとも一部は、前記第1原因データ項目に含まれず、
前記制御部は、
前記第1単位空間において算出した前記マハラノビス距離が第1閾値以上となった場合に前記加工装置が第1異常状態であると判定し、
前記第2単位空間において算出した前記マハラノビス距離が第2閾値以上となった場合に前記加工装置が第2異常状態であると判定する、上記[1]に記載の状態判定装置。
[3]前記制御部は、
前記加工装置の状態が前記既知モードに基づく異常状態であると判定しなかった場合に、前記複数のデータ項目に基づいて生成された単位空間において、前記複数のデータ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記マハラノビス距離が原因不明閾値以上となった場合に、前記マハラノビス距離に対して及ぼす影響の大きさを表すMD貢献度が所定値以上となるデータ項目を原因候補項目として決定し前記原因候補項目を出力する、上記[1]又は[2]に記載の状態判定装置。
[4]前記制御部は、
前記加工装置が過去の所定期間において稼働を開始してから停止するまでに前記加工装置が処理した複数のロットそれぞれについて得られた複数のデータ項目の特徴量を取得し、
前記複数のロットを、単位空間内ロットと単位空間外ロットとに区分し、
前記単位空間内ロットの特徴量に基づいて前記単位空間を生成し、
前記単位空間において前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記閾値を、前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離より大きい値に設定する、上記[1]から[3]までのいずれか一つに記載の状態判定装置。
[5]前記制御部は、前記単位空間において算出した前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離と、前記単位空間において算出した前記単位空間内ロットの特徴量のマハラノビス距離との差が所定値以上となるように、前記単位空間内ロットと前記単位空間外ロットとを区分する、上記[4]に記載の状態判定装置。
[6]加工装置の状態を判定する状態判定装置が、前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得するステップと、
前記状態判定装置が、前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知の故障モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出するステップと、
前記状態判定装置が、前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力するステップと
を含む状態判定方法。
[7]加工装置の状態を判定する状態判定装置のプロセッサに、
前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得するステップと、
前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知の故障モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出するステップと、
前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力するステップと
を実行させる状態判定プログラム。
本開示の一実施形態に係る状態判定システム1(図1参照)又は状態判定装置50(図1参照)は、製品を製造する工場等に設置される加工装置10(図1又は図2参照)の状態を判定する。加工装置10は、製品を製造する少なくとも一部の工程において、受け入れた部材を加工し、加工製品として払い出す。
図1に示されるように、一実施形態に係る状態判定システム1は、状態判定装置50と、センサ60とを備える。センサ60は、加工装置10の状態に関する種々のデータを測定し出力する。
本実施形態において、加工装置10は、ワイヤーソー装置であると仮定する。ワイヤーソー装置としての加工装置10は、図2に示されるように、ワイヤー12を複数のローラ14間に並列かつ往復走行可能に張り渡したワイヤー群16を備える。加工装置10は、ワークWを保持し、ワイヤー群16に対しワークWを押し込む方向に移動させるワーク保持機構18を備える。加工装置10は、ワイヤー群16の、ワークWが押し込まれる領域にスラリーを供給する一対のノズル20を備える。加工装置10は、ワークWをワイヤー群16によって切断する。ワークWは、シリコン等のブロック(ブロック状に切り出された単結晶インゴット)であるとする。加工装置10は、ワークWを切断して得られるシリコン等のスライスドウェーハを加工製品として払い出す。
以下、状態判定装置50が加工装置10の状態が異常状態か判定するための構成例が説明される。以下の説明において、加工装置10は、ワイヤーソー装置であるとする。
ワイヤーソー装置の異常状態は、ワイヤーソー装置がブロックの切断中に停止してしまう可能性がある程度高くなっている状態に対応する。ワイヤーソー装置は、ワイヤー12が断線して停止することがある。ワイヤーソー装置は、ワイヤー12が断線せずに停止することもある。
ワイヤーソー装置の状態は、1ロットの処理を実行するたびに判定されてよい。ワイヤーソー装置の状態は、ワイヤーソー装置の1つのデータ項目だけに着目して判定されることがある。この場合、1つのデータ項目のロットの特徴量の分布が正規分布に従うという仮定の下で、ワイヤーソー装置でロットを処理した際に得られるロットの特徴量が異常値であるか判定され得る。あるロットの特徴量が異常値であると判定された場合、ワイヤーソー装置は、次のロットの処理中に停止する可能性が高くなっていると判定され得る。つまり、ワイヤーソー装置の状態は、異常状態であると判定され得る。
文献:救仁郷 誠、「マハラノビスの距離入門」、品質工学会学会誌「品質工学」、Vol.9、No.1、p.13-19
ワイヤーソー装置は、上述のとおり、種々の要因で停止に至る。ワイヤーソー装置が停止に至る要因は、ワイヤーソー装置のユーザにとって既知の要因と、未知の要因とを含み得る。既知の要因は、既知の故障モードとして分類されるとする。既知の故障モードは、既知モードとも称される。
ワイヤーソー装置の停止を引き起こす故障モードは、既知の故障モードを含んでもよいし、未知の故障モードを含んでもよい。以下、ワイヤーソー装置の停止を引き起こす故障モードは、少なくとも2つの既知モードを含むと仮定する。制御部51は、各既知モードに対応する原因データ項目に基づいて単位空間を生成する。単位空間は、既知モード毎に生成されてよい。単位空間は、既知モード毎に生成される場合、各既知モードに対応づけられる。
上述のとおり、制御部51は、参照データのうちワイヤーソー装置の状態が正常であった期間に処理したロットの原因データ項目のロットの特徴量に基づいて単位空間を生成する。以下、参照データに含まれるデータの一例が説明される。
制御部51は、ワイヤーソー装置のロット処理時の各データ項目のロットの特徴量を判定対象データとして取得し、あらかじめ参照データに基づいて生成しておいた単位空間において、判定対象データとして取得したロットの特徴量のMDを算出する。
ここで、単位空間は、ロットの特徴量のMDに基づいて、ワイヤーソー装置が安定な状態であるか、故障する可能性が高くなっている状態であるかを状態判定装置50が判定できるように生成される必要がある。つまり、ワイヤーソー装置が停止する可能性が高くなっている状態におけるロットの特徴量のMDが所定の閾値以上になるように、かつ、ワイヤーソー装置が安定な状態におけるロットの特徴量のMDが所定の閾値未満になるように、単位空間が生成される必要がある。
上述した妥当性の検証の対象となった単位空間は、既知モードに対する寄与度が大きいことがわかっている原因データ項目のロットの特徴量に基づいて生成された。ここで、比較例として、既知モードで停止するまでに処理したロットの各データ項目のうち、既知モードにほとんど寄与しない又は寄与度が小さいことがわかっている非原因データ項目に基づいて生成された単位空間において算出されたMDの値の例が説明される。図5に、非原因データ項目に基づいて生成された単位空間において、各ロットのMDの値をワイヤーソー装置で処理した順に並べた棒グラフが示される。横軸及び縦軸の意味、並びに、期間P1、P2及びP3の意味に関する説明は、図4と同じであり省略される。
制御部51は、停止するタイミングが不明なワイヤーソー装置について、その装置がロットを処理する際に得られる測定値に基づいて算出される特徴量を判定対象データとして取得し、判定対象データに基づいてワイヤーソー装置が停止する可能性が高くなっているか判定する。
制御部51は、ワイヤーソー装置が既知モードで停止したことが判明している場合において稼働開始から停止に至るまでに処理したロットの特徴量を参照データとして取得してよい。既知モードで停止するまでに処理したロットの特徴量を含むデータは、既知モードデータとも称される。制御部51は、既知モードデータに基づいて単位空間を生成してよい。既知モードデータに基づく単位空間は、既知モード単位空間とも称される。
制御部51は、ワイヤーソー装置が原因不明で停止した場合において稼働開始から停止に至るまでに処理したロットの特徴量を参照データとして取得してよい。原因不明で停止するまでに処理したロットの特徴量を含むデータは、原因不明データとも称される。制御部51は、原因不明データに基づいて単位空間を生成してよい。原因不明データに基づく単位空間は、原因不明単位空間とも称される。制御部51は、ワイヤーソー装置から得られる全てのデータ項目を選択して原因不明単位空間を生成してもよいし、一部のデータ項目を選択して原因不明単位空間を生成してもよい。
以上述べてきたように、本実施形態に係る状態判定システム1及び状態判定装置50によれば、ワイヤーソー装置等の加工装置10が故障する前に、加工装置10が故障する可能性が高まった異常状態であるか判定できる。このようにすることで、加工装置10が加工処理中に故障しにくくなる。加工装置10が加工処理中に故障した場合、大きな損失が生じる。加工装置10が加工処理中に故障しにくくなることによって、損失が低減され得る。
状態判定装置50の制御部51は、例えば図6及び図7に例示されるフローチャートの手順を含む状態判定方法を実行してよい。制御部51は、例示される状態判定方法を実行することによって、ワイヤーソー装置の状態が異常状態であるか判定できる。状態判定方法は、制御部51に実行させる状態判定プログラムとして実現されてもよい。図6及び図7に示される手順は一例であり、適宜変更されてよい。
以下、他の実施形態として、上述してきた実施形態の少なくとも一部の構成に関する変形例、又は、追加若しくは削除され得る構成例が説明される。
上述したように、ワイヤーソー装置の停止の要因としてほとんど寄与しない又は寄与度が低い非原因データ項目のロットの特徴量に基づいて単位空間が生成される場合、その単位空間において算出されるロットのMDとワイヤーソー装置の停止の可能性との間の相関が低くなる。つまり、このような単位空間は、ワイヤーソー装置の停止の要因としての寄与度が高い原因データ項目のロットの特徴量に基づいて生成された単位空間に比べて冗長なものとなっている。冗長な単位空間で算出されるMDは、停止の要因と関係が深い原因データ項目のロットの特徴量の変化に対して鈍感となる。逆に言えば、状態判定装置50の制御部51は、停止の各要因と関係が深い原因データ項目のロットの特徴量に基づいて単位空間を生成することで、その単位空間で算出するロットのMDに基づいて、原因データ項目のロットの特徴量の変化を高感度で検出できる。制御部51は、原因データ項目のロットの特徴量の変化を高感度で検出することによって、ワイヤーソー装置の状態を高精度で判定できる。
制御部51は、例えば以下に説明される処理を実行することによって、原因候補項目を決定してよい。
制御部51は、ワイヤーソー装置が原因不明で停止した場合に、停止するまでに処理したロットのデータを参照データとして取得した場合、その参照データの全てのデータ項目を選択して単位空間を生成してよい。全てのデータ項目を選択する理由は、ワイヤーソー装置の停止の原因が不明であることによって原因データ項目を特定できないからである。制御部51は、原因データ項目を特定できない場合、各データ項目を広く監視するために、全てのデータ項目を選択して単位空間を生成する必要がある。
上述してきた実施形態において、状態判定装置50が加工装置10としてのワイヤーソー装置の状態を判定する構成が説明されてきた。状態判定装置50は、加工装置10として、ワイヤーソー装置に限られず、研磨装置等の他の装置の状態を判定してもよい。
10 加工装置(12:ワイヤー、14:ローラ、16:ワイヤー群、18:ワーク保持機構、20:ノズル、32:ガイドローラ、33:ダンサアーム、34:ダンサローラ、35:タッチローラ、36:駆動モータ、38A、38B:ワイヤーリール、40:スラリータンク、42:スラリーチラー、W:ワーク(ブロック)、X:ローラ軸方向)
50 状態判定装置(51:制御部、53:出力部、54:入力部)
60 センサ
71 停止ロット
72 異常検出ロット
73 単位空間内ロット
74 単位空間外ロット
Claims (7)
- 加工装置の状態を判定する制御部を備え、
前記制御部は、
前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得し、
前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が前記既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力する、状態判定装置。 - 前記単位空間は、少なくとも、第1原因データ項目に基づいて生成された第1単位空間と、第2原因データ項目に基づいて生成された第2単位空間とを含み、
前記第1原因データ項目に含まれるデータ項目の少なくとも一部は、前記第2原因データ項目に含まれず、
前記第2原因データ項目に含まれるデータ項目の少なくとも一部は、前記第1原因データ項目に含まれず、
前記制御部は、
前記第1単位空間において算出した前記マハラノビス距離が第1閾値以上となった場合に前記加工装置が第1異常状態であると判定し、
前記第2単位空間において算出した前記マハラノビス距離が第2閾値以上となった場合に前記加工装置が第2異常状態であると判定する、請求項1に記載の状態判定装置。 - 前記制御部は、
前記加工装置の状態が前記既知モードに基づく異常状態であると判定しなかった場合に、前記複数のデータ項目に基づいて生成された単位空間において、前記複数のデータ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記マハラノビス距離が原因不明閾値以上となった場合に、前記マハラノビス距離に対して及ぼす影響の大きさを表すMD貢献度が所定値以上となるデータ項目を原因候補項目として決定し前記原因候補項目を出力する、請求項1又は2に記載の状態判定装置。 - 前記制御部は、
前記加工装置が過去の所定期間において稼働を開始してから停止するまでに前記加工装置が処理した複数のロットそれぞれについて得られた複数のデータ項目の特徴量を取得し、
前記複数のロットを、単位空間内ロットと単位空間外ロットとに区分し、
前記単位空間内ロットの特徴量に基づいて前記単位空間を生成し、
前記単位空間において前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離を算出し、
前記閾値を、前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離より大きい値に設定する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の状態判定装置。 - 前記制御部は、前記単位空間において算出した前記単位空間外ロットの特徴量のマハラノビス距離と、前記単位空間において算出した前記単位空間内ロットの特徴量のマハラノビス距離との差が所定値以上となるように、前記単位空間内ロットと前記単位空間外ロットとを区分する、請求項4に記載の状態判定装置。
- 加工装置の状態を判定する状態判定装置が、前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得するステップと、
前記状態判定装置が、前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知の故障モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出するステップと、
前記状態判定装置が、前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力するステップと
を含む状態判定方法。 - 加工装置の状態を判定する状態判定装置のプロセッサに、
前記加工装置の状態を表す複数のデータ項目それぞれの特徴量を取得するステップと、
前記複数のデータ項目のうち前記加工装置が既知の故障モードで停止する原因となる原因データ項目に基づいて生成された、前記加工装置で正常に処理されたロット集団の特徴を表す単位空間において、前記原因データ項目の特徴量のマハラノビス距離を算出するステップと、
前記マハラノビス距離が前記単位空間に基づいて設定される閾値以上である場合に前記加工装置の状態が既知モードに基づく異常状態であると判定した結果を出力するステップと
を実行させる状態判定プログラム。
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